JP6571098B2 - Lteにおけるfddおよびtddのcaにおけるfddおよびtddのタイミングオフセットの取扱い - Google Patents

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Description

(関連出願の相互参照)
[0001]本出願は、その全体がともに参照により本明細書に組み込まれる、2014年2月10日に出願された米国仮特許出願第61/937,987号、および2015年1月29日に出願された米国特許出願第14/608,433号の利益を主張する。
[0002]本開示のいくつかの実施形態は、一般にワイヤレス通信に関し、より詳細には、LTE(登録商標)における周波数分割複信(FDD)および時分割複信(TDD)のキャリアアグリゲーション(CA)におけるFDDおよびTDDのタイミングオフセットを取り扱うための技法に関する。
[0003]ワイヤレス通信システムは、音声、データなど、様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅および送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。そのような多元接続システムの例としては、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、3GPP(登録商標)ロングタームエボリューション(LTE)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムがある。
[0004]概して、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のワイヤレス端末のための通信を同時にサポートすることができる。各端末は、順方向リンクおよび逆方向リンク上での伝送によって1つまたは複数の基地局と通信する。順方向リンク(またはダウンリンク)は基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)は端末から基地局への通信リンクを指す。この通信リンクは、単入力単出力、多入力単出力または多入力多出力(MIMO)システムを介して確立され得る。
[0005]いくつかのシステムは、ドナー基地局とワイヤレス端末との間のメッセージを中継するリレー基地局を利用し得る。リレー基地局は、バックホールリンクを介してドナー基地局と通信し、アクセスリンクを介して端末と通信し得る。言い換えれば、リレー基地局は、バックホールリンクを介してドナー基地局からダウンリンクメッセージを受信し、アクセスリンクを介してこれらのメッセージを端末に中継し得る。同様に、リレー基地局は、アクセスリンクを介して端末からアップリンクメッセージを受信し、バックホールリンクを介してこれらのメッセージをドナー基地局に中継し得る。
[0006]本開示の態様は、LTEにおける周波数分割複信(FDD)および時分割複信(TDD)のキャリアアグリゲーション(CA)におけるFDDおよびTDDのタイミングオフセットを取り扱うための技法に関する。1つの例示的な方法は、概して、時分割複信(TDD)システム構成を使用する少なくとも1つのコンポーネントキャリア(CC)と、周波数分割複信(FDD)システム構成を使用する少なくとも1つのCCとに関与するキャリアアグリゲーション(CA)を使用して通信することと、CCのうちのいずれが物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を搬送するかに少なくとも部分的に基づいて、アップリンク送信のために使用すべきユーザ機器(UE)のためのタイミングアドバンス(TA)オフセット値を決定することとを含む。
[0007]本開示の態様はワイヤレス通信のための装置を提供する。本装置は、概して、時分割複信(TDD)システム構成を使用する少なくとも1つのコンポーネントキャリア(CC)と、周波数分割複信(FDD)システム構成を使用する少なくとも1つのCCとに関与するキャリアアグリゲーション(CA)を使用して通信することと、CCのうちのいずれが物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を搬送するかに少なくとも部分的に基づいて、アップリンク送信のために使用すべきユーザ機器(UE)のためのタイミングアドバンス(TA)オフセット値を決定することとを行うように構成された少なくとも1つのプロセッサを含む。本装置は、概して、少なくとも1つのプロセッサと結合されたメモリも含む。
[0008]本開示の態様はワイヤレス通信のための装置を提供する。本装置は、概して、時分割複信(TDD)システム構成を使用する少なくとも1つのコンポーネントキャリア(CC)と、周波数分割複信(FDD)システム構成を使用する少なくとも1つのCCとに関与するキャリアアグリゲーション(CA)を使用して通信するための手段と、CCのうちのいずれが物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を搬送するかに少なくとも部分的に基づいて、アップリンク送信のために使用すべきユーザ機器(UE)のためのタイミングアドバンス(TA)オフセット値を決定するための手段とを含む。
[0009]本開示の態様は、ワイヤレス通信のための非一時的コンピュータ可読媒体を提供する。本コンピュータ可読媒体は、概して、その上に記憶されたコードを含み、該コードは、時分割複信(TDD)システム構成を使用する少なくとも1つのコンポーネントキャリア(CC)と、周波数分割複信(FDD)システム構成を使用する少なくとも1つのCCとに関与するキャリアアグリゲーション(CA)を使用して通信することと、CCのうちのいずれが物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を搬送するかに少なくとも部分的に基づいて、アップリンク送信のために使用すべきユーザ機器(UE)のためのタイミングアドバンス(TA)オフセット値を決定することと、を行うためのコードを備える。
[0010]本開示のいくつかの態様は、上記で説明した方法の動作を実行するための様々な装置およびプログラム製品を提供する。
[0011]本開示の特徴、性質、および利点は、全体を通じて同様の参照符号が同様のものを指す図面とともに、以下に記載する発明を実施するための形態を読めばより明らかになろう。
[0012]本開示の態様による、多元接続ワイヤレス通信システムを示す図。 [0013]本開示の態様による、通信システムのブロック図。 [0014]本開示の態様による、例示的なフレーム構造を示す図。 [0015]本開示の態様による、例示的なサブフレームリソース要素マッピングを示す図。 [0016]本開示のいくつかの態様による、連続キャリアアグリゲーションを示す図。 [0017]本開示のいくつかの態様による、非連続キャリアアグリゲーションを示す図。 [0018]本開示のいくつかの態様による、例示的な動作を示す図。 [0019]本開示のいくつかの態様による、例示的なキャリアアグリゲーション(CA)構成を示す図。 [0020]本開示のいくつかの態様による、デュアル接続性が可能なワイヤレス通信システムを示す図。 [0021]本開示のいくつかの態様による、タイミング調整(TA)オフセットシナリオの例を示す図。 [0022]本開示の態様による、ワイヤレス通信のための例示的な動作1100を示す図。 [0023]本開示のいくつかの態様による、タイミング調整(TA)オフセットシナリオの例を示す図。 [0024]本開示のいくつかの態様による、タイミング調整(TA)オフセットシナリオの例を示す図。 [0025]本開示のいくつかの態様による、タイミング調整(TA)オフセットシナリオの例を示す図。
[0026]ユーザ機器(UE)は、周波数分割複信(FDD)/時分割複信(TDD)キャリアアグリゲーション(CA)と呼ばれる、TDDコンポーネントキャリアとFDDコンポーネントキャリア(CC)とを互いにアグリゲートすることによるワイヤレス通信を実行することが可能であり得る。TDD CCとFDD CCの両方においてアップリンク上で送信することは、TDDおよびFDDにおけるアップリンク送信のタイミングを決定するためにタイミングアドバンスオフセットなどの異なるパラメータがUEによって使用され得るので、課題をもたらす。
[0027]本開示の態様は、LTE時分割複信(TDD)/周波数分割複信(FDD)キャリアアグリゲーション(CA)におけるTDDおよびFDDのために定義された異なるタイミングアドバンス(TA)オフセットを取り扱うための技法を提供する。
[0028]添付の図面に関して以下に示す発明を実施するための形態は、様々な構成を説明するものであり、本明細書で説明する概念が実施され得る唯一の構成を表すものではない。発明を実施するための形態は、様々な概念の完全な理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、これらの概念はこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることが当業者には明らかであろう。いくつかの例では、そのような概念を不明瞭にしないように、よく知られている構造および構成要素をブロック図の形式で示す。
