JP6576920B2 - アップリンク/ダウンリンクサブフレーム構成のクロスキャリアインジケーション - Google Patents

アップリンク/ダウンリンクサブフレーム構成のクロスキャリアインジケーション Download PDF

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Description

優先権の主張
[0001]本特許出願は、2013年10月30日に出願された、国際出願第PCT/CN2013/086229号の優先権を主張し、本願の譲受人に譲渡され、参照によって本願明細書に明確に組み込まれる。
[0002]本開示は概して、ワイヤレス通信に関し、より具体的には、時分割複信(TDD)アップリンク(UL)/ダウンリンク(DL)サブフレーム構成の動的インジケーションのための方法および装置に関する。
[0003]ワイヤレス通信システムは、電話通信、映像、データ、メッセージング、およびブロードキャストのような様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(例えば、帯域幅、送信電力)を共有することによって多数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を用いうる。そのような多元接続技術の例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、および時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)システムを含む。
[0004]これらの多元接続技術は、異なるワイヤレスデバイスが、都市、国家、地域、さらには地球規模で通信することを可能にする共通プロトコルを提供するために様々な電気通信規格において採用されてきた。台頭してきた電気通信規格の例は、ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))である。LTE/LTEアドバンストは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))によって公表されたユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)のモバイル規格を強化したもののセットである。それは、スペクトル効率を改善することによってモバイルブロードバンドインターネットアクセスをより良くサポートし、コストを下げ、サービスを改善し、新たなスペクトルを利用し、ダウンリンク(DL)上においてOFDMAを、アップリンク(UL)上においてSC−FDMAを、そして多入力多出力(MIMO)アンテナ技術を使用して、他のオープン規格とより良く統合するように設計されている。しかしながら、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増加し続けるにつれて、LTE技術における更なる改善の必要性が存在する。好ましくは、これらの改善は、他の多元接続技術およびこれらの技術を用いる電気通信規格に適用可能であるべきである。
[0005]本開示のある特定の態様は、ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は概して、第1のセルについての第1のインデックスの構成を受信することと、ここにおいて、第1のインデックスは、ダウンリンク制御情報(DCI)メッセージ内における第1の位置にマッピングされる、サブフレーム内においてDCIメッセージを受信することと、第1のインデックスおよびDCIメッセージに基づいて、第1のセルについてのUL/DLサブフレーム構成のインジケーションを決定することと、第1のセルについての決定されたUL/DLサブフレーム構成に基づいて、第1のセルと通信することとを含む。
[0006]本開示のある特定の態様は、基地局によるワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は概して、ダウンリンク制御情報(DCI)メッセージ内の異なる位置におけるセルのグループの第1のセットについてのUL/DLサブフレーム構成情報を備えるDCIメッセージを生成することと、セルのグループのうちの少なくとも1つを使用して通信するように構成された少なくとも1つのUEにDCIメッセージを送信することとを含む。
[0007]態様は概して、添付の図面に関連しておよびそれらによって例示されるように本明細書において実質的に説明される、方法、装置、システム、コンピュータプログラム製品、および処理システムを含む。「LTE」は概して、LTEおよびLTEアドバンスト(LTE−A)を指す。
ネットワークアーキテクチャの例を例示する図である。 アクセスネットワークの例を例示する図である。 LTEにおけるDLフレーム構造の例を例示する図である。 LTEにおけるULフレーム構造の例を例示する図である。 ユーザおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの例を例示する図である。 本開示のある特定の態様にしたがって、アクセスネットワーク内における発展型ノードBおよびユーザ機器の例を例示する図である。 LTE時分割複信(TDD)のための実例的なフレーム構造を例示する。 LTE TDDによって使用されるUL/DLサブフレーム構成を例示する。 本開示のある特定の態様にしたがって、3つのキャリアにわたるセルのグループ分けを例示する。 本開示のある特定の態様にしたがって、UE1およびUE2についての再構成インジケータの決定された位置を例示する。 本開示のある特定の態様にしたがって、例えば、UL/DLサブフレーム構成のクロスキャリア(cross-carrier)インジケーションのためにUEによって遂行される実例的な動作1100を例示する。 本開示のある特定の態様にしたがって、例えば、UL/DLサブフレーム構成のクロスキャリアインジケーションのためにBSによって遂行される実例的な動作1200を例示する。
詳細な説明
[0020]ある特定の態様において、発展型ノードB(eNB)のうちの1つまたは複数は、1つまたは複数のユーザ機器UEに、明示的なシグナリングを介して1つまたは複数のセル内において使用されるべきアップリンク(UL)/ダウンリンク(DL)構成(例えば、フレーム内におけるULおよびDLサブフレームの番号および位置)を示しうる。このタイプのシグナリングは特に、セルがトラフィック適応のための発展型干渉管理(eIMTA:evolved interference management for traffic adaption)のために可能にされる場合に有用でありえ、それは、セルが、トラフィックのニーズに基づいてそのUL/DL構成を変更することを可能にする。eIMTAは、以下の段落内において詳細に論述される。ある特定の態様において、キャリアアグリゲーションは、動作帯域幅を増加させるためにLTEにおいて使用される。
[0021]例えば、UEは、2つ以上のコンポーネントキャリア(CC)で構成されうる。CCのうちの1つまたは複数は、eIMTA使用可能でありうる。以下において論述される本開示のある特定の態様によると、eIMTA使用可能なCCについてのUL/DL構成のクロスキャリアインジケーションは、CCごとの1つのインジケータの代わりに、CCのグループに基づきうる。さらに、以下において論述されるように、CCの多数のグループについての多数のUL/DL構成インジケータは、同じ再構成DCI(ダウンリンク制御情報)内に含まれうる。しかしながら、UEは、DCI内に含まれるグループのサブセットに対してのみ制御情報をモニタする必要がありうる。本開示のある特定の態様は、UEが、受信されたDCIからUEによって使用されるべきCCグループのサブセットについての制御情報の位置を決定することを可能にするための技法を論述する。
[0022]添付された図面に関連して以下に記載の詳細な説明は、様々な構成の説明として意図されるものであり、本明細書において説明される概念が実施されうる唯一の構成を表すように意図されるものではない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解を提供する目的のために特定の詳細を含む。しかしながら、これらの概念がこれらの特定の詳細なしに実施されうることは当業者にとって明らかであろう。いくつかの実例において、よく知られている構造およびコンポーネントは、そのような概念を曖昧にすることを避けるためにブロック図形式で示される。
[0023]ここでは、電気通信システムのいくつかの態様が様々な装置および方法に関連して提示される。これらの装置および方法は、以下の詳細な説明内において説明され、添付の図面内において、様々なブロック、モジュール、コンポーネント、回路、ステップ、処理、アルゴリズム、等(総称して「要素」と呼ばれる)によって例示される。これらの要素は、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組み合わせを使用してインプリメントされうる。そのような要素がハードウェアとしてまたはソフトウェアとしてインプリメントされるかどうかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体上において課せられる設計の制約に依存する。
[0024]例として、要素、または要素の任意の一部、あるいは要素の任意の組み合わせは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」を用いてインプリメントされうる。プロセッサの例は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、ステートマシン、ゲート論理、離散ハードウェア回路、および本開示全体を通じて説明される様々な機能を遂行するように構成された他の適したハードウェアを含む。処理システム内における1つまたは複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行しうる。ソフトウェアは、ソフトウェア/ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、または別の名称で呼ばれるかどうかにかかわらず、命令、命令のセット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ファームウェア、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数、等を意味するように広く解釈されるものとする。
