JP6594919B2 - 分布画像生成装置 - Google Patents

分布画像生成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6594919B2
JP6594919B2 JP2017033629A JP2017033629A JP6594919B2 JP 6594919 B2 JP6594919 B2 JP 6594919B2 JP 2017033629 A JP2017033629 A JP 2017033629A JP 2017033629 A JP2017033629 A JP 2017033629A JP 6594919 B2 JP6594919 B2 JP 6594919B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
distribution
congestion
degree
object model
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017033629A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018139057A (ja
Inventor
文彦 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Secom Co Ltd
Original Assignee
Secom Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Secom Co Ltd filed Critical Secom Co Ltd
Priority to JP2017033629A priority Critical patent/JP6594919B2/ja
Publication of JP2018139057A publication Critical patent/JP2018139057A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6594919B2 publication Critical patent/JP6594919B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

本発明は、人等の物体が複数撮影された撮影画像から物体の分布を表現した分布画像を生成する分布画像生成装置に関する。
イベント会場等の混雑が発生し得る空間においては事故防止等のために、混雑が発生している区域に警備員を多く配置するなどの対応が求められる。そこで、会場の各所に監視カメラを配置して撮影画像から人の分布を推定し、混雑状況を表示することによって監視効率向上が期待できる。
解析した混雑状況の画像表現として、画素ごと或いはブロックごとに混雑度の高さに応じて色分け表示するヒートマップが挙げられる。例えば、非特許文献1には、画素ごとに当該画素における群衆密度の推定値に応じた色を設定したヒートマップ(Figure.2(e))とその元になった撮影画像(Figure.2(a))が例示されている。この例では、群衆密度が特に高い領域は赤、人の居ない領域は青で表示され、その中間の群衆密度である領域は橙、黄、緑、水色で表示される。
V. Eiselein, H. Fradi, I. Keller, T. Sikora and J. L. Dugelay, "Enhancing human detection using crowd density measures and an adaptive correction filter," 2013 10th IEEE International Conference on Advanced Video and Signal Based Surveillance, Krakow, 2013, pp. 19-24.
しかしながら、ヒートマップは基本的に推定結果をそのまま表示しているため、それを視認する監視員等にとって必ずしも混雑状況を直感的に把握し易いものではなかった。そのため、ヒートマップによる表示は監視効率を低下させ得る。
例えば、ヒートマップで表示される等高線のような図形は、撮影画像に写る群衆に対して感じる奥行き感がなく、形状も人の像からかけ離れている。また一人の像に複数の色が混在することも多い。
そのため、撮影画像とヒートマップを見比べ、或いは撮影画像にヒートマップを重畳させても、人の像とヒートマップの色の対応関係を把握しづらい。このことが混雑状況の直感的な把握を妨げ、監視員による監視効率を低下させ得るのである。
本発明は上記問題を鑑みてなされたものであり、監視員等のユーザーが物体の分布状況を直感的に把握し易い分布画像を生成できる分布画像生成装置を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するため本発明は、所定の物体が複数撮影された撮影画像から物体の分布を表現した分布画像を生成する分布画像生成装置であって、撮影画像を取得する画像取得手段と、撮影画像における各物体の像の位置および位置における物体の混雑度を推定する分布推定手段と、分布推定手段が推定した各物体の像の推定位置と対応する位置に、物体の形状を近似した図形であって推定位置における混雑度が高いほど簡略化した物体モデルを描画して分布画像を生成する分布画像生成手段と、分布画像を表示手段に出力する画像出力手段とを備えたことを特徴とする分布画像生成装置を提供する。
かかる分布画像生成装置において、分布画像生成手段は、推定位置における混雑度が高いほど低い近似度合いにて形状を近似した物体モデルを推定位置と対応する位置に描画することが好適である。