[0029]本明細書で説明する技法は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークなど、様々なワイヤレス通信ネットワークのために使用され得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA:Universal Terrestrial Radio Access)、cdma2000などの無線技術を実装し得る。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))と低チップレート(LCR)とを含む。cdma2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)などの無線技術を実装し得る。OFDMAネットワークは、発展型UTRA(E−UTRA:Evolved UTRA)、電気電子技術者協会(IEEE:Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11、IEEE802.16、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS:Universal Mobile Telecommunication System)の一部である。ロングタームエボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSの今度のリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTSおよびLTEは「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP:3rd Generation Partnership Project)と称する団体からの文書に記載されている。cdma2000は、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2:3rd Generation Partnership Project 2)と称する団体からの文書に記載されている。これらの様々な無線技術および規格は当技術分野で知られている。明快のために、本技法のいくつかの態様について以下ではLTEに関して説明し、以下の説明の大部分でLTE用語を使用する。
[0030]シングルキャリア変調と周波数領域等化とを利用するシングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)は、1つのワイヤレス送信技法である。SC−FDMAは、OFDMAシステムと同様の性能および本質的に同じ全体的な複雑さを有する。SC−FDMA信号は、それの固有のシングルキャリア構造のために、より低いピーク対平均電力比(PAPR:peak-to-average power ratio)を有する。SC−FDMAは、特に、より低いPAPRが送信電力効率の点でモバイル端末に多大な利益を与えるアップリンク通信において、大きな注目を集めている。それは現在、3GPPロングタームエボリューション(LTE)、または発展型UTRAにおけるアップリンク多元接続方式に関する実用的な前提である。
例示的なワイヤレスネットワーク
[0031]図1に、本開示の態様が実行され得るワイヤレス通信ネットワーク100(たとえば、LTEネットワーク)を示す。たとえば、UE116および122は、TDDおよびFDDのキャリアアグリゲーションを使用するときにアップリンク送信のタイミングを決定するために、本明細書で説明する技法を利用し得る。
[0032]図1を参照すると、一実施形態による多元接続ワイヤレス通信システムが示されている。アクセスポイント102(AP)は複数のアンテナグループを含み、あるアンテナグループは104と106とを含み、別のアンテナグループは108と110とを含み、追加のアンテナグループは112と114とを含む。図1では、アンテナグループごとに2つのアンテナのみが示されているが、アンテナグループごとにより多いまたはより少ないアンテナが利用され得る。アクセス端末116(AT)はアンテナ112および114と通信しており、アンテナ112および114は、順方向リンク120上でアクセス端末116に情報を送信し、逆方向リンク118上でアクセス端末116から情報を受信する。アクセス端末122はアンテナ106および108と通信しており、アンテナ106および108は、順方向リンク126上でアクセス端末122に情報を送信し、逆方向リンク124上でアクセス端末122から情報を受信する。周波数分割複信(FDD)システムでは、通信リンク118、120、124および126は、通信のために異なる周波数を使用し得る。たとえば、順方向リンク120は、逆方向リンク118によって使用されるものとは異なる周波数を使用し得る。
[0033]アンテナの各グループ、および/またはアンテナが通信するように設計されたエリアは、しばしば、アクセスポイントのセクタと呼ばれる。本実施形態では、アンテナグループはそれぞれ、アクセスポイント102によってカバーされるエリアのセクタ中でアクセス端末に通信するように設計される。
[0034]順方向リンク120および126上の通信では、アクセスポイント102の送信アンテナは、異なるアクセス端末116および122のための順方向リンクの信号対雑音比を改善するためにビームフォーミングを利用し得る。また、アクセスポイントが、それのカバレージを介してランダムに分散されたアクセス端末に送信するためにビームフォーミングを使用するほうが、アクセスポイントが単一のアンテナを介してすべてのそれのアクセス端末に送信するよりも、ネイバリングセル中のアクセス端末への干渉が小さくなる。
[0035]アクセスポイントは、端末と通信するために使用される固定局であり得、基地局、アクセスポイント、ノードB、または何らかの他の用語で呼ばれることもある。アクセス端末は、アクセス端末、ユーザ機器(UE)、ワイヤレス通信デバイス、端末、または何らかの他の用語で呼ばれることもある。
[0036]ワイヤレス通信ネットワーク100は、キャリアアグリゲーション(CA)またはマルチキャリア動作と呼ばれることがある、複数のキャリア上での動作をサポートし得る。キャリアは、コンポーネントキャリア(CC)、レイヤ、などと呼ばれることもある。したがって、「キャリア」、「レイヤ」、および「CC」という用語は、本明細書では互換的に使用されることがある。ダウンリンクのために使用されるキャリアはダウンリンクCCと呼ばれることがあり、アップリンクのために使用されるキャリアはアップリンクCCと呼ばれることがある。ダウンリンクCCとアップリンクCCとの組合せはセルと呼ばれることがある。また、ダウンリンクCCからなるセルを有することが可能である。UE116は、キャリアアグリゲーションのために、複数のダウンリンクCCと1つまたは複数のアップリンクCCとで構成され得る。基地局102は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上の複数のCCを介したUEとの通信をサポートするように構成され得る。したがって、UE116は、1つの基地局102から、または複数の基地局102(たとえば、シングルまたはマルチレイヤeNB)から1つまたは複数のダウンリンクCC上でデータと制御情報とを受信し得る。UE116は、1つまたは複数のアップリンクCC上でデータと制御情報とを1つまたは複数の基地局102に送信し得る。キャリアアグリゲーションは、FDDコンポーネントキャリアとTDDコンポーネントキャリアの両方とともに使用され得る。DLキャリアアグリゲーションの場合、複数のDL送信が1つのサブフレーム中で行われるとき、ACK/NACKの複数のビットがフィードバックされる。
[0037]図2は、MIMOシステム200における(アクセスポイントとしても知られる)送信機システム210と、(アクセス端末としても知られる)受信機システム250との実施形態のブロック図である。いくつかの態様によれば、送信機システム210および受信機システム250は、図1に示されているように、それぞれ、基地局110および/またはユーザ機器116/122に対応し得る。送信機システム210において、いくつかのデータストリームのトラフィックデータがデータソース212から送信(TX)データプロセッサ214に与えられる。
[0038]一態様では、各データストリームは、それぞれの送信アンテナを介して送信される。TXデータプロセッサ214は、各データストリームのトラフィックデータを、そのデータストリーム用に選択された特定のコーディング方式に基づいて、フォーマットし、コーディングし、インターリーブして、コード化データを与える。