[0025]それ故に、1つまたは複数の例証的な実施形態において、説明される機能は、ハードウェア、ソフウェア、またはそれらの組み合わせにおいてインプリメントされうる。ソフトウェアにおいてインプリメントされる場合、これらの機能は、コンピュータ可読媒体上において1つまたは複数の命令あるいはコードとして記憶もしくは符号化されうる。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされることができる任意の利用可能な媒体でありうる。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、PCM(相変化メモリ)、フラッシュメモリ、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは命令もしくはデータ構造の形で所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用されることができ、コンピュータによってアクセスされることができる任意の他の媒体を備えることができる。ディスク(disk)およびディスク(disc)は、本明細書で使用される場合、コンパクトディスク(CD)(disc)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(DVD)(disc)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここにおいて、ディスク(disk)は通常、磁気的にデータを再生するが、その一方でディスク(disc)は、レーザーを用いて光学的にデータを再生する。上記の組み合わせはまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0026]図1は、本開示の態様が実施されうるLTEネットワークアーキテクチャ100を例示する図である。
[0027]例えば、上記されたように、1つまたは複数のeNB106および108は、1つまたは複数のUE(例えば、UE102)に、明示的なシグナリングを介して1つまたは複数のセル内において使用されるべきアップリンク(UL)/ダウンリンク(DL)サブフレーム構成を示すためにDCIを生成および送信しうる。さらに、eNB106および108と、UE102とは、本開示のある特定の態様にしたがって、以下において詳細に論述されるUL/DLサブフレーム構成のクロスキャリアインジケーションのための技法をインプリメントするように構成されうる。例えば、eNB106および108のうちの1つまたは複数は、1つのDCIメッセージ内におけるCCのいくつかのグループについてのUL/DL構成のインジケーションを含むように構成され、UE206は、UE206に対して構成されたCCのグループのセットについてのUL/DL構成を含むDCIメッセージ内における位置を決定するように構成されうる。
[0028]LTEネットワークアーキテクチャ100は、発展型パケットシステム(EPS)100と呼ばれうる。EPS100は、1つまたは複数のユーザ機器(UE)102、発展型UMTS地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)104、発展型パケットコア(EPC)110、ホーム加入者サーバ(HSS)120、およびオペレータのIPサービス122を含みうる。EPSは、他のアクセスネットワークと相互接続することができるが、簡潔化のために、それらのエンティティ/インターフェースは、示されない。例証的な他のアクセスネットワークは、IPマルチメディアサブシステム(IMS)PDN、インターネットPDN、アドミニストレイティブPDN(例えば、プロビジョニングPDN)、キャリア固有PDN、オペレータ固有PDN、および/またはGPS PDNを含みうる。示されるように、EPSは、パケット交換サービスを提供するが、当業者が容易に理解するであろうように、本開示全体を通じて提示される様々な概念は、回路交換サービスを提供するネットワークに拡張されうる。
[0029]E−UTRANは、発展型ノードB(eNB)106および他のeNB108を含む。eNB106は、UE102に対するユーザおよび制御プレーンプロトコル終端を提供する。eNB106は、X2インターフェース(例えば、バックホール)を介して他のeNB108に接続されうる。eNB106はまた、基地局、ベーストランシーバ局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、アクセスポイント、または何らかの他の適した専門用語で呼ばれうる。eNB106は、UE102に対してEPC110へのアクセスポイントを提供しうる。UE102の例は、セルラ電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星ラジオ、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレイヤ(例えば、MP3プレイヤ)、カメラ、ゲーム機器、タブレット、ネットブック、スマートブック、ウルトラブック、または任意の他の同様の機能的なデバイスを含む。UE102はまた、当業者によって、モバイル局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、遠隔ユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、遠隔デバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、遠隔端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の適した専門用語で呼ばれうる。
[0030]eNB106は、S1インターフェースによってEPC110に接続される。EPC110は、モビリティ管理エンティティ(MME)112、他のMME114、サービングゲートウェイ116、およびパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ118を含む。MME112は、UE102とEPC110との間でのシグナリングを処理する制御ノードである。一般に、MME112は、ベアラおよび接続管理を提供する。全てのユーザIPパケットは、サービングゲートウェイ116を通じて転送され、それ自体は、PDNゲートウェイ118に接続される。PDNゲートウェイ118は、UEにIPアドレス割り振り、ならびに他の機能を提供する。PDNゲートウェイ118は、オペレータのIPサービス122に接続される。オペレータのIPサービス122は、例えば、インターネット、イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS)、およびPS(パケット交換)ストリーミングサービス(PSS)を含みうる。このように、UE102は、LTEネットワークを通じてPDNに結合されうる。
[0031]図2は、本開示の態様が実施されうるLTEネットワークアーキテクチャ内におけるアクセスネットワーク200の例を例示する図である。eNB204およびUE206は、以下において論述される本開示のある特定の態様にしたがってUL/DL構成のクロスキャリアインジケーションのための技法をインプリメントするように構成されうる。
[0032]この例において、アクセスネットワーク200は、多数のセルラ領域(セル)202に分割されている。1つまたは複数のより低い電力クラスのeNB208は、セル202のうちの1つまたは複数と重複するセルラ領域210を有しうる。より低い電力クラスのeNB208は、遠隔無線ヘッド(RRH:remote radio head)と呼ばれうる。より低い電力クラスのeNB208は、フェムトセル(例えば、ホームeNB(HeNB))、ピコセル、またはマイクロセルでありうる。マクロeNB204は各々、それぞれのセル202に割り当てられ、セル202内における全てのUE206に対してEPC110へのアクセスポイントを提供するように構成される。アクセスネットワーク200のこの例には集中型コントローラが存在しないが、代替の構成においては集中型コントローラが使用されうる。eNB204は、無線ベアラ制御、アドミッション制御、モビリティ制御、スケジューリング、セキュリティ、およびサービングゲートウェイ116への接続性を含む、全ての無線に関連する機能を担う。ネットワーク200はまた、(示されていないが)1つまたは複数のリレーを含みうる。1つのアプリケーションによると、UEは、リレーとしての役割を果たしうる。
[0033]アクセスネットワーク200によって用いられる変調および多元接続スキームは、展開される特定の電気通信規格に依存して異なりうる。LTEアプリケーションにおいて、周波数分割複信(FDD)および時分割複信(TDD)の両方をサポートするために、OFDMは、DL上において使用され、SC−FDMAは、UL上において使用される。以下の詳細な説明から当業者が容易に理解するであろうように、本明細書において提示される様々な概念は、LTEアプリケーションによく適する。しかしながら、これらの概念は、他の変調および多元接続技法を用いる他の電気通信規格に容易に拡張されうる。例として、これらの概念は、エボリューションデータオプティマイズド(EV−DO:Evolution-Data Optimized)またはウルトラモバイルブロードバンド(UMB)に拡張されうる。EV−DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリの一部として、第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)によって公表されたエアインタフェース規格であり、モバイル局にブロードバンドインターネットアクセスを提供するためにCDMAを用いる。これらの概念はまた、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))、およびTD−SCDMAのようなCDMAの他の変形を用いるユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、TDMAを用いる移動体通信のためのグローバルシステム(GSM(登録商標))、およびOFDMAを用いる発展型UTRA(E−UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、およびフラッシュOFDMに拡張されうる。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、およびGSMは、3GPPの組織からの文書内において説明されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2の組織からの文書内において説明されている。用いられる実際のワイヤレス通信規格および多元接続技術は、特定のアプリケーションおよびシステム上において課せられる全体的な設計の制約に依存するであろう。
[0034]eNB204は、MIMO技術をサポートする多数のアンテナを有しうる。MIMO技術の使用は、eNB204が、空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートするために空間ドメインを利用することを可能にする。空間多重化は、同じ周波数上において同時にデータの異なるストリームを送信するために使用されうる。データストリームは、データレートを増加させるために単一のUE206に、または、全体的なシステム容量を増加させるために多数のUE206に、送信されうる。これは、各データストリームを空間的にプリコーディングし(例えば、振幅および位相のスケーリングを適用し)、その後、DL上における多数の送信アンテナを通じて各空間的にプリコーディングされたストリームを送信することによって達成される。空間的にプリコーディングされたデータストリームは、異なる空間シグネチャとともにUE206へと到達し、それは、UE206の各々が、そのUE206に宛てられた1つまたは複数のデータストリームを復元することを可能にする。UL上において、各UE206は、空間的にプリコーディングされたデータストリームを送信し、それは、eNB204が、各空間的にプリコーティングされたデータストリームのソースを識別することを可能にする。
