JP6567699B2 - データを送信するための方法及び通信デバイス - Google Patents

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Description

様々な実施形態は、データを送信するための方法及び通信デバイスに関する。
5G(第5世代)ネットワークに関する標準化が3GPP(第3世代パートナーシッププロジェクト)において現在進行中である。5Gでは、IPフローに基づくサービス品質(QoS:Quality of Service)に関する手法が考えられており、そこでは、各々のIPフローがIPフローの優先度レベルを表示するフロー優先度インジケータ(FPI:Flow Priority Indicator)を割り当てられる。しかしながら、正しいフロー優先度インジケータの決定は、典型的には単純ではない。したがって、IPフローに関するフロー優先度インジケータの効率的かつ正確な決定を可能にする手法が望まれている。
様々な実施形態では、データを送信するための方法が提供され、第1のアプリケーションに関する複数の異なる第1のインターネットプロトコル(IP:Internet Protocol)フロー接続を検出するステップであって、上記複数の第1のIPフロー接続のうちの各々の第1のIPフロー接続がそれぞれのIPフロー優先度インジケータを割り当てられている、複数の異なる第1のIPフロー接続を検出するステップと、上記検出した複数の第1のIPフロー接続の少なくとも1つの第1のIPフロー優先度インジケータを決定するステップと、上記決定した少なくとも1つの第1のIPフロー優先度インジケータを上記第1のアプリケーションに対する対応する参照(corresponding reference)とともに記憶するステップと、第2のアプリケーションに関する複数の異なる第2のIPフロー接続を検出するステップであって、上記複数の第2のIPフロー接続のうちの各々の第2のIPフロー接続がそれぞれのIPフロー優先度インジケータを割り当てられている、複数の異なる第2のIPフロー接続を検出するステップと、上記検出した複数の第2のIPフロー接続の少なくとも1つの第2のIPフロー優先度インジケータを決定するステップと、上記決定した少なくとも1つの第2のIPフロー優先度インジケータを上記第2のアプリケーションに対する対応する参照(corresponding reference)とともに記憶するステップと、上記第1のアプリケーション及び/又は上記第2のアプリケーションが、送信すべきデータを生成するステップと、送信すべき上記データを生成した上記アプリケーションを特定するステップと、上記第1のアプリケーション及び/又は第2のアプリケーションを参照する、上記記憶した少なくとも1つの第1のIPフロー優先度インジケータ及び/又は第2のIPフロー優先度インジケータを選択するステップと、上記選択したIPフロー優先度インジケータに基づいて上記生成したデータを送信するステップとを含む。
さらなる実施形態によれば、上に記述したデータを送信するための方法にしたがった通信デバイスが提供される。
図面では、同じ参照文字は、異なる図の全体を通して同じ部品を一般に参照する。図面は、必ずしも正確な縮尺である必要がなく、強調が、代わりに、発明の原理を図説することに一般に置かれている。下記の説明では、発明の様々な実施形態が、下記の図面を参照して説明される。
様々な実施形態によるダウンリンク方向の通信フローを図説している無線通信システムの一部分の図である。 様々な実施形態によるアップリンク方向の通信フローを図説している無線通信システムの一部分の図である。 もう1つのIPフローに基づくQoSフレームワークを図説する図である。 代わりのIPフローに基づくQoSフレームワークの例を図説する図である。 図2を参照して説明した手法及び図4を参照して説明した手法のパフォーマンスの比較の図である。 データを送信するための方法を図説している流れ図である。 通信デバイスの図である。
下記の詳細な説明は、図説として、発明が実行されることがあり得る具体的な詳細及び実施形態を示している添付の図面を参照している。
「例示的な(exemplary)」及び「例(example)」という語は、「例、事例、又は図説として働くこと」を意味するように本明細書では使用されている。「例」として本明細書において説明されるいずれかの実施形態又は設計が、他の実施形態又は設計よりも好ましい又は有利であると必ずしも考えられる必要がない。
本明細書において使用するように、「回路(circuit)」は、エンティティを実装する任意の種類の論理素子(logic)として理解されてもよく、回路は、特殊用途回路又はメモリ、ファームウェア、及びこれらの任意の組み合わせに記憶されたソフトウェアを実行するプロセッサであってもよい。さらにその上、「回路」は、結線により接続された論理回路又はプログラマブルプロセッサ、例えばマイクロプロセッサ(例えば複雑命令セットコンピュータ(CISC:Complex Instruction Set Computer)プロセッサ又は縮小命令セットコンピュータ(RISC:Reduced Instruction Set Computer)プロセッサ)などのプログラマブル論理回路であってもよい。「回路」は、ソフトウェア、例えば、任意の種類のコンピュータプログラム、例えば、仮想機械コード、例えば、Java(登録商標)を使用してコンピュータプログラムを実行するプロセッサであってもよい。下記により詳細に説明されるであろうそれぞれの機能の任意の他の種類の実装形態も、「回路」として理解されてもよい。説明する回路のうちの任意の2つ(以上)が、1つの回路へと統合されてもよいことも理解され得る。
