JP6557909B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機に関する。
遊技機として、遊技球などの遊技媒体を発射装置によって遊技領域に発射し、遊技領域に設けられている入賞口などの入賞領域に遊技媒体が入賞すると、所定個の賞球といった景品遊技媒体が遊技者に付与されるものがある。さらに、所定の入賞領域(始動入賞口)に遊技媒体が入賞する(始動条件が成立する)と識別情報を可変表示(「変動」ともいう)可能な可変表示装置が設けられ、可変表示装置において識別情報の可変表示の表示結果が特定表示結果となった場合に遊技者にとって有利な特定遊技状態(大当り遊技状態)などの有利状態に制御可能に構成されたものがある。
また、上述のような遊技機として、RTCによって所定日時になったと判定されると、新たな演出が開放される遊技機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−34786号公報
しかしながら、所定日時にならないと新たな演出が行われないので、演出効果が向上できなかった問題がある。
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、演出効果を向上させる遊技機を提供することを目的とする。
(1)上記目的を達成するため、本発明の一態様による遊技機(例えば、パチンコ遊技機1やスロット機等)は、計時を行う計時手段(例えば、RTC回路126等)と、所定操作に応じて演出(例えば、図30に示した保留演出や、図36に示したアクティブ表示演出や、図37に示した主予告演出等)の実行頻度に関する設定(例えば、実行有無の決定割合等)を切り替え可能な設定切り替え手段(例えば、演出設定値を設定可能な演出設定部83や、演出設定フラグを設定するステップS60の演出設定反映処理や、保留演出の実行無等を決定するステップS160やステップS163の保留演出決定処理等)とを備え、前記設定切り替え手段は、第1実行頻度(高い実行頻度)で演出を実行する第1設定(例えば、図26の演出設定反映処理(ステップS60)にて演出設定フラグに設定される頻度優先設定(第2設定))と、第2実行頻度(低い実行頻度)で演出を実行する第2設定(例えば、図26の演出設定反映処理(ステップS60)にて演出設定フラグに設定される信頼度優先設定(第3設定))と、前記計時手段の計時にもとづいて、前記第1設定から前記第2設定に切り替える計時切り替え設定(第1設定)と、を切り替え可能に構成さ、前記第2設定では、第1演出(例えば、予告演出)の実行頻度が前記第1設定と異なり、第2演出(例えば、リーチ演出)の実行頻度が前記第1設定と同じである。
上記構成によれば、演出切り替え手段によって、演出の実行態様を切り替えられるので演出効果が向上する。
(2)また、上記(1)に記載の遊技機において、前記演出切り替え手段は、さらに第1態様により演出を実行する第3設定(例えば、演出設定部83の操作部を中央に位置させる設定2等)にも切り替え可能に構成(図2参照)されるものであってもよい。
上記構成によれば、演出効果が向上する。
(3)また、上記(1)又は上記(2)に記載の遊技機は、第1態様と第2態様のいずれの実行態様により演出が実行されるかを報知する報知手段(例えば、図26の演出設定反映処理(ステップS60)のステップS606、ステップS608の報知等)を更に備えるものであってもよい。
上記構成によれば、誤った設定としてしまうことを防止できる。
(4)また、上記(1)乃至上記(3)の何れかに記載の遊技機において、前記演出切り替え手段は、操作部が操作されることにより演出の実行態様を切り替え可能(例えば、図2に示すように、操作部を、左側に位置させると設定1に、中央に位置させると設定2に、右側に位置させると設定3に切り替え可能)であり、前記操作部は、遊技者の操作不能な位置(例えば、図2に示すように演出制御基板12上の位置等)に設けられるものであってもよい。
上記構成によれば、好適な演出の実行態様を設定可能である。
(5)また、上記(1)乃至上記(4)の何れかに記載の遊技機において、第1態様は予告の頻度が高く、第2態様は予告の頻度が低いものであってもよい(例えば、図30(A)、図36(A)、図37(A)参照)。
上記構成によれば、演出効果が向上する。
(6)また、上記(1)乃至上記(5)の何れかに記載の遊技機は、可変表示を行う可変表示実行手段(例えば、ステップS171の可変表示開始設定処理の設定に基づいて飾り図柄の可変表示を行うステップS172の可変表示中演出処理等)を更に備え、前記可変表示実行手段は、可変表示をさせた後に、一旦仮停止させ、再度可変表示を行う再可変表示を実行可能であり、前記計時手段の計時状況が特定の状況であるときに、当該特定の状況でないときよりも多くの再可変表示を実行可能(例えば、図38〜図39に示すように、21時以降は21時前よりも多くの再可変表示を実行可能等)であってもよい。
上記構成によれば、興趣が向上する。
本発明の一態様によるパチンコ遊技機の正面図である。 パチンコ遊技機の背面図である。 パチンコ遊技機に搭載された各種の制御基板などを示す構成図である。 演出制御コマンドの内容の一例などを示す説明図である。 主基板の側にてカウントされる遊技用乱数を例示する説明図である。 変動カテゴリ及び変動パターンの一例を説明する説明図である。 表示結果決定テーブルの構成例を示す図である。 大当り種別決定テーブルの構成例を示す図である。 遊技制御用データ保持エリアの構成例を示すブロック図である。 演出制御パターンの構成例等を示す図である。 演出制御用データ保持エリアの構成例を示すブロック図などである。 遊技制御用タイマ割込み処理の一例を示すフローチャートである。 特別図柄プロセス処理の一例を示すフローチャートである。 特別図柄プロセス処理における始動入賞判定処理の一例を示すフローチャートである。 始動入賞時処理の一例を示すフローチャートである。 入賞時乱数値判定処理の一例を示すフローチャートなどである。 先読判定テーブルの構成例等を示す図である。 特別図柄通常処理の一例を示すフローチャートである。 変動パターン設定処理の一例を示すフローチャートである。 変動カテゴリ決定テーブルの構成例を示す図である。 変動パターン決定テーブルの構成例を示す図である。 特別図柄停止処理の一例を示すフローチャートである。 大当り終了処理の一例を示すフローチャートである。 演出制御メイン処理の一例を示すフローチャートである。 初期化処理の一例を示すフローチャートである。 演出設定反映処理の一例を示すフローチャートである。 コマンド解析処理の一例を示すフローチャートである。 演出制御プロセス処理を示すフローチャートである。 入賞時演出決定処理の一例を示すフローチャートである。 保留演出の実行有無の決定割合、保留演出パターンの決定割合等を説明する説明図である。 保留演出決定処理の一例を示すフローチャートである。 可変表示開始設定処理の一例を示すフローチャートである。 主予告演出の実行有無の決定割合、主予告演出パターンの決定割合等を説明する説明図である。 画像表示装置における表示動作例を示す図である。 保留演出の実行割合を説明する説明図である。 アクティブ表示演出の実行有無の決定割合、アクティブ表示演出パターンの決定割合等を説明する説明図である。 他の例による、主予告演出の実行有無の決定割合、主予告演出パターンの決定割合等を説明する説明図である。 変換パターンの一例を説明する説明図である。 コマンド解析処理の他の例(一部分)を示すフローチャートである。 変換パターンによる可変表示を説明する説明図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態によるパチンコ遊技機1(遊技機)の正面図であり、主要部材の配置レイアウトを示す。パチンコ遊技機1は、大別して、遊技盤面を構成する遊技盤(ゲージ盤)2と、遊技盤2を支持固定する遊技機用枠(台枠)3とから構成されている。遊技盤2には、ガイドレールによって囲まれた、ほぼ円形状の遊技領域が形成されている。この遊技領域には、遊技媒体としての遊技球が、所定の打球発射装置から発射されて打ち込まれる。
遊技盤2における遊技領域の下側部分には、普通入賞球装置6Aと普通可変入賞球装置6Bとが設けられている。普通入賞球装置6Aは、例えば所定の玉受部材によって常に一定の開放状態に保たれる始動領域(第1始動領域)としての第1始動入賞口を形成する。普通可変入賞球装置6Bは、図3に示す普通電動役物用となるソレノイド81によって、垂直位置となる通常開放状態と傾動位置となる拡大開放状態とに変化する一対の可動翼片を有する電動チューリップ型役物(普通電動役物)を備え、始動領域(第2始動領域)第2始動入賞口を形成する。第1始動入賞口と、第2始動入賞口とを特に区別しない場合には、単に「始動入賞口」と称する。
一例として、普通可変入賞球装置6Bでは、普通電動役物用のソレノイド81がオフ状態であるときに可動翼片が垂直位置となることにより、遊技球が第2始動入賞口を通過(進入)しがたい通常開放状態となる。その一方で、普通可変入賞球装置6Bでは、普通電動役物用のソレノイド81がオン状態であるときに可動翼片が傾動位置となる傾動制御により、遊技球が第2始動入賞口を通過(進入)し易い拡大開放状態となる。
なお、普通可変入賞球装置6Bは、通常開放状態であるときでも、第2始動入賞口には遊技球が進入可能であるものの、拡大開放状態であるときよりも遊技球が進入する可能性が低くなるように構成してもよい。あるいは、普通可変入賞球装置6Bは、通常開放状態において、例えば第2始動入賞口を閉鎖することなどにより、第2始動入賞口には遊技球が進入しないように構成してもよい。このように、第2始動領域としての第2始動入賞口は、遊技球が通過(進入)し易い拡大開放状態と、遊技球が通過(進入)し難い又は通過(進入)できない通常開放状態とに変化する。
普通入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口を通過(進入)した遊技球は、例えば図3に示す第1始動口スイッチ22Aによって検出される。普通可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口を通過(進入)した遊技球は、例えば図3に示す第2始動口スイッチ22Bによって検出される。
なお、始動入賞口(第1始動入賞口、第2始動入賞口)や大入賞口(後述)などの入賞口を通過(進入)した遊技球が、夫々の入賞口に対応して設けられたスイッチ(第1始動口スイッチ22A、第2始動口スイッチ22B、カウントスイッチ23(後述))によって検出されることを「入賞」と称する。「入賞」のうち、始動入賞口(第1始動入賞口又は第2始動入賞口)への入賞を「始動入賞」と称し、特に、第1始動入賞口への入賞を第1始動入賞と称し、第2始動入賞口への入賞を第2始動入賞と称する。
第1始動入賞の発生(第1始動口スイッチ22Aによる遊技球の検出)に基づいて、所定個数(例えば3個)の遊技球が賞球として払い出されるとともに、第1特図保留記憶数(後述)が所定の上限値(例えば「4」)以下であれば、第1特別図柄表示装置4Aにおいて実行される第1特図ゲーム(後述)や画像表示装置5(後述)において実行される飾り図柄の可変表示といった可変表示ゲームを実行するための第1始動条件(第1実行条件とも称する)が成立する。
また、第2始動入賞の発生(第2始動口スイッチ22Bによる遊技球の検出)に基づいて、所定個数(例えば3個)の遊技球が賞球として払い出されるとともに、第2特図保留記憶数(後述)が所定の上限値(例えば「4」)以下であれば、第2特別図柄表示装置4Bにおいて実行される第2特図ゲーム(後述)や画像表示装置5(後述)において実行される飾り図柄の可変表示といった可変表示ゲームを実行するための第2始動条件(第2実行条件とも称する)が成立する。なお、第1始動入賞に基づいて払い出される賞球の個数と、第2始動入賞に基づいて払い出される賞球の個数とは、互いに同一の個数であってもよいし、異なる個数であってもよい。
第1特図保留記憶数とは、第1始動入賞の発生時には直ちに実行されずに実行が一旦保留されている可変表示ゲーム(第1始動入賞の発生による可変表示ゲーム)の数である。第1始動入賞の発生によって、第1特図ゲーム(後述)や飾り図柄の可変表示といった可変表示ゲームを実行するための第1始動条件は成立した場合であっても、第1始動入賞の発生による上述の可変表示ゲームの開始を許容する第1開始条件が成立していない場合(例えば、先に成立した第1開始条件又は第2開始条件に基づく可変表示ゲームが実行中であることやパチンコ遊技機1が大当り遊技状態に制御されている場合)には、当該可変表示ゲームの実行は保留される(当該可変表示ゲームは実行待ちの状態となる)。つまり、第1特図保留記憶数とは、実行待ちの状態となった第1始動入賞の発生による可変表示ゲームのゲーム数である。第1特図保留記憶数は、第1開始条件が1つ成立する毎に1つずつ減少する。
なお、ある第1始動入賞による第1始動条件は成立したが、当該第1始動入賞による可変表示ゲームの開始を許容する第1開始条件が成立していない当該第1始動入賞に対応する可変表示に関する情報は、当該第1始動入賞による可変表示ゲームの開始を許容する第1開始条件が成立する迄、保留データ(第1特図保留情報)として記憶(保留)される。換言すれば、保留されていた第1特図保留情報は第1開始条件が成立する毎に1つずつ消化され、消化される第1特図保留情報に基づく可変表示ゲームが実行される。
第2特図保留記憶数とは、第2始動入賞の発生時には直ちに実行されずに実行が一旦保留されている可変表示ゲーム(第2始動入賞の発生による可変表示ゲーム)の数である。第2始動入賞の発生によって、第2特図ゲーム(後述)や飾り図柄の可変表示といった可変表示ゲームを実行するための第2始動条件は成立した場合であっても、第2始動入賞の発生による上述の可変表示ゲームの開始を許容する第2開始条件が成立していない場合(例えば、先に成立した第1開始条件又は第2開始条件に基づく可変表示ゲームが実行中であることやパチンコ遊技機1が大当り遊技状態に制御されている場合)には、当該可変表示ゲームの実行は保留される(当該可変表示ゲームは実行待ちの状態となる)。つまり、第2特図保留記憶数とは、実行待ちの状態となった第2始動入賞の発生による可変表示ゲームのゲーム数である。第2特図保留記憶数は、第2開始条件が1つ成立する毎に1つずつ減少する。
なお、ある第2始動入賞による第2始動条件は成立したが、当該第2始動入賞による可変表示ゲームの開始を許容する第2開始条件が成立していない当該第2始動入賞に対応する可変表示に関する情報は、当該第2始動入賞による可変表示ゲームの開始を許容する第2開始条件が成立する迄、保留データ(第2特図保留情報)として記憶(保留)される。換言すれば、保留されていた第2特図保留情報は、第2開始条件が成立する毎に1つずつ消化され、消化される第2特図保留情報に基づく可変表示ゲームが実行される。
なお、第1特図保留記憶数と第2特図保留記憶数とを加算した保留記憶数を「合計保留記憶数」と称する。第1特図保留記憶数と、第2特図保留記憶数と、合計保留記憶数とを特に区別しない場合には、単に「特図保留記憶数」又は「保留記憶数」とも称する。つまり、単に「特図保留記憶数」又は「保留記憶数」と称したときに、第1特図保留記憶数、第2特図保留記憶数、合計保留記憶数のうちの1つ又は2つ又は3つを指す場合もあるものとする。また、第1始動条件と、第2始動条件とを特に区別しない場合には、単に「始動条件」又は「実行条件」とも称する。また、第1開始条件と、第2開始条件とを特に区別しない場合には、単に「開始条件」とも称する。また、第1特図保留情報と、第2特図保留情報とを、特に区別しない場合には、単に「特図保留情報」とも称する。
遊技盤2における遊技領域の下側部分(普通入賞球装置6Aと普通可変入賞球装置6Bの下方)には、特別可変入賞球装置7が設けられている。特別可変入賞球装置7は、遊技球が通過(進入)できない閉鎖状態と、遊技球が通過(進入)できる開放状態とに変化する大入賞口を形成する。具体的には、特別可変入賞球装置7は、例えば図3に示す大入賞口扉用のソレノイド82によって開閉駆動される大入賞口扉を備え、大入賞口扉の開閉によって大入賞口の状態(開放状態、閉鎖状態)を変化させる。
一例として、特別可変入賞球装置7は、ソレノイド82がオフ状態であるときに大入賞口扉を閉じて大入賞口を閉鎖状態とし、ソレノイド82がオン状態であるときに大入賞口扉を開いて大入賞口を開放状態とする。開放状態となった大入賞口を通過(進入)した遊技球は、例えば図3に示すカウントスイッチ23によって検出される。つまり、大入賞口を開放状態とすることによって、大入賞口への入賞が発生する。
大入賞口への入賞の発生(カウントスイッチ23による遊技球の検出)に基づいて、所定個数(例えば12個)の遊技球が賞球として払い出される。大入賞口への入賞の発生に基づいて払い出される賞球の個数(例えば12個)は、第1始動入賞の発生に基づいては払い出される賞球の個数(例えば3個)、第2始動入賞の発生に基づいて払い出される賞球の個数(例えば3個)よりも多い。つまり、大入賞口の状態(開放状態、閉鎖状態)が、遊技者にとって有利か否かに大きく影響する。即ち、大入賞口が開放状態であるときには大入賞口が閉鎖状態であるときに比べて多くの賞球が期待できるので、大入賞口が開放状態であるときには大入賞口が閉鎖状態であるときに比べて遊技者にとって非常に有利である。
なお、遊技球が通過(進入)できない閉鎖状態に加えて、又は代えて、遊技球が通過(進入)し難い一部開放状態を設けてもよい。
遊技盤2における遊技領域の右側部分には、第1特別図柄表示装置4Aと、第2特別図柄表示装置4Bとが設けられている。第1特別図柄表示装置4Aは、例えば7セグメントやドットマトリクスのLED(発光ダイオード)等から構成される。第2特別図柄表示装置4Bについても同様である。第1特別図柄表示装置4Aは、各々を識別可能な複数種類の識別情報(特別識別情報)である特別図柄(「特図」ともいう)を変動可能に表示(可変表示)する。第2特別図柄表示装置4Bについても同様である。なお、第1特別図柄表示装置4Aにおいて可変表示される特別図柄(特図)を「第1特図」又は「特図1」とも称し、第2特別図柄表示装置4Bにおいて可変表示される特別図柄(特図)を「第2特図」又は「特図2」とも称する。また、識別情報の可変表示を伴って実行するゲーム(若しくは、識別情報の可変表示自体)を可変表示ゲームと称する。特に、第1特別図柄表示装置4Aが実行する可変表示ゲーム(第1特図を可変表示させる可変表示ゲーム)を第1特図ゲームとも称し、第2特別図柄表示装置4Bが実行する可変表示ゲーム(第2特図を可変表示させる可変表示ゲーム)を第2特図ゲームとも称する。また、第1特図ゲームと、第2特図ゲームとを区別しない場合には、単に「特図ゲーム」とも称する。
第1特別図柄表示装置4A(第2特別図柄表示装置4Bも同様)は、特図ゲームとして、「0」〜「9」を示す数字や「−」を示す記号等から構成される複数種類の特別図柄を可変表示する。夫々の特別図柄には、夫々に対応した図柄番号が付されている。一例として、「0」〜「9」を示す各数字には「0」〜「9」の各図柄番号が付され、「−」を示す記号には「10」の図柄番号が付されていればよい。なお、特別図柄は、「0」〜「9」を示す数字や「−」を示す記号等から構成されるものに限定されない。例えば、7セグメントのLEDにおいて点灯させるものと消灯させるものとの組合せを異ならせた複数種類の点灯パターン(例えば、アルファベットのLやEのような点灯パターン)を予め設定しておき、特別図柄として表示してもよい。
遊技盤2における遊技領域の右側部分(第1特別図柄表示装置4Aと第2特別図柄表示装置4Bの上部)には、第1保留表示器25Aと第2保留表示器25Bとが設けられている。第1保留表示器25Aは、例えば4個のLEDを含んで構成され、保留データ(第1特図保留情報)に基づく第1特図保留記憶数(第1特図ゲームの保留数)を特定可能に表示する第1保留表示が行われる。例えば、第1保留表示器25Aは、点灯させるLEDの数によって、第1特図保留記憶数を特定可能に表示する。例えば、新たな第1始動条件の成立によって第1特図ゲームの保留数が1つ増加した場合には点灯数を1つ増やし、新たな第1開始条件の成立によって第1特図ゲームの保留数が1つ減少した場合には点灯数を1つ減らせばよい。なお、「第1保留表示」なる表現は、上述の如く、第1特図保留情報に基づく動作(第1保留表示器25AのLEDの点灯制御や、第1始動入賞記憶表示エリア5HL(後述)の表示制御)を指す場合の他、第1特図保留情報に基づく表示自体(第1保留表示器25AのLEDによる表示や、第1始動入賞記憶表示エリア5HL(後述)における表示)を指す場合もある。例えば、第1始動入賞記憶表示エリア5HL(後述)に第1保留表示を新たに追加したと言う場合の第1保留表示は、当該新たに追加された表示自体を示している。「第2保留表示」や「アクティブ表示」(後述)についても同様である。
第2保留表示器25Bは、例えば4個のLEDを含んで構成され、保留データ(第2特図保留情報)に基づく第2特図保留記憶数(第2特図ゲームの保留数)を特定可能に表示する第2保留表示が行われる。例えば、第2保留表示器25Bは、点灯させるLEDの数によって、第2特図保留記憶数を特定可能に表示する。例えば、新たな第2始動条件の成立によって第2特図ゲームの保留数が1つ増加した場合には点灯数を1つ増やし、新たな第2開始条件の成立によって第2特図ゲームの保留数が1つ減少した場合には点灯数を1つ減らせばよい。
なお、第1保留表示と第2保留表示とを特に区別しない場合には、単に、「保留表示」とも称する。
遊技盤2における遊技領域の左側部分には、通過ゲート41と、普通図柄表示器20と、普図保留表示器25Cとが設けられている。通過ゲート41を通過した遊技球は、例えば図3に示すゲートスイッチ21によって検出される。通過ゲート41を通過した遊技球がゲートスイッチ21によって検出されたことに基づいて、普図保留記憶数(後述)が所定の上限値(例えば「4」)以下であれば、普通図柄表示器20において実行される普図ゲーム(後述)を実行するための普図始動条件が成立する。
普通図柄表示器20は、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bと同様に7セグメントやドットマトリクスのLED等から構成される。普通図柄表示器20は、特別図柄とは異なる複数種類の識別情報である普通図柄(「普図」あるいは「普通図」ともいう)を変動可能に表示(可変表示)する。なお、普通図柄を可変表示させる可変表示ゲームを普図ゲーム(又は「普通図ゲーム」)とも称する。なお、普図始動条件は成立したが普図開始条件(後述)が成立していない普図ゲームに関する情報は、保留データ(普図保留情報)として記憶(保留)される。
普図保留表示器25Cは、例えば4個のLEDを含んで構成され、例えば点灯させるLEDの数によって、保留データ(普図保留情報)に基づく普図保留記憶数を表示する。普図保留記憶数とは、通過ゲート41を通過した遊技球がゲートスイッチ21によって検出されたときには直ちに実行されずに実行が一旦保留されている普図ゲームの数である。ゲートスイッチ21による遊技球の検出によって、普図ゲームを実行するための普図始動条件は成立した場合であっても、普図ゲームの開始を許容する普図開始条件が成立していない場合(例えば、先に成立した普図ゲームが実行中である場合)には、当該普図ゲームの実行は保留される(当該普図ゲームは実行待ちの状態となる)。つまり、普図保留記憶数とは、実行待ちの状態となった普図ゲームのゲーム数である。普図保留記憶数は、普図開始条件が1つ成立する毎に1つずつ減少する。
遊技盤2における遊技領域の中央付近には、画像表示装置5が設けられている。画像表示装置5は、例えばLCD(液晶表示装置)等から構成され、各種の演出画像を表示する表示領域を形成している。
画像表示装置5の表示領域には、飾り図柄表示エリアが配置されている。飾り図柄表示エリアでは、各々を識別可能な複数種類の識別情報である飾り図柄が可変表示される。飾り図柄の可変表示も、可変表示ゲームに含まれる。画像表示装置5は、第1特別図柄表示装置4Aが実行する第1特図ゲーム(第1特図を用いた特図ゲーム)、又は、第2特別図柄表示装置4Bが実行する第2特図ゲーム(第2特図を用いた特図ゲーム)に対応して、表示領域(飾り図柄表示エリア)において、複数種類の飾り図柄の可変表示を実行する。
一例として、図1に示すように、画像表示装置5の表示領域には、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rが配置されている。特図ゲーム(第1特図ゲーム又は第2特図ゲーム)の開始に対応して、即ち、特図(第1特図又は第2特図)の変動の開始に対応して、飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rの夫々において、飾り図柄の変動(例えば上下方向のスクロール表示)が開始される。その後、特図ゲームの終了に対応して、即ち、特図の停止表示に対応して、飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rの夫々において、可変表示結果となる飾り図柄(確定飾り図柄、最終停止図柄とも称する)が停止表示される。つまり、画像表示装置5の表示領域(飾り図柄表示エリア5L、5C、5R)では、第1特図ゲーム(又は第2特図ゲーム)と連動(対応)して、飾り図柄の変動が開始され、確定飾り図柄(最終停止図柄とも称する)が停止表示される。
飾り図柄は、例えば8種類の図柄(英数字、漢数字、英文字、図形、所定のモチーフに関連するキャラクタ画像等)で構成される。夫々の飾り図柄には、夫々の飾り図柄に対応する図柄番号が付されている。一例として、英数字「1」〜「8」の飾り図柄の夫々には図柄番号「1」〜「8」の夫々が付されていればよい。なお、飾り図柄は8種類に限定されず、何種類であってもよい(例えば7種類や9種類など)。
なお、特別図柄の可変表示結果(特図表示結果とも称する)である確定特別図柄を停止表示して当該可変表示を終了させる停止表示や、飾り図柄の可変表示結果である確定飾り図柄(最終停止図柄)を停止表示して当該可変表示を終了させる停止表示や、普通図柄の可変表示結果(普図表示結果とも称する)である確定普通図柄を停止表示して当該可変表示を終了させる停止表示を、完全停止表示、最終停止表示、又は、導出表示(又は、単に「導出」)とも称する。なお、飾り図柄の変動開始タイミング及び変動終了タイミングは、特別図柄の変動開始タイミング及び変動終了タイミングと必ずしも一致していなくてもよく、特別図柄の変動時間(特図変動時間)内に、飾り図柄の変動時間が収まっていればよい。
即ち、飾り図柄の変動開始タイミングが特別図柄の変動開始タイミングよりも遅くてもよいし、特別図柄の変動終了タイミング(確定特別図柄の停止表示タイミング)が飾り図柄の変動終了タイミング(確定飾り図柄の停止表示タイミング)よりも遅くてもよい。例えば、確定飾り図柄の停止表示後に所定演出の実行を開始し、当該所定演出の実行の終了時に確定特別図柄を停止表示させてもよい。
また、画像表示装置5の表示領域では、完全停止表示(最終停止表示、導出表示)とは異なる停止表示が行われる場合がある。例えば、飾り図柄の可変表示が開始されてから確定飾り図柄が導出表示されるまでの間に飾り図柄を仮に停止表示させる仮停止表示が行われる場合がある。具体的には、例えば、所定演出(例えば、滑り演出(後述)や擬似連演出(後述)や再抽選演出(後述)等)が行われるときに飾り図柄の仮停止表示が行われる。なお、上記所定演出の一部を構成するものとして飾り図柄の仮停止表示が行われてもよいし、上記所定演出の実行に伴って飾り図柄の仮停止表示が行われてもよい。つまり、飾り図柄の仮停止表示は上記所定演出の一部であると捉えてもよいし、上記所定演出とは別物であると捉えてもよい。なお、仮停止表示には、変動速度が「0」となった飾り図柄が、例えば微少な揺れや伸縮などを生じさせつつ停留して表示させるものや、所定時間(例えば1秒間)よりも短い時間、微少な揺れや伸縮なども生じさせずに停止表示させるものなどが含まれる。
また、画像表示装置5の表示領域には、第1始動入賞記憶表示エリア5HL、及び、第2始動入賞記憶表示エリア5HRが配置されている。第1始動入賞記憶表示エリア5HLでは、第1保留表示器25Aと同様、第1特図保留記憶数を特定可能に表示する第1保留表示が行われる。つまり、現在、実行が保留されている第1特図ゲームの数を特定可能に表示する。第1始動入賞記憶表示エリア5HLでは、第2保留表示器25Bと同様、第2特図保留記憶数を特定可能に表示する第2保留表示が行われる。つまり、現在、実行が保留されている第2特図ゲームの数を特定可能に表示する。
なお、第1始動入賞記憶表示エリア5HLでは、例えば右詰めで、第1保留表示が行われるようにしてもよい。つまり、新たな第1始動条件の成立によって第1特図ゲームの保留数が増加したときは、第1始動入賞記憶表示エリア5HLに他の第1保留表示がなければ、第1始動入賞記憶表示エリア5HLの右側(画像表示装置5の表示領域の中央側)に増加分の第1特図保留情報に対応する保留表示として新たな第1保留表示を追加し、第1始動入賞記憶表示エリア5HLに他の第1保留表示があれば、当該他の第1保留表示の左側(複数の他の第1保留表示があれば最も左側の第1保留表示の更に左側)に上記新たな第1保留表示を追加するようにしてもよい。また、第1始動入賞記憶表示エリア5HLに複数の第1保留表示がある場合に、新たな第1開始条件の成立によって第1特図ゲームの保留数が減少したときは、減少分の第1特図保留情報に対応する保留表示に相当する第1始動入賞記憶表示エリア5HLの最も右側に表示されている第1保留表示(一番古くから表示されている第1保留表示)を消去し、他の第1保留表示の夫々を、消去した第1保留表示側(右側)に移動(シフト)する。
また、第2始動入賞記憶表示エリア5HRでは、例えば左詰めで、第2保留表示が行われるようにしてもよい。つまり、新たな第2始動条件の成立によって第2特図ゲームの保留数が増加したときは、第2始動入賞記憶表示エリア5HRに他の第2保留表示がなければ、第2始動入賞記憶表示エリア5HRの左側(画像表示装置5の表示領域の中央側)に増加分の第2特図保留情報に対応する保留表示として新たな第2保留表示を追加し、第2始動入賞記憶表示エリア5HRに他の第2保留表示があれば、当該他の第2保留表示の右側(複数の他の第2保留表示があれば最も右側の第2保留表示の更に右側)に上記新たな第2保留表示を追加するようにしてもよい。また、第2始動入賞記憶表示エリア5HRに複数の第2保留表示がある場合に、新たな第2開始条件の成立によって第2特図ゲームの保留数が減少したときは、減少分の第2特図保留情報に対応する保留表示に相当する第2始動入賞記憶表示エリア5HRの最も左側に表示されている第2保留表示(一番古くから表示されている第2保留表示)を消去し、他の第2保留表示の夫々を、消去した第2保留表示側(左側)に移動(シフト)する。
なお、第1始動入賞記憶表示エリア5HLと第2始動入賞記憶表示エリア5HRとを特に区別しない場合には、単に、「始動入賞記憶表示エリア5H」とも称する。
また、画像表示装置5の表示領域には、アクティブ表示エリア(今回表示エリア、アクティブ保留表示エリア、消化時表示エリアなどとも称する)AHAが配置されている。アクティブ表示エリアには、開始条件の成立によって始動入賞記憶表示エリア5Hから保留表示が消去されることに基づいてアクティブ表示(消化時表示、今回表示などとも称する)が表示される。例えば、第1開始条件の成立によって第1始動入賞記憶表示エリア5HLの最も右側に表示されている第1保留表示がアクティブ表示エリアAHAに移動(シフト)してアクティブ表示が表示され、第2開始条件の成立によって第2始動入賞記憶表示エリア5HRの最も左側に表示されている第2保留表示がアクティブ表示エリアAHAに移動(シフト)してアクティブ表示が表示される。なお、アクティブ表示エリアAHAに移動(シフト)する直前の保留表示の表示態様とアクティブ表示エリアAHAに移動(シフト)した直後のアクティブ表示の表示態様とは異なるものであってもよい。即ち、アクティブ表示にシフトする際に表示態様が変化してもよい。なお、以下、ある保留表示Mが消去されることに基づいて表示されるアクティブ表示を保留表示Mに対応するアクティブ表示とも称する場合がある。即ち、「保留表示に対応するアクティブ表示」における「対応する」とは、保留表示が消えることによって飾り図柄等の可変表示が開始される際に、アクティブ表示が、保留表示の少なくとも一部を引き継いで表示されたり、保留表示と類似の態様で表示されたり(例えば、同じキャラクタが描かれている場合など)することを含んだ概念である。
本実施形態におけるパチンコ遊技機1では、アクティブ表示エリアAHAは、図1に示すように、第1始動入賞記憶表示エリア5HLと第2始動入賞記憶表示エリア5HRとの間に配置されているが、アクティブ表示エリアAHAは、画像表示装置5の表示領域の何れかの位置に配置されていればよい。
遊技盤2における遊技領域には、上記の構成以外にも、遊技球の流下方向や速度を変化させる風車及び多数の障害釘が設けられている。また、第1始動入賞口、第2始動入賞口及び大入賞口とは異なる入賞口として、例えば所定の玉受部材によって常に一定の開放状態に保たれる単一又は複数の一般入賞口が設けられてもよい。この場合には、一般入賞口の何れかに進入した遊技球が所定の一般入賞球スイッチによって検出されたことに基づき、所定個数(例えば10個)の遊技球が賞球として払い出されればよい。遊技領域の最下方には、何れの入賞口にも進入しなかった遊技球が取り込まれるアウト口が設けられている。
遊技機用枠3の右下部位置には、遊技媒体としての遊技球を遊技領域に向けて発射するために遊技者等によって操作される打球操作ハンドル(操作ノブ)が設けられている。例えば、打球操作ハンドルは、遊技者等による操作量(回転量)に応じて遊技球の弾発力を調整する。打球操作ハンドルには、打球発射装置が備える発射モータの駆動を停止させるための単発発射スイッチや、タッチリング(タッチセンサ)が設けられていればよい。
遊技領域の下方における遊技機用枠3の所定位置には、賞球として払い出された遊技球や所定の球貸機により貸し出された遊技球を、打球発射装置へと供給可能に保持(貯留)する上皿(打球供給皿)が設けられている。遊技機用枠3の下部には、上皿から溢れた余剰球などを、パチンコ遊技機1の外部へと排出可能に保持(貯留)する下皿が設けられている。
下皿を形成する部材には、例えば下皿本体の上面における手前側の所定位置(例えば下皿の中央部分)などに、遊技者が把持して傾倒操作が可能なスティックコントローラ31Aが取り付けられている。スティックコントローラ31Aは、遊技者が把持する操作桿を含み、操作桿の所定位置(例えば遊技者が操作桿を把持したときに操作手の人差し指が掛かる位置など)には、トリガボタンが設けられている。トリガボタンは、遊技者がスティックコントローラ31Aの操作桿を操作手(例えば左手など)で把持した状態において、所定の操作指(例えば人差し指など)で押引操作することなどにより所定の指示操作ができるように構成されていればよい。操作桿の内部には、トリガボタンに対する押引操作などによる所定の指示操作を検知するトリガセンサが内蔵されていればよい。
スティックコントローラ31Aの下部における下皿の本体内部などには、操作桿に対する傾倒操作を検知する傾倒方向センサユニットが設けられていればよい。例えば、傾倒方向センサユニットは、パチンコ遊技機1と正対する遊技者の側からみて操作桿の中心位置よりも左側で遊技盤2の盤面と平行に配置された2つの透過形フォトセンサ(平行センサ対)と、この遊技者の側からみて操作桿の中心位置よりも右側で遊技盤2の盤面と垂直に配置された2つの透過形フォトセンサ(垂直センサ対)とを組み合わせた4つの透過形フォトセンサを含んで構成されていればよい。
上皿を形成する部材には、例えば上皿本体の上面における手前側の所定位置(例えばスティックコントローラ31Aの上方)などに、遊技者が押下操作などにより所定の指示操作を可能なプッシュボタン31Bが設けられている。プッシュボタン31Bは、遊技者からの押下操作などによる所定の指示操作を、機械的、電気的、あるいは、電磁的に、検出できるように構成されていればよい。プッシュボタン31Bの設置位置における上皿の本体内部などには、プッシュボタン31Bに対してなされた遊技者の操作行為を検知するプッシュセンサが設けられていればよい。
