JP6577303B2 - ソケット - Google Patents

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本発明は、電力設備に用いるソケットに関するものである。
電力設備における種々の電気接続のために、ソケットが使用されている。たとえば下記特許文献1のソケットは、2つのスイッチ端子を備え、スイッチ端子同士が短絡されている。また、各スイッチ端子に接続されたソケット端子を備える。
ソケットにプラグを取り付けると、ソケット端子にプラグ端子が挿入され、スイッチ端子同士の間には絶縁ラグが挿入される。ソケット端子とプラグ端子が接続され、スイッチ端子が開放される(絶縁される)。ソケット端子とプラグ端子の断続とスイッチ端子同士の開閉との位置をずらすことで、CT回路(電流測定回路)用またはPT回路(電圧測定回路)用として使用されている。CT回路用であれば、スイッチ端子を短絡しておき、ソケット端子とプラグ端子の導通を確保した後に、スイッチ端子を開放する。PT回路用であれば予めスイッチ端子間を開放しておく。
上記のようにCT回路用とPT回路用ではスイッチ端子の必要性が異なる。すなわち、ソケットが使用される回路によって、スイッチ端子の必要な場合とそうでない場合が有る。回路によってスイッチ端子の有無を分けて製造する必要があり、製造が煩雑になる。スイッチ端子の有無を見分ける必要があり、スイッチ端子の有無でソケットの外観を変えれば、さらに製造が煩雑になる。
また、電力設備の小型化・省スペース化が求められている。各機能についてモジュール化やユニット化が進んでおり、モジュールやユニットの接続は必須条件になっている。
しかし、ソケットはモジュールやユニット本来の機能ではないため、極力小型であることが求められる。また、モジュールやユニットの多機能化が進んでおり、ソケットに使用できるスペースも減少している。下記特許文献1に示すソケットも同様であり、何らかの方法で小型化する必要がある。
特開平8−240612号公報
本発明の目的は、複数の回路に切り替え可能であり、小型化もできるソケットを提供することにある。
本発明のソケットは、スイッチ端子、少なくとも2つのスイッチ端子を短絡して保持する絶縁ケース、スイッチ端子同士の間に挿入することができるピンを備える。ピンはスイッチ端子同士の間に電流が流れていない状態で挿入されるものである。
ピンは、先端部およびスイッチ端子に接する絶縁部を備える。先端部の厚みは絶縁部よりも薄い。
絶縁ケースにピンを視認できる開口を備える。ピンをスイッチ端子同士の間に挿入した状態で、先端部が開口よりも絶縁ケースの内方に位置する。
また本発明のソケットは、平面を備えたスイッチ端子、前記平面において、スイッチ端子と重ならないソケット端子、2つのスイッチ端子を短絡し、スイッチ端子およびソケット端子を保持する絶縁ケースを備える。
絶縁ケースの一面において、ソケット端子にプラグ端子を挿入するためのプラグ挿入穴を備えても良い。絶縁ケースの一面の少なくとも一方向において、プラグ挿入穴よりも外方に凸部を備え、該凸部がプラグ端子の絶縁ケースに接する。
また絶縁ケースを複数並べても良い。絶縁ケースが並ぶことで保持された部品も並ぶ。
本発明によると、ピンをスイッチ端子同士の間に挿入するだけで、スイッチ端子同士の短絡を絶縁に切り換えられる。スイッチ端子同士を短絡したソケットと絶縁したソケットの両方を製造する必要は無く、製造が煩雑にならない。ソケットを使用する回路に応じてピンの挿入の有無を変更できるため、回路設計を柔軟に変更できる。
ピンの先端部のみを薄くすることで、ピン全体の強度を落とさずに、ピンを挿入しやすくしている。また、絶縁ケースに設けたピンを視認するための開口を先端部の厚みに応じて狭くでき、絶縁ケースの内部空間に塵や埃が入りにくくなる。ピンの先端が絶縁ケースから飛び出さないことで、ピンを誤って押してしまい、ピンが脱落することを防止できる。
絶縁ケースの幅方向と奥行き方向において、スイッチ端子とソケット端子が重ならないため、重ならない分だけ、ソケットをコンパクトにできる。
凸部がプラグの絶縁ケースと接することで、絶縁ケースに塵や埃が入りにくくなる。
