JP6576688B2 - 電子機器および接続制御方法 - Google Patents

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Description

本開示は、電子機器および接続制御方法に関する。
テザリングが可能な電子機器(親機)が知られている。親機は、近距離無線通信によって接続した電子端末(子機)に広域無線通信を行なわせる。特開2014−27439号公報(特許文献1)には、複数の通信方式から適切な通信方式を選択してテザリングを行なうスマートフォンが開示されている。
特開2014−27439号公報
テザリングにおいては、電子機器(親機)が行なう広域無線通信の通信量を各電子端末(子機)に分配する。電子端末が増えると各電子端末が行なう広域無線通信の通信量は減少し得る。また、電波状態の悪化などにより電子機器が行なう広域無線通信の通信量が減少すると各電子端末が行なう広域無線通信の通信量も減少し得る。通信量が減少すると、電子端末は安定的に広域無線通信を行なうことができない。
このような問題は、電子機器に接続できる電子端末の数を制限することにより解決できるとも思える。しかし、全ての電子端末が安定的な広域無線通信を必要とするとは限らない。たとえば、仕事の目的で使用される電子端末の場合、広域無線通信でやりとりする情報の重要性が高い。少しでも通信が途切れると重要な情報が欠落する可能性がある。そのため、広域無線通信を安定的に行なう必要性は高い。一方、たとえばゲームあるいは音楽鑑賞のような私的な目的で使用される電子端末の場合、仕事の目的で用いられる電子端末と比べると広域無線通信でやりとりする情報の重要性は低い。そのため、広域無線通信を安定的に行なう必要性は低い。
広域無線通信を安定的に行なう必要性は電子端末により異なる。電子機器との接続を許可する電子端末は、当該必要性に基づいて決定すべきである。にもかかわらず、電子機器に接続することができる電子端末の数を当該必要性とは無関係に制限しては、当該必要性の高い電子端末が電子機器と接続できない場合が生じ得る。その結果、当該必要性の高い電子端末は広域無線通信を安定的に行なうことができない。
本開示の一態様の電子機器は、第1通信部と、第2通信部と、制御部とを備える。第1通信部は、電子端末と近距離無線通信を行なうように構成される。第2通信部は、広域無線通信を行ない、第1の通信部と接続している電子端末が当該広域無線通信を行なうときに使用されるように構成される。制御部は、第1の通信部と接続する電子端末を決定するように構成される。制御部は、第1の通信部との接続の候補とする1または複数の電子端末を決定する。制御部は、第1の通信部との接続の候補数が所定の制限数以下であるとき、当該候補とした電子端末について第1の通信部との接続を許可する。制御部は、候補数が所定の制限数を超えたとき、当該候補の電子端末に予め関連付けられた第1の通信部との接続の優先度に従って、当該候補の中から第1の通信部との接続を許可する所定の制限数の電子端末を決定する。
本開示において「広域無線通信」とは、通信事業者の通信網を用いた通信を示す。「広域無線通信」は、たとえば、LTE(Long Term Evolution)またはCDMA(Code Division Multiple Access)の方式に従って行なわれる。
本開示において「近距離無線通信」とは、電子機器および電子端末が数メートルから数十メートル程度離れた状態で行なう無線通信を示す。「近距離無線通信」は、たとえば、Bluetooth(登録商標)またはWiFi(登録商標)(Wireless Fidelity)の方式に従って行なわれる。
本開示の一態様の接続制御方法は、第1通信部と、第2通信部と、制御部とを備える電子機器において、当該制御部によって行なわれる接続制御方法である。第1通信部は、電子端末と近距離無線通信を行なうように構成される。第2通信部は、広域無線通信を行ない、第1の通信部と接続している電子端末が当該広域無線通信を行なうときに使用されるように構成される。接続制御方法は、第1の通信部との接続の候補とする1または複数の電子端末を決定するステップを含む。接続制御方法は、第1の通信部との接続の候補数が所定の制限数以下であるとき、当該候補とした電子端末について、第1の通信部との接続を許可するステップをさらに含む。接続制御方法は、候補数が所定の制限数を超えたときに、当該候補の電子端末に関連付けられた優先度に従って、当該候補の中から第1の通信部との接続を許可する所定の制限数の電子端末を決定するステップをさらに含む。