[0035]空間多重化は概して、チャネル条件が良好な場合に使用される。チャネル条件があまり良好でない場合、1つまたは複数の方向に送信エネルギーを集中するためにビームフォーミングが使用されうる。これは、多数のアンテナを通じて送信するためのデータを空間的にプリコーディングすることによって達成されうる。セルの端において良好なカバレッジを達成するために、単一ストリームのビームフォーミング送信が送信ダイバーシティと組み合わせて使用されうる。
[0036]以下の詳細な説明において、アクセスネットワークの様々な態様が、DL上においてOFDMをサポートするMIMOシステムに関連して説明される。OFDMは、OFDMシンボル内における多数のサブキャリアにわたってデータを変調するスペクトル拡散技法である。サブキャリアは、正確な周波数で間隔が空けられる。間隔を空けることは、受信機が、サブキャリアからデータを復元することを可能にする「直交性」を提供する。時間ドメインにおいて、OFDMシンボル間干渉に対抗するために、ガードインターバル(例えば、サイクリックプリフィクス)が各OFDMシンボルに追加されうる。ULは、高いピーク対平均電力比(PAPR)を補償するために、DFT拡散OFDM信号の形態でSC−FDMAを使用しうる。
[0037]図3は、LTEにおけるDLフレーム構造の例を例示する図300である。フレーム(10ms)は、0〜9のインデックスを有する10個の等しいサイズのサブフレームに分割されうる。各サブフレームは、2つの連続する時間スロットを含みうる。リソースグリッドは、2つの時間スロットを表すために使用され、各時間スロットは、リソースブロックを含みうる。リソースグリッドは、多数のリソース要素に分割される。LTEにおいて、リソースブロックは、周波数ドメイン内における12個の連続するサブキャリアと、各OFDMシンボル内における通常のサイクリックプリフィクスの場合、時間ドメイン内における7つの連続するOFDMシンボルとを、すなわち、84個のリソース要素を含む。拡張されたサイクリックプリフィックスの場合、リソースブロックは、時間ドメイン内において6つの連続するOFDMシンボルを含み、72個のリソース要素を有する。R302、R304として示される、リソース要素のうちのいくつかは、DL基準信号(DL−RS)を含む。DL−RSは、(共通RSと呼ばれることもある)セル固有のRS(CRS)302およびUE固有のRS(UE−RS)304を含む。UE−RS304は、対応する物理DL共有チャネル(PDSCH)がマッピングされるリソースブロック上においてのみ送信される。各リソース要素によって搬送されるビット数は、変調スキームに依存する。このように、UEが受信するリソースブロックがより多いほど、および、変調スキームがより高度であるほど、UEのためのデータレートはより高くなる。
[0038]LTEにおいて、eNBは、eNB内においてセルごとにプライマリ同期信号(PSS)およびセカンダリ同期信号(SSS)を送りうる。プライマリおよびセカンダリ同期信号は、通常のサイクリックプレフィックス(CP)の場合、各無線フレームのサブフレーム0および5の各々におけるシンボル期間6および5内においてそれぞれ送られうる。同期信号は、セル検出および獲得のためにUEによって使用されうる。eNBは、サブフレーム0のスロット1内におけるシンボル期間0〜3内において物理ブロードキャストチャネル(PBCH)を送りうる。PBCHは、ある特定のシステム情報を搬送しうる。
[0039]eNBは、各サブフレームの第1のシンボル期間内において物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)を送りうる。PCFICHは、制御チャネルに対して使用されるシンボル期間の数(M個)を伝達し、ここにおいて、Mは、1、2または3に等しく、サブフレームごとに変化しうる。Mはまた、例えば、10個未満のリソースブロックを有する小さなシステム帯域幅の場合、4に等しくなりうる。eNBは、各サブフレームの最初のM個のシンボル期間内において、物理HARQインジケータチャネル(PHICH)および物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を送りうる。PHICHは、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)をサポートするための情報を搬送しうる。PDCCHは、UEに対するリソース割り振りに関する情報と、ダウンリンクチャネルのための制御情報とを搬送しうる。eNBは、各サブフレームの残りのシンボル期間内において物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送りうる。PDSCHは、ダウンリンク上におけるデータ送信のためにスケジュールされたUEのためのデータを搬送しうる。
[0040]eNBは、eNBによって使用されるシステム帯域幅の中心1.08MHz内においてPSS、SSS、およびPBCHを送りうる。eNBは、PCFICHおよびPHICHを、これらのチャネルが送られる各シンボル期間内において、システム帯域幅全体にわたって送りうる。eNBは、システム帯域幅のある特定の部分内においてUEのグループにPDCCHを送りうる。eNBは、システム帯域幅の特定の部分内において特定のUEにPDSCHを送りうる。eNBは、全てのUEにブロードキャスト方式でPSS、SSS、PBCH、PCFICH、およびPHICHを送り、特定のUEにユニキャスト方式でPDCCHを送り、また特定のUEにユニキャスト方式でPDSCHを送りうる。
[0041]多数のリソース要素が、各シンボル期間内において利用可能でありうる。各リソース要素(RE)は、1つのシンボル期間内において1つのサブキャリアをカバーし、1つの変調シンボルを送るために使用され、それは、実数値または複素数値でありうる。各シンボル期間内において基準信号に対して使用されないリソース要素は、リソース要素グループ(REG)内に配置されうる。各REGは、1つのシンボル期間内において4つのリソース要素を含みうる。PCFICHは、シンボル期間0内において4つのREGを占有し、それらは、周波数にわたってほぼ均等に間隔が空けられうる。PHICHは、1つまたは複数の構成可能なシンボル期間内において3つのREGを占有し、それらは、周波数にわたって拡散されうる。例えば、PHICHのための3つのREGは、全てシンボル期間0内に属すか、またはシンボル期間0、1、および2内において拡散されうる。PDCCHは、例えば、最初のM個のシンボル期間内において、9、18、36、または72個のREGを占有し、それらは、利用可能なREGから選択されうる。REGのある特定の組み合わせのみが、PDCCHに対して許可されうる。本方法および装置の態様において、サブフレームは、1つよりも多くのPDCCHを含みうる。
[0042]UEは、PHICHおよびPCFICHに対して使用される特定のREGを知りうる。UEは、PDCCHのためのREGの異なる組み合わせを探索しうる。探索する組み合わせの数は典型的に、PDCCHに対する許可された組み合わせの数よりも少ない。eNBは、UEが探索するであろう組み合わせのいずれかにおいてUEにPDCCHを送りうる。
[0043]図4は、LTEにおけるULフレーム構造の例を例示する図400である。ULのための利用可能なリソースブロックは、データセクションおよび制御セクションに区分されうる。制御セクションは、システム帯域幅の両端において形成され、構成可能なサイズを有しうる。制御セクション内におけるリソースブロックは、制御情報の送信のためにUEに割り当てられうる。データセクションは、制御セクション内において含まれない全てのリソースブロックを含みうる。ULフレーム構造は、隣接するサブキャリアを含むデータセクションをもたらし、それは、単一のUEが、データセクション内における隣接するサブキャリアの全てを割り当てられることを可能にしうる。
[0044]UEは、eNBに制御情報を送信するために制御セクション内におけるリソースブロック410a、410bを割り当てられうる。UEはまた、eNBにデータを送信するためにデータセクション内におけるリソースブロック420a、420bを割り当てられうる。UEは、制御セクション内における割り当てられたリソースブロック上の物理UL制御チャネル(PUCCH)内において制御情報を送信しうる。UEは、データセクション内における割り当てられたリソースブロック上の物理UL共有チャネル(PUSCH)内において、データのみ、またはデータと制御情報との両方を送信しうる。UL送信は、サブフレームの両スロットにまたがり、周波数にわたってホッピングしうる。
[0045]リソースブロックのセットは、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)430内において、初期システムアクセスを遂行し、UL同期を達成するために使用されうる。PRACH430は、ランダムシーケンスを搬送するが、いずれのULデータ/シグナリングも搬送することはできない。各ランダムアクセスプリアンブルは、6つの連続するリソースブロックに対応する帯域幅を占有する。開始周波数は、ネットワークによって規定される。すなわち、ランダムアクセスプリアンブルの送信は、ある特定の時間および周波数リソースに制限される。PRACHについては周波数ホッピングは存在しない。PRACH試行は、単一のサブフレーム(1ms)内、または少数の隣接するサブフレームのシーケンス内において搬送され、UEは、フレーム(10ms)ごとに単一のPRACH試行のみを行うことができる。
[0046]図5は、LTEにおけるユーザおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの例を例示する図500である。UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、レイヤ1、レイヤ2、およびレイヤ3の3つのレイヤで示される。レイヤ1(L1レイヤ)は、最下位のレイヤであり、様々な物理レイヤ信号処理機能をインプリメントする。L1レイヤは、本明細書において物理レイヤ506と呼ばれる。レイヤ2(L2レイヤ)508は、物理レイヤ506より上位にあり、物理レイヤ506を介したUEとeNBとの間のリンクを担う。