[0039]各データストリームのためのコード化データは、OFDM技法を使用してパイロットデータと多重化され得る。パイロットデータは、一般に、知られている方法で処理される、知られているデータパターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用され得る。各データストリームのための多重化されたパイロットデータおよびコード化データは、次いで、変調シンボルを与えるために、そのデータストリームのために選択された特定の変調方式(たとえば、2位相シフトキーイング(BPSK:binary phase shift keying)、4位相シフトキーイング(QPSK:quadrature phase shift keying)、M位相シフトキーイング(M−PSK:M phase shift keying)、またはM直交振幅変調(M−QAM:M quadrature amplitude modulation))に基づいて変調(すなわち、シンボルマッピング)される。各データストリームのためのデータレート、コーディング、および変調は、プロセッサ230によって実行される命令によって決定され得る。
[0040]次いで、すべてのデータストリームの変調シンボルがTX MIMOプロセッサ220に与えられ、TX MIMOプロセッサ220はさらに(たとえば、OFDMの場合)その変調シンボルを処理し得る。TX MIMOプロセッサ220は、次いで、NT個の変調シンボルストリームをNT個の送信機(TMTR)222a〜222tに与える。いくつかの実施形態では、TX MIMOプロセッサ220は、データストリームのシンボルと、シンボルの送信元のアンテナとにビームフォーミング重みを適用する。
[0041]各送信機222は、それぞれのシンボルストリームを受信し、処理して、1つまたは複数のアナログ信号を与え、さらに、それらのアナログ信号を調整(たとえば、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)して、MIMOチャネルを介して送信するのに適した被変調信号を与える。送信機222a〜222tからのNT個の被変調信号は、次いで、それぞれNT個のアンテナ224a〜224tから送信される。
[0042]受信機システム250において、送信された被変調信号は、NR個のアンテナ252a〜252rによって受信され、各アンテナ252からの受信信号は、それぞれの受信機(RCVR)254a〜254rに与えられる。各受信機254は、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、およびダウンコンバート)し、調整された信号をデジタル化して、サンプルを与え、さらにそれらのサンプルを処理して、対応する「受信」シンボルストリームを与える。
[0043]次いで、受信(RX)データプロセッサ260が、NR個の受信機254からNR個の受信シンボルストリームを受信し、NT個の「検出」シンボルストリームを与えるために特定の受信機処理技法に基づいて処理する。RXデータプロセッサ260は、次いで、データストリームのトラフィックデータを復元するために、各検出シンボルストリームを復調し、デインターリーブし、復号する。RXデータプロセッサ260による処理は、送信機システム210におけるTX MIMOプロセッサ220およびTXデータプロセッサ214によって実行される処理を補足するものである。
[0044]プロセッサ270は、どのプリコーディング行列を使用すべきかを周期的に決定する。プロセッサ270は、行列インデックス部分とランク値部分とを備える逆方向リンクメッセージを構築する。
[0045]逆方向リンクメッセージは、通信リンクおよび/または受信データストリームに関する様々なタイプの情報を備え得る。逆方向リンクメッセージは、次いで、データソース236からいくつかのデータストリームのトラフィックデータをも受信するTXデータプロセッサ238によって処理され、変調器280によって変調され、送信機254a〜254rによって調整され、送信機システム210に返信される。
[0046]送信機システム210において、受信機システム250からの被変調信号は、受信機システム250によって送信された逆方向リンクメッセージを抽出するために、アンテナ224によって受信され、受信機222によって調整され、復調器240によって復調され、RXデータプロセッサ242によって処理される。プロセッサ230は、次いで、ビームフォーミング重みを決定するためにどのプリコーディング行列を使用すべきかを決定し、次いで、抽出されたメッセージを処理する。
[0047]いくつかの態様によれば、送信機システム210のプロセッサ(たとえば、TXデータプロセッサ214、TX MIMOプロセッサ220、プロセッサ230、および/またはRXデータプロセッサ242)のうちの1つまたは複数、および/または受信機システム250の1つまたは複数のプロセッサ(たとえば、TXデータプロセッサ238、プロセッサ270、および/またはRXデータプロセッサ260)は、TDD/FDDアグリゲーションを使用して通信するときにアップリンク送信のタイミングを決定するための本明細書で説明する動作を実行するように構成され得る。
[0048]一態様では、論理チャネルは、制御チャネルとトラフィックチャネルとに分類される。論理制御チャネルは、システム制御情報をブロードキャストするためのダウンリンク(DL)チャネルであるブロードキャスト制御チャネル(BCCH)を備える。ページング制御チャネル(PCCH)は、ページング情報を転送するDLチャネルである。マルチキャスト制御チャネル(MCCH)は、1つまたは複数のマルチキャストトラフィックチャネル(MTCH)についてのマルチメディアブロードキャストおよびマルチキャストサービス(MBMS)のスケジューリングおよび制御情報を送信するために使用されるポイントツーマルチポイントDLチャネルである。概して、無線リソース制御(RRC)接続を確立した後、このチャネルは、MBMSを受信するUEによってのみ使用される。専用制御チャネル(DCCH)は、RRC接続を有するUEによって使用される、専用制御情報を送信するポイントツーポイント双方向チャネルである。一態様では、論理トラフィックチャネルは、ユーザ情報を転送するための1つのUEに専用のポイントツーポイント双方向チャネルである専用トラフィックチャネル(DTCH)を備える。また、マルチキャストトラフィックチャネル(MTCH)は、トラフィックデータを送信するためのポイントツーマルチポイントDLチャネルである。
[0049]一態様では、トランスポートチャネルは、DLとULとに分類される。DLトランスポートチャネルは、ブロードキャストチャネル(BCH)、ダウンリンク共有データチャネル(DL−SDCH)、およびページングチャネル(PCH)を備える。PCHは、UEによる間欠受信(DRX)のサポートのために使用され得る。DRXの使用はUEによる電力節約を可能にする(DRXサイクルはネットワークによってUEに示される)。PCHは、セル全体にわたってブロードキャストされ、他の制御/トラフィックチャネルのために使用され得る物理レイヤ(PHY)リソースにマッピングされる。ULトランスポートチャネルは、ランダムアクセスチャネル(RACH)と、要求チャネル(REQCH)と、アップリンク共有データチャネル(UL−SDCH)と、複数のPHYチャネルとを備える。PHYチャネルは、DLチャネルとULチャネルとのセットを備える。
[0050]一態様では、シングルキャリア波形の低いPAPR(所与の時間に、チャネルは、周波数が連続するかまたは一様に離間される)特性を維持するチャネル構造が提供される。
[0051]本文書では、以下の略語が適用される。
AM 確認応答モード
AMD 確認応答モードデータ
ARQ 自動再送要求
BCCH ブロードキャスト制御チャネル
BCH ブロードキャストチャネル
C− 制御−
CCCH 共通制御チャネル
CCH 制御チャネル
CCTrCH コード化複合トランスポートチャネル
CP サイクリックプレフィックス
CRC サイクリック冗長検査
CTCH 共通トラフィックチャネル
DCCH 専用制御チャネル
DCH 専用チャネル
DL ダウンリンク
DL−SCH ダウンリンク共有チャネル
DM−RS 復調基準信号
DSCH ダウンリンク共有チャネル
DTCH 専用トラフィックチャネル
FACH 順方向リンクアクセスチャネル
FDD 周波数分割複信
L1 レイヤ1(物理レイヤ)
L2 レイヤ2(データリンクレイヤ)
L3 レイヤ3(ネットワークレイヤ)
LI 長さインジケータ
LSB 最下位ビット
MAC 媒体アクセス制御
MBMS マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス
MCCH MBMSポイントツーマルチポイント制御チャネル
MRW 移動受信ウィンドウ
MSB 最上位ビット
MSCH MBMSポイントツーマルチポイントスケジューリングチャネル
MTCH MBMSポイントツーマルチポイントトラフィックチャネル
PCCH ページング制御チャネル
PCH ページングチャネル
PDU プロトコルデータユニット
PHY 物理レイヤ
PhyCH 物理チャネル
RACH ランダムアクセスチャネル
RB リソースブロック
RLC 無線リンク制御
RRC 無線リソース制御
SAP サービスアクセスポイント
SDU サービスデータユニット
SHCCH 共有チャネル制御チャネル
SN シーケンス番号
SUFI スーパーフィールド
TCH トラフィックチャネル
TDD 時分割複信
TFI トランスポートフォーマットインジケータ
TM 透過モード
TMD 透過モードデータ
TTI 送信時間間隔
U− ユーザ−
UE ユーザ機器
UL アップリンク
UM 非確認応答モード
UMD 非確認応答モードデータ