図1は、様々な実施形態によるダウンリンク方向の通信フローを図説している無線通信システム100の一部分を示している。
図1に示したように、無線通信システム100は、UE(ユーザ機器)(user equipment)、ナノ機器(NE)(nano equipment)、等などの無線通信端末デバイス102を含んでいる。
さらにその上、無線通信システム100は、複数の無線アクセスネットワークノード、すなわち、5G(第5世代)無線アクセス技術(5G新無線(5G New Radio))にしたがって無線アクセスを提供するように構成されている基地局を含むことができる無線アクセスネットワーク103を含んでいる。各無線アクセスネットワークノードは、エアーインターフェース104をわたって無線通信端末デバイス102との無線通信を提供することができる。無線アクセスネットワーク103は、任意の数の無線アクセスネットワークノードを含むことができることに留意すべきである。
無線通信システム100は、RAN103に接続された次世代コアユーザプレーン機能(NG−UP:NextGen Core User Plane Function)105、RAN103に接続され、つなげられているアクセス及びモビリティ管理機能(AMF:Access and Mobility Management Function)106、セッション管理機能(SMF:Session Management Function)107、並びに加入者データベース管理108を含んでいるコアネットワークをさらに含むことができる。
コアネットワークは、インターネットにつなげられることがある。インターネットは、複数のクライアント及びサーバデバイスを含むことができ、サーバは、1つ又は複数の通信サービスを提供することができる。例として、例えばアプリケーションプログラムなどの通信サービスの通信接続、例えば通信セッションは、エンドツーエンド接続の1つの例である。このエンドツーエンド接続は、インターネットプロトコル(IP)接続を含むことができる、又はIP接続であってもよく、IP接続はIPフローとも呼ばれることがある。IP接続は、2つのインターネットプロトコル(IP)アドレス、すなわち送信元IPアドレス及び宛先アドレス、送信元ポート番号、宛先ポート番号並びにトランスポートプロトコルにより一意的に特定されることがある。エンドツーエンド接続が2つのサーバデバイス(例えば、インターネット内のアプリケーションサーバコンピュータなどの例えばサーバコンピュータ)間、端末デバイス(例えば無線通信端末デバイス)とサーバデバイスとの間、又は2つの端末デバイス間(例えば2つの無線通信端末デバイス間)であってもよいことに留意されたい。
3GPP(第3世代パートナーシッププロジェクト)によれば、フロー優先度インジケータ(FPI)を導入してIPフローの優先度レベルを表示し、図2に図説されているIPフローに基づくQoSフレームワークが、考えられている。
図2は、IPフローに基づくQoSフレームワークを図説している。
上記のフレームワークの鍵となる概念は、ダウンリンク(DL:downlink)方向に、すなわちアプリケーションサーバ202、ユーザプレーン(UP:user plane)ゲートウェイ203、制御プレーン(CP:control plane)ゲートウェイ211(これはモビリティ管理機能及びセッション管理機能を含む)並びにRAN(無線アクセスネットワーク:radio access network)204からUE205へとIPフロー201により運ばれる各サービスに対して異なる優先度レベルを割り当て、次いでDLパケット206を対応するFPI207を用いて印をつける(mark)能力に見られることがある。FPIは、1つのシングルコアネットワークベアラ又はトンネル内のIPフロー201の優先度レベルを表示している。異なる優先度レベルが、ネットワークベアラ又はトンネルにおいてIPフローにより運ばれる各サービスに対して割り当てられることがある。
RAN204は、ダウンリンクスケージューリング優先順位付けにおいてFPI207を考慮している。アップリンク方向の操作に関して、いわゆるリフレクティブQoSソリューションが当てはまる、すなわちRAN204は、ダウンリンク方向のユーザプレーンにおいて(例えばPCDPレイヤにおいて)無線レベルヘッダを介してUE205へFPI207を表示し、UEは次いで、(送信元/宛先IP、送信元/宛先ポート並びにプロトコル識別子の5タプルにより特定されるような)ダウンリンクIPフローのバインディングテーブル208及び対応するFPIを創り出す。
UE205がアップリンクデータを送ろうとしているときには、UE05は、アップリンクパケット209のIPフローに関するバインディングテーブル208を検索し、優先順位付けのための対応するFPI210を使用し、そしてRANは、アップリンクスケージューリング優先順位付けのためのFPIを使用する。結果として、アップリンク方向のIPフローの優先度は、ダウンリンク方向の同じIPフロー201の優先度を「反映する(reflects)」。
リフレクティブQoS手法にともなう問題は、上記手法が、特有のQoS処理を必要とする特定のアプリケーションに属するIPフローを検出するためにネットワークにおいてDPI(ディープパケットインスペクション:deep packet inspection)の使用に依存することである。DPI操作が決して完ぺきではないので、DPIがある種のアプリケーションに属するすべてのIPフローを検出できず、それゆえ、これらのパケットがネットワークにおいてデフォルトQoS処理を得るはずであることがあり得る。これは、特に、暗号化(例えばHTTPS/TLS)並びに多数の異なる送信元IPアドレス及びポートを使用するアプリケーションにともなう問題であり得る。