[0047]ユーザプレーンにおいて、L2レイヤ508は、媒体アクセス制御(MAC)サブレイヤ510、無線リンク制御(RLC)サブレイヤ512、およびパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)514サブレイヤを含み、それらは、ネットワーク側のeNBにおいて終端される。示されないが、UEは、ネットワーク側のPDNゲートウェイ118において終端されるネットワークレイヤ(例えば、IPレイヤ)、および接続の他端(例えば、遠端UE、サーバ、等)において終端されるアプリケーションレイヤを含む、L2レイヤ508よりも上の、いくつかの上位レイヤを有しうる。
[0048]PDCPサブレイヤ514は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間で多重化を提供する。PDCPサブレイヤ514はまた、無線送信オーバヘッドを低減するための上位レイヤデータパケットに対するヘッダ圧縮、データパケットを暗号化することによるセキュリティ、およびeNB間のUEに対するハンドオーバサポートを提供する。RLCサブレイヤ512は、上位レイヤデータパケットのセグメンテーションおよびリアセンブリと、損失データパケットの再送と、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)に起因する順序が乱れた受信を補償するためのデータパケットの並び替えとを提供する。MACサブレイヤ510は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間で多重化を提供する。MACサブレイヤ510はまた、UEの間で1つのセル内における様々な無線リソース(例えば、リソースブロック)を割り振ることを担う。MACサブレイヤ510はまた、HARQ動作を担う。
[0049]制御プレーンにおいて、UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、制御プレーンに対するヘッダ圧縮機能が存在しないという点を除き、物理レイヤ506およびL2レイヤ508の場合と実質的に同じである。制御プレーンはまた、レイヤ3(L3レイヤ)内における無線リソース制御(RRC)サブレイヤ516を含む。RRCサブレイヤ516は、無線リソース(すなわち、無線ベアラ)を取得することと、eNBとUEとの間でRRCシグナリングを使用して下位レイヤを構成することとを担う。
[0050]図6は、本開示の態様が実施されうる、アクセスネットワーク内においてUE650と通信するeNB610のブロック図である。
[0051]例えば、eNB610は、UE650に、明示的なシグナリングを介して1つまたは複数のセル内において使用されるべきUL/DL構成を示すためにDCIを生成および送信しうる。さらに、eNB610およびUE650は、本開示のある特定の態様にしたがって、以下において詳細に論述されるUL/DLサブフレーム構成のクロスキャリアインジケーションのための技法をインプリメントするように構成されうる。例えば、eNB610は、1つのDCIメッセージ内におけるCCのいくつかのグループについてのUL/DL構成のインジケーションを含むように構成され、UE650は、UE650に対して構成されたCCのグループのセットについてのUL/DL構成を含むDCIメッセージ内における位置を決定するように構成されうる。
[0052]DLにおいて、コアネットワークからの上位レイヤパケットは、コントローラ/プロセッサ675に提供される。コントローラ/プロセッサ675は、L2レイヤの機能をインプリメントする。DLにおいて、コントローラ/プロセッサ675は、ヘッダの圧縮、暗号化、パケットセグメンテーションおよび並び替え、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間での多重化、および様々な優先順位メトリックに基づいたUE650への無線リソースの割り振りを提供する。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作、損失パケットの再送、UE650へのシグナリングを担う。
[0053]TXプロセッサ616は、L1レイヤ(すなわち、物理レイヤ)のための様々な信号処理機能をインプリメントする。信号処理機能は、UE650における前方誤り訂正(FEC)を容易にするためにコーディングおよびインターリーブすることと、様々な変調スキーム(例えば、2位相偏移変調(BPSK)、4位相偏移変調(QPSK)、M位相偏移変調(M−PSK)、M値直交振幅変調(M−QAM))に基づいて信号コンステレーションにマッピングすることとを含む。コーディングおよび変調されたシンボルは、その後、並行なストリームに分けられる。各ストリームは、その後、時間ドメインOFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルを生成するために、OFDMサブキャリアにマッピングされ、時間および/または周波数ドメイン内において基準信号(例えば、パイロット)と多重化され、その後、逆高速フーリエ変換(IFFT)を使用してともに組み合わされる。OFDMストリームは、多数の空間ストリームを生成するために空間的にプリコーディングされる。チャネル推定器674からのチャネル推定値は、コーディングおよび変調スキームを決定するために、ならびに空間処理のために使用されうる。チャネル推定値は、UE650によって送信されたチャネル条件フィードバックおよび/または基準信号から導出されうる。各空間ストリームは、その後、別個の送信機618TXを介して異なるアンテナ620に提供される。各送信機618TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームを用いてRFキャリアを変調する。
[0054]UE650では、各受信機654RXは、そのそれぞれのアンテナ652を通じて信号を受信する。各受信機654RXは、RFキャリア上において変調された情報を復元し、受信機(RX)プロセッサ656に情報を提供する。RXプロセッサ656は、L1レイヤの様々な信号処理機能をインプリメントする。RXプロセッサ656は、UE650に宛てられた任意の空間ストリームを復元するために、情報に対して空間処理を遂行する。多数の空間ストリームがUE650に宛てられる場合、それらは、RXプロセッサ656によって単一のOFDMシンボルストリームへと組み合わされうる。RXプロセッサ656は、その後、高速フーリエ変換(FFT)を使用して、OFDMシンボルストリームを時間ドメインから周波数ドメインへと変換する。周波数ドメイン信号は、OFDM信号のサブキャリアごとに別個のOFDMシンボルストリームを備える。各サブキャリア上におけるシンボル、および基準信号は、eNB610によって送信された最も可能性の高い信号コンステレーションポイントを決定することによって復元および復調される。これらの軟判定は、チャネル推定器658によって計算されたチャネル推定値に基づきうる。軟判定は、その後、物理チャネル上においてeNB610によって当初送信されたデータおよび制御信号を復元するために復号およびデインターリーブされる。データおよび制御信号は、その後、コントローラ/プロセッサ659に提供される。
[0055]コントローラ/プロセッサ659は、L2レイヤをインプリメントする。コントローラ/プロセッサは、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ660に関連付けられることができる。メモリ660は、コンピュータ可読媒体と呼ばれうる。ULにおいて、コントローラ/プロセッサ659は、コアネットワークからの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間での逆多重化、パケットのリアセンブリ、暗号解読、ヘッダの解凍、制御信号処理を提供する。上位レイヤパケットは、その後、データシンク662に提供され、それは、L2レイヤより上位の全てのプロトコルレイヤを表す。様々な制御信号はまた、L3処理のためにデータシンク662に提供されうる。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作をサポートするために肯定応答(ACK)および/または否定応答(NACK)プロトコルを使用する誤り検出を担う。
[0056]ULにおいて、データソース667は、コントローラ/プロセッサ659に上位レイヤパケットを提供するために使用される。データソース667は、L2レイヤより上位の全てのプロトコルレイヤを表す。eNB610によるDL送信に関連して説明された機能と同様に、コントローラ/プロセッサ659は、eNB610による無線リソースの割り振りに基づいて、論理チャネルとトランスポートチャネルと間での多重化、パケットセグメンテーションと並び替え、暗号化、およびヘッダ圧縮を提供することによって、ユーザプレーンおよび制御プレーンのためのL2レイヤをインプリメントする。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作、損失パケットの再送、eNB610へのシグナリングを担う。
[0057]eNB610によって送信されたフィードバックまたは基準信号からチャネル推定器658によって導出されたチャネル推定値は、適切なコーディングおよび変調スキームを選択することと、空間処理を容易にすることとを行うためにTXプロセッサ668によって使用されうる。TXプロセッサ668によって生成された空間ストリームは、別個の送信機654TXを介して異なるアンテナ652に提供される。各送信機654TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームを用いてRFキャリアを変調する。
[0058]UL送信は、UE650における受信機機能に関連して説明されたのと同様の方法でeNB610において処理される。各受信機618RXは、そのそれぞれのアンテナ620を通じて信号を受信する。各受信機618RXは、RFキャリア上において変調された情報を復元し、RXプロセッサ670に情報を提供する。RXプロセッサ670は、L1レイヤをインプリメントしうる。
[0059]コントローラ/プロセッサ675は、L2レイヤをインプリメントする。コントローラ/プロセッサ675は、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ676に関連付けられることができる。メモリ676は、コンピュータ可読媒体と呼ばれうる。ULにおいて、コントローラ/プロセッサ675は、UE650からの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間での逆多重化、パケットのリアセンブリ、暗号解読、ヘッダの解凍、制御信号処理を提供する。コントローラ/プロセッサ675からの上位レイヤパケットは、コアネットワークに提供されうる。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作をサポートするためにACKおよび/またはNACKプロトコルを使用する誤り検出を担う。コントローラ/プロセッサ675、659は、それぞれ、eNB610およびUE650における動作を指示しうる。