UMTS ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム
UTRA UMTS地上波無線アクセス
UTRAN UMTS地上波無線アクセスネットワーク
MBSFN マルチメディアブロードキャスト単一周波数ネットワーク
MCE MBMS協調エンティティ
MCH マルチキャストチャネル
MSCH MBMS制御チャネル
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル
PRB 物理リソースブロック
VRB 仮想リソースブロック
さらに、Rel−8はLTE規格のリリース8を指す。
[0052]図3に、LTEにおけるFDDのための例示的なフレーム構造300を示す。ダウンリンクおよびアップリンクの各々の送信タイムラインは無線フレームの単位に区分され得る。各無線フレームは、所定の持続時間(たとえば、10ミリ秒(ms))を有し得、0〜9のインデックスをもつ10個のサブフレームに区分され得る。各サブフレームは2つのスロットを含み得る。したがって、各無線フレームは、0〜19のインデックスをもつ20個のスロットを含み得る。各スロットは、L個のシンボル期間、たとえば、(図2に示されているように)ノーマルサイクリックプレフィックスの場合は7つのシンボル期間、または拡張サイクリックプレフィックスの場合は6つのシンボル期間を含み得る。各サブフレーム中の2L個のシンボル期間には0〜2L−1のインデックスが割り当てられ得る。
[0053]LTEでは、eノードBは、eノードBによってサポートされるセルごとにシステム帯域幅の中心1.08MHzにおいてダウンリンク上で1次同期信号(PSS)と2次同期信号(SSS)とを送信し得る。PSSおよびSSSは、図3に示されているように、それぞれ、ノーマルサイクリックプレフィックスをもつ各無線フレームのサブフレーム0および5中のシンボル期間6および5中で送信され得る。PSSおよびSSSは、セル探索および収集のためにUEによって使用され得る。セル探索および収集中に、端末は、端末が(フレームタイミングによって与えられる)基準信号シーケンスの開始および(物理レイヤセル識別情報によって与えられる)セルの基準信号シーケンスをそれから知る、セルのセルフレームタイミングおよび物理レイヤ識別情報を検出する。eノードBは、eノードBによってサポートされるセルごとにシステム帯域幅にわたってセル固有基準信号(CRS:cell-specific reference signal)を送信し得る。CRSは、各サブフレームのいくつかのシンボル期間中に送信され得、チャネル推定、チャネル品質測定、および/または他の機能を実行するためにUEによって使用され得る。eノードBはまた、いくつかの無線フレームのスロット1中のシンボル期間0〜3中で物理ブロードキャストチャネル(PBCH)を送信し得る。PBCHは、何らかのシステム情報を搬送し得る。eノードBは、いくつかのサブフレームにおいて物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)上でシステム情報ブロック(SIB:System Information Block)などの他のシステム情報を送信し得る。eノードBは、サブフレームの最初のB個のシンボル期間中で、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)上で制御情報/データを送信し得、ここで、Bは各サブフレームについて構成可能であり得る。eノードBは、各サブフレームの残りのシンボル期間中で、PDSCH上でトラフィックデータおよび/または他のデータを送信し得る。
[0054]図4に、ノーマルサイクリックプレフィックスを使用したeノードBからのダウンリンク送信のための2つの例示的なサブフレームフォーマット410および420を示す。ダウンリンクのために利用可能な時間周波数リソースは、リソースブロックに区分され得る。各リソースブロックは、1つのスロット中で12個のサブキャリアをカバーし得、いくつかのリソース要素を含み得る。各リソース要素は、1つのシンボル期間中で1つのサブキャリアをカバーし得、実数値または複素数値であり得る1つの変調シンボルを送るために使用され得る。
[0055]サブフレームフォーマット410は、2つのアンテナを装備したeノードBのために使用され得る。CRSは、シンボル期間0、4、7および11中でアンテナ0および1から送信され得る。基準信号は、送信機および受信機によってアプリオリに知られる信号であり、パイロットと呼ばれることもある。CRSは、たとえば、セル識別情報(ID)に基づいて生成される、セルに固有の基準信号である。図4では、ラベルRaをもつ所与のリソース要素について、アンテナaからはそのリソース要素上で変調シンボル(たとえば、CRS)が送信され、他のアンテナからはそのリソース要素上で変調シンボルが送信されないことがある。サブフレームフォーマット420は、4つのアンテナを装備したeノードBのために使用され得る。CRSは、シンボル期間0、4、7および11中でアンテナ0および1から送信され得、シンボル期間1および8中でアンテナ2および3から送信され得る。サブフレームフォーマット410とサブフレームフォーマット420の両方について、CRSは、セルIDに基づいて決定され得る、均等に離隔したサブキャリア上で送信され得る。異なるeノードBは、それらのセルIDに応じて、同じまたは異なるサブキャリア上でそれらのCRSを送信し得る。サブフレームフォーマット410とサブフレームフォーマット420の両方について、CRSのために使用されないリソース要素は、データ(たとえば、トラフィックデータ、制御データ、および/または他のデータ)を送信するために使用され得る。
[0056]LTEにおけるPSS、SSS、CRS、およびPBCHは、公開されている「Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation」と題する3GPP TS36.211に記載されている。
[0057]LTEにおけるFDDのためのダウンリンクおよびアップリンクの各々のためにインターレース構造が使用され得る。たとえば、0〜Q−1のインデックスをもつQ個のインターレースが定義され得、ここで、Qは、4、6、8、10、または何らかの他の値に等しくなり得る。各インターレースは、Q個のサブフレームだけ離間したサブフレームを含み得る。特に、インターレースqは、サブフレームq、q+Q、q+2Qなどを含み得、ここでq∈{0,...,Q−1}である。
[0058]ワイヤレスネットワークは、ダウンリンクおよびアップリンク上でのデータ送信のためにハイブリッド自動再送信要求(HARQ:hybrid automatic retransmission request)をサポートし得る。HARQの場合、送信機(たとえば、eノードB)は、パケットが受信機(たとえば、UE)によって正しく復号されるまで、または何らかの他の終了条件に遭遇するまで、パケットの1つまたは複数の送信を送り得る。同期HARQの場合、パケットのすべての送信は、単一のインターレースのサブフレーム中で送られ得る。非同期HARQの場合、パケットの各送信は、任意のサブフレーム中で送られ得る。
[0059]UEは、複数のeノードBのカバレージエリア内に位置し得る。そのUEをサービスするために、これらのeノードBのうちの1つが選択され得る。サービングeノードBは、受信信号強度、受信信号品質、経路損失など、様々な基準に基づいて選択され得る。受信信号品質は、信号対雑音干渉比(SINR:signal-to-noise-and-interference ratio)、基準信号受信品質(RSRQ:reference signal received quality)、または何らかの他のメトリックによって定量化され得る。UEは、UEが1つまたは複数の干渉eノードBからの高い干渉を観測し得る支配的干渉シナリオにおいて動作し得る。たとえば、eノードBは、UEのあるグループのみにアクセスを制限し得る。グループは限定加入者グループ(CSG:closed subscriber group)と呼ばれることがあり、制限eノードBは限定加入者グループeノードBまたはセルと呼ばれることがある。CSGのメンバーでないUEがCSG eノードBの近くにある場合、UEは、CSG eノードBへのアクセスを拒否されるが、比較的高い強度でCSG eノードBから信号を受信することになる。UEは、他のeノードBに関連し、他のeノードBからサービスを受信することを試みるが、近くのCSG eノードBからの信号は、UEとサービングeノードBとの間の通信に対する干渉として働くことになる。
キャリアアグリゲーション
[0060]LTEアドバンストUEなど、いくつかのタイプのデバイスは、各方向における送信のために、最高合計100MHzのキャリアアグリゲーション(5つのコンポーネントキャリア)において割り振られたコンポーネントキャリア当たり最高20MHzの帯域幅のスペクトルを使用し得る。LTEアドバンストモバイルシステムのために、2つのタイプのキャリアアグリゲーション(CA)方法、すなわち、連続CAおよび非連続CAが提案されている。非連続CAと連続CAの両方は、単一のLTEアドバンストUEをサービスするために複数のLTE/コンポーネントキャリアをアグリゲートすることを伴う。