図3は、もう1つのIPフローに基づくQoSフレームワークを図説している。
この手法によれば、(アプリケーションサーバ301、ユーザプレーン(UP)ゲートウェイ302、制御プレーン(CP)ゲートウェイ303及びRAN(無線アクセスネットワーク)304を含む)ネットワークのオペレータは、特定のアプリケーション307に関するある種のQoSフロー優先度インディケーション(FPI)306を使用するためにUE305を指示するポリシをUE305へとアップロードする。UE305は、このアプリケーション307(これは、例えばUEのオペレーティングシステム309により管理される)により始められたすべてのアップリンクパケット308にこのFPI306を割り当てる。
ネットワークは、次いで図2の例におけるような類似のバインディングテーブル310を維持し、同じIPフローのすべてのダウンリンクパケット312に同じFPI311を割り当てる。RAN304は、アップリンク及びダウンリンクスケージューリング優先順付けのためにFPIを使用する。図2を参照して説明したものに対してこの手法の利点は、この手法がDPIの精度に依存しないことである。しかしながら、この手法にともなう問題は、この手法がアプリケーションに関するFPIの(おそらく頻繁に変化する)QoSポリシを維持し、そしてUEにおいてQoSポリシを最新の状態に保つためにオペレータを必要とすることである。
上の問題の観点で、代わりの手法が与えられ、その例が図4に図説されている。
図4は、代わりのIPフローに基づくQoSフレームワークの例を図説している。
図2と同様に、ネットワーク側が、アプリケーションサーバ402、ユーザプレーン(UP)ゲートウェイ403、制御プレーン(CP)ゲートウェイ404及びRAN(無線アクセスネットワーク)405により表されている。
IPデータフロー406が確立されると、UPゲートウェイ403は、この確立を検出し、CPゲートウェイ404に報告する。これに応じて、CPゲートウェイ404は、このIPフローに対してFPIを設定する。さらに、PDUセッション407がUPゲートウェイ403とRAN405との間に確立されて、UE401へデータを送信しそしてUE401からデータを受信する。
図2の手法と同様に、UPゲートウェイ403は、DPIに基づく手順を使用してネットワーク内のIPフローを検出する。具体的に、IPデータフロー406に関して、UPゲートウェイ403は、ダウンリンクパケット408を分類しそしてCPゲートウェイ404により設定されたようなFPI409を用いて印をつける。
UE401は、アプリケーション411(第1列)とIPフロー(第2列)及びそれらの割り当てられたFPI(第3列)との対応を指定するバインディングテーブル410を維持する。バインディングテーブル410を埋めた後で、UE401は、デフォルトFPI以外のFPIで印がつけられたダウンリンクパケットの受信で、このダウンリンクパケットが向けられているUE410内のアプリケーション411のアイデンティティを決定し、そしてIPフロー識別情報及びFPIに加えてアプリケーションアイデンティティをバインディングテーブルへと入力する。このアプリケーション411がアップリンクパケットを送るときはいつでも、UE401は、このアップリンクパケットのIPフローとは無関係に、このアプリケーション410に対してバインディングテーブルに記憶されたFPIを使用する、すなわち(バインディングテーブル410により指定されたように)このアプリケーション410に関係付けられたFPI413を用いてすべてのULパケット412に印をつける。
この手法が2つのバインディングテーブルを使用して実装されてもよいことに留意すべきである。UE401は、例えば、PDUセッション(又はPDN接続)407の設定の時点でデフォルトFPIを学習する。ネットワークは、UE401に対する事前に認可されたFPI及びデフォルトFPIを含むQoS規則を(例えばNG1インターフェースをわたって、例えばEPCにおける非アクセス層信号送信と同様に)構成する。ネットワークは、図3のネットワーク側バインディングテーブルと同様に第2のバインディングテーブルを維持することができる。ネットワークがデフォルトFPIとは異なるFPIを有するアップリンクパケットを受信すると、ネットワークは、このIPフローに関する第2のバインディングテーブルへと上記FPIを埋め、このIPフローに対してすべての来るべきダウンリンクパケットに対してFPIを使用する。
UE内で、2つの別々のバインディングテーブル:IPフローとFPIとのバインディングを維持する1つ、及びアプリケーション参照(Application reference)とFPIとの間のバインディングのためのもう1つがあってもよいことに留意すべきである。
図4を参照して説明した手法は、図2の手法と比較してIPフローの検出精度を向上させることを可能にするが、図3の手法におけるようにUEのポリシを維持するためにオペレータを必要としない。
図5は、図2を参照して説明した手法及び図4を参照して説明した手法のパフォーマンスの比較を示している。
この例では、ダウンリンク方向502に右から左へと送られ、UE501内の同じアプリケーションにすべてが宛てられている(1から6の番号を付けられた)6個のダウンリンクパケット、及びアップリンク方向503に右から左へと送られる(1から6の番号を付けられた)6個の対応するアップリンクパケットがあり、各アップリンクパケットは、例えば同じ番号を有するダウンリンクパケットへの応答である。
