JP6586620B2 - feeder - Google Patents
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Description
本発明は、部品が収納されたキャリアテープを搬送するためのフィーダに関するものである。 The present invention relates to a feeder for transporting a carrier tape containing components.
特許文献1には、キャリアテープをスプライシングを行うことなく部品取出位置に連続して送ることができるフィーダが記載され、当該フィーダを用いることにより、部品切れによるスプライシング作業が不要となり、スプライシングによって部品実装機を停止させることもない。 Patent Document 1 describes a feeder that can continuously feed a carrier tape to a component pick-up position without performing splicing. By using the feeder, splicing work due to component breakage is unnecessary, and component mounting is performed by splicing. The machine will not be stopped.
この種のスプライシング作業を不要にした部品実装機においては、一般に、キャリアテープをスプロケットに係合する所定の位置まで挿入すると、キャリアテープが挿入されたことをセンサが検知し、これによって、スプロケットが駆動され、キャリアテープを自動的にローディングし、部品取出位置に搬送する構成となっている。 In a component mounting machine that does not require this kind of splicing work, generally, when the carrier tape is inserted to a predetermined position where it is engaged with the sprocket, the sensor detects that the carrier tape has been inserted. Driven, the carrier tape is automatically loaded and conveyed to the component pick-up position.
しかしながら、時として、挿入されたキャリアテープがスプロケットの係合突起に接触して、所定の位置まで挿入することができない場合があり、キャリアテープの挿入をセンサによって検知できなくなる。 However, sometimes the inserted carrier tape comes into contact with the engagement protrusion of the sprocket and cannot be inserted to a predetermined position, and the insertion of the carrier tape cannot be detected by the sensor.
本発明は、上記した課題に鑑みてなされたもので、キャリアテープをスプロケットの係合突起に接触することなく、所定の位置まで確実に挿入できるフィーダを提供することを目的とするものである。 The present invention has been made in view of the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a feeder that can be reliably inserted to a predetermined position without contacting the carrier tape with the engagement protrusion of the sprocket.
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明の特徴は、多数の部品を収納したキャリアテープを搬送するテープ搬送路と、フィーダ本体の後部に設けられ、前記キャリアテープを挿入するテープ挿入部と、前記フィーダ本体に回転可能に支持され、前記テープ挿入部より挿入された前記キャリアテープの係合穴に係合可能な係合突起を有するスプロケットと、前記スプロケットを回転するモータと、前記テープ挿入部より挿入された前記キャリアテープを前記テープ搬送路に向けて押さえる入口押さえ部材と、前記テープ挿入部より前記キャリアテープを挿入する際に、前記入口押さえ部材を上昇させる回動可能なレバーと、前記レバーの回動によって前記入口押さえ部材が上昇された際に、前記テープ挿入部より挿入された前記キャリアテープと前記係合突起との接触を回避する接触回避装置とを備えたフィーダである。 In order to solve the above-mentioned problems, the invention according to claim 1 is characterized in that a tape transport path for transporting a carrier tape containing a large number of parts and a tape insertion for inserting the carrier tape provided at the rear part of the feeder main body. A sprocket having an engagement protrusion that is rotatably supported by the feeder main body and engageable with an engagement hole of the carrier tape inserted from the tape insertion portion, a motor that rotates the sprocket, An inlet pressing member that presses the carrier tape inserted from the tape insertion portion toward the tape conveyance path, and a rotatable lever that raises the inlet pressing member when the carrier tape is inserted from the tape insertion portion. And the carrier inserted from the tape insertion portion when the inlet pressing member is raised by the rotation of the lever. A feeder and a contact avoidance device for avoiding contact of the tape and the engaging projection.
請求項1に係る発明によれば、接触回避装置によって、テープ挿入部より挿入されたキャリアテープと係合突起との接触を回避することができるので、キャリアテープをスプロケットの係合突起に接触させることなく、所定の位置まで確実に挿入することができる。 According to the first aspect of the invention, since the contact avoidance device can avoid contact between the carrier tape inserted from the tape insertion portion and the engagement protrusion, the carrier tape is brought into contact with the engagement protrusion of the sprocket. And can be reliably inserted up to a predetermined position.
以下、本発明の第1の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1は、フィーダ21を備えた部品実装機100を示し、部品実装機100は、基板搬送部10、部品供給部20、部品装着部40、リール保持部50およびそれらを制御する制御装置200を有する。
DESCRIPTION OF EXEMPLARY EMBODIMENTS Hereinafter, a first embodiment of the invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 shows a
なお、以下の説明においては、基板の搬送方向をX軸方向とし、X軸方向に直角な水平方向をY軸方向とする。 In the following description, the substrate transport direction is the X-axis direction, and the horizontal direction perpendicular to the X-axis direction is the Y-axis direction.
