JP6570740B2 - クラスター通信 - Google Patents

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Description

本願は、2015年9月30日に中国特許庁に出願された、出願番号が201510640509.7で、発明の名称が「クラスターの実現方法及びサーバー」である中国特許出願に基づく優先権を主張するものであり、本願にこの中国特許出願の全内容を援用する。
クラスター(cluster)において、クラスター内のサーバー(server)は、サーバーにおけるネットワークカードのIPアドレス(ネットワークカードIPアドレスと称する)を外部に配信し、同一クラスター内の他のサーバー及び/又はクラスター外のネットワーク装置、例えばスイッチなどは、ネットワークカードIPアドレスを受信した後、このネットワークカードIPアドレスへの最適なルートを算出する。この後、算出された最適なルートを用いてこのネットワークカードIPアドレスへデータストリームを送信する。
図1は、一例で提供する方法のフローチャートである。 図2は、一例で提供するネットワーク構成の模式図である。 図3は、一例で提供するボーダー・ゲートウェイ・プロトコル(BGP)適用のネットワーク構築図である。 図4は、一例で提供するオープン・ショーテスト・パス・ファースト(OSPF)適用のネットワーク構築図である。 図5は、一例で提供するサーバーの構成図である。 図6は、一例で提供するサーバーの構成の模式図である。
本願の目的、技術案及び利点をより明確にするために、以下、図面を参照しながら、具体例に基づいて本願を詳細に説明する。
一例において、クラスターはサーバー1〜サーバー5から構成され、サーバー1〜サーバー5はそれぞれローカルに1つのネットワークカードが設けられている。また、サーバー1〜サーバー5のネットワークカードには、異なるIPアドレスが割り当てられている。サーバー1、サーバー2はいずれもローカルのネットワークカードを介してスイッチ(Switch)1に接続され、サーバー3、サーバー4、サーバー5はいずれもローカルのネットワークカードを介してスイッチ2に接続され、スイッチ1とスイッチ2とは接続されている。サーバー1を例にすると、サーバー1はローカルのネットワークカードのIPアドレスを外部に配信する。スイッチ1、サーバー2は、サーバー1が配信したネットワークカードIPアドレスを受信すると、ルーティングプロトコルに従ってネットワークカードIPアドレスへの最適なルートを算出する。その後、スイッチ1、サーバー2は、ネットワークカードIPアドレス宛のデータストリームを受信すると、算出されたこのネットワークカードIPアドレスへの最適なルートに従ってデータストリームを送信する。ローカルのネットワークカードとは、自装置、例えばサーバーに設けられている物理的または論理的なネットワークカードをいう。
ネットワークには、リンクの故障、例えばスイッチ1の故障が発生する可能性がある。スイッチ1の故障発生時、クラスター内のサーバー1、サーバー2はスイッチ1の故障のため動作できなくなり、クラスターの可用性に影響を及ぼすことになる。
一例で提供する方法は、図1に示すフローを含む。
図1を参照すると、図1は一例で提供する方法のフローチャートである。この方法は、クラスター内のいずれかのサーバーに用いられる。図1に示すように、このフローは、以下のステップを含む。
ステップ101において、ローカルの各ネットワークカードを介して、当該ネットワークカードのセグメントアドレスを含むルート及び自サーバーのIPアドレスを含むルートを自サーバーのルートネイバーに配信する。
同一クラスター内の各サーバーに設けられるネットワークカードの数は、同じでも異なっていてもよい。ただし、同一クラスター内の各サーバーに設けられるネットワークカードの数が同じかどうかにかかわらず、各サーバーにはいずれも2つ以上のネットワークカードが設けられている。一例において、サーバーにおける各ネットワークカードは、異なるセグメントのIPアドレスが割り当てられ、ここでは、ネットワークカードのIPアドレスをネットワークカードIPアドレスと称する。図2に示すように、クラスター内のサーバー1にはeth0とeth1との2つのネットワークカードが設けられ、eth0のネットワークカードIPアドレスはセグメント192.168.100.xに所属し、eth1のネットワークカードIPアドレスはセグメント192.168.200.xに所属し、eth0のネットワークカードIPアドレスとeth1のネットワークカードIPアドレスはそれぞれ異なるセグメントに所属する。
この例において、サーバーのローカルにおける異なるネットワークカードは、異なるルートスイッチ装置に接続される。例えば、図2におけるサーバー1を例にすると、サーバー1におけるeth0はスイッチ1に接続され、サーバー1のeth1はスイッチ2に接続されている。
ステップ101で述べたように、サーバーにネットワークカードを配置した後、サーバーはローカルの各ネットワークカードを介して、当該ネットワークカードのセグメントアドレスを含むルート及びサーバーのIPアドレスを含むルートを自装置のルートネイバーに配信する。以下、2つの例を挙げて、サーバーがローカルの各ネットワークカードを介して自装置のルートネイバーにルートを配信することについて説明する。
この例において、サーバーのIPアドレスはループバック(Loopback)インタフェースの属性を有する。Loopbackインタフェースは、論理的インターフェース(仮想インターフェースともいう)であり、サーバーがダウンしない限り常にアップ(up)状態を維持するという属性を有する。この例において、サーバーのIPアドレスは、サーバーにおけるループバック(Loopback)インタフェースに対してサブインターフェースを配置し、サブインターフェースのIPアドレスをサーバーのIPアドレスとして設定するという方式によって設定することができる。
Loopbackインタフェース自体のIPアドレスは、そのままデフォルトのIPアドレス127.0.0.1/8に設定することができる。
他装置は、このサーバーのIPアドレスを受信すると、このサーバーのIPアドレスとルートを確立する。例えば、サーバーが、サーバーのIPアドレス及びネットワークカードIPアドレスを配信した後(すなわち、ネットワークカードのセグメントアドレス及び自サーバーのIPアドレスのルートを配信した後)、スイッチ装置は、サーバーのIPアドレス及びネットワークカードIPアドレスを受信して、サーバーのIPアドレスへのルートを決定する。このルートにおけるネクストホップは当該ネットワークカードIPアドレスである。
ステップ102において、ローカルの各ネットワークカードを介して、自装置のルートネイバーが送信した他装置アドレスを含むルート情報を受信して、自サーバーから他装置アドレスへのルートを決定し、前記ルートの出力ポートは当該ネットワークカードである。出力ポートとは、当該サーバーにおいてデータストリームを当該他装置に送信するためのポートをいう。
