JP6588099B2 - カスケード型トリガーフレーム指示 - Google Patents

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Description

[関連出願への相互参照]
この出願は、2015年2月3日に出願された米国仮出願第62/111,538号及び2015年9月28日に出願された米国非仮出願第14/867,863号の優先権を主張し、これらの開示は、全てが記載されているかのように、参照により援用される。
[技術分野]
この開示は、概して無線通信のためのシステム及び方法に関し、より具体的には媒体アクセスのスケジューリングに関する。
無線デバイスは、広く普及してきており、無線チャネルへのアクセスをますます要求している。次世代のWLANであるIEEE802.11ax又はHEW(High-Efficiency WLAN)が開発中である。HEWは、チャネル分配において直交周波数分割アクセス(OFDMA:Orthogonal Frequency-Division Multiple Access)を利用する。
この開示の1つ以上の例示的な実施例による例示的なカスケード型トリガーフレーム指示の例示的なネットワーク環境を示すネットワーク図を示す。 この開示の1つ以上の例示的な実施例によるカスケード型トリガーフレーム指示の例示的な概略図を示す。 この開示の1つ以上の実施例による例示的なカスケード型トリガーフレーム指示の例示的なフレーム制御フィールド内容を示す。 この開示の1つ以上の例示的な実施例によるカスケード型トリガーフレーム指示の例示的な概略図を示す。 この開示の1つ以上の実施例によるカスケード型トリガーフレーム指示の例示的な処理のフローチャートを示す。 この開示の1つ以上の実施例によるカスケード型トリガーフレーム指示の例示的な処理のフローチャートを示す。 この開示の1つ以上の例示的な実施例によるユーザデバイスとして使用するのに適し得る例示的な通信局の機能図を示す。 この開示の1つ以上の実施例に従って1つ以上の技術(例えば、方法)のいずれかが実行され得る例示的な機械のブロック図である。
ここに記載の例示的な実施例は、IEEE802.11axを含むが、これに限定されない様々なWi-Fiネットワークにおいてシグナリング情報をWi-Fiデバイスに提供するための特定のシステム、方法及びデバイスを提供する。
以下の説明及び図面は、当業者が具体的な実施例を実施することを可能にするのに十分に具体的な実施例を示す。他の実施例は、構造的、論理的、電気的、処理的及び他の変更を組み込んでもよい。いくつかの実施例の部分及び特徴は、他の実施例のものに含まれてもよく、或いは置換されてもよい。請求項に記載の実施例は、これらの請求項の全ての利用可能な均等物を含む。
HEWの設計目標は、Wi-Fiの効率、特にショッピングセンター、会議場等のようなWi-Fiデバイスの密集した配置における効率を改善するための方法を採用することである。HEWは、上りリンク及び下りリンク方向においてチャネルアクセスのためにOFDMA技術を使用してもよい。上りリンク方向は、ユーザデバイスからAPへの方向であり、下りリンク方向は、APから1つ以上のユーザデバイスへの方向であることが理解される。上りリンク方向では、1つ以上のユーザデバイスは、APと通信していてもよく、ランダムチャネルアクセス方式でチャネルアクセスを競合していてもよい。その場合、OFDMAにおけるチャネルアクセスは、同時に動作チャネルにアクセスすることを競合している可能性がある様々なユーザデバイスの間での調整を必要としてもよい。トリガーフレームは、上りリンクOFDMA動作を調整するために、リソース分配のような他のシグナリングと共に、プリアンブルで構成されてもよい。トリガーフレームは、プリアンブルと、APによりサービス提供される全てのユーザデバイスに、チャネルアクセスが利用可能であることを通知する、APから送信され得る他のフィールドとを含むフレームでもよい。トリガーフレームは、媒体アクセス制御(MAC:medium access control)レイヤ又は物理(PHY:physical)レイヤで送信されてもよい。
HEWでは、ユーザデバイスは、スケジューリングされた方式又はスケジューリングされていない(ランダムな)方式で他のユーザデバイス及び/又はAPと通信してもよい。スケジューリングされた方式では、APは、ユーザデバイスのデータを送信するためにネットワークリソースをユーザデバイスに分配して割り当ててもよい。別法では、ユーザデバイスは、ユーザデバイスのデータを送信するために動作チャネルにランダムにアクセスしてもよい。HEWのトリガーフレームを利用して、APは、1つ以上のユーザデバイスがスケジューリングされたリソースユニットを割り当てられたことを示すトリガーフレームを送信してもよく、或いはリソースユニットがランダムアクセス方式で利用可能であることを示すランダムアクセストリガーフレームを送信してもよく、この場合、ユーザデバイスが1つ以上のリソースニットをランダムに選択する。トリガーフレームは、動作チャネル上の1つ以上のリソースニットに関連付けられてもよい。ユーザデバイスがトリガーフレームを検出した場合、その上りリンクデータを送信するために、トリガーフレームに関連付けられた1つ以上のリソースユニットのうち1つを使用してもよい。APがそのAPによりサービス提供される1つ以上のユーザデバイスに、トリガーフレームが到来していることを通知するために、APは、最初のスケジューリングされたトリガーフレームを指定するビーコンフレームを送信してもよい。ビーコンフレームは、IEEE802.11に基づく無線ローカルエリアネットワーク(WLAN:wireless local area network)における管理フレームの1つであることが理解される。これは、ネットワークについての情報を含む。ビーコンフレームは、無線LANの存在を通知するために、周期的に送信されてもよい。ビーコンフレームは、インフラストラクチャ基本サービスセット(BSS:basic service set)においてAPにより送信される。
APは、1つ以上の方式で複数のトリガーフレームを送信してもよい。APは、トリガーフレームの非周期的なカスケード型シーケンス、トリガーフレームの周期的なカスケード型シーケンス、又はトリガーフレームのランダムなシーケンスでトリガーフレームをスケジューリングしてもよい。トリガーフレームの非周期的なカスケード型シーケンスは、APが順に次々とトリガーフレームを送信するものでもよい。トリガーフレームの周期的なカスケード型シーケンスは、APが特定の時間間隔でトリガーフレームを送信するものでもよい。トリガーフレームのランダムなシーケンスは、APが第1の時間周期と第2の時間周期との間にランダムにトリガーフレームを送信するものでもよい。
この開示のいくつかの実施例では、APは、APが前述の方式のいずれかで1つ以上のトリガーフレームを送信している可能性があるか否かを決定するために、トリガーフレーム内に指示(indication)を規定してもよい。APは、例えば、トリガーフレームのMACヘッダ又はPHYヘッダ内にカスケード指示を規定してもよい。例えば、ユーザデバイスが前に受信したランダムアクセストリガーフレームからリソースユニットを確保することができなかった場合、ユーザデバイスは、カスケード指示に含まれる情報に基づいて、次のランダムアクセストリガーフレームがいつであるかを決定することができてもよく、チャネルアクセスを再び競合してもよい。
図1は、この開示のいくつかの例示的な実施例による例示的なネットワーク環境を示すネットワーク図である。無線ネットワーク100は、1つ以上のコンピューティングデバイス120と、1つ以上のアクセスポイント102とを含むことができ、これらは、IEEE802.11axを含むIEEE802.11通信標準に従って通信してもよい。コンピューティングデバイス120は、静止しておらず固定の位置を有さない移動デバイスでもよい。1つ以上のAP120は、静止しており固定の位置を有してもよい。
いくつかの実施例では、ユーザデバイス120及びAP102は、図6の機能図及び/又は図7の例示的な機械/システムのものと同様の1つ以上のコンピュータシステムを含むことができる。
1つ以上の例示的なユーザデバイス120は、1人以上のユーザ110により動作可能でもよい。ユーザデバイス120は、デスクトップコンピューティングデバイス、ラップトップコンピューティングデバイス、サーバ、ルータ、スイッチ、スマートフォン、タブレット、ウェアラブル無線デバイス(例えば、ブレスレット、時計、眼鏡、指輪等)等を含むが、これらに限定されないいずれか適切なプロセッサ駆動のユーザデバイスを含んでもよい。
ユーザデバイス120のいずれか(例えば、ユーザデバイス124、126、128)及びAP102は、1つ以上の通信ネットワーク130及び/又は135を介して互いに無線又は有線で通信するように構成されてもよい。通信ネットワーク130及び/又は135のいずれかは、例えば、放送ネットワーク、ケーブルネットワーク、公衆ネットワーク(例えば、インターネット)、プライベートネットワーク、無線ネットワーク、セルラネットワーク、又は他の適切なプライベート及び/又はパブリックネットワークのような異なる種類の適切な通信ネットワークの組み合わせのいずれか1つを含んでもよいが、これらに限定されない。さらに、通信ネットワーク130及び/又は135のいずれかは、これに関連付けられたいすれか適切な通信範囲を有してもよく、例えば、グローバルネットワーク(例えば、インターネット)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN:metropolitan area network)、広域ネットワーク(WAN:wide area network)、ローカルエリアネットワーク(LAN:local area network)、又はパーソナルエリアネットワーク(PAN:personal area network)を含んでもよい。さらに、通信ネットワーク130及び/又は135のいずれかは、同軸ケーブル、ツイストペア線、光ファイバ、光同軸ハイブリッド(HFC:hybrid fiber coaxial)媒体、マイクロ波地上トランシーバ、無線周波数通信媒体、ホワイトスペース通信媒体、極超短波通信媒体、衛星通信媒体、又はこれらのいずれかの組み合わせを含むが、これらに限定されない、ネットワークトラヒックが搬送され得るいずれかの種類の媒体を含んでもよい。