遊技機用枠3の遊技領域の周辺部には、音声出力部材が設けられている。図1に示した一例では、遊技機用枠3の左右上部位置に、スピーカ8UL、スピーカ8URを設置し、上皿の左右斜下部(下皿の左右斜上部)に、スピーカ8LL、スピーカ8LRを設置している。以下、スピーカ8UL、8UR、8LL、8LRの夫々を特に区別しない場合には、単に、スピーカ8と称する。スピーカ8は、音声(音及び声)を出力(再生)する。例えば、スピーカ8は、遊技機1の遊技の進行状況に応じて演出音(効果音とも称する)を出力し、遊技機1の状況に応じて警告音を出力する。
演出音には、音楽、検出音、応答音、報知音などが含まれる。演出音における音楽とは、例えば、遊技の進行状況に応じて出力されるBGM、歌などである。演出音における検出音とは、例えば、スイッチやセンサによる検出結果(例えば、第1始動入賞口等への入賞の検出など)に応じて出力される音、声(セリフ、メッセージ)などである。演出音における応答音とは、例えば、プッシュボタン31Bへの操作行為に応じて出力される音、声などである。なお、プッシュボタン31Bへの操作行為は、プッシュセンサによって検出されるものでもあるため、プッシュボタン31Bへの操作行為に応じて出力される応答音は検出音でもある。演出音における報知音とは、例えば、プッシュボタン31Bへの操作行為を要求するために報知する音、声や、リーチ状態(後述)の移行時にリーチ状態に移行する旨を報知する音、声や、大当り遊技状態への移行前に大当り遊技状態に移行する旨を予告又は示唆する音、声などである。
警告音の一例は、遊技球が下皿に過剰に保持(貯留)されているときに出力される警告音、ガラス扉(非図示)が開放しているときに出力される警告音などである。
遊技機用枠3の遊技領域の内部及び周辺部には、演出又は装飾として発光する発光部材(発光体)が設けられている。図1に示した一例では、画像表示装置5の上部位置に発光部材9CC、画像表示装置5の左右位置に発光部材9CL、発光部材9CRを設置し、遊技機用枠3の上部位置に発光部材9U、遊技機用枠3の左右位置に発光部材9SL、発光部材9SRを設置している。以下、発光部材9CC、9CL、9CR、9U、9SL、9SRの夫々を特に区別しない場合には、総称してランプ9と称する。ランプ9は、例えば、1以上のLEDから構成されたものであってもよいし、フラッシュランプから構成されるものであってもよい。発光部材9Uは、回転部を有する回転灯(例えばパトランプ)であってもよい。また、上記以外にも、例えば、遊技領域における各構造物(例えば、特別可変入賞球装置7等)の周囲などに、種々の発光部材を設置してもよい。
上述した画像表示装置5、スピーカ8、ランプ9などは演出を実行する演出装置であるが、遊技機1は、演出装置として、駆動部を有する演出用模型など他の演出装置を備えていてもよい。
なお、各構成の配置位置(設置位置)は、一例であって、他の位置に配置されていてもよい。例えば、第1特別図柄表示装置4A、第2特別図柄表示装置4B、普通図柄表示器20が、遊技領域の同一側(右側部分又は左側部分)に設けられていてもよい。また例えば、第1保留表示器25A、第2保留表示器25B、普図保留表示器25Cが、遊技領域の同一側(右側部分又は左側部分)に設けられていてもよい。
次に、パチンコ遊技機1における遊技の進行を概略的に説明する。
パチンコ遊技機1では、普図始動条件が成立した後に普図開始条件が成立したことに基づいて、普通図柄表示器20による普図ゲームが開始される。普図ゲームでは、普通図柄の可変表示を開始させた後(普通図柄の変動を開始させた後)、普図変動時間となる所定時間が経過すると、普通図柄の可変表示結果となる確定普通図柄を停止表示(導出表示)する。このとき、確定普通図柄として、例えば「7」を示す数字といった、特定の普通図柄(普図当り図柄)が停止表示されれば、普通図柄の可変表示結果が「普図当り」となる。その一方、確定普通図柄として、例えば「7」を示す数字以外の数字や記号といった、普図当り図柄以外の普通図柄が停止表示されれば、普通図柄の可変表示結果が「普図ハズレ」となる。普通図柄の可変表示結果が「普図当り」となったことに対応して、普通可変入賞球装置6Bを構成する電動チューリップの可動翼片が傾動位置となる拡大開放制御(傾動制御)が行われ、所定時間が経過すると垂直位置に戻る通常開放制御が行われる。
パチンコ遊技機1では、第1始動条件が成立した後に第1開始条件が成立したことに基づいて、第1特別図柄表示装置4Aによる特図ゲーム(第1特図ゲーム)が開始され、第2始動条件が成立した後に第2開始条件が成立したことに基づいて、第2特別図柄表示装置4Bによる特図ゲーム(第2特図ゲーム)が開始される。特図ゲームでは、特別図柄の可変表示を開始させた後(特別図柄の変動を開始させた後)、特図変動時間としての可変表示時間が経過すると、特別図柄の可変表示結果となる確定特別図柄(特図表示結果)を導出表示する。このとき、確定特別図柄として特定の特別図柄(大当り図柄)が停止表示されれば、特定表示結果としての「大当り」となり、大当り図柄とは異なる特別図柄が確定特別図柄として停止表示されれば「ハズレ」となる。なお、大当り図柄や小当り図柄とは異なる所定の特別図柄(小当り図柄)が停止表示されれば、所定表示結果としての「小当り」としてもよい。
本実施形態におけるパチンコ遊技機1では、一例として、「3」、「5」、「7」の数字を示す特別図柄を大当り図柄とし、「−」の記号を示す特別図柄をハズレ図柄としている。なお、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図ゲームにおける大当り図柄、ハズレ図柄といった各図柄は、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図ゲームにおける各図柄とは異なる特別図柄となるようにしてもよいし、双方の特図ゲームにおいて共通の特別図柄が大当り図柄、ハズレ図柄となるようにしてもよい。
特図ゲームでの可変表示結果が「大当り」になった後には、パチンコ遊技機1は、特定遊技状態である大当り遊技状態に制御される。パチンコ遊技機1は、大当り遊技状態において、特別可変入賞球装置7が形成する大入賞口を開放状態に制御する。大入賞口が開放状態に制御される大当り遊技状態は、遊技者にとって有利な有利状態の一例である。また、特図ゲームでの可変表示結果が「小当り」になった後には、パチンコ遊技機1は、大当り遊技状態とは異なる特殊遊技状態である小当り遊技状態に制御される。
具体的には、パチンコ遊技機1は、特図ゲームでの可変表示結果が「大当り」になった後の大当り遊技状態において、遊技者にとって有利なラウンド(「ラウンド遊技」ともいう)を、所定の回数(所定のラウンド数)、実行する。ラウンドは、大入賞口の開放サイクルである。パチンコ遊技機1は、各ラウンド(各回のラウンド)において、特別可変入賞球装置7の大入賞口扉を開閉させて、大入賞口の状態(開放状態、閉鎖状態)を変化させる。例えば、パチンコ遊技機1は、ラウンドの開始時に大入賞口扉を開いて大入賞口を閉鎖状態から開放状態に変化させ、大入賞口を開放状態に維持し、その後、大入賞口扉を閉じて大入賞口を開放状態から閉鎖状態に変化させて、1回のラウンドを終了させる。
なお、ラウンドの開始時に大入賞口扉を直ちに開いて大入賞口を閉鎖状態から開放状態に変化させる態様ではなく、ラウンドの開始時には大入賞口扉を直ちに開かずに大入賞口を閉鎖状態に維持し、その後、大入賞口扉を開いて大入賞口を閉鎖状態から開放状態に変化させる態様としてもよい。また、ラウンドの終了時に大入賞口扉を閉じて大入賞口を開放状態から閉鎖状態に変化させる態様ではなく、入賞口扉を閉じて大入賞口を開放状態から閉鎖状態に変化させて閉鎖状態に維持し、その後、ラウンドを終了させる態様としてもよい。
パチンコ遊技機1は、1回のラウンドにつき1回、大入賞口を開放状態に変化させる(1回のラウンド中に、大入賞口を開放状態→閉鎖状態と変化させる)。なお、パチンコ遊技機1は、1回のラウンドにつき複数回、大入賞口を開放状態に変化させてもよい。例えば、パチンコ遊技機1は、1回のラウンドにつき2回、大入賞口を開放状態に変化させてもよい(1回のラウンド中に、大入賞口を開放状態→閉鎖状態→開放状態→閉鎖状態と変化させてもよい)。
パチンコ遊技機1は、大当り遊技状態において、ラウンドの実行回数が所定の上限回数に達するまで、ラウンドを繰り返し実行する。なお、パチンコ遊技機1は、ラウンドの実行回数が所定の上限回数に達する前であっても、所定条件の成立(例えば大入賞口に遊技球が入賞しなかったことなど)により、ラウンドの実行を終了してもよい。
なお、所定の上限回数は、1種類(例えば、常に10回)であってもよいし、複数種類であってもよい。例えば、所定の上限回数は、複数種類の回数(例えば、2回、8回、16回)のなかから選択(抽選)された何れかの回数であってもよい。
ラウンドにおいて大入賞口は、大入賞口扉を開いた後に所定の上限開放時間が経過するか、大入賞口への所定個数(例えば9個)の入賞が発生するか、の何れかの条件が成立するまで開放状態に維持される。なお、所定の上限開放時間は、1種類(例えば、常に29秒間)であってもよいし、複数種類であってもよい。例えば、所定の上限開放時間は、複数種類の時間(例えば、0.1秒間、29秒間)のなかから選択(抽選)された何れかの時間であってもよい。
ラウンドにおいて大入賞口は、所定の時間(閉鎖期間)が経過するまでの期間、閉鎖状態(ラウンドにおける閉鎖状態)に維持される。例えば、大入賞口を閉鎖状態から開放状態に変化してラウンドが開始する態様の場合には、大入賞口は、大入賞口扉を閉じた後に所定の時間(閉鎖期間)が経過するまでの期間、閉鎖状態に維持される。また例えば、大入賞口を閉鎖状態に維持したままラウンドが開始する態様の場合には、大入賞口は、ラウンドの開始した後に所定の時間(閉鎖期間)が経過するまでの期間、閉鎖状態に維持される。所定の時間(閉鎖期間)は、1種類(例えば、常に3秒間)であってもよいし、複数種類であってもよい。例えば、所定の時間(閉鎖期間)は、複数種類の時間(例えば、1秒間、3秒間)のなかから選択(抽選)された何れかの時間であってもよい。
以上から、パチンコ遊技機1は、大当り遊技状態において、例えば、大入賞口を開放状態(29秒間)→閉鎖状態(3秒間)と変化させる各ラウンドを8回実行したり、大入賞口を開放状態(29秒間)→閉鎖状態(3秒間)と変化させる各ラウンドを16回実行したり、大入賞口を開放状態(0.1秒間)→閉鎖状態(1秒間)→開放状態(0.1秒間)→閉鎖状態(1秒間)と変化させる各ラウンドを2回実行したりすることができる。また、パチンコ遊技機1は、大当り遊技状態において、大入賞口を開放状態(29秒間)→閉鎖状態(3秒間)と変化させる各ラウンドを8回実行した後に大入賞口を開放状態(0.1秒間)→閉鎖状態(1秒間)と変化させる各ラウンドを8回実行したりすることもできる。
なお、大当り遊技状態におけるラウンドのうち、上限開放時間が比較的長いラウンド(例えば、開放状態が29秒間であるラウンド)は通常開放ラウンドとも称され、上限開放時間が比較的短いラウンド(例えば、開放状態が0.1秒間であるラウンド)は短期開放ラウンドとも称される。
また、大当り図柄である特別図柄のうち、通常開放ラウンドに対応する大当り図柄(後に通常開放ラウンドが実行される大当り遊技状態に制御される大当り図柄)を、通常開放ラウンド大当り図柄と称する場合がある。大当り図柄である特別図柄のうち、短期開放ラウンドに対応する大当り図柄(後に短期開放ラウンドが実行される大当り遊技状態に制御される大当り図柄)を、短期開放ラウンド大当り図柄と称する場合がある。
特図ゲームにおける確定特別図柄として通常開放ラウンド大当り図柄が導出された後に制御される大当り遊技状態(通常開放大当り状態)では、通常開放ラウンドが所定の回数(所定のラウンド数)、実行される。また、特図ゲームにおける確定特別図柄として短期開放ラウンド大当り図柄が導出された後に制御される大当り遊技状態(短期開放大当り状態)では、短期開放ラウンドが所定の回数(所定のラウンド数)、実行される。なお、短期開放大当り状態に比べ通常開放大当り状態の方が通常開放ラウンドの実行回数が多くなるなどしていれば、通常開放大当り状態において通常開放ラウンドの他に短期開放ラウンドを実行し、短期開放大当り状態において短期開放ラウンドの他に通常開放ラウンドを実行してもよい。
以上のように、パチンコ遊技機1は、特図ゲームでの可変表示結果が「大当り」になった後に制御される大当り遊技状態として、夫々の大当り遊技状態において遊技者が得る価値、即ち、遊技者から見た有利度(例えば、賞球数(出玉数))を夫々異ならせた多様な大当り遊技状態を用意(実現)することができる。
短期開放ラウンドを用いない場合の一例として、ラウンド(通常開放ラウンド)を8回実行する大当り遊技状態と、ラウンド(通常開放ラウンド)を8回実行する大当り遊技状態よりも遊技者にとって有利な、ラウンド(通常開放ラウンド)を16回実行する大当り遊技状態とを用意することができる。なお、上記例において、夫々のラウンド(通常開放ラウンド)において大入賞口を開放状態に変化させる回数や、夫々の開放状態の時間(開放時間)に差異が無ければ、ラウンド(通常開放ラウンド)を16回実行する大当り遊技状態では、ラウンド(通常開放ラウンド)を8回実行する大当り遊技状態の2倍の出玉を期待できる。
短期開放ラウンドを用いる場合の一例として、通常開放ラウンドを8回実行した後に短期開放ラウンドを8回実行する大当り遊技状態(実質8ラウンドの大当り遊技状態)と、実質8ラウンドの大当り遊技状態よりも遊技者にとって有利な、通常開放ラウンドを16回実行する大当り遊技状態とを用意することができる。なお、上記例において、夫々の通常開放ラウンドにおいて大入賞口を開放状態に変化させる回数や、夫々の開放状態の時間(開放時間)に差異が無く、且つ、短期開放ラウンドで得られる出玉数が無視できる程度に少なければ、通常開放ラウンドを16回実行する大当り遊技状態では、実質8ラウンドの大当り遊技状態の2倍の出玉を期待できる。
また、大入賞口扉を開いた後に上限開放時間が経過していなくても大入賞口への所定個数の入賞が発生した場合には大入賞口は開放状態から閉鎖状態に変化するが、当該所定個数に差を設けることにより、遊技者が得る価値を異ならせてもよい。例えば、上記所定個数を5個とした通常開放ラウンド(開放時間は29秒間)を8回実行する大当り遊技状態と、上記所定個数を5個とした通常開放ラウンド(開放時間は29秒間)を8回実行する大当り遊技状態よりも遊技者にとって有利な、上記所定個数を10個とした通常開放ラウンド(開放時間は29秒間)を8回実行する大当り遊技状態とを用意してもよい。
また、大入賞口への入賞の発生に基づいて払い出される賞球の個数に差設けることにより、遊技者が得る価値を異ならせてもよい。例えば、賞球数を6個とした通常開放ラウンドを16回実行する大当り遊技状態と、賞球数を6個とした通常開放ラウンドを16回実行する大当り遊技状態よりも遊技者にとって有利な、賞球数を12個とした通常開放ラウンドを16回実行する大当り遊技状態とを用意してもよい。
また、当該大当り遊技状態自体によって遊技者が得る価値(当該大当り遊技状態の期間において遊技者が得る価値)に加えて、当該大当り遊技状態の後に制御されるパチンコ遊技機1の遊技状態や、当該大当り遊技状態の後に制御されるパチンコ遊技機1の遊技状態が維持される期間(例えば、時短回数、ST回数)の長さなどを異ならせることにより、当該大当り遊技状態以降において遊技者が得る価値を異ならせてもよい。
なお、本実施形態では、パチンコ遊技機1は、特図ゲームでの可変表示結果が「大当り」になった後に制御される大当り遊技状態として、8R確変大当り(後述)となった後に制御される通常開放ラウンドを8回実行する大当り遊技状態と、16R確変大当り(後述)となった後に制御される通常開放ラウンドを16回実行する大当り遊技状態とを用意している。
画像表示装置5の表示領域に配置されている飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rでは、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図ゲームと、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図ゲームとのうち、何れかの特図ゲームが開始されることに対応して、飾り図柄の可変表示が開始される。そして、飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rでは、飾り図柄の可変表示が開始されてから確定飾り図柄の停止表示により可変表示が終了するまでの期間に、飾り図柄の可変表示状態が特定の可変表示の組み合わせの一部を構成する所定のリーチ状態となることがある。
リーチ状態とは、画像表示装置5の表示領域にて停止表示された飾り図柄が大当り組合せの一部を構成しているときに未だ停止表示されていない飾り図柄(「リーチ変動図柄」ともいう)については変動が継続している表示状態、あるいは、全部又は一部の飾り図柄が大当り組合せの全部又は一部を構成しながら同期して変動している表示状態のことである。なお、以下の説明において、リーチ状態となることをリーチが成立(リーチ成立)するとも称する。
また、リーチ状態となったことに対応して、飾り図柄の変動速度を低下させたり、画像表示装置5の表示領域に飾り図柄とは異なるキャラクタ画像(人物等を模した演出画像)を表示させたり、背景画像の表示態様を変化させたり、飾り図柄とは異なる動画像を再生表示させたり、飾り図柄の変動態様を変化させたりすることで、リーチ状態となる以前とは異なる演出動作が実行される場合がある。このようなキャラクタ画像の表示や背景画像の表示態様の変化、動画像の再生表示、飾り図柄の変動態様の変化といった演出動作を、リーチ演出(又はリーチ演出表示)という。なお、リーチ演出には、画像表示装置5における表示動作のみならず、スピーカ8による音声出力動作や、ランプ9などの発光動作(点灯動作、点滅動作、消灯動作)などを、リーチ状態となる以前の動作態様とは異なる動作態様とすることが、含まれていてもよい。
リーチ演出における演出動作としては、互いに動作態様(リーチ態様)が異なる複数種類の演出パターン(「リーチパターン」ともいう)が、予め用意されていればよい。そして、演出パターンに応じて、リーチ演出後に大当り組合せなどが最終停止表示される可能性(「大当り期待度」あるいは「大当り信頼度」ともいう)を異ならせてもよい。これにより、複数種類のリーチ演出の何れが実行されるかに応じて、即ち、何れのリーチ演出を出現させるかに応じて、大当り期待度を異ならせることができる。一例として、本実施形態では、ノーマルリーチのリーチ態様と、ノーマルリーチに比べて大当り期待度が高いスーパーリーチのリーチ態様とを予め設定(用意)している。
なお、ある演出による大当り期待度は、例えば、(大当り時にその演出が実行される確率)×(大当りになる確率)/{(大当り時にその演出が実行される確率)×(大当りになる確率)+(大当り時以外にその演出が実行される確率)×(大当りにならない確率)}によって算出される。なお、ある演出が実行されると必ず「大当り」になる場合、その演出の大当り期待度は「1」である。ある演出によるスーパーリーチ期待度などについても同様である。
また、飾り図柄の可変表示中には、可変表示演出の一態様として、飾り図柄などの可変表示動作によって実現される滑り演出や擬似連演出などが実行可能である。滑り演出とは、1回の特図ゲームにおいて、飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける一部にて飾り図柄を仮停止表示させた後に仮停止表示させた飾り図柄を再可変表示させる演出、又は、飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける全部にて飾り図柄を仮停止表示させた後に仮停止表示させた飾り図柄の一部を再可変表示させる演出である。滑り演出によれば、仮停止表示させた飾り図柄を他の図柄に変更することができるため、例えば、非リーチ状態からリーチ状態になったように見せることができる。
擬似連演出とは、1回の特図ゲームにおいて、飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける一部又は全部にて飾り図柄を仮停止表示させた後に仮停止表示させた飾り図柄を再可変表示させる演出である。擬似連演出における再可変表示は、1回の特図ゲームに対して複数回(例えば最大4回)行うことができる。
擬似連演出における再可変表示の回数(再可変表示回数)は、飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける、全部の飾り図柄が最初に仮停止するまでの可変表示(初回可変表示)の回数(1回)と、全部の飾り図柄が最後に仮停止した後の再可変表示(最終可変表示)の回数(1回)と、初回可変表示と最終可変表示の間の再可変表示の回数X(Xは0又は1以上)と、を合算した回数(X+2)よりも1回少ない回数(X+1)として把握される。また、再可変表示回数は、飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおいて全部の飾り図柄が仮停止表示される回数(仮停止回数)と同数となる。また、擬似連演出における再可変表示の回数を擬似連回数(又は擬似連変動回数)とも称する。つまり、擬似連回数と再可変表示回数と仮停止回数は同数となる。なお、1回目、2回目、3回目、…と擬似連回数が増えることを「擬似連が継続する」とも称する。
「擬似連」の可変表示演出において、再可変表示(再変動)が1回〜4回行われることにより、第1開始条件あるいは第2開始条件が1回成立したことに基づき、飾り図柄の可変表示があたかも2回〜5回続けて開始されたかのように見せることができる。なお、本実施形態では、再可変表示(再変動)を1回又は2回行う例を示しているが(図6参照)、再可変表示(再変動)を3回以上行ってもよい。
なお、擬似連演出は、リーチ成立前に行われてもよいし、リーチ成立後に行われてもよい。つまり、擬似連演出において、リーチ状態となる前に仮停止表示が行われてもよいし、リーチと状態となった後に仮停止表示が行われてもよい。
滑り演出(擬似連演出も同様)は、何れかのリーチ演出、若しくはあるリーチ演出が実行される可能性があることや大当り期待度が高いことなどを遊技者に予告、示唆するものであってもよい。以下、何れかのリーチ演出若しくはあるリーチ演出が実行される可能性があることや大当り期待度が高いことなどを遊技者に予告、示唆する演出を予告演出と総称する場合がある。予告演出には、滑り演出や擬似連演出の他にも、滑り演出や擬似連演出とは異なる可変表示動作を利用するものがあってもよいし、例えば、背景画像の表示、メッセージウィンドウの表示、保留表示、音声出力、発光(点灯、点滅、消灯)などのように可変表示演出とは異なる演出動作を利用するものがあってもよい。
なお、予告演出による報知(予告、示唆)は、当該報知内容が実現するか否かを遊技者が認識するよりも前に行われるものであればよい。例えば、リーチ状態となる可能性を報知する予告演出は、リーチ状態(又は、非リーチ状態)となる前に行われるものであればよい。また、可変表示結果が「大当り」となる可能性を報知する予告演出は、確定飾り図柄が停止表示されるよりも前に行われるものであればよい。
予告演出のうちには、先読予告演出(「事前判定予告演出」ともいう)となるものが含まれていればよい。先読予告演出は、当該予告対象となる可変表示を開始するより前に、当該可変表示を可変表示結果が「大当り」となるか否か等を特図ゲームの保留情報などに基づいて判定し(先読みし)、当該判定結果に基づいて実行する予告演出である。以下の説明において、先読予告演出の対象とする保留情報をターゲットの保留情報と称し、ターゲットの保留情報に対応する保留表示をターゲットの保留表示と称し、ターゲットの保留情報に対応する可変表示をターゲットの可変表示とも称する。また、先読予告演出は、ターゲットの保留情報の消化中に実行する場合(ターゲットの可変表示中を含むターゲットの保留情報の消化処理中に実行する場合)と、ターゲットの保留情報よりも前の保留情報の消化中に実行する場合と、ターゲットの保留情報の消化中、及びターゲットの保留情報よりも前の保留情報の消化中に実行する場合とがある。
なお、先読予告演出として、第1始動入賞記憶表示エリア5HLにおける第1保留表示や第2始動入賞記憶表示エリア5HRにおける第2保留表示の表示態様による保留演出が用意されていてもよい。保留演出には、第1始動入賞の発生時に第1始動入賞記憶表示エリア5HLに追加する第1保留表示や第2始動入賞の発生時に第2始動入賞記憶表示エリア5HRに追加する第2保留表示を予告態様で表示する演出(追加時保留演出)や、既に表示されている第1保留表示や第2保留表示が予告態様に変化(ある予告態様から他の予告態様への変化も含む。以下、同様)する演出(保留変化演出)や、第1保留表示や第2保留表示が予告態様に変化するときに実行する演出であって画像表示装置5の表示領域においてキャラクタ等を保留表示に直接的に又は間接的に作用させる演出(保留作用演出)や、第1保留表示や第2保留表示が予告態様に変化しないときに実行する演出であって画像表示装置5の表示領域においてキャラクタ等を保留表示に直接的に又は間接的に作用させる演出(保留作用ガセ演出)などが含まれていてもよい。なお、保留作用演出が実行されたときには、作用対象である第1保留表示(又は第2保留表示)の表示態様は変化するが、保留作用ガセ演出が実行されたときには、第1保留表示(又は第2保留表示)の表示態様は変化しない。
また、予告演出として、アクティブ表示エリアAHAにおけるアクティブ表示の表示態様によるアクティブ表示演出が用意されていてもよい。アクティブ表示演出には、アクティブ表示エリアAHAに追加するアクティブ表示を予告態様で表示する演出(追加時アクティブ表示演出)や、既に表示されているアクティブ表示が予告態様に変化(ある予告態様から他の予告態様への変化も含む。以下、同様)する演出(アクティブ表示変化演出)や、アクティブ表示が予告態様に変化するときに実行する演出であって画像表示装置5の表示領域においてキャラクタ等をアクティブ表示に直接的に又は間接的に作用させる演出(アクティブ表示作用演出)や、アクティブ表示が予告態様に変化しないときに実行する演出であって画像表示装置5の表示領域においてキャラクタ等をアクティブ表示に直接的に又は間接的に作用させる演出(アクティブ表示作用ガセ演出)などが含まれていてもよい。なお、アクティブ表示作用演出が実行されたときには、作用対象であるアクティブ表示の表示態様は変化するが、アクティブ表示作用ガセ演出が実行されたときには、アクティブ表示の表示態様は変化しない。
アクティブ表示演出におけるアクティブ表示の表示態様は、当該変動以前(例えば、始動入賞時等)に判定してもよいし、当該変動時に判定してもよい。
特図ゲームにおける確定特別図柄として、ハズレ図柄となる特別図柄が停止表示(導出)される場合には、飾り図柄の可変表示が開始されてから、飾り図柄の可変表示状態がリーチ状態とならずに、所定の非リーチ組合せとなる確定飾り図柄が停止表示されることがある。このような飾り図柄の可変表示態様は、可変表示結果が「ハズレ」となる場合における「非リーチ」(「通常ハズレ」ともいう)の可変表示態様と称される。
特図ゲームにおける確定特別図柄として、ハズレ図柄となる特別図柄が停止表示(導出)される場合には、飾り図柄の可変表示が開始されてから、飾り図柄の可変表示状態がリーチ状態となったことに対応して、リーチ演出が実行された後などに、所定のリーチハズレ組合せとなる確定飾り図柄が停止表示されることがある。このような飾り図柄の可変表示結果は、可変表示結果が「ハズレ」となる場合における「リーチ」(「リーチハズレ」ともいう)の可変表示態様と称される。
本実施形態では、特図ゲームにおける確定特別図柄として、大当り図柄となる特別図柄(「3」、「5」、「7」の数字を示す特別図柄)のうち、「3」の数字を示す特別図柄又は「5」の数字を示す特別図柄が停止表示される場合には、「大当り」の一態様である「8R確変大当り」となる。また、「7」の数字を示す特別図柄が停止表示される場合には、「大当り」の一態様である「16R確変大当り」となる。8R確変大当りとなったときや16R確変大当りとなったときに制御されるラウンドは通常開放ラウンドである。つまり、本実施形態では、「3」や「5」や「7」の数字を示す特別図柄は、通常開放ラウンド大当り図柄である。
なお、本実施形態では、上述のように「5」の数字を示す特別図柄が停止表示される場合には8R確変大当りとなるが、「5」の数字を示す特別図柄が停止表示される場合に短期開放ラウンドが実行される「2R確変大当り(「突確」とも称する)」となるようにしてもよい。この場合の「5」の数字を示す特別図柄は、短期開放ラウンド大当り図柄(突確図柄とも称する)となる。「大当り」における、「8R確変大当り」、「16R確変大当り」、「2R確変大当り」の別は、「大当り種別」と称する。
16R確変大当りとなる場合には、具体的には「7」の数字を示す特別図柄が停止表示される場合には、飾り図柄の可変表示が開始され、リーチ状態となって所定のリーチ演出が実行されるなどした後に、16R確変大当りに対応する大当り組合せとなる確定飾り図柄が停止表示される。16R確変大当りに対応する大当り組合せの一例は、飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rによって形成される所定の有効ライン(例えば、横に一直線)上に、図柄番号が奇数であって同一の飾り図柄が3個並んだもの(即ち、「1」、「1」、「1」と並んだもの、「3」、「3」、「3」と並んだもの、「5」、「5」、「5」と並んだもの、「7」、「7」、「7」と並んだもの)である。
8R確変大当りとなる場合には、具体的には「3」又は「5」の数字を示す特別図柄が停止表示される場合には、飾り図柄の可変表示が開始され、リーチ状態となって所定のリーチ演出が実行されるなどした後に、8R確変大当りに対応する大当り組合せとなる確定飾り図柄が停止表示される。8R確変大当りに対応する大当り組合せの一例は、飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rによって形成される所定の有効ライン上に、図柄番号が偶数であって同一の飾り図柄が3個並んだもの(即ち、「2」、「2」、「2」と並んだもの、「4」、「4」、「4」と並んだもの、「6」、「6」、「6」と並んだもの、「8」、「8」、「8」と並んだもの)である。
なお、本実施形態では2R確変大当りを設けないが、2R確変大当りを設ける態様としたときに2R確変大当りとなる場合には、飾り図柄の可変表示が開始され、リーチ状態となって所定のリーチ演出が実行されるなどした後に、又は、リーチ状態になることなく、2R確変大当りに対応する大当り組合せとなる確定飾り図柄が停止表示されるようにすればよい。2R確変大当りに対応する大当り組合せの一例は、飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rによって形成される所定の有効ライン上に、図柄番号が奇数であって異なる飾り図柄(少なくとも3個のうち1個が異なる飾り図柄)が3個並んだもの(例えば、「1」「3」「5」と並んだもの、「3」「5」「7」と並んだもの、「5」「5」「7」と並んだもの)や、所定の飾り図柄を含む組合せ(例えば、「1」「突確」「2」の組合せ等)である。
なお、特図ゲームにおいて「7」の数字を示す特別図柄が停止表示される場合には、16R確変大当りに対応する大当り組合せとなる確定飾り図柄が停止表示される場合と、表面上、8R確変大当りに対応する大当り組合せとなる確定飾り図柄が停止表示される場合とがあってもよい。
16R確変大当りとなったことに基づいて、通常開放ラウンドが16回(ラウンド)実行される通常開放大当り状態に制御され、その終了後には、時短制御(時間短縮制御)とともに確変制御(確率変動制御)が行われる。また、8R確変大当りとなったことに基づいて、通常開放ラウンドが8回(ラウンド)実行される通常開放大当り状態に制御され、その終了後には、時短制御とともに確変制御が行われる。
確変制御が行われることにより、各回の特図ゲームにおいて可変表示結果が「大当り」となる確率は、確変制御が行われないときに比べて高くなるように向上する。確変制御は、大当り遊技状態の終了後に、所定のST回数(確変回数とも称する)の特図ゲームが実行されるときと、可変表示結果が「大当り」となるときとのうち、何れかの条件が先に成立したときに終了する。従って、確変制御が行われているときに可変表示結果が「大当り」とならなかった場合であっても、所定のST回数(確変回数)の特図ゲームを消化した場合には、確変制御は終了する。なお、所定のST回数は、例えば70回である。
また、時短制御が行われることにより、特図ゲームにおける特別図柄の可変表示時間(特図変動時間)は、時短制御が行われないときに比べて短縮される。時短制御は、大当り遊技状態の終了後に、所定の時短回数の特図ゲームが実行されることと、可変表示結果が「大当り」となることとのうち、何れかの条件が先に成立したときに終了する。従って、時短制御が行われているときに可変表示結果が「大当り」とならなかった場合であっても、所定の時短回数の特図ゲームを消化した場合には、時短制御は終了する。なお、所定の時短回数は、例えば70回である。
時短制御が行われるときには、普通図柄表示器20による普図ゲームにおける普通図柄の変動時間(普図変動時間)を時短制御が行われないときよりも短くする制御や、各回の普図ゲームで普通図柄の可変表示結果が「普図当り」となる確率を時短制御が行われないときよりも向上させる制御、可変表示結果が「普図当り」となったことに基づく普通可変入賞球装置6Bにおける可動翼片の傾動制御を行う傾動制御時間を時短制御が行われないときよりも長くする制御、その傾動回数を時短制御が行われないときよりも増加させる制御といった、遊技球が第2始動入賞口を通過(進入)しやすくして第2始動条件が成立する可能性を高めることで遊技者にとって有利となる制御が行われる。このように、時短制御に伴い第2始動入賞口に遊技球が進入しやすくして遊技者にとって有利となる制御は、高開放制御ともいう。高開放制御としては、これらの制御の何れか1つが行われるようにしてもよいし、複数の制御が組み合わせられて行われるようにしてもよい。
高開放制御が行われることにより、第2始動入賞口は、高開放制御が行われていないときよりも拡大開放状態となる頻度が高められる。従って、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図ゲームを実行するための第2始動条件が成立しやすくなり、第2特図ゲームが頻繁に実行可能となることで、次に可変表示結果が「大当り」となるまでの時間が短縮される。高開放制御が実行可能となる期間は、高開放制御期間ともいい、この期間は、時短制御が行われる期間と同一であればよい。
時短制御と高開放制御とがともに行われる遊技状態は、時短状態又は高ベース状態とも称される。また、確変制御が行われる遊技状態は、高確状態又は確変状態とも称される。時短状態(高ベース状態)や、高確状態(確変状態)は、遊技者にとって有利な有利状態の一例である。
確変制御とともに時短制御や高開放制御が行われる遊技状態、即ち、高確状態(確変状態)であって高ベース状態(時短状態)でもある遊技状態は、高確高ベース状態又は時短付確変状態とも称される。確変制御のみが行われて時短制御や高開放制御が行われない遊技状態、即ち、高確状態(確変状態)であるが高ベース状態(時短状態)ではない遊技状態は、高確低ベース状態又は時短無確変状態とも称される。なお、高確高ベース状態(時短付確変状態)のみを「確変状態」ということもある。確変制御が行われずに時短制御や高開放制御が行われる遊技状態、即ち、高確状態(確変状態)ではないが高ベース状態(時短状態)である遊技状態は、低確高ベース状態とも称される。確変制御が行われずに時短制御や高開放制御も行われない遊技状態は、即ち、高確状態(確変状態)でも高ベース状態(時短状態)でもない遊技状態は、低確低ベース状態とも称される。低確低ベース状態は、確変制御も時短制御も高開放制御も行われない通常の状態であるため、高確高ベース状態や高確低ベース状態や低確高ベース状態などと区別して、「通常状態」と称することもある。なお、大当り遊技状態ではない遊技状態を、大当り遊技状態と区別して、「通常状態」と称することもある。パチンコ遊技機1の初期設定状態(例えばシステムリセットが行われた場合のように電源投入後に初期化処理が実行された後の状態)は、通常状態である。
以上のように、本実施形態では、8R確変大当り又は16R確変大当りとなったことに基づいて、通常開放大当り状態に制御され、その終了後には、所定回数(例えば70回)、高確高ベース状態に制御される。