ステップ102において、他装置アドレス(すなわち、他装置のアドレス)は、クライアントのIPアドレス(クライアントIPアドレスと称する)、または同一クラスター内の他サーバーのIPアドレス(他サーバーIPアドレスと称する)を含む。以下においても、どのようにローカルの各ネットワークカードを介して、自装置のルートネイバーが送信した他装置アドレスを含むルート情報を受信するかについて例を挙げて説明する。
ステップ102において、異なるネットワークカードを介して同一アドレス、例えばクライアントIPアドレスまたは同一クラスター内の他サーバーIPアドレスを受信することができる。これにより、自サーバーから上記アドレス、例えばクライアントIPアドレスまたは同一クラスター内の他サーバーIPアドレスまでには、複数の異なるルートがあることを特定できる。
ステップ102によって、上記他装置アドレスが同一クラスター内の他サーバーIPアドレスである場合、サーバーは同一クラスター内の他サーバーと通信することができる。サーバーには2つ以上のネットワークカードが設けられているので、サーバーが同一クラスター内の他サーバーと通信するルートは2つ以上ある。上記他装置アドレスがクライアントIPアドレスである場合、サーバーは当該クライアントと通信することができる。サーバーには2つ以上のネットワークカードが設けられているので、サーバーが当該クライアントと通信するルートは2つ以上ある。
ここでのクライアントは、サーバーにアクセスできるユーザである。
ステップ103において、前記他装置アドレスにパケットを送信する場合、前記他装置アドレスへの1つのルートを介してパケットを転送する。
一例において、当該1つのルートは、サーバーに設けられている複数のネットワークカードから当該装置アドレスへのルートのうちの1つであってもよい。
本願の一例として、このステップ103において、上記他装置アドレスへのルートが複数ある場合、予め設定されたローカルのルートポリシに従って複数のルートから1つを選択し、選択された1つのルートを介してパケットを転送する。ここでのルートポリシは、最短経路アルゴリズム、ハッシュ(Hash)アルゴリズムなどを含むことができ、本願では特に限定しない。
ステップ104において、ローカルのネットワークカードが接続しているリンクに故障が発生したことを検出した場合、出力ポートが当該ネットワークカードである全てのルートを無効にする。例えば、出力ポートが当該ネットワークカードである全てのルートを削除するとともに、当該ネットワークカードから受信した全てのルート情報を削除する。また、出力ポートが当該ネットワークカードである全てのルートに対して無効マークを設定することにより、出力ポートが当該ネットワークカードである全てのルートを無効にしてもよい。
ローカルのネットワークカードが接続しているリンクに故障が発生した場合、出力ポートが当該ネットワークカードであるルートは到達不可能になる。
出力ポートが当該ネットワークカードである全てのルートを削除することを例にすると、ステップ101で述べたように、他装置は、サーバーのIPアドレスを受信すると、当該サーバーのIPアドレスへのルートを生成する。サーバーは、ローカルのネットワークカードが接続しているリンクに故障が発生したことを検出すると、出力ポートが当該ネットワークカードである全てのルートを削除するとともに、当該ネットワークカードから受信した全てのルート情報を削除するだけであり、他のネットワークカードのルートには影響しない。サーバーは複数のネットワークカードを備えているので、ルートの切り替え(ルートの削除はルートの切り替えの1つの形態である)によりサーバーのIPアドレスが変わることはない。このため、クラスター内部のサービスはルートの切り替えの影響を受けず、クラスター内部の設定を変更する必要がなく、クラスターの可用性が向上する。同様に、出力ポートが当該ネットワークカードである全てのルートに対して無効マークを設定するという形態を採用する場合においても、ルートの切り替えによりサーバーのIPアドレスが変わることはない。このため、クラスター内部のサービスはルートの切り替えの影響を受けず、クラスター内部の設定を変更する必要がなく、クラスターの可用性が向上する。
以下、2つの例を挙げて図1に示すフローを説明する。
BGPを例にすると、ステップ101において、ローカルの各ネットワークカードを介して、当該ネットワークカードのセグメントアドレスを含むルート及び自サーバーのIPアドレスを含むルートを自装置のルートネイバーに配信することは、以下のステップb1を含む。
ステップb1において、ローカルの各ネットワークカードについて、当該ネットワークカードと当該ネットワークカードが接続されるルートスイッチ装置(BGPネイバーという)との間のBGPネイバー接続を確立し、当該ネットワークカードのセグメントルート及び自サーバーのIPアドレスのルートをBGPネイバーに配信する。当該ネットワークカードのセグメントに対応するルートにおけるネクストホップは当該ネットワークカードのネットワークカードIPアドレスであり、自サーバーのIPアドレスに対応するルートにおけるネクストホップは当該ネットワークカードのネットワークカードIPアドレスである。
ステップ102において、ローカルの各ネットワークカードを介して、自装置のルートネイバーが送信した他装置アドレスを含むルート情報を受信することは、以下のステップc1を含む。
ステップc1において、ローカルの各ネットワークカードを介して、当該ネットワークカードに接続するBGPネイバーが配信したBGPルートを受信する。
以下、1つの例を用いて説明する。
BGPネイバー接続がEBGPネイバー接続であると仮定する。図3に示すBGP適用のネットワーク構築を例にする。図3において、クラスター内のサーバー1(1.1.1.1/32と示されている)及びサーバー2(2.2.2.2/32と示されている)との2つのサーバーが示されている。サーバー1のIPアドレス1.1.1.1はサーバー1におけるLoopbackインタフェースに対して設定されたサブインターフェースのIPアドレスであり、サーバー1にはネットワークカードeth0(192.168.56.76/24と示されている)及びネットワークカードeth1(192.168.55.76/24と示されている)が設けられている。サーバー2のIPアドレス2.2.2.2はサーバー2におけるLoopbackインタフェースに対して設定されたサブインターフェースのIPアドレスであり、サーバー2にはネットワークカードeth3(192.168.54.76/24と示されている)及びネットワークカードeth4(192.168.53.76/24と示されている)が設けられいる。ネットワークカードeth3のIPアドレスは192.168.54.76であり、ネットワークカードeth4のIPアドレスは192.168.53.76である。
図3において、サーバー1におけるネットワークカードeth0とスイッチ1のポート0との間のEBGPネイバー接続(以下、EBGPネイバー接続1という)を確立し、サーバー1におけるネットワークカードeth1とスイッチ2のポート1との間のEBGPネイバー接続(以下、EBGPネイバー接続2という)を確立する。ネットワークカードeth0のセグメントルートをルート0とし、ルート0のネクストホップはネットワークカードeth0のIPアドレス192.168.56.76である。ネットワークカードeth1のセグメントルートをルート1とし、ルート1のネクストホップはネットワークカードeth1のIPアドレス192.168.55.76である。