ユーザデバイス120(例えば、ユーザデバイス124、126、128)のいずれか及びAP102は、1つ以上の通信アンテナを含んでもよい。通信アンテナは、ユーザデバイス120(例えば、ユーザデバイス124、126、128)及びAP102により使用される通信プロトコルに対応するいずれか適切な種類のアンテナでもよい。適切な通信アンテナのいくつかの非限定的な例は、Wi-Fiアンテナ、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11ファミリーの標準に準拠したアンテナ、指向性アンテナ、無指向性アンテナ、ダイポールアンテナ、折り返しダイポールアンテナ、パッチアンテナ、MIMO(multiple-input multiple-output)アンテナ等を含む。通信アンテナは、ユーザデバイス120への通信信号及び/又はユーザデバイス120からの通信信号のような信号を送信及び/又は受信するために無線コンポーネントに通信可能に結合されてもよい。
ユーザデバイス120(例えば、ユーザデバイス124、126、128)のいずれか及びAP102は、互いに通信するために、ユーザデバイス120のいずれか及びAP102により利用される通信プロトコルに対応する帯域幅及び/又はチャネルで無線周波数(RF:radio frequency)信号を送信及び/又は受信するためのいずれか適切な無線機及び/又はトランシーバを含んでもよい。無線コンポーネントは、予め確立された伝送プロトコルに従って通信信号を変調及び/又は復調するためのハードウェア及び/又はソフトウェアを含んでもよい。無線コンポーネントは、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11標準により標準化された1つ以上のWi-Fi及び/又はWi-Fiダイレクトプロトコルを介して通信するためのハードウェア及び/又はソフトウェア命令を更に有してもよい。特定の例示的な実施例では、無線コンポーネントは、通信アンテナと連携して、2.4GHzチャネル(例えば、802.11b、802.11g、802.11n)、5GHzチャネル(例えば、802.11n、802.11ac)又は60GHzチャネル(例えば、802.11ad)を介して通信するように構成されてもよい。いくつかの実施例では、Bluetooth(登録商標)、狭域通信(DSRC:dedicated short-range communication)、極超短波(UHF:Ultra-High Frequency)(例えば、IEEE802.11af、IEEE802.22)、ホワイトバンド周波数(例えば、ホワイトスペース)又は他のパケット型無線通信のように、非Wi-Fiプロトコルがデバイスの間の通信に使用されてもよい。無線コンポーネントは、通信プロトコルを介して通信するのに適したいずれか既知の受信機及びベースバンドを含んでもよい。無線コンポーネントは、低雑音増幅器(LNA:low noise amplifier)、付加信号増幅器、アナログデジタル(A/D:analog-to-digital)変換器、1つ以上のバッファ及びデジタルベースバンドを更に含んでもよい。
APは、ビーコンフレームを、サービス提供する全てのユーザデバイスに送信してもよい。例えば、AP102、1つ以上のユーザデバイス(例えば、ユーザデバイス124、126及び128)は、ビーコン104を送信してもよい。ビーコン104は、そのAPによりサービス提供される1つ以上のユーザデバイスに、トリガーフレームが到来していることを通知するために使用されてもよい。ビーコンフレームは、最初のスケジューリングされたトリガーフレームの開始時間(例えば、時間T1)の識別情報を含む様々な情報を含んでもよい。例えば、時間T1において、AP102は、HEWデバイスが動作チャネル上の1つ以上のリソースを使用してこれらの上りリンクデータを送信することを許可されていることを示すトリガーフレーム(例えば、TF106)を1つ以上のHEWデバイス(例えば、ユーザデバイス124、126、128)に送信してもよい。動作チャネルは、ユーザデバイスとアクセスポイントとの間に確立され得るチャネルでもよい。トリガーフレーム106は、スケジューリングされたリソースユニットを識別するトリガーフレーム又はランダムアクセスリソースユニットを識別するトリガーフレームでもよい。アクセスポイントに送信するデータを有するHEWデバイスは、まず、これらの上りリンクデータを送信する前に、トリガーフレーム(例えば、TF106)を検出するまで待機してもよい。ユーザデバイスは、動作チャネル上でこれらのデータを送信するためのリソースユニットを割り当てられているか否か、或いはチャネルアクセスを競合しなければならないか否かを決定してもよい。
一実施例では、トリガーフレーム(例えば、トリガーフレーム106)は、APがトリガーフレームの1つ以上のシーケンスを送信している可能性があるか否かに関する情報を含んでもよい。例えば、APは、1つ以上のリソースユニットを含む1つのトリガーフレームをスケジューリングしてもよく、リソースユニットは、1つ以上のユーザデバイスにより、これらの上りリンクデータをAPに送信するために利用されてもよい。APが1つ以上のユーザデバイスから上りリンクデータを受信した場合、APは、受信した上りリンクデータに応じて確認応答を送信してもよい。APは、確認応答が送出された後に他のトリガーフレームを送信してもよく、周期が繰り返す。ユーザデバイスが、いつAPが次のトリガーフレームを送信する予定であるかを認識することは有利になる。トリガーフレームにおいて示されるカスケード指示は、他のトリガーフレームがAPにより送信され得るか否か、且ついつこれらのトリガーフレームが想定されるかをユーザデバイスに通知してもよい。カスケード指示はまた、更なるトリガーフレームがAPにより送信され得ないことをユーザデバイスに通知してもよい。カスケード指示の少なくとも一部は、カスケード指示を含むトリガーフレームを受信するユーザデバイスにより決定され得るそのトリガーフレーム内に設定された1つ以上のビットの形式でもよい。
図2は、この開示の1つ以上の実施例によるカスケード型トリガーフレーム指示の例示的な概略図を示す。
従来のキャリア検知多重アクセス衝突回避(CSMA/CA:Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)プロトコルでは、ユーザデバイス120は、全体の20MHz又は40MHzのチャネルで動作するために、0〜31から選択されたコンテンション時間ウィンドウ(CW:contention time window)を使用して媒体を競合してもよい。しかし、OFDMAでは、全体のチャネルの代わりにサブチャネル(例えば、2.5MHz)を分配する柔軟性が存在してもよい。その場合、ユーザデバイスは、APとの通信チャネルにアクセスする更なる機会を有してもよい。APは、ビーコン(例えば、ビーコン204)を生成し、これを、そのAPによりサービス提供される1つ以上のユーザデバイスに送信してもよい。APは、割り当てられたサブチャネル(例えば、リソースユニット)及びアクセスの持続時間を示し得るスケジューリングメッセージ(例えば、トリガーフレーム206)を生成してもよい。APはまた、ランダムアクセスのためのトリガーフレーム(例えば、TF-R208)を生成してもよい。TF-Rは、リソースユニットがコンテンションに基づくアクセス(例えば、ランダムアクセス)に利用可能であることを1つ以上のユーザデバイス(例えば、ユーザデバイス222)に通知するために使用されてもよい。APは、ビーコン間隔内に複数のトリガーフレームを送信してもよく、1つ以上のTF-Rをスケジューリングしてもよい。ビーコンフレームは、いつ最初のTF-Rがスケジューリングされるかを示してもよい。例えば、ビーコンフレームは、最初のTF-R(例えば、TF-R208)の開始時間(例えば、T1)についての情報を含んでもよい。1つ以上のユーザデバイスがAPからビーコンを受信した場合、1つ以上のユーザデバイスは、いつ通信チャネルアクセスを競合するかを決定することができてもよい。いくつかの場合、電力節約ユーザデバイス(例えば、ユーザデバイス222)のように、ユーザデバイスは、時間T1が経過するまでスリープモードに置かれてもよい。ユーザデバイス222は、電力を節約するために、パケットの間に「休眠(doze)」又は「スリープ(sleep)」してもよく、一方で、APは下りリンクフレームをバッファリングしてもよい。ユーザデバイスが電力節約を最大化するために、立ち上がってデータパケットを受信する時間が選択されてもよい。例えば、ユーザデバイス222は、電力節約モードに入ってもよく、そこから、AP102は、ユーザ222宛の全てのデータパケットをユーザ毎のキューに記憶する。前述は、単なる例であり、他の電力節約モード及び技術が利用されてもよいことが理解される。
ユーザデバイス222は、T1の経過時に立ち上がってもよく、TF-R208を受信してもよい。次に、ユーザデバイス222は、その上りリンクデータ210を送信するために使用されるリソースユニットをTF-R208から選択してもよい。いずれかの上りリンクデータを送信する前に、予め決められたチャネルアクセス遅延(例えば、T2)だけ送信を遅延させてもよい。チャネルアクセス遅延T2は、様々な持続時間のうち1つ、例えば、2つのフレームの発行の間の時間の間隔に対応するインタースペースフレーム(IFS:inter space frame)でもよい。IFSは、様々な無線標準に従って様々な種類の間隔を有してもよいことが理解される。例えば、IEEE802.11標準に従って、IFSは、3つの種類、すなわち、1)フレームの最後のシンボルと次のフレームの最初のシンボルの始まりとの間の最小時間であるSIFS(short IFS)、2)局が通信を開始しようとするときに使用され得るDIFS(distributed coordination function IFS)、及び3)ポーリングを実行するときにアクセスポイント(AP:access point)により使用され得るPIFS(point coordination function IFS)を有してもよい。チャネルアクセス遅延T2は、システムにより自動的に設定されてもよく、或いはシステム上の管理者又はユーザにより設定されてもよい。チャネルアクセス遅延T2は、HEWを含むIEEE802.11標準及びその様々な規定のような通信標準に従ってもよい。