なお、本実施形態では、大当り(8R確変大当り、16R確変大当り)となった後の時短回数とST回数(確変回数)とが同一(共に70回)であるが、大当り(8R確変大当り、16R確変大当り)となった後の時短回数とST回数(確変回数)とを異ならせてもよい。また、本実施形態では、8R確変大当りとなった後のST回数(確変回数)と16R確変大当りとなった後のST回数(確変回数)とが同一(共に70回)であるが、8R確変大当りとなった後のST回数(確変回数)と16R確変大当りとなった後のST回数(確変回数)とを異ならせてもよい。また、本実施形態では、8R確変大当りとなった後の時短回数と16R確変大当りとなった後の時短回数とが同一(共に70回)であるが、8R確変大当りとなった後の時短回数と16R確変大当りとなった後の時短回数とを異ならせてもよい。
なお、本実施形態では2R確変大当りを設けないが、2R確変大当りを設ける態様としたときには、2R確変大当りとなったことに基づいて、短期開放ラウンドが2回(ラウンド)実行される短期開放大当り状態に制御され、その終了後には、16R確変大当り又は8R確変大当りとなったときと同様、時短制御とともに確変制御が行われるようにしてもよい。
なお、本実施形態では、確変制御が行われているときに可変表示結果が「大当り」とならなかった場合であっても所定のST回数(確変回数)の特図ゲームを消化した場合には、確変制御は終了するが、ST回数(確変回数)を設けずに可変表示結果が「大当り」となるまで確変制御が終了しないようにしてもよい。即ち、次回大当りとなるまで確変制御を継続させる確変大当りを設けるようにしてもよい。次回大当りとなるまで確変制御を継続させる確変大当りを設けるときには、終了後に確変制御が行われない通常大当りを更に設けるようにしてもよい。例えば、通常開放ラウンドが8回(ラウンド)実行される通常開放大当り状態に制御され、その終了後には、確変制御を行わない(時短制御や高開放制御は行っても行われなくてもよい)、8R通常大当りを設けるようにしてもよい。
また、大当り遊技状態の終了後に特図ゲームが開始されるごとに実行される確変転落抽選にて高確状態を終了させる「確変転落あり」の決定がなされたときに、確変制御を終了するようにしてもよい。このような態様とするときには、所定のST回数(確変回数)の特図ゲームを消化する迄は確変転落抽選を行わずに、所定のST回数(確変回数)の特図ゲームを消化した後の各ゲームにおいて確変転落抽選を行うようにしてもよい。時短制御や高開放制御についても同様である。
飾り図柄について、再抽選演出が実行されることがある。例えば、再抽選演出として、飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおいて、8R確変大当りに対応する大当り組合せとなる飾り図柄を仮停止表示させた後に、同一の飾り図柄が揃った状態で再び変動させ、16R確変大当りに対応する大当り組合せとなる飾り図柄と、8R確変大当りに対応する大当り組合せとなる飾り図柄のうち何れかを、確定飾り図柄として最終停止表示させるようにしてもよい。なお、本実施形態では2R確変大当りを設けないが、2R確変大当りを設ける態様としたときに、2R確変大当りに対応する大当り組合せとなる飾り図柄を仮停止表示させた場合も同様である。
また、8R確変大当りに対応する大当り組合せとなる確定飾り図柄が導出表示された後には、8回目のラウンドが終了するまでの期間(若しくは、8回目のラウンドの終了後、次の可変表示ゲームが開始されるまで期間)にて、当該大当りが16R確変大当りであることを報知するラウンド数昇格演出を実行するようにしてもよい。なお、本実施形態では2R確変大当りを設けないが、2R確変大当りを設ける態様としたときに、2R確変大当りに対応する大当り組合せとなる確定飾り図柄が導出表示された場合も同様である。
また、本実施形態では通常大当りを設けないが、通常大当りを設けたときに通常大当りに対応する大当り組合せとなる確定飾り図柄が導出表示された後には、最終のラウンドが終了するまでの期間(若しくは、最終のラウンドの終了後、次の可変表示ゲームが開始されるまで期間)にて、当該大当りが確変大当りであることを報知する確変昇格演出を実行するようにしてもよい。
なお、ラウンド中に実行される昇格演出(ラウンド数昇格演出、確変昇格演出)を大当り中昇格演出(大当り中ラウンド数昇格演出、大当り中確変昇格演出)と称し、最終のラウンドが終了してから実行される昇格演出(ラウンド数昇格演出、確変昇格演出)をエンディング昇格演出(エンディングラウンド数昇格演出、エンディング確変昇格演出)と称することもある。
図2は、パチンコ遊技機1の背面図であり、主要部材の配置レイアウトを示す。図2に示すように、パチンコ遊技機1の背面には、主基板11、演出制御基板12等が設置されている。更に、パチンコ遊技機1の背面には、DC30V、DC21V、DC12V及びDC5V等の各種電源電圧を作成する電源回路が搭載された電源基板が設けられている。電源基板は、主基板11及び演出制御基板12やパチンコ遊技機1に設けられている各電気部品への電力供給を実行あるいは遮断するための電源スイッチが設けられている。
また、パチンコ遊技機1の背面に設けられた演出制御基板12には、演出設定部83が設けられている。演出設定部83は、演出に関する設定を行うためのスイッチである。以下、演出設定部83による設定を演出設定と称し、演出設定部83による設定値を演出設定値と称する場合がある。本実施形態では、演出設定部83による演出設定値は、下記設定1〜設定3の何れかである。
(設定1)
設定1は、所定日時前は設定2(下記)、所定日時以降は設定3(下記)とする設定である。従って、例えば所定日時前に設定1に設定しておくことにより、所定日時の前後にて、設定2から設定3に自動的に切り替えることができる。
(設定2)
設定2は、演出の実行頻度が設定3よりも高い設定(頻度優先設定)である。
(設定3)
設定3は、演出の実行頻度が設定2よりも低い設定(信頼度優先設定)である。
図2に示すように、本実施形態では、演出設定部83は、左側、中央、右側の何れかに位置を変更可能な操作部(図2においてドット表示した部分)を備える。操作部を、左側に位置させると設定1、中央に位置させると設定2、右側に位置させると設定3となる。なお、図2は、操作部を中央に位置させた設定2を例示している。
パチンコ遊技機1の背面を見るためには、パチンコ遊技機1の前面扉を開錠し、前面扉を開放する必要がある。即ち、前面扉の開錠しなければ、演出設定部83へアクセスすることができない。従って、遊技店員は、演出設定部83を操作できるが、遊技者は、演出設定部83を操作できない。即ち、演出設定値(設定1、設定2、設定3)の切り替えは、遊技店員によって行われる。
パチンコ遊技機1には、例えば図3に示すような主基板11、演出制御基板12、音声制御基板13、ランプ制御基板14といった、各種の制御基板が搭載されている。また、パチンコ遊技機1には、主基板11と演出制御基板12との間で伝送される各種の制御信号を中継するための中継基板15なども搭載されている。その他にも、パチンコ遊技機1における遊技盤2などの背面には、例えば払出制御基板、情報端子基板、発射制御基板、インタフェース基板などといった、各種の基板が配置されている。
主基板11は、メイン側の制御基板であり、パチンコ遊技機1における遊技の進行を制御するための各種回路が搭載されている。主基板11は、主として、特図ゲームにおいて用いる乱数の設定機能、所定位置に配設されたスイッチ等からの信号の入力を行う機能、演出制御基板12などからなるサブ側の制御基板に宛てて、指令情報の一例となる制御コマンドを制御信号として出力して送信する機能、ホールの管理コンピュータに対して各種情報を出力する機能などを備えている。また、主基板11は、第1特別図柄表示装置4Aと第2特別図柄表示装置4Bを構成する各LED(例えばセグメントLED)などの点灯/消灯制御を行って第1特図や第2特図の可変表示を制御することや、普通図柄表示器20の点灯/消灯/発色制御などを行って普通図柄表示器20による普通図柄の可変表示を制御することといった、所定の識別情報の可変表示を制御する機能も備えている。
主基板11には、例えば遊技制御用マイクロコンピュータ100や、遊技球検出用の各種スイッチからの検出信号を取り込んで遊技制御用マイクロコンピュータ100に伝送するスイッチ回路110、遊技制御用マイクロコンピュータ100からのソレノイド駆動信号をソレノイド81、82に伝送するソレノイド回路111などが搭載されている。
演出制御基板12は、主基板11とは独立したサブ側の制御基板であり、中継基板15を介して主基板11から伝送された制御信号を受信して、画像表示装置5、スピーカ8及びランプ9といった演出用の電気部品による演出動作を制御するための各種回路が搭載されている。即ち、演出制御基板12は、画像表示装置5における表示動作や、スピーカ8からの音声出力動作の全部又は一部、ランプ9などにおける点灯/消灯動作の全部又は一部といった、演出用の電気部品に所定の演出動作を実行させるための制御内容を決定する機能を備えている。
音声制御基板13は、演出制御基板12とは別個に設けられた音声出力制御用の制御基板であり、演出制御基板12からの指令や制御データなどに基づき、スピーカ8から音声を出力させるための音声信号処理を実行する処理回路などが搭載されている。ランプ制御基板14は、演出制御基板12とは別個に設けられたランプ出力制御用の制御基板であり、演出制御基板12からの指令や制御データなどに基づき、ランプ9などにおける点灯/消灯駆動を行うランプドライバ回路などが搭載されている。
図3に示すように、主基板11には、ゲートスイッチ21、第1始動口スイッチ22A、第2始動口スイッチ22B、カウントスイッチ23からの検出信号を伝送する配線が接続されている。ゲートスイッチ21、第1始動口スイッチ22A、第2始動口スイッチ22B、カウントスイッチ23は、例えばセンサと称されるものなどのように、遊技媒体としての遊技球を検出できる任意の構成を有するものであればよい。なお、遊技機1は、ゲートスイッチ21、第1始動口スイッチ22A、第2始動口スイッチ22B、カウントスイッチ23に加え、同様に主基板11に接続する他のスイッチ(例えば、ガラス扉(非図示)の開閉状態を検知するスイッチ、遊技盤2自体の開閉状態を検知するスイッチ、不正な振動を検知するためのスイッチ、不正な電磁波を検知するためのスイッチ)を備えていてもよい。また、主基板11には、第1特別図柄表示装置4A、第2特別図柄表示装置4B、普通図柄表示器20、第1保留表示器25A、第2保留表示器25B、普図保留表示器25Cなどの表示制御を行うための指令信号を伝送する配線が接続されている。
主基板11から演出制御基板12に向けて伝送される制御信号は、中継基板15によって中継される。中継基板15を介して主基板11から演出制御基板12に対して伝送される制御コマンドは、例えば電気信号として送受信される演出制御コマンドである。
図4(A)は、本実施形態で用いられる演出制御コマンドの内容の一例を示す説明図である。演出制御コマンドは、例えば2バイト構成であり、1バイト目はMODE(コマンドの分類)を示し、2バイト目はEXT(コマンドの種類)を表す。MODEデータの先頭ビット(ビット7)は必ず「1」とされ、EXTデータの先頭ビットは「0」とされる。なお、図4(A)に示されたコマンド形態は一例であって、他のコマンド形態を用いてもよい。また、この例では、制御コマンドが2つの制御信号で構成されることになるが、制御コマンドを構成する制御信号数は、1であってもよいし、3以上の複数であってもよい。
図4(A)に示す例において、コマンド8001Hは、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図ゲームにおける変動開始を指定する第1変動開始コマンドである。コマンド8002Hは、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図ゲームにおける変動開始を指定する第2変動開始コマンドである。コマンド81XXHは、特図ゲームにおける特別図柄の可変表示に対応して各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rで可変表示される飾り図柄などの変動パターンを指定する変動パターン指定コマンドである。ここで、XXHは不特定の16進数であることを示し、演出制御コマンドによる指示内容に応じて任意に設定される値であればよい。変動パターン指定コマンドでは、指定する変動パターンなどに応じて、異なるEXTデータが設定される。
コマンド8CXXHは、特別図柄や飾り図柄などの可変表示結果を指定する可変表示結果通知コマンドである。可変表示結果通知コマンドでは、例えば図4(B)に示すように、可変表示結果が「ハズレ」であるか「16R確変大当り」であるか「8R確変大当り」であるかの決定結果や大当り種別の決定結果に応じて、異なるEXTデータが設定される。
コマンド8F00Hは、各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける、確定飾り図柄(最終停止図柄)を指定する図柄確定指定コマンドである。コマンド95XXHは、パチンコ遊技機1における現在の遊技状態を指定する遊技状態指定コマンドである。遊技状態指定コマンドでは、例えばパチンコ遊技機1における現在の遊技状態に応じて、異なるEXTデータが設定される。コマンド9F00(H)は、客待ちデモンストレーションを指定する演出制御コマンド(客待ちデモ指定コマンド)である。
コマンドA0XXHは、大当り遊技状態の開始を示す演出画像の表示を指定する当り開始指定コマンド(「ファンファーレコマンド」ともいう)である。コマンドA1XXHは、大当り遊技状態において、大入賞口が開放状態となっている期間であることを通知する大入賞口開放中通知コマンドである。コマンドA2XXHは、大当り遊技状態において、大入賞口が開放状態から閉鎖状態に変化した期間であることを通知する大入賞口開放後通知コマンドである。コマンドA3XXHは、大当り遊技状態の終了時における演出画像の表示を指定する当り終了指定コマンドである。
当り開始指定コマンドや当り終了指定コマンドでは、例えば可変表示結果通知コマンドと同様のEXTデータが設定されることなどにより、事前決定結果や大当り種別決定結果に応じて異なるEXTデータが設定されてもよい。あるいは、当り開始指定コマンドや当り終了指定コマンドでは、事前決定結果及び大当り種別決定結果と設定されるEXTデータとの対応関係を、可変表示結果通知コマンドにおける対応関係とは異ならせるようにしてもよい。大入賞口開放中通知コマンドや大入賞口開放後通知コマンドでは、例えば通常開放大当り状態や短期開放大当り状態におけるラウンドの実行回数(例えば「1」〜「16」)に対応して、異なるEXTデータが設定される。
コマンドB100Hは、普通入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口を通過(進入)した遊技球が第1始動口スイッチ22Aにより検出されて第1始動入賞が発生したことに基づき、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図ゲームを実行するための第1始動条件が成立したことを通知する第1始動口入賞指定コマンドである。
コマンドB200Hは、普通可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口を通過(進入)した遊技球が第2始動口スイッチ22Bにより検出されて第2始動入賞が発生したことに基づき、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図ゲームを実行するための第2始動条件が成立したことを通知する第2始動口入賞指定コマンドである。
コマンドC1XXHは、第1始動入賞記憶表示エリア5HLなどにて第1特図保留記憶数を特定可能に表示するために、第1特図保留記憶数を通知する第1保留記憶数通知コマンドである。コマンドC2XXHは、第2始動入賞記憶表示エリア5HRなどにて特図保留記憶数を特定可能に表示するために、第2特図保留記憶数を通知する第2保留記憶数通知コマンドである。
例えば、保留記憶情報として送信されるコマンドは、第1始動入賞口に始動入賞したか、第2始動入賞口に始動入賞したかを指定する第1始動口入賞指定コマンドや第2始動口入賞指定コマンドを送信するとともに、第1特図保留記憶数や第2特図保留記憶数を指定する第1保留記憶数通知コマンドや第2保留記憶数通知コマンドを送信する。なお、保留記憶数が増加したときに、第1特図保留記憶数又は第2特図保留記憶数が増加したことを示す保留記憶数加算指定コマンド(第1保留記憶数加算指定コマンド又は第2保留記憶数加算指定コマンド)を送信する一方、保留記憶数が減少したときに、第1特図保留記憶数又は第2特図保留記憶数が減少したことを示す保留記憶数減算指定コマンド(第1保留記憶数減算指定コマンド又は第2保留記憶数減算指定コマンド)を送信するようにしてもよい。
なお、第1保留記憶数通知コマンドや第2保留記憶数通知コマンドに代えて、合計保留記憶数を通知する合計保留記憶数通知コマンドを送信するようにしてもよい。また、合計保留記憶数の増加(又は減少)を通知するための合計保留記憶数加算指定コマンド(合計保留記憶数減算指定コマンド)を送信するようにしてもよい。
コマンドC4XXH及びコマンドC6XXHは、入賞時判定結果の内容を示す演出制御コマンド(入賞時判定結果指定コマンド)である。コマンドC4XXHは、入賞時判定結果として、可変表示結果が「大当り」となるか否かの判定結果、大当り種別の判定結果を示す図柄指定コマンドである。また、コマンドC6XXHは、入賞時判定結果として、変動カテゴリが特定パターン(後述)に対応する変動カテゴリとなるか否かの判定結果を示す変動カテゴリ指定コマンド(変動カテゴリコマンドとも称する)である。変動カテゴリとは、変動パターン種別とも称され、飾り図柄の変動パターンを種類別に分類(集約)したときの名称である。換言すれば、変動カテゴリとは、共通のグループにカテゴライズされる1以上の飾り図柄の変動パターンを含む、各グループのグループ名である。
本実施形態では、入賞時乱数値判定処理(図16)において、始動入賞の発生時に、一部の場合(高ベース状態等において第1始動入賞があった場合)を除いて、変動カテゴリ決定用の乱数値MR3に基づいて、変動カテゴリが特定パターン(後述)に対応する変動カテゴリとなるか否かを判定する。そして、変動カテゴリコマンドのEXTデータに、その判定結果に対応する値を設定し、演出制御基板12に対して送信する制御を行う。演出制御基板12に搭載された演出制御用CPU120は、始動入賞の発生時に、主基板11から送信された変動カテゴリコマンドに設定されている値に基づいて、当該始動入賞に基づく可変表示がスーパーリーチとなるか否かなどを認識できる。
なお、変動パターン指定コマンドや可変表示結果通知コマンドなどの演出制御コマンドは、演出制御用CPU120が、1以上の演出装置(画像表示装置5、スピーカ8、ランプ9など)を制御する際に用いられる。以下、画像表示装置5における画像表示動作の制御に用いられる演出制御コマンドを表示制御コマンド、スピーカ8からの音声出力を制御するために用いられる演出制御コマンドを音声制御コマンド、ランプ9の発光動作(点灯動作、点滅動作、消灯動作)を制御するために用いられる演出制御コマンドをランプ制御コマンドとも称する。なお、演出制御コマンドのうちには、表示制御コマンド、かつ、音声制御コマンド、かつ、ランプ制御コマンドであるものが存在してもよい。
主基板11に搭載された遊技制御用マイクロコンピュータ100は、例えば1チップのマイクロコンピュータであり、遊技制御用のプログラムや固定データ等を記憶するROM(Read Only Memory)101と、遊技制御用のワークエリアを提供するRAM(Random Access Memory)102と、遊技制御用のプログラムを実行して制御動作を行うCPU(Central Processing Unit)103と、CPU103とは独立して乱数値を示す数値データの更新を行う乱数回路104と、I/O(Input/Output port)105と、を備えて構成される。
一例として、遊技制御用マイクロコンピュータ100では、CPU103がROM101から読み出したプログラムを実行することにより、パチンコ遊技機1における遊技の進行を制御するための処理が実行される。このときには、CPU103がROM101から固定データを読み出す固定データ読出動作や、CPU103がRAM102に各種の変動データを書き込んで一時記憶させる変動データ書込動作、CPU103がRAM102に一時記憶されている各種の変動データを読み出す変動データ読出動作、CPU103がI/O105を介して遊技制御用マイクロコンピュータ100の外部から各種信号の入力を受け付ける受信動作、CPU103がI/O105を介して遊技制御用マイクロコンピュータ100の外部へと各種信号を出力する送信動作なども行われる。
図5は、主基板11の側においてカウントされる乱数値を例示する説明図である。図5に示すように、本実施形態では、主基板11の側において、特図表示結果決定用の乱数値MR1、大当り種別決定用の乱数値MR2、変動カテゴリ決定用の乱数値MR3、普図表示結果決定用の乱数値MR4、変動パターン決定用の乱数値MR5のそれぞれを示す数値データが、カウント可能に制御される。なお、遊技効果を高めるために、これら以外の乱数値が用いられてもよい。こうした遊技の進行を制御するために用いられる乱数は、遊技用乱数ともいう。
乱数回路104は、これらの乱数値MR1〜MR5の一部又は全部を示す数値データをカウントするものであればよい。CPU103は、例えば図9に示す遊技制御カウンタ設定部154に設けられたランダムカウンタといった、乱数回路104とは異なるランダムカウンタを用いて、ソフトウェアによって各種の数値データを更新することで、乱数値MR1〜MR5の一部を示す数値データをカウントするようにしてもよい。
続いて、飾り図柄の変動パターンについて説明する。以下、可変表示結果が「ハズレ」となる場合に対応した変動パターンを「ハズレ変動パターン」と称する。ハズレ変動パターンには、可変表示結果が「ハズレ」となる場合のうち飾り図柄の可変表示態様が「非リーチ」となる場合に対応した「非リーチ変動パターン(「非リーチハズレ変動パターン」「非リーチ(ハズレ)変動パターン」とも称する)」や、可変表示結果が「ハズレ」となる場合のうち飾り図柄の可変表示態様が「リーチ」となる場合に対応した「リーチ変動パターン(「リーチハズレ変動パターン」とも称する)」が含まれる。
また、可変表示結果が「大当り」となる場合に対応した変動パターンを「当たり変動パターン」と称する。当たり変動パターンには、可変表示結果が「大当り」である場合に対応した「大当り変動パターン」や、可変表示結果が「小当り」である場合に対応した「小当り変動パターン」が含まれてもよい。大当り変動パターンとして、大当り種別の夫々に対応した複数の変動パターンを用意しておいてもよい。
非リーチ変動パターンには、合計保留記憶数が多い場合や、遊技状態が高確状態や時短状態である場合に実行される時短制御に対応し、変動時間が異なる複数の変動パターンを用意しておくとよい。これにより、合計保留記憶数や遊技状態に応じて、何れかの変動パターンが選択されることで、合計保留記憶数や遊技状態に応じて変動時間を短縮する制御が可能になる。
大当り変動パターンやリーチ変動パターンなどのようにリーチ演出を含む変動パターンには、夫々のリーチ演出のリーチ態様に応じた変動パターンが用意されている。なお、ノーマルリーチのリーチ演出が実行される変動パターンを「ノーマルリーチ変動パターン」と称し、スーパーリーチのリーチ演出が実行される変動パターンを「スーパーリーチ変動パターン」と称する。
図6は、本実施形態における変動カテゴリ及び変動パターンの一例を説明する説明図である。図6において、変動カテゴリ「PA1」は、短縮・非リーチ(ハズレ)変動カテゴリである。変動カテゴリ「PA1」には、変動パターン「PA1−1」が属している。変動カテゴリ「PA2」は、非リーチ(ハズレ)変動カテゴリである。変動カテゴリ「PA2」には、変動パターン「PA2−1」と「PA2−2」とが属している。変動カテゴリ「PA3」は、ノーマルリーチ(ハズレ)変動カテゴリである。変動カテゴリ「PA3」には、変動パターン「PA3−1」と「PA3−2」とが属している。変動カテゴリ「PA4」は、スーパーリーチα(ハズレ)変動カテゴリである。変動カテゴリ「PA4」には、変動パターン「PA4−1」〜「PA4−3」が属している。変動カテゴリ「PA5」は、スーパーリーチβ(ハズレ)変動カテゴリである。変動カテゴリ「PA5」には、変動パターン「PA5−1」〜「PA5−3」が属している。変動カテゴリ「PB1」は、短縮・リーチ(大当り)変動カテゴリである。変動カテゴリ「PB1」には、変動パターン「PB1−1」が属している。変動カテゴリ「PB3」は、ノーマルリーチ(大当り)変動カテゴリである。変動カテゴリ「PB3」には、変動パターン「PB3−1」と「PB3−2」とが属している。変動カテゴリ「PB4」は、スーパーリーチα(大当り)変動カテゴリである。変動カテゴリ「PB4」には、変動パターン「PB4−1」〜「PB4−3」が属している。変動カテゴリ「PB5」は、スーパーリーチβ(大当り)変動カテゴリである。変動カテゴリ「PB5」には、変動パターン「PB5−1」〜「PB5−3」が属している。
なお、変動カテゴリ「PA4」と変動カテゴリ「PA5」とを合せて「スーパーリーチ(ハズレ)変動カテゴリ」と総称し、変動カテゴリ「PB4」と変動カテゴリ「PB5」とを合せて「スーパーリーチ(大当り)変動カテゴリ」と総称し、変動カテゴリ「PA4」と変動カテゴリ「PA5」と変動カテゴリ「PB4」と変動カテゴリ「PB5」とを合せて「スーパーリーチ変動カテゴリ」と総称する。
変動カテゴリ「PA2」に属する変動パターン「PA2−1」は、特図変動時間が通常の長さである非リーチ(ハズレ)変動パターンである。変動パターン「PA2−2」は、擬似連変動(演出)が1回実行される非リーチ(ハズレ)変動パターンである。なお、変動パターン「PA2−2」の特図変動時間は、擬似連変動(演出)が実行されるため、変動パターン「PA2−1」の特図変動時間よりも長くなっている。擬似連変動(演出)が実行される他の変動パターンについても同様である。
変動カテゴリ「PA3」に属する変動パターン「PA3−1」は、特図変動時間が通常の長さであるノーマルリーチ(ハズレ)変動パターンである。また、変動パターン「PA3−2」は、擬似連変動(演出)が1回実行されるノーマルリーチ(ハズレ)変動パターンである。変動カテゴリ「PA4」に属する変動パターン「PA4−1」は、特図変動時間が通常の長さであるスーパーリーチα(ハズレ)変動パターンである。変動パターン「PA4−2」は、擬似連変動(演出)が1回実行されるスーパーリーチα(ハズレ)変動パターンである。変動パターン「PA4−3」は、擬似連変動(演出)が2回実行されるスーパーリーチα(ハズレ)変動パターンである。
変動カテゴリ「PA5」に属する変動パターン「PA5−1」は、特図変動時間が通常の長さであるスーパーリーチβ(ハズレ)変動パターンである。変動パターン「PA5−2」は、擬似連変動(演出)が1回実行されるスーパーリーチβ(ハズレ)変動パターンである。変動パターン「PA5−3」は、擬似連変動(演出)が2回実行されるスーパーリーチβ(ハズレ)変動パターンである。
変動カテゴリ「PB3」に属する変動パターン「PB3−1」は、特図変動時間が通常の長さであるノーマルリーチ(大当り)変動パターンである。また、変動パターン「PB3−2」は、擬似連変動(演出)が1回実行されるノーマルリーチ(大当り)変動パターンである。変動カテゴリ「PB1」に属する変動パターン「PB1−1」は、変動パターン「PB3−1」よりも特図変動時間が短縮されたリーチ(大当り)変動パターンである。変動カテゴリ「PB4」に属する変動パターン「PB4−1」は、特図変動時間が通常の長さであるスーパーリーチα(大当り)変動パターンである。変動パターン「PB4−2」は、擬似連変動(演出)が1回実行されるスーパーリーチα(大当り)変動パターンである。変動パターン「PB4−3」は、擬似連変動(演出)が2回実行されるスーパーリーチα(大当り)変動パターンである。
変動カテゴリ「PB5」に属する変動パターン「PB5−1」は、特図変動時間が通常の長さであるスーパーリーチβ(大当り)変動パターンである。変動パターン「PB5−2」は、擬似連変動(演出)が1回実行されるスーパーリーチβ(大当り)変動パターンである。変動パターン「PB5−3」は、擬似連変動(演出)が2回実行されるスーパーリーチβ(大当り)変動パターンである。
なお、上記に加え、滑り演出が実行される変動パターンや、擬似連変動(演出)のガセ(例えば、擬似連演出と同様の煽り演出は実行されるが仮停止しないもの)が実行される変動パターンを用意してもよい。
なお、本実施形態では2R確変大当り(突確)を設けないが、2R確変大当り(突確)を設ける態様としたときには、2R確変大当り(突確)用の変動カテゴリを設けてもよい。例えば、2R確変大当り(突確)用の変動カテゴリ「PE1」、「PE2」、「PE3」を設けてもよい。変動カテゴリ「PE1」には、変動パターン「PE1−1」と「PE1−2」とが属している。変動パターン「PE1−1」は、特図変動時間が通常の長さである非リーチ(突確)変動パターンである。変動パターン「PE1−2」は、擬似連変動(演出)が1回実行される非リーチ(突確)変動パターンである。なお、滑り演出が実行される非リーチ(突確)変動パターンを用意してもよい。
変動カテゴリ「PE2」には、変動パターン「PE2−1」〜「PE2−3」が属している。変動パターン「PE2−1」は、特図変動時間が通常の長さであるスーパーリーチα(突確)変動パターンである。変動パターン「PE2−2」は、擬似連変動(演出)が1回実行されるスーパーリーチα(突確)変動パターンである。変動パターン「PE2−3」は、擬似連変動(演出)が2回実行されるスーパーリーチα(突確)変動パターンである。なお、擬似連変動(演出)のガセが実行されるスーパーリーチα(突確)変動パターンを用意してもよい。
変動カテゴリ「PE3」には、変動パターン「PE3−1」〜「PE3−3」が属している。変動パターン「PE3−1」は、特図変動時間が通常の長さであるスーパーリーチβ(突確)変動パターンである。変動パターン「PE3−2」は、擬似連変動(演出)が1回実行されるスーパーリーチβ(突確)変動パターンである。変動パターン「PE3−3」は、擬似連変動(演出)が2回実行されるスーパーリーチβ(突確)変動パターンである。なお、擬似連変動(演出)のガセが実行されるスーパーリーチβ(突確)変動パターンを用意してもよい。
図3に示す遊技制御用マイクロコンピュータ100が備えるROM101には、ゲーム制御用のプログラムの他にも、遊技の進行を制御するために用いられる各種のデータが格納されている。例えば、ROM101には、CPU103が各種の判定や決定、設定を行うために用意された複数の判定テーブルや決定テーブル、設定テーブルなどを構成するデータが記憶されている。また、ROM101には、CPU103が主基板11から各種の制御コマンドとなる制御信号を送信するために用いられる複数のコマンドテーブルを構成するデータ(例えば、制御コマンドの内容を特定する情報)や、各種のテーブルを構成するデータなどが記憶されている。
図7は、ROM101に記憶される表示結果決定テーブルの構成例を示している。図7に示す表示結果決定テーブル130は、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図ゲーム(第1特図を用いた特図ゲーム)や、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図ゲーム(第2特図を用いた特図ゲーム)において、可変表示結果となる確定特別図柄が導出表示される以前に、その可変表示結果を「大当り(16R確変大当り、8R確変大当り)」として大当り遊技状態に制御するか否かを、特図表示結果決定用の乱数値MR1に基づいて決定するために参照されるテーブルである。
表示結果決定テーブル130では、パチンコ遊技機1における遊技状態に応じて、特図表示結果決定用の乱数値MR1と比較される数値(判定値)が、「大当り(16R確変大当り、8R確変大当り)」や「ハズレ」の特図表示結果に割り当てられている。具体的には、表示結果決定テーブル130では、低確状態であるか、高確状態であるかに応じて、特図表示結果決定用の乱数値MR1と比較される数値(判定値)が、「大当り」や「ハズレ」の特図表示結果に割り当てられている。
表示結果決定テーブル130では、遊技状態が高確状態であるときに、遊技状態が低確状態であるときよりも多くの判定値が、「大当り」の特図表示結果に割り当てられている。具体的には、低確状態では所定個数(具体的には190個)の判定値(「8000」〜「8189」の範囲の値)が「大当り」の特図表示結果に割り当てられている。一方、高確状態では所定個数よりも多い個数(具体的には819個)の判定値「8000」〜「8818」が「大当り」の特図表示結果に割り当てられている。このような設定により、パチンコ遊技機1において確変制御が行われる確変状態(高確状態)では、非確変状態(低確状態)であるときに比べて、特図表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御すると決定される確率が高くなる。
なお、第1特図と第2特図とで異なる表示結果決定テーブルを用い、第1特図用の第1特図表示結果決定テーブルでは、「小当り」の特図表示結果に所定範囲の判定値が割り当てられるようにし、第2特図用の第2特図表示結果決定テーブルでは、第1特図表示結果決定テーブルよりも少ない所定範囲の判定値が「小当り」の特図表示結果に割り当てられるようにしてもよい。これにより、普通可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口に遊技球が進入し易い遊技状態における「小当り」の頻発を回避することができる。
図8は、ROM101に記憶される大当り種別決定テーブル131の構成例を示している。大当り種別決定テーブル131は、特図表示結果を「大当り」として大当り遊技状態に制御すると決定されたときに、大当り種別決定用の乱数値MR2に基づき、大当り種別を複数種類の何れかに決定するために参照されるテーブルである。大当り種別決定テーブル131では、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図ゲーム(第1特図を用いた特図ゲーム)を実行するか、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図ゲーム(第2特図を用いた特図ゲーム)を実行するかに応じて、大当り種別決定用の乱数値MR2と比較される数値(判定値)が、夫々の大当り種別(16R確変大当り、8R確変大当り)に割り当てられている。
大当り種別決定テーブル131の設定例では、第1特図ゲームである場合、即ち、変動させる特図(変動特図とも称する)が第1特図である場合には、所定個数(具体的には50個)の判定値(「0」〜「49」の範囲の値)が16R確変大当りに割り当てられている。一方、第2特図ゲームである場合、即ち、変動特図が第2特図である場合には、所定個数よりも多い個数(具体的には80個)の判定値(「0」〜「79」の範囲の値)が16R確変大当りに割り当てられている。このような設定により、第2特図ゲームでは、第1特図よりも16R確変大当りとなり易いので、普通可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口に遊技球が進入し易い遊技状態(高確高ベース状態。具体的には大当り終了後の70回転目迄)において、16R確変大当りとなる期待感を高めることができる。
なお、本実施形態では2R確変大当り(突確)を設けないが、2R確変大当り(突確)を設ける態様としたときには、第2特図ゲームである場合には、第1特図ゲームである場合よりも少ない個数の判定値を2R確変大当り(突確)に割り当ててもよい。このような設定により、第2特図ゲームでは、第1特図よりも2R確変大当り(突確)となり難いので、普通可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口に遊技球が進入し易い遊技状態において、賞球を得ることが困難な2R確変大当り(突確)の発生を回避して、遊技の間延びによる遊技興趣の低下を防止することができる。