図3において、サーバー2におけるネットワークカードeth3とスイッチ1のポート3との間のEBGPネイバー接続(以下、外部ボーダー・ゲートウェイ・プロトコル(EBGP)ネイバー接続3という)を確立し、サーバー2におけるネットワークカードeth4とスイッチ2のポート4との間のEBGPネイバー接続(以下、EBGPネイバー接続4という)を確立する。ネットワークカードeth3のセグメントルートをルート3とし、ルート3のネクストホップはネットワークカードeth3のIPアドレス192.168.54.76である。ネットワークカードeth4のセグメントルートをルート4とし、ルート4のネクストホップはネットワークカードeth4のIPアドレス192.168.53.76である。
図3において、サーバー1は、EBGPネイバー接続1を介してセグメントルート(すなわち、ルート0)、自サーバーのIPアドレス1.1.1.1の第1ルート(ルート01という)をスイッチ1に配信し、ルート01のネクストホップはネットワークカードeth0のIPアドレス192.168.56.76である。サーバー1は、EBGPネイバー接続2を介してセグメントルート(すなわち、ルート1)、自サーバーのIPアドレス1.1.1.1の第2ルート(ルート02という)をスイッチ2に配信し、ルート02のネクストホップはネットワークカードeth1のIPアドレス192.168.55.76である。サーバー1は、ローカルの各ネットワークカードを介して当該ネットワークカードのセグメントアドレスを含むルート及び自サーバーのIPアドレスを含むルートを自サーバー1のルートネイバーに配信する。
図3において、サーバー2は、EBGPネイバー接続3を介してルート3、自サーバーのIPアドレス2.2.2.2の第1ルート(ルート03という)をスイッチ1に配信し、ルート03のネクストホップはネットワークカードeth3のIPアドレス192.168.54.76である。サーバー2は、EBGPネイバー接続4を介してルート4、自サーバーのIPアドレス2.2.2.2の第2ルート(ルート04という)をスイッチ2に配信し、ルート04のネクストホップはネットワークカードeth4のIPアドレス192.168.53.76である。サーバー2は、ローカルの各ネットワークカードを介して当該ネットワークカードのセグメントアドレスを含むルート及び自サーバーのIPアドレスを含むルートを自装置のルートネイバーに配信する。
図3において、スイッチ1は、サーバー1が配信したルート0、ルート01を受信した後、ルート学習によってサーバー1へのルート(ルートА1という)を学習することができる。学習したルートА1のIPアドレスはルート01におけるサーバー1のIPアドレス1.1.1.1であり、ネクストホップはネットワークカードeth0のIPアドレス192.168.56.76である。
スイッチ2は、サーバー1が配信したルート1、ルート02を受信した後、ルート学習によってサーバー1へのルート(ルートB1という)を学習することができる。学習したルートB1のIPアドレスはルート02におけるサーバー1のIPアドレス1.1.1.1であり、ネクストホップはネットワークカードeth1のIPアドレス192.168.55.76である。
スイッチ1は、サーバー2が配信したルート3、ルート03を受信した後、ルート学習によってサーバー2へのルート(ルートА2という)を学習することができる。学習したルートА2のIPアドレスはルート03におけるサーバー2のIPアドレス2.2.2.2であり、ネクストホップはネットワークカードeth3のIPアドレス192.168.54.76である。
スイッチ2は、サーバー2が配信したルート4、ルート04を受信した後、ルート学習によってサーバー2へのルート(ルートB2という)を学習することができる。学習したルートB2のIPアドレスはルート04におけるサーバー2のIPアドレス2.2.2.2であり、ネクストホップはネットワークカードeth4のIPアドレス192.168.53.76である。
図3において、スイッチ1、スイッチ2はいずれもリフレクタとして設けられている。一例において、装置にはリフレクタが設けられ、このリフレクタは、自装置のルートを他装置のリフレクタに同期させるためのものである。
スイッチ1は、ローカルで学習したルートА1、ルートА2、及びローカルで学習したクライアントルートА0(クライアント8.1.1.1へのルート)をリフレクタを介してスイッチ2にリフレクトする。ここで、スイッチ1は、ルートА1をリフレクトする際に、BGPに従って、ルートА1のネクストホップを、スイッチ2に接続するスイッチ1のポートのIPアドレスに変更する。同様の理由により、スイッチ1は、ルートА2、ルートА0のネクストホップを、スイッチ2に接続するスイッチ1のポートのIPアドレスに変更する。
スイッチ2は、ローカルで学習したルートB1、ルートB2、及びローカルで学習したクライアントルートB0(クライアント7.1.1.1へのルート)をBGPリフレクタを介してスイッチ1にリフレクトする。ここで、スイッチ2は、ルートB1をリフレクトする際に、BGPに従って、ルートB1のネクストホップを、スイッチ1に接続するスイッチ2のポートのIPアドレスに変更する。同様の理由により、スイッチ2は、ルートB2、ルートB0のネクストホップを、スイッチ1に接続するスイッチ2のポートのIPアドレスに変更する。
図3において、スイッチ1は、EBGPネイバー接続1を介してサーバー1にルートを配信する際に、ローカルで学習したルートА2、ルートА0(クライアント8.1.1.1へのルート)、スイッチ2がリフレクトしたルートB2、ルートB0をサーバー1に配信する。スイッチ1は、ルートА2を配信する際に、BGPに従ってルートА2のネクストホップをローカルポート0のポートIPアドレスに変更する。同様に、スイッチ1は、ルートА0、ルートB2、ルートB0のネクストホップをローカルポート0のポートIPアドレスに変更する。スイッチ2は、EBGPネイバー接続2を介してサーバー1にルートを配信する際に、ローカルで学習したルートB2、ルートB0(クライアント7.1.1.1へのルート)、スイッチ1がリフレクトしたルートА2、ルートА0をサーバー1に配信する。スイッチ2は、ルートB2を配信する際に、BGPに従ってルートB2のネクストホップをローカルポート1のポートIPアドレスに変更する。同様に、スイッチ2は、ルートB0、ルートА2、ルートА0のネクストホップをローカルポート1のポートIPアドレスに変更する。これによって、サーバー1は、ローカルの各ネットワークカードを介して、自サーバー1のルートネイバーが送信した他装置アドレスを含むルート情報を受信することができる。