TF-R送信を検出するチャネルアクセス遅延T2(例えば、SIFS、DIFS、PIFS等)の後に、ユーザデバイス222は、その上りリンクデータ210を送信してもよい。AP202が上りリンクデータ210を受信した場合、AP202は、確認応答(例えば、ACK212)をユーザデバイス222に送信してもよい。チャネルアクセス遅延(例えば、T3)の後に、APは、他のTF-R(例えば、TF-R214)を送信してもよく、周期が繰り返す。APは、様々な可能な方法(例えば、TF-Rの非周期的なカスケード型シーケンス、周期的なカスケード型シーケンス又はランダムなシーケンス)で1つ以上のTF-Rをスケジューリングしてもよいため、ユーザデバイスは、いつ次のTF-Rが受信され得るかを決定するために、TF-Rに含まれる情報に依存してもよい。例えば、AP202は、TF-Rのシーケンスを決定し、カスケード指示を決定し、例えば、TF-R内の1つ以上のビットを設定してもよい。カスケード指示は、ユーザデバイスがAPから送信され得るTF-Rのシーケンスを決定することを可能にしてもよい。前述は1つのユーザデバイスが動作チャネルにアクセスすることを試みる単なる例であり、他のユーザデバイスもまた、動作チャネルにアクセスすることを試みてもよいことが理解される。
図3は、この開示の1つ以上の実施例に従ってTF又はTF-RのMACヘッダ内のフレーム制御(FC:frame control)302フィールドに配置された例示的なカスケード指示を示す。この例は、トリガーフレームのMACヘッダのFC302フィールド内のカスケード指示を示すが、カスケード指示は、トリガーフレームのPHYヘッダ又は他のヘッダに配置されてもよい。
一実施例では、MACヘッダFC302フィールドは、カスケード指示を配置するために使用され得る1つ以上のフィールドを含んでもよい。1つ以上のフィールドは、タイプ及びサブタイプサブフィールド、更なるデータフィールド、又はトリガーフレーム内に含まれる他のフィールドのようなフィールドでもよい。カスケード指示は、APがビーコン間隔内で分配し得る様々な種類のトリガーフレームを示してもよい。カスケード指示は、トリガーフレームがカスケード型又は非カスケード型であるTF-Rであるか否かを決定してもよい。例えば、FC302フィールドの更なるデータフィールドがカスケード指示を含むことを仮定すると、ユーザデバイスがそのフィールドをデコードした場合、ユーザデバイスは、カスケード型であるTF-Rであるか否かを決定してもよい。トリガーフレーム内の他のフィールドも、カスケード指示を配置するために使用されてもよいことが理解される。カスケード指示は、APにより送信されることが予想されるTF-Rのスケジュールの明示的な指示でもよい。いずれかの電力節約(PS:power save)ユーザデバイスが1つのTF-Rにおける競合を介してチャネルアクセスに成功しなかった場合、カスケード指示は、ユーザデバイスが次のTF-Rの時間に立ち上がり、再びチャネルアクセスを競合することを支援してもよい。電力節約は、電池式ユーザデバイスにとってより長い稼働時間を可能にし得ることが理解される。
図4は、この開示の1つ以上の例示的な実施例によるカスケード指示を使用したTF-Rのカスケード型シーケンスの例示的な図を示す。
一実施例では、AP402がビーコン404を4つのユーザデバイス442、444、446及び448を送信する場合、ビーコン404は、TF-R408の開始時間T1を含んでもよい。カスケード型TF-Rに加えて、AP402はまた、4つのユーザデバイスのための割り当てられたリソースユニットを含んでもよいトリガーフレームTF406を送信してもよい。TF-R408は、ユーザデバイス442、444、446及び448により、これらの上りリンクデータ410、412、418及び424を送信するために使用され得る1つ以上のリソースユニットを含んでもよい。カスケード指示は、TF-Rの少なくとも1つに配置されてもよい。例えば、カスケード指示は、TF-R408に配置されてもよく、カスケード指示は、TF-Rシーケンスのタイプ(例えば、TF-Rの非周期的なカスケード型シーケンス、周期的なカスケード型シーケンス又はランダムなシーケンス)を決定してもよい。さらに、カスケード指示はまた、APが現在のTF-Rの現在の間隔の終わりの後に他のTF-Rをスケジューリングしているか否かを示してもよい。間隔は、例えば、TF-Rの始まりから1つ以上のユーザデバイスからの確認応答の受信まででもよい。図4を参照すると、間隔は、TF-R408の送信時点からTF-R416の送信時点まででもよい。カスケード指示は、トリガーフレーム内の1つ以上のビットでもよい。例えば、カスケード指示のビットが1に設定された場合、これは、現在のTF-Rに続いて他のTF-Rが存在し得ることを示してもよい。他の例では、カスケード指示のビットが0に設定された場合、これは、現在のTF-Rがスケジューリングされた最後のものであり、APが現在のTF-Rによりトリガーされた現在の間隔の終わりの直後に他のTF-Rをスケジューリングしていないことを示してもよい。前述はカスケード指示内のビットの例であり、他のTF-Rが送信され得るか、或いは送信されたTF-Rが最後のTF-Rであるかを決定するために他の値が想定されてもよいことが理解される。
図4に示すように、4つのユーザデバイス442、444、446及び448は、AP402によりサービス提供されてもよい。この例では、ユーザデバイス442及び446は、TF-R408を受信した後にチャネルアクセスを競合してもよい。その場合、これらは、チャネルアクセス遅延T2の後に、現在のTF-R間隔においてこれらのULデータ410及び412を送信してもよい。さらに、その間隔において、ユーザデバイス444及び448はチャネルアクセスに成功していなくてもよいが、第2及び第3のTF-Rにおいてアクセスに成功していてもよい。その場合、ユーザデバイス444及び448は、TF-R408においてカスケード指示を受信しており、他のTF-RがAP402により特定の時間間隔で送信されることを決定していてもよい。ユーザデバイス444及び448がPSユーザデバイスである場合、チャネルアクセスを競合するために次のTF-Rが受信される時間に立ち上がる。そうでない場合、ユーザデバイスは、いつ次のTF-RがAP402により送出され得るかを決定するために、次のTF-Rの他のカスケード指示を決定してもよい。
図5Aは、この開示の1つ以上の実施例によるカスケード型トリガーフレーム指示システムのための例示的な処理500のフローチャートを示す。
ブロック502において、APは、通信チャネル上のビーコンを決定してもよい。APがそのAPによりサービス提供される1つ以上のユーザデバイスに、トリガーフレームが到来していることを通知するために、APは、1つ以上のトリガーフレームの最初にスケジューリングされたトリガーフレームを指定するビーコンフレームを送信してもよい。ビーコンフレームは、最初のランダムアクセストリガーフレームの開始時間の指示を含む様々な情報を含んでもよい。
ブロック504において、APは、ビーコンフレームに少なくとも部分的に基づいて1つ以上のトリガーフレームを決定してもよく、1つ以上のトリガーフレームは、第1のトリガーフレーム及び第2のトリガーフレームを少なくとも部分的に含む。これらのトリガーフレームは、ランダムアクセストリガーフレームでもよく、他の情報に加えて1つ以上のリソースユニットを含んでもよい。例えば、トリガーフレーム開始時間の経過時に、APは、デバイスが動作チャネル上の1つ以上のリソースを使用してこれらの上りリンクデータを送信することを許可されていることを示すランダムアクセストリガーフレームを1つ以上のユーザデバイスに送信してもよい。動作チャネルは、ユーザデバイスとアクセスポイントとの間に確立され得るチャネルでもよい。ビーコンフレームの周期内に送信される1つより多くのランダムアクセストリガーフレームが存在してもよい。APは、1つ以上の方式で複数のトリガーフレームを送信してもよい。APは、トリガーフレームの非周期的なカスケード型シーケンス、トリガーフレームの周期的なカスケード型シーケンス、又はトリガーフレームのランダムなシーケンスでトリガーフレームをスケジューリングしてもよい。トリガーフレームの非周期的なカスケード型シーケンスは、APが順に次々とトリガーフレームを送信するものでもよい。トリガーフレームの周期的なカスケード型シーケンスは、APが特定の時間間隔でトリガーフレームを送信するものでもよい。トリガーフレームのランダムなシーケンスは、APが第1の時間周期と第2の時間周期との間にランダムにトリガーフレームを送信するものでもよい。カスケード指示は、1ビットの指示を少なくとも部分的に含んでもよく、「1」の値は、第1のトリガーフレームの送信から特定の時間の後に第2のトリガーフレームがAPにより送信され得ることを示す。「0」の値は、ビーコンフレームの時間間隔内で第1のトリガーフレームが最後のトリガーフレームであることを示してもよい。
ブロック506において、APは、1つ以上のトリガーフレームに関連付けられたカスケード指示を決定してもよい。カスケード指示は、1つ以上のトリガーフレームのシーケンスを1つ以上のデバイスに示す。例えば、カスケード指示は、他のトリガーフレームがAPにより送信され得ることをユーザデバイスに示してもよく、いつ他のトリガーフレームが送信され得るかをユーザデバイスに示してもよい。さらに、カスケード指示は、受信したトリガーフレームがビーコンフレームの周期の間の最後のトリガーフレームであるか否かを示してもよい。
ブロック508において、APは、ビーコンフレームを1つ以上のデバイスに送信させてもよい。
ブロック510において、APは、ビーコンフレームに少なくとも部分的に基づいてトリガーフレームを1つ以上のデバイスに送信してもよい。ユーザデバイスが受信してトリガーフレームからリソースユニットを選択した場合、ユーザデバイスは、そのデータを送信してもよい。次に、APは、ユーザデバイスからの上りリンクデータフレームを識別してもよい。上りリンクデータフレームを受信したことに応じて、APは、少なくとも1つの上りリンクデータフレームに関連付けられた確認応答をユーザデバイスに送信してもよい。