本開示の一態様によれば、優先度の高い電子端末が広域無線通信を安定的に行なうことができる。
第1の実施の形態に従う電子機器であるスマートフォンの正面図である。 図1のスマートフォンの機能を説明するための機能ブロック図である。 複数の電子端末(子機)が図1のスマートフォン(親機)と接続している様子を示す図である。 第1通信部と接続を行なう電子端末のリストの一部を簡略的に示した図である。 第1の実施の形態において、新たな電子端末が第1通信部との接続要求を行なった場合に、図2の制御部において行なわれる処理の流れを説明するためのフローチャートである。 第1の実施の形態において、第1通信部に複数の電子端末が接続している状態(図3参照)で、ノートパソコンが第1通信部との接続要求を行なった場合を示す図である。 第1通信部との接続の優先度に接続制限数が関連付けられたリストを簡略的に示す図である。 第2の実施の形態において、新たな電子端末が第1通信部との接続要求を行なった場合に、図2の制御部において行なわれる処理の流れを説明するためのフローチャートである。 第2の実施の形態に従うスマートフォンに複数の電子端末が接続している状態で、ノートパソコンが第1通信部との接続要求を行なった場合を示す図である。 第2通信部が行なう広域無線通信の電波状況に、第1通信部との接続制限数が関連付けられたリストを簡略的に示す図である。 第3の実施の形態において、広域無線通信の電波状況が変化した場合に、図2の制御部において行なわれる処理の流れを説明するためのフローチャートである。 第3の実施の形態に従うスマートフォンに複数の電子端末が接続している状態で、広域無線通信を行なう第2通信部の電波状況が悪化した場合の例を示す図である。
[第1の実施の形態]
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
図1は、第1の実施の形態に従う電子機器であるスマートフォン1の正面図である。図1を参照して、スマートフォン1は本体部の長手方向の上部にスピーカ70と、本体部の長手方向の下部にマイク60と、中央部に表示部20と入力部50とを備える。
図2は、図1のスマートフォン1の機能を説明するための機能ブロック図である。図2を参照して、スマートフォン1は、制御部10と、表示部20と、記憶部30と、第1通信部41と、第2通信部42と、入力部50と、マイク60と、スピーカ70とを備える。
制御部10は、スマートフォン1を統合的に制御することができる。制御部10は、図示はしないがCPU(Central Processing Unit)および記憶素子を含む。記憶素子は、たとえばSRAM(Static Random Access Memory)またはDRAM(Dynamic Random Access Memory)である。
表示部20は、制御部10から受信した信号に基づいて表示を行なうことができる。表示部20は、たとえば液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、または有機ELディスプレイから構成されてもよい。
記憶部30は、制御部10に読み出されて実行されるOS(Operating System)、各種アプリケーションのプログラム(たとえば第1通信部41との接続を制御するプログラム)、および当該プログラムによって使用される各種データ(たとえば第1通信部41との接続を行なう電子端末のリスト)を保存することができる。記憶部30は、たとえば、不揮発性の半導体メモリであるフラッシュメモリ、または記憶装置であるHDD(Hard Disk Drive)を含んでもよい。
第1通信部41は、いずれも図示しないが無線LAN回路および無線LANアンテナを含み、WiFiに基づいて近距離無線通信を行なうことができる。第1通信部41は、受信した信号を処理して、当該信号を制御部10に出力することができる。制御部10は、第1通信部41へ信号を出力することができる。第1通信部41は、制御部10から出力された信号を送信することができる。
なお、「近距離無線通信」とは、電子機器および電子端末が数メートルから数十メートル程度離れた状態で行なう無線通信を示す。「近距離無線通信」は、WiFiに限らず、たとえば、Bluetooth(登録商標)の方式に従って行なわれてもよい。