本発明のソケットの構成を示す図である。 スイッチ端子を示す図であり、(a)はスイッチ端子の斜視図、(b)はスイッチ端子の側面図である。 ソケット端子を示す図であり、(a)はソケット端子の斜視図、(b)はソケット端子の側面図である。 スイッチ端子とソケット端子を組み合わせた図であり、(a)は斜視図、(b)はXZ面の側面図、(c)はYZ面の側面図である。 絶縁ケースを並べた図であり、(a)は他面図、(b)はXZ面の側面図である。 絶縁ケースを並べた図であり、(a)は一面図、(b)はYZ面の側面図である。 本発明のソケットにプラグを差し込む場合の図である。 ピンを示す図であり、(a)は斜視図、(b)はYZ面の側面図、(c)はXZ面の側面図である。 スイッチ端子同士の間にピンを挿入した図である。 図9のA−A線断面図である。
本発明のソケットについて図面を使用して説明する。本説明において、幅方向をX方向、奥行き方向をY方向、高さ方向をZ方向として説明する。
図1に示す本発明のソケット10は、スイッチ端子12、ソケット端子14、そのスイッチ端子12とソケット端子14を保持する絶縁ケース16を備える。
図2に示すように、スイッチ端子12は帯状の導電板を折り曲げ加工したものである。スイッチ端子12の一端20を他端30に向けて湾曲させながら折り返しており、スイッチ端子12に弾性力が備えられている。また、他端30およびその付近は平面になっている。図1に示すように、2つのスイッチ端子12が絶縁ケース16のY方向でペアになっている。
絶縁ケース16の内部空間18において、ペアになったスイッチ端子12同士の一端20またはその付近の一部が接する。ペアになったスイッチ端子12同士が互いに押し合いながら接している。図1ではスイッチ端子12同士は線接触であるが、スイッチ端子12の折り曲げ加工の方法によっては、面接触であっても良い。スイッチ端子12同士の接する部分はXZ平面を含んでいる。ペアになったスイッチ端子12同士は電気的に短絡しているが、後述するピンによって絶縁させることができる。
スイッチ端子12の一端20は幅広の切り込み22によって2本に分割している。上記のようにスイッチ端子12同士が互いに押し合っているのは、この2本に分割された箇所である。
図3に示すように、ソケット端子14は帯状の導電板を折り曲げ加工したものである。折り曲げ加工によってソケット端子14の両端部24およびその付近が向かい合って近接する。ソケット端子14の両端部24が向かい合うように、ソケット端子14の中間部32およびその付近でほぼ四角形になるようになっている。ソケット端子14の両端部24は絶縁ケース16の内部空間18に配置される。
ソケット端子14の両端部24またはその付近に湾曲部26を形成している。湾曲部26は、凹ませた方向が互いに他方の端部24に向くようになっている。
湾曲部26同士の間でかつソケット端子14に接するようにプラグ端子を挿入すると、ソケット端子14とプラグ端子を導通させることができる。プラグ端子を介して外部の任意回路と接続することができる。プラグ端子は、ソケット端子14の両端部24の間に入り込むため、板状になっている。
ソケット端子14の両端部24がプラグ端子に線接触するが、面接触されるようにしても良い。ソケット端子14がプラグ端子に接する部分はYZ平面を含んでいる。ソケット端子14の両端部24にプラグ端子が入り込んだときに、ソケット端子14の両端部24はプラグ端子に弾性力を加えるようになっている。
図4のように、ソケット端子14の両端部24がスイッチ端子12の切り込み22の中に配置されている。両端部24にプラグ端子が差し込まれて広がった時に、両端部24が切り込み22に邪魔されないように切り込み22の幅を設計する。すなわち、切り込み22の幅は両端部24にプラグ端子が差し込まれた幅よりも広くする。
1つのスイッチ端子12と1つのソケット端子14がセットになって接しており、導通する。スイッチ端子12の他端30およびその付近とソケット端子14の中間部32とがXY平面に有り、重ねることで接する。上記のようにペアになったスイッチ端子12が短絡しているため、そのスイッチ端子12に接しているソケット端子14も電気的に短絡状態である。
図1に示す固定部材34はボルト36とナット38である。スイッチ端子12とソケット端子14は、ボルト36の軸40を通すための開口42、44を設けている。