[0061]様々な実施形態によれば、(キャリアアグリゲーションとも呼ばれる)マルチキャリアシステムにおいて動作するUEは、「1次キャリア」または「アンカーキャリア」と呼ばれることがある同じキャリア上で、制御機能およびフィードバック機能など、複数のキャリアのいくつかの機能をアグリゲートするように構成される。サポートのために1次キャリアに依存する残りのキャリアは、関連する2次キャリアと呼ばれる。たとえば、UEは、専用チャネル(DCH)、スケジュールされない許可(nonscheduled grants)、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)、および/または物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)によって提供される制御機能などの制御機能をアグリゲートし得る。CAは、1次キャリア上のリソースは制御機能(ならびにデータ送信)のために使用され、2次キャリアはデータ送信のために利用可能であるという点で、全体的な伝送効率を改善することができる。したがって、制御機能に対する送信データの比は、非CA技法と比較して、CAによって増加され得る。
[0062]図5に、互いに隣接する複数の利用可能なコンポーネントキャリア510がアグリゲートされる連続CA500を示す。
[0063]図6に、周波数帯に沿って分離された複数の利用可能なコンポーネントキャリア510がアグリゲートされる非連続CA600を示す。
[0064]図7に、一例による、物理チャネルをグループ化することによって複数キャリアワイヤレス通信システムにおいて無線リンクを制御するための方法700を示す。図示のように、本方法は、ブロック705において、1次キャリアと、1つまたは複数の関連する2次キャリアとを形成するために、少なくとも2つのキャリアからの制御機能を1つのキャリア上にアグリゲートすることを含む。たとえば、図5中のコンポーネントキャリア510a、510b、および510cのための制御機能のすべては、キャリア510a、510b、および510cのアグリゲーションのための1次キャリアとして働く、コンポーネントキャリア510a上でアグリゲートされ得る。次にブロック710において、1次キャリアと各2次キャリアとのための通信リンクが確立される。たとえば、eノードB(たとえば、eノードB102)に関連するUE(たとえば、UE116および/または122)は、コンポーネントキャリア510a、510b、および510cに関する構成情報(たとえば、各コンポーネントキャリアの帯域幅)と、1次キャリア510aならびに関連する2次キャリア510bおよび510c上で受信されるべき制御情報間のマッピングを示す構成情報とを受信する。次いで、ブロック715において、1次キャリアに基づいて通信を制御する。たとえば、eノードBは、UEを対象とする、2次キャリア510b上でeノードBによって送信されるPDSCHのために、UEにダウンリンク許可を搬送する1次キャリア510a上でUEにPDCCHを送信し得る。
例示的な、LTEにおけるFDDおよびTDDのCAにおけるFDDおよびTDDのタイミングオフセットの取扱い
[0065]本開示の態様は、UEがTTDコンポーネントキャリアとFDDコンポーネントキャリアの両方をアグリゲートしているときにアップリンク送信のタイミングを決定するためにUEによって使用され得る技法を提供する。
[0066]LTEリリース10に従って動作するUEなど、特定のタイプのデバイスは、複数のコンポーネントキャリア(CC)を使用して通信するように構成され得る。たとえば、図8に見られるように、1つのCCが1次CC(PCC)(たとえば、DL PCC802)として指定され得、他のものが2次CC(SCC)(たとえば、DL SCC804)として指定され得る。PCCは、ユーザ機器(UE)ごとに上位レイヤによって半静的に構成され得る。肯定応答/否定応答(ACK)/(NAK)、チャネル品質情報(CQI)およびスケジューリング要求(SR)は、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)上で送信されるときには、PCC上で送信され得る。
[0067]場合によっては、SCCはUEのためのPUCCHを搬送しないことがある。さらに、いくつかのサブフレーム構成では、アップリンク(UL)よりもダウンリンク(DL)のために使用されるより多くのCCがあり得る。たとえば、最高5対1のDL CC対アップリンクUL CCのマッピングが可能である。その結果、1つのUL CC(たとえば、UL PCC806)は、最高5つのDL CCのためにPUCCH上のACK/NAK送信をサポートし得る。
[0068]いくつかの規格(たとえば、LTEリリース11)は、異なるアップリンク帯域が異なるタイミングアドバンスを必要とする場合をサポートするために、複数のタイミング調整グループ(TAG:timing adjustment group)という概念を導入している。たとえば、帯域のうちの1つにおけるリピータ(すなわち、基地局から信号を受信し、再ブロードキャストするように機能するデバイス)の使用、または帯域固有リピータの内部遅延の差に起因して、異なるタイミングアドバンスが必要とされ得る。TAGは、構成されたULをもつセルについて同じタイミング基準セルおよび同じタイミングアドバンス値を使用する、無線リソース制御RRCメッセージによって構成された、サービングセルのグループとして定義され得る。1つのそのようなタイミング調整グループは、1次セル(PCell)を含んでいることがある、1次タイミングアドバンスグループ(pTAG:Primary Timing Advance Group)として知られることがある。別のタイミング調整グループは、PCellを含んでいないことがある、2次タイミングアドバンスグループ(sTAG:Secondary Timing Advance Group)として知られることがある。
[0069]しかしながら、場合によっては、アグリゲートされたTDDおよびFDD CC間の最大時間差が、TAGのためのタイミングアドバンス値によって与えられる調整の量を超えることがある。しかしながら、本開示の態様は、UEが、アグリゲートされたTDDおよびFDD CCを使用して通信するとき、UEが、アップリンク送信のタイミングを調整するために使用し得る技法を提供する。
[0070]アグリゲートされたCC間にタイミング差が存在する例示的なシナリオは、図9に示されているように、デュアル接続性モードのUEである。デュアル接続性は、概して、UE116がマクロセル702とより小さいセル704(たとえば、ピコセルなどのより低電力のセル)とに同時に接続されることを伴う。
[0071]デュアル接続性の下で、UEのためにアグリゲートされた2つまたはそれ以上のCCは、理想的なバックホール接続性を有しないことがある。結果として、PUCCHがScell上でサポートされ得る。さらに、上述のように、TDDおよびFDDのキャリアアグリゲーションがサポートされ得る。TDDおよびFDDのキャリアアグリゲーションの下で、UEは、以下の式に基づいて、アップリンク無線フレームの送信開始時間を、対応するダウンリンク無線フレームの開始の前に決定し得、
(NTA + NTAoffset)x Ts 秒
ここで、NTAは、eNBからのTAコマンドに基づくタイミングアドバンスであり、Tsは1/(15000×2048)秒に等しく、NTAoffsetは、FDDの場合0であり、TDDの場合624である。したがって、TDDでは、UL−DL切替えのための切替えギャップとして使用され得る、アップリンクタイミングアドバンスにおけるおおよそ20μs(すなわち、1/(15000×2048)×624=約20μs)の追加のオフセットが存在し得る。したがって、TDD−FDD CAでは、単一のタイミングアドバンスグループの場合でも、TDDキャリア上のアップリンク送信は、FDDアップリンクキャリアと比較して20μs進んだものとなり得る。したがって、LTE TDD/FDD CAにおけるTDDおよびFDDのために定義された異なるTAオフセットをどのように取り扱うべきかの必要がある。
[0072]この(20μs)タイミングオフセットに対処するために利用可能な様々な手法がある。たとえば、異なるTAG間のサポートされる最大タイミング差を50μsまで延長することが可能であり得る。しかしながら、新しい最大ULタイミング差はインフラストラクチャの変更を必要とし、複数のワーキンググループにわたる追加の仕様作業を必要とすることがある。
[0073]20μsタイミングオフセットに対処するための別の潜在的手法は、(UEによって適用される複数のタイミング調整値を伴う)既存のマルチTAフレームワークに依拠することである。この場合、UEは、最高約30μsのタイミング差をサポートし得る、TDDサービングセルおよびFDDサービングセルのための異なるタイミング調整グループ(TAG)を用いて構成され得る。しかしながら、TDDサービングセルおよびFDDサービングセルのための異なるTAGを用いてUEを構成することは、サポートされる最大タイミング伝搬遅延差を、伝搬距離における3km差に相当する、おおよそ10μsに低減し得る。さらに、複数のTAグループを有することは、複数のTAGを管理することに関与するUL動作複雑さおよびオーバーヘッドを増加させ得る。