[0060]eNB610におけるコントローラ/プロセッサ675および/または他のプロセッサとモジュールとは、UL/DL構成のクロスキャリアインジケーションをスケジューリングするために本明細書において説明される技法のための動作、例えば、図11内における動作1100、および/または他の処理を遂行または指示しうる。UE650におけるコントローラ/プロセッサ659および/または他のプロセッサとモジュールとは、UL/DL構成のクロスキャリアインジケーションを受信および処理するために本明細書において説明される技法のための動作、例えば、図12内における動作1200、および/または他の処理を遂行または指示しうる。ある特定の態様において、図6内において示される任意のコンポーネントのうちの1つまたは複数は、本明細書において説明される技法のための実例的な動作1100と1200および/または他の処理を遂行するために用いられうる。メモリ660および676は、UE650およびeNB610のうちの1つまたは複数の他のコンポーネントによってアクセス可能および実行可能である、UE650およびeNB610のためのデータおよびプログラムコードをそれぞれ記憶しうる。
トラフィック適応のための発展型干渉管理(EIMTA)
[0061]LTEネットワークのような、ある特定のワイヤレス通信ネットワークにおいて、周波数分割複信(FDD)および(TDD)フレーム構造の両方がサポートされうる。図7は、LTE TDDのための実例的なフレーム構造700を示す。
[0062]図7内において示されるように、10msの無線フレーム702は、10個のスロットまたは8つのスロットから成る各半分のフレーム(例えば、スロット706)、そして特別なサブフレーム708内における3つの特別なフィールドDwPTS(ダウンリンクパイロットタイムスロット、GP(ガード期間)、およびUpPTS(アップリンクパイロットタイムスロット)を有する、等しい長さ(例えば、5ms)の2つの半分のフレーム704から成る。各スロット706は、長さが0.5msであり、2つの連続するスロットは、ちょうど1つのサブフレーム710を形成する。
[0063]無線フレーム内において、LTE TDDは、ダウンリンク送信とアップリンク送信との間を、およびその逆も同様に、何度も切り替える。ガード期間(GP)は、ダウンリンクからアップリンクに切り替える場合にDwPTSとUpPTSとの間に挿入される。GPの持続時間は、基地局からモバイル局への往復にかかる信号伝搬時間、ならびに受信することから送ることに切り替えるためにモバイル局が必要とする時間に依存する。個々の特別なフィールドの長さは、ネットワークによって選択されたアップリンク/ダウンリンク構成に依存するが、3つの特別なフィールドの全長は、1msで一定のままである。
[0064]LTE TDDにおいて、送信方向は、異なるサブフレーム内においてULおよびDLデータを搬送することによって分けられる。図8の表800内において示されるように、7つの可能なDLおよびULサブフレーム構成がサポートされる。
[0065]表800の列802内において示されるように、7つのUL/DL構成は、0−6のインデックスによって識別される。列806内において示されるように、サブフレーム内における「D」は、DLデータ送信を示し、「U」は、ULデータ送信を示し、「S」は、図7に関連して上述された特別なフィールドDwPTS、GP、およびUpPTSを有する特別なサブフレームを示す。列804内において示されるように、2つの切り替えの周期性、5msおよび10msが存在する。5msの周期性の場合、図7内において例示されるように、1つの10msのフレーム内において2つの特別なサブフレームが存在する。10msの周期性の場合、1つのフレーム内において1つの特別なサブフレームが存在する。本方法および装置は、より多数のまたはより少数のサブフレーム構成がサポートされる場合に用いられうる。
[0066]LTE Rel−12において、トラフィック適応のための発展型干渉管理(eIMTA)としても知られる、実際のトラフィックのニーズに基づいてTDD DL/ULサブフレーム構成を動的に適応させることが可能である。例えば、短い持続時間中の場合、ダウンリンク上における大きなデータバーストが必要とされ、サブフレーム構成が、例えば、図8内において示される構成#1(6DL:4UL)から構成#5(9DL:1UL)に変更されうる。いくつかのケースにおいて、TDDサブフレーム構成の適応は、640msよりも遅くならないと予期される。極端なケースにおいて、適応は、10msと同じくらい速くなると予期されうるが、これは、望ましくないことがありうる。
[0067]この適応は、しかしながら、2つ以上のセルが異なるダウンリンクおよびアップリンクサブフレームを有する場合にダウンリンクおよびアップリンクの両方に対して圧倒的な干渉を引き起こしうる。加えて、適応は、DLおよびUL HARQタイミング管理においていくらかの複雑性をもたらしうる。例えば、図8内において示される7つのDL/ULサブフレーム構成の各々は、それ自体のDL/UL HARQタイミングを有する。さらに、DL/UL HARQタイミングは、(例えば、HARQ動作の効率性の点で)構成ごとに最適化される。PDSCHから対応するACK/NAKへのタイミングは、(例えば、ACK/NAKを送るためにいつ次に利用可能なアップリンクサブフレームが生じるのかに依存して)TDD DL/ULサブフレーム構成ごとに異なりうる。
[0068]このように、7つの(または、より柔軟な適応が必要であると見なされる場合、さらに多い)構成間における動的切り替えは、現在のDL/UL HARQタイミングが維持される場合、DLまたはUL送信のうちのいくつかのための逃されたACK/NAK送信機会が存在しうることを暗示する。
[0069]ある特定の態様において、明示的なレイヤ1のシグナリングは、動的UL/DLサブフレーム構成または再構成をUEに示すために使用されうる。例えば、構成は、明示的な再構成DCI(ダウンリンク制御情報)内に含まれたUEグループ共通制御チャネル(例えば、図3に関連して上述されたPDCCHまたはePDCCH)を介してUEに示されうる。一態様において、この制御チャネルは、少なくとも1つの新しい無線ネットワーク一時的識別子(RNTI:radio network temporary identifier)(例えば、eIMTA−RNTI)によってスクランブルされうる。ある特定の態様において、UL/DL構成ごとに、制御チャネルは、7つのTDD UL/DL構成のうちの1つを明示的に示すために3ビットを搬送し、3ビットの異なる組み合わせは、異なるUL/DLサブフレーム構成を示しうる。一態様において、このグループ共通再構成DCIは、少なくともプライマリセル(Pcell)PDCCH CSS(共通検索スペース:common search space)内において送信されうる。
[0070]ある特定の態様において、UEが2つ以上のeIMTA使用可能なセルで構成される場合、UEは、DCIがPcell PDCCH CSS内において送信される場合、2つ以上のeIMTA使用可能なセルについての1つの明示的な再構成DCIによって示されうる。すなわち、1つのDCIは、UEがeIMTA可能であるこれらの2つ以上のセルで構成される場合にCSS内において送信された2つ以上のセルについての再構成インジケータを搬送しうる。このケースにおいて、対応する2つ以上のeIMTA使用可能なセルについての2つ以上のインジケータ(例えば、3ビットの各々)は、DCIがPcell PDCCH CSS内において送信される場合、2つ以上のeIMTA使用可能なセルで構成されたUEについての1つの明示的な再構成DCI内に含まれうる。一態様において、UEは、1つまたは複数のセル内におけるCSSをモニタしうる。さらに、UEは、セル内のダウンリンクサブフレームのサブセット内におけるCSSをモニタしうる。
実例的なUL/DLサブフレーム構成のクロスキャリアインジケーション
[0071]本開示のある特定の態様によると、キャリアアグリゲーション(CA)は、帯域幅を増加させるためにLTE−Aにおいて使用されうる。キャリアアグリゲーションは、システムがTDDおよびFDDを利用するかどうかにかかわらず使用されうる。各アグリゲートされたキャリアは、コンポーネントキャリア(CC)と呼ばれる。コンポーネントキャリアが1.4、3、5、10、15または20MHzの帯域幅を有し、最大5つのコンポーネントキャリアがアグリゲートされうることから、故に、100MHzの最大帯域幅が達成されうる。キャリアは、帯域内を割り振られえ、すなわち、コンポーネントキャリアは、同じ動作周波数帯域に属する、または帯域間でありえ、そのケースにおいてコンポーネントキャリアは、異なる動作周波数帯域に属する。
[0072]図9は、3つの(帯域の)キャリア周波数x、yおよびzにわたる5つの構成されたセル(または対応するCC)902−910を用いたキャリアアグリゲーションの例を示す。
[0073]図9内において示されるように、セル902−910は、帯域内を割り振られるセル(例えば、帯域x内におけるセル902−904、およびまた帯域y内における906−908)と、帯域間を割り振られるセル(例えば、帯域x内におけるセル902−904、帯域y内におけるセル906−908、および帯域z内におけるセル910)とを含む。キャリアアグリゲーションが使用される場合、典型的に多数のサービングセルが、例えば、CCごとに1つ存在する。サービングセルのカバレッジは、例えば、CC周波数に起因して、および電力プランニングとは、の両方で、異なりうる。ある特定の態様において、ある特定の動作、例えば、RRC接続は、1つのセルによってのみ取り扱われ、プライマリサービングセル(Pcell)は、プライマリコンポーネントキャリア(DLおよびUL PCC)によってサービングされる。全ての他のコンポーネントキャリアは、セカンダリコンポーネントキャリア(DLおよびUL SCC)と呼ばれ、セカンダリサービングセル(SCC)にサービングする。例えば、図9内において示されるように、5つのCC902−910のキャリアアグリゲーションは、1つのPcell902のみを含み、全ての他の904−910は、セカンダリセルである。
[0074]ある特定の態様において、セルは、1つのCC(DLまたはUL)、あるいは1つのDL CCおよび1つのUL CCの組み合わせとして定義されうる。CCおよびセルという用語は、本開示内において交換可能に使用される。
[0075]ある特定の態様において、UEは、多数のCC(例えば、PCCおよびSCC)で構成されうる。例えば、UEは、CC902−910のうちの2つ以上で構成されうる。ある特定の態様において、1つのDCI内における全ての構成されたCCのTDD再構成インジケータの組み合わせを示すことは、ある特定の問題を有しうる。例えば、動的再構成がUEグループ内において共通でありうる一方でCCインデックス構成はUE固有でありうる。典型的に、同じ構成は、UEのグループ内における全てのUEに用いられる(indicated for)、および適用される。しかしながら、CA構成は、UE固有であり、UEは、CAのための異なるCCで構成されうる。