スイッチ端子12同士が短絡される部分がXZ平面を含んでおり、ソケット端子14がプラグ端子に接する部分がYZ平面を含んでいる。このXZ平面とYZ平面は、それらの方向が90°異なる。したがって、図4のように、セットになったスイッチ端子12とソケット端子14において、XZ平面およびYZ平面でスイッチ端子12とソケット端子14が重なっていない。スイッチ端子12とソケット端子14がXZ平面またはYZ平面で重ならないことで、ソケット10のX方向またはY方向の幅が狭くなり、ソケット10をコンパクト化している。
スイッチ端子12がソケット端子14よりも上にあり、スイッチ端子12の他端30に圧着端子などの接続端子や電線を接続する。上記の固定部材34が、スイッチ端子12、ソケット端子14および接続端子などを一緒に挟み込んで取り付ける。接続端子を介して外部の任意回路と接続することができる。ソケット端子14がスイッチ端子12よりも上にあれば、ソケット端子14の中間部32に接続端子などを取り付ける。
スイッチ端子12、ソケット端子14および固定部材34は絶縁ケース16で保持されている。
絶縁ケース16は、絶縁性の樹脂で構成される。図1に示すように、絶縁ケース16によって、2つのスイッチ端子12、2つのソケット端子14および2つの固定部材34がY方向でペアになって並ぶ。また図5(a)、(b)に示すように、X方向に絶縁ケース16を複数並べることで、スイッチ端子12、ソケット端子14および固定部材34を所定数並べても良い。それらを並べる数は、ソケット10が使用される機器の回路設計によって適宜変更する。
絶縁ケース16を並べた場合、X方向において、隣り合うスイッチ端子12等の間を隔壁46によって仕切っても良い。Y方向においては、固定部材34が隔壁48によって仕切られるようにする。固定部材34で接続端子や電線をスイッチ端子12の他端30に取り付けるとき、隔壁46、48によって隣り合うスイッチ端子12等に間違えて取り付けられないようにする。
絶縁ケース16を並べる方法として、複数の絶縁ケース16を並べてネジなどで固定しても良いし、最初から複数の絶縁ケース16を並べた状態の物を成形しても良い。
図6(a)に示すように、絶縁ケース16の一面50にピン挿入穴52とプラグ挿入穴54を備える。ピン挿入穴52からピンを挿入することで、ピンがスイッチ端子12同士の間に入り込み、スイッチ端子12同士を絶縁する。プラグ挿入穴54からプラグ端子が挿入されることで、プラグ端子がソケット端子14の両端部24同士の間に入り込み、ソケット端子14とプラグ端子が接続される。Y方向において、プラグ挿入穴54、ピン挿入穴52、プラグ挿入穴54の順番で配置されている。
ソケット10にプラグ65を接続する場合、図7のようになる。プラグ65はソケット端子14に挿入されるプラグ端子66、スイッチ端子12同士の挿入される絶縁ラグ67を備える。プラグ端子66はプラグ65の絶縁ケース68内で外部接続端子69に接続されている。従来と同様にCT回路(電流測定回路)またはPT回路(電圧測定回路)はソケット10を介してプラグ65に接続することができる。後述するピンがスイッチ端子12の間に入っていなければCT回路用、入っていればスイッチ端子12間が開放されるため、PT回路用として使用される。CT回路用であれば、ソケット10にプラグ65を取り付ける際、ソケット端子14にプラグ端子66が接続され、その後スイッチ端子12同士の間に絶縁ラグ67が挿入されスイッチ端子12が開放される(絶縁される)。すなわち、ソケット端子14とプラグ端子66の導通を確保した後に、スイッチ端子12を開放する。これにより、プラグ65を挿入する際にCT回路をオープンにせずに接続できる。
図5や図6(a)は、複数の絶縁ケース16を並べることによって集合体60を形成している。集合体60は外周部58に保持されている。図6(b)のように、集合体60のX方向端に設けた爪62を外周部58にはめ込むことで、集合体60を外周部58に固定する。
本願はスイッチ端子12同士の短絡を解除するために、図8に示すピン70を備える。ピン70は、図9のようにスイッチ端子12同士の間に挿入し、スイッチ端子12同士を絶縁するものである。ピン70の挿入の有無により、スイッチ端子12同士の短絡(CT回路用)と絶縁(PT回路用)を切り替えることができる。したがって、回路によってはピン70が使用されない場合もある。