[0074]20μsタイミングオフセットに対処するための別の潜在的手法は、FDDセル受信タイミングをTDDセル受信タイミングと整合(align)させることである。この場合、FDDセル内の(レガシーUEを含む)すべてのUEのためのTAは、約20μsだけバイアスされ得る。既存のマルチTAフレームワークは、TDD−FDD CA UEのために異なるFDD TA値とTDD TA値を設定するために使用され得る。この手法は、TAG間のサポートされる最大伝搬遅延差が30μsに保たれることを可能にし得る。しかしながら、複数のTAグループを有することは、複数のTAグループを管理することに関与するUL動作複雑さおよびオーバーヘッドを増加させ得る。
[0075]20μsタイミングオフセットに対処するための別の潜在的手法は、TDD−FDD CAを用いて構成されるときにUEによるCA固有TA値の構成を可能にすることによって、受信タイミングをTDDセルタイミングと整合させることである。この例の下で、単一のTA値が使用され得、Pcellはタイミング基準のままであり得る。この例の下で、TDDおよびFDDのCAを使用して通信するUEは、複数のTAGを用いて構成される必要がないことがあり、このことは、複数のタイミングアドバンス値を管理することによるわずかなオーバーヘッドを回避し得る。さらに、FDDサービングセル上の(FDDおよびTDDのCAをサポートしない)いわゆるレガシーUEの場合、タイミングアドバンスは、セル中のすべてのUEのためのタイミングを整合された状態に保つために、約20μsだけバイアスされる必要があり得る。
[0076]UEが、TDD CCを用いない場合と、2次セルとしてTDD CCを用いる場合との間で遷移するときに課題が存在し、これは、ULタイミングを調整することをUEに要求し得る。
[0077]たとえば、図10に示されているように、UEは、TDD CCが追加および/または除去されるとき、FDD PcellのためのULタイミングオフセットを調整する必要があり得る。図示のように、時間T1において、NTAoffsetは、FDD CCのみが使用されているので、0である(TAがNTAのみを備えることを意味する)。しかしながら、時間T2においてTDDキャリアが追加されるので、そして、この例では受信タイミングがTDDセルタイミングと整合されるので、TAはNTAとNTAoffest=624の両方を含む。
[0078]言い換えれば、受信タイミングがTDDセルと整合されるので、追加の20μsがTAに追加される。その上、T3において、T2において前に追加された20μsは、TDD CCが除去されるので、除去される必要がある。したがって、この例の下で、T3において、eNBは、UEのUL受信タイミングを同じFDD CC上の他のUEと整合させるために自律TA調整について調整するために、TAコマンドを発行する必要があり得、リソースを浪費する。
[0079]本開示の態様は、上記で説明した手法の欠点のうちのいくつかを回避しながらタイミングオフセットに対処するために適用され得る技法を提供する。本技法は、UEが、たとえば、1次CCがFDDであるのかTDDであるのかに基づいて、使用すべきTAオフセット値を選択することを可能にする。
[0080]たとえば、図11に、本開示の態様による、LTE TDD/FDD CAにおけるTDDおよびFDDのために定義された異なるTAオフセットを取り扱うための例示的な動作1100を示す。動作1100は、たとえば、CAを使用して通信することが可能な基地局(たとえば、eNB110)またはユーザ機器(UE)(たとえば、UE116および/または122)によって実行され得る。
[0081]動作1100は、1102において、時分割複信(TDD)システム構成を使用する少なくとも1つのコンポーネントキャリア(CC)と、周波数分割複信(FDD)システム構成を使用する少なくとも1つのCCとに関与するキャリアアグリゲーション(CA)を使用して通信することによって開始する。動作は、1104において、CCのうちのいずれが物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を搬送するかに少なくとも部分的に基づいて、アップリンク送信のために使用すべきユーザ機器(UE)のためのタイミングアドバンス(TA)オフセット値を決定することによって続く。
[0082]したがって、動作1100によれば、UEは、LTE TDD/FDD CAにおけるTDDおよびFDDのための異なるTAオフセットを有することの問題を、FDD/TDD CAにおけるUEのためのULタイミングオフセットNTA offsetをPcellシステムタイプに基づかせることによって解決し得る。たとえば、いくつかの態様によれば、PcellがFDDである場合、UEのためのCAにおけるすべてのCCについてNTA offset=0である。PcellがTDDである場合、UEのためのCAにおけるすべてのCCについてNTA offset=624である。この場合、TDD Scellが追加または除去されるときにULタイミングを更新する必要がないことがある。
[0083]図12に、本開示の態様による、UEがULタイミングをPcellシステムタイプに基づかせる例を示す。図示の例では、PcellシステムタイプはFDDである。したがって、ULタイミングがFDD Pcellに基づくので、(0である)FDDのためのTAオフセット値(NTAoffset)が使用される。時間T1において、UEはFDD CCのみと通信し、NTAoffsetは0である。時間T2において、UEは、今度は、TDD Scellを用いて構成(configured)されるが、ULタイミングが、TDD CCではなく、FDD Pcellに基づくので、ULタイミングは同じままである(すなわち、NTAoffsetは0のままである)。時間T3において、TDD CCが構成解除(de-configured)されるとき、UEは、依然として、ULタイミングをFDDのために使用されるTAオフセット値に基づかせる。
[0084]図13に、図12と同様であるが、UEがULタイミングをTDD Pcellに基づかせるシナリオを示す。この例では、時間T1において、UEは、TDD CCのみを用いて動作させられ得、したがって、ULタイミングがTDD Pcellに基づくので、TDDのためのNTAoffest値(624)が使用される。時間T2において、UEは、FDD Scell CCを用いて構成(configured)され得るが、ULタイミングが、FDD CCではなく、TDD Pcellに基づくので、ULタイミングは同じままである(すなわち、NTAoffsetは624のままである)。時間T3において、FDD CCが構成解除(de-configured)されるとき、ULタイミングがFDD Pcellに基づくので、ULタイミングのために使用されるTAオフセット値は同じままである(すなわち、NTAoffsetは624のままである)。
[0085]いくつかの態様によれば、タイミングオフセット値は、ScellおよびPcellが同じTAGのものであるか否かにかかわらず、Pcellシステムタイプに基づいて決定され得る。いくつかの態様によれば、決定は、ScellおよびPcellが同じTAG中にあるか否かに依存し得る。たとえば、ScellおよびPcellが同じTAG中にある場合、Scellのためのタイミングオフセットは、Pcellシステムタイプ(たとえば、FDDまたはTDD)に基づいて決定され得る。しかしながら、ScellおよびPcellが2つの異なるTAGに属する場合、sTAGのScellのためのタイミングオフセットは、sTAGのためのPRACHを搬送するScellに基づいて決定され得る。
[0086]いくつかの態様によれば、sTAGのScellのためのタイミングオフセットは、RRC構成に基づいて決定され得る。たとえば、sTAGのためのタイミングオフセットは、UEのためのRRCによって構成される最低サービングセルIDをもつScellに基づいて決定され得る。追加の例として、sTAGのためのタイミングオフセットはUEに明示的に示され得る。
[0087]いくつかの態様によれば、PUCCHがPcellと2次セル(PUCCH Scell)の両方の上でサポートされる場合、およびPUCCHセル(PcellまたはPUCCH Scell)がFDDである場合、PUCCHセルに関連するすべてのCCについてNTA offsetは0に等しいことがある。さらに、PUCCHがPcellと2次セル(PUCCH Scell)の両方の上でサポートされる場合、およびPUCCHセル(PcellまたはPUCCH Scell)がTDDである場合、PUCCHセルに関連するすべてのCCのために624のTDD NTA offsetが使用され得る。本明細書で使用するCCは、概して、そのCCがセル(PcellまたはScell)におけるアップリンクおよび/またはダウンリンク通信のために使用される場合、そのセルに「関連する」と見なされ得る。