第2通信部42は、LTE(Long Term Evolution)またはCDMA(Code Division Multiple Access)の方式に従い、通信事業者の通信網を用いて広域無線通信を行なうことができる。第2通信部42は、受信した信号を処理して、当該信号を制御部10に出力することができる。制御部10は、第2通信部42へ信号を出力することができる。第2通信部42は、制御部10から出力された信号を送信することができる。
入力部50は、ユーザからの入力を受け付け、制御部10にその入力に基づく信号を送信することができる。入力部50は、たとえばボタンまたはタッチパネルから構成されてもよい。
図3は、複数の電子端末(子機)がスマートフォン1(親機)と接続している様子を示す図である。図3を参照して、スマートフォン1は、通信事業者の提供する広域通信網200と接続し、広域無線通信を行なう。スマートフォン1の第1通信部41には、近距離無線通信により、スマートフォン101と、カメラ102と、タブレットPC103と、スマートフォン104と、スマートフォン105と、ゲーム機106と、スマートフォン107と、音楽プレイヤ108とが接続している。各電子端末は、スマートフォン1を介して広域通信網200と接続し、広域無線通信を行なう。
第1の実施の形態においては、スマートフォン1は、近距離無線通信により第1通信部41と接続する電子端末の数を8台に制限する。図3においては、当該所定の制限数である8台の電子端末がスマートフォン1に接続している。
所定の制限数と同じ数の電子端末が第1通信部41と接続している状況で、新たな電子端末からさらに接続要求があった場合、スマートフォン1が接続要求を無条件に拒否すれば、スマートフォン1と接続する電子端末は8台以上には増えない。したがって、第1通信部41と接続する電子端末は、一度スマートフォン1と接続してしまえば、スマートフォン1が行なう広域無線通信の通信量の8分の1程度以上の通信量を確保することができる。
広域無線通信を安定的に行なう必要性は電子端末により異なる。たとえば、仕事で用いる電子端末の場合、広域無線通信でやりとりする情報の重要性は高い。そのため、少しでも通信が途切れると重要な情報が欠落する可能性がある。そのため、広域無線通信を安定的に行なう必要性は高い。一方、たとえばゲームあるいは音楽鑑賞のような私的な目的で用いる電子端末の場合、仕事の目的で用いられる電子端末と比べると広域無線通信でやりとりする情報の重要性は低い。そのため、広域無線通信を安定的に行なう必要性は低い。
上述したように全ての電子端末が安定的な広域無線通信を必要とするとは限らない。スマートフォン1との接続を許可する電子端末は、当該必要性に基づいて決定すべきである。にもかかわらず、スマートフォン1に接続することができる電子端末の数を当該必要性とは無関係に制限しては、当該必要性の高い電子端末がスマートフォン1と接続できない場合が生じ得る。その結果、当該必要性の高い電子端末は広域無線通信を安定的に行なうことができない。
第1の実施の形態に従うスマートフォン1は、広域無線通信を安定的に行なう必要性が高いほど、電子端末に高い優先度を関連付ける。スマートフォン1は、当該優先度に基づいて第1通信部41との接続を許可する電子端末を決定する。
図4は、第1通信部41と接続を行なう電子端末のリストの一部を簡略的に示した図である。図4を参照して、当該リストは、電子端末の名称、電子端末の識別子としてのMACアドレス、および第1通信部41との接続の優先度を含む。当該リストにない電子端末が第1通信部41との接続を要求した場合、当該電子端末は最も低い優先度3をもつ電子端末として扱われる。当該電子端末の接続要求を無条件に拒否するようにしてもよい。接続の優先度は3段階あり、優先度1が最も高く、優先度3が最も低い。優先度の段階は2段階でもよいし、4段階以上でもよい。優先度の段階数は、スマートフォン1において予め設定されていてもよいし、表示部20に表示された所定の画面を利用することにより、ユーザが設定することができるようにしてもよい。
なお、優先度の設定は、電子端末の種類に基づいてスマートフォン1によって自動的に設定されてもよく、ユーザが表示部20に表示された所定の画面を利用して電子端末毎に設定できるようにしてもよい。