図5Bは、この開示の1つ以上の実施例によるカスケード型トリガーフレーム指示システムのための例示的な処理550のフローチャートを示す。
ブロック552において、ユーザデバイスは、通信チャネル上で受信したデバイス(例えば、AP)からのビーコンフレームを識別してもよい。ビーコンフレームは、APにより送信され得る1つ以上のトリガーフレームの最初にスケジューリングされたトリガーフレームを示してもよい。ビーコンフレームは、最初のランダムアクセストリガーフレームの開始時間の指示を含む様々な情報を含んでもよい。
ブロック554において、ユーザデバイスは、ビーコンフレームに関連付けられた1つ以上のトリガーフレームの第1のトリガーフレームを識別してもよい。これらのトリガーフレームは、ランダムアクセストリガーフレームでもよく、他の情報に加えて1つ以上のリソースユニットを含んでもよい。例えば、トリガーフレーム開始時間の経過時に、APは、デバイスが動作チャネル上の1つ以上のリソースを使用してこれらの上りリンクデータを送信することを許可されていることを示すランダムアクセストリガーフレームを1つ以上のユーザデバイスに送信してもよい。
ブロック556において、ユーザデバイスは、APにより送信され得る1つ以上のトリガーフレームに関連付けられたカスケード指示を決定してもよい。ビーコンフレームの周期内に送信される1つより多くのランダムアクセストリガーフレームが存在してもよい。APは、トリガーフレームの非周期的なカスケード型シーケンス、トリガーフレームの周期的なカスケード型シーケンス、又はトリガーフレームのランダムなシーケンスでトリガーフレームをスケジューリングしてもよい。トリガーフレームの非周期的なカスケード型シーケンスは、APが順に次々とトリガーフレームを送信するものでもよい。トリガーフレームの周期的なカスケード型シーケンスは、APが特定の時間間隔でトリガーフレームを送信するものでもよい。トリガーフレームのランダムなシーケンスは、APが第1の時間周期と第2の時間周期との間にランダムにトリガーフレームを送信するものでもよい。カスケード指示は、1ビットの指示を少なくとも部分的に含んでもよく、「1」の値は、第1のトリガーフレームの送信から特定の時間の後に第2のトリガーフレームがAPにより送信され得ることを示す。「0」の値は、ビーコンフレームの時間間隔内で第1のトリガーフレームが最後のトリガーフレームであることを示してもよい。
ブロック558において、ユーザデバイスは、1つ以上のリソースユニットから第1のリソースユニットを選択してもよい。例えば、ユーザデバイスは、1つ以上のリソースユニットを含むトリガーフレームを受信した場合、ユーザデバイスは、その上りリンクデータをAPに送信するために、これらのリソースユニットのうち少なくとも1つを選択してもよい。
ブロック560において、ユーザデバイスは、第1のリソースユニットを使用して上りリンクデータを第1のデバイスに送信してもよい。リソースユニットのうち少なくとも1つを選択した後に、ユーザデバイスは、これらのリソースユニット上でその上りリンクデータをAPに送信してもよい。APが上りリンクデータを受信した場合、APは、実際に上りリンクデータを受信したという確認応答を送信してもよい。ユーザデバイスは、上りリンクデータに関連付けられた確認応答を識別してもよい。
図6は、いくつかの実施例による例示的な通信局600の機能図を示す。一実施例では、図6は、いくつかの実施例に従ってAP102(図1)又は通信局ユーザデバイス120(図1)としての使用に適してもよい通信局の機能ブロック図を示す。通信局600はまた、ハンドヘルドデバイス、モバイルデバイス、セルラ電話、スマートフォン、タブレット、ネットブック、無線端末、ラップトップコンピュータ、ウェアラブルコンピュータデバイス、フェムトセル、HDR(High Data Rate)加入者局、アクセスポイント、アクセス端末、又は他のパーソナル通信システム(PCS)デバイスとしての使用に適してもよい。
通信局600は、1つ以上のアンテナ601を使用して他の通信局に信号を送信し、他の通信局から信号を受信するための通信回路602及びトランシーバ610を含んでもよい。通信回路602は、無線媒体へのアクセスを制御するための物理レイヤ通信及び/又は媒体アクセス制御(MAC:medium access control)通信及び/又は信号を送受信するための他の通信レイヤを動作することができる回路を含んでもよい。通信局600はまた、ここに記載の動作を実行するように構成された処理回路606及びメモリ608を含んでもよい。いくつかの実施例では、通信回路602及び処理回路606は、図2、図3、図4、図5A及び図5Bに詳細に説明した動作を実行するように構成されてもよい。
いくつかの実施例によれば、通信回路602は、無線媒体を競合し、無線媒体上で通信するためにフレーム又はパケットを構成するように構成されてもよい。通信回路602は、信号を送信及び受信するように構成されてもよい。通信回路602は、変調/復調、アップコンバート/ダウンコンバート、フィルタリング、増幅等のための回路を含んでもよい。いくつかの実施例では、通信局600の処理回路606は、1つ以上のプロセッサを含んでもよい。他の実施例では、2つ以上のアンテナ601は、信号を送信及び受信するように構成された通信回路602に結合されてもよい。メモリ608は、メッセージフレームを構成して送信するための動作を実行するように処理回路606を構成し、ここに記載の様々な動作を実行するための情報を記憶してもよい。メモリ608は、機械(例えば、コンピュータ)により読み取り可能な形式で情報を記憶するための、過渡的でないメモリを含むいずれかの種類のメモリを含んでもよい。例えば、メモリ608は、コンピュータ読み取り可能記憶デバイス、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク記憶媒体、光記憶媒体、フラッシュメモリデバイス並びに他の記憶デバイス及び媒体を含んでもよい。
いくつかの実施例では、通信局600は、パーソナルデジタルアシスタント(PDA:personal digital assistant)、無線通信機能を備えたラップトップ又はポータブルコンピュータ、ウェブタブレット、無線電話、スマートフォン、無線ヘッドセット、ページャ、インスタントメッセージングデバイス、デジタルカメラ、アクセスポイント、テレビ、医療デバイス(例えば、心拍数モニタ、血圧モニタ等)、又は無線で情報を受信及び/又は送信し得る他のデバイスのような、ポータブル無線通信デバイスの一部でもよい。
いくつかの実施例では、通信局600は、1つ以上のアンテナ601を含んでもよい。アンテナ601は、例えば、ダイポールアンテナ、モノポールアンテナ、パッチアンテナ、ループアンテナ、マイクロストリップアンテナ、又はRF信号の送信に適した他の種類のアンテナを含む1つ以上の指向性又は無指向性アンテナを含んでもよい。いくつかの実施例では、2つ以上のアンテナの代わりに、複数の開口を備えた単一のアンテナが使用されてもよい。これらの実施例では、各開口は、別々のアンテナと考えられてもよい。いくつかのMIMO(multiple-input multiple-output)の実施例では、アンテナは、アンテナのそれぞれと送信局のアンテナとの間を生じ得る空間ダイバーシチ及び異なるチャネル特性のために効果的に分離されてもよい。
いくつかの実施例では、通信局600は、キーボード、ディスプレイ、不揮発性メモリポート、複数のアンテナ、グラフィックプロセッサ、アプリケーションプロセッサ、スピーカ、及び他のモバイルデバイスの要素のうち1つ以上を含んでもよい。ディスプレイは、タッチスクリーンを含むLCDスクリーンでもよい。
通信局600は、複数の別々の機能要素を有するものとして示されているが、2つ以上の機能要素は結合されてもよく、デジタルシグナルプロセッサ(DSP:digital signal processor)を含む処理要素のようなソフトウェアで構成された要素及び/又は他のハードウェア要素の組み合わせにより実現されてもよい。例えば、いくつかの要素は、1つ以上のマイクロプロセッサ、DSP、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:field programmable gate array)、特定用途向け集積回路(ASIC:application specific integrated circuit)、無線周波数集積回路(RFIC:radio frequency integrated circuit)、及びここに記載の機能を少なくとも実行する様々なハードウェア及び論理回路の組み合わせを含んでもよい。いくつかの実施例では、通信局600の機能要素は、1つ以上の処理要素で動作する1つ以上の処理を示してもよい。
特定の実施例は、ハードウェア、ファームウェア及びソフトウェアの1つ又は組み合わせで実現されてもよい。他の実施例はまた、コンピュータ読み取り可能記憶デバイスに記憶された命令として実現されてもよい。命令は、ここに記載の動作を実行するために少なくとも1つのプロセッサにより読み取られて実行されてもよい。コンピュータ読み取り可能記憶デバイスは、機械(例えば、コンピュータ)により読み取り可能な形式で情報を記憶するいずれかの過渡的でないメモリ機構を含んでもよい。例えば、コンピュータ読み取り可能記憶デバイスは、読み取り専用メモリ(ROM:read-only memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM:random access memory)、磁気ディスク記憶媒体、光記憶媒体、フラッシュメモリデバイス、並びに他の記憶デバイス及び媒体を含んでもよい。いくつかの実施例では、通信局600は、1つ以上のプロセッサを含んでもよく、コンピュータ読み取り可能記憶デバイスのメモリに記憶された命令で構成されてもよい。