部品供給部20は、複数のスロット20aと、各スロット20aに着脱可能に装着される複数のフィーダ21とから構成されている。スロット20aは、部品供給部20に、X軸方向に複数並列に設けられている。
The
リール保持部50は、キャリアテープ900が巻回された第1リール810および第2リール820を交換可能に保持するものである。第1リール810と第2リール820は、Y方向に並列して1つずつ配設されるとともに、各フィーダ21に対応してX方向に複数配設されている。
The
キャリアテープ900は、多数の電子部品等の部品を一列に収納するものである。図2や図3に示すように、キャリアテープ900は、ベーステープ901、カバーテープ902、ボトムテープ903とから構成されている。ベーステープ901は、紙材や樹脂等の柔軟な材料で構成されている。ベーステープ901の幅方向の中央部には、長さ方向に一定間隔をおいて空間である収納部901aが貫通形成されている。この収納部901aに部品が収納される。ベーステープ901の側部には、長さ方向に一定間隔をおいて、係合穴901bが貫通形成されている。
The
カバーテープ902の両側部は、接着材902a(図2参照)によってベーステープ901上面の両側部に接着され、通常は、収納部901aの上部を閉塞して部品の飛び出しを防止している。なお、カバーテープ902は、透明な高分子フィルムによって構成されている。
Both side portions of the
図3に示すように、ベーステープ901の下面には、ボトムテープ903が接着されている。このボトムテープ903によって、収納部901aに収納された部品の脱落が防止される。ボトムテープ903は、紙材や高分子フィルム等で構成されていて、透明又は半透明となっている。
As shown in FIG. 3, a
各フィーダ21には、第1リール810および第2リール820に巻回されたキャリアテープ900が、挿入可能となっている。そして、一方のリール810(820)に巻回されたキャリアテープ900がフィーダ21によってフィーダ21の先端部に設けられた部品取出位置21aに順次搬送される。これにより、当該キャリアテープ900に保持された部品が部品取出位置21aに位置決めされる。また、他方のリール820(810)に巻回されたキャリアテープ900は、フィーダ21によって送給されずに待機している。
A
なお、以下においては、説明の便宜上、搬送中(使用中)のキャリアテープ900と、待機中のキャリアテープ900とを区別するために、前者を第1キャリアテープ900A、後者を第2キャリアテープ900Bと称することがある。この場合、第1キャリアテープに収納された部品がすべて使用された後は、第2キャリアテープが第1キャリアテープとなることから、第1キャリアテープ、第2キャリアテープは、特定のキャリアテープを指すものではない。
In the following, for the sake of convenience of explanation, in order to distinguish between the
基板搬送部10には、部品装着部40の基台41上に、それぞれ一対のガイドレール13a,13bが設けられている。また、基板搬送部10には、これらガイドレール13a,13bによりそれぞれ案内される基板Bを支持して搬送する図略のコンベアベルトと、所定位置に搬送された基板Bを持ち上げてクランプする図略のクランプ装置が設けられている。
A pair of
部品が実装される基板Bは、基板搬送部10のガイドレール13a,13bにより案内されつつコンベアベルトにより、X軸方向に部品実装位置まで搬送される。部品実装位置に搬送された基板Bは、クランプ装置によって部品実装位置に位置決めクランプされる。
The board B on which the component is mounted is conveyed to the component mounting position in the X-axis direction by the conveyor belt while being guided by the
図1に示すように、部品装着部40は、ガイドレール42、Y軸スライド43、X軸スライド45、図略の吸着ノズルを保持した部品装着ヘッド48を有している。Y軸スライド43およびX軸スライド45は、図略のY軸サーボモータおよびX軸サーボモータにより、Y軸方向およびX軸方向への移動が制御される。
As shown in FIG. 1, the
ガイドレール42およびY軸スライド43によって、Y軸ロボットが構成されている。ガイドレール42は、基台41上にY軸方向に装架されて基板搬送部10の上方に配設されている。Y軸スライド43は、ガイドレール42に沿ってY軸方向に移動可能に設けられている。Y軸スライド43は、図略のY軸サーボモータにより、ボールねじ機構を介してY軸方向に移動される。
The
X軸スライド45により、X軸ロボットが構成されている。X軸スライド45は、Y軸スライド43に、X軸方向に移動可能に設けられている。Y軸スライド43には図略のX軸サーボモータが設けられている。このX軸サーボモータにより、ボールねじ機構を介してX軸スライド45がX軸方向に移動される。
An X-axis robot is configured by the
X軸スライド45には、部品装着ヘッド48が設けられている。部品装着ヘッド48は、複数の吸着ノズル(図示せず)を着脱可能に保持している。吸着ノズルは、部品取出位置21aに搬送された部品を吸着して、基板搬送部10によって部品実装位置に位置決めされた基板B上に装着する。
A
X軸スライド45上には、基板カメラ46が取付けられている。基板カメラ46は、基板実装位置に位置決めされた基板Bに設けられた基準マーク、あるいは部品取出位置21aに搬送された部品等を上方より撮像し、基板位置基準情報および部品位置情報等を取得するようになっている。
A
また、基台41上には、吸着ノズルによって吸着された部品を下方より撮像可能な部品カメラ47が設けられている。
On the