ピン70は、先端部72、スイッチ端子12に接する絶縁部74、先端部72と絶縁部74の間の中間部76を備える。ピン70は絶縁性の樹脂で形成された板体であり、絶縁部74は2枚の板体が一定間隔で対向するようになっている。
絶縁部74は2枚の板体を対向させているため、スイッチ端子12同士の距離が長くなり、スイッチ端子12同士の絶縁が確保しやすくなる。また、上記プラグ65を差し込む場合、絶縁ラグ67が絶縁部74同士の間に入る。
絶縁ケース16の内部空間18を形成する内壁に、少なくとも中間部76が所望の方向に進行するための溝78を設けておく(図1)。溝78はZ方向を向いている。中間部76の側部が溝78に入り、ピン70が溝78の方向に進行する。中間部76以外に先端部72の側部も溝78に入っても良い。また、少なくとも中間部76は絶縁部74よりも幅広にしても良い。その場合、ピン70を挿入してスイッチ端子12同士の間および絶縁ケース16の中を進行するときに、ピン70が斜方を向きにくく、挿入しやすい。
ピン70の先端部72の厚みが中間部76および絶縁部74よりも薄い。スイッチ端子12同士の間にピン70の先端部72から挿入するため、先端部72が薄いことによってピン70が挿入しやすい。なお、中間部76を先端部72の厚みと同じにし、先端部72と中間部76の区別をなくしても良い。
また、絶縁ケース16の他面80にピン70を視認できる開口82を備える(図5(a))。ピン70の有無を確認することで、スイッチ端子12の短絡と絶縁を確認できる。上記のようにピン70の先端部72を薄くすることで、開口82を小さくすることができ、絶縁ケース16の内部空間18に塵や埃が入りにくくなる。
絶縁ケース16とピン70の色を異ならせるのが好ましい。開口82からピン70を確認しやすくするためである。明度の異なる色にすることでピン70を確認しやすくする。たとえば、絶縁ケース16を明度の低い黒にし、ピン70を明度の高い白にする。明度の低い色の中に明度の高い色が配置されることで、ピン70を確認しやすくなっている。
ピン70を絶縁ケース16の中に挿入したとき、ピン70の先端部72は絶縁ケース16の開口82から外部に飛び出さない。ピン70の先端部72に触れてピン70が脱落することを防止するためである。設計段階では、ピン70の先端部72が開口82ぎりぎりになるのではなく、絶縁ケース16内に配置されるように設計することが好ましい。製造誤差でピン70が飛び出すのを防止するためである。
また、ピン挿入穴52からピン70の絶縁部74が飛び出さないようにする。絶縁部74に触れてピン70が外れたり、絶縁部74が破損してスイッチ端子12同士を短絡させないためである。
図10に示すように、絶縁ケース16とピン70に嵌め合わせ部84を備える。嵌め合わせ部84は凹部86および凸部88が挙げられる。ピン70の側部に凹部86を設け、絶縁ケース16に凸部88を設ける。ピン70が絶縁ケース16に完全に挿入された状態で、凹部86と凸部88が嵌め合わせられる。この嵌め合わせによって、ピン70が絶縁ケース16から脱落しにくくする。回路の設計時にスイッチ端子12同士の短絡と絶縁は決定されているため、ピン70をはめ込んだ後、ピン70が脱落しなくなることで、回路の保護になる。なお、ピン70に凸部88を設け、絶縁ケース16に凹部86を設けても良い。
上記の凹部86と凸部88が嵌め合わせられるために、ピン70の先端部72および中間部76の中心に切り込み90を設け、2つに分けている。嵌め合わせが行われる際、先端部72および中間部76が切り込み90に向けて撓み、嵌め合わせが終了すると元の状態に戻る。切り込み90によって嵌め合わせが可能なようになっている。なお、先端部72に凹部86が設けられているが、中間部76に凹部86を設けることもできる。
ピン70の挿入はスイッチ端子12に電流を流す前に行う。電流が流れていると、絶縁した瞬間にアークが発生する恐れがあるためである。ソケット10を使用する前に、ソケット10に接続する回路の設計に合わせてピン70を挿入する。
特許文献1であれば短絡端子の有無で短絡と絶縁を切り替える必要があった。本願はピン70の挿入の有無で短絡と絶縁を切り替える。本願はスイッチ端子12の有るソケット10のみを製造すれば良く、製造が複雑にならない。