図5は、第1の実施の形態において、新たな電子端末が第1通信部41との接続要求を行なった場合に、図2の制御部10において行なわれる処理の流れを説明するためのフローチャートである。図5を参照して、制御部10は、ステップS101において、第1通信部41と接続している電子端末があるか否かを判定する。第1通信部41と接続している電子端末がある場合(S101においてYES)、制御部10は、ステップS102において、第1通信部41と接続している電子端末と、接続要求を行なった電子端末とを、当該接続要求があった以降の、第1通信部41との接続の候補に決定し、処理をステップS301に進める。第1通信部41と接続している電子端末がない場合(S101においてNO)、制御部10は、ステップS103において、接続要求を行なった電子端末を、当該接続要求があった以降の、第1通信部41との接続の候補に決定し、処理をステップS301に進める。
制御部10は、ステップS301において、第1通信部41との接続の候補である電子端末の数が、所定の制限数を超えているか否かを判定する。第1通信部41との接続の候補である電子端末の数が所定の制限数を超えている場合(S301においてYES)、制御部10は、ステップS302において、当該候補の中からそれぞれの優先度に基づいて第1通信部41との接続を許可する所定の制限数の電子端末を決定し、処理を終了する。
第1通信部41との接続の候補である電子端末の数が所定の制限数以下である場合(S301においてNO)、制御部10は、ステップS303において、接続の候補とした電子端末について第1通信部41との接続を許可し、処理を終了する。
図6は、第1の実施の形態において、第1通信部41に複数の電子端末が接続している状態(図3参照)で、ノートパソコン109が第1通信部41との接続要求を行なった場合を示す図である。
図6と図4とを参照して、スマートフォン101、カメラ102、および接続要求を行なったノートパソコン109は専ら仕事の目的で使用される。そのため、これらの電子端末の優先度は最も高い優先度1に設定されている。タブレットPC103、スマートフォン104は仕事の目的および私的な目的の双方で使用される電子端末であるため、中間的な優先度2が設定されている。スマートフォン105、ゲーム機106、スマートフォン107、および音楽プレイヤ108は、専ら私的な目的で使用される。そのため、これらの電子端末の優先度は最も低い優先度3に設定されている。
図5と図6とを参照して、ノートパソコン109がスマートフォン1に対して第1通信部41との接続を要求した場合、第1通信部41と接続している電子端末がある(S101でYES)。制御部10は、処理をステップS102に進める。
制御部10は、ステップS102において、第1通信部41と接続しているスマートフォン101、カメラ102、タブレットPC103、スマートフォン104、スマートフォン105、ゲーム機106、スマートフォン107、音楽プレイヤ108、および接続要求を行なったノートパソコン109を、当該接続要求以降の、第1通信部41との接続の候補に決定し、処理をステップS301へ進める。
制御部10は、ステップS301において、第1通信部41との接続の候補の数は9であるから、所定の制限数である8を超えている(S301においてYES)。制御部10は、処理をステップS302に進める。
制御部10は、ステップS302において、第1通信部41との接続の候補の中から、各候補の優先度に基づいて第1通信部41との接続を許可する所定の制限数の電子端末を決定する。
優先度の高い順に当該候補の電子端末を並べると、ノートパソコン109(優先度1)、スマートフォン101(優先度1)、カメラ102(優先度1)、タブレットPC103(優先度2)、スマートフォン104(優先度2)、スマートフォン105(優先度3)、ゲーム機106(優先度3)、スマートフォン107(優先度3)、音楽プレイヤ108(優先度3)となる。
制御部10は、優先度1の電子端末3台、優先度2の電子端末は2台および、優先度3の電子端末の3台と第1通信部41との接続を許可する。優先度3の電子端末は4台あるため、制御部10はこれらのうちから接続を許可する3台を決定する。第1の実施の形態においては、第1通信部41との接続の優先度が同じ場合、制御部10は、第1通信部41との接続要求を行なった時刻の早い順に接続を許可する。優先度3の4台の電子端末の中で、当該時刻が最も遅い電子端末が音楽プレイヤ108であるとする。制御部10は、ノートパソコン109が接続要求を行なった以降の、音楽プレイヤ108と第1通信部41との接続を許可しない。すなわち、制御部10は、音楽プレイヤ108と第1通信部41との接続を切断する。