次に、フィーダ21の構成を、図4〜図6を用いて説明する。フィーダ21は、主に、フィーダ本体21b、第1サーボモータ22、第サーボ2モータ23、第1ギヤ24、第2ギヤ25、第3ギヤ26、第4ギヤ27、ストッパー部材31、入口押さえ部材32、下流側押さえ部材33、操作レバー51、前部側スプロケットとしての第1スプロケット61および第2スプロケット62、後部側スプロケットとしての第3スプロケット63および第4スプロケット64、テープ搬送路としてのレール38、制御部39、テープ剥離装置70等から構成されている。
Next, the structure of the
テープ剥離装置70は、図7に示すように、フィーダ本体21bの上部に設けられ、キャリアテープ900からカバーテープ902を剥離し、部品取出位置21aに位置決めされた収納部901aより部品を取出しできるようにする。テープ剥離装置70は、カバーテープ902を剥離する剥離部材72と、剥離したカバーテープ902の一方の端部を立ち上げて折り返す折り返し部材73とによって構成されている。
As shown in FIG. 7, the
フィーダ21は、その前方側からスロット20aに差し込まれて部品供給部20に装着されるようになっている。フィーダ本体21bは、扁平な箱形である。なお、図4および図5は、フィーダ本体21bの側壁を除去して、フィーダ21の内部構造が視認できるようにしている。また、図6は、カム部51cを除いて操作レバー51を省略して示している。
The
図4において、レール(テープ搬送路)38は、キャリアテープ900の搬送を案内するもので、フィーダ本体21bの後部に設けられたテープ挿入部21dから前部の部品取出位置21aに亘って配設されている。テープ搬送路38の前部38aは、水平に形成されている。本実施形態では、テープ搬送路38は、その後部から前部38aの手前まで徐々に高くなるように傾斜している。なお、図示はしていないが、テープ搬送路38の両側には、キャリアテープ900の幅寸法よりも僅かに大きい寸法で離間したガイド部が設けられている。
In FIG. 4, a rail (tape conveyance path) 38 guides the conveyance of the
テープ搬送路38の前部38aの下方のフィーダ本体21bには、つまり、フィーダ本体21bの部品取出位置21aに隣接する位置には、前方から後方(搬送方向下流側から上流側)に向かってそれぞれ、第1スプロケット61および第2スプロケット62が回転可能に設けられている。テープ搬送路38の後部の下方のフィーダ本体21bには、前方から後方に向かってそれぞれ、第3スプロケット63および第4スプロケット64が回転可能に設けられている。
In the feeder
第1スプロケット61、第2スプロケット62、および第3スプロケット63のそれぞれの外周には、一定角度をおいて、係合突起61a、62a、63aがそれぞれ全周に亘って形成されている。第4スプロケット64の外周の一部には、180度の間隔をおいて係合突起64aが設けられている。すなわち、第4スプロケット64の係合突起64aの各間には、係合突起が形成されていない部分が存在している。それぞれの係合突起61a〜64aは、キャリアテープ900の係合穴901bと係合可能である。
Engaging
第1スプロケット61〜第4スプロケット64の外周部よりも内側には、それぞれ、第1スプロケットギヤ61b、第2スプロケットギヤ62b、第3スプロケットギヤ63b、第4スプロケットギヤ64bが形成されている。なお、テープ搬送路38の各スプロケット61〜64の上方には、図略の窓穴が設けられ、この窓穴から各係合突起61a〜64aがテープ搬送路38内に突入している。
A
第1サーボモータ22は、第1スプロケット61および第2スプロケット62を回転させるモータである。第1サーボモータ22の回転軸22aには、第1ドライブギヤ22bが設けられている。第1ギヤ24は、第1スプロケット61および第2スプロケット62の下方のフィーダ本体21bに回転可能に設けられている。第1ギヤ24に外周には、第1ドライブギヤ22bと噛合する第1外側ギヤ24aが形成されている。第1ギヤ24の外周よりも内側には、第1内側ギヤ24bが形成されている。
The
第2ギヤ25は、第1スプロケット61および第2スプロケット62と第1ギヤ24の間のフィーダ本体21bに回転可能に設けられている。第2ギヤ25は、第1スプロケットギヤ61b、第2スプロケットギヤ62b、および第1内側ギヤ24bと噛合している。このような構成によって、第1サーボモータ22の回転が減速されて第1スプロケット61および第2スプロケット62に伝達されて、第1スプロケット61および第2スプロケット62が同期して回転する。
The
第2サーボモータ23は、第3スプロケット63および第4スプロケット64を回転させるモータである。第2サーボモータ23の回転軸23aには、第2ドライブギヤ23bが設けられている。第3ギヤ26は、第3スプロケット63および第4スプロケット64の下方のフィーダ本体21bに回転可能に設けられている。第3ギヤ26に外周には、第2ドライブギヤ23bと噛合する第3外側ギヤ26aが形成されている。第3ギヤ26の外周よりも内側には、第3内側ギヤ26bが形成されている。
The
第4ギヤ27は、第3スプロケット63および第4スプロケット64と第3ギヤ26の間のフィーダ本体21bに回転可能に設けられている。第4ギヤ27は、第3スプロケットギヤ63b、第4スプロケットギヤ64b、および第3内側ギヤ26bと噛合している。このような構成によって、第2サーボモータ23の回転が減速されて第3スプロケット63および第4スプロケット64に伝達されて、第3スプロケット63および第4スプロケット64が同期して回転する。
The
第4ギヤ27には、ホールマグネット75が円周上1か所に設けられている。ホールマグネット75を検出するホールセンサ76が、フィーダ本体21bに固定されている。ホールセンサ76によりホールマグネット75を検出して、第4ギヤ27を位置決めすることにより、第4ギヤ27に噛合う第4スプロケットギヤ64b(第4スプロケット64)を所定の角度位置に位置決め可能である。すなわち、第4ギヤ27と第3スプロケットギヤ63bは、例えば、2対1の歯数比に設定され、第4ギヤ27をホールセンサ76によってホールマグネット75を検出した角度位置に位置決めすることにより、第4スプロケット64の係合突起64aが設けられていない外周部分を、テープ搬送路38に対応させることができる。