図6のように、絶縁ケース16の一面50において、ピン挿入穴52とプラグ挿入穴54よりも外方に線状の凸部92を備える。また、凸部92は一面50における少なくとも一方向に設けられる。ソケット10を設置したときに、一面50が水平方向に対して鉛直方向を向くようにし、凸部92がピン挿入穴52とプラグ挿入穴54よりも上方に配置されるようにする。プラグ65を差し込んだときに、プラグ65の絶縁ケースが凸部92に接する。重力で落下する塵や埃が、凸部92によってピン挿入穴52とプラグ挿入穴54から絶縁ケース16内に入り込みにくくなっている。
以上のように、ピン70の挿入の有無によってスイッチ端子12の短絡と絶縁を切り替えることができ、複数種のソケット10を製造しなくても良い。製造の煩雑さが無く、スイッチ端子12の短絡と絶縁を設計の最終段階で変更することもでき、ソケット10に接続する回路の設計も柔軟に変更できる。ピン70の有無を視認できるようになっており、回路接続ミスも防止できる。ピン70と絶縁ケース16の嵌め合わせ部84によってピン70の脱落も防止でき、事故を防止できる。スイッチ端子12とソケット端子14がXZ平面とYZ平面で重ならないため、その分だけコンパクトになる。
その他、本発明は、その主旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々の改良、修正、変更を加えた態様で実施できるものである。
10:ソケット
12:スイッチ端子
14:ソケット端子
16:ソケットの絶縁ケース
18:絶縁ケースの内部空間
20:スイッチ端子の一端
24:端部
26:湾曲部
30:スイッチ端子の他端
32:ソケット端子の中間部
34:固定部材
36:ボルト
38:ナット
40:ボルトの軸
42、44:ボルトの軸を通すための開口
46、48:隔壁
50:ソケットの絶縁ケースの一面
52:ピン挿入穴
54:プラグ挿入穴
58:外周部
60:集合体
62:爪
65:プラグ
66:プラグ端子
67:絶縁ラグ
68:プラグの絶縁ケース
69:外部接続端子
70:ピン
72:先端部
74:絶縁部
76:中間部
78:溝
80:ソケットの絶縁ケースの他面
82:ピンを視認するための開口
84:嵌め合わせ部
86:凹部
88:凸部
92:ソケットの絶縁ケースの一面の凸部

Claims (7)

  1. スイッチ端子と、
    2つの前記スイッチ端子を短絡して保持する絶縁ケースと、
    先端部およびスイッチ端子に接する絶縁部を備え、該先端部の厚みが絶縁部よりも薄く、前記スイッチ端子同士の間に挿入してスイッチ端子同士を絶縁することができるピンと、
    を備えたソケット。
  2. スイッチ端子と、
    2つの前記スイッチ端子を短絡して保持する絶縁ケースと、
    前記スイッチ端子同士の間に挿入してスイッチ端子同士を絶縁することができるピンと、
    前記絶縁ケースに備えられ、ピンを視認できる開口と、
    を備えたソケット。
  3. スイッチ端子と、
    2つの前記スイッチ端子を短絡して保持する絶縁ケースと、
    先端部およびスイッチ端子に接する絶縁部を備え、該先端部の厚みが絶縁部よりも薄く、前記スイッチ端子同士の間に挿入してスイッチ端子同士を絶縁することができるピンと、
    前記絶縁ケースに備えられ、ピンを視認できる開口と、
    を備えたソケット。
  4. 前記ピンをスイッチ端子同士の間に挿入した状態で、ピンの先端部が絶縁ケースの開口よりも絶縁ケースの内方に位置する請求項2または3のソケット。
  5. 一端と他端を有する帯状の導電板で形成され、他端およびその付近が平面になったスイッチ端子と、
    帯状の導電板で形成され、該導電板の両端部が向かい合い、中間部およびその付近が平面になったソケット端子と、
    前記スイッチ端子の平面とソケット端子の平面を重ね、2つの前記スイッチ端子を短絡し、該2つのスイッチ端子が短絡される部分と前記ソケット端子の両端部分の方向を90°異ならせて保持する絶縁ケースと、
    を備えたソケット。
  6. 前記絶縁ケースの一面に備えられたソケット端子にプラグ端子を挿入するためのプラグ挿入穴と、
    前記絶縁ケースの一面の少なくとも一方向において、プラグ挿入穴よりも外方に設けられた凸部と、
    を備えた請求項5のソケット。
  7. 前記絶縁ケースが複数並んだ請求項1から6のいずれかのソケット。
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