スイッチ1は、EBGPネイバー接続3を介してサーバー2にルートを配信する際に、ローカルで学習したルートА1、ルートА0(クライアント8.1.1.1へのルート)、スイッチ2がリフレクトしたルートB1、ルートB0をサーバー2に配信する。スイッチ1は、ルートА1を配信する際に、BGPに従ってルートА1のネクストホップをローカルポート3のポートIPアドレスに変更する。同様に、スイッチ1は、ルートА0、ルートB1、ルートB0のネクストホップをローカルポート3のポートIPアドレスに変更する。これによって、サーバー2は、ローカルの各ネットワークカードを介して、自サーバー2のルートネイバーが送信した他装置アドレスを含むルート情報を受信することができる。スイッチ2は、EBGPネイバー接続4を介してサーバー2にルートを配信する際に、ローカルで学習したルートB1、ルートB0(クライアント7.1.1.1へのルート)、スイッチ1がリフレクトしたルートА1、ルートА0をサーバー2に配信する。スイッチ2は、ルートB1を配信する際に、BGPに従ってルートB1のネクストホップをローカルポート4のポートIPアドレスに変更する。同様に、スイッチ2は、ルートB0、ルートА1、ルートА0のネクストホップをローカルポート4のポートIPアドレスに変更する。これによって、サーバー2は、ローカルの各ネットワークカードを介して、自サーバー2のルートネイバーが送信した他装置アドレスを含むルート情報を受信することができる。
以上のように、サーバー1にはサーバー1からサーバー2へのルートが2つあり、この2つのルートのIPアドレスは同じで、いずれもサーバー2のIPアドレス2.2.2.2であり、出力ポートが異なり、1つはネットワークカードeth0であり、もう1つはネットワークカードeth1である。サーバー1にはサーバー1からクライアント(8.1.1.1)へのルートが2つあり、この2つのルートのIPアドレスは同じで、いずれもクライアントのIPアドレス8.1.1.1であり、出力ポートが異なり、1つはネットワークカードeth0であり、もう1つはネットワークカードeth1である。サーバー1にはサーバー1からクライアント(7.1.1.1)へのルートが2つあり、この2つのルートのIPアドレスは同じで、いずれもクライアントのIPアドレス7.1.1.1であり、出力ポートが異なり、1つはネットワークカードeth0であり、もう1つはネットワークカードeth1である。
同様に、サーバー2にはサーバー2からサーバー1へのルートが2つあり、この2つのルートのIPアドレスは同じで、いずれもサーバー1のIPアドレス1.1.1.1であり、出力ポートが異なり、1つはネットワークカードeth3であり、もう1つはネットワークカードeth4である。サーバー2にはサーバー2からクライアント(8.1.1.1)へのルートが2つあり、この2つのルートのIPアドレスは同じで、いずれもクライアントのIPアドレス8.1.1.1であり、出力ポートが異なり、1つはネットワークカードeth3であり、もう1つはネットワークカードeth4である。サーバー2にはサーバー2からクライアント(7.1.1.1)へのルートが2つあり、この2つのルートのIPアドレスは同じで、いずれもクライアントのIPアドレス7.1.1.1であり、出力ポートが異なり、1つはネットワークカードeth3であり、もう1つはネットワークカードeth4である。
上述した例において、サーバー1を例にすると、サーバー1は、クライアント8.1.1.1宛のパケットを受信すると、1つのルート、例えば出力ポートがネットワークカードeth0であるルートを選択してパケットを送信する。
サーバー1は、ネットワークカードeth0が接続しているリンクに故障が発生したことを検出した場合、上記の出力ポートがネットワークカードeth0であるルートを削除するとともに、ネットワークカードeth0から受信した全てのルート情報を削除することができる。サーバー1は、出力ポートがネットワークカードeth0であるルートを削除する際にその旨のメッセージを外部に配信しない。他のスイッチ装置またはクライアントは、スイッチ1に接続するポートに故障が発生したことを検出した場合、パケットがスイッチ1の故障発生したポートに転送されないようにルートを適応的に調整することができる。サーバー1は、スイッチ1のポートに故障が発生した後、クライアント8.1.1.1宛のパケットを再度受信すると、出力ポートがネットワークカードeth1であるルートを介してパケットを送信する。
もう一つの例として、ルートプロトコルがOSPFである場合を説明する。この例において、クラスター内の全てのサーバーにおけるネットワークカードと、ネットワークカードが接続されるルートスイッチ装置におけるポートとは同じOSPFドメインにある。
ステップ101において、ローカルの各ネットワークカードを介して、当該ネットワークカードのセグメントアドレスを含むルート及び自サーバーのIPアドレスを含むルートを自装置のルートネイバーに配信することは、以下のステップd1を含む。
ステップd1において、ローカルの各ネットワークカードについて、当該ネットワークカードと当該ネットワークカードが接続されるルートスイッチ装置との間のOSPFネイバー接続を確立し、当該ネットワークカードのセグメントルート及び自サーバーのIPアドレスのルートをOSPFネイバーに配信する。当該ネットワークカードのセグメントに対応するルートにおけるネクストホップは当該ネットワークカードのネットワークカードIPアドレスであり、自サーバーのIPアドレスに対応するルートにおけるネクストホップは当該ネットワークカードのネットワークカードIPアドレスである。
ステップ102において、ローカルの各ネットワークカードを介して、自装置のルートネイバーが送信した他装置アドレスを含むルート情報を受信することは、以下のステップe1を含む。
ステップe1において、ローカルの各ネットワークカードを介して、当該ネットワークカードに接続するOSPFネイバーが配信したルートを受信する。
以下、1つの例を用いて説明する。
図4に示すOSPF適用のネットワーク構築を例にする。図4において、クラスター内のサーバー3(3.3.3.3/32と示されている)及びサーバー4(4.4.4.4/32と示されている)との2つのサーバーが示されている。サーバー3のIPアドレス3.3.3.3はサーバー3におけるLoopbackインタフェースに対して設定されたサブインターフェースのIPアドレスであり、サーバー3にはネットワークカードeth31(192.168.100.31/24と示されている)及びネットワークカードeth32(192.168.200.32/24と示されている)が設けられている。ネットワークカードeth31のIPアドレスは192.168.100.31であり、ネットワークカードeth32のIPアドレスは192.168.200.32である。サーバー4のIPアドレス4.4.4.4はサーバー4におけるLoopbackインタフェースに対して設定されたサブインターフェースのIPアドレスであり、サーバー4にはネットワークカードeth41(192.168.100.41/24と示されている)及びネットワークカードeth42(192.168.200.42/24と示されている)が設けられている。ネットワークカードeth41のIPアドレスは192.168.100.41であり、ネットワークカードeth42のIPアドレスは192.168.200.42である。
図4において、サーバー3におけるネットワークカードeth31はスイッチCのポートC31に接続され、サーバー3におけるネットワークカードeth32はスイッチDのポートD32に接続され、サーバー4におけるネットワークカードeth41はスイッチCのポートC41に接続され、サーバー4におけるネットワークカードeth42はスイッチDのポートD42に接続される。ポートC31、ポートD32、ポートC41及びポートD42は同一のOSPFドメイン(OSPF1のドメインという)に所属する。