The
第2サーボモータ23は、キャリアテープ900をフィーダ21に挿入する際に、制御装置200のモータ制御部200a(図1参照)によって制御され、第4ギヤ27がホールセンサ76によってホールマグネット75を検出した角度位置に位置決めされる。これによって、第4スプロケット64の係合突起64aが設けられていない外周部分が、テープ搬送路38に対応される。その結果、キャリアテープ900の挿入時に、キャリアテープ900が第4スプロケット64の係合突起64aに接触することがない。
The
上記した外周の一部に係合突起64aを形成した第4スプロケット64、および第4スプロケット64を所定の角度位置に位置決めするモータ制御部200aによるモータ制御機能によって、接触回避装置95が構成されている。接触回避装置95により、操作レバー51によって入口押さえ部材32が上昇された際に、テープ挿入部21dより挿入されたキャリアテープ900と第4スプロケット64の係合突起64aとの接触が回避される。
The
なお、第4ギヤ27を所定の角度位置に位置決めするホールマグネット75およびホールセンサ76からなる角度検出装置は、一例を示すもので、それに限定されるものではない。
The angle detection device including the
入口押さえ部材32は、テープ挿入部21dに近接してテープ搬送路38の後部上面に沿って配置され、テープ搬送路38に対し離接可能に設けられている。入口押さえ部材32は、下流側押さえ部材33の後部から下方に、一対のシャフト34−2を介して、上下方向移動可能に取り付けられている。一対のシャフト34−2には、入口押さえ部材32を下方に付勢するスプリング35−2が取り付けられている。
The
下流側押さえ部材33は、入口押さえ部材32の下流側においてキャリアテープ900を押さえるもので、テープ搬送路38に対し離接可能に設けられている。下流側押さえ部材33は、フィーダ本体21bに取り付けられた第1支持部材30−1および第2支持部材30−2に、シャフト34−1を介して、上下方向移動可能に取り付けられている。シャフト34−1には、下流側押さえ部材33を下方に付勢するスプリング35−1が取り付けられている。
The downstream pressing
フィーダ本体21bの後部には、図5に示すように、操作レバー51がピボット52を中心にして回動可能に支持されている。操作レバー51には、後述するように、入口押さえ部材32が作動的に連結されている。入口押さえ部材32は、テープ挿入部21dより挿入されたキャリアテープ900を、テープ搬送路38に向けて押さえるものである。入口押さえ部材32には、一対のシャフト34−2の間に、係合部材54が設けられている。
As shown in FIG. 5, an
操作レバー51の中央部には、入口押さえ部材32の係合部材54の下面に係合する作動係合部51aが形成されている。操作レバー51は、スプリング55の付勢力によって図5の反時計回りに回動され、通常は、作動係合部51aを下降した位置に保持し、入口押さえ部材32をスプリング35−2の付勢力によって、テープ搬送路38に当接させている。これによって、通常は、入口押さえ部材32により、テープ挿入部21dよりキャリアテープ900を挿入できないようにしている。
An
これに対して、操作レバー51の後端に設けられた操作ノブ51bが作業者によって持ち上げられ、操作レバー51がスプリング55の付勢力に抗して回動されると、入口押さえ部材32が作動係合部51aを介してスプリング35−2の付勢力に抗して上昇される。これにより、入口押さえ部材32がテープ搬送路38上より離間され、テープ挿入部21dよりキャリアテープ900の挿入が可能となる。
On the other hand, when the
入口押さえ部材32の後部には、テープ挿入部21dを閉塞する邪魔板56が枢支されている。邪魔板56によって、キャリアテープ900をテープ搬送路38と入口押さえ部材32との間に挿入できないようにしている。なお、入口押さえ部材32の上昇時には、邪魔板56は、図8に示すように、下流側押さえ部材33の後部に係合して回動され、テープ挿入部21dを開放する。
A
ストッパー部材31は、入口押さえ部材32の下流側に隣接して設けられている。ストッパー部材31は、その中央部分に形成された軸支部31b(図6参照)が下流側押さえ部材33に軸支されて、回動可能となっている。ストッパー部材31の軸支部31bよりも前方の下部には、下方に突出形成された当接部31aが形成されている。ストッパー部材31の後端は、停止部31cとなっている。
The
下流側押さえ部材33とストッパー部材31との間には、当接部31aをテープ搬送路38に当接する方向に付勢するスプリング36((図6参照)が設けられている。ストッパー部材31の軸支部31bよりも前方の上部には、上方に向けて突出する突出部31dが形成され、この突出部31dの先端にカムフォロア31eが設けられている。カムフォロア31eには、操作レバー51の前部に形成されたカム部51cが係脱可能に係合される。
A spring 36 (see FIG. 6) is provided between the downstream pressing
操作レバー51がスプリング55の付勢力によって、入口押さえ部材32がテープ搬送路38に当接する位置に保持されている状態においては、操作レバー51に形成されたカム部51cが、ストッパー部材31のカムフォロア31eより離間されている。これによって、ストッパー部材31はスプリング36の付勢力により軸支部31bを中心にして、図6の時計回りに回動され、当接部31aをテープ搬送路38に当接させるとともに、停止部31cをテープ搬送路38より離間した位置に保持している。
When the