(破線506の上方の)第1の図形504は、図2の手法での操作を図説している。
ネットワークは、ダウンリンクパケットを分類するためにDPIを使用し、そして正しくダウンリンクパケット2、3及び6の中のIPフローを決定することが可能であり、それゆえ、これらのパケットは、アプリケーションに特有のFPIを用いて正しく印がつけられる。しかし、DPIの不正確さのために、ネットワークは、正しく(ハッチングした)パケット1、4及び5の中のIPフローに関するアプリケーションを決定することができない、それゆえ、これらのパケットは、デフォルトFPIを用いて印がつけられる。UE501内のアプリケーションがこれらのダウンリンクパケットに応答すると、アプリケーションは、ダウンリンク方向で受信した同じFPIを使用する、それゆえ、パケット1、4及び5は、アップリンク方向でもデフォルトFPIで不正確に印がつけられる。
(破線506の下方の)第2の図形505は、図4の手法での操作を図説している。
再び、ネットワークは、ダウンリンクパケットを分類するためにDPIを使用するが、DPIの不正確さのために、ネットワークは、ダウンリンクパケット1の中のIPフローに関するアプリケーションを決定することができない。そこでUE501は、第1の図形501のケースにおけるようにデフォルトFPIを用いてこのパケットに応答する。図4発明の手法の相違は、UEがダウンリンクパケット2を受信した後で動作し始める:ダウンリンクパケット2がネットワークにより正しく検出されかつアプリケーションに特有のFPIを用いて印がつけられたので、UE501は、アプリケーションをここでは特定し、パケットがバインディングテーブル410に宛てられ、そしてFPI及びアプリケーションアイデンティティをバインディングテーブル410へと記憶する。ネットワークが次いで正しくは特定されなかったIPフローに関するアップリンクパケット4を送ると、ネットワークは、アップリンクパケット4に対してデフォルトFPIを依然として使用する。しかし、UEが、デフォルトFPIを使用する代わりにアップリンクパケット4を用いてダウンリンクパケット4に応答すると、UEは、バインディングテーブル410を調べ、そして以前に記憶したアプリケーションに特有のFPIを使用する。
ネットワークが、上に説明したように、アップリンクパケット4を受信すると、ネットワークは、(第2の)バインディングテーブルへとFPI及び対応するIPフローを記憶することができる。ネットワークがダウンリンクパケット5を送ると、ネットワークは、(第2の)バインディングテーブルに記憶されたアプリケーションに特有のFPIを使用する、そのため、このパケットは、正しいQoS処理を受ける(すなわち、正しいFPIを用いて割り当てられる)。そのため、ネットワークにおいてDPIが特定のアプリケーションに関する複数のIPフローのうちの1つだけを正しく検出することが十分であり、その上、図4の手法が続くパケットに対して正しいQoS処理を適用することを可能にする。
まとめると、様々な実施形態によれば、データを送信するための方法が、図6に図説されたように提供される。
図6は、流れ図600を示している。
601では、第1のアプリケーションに関する複数の異なる第1のインターネットプロトコル(IP)フロー接続が検出され、ここでは、複数の第1のIPフロー接続のうちの各々の第1のIPフロー接続が、それぞれのIPフロー優先度インジケータを割り当てられている。
602では、検出した複数の第1のIPフロー接続の少なくとも1つの第1のIPフロー優先度インジケータが決定される。
603では、決定した少なくとも1つの第1のIPフロー優先度インジケータが、第1のアプリケーションに対する対応する参照(corresponding reference)とともに記憶される。
604では、第2のアプリケーションに関する複数の異なる第2のIPフロー接続が検出され、ここでは、複数の第2のIPフロー接続のうちの各々の第2のIPフロー接続が、それぞれのIPフロー優先度インジケータを割り当てられている。
605では、検出した複数の第2のIPフロー接続の少なくとも1つの第2のIPフロー優先度インジケータが決定される。
606では、決定した少なくとも1つの第2のIPフロー優先度インジケータが、第2のアプリケーションに対する対応する参照(corresponding reference)とともに記憶される。
607では、第1のアプリケーション及び/又は第2のアプリケーションが、送信すべきデータを生成する。
608では、送信すべきデータを生成するアプリケーションが特定される。
609では、第1のアプリケーション及び/又は第2のアプリケーションを参照する、記憶した少なくとも1つの第1のIPフロー優先度インジケータ及び/又は第2のIPフロー優先度インジケータが選択される。
610では、生成したデータが、選択したIPフロー優先度インジケータに基づいて送信される。
様々な実施形態によれば、言い換えると、IPフロー優先度は、対応するIPフローが確立される又はパケットが対応するIPフローを介して送信されるアプリケーションと関係付けられる。この関係付けられたアプリケーションを介して、IPフロー優先度は、アプリケーションに関して確立されたすべてのIPフロー(すなわち、アプリケーションに関して送信するパケット)に適用される。このように、IPフロー優先度がIPフローについて正しく決定されない場合でさえ、アプリケーションへのそしてしたがって1つ又は複数の他のIPフローへのIPフロー優先度の関係付けにより、正しいIPフロー優先度が、IPフローに適用され得る(他のIPフローのうちの少なくとも1つに関して、IPフロー優先度が正しく決定されていると仮定する)。