かかる分布画像生成装置において、分布画像生成手段は、形状の輪郭に沿った縁取り線であって推定位置における混雑度が高いほど短い縁取り線を含んだ物体モデルを推定位置と対応する位置に描画することが好適である。
かかる分布画像生成装置において、画像取得手段は、物体が俯瞰撮影された撮影画像を取得し、分布画像生成手段は、推定位置における混雑度が高いほど上部から下部に向けての狭い範囲に縁取り線を含んだ物体モデルを推定位置と対応する位置に描画することが好適である。
かかる分布画像生成装置において、分布画像生成手段は、推定位置における混雑度が予め定められた第一の混雑度である場合は形状の輪郭に沿った縁取り線を含んだ物体モデルを推定位置と対応する位置に描画し、推定位置における混雑度が第一の混雑度よりも高く予め定められた第二の混雑度である場合は縁取り線を含まない物体モデルを推定位置と対応する位置に描画することが好適である。
かかる分布画像生成装置において、分布画像生成手段は、混雑度ごとに予め定められた色にて塗り潰された物体モデルを撮影画像に透過合成して分布画像を生成することが好適である。
本発明によれば、監視員等のユーザーが物体の分布状況を直感的に把握し易い分布画像を生成できるという効果を奏する。
画像監視装置1の概略の構成を示すブロック図である。 画像監視装置1の機能ブロック図である。 物体モデル記憶手段40の構成を示す図である。 立体モデル記憶手段400が記憶している物体モデルの一例を示す図である。 分布画像を模式的に示す図である。 画像監視装置1の動作を示すメインフロー図である。 図6に示したフロー図のステップ2の分布推定処理を説明するサブフロー図である。 モデル描画処理を説明するフロー図である。 混雑度に応じた描画に関する別の例を示す図である。
以下、本発明の分布画像生成装置を含む好適な実施形態の一例として、分布画像生成装置によって、イベント会場を撮影した撮影画像から人の分布を表した分布画像を生成し、当該分布画像を表示する画像監視装置1について説明する。
図1は画像監視装置1の概略の構成を示すブロック図である。画像監視装置1は、撮影部2、通信部3、記憶部4、画像処理部5、および表示部6からなる。
撮影部2は、監視カメラであり、通信部3を介して画像処理部5と接続され、監視空間を所定の時間間隔で撮影して画像(以下、撮影画像と称する)を生成し、撮影画像を順次画像処理部5に入力する撮影手段である。例えば、撮影部2は、イベント会場に設置されたポールに当該監視空間を俯瞰する所定の固定視野を有して設置される。また、例えば、撮影部2は監視空間をフレーム周期1秒で撮影してカラー画像を生成する。カラー画像の代わりにモノクロ画像を生成してもよい。
通信部3は、通信回路であり、その一端が画像処理部5に接続され、他端が撮影部2および表示部6と接続される。通信部3は、撮影部2から撮影画像を取得して画像処理部5に入力し、画像処理部5から入力された分布画像を表示部6に出力する。
例えば、撮影部2および表示部6がイベント会場に設置され、通信部3、記憶部4および画像処理部5が遠隔地の画像解析センターに設置される場合、通信部3と撮影部2、および通信部3と表示部6をそれぞれインターネット回線にて接続し、通信部3と画像処理部5はバスで接続する構成とすることができる。その他、例えば各部を同一建屋内に設置する場合は、通信部3と撮影部2を同軸ケーブルまたはLAN(Local Area Network)、通信部3と表示部6はディスプレイケーブル、通信部3と画像処理部5はバスで接続するなど、各部の設置場所に応じた形態で適宜接続される。
記憶部4は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等のメモリ装置であり、各種プログラムや各種データを記憶する。記憶部4は、画像処理部5と接続されて画像処理部5との間でこれらの情報を入出力する。
画像処理部5は、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、MCU(Micro Control Unit)等の演算装置で構成される。画像処理部5は、記憶部4からプログラムを読み出して実行することにより各種処理手段・制御手段として動作し、必要に応じて、各種データを記憶部4から読み出し、生成したデータを記憶部4に記憶させる。また、画像処理部5は、通信部3経由で撮影部2から取得した撮影画像から分布画像を生成し、分布画像を通信部3経由で表示部6に表示させる。
表示部6は、液晶ディスプレイ又はCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ等のディスプレイ装置であり、画像処理部5が生成した分布画像等を表示する表示手段である。監視員は表示された分布画像を視認して混雑の発生等を判断し、必要に応じて人員配置の変更等の対処を行う。
なお、本実施形態においては、撮影部2と表示部6の個数が1対1である画像監視装置1を例示するが、別の実施形態においては、撮影部2と表示部6の個数を1対多、多対1或いは多対多とすることもできる。
図2は画像監視装置1の機能ブロック図である。通信部3は画像取得手段30および画像出力手段31等として機能し、記憶部4は物体モデル記憶手段40等として機能する。画像処理部5は分布推定手段50および分布画像生成手段51等として機能する。表示部6は表示手段60として機能する。
以下、図2および図3を参照して各手段について説明する。
画像取得手段30は、撮影手段である撮影部2から撮影画像を順次取得して、取得した撮影画像を分布推定手段50および分布画像生成手段51に順次出力する。
分布推定手段50は、画像取得手段30が取得した撮影画像における各人の像の位置(以下、推定位置と称する)および当該推定位置における人の混雑度を推定し、推定位置と混雑度とを対応付けた情報を分布画像生成手段51に出力する。