一方、操作レバー51がスプリング55の付勢力に抗して回動されると、操作レバー51に形成されたカム部51cが、ストッパー部材31のカムフォロア31eに係合して、ストッパー部材31をスプリング36の付勢力に抗して図6の反時計回りに回動させ、停止部31cをテープ搬送路38に当接する。
On the other hand, when the
これにより、操作レバー51をスプリング55の付勢力に抗して回動させた状態で、第1キャリアテープ900Aがテープ挿入部21dより挿入されると、図6の2点鎖線で示すように、第1キャリアテープ900Aの先端はストッパー部材31の停止部31cに当接し、所定位置に停止される。
Accordingly, when the
なお、第1キャリアテープ900Aが、ストッパー部材31の当接部31aとテープ搬送路38との間を通過すると、第1キャリアテープ900Aによって当接部31aが持ち上げられ、ストッパー部材31の停止部31cがテープ搬送路38に当接される。
When the
従って、その状態で、作業者によって、第2キャリアテープ900Bが、テープ挿入部21dより第1キャリアテープ900A上に挿入されると、図6に示すように、第2キャリアテープ900Bの先端がストッパー部材31の停止部31cに当接し、停止される。これにより、第2キャリアテープ900Bの下流への搬送が阻止され、その位置で第2キャリアテープ900Bは待機する。
Therefore, in this state, when the second carrier tape 900B is inserted onto the
フィーダ本体21bには、テープ挿入部21dより第1キャリアテープ900Aが挿入されると、第1キャリアテープ900Aの挿入を検出する第1センサ81が取付けられている。第1センサ81は、テープ搬送路38の上面より突出する第1ドッグ82が第1キャリアテープ900Aの挿入によって下降されることによって第1センサ81をONする。第1ドッグ82は、通常図略のスプリングの付勢力によって、テープ搬送路38の上面より突出する位置に保持されており、第1キャリアテープ900が挿入されると、下方に押圧される。
A
また、フィーダ本体21bには、操作レバー51が回動されたことを検出する第2センサ83と、第2キャリアテープ900Bが第4スプロケット64上のテープ搬送路38まで搬送されたとき作動される第3センサ85が取付けられている。
The feeder
第2センサ83は、操作レバー51に取付けられた第2ドッグ84によってONされる。第3センサ85は、第3ドッグ86の回動によってONされる。第3ドッグ86は、その中央部分に形成された軸支部86a(図6参照)が下流側押さえ部材33に軸支されて、回動可能となっている。第3ドッグ86は、通常図略のスプリングによって、図6の反時計回りに付勢されている。これにより、第3ドッグ86は、テープ搬送路38にキャリアテープ900が存在していないときは、先端がテープ搬送路38の上面に当接されるが、テープ搬送路38に第1キャリアテープ900Aが存在しているときは、先端が第1キャリアテープ900A上の上面に当接される(図6の2点鎖線参照)。
The
図4に示すように、浮上防止部材28は、第3スプロケット63と第2スプロケット62の間のテープ搬送路38上に沿って設けられている。浮上防止部材28の前端には、軸支部28aが形成され、この軸支部28aが、フィーダ本体21bに設けられた軸部21cに軸支されて、浮上防止部材28が揺動可能にフィーダ本体21bに取付けられている。浮上防止部材28の後端には、上方に曲げられた案内部28bが形成されている。トーションスプリング29は、浮上防止部材28の上方のフィーダ本体21bに取り付けられ、浮上防止部材28を下方に付勢している。このトーションスプリング29によって、浮上防止部材28の下面は、テープ搬送路38の上面に密接されている。
As shown in FIG. 4, the
なお、第2スプロケット62と第3スプロケット63の間のテープ搬送路38上には、空間38cが形成されている。
A
制御装置200は、フィーダ21を制御するものであり、第1サーボモータ22および第2サーボモータ23の回転を制御する。制御装置200は、マイクロプロセッサや、サーボモータ22、23に駆動電流を供給するドライバを有している。
The
第3スプロケット63の下流側(フィーダ21の後端部側)のフィーダ本体21bには、キャリアテープ900の有無を検知し、その検知信号を制御部39に出力する第4センサ65が設けられている。第4センサ65は、第1キャリアテープ900Aと第2キャリアテープ900Bとの境界部分を検知するセンサである。第2スプロケット62の上流側(フィーダ21の前端部側)のフィーダ本体21bには、キャリアテープ900の有無を検知し、その検知信号を制御部39に出力する第5センサ66が設けられている。
The feeder
フィーダ21が、部品供給部20のスロット20aに装着されると、通信コネクタ80(図7参照)を介して部品実装機100の本体側からフィーダ21側に電力が供給されるとともに、フィーダID等の必要な情報がフィーダ21側から部品実装機100の制御装置200に送信される。これにより、フィーダ21のシリアルIDに基づいて、フィーダ21に装填されたキャリアテープ900によって送られる部品の情報が取得され、制御装置200に記憶される。
When the
次に、上記した第1の実施の形態に係るフィーダ21の動作について説明する。通常は、操作レバー51は、スプリング55の付勢力によって、図5に示す状態に保持され、入口押さえ部材32がテープ搬送路38に当接されているとともに、邪魔板56が自重により回動されてテープ挿入部21dを閉塞している。
Next, the operation of the
この際、第1キャリアテープ900Aは、前方側のリール810に巻回され、第2キャリアテープ900Bは、後方側のリール820に巻回されている。
At this time, the
しかる状態で、操作レバー51の操作ノブ51bが作業者によって持ち上げ操作される。操作レバー51が持ち上げ操作されると、第2ドッグ84によって第2センサ83が動作され、操作レバー51の作動が検出される。