また、ROM101には、変動カテゴリを複数種類のうちの何れかに決定するために参照される変動カテゴリ決定テーブルが記憶されている。具体的には、ROM101には、当該変動カテゴリ決定テーブルにおいて決定され得る変動カテゴリの種類や夫々の決定割合などが互いに異なる複数の変動カテゴリ決定テーブルが記憶されている。変動カテゴリ決定テーブルには、変動カテゴリの夫々に、変動カテゴリ決定用の乱数値MR3と比較される数値(判定値)が割り当てられている。なお、複数の変動カテゴリ決定テーブルに代えて、全部の変動カテゴリ決定テーブルの情報を含む1つの大きな変動カテゴリ決定テーブルをROM101に記憶してもよい。
また、ROM101には、変動パターンを複数種類のうちの何れかに決定するために参照される変動パターン決定テーブルが記憶されている。具体的には、ROM101には、当該変動パターン決定テーブルにおいて決定され得る変動パターンの種類や夫々の決定割合などが互いに異なる複数の変動パターン決定テーブルが記憶されている。変動パターン決定テーブルには、変動パターンの夫々に、変動パターン決定用の乱数値MR5と比較される数値(判定値)が割り当てられている。なお、複数の変動パターン決定テーブルに代えて、夫々の変動パターン決定テーブルの情報を含む1つの大きな変動パターン決定テーブルをROM101に記憶してもよい。
また、ROM101には、変動カテゴリが特定パターン(後述)となるか否かを判定するために参照される先読判定テーブルが記憶されている。具体的には、ROM101には、判定内容や判定割合などが互いに異なる複数の先読判定テーブルが記憶されている。先読判定テーブルには、判定内容の夫々に、変動カテゴリ決定用の乱数値MR3と比較される数値(判定値)が割り当てられている。なお、複数の先読判定テーブルに代えて、全部の先読判定テーブルの情報を含む1つの大きな先読判定テーブルをROM101に記憶してもよい。
図3に示す遊技制御用マイクロコンピュータ100が備えるRAM102は、その一部又は全部が所定の電源基板において作成されるバックアップ電源によってバックアップされているバックアップRAMであればよい。即ち、パチンコ遊技機1に対する電力供給が停止しても、所定期間(バックアップ電源としてのコンデンサが放電してバックアップ電源が電力供給不能になるまで)は、RAM102の一部又は全部の内容は保存される。特に、少なくとも、遊技状態、即ち、遊技制御手段の制御状態に応じたデータと未払出賞球数を示すデータは、バックアップRAMに保存されるようにすればよい。遊技制御手段の制御状態に応じたデータとは、停電等が生じた後に復旧した場合に、そのデータにもとづいて、制御状態を停電等の発生前に復旧させるために必要なデータ(例えば特図プロセスフラグなど)である。また、制御状態に応じたデータと未払出賞球数を示すデータとを遊技の進行状態を示すデータと定義する。
このようなRAM102には、パチンコ遊技機1における遊技の進行などを制御するために用いられる各種のデータを保持する領域として、例えば図9に示すような遊技制御用データ保持エリア150が設けられている。図9に示す遊技制御用データ保持エリア150は、第1特図保留記憶部151Aと、第2特図保留記憶部151Bと、普図保留記憶部151Cと、遊技制御フラグ設定部152と、遊技制御タイマ設定部153と、遊技制御カウンタ設定部154と、遊技制御バッファ設定部155と、を備えている。
第1特図保留記憶部151Aは、普通入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口を遊技球が通過(進入)して第1始動入賞が発生したものの未だ開始されていない特図ゲーム(第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図ゲーム)の保留データ(第1特図保留情報)を記憶する。一例として、第1特図保留記憶部151Aは、第1始動入賞口への入賞順(遊技球の検出順)に保留番号と関連付けて、その遊技球の通過(進入)に基づいてCPU103により乱数回路104等から抽出された乱数値MR1〜MR3を示す数値データなどを保留データ(第1特図保留情報)として、その記憶数が所定の上限値(例えば「4」)に達するまで記憶する。
第2特図保留記憶部151Bは、普通可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口を遊技球が通過(進入)して第2始動入賞が発生したものの未だ開始されていない特図ゲーム(第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図ゲーム)の保留データ(第2特図保留情報)を記憶する。一例として、第2特図保留記憶部151Bは、第2始動入賞口への入賞順(遊技球の検出順)に保留番号と関連付けて、その遊技球の通過(進入)に基づいてCPU103により乱数回路104等から抽出された乱数値MR1〜MR3を示す数値データなどを保留データ(第2特図保留情報)として、その記憶数が所定の上限値(例えば「4」)に達するまで記憶する。
なお、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図ゲームの保留データ(第1始動条件の成立に基づく第1特図保留情報)と、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図ゲームの保留データ(第2始動入賞の成立に基づく第2特図保留情報)とを、共通の保留記憶部にて保留番号と対応付けて記憶するようにしてもよい。
普図保留記憶部151Cは、通過ゲート41を通過した遊技球がゲートスイッチ21によって検出されたにもかかわらず、未だ普通図柄表示器20により開始されていない普図ゲームに関する保留データ(普図保留情報)を記憶する。例えば、普図保留記憶部151Cは、遊技球が通過ゲート41を通過した順に保留番号と対応付けて、その遊技球の通過に基づいてCPU103により乱数回路104等から抽出された普図表示結果決定用の乱数値MR4を示す数値データなどを保留データ(普図保留情報)として、その記憶数が所定の上限値(例えば「4」)に達するまで記憶する。
遊技制御フラグ設定部152には、パチンコ遊技機1における遊技の進行状況などに応じて状態を更新可能な複数種類のフラグが設けられている。例えば、遊技制御フラグ設定部152には、複数種類のフラグそれぞれについて、フラグの値を示すデータや、オン状態あるいはオフ状態を示すデータが記憶される。具体的な一例として、遊技制御フラグ設定部152には、特図プロセスフラグ、高確フラグ、高ベースフラグ、大当りフラグなどのそれぞれについて、フラグの値を示すデータや、オン状態あるいはオフ状態を示すデータが記憶される。なお、高確フラグは、高確状態であるか低確状態であるかを示すフラグである。高ベースフラグは、高ベース状態であるか低ベース状態であるかを示すフラグである。大当りフラグは、大当り遊技状態であることを示すフラグである。
遊技制御タイマ設定部153には、パチンコ遊技機1における遊技の進行を制御するために用いられる各種のタイマが設けられている。例えば、遊技制御タイマ設定部153には、複数種類のタイマそれぞれにおけるタイマ値を示すデータが記憶される。
遊技制御カウンタ設定部154には、パチンコ遊技機1における遊技の進行を制御するために用いられるカウント値を計数するためのカウンタが複数種類設けられている。例えば、遊技制御カウンタ設定部154には、第1特図保留記憶数を計数するための第1保留記憶数カウンタの格納値である第1保留記憶数カウント値、第2特図保留記憶数を計数するための第2保留記憶数カウンタの格納値である第2保留記憶数カウント値、合計保留記憶数を計数するための合計保留記憶数カウンタの格納値である合計保留記憶数カウント値などが記憶される。また、遊技制御カウンタ設定部154には、変動数カウンタ(後述)の格納値(変動数カウント値)なども記憶される。
遊技制御バッファ設定部155には、パチンコ遊技機1における遊技の進行を制御するために用いられるデータを一時的に記憶する各種のバッファが設けられている。例えば、遊技制御バッファ設定部155には、複数種類のバッファそれぞれにおけるバッファ値を示すデータが記憶される。
図3に示す遊技制御用マイクロコンピュータ100が備えるI/O105は、遊技制御用マイクロコンピュータ100に伝送された各種信号を取り込むための入力ポートと、遊技制御用マイクロコンピュータ100の外部へと各種信号を伝送するための出力ポートとを含んで構成されている。
図3に示すように、演出制御基板12には、プログラムに従って制御動作を行う演出制御用CPU120と、演出制御用のプログラムや固定データ等を記憶するROM121と、演出制御用CPU120のワークエリアを提供するRAM122と、画像表示装置5における表示動作の制御内容を決定するための処理などを実行する表示制御部123と、演出制御用CPU120とは独立して乱数値を示す数値データの更新を行う乱数回路124と、I/O125、RTC(リアルタイムクロック)回路126とが搭載されている。
一例として、演出制御基板12では、演出制御用CPU120がROM121から読み出した演出制御用のプログラムを実行することにより、演出用の電気部品による演出動作を制御するための処理が実行される。このときには、演出制御用CPU120がROM121から固定データを読み出す固定データ読出動作や、演出制御用CPU120がRAM122に各種の変動データを書き込んで一時記憶させる変動データ書込動作、演出制御用CPU120がRAM122に一時記憶されている各種の変動データを読み出す変動データ読出動作、演出制御用CPU120がI/O125を介して演出制御基板12の外部から各種信号の入力を受け付ける受信動作、演出制御用CPU120がI/O125を介して演出制御基板12の外部へと各種信号を出力する送信動作なども行われる。
RTC回路126は、現在の年月日および時分秒等の時刻を計時可能な計時手段である。RTC回路126は、電波時計を用いて計時値を定期的に日本標準時刻に自動調整する機能を有する。RTC回路126は、パチンコ遊技機1への電力の供給が断たれている場合には、バックアップ電源回路(図示せず)から電力の供給を受けて動作する。RTC回路126による計時情報は、演出制御用CPU120等に供給される。
演出制御用CPU120、ROM121、RAM122は、演出制御基板12に搭載された1チップの演出制御用マイクロコンピュータに含まれてもよい。
演出制御基板12には、画像表示装置5に対する演出画像を示す情報信号(映像信号)を伝送するための配線や、音声制御基板13に対する指令を示す情報信号(演出音信号)を伝送するための配線、ランプ制御基板14に対する指令を示す情報信号(電飾信号)を伝送するための配線などが接続されている。さらに、演出制御基板12には、スティックコントローラ31Aに対する遊技者の操作行為を検出したことを示す情報信号(操作検出信号)を、コントローラセンサユニット35Aから伝送するための配線や、プッシュボタン31Bに対する遊技者の操作行為を検出したことを示す情報信号(操作検出信号)を、プッシュセンサ35Bから伝送するための配線や、演出設定部83による演出設定値(設定1、設定2、設定3)に対応する情報信号を伝送するための配線も接続されている。
演出制御基板12では、例えば乱数回路124などにより、演出動作を制御するために用いられる各種の乱数値を示す数値データが更新可能にカウントされる。こうした演出動作を制御するために用いられる乱数は、演出用乱数ともいう。
図3に示す演出制御基板12に搭載されたROM121には、演出制御用のプログラムの他にも、演出動作を制御するために用いられる各種のデータが格納されている。例えば、ROM121には、演出制御用CPU120が各種の判定や決定、設定を行うために用意された複数の判定テーブルや決定テーブル、設定テーブルなどを構成するデータが記憶されている。
例えば、ROM121には、保留演出に関するテーブルとして、保留表示の表示態様を通常の表示態様(例えば、白色)とは異なる表示態様(例えば、青色、黄色、赤色)にて表示させる保留演出を実行するか否かを決定するために参照される保留演出実行有無決定テーブルや、保留演出を実行すると決定した場合の保留演出パターン(例えば、追加時から消化時に至るまでの保留表示の表示態様を示したパターン)を決定するために参照される保留演出パターン決定テーブルが記憶されていてもよい。例えば、ROM121には、保留演出実行無/保留演出実行有の決定割合が互いに異なる複数の保留演出実行有無決定テーブルや、夫々の保留演出パターン決定テーブルにおいて決定され得る保留演出パターンの種類や夫々の決定割合が互いに異なる複数の保留演出パターン決定テーブルが記憶されていてもよい。夫々の保留演出実行有無決定テーブルには、保留演出実行無/保留演出実行有の夫々に、保留演出実行有無決定用の乱数値(非図示)と比較される数値(判定値)が割り当てられていてもよい。夫々の保留演出パターン決定テーブルには、保留演出パターンの夫々に、保留演出パターン決定用の乱数値(非図示)と比較される数値(判定値)が割り当てられていてもよい。
また、ROM121には、演出制御用CPU120が各種の演出装置(例えば画像表示装置5、スピーカ8、ランプ9、演出用模型など)による演出動作を制御するために用いられる複数の演出制御パターンを構成するデータが記憶されている。夫々の演出制御パターンは、パチンコ遊技機1における遊技の進行状況に応じて実行される各種の演出動作の制御内容を示すデータなどから構成されている。即ち、各種の演出動作は、演出制御パターンがセットされることによって実現される。例えば、夫々の変動パターンに対応する飾り図柄の可変表示動作は、夫々の変動パターンに対応する演出制御パターンセットされることによって実現される。保留演出、アクティブ表示演出、ファンファーレ演出、ラウンド遊技中の演出(開放中演出、閉鎖中演出)、エンディング演出などについても、夫々の演出に対応する演出制御パターンセットされることによって実現される。
図10(A)は、演出制御パターンの構成例を示している。演出制御パターンは、例えば演出制御プロセスタイマ判定値、表示制御データ、音声制御データ、ランプ制御データ、操作検出制御データ、終了コードといった、各種の演出動作を制御するための制御データから構成され、時系列的に、各種の演出制御の内容や、演出制御の切換タイミング等が設定されていればよい。その他にも、演出制御パターンには、例えば遊技領域の内部又は外部に設けられた可動部材における動作制御の内容等を指定する可動部材制御データなどが、含まれていてもよい。演出制御プロセスタイマ判定値は、演出制御用マイクロコンピュータに内蔵された演出制御用RAMの所定領域に設けられた演出制御プロセスタイマの値(演出制御プロセスタイマ値)と比較される値(判定値)であって、各演出動作の実行時間(演出時間)に対応した判定値が予め設定されている。なお、演出制御プロセスタイマ判定値に代えて、例えば主基板11から所定の演出制御コマンドを受信したことや、演出制御用マイクロコンピュータにおいて演出動作を制御するための処理として所定の処理が実行されたことといった、所定の制御内容や処理内容に対応して、演出制御の切換タイミング等を示すデータが設定されていてもよい。
表示制御データには、例えば飾り図柄の可変表示中における各飾り図柄の変動態様を示すデータといった、画像表示装置5の表示領域における演出画像の表示態様を示すデータが含まれている。即ち、表示制御データは、画像表示装置5の表示領域における演出画像の表示動作を指定するデータである。音声制御データには、例えば飾り図柄の可変表示中における飾り図柄の可変表示動作に連動した演出音等の出力態様を示すデータといった、スピーカ8からの音声出力態様を示すデータが含まれている。即ち、音声制御データは、スピーカ8からの音声出力動作を指定するデータである。ランプ制御データには、例えばランプ9(発光体)の発光動作態様を示すデータが含まれている。即ち、ランプ制御データは、ランプ9の発光動作(点灯動作、点滅動作、消灯動作)を指定するデータである。操作検出制御データには、例えば操作ボタン30といった操作部に対する操作を有効に検出する期間や、有効に検出した場合における演出動作の制御内容等を示すデータが含まれている。即ち、操作検出制御データは、操作部に対する操作に応じた演出動作を指定するデータである。なお、これらの制御データは、全ての演出制御パターンに含まれなければならないものではなく、各演出制御パターンによる演出動作の内容に応じて、一部の制御データを含んで構成される演出制御パターンがあってもよい。
図10(B)は、演出制御パターンの内容に従って実行される各種の演出動作を説明するための図である。演出制御用CPU120は、演出制御パターンに含まれる各種の制御データに従って、演出動作の制御内容を決定する。例えば、演出制御プロセスタイマ値が演出制御プロセスタイマ判定値の何れかと合致したときには、その演出制御プロセスタイマ判定値と対応付けられた表示制御データにより指定される態様で飾り図柄を表示させるとともに、キャラクタ画像や背景画像といった演出画像を画像表示装置5の画面上に表示させる制御を行う。また、音声制御データにより指定される態様でスピーカ8から音声を出力させる制御を行うとともに、ランプ制御データにより指定される態様でランプ9を発光させる制御を行い、操作検出制御データにより指定される操作有効期間にてスティックコントローラ31Aやプッシュボタン31Bに対する操作を受け付けて演出内容を決定する制御を行う。なお、演出制御プロセスタイマ判定値と対応していても制御対象にならない演出用部品に対応するデータには、ダミーデータ(制御を指定しないデータ)が設定されてもよい。
図10(B)に示す演出動作は、飾り図柄の変動が開始されてから最終停止するまでの期間全体に対応しているが、これに限定されるものではなく、飾り図柄の可変表示中における一部の期間(例えば予告演出を実行する期間など)に対応して演出動作を実行するための演出制御パターンが設けられてもよい。あるいは、飾り図柄の可変表示中以外の所定期間(例えば大当り遊技状態においてラウンドを実行中の期間や、大当り遊技状態の終了時にエンディング演出を実行する期間など)に対応して演出動作を実行するための演出制御パターンが設けられてもよい。
演出制御パターンをセットする際には、該当する演出制御パターンを構成するパターンデータを、ROM121から読み出してRAM122の所定領域に一時記憶させてもよいし、該当する演出制御パターンを構成するパターンデータのROM121における記憶アドレスを、RAM122の所定領域に一時記憶させて、ROM121における記憶データの読出位置を指定するだけでもよい。その後、演出制御プロセスタイマ値が更新されるごとに、演出制御プロセスタイマ判定値の何れかと合致したか否かの判定を行い、合致した場合には、対応する各種の制御データに応じた演出動作の制御を行う。このように、演出制御用CPU120は、演出制御パターンに含まれるプロセスデータ#1〜プロセスデータ#n(nは任意の整数)の内容に従って、演出装置(画像表示装置5、スピーカ8、ランプ9、演出用模型が備える可動部材など)の制御を進行させる。なお、各プロセスデータ#1〜プロセスデータ#nにおいて、演出制御プロセスタイマ判定値#1〜#nと対応付けられた表示制御データ#1〜表示制御データ#n、音声制御データ#1〜音声制御データ#n、ランプ制御データ#1〜ランプ制御データ#n、操作検出制御データ#1〜操作検出制御データ#nは、演出装置における演出動作の制御内容を示し、演出制御の実行を指定する演出制御実行データ#1〜演出制御実行データ#nを構成する。
こうしてセットした演出制御パターンに従った指令が、演出制御用CPU120から表示制御部123、音声制御基板13、ランプ制御基板14などに対して出力される。演出制御用CPU120からの指令を受けた表示制御部123では、例えば所定のVDP等がその指令に示される画像データをCGROM等の画像データメモリから読み出してVRAMに一時記憶させることなどにより展開させる。また、演出制御用CPU120からの指令を受けた音声制御基板13では、例えば音声合成用ICがその指令に示される音声データを音声データROMから読み出して音声RAM等に一時記憶させることなどにより展開させる。
図3に示す演出制御基板12に搭載されたRAM122には、演出動作を制御するために用いられる各種データを保持する領域として、例えば図11(A)に示すような演出制御用データ保持エリア190が設けられている。図11(A)に示す演出制御用データ保持エリア190は、演出制御フラグ設定部191と、演出制御タイマ設定部192と、演出制御カウンタ設定部193と、演出制御バッファ設定部194とを備えている。
演出制御フラグ設定部191には、例えば画像表示装置5の画面上における演出画像の表示状態などといった演出動作状態や主基板11から伝送された演出制御コマンド等に応じて状態を更新可能な複数種類のフラグが設けられている。例えば、演出制御フラグ設定部191には、複数種類のフラグそれぞれについて、フラグの値を示すデータや、オン状態あるいはオフ状態を示すデータが記憶される。具体的な一例として、演出制御フラグ設定部191には、演出プロセスフラグ、高確フラグ、高ベースフラグなどのそれぞれについて、フラグの値を示すデータや、オン状態あるいはオフ状態を示すデータが記憶される。
演出制御タイマ設定部192には、例えば画像表示装置5の画面上における演出画像の表示動作などといった各種演出動作の進行を制御するために用いられる複数種類のタイマが設けられている。例えば、演出制御タイマ設定部192には、複数種類のタイマそれぞれにおけるタイマ値を示すデータが記憶される。
演出制御カウンタ設定部193には、各種演出動作の進行を制御するために用いられる複数種類のカウンタが設けられている。例えば、演出制御カウンタ設定部193には、複数種類のカウンタそれぞれにおけるカウント値を示すデータが記憶される。また、演出制御カウンタ設定部193には、時短回数および確変回数の一方又は両方を計数するための演出数カウンタの格納値である演出数カウント値を示すデータなども記憶される。
演出制御バッファ設定部194には、各種演出動作の進行を制御するために用いられるデータを一時的に記憶する各種のバッファが設けられている。例えば、演出制御バッファ設定部194には、複数種類のバッファそれぞれにおけるバッファ値を示すデータが記憶される。
本実施形態では、図11(B)に示すような第1始動入賞時受信コマンドバッファ194Aを構成するデータが、演出制御バッファ設定部194の所定領域に記憶される。第1始動入賞時受信コマンドバッファ194Aには、合計保留記憶数の最大値(例えば「4」)に対応した格納領域(バッファ番号「1」〜「4」に対応した領域)が設けられている。第1始動入賞口への始動入賞があったときには、所定のコマンドが、主基板11から演出制御基板12へと送信される。具体的には、4つのコマンド(始動口入賞指定コマンド(第1始動口入賞指定コマンド)、図柄指定コマンド、変動カテゴリコマンド、保留記憶数通知コマンド(第1保留記憶数通知コマンド))が1セットで、又は、2つのコマンド(始動口入賞指定コマンド(第1始動口入賞指定コマンド)、保留記憶数通知コマンド(第1保留記憶数通知コマンド))が1セットで、主基板11から演出制御基板12へと送信される。第1始動入賞時受信コマンドバッファ194Aには、主基板11から送信されたこれらのコマンドのうち、図柄指定コマンド、変動カテゴリコマンド、保留記憶数通知コマンドを格納できるように、バッファ番号毎に、図柄指定コマンドを格納する格納領域、変動カテゴリコマンドを格納する格納領域、保留記憶数通知コマンドを格納する格納領域が確保されている。
演出制御用CPU120は、第1始動入賞時に主基板11から受信したコマンドをセット毎に対応付けて、第1始動入賞時受信コマンドバッファ194Aの格納領域に格納する。例えば、演出制御用CPU120は、第1始動入賞時に4つのコマンド(第1始動口入賞指定コマンド、図柄指定コマンド、変動カテゴリコマンド、第1保留記憶数通知コマンド)を正常に受信したときには、空き領域となっているバッファ番号の格納領域(図柄指定コマンドを格納する格納領域、変動カテゴリコマンドを格納する格納領域、第1保留記憶数通知コマンドを格納する格納領域の何れにも何も格納されていないバッファ番号の夫々の格納領域)に、図柄指定コマンド、変動カテゴリコマンド、第1保留記憶数通知コマンドを格納する。複数のバッファ番号の格納領域が空き領域となっているときには、空き領域となっている最も小さいバッファ番号の格納領域に、図柄指定コマンド、変動カテゴリコマンド、第1保留記憶数通知コマンドを格納する。なお、図11(B)に示す例は、バッファ番号「1」〜「3」の格納領域にコマンドが格納されている状態を表している。一方、演出制御用CPU120は、第1始動入賞時に2つのコマンド(第1始動口入賞指定コマンド、第1保留記憶数通知コマンド)を正常に受信したときには、空き領域となっているバッファ番号の格納領域(図柄指定コマンドを格納する格納領域、変動カテゴリコマンドを格納する格納領域、第1保留記憶数通知コマンドを格納する格納領域の何れにも何も格納されていないバッファ番号の夫々の格納領域)に、第1保留記憶数通知コマンドを格納する。複数のバッファ番号の格納領域が空き領域となっているときには、空き領域となっている最も小さいバッファ番号の格納領域に、第1保留記憶数通知コマンドを格納する。
図11(B)に示す第1始動入賞時受信コマンドバッファ194Aに格納されているコマンドは、第1特図ゲームに同期して飾り図柄の可変表示が開始されるごとに1つずつ削除され、バッファ番号(コマンド同士の入賞順)を維持しつつ、以降のコマンドがシフトされる。具体的には、第1特図ゲームに連動して飾り図柄の可変表示が開始されるときには、第1始動口入賞指定コマンドに対応付けられているコマンドのうち最も小さいバッファ番号に対応した領域に格納されたコマンド(1セット)が1つ削除され、削除されたコマンドのバッファ番号よりも大きいバッファ番号に対応した領域に格納されているコマンド(第1始動口入賞指定コマンドに対応付けられているコマンド)が、入賞順(バッファ番号の大小関係)を維持しつつシフトされる。
例えば、図11(B)に示す格納状態において第1特図ゲームに同期して飾り図柄の可変表示が開始されるときには、バッファ番号「1」に対応した領域に格納されているコマンドが削除され、バッファ番号「2」に対応した領域に格納されているコマンドがバッファ番号「1」にシフトされ、バッファ番号「3」に対応した領域に格納されている各コマンドが、バッファ番号「2」にシフトされる。
また、本実施形態では、図11(C)に示すような第2始動入賞時受信コマンドバッファ194Bを構成するデータが、演出制御バッファ設定部194の所定領域に記憶される。第2始動入賞時受信コマンドバッファ194Bには、合計保留記憶数の最大値(例えば「4」)に対応した格納領域(バッファ番号「1」〜「4」に対応した領域)が設けられている。第2始動入賞口への始動入賞があったときには、所定のコマンドが、主基板11から演出制御基板12へと送信される。具体的には、4つのコマンド(始動口入賞指定コマンド(第2始動口入賞指定コマンド)、図柄指定コマンド、変動カテゴリコマンド、保留記憶数通知コマンド(第2保留記憶数通知コマンド))が1セットで、主基板11から演出制御基板12へと送信される。第2始動入賞時受信コマンドバッファ194Bには、主基板11から送信されたこれらのコマンドのうち、図柄指定コマンド、変動カテゴリコマンド、保留記憶数通知コマンドを格納できるように、バッファ番号毎に、図柄指定コマンドを格納する格納領域、変動カテゴリコマンドを格納する格納領域、保留記憶数通知コマンドを格納する格納領域が確保されている。
演出制御用CPU120は、第2始動入賞時に主基板11から受信したコマンドをセット毎に対応付けて、第2始動入賞時受信コマンドバッファ194Bの格納領域に格納する。例えば、演出制御用CPU120は、第2始動入賞時に4つのコマンド(第2始動口入賞指定コマンド、図柄指定コマンド、変動カテゴリコマンド、第2保留記憶数通知コマンド)を正常に受信したときには、空き領域となっているバッファ番号の格納領域(図柄指定コマンドを格納する格納領域、変動カテゴリコマンドを格納する格納領域、第2保留記憶数通知コマンドを格納する格納領域の何れにも何も格納されていないバッファ番号の夫々の格納領域)に、図柄指定コマンド、変動カテゴリコマンド、第2保留記憶数通知コマンドを格納する。複数のバッファ番号の格納領域が空き領域となっているときには、空き領域となっている最も小さいバッファ番号の格納領域に、図柄指定コマンド、変動カテゴリコマンド、第2保留記憶数通知コマンドを格納する。なお、図11(C)に示す例は、バッファ番号「1」〜「2」の格納領域にコマンドが格納されている状態を表している。
図11(C)に示す第2始動入賞時受信コマンドバッファ194Bに格納されているコマンドは、第2特図ゲームに同期して飾り図柄の可変表示が開始されるごとに1つずつ削除され、バッファ番号(コマンド同士の入賞順)を維持しつつ、以降のコマンドがシフトされる。具体的には、第2特図ゲームに連動して飾り図柄の可変表示が開始されるときには、第2始動口入賞指定コマンドに対応付けられているコマンドのうち最も小さいバッファ番号に対応した領域に格納されたコマンド(1セット)が1つ削除され、削除されたコマンドのバッファ番号よりも大きいバッファ番号に対応した領域に格納されているコマンド(第2始動口入賞指定コマンドに対応付けられているコマンド)が、入賞順(バッファ番号の大小関係)を維持しつつシフトされる。
例えば、図11(C)に示す格納状態において第2特図ゲームに同期して飾り図柄の可変表示が開始されるときには、バッファ番号「1」に対応した領域に格納されているコマンドが削除され、バッファ番号「2」に対応した領域に格納されているコマンドがバッファ番号「1」にシフトされる。
また、本実施形態では、図11(D)に示すような第1先読予告バッファ194Cを構成するデータが、演出制御バッファ設定部194の所定領域に記憶される。第1先読予告バッファ194Cには、第1始動入賞時受信コマンドバッファ194Aを構成する各データに対応した格納領域(バッファ番号「1」〜「4」に対応した領域)が設けられている。即ち、第1先読予告バッファ194Cには、演出制御用CPU120などによって決定された夫々の保留情報に関する先読予告演出に関する決定内容などが、バッファ番号「1」〜「4」に対応付けて記憶される。飾り図柄の可変表示の開始などにより、図11(B)の第1始動入賞時受信コマンドバッファ194Aにおいて、あるバッファ番号に対応付けられている保留データ(1セットのコマンド)が削除されるときには、第1先読予告バッファ194Cにおいて、当該バッファ番号に対応付けられている内容も削除される。また、飾り図柄の可変表示の開始などにより、図11(B)の第1始動入賞時受信コマンドバッファ194Aにおいて、あるバッファ番号に対応付けられている保留データ(1セットのコマンド)が他のバッファ番号にシフトされるときには、第1先読予告バッファ194Cにおいて、当該バッファ番号に対応付けられている内容も当該他のバッファ番号にシフトされる。
また、本実施形態では、図11(E)に示すような第2先読予告バッファ194Dを構成するデータが、演出制御バッファ設定部194の所定領域に記憶される。第2先読予告バッファ194Dには、第2始動入賞時受信コマンドバッファ194Bを構成する各データに対応した格納領域(バッファ番号「1」〜「4」に対応した領域)が設けられている。即ち、第2先読予告バッファ194Dには、演出制御用CPU120などによって決定された夫々の保留情報に関する先読予告演出に関する決定内容などが、バッファ番号「1」〜「4」に対応付けて記憶される。飾り図柄の可変表示の開始などにより、図11(C)の第2始動入賞時受信コマンドバッファ194Bにおいて、あるバッファ番号に対応付けられている保留データ(1セットのコマンド)が削除されるときには、第2先読予告バッファ194Dにおいて、当該バッファ番号に対応付けられている内容も削除される。また、飾り図柄の可変表示の開始などにより、図11(C)の第2始動入賞時受信コマンドバッファ194Bにおいて、あるバッファ番号に対応付けられている保留データ(1セットのコマンド)が他のバッファ番号にシフトされるときには、第2先読予告バッファ194Dにおいて、当該バッファ番号に対応付けられている内容も当該他のバッファ番号にシフトされる。
次に、本実施形態におけるパチンコ遊技機1の動作(作用)を説明する。
主基板11では、所定の電源基板からの電力供給が開始されると、遊技制御用マイクロコンピュータ100が起動し、CPU103によって遊技制御メイン処理となる所定の処理が実行される。遊技制御メイン処理を開始すると、CPU103は、割込み禁止に設定した後、必要な初期設定を行う。この初期設定では、例えばRAM102がクリアされる。また、遊技制御用マイクロコンピュータ100に内蔵されたCTC(カウンタ/タイマ回路)のレジスタ設定を行う。これにより、以後、所定時間(例えば、2ミリ秒)ごとにCTCから割込み要求信号がCPU103へ送出され、CPU103は定期的にタイマ割込み処理を実行することができる。初期設定が終了すると、割込みを許可した後、ループ処理に入る。なお、遊技制御メイン処理では、パチンコ遊技機1の内部状態を前回の電力供給停止時における状態に復帰させるための処理を実行してから、ループ処理に入るようにしてもよい。
こうした遊技制御メイン処理を実行したCPU103は、CTCからの割込み要求信号を受信して割込み要求を受け付けると、図12のフローチャートに示す遊技制御用タイマ割込み処理を実行する。図12に示す遊技制御用タイマ割込み処理を開始すると、CPU103は、まず、所定のスイッチ処理を実行することにより、スイッチ回路110を介してゲートスイッチ21、第1始動口スイッチ22A、第2始動口スイッチ22B、カウントスイッチ23といった各種スイッチから入力される検出信号の状態を判定する(ステップS11)。続いて、所定のメイン側エラー処理を実行することにより、パチンコ遊技機1の異常診断を行い、その診断結果に応じて必要ならば警告を発生可能とする(ステップS12)。この後、所定の情報出力処理を実行することにより、例えばパチンコ遊技機1の外部に設置されたホール管理用コンピュータに供給される大当り情報、始動情報、確率変動情報などのデータを出力する(ステップS13)。
ステップS13の情報出力処理に続いて、CPU103は、遊技用乱数更新処理を実行する(ステップS14)。ステップS14の遊技用乱数更新処理では、例えば、主基板11の側で用いられる遊技用乱数(例えば、乱数値MR1〜MR5等)の少なくとも一部をソフトウェアにより更新する。一例として、CPU103は、遊技制御カウンタ設定部154のランダムカウンタによってカウントされる遊技用乱数を示す数値データをソフトウェアにより更新してもよい。
ステップS14の遊技用乱数更新処理に続いて、CPU103は、特別図柄プロセス処理を実行する(ステップS15)。特別図柄プロセス処理では、遊技制御フラグ設定部152に設けられた特図プロセスフラグの値をパチンコ遊技機1における遊技の進行状況に応じて更新し、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bにおける表示動作の制御や、特別可変入賞球装置7における大入賞口の開閉動作設定などを、所定の手順で行うために、各種の処理が選択されて実行される。
特別図柄プロセス処理に続いて、CPU103は、普通図柄プロセス処理を実行する(ステップS16)。普通図柄プロセス処理が実行されることにより、普通図柄表示器20における表示動作(例えばセグメントLEDの点灯、消灯など)を制御して、普通図柄の可変表示や普通可変入賞球装置6Bにおける可動翼片の傾動動作設定などを可能にする。
普通図柄プロセス処理に続いて、CPU103は、コマンド制御処理を実行することにより、主基板11から演出制御基板12などのサブ側の制御基板に対して制御コマンドを伝送させる(ステップS17)。一例として、コマンド制御処理では、遊技制御バッファ設定部155に設けられた送信コマンドバッファの値によって指定されたコマンド送信テーブルにおける設定に対応して、I/O105に含まれる出力ポートのうち、演出制御基板12に対して演出制御コマンドを送信するための出力ポートに制御データをセットした後、演出制御INT信号の出力ポートに所定の制御データをセットして演出制御INT信号を所定時間にわたりオン状態としてからオフ状態とすることなどにより、コマンド送信テーブルでの設定に基づく演出制御コマンドの伝送を可能にする。コマンド制御処理を実行した後には、割込み許可状態に設定してから、遊技制御用タイマ割込み処理を終了する。