[0088]いくつかの態様によれば、PUCCHセルシステムタイプに基づいてタイミングオフセットを決定することは、ScellがPUCCHセルのうちの1つと同じTAGのものであるか否かにかかわらず適用され得る。他の場合には、タイミングオフセット決定は、ScellがPUCCHセルのうちの1つと同じTAGのものであるか否かに依存し得る。たとえば、ScellがPUCCHセルのうちの1つと同じTAGのものである場合、Scellのためのタイミングオフセットは、PUCCHセルシステムタイプ(FDDまたはTDD)に基づいて決定され得る。しかしながら、ScellがPUCCHセルのうちのいずれとも同じTAGのものでない場合、sTAGのScellのためのタイミングオフセットは、sTAGのためのPRACHを搬送するScellに基づいて決定され得る。
[0089]いくつかの態様によれば、sTAGのScellのためのタイミングオフセットは、RRC構成に基づいて決定され得る。たとえば、sTAGのためのタイミングオフセットは、UEのためのRRCによって構成される最低サービングセルIDをもつScellに基づいて決定され得る。追加の例として、sTAGのためのタイミングオフセットはUEに明示的に示され得る。
[0090]いくつかの態様によれば、いくつかのCCのためのタイミングは、それらの対応するPUCCHセル(たとえば、それらのCC上でPUCCH確認応答DL送信を送信するために使用されるセル)のタイプに基づき得る。
[0091]図14に、すべてのCCのためのULタイミングがそれらの関連するPUCCHセルにどのように基づくかの一例を示す。図14中の例は、4つのCC、すなわち、CC1(FDD)、CC2(TDD)、CC3(TDD)、およびCC4(TDD)を使用するキャリアアグリゲーションを用いるUEを仮定する。図示のように、FDD CC1は、CC1とCC2の両方のためのPUCCHを搬送し得る1次セルであり得る。さらに、TDD CC3は、CC3とCC4の両方のためのPUCCHを搬送し得るScellであり得る。CC3のUL/DLサブフレームは、DL(またはUL)におけるサブフレームが必ずしも連続するとは限らない何らかのタイプのTDD UL/DLサブフレーム構成に従い得ることに留意されたい。
[0092]図14の中央の図に示されているように、CC1が、FDDであり、CC1とCC2の両方のためのPUCCHを搬送するので、1次セルのためのNTAoffsetは0である。一方、図14の右側の図に示されているように、CC3が、TDDであり、CC3とCC4の両方のためのPUCCHを搬送するので、SCellのためのNTAoffsetは624である。
[0093]上記で説明した方法の様々な動作は、(1つまたは複数の)ハードウェアおよび/またはソフトウェアコンポーネントならびに/あるいは(1つまたは複数の)モジュールの任意の好適な組合せによって実行され得る。
[0094]開示したプロセス中のステップの特定の順序または階層は、例示的な手法の一例であることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、プロセス中のステップの特定の順序または階層は本開示の範囲内のまま再構成され得ることを理解されたい。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
[0095]情報および信号は多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを、当業者は理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
[0096]さらに、本明細書で開示する実施形態に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得ることを、当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップについて、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈されるべきではない。
[0097]本明細書で開示する実施形態に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは本明細書で説明する機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として実装され得る。
[0098]本明細書で開示した実施形態に関して説明した方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化され得る。プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に存在し得る。ASICはユーザ端末中に存在し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中にディスクリートなコンポーネントとして存在し得る。
[0099]開示した実施形態の上記の説明は、当業者が本開示を実施または使用できるようにするために提供したものである。これらの実施形態への様々な修正は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の実施形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で示した実施形態に限定されるものではなく、本明細書で開示する原理および新規の特徴に一致する最も広い範囲を与られるべきである。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ワイヤレス通信のための方法であって、
時分割複信(TDD)システム構成を使用する少なくとも1つのコンポーネントキャリア(CC)と、周波数分割複信(FDD)システム構成を使用する少なくとも1つのCCとに関与するキャリアアグリゲーション(CA)を使用して通信することと、
前記CCのうちのいずれが物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を搬送するかに少なくとも部分的に基づいて、アップリンク送信のために使用すべきユーザ機器(UE)のためのタイミングアドバンス(TA)オフセット値を決定することと
を備える、方法。
[C2]
同じTAオフセット値が、PUCCHを搬送する1次セル(Pcell)または2次セル(Scell)において通信するために使用されるすべてのCCのために使用される、C1に記載の方法。
[C3]
1次セル(Pcell)において通信するために使用される少なくとも1つのCCがPUCCHを搬送し、
前記決定することが、前記Pcellにおいて通信するために使用される前記少なくとも1つのCCのシステムタイプに基づいて、前記TAオフセット値を決定することを備える、
C1に記載の方法。
[C4]
前記TAオフセット値は、前記Pcellにおいて通信するために使用される前記CCの前記システムタイプがFDDである場合、ゼロの値であると決定され、または
前記TAオフセット値は、前記Pcellにおいて通信するために使用される前記CCの前記システムタイプがTDDである場合、アップリンクサブフレームとダウンリンクサブフレームとの間で切り替えるための切替えギャップに適応する正の値であると決定される、
C3に記載の方法。
[C5]
1次セル(Pcell)において通信するために使用される少なくとも1つのCCおよび2次セル(Scell)において通信するために使用される少なくとも1つのCCが、PUCCHを搬送する、C1に記載の方法。
[C6]
前記決定することが、前記Pcellにおいて通信するために使用される前記少なくとも1つのCCのシステムタイプに基づいて、前記TAオフセット値を決定することを備える、C5に記載の方法。
[C7]
前記Pcellにおいて通信するために使用される少なくとも1つのCCがPUCCHを搬送し、
前記Scellにおいて通信するために使用される少なくとも1つのCCもまたPUCCHを搬送し、
第1のTAオフセット値が、前記Pcellにおいて通信するために使用されるCCのために使用され、
第2のTAオフセット値が、前記Scellにおいて通信するために使用されるCCのために使用される、
C5に記載の方法。
[C8]
前記少なくとも1つのFDD CCおよび前記少なくとも1つのTDD CCが、同じタイミングアドバンスグループのものである、C1に記載の方法。
[C9]
ワイヤレス通信のための装置であって、
時分割複信(TDD)システム構成を使用する少なくとも1つのコンポーネントキャリア(CC)と、周波数分割複信(FDD)システム構成を使用する少なくとも1つのCCとに関与するキャリアアグリゲーション(CA)を使用して通信することと、
前記CCのうちのいずれが物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を搬送するかに少なくとも部分的に基づいて、アップリンク送信のために使用すべきユーザ機器(UE)のためのタイミングアドバンス(TA)オフセット値を決定することと
を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサと結合されたメモリと
を備える、装置。
[C10]
同じTAオフセット値が、PUCCHを搬送する1次セル(Pcell)または2次セル(Scell)において通信するために使用されるすべてのCCのために使用される、C9に記載の装置。
[C11]
1次セル(Pcell)において通信するために使用される少なくとも1つのCCがPUCCHを搬送し、