In an appropriate state, the
また、操作レバー51が操作されると、第4ギヤ27が第2サーボモータ23によって回転され、ホールセンサ76によってホールマグネット75が検出される角度位置に位置決めされる。これによって、第4スプロケット64は、図5に示すように、係合突起64aが設けられていない部分が、テープ搬送路38に対応する角度位置に位置決めされる。
When the
操作レバー51の回動により、作動係合部51aを介して入口押さえ部材32が上昇される。これにより、入口押さえ部材32がテープ搬送路38より離間されるとともに、邪魔板56が下流側押さえ部材33によって回動される(図8参照)。その結果、テープ挿入部21dが開放されて、キャリアテープ900の挿入が可能となる。同時に、操作レバー51の回動により、ストッパー部材31がカム部51cによって回動され、停止部31cがテープ搬送路38に当接される。
By the rotation of the
その状態で、作業者により、第1キャリアテープ900Aがテープ挿入部21dよりテープ搬送路38上に挿入される。この際、第1キャリアテープ900Aは、第4スプロケット64の係合突起64aに接触することなく、ストッパー部材31の停止部31cに当接する所定位置まで挿入される(図6の2点鎖線参照)。これにより、第1キャリアテープ900Aによって、第1ドッグ82および第3ドッグ86が作動されるので、第1センサ81および第3センサ85が動作され、第1キャリアテープ900Aが所定位置に挿入されたことが検出される。
In this state, the operator inserts the
第1キャリアテープ900Aが停止部31cに当接する位置まで挿入されると、操作レバー51の操作が解除され、操作レバー51は、スプリング55の付勢力によって、図5の実線で示す原位置に回動復帰する。操作レバー51の回動復帰により、入口押さえ部材32がテープ搬送路38に向けて下降され、挿入された第1キャリアテープ900Aをテープ搬送路38に向けて押さえる。
When the
第1キャリアテープ900Aの挿入が検出され、操作レバー51が原位置に回動復帰されたことが検出(第2センサ83がOFF)されると、第2サーボモータ23が駆動され、第3および第4スプロケット63、64が回転される。これにより、第4スプロケット64の係合突起64aが第1キャリアテープ900Aの係合穴901bに係合され、第1キャリアテープ900Aは、第4スプロケット64によって第3スプロケット63側に搬送される。
When the insertion of the
第4スプロケット64による第1キャリアテープ900Aの搬送により、第1キャリアテープ900Aによって下流側押さえ部材33がスプリング35−1の付勢力に抗して持ち上げられ、第1キャリアテープ900Aは、下流側押さえ部材33とテープ搬送路38との間を搬送される。
By the conveyance of the
この際、第4スプロケット64の係合突起64aは、第4スプロケット64の外周の一部にしか形成されていないので、第1キャリアテープ900Aの係合穴901bに係合突起64aが係合すると、第1キャリアテープ900Aは間欠的に第3スプロケット63側に移動される。その結果、第1キャリアテープ900Aが急激に、第3スプロケット63側に引き込まれることがない。なお、第1キャリアテープ900Aによって下流側押さえ部材33が持ち上げられると、ストッパー部材31および第3ドック86の軸支部31b、86aが、一体的に上昇される。
At this time, since the
第4スプロケット64によって搬送される第1キャリアテープ900Aに形成された係合穴901bが第3スプロケット63の係合突起63aと係合すると、第3スプロケット63によって第1キャリアテープ900Aが第2スプロケット62側に搬送される。第3スプロケット63の外周には、全周にわたって係合突起63aが形成されているので、短時間で第1キャリアテープ900Aが第2スプロケット62側に搬送される。
When the
さらに、第1キャリアテープ900Aの先端は、案内部28bとテープ搬送路38の間から、浮上防止部材28の下方に侵入する。第1キャリアテープ900Aの先端は、浮上防止部材28によってテープ搬送路38からの浮き上がりが抑制され、第2スプロケット62に向けて搬送される。
Further, the tip of the
第5センサ66が、第3スプロケット63によって搬送された第1キャリアテープ900Aの先端を検出すると、第1サーボモータ22および第2サーボモータ23は、スプロケット61〜64を部品のピッチ間隔で間欠的に回転させる。第1キャリアテープ900Aに形成された係合穴901bが第2スプロケット62の係合突起62aに係合すると、第2スプロケット62によって第1キャリアテープ900Aがテープ剥離装置70に送られ、テープ剥離装置70によって第1キャリアテープ900Aからカバーテープ902が剥離される。そして、第1キャリアテープ900Aに形成された係合穴901bが第1スプロケット61の係合突起61aに係合すると、第1スプロケット61によって第1キャリアテープ900Aに収納された部品が順次部品取出位置21aに位置決めされる。
When the
第1キャリアテープ900Aが、フィーダ21によって搬送されている場合には、図9に示すように、第1キャリアテープ900Aがストッパー部材31の当接部31aを押圧して、ストッパー部材31がスプリング36の付勢力に抗して回動される。これにより、ストッパー部材31の停止部31cが第1キャリアテープ900Aの上面と接触する。
When the
従って、その状態で、前述したように、操作レバー51を回動操作(第2センサ83がON)して、第2キャリアテープ900Bを、テープ挿入部21dより第1キャリアテープ900Aと入口押さえ部材32との間に挿入すると、第2キャリアテープ900Bの先端がストッパー部材31の停止部31cに当接し、その位置で停止される。これにより、第2キャリアテープ900Bの下流への搬送が阻止され、その位置で第2キャリアテープ900Bは待機する。第2キャリアテープ900Bがストッパー部材31の停止部31cに当接する位置まで挿入されると、第2キャリアテープ900Bによって第3ドッグ86が作動されるため、第2キャリアテープ900Bの挿入が第3センサ85によって検出される。