図4において、サーバー3におけるネットワークカードeth31とスイッチCのポートC31との間のOSPFネイバー接続(以下、OSPFネイバー接続31という)を確立し、サーバー3におけるネットワークカードeth32とスイッチDのポートD32との間のOSPFネイバー接続(以下、OSPFネイバー接続32という)を確立する。サーバー4におけるネットワークカードeth41とスイッチCのポートC41との間のOSPFネイバー接続(以下、OSPFネイバー接続41という)を確立し、サーバー4におけるネットワークカードeth42とスイッチDのポートD42との間のOSPFネイバー接続(以下、OSPFネイバー接続42)を確立する。
図4において、ネットワークカードeth31のセグメントルートをルート31とし、ネクストホップはネットワークカードeth31のIPアドレス192.168.100.31である。ネットワークカードeth32のセグメントルートをルート32とし、ネクストホップはネットワークカードeth32のIPアドレス192.168.200.32である。ネットワークカードeth41のセグメントルートをルート41とし、ネクストホップはネットワークカードeth41のIPアドレス192.168.100.41である。ネットワークカードeth42のセグメントルートをルート42とし、ネクストホップはネットワークカードeth42のIPアドレス192.168.200.42である。
図4において、サーバー3は、ルート31、自サーバーのIPアドレス3.3.3.3の第1ルート(ルート33という)をOSPFネイバー接続31を介してOSPF1のドメイン内で配信し、ルート33のネクストホップはネットワークカードeth31のIPアドレス192.168.100.31である。サーバー3は、ルート32、自サーバーのIPアドレス3.3.3.3の第2ルート(ルート34という)をOSPFネイバー接続32を介してOSPF1のドメイン内で配信し、ルート34のネクストホップはネットワークカードeth32のIPアドレス192.168.200.32である。これによって、サーバー3は、ローカルの各ネットワークカードを介して、当該ネットワークカードのセグメントアドレスを含むルート及び自サーバーのIPアドレスを含むルートを自装置のルートネイバーに配信することができる。
サーバー4は、ルート41、自サーバーのIPアドレス4.4.4.4の第1ルート(ルート43という)をOSPFネイバー接続41を介してOSPF1のドメイン内でスイッチCに配信し、ルート43のネクストホップはネットワークカードeth41のIPアドレス192.168.100.41である。サーバー4は、ルート42、自サーバーのIPアドレス4.4.4.4の第2ルート(ルート44という)をOSPFネイバー接続42を介してOSPF1のドメイン内でスイッチDに配信し、ルート44のネクストホップはネットワークカードeth42のIPアドレス192.168.200.42である。これによって、サーバー4は、ローカルの各ネットワークカードを介して、当該ネットワークカードのセグメントアドレスを含むルート及び自サーバーのIPアドレスを含むルートを自装置のルートネイバーに配信することができる。
図4において、スイッチCは、サーバー3が配信したルート31、ルート33を受信し、ルート学習によってサーバー3へのルート(ルートC3という)を学習することができる。学習したルートC3のIPアドレスはルート33におけるサーバーのIPアドレス3.3.3.3であり、ネクストホップはネットワークカードeth31のIPアドレス192.168.100.31である。
スイッチDは、サーバー3が配信したルート32、ルート34を受信し、ルート学習によってサーバー3へのルート(ルートD3という)を学習することができる。学習したルートD3のIPアドレスはルート34におけるサーバーのIPアドレス3.3.3.3であり、ネクストホップはネットワークカードeth32のIPアドレス192.168.200.32である。
スイッチCは、サーバー4が配信したルート41、ルート43を受信し、ルート学習によってサーバー4へのルート(ルートC4という)を学習することができる。学習したルートC4のIPアドレスはルート43におけるサーバーのIPアドレス4.4.4.4であり、ネクストホップはネットワークカードeth41のIPアドレス192.168.100.41である。
スイッチDは、サーバー4が配信したルート42、ルート44を受信し、ルート学習によってサーバー4へのルート(ルートD4という)を学習することができる。学習したルートD4のIPアドレスはルート44におけるサーバーのIPアドレス4.4.4.4であり、ネクストホップはネットワークカードeth42のIPアドレス192.168.200.42である。
図4において、スイッチCはOSPF1のドメイン内で、学習したルートC3、ルートC4、ルートC0(クライアント6.1.1.1へのルート)をスイッチDに配信する。スイッチCは、ルートC3を配信する際に、ルートC3のネクストホップを、スイッチDに接続するスイッチCのポートのIPアドレスに変更する。同様の理由により、スイッチCは、ルートC4、ルートC0のネクストホップを、スイッチDに接続するスイッチCのポートのIPアドレスに変更する。スイッチDは、スイッチCが配信するルートC3、ルートC4、ルートC0を受信することになる。
スイッチDはOSPF1のドメイン内で、学習したルートD3、ルートD4、ルートD0(クライアント5.1.1.1へのルート)をスイッチCに配信する。スイッチDは、ルートD3を配信する際に、ルートD3のネクストホップを、スイッチCに接続するスイッチDのポートのIPアドレスに変更する。同様の理由により、スイッチDは、ルートD4、ルートD0のネクストホップを、スイッチCに接続するスイッチDのポートのIPアドレスに変更する。スイッチCは、スイッチDが配信するルートD3、ルートD4、ルートD0を受信することになる。
図4において、スイッチCは、OSPF1のドメイン内でOSPFネイバー接続31を介してサーバー3にルートを配信する際に、ローカルで学習したルートC4、ルートC0(クライアント6.1.1.1へのルート)、スイッチDが配信したルートD4、ルートD0をサーバー3に配信する。スイッチCは、ルートC4を配信する際に、ルートC4のネクストホップをローカルポートC31のポートIPアドレスに変更する。同様に、スイッチCは、ルートC0、ルートD4、ルートD0のネクストホップをローカルポートC31のポートIPアドレスに変更する。スイッチDは、OSPF1のドメイン内でOSPFネイバー接続32を介してサーバー3にルートを配信する際に、ローカルで学習したルートD4、ルートD0(クライアント5.1.1.1へのルート)、スイッチCが配信したルートC4、ルートC0をサーバー3に配信する。スイッチDは、ルートD4を配信する際に、ルートD4のネクストホップをローカルポートD32のポートIPアドレスに変更する。同様に、スイッチCは、ルートC0、ルートC4、ルートC0のネクストホップをローカルポートD32のポートIPアドレスに変更する。これによって、サーバー3は、ローカルの各ネットワークカードを介して、自装置ルートネイバーが送信した他装置アドレスを含むルート情報を送信することができる。