例えば、第1のIPフロー優先度インジケータは、第1のアプリケーションのサービス品質に基づいており、第2のIPフロー優先度インジケータは、第2のアプリケーションのサービス品質に基づいている。第1及び/又は第2のアプリケーションは、例えば、それぞれの複数のIPフロー接続のうちの1つを参照して送信すべきデータを生成することができる。しかしながら、第1のアプリケーション及び/又は第2のアプリケーションは、これまでに受信されておらず記憶されていないIPフローについてもアップリンクデータを生成することができる。
(QoSインジケータとして見られることがある)IPフロー優先度インジケータに基づいてパケットを送信することは、例えば、IPフロー優先度インジケータがパケットのスケージューリングにおいて考慮されることを意味することがある。例えば、第1のIPフロー優先度インジケータに基づいて送信される第1のパケットは、第1のIPフロー優先度インジケータよりも低い第2のIPフロー優先度インジケータに基づいて送信される第2のパケットに対して特別扱いされる(例えば、先に送信されるようにスケジュールされる)。
図6の方法は、例えば、図7に図説したような通信デバイスにより実行される。
図7は、通信デバイス700を示している。
通信デバイス700は、第1のアプリケーションに関する複数の異なる第1のインターネットプロトコル(IP)フロー接続を検出するように構成され、ここでは、複数の第1のIPフロー接続のうちの各々の第1のIPフロー接続がそれぞれのIPフロー優先度インジケータを割り当てられており、かつ第2のアプリケーションに関する複数の異なる第2のIPフロー接続を検出するように構成され、ここでは、複数の第2のIPフロー接続のうちの各々の第2のIPフロー接続がそれぞれのIPフロー優先度インジケータを割り当てられている、インターネットプロトコル(IP)フロー検出器701を含む。
通信デバイス700は、検出した複数の第1のIPフロー接続の少なくとも1つの第1のIPフロー優先度インジケータを決定し、かつ検出した複数の第2のIPフロー接続の少なくとも1つの第2のIPフロー優先度インジケータを決定するように構成された決定装置702をさらに含む。
さらに、通信デバイス700は、決定した少なくとも1つの第1のIPフロー優先度インジケータを第1のアプリケーションに対する対応する参照とともに記憶するように構成され、かつ決定した少なくとも1つの第2のIPフロー優先度インジケータを第2のアプリケーションに対する対応する参照とともに記憶するように構成されたメモリ703を含む。
通信デバイス700は、送信すべきデータを生成するアプリケーションを特定するように、ここでは、送信すべきデータが第1のアプリケーション及び/又は第2のアプリケーションにより生成され、第1のアプリケーション及び/又は第2のアプリケーションを参照する、記憶した少なくとも1つの第1のIPフロー優先度インジケータ及び/又は第2のIPフロー優先度インジケータを選択するように、かつ選択したIPフロー優先度インジケータに基づいて生成したデータを送信するように構成された送信機704をさらに含む。
図6の方法の文脈で説明した実施形態及び例が通信デバイス700について同様に有効であり、逆もまた同様であることに留意すべきである。
通信デバイスの構成要素(例えば、インターネットプロトコルフロー検出器、決定装置、メモリ及び送信機)は、1つ又は複数の回路により実装されることがある。
第1のアプリケーション及び第2のアプリケーションは、通信サービスを各々使用する又は提供することができる。様々な実施形態では、通信サービスは、例えば:
・音声通信サービス(言い換えると、オーディオデータを含むだけの通信サービス);
・ビデオ通信サービス(言い換えると、ビデオデータと、任意選択で加えてオーディオデータ及び/又はテキストデータとを含む通信サービス);
・テキスト通信サービス(言い換えると、テキストデータを含むだけの通信サービス);
・マルチメディア通信サービス(言い換えると、ビデオデータ、オーディオデータ及び/又はテキストデータを含む通信サービス);並びに
・機械通信サービス(言い換えると、機械への又はからのセンサデータを報告する又は動作コマンドを送る情報を含む通信サービス)
などの通信を含むことができる又は通信であってもよい。
通信サービスに関するより具体的な実施例は;
・ボイスオーバーロングタームエボリューション(VoLTE:Voice over Long Term Evolution);
・車両間通信;
・自動販売機、太陽光パネル、電気自動車電池、コンテナ又は建設機械のような機械からのセンサ読み値及び上記機械への起動コマンド;
・ビデオストリーミングアプリケーション;
・仮想現実感及び拡張現実感アプリケーション;
・オーディオストリーミングアプリケーション;
・モバイルゲームアプリケーション;
・テキストメッセージ送信;等
を含むことができる。
下記には、様々な実施例が、説明される。
実施例1は、図6に図説したようなデータを送信するための方法である。
実施例2は、実施例1に記載の方法であって、決定した少なくとも1つの第1のIPフロー優先度インジケータを第1のアプリケーションに対する対応する参照とともに及び決定した少なくとも1つの第2のIPフロー優先度インジケータを第2のアプリケーションに対する対応する参照とともに一緒にバインディングテーブルに記憶するステップを含む。