例えば、混雑度は人の密度に応じた3段階で予め定義され、混雑度は0.0人/m以上2.0人/m以下と推定される低混雑度、2.0人/mより高く4.0人/m以下と推定される中混雑度、4.0人/mよりも高いと推定される高混雑度と定義される。また、分布推定手段50は、低混雑度、中混雑度および高混雑度のそれぞれを識別する符号「低」、「中」、「高」を推定位置と対応付けて出力する。
分布推定手段50が行う推定処理については後述する。
物体モデル記憶手段40は、予め、物体の形状を近似した図形である物体モデルを記憶している。この物体モデルは、混雑度ごとに異なる形状の図形で定義されており、混雑度が高いほど簡略化した形状となっている。
また、物体モデル記憶手段40が記憶している物体モデルは、形状の情報に加えて当該形状の輪郭に沿った縁取り線の情報を含んでいる。この縁取り線も、混雑度が高いほど簡略化されており、混雑度が高いほど短い縁取り線と定義されている。特に縁取り線は、俯瞰撮影された人に対応し、混雑度が高いほど、物体モデルにおける上部から下部に向けての狭い範囲の縁取り線と定義されている。
さらに、物体モデル記憶手段40が記憶している物体モデルは、形状および縁取り線の情報に加え、色の情報を含んでいる。この色は図形の内側領域を塗り潰す色であり、混雑度ごとに異なる。
具体的には、物体モデルの形状情報は立体図形として記憶され、適宜、画像平面に投影されることによって平面図形として描画される。形状情報が立体図形として記憶される場合、物体モデル記憶手段40は図3(A)に示すように、立体モデル記憶手段400とカメラパラメータ記憶手段401とで構成される。
立体モデル記憶手段400は、混雑度ごとに立体図形、縁取り線の描画範囲、色の組を予め記憶している。
カメラパラメータ記憶手段401は、撮影部2のカメラパラメータを予め記憶している。
図4に立体モデル記憶手段400が記憶している物体モデルの一例を示す。物体モデルは立位の人の形状を近似した図形である。
図4の各列は左から順に、混雑度、物体モデルの形状情報、物体モデルにおける縁取り線の描画範囲の設定情報、色設定情報、物体モデルを画像平面に描画した例を示している。図4の各行は上から順に、混雑度「低」に対応付けられた物体モデルの情報と描画例、混雑度「中」に対応付けられた物体モデルの情報と描画例、混雑度「高」に対応付けられた物体モデルの情報と描画例を示している。
混雑度「低」に対応する物体モデルは人の頭・肩・右腕・左腕・胴・右足・左足のそれぞれを模した7つの回転楕円体を合成した立体図形である。その形状情報100は7つの回転楕円体についての、重心の相対位置、長軸の相対角度、長軸長、短軸長からなる。
混雑度「中」に対応する物体モデルは人の頭・胴・足のそれぞれを模した3つの回転楕円体を合成した立体図形である。その形状情報110は3つの回転楕円体についての、重心の相対位置、長軸の相対角度、長軸長、短軸長からなる。
混雑度「高」に対応する物体モデルは人全体を模した1つの回転楕円体である。その形状情報120は当該回転楕円体についての、重心の相対位置、長軸の相対角度、長軸長、短軸長からなる。
このように物体モデルの形状は、混雑度が高いほど近似する部位の数を少なくすることによって、混雑度が高いほど簡略化されている。
混雑度「低」に対応する縁取り線の描画範囲101は物体モデルの100%の範囲に設定されている。
混雑度「中」に対応する縁取り線の描画範囲111は物体モデルの上部27%の範囲に設定されている。
混雑度「高」に対応する縁取り線の描画範囲121は物体モデルの上部21%の範囲に設定されている。
このように物体モデルの縁取り線の描画範囲は、混雑度が高いほど上部から下部に向けての狭い範囲とし下部を省略することによって、簡略化されている。換言すると、物体モデルの縁取り線は、混雑度が高いほど短くすることによって、簡略化されている。
混雑度「低」「中」「高」に対応する色は目視した監視員がそれぞれを識別可能とするために異ならせて設定されている。混雑度が高まるほど危険が高まることを鑑み、混雑度「低」「中」「高」に対応してそれぞれ緑、黄、赤が設定されている。
混雑度「低」に対応する物体モデルは、描画例102に示すように、7部位を近似した楕円を合成した平面図形であり、その面(すなわち輪郭の内側)を緑色で塗り潰した平面図形として描画される。さらに当該平面図形の100%の範囲の輪郭上に縁取り線103が描画される。
混雑度「中」に対応する物体モデルは、描画例112に示すように、3部位を近似した楕円を合成した平面図形であり、その輪郭の内側を黄色で塗り潰した平面図形として描画される。さらに当該平面図形の上部27%の範囲の輪郭上に縁取り線113が描画される。
混雑度「高」に対応する物体モデルは、描画例122に示すように、1つの楕円であり、その輪郭の内側を赤色で塗り潰した平面図形として描画される。さらに当該平面図形の上部21%の範囲の輪郭上に縁取り線123が描画される。
このように、描画される物体モデルの形状も、混雑度が高いほど近似する部位の数を少なくすることによって、簡略化されている。また、描画される物体モデルの縁取り線の範囲も、混雑度が高いほど上部から下部に向けての狭い範囲とし下部を省略することによって、簡略化されている。換言すると、描画される物体モデルの縁取り線も、混雑度が高いほど短くすることによって、簡略化されている。