図13は、図12に示す遊技制御用タイマ割込み処理のステップS15にて実行される特別図柄プロセス処理の一例を示すフローチャートである。この特別図柄プロセス処理において、CPU103は、まず、始動入賞判定処理を実行する(ステップS101)。図14は、図13に示す特別図柄プロセス処理(ステップS15)のステップS101にて実行される始動入賞判定処理の一例を示すフローチャートである。
図14に示す始動入賞判定処理(ステップS101)において、CPU103は、まず、普通入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口に対応して設けられた第1始動口スイッチ22Aからの検出信号に基づき、第1始動口スイッチ22Aがオンであるか否かを判定する(ステップS201)。ステップS201にて第1始動口スイッチ22Aがオンであると判定した場合は(ステップS201;YES)、CPU103は、第1特図保留記憶数(第1特図ゲームの保留数)が、所定の上限値(例えば上限記憶数としての「4」)となっているか否かを判定する(ステップS202)。CPU103は、例えば遊技制御カウンタ設定部154に設けられた第1保留記憶数カウンタの格納値である第1保留記憶数カウント値を読み取ることにより、第1特図保留記憶数を特定すればよい。
ステップS202にて第1特図保留記憶数が上限値ではないと判定した場合には(ステップS202;NO)、CPU103は、遊技制御バッファ設定部155に設けられた始動口バッファの格納値(始動口バッファ値)に「1」を設定する(ステップS207)。ステップS207の処理に続いて、CPU103は、始動入賞時処理(図15)を実行し(ステップS208)、始動口バッファ値に「0」を設定(クリア)する(ステップS209)。
ステップS201にて第1始動口スイッチ22Aがオンではないと判定した場合や(ステップS201(NO))、ステップS202にて第1特図保留記憶数が上限値に達していると判定した場合や(ステップS202(YES))、ステップS209の処理を実行した後には、CPU103は、普通可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口に対応して設けられた第2始動口スイッチ22Bからの検出信号に基づき、第2始動口スイッチ22Bがオンであるか否かを判定する(ステップS203)。ステップS203にて第2始動口スイッチ22Bがオンであると判定した場合は(ステップS203;YES)、CPU103は、第2特図保留記憶数(第2特図ゲームの保留数)が、所定の上限値(例えば上限記憶数としての「4」)となっているか否かを判定する(ステップS204)。CPU103は、例えば遊技制御カウンタ設定部154に設けられた第2保留記憶数カウンタの格納値である第2保留記憶数カウント値を読み取ることにより、第2特図保留記憶数を特定すればよい。
ステップS204にて第2特図保留記憶数が上限値ではないと判定した場合には(ステップS204;NO)、CPU103は、遊技制御バッファ設定部155に設けられた始動口バッファの格納値(始動口バッファ値)に「2」を設定する(ステップS210)。ステップS210の処理に続いて、CPU103は、始動入賞時処理(図15)を実行し(ステップS211)、始動口バッファ値に「0」を設定(クリア)し(ステップS212)、始動入賞判定処理を終了する。
ステップS203にて第2始動口スイッチ22Bがオンではないと判定した場合や(ステップS203(NO))、ステップS204にて第2特図保留記憶数が上限値に達していると判定した場合には(ステップS204(YES))、ステップS210、S211、S212の処理を行わずに、始動入賞判定処理を終了する。
図14に示した始動入賞判定処理によれば、第1始動口スイッチ22Aと第2始動口スイッチ22Bとにおいて、遊技球の始動入賞を同時に検出した場合であっても、それぞれの検出に基づく処理を完了させることができる。
図15は、始動入賞時処理(ステップS208、ステップS211)の一例を示すフローチャートである。図15に示した始動入賞時処理において、CPU103は、まず、始動口バッファ値に応じた特図保留記憶数を1加算するように更新する(ステップS215)。例えば、始動口バッファ値が「1」であるときには第1保留記憶数カウント値を1加算する一方で、始動口バッファ値が「2」であるときには第2保留記憶数カウント値を1加算する。こうして、第1保留記憶数カウント値は、第1始動入賞口を遊技球が通過(進入)して第1始動条件が成立したときに、1増加するように更新される。また、第2保留記憶数カウント値は、第2始動入賞口を遊技球が通過(進入)して第2始動条件が成立したときに、1増加するように更新される。ステップS215の処理に続いて、合計保留記憶数を1加算するように更新する(ステップS216)。例えば、遊技制御カウンタ設定部154に設けられた合計保留記憶数カウンタの格納値である合計保留記憶数カウント値を、1加算するように更新すればよい。
ステップS216の処理に続いて、CPU103は、乱数回路104や遊技制御カウンタ設定部154のランダムカウンタによって更新されている数値データのうちから、特図表示結果決定用の乱数値MR1、大当り種別決定用の乱数値MR2、変動カテゴリ決定用の乱数値MR3を示す数値データを抽出する(ステップS217)。こうして抽出した各乱数値を示す数値データは、始動口バッファ値に応じた特図保留記憶部151における空きエントリの先頭に、保留情報としてセットされることで記憶される(ステップS218)。例えば、始動口バッファ値が「1」であるときには、第1特図保留記憶部151Aに乱数値MR1〜MR3を示す数値データがセットされる一方、始動口バッファ値が「2」であるときには、第2特図保留記憶部151Bに乱数値MR1〜MR3を示す数値データがセットされる。
ステップS218の処理に続いて、CPU103は、始動口バッファ値に応じた始動口入賞指定コマンドを送信するための設定を行う(ステップS219)。例えば、始動口バッファ値が「1」であるときにはROM101における第1始動口入賞指定コマンドテーブルの記憶アドレスを送信コマンドバッファにおいて送信コマンドポインタにより指定されたバッファ領域に格納することなどにより、演出制御基板12に対して第1始動口入賞指定コマンドを送信するための設定を行う。これに対して、始動口バッファ値が「2」であるときにはROM101における第2始動口入賞指定コマンドテーブルの記憶アドレスを送信コマンドバッファのバッファ領域に格納することなどにより、演出制御基板12に対して第2始動口入賞指定コマンドを送信するための設定を行う。こうして設定された始動口入賞指定コマンドは、例えば特別図柄プロセス処理が終了した後、図12に示す遊技制御用タイマ割込み処理のコマンド制御処理(ステップS17)が実行されることなどにより、主基板11から演出制御基板12に対して伝送される。
ステップS219の処理に続いて、CPU103は、入賞時乱数値判定処理を実行する(ステップS220)。その後、CPU103は、保留記憶数通知コマンドを送信するための設定を行う(ステップS221)。例えば、ROM101における保留記憶数通知コマンドテーブルの記憶アドレスを送信コマンドバッファにおいて送信コマンドポインタによって指定されたバッファ領域に格納することなどにより、演出制御基板12に対して保留記憶数通知コマンドを送信するための設定を行う。こうして設定された保留記憶数通知コマンドは、例えば特別図柄プロセス処理が終了した後、図12に示す遊技制御用タイマ割込み処理のコマンド制御処理(ステップS17)が実行されることなどにより、主基板11から演出制御基板12に対して伝送される。
図16は、入賞時乱数値判定処理(ステップS220)の一例を示すフローチャートである。図16に示した入賞時乱数値判定処理において、CPU103は、まず、パチンコ遊技機1における現在の遊技状態を特定する(ステップS401)。ステップS401の処理では、CPU103は、遊技制御フラグ設定部152に設けられた大当りフラグの状態を確認することなどにより、大当り遊技状態であるか否かを特定する。具体的には、CPU103は、大当りフラグがオン状態であるときには大当り遊技状態であると特定し、大当りフラグがオン状態ではないときには(オフ状態であるときには)大当り遊技状態ではないと特定する。また、ステップS401の処理では、CPU103は、遊技制御フラグ設定部152に設けられた高ベースフラグの状態を確認することなどにより、高ベース状態であるか低ベース状態であるかを特定する。具体的には、CPU103は、高ベースフラグがオン状態であるときには高ベース状態であると特定し、高ベースフラグがオン状態ではないときには(オフ状態であるときには)低ベース状態であると特定する。また、ステップS401の処理では、CPU103は、遊技制御フラグ設定部152に設けられた高確フラグの状態を確認することなどにより、高確状態であるか低確状態であるかを特定してもよい。具体的には、CPU103は、高確フラグがオン状態であるときには高確状態であると特定し、高確フラグがオン状態ではないときには(オフ状態であるときには)低確状態であると特定してもよい。
ステップS401の処理に続いて、CPU103は、現在、大当り遊技状態であるか否かを判定する(ステップS402)。つまり、ステップS401の処理において大当り遊技状態であると特定したか否かを判定する。ステップS402にて大当り遊技状態ではないと判定した場合(ステップS402;NO)、CPU103は、現在、高ベース状態であるか否かを判定する(ステップS403)。つまり、ステップS401の処理において高ベース状態であると特定したか否かを判定する。
ステップS402にて大当り遊技状態であると判定した場合や(ステップS402;YES)、ステップS403にて高ベース状態であると判定した場合には(ステップS403;YES)、CPU103は、始動口バッファ値が「2」であるか否かを判定する(ステップS404)。つまり、第2始動入賞(変動特図が第2特図である始動入賞)であるか否かを判定する。ステップS404にて始動口バッファ値が「2」ではないと判定した場合(ステップS404;NO)、入賞時乱数値判定処理を終了する。
ステップS403にて高ベース状態ではないと判定した場合や(ステップS403(NO))、ステップS404にて始動口バッファ値が「2」であると判定した場合には(ステップS404(YES))、CPU103は、現在の遊技状態に応じた特図表示結果決定テーブルをセット(選択)する(ステップS405)。具体的には、CPU103は、高確状態でないときには、図7に示した表示結果決定テーブル130から、低確状態用のテーブルデータ(「8000」〜「8189」の範囲の値が「大当り」の特図表示結果に割り当てられているテーブルデータをセットし、高確状態であるときには、図7に示した表示結果決定テーブル130から、高確状態用のテーブルデータ(「8000」〜「8818」の範囲の値が「大当り」の特図表示結果に割り当てられているテーブルデータをセットする。なお、CPU103は、高確フラグがオン状態であるときには高確状態であると特定し、高確フラグがオン状態ではないときには(オフ状態であるときには)低確状態であると特定してもよい。また、第1特図と第2特図とで異なる表示結果決定テーブル(第1特図表示結果決定テーブル、第2特図表示結果決定テーブル)を用いる場合、始動口バッファ値が「1」である場合には、第1特図表示結果決定テーブルを使用し、始動口バッファ値が「2」である場合には、第2特図表示結果決定テーブルを使用すればよい。
ステップS405の処理に続いて、CPU103は、図15に示した始動入賞時処理のステップS217にて抽出された特図表示結果決定用の乱数値MR1を示す数値データが所定の大当り判定範囲内であるか否かを判定する(ステップS406)。例えば、CPU103は、乱数値MR1を示す数値データと、ステップS405にてセットされた特図表示結果決定用テーブルデータにおいて「大当り」の特図表示結果に割り当てられた個々の判定値とを逐一比較し、乱数値MR1を示す数値データと合致する判定値の有無を判定する。あるいは、CPU103は、乱数値MR1を示す数値データと、ステップS405にてセットされた特図表示結果決定用テーブルデータにおいて「大当り」の特図表示結果に割り当てられた判定値の最小値(下限値)と最大値(上限値)とを比較し、乱数値MR1を示す数値データが、判定値の最小値と最大値の範囲内であるか否かを判定してもよい。
ステップS406にて大当り判定範囲内であると判定した場合には(ステップS406;YES)、図15に示した始動入賞時処理のステップS217にて抽出された大当り種別決定用の乱数値MR2を示す数値データに基づいて、大当り種別を判定する(ステップS407)。具体的には、まず、CPU103は、始動口バッファ値によって特定される変動特図(「1」に対応する「第1特図」又は「2」に対応する「第2特図」)に応じた大当り種別決定テーブルをセット(選択)する。具体的には、CPU103は、図8に示した大当り種別決定テーブル131から、変動特図に応じたテーブルデータをセットする。続いて、CPU103は、例えば、大当り種別決定用の乱数値MR2を示す数値データと、変動特図に応じてセットした大当り種別決定用テーブルデータにおける夫々の大当り種別の判定値とを比較するなどして、乱数値MR2を示す数値データと合致する大当り種別を判定すればよい。
ステップS407の処理に続いて、CPU103は、ステップS407の処理による判定結果に応じた図柄指定コマンドを、演出制御基板12に対して送信するための設定を行う(ステップS408)。一方、ステップS406にて大当り判定範囲内ではないと判定した場合には(ステップS406;NO)、ハズレに応じた図柄指定コマンドを、演出制御基板12に対して送信するための設定を行う(ステップS409)。こうして設定された図柄指定コマンドは、例えば特別図柄プロセス処理が終了した後、図12に示す遊技制御用タイマ割込み処理のコマンド制御処理(ステップS17)が実行されることなどにより、主基板11から演出制御基板12に対して伝送される。
ステップS408の処理又はステップS409の処理を実行した後には、CPU103は、高ベース状態であるか否かを判定する(ステップS410)。なお、ステップS410の処理が実行されるのは下記4通りの場面(場面1〜場面4)である。
(場面1)
大当り遊技状態ではなく且つ低ベース状態である場面(ステップS402(NO)、ステップS403(NO)となるとき)。なお、第1始動入賞(変動特図が第1特図である始動入賞)であっても第2始動入賞(変動特図が第2特図である始動入賞)あってもよい。
(場面2)
大当り遊技状態ではなく且つ高ベース状態において第2始動入賞があった場面(ステップS402(NO)、ステップS403(YES)、ステップS404(YES)となるとき)
(場面3)
大当り遊技状態であって且つ低ベース状態において第2始動入賞があった場合(ステップS402(YES)、ステップS404(YES)となるとき)
(場面4)
大当り遊技状態であって且つ高ベース状態において第2始動入賞があった場合(ステップS402(YES)、ステップS404(YES)となるとき)
ステップS410にて高ベース状態ではないと判定した場合には(ステップS410;NO)、つまり、上記場面1や上記場面3であるときには、CPU103は、特図表示結果に応じた低ベース状態用の先読判定テーブルをセット(選択)する(ステップS411)。一方、ステップS410にて高ベース状態であると判定した場合には(ステップS410;YES)、つまり、上記場面2や上記場面4であるときには、CPU103は、特図表示結果に応じた高ベース状態用の先読判定テーブルをセット(選択)する(ステップS412)。
図17は、先読判定テーブルの構成例等を示す図である。図17(A)は、低ベース状態において特図表示結果を「ハズレ」とするときに参照する先読判定テーブルの構成例である。図17(B)は、高ベース状態において特図表示結果を「ハズレ」とするときに参照する先読判定テーブルの構成例である。図17(C)は、低ベース状態又は高ベース状態において特図表示結果を「大当り」とするときに参照する先読判定テーブルの構成例である。図17(D)は、変動カテゴリコマンドの設定例である。「特定パターン」とは、保留記憶数にかかわらず、スーパーリーチ変動パターンとなる変動パターンである。「非特定パターン」とは、「特定パターン」以外の変動パターンである。
図17(A)の先読判定テーブルは、図20(A)に示す、低ベース状態において特図表示結果を「ハズレ」とするときに参照する変動カテゴリ決定テーブルの設定に基づいて設定されている。図20(A)の変動カテゴリ決定テーブルによれば、変動カテゴリ決定用の乱数値MR3が「97」〜「99」の何れかであれば、保留記憶数にかかわらず、スーパーリーチ変動カテゴリ(変動カテゴリ「PA4」、「PA5」)に決定される。即ち、変動カテゴリ決定用の乱数値MR3が「97」〜「99」の何れかであれば、保留記憶数にかかわらず、スーパーリーチ変動パターン(変動パターン「PA4−1」〜「PA4−3」、変動パターン「PA5−1」〜「PA5−3」)に決定される(図21参照)。従って、低ベース状態において特図表示結果が「ハズレ」となるときには、少なくとも、変動カテゴリ決定用の乱数値MR3が「97」〜「99」の何れかであれば、始動入賞時あるいは可変表示開始時(当該変動時)における保留記憶数にかかわらず、スーパーリーチ変動パターンという特定の変動パターン(特定パターン)に決定される。そこで、図17(A)の先読判定テーブルでは、「特定パターン」に「97」〜「99」の範囲の値を割り当て、「特定パターン」以外である「非特定パターン」に「0」〜「96」の範囲の値を割り当てている。
図17(B)の先読判定テーブルは、図20(B)に示す、高ベース状態において特図表示結果を「ハズレ」とするときに参照する変動カテゴリ決定テーブルの設定に基づいて設定されている。図20(B)の変動カテゴリ決定テーブルによれば、変動カテゴリ決定用の乱数値MR3が「89」〜「99」の何れかであれば、保留記憶数にかかわらず、スーパーリーチ変動カテゴリ(変動カテゴリ「PA4」、「PA5」)に決定される。即ち、変動カテゴリ決定用の乱数値MR3が「89」〜「99」の何れかであれば、保留記憶数にかかわらず、スーパーリーチ変動パターン(変動パターン「PA4−1」〜「PA4−3」、変動パターン「PA5−1」〜「PA5−3」)に決定される(図21参照)。従って、高ベース状態において特図表示結果が「ハズレ」となるときには、少なくとも、変動カテゴリ決定用の乱数値MR3が「89」〜「99」の何れかであれば、始動入賞時あるいは可変表示開始時(当該変動時)における保留記憶数にかかわらず、特定パターンに決定される。そこで、図17(B)の先読判定テーブルでは、「特定パターン」に「89」〜「99」の範囲の値を割り当て、「特定パターン」以外である「非特定パターン」に「0」〜「88」の範囲の値を割り当てている。
図17(C)の先読判定テーブルは、図20(C)に示す低ベース状態において特図表示結果を「大当り」とするときに参照する変動カテゴリ決定テーブル、及び、図20(D)に示す高ベース状態において特図表示結果を「大当り」とするときに参照する変動カテゴリ決定テーブル基づいて設定されている。図20(C)の変動カテゴリ決定テーブル、及び、図20(D)の変動カテゴリ決定テーブルによれば、変動カテゴリ決定用の乱数値MR3が「60」〜「99」の何れかであれば、保留記憶数にかかわらず、スーパーリーチ変動カテゴリ(変動カテゴリ「PB4」、「PB5」)に決定される。即ち、変動カテゴリ決定用の乱数値MR3が「60」〜「99」の何れかであれば、保留記憶数にかかわらず、スーパーリーチ変動パターン(変動パターン「PB4−1」〜「PB4−3」、変動パターン「PB5−1」〜「PB5−3」)に決定される(図21参照)。従って、低ベース状態又は高ベース状態において特図表示結果が「大当り」となるときには、少なくとも、変動カテゴリ決定用の乱数値MR3が「60」〜「99」の何れかであれば、始動入賞時あるいは可変表示開始時(当該変動時)における保留記憶数にかかわらず、特定パターンに決定される。そこで、図17(C)の先読判定テーブルでは、「特定パターン」に「60」〜「99」の範囲の値を割り当て、「特定パターン」以外である「非特定パターン」に「0」〜「59」の範囲の値を割り当てている。
従って、ステップS410にて高ベース状態ではないと判定した場合に実行するステップS411の処理では、CPU103は、ステップS406にて特図表示結果を「ハズレ」とすると判定していた場合には図17(A)に示した先読判定テーブルを構成するテーブルデータをセットし、ステップS406にて特図表示結果を「大当り」とすると判定していた場合には図17(C)に示した先読判定テーブルを構成するテーブルデータをセットする。
また、ステップS410にて高ベース状態であると判定した場合に実行するステップS412の処理では、CPU103は、ステップS406にて特図表示結果を「ハズレ」とすると判定していた場合には図17(B)に示した先読判定テーブルを構成するテーブルデータをセットし、ステップS406にて特図表示結果を「大当り」とすると判定していた場合には図17(C)に示した先読判定テーブルを構成するテーブルデータをセットする。
ステップS411の処理又はステップS412の処理を実行した後には、CPU103は、変動カテゴリ決定用の乱数値MR3を示す数値データに基づいて、変動パターンが「非特定パターン」であるか「特定パターン」であるかを先読判定する(ステップS413)。具体的には、CPU103は、図15に示した始動入賞時処理のステップS217にて抽出された変動カテゴリ決定用の乱数値MR3を示す数値データと、ステップS411又はステップS412にてセットした先読判定用テーブルデータにおける「非特定パターン」又は「特定パターン」の判定値とを比較するなどして、「非特定パターン」の判定値又は「特定パターン」の判定値の何れが、乱数値MR3を示す数値データと合致するかを判定すればよい。
ステップS413の処理に続いて、CPU103は、ステップS413における判定結果(先読判定)に応じた変動カテゴリコマンドの送信設定を行ってから(ステップS414)、入賞時乱数値判定処理を終了する。なお、ステップS414の処理では、CPU103は、ステップS413の処理における判定結果に応じて、図17(D)に示す変動カテゴリコマンドの何れかを送信するための送信設定を行う。具体的には、ステップS413の処理おいて、非特定パターン(ハズレ)であると判定したときにはEXTデータに「00」を設定した変動カテゴリコマンドを演出制御基板12に対して送信するための送信設定を行い、特定パターン(ハズレ)であると判定したときにはEXTデータに「01」を設定した変動カテゴリコマンドを演出制御基板12に対して送信するための送信設定を行い、非特定パターン(大当り)であると判定したときにはEXTデータに「02」を設定した変動カテゴリコマンドを演出制御基板12に対して送信するための送信設定を行い、特定パターン(大当り)であると判定したときにはEXTデータに「03」を設定した変動カテゴリコマンドを演出制御基板12に対して送信するための送信設定を行う。
始動入賞判定処理(ステップS101)に続いて、CPU103は、遊技制御フラグ設定部152に設けられた特図プロセスフラグの値に応じて、ステップS110〜S117の処理の何れかを選択して実行する。
ステップS110の特別図柄通常処理は、特図プロセスフラグの値が“0”のときに実行される処理である。特別図柄通常処理は、特別図柄や飾り図柄の可変表示結果を「大当り」とするか否かを、当該可変表示結果が導出表示される以前に決定(事前決定)する処理などを含んでいる。特別図柄通常処理では、可変表示結果を事前決定したときには、特図プロセスフラグの値を“1”に更新する。
ステップS111の変動パターン設定処理は、特図プロセスフラグの値が“1”のときに実行される処理である。変動パターン設定処理は、特別図柄通常処理(ステップS110)にて事前決定した可変表示結果等に基づいて変動パターンを決定する処理や、変動パターン指定コマンド、可変表示結果通知コマンド、第1変動開始コマンド(又は第2変動開始コマンド)などを送信するための設定処理などを含んでいる。変動パターン設定処理では、特図プロセスフラグの値を“2”に更新する。
ステップS112の特別図柄変動処理は、特図プロセスフラグの値が“2”のときに実行される処理である。特別図柄変動処理は、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bにおいて特別図柄を変動(可変表示)させる処理や、変動開始後の経過時間が特図変動時間(図6)に達したか否かを判定する処理などを含んでいる。特別図柄変動処理では、変動開始後の経過時間が特図変動時間に達したときには、特図プロセスフラグの値を“3”に更新する。
ステップS113の特別図柄停止処理は、特図プロセスフラグの値が“3”のときに実行される処理である。特別図柄停止処理は、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bにおいて特別図柄の変動を停止させ、確定特別図柄を停止表示(導出)させる処理や、大当りフラグがオフ状態となっている場合(特別図柄通常処理(ステップS110)にて可変表示結果を「ハズレ」とすると事前決定している場合)に実行する処理としてパチンコ遊技機1の遊技状態を遷移させる変動時遊技状態遷移処理や、大当りフラグがオン状態となっている場合(可変表示結果を「大当り」とすると事前決定している場合)に実行する処理として当り開始指定コマンド(ファンファーレコマンド)を送信するための設定処理などを含んでいる。特別図柄停止処理では、大当りフラグがオフ状態となっているときには、特図プロセスフラグの値を初期値である“0”に更新し、大当りフラグがオン状態となっているときには、特図プロセスフラグの値を“4”に更新する。
ステップS114の大当り開放前処理は、特図プロセスフラグの値が“4”のときに実行される処理である。大当り開放前処理は、大入賞口を開放状態とするための設定(例えば、大入賞口を開放状態とするための大入賞口扉用のソレノイド82に対するソレノイド駆動信号の設定等)を行う処理や、大入賞口開放中通知コマンドなどを送信するための設定処理などを含んでいる。大当り開放前処理では、特図プロセスフラグの値を“5”に更新する。
ステップS115の大当り開放中処理は、特図プロセスフラグの値が“5”のときに実行される処理である。大当り開放中処理は、大入賞口の開放後の経過時間が所定時間を経過したか否かやカウントスイッチ23によって検出された遊技球の個数が所定個数に達したか否かなどに基づいて大入賞口を開放状態から閉鎖状態に戻すタイミングを判定する処理や、大入賞口を閉鎖状態とするための設定(例えば、大入賞口を閉鎖状態とするための大入賞口扉用のソレノイド82に対するソレノイド駆動信号の設定等)を行う処理や、大入賞口開放後通知コマンドなどを送信するための設定処理などを含んでいる。大当り開放中処理では、特図プロセスフラグの値を“6”に更新する。
ステップS116の大当り開放後処理は、特図プロセスフラグの値が“6”のときに実行される処理である。大当り開放後処理は、大入賞口を開放状態とするラウンドの実行回数が大入賞口開放回数最大値に達したか否かを判定する処理や、大入賞口開放回数最大値に達しない場合に実行する処理として大入賞口開放中通知コマンドを送信するための設定処理や、大入賞口開放回数最大値に達した場合に実行する処理として当り終了指定コマンドを送信するための設定処理などを含んでいる。大当り開放後処理では、ラウンドの実行回数が大入賞口開放回数最大値に達していないときには、特図プロセスフラグの値を“5”に更新し、大入賞口開放回数最大値に達したときには、特図プロセスフラグの値を“7”に更新する。
ステップS117の大当り終了処理は、特図プロセスフラグの値が“7”のときに実行される処理である。大当り終了処理は、大当り終了時演出待ち時間(エンディング演出の実行期間に対応した待ち時間)が経過したか否かを判定する処理や、大当り終了時演出待ち時間が経過した場合に実行する処理としてパチンコ遊技機1の遊技状態を高確高ベース状態に設定する処理やST回数や時短回数を設定する処理などを含んでいる。大当り終了処理では、エンディング演出の実行期間に対応した待ち時間が経過したときには、特図プロセスフラグの値を初期値である“0”に更新する。
図18は、特別図柄通常処理(ステップS110)の一例を示すフローチャートである。図18に示した特別図柄通常処理において、CPU103は、まず、第2特図保留記憶数が「0」であるか否かを判定する(ステップS231)。即ち、CPU103は、第2特図ゲームが保留されているか否かを判定する。例えば、ステップS231の処理では、遊技制御カウンタ設定部154に記憶されている第2保留記憶数カウント値を読み出し、その読出値が「0」であるか否かを判定すればよい。
ステップS231にて第2特図保留記憶数が「0」ではないと判定した場合には(ステップS231;NO)、CPU103は、第2特図保留記憶部151Bの保留番号「1」から特図表示結果決定用の乱数値MR1、大当り種別決定用の乱数値MR2、変動カテゴリ決定用の乱数値MR3の保留データ(数値データ)を夫々読み出して一時記憶する(ステップS232)。つまり、CPU103は、第2特図ゲームの保留(保留データ)があるときには、第1特図ゲームの保留があるか否かに関わらず、当該変動の保留データとして、第2特図保留記憶部151Bの保留番号「1」に対応する数値データ(最先(最古)にステップS217にて抽出された第2特図ゲームの保留データ)を読み出して変動用乱数バッファなどに一時的に格納する。
ステップS232の処理に続いて、CPU103は、遊技制御カウンタ設定部154(図9参照)に記憶されている第2特図保留記憶数を1減算するとともに、第2特図保留記憶部151B(図9参照)の記憶内容をシフトする(ステップS233)。具体的には、ステップS233の処理では、CPU103は、第2保留記憶数カウント値を1減算するとともに、第2特図保留記憶部151Bにて保留番号「1」より下位のエントリ(例えば保留番号「2」〜「4」に対応するエントリ)に記憶された乱数値MR1〜MR3を示す保留データを、1エントリずつ上位にシフトする。加えて、ステップS233の処理では、CPU103は、合計保留記憶数カウント値を1減算してもよい。ステップS233の処理に続いて、CPU103は、変動特図指定バッファの格納値である変動特図指定バッファ値を「2」に更新する(ステップS234)。
ステップS231にて第2特図保留記憶数が「0」であると判定した場合には(ステップS231;YES)、CPU103は、第1特図保留記憶数が「0」であるか否かを判定する(ステップS235)。即ち、CPU103は、第1特図ゲームが保留されているか否かを判定する。例えば、ステップS235の処理では、遊技制御カウンタ設定部154にて第1保留記憶数カウンタが記憶する第1保留記憶数カウント値を読み出し、その読出値が「0」であるか否かを判定すればよい。
ステップS235にて第1特図保留記憶数が「0」ではないと判定した場合には(ステップS235;NO)、CPU103は、第1特図保留記憶部151Aの保留番号「1」から特図表示結果決定用の乱数値MR1、大当り種別決定用の乱数値MR2、変動カテゴリ決定用の乱数値MR3の保留データ(数値データ)を夫々読み出して一時記憶する(ステップS236)。つまり、CPU103は、第2特図ゲームの保留(保留データ)がないときであって(ステップS231(YES))、且つ、第1特図ゲームの保留があるときには、当該変動の保留データとして、第1特図保留記憶部151Aの保留番号「1」に対応する数値データ(最先(最古)にステップS217にて抽出された第1特図ゲームの保留データ)を読み出して変動用乱数バッファなどに一時的に格納する。
ステップS236の処理に続いて、CPU103は、遊技制御カウンタ設定部154(図9参照)に記憶されている第1特図保留記憶数を1減算するとともに、第1特図保留記憶部151A(図9参照)の記憶内容をシフトする(ステップS237)。具体的には、ステップS237の処理では、CPU103は、第1保留記憶数カウント値を1減算するとともに、第1特図保留記憶部151Aにて保留番号「1」より下位のエントリ(例えば保留番号「2」〜「4」に対応するエントリ)に記憶された乱数値MR1〜MR3を示す保留データを、1エントリずつ上位にシフトする。加えて、ステップS237の処理では、CPU103は、合計保留記憶数カウント値を1減算してもよい。ステップS237の処理に続いて、CPU103は、変動特図指定バッファの格納値である変動特図指定バッファ値を「1」に更新する(ステップS238)。
このように、ステップS235の処理を、ステップS231にて第2特図保留記憶数が「0」であると判定したときに実行するようにしているため、第1特図ゲームと第2特図ゲームとが保留されている場合に、第2特図ゲームが第1特図ゲームよりも優先して実行されることになる。なお、第2特図ゲームが第1特図ゲームよりも優先して実行される態様に限定されず、始動入賞口(第1始動入賞口、第2始動入賞口)を遊技球が進入(通過)して始動入賞(第1始動入賞、第2始動入賞)が発生した順に、特図ゲーム(第1特図ゲーム、第2特図ゲーム)が実行されるようにしてもよい。この場合には、始動入賞が発生した順番を特定可能なデータを記憶するテーブルを設けて、その記憶データから第1特図ゲームと第2特図ゲームの何れを実行するかが決定できればよい。
ステップS234の処理又はステップS238の処理を実行した後には、CPU103は、現在の遊技状態に応じた特図表示結果決定テーブルをセット(選択)する(ステップS239)。例えば、CPU103は、図16に示した入賞時乱数値判定処理(ステップS220)のステップS405と同様に、特図表示結果決定テーブルをセットすればよい。なお、第1特図と第2特図とで異なる表示結果決定テーブル(第1特図表示結果決定テーブル、第2特図表示結果決定テーブル)を用いる場合、ステップS405の処理では、始動口バッファ値(「1」又は「2」)を参照したが、ステップS239の処理では、変動特図指定バッファ値(「1」又は「2」)を参照すればよい。
続いて、CPU103は、変動用乱数バッファに格納された特図表示結果決定用の乱数値MR1を示す数値データと、ステップS239にてセットした特図表示結果決定テーブルとに基づいて、特図表示結果を決定する(ステップS240)。ステップS240の処理では、CPU103は、図16に示した入賞時乱数値判定処理(ステップS220)のステップS406と同様、乱数値MR1を示す数値データと、ステップS239にてセットされた特図表示結果決定用テーブルデータにおいて「大当り」の特図表示結果に割り当てられた個々の判定値とを逐一比較するなどして、特図表示結果(「大当り」とするか「ハズレ」とするか)を決定すればよい。
ステップS240の処理に続いて、CPU103は、ステップS240にて決定した特図表示結果が「大当り」であるか否かを判定する(ステップS241)。ステップS241にて「大当り」であると判定した場合には(ステップS241;YES)、CPU103は、遊技制御フラグ設定部152に設けられた大当りフラグをオン状態にセットする(ステップS242)。なお、大当りフラグは、ステップS117の大当り終了処理にてオフ状態にクリア(リセット)される。ステップS242の処理に続いて、CPU103は、大当り種別決定処理を実行する(S244)。ステップS244の大当り種別決定処理は、図16に示した入賞時乱数値判定処理(ステップS220)のステップS407において実行される大当り種別判定処理と同様である。ステップS244の大当り種別決定処理に続いて、CPU103は、ステップS244の大当り種別決定処理において決定した大当り種別に対応して、例えば遊技制御バッファ設定部155に設けられた大当り種別バッファの格納値である大当り種別バッファ値を設定する(ステップS245)。つまり、ステップS244の大当り種別決定処理において決定した大当り種別が何であるかを記憶する。一例として、CPU103は、ステップS244の大当り種別決定処理において決定した大当り種別が、「16R確変大当り」であれば大当り種別バッファ値に「1」を設定し、「8R確変大当り」であれば大当り種別バッファ値に「2」を設定する。