実施例3は、実施例1又は2に記載の方法であって、通信端末上で上記第1のアプリケーション及び上記第2のアプリケーションを実行するステップを含む。
実施例4は、実施例3に記載の方法であって、上記第1のアプリケーション及び/又は上記第2のアプリケーションにより生成された送信すべきデータが、上記通信端末において生成されたクライアント側データ又は通信ネットワークのサーバコンピュータにおいて生成されたサーバ側データである。
実施例5は、実施例4に記載の方法であって、上記第1のアプリケーション及び/又は上記第2のアプリケーションが、上記通信端末により実行されるクライアント側インスタンス及び上記サーバコンピュータにより実行されるサーバ側インスタンスを各々含む。
実施例6は、実施例3〜5のいずれか一項に記載の方法であって、上記第1のアプリケーション及び/又は上記第2のアプリケーションにより生成された送信すべき上記データが、上記通信端末から通信ネットワークへ送信されるべきデータ又は通信ネットワークから上記通信端末により受信されるべきデータである。
実施例7は、実施例1〜6のいずれか一項に記載の方法であって、各IPフロー接続の識別情報を生成するステップであり、上記識別情報が、送信元IPアドレス、宛先IPアドレス、送信元ポート、宛先ポート及びプロトコル識別子のうちの少なくとも1つの組み合わせに基づいている、生成するステップをさらに含む。
実施例8は、実施例1〜7のいずれか一項に記載の方法であって、上記決定した少なくとも1つの第1のIPフロー優先度インジケータを、上記第1のアプリケーションに対する対応する参照と、上記第1のIPフロー優先度インジケータが決定されている少なくとも1つの第1のIPフローの識別情報とともに記憶するステップと、上記決定した少なくとも1つの第2のIPフロー優先度インジケータを、上記第2のアプリケーションに対する対応する参照と、上記第2のIPフロー優先度インジケータが決定されている少なくとも1つの第2のIPフローの識別情報とともに記憶するステップとを含む。
実施例9は、実施例1〜8のいずれか一項に記載の方法であって、上記第1のIPフロー接続のうちの上記少なくとも1つを介して送信された上記少なくとも1つの第1のIPフロー優先度インジケータを用いて印がつけられた第1のパケットに基づいて上記検出した複数の第1のIPフロー接続の上記少なくとも1つの第1のIPフロー優先度インジケータを決定するステップと、上記第2のIPフロー接続のうちの上記少なくとも1つを介して送信された上記少なくとも1つの第2のIPフロー優先度インジケータを用いて印がつけられた第2のパケットに基づいて上記検出した複数の第2のIPフロー接続の上記少なくとも1つの第2のIPフロー優先度インジケータを決定するステップとを含む。
実施例10は、実施例9に記載の方法であって、上記第1のパケットが、ダウンリンクパケットであり、上記方法が、通信端末により上記少なくとも1つの第1のIPフロー優先度インジケータを決定するステップを含む、又は上記第1のパケットが、アップリンクパケットであり、上記方法が、通信ネットワークデバイスにより上記少なくとも1つの第1のIPフロー優先度インジケータを決定するステップを含む。
実施例11は、実施例9又は10に記載の方法であって、上記第2のパケットが、ダウンリンクパケットであり、上記方法が、通信端末により上記少なくとも1つの第2のIPフロー優先度インジケータを決定するステップを含む、又は上記第2のパケットが、アップリンクパケットであり、上記方法が、通信ネットワークデバイスにより上記少なくとも1つの第2のIPフロー優先度インジケータを決定するステップを含む。
実施例12は、実施例9〜11のいずれか一項に記載の方法であって、上記第1のパケット及び上記第2のパケットがIPパケットである。
実施例13は、実施例9〜12のいずれか一項に記載の方法であって、上記第1のパケットが、上記第1のアプリケーションにより生成された有用なデータを運び、上記第2のパケットが、上記第2のアプリケーションにより生成された有用なデータを運ぶ。
実施例14は、実施例1〜13のいずれか一項に記載の方法であって、上記少なくとも1つの第1のIPフロー優先度インジケータが、上記第1のパケットのディープパケットインスペクションに基づいて予め決定され、上記少なくとも1つの第2のIPフロー優先度インジケータが、上記第2のパケットのディープパケットインスペクションに基づいて予め決定される。
実施例15は、図7に図説したような通信デバイスである。
さらなる実施例によれば、データを送信するための方法が提供され、IP接続を介してダウンロードパケットを受信するステップと、上記IP接続の優先度を特定するステップと、上記ダウンロードパケットが送信されているアプリケーションを特定するステップと、上記IP接続の上記特定した優先度を使用して上記IP接続を介して又は異なるIP接続を介して上記アプリケーションに関するアップロードパケットを送信するステップとを含む。
さらなる実施例によれば、アップリンクデータ送信に関するQoSフローを選択する方法が提供され:
・ネットワークから複数のデータユニットを受信するステップであって、
・各データユニットがQoSフローインジケータを含む、
受信するステップと、
・上記ネットワークから1つ又は複数の上記データユニットを受信するように構成されたアプリケーションを特定するステップと、
・上記アプリケーションから上記ネットワークへ1つ又は複数のデータユニットを送信するステップと、
・選択するステップであって、