同じ優先度の電子端末が複数台ある場合の、接続を切断する、あるいは接続を許可する電子端末の決定方法は当該方法に限られない。たとえば、電子端末の名称のアルファベット順に基づいた順番、あるいはMACアドレスの順番に基づいて決定してもよい。
ノートパソコン109からの接続要求があった以降の、第1通信部41との接続を許可する電子端末を決定した結果、ノートパソコン109(優先度1)、スマートフォン101(優先度1)、カメラ102(優先度1)、タブレットPC103(優先度2)、スマートフォン104(優先度2)、スマートフォン105(優先度3)、ゲーム機106(優先度3)、スマートフォン107(優先度3)について第1通信部41との接続が許可される。一方、接続が許可されなかった電子端末は音楽プレイヤ108(優先度3)である。
以上のように、第1の実施の形態に従うスマートフォン1は、新たな電子端末から接続要求があった場合に、電子端末に関連付けられた優先度に基づき第1通信部41との接続を許可する電子端末を決定する。当該優先度は、広域無線通信を安定的に行なう必要性に基づいて電子端末毎に定めることができる。このため、スマートフォン1は、広域無線通信を安定的に行なう必要性の高い電子端末を優先的に接続させることができる。その結果、当該優先度の高い電子端末は安定的に広域無線通信を行なうことができる。
第1の実施の形態においては、第1通信部41との接続の所定の制限数が8である場合を例として説明した。所定の制限数は8に限られない。当該所定の制限数は、たとえば実機実験あるいはシミュレーションによって適宜決定することができる。また、所定の設定画面を利用して、ユーザが所定の制限数を設定できるようにしてもよい。
第1の実施の形態においては、1台の電子端末(ノートパソコン109)が接続要求を行なう場合について説明した。複数台の電子端末が同時に接続要求を行なう場合もある。当該場合であっても図5に示した処理を適用することにより、上記と同様の効果を得ることができる。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態においては、第1通信部41との接続の所定の制限数が定数である場合について説明した。当該所定の制限数は定数でなくてもよい。第2の実施の形態においては、当該所定の制限数が、第1通信部41との接続の候補になった電子端末の優先度に応じて決定される場合について説明する。
第2の実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、第1通信部41との接続の優先度に接続制限数が関連付けられる点、および図5のステップS301の直前に、所定の制限数を決定するステップ(図8のステップS201)が追加される点である。これら以外については第1の実施の形態と同様であるため説明を繰り返さない。
図7は、第1通信部41との接続の優先度に接続制限数が関連付けられたリストを簡略的に示す図である。図7を参照して、優先度1には接続制限数4が関連付けられ、優先度2には接続制限数6が関連付けられ、優先度3には接続制限数8が関連付けられている。優先度が高くなるにつれて、関連付けられている接続制限数は小さくなっている。なお、優先度に関連付けられている接続制限数は、上述の例に限られない。これらの接続制限数は、所定の設定画面を利用して、ユーザが設定できるようにしてもよい。
図8は、第2の実施の形態において、新たな電子端末が第1通信部41との接続要求を行なった場合に、図2の制御部10において行なわれる処理の流れを説明するためのフローチャートである。図8を参照して、ステップS102またはS103で第1通信部41との接続の候補が決定されると、制御部10は、ステップS201において、第1通信部41との接続の所定の制限数を、接続の候補とした電子端末に関連付けられている優先度のうち、最も高い優先度に関連付けられた制限数に決定する。そして、S301〜S303にてステップS201で決定された制限数に従って、第1通信部41との接続を許可する端末を決定する。
図9は、第2の実施の形態に従うスマートフォン2に複数の電子端末が接続している状態で、ノートパソコン109が第1通信部41との接続要求を行なった場合を示す図である。図9を参照して、ノートパソコン109が接続要求を行なった時点では、タブレットPC103、スマートフォン104、スマートフォン105、ゲーム機106、スマートフォン107、音楽プレイヤ108の6台が第1通信部41と接続している。