分布画像生成手段51は、分布推定手段50から複数の人の像それぞれの推定位置および当該各推定位置における混雑度を入力され、撮影画像の座標系の当該各推定位置と対応する位置に、当該混雑度に対応する物体モデルを描画する。このようにして描画された画像は人の分布の様子を表した分布画像である。つまり、分布画像生成手段51は分布推定手段50が推定した各物体の像の推定位置と対応する位置に、物体の形状を近似した図形であって当該推定位置における混雑度が高いほど簡略化した物体モデルを描画して分布画像を生成する。そして、その物体モデルは、上述したように推定位置における混雑度が高いほど低い近似度合いにて形状を近似した物体モデルである。
そのために、分布画像生成手段51は、入力された混雑度に対応付けられている立体図形を立体モデル記憶手段400から読み出すとともに、カメラパラメータ記憶手段401から撮影部2のカメラパラメータを読み出し、監視空間を模した三次元空間内の、推定位置と対応する位置に立体図形を配置し、カメラパラメータを用いて立体図形を撮影画像の座標系に投影する。
また、分布画像生成手段51は、入力された混雑度に対応付けられている色を立体モデル記憶手段400から読み出し、当該色で投影像の輪郭の内側を塗り潰す。
また、分布画像生成手段51は、入力された混雑度に対応付けられている、縁取り線の描画範囲を立体モデル記憶手段400から読み出し、投影像における当該描画範囲の輪郭線上に縁取り線を描画する。つまり、分布画像生成手段51は、形状の輪郭に沿った縁取り線であって推定位置における混雑度が高いほど短い縁取り線を含んだ物体モデルを当該推定位置と対応する位置に描画する。
別の実施形態においては、物体モデルは図4の各描画例として例示したような二次元の像(モデル像)として記憶される。この場合、物体モデル記憶手段40は図3(B)に示すように、モデル像記憶手段402として構成される。
モデル像記憶手段402は、分布推定手段50により推定され得る推定位置のそれぞれについて、混雑度ごとに、予め当該混雑度に応じて簡略化された立体図形を当該推定位置に投影して当該混雑度に応じた色で塗り潰し、当該混雑度に応じて簡略化された縁取り線を描画したモデル像を記憶する。
図5に分布画像の模式図を示す。
図5の分布画像200においては、表現の都合上、緑色の塗り潰しを横線で、黄色の塗り潰しを斜線で、赤色の塗り潰しを網掛けで、白の縁取り線を太線で、それぞれ表している。
分布画像200においては、混雑度「低」の領域内の人の像それぞれの推定位置に、物体モデル201のように、7つの楕円の合成図形として表現され、緑色で塗り潰され、輪郭線の100%が縁取られた複数の物体モデルが描画されている。
また、分布画像200においては、混雑度「中」の領域内の人の像それぞれの推定位置に、物体モデル202のように、3つの楕円の合成図形として表現され、黄色で塗り潰され、上部27%の輪郭線が縁取られた複数の物体モデルが描画されている。
また、分布画像200においては、混雑度「高」の領域内の人の像それぞれの推定位置に、物体モデル203のように、1つの楕円として表現され、赤色で塗り潰され、上部21%の輪郭線が縁取られた複数の物体モデルが描画されている。
分布画像200においては、人の像の各推定位置に対応して人の形状を模し、混雑度に応じた色で塗り潰された物体モデルが描画されることによって、人の像と混雑度の対応関係が直感的に把握し易くなっている。
また、分布画像200においては、混雑度が低く物体モデルが低い密度で描画される領域ほど詳細な形状および縁取り線が描画され、混雑度が高く物体モデルが高い密度で描画される領域ほど簡略化された形状および縁取り線が描画されるため、描画領域において形状や線が視覚に与える情報の密度の偏りが緩和され、混雑状況を把握し易くなっている。
また、分布画像200においては、撮像部2からの距離が遠い分布画像200の上部から撮像部2からの距離が近い分布画像200の下部に向かって頭部の縁取り線が層状に描画されるため、群衆の像に対して奥行き感を感じさせることができ、混雑状況を把握し易くなっている。また、撮像部2からの距離が遠い推定位置の物体モデルに対して撮像部2からの距離が近い推定位置の物体モデルを上書き描画することも奥行き感の形成に寄与し、混雑状況を直感的に把握し易くしている。
このように、本発明により生成し、表示される分布画像は、監視員にとって混雑状況を直感的に把握し易く、監視員のストレスを軽減して、監視効率を低下させ得る。
以上のようにして生成した分布画像を、分布画像生成手段51は、画像出力手段31に出力する。
画像出力手段31は分布画像生成手段51から入力された分布画像等を表示手段60に順次出力し、表示手段60は画像出力手段31から入力された分布画像等を表示する。例えば、分布画像等は、インターネット経由で送受信され、表示手段60に表示される。監視員は、表示された分布画像を視認することによって監視空間に混雑が発生している地点を把握し、当該地点に警備員を派遣し或いは増員するなどの対処を行う。
図6〜図8を参照して画像監視装置1の動作を説明する。
画像監視装置1が動作を開始すると、イベント会場に設置されている撮影部2は所定時間おきに監視空間を撮影して撮影画像を順次画像処理部5が設置されている画像解析センター宛に送信する。画像処理部5は撮影画像を受信するたびに図6のフローチャートに従った動作を繰り返す。
まず、通信部3は画像取得手段30として動作し、撮影部2からの撮影画像の受信待ち状態となる。撮影画像を取得した画像取得手段30は当該撮影画像を画像処理部5に出力し(ステップS1)、撮影画像を入力された画像処理部5は分布推定手段50として動作し、分布推定処理を行う(ステップS2)。
図7のフローチャートを参照し、ステップS2の分布推定処理を説明する。
ステップS20,S21にて、分布推定手段50は、撮影画像を、予め様々な密度にて人が存在する空間を撮影した密度画像を用いて密度ごとの特徴量を学習した密度推定器で走査することによって、撮影画像の各所における人の密度を推定する。