ステップS241にて「大当り」ではないと判定した場合(ステップS241(NO))や、ステップS245の処理を実行した後には、CPU103は、大当り遊技状態に制御するか否かの事前決定結果、さらには、大当り遊技状態とする場合における大当り種別の決定結果に対応して、確定特別図柄を設定する(ステップS248)。ステップS248の処理に続いて、CPU103は、特図プロセスフラグの値を変動パターン設定処理に対応した値である“1”に更新し(ステップS249)、特別図柄通常処理を終了する。
ステップS235にて第1特図を用いた特図ゲームの保留記憶数が「0」であると判定した場合には(ステップS235;YES)、所定のデモ表示設定を行ってから(ステップS250)、特別図柄通常処理を終了する。このデモ表示設定では、例えば画像表示装置5において所定の演出画像を表示することなどによるデモンストレーション表示(デモ画面表示)を指定する演出制御コマンド(客待ちデモ指定コマンド)が、主基板11から演出制御基板12に対して送信済みであるか否かを判定する。このとき、送信済みであれば、そのままデモ表示設定を終了する。これに対して、未送信であれば、客待ちデモ指定コマンドを送信するための設定を行ってから、デモ表示設定を終了する。
図19は、変動パターン設定処理(ステップS111)の一例を示すフローチャートである。図19に示した変動パターン設定処理において、CPU103は、まず、大当りフラグがオン状態であるか否かを判定する(ステップS250)。即ち、CPU103は、特別図柄通常処理(ステップS110)にて可変表示結果を「大当り」とすると事前決定したか否かを判定する。大当りフラグがオン状態であると判定した場合には(ステップS250;YES)、ステップS244にて決定した大当り種別(16R確変大当り、8R確変大当り)に応じた演出制御コマンド(表示結果指定コマンド)の送信設定を行う(ステップS251)。大当りフラグがオン状態ではないと判定した場合には(ステップS250;NO)、ハズレであることを示す演出制御コマンド(表示結果指定コマンド)の送信設定を行う(ステップS252)。
ステップS251の処理又はステップS252の処理を実行した後には、CPU103は、高ベース状態であるか否かを判定する(ステップS253)。ステップS253にて高ベース状態ではないと判定した場合には(ステップS253;NO)、CPU103は、特図表示結果に応じた低ベース状態用の変動カテゴリ決定用テーブルデータをセット(選択)する(ステップS254)。具体的には、CPU103は、ステップS250にて大当りフラグがオン状態ではないと判定していた場合には低ベース/ハズレ時用の変動カテゴリ決定テーブル(図20(A)に示した変動カテゴリ決定テーブル)を構成するテーブルデータをセットし、ステップS250にて大当りフラグがオン状態であると判定していた場合には低ベース/大当り時用の変動カテゴリ決定テーブル(図20(C)に示した変動カテゴリ決定テーブル)を構成するテーブルデータをセットする。
ステップS253にて高ベース状態であると判定した場合には(ステップS253;YES)、CPU103は、特図表示結果に応じた高ベース状態用の変動カテゴリ決定用テーブルデータをセット(選択)する(ステップS255)。具体的には、CPU103は、ステップS250にて大当りフラグがオン状態ではないと判定していた場合には高ベース/ハズレ時用の変動カテゴリ決定テーブル(図20(B)に示した変動カテゴリ決定テーブル)を構成するテーブルデータをセットし、ステップS250にて大当りフラグがオン状態であると判定していた場合には高ベース/大当り時用の変動カテゴリ決定テーブル(図20(D)に示した変動カテゴリ決定テーブル)を構成するテーブルデータをセットする。
ステップS254の処理又はステップS255の処理を実行した後には、CPU103は、変動カテゴリ決定用の乱数値MR3を示す数値データに基づいて、変動カテゴリを決定する(ステップS256)。具体的には、CPU103は、変動用乱数バッファに格納された変動カテゴリ決定用の乱数値MR3を示す数値データと、ステップS254又はステップS255にてセットした変動カテゴリ決定用テーブルデータの保留記憶数毎の判定値とを比較するなどして、乱数値MR3を示す数値データと合致する変動カテゴリを決定すればよい。
一例として、ステップS254にて図20(A)の変動カテゴリ決定テーブルを構成するテーブルデータがセットされた場合であって保留記憶数が「0」又は「1」の場合(当該入賞に係る保留記憶以外に保留記憶が存在しないか、1個存在する場合)には、CPU103は、変動カテゴリ決定用の乱数値MR3を示す数値データが、「0」〜「69」の範囲にあるときには変動カテゴリ「PA2」を決定し、「70」〜「89」の範囲にあるときには変動カテゴリ「PA3」を決定し、「90」〜「98」の範囲にあるときには変動カテゴリ「PA4」を決定し、「99」であるときには変動カテゴリ「PA5」を決定する。
ステップS254にて図20(A)の変動カテゴリ決定テーブルを構成するテーブルデータがセットされた場合であって保留記憶数が「2」又は「3」の範囲の場合(当該入賞に係る保留記憶以外に保留記憶が2個又は3個存在する場合)には、CPU103は、変動カテゴリ決定用の乱数値MR3を示す数値データが、「0」〜「3」の範囲にあるときには変動カテゴリ「PA1」を決定し、「4」〜「79」の範囲にあるときには変動カテゴリ「PA2」を決定し、「80」〜「96」の範囲にあるときには変動カテゴリ「PA3」を決定し、「97」〜「98」の範囲にあるときには変動カテゴリ「PA4」を決定し、「99」であるときには変動カテゴリ「PA5」を決定する。
ステップS254にて図20(A)の変動カテゴリ決定テーブルを構成するテーブルデータがセットされた場合であって保留記憶数が「4」の範囲の場合(当該入賞に係る保留記憶以外に保留記憶が4個存在する場合)には、CPU103は、変動カテゴリ決定用の乱数値MR3を示す数値データが、「0」〜「63」の範囲にあるときには変動カテゴリ「PA1」を決定し、「64」〜「79」の範囲にあるときには変動カテゴリ「PA2」を決定し、「80」〜「96」の範囲にあるときには変動カテゴリ「PA3」を決定し、「97」〜「98」の範囲にあるときには変動カテゴリ「PA4」を決定し、「99」であるときには変動カテゴリ「PA5」を決定する。
また、ステップS254にて図20(C)の変動カテゴリ決定テーブルを構成するテーブルデータがセットされた場合には、CPU103は、保留記憶数によらず、変動カテゴリ決定用の乱数値MR3を示す数値データが、「0」〜「9」の範囲にあるときには変動カテゴリ「PB1」を決定し、「10」〜「59」の範囲にあるときには変動カテゴリ「PB3」を決定し、「60」〜「89」の範囲にあるときには変動カテゴリ「PB4」を決定し、「90」〜「99」の範囲にあるときには変動カテゴリ「PB5」を決定する。
ステップS255にて図20(B)の変動カテゴリ決定テーブル、又は、図20(D)の変動カテゴリ決定テーブルを構成するテーブルデータがセットされた場合についても同様である。
ステップS256の処理に続いて、CPU103は、ステップS256にて決定した変動カテゴリと、変動パターン決定用の乱数値MR5とに基づいて、変動パターンを決定する(ステップS257)。ステップS257の処理においては、CPU103は、ステップS256にて決定した変動カテゴリに対応する変動パターン決定テーブルをセット(選択)し、変動パターン決定用の乱数値MR5を示す数値データが、何れの変動パターンの範囲にあるかに基づいて、変動パターンを決定すればよい。
図21は、変動パターン決定テーブルの構成例を示す図である。ステップS257の処理では、CPU103は、例えば、ステップS256にて変動カテゴリ「PA2」を決定した場合には、図21(B)に示す、変動カテゴリ「PA2」に対応する変動パターン決定テーブルをセット(選択)し、変動パターン決定用の乱数値MR5を示す数値データが、「0」〜「39」の範囲にあるときには変動パターン「PA2−1」を決定し、「40」〜「99」の範囲にあるときには変動パターン「PA2−2」を決定する。また、例えば、CPU103は、ステップS256にて変動カテゴリ「PA3」を決定した場合には、図21(C)に示す、変動カテゴリ「PA3」に対応する変動パターン決定テーブルをセット(選択)し、変動パターン決定用の乱数値MR5を示す数値データが、「0」〜「79」の範囲にあるときには変動パターン「PA3−1」を決定し、「80」〜「99」の範囲にあるときには変動パターン「PA3−2」を決定する。ステップS256にて他の変動カテゴリを決定した場合についても同様である。
なお、変動パターン決定用の乱数値MR5は、当該処理の実行時に抽出してもよいし、変動カテゴリ決定用の乱数値MR3などと同様、始動入賞時処理(ステップS208、ステップS211)のステップS217にて抽出して保留データとし、特別図柄通常処理(ステップS110)のステップS232(又はステップS236)にて読み出してもよい。
ステップS257の処理に続いて、CPU103は、決定した変動パターンに応じた演出制御コマンド(変動パターン指定コマンド)の送信設定を行う(ステップS258)。なお、CPU103は、変動パターン指定コマンドに加えて、第1特図ゲームの開始を指定する第1変動開始コマンド(又は、第2特図ゲームの開始を指定する第2変動開始コマンド)の送信設定を行ってもよい。続いて、CPU103は、遊技制御タイマ設定部153に設けられている特図変動時間タイマに、当該変動パターンに応じた特図変動時間タイマ値をセットし(ステップS259)、特図プロセスフラグの値を特別図柄変動処理(ステップS112)に対応する“2”に更新し(ステップS260)、変動パターン設定処理を終了する。ステップS260にて特図プロセスフラグの値が“2”に更新されることにより、次回のタイマ割込みが発生したときには、特別図柄変動処理が実行される。
図22は、特別図柄停止処理(ステップS113)の一例を示すフローチャートである。図22に示した特別図柄停止処理において、CPU103は、まず、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bにおいて特別図柄の変動を停止させ、確定特別図柄を停止表示(導出)させた後、大当りフラグがオン状態であるか否かを判定する(ステップS291)。即ち、CPU103は、特別図柄通常処理(ステップS110)にて可変表示結果を「大当り」とすると事前決定したか否かを判定する。大当りフラグがオン状態であると判定した場合には(ステップS291;YES)、CPU103は、大当り開始時演出待ち時間を設定する(ステップS292)。例えば、ステップS292の処理においては、大当り開始時演出待ち時間に対応して予め定められたタイマ初期値が、遊技制御タイマ設定部153に設けられた遊技制御プロセスタイマにセットされればよい。
ステップS292の処理に続いて、CPU103は、当り開始指定コマンドを主基板11から演出制御基板12に対して送信するための設定を行う(ステップS293)。例えば、ステップS293の処理においては、当り開始指定コマンドを送信するために予め用意された当り開始指定コマンドテーブルのROM101における記憶アドレスを示す設定データが、送信コマンドバッファにおいて送信コマンドポインタによって指定されたバッファ領域に格納されればよい。ステップS293の処理に続いて、CPU103は、低確低ベース状態に設定する(ステップS294)。ステップS294の処理では、例えば、CPU103は、遊技制御フラグ設定部152に設けられた高確フラグや高ベースフラグを、夫々、クリアしてオフ状態に設定すればよい。なお、既に、低確低ベース状態となっているときにはステップS294の処理を省略してもよい。ステップS294の処理に続いて、CPU103は、特別図柄プロセスフラグの値を大当り開放前処理に対応した値である“4”に更新し(ステップS295)、特別図柄停止処理を終了する。
ステップS291にて大当りフラグがオン状態ではないと判定した場合には(ステップS291;NO)、CPU103は、変動時遊技状態遷移処理を行う(ステップS296)。CPU103は、変動時遊技状態遷移処理として、例えば、以下の処理を実行する。まず、CPU103は、現在の遊技状態が低確低ベース状態であるか否かを判定し、低確低ベース状態でなければ、変動数カウンタの値を1加算する。変動数カウンタとは、低確低ベース状態に制御された後の特図ゲームの実行回数であって、ST回数(確変回数)や時短回数と比較される回数である。ST回数(確変回数)とは、確変制御を実行する可変表示ゲームの実行回数である。時短回数とは、時短制御を実行する可変表示ゲームの実行回数である。ST回数(確変回数)や時短回数は、大当り終了処理(ステップS117)において設定される。変動数カウンタの値を1加算したCPU103は、1加算後の変動数カウンタの値とST回数とを比較し、変動数カウンタの値がST回数よりも大きい場合には、遊技状態を低確低ベース状態に設定するとともに、ST回数や時短回数の設定値を“0”にクリアすればよい。なお、本実施形態では、時短回数とST回数とが同一(共に70回)であるため、1加算後の変動数カウンタの値と時短回数とを比較してもよい。また、時短回数とST回数とが異なる場合には、夫々を個別に比較してもよい。即ち、CPU103は、1加算後の変動数カウンタの値と時短回数とを比較し、変動数カウンタの値が時短回数よりも大きい場合には低ベース状態に設定し、1加算後の変動数カウンタの値とST回数とを比較し、変動数カウンタの値がST回数よりも大きい場合には低確状態に設定してもよい。
ステップS296の変動時遊技状態遷移処理に続いて、CPU103は、特図プロセスフラグの値を特別図柄通常処理に対応した値である“0”に更新し(ステップS297)、特別図柄停止処理を終了する。
図23は、大当り終了処理(ステップS117)の一例を示すフローチャートである。図23に示した大当り終了処理において、CPU103は、まず、大当り終了時演出待ち時間が経過したか否かを判定する(ステップS311)。一例として、図13に示す大当り開放後処理(ステップS116)においては、特図プロセスフラグの値を“7”に更新するときに、大当り終了時演出待ち時間に対応して予め定められたタイマ初期値が遊技制御プロセスタイマにセットされる。この場合、ステップS311の処理においては、CPU103は、例えば、遊技制御プロセスタイマ値を1減算すること等により更新し、更新後の遊技制御プロセスタイマ値が所定の待ち時間経過判定値と合致したか否かに応じて、大当り終了時演出待ち時間が経過したか否かを判定すればよい。
ステップS311にて大当り終了時演出待ち時間が経過していないと判定した場合には(ステップS311;NO)、CPU103は、そのまま大当り終了処理を終了する。一方、ステップS311にて大当り終了時演出待ち時間が経過したと判定した場合には(ステップS311;YES)、CPU103は、遊技制御バッファ設定部155に記憶されている大当り種別バッファ値を読み出す(ステップS312)。続いて、CPU103は、遊技制御フラグ設定部152に設けられた高確フラグをオン状態にするなどして、高確状態(確変状態)に設定する(ステップS314)。続いて、CPU103は、遊技制御フラグ設定部152に設けられた高ベースをオン状態にするなどして、高ベース状態に設定する(ステップS315)。つまり、ステップS314、ステップS315の処理によって、大当り遊技状態の終了時には、遊技状態が高確高ベース状態に設定される。
ステップS315の処理に続いて、CPU103は、ST回数(確変回数)の設定値を70回に設定し(ステップS316)、時短回数を70回に設定する(ステップS317)。続いて、CPU103は、ST回数、時短回数と比較される変動数カウンタの値を“0”にクリアし(ステップS318)、大当りフラグをオフ状態にクリア(リセット)し(ステップS319)、特図プロセスフラグの値を特別図柄通常処理に対応した値である“0”に更新し(ステップS320)、大当り終了処理を終了する。
なお、本実施形態では、ST回数(確変回数)の設定値と時短回数を70回の設定値とを同一の値(共に70回)としたが、ST回数(確変回数)の設定値と時短回数を70回の設定値とを異なる値としてもよい。また、本実施形態では、8R確変大当りの場合のST回数(確変回数)の設定値と、16R確変大当りの場合のST回数(確変回数)の設定値とを同一の値(共に70回)としたが、8R確変大当りの場合のST回数(確変回数)の設定値と、16R確変大当りの場合のST回数(確変回数)の設定値とを異なる値としてもよい。また、本実施形態では、8R確変大当りの場合の時短回数の設定値と、16R確変大当りの場合の時短回数の設定値とを同一の値(共に70回)としたが、8R確変大当りの場合の時短回数の設定値と、16R確変大当りの場合の時短回数の設定値とを異なる値としてもよい。なお、CPU103は、遊技制御バッファ設定部155に記憶されている大当り種別バッファ値が「1」である場合には16R確変大当りであると判断し、大当り種別バッファ値が「2」である場合には8R確変大当りであると判断してもよい。また、8R確変大当りの場合と16R確変大当りの場合とでST回数(確変回数)や時短回数の設定値を異ならせない場合には(同一の値とするときには)、ステップS312の処理(大当り種別バッファ値の読出)を省略してもよい。
次に、演出制御基板12における動作を説明する。
図24は、演出制御メイン処理の一例を示すフローチャートである。演出制御基板12では、電源基板等から電源電圧の供給を受けると、演出制御用CPU120が起動して、図24に示すような演出制御メイン処理を実行する。
図24に示した演出制御メイン処理において、演出制御用CPU120は、まず、所定の初期化処理を実行して(ステップS71)、RAM122のクリアや各種初期値の設定、また演出制御基板12に搭載されたCTC(カウンタ/タイマ回路)のレジスタ設定等を行う。その後、タイマ割込みフラグがオン状態となっているか否かの判定を行う(ステップS72)。タイマ割込みフラグは、例えばCTCのレジスタ設定に基づき、所定時間(例えば2ミリ秒)が経過するごとにオン状態にセットされる。タイマ割込みフラグがオン状態となっていないと判定した場合には(ステップS72;NO)、ステップS72の処理を繰り返し実行して待機する。
また、演出制御基板12の側では、タイマ割込みとは別に、主基板11から演出制御コマンド等を受信するための割込みが発生する。この割込みは、例えば主基板11からの演出制御INT信号がオン状態となることにより発生する割込みである。演出制御INT信号がオン状態となることによる割込みが発生すると、演出制御用CPU120は、自動的に割込み禁止に設定するが、自動的に割込み禁止状態にならないCPUを用いている場合には、割込み禁止命令(DI命令)を発行することが望ましい。演出制御用CPU120は、演出制御INT信号がオン状態となることによる割込みに対応して、例えば所定のコマンド受信割込み処理を実行する。このコマンド受信割込み処理では、I/O125に含まれる入力ポートのうちで、中継基板15を介して主基板11から送信された制御信号を受信する所定の入力ポートより、演出制御コマンド等となる制御信号を取り込む。
このとき取り込まれた演出制御コマンドは、例えば演出制御バッファ設定部194に設けられた演出制御コマンド受信用バッファに格納する。一例として、演出制御コマンドが2バイト構成である場合には、1バイト目(MODE)と2バイト目(EXT)を順次に受信して演出制御コマンド受信用バッファに格納する。その後、演出制御用CPU120は、割込み許可に設定してから、コマンド受信割込み処理を終了する。
ステップS72にてタイマ割込みフラグがオン状態となっていると判定した場合には(ステップS72;YES)、演出制御用CPU120は、タイマ割込みフラグをクリアしてオフ状態にするとともに(ステップS73)、コマンド解析処理を実行する(ステップS74)。ステップS74にて実行されるコマンド解析処理では、例えば主基板11の遊技制御用マイクロコンピュータ100から送信されて演出制御コマンド受信用バッファに格納されている各種の演出制御コマンドを読み出した後に、その読み出された演出制御コマンドに対応した設定や制御などが行われる。
ステップS74のコマンド解析処理に続いて、演出制御用CPU120は、演出制御プロセス処理を実行する(ステップS75)。ステップS75の演出制御プロセス処理では、主基板11から送信された演出制御コマンド等に基づいて、各種の演出装置を用いた演出動作(例えば、画像表示装置5の表示領域における演出画像の表示動作、スピーカ8からの音声出力動作、ランプ9における発光動作、演出用模型における駆動動作など)に関する判定や決定、設定などが行われる。
ステップS75の演出制御プロセス処理に続いて、演出制御用CPU120は、演出用乱数更新処理を実行する(ステップS76)。ステップS76の演出用乱数更新処理では、例えば、演出制御基板12の側で用いられる演出用乱数の少なくとも一部をソフトウェアにより更新する。一例として、演出制御用CPU120は、演出制御カウンタ設定部193のランダムカウンタによってカウントされる演出用乱数を示す数値データをソフトウェアにより更新してもよい。その後、ステップS72の処理に戻る。
なお、演出制御基板12の側で、主基板11から演出制御コマンド等を受信するための割込みは、主基板11からの演出制御INT信号がオン状態となることにより発生する割込みであると説明したが、演出制御コマンド等を受信するための割込みを発生させる方法は、上記に限定されない。例えば、シリアル通信の先頭ビットによる割込み要求を以って、演出制御コマンド等を受信するための割込みが発生するものとしてもよい。
図25は、初期化処理(ステップS71)の一例を示すフローチャートである。なお、以下に説明する各処理は、演出制御用マイクロコンピュータが備える演出制御用CPU120によって実行されるものとする。また、演出制御用マイクロコンピュータが備えるCTCや乱数回路124、シリアル通信回路等で発生した各種の割込み要因に基づく割込み要求は、演出制御用CPU120に所定の割込み処理を実行させるためのものである。そして、演出制御用CPU120や演出制御用CPU120以外の各種回路を含んだ概念を演出制御用マイクロコンピュータということもあるものとする。
図25に示した初期化処理において、演出制御用CPU120は、まず、割込み禁止に設定し(ステップS51)、割込みモードの設定を行う(ステップS52)。例えば、ステップS52では、演出制御用マイクロコンピュータの特定レジスタの値と内蔵デバイスが出力する割込みベクタとを合成することにより割込みアドレスが生成されるマスク可能割込みの割込みモードが設定される。マスク可能な割込みが発生したときには、演出制御用CPU120が自動的に割込み禁止状態となる設定を行うと共に、プログラムカウンタの内容がスタックにセーブされればよい。
続いて、例えばスタックポインタ指定アドレスの設定等、スタックポインタにかかわる設定を行う(ステップS53)。また、内蔵レジスタの設定を行う(ステップS54)。一例として、ステップS54の処理では、通信設定レジスタ等の設定を行うことにより、シリアル通信回路における動作設定が行われればよい。ステップS54の処理に続いて、CTCの設定が行われる(ステップS55)。
その後、RAM122をアクセス可能に設定する(ステップS56)。続いて、RAM122のクリアを行い(ステップS57)、作業領域となるワークエリアを設定する(ステップS58)。なお、ステップS57の処理では、所定のデータが任意の値、あるいは予め定められている初期値等に設定されてもよい。また、RAM122の全領域を初期化してもよいし、一部の領域を初期化する一方で所定のデータはそのままにしてもよい。ステップS57の処理が実行されるときには、乱数回路124の動作状態も初期化してもよい。ステップS58の処理により、演出制御フラグ設定部191、演出制御タイマ設定部192、演出制御カウンタ設定部193、演出制御バッファ設定部194等に初期値が設定されればよい。
ステップS58の処理を実行した後には、RTCの設定を行う(ステップS59)。例えば、ステップS59の処理では、RTC回路126から時刻情報(現在の時刻情報)を読出して、RAM122等の記憶領域に日時情報を記憶する。演出制御用CPU120は、タイマ等の計時手段を用いて時刻(RTC回路126から時刻情報を読出してからの経過時間)を計測して、RAM122等の記憶領域に記憶されている日時情報を所定時間毎に更新する。なお、RTC回路126から時刻情報を取得できない場合には、何らかの異状が発生したとして、異常を報知する処理を実行するようにしてもよい。また、RTC回路126から読み出される情報は、必要な情報(RAM122等に記憶する情報)を含むものであればよい。例えば、RAM122等に年月日を記憶する場合には、RTC回路126から読み出される情報は、年月日時分秒を示す情報であってもよいし、年月日時分を示す情報であってもよいし、年月日時を示す情報であってもよいし、年月日を示す情報であってもよい。また例えば、RAM122等に時分を記憶する場合には、RTC回路126から読み出される情報は、年月日時分秒を示す情報であってもよいし、年月日時分を示す情報であってもよいし、月日時分秒を示す情報であってもよいし、月日時分を示す情報であってもよいし、日時分秒を示す情報であってもよいし、日時分を示す情報であってもよいし、時分秒を示す情報であってもよいし、時分を示す情報であってもよい。また、曜日を含む情報であってもよい。
ステップS59の処理を実行した後には、演出設定部83による演出設定値(設定1、設定2、設定3)等に基づく設定(頻度優先設定、信頼度優先設定)をRAM122に反映させる演出設定反映処理を実行する(ステップS60)。演出設定反映処理の詳細は後述する。
ステップS60の処理を実行した後には、ROM121のプログラム管理エリアにおける記憶データに基づき、演出制御用マイクロコンピュータに内蔵された各種回路の動作設定を行う(ステップS61)。例えば、ステップS61の処理では、プログラム管理エリアに記憶されている乱数初期設定を読み出して、乱数回路設定処理が実行される。なお、ステップS61の処理は、ステップS54の処理やステップS55の処理が実行されるときに、実行されるようにしてもよい。
ステップS61の処理を実行した後には、乱数回路124における動作異常の有無を検査するための乱数回路異常検査処理を実行する(ステップS62)。なお、ステップS62の乱数回路異常検査処理は、演出制御用CPU120が実行するものに限定されず、演出制御用CPU120以外の演出制御用マイクロコンピュータにおける内蔵回路により乱数回路異常検査処理が実行されてもよい。一例として、乱数回路124が乱数回路異常検査処理を実行する機能を有し、乱数用クロックの周波数異常が検知されたときや、乱数値の異常が検知されたときに、エラーの発生を演出制御用CPU120に通知するようにしてもよい。また、乱数回路異常検査処理は、ステップS62のみにて実行されるものに限定されず、例えば、演出制御基板12の側でタイマ割込みが発生する毎に、乱数回路異常検査処理の一部又は全部が実行されるようにしてもよい。
ステップS62の処理を実行した後には、割込み許可状態に設定して(ステップS63)、各種割込み要求の発生を待機する。ステップS63の処理を実行した後には、例えばステップS55におけるCTCの設定に基づき、所定時間(例えば、2ミリ秒)毎に演出制御用のタイマ割込みが発生するようになればよい。
図26は、演出設定反映処理(ステップS60)の一例を示すフローチャートである。 図26に示した演出設定反映処理において、演出制御用CPU120は、まず、演出設定値を取得する(ステップS601)。即ち、操作部の位置に応じた演出設定値(設定1、設定2、設定3の何れか)に対応する情報信号を演出設定部83から取得する。続いて、演出制御用CPU120は、演出設定値が設定1であるか否かを判定する(ステップS602)。例えば、演出制御用CPU120は、演出設定部83から取得した情報信号が、演出設定部83の操作部が左側(設定1)に位置しているときに送信される情報信号であった場合には、演出設定値は設定1であると判定する。
演出設定値が設定1でないと判定した場合は(ステップS602;NO)、演出制御用CPU120は、演出設定値が設定2であるか否かを判定する(ステップS603)。例えば、演出制御用CPU120は、演出設定部83から取得した情報信号が、演出設定部83の操作部が中央(設定2)に位置しているときに送信される情報信号であった場合には、演出設定値は設定2であると判定する。
演出設定値が設定2であると判定した場合(ステップS603;YES)、演出制御用CPU120は、RAM122の所定領域(例えば演出制御フラグ設定部191等)に設けられた演出設定フラグの値を、頻度優先設定に対応する値(例えば“0”)に設定する(ステップS605)。続いて、演出制御用CPU120は、頻度優先設定に設定されている旨を報知する(ステップS606)。例えば、スティックコントローラ31Aが発光部を有し、当該発光部を第1発光色(青色)にて所定報知時間(例えば30秒間)発光させることにより、頻度優先設定に設定されている旨を報知してもよい。そして、演出設定反映処理を終了する。
演出設定値が設定2でないと判定した場合(ステップS603;NO)、即ち、演出設定値が設定3である場合、演出制御用CPU120は、RAM122の所定領域(例えば演出制御フラグ設定部191等)に設けられた演出設定フラグの値を、信頼度優先設定に対応する値(例えば“1”)に設定する(ステップS607)。続いて、演出制御用CPU120は、信頼度優先設定に設定されている旨を報知する(ステップS608)。例えば、スティックコントローラ31Aが発光部を有し、当該発光部を第2発光色(赤色)にて所定報知時間(例えば30秒間)発光させることにより、信頼度優先設定に設定されている旨を報知してもよい。そして、演出設定反映処理を終了する。
演出設定値が設定1であると判定した場合(ステップS602;YES)、演出制御用CPU120は、現在の日時が所定日時(例えば、2015年5月4日)の前(例えば、2015年5月3日以前)であるか否かを判定する(ステップS604)。なお、現在の日時は、ステップS59にてRTC回路126から読み出された時刻情報に基づいてRAM122等の記憶領域に記憶され、所定時間毎に更新される日時情報によって示される日時である。
現在の日時が所定日時の前であると判定した場合(ステップS604;YES)、上述のステップS605、ステップS606を実行し、演出設定反映処理を終了する。一方、現在の日時が所定日時の前でないと判定した場合(ステップS604;NO)、即ち、現在の日時が所定日時の以降(例えば、2015年5月4日以降)であると判定した場合、上述のステップS607、ステップS608を実行し、演出設定反映処理を終了する。なお、例えば、ステップS604の所定日時はROM121内に記憶しておいてもよい。
図27は、コマンド解析処理(ステップS74)の一例を示すフローチャートである。図27に示したコマンド解析処理において、演出制御用CPU120は、まず、演出制御コマンド受信用バッファの記憶内容を確認することなどにより、中継基板15を介して伝送された主基板11からの受信コマンドがあるか否かを判定する(ステップS501)。受信コマンドがないと判定した場合には(ステップS501;NO)、演出制御用CPU120は、コマンド解析処理を終了する。
ステップS501にて受信コマンドがあると判定した場合には(ステップS501;YES)、演出制御用CPU120は、当該受信コマンドが第1始動口入賞指定コマンドであるか否かを判定する(ステップS502)。なお、演出制御用CPU120は、例えば受信コマンドのMODEデータを確認し、受信コマンドの種類を特定すればよい(図3参照)。
ステップS502にて第1始動口入賞指定コマンドであると判定した場合には(ステップS502;YES)、演出制御用CPU120は、第1保留記憶数通知待ち時間を設定する(ステップS503)。例えば、演出制御用CPU120は、第1保留記憶数通知コマンドの受信待ち時間として予め定められたタイマ初期値を、演出制御タイマ設定部192に設けられたコマンド受信制御タイマにセットすればよい。
ステップS502にて第1始動口入賞指定コマンドではないと判定した場合には(ステップS502;NO)、演出制御用CPU120は、当該受信コマンドが第2始動口入賞指定コマンドであるか否かを判定する(ステップS504)。ステップS504にて第2始動口入賞指定コマンドであると判定した場合には(ステップS504;YES)、演出制御用CPU120は、第2保留記憶数通知待ち時間を設定する(ステップS505)。例えば、演出制御用CPU120は、第2保留記憶数通知コマンドの受信待ち時間として予め定められたタイマ初期値を、コマンド受信制御タイマにセットすればよい。
ステップS504にて第2始動口入賞指定コマンドではないと判定した場合には(ステップS504;NO)、演出制御用CPU120は、当該受信コマンドが図柄指定コマンドであるか否かを判定する(ステップS506)。ステップS506にて図柄指定コマンドではないと判定した場合には(ステップS506;NO)、演出制御用CPU120は、当該受信コマンドが変動カテゴリコマンドであるか否かを判定する(ステップS507)。ステップS507にて変動カテゴリコマンドではないと判定した場合には(ステップS507;NO)、演出制御用CPU120は、当該受信コマンドが第1保留記憶数通知コマンドであるか否かを判定する(ステップS508)。ステップS508にて第1保留記憶数通知コマンドであると判定した場合には(ステップS508;YES)、例えばコマンド受信制御タイマによる計時動作を初期化することなどにより、第1保留記憶数通知待ち時間をクリアする(ステップS509)。
ステップS508にて第1保留記憶数通知コマンドではないと判定した場合には(ステップS508;NO)、演出制御用CPU120は、当該受信コマンドが第2保留記憶数通知コマンドであるか否かを判定する(ステップS510)。ステップS510にて第2保留記憶数通知コマンドであると判定した場合には(ステップS510;YES)、例えばコマンド受信制御タイマによる計時動作を初期化することなどにより、第2保留記憶数通知待ち時間をクリアする(ステップS511)。
ステップS506にて図柄指定コマンドであると判定した場合や(ステップS506(YES))、ステップS507にて変動カテゴリコマンドであると判定した場合や(ステップS507(YES))、ステップS503、ステップS505、ステップS509、ステップS511の処理の何れかを実行した後には、演出制御用CPU120は、当該受信コマンドを第1始動入賞時受信コマンドバッファ194Aにおける空き領域、又は、第2始動入賞時受信コマンドバッファ194Bにおける空き領域に格納する(ステップS512)。具体的には、演出制御用CPU120は、当該受信コマンドが第1始動口入賞指定コマンドであった場合や、当該受信コマンドの直前の始動口入賞指定コマンドが第1始動口入賞指定コマンドであった場合(第1始動口入賞指定コマンドを受信した後に第2始動口入賞指定コマンドを受信していない場合)には、当該受信コマンドを第1始動入賞時受信コマンドバッファ194Aにおける空き領域に格納し、当該受信コマンドが第2始動口入賞指定コマンドであった場合や、当該受信コマンドの直前の始動口入賞指定コマンドが第2始動口入賞指定コマンドであった場合(第2始動口入賞指定コマンドを受信した後に第1始動口入賞指定コマンドを受信していない場合)には、当該受信コマンドを第2始動入賞時受信コマンドバッファ194Bにおける空き領域に格納する。ステップS512の処理に続いて、ステップS501の処理に戻る。
ステップS510にて受信コマンドが第2保留記憶数通知コマンドではないと判定した場合には(ステップS510;NO)、演出制御用CPU120は、当該受信コマンドが変動パターン指定コマンドであるか否かを判定する(ステップS513)。変動パターン指定コマンドであると判定した場合には(ステップS513;YES)、演出制御用CPU201は、RAMに形成されている変動パターン指定コマンド格納領域に当該変動パターン指定コマンドを格納する(ステップS515)。ステップS515の処理に続いて、ステップS501の処理に戻る。
ステップS513にて受信コマンドが変動パターン指定コマンドでないと判定した場合には(ステップS513;NO)、演出制御用CPU120は、他の夫々の受信コマンドに応じた設定等を行う(ステップS518)。例えば、演出制御用CPU120は、受信コマンドが遊技状態指定コマンドであった場合には、当該遊技状態指定コマンドを解析して、現在の遊技状態を特定してもよい。ステップS518の処理に続いて、ステップS501の処理に戻る。