図8と図9とを参照して、ノートパソコン109が第1通信部41との接続要求を行なった以降に第1通信部41との接続の候補とされるのは、第1通信部41と接続しているタブレットPC103(優先度2)、スマートフォン104(優先度2)、スマートフォン105(優先度3)、ゲーム機106(優先度3)、スマートフォン107(優先度3)、音楽プレイヤ108(優先度3)、および接続要求を行なったノートパソコン109(優先度1)の7台である(S102参照)。
これらの電子端末に関連付けられた優先度のうち最も高い優先度は優先度1である。図7を併せて参照して、制御部10は、ステップS201において、所定の制限数を優先度1に関連付けられた接続制限数である4に決定する。
第1通信部41との接続の候補数は7台であるから、当該電子端末の数は所定の制限数である4を超えている(S301参照)。第1通信部41との接続の候補である7台の電子端末を優先度の高い順に並べると、ノートパソコン109(優先度1)、タブレットPC103(優先度2)、スマートフォン104(優先度2)、スマートフォン105(優先度3)、ゲーム機106(優先度3)、スマートフォン107(優先度3)、音楽プレイヤ108(優先度3)となる。
第1通信部41との接続の所定の制限数は4であるから、第2の実施の形態において、第1通信部41との接続が許可されるのは、ノートパソコン109(優先度1)、タブレットPC103(優先度2)、スマートフォン104(優先度2)、スマートフォン105(優先度3)の4台となる(S302参照)。一方、接続が許可されない電子端末は、ゲーム機106(優先度3)、スマートフォン107(優先度3)、音楽プレイヤ108(優先度3)である。
なお、スマートフォン105、ゲーム機106、スマートフォン107、音楽プレイヤ108は、第1通信部41との接続の優先度が同じであるため、ここでは、第1通信部41との接続要求を行なった時刻の最も早いスマートフォン105に接続を許可する。また、同じ優先度の電子端末が複数台ある場合の、接続を許可する電子端末の決定方法は当該方法に限られない。たとえば、電子端末の名称のアルファベット順に基づいた順番、あるいはMACアドレスの順番に基づいて決定してもよい。
以上のように、第2の実施の形態に従うスマートフォン2は、新たな電子端末から接続要求があった場合に、電子端末に関連付けられた優先度に基づき第1通信部41との接続を許可する電子端末を決定する。当該優先度は、広域無線通信を安定的に行なう必要性に基づいて電子端末毎に定めることができる。このため、スマートフォン2は、広域無線通信を安定的に行なう必要性の高い電子端末を優先的に接続させることができる。その結果、当該優先度の高い電子端末は安定的に広域無線通信を行なうことができる。
第2の実施の形態においては、第1通信部41との接続の所定の制限数が、接続の候補の電子端末に関連付けられた優先度のうち、最も高い優先度に関連付けられた接続制限数となる。優先度が高くなるほど、関連付けられる接続制限数は小さい。接続制限数が小さくなるほど、第1通信部41と接続している電子端末が行なう広域無線通信の通信量は大きくなる。したがって、第2の実施の形態においては、第1通信部41との接続の優先度の高い電子端末は、広域無線通信を行なうにあたって、第1の実施の形態と比べてより大きな通信量を確保することができる。
第2の実施の形態においては、1台の電子端末(ノートパソコン109)が接続要求を行なう場合について説明した。複数台の電子端末が同時に接続要求を行なう場合もある。当該場合であっても図8に示した処理を適用することにより、上記と同様の効果を得ることができる。
[第3の実施の形態]
第1の実施の形態および第2の実施の形態においては、第1通信部41との接続する電子端末の数を制限する場合として、新たな電子端末が第1通信部41との接続要求を行なう場合について説明した。第3の実施の形態においては、スマートフォンが行なう広域無線通信の電波状況が変化した場合に第1通信部41との接続数を制限する場合ついて説明する。
より具体的には、第2通信部42が行なう広域無線通信の電波状況に第1通信部41との接続制限数を関連付け、当該接続制限数と優先度に基づいて第1通信部41と接続すべき端末を決定する。