図7は、ここで説明した技術(例えば、方法論)のいずれか1つ以上が実行され得る機械700又はシステムの例のブロック図を示す。他の実施例では、機械700は、スタンドアローンデバイスとして動作してもよく、或いは他の機械に接続(例えば、ネットワーク接続)されてもよい。ネットワーク接続された配置では、機械700は、サーバクライアントネットワーク環境におけるサーバ機、クライアント機、又は双方のキャパシティで動作してもよい。一例では、機械700は、ピアツーピア(P2P:peer-to-peer)(又は他の分散)ネットワーク環境におけるピア機として動作してもよい。機械700は、パーソナルコンピュータ(PC)、タブレットPC、セットトップボックス(STB)、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、移動電話、ウェアラブルコンピュータデバイス、ウェブ機器、ネットワークルータ、スイッチ若しくはブリッジ、又は基地局のようなその機械により取られるアクションを指定する命令(順次命令又は別の命令)を実行可能ないずれかの機械でもよい。更に、単一の機械のみが示されているが、「機械」という用語はまた、クラウドコンピューティング、SaaS(software as a service)、他のコンピュータクラスタ構成のように、ここで説明した方法論のいずれか1つ以上を実行するための一式(又は複数セット)の命令を個別に或いは一緒に実行する機械のいずれかの集合を含むものとして受け取られるものとする。
ここに記載の例は、ロジック又は複数のコンポーネント、モジュール、若しくは機構を含んでもよく、或いはこれらで動作してもよい。モジュールは、動作しているときに指定の動作を実行可能な有形のエンティティ(例えば、ハードウェア)である。モジュールは、ハードウェアを含む。一例では、ハードウェアは、特定の動作を実行するように特に構成されてもよい(例えば、配線される)。他の例では、ハードウェアは、構成可能な実行ユニット(例えば、トランジスタ、回路等)と、命令を含むコンピュータ読み取り可能媒体とを含んでもよい。命令は、動作しているときに指定の動作を実行するように実行ユニットを構成する。構成は、実行ユニット又はローディング機構の指示で生じてもよい。したがって、実行ユニットは、デバイスが動作しているときにコンピュータ読み取り可能媒体に通信可能に結合される。この例では、実行ユニットは、1つより多くのモジュールのメンバでもよい。例えば、動作中に、実行ユニットは、或る時点で第1のモジュールを実現するように第1のセットの命令により構成され、第2の時点で第2のモジュールを実現するように第2のセットの命令により再構成されてもよい。
機械(例えば、コンピュータシステム)700は、ハードウェアプロセッサ702(例えば、中央処理装置(CPU:central processing unit)、グラフィック処理ユニット(GPU:graphics processing unit)、ハードウェアプロセッサコア、又はこれらのいずれかの組み合わせ)と、メインメモリ704と、スタティックメモリ706とを含んでもよい。これらの一部又は全部は、インターリンク(例えば、バス)708を介して相互に通信してもよい。機械700は、電力管理デバイス732と、グラフィック表示デバイス710と、英数字入力デバイス712(例えば、キーボード)と、ユーザインタフェース(UI:user interface)ナビゲーションデバイス714(例えば、マウス)とを更に含んでもよい。一例では、グラフィック表示デバイス710、英数字入力デバイス712及びUIナビゲーションデバイス714は、タッチスクリーンディスプレイでもよい。機械700は、記憶デバイス(例えば、ドライブユニット)716と、信号生成デバイス718(例えば、スピーカ)と、カスケード型トリガーフレーム指示デバイス719と、アンテナ730に結合されたネットワークインタフェースデバイス/トランシーバ720と、グローバルポジショニングシステム(GPS:global positioning system)センサ、コンパス、加速度計又は他のセンサのような1つ以上のセンサ728とを更に含んでもよい。機械700は、1つ以上の周辺機器デバイス(例えば、プリンタ、カードリーダ等)と通信するため、或いは制御するために、シリアル(例えば、ユニバーサルシリアルバス(USB))、パラレル又は他の有線若しくは無線(例えば、赤外線(IR)、近距離通信(NFC)等)接続のような出力コントローラ734を含んでもよい。
記憶デバイス716は、ここに記載の技術又は機能のいずれか1つ以上により具現又は利用されるデータ構造及び命令724の1つ以上のセット(例えば、ソフトウェア)が記憶された機械読み取り可能媒体722を含んでもよい。命令724はまた、メインメモリ704、スタティックメモリ706、又は機械700による実行中のハードウェアプロセッサ702の中に完全に或いは少なくとも部分的に存在してもよい。一例では、ハードウェアプロセッサ702、メインメモリ704、スタティックメモリ706、又は記憶デバイス716の1つ又はいずれかの組み合わせが機械読み取り可能媒体を構成してもよい。
カスケード型トリガーフレーム指示デバイス719は、前述に記載及び図示の動作及び処理(例えば、処理500及び550)のいずれかを実行又は実施してもよい。例えば、カスケード型トリガーフレーム指示デバイス719は、APが前述の方式のいずれかで1つ以上のトリガーフレームを送信している可能性があるか否かを決定するために、トリガーフレーム内に指示を規定してもよい。APは、例えば、トリガーフレームのMACヘッダ又はPHYヘッダ内にカスケード指示を規定してもよい。例えば、ユーザデバイスが前に受信したランダムアクセストリガーフレームからリソースユニットを確保できなかった場合、ユーザデバイスは、カスケード指示に含まれる情報に基づいて、次のランダムアクセストリガーフレームに備えていつ立ち上がり、チャネルアクセスを再び競合するかを決定することができてもよい。
機械読み取り可能媒体722は、単一の媒体として示されているが、「機械読み取り可能媒体」という用語は、1つ以上の命令724を記憶するように構成された単一の媒体又は複数の媒体(例えば、集中型又は分散型データベース及び/又は関連付けられたキャッシュ及びサーバ)を含んでもよい。
様々な実施例は、ソフトウェア及び/又はファームウェアで完全に或いは部分的に実現されてもよい。このソフトウェア及び/又はファームウェアは、過渡的でないコンピュータ読み取り可能記憶媒体内或いは過渡的でないコンピュータ読み取り可能記憶媒体上に含まれる命令の形式になってもよい。次に、これらの命令は、ここに記載の動作の実行を可能にするために、1つ以上のプロセッサにより読み取られて実行されてもよい。命令は、ソースコード、コンパイル済コード、インタープリタ型コード、実行可能コード、静的コード、動的コード等のようないずれか適切な形式でもよいが、これらに限定されない。このようなコンピュータ読み取り可能媒体は、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク記憶媒体、光記憶媒体、フラッシュメモリ等のように、1つ以上のコンピュータにより読み取り可能な形式で情報を記憶するためのいずれか有形の過渡的でない媒体を含んでもよいが、これらに限定されない。
「機械読み取り可能媒体」という用語は、機械700による実行のための命令624を記憶、符号化又は搬送可能であり、機械700に対してこの開示の技術のいずれか1つ以上を実行させるいずれかの媒体、又は、このような命令により使用又は関連付けされるデータ構造を記憶、符号化又は搬送可能であるいずれかの媒体を含んでもよい。非限定的な機械読み取り可能媒体の例は、ソリッドステートメモリと、光及び磁気媒体を含んでもよい。一例では、大容量機械読み取り可能媒体は、静止している大容量を有する複数の粒子を備えた機械読み取り可能媒体を含む。大容量機械読み取り可能媒体の特定の例は、半導体記憶デバイス(例えば、電気的プログラム可能読み取り専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラム可能読み取り専用メモリ(EEPROM))及びフラッシュメモリデバイス、内部ハードディスク及び取り外し可能ディスクのような磁気ディスク、光磁気ディスク、並びにCD-ROM及びDVD-ROMディスクのような不揮発性メモリを含んでもよい。
命令724は、複数の転送プロトコル(例えば、フレームリレー、インターネットプロトコル(IP)、伝送制御プロトコル(TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)等)のいずれか1つを利用して、ネットワークインタフェースデバイス/トランシーバ720を介した伝送媒体を使用して通信ネットワーク726で更に送信又は受信されてもよい。通信ネットワークの例は、とりわけ、ローカルエリアネットワーク(LAN)、広域ネットワーク(WAN)、パケットデータネットワーク(例えば、インターネット)、移動電話ネットワーク(例えば、セルラネットワーク)、POTS(Plain Old Telephone)ネットワーク、無線データネットワーク(例えば、WiFiとして知られるIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11ファミリーの標準、WiMaxとして知られるIEEE802.16ファミリーの標準)、IEEE802.15.4ファミリーの標準、ピアツーピア(P2P)ネットワークを含んでもよい。一例では、ネットワークインタフェースデバイス/トランシーバ720は、通信ネットワーク726に接続するための1つ以上の物理ジャック(例えば、Ethernet、同軸又は電話ジャック)又は1つ以上のアンテナを含んでもよい。一例では、ネットワークインタフェースデバイス/トランシーバ720は、SIMO(single-input multiple-output)、MIMO(multiple-input multiple-output)又はMISO(multiple-input single-output)技術の少なくとも1つを使用して無線で通信するための複数のアンテナを含んでもよい。「伝送媒体」という用語は、機械700による実行のための命令を記憶、符号化又は搬送可能であり、このようなソフトウェアの通信を実現するためのデジタル若しくはアナログ通信信号又は他の無形の媒体を含むいずれか無形の媒体を含むものとして考えられるものとする。前述に記載及び図示の動作及び処理(例えば、処理400及び500)は、様々な実現において要求されるようにいずれか適切な順序で実行又は実施されてもよい。さらに、特定の実現では、動作の少なくとも一部は、並列に実行されてもよい。さらに、特定の実現では、記載の動作より少ないもの又は多くのものが実行されてもよい。