以下、密度推定器の学習および密度推定器による推定に用いる特徴量を密度特徴量と称する。密度特徴量はGLCM(Gray Level Co-occurrence Matrix)特徴である。なお、密度特徴量はGLCM特徴に限らずHOG(Histograms of Oriented Gradients)特徴量、局所二値パターン(Local Binary Pattern:LBP)特徴量、ハールライク(Haar-like)特徴量、輝度パターンなどの種々の特徴量またはこれらのうちの複数を組み合わせた特徴量とすることができる。
密度推定器は、多クラスSVM(Support Vector Machine:サポートベクターマシーン)法を用いて学習することができる。密度推定器の学習においては、例えば、人が写っていない0.0人/mの無人画像、0.0人/m以上2.0人/m以下の密度で人が写っている低密度画像、2.0人/mより高く4.0人/m以下の密度で人が写っている中密度画像および4.0人/mよりも高い密度で人が写っている高密度画像をそれぞれ多数用意して学習画像とし、学習画像から抽出した密度特徴量に多クラスSVM法を適用して、無人画像、低密度画像、中密度画像、高密度画像の4クラスの密度特徴量を一定以上の確率で分類可能な分類関数のパラメータが導出される。このパラメータを分布推定手段50のプログラムに含めて記憶させておく。
まず、分布推定手段50は密度特徴量抽出処理を行う(ステップS20)。分布推定手段50は、撮影画像の各画素の位置に特徴抽出用の窓領域を設定し、各窓領域における撮影画像の密度特徴量を算出することによって、画素ごとに密度特徴量を抽出する。
次に、分布推定手段50は密度推定処理を行う(ステップS21)。分布推定手段50は、撮影画像の各画素の位置に密度推定用の窓領域を設定し、窓領域ごとに、当該窓領域内で抽出された密度特徴量を密度推定器に入力し、その出力として各窓領域の撮影画像が無人画像、低密度画像、中密度画像、高密度画像のいずれのクラスに帰属するかを示す符号を取得する。
続いて、分布推定手段50は混雑度画像生成処理を行う(ステップS22)。分布推定手段50は、無人画像および低密度画像に帰属すると推定された窓領域の画素値に符号「低」を、中密度画像に帰属すると推定された窓領域の画素値に符号「中」を、高密度画像に帰属すると推定された窓領域の画素値に符号「高」をそれぞれ設定した三値画像を混雑度画像として生成する。
続いて、分布推定手段50は変化領域抽出処理を行う(ステップS23)。分布推定手段50は、予め無人時の撮影画像などから生成して記憶部4に記憶させてある背景画像とステップS1で取得した撮影画像の画素値の差の絶対値が閾値以上である画素を検出し、検出した画素のまとまりを変化領域として抽出する。
続いて、分布推定手段50はエッジ画像生成処理を行う(ステップS24)。分布推定手段50は、変化領域内における各画素の位置にて撮影画像にエッジオペレータを適用し、画素ごとにエッジ強度を算出して所定の閾値で二値化することによりエッジ画像を生成する。
続いて、分布推定手段50はモデルマッチングによる人物位置推定処理を行う(ステップS25)。分布推定手段50は、変化領域内に、人の形状を模した形状モデルを、複数通りの個数で複数通りに配置して、配置ごとにエッジ画像との一致度を算出し、一致度が最大の配置を特定する。そして、分布推定手段50は、特定した配置における形状モデルの各位置を人物位置と推定する。なお、一致度は形状モデルの輪郭画素とエッジ強度が所定の閾値以上であるエッジ画素の位置の一致割合とすることができる。
その際、分布推定手段50は混雑度画像を参照し、混雑度ごとに、当該混雑度が推定された領域において、変化領域内に当該混雑度が示す範囲内の個数の形状モデルを配置することで、形状モデルどうしの過度な重複を防止して人物位置の推定精度を向上させる。また、分布推定手段50は混雑度画像を参照し、低混雑度が推定された領域には人の全身の形状を模した形状モデルを配置し、中混雑度が推定された領域には人の上半身の形状を模した形状モデルを配置し、高混雑度が推定された領域には人の頭部から肩までの範囲の形状を模した形状モデルを配置することで、オクルージョンによる一致度低下を防止して人物位置の推定精度を向上させる。
続いて、分布推定手段50は推定位置と混雑度の対応付け処理を行う(ステップS26)。分布推定手段50は、ステップS25にて人物位置と推定した各推定位置と、当該推定位置における混雑度画像の画素値(符号「低」「中」または「高」)を対応付けて、推定結果を生成する。
分布推定処理を終えた画像処理部5は、分布画像生成手段51としても動作し、分布推定手段50の推定結果を分布画像生成手段51に入力し、処理を図6のステップS3に進める。
再び図6を参照し、分布画像生成手段51は、物体モデルを描画する領域として撮影画像と同サイズのモデル画像を用意してこれを初期化するとともに(ステップS3)、推定結果中の推定位置の数が1つ以上であるか否かを確認する(ステップS4)。推定位置が一つもない場合(ステップS4にてNO)、分布画像生成手段51は、ステップS5の処理を省略して処理をステップS6に進める。
他方、推定結果に1つ以上の推定位置が含まれていれば(ステップS4にてYES)、分布画像生成手段51は推定位置に物体モデルを描画するモデル描画処理を行う(ステップS5)。
図8のフローチャートを参照してモデル描画処理を説明する。
分布画像生成手段51は、記憶部4の物体モデル記憶手段40から混雑度「高」に対応する物体モデル(1楕円モデル)、混雑度「中」に対応する物体モデル(3楕円モデル)および混雑度「低」に対応する物体モデル(7楕円モデル)の情報を読み出すとともに、記憶部4から撮影手段のカメラパラメータを読み出す。