スイッチCは、OSPF1のドメイン内でOSPFネイバー接続41を介してサーバー4にルートを配信する際に、ローカルで学習したルートC4、ルートC0(クライアント6.1.1.1へのルート)、スイッチDが配信したルートD3、ルートD0をサーバー4に配信する。スイッチCは、ルートC3を配信する際に、ルートC3のネクストホップをローカルポートC41のポートIPアドレスに変更する。同様に、スイッチCは、ルートC0、ルートD3、ルートD0のネクストホップをローカルポートC41のポートIPアドレスに変更する。スイッチDは、OSPF1のドメイン内でOSPFネイバー接続42を介してサーバー4にルートを配信する際に、ローカルで学習したルートD3、ルートD0(クライアント5.1.1.1へのルート)、スイッチCが配信したルートC3、ルートC0をサーバー4に配信する。スイッチDは、ルートD3を配信する際に、ルートD3のネクストホップをローカルポートD42のポートIPアドレスに変更する。同様に、スイッチDは、ルートD0、ルートC3、ルートC0のネクストホップをローカルポートD42のポートIPアドレスに変更する。これによって、サーバー4は、ローカルの各ネットワークカードを介して、自装置ルートネイバーが送信した他装置アドレスを含むルート情報を送信することができる。
以上のように、サーバー3からサーバー4へのルートは2つあり、この2つのルートのIPアドレスは同じで、例えばいずれもサーバー4のIPアドレス4.4.4.4であり、出力ポートが異なり、1つはネットワークカードeth31であり、もう1つはネットワークカードeth32である。サーバー3からクライアント(6.1.1.1)へのルートは2つあり、この2つのルートのIPアドレスは同じで、いずれもクライアントのIPアドレス6.1.1.1であり、出力ポートが異なり、1つはネットワークカードeth31であり、もう1つはネットワークカードeth32である。サーバー3からクライアント(5.1.1.1)へのルートは2つあり、この2つのルートのIPアドレスは同じで、いずれもクライアントのIPアドレス5.1.1.1であり、出力ポートが異なり、1つはネットワークカードeth31であり、もう1つはネットワークカードeth32である。
サーバー4からサーバー3へのルートは2つあり、この2つのルートのIPアドレスは同じで、いずれもサーバー3のIPアドレス3.3.3.3であり、出力ポートが異なり、1つはネットワークカードeth41であり、もう1つはネットワークカードeth42である。サーバー4からクライアント(6.1.1.1)へのルートは2つあり、この2つのルートのIPアドレスは同じで、いずれもクライアントのIPアドレス6.1.1.1であり、出力ポートが異なり、1つはネットワークカードeth41であり、もう1つはネットワークカードeth42である。サーバー4からクライアント(5.1.1.1)へのルートは2つあり、この2つのルートのIPアドレスは同じで、いずれもクライアントのIPアドレス5.1.1.1であり、出力ポートが異なり、1つはネットワークカードeth41であり、もう1つはネットワークカードeth42である。
上述した例において、サーバー3を例にすると、サーバー3は、クライアント(6.1.1.1)宛のパケットを受信すると、1つのルート、例えば出力ポートがネットワークカードeth31であるルートを選択してパケットを送信する。
サーバー3は、ネットワークカードeth31が接続しているリンクに故障が発生したことを検出した場合、上記の出力ポートがネットワークカードeth31であるルートを削除するとともに、ネットワークカードeth31から受信した全てのルート情報を削除することができる。サーバー3は、出力ポートがネットワークカードeth31であるルートを削除する際にその旨のメッセージを外部に配信しない。他のスイッチ装置またはクライアントは、スイッチCに接続するポートに故障が発生したことを検出した場合、パケットがスイッチCの故障発生したポートに転送されないようにルートを適応的に調整することができる。サーバー3は、スイッチCのポートに故障が発生した後、クライアント(6.1.1.1)宛のパケットを再度受信すると、出力ポートがネットワークカードeth32であるルートを介してパケットを送信する。
図5を参照すると、図5は一例で提供するサーバーの構成図である。サーバーは、クラスター内のサーバーであり、ローカルに2つ以上のネットワークカードが設けられている。図5に示すように、このサーバー500は、ルート配信手段501と、ルート決定手段502と、転送手段503と、ルート更新手段504とを含む。
ルート配信手段501は、ローカルの各ネットワークカードを介して、当該ネットワークカードのセグメントアドレスを含むルート及び自サーバーのIPアドレスを含むルートを自装置のルートネイバーに配信する。
ルート決定手段502は、ローカルの各ネットワークカードを介して、自装置のルートネイバーが送信した他装置アドレスを含むルート情報を受信して、自サーバーから他装置アドレスへのルートを決定する。前記ルートの出力ポートは当該ネットワークカードであり、前記他装置アドレスはクライアントIPアドレスまたは同一クラスター内の他サーバーIPアドレスを含む。
転送手段503は、前記他装置アドレス宛てのパケットがある場合、前記他装置アドレスへの1つのルートを介してパケットを転送する。
ルート更新手段504は、ローカルのネットワークカードが接続しているリンクに故障が発生したことを検出した場合、出力ポートが当該ネットワークカードである全てのルートを無効にする。
一例において、このルート更新手段504は、さらに、ローカルのネットワークカードが接続しているリンクに故障が発生したことを検出した場合、出力ポートが当該ネットワークカードである全てのルートを削除するとともに、当該ネットワークカードから受信した全てのルート情報を削除する。
一例において、ルート更新手段504が、ローカルのネットワークカードが接続しているリンクに故障が発生したことを検出した場合、出力ポートが当該ネットワークカードである全てのルートを無効にすることは、出力ポートが当該ネットワークカードである全てのルートに対して無効マークを設定するとともに、当該ネットワークカードから受信した全てのルート情報に対して無効マークを設定することを含む。
一例において、前記サーバーのIPアドレスはループバックインタフェースの属性を有する。
一例において、前記サーバーのローカルにおける異なるネットワークカードは、異なるセグメントのIPアドレスを有し、かつ異なるルートスイッチ装置に接続される。
前記ルート配信手段501が、ローカルの各ネットワークカードを介して当該ネットワークカードのセグメントアドレスを含むルート及び自サーバーのIPアドレスを含むルートを自装置のルートネイバーに配信することは、当該ネットワークカードと当該ネットワークカードが接続されるルートスイッチ装置との間のBGPネイバー接続を確立し、当該ネットワークカードのセグメントルート及び自サーバーのIPアドレスのルートをBGPネイバーに配信し、当該ネットワークカードのセグメントに対応するルートにおけるネクストホップは当該ネットワークカードのネットワークカードIPアドレスであり、自サーバーのIPアドレスに対応するルートにおけるネクストホップは当該ネットワークカードのネットワークカードIPアドレスであることを含む。