「例示的」という用語は、「例、具体例又は例示としての役目をすること」を意味するためにここで使用される。「例示的」としてここに記載のいずれかの実施例は、必ずしも他の実施例よりも好ましいこと又は有利なこととして解釈されるべきではない。ここで使用される「コンピューティングデバイス」、「ユーザデバイス」、「通信局」、「局」、「ハンドヘルドデバイス」、「モバイルデバイス」、「ワイヤレスデバイス」及び「ユーザ装置(UE:user equipment)」という用語は、セルラ電話、スマートフォン、タブレット、ネットブック、無線端末、ラップトップコンピュータ、フェムトセル、HDR(High Data Rate)加入者局、アクセスポイント、プリンタ、店舗販売デバイス、アクセス端末又は他のパーソナル通信システム(PCS)デバイスのような無線通信デバイスを示す。デバイスは、移動型又は静止型でもよい。
この文献内で使用される「通信」という用語は、送信すること若しくは受信すること又は送信及び受信の双方を行うことを含むことを意図する。これは、請求項において、1つのデバイスにより送信されており他のデバイスにより受信されているデータの構成を記述するが、これらのデバイスのうち1つの機能のみが請求項を侵害するために必要とされるときに特に有用になることがある。同様に、2つのデバイスの間のデータの双方向の交換(双方のデバイスが交換中に送信及び受信すること)も、これらのデバイスのうち1つの機能のみが特許請求の範囲に記載されている場合、「通信」として記述されてもよい。無線通信信号に関してここで使用される「通信」という用語は、無線通信信号の送信及び/又は無線通信信号の受信を含む。例えば、無線通信信号を通信可能な無線通信ユニットは、無線通信信号を少なくとも1つの他の無線通信ユニットに送信するための無線送信機、及び/又は少なくとも1つの他の無線通信ユニットから無線通信信号を受信するための無線通信受信機を含んでもよい。
ここで使用される「アクセスポイント(AP)」という用語は、固定局でもよい。アクセスポイントはまた、アクセスノード、基地局又は当該技術分野で既知のいくつかの他の同様の用語として呼ばれてもよい。アクセス端末はまた、移動局、ユーザ装置(UE)、無線通信デバイス又は当該技術分野で既知のいくつかの他の同様の用語として呼ばれてもよい。ここに開示の実施例は、概して無線ネットワークに関する。いくつかの実施例は、IEEE802.11標準の1つに従って動作する無線ネットワークに関してもよい。
いくつかの実施例は、様々なデバイス及びシステム、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)、デスクトップコンピュータ、モバイルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、タブレットコンピュータ、サーバコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、ハンドヘルドデバイス、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)デバイス、ハンドヘルドPDAデバイス、オンボードデバイス、オフボードデバイス、ハイブリッドデバイス、車載デバイス、非車載デバイス、モバイル又はポータブルデバイス、消費者デバイス、非モバイル又は非ポータブルデバイス、無線通信局、無線通信デバイス、無線アクセスポイント(AP)、有線又は無線ルータ、有線又は無線モデム、ビデオデバイス、オーディオデバイス、オーディオビデオ(A/V)デバイス、有線又は無線ネットワーク、無線エリアネットワーク、無線ビデオエリアネットワーク(WVAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線LAN(WLAN)、パーソナルエリアネットワーク(PAN)、無線PAN(WPAN)等と共に使用されてもよい。
いくつかの実施例は、一方向及び/又は双方向無線通信システム、セルラ無線電話通信システム、移動電話、セルラ電話、無線電話、パーソナル通信システム(PCS)デバイス、無線通信デバイスを組み込んだPDAデバイス、モバイル又はポータブルグローバルポジショニングシステム(GPS)デバイス、GPS受信機又はトランシーバ若しくはチップを組み込んだデバイス、RFIDエレメント又はチップを組み込んだデバイス、MIMO(Multiple Input Multiple Output)トランシーバ又はデバイス、SIMO(Single Input Multiple Output)トランシーバ又はデバイス、MISO(Multiple Input Single Output)トランシーバ又はデバイス、1つ以上の内部アンテナ及び/又は外部アンテナを有するデバイス、デジタルビデオ放送(DVB)デバイス又はシステム、多標準無線デバイス又はシステム、有線又は無線ハンドヘルドデバイス(例えば、スマートフォン)、WAP(Wireless Application Protocol)デバイス等と共に使用されてもよい。
いくつかの実施例は、以下の1つ以上の無線通信プロトコル、例えば、無線周波数(RF:Radio Frequency)、赤外線(IR:Infra Red)、周波数分割多重(FDM:Frequency-Division Multiplexing)、直交OFDM(OFDM)、時分割多重(TDM:Time-Division Multiplexing)、時分割多元アクセス(TDMA:Time-Division Multiple Access)、E-TDMA(Extended TDMA)、GPRS(General Packet Radio Service)、extended GPRS、符号分割多元アクセス(CMDA:Code-Division Multiple Access)、WCDMA(登録商標)(Wideband CDMA)、CDMA 2000、シングルキャリアCDMA、マルチキャリアCDMA、マルチキャリア変調(MDM:Multi-Carrier Modulation)、DMT(Discrete Multi-Tone)、Bluetooth(登録商標)、グローバルポジショニングシステム(GPS:Global Positioning System)、Wi-Fi、Wi-Max、ZigBee、UWB(Ultra-Wideband)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile communication)、2G、2.5G、3G、3.5G、4G、第5世代(5G:Fifth Generation)モバイルネットワーク、3GPP、LTE(Long Term Evolution)、LTE advanced、EDGE(Enhanced Data rates for GSM(登録商標) Evolution)等に従った1つ以上の種類の無線通信信号及び/又はシステムと共に使用されてもよい。他の実施例も、様々な他のデバイス、システム及び/又はネットワークで使用されてもよい。
この開示の例示的な実施例によれば、デバイスが存在してもよい。このデバイスは、コンピュータ実行可能命令を記憶する少なくとも1つのメモリと、少なくとも1つのメモリにアクセスするように構成された1つ以上のプロセッサのうち少なくとも1つのプロセッサとを含んでもよく、1つ以上のプロセッサのうち少なくとも1つのプロセッサは、コンピュータ実行可能命令を実行し、通信チャネル上のビーコンフレームを決定するように構成されてもよい。1つ以上のプロセッサのうち少なくとも1つのプロセッサは、コンピュータ実行可能命令を実行し、ビーコンフレームに少なくとも部分的に基づいて1つ以上のトリガーフレームを決定するように構成されてもよく、1つ以上のトリガーフレームは、第1のトリガーフレーム及び第2のトリガーフレームを少なくとも部分的に含む。1つ以上のプロセッサのうち少なくとも1つのプロセッサは、コンピュータ実行可能命令を実行し、1つ以上のトリガーフレームに関連付けられたカスケード指示を決定するように構成されてもよい。1つ以上のプロセッサのうち少なくとも1つのプロセッサは、コンピュータ実行可能命令を実行し、ビーコンフレームを1つ以上のデバイスに送信させるように構成されてもよい。1つ以上のプロセッサのうち少なくとも1つのプロセッサは、コンピュータ実行可能命令を実行し、ビーコンフレームに少なくとも部分的に基づいて第1のトリガーフレームを1つ以上のデバイスに送信させるように構成されてもよい。
実現は、以下の特徴のうち1つ以上を含んでもよい。1つ以上のプロセッサのうち少なくとも1つのプロセッサは、コンピュータ実行可能命令を実行し、カスケード指示に少なくとも部分的に基づいて、1つ以上のデバイスのうち少なくとも1つからの少なくとも1つの上りリンクデータフレームを識別するように更に構成されてもよい。1つ以上のプロセッサのうち少なくとも1つのプロセッサは、コンピュータ実行可能命令を実行し、少なくとも1つの上りリンクデータフレームに関連付けられた確認応答を1つ以上のデバイスのうち少なくとも1つに送信させるように更に構成されてもよい。カスケード指示は、1つ以上のトリガーフレームのシーケンスを1つ以上のデバイスに示す。1つ以上のトリガーフレームのシーケンスは、トリガーフレームの非周期的なカスケード型シーケンス、トリガーフレームの周期的なカスケード型シーケンス、又はトリガーフレームのランダムなシーケンスのうち少なくとも1つでもよく、1つ以上のプロセッサのうち少なくとも1つのプロセッサは、コンピュータ実行可能命令を実行し、ビーコンフレームに少なくとも部分的に基づいて第1のトリガーフレームの開始時間を決定するように更に構成されてもよく、カスケード指示は、1ビットの指示を少なくとも部分的に含んでもよく、「1」の値は、第2のトリガーフレームが1つ以上のトリガーフレームのシーケンスの第1のシーケンスの後に送信されることを示し、「0」の値は、第1のトリガーフレームがビーコンフレームの時間間隔内で最後のトリガーフレームになり得ることを示す。第1のトリガーフレーム及び第2のトリガーフレームは、ランダムアクセストリガーフレームである。1つ以上のトリガーフレームは、通信チャネルに関連付けられた1つ以上のリソースユニットを含む。このデバイスは、無線信号を送信及び受信するように構成されたトランシーバを更に含んでもよい。このデバイスは、トランシーバに結合されたアンテナを更に含んでもよい。このデバイスは、トランシーバと通信する1つ以上のプロセッサを更に含んでもよい。