分布画像生成手段51は、推定結果に含まれる推定位置を撮影手段から遠い順に並べ、遠い推定位置から各推定位置を順次注目位置に設定して(ステップS50)、ステップS50〜S59のループ処理を実行する。
推定位置のループ処理において、分布画像生成手段51は、まず注目位置に対応付けられている混雑度を確認する(ステップS51,S52)。
注目位置の混雑度が「高」である場合(ステップS51にてYES)、分布画像生成手段51は、記憶部4の物体モデル記憶手段40から混雑度「高」に対応する物体モデル(1楕円モデル)の情報、記憶部4から撮影手段のカメラパラメータをそれぞれ読み出し、カメラパラメータを用いてモデル画像中の注目位置と対応する位置に1楕円モデルを投影することによって、1楕円モデルを描画する(ステップS53)。その際、分布画像生成手段51は、投影像を構成する各画素の画素値に赤を設定することで投影像を赤く塗り潰す。さらに、分布画像生成手段51は、投影した範囲のうち上部21%の範囲の輪郭画素の画素値に白色を設定することで白色の21%縁取り線を描画する(ステップS54)。
注目位置の混雑度が「中」である場合(ステップS51にてNO、且つステップS52にてYES)、分布画像生成手段51は、記憶部4の物体モデル記憶手段40から混雑度「中」に対応する物体モデル(3楕円モデル)の情報、記憶部4から撮影手段のカメラパラメータをそれぞれ読み出し、カメラパラメータを用いてモデル画像中の注目位置と対応する位置に3楕円モデルを投影することによって、3楕円モデルを描画する(ステップS55)。その際、分布画像生成手段51は、投影像を構成する各画素の画素値に黄色を設定することで投影像を黄色に塗り潰す。さらに、分布画像生成手段51は、投影した範囲のうち上部27%の範囲の輪郭画素の画素値に白色を設定することで白色の27%縁取り線を描画する(ステップS56)。
注目位置の混雑度が「低」である場合(ステップS51にてNO、且つステップS52にてNO)、分布画像生成手段51は、記憶部4の物体モデル記憶手段40から混雑度「低」に対応する物体モデル(7楕円モデル)の情報、記憶部4から撮影手段のカメラパラメータをそれぞれ読み出し、カメラパラメータを用いてモデル画像中の注目位置と対応する位置に7楕円モデルを投影することによって、7楕円モデルを描画する(ステップS57)。その際、分布画像生成手段51は、投影像を構成する各画素の画素値に緑色を設定することで投影像を緑色に塗り潰す。さらに、分布画像生成手段51は、投影像の輪郭画素の画素値に白色を設定することで白色の100%縁取り線を描画する(ステップS58)。
なお、ステップS53〜S58における描画は画素値の置換によって行い、既に描画されている物体モデルと重複する領域に対しては上書きの描画となる。
注目位置についての描画後、分布画像生成手段51は、全ての推定位置を処理し終えたか否かを確認し(ステップS59)、未了の場合は(ステップS59にてNO)、処理をステップS50に戻して次の推定位置に関する描画を行う。
他方、全ての推定位置を処理し終えた場合(ステップS59にてYES)、分布画像生成手段51は、処理を図6のステップS6に進める。
再び図6を参照し、分布画像生成手段51は、モデル画像を撮影画像に透過合成して分布画像を生成し(ステップS6)、生成した分布画像を通信部3に出力する(ステップS7)。分布画像を入力された通信部3は画像出力手段31として動作し、当該分布画像をイベント会場に設置されている表示部6宛に送信する。表示部6は表示手段60として動作し、分布画像を受信して表示する。
以上の処理を終えると、画像処理部5は処理を再びステップS1に戻し、次の撮影画像の受信待ちとなる。
<変形例>
(1)上記各実施形態においては、混雑度を3段階とする例を示したが、これに限らず、混雑度を2段階、4段階などとしてもよい。
(2)また、上記各実施形態およびその変形例においては、混雑度と物体モデルの簡略化の度合いが1対1(3対3)に対応する例を示したが、別の対応関係とすることもできる。例えば、混雑度「低」に対応して3楕円モデルを描画し、混雑度「中」および「高」に対応して1楕円モデルを描画してもよい(3対2)。
(3)また、上記各実施形態およびその変形例においては、混雑度と物体モデルの形状情報、色および縁取り線の描画範囲が1対1対1対1(3対3対3対3)に対応する例を示したが、別の対応関係とすることもできる。例えば、図9に示すように、混雑度「低」「中」「高」に対応して3楕円モデルを描画する一方で、混雑度「低」に対応して緑色、「中」に対応して黄色、「高」に対応して赤色で塗り潰し、混雑度「低」に対応して100%縁取り線、混雑度「中」「高」に対応して0%縁取り線を描画してもよい(3対1対3対2)。
すなわち、図9を参照して説明した例においては、分布画像生成手段51は、縁取り線に関し、推定位置における混雑度が予め定められた第一の混雑度(混雑度「低」)である場合は形状の輪郭に沿った縁取り線を含んだ物体モデルを当該推定位置と対応する位置に描画し、推定位置における混雑度が第一の混雑度よりも高く予め定められた第二の混雑度(混雑度「中」「高」)である場合は縁取り線を含まない物体モデルを当該推定位置と対応する位置に描画する。
(4)また、上記各実施形態およびその変形例においては、物体モデルの形状情報を楕円体ないし楕円で表現したが、これに限らず別の図形で物体の形状を近似してもよい。例えば、楕円に代えて円柱で近似してもよい。また例えば、人の頭部を楕円体ないし楕円、人の胴部、腕部および脚部を直方体ないし長方形で近似してもよい。
(5)また、上記各実施形態およびその変形例においては、対象物体を人とする例を示したが、これに限らず、対象物体を車両、鳥や牛等の動物等とすることもできる。