前記ルート決定手段502が、ローカルの各ネットワークカードを介して、自装置のルートネイバーが送信した他装置アドレスを含むルート情報を受信することは、当該ネットワークカードに接続するBGPネイバーが配信したBGPルートを受信することを含む。
前記ルート配信手段501が、ローカルの各ネットワークカードを介して当該ネットワークカードのセグメントアドレスを含むルート及び自サーバーのIPアドレスを含むルートを自装置のルートネイバーに配信することは、当該ネットワークカードと当該ネットワークカードが接続されるルートスイッチ装置との間のOSPFネイバー接続を確立し、当該ネットワークカードのセグメントルート及び自サーバーのIPアドレスのルートをOSPFネイバーに配信し、当該ネットワークカードのセグメントに対応するルートにおけるネクストホップは当該ネットワークカードのネットワークカードIPアドレスであり、自サーバーのIPアドレスに対応するルートにおけるネクストホップは当該ネットワークカードのネットワークカードIPアドレスであることを含む。
前記ルート決定手段502が、ローカルの各ネットワークカードを介して、自装置のルートネイバーが送信した他装置アドレスを含むルート情報を受信することは、当該ネットワークカードに接続するOSPFネイバーが配信したルートを受信することを含む。
ここまでは、図5に示す装置の構成図である。
図6は、一例で提供するサーバーの構成の模式図である。前記サーバーは、ローカルに2つ以上のネットワークカードが設けられている。図6に示すように、このサーバーは、メモリ601、プロセッサー602及び内部バス603を含む。
メモリ601は、機械可読命令を格納する。
プロセッサー602、例えばCPUは、当該メモリ601における機械可読命令を実行して、以下の処理を行う。
ローカルの各ネットワークカードを介して、当該ネットワークカードのセグメントアドレスを含むルート及び自サーバーのIPアドレスを含むルートを自サーバーのルートネイバーに配信する。
ローカルの各ネットワークカードを介して、自サーバーのルートネイバーが送信した他装置アドレスを含むルート情報を受信して、自サーバーから他装置アドレスへのルートを決定する。前記ルートの出力ポートは当該ネットワークカードであり、前記他装置アドレスは同一クラスター内の他サーバーIPアドレスまたはクライアントIPアドレスを含む。
前記他装置アドレス宛のパケットがある場合、前記他装置アドレスへの1つのルートを介してパケットを転送する。
ローカルのネットワークカードが接続しているリンクに故障が発生したことを検出した場合、出力ポートが当該ネットワークカードである全てのルートを無効にする。
一例において、前記サーバーのIPアドレスはループバックインタフェースの属性を有し、前記サーバーのローカルにおける異なるネットワークカードは、異なるルートスイッチ装置に接続され、前記サーバーのローカルにおける異なるネットワークカードのIPアドレスは、異なるセグメントに所属する。
一例において、プロセッサー602は、さらに、当該メモリ601における機械可読命令を実行することによって、当該ネットワークカードと当該ネットワークカードが接続されるルートスイッチ装置との間のBGPネイバー接続を確立し、当該ネットワークカードのセグメントルート及び自サーバーのIPアドレスのルートをBGPネイバーに配信する。当該ネットワークカードのセグメントに対応するルートにおけるネクストホップは当該ネットワークカードのネットワークカードIPアドレスであり、自サーバーのIPアドレスに対応するルートにおけるネクストホップは当該ネットワークカードのネットワークカードIPアドレスである。
一例において、プロセッサー602は、さらに、当該メモリ601における機械可読命令を実行することによって、当該ネットワークカードに接続するBGPネイバーが配信したBGPルートを受信する。
一例において、プロセッサー602は、さらに、当該メモリ601における機械可読命令を実行することによって、当該ネットワークカードと当該ネットワークカードが接続されるルートスイッチ装置との間のOSPFネイバー接続を確立し、当該ネットワークカードのセグメントルート及び自サーバーのIPアドレスのルートをOSPFネイバーに配信する。当該ネットワークカードのセグメントに対応するルートにおけるネクストホップは当該ネットワークカードのネットワークカードIPアドレスであり、自サーバーのIPアドレスに対応するルートにおけるネクストホップは当該ネットワークカードのネットワークカードIPアドレスである。
一例において、プロセッサー602は、さらに、当該メモリ601における機械可読命令を実行することによって、当該ネットワークカードに接続するOSPFネイバーが配信したルートを受信する。
一例において、プロセッサー602は、さらに、当該メモリ601における機械可読命令を実行することによって、出力ポートが当該ネットワークカードである全てのルートに対して無効マークを設定するとともに、当該ネットワークカードから受信した全てのルート情報に対して無効マークを設定する。
以上の説明は、本発明の好適な実施例にすぎず、本発明を限定するものではない。本発明の趣旨および原理を逸脱しない範囲内で行われる任意の変更、同等の置換、改善などはいずれも、本発明の権利範囲に含まれる。

Claims (15)

  1. クラスターの実現方法であって、クラスター内の、ローカルに2つ以上のネットワークカードが設けられているサーバーに用いられる方法において、
    ローカルの各ネットワークカードを介して、当該ネットワークカードのセグメントアドレスを含むルート及び自サーバーのIPアドレスを含むルートを自サーバーのルートネイバーに配信し、
    ローカルの各ネットワークカードを介して、自サーバーのルートネイバーが送信した他装置アドレスを含むルート情報を受信して、自サーバーから他装置アドレスへのルートを決定し、前記ルートの出力ポートは当該ネットワークカードであり、前記他装置アドレスは同一クラスター内の他サーバーのIPアドレスまたはクライアントのIPアドレスを含み、
    前記他装置アドレス宛のパケットがある場合、前記他装置アドレスへの1つのルートを介してパケットを転送し、
    ローカルのネットワークカードが接続しているリンクに故障が発生したことを検出した場合、出力ポートがリンクに故障が発生した当該ネットワークカードである全てのルートを無効にするとともに、リンクに故障が発生した当該ネットワークカードから受信した全てのルート情報を削除することを含むことを特徴とするクラスターの実現方法。
  2. 前記サーバーのIPアドレスはループバックインタフェースの属性を有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記サーバーのローカルにおける異なるネットワークカードは、異なるルートスイッチ装置に接続され、