・上記アプリケーション識別情報及び上記アプリケーションに関する記憶されたQoSフローインジケータに基づいて、
・上記アプリケーションから送信された上記複数のデータユニットのうちの各々のデータユニットについて、
・上記ネットワークへ上記データユニットを送信する1つのQoSフローを
選択するステップと
を含む。
方法のうちの1つの文脈で説明した実施形態が通信デバイスに対して同様に有効であり、逆もまた同様であることに留意すべきである。
本発明が具体的な実施形態を参照して詳細に示されそして説明されてきたが、形態及び詳細の様々な変更が、別記の特許請求の範囲により規定されるような本発明の精神及び範囲から逸脱せずに本明細書において行われてもよいことが当業者には理解されるはずである。発明の範囲は、別記の特許請求の範囲によりこのように示され、特許請求の範囲の等価物の意味及び範囲内になるすべての変更は、これゆえ包含されるべきものである。

Claims (15)

  1. データを送信するための方法(600)であって、
    第1のアプリケーションに関する複数の異なる第1のインターネットプロトコル(IP)フロー接続を検出するステップ(601)であり、前記複数の第1のIPフロー接続のうちの各々の第1のIPフロー接続がそれぞれのQoS−IPフロー優先度インジケータを割り当てられている、検出するステップ(601)と、
    前記検出した複数の第1のIPフロー接続の少なくとも1つの第1のQoS−IPフロー優先度インジケータを決定するステップ(602)と、
    前記決定した少なくとも1つの第1のQoS−IPフロー優先度インジケータを前記第1のアプリケーションに対する対応する参照とともに記憶するステップ(603)と、
    第2のアプリケーションに関する複数の異なる第2のIPフロー接続を検出するステップ(604)であり、前記複数の第2のIPフロー接続のうちの各々の第2のIPフロー接続がそれぞれのQoS−IPフロー優先度インジケータを割り当てられている、検出するステップ(604)と、
    前記検出した複数の第2のIPフロー接続の少なくとも1つの第2のQoS−IPフロー優先度インジケータを決定するステップ(605)と、
    前記決定した少なくとも1つの第2のQoS−IPフロー優先度インジケータを前記第2のアプリケーションに対する対応する参照とともに記憶するステップ(606)と、
    前記第1のアプリケーション及び/又は前記第2のアプリケーションが、送信すべきデータを生成するステップ(607)と、
    送信すべき前記データを前記第1のアプリケーション及び/又は第2のアプリケーションが生成するか否かを特定するステップ(608)と、
    前記第1のアプリケーション及び/又は第2のアプリケーションを参照する、前記記憶した少なくとも1つの第1のQoS−IPフロー優先度インジケータ及び/又は第2のQoS−IPフロー優先度インジケータを選択するステップ(609)と、
    前記選択したQoS−IPフロー優先度インジケータに基づいて前記生成したデータを送信するステップ(610)と、
    を含む、方法。
  2. 前記決定した少なくとも1つの第1のIPフロー優先度インジケータを前記第1のアプリケーションに対する対応する参照とともに、及び、前記決定した少なくとも1つの第2のIPフロー優先度インジケータを前記第2のアプリケーションに対する対応する参照とともに、一緒にバインディングテーブルに記憶するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 通信端末(401)上で前記第1のアプリケーション及び前記第2のアプリケーションを実行するステップを含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記第1のアプリケーション及び/又は前記第2のアプリケーションにより生成された送信すべき前記データが、前記通信端末(401)において生成されたクライアント側データ又は通信ネットワークのサーバコンピュータ(402)において生成されたサーバ側データである、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1のアプリケーション及び/又は前記第2のアプリケーションが、前記通信端末(401)により実行されるクライアント側インスタンス及び前記サーバコンピュータ(402)により実行されるサーバ側インスタンスを各々含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1のアプリケーション及び/又は前記第2のアプリケーションにより生成された送信すべき前記データが、前記通信端末(401)から通信ネットワークへ送信されるべきデータ又は通信ネットワークから前記通信端末(401)により受信されるべきデータである、請求項3〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 各IPフロー接続の識別情報を生成するステップであって、前記識別情報が、送信元IPアドレス、宛先IPアドレス、送信元ポート、宛先ポート及びプロトコル識別子のうちの少なくとも1つの組み合わせに基づいている、生成するステップをさらに含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記決定した少なくとも1つの第1のIPフロー優先度インジケータを、前記第1のアプリケーションに対する対応する参照と、当該第1のIPフロー優先度インジケータが決定された少なくとも1つの第1のIPフローの識別情報とともに記憶するステップと、