[0076]さらに、ある特定の態様において、全ての構成されたCCがeIMTA可能および/または使用可能ではないことがありうる。加えて、構成されたeIMTA使用可能なセルの場合、帯域間CCのみが異なるUL/DL構成を有しうる。このように、同じ帯域のCCは、同じUL/DL構成を使用する可能性が高く、異なる帯域のCCは、異なるUL/DL構成を使用することも、使用しないこともありうる。
[0077]キャリアアグリゲーションがeIMTAとともに考慮される場合、本開示のある特定の態様は、eIMTA使用可能なユーザについての多数のCCのTDD UL/DLサブフレーム構成を動的および効率的に示すための技法を論述する。
[0078]ある特定の態様において、UL/DLサブフレーム構成のクロスキャリアインジケーションは、CCごとの1つのインジケータの代わりに、CCのグループに基づきうる。図9は、3つのキャリアx、y、およびzにわたるセルのグループ分けを例示する。図9内において示されるように、3つのキャリアx、y、およびzにわたる5つの構成されたセル901−910は、(eNBの観点から)3つのグループに分割される。示されるように、グループ1は、Pcell902およびScell1 904を含み、グループ2は、Scell2 906およびScell4 908を含み、グループ3は、Scell3 910を含む。UEは、これらのセル902−910のうちの1つまたは複数で構成されうる。
[0079]ある特定の態様において、UEがN個のCCで構成される場合、N個のCCの全てがeIMTA可能ではないことがありうる。例えば、PCCがマクロレイヤである場合、eIMTAは、使用可能ではないことがありうる。さらに、PCCがFDD CCである場合、eIMTAは、必要ではないことがありうる。このように、一態様において、N個のCC間において、K個のCCのセットは、eIMTA可能として表され、ここにおいて、K<=Nでありうる。
[0080]いくつかのケースにおいて、グループ分けは、eIMTA可能および使用可能であるCCに対してのみ行われうる。例えば、eIMTA可能であるK個のCCのセットは、eIMTA使用可能であるCCのM個のグループにグループ分けされうる。一態様において、M<=Kである。図9を参照すると、実例的なCCのグループ分けは、2つのグループ{Pcell、Scell1}および{Scell2、Scell4}で構成されたUE1を含みうる。2つのグループは、UE1の観点からグループ1およびグループ2と名付けられうる。別のUE2は、2つのグループ{Pcell}および{Scell3}で構成されうる。これらの2つのグループもまた、UE2の観点からグループ1およびグループ2と名付けられうる。
[0081]ある特定の態様において、CCのグループは、UEごとに構成されたRRCでありうる。例えば、セカンダリセルがUEに対して構成され、eIMTA可能でもある場合、それは、特定のグループに割り当てられうる。一態様において、セルがeIMTA可能であるか否かは、セカンダリセルの構成の前に決定されうる。
[0082]ある特定の態様において、CCのグループ分けは、CCが同じ帯域または異なる帯域に属するかどうかと関連しうる。例えば、全ての帯域内CCは、同じグループに属し、帯域間CCは、同じグループに属することも、属さないこともありうる。ある特定の態様において、デフォルトで、1つのセルがeIMTA可能である場合、同じ帯域内における全ての他の構成されたCCもまた、eIMTA可能でありうる。一態様において、全ての帯域内CCが同じグループに属することから、UEは、同じ周波数帯域内における全てのCCについての1つの構成インジケータを受信しうる。さらに、帯域内CAの場合、eIMTAが全てではないもののサービングセルのサブセット内において構成される場合、UEは、同じeIMTA UL/DL構成が帯域内における全ての他のサービングセルに適用されると仮定しうる。
[0083]いくつかのケースにおいて、誤警報検出は、同じ帯域のCCのセットが同じ構成を有するか否かをチェックすることによって改善されうる。DCIが同じ帯域のCCについての異なる構成を示す場合、UEは、それを誤って検出されたDCIとして扱い、故にDCIを破棄しうる。ある特定の態様において、グループ分けはまた、同じ周波数のセルに対して、例えば、CoMPシナリオ4に対して行われうる。ある特定の態様において、帯域内CAの場合、eIMTAが1つまたは多数のサービングセル内において構成される場合、UEは、サービングセルごとの異なるDL HARQ基準構成を受信すると予期されない。
[0084]上述されたように、同じグループ内におけるCCは、いつでも同じUL/DLサブフレーム構成を有しうる。上述されたように、各CCのグループの再構成インジケータは、1つの明示的な再構成DCI内に含まれうる。例えば、3ビットのインジケータは、CCグループについてのUL/DLサブフレーム構成を示すためにCCグループごとに使用されうる。例えば、図9内において示される各CCのグループの再構成インジケータは、1つの再構成DCI内に含まれうる。
[0085]いくつかのケースにおいて、L個(例えば、L個のグループ)のCCグループの多数の再構成インジケータは、同じ再構成DCI内に含まれうる。一態様において、1つのDCIメッセージ内に含まれたCCグループの数(例えば、L個のグループ)は、UEに対して構成されたCCグループの数(M個のグループ)と同じでないことがありうる。代替の態様において、L>=Mである。例えば、UEは、2つのCCグループで構成され、DCIは、3つのCCグループを含みうる。このケースにおいて、UEは、3つのグループのうちの2つのみをモニタしなければならないことがありうる。UEは、DCI内に含まれたグループ間におけるどのCCグループがそのグループのロケーションおよびこのUEのためのものなのか、すなわち、DCIメッセージ内のL個のグループ内におけるM個のグループの順序付けを決定する必要がある。
[0086]ある特定の態様において、DCI内におけるUEのためのM個のグループの順序付けは、固定されうる。例えば、第1の代替によると、順序付けは、各グループ内における最下位のセルインデックスに基づきうる。例えば、2つのグループが存在し、それぞれ{2、3}および{1、4}であるグループ1および2内においてCCインデックスを含む2つのCCを各々が有する場合、最下位のセルインデックスに基づく順序付けは、グループ2に続いてグループ1でありうる。
[0087]第2の代替によると、グループの順序付けは、グループインデックスに基づきうる。このように、上述された同じ例の場合、順序付けは、グループ1に続いてグループ2でありうる。
[0088]第3の代替によると、グループの順序付けは、構成されたRRCでありうる。例えば、各グループは、DCI内における別個のインデックスを割り当てられうる。一態様において、UEは、サービングノードから(例えば、DCI内のL個のグループ間におけるM個のグループの順序付けを含む)セルのM個のグループの構成を受信しうる。
[0089]構成インジケーションがグループ固有である一方でCAはUE固有の構成でありうることから、上述された第1および第2の代替の場合、ユーザ(例えば、UE)がDCIメッセージ内における異なるCCグループの構成インデックスの順序付けを決定するために(例えば、上位レイヤシグナリングによって構成された)何らかの順序付けインデックスパラメータが必要でありうる。例えば、DCI内における1つのCCグループの再構成インジケータのロケーションは、ユーザグループインデックスを順序付けインデックスに関連付けることによって決定されうる。言い換えれば、CA構成はUE固有であるが、グループ分けおよびインデクシングは、好ましくはグループ固有(またはセル固有)である。
[0090]いくつかのケースにおいて、順序付けインデックスは、(例えば、サービングノードまたは基地局によって)別個に構成されうる、または暗示的に導出されうる。順序付けインデックスがサービング基地局によって構成されるケースにおいて、UEは、サービング基地局から順序付けインデックスを受信する。一態様において、暗示的導出は、グループインデックスに基づきうる。例えば、UEは、グループ1={}、グループ2={CC1}、グループ3={}、グループ4={CC2、CC3}で構成されうる。このように、UEは、DCI内における順序付けがグループ2については2番目であり、グループ4については4番目であること、すなわち、DCI内における2番目および4番目のインジケータの位置を決定しうる。ある特定の態様において、UEは、セルの非空リストを有する少なくとも1つのグループで構成されうる。一態様において、UEは、セルの空リストを有する少なくとも1つのグループで構成されうる。一態様において、セルのグループ内において少なくとも2つのセルが存在する。これらのセルは、同じまたは異なるキャリア周波数に属しうる。
[0091]別個の構成は、グループごとに行われうる。例えば、UEが2つのグループ、グループ1={CC1}およびグループ2={CC2、CC3}で構成される場合、UEは、グループ1については2番目の位置を、グループ2については4番目の位置をモニタするように特に構成または指示されうる。
[0092]図9に関して上述された例に続き、UE2の観点からグループ1−{Pcell}およびグループ2−{Scell3}を含むUE2のための2つの構成されたグループは、eNBの観点からそれぞれグループ1および3である。このように、このケースにおいて、UEは、DCI内におけるグループについての順序付けインデックスを示される必要がある。代替として、UE2のためのグループは、グループ1およびグループ3として構成されえ、ここにおいて、グループ2は空であり、UE2は、グループインデックスに基づいて順序付けインデックスを決定する。
[0093]上記の例から見られうるように、UE1のためのグループ1が2つのCCを含む一方、UE2のためのグループ1は、1つのCCのみを含む。このように、異なるUEは、同じグループ分けインデックスに対して異なる解釈を有しうる。
[0094]ある特定の態様において、UE1およびUE2が構成インデックスnを有する同じ共通DCI内において存在すると仮定すると、UEは、DCI内における順序付けを決定するためにグループCCインデックスに基づいてオフセットを適用しうる。例えば、UE1は、nおよびn+1のインデックスから、構成されたCCグループ1および2についての再構成インジケータを決定しうる。UE2は、nおよびn+2のインデックスから、構成されたCCグループ1および3についての再構成インジケータを決定しうる。
[0095]一例として、図10は、本開示のある特定の態様にしたがって、再構成DCI1000内におけるUE1およびUE2についての再構成インジケータの決定された位置を例示する。一態様において、構成インデックスnおよび/またはオフセットは、UEに示されうるまたは構成されうる。nの値が1であると仮定すると、UE1は、そのインジケータの位置をn=1およびn+1=2として決定しうる。同様に、UE2は、そのインジケータの位置をn=1およびn+2=3として決定しうる。