    前記サーバーのローカルにおける異なるネットワークカードのIPアドレスは、異なるセグメントに所属することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. ローカルの各ネットワークカードを介して、当該ネットワークカードのセグメントアドレスを含むルート及び自サーバーのIPアドレスを含むルートを自サーバーのルートネイバーに配信することは、
    当該ネットワークカードと当該ネットワークカードが接続されるルートスイッチ装置との間のBGP(ボーダー・ゲートウェイ・プロトコル)ネイバー接続を確立し、当該ネットワークカードのセグメントルート及び自サーバーのIPアドレスのルートをBGPネイバーに配信し、当該ネットワークカードのセグメントに対応するルートにおけるネクストホップは当該ネットワークカードのネットワークカードIPアドレスであり、自サーバーのIPアドレスに対応するルートにおけるネクストホップは当該ネットワークカードのネットワークカードIPアドレスであることを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. ローカルの各ネットワークカードを介して、自サーバーのルートネイバーが送信した他装置アドレスを含むルート情報を受信することは、
    当該ネットワークカードに接続するBGPネイバーが配信したBGPルートを受信することを含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. ローカルの各ネットワークカードを介して、当該ネットワークカードのセグメントアドレスを含むルート及び自サーバーのIPアドレスを含むルートを自サーバーのルートネイバーに配信することは、
    当該ネットワークカードと当該ネットワークカードが接続されるルートスイッチ装置との間のOSPF(オープン・ショーテスト・パス・ファースト)ネイバー接続を確立し、当該ネットワークカードのセグメントルート及び自サーバーのIPアドレスのルートをOSPFネイバーに配信し、当該ネットワークカードのセグメントに対応するルートにおけるネクストホップは当該ネットワークカードのネットワークカードIPアドレスであり、自サーバーのIPアドレスに対応するルートにおけるネクストホップは当該ネットワークカードのネットワークカードIPアドレスであることを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. ローカルの各ネットワークカードを介して、自サーバーのルートネイバーが送信した他装置アドレスを含むルート情報を受信することは、
    当該ネットワークカードに接続するOSPFネイバーが配信したルートを受信することを含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記の出力ポートがリンクに故障が発生した当該ネットワークカードである全てのルートを無効にすることは、
    出力ポートがリンクに故障が発生した当該ネットワークカードである全てのルートを削除することを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. サーバーであって、クラスターに用いられ、ローカルに2つ以上のネットワークカードが設けられ、メモリと前記メモリにおける機械可読命令を実行するプロセッサーとを含むサーバーにおいて、
    前記機械可読命令がプロセッサーにより実行されると、
    ローカルの各ネットワークカードを介して、当該ネットワークカードのセグメントアドレスを含むルート及び自サーバーのIPアドレスを含むルートを自サーバーのルートネイバーに配信し、
    ローカルの各ネットワークカードを介して、自サーバーのルートネイバーが送信した他装置アドレスを含むルート情報を受信して、自サーバーから他装置アドレスへのルートを決定し、前記ルートの出力ポートは当該ネットワークカードであり、前記他装置アドレスは同一クラスター内の他サーバーのIPアドレスまたはクライアントIPアドレスを含み、
    前記他装置アドレス宛のパケットがある場合、前記他装置アドレスへの1つのルートを介してパケットを転送し、
    ローカルのネットワークカードが接続しているリンクに故障が発生したことを検出した場合、出力ポートがリンクに故障が発生した当該ネットワークカードである全てのルートを無効にするとともに、リンクに故障が発生した当該ネットワークカードから受信した全てのルート情報を削除する処理が実行されることを特徴とするサーバー。
  10. 前記サーバーのIPアドレスはループバックインタフェースの属性を有し、
    前記サーバーのローカルにおける異なるネットワークカードは、異なるルートスイッチ装置に接続され、
    前記サーバーのローカルにおける異なるネットワークカードのIPアドレスは、異なるセグメントに所属する請求項9に記載のサーバー。
  11. 前記機械可読命令がプロセッサーにより実行されると、
    当該ネットワークカードと当該ネットワークカードが接続されるルートスイッチ装置との間のBGP(ボーダー・ゲートウェイ・プロトコル)ネイバー接続を確立し、当該ネットワークカードのセグメントルート及び自サーバーのIPアドレスのルートをBGPネイバーに配信し、当該ネットワークカードのセグメントに対応するルートにおけるネクストホップは当該ネットワークカードのネットワークカードIPアドレスであり、自サーバーのIPアドレスに対応するルートにおけるネクストホップは当該ネットワークカードのネットワークカードIPアドレスである処理が実行されることを特徴とする請求項9に記載のサーバー。
  12. 前記機械可読命令がプロセッサーにより実行されると、
    当該ネットワークカードに接続するBGPネイバーが配信したBGPルートを受信する処理が実行されることを特徴とする請求項11に記載のサーバー。
  13. 前記機械可読命令がプロセッサーにより実行されると、
    当該ネットワークカードと当該ネットワークカードが接続されるルートスイッチ装置との間のOSPF(オープン・ショーテスト・パス・ファースト)ネイバー接続を確立し、当該ネットワークカードのセグメントルート及び自サーバーのIPアドレスのルートをOSPFネイバーに配信し、当該ネットワークカードのセグメントに対応するルートにおけるネクストホップは当該ネットワークカードのネットワークカードIPアドレスであり、自サーバーのIPアドレスに対応するルートにおけるネクストホップは当該ネットワークカードのネットワークカードIPアドレスである処理が実行されることを特徴とする請求項9に記載のサーバー。
  14. 前記機械可読命令がプロセッサーにより実行されると、
    当該ネットワークカードに接続するOSPFネイバーが配信したルートを受信する処理が実行されることを特徴とする請求項13に記載のサーバー。
  15. 前記機械可読命令がプロセッサーにより実行されると、
    出力ポートがリンクに故障が発生した当該ネットワークカードである全てのルートに対して無効マークを設定することを特徴とする請求項9に記載のサーバー。
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