(6)また、上記各実施形態およびその変形例においては、分布画像生成手段51が分布画像の生成元となった撮影画像、すなわち所定物体が撮影された撮影画像にモデル画像を透過合成することにより分布画像を生成する例を示したが、分布画像生成手段51は、所定物体が撮影されていない背景画像にモデル画像を透過合成することによりプライバシーに配慮した分布画像を生成することもできる。或いは、分布画像生成手段51は、合成を省略し、モデル画像を分布画像とすることによってもプライバシーに配慮した分布画像を生成することができる。
背景画像を用いる場合、分布画像生成手段51は、分布推定手段50から推定位置が一つも入力されなかったときの撮影画像を背景画像として記憶部4に記憶させ、記憶部4から背景画像を読み出して、読み出した背景画像にモデル画像を透過合成して分布画像を生成する。また、この場合、分布画像生成手段51は背景画像を適宜更新することで、表示時点の監視空間の照明環境等に即した臨場感のある分布画像とすることもできる。例えば、分布画像生成手段51は、記憶部4から背景画像を読み出して、読み出した背景画像とモデル画像において物体モデルを描画しなかった領域の撮影画像とを重み付け加算した重み付け平均画像を新たな背景画像として記憶部4の背景画像に上書きすることで更新する。
(7)また、上記各実施形態およびその変形例においては、分布画像生成手段51は、撮影画像にモデル画像を合成した合成画像、背景画像にモデル画像を合成した合成画像またはモデル画像を分布画像として生成する例を示したが、分布画像生成手段51は、これらのうちの複数種類の分布画像を生成してもよい。また、分布画像に加えて分布画像の作成元となった撮影画像を含めて画像出力手段31に出力してもよい。これら複数の画像を受信した表示手段60は受信した複数の画像のうちの2以上の画像を同時表示し、或いは切り替えて表示する。このようにすれば、これら複数の画像を見比べた監視員が、監視空間の状況をより的確に把握できる可能性が高まる。

40・・・物体モデル記憶手段
50・・・分布推定手段
51・・・分布画像生成手段
400・・・立体モデル記憶手段
401・・・カメラパラメータ記憶手段
402・・・モデル像記憶手段

Claims (5)

  1. 所定の物体が複数撮影された撮影画像から前記物体の分布を表現した分布画像を生成する分布画像生成装置であって、
    前記撮影画像を取得する画像取得手段と、
    前記撮影画像における前記各物体の像の位置および当該位置における前記物体の混雑度を推定する分布推定手段と、
    前記物体の形状を近似した図形である物体モデル、および前記物体モデルにおけるその形状の輪郭に沿った縁取り線の描画範囲であって前記混雑度が高いほど狭く設定された前記描画範囲を予め記憶している物体モデル記憶手段と、
    前記分布推定手段が推定した前記各物体の像の推定位置と対応する位置に前記物体モデルを描画し、その際、当該物体モデルの前記縁取り線を当該推定位置における前記混雑度に応じた前記描画範囲に描画して前記分布画像を生成する分布画像生成手段と、
    前記分布画像を表示手段に出力する画像出力手段と、
    を備えたことを特徴とする分布画像生成装置。
  2. 前記物体モデル記憶手段は、前記混雑度に応じた前記物体モデルであって前記混雑度が高いほど低い近似度合いにて前記物体の形状を近似した前記物体モデルを記憶し、
    前記分布画像生成手段は、前記推定位置における前記混雑度に応じた前記物体モデルを当該推定位置と対応する位置に描画する、請求項1に記載の分布画像生成装置。
  3. 前記画像取得手段は、前記物体が俯瞰撮影された前記撮影画像を取得し、
    前記分布画像生成手段は、前記推定位置における前記混雑度が高いほど上部から下部に向けての狭い範囲に前記縁取り線を含んだ前記物体モデルを当該推定位置と対応する位置に描画する、請求項1または請求項2に記載の分布画像生成装置。
  4. 所定の物体が複数撮影された撮影画像から前記物体の分布を表現した分布画像を生成する分布画像生成装置であって、
    前記撮影画像を取得する画像取得手段と、
    前記撮影画像における前記各物体の像の位置および当該位置における前記物体の混雑度を推定する分布推定手段と、
    前記物体の形状を近似した図形である物体モデルを予め記憶している物体モデル記憶手段と、
    前記分布推定手段が推定した前記各物体の像の推定位置と対応する位置に前記物体モデルを描画し、その際、前記推定位置における前記混雑度が予め定められた第一の混雑度である場合は前記物体モデルとともにその形状の輪郭に沿った縁取り線描画し、前記推定位置における前記混雑度が前記第一の混雑度よりも高く予め定められた第二の混雑度である場合は前記縁取り線を描画しないようにして、前記分布画像を生成する分布画像生成手段と、
    前記分布画像を表示手段に出力する画像出力手段と、
    を備えたことを特徴とする分布画像生成装置。
  5. 前記分布画像生成手段は、前記混雑度ごとに予め定められた色にて塗り潰された前記物体モデルを前記撮影画像に透過合成して前記分布画像を生成する、請求項1〜4のいずれかひとつに記載の分布画像生成装置。
JP2017033629A 2017-02-24 2017-02-24 分布画像生成装置 Active JP6594919B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017033629A JP6594919B2 (ja) 2017-02-24 2017-02-24 分布画像生成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017033629A JP6594919B2 (ja) 2017-02-24 2017-02-24 分布画像生成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018139057A JP2018139057A (ja) 2018-09-06