この開示の例示的な実施例によれば、プロセッサにより実行された場合、プロセッサに動作を実行させるコンピュータ実行可能命令を記憶した過渡的でないコンピュータ読み取り可能媒体が存在してもよい。動作は、通信チャネル上で受信した第1のデバイスからのビーコンフレームを識別することを含んでもよい。動作は、ビーコンフレームに関連付けられた1つ以上のトリガーフレームのうち第1のトリガーフレームを識別することを含んでもよい。動作は、1つ以上のトリガーフレームに関連付けられたカスケード指示を決定することを含んでもよい。動作は、1つ以上のリソースユニットから第1のリソースユニットを選択することを含んでもよい。動作は、第1のリソースユニットを使用して上りリンクデータを第1のデバイスに送信させることを含んでもよい。
実現は、以下の特徴のうち1つ以上を含んでもよい。動作は、第1のデバイスから受信したビーコンフレームに少なくとも部分的に基づいて第1のトリガーフレームの開始時間を決定することを含んでもよい。動作は、上りリンクデータに関連付けられた確認応答を識別することを含んでもよい。1つ以上のトリガーフレームは、第2のトリガーフレームを含んでもよい。第1のトリガーフレーム及び第2のトリガーフレームは、ランダムアクセストリガーフレームでもよく、カスケード指示は、1ビットの指示を少なくとも部分的に含んでもよく、「1」の値は、第2のトリガーフレームが1つ以上のトリガーフレームのシーケンスの第1のシーケンスの後に送信されることを示し、「0」の値は、第1のトリガーフレームがビーコンフレームの時間間隔内で最後のトリガーフレームになり得ることを示す。カスケード指示は、1つ以上のトリガーフレームのシーケンスを1つ以上のデバイスに示す。1つ以上のトリガーフレームのシーケンスは、トリガーフレームの非周期的なカスケード型シーケンス、トリガーフレームの周期的なカスケード型シーケンス、又はトリガーフレームのランダムなシーケンスのうち少なくとも1つでもよい。
この開示の例示的な実施例によれば、装置が存在してもよい。この装置は、通信チャネル上のビーコンフレームを決定する手段を含んでもよい。この装置は、ビーコンフレームに少なくとも部分的に基づいて1つ以上のトリガーフレームを決定する手段を含んでもよく、1つ以上のトリガーフレームは、第1のトリガーフレーム及び第2のトリガーフレームを少なくとも部分的に含む。この装置は、1つ以上のトリガーフレームに関連付けられたカスケード指示を決定する手段を含んでもよい。この装置は、ビーコンフレームを1つ以上のデバイスに送信させる手段を含んでもよい。この装置は、ビーコンフレームに少なくとも部分的に基づいて第1のトリガーフレームを1つ以上のデバイスに送信させる手段を含んでもよい。
実現は、以下の特徴のうち1つ以上を含んでもよい。この装置は、カスケード指示に少なくとも部分的に基づいて、1つ以上のデバイスのうち少なくとも1つからの少なくとも1つの上りリンクデータフレームを識別する手段を更に含んでもよい。この装置は、少なくとも1つの上りリンクデータフレームに関連付けられた確認応答を1つ以上のデバイスのうち少なくとも1つに送信させる手段を更に含んでもよい。カスケード指示は、1つ以上のトリガーフレームのシーケンスを1つ以上のデバイスに示す。1つ以上のトリガーフレームのシーケンスは、トリガーフレームの非周期的なカスケード型シーケンス、トリガーフレームの周期的なカスケード型シーケンス、又はトリガーフレームのランダムなシーケンスのうち少なくとも1つでもよい。この装置は、ビーコンフレームに少なくとも部分的に基づいて第1のトリガーフレームの開始時間を決定する手段を更に含んでもよい。カスケード指示は、1ビットの指示を少なくとも部分的に含んでもよく、「1」の値は、第2のトリガーフレームが1つ以上のトリガーフレームのシーケンスの第1のシーケンスの後に送信されることを示し、「0」の値は、第1のトリガーフレームがビーコンフレームの時間間隔内で最後のトリガーフレームになり得ることを示す。第1のトリガーフレーム及び第2のトリガーフレームは、スケジューリングされるか、或いはランダムアクセストリガーフレームである。1つ以上のトリガーフレームは、通信チャネルに関連付けられた1つ以上のリソースユニットを含む。
この開示の例示的な実施例によれば、方法が存在してもよい。この方法は、通信チャネル上のビーコンフレームを決定するステップを含んでもよい。この方法は、ビーコンフレームに少なくとも部分的に基づいて1つ以上のトリガーフレームを決定するステップを含んでもよく、1つ以上のトリガーフレームは、第1のトリガーフレーム及び第2のトリガーフレームを少なくとも部分的に含む。この方法は、1つ以上のトリガーフレームに関連付けられたカスケード指示を決定するステップを含んでもよい。この方法は、ビーコンフレームを1つ以上のデバイスに送信させるステップを含んでもよい。この方法は、ビーコンフレームに少なくとも部分的に基づいて第1のトリガーフレームを1つ以上のデバイスに送信させるステップを含んでもよい。
実現は、以下の特徴のうち1つ以上を含んでもよい。この方法は、カスケード指示に少なくとも部分的に基づいて、1つ以上のデバイスのうち少なくとも1つからの少なくとも1つの上りリンクデータフレームを識別するステップを更に含んでもよい。この方法は、少なくとも1つの上りリンクデータフレームに関連付けられた確認応答を1つ以上のデバイスのうち少なくとも1つに送信させるステップを含んでもよい。1つ以上のトリガーフレームのシーケンスは、トリガーフレームの非周期的なカスケード型シーケンス、トリガーフレームの周期的なカスケード型シーケンス、又はトリガーフレームのランダムなシーケンスのうち少なくとも1つでもよい。1つ以上のトリガーフレームのシーケンスは、トリガーフレームの非周期的なカスケード型シーケンス、トリガーフレームの周期的なカスケード型シーケンス、又はトリガーフレームのランダムなシーケンスのうち少なくとも1つでもよい。この方法は、ビーコンフレームに少なくとも部分的に基づいて第1のトリガーフレームの開始時間を決定するステップを更に含んでもよい。カスケード指示は、1ビットの指示を少なくとも部分的に含んでもよく、「1」の値は、第2のトリガーフレームが1つ以上のトリガーフレームのシーケンスの第1のシーケンスの後に送信されることを示し、「0」の値は、第1のトリガーフレームがビーコンフレームの時間間隔内で最後のトリガーフレームになり得ることを示す。第1のトリガーフレーム及び第2のトリガーフレームは、スケジューリングされるか、或いはランダムアクセストリガーフレームである。1つ以上のトリガーフレームは、通信チャネルに関連付けられた1つ以上のリソースユニットを含む。
この開示の例示的な実施例によれば、装置が存在してもよい。この装置は、通信チャネル上で受信した第1のデバイスからのビーコンフレームを識別する手段を含んでもよい。この装置は、ビーコンフレームに関連付けられた1つ以上のトリガーフレームのうち第1のトリガーフレームを識別する手段を含んでもよい。この装置は、1つ以上のトリガーフレームに関連付けられたカスケード指示を決定する手段を含んでもよい。この装置は、1つ以上のリソースユニットから第1のリソースユニットを選択する手段を含んでもよい。この装置は、第1のリソースユニットを使用して上りリンクデータを第1のデバイスに送信させる手段を含んでもよい。
実現は、以下の特徴のうち1つ以上を含んでもよい。この装置は、第1のデバイスから受信したビーコンフレームに少なくとも部分的に基づいて第1のトリガーフレームの開始時間を決定する手段を更に含んでもよい。この装置は、上りリンクデータに関連付けられた確認応答を識別する手段を更に含んでもよい。1つ以上のトリガーフレームは、第2のトリガーフレームを含んでもよい。第1のトリガーフレーム及び第2のトリガーフレームは、スケジューリングされるか、或いはランダムアクセストリガーフレームである。カスケード指示は、1ビットの指示を少なくとも部分的に含んでもよく、「1」の値は、第2のトリガーフレームが1つ以上のトリガーフレームのシーケンスの第1のシーケンスの後に送信されることを示し、「0」の値は、第1のトリガーフレームがビーコンフレームの時間間隔内で最後のトリガーフレームになり得ることを示す。カスケード指示は、1つ以上のトリガーフレームのシーケンスは、トリガーフレームの非周期的なカスケード型シーケンス、トリガーフレームの周期的なカスケード型シーケンス、又はトリガーフレームのランダムなシーケンスのうち少なくとも1つでもよい。
この開示の特定の態様について、様々な実現に従ってシステム、方法、装置及び/又はコンピュータプログラムプロダクトのブロック図及びフローチャートを参照して前述した。ブロック図及びフローチャートの1つ以上のブロック、並びにブロック図及びフローチャートのブロックの組み合わせは、それぞれコンピュータ実行可能プログラム命令により実現されてもよいことが理解される。同様に、いくつかの実現によれば、ブロック図及びフローチャートのいくつかのブロックは、必ずしも提示された順序で実行される必要はなく、或いは必ずしも全く実行されなくてもよい。
これらのコンピュータ実行可能プログラム命令は、特定の機械を生成するために、特殊目的コンピュータ若しくは他の特定の機械、プロセッサ又は他のプログラム可能データ処理装置にロードされてもよく、これにより、コンピュータ、プロセッサ又は他のプログラム可能データ処理装置上で実行する命令は、フローチャートの1つ又は複数のブロックで指定された1つ以上の機能を実現する手段を生成する。これらのコンピュータプログラム命令はまた、コンピュータ又は他のプログラム可能データ処理装置に対して特定の方式で機能するように指示し得るコンピュータ読み取り可能記憶媒体又はメモリに記憶されてもよく、これにより、コンピュータ読み取り可能記憶媒体に記憶された命令は、フローチャートの1つ又は複数のブロックで指定された1つ以上の機能を実現する命令手段を含む製造物を生成する。一例として、特定の実現は、実現されたコンピュータ読み取り可能プログラムコード又はプログラム命令を有するコンピュータ読み取り可能記憶媒体を含むコンピュータプログラムプロダクトを提供してもよく、このコンピュータ読み取り可能プログラムコードは、フローチャートの1つ又は複数のブロックで指定された1つ以上の機能を実現するために実行されるように適合される。コンピュータプログラム命令はまた、一連の動作要素又はステップをコンピュータ又は他のプログラム可能装置上で実行させ、コンピュータにより実現される処理を生成させるために、コンピュータ又は他のプログラム可能データ処理装置にロードされてもよく、これにより、コンピュータ又は他のプログラム可能装置上で実行する命令は、フローチャートの1つ又は複数のブロックで指定された機能を実現するための要素又はステップを提供する。