図10は、第2通信部42が行なう広域無線通信の電波状況に、第1通信部41との接続制限数が関連付けられたリストを簡略的に示す図である。図10を参照して、第3の実施の形態においては、広域無線通信が可能な電波状況は5段階に分けられる。電波状況1が最も悪い電波状況を示しており、電波状況5が最も良い電波状況を示している。電波状況1〜5に関連付けられている接続制限数は、それぞれ、2,4,6,8,10である。電波状況が悪いほど関連付けられる接続制限数は小さい。なお、広域無線通信がほとんど不可能な電波状況については、接続制限数を設ける意味がないため当該リストから除いている。これらの電波状況に関連付けられている接続制限数は、上述の例に限られない。これらの接続制限数は、所定の設定画面を利用して、ユーザが設定できるようにしてもよい。
図11は、第3の実施の形態において、広域無線通信の電波状況が変化した場合に、図2の制御部10において行なわれる処理の流れを説明するためのフローチャートである。図11においては、図5のS101〜S103に代えて、S104およびS202が追加されている。図11を参照して、制御部10は、ステップS104において、第1通信部41と接続している電子端末を、当該電波状況が変化した以降の、第1通信部41との接続の候補に決定し、処理をステップS202に進める。
制御部10は、ステップS202において、第1通信部41との接続の所定の制限数を、変化後の電波状況に関連付けられた接続制限数に決定し、処理をステップS302に進める。以降は第1の実施の形態と同様である。
図12は、第3の実施の形態に従うスマートフォン3において、広域無線通信を行なう第2通信部42の電波状況が、電波状況4から、電波状況2に変化した場合の例を示す図である。図11と図12とを参照して、第2通信部42の電波状況が変化した以降に第1通信部41との接続の候補とされるのは、現在第1通信部41と接続しているスマートフォン101(優先度1)、カメラ102(優先度1)、タブレットPC103(優先度2)、スマートフォン104(優先度2)、スマートフォン105(優先度3)、ゲーム機106(優先度3)、スマートフォン107(優先度3)、音楽プレイヤ108(優先度3)である(S104参照)。
図10を併せて参照して、第1通信部41との接続の所定の制限数は、電波状況2に関連付けられた4に決定される(S202参照)。
第1通信部41と接続している電子端末は8台であり、当該電子端末の数は所定の制限数である4を超えている(S301参照)。第1通信部41との接続の候補である8台の電子端末を優先度の高い順に並べると、スマートフォン101(優先度1)、カメラ102(優先度1)、タブレットPC103(優先度2)、スマートフォン104(優先度2)、スマートフォン105(優先度3)、ゲーム機106(優先度3)、スマートフォン107(優先度3)、音楽プレイヤ108(優先度3)である。したがって、スマートフォン101(優先度1)、カメラ102(優先度1)、タブレットPC103(優先度2)、スマートフォン104(優先度2)について、第1通信部41との接続が許可される(S302参照)。一方、スマートフォン105(優先度3)、ゲーム機106(優先度3)、スマートフォン107(優先度3)、音楽プレイヤ108(優先度3)については接続が許可されない。
以上のように、第3の実施の形態に従うスマートフォン3は、広域無線通信の電波状況が変化した場合に、電子端末に関連付けられた優先度に基づき第1通信部41との接続を許可する電子端末を決定する。当該優先度は、広域無線通信を安定的に行なう必要性に基づいて電子端末毎に定めることができる。このため、スマートフォン3は、広域無線通信を安定的に行なう必要性の高い電子端末を優先的に接続させることができる。その結果、当該優先度の高い電子端末は安定的に広域無線通信を行なうことができる。
第3の実施の形態においては、広域無線通信の電波状況が変化した場合に、第1通信部41との接続の所定の制限数を、変化後の電波状況に関連づけた接続制限数に決定する。当該接続制限数は電波状況が悪くなるほど小さい。したがって、当該電波状況が悪化し、広域無線通信の通信量が減少した場合であっても、優先度の高い電子端末は、第1通信部41との接続が維持されると共に、広域無線通信に関して、電波状況が悪化する前の通信量と同程度の通信量を維持できる。
第3の実施の形態においては、広域無線通信の電波状況に関連付ける制限数を5段階に分ける。当該制限数は段階的である必要はない。たとえば、電波状況の変化を動的に解析して最適の制限数を算出し、当該制限数を所定の制限数に決定してもよい。