図28は、演出制御プロセス処理(ステップS75)の一例を示すフローチャートである。図28に示した演出制御プロセス処理において、演出制御用CPU120は、まず、入賞時演出決定処理を実行する(ステップS150)。入賞時演出決定処理では、演出制御用CPU120は、まず、始動入賞時受信コマンドバッファ(第1始動入賞時受信コマンドバッファ194A又は第2始動入賞時受信コマンドバッファ194B)における記憶内容をチェックする処理や、受信コマンドとして、始動口入賞指定コマンドを受信しているか否かを判定する処理や、保留演出に関して決定する処理などが実行される。
入賞時演出決定処理(ステップS150)に続いて、演出制御用CPU120は、演出制御フラグ設定部191などに設けられた演出プロセスフラグの値に応じて、ステップS170〜177の処理の何れかを選択して実行する。
ステップS170の可変表示開始待ち処理は、演出プロセスフラグの値が初期値である“0”のときに実行される処理である。可変表示開始待ち処理は、主基板11から伝送された第1変動開始コマンド(又は第2変動開始コマンド)、変動パターン指定コマンド、可変表示結果通知コマンドなどを受信したか否かに基づいて画像表示装置5における飾り図柄の可変表示を開始するか否かを判定する処理などを含んでいる。可変表示開始待ち処理では、飾り図柄の可変表示を開始すると判定したときには、演出プロセスフラグの値を“1”に更新する。
ステップS171の可変表示開始設定処理は、演出プロセスフラグの値が“1”のときに実行される処理である。可変表示開始設定処理は、第1特別図柄表示装置4Aや第2特別図柄表示装置4Bにおける特別図柄の可変表示に対応して、画像表示装置5における飾り図柄の可変表示を行うための設定(例えば、変動パターン(特図変動時間)に対応する演出制御パターンや変動時間タイマの値の設定等)を行う処理や、第1保留表示、第2保留表示、アクティブ表示などの表示動作を行うための設定(例えば、当該表示動作に対応する演出制御パターンの設定等)を行う処理などを含んでいる。可変表示開始設定処理では、演出プロセスフラグの値を“2”に更新する。
ステップS172の可変表示中演出処理は、演出プロセスフラグの値が“2”のときに実行される処理である。可変表示中演出処理は、可変表示開始設定処理(ステップS171)にて設定した変動時間タイマがタイムアウトしたか否か(画像表示装置5における飾り図柄の可変表示開始後の経過時間が特図変動時間に達したか否か)を判定する処理などを含んでいる。可変表示中演出処理では、変動時間タイマがタイムアウトしたときには、演出プロセスフラグの値を“3”に更新する。
ステップS173の特図当り待ち処理は、演出プロセスフラグの値が“3”のときに実行される処理である。特図当り待ち処理は、確定飾り図柄が「ハズレ」である場合に実行する処理としてパチンコ遊技機1の遊技状態を設定する変動時遊技状態設定処理や、確定飾り図柄が「大当り」である場合に実行する処理としてファンファーレ演出を行うための設定(例えば、ファンファーレ演出に対応する演出制御パターンの設定等)を行う処理などを含んでいる。特図当り待ち処理では、確定飾り図柄が「ハズレ」であるときには、演出プロセスフラグの値を初期値である“0”に更新し、確定飾り図柄が「大当り」であるときには、演出プロセスフラグの値を“4”に更新する。
ステップS174の大当り開始処理は、演出プロセスフラグの値が“4”のときに実行される処理である。大当り開始処理は、大入賞口開放中通知コマンドを受信したか否かを判定する処理や、大入賞口開放中通知コマンドを受信した場合に実行する処理として開放中演出(各ラウンドにおいて特別可変入賞球装置7が開放状態であるときに実行する演出)を行うための設定(例えば、開放中演出に対応する演出制御パターンの設定等)を行う処理などを含んでいる。大当り開始処理では、大入賞口開放中通知コマンドを受信したときには、演出プロセスフラグの値を“5”に更新する。
ステップS175のラウンド中処理は、演出プロセスフラグの値が“5”のときに実行される処理である。ラウンド中処理は、大入賞口開放後通知コマンドを受信したか否かを判定する処理や、大入賞口開放後通知コマンドを受信した場合に実行する処理として閉鎖中演出(各ラウンドにおいて特別可変入賞球装置7が閉鎖状態であるときに実行する演出)を行うための設定(例えば、閉鎖中演出に対応する演出制御パターンの設定等)を行う処理などを含んでいる。ラウンド中処理では、大入賞口開放後通知コマンドを受信したときには、演出プロセスフラグの値を“6”に更新する。
ステップS176のラウンド後処理は、演出プロセスフラグの値が“6”のときに実行される処理である。ラウンド後処理は、大入賞口開放中通知コマンドや当り終了指定コマンドを受信したか否かを判定する処理や、大入賞口開放中通知コマンドを受信した場合に実行する処理として開放中演出を行うための設定(例えば、開放中演出に対応する演出制御パターンの設定等)を行う処理や、当り終了指定コマンドを受信した場合に実行する処理としてエンディング演出を行うための設定(例えば、エンディング演出に対応する演出制御パターンやエンディング演出実行時間タイマの値の設定等)を行う処理などを含んでいる。ラウンド後処理では、大入賞口開放中通知コマンドを受信したときには、演出プロセスフラグの値を“5”に更新し、当り終了指定コマンドを受信したときには、演出プロセスフラグの値を“7”に更新する。
ステップS177の大当り終了後処理は、演出プロセスフラグの値が“7”のときに実行される処理である。大当り終了後処理は、ラウンド後処理(ステップS176)にて設定したエンディング演出実行時間タイマがタイムアウトしたか否か(画像表示装置5におけるエンディング演出の実行開始後の経過時間が設定時間に達したか否か)を判定する処理や、エンディング演出実行時間タイマがタイムアウトした場合に実行する処理としてパチンコ遊技機1の遊技状態を高確高ベース状態に設定する処理(演出制御フラグ設定部191に設けられた高確フラグ、高ベースフラグをオン状態にセットする処理)やST回数や時短回数を設定する処理などを含んでいる。大当り終了後処理では、エンディング演出実行時間タイマがタイムアウトしたときには、演出プロセスフラグの値を初期値である“0”に更新する。
図29は、入賞時演出決定処理(S150)の一例を示すフローチャートである。図29に示した入賞時演出決定処理において、演出制御用CPU120は、まず、始動入賞時受信コマンドバッファ(第1始動入賞時受信コマンドバッファ194A又は第2始動入賞時受信コマンドバッファ194B)における記憶内容をチェックし(ステップS151)、新たな受信コマンドとして、第1始動口入賞指定コマンドを受信しているか否かを判定する(ステップS152)。ステップS152にて第1始動口入賞指定コマンドを受信していないと判定したときは(ステップS152;NO)、演出制御用CPU120は、第2始動入賞時受信コマンドバッファ194Bにおける記憶内容をチェックし(ステップS153)、新たな受信コマンドとして、第2始動口入賞指定コマンドを受信しているか否かを判定する(ステップS153)。ステップS154にて第2始動口入賞指定コマンドを受信していないと判定したときは(ステップS154;NO)、入賞時演出決定処理を終了する。
ステップS152において第1始動口入賞指定コマンドを受信していると判定したときは(ステップS152;YES)、演出制御用CPU120は、例えば、演出制御フラグ設定部191に設けられた高ベースフラグを参照して、時短状態(高確高ベース状態)であるか否かを判定する(ステップS155)。時短状態ではないと判定したときは(ステップS155:NO)、演出制御用CPU120は、保留演出決定処理を実行する(ステップS160)。ステップS160の保留演出決定処理には、第1始動入賞記憶表示エリア5HLにおける第1保留表示の表示態様を決定する処理(具体的には、第1始動入賞記憶表示エリア5HLにおける保留演出の実行有無を決定する処理や、実行すると決定した場合に保留演出パターンを決定する処理)が含まれている。詳細は後述する。
保留演出決定処理(ステップS160)を実行した後には、演出制御用CPU120は、保留演出決定処理の決定内容を記憶する(ステップS161)。具体的には、例えば、演出制御用CPU120は、ステップS160の保留演出決定処理において保留演出を実行すると決定した場合には、ステップS160の保留演出決定処理において決定した保留演出パターンによる表示態様(即ち、当該保留演出パターンによって特定される追加時及び各シフト後の表示態様)を示す情報を、第1始動入賞時受信コマンドバッファ194Aにおける当該第1始動入賞のバッファ番号に対応する第1先読予告バッファ194Cのバッファ番号に対応付けて記憶する。また、例えば、演出制御用CPU120は、ステップS160の保留演出決定処理において保留演出を実行しないと決定した場合には、追加時及び各シフト後の表示態様として通常の表示態様(例えば、白色)を示す情報を、第1始動入賞時受信コマンドバッファ194Aにおける当該第1始動入賞のバッファ番号に対応する第1先読予告バッファ194Cのバッファ番号に対応付けて記憶する。
ステップS161の処理を実行した後には、演出制御用CPU120は、ステップS161において記憶した決定内容に基づいて、第1始動入賞記憶表示エリア5HLに新たな第1保留表示を追加する(ステップS162)。より詳細には、演出制御用CPU120は、上述の第1先読予告バッファ194Cのバッファ番号に対応付けて記憶された追加時の表示態様による第1保留表示を第1始動入賞記憶表示エリア5HLに表示させる演出制御パターンを使用パターンとしてセットするとともに、セットされた演出制御パターンに含まれる、表示制御データが指定する表示制御指令を表示制御部123のVDP等に対して伝送させることなどにより、保留演出決定処理において決定した追加時の表示態様で表示される第1保留表示を第1始動入賞記憶表示エリア5HLに追加する。そして、入賞時演出決定処理を終了する。
ステップS154において第2始動口入賞指定コマンドを受信していると判定したときは(ステップS154;YES)、演出制御用CPU120は、例えば、演出制御フラグ設定部191に設けられた高ベースフラグを参照して、時短状態(高確高ベース状態)であるか否かを判定する(ステップS156)。時短状態(高確高ベース状態)であると判定したときは(ステップS156:YES)、演出制御用CPU120は、保留演出決定処理を実行する(ステップS163)。ステップS163の保留演出決定処理は、ステップS160の保留演出決定処理と同様である。即ち、ステップS163の保留演出決定処理には、第2始動入賞記憶表示エリア5HRにおける第2保留表示の表示態様を決定する処理(具体的には、第2始動入賞記憶表示エリア5HRにおける保留演出の実行有無を決定する処理や、実行すると決定した場合に保留演出パターンを決定する処理)が含まれている。
保留演出決定処理(ステップS163)を実行した後には、演出制御用CPU120は、ステップS163、ステップS164、ステップS165の処理を実行し、入賞時演出決定処理を終了する。なお、第2始動口入賞に係るステップS163、ステップS164、ステップS165の夫々の処理は、第1始動口入賞に係るステップS160、ステップS161、ステップS162の夫々の処理に係る処理と同様であるため、説明を省略する。
ステップS155において時短状態であると判定したときや(ステップS155:YES)、ステップS156において時短状態ではないと判定したときは(ステップS156:NO)、始動口入賞指定に応じた保留追加処理を実行する(S166)。具体的には、第1始動口入賞指定コマンドを受信している場合(ステップS152:YES、ステップS155:YES)、演出制御用CPU120は、ステップS160の保留演出決定処理において保留演出を実行しないと決定した場合と同様、追加時及び各シフト後の表示態様として通常の表示態様(例えば、白色)を示す情報を記憶し、通常の表示態様で表示される第1保留表示を第1始動入賞記憶表示エリア5HLに追加する。そして、入賞時演出決定処理を終了する。一方、第2始動口入賞指定コマンドを受信している場合(ステップS154:YES、ステップS156:NO)、演出制御用CPU120は、ステップS163の保留演出決定処理において保留演出を実行しないと決定した場合と同様、追加時及び各シフト後の表示態様として通常の表示態様(例えば、白色)を示す情報を記憶し、通常の表示態様で表示される第2保留表示を第2始動入賞記憶表示エリア5HRに追加する。そして、入賞時演出決定処理を終了する。
図30は、保留演出の実行有無の決定割合、保留演出パターンの決定割合等を説明する説明図である。図30(A)は、保留演出の実行有無の決定割合の一例である。
図30(A)に示す例によれば、変動カテゴリコマンド(非特定パターン(ハズレ)、特定パターン(ハズレ)、非特定パターン(大当り)、特定パターン(大当り)の別)と、演出設定フラグの値(頻度優先設定/信頼度優先設定の別)とに基づいて保留演出の実行無/実行有が決定される。即ち、非特定パターン(ハズレ)且つ頻度優先設定(演出設定フラグの値が頻度優先設定に対応する値(例えば“0”))であるときには、実行無が80%の割合で決定され、実行有が20%の割合で決定される。非特定パターン(ハズレ)且つ信頼度優先設定(演出設定フラグの値が信頼度優先設定に対応する値(例えば“1”))であるときには、実行無が98%の割合で決定され、実行有が2%の割合で決定される。特定パターン(ハズレ)且つ頻度優先設定であるときには、実行無が70%の割合で決定され、実行有が30%の割合で決定される。特定パターン(ハズレ)且つ信頼度優先設定であるときには、実行無が90%の割合で決定され、実行有が10%の割合で決定される。
非特定パターン(大当り)且つ頻度優先設定であるときや、非特定パターン(大当り)且つ信頼度優先設定であるときや、特定パターン(大当り)且つ頻度優先設定であるときや、特定パターン(大当り)且つ信頼度優先設定であるときの決定割合についても、図30(A)に示す通りであるため、説明を省略する。
図30(A)の如く、保留演出の実行有無を決定する場合には、例えば、変動カテゴリと、演出設定フラグの値とに応じた複数種類の保留演出実行有無決定テーブルをROM121に記憶する。具体的には、非特定パターン(ハズレ)/頻度優先設定用の保留演出実行有無決定テーブルと、非特定パターン(ハズレ)/信頼度優先設定用の保留演出実行有無決定テーブルと、特定パターン(ハズレ)/頻度優先設定用の保留演出実行有無決定テーブルと、特定パターン(ハズレ)/信頼度優先設定用の保留演出実行有無決定テーブルと、非特定パターン(大当り)/頻度優先設定用の保留演出実行有無決定テーブルと、非特定パターン(大当り)/信頼度優先設定用の保留演出実行有無決定テーブルと、特定パターン(大当り)/頻度優先設定用の保留演出実行有無決定テーブルと、特定パターン(大当り)/信頼度優先設定用の保留演出実行有無決定テーブルとを記憶してもよい。
上述の夫々の保留演出実行有無決定テーブルには、「実行無」と「実行有」の夫々が図30(A)の割合で決定されるように、「実行無」と「実行有」の夫々に、保留演出実行有無決定用の乱数値(非図示)と比較される数値(判定値)が割り当てられていればよい。例えば、非特定パターン(ハズレ)/頻度優先設定用の保留演出実行有無決定テーブルには、「実行無」が80%の割合で決定され、「実行有」が20%の割合で決定されるように、「実行無」と「実行有」の夫々に、保留演出実行有無決定用の乱数値(非図示)と比較される数値(判定値)が割り当てられていればよい。また例えば、非特定パターン(ハズレ)/信頼度優先設定用の保留演出実行有無決定テーブルには、「実行無」が98%の割合で決定され、「実行有」が2%の割合で決定されるように、「実行無」と「実行有」の夫々に、保留演出実行有無決定用の乱数値(非図示)と比較される数値(判定値)が割り当てられていればよい。なお、保留演出実行有無決定用の乱数値は、例えば、演出用乱数更新処理(ステップS76)において更新されるものであってもよい。
図30(B)は、保留演出パターンの一例である。具体的には、図30(B)は、入賞が保留2個目(第1始動入賞記憶表示エリア5HLにおける保留2個目、又は、第2始動入賞記憶表示エリア5HRにおける保留2個目)である場合の保留演出パターンの一例である。
図30(B)において、図中の「保留2個目の位置における保留表示の表示態様」は、追加表示後〜1回目のシフト前における位置における保留表示の表示態様である。具体的には、第1始動入賞記憶表示エリア5HLの消化2個前の位置における第1保留表示の表示態様、又は、第2始動入賞記憶表示エリア5HRの消化2個前の位置における第2保留表示の表示態様である。図中の「保留1個目の位置における保留表示の表示態様」は、1回目のシフト後〜2回目のシフト前における位置における保留表示の表示態様である。具体的には、第1始動入賞記憶表示エリア5HLの消化1個前の位置における第1保留表示の表示態様、又は、第2始動入賞記憶表示エリア5HRの消化1個前の位置における第2保留表示の表示態様である。
図30(B)において、例えば、保留演出パターン「HP1」は、保留2個目の位置の保留表示として白色を表示し、保留1個目の位置の保留表示として青色を表示する保留演出パターンである。保留演出パターン「HP2」は、保留2個目の位置の保留表示として青色を表示し、保留1個目の位置の保留表示として青色を表示する保留演出パターンである。保留演出パターン「HP3」は、保留2個目の位置の保留表示として白色を表示し、保留1個目の位置の保留表示として黄色を表示する保留演出パターンである。
保留演出パターン「HP4」〜「HP9」についても、図30(B)に示す通りであるため、説明を省略する。
なお、上述したように、図30(B)は、入賞が保留2個目である場合の保留演出パターンを示したものであるが、入賞が保留1個目、3個目、4個目である場合についても同様である。例えば、入賞が保留1個目であるときの保留演出パターンの一例は、保留1個目の位置の保留表示として青色を表示する保留演出パターンや、保留1個目の位置の保留表示として黄色を表示する保留演出パターンなどである。入賞が保留3個目であるときの保留演出パターンの一例は、保留3個目の位置の保留表示として白色を表示し、保留2個目の位置の保留表示として白色を表示し、保留1個目の位置の保留表示として青色を表示する保留演出パターンや、保留3個目の位置の保留表示として青色を表示し、保留2個目の位置の保留表示として黄色を表示し、保留1個目の位置の保留表示として赤色を表示する保留演出パターンなどである。入賞が保留4個目であるときの保留演出パターンの一例は、保留4個目の位置の保留表示として白色を表示し、保留3個目の位置の保留表示として白色を表示し、保留2個目の位置の保留表示として白色を表示し、保留1個目の位置の保留表示として白色を表示する保留演出パターンや、保留4個目の位置の保留表示として青色を表示し、保留3個目の位置の保留表示として黄色を表示し、保留2個目の位置の保留表示として黄色を表示し、保留1個目の位置の保留表示として赤色を表示する保留演出パターンなどである。
図30(C)は、保留演出パターンの決定割合の一例である。具体的には、図30(C)は、入賞が保留2個目(第1始動入賞記憶表示エリア5HLにおける保留2個目、又は、第2始動入賞記憶表示エリア5HRにおける保留2個目)である場合の保留演出パターン(図30(B)の保留演出パターン「HP1」〜「HP9」)の決定割合の一例である。
図30(C)に示す例によれば、変動カテゴリコマンド(非特定パターン(ハズレ)、特定パターン(ハズレ)、非特定パターン(大当り)、特定パターン(大当り)の別)に基づいて保留演出パターンが決定される。即ち、非特定パターン(ハズレ)であるときには、保留演出パターン「HP1」が30%の割合で決定され、保留演出パターン「HP2」が30%の割合で決定され、保留演出パターン「HP3」が10%の割合で決定され、保留演出パターン「HP4」が10%の割合で決定され、保留演出パターン「HP5」が10%の割合で決定され、保留演出パターン「HP6」が3%の割合で決定され、保留演出パターン「HP7」が3%の割合で決定され、保留演出パターン「HP8」が2%の割合で決定され、保留演出パターン「HP9」が2%の割合で決定される。特定パターン(ハズレ)であるときには、保留演出パターン「HP1」が20%の割合で決定され、保留演出パターン「HP2」が20%の割合で決定され、保留演出パターン「HP3」が10%の割合で決定され、保留演出パターン「HP4」が10%の割合で決定され、保留演出パターン「HP5」が10%の割合で決定され、保留演出パターン「HP6」が10%の割合で決定され、保留演出パターン「HP7」が10%の割合で決定され、保留演出パターン「HP8」が5%の割合で決定され、保留演出パターン「HP9」が5%の割合で決定される。
非特定パターン(大当り)や、特定パターン(大当り)であるときについても、図30(C)に示す通りであるため、説明を省略する。
図30(C)の如く、保留演出パターンを決定する場合には、例えば、保留記憶数(入賞が保留何個目であるかの別)と、変動カテゴリコマンド(非特定パターン(ハズレ)、特定パターン(ハズレ)、非特定パターン(大当り)、特定パターン(大当り)の別)とに応じた複数種類の保留演出パターン決定テーブルをROM121に記憶する。
入賞が保留2個目であるときの保留演出パターン決定テーブルには、保留演出パターン「HP1」〜保留演出パターン「HP9」の夫々が図30(C)の割合で決定されるように、保留演出パターン「HP1」〜保留演出パターン「HP9」の夫々に、保留演出パターン決定用の乱数値(非図示)と比較される数値(判定値)が割り当てられていればよい。一例として、入賞が保留2個目/非特定パターン(ハズレ)用の保留演出パターン決定テーブルには、保留演出パターン「HP1」が30%の割合で決定され、保留演出パターン「HP2」が30%の割合で決定され、保留演出パターン「HP3」が10%の割合で決定され、保留演出パターン「HP4」が10%の割合で決定され、保留演出パターン「HP5」が10%の割合で決定され、保留演出パターン「HP6」が3%の割合で決定され、保留演出パターン「HP7」が3%の割合で決定され、保留演出パターン「HP8」が2%の割合で決定され、保留演出パターン「HP9」が2%の割合で決定されるように、保留演出パターン「HP1」〜保留演出パターン「HP9」の夫々に、保留演出パターン決定用の乱数値(非図示)と比較される数値(判定値)が割り当てられていればよい。なお、保留演出パターン決定用の乱数値は、例えば、演出用乱数更新処理(ステップS76)において更新されるものであってもよい。
なお、上述したように、図30(C)は、入賞が保留2個目である場合の保留演出パターンの決定割合を示したものであるが、入賞が保留1個目、3個目、4個目である場合についても同様である。例えば、入賞が保留1個目であるときには、「保留1個目の位置における保留表示の表示態様」が設定された複数種類の保留演出パターン(非図示)のうちの何れかが、保留演出パターン決定用の乱数値(非図示)を用いて決定される(決定割合は非図示)。入賞が保留3個目であるときには、「保留3個目の位置における保留表示の表示態様」と「保留2個目の位置における保留表示の表示態様」と「保留1個目の位置における保留表示の表示態様」とが設定された複数種類の保留演出パターン(非図示)のうちの何れかが、保留演出パターン決定用の乱数値(非図示)を用いて決定される(決定割合は非図示)。入賞が保留4個目であるときには、「保留4個目の位置における保留表示の表示態様」と「保留3個目の位置における保留表示の表示態様」と「保留2個目の位置における保留表示の表示態様」と「保留1個目の位置における保留表示の表示態様」とが設定された複数種類の保留演出パターン(非図示)のうちの何れかが、保留演出パターン決定用の乱数値(非図示)を用いて決定される(決定割合は非図示)。
図31は、保留演出決定処理(ステップS160、S163)の一例を示すフローチャートである。図31に示した保留演出決定処理において、演出制御用CPU120は、まず、頻度優先設定であるか否かを判定する(ステップS9000)。ステップS9000の処理では、演出制御用CPU120は、演出設定フラグの値が、頻度優先設定に対応する値(例えば“0”)であるか否かを判定する。
頻度優先設定であると判定した場合には(ステップS9000;YES)、頻度優先用のテーブルを用いて保留演出の実行の有無を決定する(ステップS9001)。より詳細には、演出制御用CPU120は、まず、頻度優先用の複数の保留演出実行有無決定テーブル(例えば、上述の、非特定パターン(ハズレ)/頻度優先設定用の保留演出実行有無決定テーブル、特定パターン(ハズレ)/頻度優先設定用の保留演出実行有無決定テーブル、非特定パターン(大当り)/頻度優先設定用の保留演出実行有無決定テーブル、特定パターン(大当り)/頻度優先設定用の保留演出実行有無決定テーブル)のうち、変動カテゴリコマンドに応じた、頻度優先用の保留演出実行有無決定テーブルをセット(選択)する。続いて、演出制御用CPU120は、保留演出実行有無決定用の乱数値を示す数値データと、セットした保留演出実行有無決定テーブルにおける「実行無」又は「実行有」の判定値とを比較するなどして、保留演出の実行の有無を決定する。
頻度優先設定でないと判定した場合には(ステップS9000;NO)、信頼度優先用のテーブルを用いて保留演出の実行の有無を決定する(ステップS9002)。より詳細には、演出制御用CPU120は、まず、信頼度優先用の複数の保留演出実行有無決定テーブル(例えば、上述の、非特定パターン(ハズレ)/信頼度優先設定用の保留演出実行有無決定テーブル、特定パターン(ハズレ)/信頼度優先設定用の保留演出実行有無決定テーブル、非特定パターン(大当り)/信頼度優先設定用の保留演出実行有無決定テーブル、特定パターン(大当り)/信頼度優先設定用の保留演出実行有無決定テーブル)のうち、変動カテゴリコマンドに応じた、信頼度優先用の保留演出実行有無決定テーブルをセット(選択)する。続いて、演出制御用CPU120は、保留演出実行有無決定用の乱数値を示す数値データと、セットした保留演出実行有無決定テーブルにおける「実行無」又は「実行有」の判定値とを比較するなどして、保留演出の実行の有無を決定する。
ステップS9001の処理又はステップS9002の処理を実行した後には、演出制御用CPU120は、保留演出を実行すると決定したか否かを判定する(ステップS9003)。
保留演出を実行すると決定した場合には(ステップS9003;YES)、演出制御用CPU120は、保留演出パターンを決定する(ステップS9004)。より詳細には、演出制御用CPU120は、まず、保留記憶数(入賞が保留何個目であるかの別)と変動カテゴリコマンドとに応じた、保留演出パターン決定テーブルをセット(選択)する。続いて、演出制御用CPU120は、保留演出パターン決定用の乱数値を示す数値データと、セットした保留演出パターン決定テーブルにおける夫々の保留演出パターンの判定値とを比較するなどして、一の保留演出パターンを決定する。例えば、入賞が保留2個目であるときには、図30(B)に示した保留演出パターン「HP1」〜保留演出パターン「HP9」の何れかが、図30(C)に示すように、非特定パターン(ハズレ)、特定パターン(ハズレ)、非特定パターン(大当り)、特定パターン(大当り)に応じた割合で決定される。そして、保留演出決定処理を終了する。
保留演出を実行しないと決定した場合には(ステップS9003;NO)、演出制御用CPU120は、追加時及び各シフト後の表示態様として通常の表示態様(例えば、白色)を決定する(ステップS9005)。例えば、入賞が保留1個目であるときには「保留1個目の位置における保留表示の表示態様」を通常の表示態様に決定し、入賞が保留2個目であるときには「保留2個目の位置における保留表示の表示態様」も「保留1個目の位置における保留表示の表示態様」も通常の表示態様に決定し、入賞が保留3個目であるときには「保留3個目の位置における保留表示の表示態様」も「保留2個目の位置における保留表示の表示態様」も「保留1個目の位置における保留表示の表示態様」も通常の表示態様に決定し、入賞が保留3個目であるときには「保留4個目の位置における保留表示の表示態様」も「保留3個目の位置における保留表示の表示態様」も「保留2個目の位置における保留表示の表示態様」も「保留1個目の位置における保留表示の表示態様」も通常の表示態様に決定する。そして、保留演出決定処理を終了する。
図32は、可変表示開始設定処理(ステップS171)の一例を示すフローチャートである。図32に示した可変表示開始設定処理において、演出制御用CPU120は、まず、例えば、主基板11から伝送された可変表示結果通知コマンドにおけるEXTデータを読み取ることなどにより、「ハズレ」であるか否かを判定する(ステップS522)。具体的には、演出制御用CPU120は、ステップS170の可変表示開始待ち処理において受信した可変表示結果通知コマンドが、可変表示結果が「ハズレ」となる旨を通知する第1可変表示結果通知コマンドであった場合には「ハズレ」であると判定する。一方、演出制御用CPU120は、ステップS170の可変表示開始待ち処理において受信した可変表示結果通知コマンドが、可変表示結果が16R確変大当りとなる旨を通知する第2可変表示結果通知コマンドか、可変表示結果が8R確変大当りとなる旨を通知する第3可変表示結果通知コマンドであった場合には「ハズレ」でないと判定する。
ステップS522において「ハズレ」であると判定した場合(ステップS522;YES)、演出制御用CPU120は、例えば主基板11から伝送された変動パターン指定コマンドにおけるEXTデータを読み取ることなどにより、指定された変動パターンが飾り図柄の可変表示態様を「非リーチ(ハズレ)」とする場合に対応した非リーチ変動パターン(即ち、図6の「PA1−1」「PA2−1」「PA2−2」)であるか否かを判定する(ステップS523)。
ステップS523において非リーチ変動パターンであると判定した場合には(ステップS523;YES)、演出制御用CPU120は、非リーチ組合せを構成する確定飾り図柄(最終停止図柄)の組合せを決定する(ステップS524)。一例として、ステップS524の処理では、まず、演出制御カウンタ設定部193に設けられたランダムカウンタ等により更新される左確定図柄決定用の乱数値を示す数値データを抽出し、ROM121などに予め記憶された所定の左確定図柄決定テーブルを参照することなどにより、確定飾り図柄のうち画像表示装置5の表示領域における「左」の飾り図柄表示エリア5Lに停止表示される左確定飾り図柄を決定する。
次に、演出制御カウンタ設定部193に設けられたランダムカウンタ等により更新される右確定図柄決定用の乱数値を示す数値データを抽出し、ROM121などに予め記憶された所定の右確定図柄決定テーブルを参照することなどにより、確定飾り図柄のうち画像表示装置5の表示領域における「右」の飾り図柄表示エリア5Rに停止表示される右確定飾り図柄を決定する。このときには、右確定図柄決定テーブルにおける設定などにより、右確定飾り図柄の図柄番号が左確定飾り図柄の図柄番号とは異なるように、決定されるとよい。続いて、演出制御カウンタ設定部193に設けられたランダムカウンタ等により更新される中確定図柄決定用の乱数値を示す数値データを抽出し、ROM121などに予め記憶された所定の中確定図柄決定テーブルを参照することなどにより、確定飾り図柄のうち画像表示装置5の表示領域における「中」の飾り図柄表示エリア5Cに停止表示される中確定飾り図柄を決定する。なお、ステップS524の処理では、変動図柄予告を実行中である場合に対応して、所定のチャンス目図柄となる非リーチ組合せの確定飾り図柄を決定すればよい。
ステップS523において非リーチ変動パターンではないと判定した場合には(ステップS523;NO)、演出制御用CPU120は、リーチ組合せを構成する確定飾り図柄(最終停止図柄)の組合せを決定する(ステップS525)。一例として、ステップS525の処理では、まず、演出制御カウンタ設定部193に設けられたランダムカウンタ等により更新される左右確定図柄決定用の乱数値を示す数値データを抽出し、ROM121などに予め記憶された所定の左右確定図柄決定テーブルを参照することなどにより、確定飾り図柄のうち画像表示装置5の表示領域における「左」と「右」の飾り図柄表示エリア5L、5Rにて揃って停止表示される図柄番号が同一の飾り図柄を決定する。さらに、演出制御カウンタ設定部193に設けられたランダムカウンタ等により更新される中確定図柄決定用の乱数値を示す数値データを抽出し、ROM121などに予め記憶された所定の中確定図柄決定テーブルを参照することなどにより、確定飾り図柄のうち画像表示装置5の表示領域における「中」の飾り図柄表示エリア5Cにて停止表示される中確定飾り図柄を決定する。
なお、例えば中確定飾り図柄の図柄番号が左確定飾り図柄及び右確定飾り図柄の図柄番号と同一になる場合のように、確定飾り図柄が大当り組合せとなってしまう場合には、任意の値(例えば「1」)を中確定飾り図柄の図柄番号に加算又は減算することなどにより、確定飾り図柄が大当り組合せとはならずにリーチ組合せとなるようにすればよい。あるいは、中確定飾り図柄を決定するときには、左確定飾り図柄及び右確定飾り図柄の図柄番号との差分(図柄差)を決定し、その図柄差に対応する中確定飾り図柄を設定してもよい。
ステップS522において「ハズレ」ではないと判定した場合(ステップS522;NO)、即ち、「大当り(16R確変大当り、8R確変大当り)」である場合、演出制御用CPU120は、大当り組合せを構成する確定飾り図柄(最終停止図柄)の組合せを決定する(ステップS528)。一例として、ステップS528の処理では、まず、演出制御カウンタ設定部193のランダムカウンタなどにより更新される大当り確定図柄決定用の乱数値を示す数値データを抽出し、続いてROM121などに予め記憶された所定の大当り確定図柄決定テーブルを参照することなどにより、画像表示装置5の画面上で「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rに揃って停止表示される図柄番号が同一の飾り図柄を決定する。
なお、ステップS528において確定飾り図柄の組合せを決定するときには、演出制御用CPU120は、大当り種別(16R確変大当り、8R確変大当り)が何れであるかや、昇格演出の有無などに応じて、確定飾り図柄を決定してもよい。
具体的な一例として、例えば、16R確変大当り専用の大当り組合せ(例えば、奇数の同一の飾り図柄が3個並んだもの)と、8R確変大当り専用の大当り組み合せ(例えば、偶数の同一の飾り図柄が3個並んだもの)とする態様において、16R確変大当りである場合には、16R確変大当り専用の大当り組合せ、又は、8R確変大当り専用の大当り組み合せかの何れかを確定飾り図柄に決定すればよい。このとき、8R確変大当り専用の大当り組み合せを確定飾り図柄に決定した場合には、昇格演出として、8ラウンドが終了する迄の間に16R確変大当りである旨が報知されればよい。他方、8R確変大当りである場合には、8R確変大当り専用の大当り組み合せかを確定飾り図柄に決定すればよい。
なお、本実施形態では2R確変大当り(突確)を設けないが、2R確変大当り(突確)を設ける態様としたときには、2R確変大当り(突確)に対応した確定飾り図柄(最終停止図柄)の組合せを決定してもよい。
ステップS524、ステップS525、ステップS528の処理の何れかを実行した後には、演出制御用CPU120は、主予告演出決定処理を実行する(ステップS529)。主予告演出決定処理の詳細は後述する。
ステップS529の主予告演出決定処理を実行した後には、演出制御用CPU120は、保留消化処理を実行する(ステップS530)。具体的には、演出制御用CPU120は、当該変動に対応する保留表示、アクティブ表示などの表示動作を行うための設定を行う。より詳細には、第1特図ゲームと連動して飾り図柄の変動を開始するときには(今回の飾り図柄の可変表示が第1特図ゲームに連動したものであるときは)、演出制御用CPU120は、入賞時演出決定処理(ステップS150)の保留演出決定処理(ステップS160)において決定した保留演出パターン(即ち、ステップS161において記憶した内容)に従ってシフト後の保留表示を表示させる演出制御パターンを使用パターンとしてセットする。なお、複数の表示対象(保留表示)があるときには、シフト後の夫々の保留表示を表示させる演出制御パターンを使用パターンとしてセットする。また、第2特図ゲームと連動して飾り図柄の変動を開始するときには(今回の飾り図柄の可変表示が第2特図ゲームに連動したものであるときは)、演出制御用CPU120は、入賞時演出決定処理(ステップS150)の保留演出決定処理(ステップS163)において決定した保留演出パターン(即ち、ステップS164において記憶した内容)に従ってシフト後の保留表示を表示させる演出制御パターンを使用パターンとしてセットする。なお、複数の表示対象(保留表示)があるときには、シフト後の夫々の保留表示を表示させる演出制御パターンを使用パターンとしてセットする。