TAオフセット値を決定するように構成された前記少なくとも1つのプロセッサが、Pcellにおいて通信するために使用される前記少なくとも1つのCCのシステムタイプに基づいて、前記TAオフセット値を決定する、
C9に記載の装置。
[C12]
前記TAオフセット値は、前記Pcellにおいて通信するために使用される前記CCの前記システムタイプがFDDである場合、ゼロの値であると決定され、または
前記TAオフセット値は、前記Pcellにおいて通信するために使用される前記CCの前記システムタイプがTDDである場合、アップリンクサブフレームとダウンリンクサブフレームとの間で切り替えるための切替えギャップに適応する正の値であると決定される、
C11に記載の装置。
[C13]
1次セル(Pcell)において通信するために使用される少なくとも1つのCCおよび2次セル(Scell)において通信するために使用される少なくとも1つのCCが、PUCCHを搬送する、C9に記載の装置。
[C14]
TAオフセット値を決定するように構成された前記少なくとも1つのプロセッサが、前記Pcellにおいて通信するために使用される前記少なくとも1つのCCのシステムタイプに基づいて、前記TAオフセット値を決定する、C13に記載の装置。
[C15]
前記Pcellにおいて通信するために使用される少なくとも1つのCCがPUCCHを搬送し、
前記Scellにおいて通信するために使用される少なくとも1つのCCもまたPUCCHを搬送し、
第1のTAオフセット値が、前記Pcellにおいて通信するために使用されるCCのために使用され、
第2のTAオフセット値が、前記Scellにおいて通信するために使用されるCCのために使用される、
C13に記載の装置。
[C16]
前記少なくとも1つのFDD CCおよび前記少なくとも1つのTDD CCが、同じタイミングアドバンスグループのものである、C9に記載の装置。
[C17]
ワイヤレス通信のための装置であって、
時分割複信(TDD)システム構成を使用する少なくとも1つのコンポーネントキャリア(CC)と、周波数分割複信(FDD)システム構成を使用する少なくとも1つのCCとに関与するキャリアアグリゲーション(CA)を使用して通信するための手段と、
前記CCのうちのいずれが物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を搬送するかに少なくとも部分的に基づいて、アップリンク送信のために使用すべきユーザ機器(UE)のためのタイミングアドバンス(TA)オフセット値を決定するための手段と
を備える、装置。
[C18]
同じTAオフセット値が、PUCCHを搬送する1次セル(Pcell)または2次セル(Scell)において通信するために使用されるすべてのCCのために使用される、C17に記載の装置。
[C19]
1次セル(Pcell)において通信するために使用される少なくとも1つのCCがPUCCHを搬送し、
決定するための前記手段が、前記Pcellにおいて通信するために使用される前記少なくとも1つのCCのシステムタイプに基づいて、前記TAオフセット値を決定するための手段を備える、
C17に記載の装置。
[C20]
前記TAオフセット値は、前記Pcellにおいて通信するために使用される前記CCの前記システムタイプがFDDである場合、ゼロの値であると決定され、または
前記TAオフセット値は、前記Pcellにおいて通信するために使用される前記CCの前記システムタイプがTDDである場合、アップリンクサブフレームとダウンリンクサブフレームとの間で切り替えるための切替えギャップに適応する正の値であると決定される、
C19に記載の装置。
[C21]
1次セル(Pcell)において通信するために使用される少なくとも1つのCCおよび2次セル(Scell)において通信するために使用される少なくとも1つのCCが、PUCCHを搬送する、C17に記載の装置。
[C22]
決定するための前記手段が、前記Pcellにおいて通信するために使用される前記少なくとも1つのCCのシステムタイプに基づいて、前記TAオフセット値を決定するための手段を備える、C21に記載の装置。
[C23]
前記Pcellにおいて通信するために使用される少なくとも1つのCCがPUCCHを搬送し、
前記Scellにおいて通信するために使用される少なくとも1つのCCもまたPUCCHを搬送し、
第1のTAオフセット値が、前記Pcellにおいて通信するために使用されるCCのために使用され、
第2のTAオフセット値が、前記Scellにおいて通信するために使用されるCCのために使用される、
C21に記載の装置。
[C24]
前記少なくとも1つのFDD CCおよび前記少なくとも1つのTDD CCが、同じタイミングアドバンスグループのものである、C17に記載の装置。
[C25]
非一時的コンピュータ可読媒体であって、
コンピュータによって実行されたときに、
時分割複信(TDD)システム構成を使用する少なくとも1つのコンポーネントキャリア(CC)と、周波数分割複信(FDD)システム構成を使用する少なくとも1つのCCとに関与するキャリアアグリゲーション(CA)を使用して通信することと、
前記CCのうちのいずれが物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を搬送するかに少なくとも部分的に基づいて、アップリンク送信のために使用すべきユーザ機器(UE)のためのタイミングアドバンス(TA)オフセット値を決定することと
を前記コンピュータに行わせる命令を記憶した、非一時的コンピュータ可読媒体。

Claims (7)

  1. ワイヤレス通信のための方法であって、
    時分割複信(TDD)システム構成を使用する少なくとも1つのコンポーネントキャリア(CC)と、周波数分割複信(FDD)システム構成を使用する少なくとも1つのCCとに関与するキャリアアグリゲーション(CA)を使用して通信することと、
    前記CCのうちのいずれが物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を搬送するかに少なくとも部分的に基づいて、アップリンク送信のために使用すべきユーザ機器(UE)のためのタイミングアドバンス(TA)オフセット値を決定することと、ここにおいて、1次セル(Pcell)において通信するために使用される少なくとも1つのCCがPUCCHを搬送し、前記決定することが、前記Pcellにおいて通信するために使用される前記少なくとも1つのCCのシステムタイプに基づいて、前記TAオフセット値を決定することを備える、
    を備える、方法。
  2. 前記TAオフセット値は、前記Pcellにおいて通信するために使用される前記CCの前記システムタイプがFDDである場合、ゼロの値であると決定され、または
    前記TAオフセット値は、前記Pcellにおいて通信するために使用される前記CCの前記システムタイプがTDDである場合、アップリンクサブフレームとダウンリンクサブフレームとの間で切り替えるための切替えギャップに適応する正の値であると決定される、
    請求項に記載の方法。
  3. 前記少なくとも1つのFDD CCおよび前記少なくとも1つのTDD CCが、同じタイミングアドバンスグループのものである、請求項1に記載の方法。
  4. ワイヤレス通信のための装置であって、
    時分割複信(TDD)システム構成を使用する少なくとも1つのコンポーネントキャリア(CC)と、周波数分割複信(FDD)システム構成を使用する少なくとも1つのCCとに関与するキャリアアグリゲーション(CA)を使用して通信するための手段と、
    前記CCのうちのいずれが物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を搬送するかに少なくとも部分的に基づいて、アップリンク送信のために使用すべきユーザ機器(UE)のためのタイミングアドバンス(TA)オフセット値を決定するための手段と、ここにおいて、1次セル(Pcell)において通信するために使用される少なくとも1つのCCがPUCCHを搬送し、決定するための前記手段が、前記Pcellにおいて通信するために使用される前記少なくとも1つのCCのシステムタイプに基づいて、前記TAオフセット値を決定するための手段を備える、
    を備える、装置。
  5. 前記TAオフセット値は、前記Pcellにおいて通信するために使用される前記CCの前記システムタイプがFDDである場合、ゼロの値であると決定され、または
    前記TAオフセット値は、前記Pcellにおいて通信するために使用される前記CCの前記システムタイプがTDDである場合、アップリンクサブフレームとダウンリンクサブフレームとの間で切り替えるための切替えギャップに適応する正の値であると決定される、
    請求項に記載の装置。
  6. 前記少なくとも1つのFDD CCおよび前記少なくとも1つのTDD CCが、同じタイミングアドバンスグループのものである、請求項に記載の装置。
  7. 実行されたときに、コンピュータに、請求項1−のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を備える、コンピュータプログラム。
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