したがって、ブロック図及びフローチャートのブロックは、指定の機能を実行する手段の組み合わせ、指定の機能を実行する要素又はステップの組み合わせ、及び指定の機能を実行するプログラム命令手段をサポートする。ブロック図及びフローチャートの各ブロック、並びにブロック図及びフローチャートのブロックの組み合わせは、指定の機能、要素若しくはステップを実行する特殊目的のハードウェアに基づくコンピュータシステム、又は特殊目的のハードウェア及びコンピュータ命令の組み合わせにより実現されてもよいことも理解される。
とりわけ「することができる」、「し得る」、「する可能性がある」又は「してもよい」のような条件付きの言葉は、特に言及しない限り、或いは使用する文脈内で別のものと理解されない限り、一般的に、特定の実現が含み得るが、他の実現が特定の特徴、要素及び/又は動作を含まないことを伝えることを意図する。したがって、このような条件付きの言葉は、一般的に、特徴、要素及び/又は動作が1つ以上の実現に何としても必要であること、又は1つ以上の実現が、ユーザの入力又はプロンプトあり或いはなしで、これらの特徴、要素及び/又は動作が含まれること若しくはいずれか特定の実現で実行されるか否かを判断するロジックを必然的に含むことを意味することを意図するものではない。
ここに記載の開示の多くの変更及び他の実現は、前述の説明及び関連する図面に提示された教示の利益を有することで明らかになる。したがって、この開示は、開示された特定の実現に限定されず、変更及び他の実現が特許請求の範囲内に含まれることを意図することが理解されるべきである。特定の用語がここで使用されるが、これらは、限定の目的ではなく、一般的且つ記述的な意味のみで使用されている。

Claims (26)

  1. ビーコン間隔中に1つ以上のトリガーフレームをスケジューリングするためのデバイスであり、前記1つ以上のトリガーフレームは、通信チャネルへのアクセスに関連する情報を含むデバイスであって、
    コンピュータ実行可能命令を記憶する少なくとも1つのメモリと、
    前記少なくとも1つのメモリにアクセスするように構成された少なくとも1つのプロセッサと
    を含み、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、前記コンピュータ実行可能命令を実行し、
    1つ以上のリソースユニットを1つ以上の局デバイスに通知するために、前記1つ以上の局デバイスに送信される1つ以上のトリガーフレームを符号化し、
    前記ビーコン間隔中における前記1つ以上のトリガーフレームのスケジュールを決定し、
    前記スケジュールに基づいて前記1つ以上のトリガーフレームのうち第1のトリガーフレームにカスケード指示を設定し、
    前記第1のトリガーフレームに対する1つ以上の以降のトリガーフレームの送信状態を決定し、
    第1の時点において前記第1のトリガーフレームを前記1つ以上の局デバイスに送信させる
    ように構成されるデバイス。
  2. 前記第1のトリガーフレームは、1つ以上のランダムアクセス割り当てを含む、請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記送信状態は、前記1つ以上の局デバイスへの第2のトリガーフレームの送信、又は前記ビーコン間隔中に以降のトリガーフレームが送信されないという決定に関連する、請求項1又は2に記載のデバイス。
  4. 前記カスケード指示は、前記送信状態を示すための第1の値又は第2の値に設定されるビットである、請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載のデバイス。
  5. 「1」の第1の値は、前記デバイスが前記ビーコン間隔内に以降のトリガーフレームを送信することを示す、請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載のデバイス。
  6. 「0」の第2の値は、その値を搬送する前記トリガーフレームが前記ビーコン間隔内の最後のトリガーフレームであることを示す、請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載のデバイス。
  7. 無線信号を送信及び受信するように構成されたトランシーバを更に含む、請求項1乃至6のうちいずれか1項に記載のデバイス。
  8. トランシーバに結合されたアンテナを更に含む、請求項1乃至7のうちいずれか1項に記載のデバイス。
  9. 1つ以上のプロセッサにより実行されたときに、
    ビーコン間隔中にデバイスから受信した1つ以上のトリガーフレームのうち第1のトリガーフレームを識別し、前記第1のトリガーフレームは、1つ以上のリソースユニットの指示を含み、
    前記1つ以上のトリガーフレームのスケジュールに基づいて前記第1のトリガーフレーム内のカスケード指示を識別し、
    前記カスケード指示に基づいて1つ以上の以降のトリガーフレームの送信状態を決定する
    ことを含む動作を実行することを生じるコンピュータプログラム。
  10. 前記送信状態は、前記カスケード指示に基づく前記デバイスからの第2のトリガーフレームの受信に関連する、請求項9に記載のコンピュータプログラム。
  11. 前記カスケード指示は、前記送信状態を示すための第1の値又は第2の値に設定されるビットである、請求項9又は10に記載のコンピュータプログラム。
  12. 「1」の第1の値は、前記デバイスが前記ビーコン間隔内に以降のトリガーフレームを送信することを示す、請求項9乃至11のうちいずれか1項に記載のコンピュータプログラム。
  13. 「0」の第2の値は、その値を搬送する前記トリガーフレームが前記ビーコン間隔内の最後のトリガーフレームであることを示す、請求項9乃至12のうちいずれか1項に記載のコンピュータプログラム。
  14. 前記カスケード指示は、前記1つ以上のトリガーフレームの前記スケジュールを示す、請求項9乃至13のうちいずれか1項に記載のコンピュータプログラム。
  15. ビーコン間隔中に1つ以上のトリガーフレームをスケジューリングするための方法であり、前記1つ以上のトリガーフレームは、通信チャネルへのアクセスに関連する情報を含む方法であって、
    1つ以上のプロセッサにより、1つ以上のリソースユニットを1つ以上の局デバイスに通知するために、前記1つ以上の局デバイスに送信される1つ以上のトリガーフレームを符号化し、
    前記ビーコン間隔中における前記1つ以上のトリガーフレームのスケジュールを決定し、
    前記スケジュールに基づいて前記1つ以上のトリガーフレームのうち第1のトリガーフレームにカスケード指示を設定し、
    前記第1のトリガーフレームに対する1つ以上の以降のトリガーフレームの送信状態を決定し、
    第1の時点において前記第1のトリガーフレームを前記1つ以上の局デバイスに送信させる
    ことを含む方法。
  16. 前記第1のトリガーフレームは、1つ以上のランダムアクセス割り当てを含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記送信状態は、前記1つ以上の局デバイスへの第2のトリガーフレームの送信、又は前記ビーコン間隔中に以降のトリガーフレームが送信されないという決定に関連する、請求項15又は16に記載の方法。
  18. 前記カスケード指示は、前記送信状態を示すための第1の値又は第2の値に設定されるビットである、請求項15乃至17のうちいずれか1項に記載の方法。
  19. 「1」の第1の値は、前記ビーコン間隔内に以降のトリガーフレーム送信されることを示す、請求項15乃至18のうちいずれか1項に記載の方法。
  20. 「0」の第2の値は、その値を搬送する前記トリガーフレームが前記ビーコン間隔内の最後のトリガーフレームであることを示す、請求項15乃至19のうちいずれか1項に記載の方法。
  21. ビーコン間隔中に1つ以上のトリガーフレームをスケジューリングするための装置であり、前記1つ以上のトリガーフレームは、通信チャネルへのアクセスに関連する情報を含む装置であって、
    1つ以上のプロセッサにより、1つ以上のリソースユニットを1つ以上の局デバイスに通知するために、前記1つ以上の局デバイスに送信される1つ以上のトリガーフレームを符号化する手段と、
    前記ビーコン間隔中における前記1つ以上のトリガーフレームのスケジュールを決定する手段と、
    前記スケジュールに基づいて前記1つ以上のトリガーフレームのうち第1のトリガーフレームにカスケード指示を設定する手段と、
    前記第1のトリガーフレームに対する1つ以上の以降のトリガーフレームの送信状態を決定する手段と、
    第1の時点において前記第1のトリガーフレームを前記1つ以上の局デバイスに送信させる手段と
    を含む装置。
  22. 前記第1のトリガーフレームは、1つ以上のランダムアクセス割り当てを含む、請求項21に記載の装置。
  23. 前記送信状態は、前記1つ以上の局デバイスへの第2のトリガーフレームの送信、又は前記ビーコン間隔中に以降のトリガーフレームが送信されないという決定に関連する、請求項21又は22に記載の装置。
  24. 前記カスケード指示は、前記送信状態を示すための第1の値又は第2の値に設定されるビットである、請求項21乃至23のうちいずれか1項に記載の装置。
  25. 「1」の第1の値は、前記ビーコン間隔内に以降のトリガーフレーム送信されることを示す、請求項21乃至24のうちいずれか1項に記載の装置。
  26. 請求項9乃至14のうちいずれか1項に記載のコンピュータプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
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