Accordingly, in this state, as described above, the
第2キャリアテープ900Bを挿入した後、操作レバー51の操作を解除すると、操作レバー51は原位置に復帰するが、第1キャリアテープ900Aがストッパー部材31の当接部31aを押圧しているので、ストッパー部材31の停止部31cによって第2キャリアテープ900Bの停止状態が持続される。
When the
なお、操作レバー51を回動操作することなく、第2キャリアテープ900Bをテープ挿入部21dより挿入しようとしても、第1キャリアテープ900Aの上面に当接する邪魔板56によって、第2キャリアテープ900Bの挿入が阻止される(図9参照)。
Even if the second carrier tape 900B is to be inserted from the
第1キャリアテープ900Aの後端が第2キャリアテープ900Bの先端よりも下流側に搬送されると、第2キャリアテープ900Bに形成された係合穴901bが第4スプロケット64の係合突起64aと係合する。その後、第2キャリアテープ900Bは、第1キャリアテープ900Aによって作られているテープ搬送路38とストッパー部材31との隙間に進入し、第2スプロケット62に向けて搬送される。
When the rear end of the
なお、第2キャリアテープ900Bの先端が当接部31aを押し上げると、前述したように、ストッパー部材31がスプリング36の付勢力に抗して再び回動され、ストッパー部材31によって新たなキャリアテープ900の侵入が阻止される。
When the tip of the second carrier tape 900B pushes up the
第1キャリアテープ900Aより全ての部品が取り出されると、使用済みのリール810が、リール保持部50より除去される。
When all the parts are taken out from the
フィーダ21に新たにキャリアテープ900を挿入する場合には、現在使用中のキャリアテープ900(第1キャリアテープ900A)を巻回したリール810と、新たに挿入するキャリアテープ900(第2キャリアテープ900B)を巻回したリール810とに貼られたバーコードをバーコードリーダによりそれぞれ読み取り、各リールに収納された部品のシリアルIDを部品実装機100の制御装置200にそれぞれ送信して、正しい部品を収納したキャリアテープであるかどうかをチェックする、いわゆるベリファイが実行される。
When the
上記した第1の実施の形態によれば、テープ挿入部21dより挿入されたキャリアテープ900の係合穴901bに係合する係合突起64aが、第4スプロケット64の外周の一部にのみ設けられ、入口押さえ部材32が操作レバー51によって上昇された際に、モータ制御部200aによる第2サーボモータ23の制御によって、スプロケット64の外周の一部にのみ設けられた係合突起64aをキャリアテープ900と接触しない角度位置に位置決めするようにした。
According to the first embodiment described above, the
これにより、キャリアテープ900を第4スプロケット64の係合突起64aに接触することなく、ストッパー部材31によって規制される所定の位置までキャリアテープ900を確実に挿入することができる。
Thereby, the
また、上記した第1の実施の形態によれば、入口押さえ部材32に、テープ挿入部21dへのキャリアテープの挿入を阻止する邪魔板56を設け、操作レバー51の回動によって入口押さえ部材32が上昇された際に、邪魔板56を、テープ挿入部21dへのキャリアテープ900の挿入を許容する位置に移動させるようにした。
Further, according to the first embodiment described above, the
これにより、操作レバー51を回動させない状態で、キャリアテープ900をテープ挿入部21dに挿入することを、邪魔板56によって確実に阻止することができる。
Accordingly, it is possible to reliably prevent the
図10および図11は、本発明の第2の実施の形態を示すもので、第1の実施の形態においては、キャリアテープ900の挿入時に、第4スプロケット64を係合突起64aが設けられていない部分を、テープ搬送路38に対応する角度位置に位置決めする接触回避装置95によって、キャリアテープ900を第4スプロケット64の係合突起64aに接触しないようにした。
10 and 11 show a second embodiment of the present invention. In the first embodiment, when the
これに対して、第2の実施の形態においては、接触回避装置95の構成を変更し、第4スプロケット64を所定の角度位置に位置決めしなくても、キャリアテープ900を第4スプロケット64の係合突起64aに接触しないようにした。
In contrast, in the second embodiment, the
以下、第2の実施の形態について、図10および図11に基づいて説明するが、第1の実施の形態で述べたと同一の構成部品については同一の参照番号を付し、説明を省略する。 Hereinafter, the second embodiment will be described with reference to FIGS. 10 and 11. However, the same components as those described in the first embodiment will be denoted by the same reference numerals, and description thereof will be omitted.