    前記決定した少なくとも1つの第2のIPフロー優先度インジケータを、前記第2のアプリケーションに対する対応する参照と、当該第2のIPフロー優先度インジケータが決定された少なくとも1つの第2のIPフローの識別情報とともに記憶するステップと、
    を含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記第1のIPフロー接続のうちの前記少なくとも1つを介して送信された前記少なくとも1つの第1のQoS−IPフロー優先度インジケータを用いて印がつけられた第1のパケットに基づいて、前記検出した複数の第1のIPフロー接続の前記少なくとも1つの第1のQoS−IPフロー優先度インジケータを決定するステップと、
    前記第2のIPフロー接続のうちの前記少なくとも1つを介して送信された前記少なくとも1つの第2のQoS−IPフロー優先度インジケータを用いて印がつけられた第2のパケットに基づいて、前記検出した複数の第2のIPフロー接続の前記少なくとも1つの第2のQoS−IPフロー優先度インジケータを決定するステップと、
    を含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記第1のパケットが、ダウンリンクパケットであり、前記方法が、通信端末(401)により前記少なくとも1つの第1のQoS−IPフロー優先度インジケータを決定するステップを含む、
    又は、
    前記第1のパケットが、アップリンクパケットであり、前記方法が、通信ネットワークデバイスにより前記少なくとも1つの第1のQoS−IPフロー優先度インジケータを決定するステップを含む、
    請求項9に記載の方法。
  11. 前記第2のパケットが、ダウンリンクパケットであり、前記方法が、通信端末(401)により前記少なくとも1つの第2のQoS−IPフロー優先度インジケータを決定するステップを含む、
    又は、
    前記第2のパケットが、アップリンクパケットであり、前記方法が、通信ネットワークデバイスにより前記少なくとも1つの第2のQoS−IPフロー優先度インジケータを決定するステップを含む、
    請求項9又は10に記載の方法。
  12. 前記第1のパケット及び前記第2のパケットがIPパケットである、請求項9〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記第1のパケットが、前記第1のアプリケーションにより生成されたデータを運び、前記第2のパケットが、前記第2のアプリケーションにより生成されたデータを運ぶ、請求項9〜12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記少なくとも1つの第1のQoS−IPフロー優先度インジケータが、前記第1のパケットのディープパケットインスペクションに基づいて予め決定され、前記少なくとも1つの第2のQoS−IPフロー優先度インジケータが、前記第2のパケットのディープパケットインスペクションに基づいて予め決定される、請求項〜13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 第1のアプリケーションに関する複数の異なる第1のインターネットプロトコル(IP)フロー接続であって、前記複数の第1のIPフロー接続のうちの各々の第1のIPフロー接続が、それぞれのQoS−IPフロー優先度インジケータを割り当てられている、複数の異なる第1のIPフロー接続を検出するように、
    及び、
    第2のアプリケーションに関する複数の異なる第2のIPフロー接続であって、前記複数の第2のIPフロー接続のうちの各々の第2のIPフロー接続が、それぞれのQoS−IPフロー優先度インジケータを割り当てられている、複数の異なる第2のIPフロー接続を検出するように
    構成されたインターネットプロトコル(IP)フロー検出器(701)と、
    前記検出した複数の第1のIPフロー接続の少なくとも1つの第1のQoS−IPフロー優先度インジケータを決定するように、
    及び、
    前記検出した複数の第2のIPフロー接続の少なくとも1つの第2のQoS−IPフロー優先度インジケータを決定するように
    構成された決定装置(702)と、
    前記決定した少なくとも1つの第1のQoS−IPフロー優先度インジケータを前記第1のアプリケーションに対する対応する参照とともに記憶するように、
    及び、
    前記決定した少なくとも1つの第2のQoS−IPフロー優先度インジケータを前記第2のアプリケーションに対する対応する参照とともに記憶するように
    構成されたメモリ(703)と、
    前記第1のアプリケーション及び/又は前記第2のアプリケーションにより生成される送信すべきデータを前記第1のアプリケーション及び/又は第2のアプリケーションが生成するか否かを特定するように、
    前記第1のアプリケーション及び/又は第2のアプリケーションを参照する、前記記憶した少なくとも1つの第1のQoS−IPフロー優先度インジケータ及び/又は第2のQoS−IPフロー優先度インジケータを選択するように、
    及び、
    前記選択したQoS−IPフロー優先度インジケータに基づいて前記生成したデータを送信するように
    構成された送信機(704)と、
    を備える、通信デバイス(700)。
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