[0096]ある特定の態様において、UEは、セルについてのインデックスをシグナリングされえ、ここにおいて、インデックスは、セルまたはセルのグループについてのUL/DL構成を搬送するDCIメッセージ内における位置にマッピングされる。一態様において、UEは、各インデックスがセルまたはセルのグループについてのUL/DL構成を搬送するDCIメッセージ内におけるそれぞれの位置を示すことを示すセルまたはセルのグループごとの別個のインデックスをシグナリングされうる。ある特定の態様において、UEは、同じセルグループおよび/または同じ周波数帯域の多数のセルについての同じインデックスをシグナリングされえ、このように、多数のセルについてのDCIメッセージ内の同じ位置における同じUL/DL構成を示す。一態様において、UEは、異なるセル、例えば、異なるセルグループおよび/または異なる周波数帯域のセルについての異なるインデックスをシグナリングされうる。一態様において、UEにシグナリングされるインデックスは、隣接しないことがありうる。
[0097]マルチフローシナリオのケースにおいて、UEは、2つの共通検索スペース(CSS)をモニタしうる。そのケースにおいては、グループの構成もまた、考慮に入れられるべきである。例えば、CSS1は、CC1の1つのグループを有しうるが、一方でCSS2は、{CC2、CC3}およびCC4の2つのグループを有しうる。ある特定の態様において、グループ間において重複するCCが存在しないことがありうる。1つのCCが1つよりも多くのグループに属するように構成されたCCグループ構成をUEが受信する場合、UEは、それを誤構成と受け取りうる。しかし、2つ以上のDCIがサポートされ、CCが異なるDCIの2つのグループ内において搬送される場合、重複した構成を有することは可能でありうる。このケースにおいて、一度に1つのDCIのみが存在する限り、UEは、サブフレームごとに1つのDCIのみをモニタしうる。このように、セルの少なくとも2つのグループは、少なくとも1つの共通セルを含みえ、セルの少なくとも2つのグループの各々についてのUL/DL構成は、異なるDCIメッセージ内において受信される。
[0098]ある特定の態様において、FDD−TDD CAおよびFDDがPcell内で使用されるケースにおいては、CCのグループ分けは、TDDキャリアに対してのみ必要とされうる。
[0099]このケースにおいて、FDDキャリアはまた、eIMTA可能となるように指定されうるが、好ましくはない。多数のCCグループについての再構成インジケータの送信は、以下のオプションを有しうる。例えば、第1の代替によると、インジケータは、FDD CSS上において送信されうるが、TDDのための固定されたDLサブフレームであるDLサブフレーム{0、1、5、6}のサブセット内においてのみである。第2の代替によると、インジケータは、アンカーTDDキャリア(例えば、プライマリキャリア)として構成されるTDDキャリアのうちの1つのCSS上において送信されうる。
[00100]ある特定の態様において、UEは、キャリアアグリゲーション動作、デュアル接続性動作(dual-connectivity operation)、または多地点協調動作(CoMP)のうちの少なくとも1つのための2つ以上のセルの構成を受信しえ、UEは、2つ以上のセルのサブセットについてのUL/DLサブフレーム構成を取得する。
[00101]上述された技法は、BSによって遂行されうる動作を表す、図11内において示される動作1100、およびUEによって遂行されうる対応する動作を表す、図12内において示される動作1200によって要約されうる。
[00102]図11は、本開示のある特定の態様にしたがって、例えば、UL/DLサブフレーム構成のクロスキャリアインジケーションのためにBSによって遂行される実例的な動作1100を例示する。動作1100は、1102において、ダウンリンク制御情報(DCI)メッセージ内の異なる位置におけるセルのグループの第1のセットについてのUL/DLサブフレーム構成情報を備えるDCIメッセージを生成することによって開始しうる。1104において、BSは、セルのグループのうちの少なくとも1つを使用して通信するように構成された少なくとも1つのUEにDCIメッセージを送信しうる。
[00103]図12は、本開示のある特定の態様にしたがって、例えば、UL/DLサブフレーム構成のクロスキャリアインジケーションのためにUEによって遂行される実例的な動作1200を例示する。動作1200は、1202において、第1のセルについての第1のインデックスの構成を受信することによって開始しえ、ここにおいて、第1のインデックスは、ダウンリンク制御情報(DCI)メッセージ内における第1の位置にマッピングされる。1204において、UEは、サブフレーム内においてDCIメッセージを受信しうる。1206において、UEは、第1のインデックスおよびDCIメッセージに基づいて、第1のセルについてのUL/DLサブフレーム構成のインジケーションを決定しうる。1208において、UEは、第1のセルについての決定されたUL/DLサブフレーム構成に基づいて、第1のセルと通信しうる。
[00104]開示されたプロセスにおけるステップの特定の順序または階層は例証的なアプローチの例示であるということが理解される。設計の選好に基づいて、プロセスにおけるステップの特定の順序または階層は再配置されうるということが理解される。さらに、いくつかのステップは、組み合わされうるか、または省略されうる。添付の方法の請求項は、サンプルの順序で様々なステップの要素を提示するものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるように意図されるものではない。
[00105]その上、「または/あるいは/もしくは(or)」という用語は、排他的な「または/あるいは/もしくは」というよりはむしろ包括的な「または/あるいは/もしくは」を意味するように意図される。すなわち、そうではないと規定されていない、またはコンテキストから明らかでない限り、例えば、「XはAまたはBを用いる」というフレーズは、自然な包括的置換のうちのいずれかを意味するように意図される。すなわち、例えば、「XはAまたはBを用いる」というフレーズは、XはAを用いる、XはBを用いる、またはXはAおよびBの両方を用いる、という例のうちのいずれかによって満たされる。加えて、本願および添付された特許請求の範囲内において使用される冠詞「a」および「an」は概して、そうではないと規定されていない、または単数形を対象とすることがコンテキストから明らかでない限り、「1つまたは複数」を意味するように解釈されるべきである。項目のリストのうちの「少なくとも1つ」を指すフレーズは、単一のメンバを含む、それらの項目のうちの任意の組み合わせを指す。例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、およびa−b−cをカバーするように意図される。
[00106]先の説明は、いかなる当業者であっても、本明細書において説明された様々な態様を実施することを可能にするために提供される。これらの態様への様々な修正は、当業者にとって容易に明らかとなり、本明細書において定義された包括的な原理は、他の態様に適用されうる。このように、特許請求の範囲は、本明細書に示された態様に限定されるように意図されず、特許請求の範囲における文言と一致する全範囲を付与されるべきであり、ここにおいて、単数形での要素への言及は、そうであると具体的に記載されない限り、「1つおよび1つのみ」を意味するように意図されず、むしろ「1つまたは複数」を意味するように意図される。そうでないと具体的に記載されない限り、「何らかの/いくつかの/いくらかの(some)」という用語は、1つまたは複数を指す。当業者に知られている、または後に知られることとなる、本開示全体を通じて説明された様々な態様の要素と構造的および機能的に同等な物は全て、参照によって本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲によって包含されるように意図される。その上、本明細書におけるどの開示も、そのような開示が特許請求の範囲内において明示的に列挙されているかどうかにかかわらず、公に献呈されるように意図されるものではない。要素が「〜のための手段」というフレーズを使用して明確に列挙されない限り、どの請求項の要素もミーンズプラスファンクションとして解釈されるべきではない。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための方法であって、
第1のセルについての第1のインデックスの構成を受信することと、ここにおいて、前記第1のインデックスは、ダウンリンク制御情報(DCI)メッセージ内における第1の位置にマッピングされる、
サブフレーム内において前記DCIメッセージを受信することと、
前記第1のインデックスおよび前記DCIメッセージに基づいて、前記第1のセルについてのアップリンク(UL)/ダウンリンク(DL)サブフレーム構成のインジケーションを決定することと、
前記第1のセルについての前記決定されたUL/DLサブフレーム構成に基づいて、前記第1のセルと通信することと
を備える、方法。
[C2]
第2のセルについての第2のインデックスの構成を受信すること、ここにおいて、前記第2のインデックスは、前記第1のインデックスと同じである、をさらに備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記第1のセルおよび前記第2のセルは、同じ周波数帯域のものである、C2に記載の方法。
[C4]
前記第1のセルおよび前記第2のセルは、同時に同じ前記UL/DLサブフレーム構成を使用するように示される、C2に記載の方法。
[C5]
第2のセルについての第2のインデックスの構成を受信すること、ここにおいて、前記第1のインデックスおよび前記第2のインデックスは、異なる、をさらに備える、C1に記載の方法。
[C6]
前記第1のセルおよび前記第2のセルは、異なる周波数帯域のものである、C5に記載の方法。
[C7]
前記第1のインデックスおよび前記第2のインデックスは、隣接していない、C5に記載の方法。
[C8]
前記UEについての、前記第1のセルを含む、複数のセルの構成を受信すること、ここにおいて、前記複数のセルは、プライマリセルおよび少なくとも1つのセカンダリセルを備える、をさらに備える、C1に記載の方法。
[C9]
前記プライマリセル上において送信された前記DCIメッセージに基づいて、前記複数のセルのうちの少なくとも2つについてのUL/DLサブフレーム構成を決定することをさらに備える、C8に記載の方法。
[C10]
第2のDCIメッセージを受信することと、前記少なくとも1つのセカンダリセル上において送信された前記第2のDCIメッセージに基づいて、前記複数のセルのうちの少なくとも1つについてのUL/DLサブフレーム構成を決定することとをさらに備える、C8に記載の方法。
[C11]
前記DCIメッセージは、共通検索スペース内において受信される、C1に記載の方法。
[C12]
前記共通検索スペースは、1つまたは複数のセル内における前記UEによってモニタされる、C11に記載の方法。
[C13]
前記DCIメッセージは、セル内のダウンリンクサブフレームのセブセット内における前記UEによってモニタされる、C1に記載の方法。