図10および図11において、入口押さえ部材32の側面には、ガイド部材90が取付けられている。ガイド部材90には、第4スプロケット64に係合する一端側のキャリアテープ900の下面に係合可能な円弧状のガイド面90aが形成されている。ガイド部材90のガイド面90aは、入口押さえ部材32がテープ搬送路38に当接されている状態においては、第4スプロケット64の係合突起64aよりも下方に位置されている。これに対して、キャリアテープ900を挿入するために、入口押さえ部材32がテープ搬送路38より離間された状態においては、ガイド部材90のガイド面90aは、第4スプロケット64の係合突起64aよりも上方に位置されるように構成されている。
10 and 11, a
これにより、テープ挿入部21dより挿入されるキャリアテープ900は、ガイド部材90のガイド面90aによって、第4スプロケット64の係合突起64aを乗り越えるように挿入され、ストッパー部材31の停止部31cに当接する所定の位置まで挿入される。
As a result, the
キャリアテープ900が所定の位置まで挿入されると、操作レバー51が回動復帰され、入口押さえ部材32がテープ搬送路38に向けて下降される。これにより、入口押さえ部材32と一体にガイド部材90が下降され、ガイド面90aが第4スプロケット64の係合突起64aより下方に退避される。これにより、挿入されたキャリアテープ900が、入口押さえ部材32とテープ搬送路38との間で挟持され、キャリアテープ900は第4スプロケット64の係合突起64aに係合される。
When the
第2の実施の形態によれば、操作レバー51によって上昇される入口押さえ部材32に、テープ搬送用のガイド面90aを形成したガイド部材90を作動的に連結したので、入口押さえ部材32にガイド部材90を連結するだけで、キャリアテープ900と第4スプロケット64の係合突起64aとの接触を確実に回避することができる。
According to the second embodiment, since the
しかも、第2の実施の形態によれば、キャリアテープ900の挿入時に、第4スプロケット64を所定の角度位置に位置決めする必要がなく、また、第4スプロケット64として、係合突起64aが全周に亘って形成されたものにも適用可能である。
In addition, according to the second embodiment, it is not necessary to position the
上記した実施の形態においては、操作レバー51に、入口押さえ部材32の係合部材54に係合する作動係合部51aを形成することにより、操作レバー51の操作によって入口押さえ部材32を上昇させるようにしたが、操作レバー51と入口押さえ部材32とを作動的に連結させる構成は、実施の形態のものに限定されるものではなく、操作レバー51の操作に連動して入口押さえ部材32が上昇される構成であればよい。
In the above-described embodiment, the
また、上記した実施の形態においては、操作レバー51に、ストッパー部材31に係合するカム部51cを形成することにより、操作レバー51の操作によってストッパー部材31を回動させるようにしたが、操作レバー51とストッパー部材31とを作動的に連結させる構成は、実施の形態のものに限定されるものではなく、操作レバー51の操作に連動してストッパー部材31が回動される構成であればよい。
In the above-described embodiment, the
さらに、上記した実施の形態においては、前部側スプロケット(第1および第2スプロケット61、62)と後部側スプロケット(第3および第4スプロケット63、64)を、それぞれ2つずつのスプロケットによって構成した例について述べたが、前部側スプロケットと後部側スプロケットは、それぞれ少なくとも1つのスプロケットによって構成することもできる。
Further, in the above-described embodiment, the front side sprocket (first and
本発明は上記した実施の形態で述べた構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々の形態を採り得るものである。 The present invention is not limited to the configurations described in the above-described embodiments, and can take various forms without departing from the gist of the present invention described in the claims.
本発明に係るフィーダは、2つのキャリアテープをスプライシングせずに部品取出位置に連続して送るものに適している。 The feeder according to the present invention is suitable for a feeder that continuously feeds two carrier tapes to a component extraction position without splicing.
21…フィーダ、21a…部品取出位置、21b…フィーダ本体、21d…テープ挿入部、23…モータ、31…ストッパー部材、32…入口押さえ部材、38…テープ搬送路、51…レバー、56…邪魔板、64…スプロケット、64a…係合突起、90…ガイド部、90a…ガイド面、95…接触回避装置、100…部品実装機、200…制御装置、200a…モータ制御部、900…キャリアテープ、901b…係合穴。
DESCRIPTION OF
Claims (3)
A tape transport path for transporting a carrier tape containing a large number of parts, a tape insertion portion for inserting the carrier tape, provided at the rear of the feeder main body, and rotatably supported by the feeder main body, from the tape insertion portion A sprocket having an engagement protrusion that can be engaged with an engagement hole of the inserted carrier tape, a motor that rotates the sprocket, and the carrier tape that is inserted from the tape insertion portion is directed toward the tape conveyance path. An inlet pressing member for pressing, a rotatable lever for raising the inlet pressing member when the carrier tape is inserted from the tape insertion portion, and when the inlet pressing member is raised by rotation of the lever A contact avoidance device for avoiding contact between the carrier tape inserted from the tape insertion portion and the engagement protrusion; Feeder, characterized in that it comprises a.
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