JP6594919B2 true JP6594919B2 (ja) 2019-10-23

Family

ID=63451243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017033629A Active JP6594919B2 (ja) 2017-02-24 2017-02-24 分布画像生成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6594919B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010009192A (ja) * 2008-06-25 2010-01-14 Olympus Corp 情報表示システム及びそれを用いた携帯情報端末
JP5645315B2 (ja) * 2012-06-29 2014-12-24 東芝エレベータ株式会社 Bimシステム、方法及びプログラム
JP2017032654A (ja) * 2015-07-29 2017-02-09 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 情報案内システム、情報案内方法及びコンピュータプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018139057A (ja) 2018-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6425780B1 (ja) 画像処理システム、画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
RU2708437C1 (ru) Устройство обработки изображений, система обработки изображений, способ обработки изображений и носитель данных
CN109218619A (zh) 图像获取方法、装置和系统
JP6685827B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
KR102120046B1 (ko) 오브젝트를 표시하는 방법
CN111754415B (zh) 人脸图像处理方法及装置、图像设备及存储介质
CN109118581A (zh) 图像处理方法和装置、电子设备、计算机可读存储介质
JPWO2020179065A1 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
CN108694741A (zh) 一种三维重建方法及装置
CN109190533B (zh) 图像处理方法和装置、电子设备、计算机可读存储介质
JP7092615B2 (ja) 影検出装置、影検出方法、影検出プログラム、学習装置、学習方法、及び学習プログラム
WO2020133330A1 (en) Systems and methods for video surveillance
CN110910449B (zh) 识别物体三维位置的方法和系统
JP6594919B2 (ja) 分布画像生成装置
JP6920949B2 (ja) 物体分布推定装置
CN110766631A (zh) 人脸图像的修饰方法、装置、电子设备和计算机可读介质
US20220157016A1 (en) System and method for automatically reconstructing 3d model of an object using machine learning model
KR101817756B1 (ko) 인터랙티브한 시점 제어가 가능한 3차원 모델 기반의 ptm 생성 시스템 및 이를 이용한 ptm 생성 방법
KR100879802B1 (ko) 가상 시점에서의 3차원 영상 생성 방법 및 장치
JP7099809B2 (ja) 画像監視システム
JP2018165966A (ja) 物体検出装置
JP6964993B2 (ja) 分布推定装置
JP2020095741A (ja) 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法及びプログラム
JP6851233B2 (ja) 物体位置推定装置
KR102640181B1 (ko) 3d 스캔부스 기반 3d 출력물 제작 서비스 제공 방법 및 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180523

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190611

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190807

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190827

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190925

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6594919

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250