今回開示された各実施の形態は、適宜組合わせて実施することも予定されている。そして、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,2,3 スマートフォン、10 制御部、20 表示部、30 記憶部、41 第1通信部、42 第2通信部、50 入力部、60 マイク、70 スピーカ、101,104,105,107 スマートフォン、102 カメラ、103 タブレットPC、106 ゲーム機、108 音楽プレイヤ、109 ノートパソコン。

Claims (6)

  1. 電子端末と近距離無線通信を行なうように構成される第1の通信部と、
    広域無線通信を行ない、前記第1の通信部と接続している電子端末が当該広域無線通信を行なうときに使用されるように構成される第2の通信部と、
    前記第1の通信部と接続する電子端末を決定するように構成される制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記第1の通信部との接続の候補とする1または複数の電子端末を決定し、
    前記第1の通信部との接続の候補数が所定の制限数以下であるとき、当該候補とした電子端末について前記第1の通信部との接続を許可し、
    前記候補数が前記所定の制限数を超えたとき、当該候補の電子端末に予め関連付けられた前記第1の通信部との接続の優先度に従って、当該候補の中から前記第1の通信部との接続を許可する前記所定の制限数の電子端末を決定し、
    前記所定の制限数を、前記優先度のうち最も高い優先度に予め関連付けられた制限数に決定するように構成され
    前記優先度が高いほど当該優先度に関連付けられた制限数は小さい、電子機器。
  2. 前記制御部は、
    新たな1または複数の電子端末から前記第1の通信部への接続要求があった場合に、前記第1の通信部との接続の候補とする1または複数の電子端末を決定し、
    前記第1の通信部に接続している電子端末がないとき、前記新たな1または複数の電子端末を前記第1の通信部との接続の候補とし、
    前記第1の通信部に接続している電子端末があるとき、前記第1の通信部に接続している1または複数の電子端末と、前記新たな1または複数の電子端末とを前記第1の通信部との接続の候補とするように構成される、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記制御部は、
    前記電子機器の前記広域無線通信の電波状況が変化した場合に、前記第1の通信部に接続している1または複数の電子端末を前記第1の通信部との接続の候補とし、
    前記電波状況に応じて前記所定の制限数を決定するように構成され、
    前記電波状況が悪いほど前記電波状況に応じた制限数は小さい、請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記制御部は、前記所定の制限数を前記電波状況に応じて段階的に定められた制限数に決定するように構成される、請求項に記載の電子機器。
  5. 前記電子機器は、携帯端末である、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 電子端末と近距離無線通信を行なうように構成される第1の通信部と、
    広域無線通信を行ない、前記第1の通信部と接続している電子端末が当該広域無線通信を行なうときに使用されるように構成される第2の通信部と、
    前記第1の通信部と接続する電子端末を決定するように構成される制御部とを備える電子機器において、前記制御部によって行なわれる接続制御方法であって、
    前記第1の通信部との接続の候補とする1または複数の電子端末を決定するステップと、
    前記第1の通信部との接続の候補数が所定の制限数以下であるとき、当該候補とした電子端末について、前記第1の通信部との接続を許可するステップと、
    前記候補数が前記所定の制限数を超えたときに、当該候補の電子端末に関連付けられた優先度に従って、当該候補の中から前記第1の通信部との接続を許可する前記所定の制限数の電子端末を決定するステップと
    前記所定の制限数を、前記優先度のうち最も高い優先度に予め関連付けられた制限数に決定するステップとを含み、
    前記優先度が高いほど当該優先度に関連付けられた制限数は小さい、接続制御方法。
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