[C14]
前記第1のセルは、動的に変化するUL/DLサブフレーム構成をサポートする、C1に記載の方法。
[C15]
基地局(BS)によるワイヤレス通信のための方法であって、
ダウンリンク制御情報(DCI)メッセージ内の異なる位置におけるセルのグループのセットについてのアップリンク(UL)/ダウンリング(DL)サブフレーム構成情報を備える前記DCIメッセージを生成することと、
前記セルのグループのうちの少なくとも1つを使用して通信するように構成された少なくとも1つのUEに前記DCIメッセージを送信することと
を備える、方法。
[C16]
セルが動的に変化するUL/DLサブフレーム構成をサポートするかどうかを決定することと、
前記セルが前記動的に変化するUL/DLサブフレーム構成をサポートする場合に前記セルをセルのグループに割り当てることと
をさらに備える、C15に記載の方法。
[C17]
同時に同じ前記UL/DLサブフレーム構成を使用するために同じ前記グループの全てのセルを構成することをさらに備える、C15に記載の方法。
[C18]
同じセルのグループ内において同じ周波数帯域の全てのセルを構成することをさらに備える、C15に記載の方法。
[C19]
第1のセルについての前記DCIメッセージ内における位置にマッピングされたインデックスで前記少なくとも1つのUEを構成することと、
第2のセルについての前記DCIメッセージ内における前記位置にマッピングされた前記インデックスを構成することと、ここにおいて、前記第1のセルおよび前記第2のセルは、同じグループのものである、
をさらに備える、C15に記載の方法。
[C20]
前記DCIを送信することは、
各セルのグループの前記UL/DLサブフレーム構成を示すために前記DCI内における再構成インジケータを送信することを備える、C15に記載の方法。
[C21]
第1のセルのグループおよび第2のセルのグループは、異なる周波数帯域のものである、C15に記載の方法。
[C22]
第2のUEに前記DCIメッセージを送信すること、ここにおいて、前記第2のUEは、前記少なくとも1つのUEによってモニタされたセルのグループの前記セットとは異なるセルのグループのセットをモニタする、をさらに備える、C15に記載の方法。
[C23]
前記DCIメッセージは、共通検索スペース内において送信される、C15に記載の方法。
[C24]
前記DCIメッセージは、セル内のダウンリンクサブフレームのセブセット内における前記UEによってモニタされる、C15に記載の方法。
[C25]
ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための装置であって、
第1のセルについての第1のインデックスの構成を受信するための手段と、ここにおいて、前記第1のインデックスは、ダウンリンク制御情報(DCI)メッセージ内における第1の位置にマッピングされる、
サブフレーム内において前記DCIメッセージを受信するための手段と、
前記第1のインデックスおよび前記DCIメッセージに基づいて、前記第1のセルについてのアップリンク(UL)/ダウンリンク(DL)サブフレーム構成のインジケーションを決定するための手段と、
前記第1のセルについての前記決定されたUL/DLサブフレーム構成に基づいて、前記第1のセルと通信するための手段と
を備える、装置。
[C26]
第2のセルについての第2のインデックスの構成を受信するための手段、ここにおいて、前記第2のインデックスは、前記第1のインデックスと同じである、をさらに備える、C25に記載の装置。
[C27]
前記第1のセルおよび前記第2のセルは、同じ周波数帯域のものである、C26に記載の装置。
[C28]
基地局(BS)によるワイヤレス通信のための装置であって、
ダウンリンク制御情報(DCI)メッセージ内の異なる位置におけるセルのグループのセットについてのアップリンク(UL)/ダウンリング(DL)サブフレーム構成情報を備える前記DCIメッセージを生成するための手段と、
前記セルのグループのうちの少なくとも1つを使用して通信するように構成された少なくとも1つのUEに前記DCIメッセージを送信するための手段と
を備える、装置。
[C29]
セルが動的に変化するUL/DLサブフレーム構成をサポートするかどうかを決定するための手段と、
前記セルが前記動的に変化するUL/DLサブフレーム構成をサポートする場合に前記セルをセルのグループに割り当てるための手段と
をさらに備える、C28に記載の装置。
[C30]
同時に同じ前記UL/DLサブフレーム構成を使用するために同じ前記グループの全てのセルを構成するための手段をさらに備える、C28に記載の装置。

Claims (15)

  1. ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための方法であって、
    第1のセルについての第1のインデックスの構成を受信することと、ここにおいて、前記第1のインデックスは、ダウンリンク制御情報(DCI)メッセージ内における第1の位置にマッピングされ、前記第1のインデックスは、前記UEに対して構成されたコンポーネントキャリア(CC)のグループについての再構成インジケータの位置を決定するために用いられる、
    サブフレーム内において前記DCIメッセージを受信することと、
    前記第1のインデックスおよび前記DCIメッセージに基づいて、前記第1のセルについてのアップリンク(UL)/ダウンリンク(DL)サブフレーム構成のインジケーションを決定することと、
    前記第1のセルについての前記決定されたUL/DLサブフレーム構成に基づいて、前記第1のセルと通信することと
    を備える、方法。
  2. 第2のセルについての第2のインデックスの構成を受信すること、ここにおいて、前記第2のインデックスは、前記第1のインデックスと同じである、をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 第2のセルについての第2のインデックスの構成を受信すること、ここにおいて、前記第1のインデックスおよび前記第2のインデックスは、異なる、をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記UEについての、前記第1のセルを含む、複数のセルの構成を受信すること、ここにおいて、前記複数のセルは、プライマリセルおよび少なくとも1つのセカンダリセルを備える、をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記DCIメッセージは、共通検索スペース内において受信される、請求項1に記載の方法。
  6. 前記DCIメッセージは、セル内のダウンリンクサブフレームのサブセット内における前記UEによってモニタされる、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1のセルは、動的に変化するUL/DLサブフレーム構成をサポートする、請求項1に記載の方法。
  8. 基地局(BS)によるワイヤレス通信のための方法であって、
    ダウンリンク制御情報(DCI)メッセージ内の異なる位置におけるセルのグループのセットについてのアップリンク(UL)/ダウンリング(DL)サブフレーム構成情報を備える前記DCIメッセージを生成することと、
    前記セルのグループのうちの少なくとも1つを使用して通信するように構成された少なくとも1つのUEに前記DCIメッセージを送信することと
    第1のセルについての前記DCIメッセージ内における位置にマッピングされたインデックスで前記少なくとも1つのUEを構成することと
    を備え、前記インデックスは、前記少なくとも1つのUEに対して構成されたコンポーネントキャリア(CC)のグループについての再構成インジケータの位置を決定するために用いられる、方法。
  9. セルが動的に変化するUL/DLサブフレーム構成をサポートするかどうかを決定することと、
    前記セルが前記動的に変化するUL/DLサブフレーム構成をサポートする場合に前記セルをセルのグループに割り当てることと
    をさらに備える、請求項8に記載の方法。
  10. 同時に同じUL/DLサブフレーム構成を使用するために同じグループの全てのセルを構成することをさらに備える、請求項8に記載の方法。
  11. 第2のセルについての前記DCIメッセージ内における前記位置にマッピングされた前記インデックスを構成することと、ここにおいて、前記第1のセルおよび前記第2のセルは、同じグループのものである、
    をさらに備える、請求項8に記載の方法。
  12. 前記DCIを送信することは、
    各セルのグループの前記UL/DLサブフレーム構成を示すために前記DCI内における再構成インジケータを送信することを備える、請求項8に記載の方法。
  13. 第2のUEに前記DCIメッセージを送信すること、ここにおいて、前記第2のUEは、前記少なくとも1つのUEによってモニタされたセルのグループのセットとは異なるセルのグループのセットをモニタする、をさらに備える、請求項8に記載の方法。
  14. ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための装置であって、
    第1のセルについての第1のインデックスの構成を受信するための手段と、ここにおいて、前記第1のインデックスは、ダウンリンク制御情報(DCI)メッセージ内における第1の位置にマッピングされ、前記第1のインデックスは、前記UEに対して構成されたコンポーネントキャリア(CC)のグループについての再構成インジケータの位置を決定するために用いられる、
    サブフレーム内において前記DCIメッセージを受信するための手段と、
    前記第1のインデックスおよび前記DCIメッセージに基づいて、前記第1のセルについてのアップリンク(UL)/ダウンリンク(DL)サブフレーム構成のインジケーションを決定するための手段と、
    前記第1のセルについての前記決定されたUL/DLサブフレーム構成に基づいて、前記第1のセルと通信するための手段と
    を備える、装置。
  15. 基地局(BS)によるワイヤレス通信のための装置であって、
    ダウンリンク制御情報(DCI)メッセージ内の異なる位置におけるセルのグループのセットについてのアップリンク(UL)/ダウンリング(DL)サブフレーム構成情報を備える前記DCIメッセージを生成するための手段と、
    前記セルのグループのうちの少なくとも1つを使用して通信するように構成された少なくとも1つのUEに前記DCIメッセージを送信するための手段と
    第1のセルについての前記DCIメッセージ内における位置にマッピングされたインデックスで前記少なくとも1つのUEを構成するための手段と
    を備え、前記インデックスは、前記少なくとも1つのUEに対して構成されたコンポーネントキャリア(CC)のグループについての再構成インジケータの位置を決定するために用いられる、装置。
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