ステップS530の保留消化処理を実行した後には、演出制御用CPU120は、当該変動の変動パターン等に対応する演出制御パターンを使用パターンとしてセットする(ステップS532)。即ち、演出制御用CPU120は、主基板11から伝送された変動パターン指定コマンドによって指定された変動パターンに対応する演出制御パターンを使用パターンとしてセットする。また、主予告演出決定処理(ステップS529)において主予告演出を実行すると決定している場合には、実行する主予告演出に対応する演出制御パターンを使用パターンとしてセットする。
ステップS532の処理を実行した後には、演出制御用CPU120は、ステップS532においてセットした演出制御パターンのプロセスデータの演出制御プロセスタイマの初期値を設定し(ステップS534)、演出制御プロセスタイマをスタートさせて(ステップS535)、プロセスデータの内容に従って画像表示装置5等の演出装置(演出用部品)の制御を行う(ステップS536)。これにより、変動パターン指定コマンドによって指定された変動パターンに応じた演出動作(飾り図柄の可変表示演出、リーチ演出等)の制御が開始される。また、主予告演出決定処理によって主予告演出を実行すると決定している場合には実行する主予告演出の制御も開始される。
続いて、演出制御用CPU120は、変動時間タイマに、変動パターン指定コマンドで特定される変動時間(図6に示した特図変動時間)に相当する値を設定する(ステップS537)。
ステップS537の処理を実行した後には、演出制御用CPU120は、第1始動入賞時受信コマンドバッファ194A又は第2始動入賞時受信コマンドバッファ194Bに格納されているコマンドを消化する(ステップS538)。具体的には、演出制御用CPU120は、第1特図ゲームに連動して飾り図柄の可変表示が開始されるときには、第1始動入賞時受信コマンドバッファ194Aに格納されているコマンドのうち最も小さいバッファ番号(バッファ番号「1」)に対応した領域に格納されたコマンド(1セット)を削除するとともに、第1始動入賞時受信コマンドバッファ194Aにおいて、削除するコマンドのバッファ番号よりも大きいバッファ番号に対応した領域に格納されている夫々のコマンドを、入賞順を維持しつつシフトする。また、演出制御用CPU120は、第2特図ゲームに連動して飾り図柄の可変表示が開始されるときには、第2始動入賞時受信コマンドバッファ194Bに格納されているコマンドのうち最も小さいバッファ番号(バッファ番号「1」)に対応した領域に格納されたコマンド(1セット)を削除するとともに、第2始動入賞時受信コマンドバッファ194Bにおいて、削除するコマンドのバッファ番号よりも大きいバッファ番号に対応した領域に格納されている夫々のコマンドを、入賞順を維持しつつシフトする。また、ステップS538の処理では、演出制御用CPU120は、コマンドの削除やシフトに応じて、RAM122などに設けられる第1先読予告バッファ194C又は第2先読予告バッファ194Dに格納されている情報の削除やシフトも行われる。また、ステップS538の処理では、演出制御用CPU120は、RAM122の所定領域に、削除するコマンド(当該変動の図柄指定コマンド、変動カテゴリコマンド等)を一時記憶する。
ステップS538の処理に続いて、演出制御用CPU120は、演出プロセスフラグの値を可変表示中演出処理に対応した値である“2”に更新し(ステップS539)、可変表示開始設定処理を終了する。
図33は、主予告演出の実行有無の決定割合、主予告演出パターンの決定割合等を説明する説明図である。図33(A)は、主予告演出の実行有無の決定割合の一例である。図33(A)(図33(C)、図37も同様)において、変動パターン「PA2−X」は、変動パターン「PA2−1」〜「PA2−2」を表し、変動パターン「PA3−X」は、変動パターン「PA3−1」〜「PA3−2」を表し、変動パターン「PA4−X」は、変動パターン「PA4−1」〜「PA4−3」を表し、変動パターン「PA5−X」は、変動パターン「PA5−1」〜「PA5−3」を表し、変動パターン「PB3−X」は、変動パターン「PB3−1」〜「PB3−2」を表し、変動パターン「PB4−X」は、変動パターン「PB4−1」〜「PB4−3」を表し、変動パターン「PB5−X」は、変動パターン「PB5−1」〜「PB5−3」を表している。
図33(A)に示す例よれば、変動パターンに基づいて主予告演出の実行無/実行有が決定される。即ち、変動パターン「PA1−1」又は「PB1−1」であるときは、実行無が100%の割合で決定され、実行有が0%の割合で決定される。変動パターン「PA2−X」であるときは、実行無が90%の割合で決定され、実行有が10%の割合で決定される。
変動パターン「PA3−X」であるときや、変動パターン「PB3−X」であるときや、変動パターン「PA4−X」又は「PA5−X」であるときや、変動パターン「PB4−X」又は「PB5−X」であるときについても、図33(A)に示す通りであるため、説明を省略する。
図33(A)の如く、主予告演出の実行有無を決定する場合には、例えば、変動パターン(変動パターン「PA1−1」又は「PB1−1」、「PA2−X」、「PA3−X」、「PB3−X」、「PA4−X」又は「PA5−X」、「PB4−X」又は「PB5−X」の別)に応じた複数種類の主予告演出実行有無決定テーブルをROM121に記憶する。
上述の夫々の主予告演出実行有無決定テーブルには、「実行無」と「実行有」の夫々が、図33(A)の割合で決定されるように、「実行無」と「実行有」の夫々に、主予告演出実行有無決定用の乱数値(非図示)と比較される数値(判定値)が割り当てられていればよい。例えば、変動パターン「PA1−1」又は「PB1−1」用の主予告演出実行有無決定テーブルには、「実行無」が100%の割合で決定され、「実行有」が0%の割合で決定されるように、「実行無」と「実行有」の夫々に、主予告演出実行有無決定用の乱数値(非図示)と比較される数値(判定値)が割り当てられていればよい。また例えば、変動パターン「PA2−X」用の主予告演出実行有無決定テーブルには、「実行無」が90%の割合で決定され、「実行有」が10%の割合で決定されるように、「実行無」と「実行有」の夫々に、主予告演出実行有無決定用の乱数値(非図示)と比較される数値(判定値)が割り当てられていればよい。なお、主予告演出実行有無決定用の乱数値は、例えば、演出用乱数更新処理(ステップS76)において更新されるものであってもよい。
図33(B)は、主予告演出パターンの一例である。図33(B)において、主予告演出パターン「SYP1−1」は、ステップアップ予告演出(SU1)を実行する主予告演出パターンである。ステップアップ予告演出(SU1)は、画像表示装置5の表示領域において、第1ステップとして小ウィンドウ(小サイズのウィンドウ)を表示させる演出である。主予告演出パターン「SYP1−2」は、ステップアップ予告演出(SU2)を実行する主予告演出パターンである。ステップアップ予告演出(SU2)は、画像表示装置5の表示領域において、第1ステップである小ウィンドウに続いて第2ステップとして中ウィンドウ(中サイズのウィンドウ)を表示させる演出である。主予告演出パターン「SYP1−3」は、ステップアップ予告演出(SU3)を実行する主予告演出パターンである。ステップアップ予告演出(SU3)は、画像表示装置5の表示領域において、第1ステップである小ウィンドウ、第2ステップである中ウィンドウに続いて第3ステップとして大ウィンドウ(大サイズのウィンドウ)を表示させる演出である。主予告演出パターン「SYP2−1」は、群予告演出(ショート)を実行する主予告演出パターンである。群予告演出(ショート)は、画像表示装置5の表示領域において、「群」として同一種類又は複数種類のキャラクタを第1の時間(例えば、本実施形態では3秒間)に亘って移動表示(通過)させる演出である。主予告演出パターン「SYP2−2」は、群予告演出(ロング)を実行する主予告演出パターンである。群予告演出(ロング)は、画像表示装置5の表示領域において、「群」として同一種類又は複数種類のキャラクタを第1の時間よりも長い第2の時間(例えば、本実施形態では5秒間)に亘って移動表示(通過)させる演出である。
図33(C)は、主予告演出パターンの決定割合の一例である。図33(C)に示す例よれば、変動パターン(変動パターン「PA2−X」、「PA3−X」、「PB3−X」、「PA4−X」又は「PA5−X」、「PB4−X」又は「PB5−X」の別)に基づいて主予告演出パターンが決定される。即ち、変動パターン「PA2−X」であるときは、主予告演出パターン「SYP1−1」が90%の割合で決定され、主予告演出パターン「SYP1−2」が10%の割合で決定され、主予告演出パターン「SYP1−3」が0%の割合で決定され、主予告演出パターン「SYP2−1」が0%の割合で決定され、主予告演出パターン「SYP2−2」が0%の割合で決定される。変動パターン「PA3−X」であるときは、主予告演出パターン「SYP1−1」が50%の割合で決定され、主予告演出パターン「SYP1−2」が25%の割合で決定され、主予告演出パターン「SYP1−3」が15%の割合で決定され、主予告演出パターン「SYP2−1」が10%の割合で決定され、主予告演出パターン「SYP2−2」が0%の割合で決定される。
変動パターン「PB3−X」や、変動パターン「PA4−X」又は「PA5−X」や、変動パターン「PB4−X」又は「PB5−X」であるときについても、図32(C)に示す通りであるため、説明を省略する。
図33(C)の如く、主予告演出パターンを決定する場合には、例えば、変動パターン(変動パターン「PA1−1」又は「PB1−1」、「PA2−X」、「PA3−X」、「PB3−X」、「PA4−X」又は「PA5−X」、「PB4−X」又は「PB5−X」の別)に応じた複数種類の主予告演出パターン決定テーブルをROM121に記憶する。
上述の夫々の主予告演出パターン決定テーブルには、主予告演出パターンの夫々が、図33(C)の割合で決定されるように、主予告演出パターンの夫々に、主予告演出パターン決定用の乱数値(非図示)と比較される数値(判定値)が割り当てられていればよい。例えば、変動パターン「PA2−X」用の主予告演出パターン決定テーブルには、主予告演出パターン「SYP1−1」が90%の割合で決定され、主予告演出パターン「SYP1−2」が10%の割合で決定され、主予告演出パターン「SYP1−3」が0%の割合で決定され、主予告演出パターン「SYP2−1」が0%の割合で決定され、主予告演出パターン「SYP2−2」が0%の割合で決定されるように、主予告演出パターンの夫々に、主予告演出パターン決定用の乱数値(非図示)と比較される数値(判定値)が割り当てられていればよい。また例えば、変動パターン「PA3−X」用の主予告演出パターン決定テーブルには、主予告演出パターン「SYP1−1」が50%の割合で決定され、主予告演出パターン「SYP1−2」が25%の割合で決定され、主予告演出パターン「SYP1−3」が15%の割合で決定され、主予告演出パターン「SYP2−1」が10%の割合で決定され、主予告演出パターン「SYP2−2」が0%の割合で決定されるように、主予告演出パターンの夫々に、主予告演出パターン決定用の乱数値(非図示)と比較される数値(判定値)が割り当てられていればよい。なお、主予告演出パターン決定用の乱数値は、例えば、演出用乱数更新処理(ステップS76)において更新されるものであってもよい。
つまり、図32に示した可変表示開始設定処理(ステップS171)の主予告演出決定処理(ステップS529)では、演出制御用CPU120は、まず、変動パターン指定コマンドによって指定された変動パターンに応じた主予告演出実行有無決定テーブルをセット(選択)し、主予告演出実行有無決定用の乱数値を示す数値データと、セットした主予告演出実行有無決定テーブルにおける「実行無」又は「実行有」の判定値とを比較するなどして、主予告演出の実行の有無を決定する。そして、主予告演出を実行すると決定した場合には、演出制御用CPU120は、変動パターン指定コマンドによって指定された変動パターンに応じた主予告演出パターン決定テーブルをセット(選択)し、主予告演出パターン決定用の乱数値を示す数値データと、セットした主予告演出パターン決定テーブルにおける夫々の主予告演出パターンの判定値とを比較するなどして、一の主予告演出パターンを決定する。
図34は、画像表示装置5における表示動作例を示す図である。図34(A)〜図34(D)は、表示動作を時系列に並べたものである。また、図34(A)等において、画像表示装置5の表示領域に示した矢印「↓」は、飾り図柄が変動中であることを表している。
図34(A)は、アクティブ表示M0に対応する可変表示が行われている場面である。つまり、可変表示開始設定処理(ステップS171)が実行されることにより、第1始動入賞記憶表示エリア5HLの消化1個前の位置にあった保留表示M0がアクティブ表示エリアAHAに移動(シフト)し、消化2個前の位置にあった保留表示M1が消化1個前の位置に移動(シフト)し、アクティブ表示M0に対応する可変表示が行われている場面を表している。なお、M0(白)やM1(白)の「(白)」は、白色(通常の表示態様)である旨を示している。
図34(B)は、図34(A)に続く場面である。具体的には、図34(B)は、アクティブ表示M0に対応する可変表示の実行中に入賞(第1始動入賞)があった場面を表している。第1始動入賞があったときには、入賞時演出決定処理(ステップS150)が実行されることにより、当該第1始動入賞に対応する保留表示が第1始動入賞記憶表示エリア5HLに追加表示される。消化2個前の位置の保留表示M2は、上記処理により、追加表示されたものである。なお、保留表示M2の表示態様に関しては、他図(図35)にて言及する。また、枠Z1は、他図(図35)にて説明する領域を示したものである。
図34(C)は、図34(B)に続く場面である。具体的には、図34(C)は、アクティブ表示M0に対応する可変表示について、最終停止図柄(左図柄「5」、中図柄「6」、右図柄「2」)が停止表示している場面を表している。
図34(D)は、図34(C)に続く場面である。具体的には、図34(D)は、可変表示開始設定処理(ステップS171)が実行されることにより、第1始動入賞記憶表示エリア5HLの消化1個前の位置にあった保留表示M1がアクティブ表示エリアAHAに移動(シフト)し、消化2個前の位置にあった保留表示M2が消化1個前の位置に移動(シフト)し、アクティブ表示M1に対応する可変表示が行われている場面を表している。なお、枠Z2は、他図(図35)にて説明する領域を示したものである。
図35は、保留演出の実行割合を説明する説明図である。図35(A)(図35(B)〜図35(E)も同様)において、枠Z1内の表示内容は図34(B)の枠Z1内の表示内容を表し、枠Z2内の表示内容は図34(D)の枠Z2内の表示内容を表している。
図35(A)は、図34(B)の第1始動入賞があったときに、演出制御用CPU120が、入賞時演出決定処理(ステップS150)の保留演出決定処理(ステップS160)において保留演出を実行しないと決定した場合(図31のステップS9003(NO))における、保留表示M2の表示態様を表している。
保留演出を実行しないと決定した場合には(ステップS9003;NO)、演出制御用CPU120は、保留表示M2の追加時及び各シフト後の表示態様として白色(通常の表示態様)を決定する(ステップS9005)。具体的には、保留表示M2は保留2個目の入賞であるため、演出制御用CPU120は、「保留2個目の位置における保留表示の表示態様」も「保留1個目の位置における保留表示の表示態様」も白色に決定する。従って、保留演出を実行しないと決定した場合には、図35(A)の枠Z1内に示すように、追加時の保留表示M2(保留2個目の位置における保留表示M)の表示態様は白色となる。また、枠Z2内に示すように、シフト後の保留表示M2(保留1個目の位置における保留表示M2)の表示態様も白色となる。
図35(B)は、図34(B)の第1始動入賞があったときに、演出制御用CPU120が、入賞時演出決定処理(ステップS150)の保留演出決定処理(ステップS160)において保留演出を実行すると決定し(図31のステップS9003(YES))、保留演出パターン「HP1」を決定した場合(図31のステップS9004)における、保留表示M2の表示態様を表している。
図30(B)に示すように、保留演出パターン「HP1」は、保留2個目の位置の保留表示として白色を表示し、保留1個目の位置の保留表示として青色を表示する保留演出パターンである。従って、保留演出パターン「HP1」を決定した場合には、図35(B)の枠Z1内に示すように、追加時の保留表示M2(保留2個目の位置における保留表示M)の表示態様は白色となる。また、枠Z2内に示すように、シフト後の保留表示M2(保留1個目の位置における保留表示M2)の表示態様は青色となる。
図35(C)は、図34(B)の第1始動入賞があったときに、演出制御用CPU120が、入賞時演出決定処理(ステップS150)の保留演出決定処理(ステップS160)において保留演出を実行すると決定し(図31のステップS9003(YES))、保留演出パターン「HP2」を決定した場合(図31のステップS9004)における、保留表示M2の表示態様を表している。
図30(B)に示すように、保留演出パターン「HP2」は、保留2個目の位置の保留表示として青色を表示し、保留1個目の位置の保留表示として青色を表示する保留演出パターンである。従って、保留演出パターン「HP2」を決定した場合には、図35(C)の枠Z1内に示すように、追加時の保留表示M2(保留2個目の位置における保留表示M)の表示態様は青色となる。また、枠Z2内に示すように、シフト後の保留表示M2(保留1個目の位置における保留表示M2)の表示態様も青色となる。
図35(D)は、図34(B)の第1始動入賞があったときに、演出制御用CPU120が、入賞時演出決定処理(ステップS150)の保留演出決定処理(ステップS160)において保留演出を実行すると決定し(図31のステップS9003(YES))、保留演出パターン「HP3」を決定した場合(図31のステップS9004)における、保留表示M2の表示態様を表している。
図30(B)に示すように、保留演出パターン「HP3」は、保留2個目の位置の保留表示として白色を表示し、保留1個目の位置の保留表示として黄色を表示する保留演出パターンである。従って、保留演出パターン「HP3」を決定した場合には、図35(D)の枠Z1内に示すように、追加時の保留表示M2(保留2個目の位置における保留表示M)の表示態様は白色となる。また、枠Z2内に示すように、シフト後の保留表示M2(保留1個目の位置における保留表示M2)の表示態様は黄色となる。
図35(E)は、図34(B)の第1始動入賞があったときに、演出制御用CPU120が、入賞時演出決定処理(ステップS150)の保留演出決定処理(ステップS160)において保留演出を実行すると決定し(図31のステップS9003(YES))、保留演出パターン「HP9」を決定した場合(図31のステップS9004)における、保留表示M2の表示態様を表している。
図30(B)に示すように、保留演出パターン「HP9」は、保留2個目の位置の保留表示として赤色を表示し、保留1個目の位置の保留表示として赤色を表示する保留演出パターンである。従って、保留演出パターン「HP9」を決定した場合には、図35(E)の枠Z1内に示すように、追加時の保留表示M2(保留2個目の位置における保留表示M)の表示態様は赤色となる。また、枠Z2内に示すように、シフト後の保留表示M2(保留1個目の位置における保留表示M2)の表示態様も赤色となる。
以下、演出設定部83による演出設定値(設定1〜設定3)と、保留演出の実行態様(実行頻度、信頼度等)との関係について説明する。
図30(A)によれば、ハズレとなると判定された場合(非特定パターン(ハズレ)、又は、特定パターン(ハズレ)の何れかである場合)に、信頼度優先設定であるときよりも頻度優先設定であるときの方が、保留演出が実行される割合が高くなる。大当りとなると判定された場合(非特定パターン(大当り)、又は、特定パターン(大当り)の何れかである場合)のうち非特定パターン(大当り)である場合においても、同様である。また、大当りとなると判定された場合(非特定パターン(大当り)、又は、特定パターン(大当り)の何れかである場合)のうち特定パターン(大当り)である場合には、信頼度優先設定であるときと頻度優先設定であるときとで保留演出が実行される割合は変わらない。
つまり、頻度優先設定であるときには、信頼度優先設定であるときに比べ、保留演出が実行される頻度が高くなる。なお、上述したように、特定パターン(大当り)である場合には、信頼度優先設定であるときと頻度優先設定であるときとで保留演出が実行される割合は変わらないが、大当りとなると判定される頻度が少ないため(図7によれば、低確状態では約345分の1、高確状態では約80分の1)、特定パターン(大当り)である場合に、信頼度優先設定であるときと頻度優先設定であるときとで保留演出が実行される割合が変わらないとしても、全体として、頻度優先設定であるときには、信頼度優先設定であるときに比べ、保留演出が実行される頻度が高くなると言える。
また、上述したように、ハズレとなると判定された場合に保留演出が実行される割合は、信頼度優先設定であるときよりも頻度優先設定であるときの方が高くなる。換言すれば、ハズレとなると判定された場合に保留演出が実行されない割合は、頻度優先設定であるときよりも信頼度優先設定であるときの方が高くなる。
つまり、信頼度優先設定であるときには、頻度優先設定であるときに比べ、保留演出の信頼度が高くなる。
また、上述したように、パチンコ遊技機1は、演出設定部83による演出設定値が設定2であるときは、演出設定反映処理(図25、図26のステップS60)において、演出設定フラグの値に、頻度優先設定に対応する値(例えば“0”)が設定され(ステップS605)、演出設定部83による演出設定値が設定3であるときは、演出設定反映処理(図25、図26のステップS60)において、演出設定フラグの値に、信頼度優先設定に対応する値(例えば“1”)が設定され(ステップS607)、演出設定部83による演出設定値が設定1であるときは、演出設定反映処理(図25、図26のステップS60)において、現在の日時が所定日時(例えば、2015年5月4日)の前であれば(ステップS604;YES)、演出設定フラグの値に、頻度優先設定に対応する値が設定され(ステップS605)、現在の日時が所定日時の前でなければ(ステップS604;NO)、演出設定フラグの値に、信頼度優先設定に対応する値が設定される(ステップS607)。
以上から、遊技店員は、演出設定部83の操作部を操作して設定2に設定しておけば、パチンコ遊技機1の演出態様を、保留演出の実行頻度が比較的高い演出態様(設定3に設定する場合と比較して実行頻度が高い演出態様)にすることができる。また、遊技店員が、演出設定部83の操作部を操作して設定3に設定しておけば、パチンコ遊技機1の演出態様を、保留演出の信頼度が比較的高い演出態様(設定2に設定する場合と比較して信頼度が高い演出態様)にすることができる。また、遊技店員が、所定日時前に、演出設定部83の操作部を操作して設定1に設定しておけば、所定日時となったときに、パチンコ遊技機1の演出態様を、保留演出の実行頻度が比較的高い演出態様(設定2の演出態様)から、保留演出の信頼度が比較的高い態様(設定3の演出態様)に、操作部を改めて操作することなく、切り替えることができる。
なお、図30(A)によれば、頻度優先設定である場合において、大当りとなるとき(非特定パターン(大当り)、特定パターン(大当り)であるとき)には、ハズレとなるとき(非特定パターン(ハズレ)、特定パターン(ハズレ)であるとき)に比べ、実行有が決定され易い。即ち、頻度優先設定である場合において、大当りとなるときには、ハズレとなるときに比べ、保留演出パターン「HP1」〜「HP9」の何れかが決定され易い(保留1個目の位置における保留表示が青色、黄色、赤色の何れかになり易い)。信頼度優先設定である場合においても同様である。
また、図30(C)によれば、非特定パターンである場合において、大当り(非特定パターン(大当り))となるときには、ハズレ(非特定パターン(ハズレ))となるときに比べ、保留演出パターン「HP1」〜「HP2」の何れかが決定され難く(保留1個目の位置における保留表示が青色になり難く)、保留演出パターン「HP6」〜「HP9」の何れかが決定され易い(保留1個目の位置における保留表示が赤色になり易い)。また、特定パターンである場合において、大当り(特定パターン(大当り))となるときには、ハズレ(特定パターン(ハズレ))となるときに比べ、保留演出パターン「HP1」〜「HP2」の何れかが決定され難く、保留演出パターン「HP6」〜「HP9」の何れかが決定され易い。
つまり、保留1個目の位置における保留表示が、白色や青色であれば大当りになり難く、赤色であれば大当りになり易い。図30(C)によれば、保留表示の表示態様による大当り期待度は、赤色>黄色>青色>白色の順である。
また、大当りとなる場合において、スーパーリーチを経由して大当りとなることが確定しているとき(特定パターン(大当り)であるとき)には、大当りとなるがスーパーリーチとなるか否かが確定していないとき(非特定パターン(大当り)であるとき)に比べ、保留演出パターン「HP1」〜「HP2」の何れかが決定され難く(保留1個目の位置における保留表示が青色になり難く)、保留演出パターン「HP6」〜「HP9」の何れかが決定され易い(保留1個目の位置における保留表示が赤色になり易い)
また、ハズレとなる場合において、スーパーリーチを経由してハズレとなることが確定しているとき(特定パターン(ハズレ)であるとき)には、ハズレであって且つスーパーリーチとなるか否かも確定していないとき(非特定パターン(ハズレ)であるとき)に比べ、保留演出パターン「HP1」〜「HP2」の何れかが決定され難く、保留演出パターン「HP6」〜「HP9」の何れかが決定され易い。
つまり、保留1個目の位置における保留表示が、白色や青色であればスーパーリーチになり難く、赤色であればスーパーリーチになり易い。図30(C)によれば、保留表示の表示態様によるスーパーリーチ期待度は、赤色>黄色>青色>白色の順である。
なお、上記実施形態では、保留演出の実行態様(実行頻度、信頼度等)が、演出設定部83による演出設定値に応じて異なる例を説明したが、演出設定部83による演出設定値に応じて実行態様が異なるのは、保留演出に限定されない。例えば、アクティブ表示演出の実行態様を、演出設定部83による演出設定値に応じて異ならせてもよい。以下、図36を用いて、アクティブ表示演出の実行態様を、演出設定部83による演出設定値に応じて異ならせる態様とする場合の一例を説明する。
図36は、アクティブ表示演出の実行有無の決定割合、アクティブ表示演出パターンの決定割合等を説明する説明図である。図36(A)は、アクティブ表示演出の実行有無の決定割合の一例である。具体的には、図36(A)は、対象の保留表示(消化1個前の位置の保留表示)の表示態様が白色又は青色又は黄色である場合のアクティブ表示演出の実行有無の決定割合の一例である。
図36(A)に示す例によれば、変動カテゴリコマンド(非特定パターン(ハズレ)、特定パターン(ハズレ)、非特定パターン(大当り)、特定パターン(大当り)の別)と、演出設定フラグの値(頻度優先設定/信頼度優先設定の別)とに基づいてアクティブ表示演出の実行無/実行有が決定される。例えば、非特定パターン(ハズレ)且つ頻度優先設定であるときには、実行無が92%の割合で決定され、実行有が8%の割合で決定される。非特定パターン(ハズレ)且つ信頼度優先設定であるときには、実行無が98%の割合で決定され、実行有が2%の割合で決定される。特定パターン(ハズレ)且つ頻度優先設定であるときには、実行無が70%の割合で決定され、実行有が30%の割合で決定される。特定パターン(ハズレ)且つ信頼度優先設定であるときには、実行無が90%の割合で決定され、実行有が10%の割合で決定される。なお、対象の保留表示(消化1個前の位置の保留表示)の表示態様が赤色である場合には、実行無が100%の割合で決定される。
非特定パターン(大当り)且つ頻度優先設定であるときや、非特定パターン(大当り)且つ信頼度優先設定であるときや、特定パターン(大当り)且つ頻度優先設定であるときや、特定パターン(大当り)且つ信頼度優先設定であるときの決定割合についても、図36(A)に示す通りであるため、説明を省略する。
図36(A)の如く、アクティブ表示演出の実行有無を決定する場合には、例えば、変動カテゴリと、演出設定フラグの値とに応じた複数種類のアクティブ表示演出実行有無決定テーブル(例えば、非特定パターン(ハズレ)/頻度優先設定用のアクティブ表示演出実行有無決定テーブル、非特定パターン(ハズレ)/信頼度優先設定用のアクティブ表示演出実行有無決定テーブル等)をROM121に記憶してもよい。
上述の夫々のアクティブ表示演出実行有無決定テーブルには、「実行無」と「実行有」の夫々が図36(A)の割合で決定されるように、「実行無」と「実行有」の夫々に、アクティブ表示演出実行有無決定用の乱数値(非図示)と比較される数値(判定値)が割り当てられていればよい。例えば、非特定パターン(ハズレ)/頻度優先設定用のアクティブ表示演出実行有無決定テーブルには、「実行無」が92%の割合で決定され、「実行有」が8%の割合で決定されるように、「実行無」と「実行有」の夫々に、アクティブ表示演出実行有無決定用の乱数値(非図示)と比較される数値(判定値)が割り当てられていればよい。また例えば、非特定パターン(ハズレ)/信頼度優先設定用のアクティブ表示演出実行有無決定テーブルには、「実行無」が98%の割合で決定され、「実行有」が2%の割合で決定されるように、「実行無」と「実行有」の夫々に、アクティブ表示演出実行有無決定用の乱数値(非図示)と比較される数値(判定値)が割り当てられていればよい。なお、アクティブ表示演出実行有無決定用の乱数値は、例えば、演出用乱数更新処理(ステップS76)において更新されるものであってもよい。なお、対象の保留表示(消化1個前の位置の保留表示)の表示態様が赤色である場合には、アクティブ表示演出実行有無決定用の乱数値を用いずに(抽選を行なわずに)、実行無を決定してもよい。
なお、アクティブ表示演出の実行有無の決定処理は、図28及び図29に示した入賞時演出決定処理(ステップS150)において実行する。具体的には、保留演出決定処理(ステップS160)を実行した場合には当該保留演出決定処理(ステップS160)に続いてアクティブ表示演出の実行有無の決定処理を実行し、保留演出決定処理(ステップS163)を実行した場合には当該保留演出決定処理(ステップS163)に続いてアクティブ表示演出の実行有無の決定処理を実行する。
図36(B)は、アクティブ表示演出パターンの一例である。図36(B)において、アクティブ表示演出パターン「AP1」は、アクティブ表示の表示態様を1段階アップさせるアクティブ表示演出パターンである。アクティブ表示演出パターン「AP2」は、アクティブ表示の表示態様を2段階アップさせるアクティブ表示演出パターンである。アクティブ表示演出パターン「AP3」は、アクティブ表示の表示態様を3段階アップさせるアクティブ表示演出パターンである。
なお、保留表示の表示態様による期待度(大当り期待度、スーパーリーチ期待度)は、赤色>黄色>青色>白色の順であるが、アクティブ表示の表示態様についても同様である。つまり、1段階アップとは、消化1個前の位置の保留表示の表示態様よりも1段階上位の期待度の表示態様に、アクティブ表示の表示態様をアップさせることである。即ち、1段階アップとは、消化1個前の位置の保留表示の表示態様が白色であった場合にはアクティブ表示の表示態様を青色とし、消化1個前の位置の保留表示の表示態様が青色であった場合にはアクティブ表示の表示態様を黄色とし、消化1個前の位置の保留表示の表示態様が黄色であった場合にはアクティブ表示の表示態様を赤色とすることである。また、2段階アップとは、消化1個前の位置の保留表示の表示態様よりも2段階上位の期待度の表示態様に、アクティブ表示の表示態様をアップさせることである。即ち、2段階アップとは、消化1個前の位置の保留表示の表示態様が白色であった場合にはアクティブ表示の表示態様を黄色とし、消化1個前の位置の保留表示の表示態様が青色であった場合にはアクティブ表示の表示態様を赤色とすることである。また、3段階アップとは、消化1個前の位置の保留表示の表示態様よりも3段階上位の期待度の表示態様に、アクティブ表示の表示態様をアップさせることである。即ち、3段階アップとは、消化1個前の位置の保留表示の表示態様が白色であった場合にアクティブ表示の表示態様を赤色とすることである。
図36(C)及び図36(D)は、アクティブ表示演出パターンの決定割合の一例である。具体的には、図36(C)は、対象の保留表示(消化1個前の位置の保留表示)の表示態様が白色である場合のアクティブ表示演出パターンの決定割合の一例である。図36(D)は、対象の保留表示(消化1個前の位置の保留表示)の表示態様が青色である場合のアクティブ表示演出パターンの決定割合の一例である。
図36(C)に示す例によれば、例えば、非特定パターン(ハズレ)であるときには、アクティブ表示演出パターン「AP1(白色→青色)」が90%の割合で決定され、アクティブ表示演出パターン「AP2(白色→黄色)」が8%の割合で決定され、アクティブ表示演出パターン「AP3(白色→赤色)」が2%の割合で決定される。特定パターン(ハズレ)や、非特定パターン(大当り)や、特定パターン(大当り)であるときについても、図36(C)に示す通りであるため、説明を省略する。
図36(D)に示す例によれば、例えば、非特定パターン(ハズレ)であるときには、アクティブ表示演出パターン「AP1(青色→黄色)」が95%の割合で決定され、アクティブ表示演出パターン「AP2(青色→赤色)」が5%の割合で決定される。なお、対象の保留表示の表示態様が黄色である場合には、「AP1(黄色→赤色)」が100%の割合で決定される。
図36(C)や図36(D)の如く、保留演出パターンを決定する場合には、例えば、対象の保留表示の表示態様(白色であるか青色であるかの別)と、変動カテゴリコマンド(非特定パターン(ハズレ)、特定パターン(ハズレ)、非特定パターン(大当り)、特定パターン(大当り)の別)とに応じた複数種類のアクティブ表示演出パターン決定テーブルをROM121に記憶すればよい。
対象の保留表示の表示態様が白色であるときのアクティブ表示演出パターン決定テーブルには、アクティブ表示演出パターン「AP1」〜アクティブ表示演出パターン「AP3」の夫々が図36(C)の割合で決定されるように、アクティブ表示演出パターン「AP1」〜アクティブ表示演出パターン「AP3」の夫々に、アクティブ表示演出パターン決定用の乱数値(非図示)と比較される数値(判定値)が割り当てられていればよい。対象の保留表示の表示態様が青色であるときのアクティブ表示演出パターン決定テーブルには、アクティブ表示演出パターン「AP1」、クティブ表示演出パターン「AP2」の夫々が図36(D)の割合で決定されるように、アクティブ表示演出パターン「AP1」、アクティブ表示演出パターン「AP2」の夫々に、アクティブ表示演出パターン決定用の乱数値(非図示)と比較される数値(判定値)が割り当てられていればよい。なお、アクティブ表示演出パターン決定用の乱数値は、例えば、演出用乱数更新処理(ステップS76)において更新されるものであってもよい。なお、対象の保留表示の表示態様が黄色である場合には、アクティブ表示演出パターン決定用の乱数値を用いずに(抽選を行なわずに)、「AP1(黄色→赤色)」を決定してもよい。
なお、アクティブ表示演出パターンの決定処理は、図28及び図29に示した入賞時演出決定処理(ステップS150)において実行する。具体的には、アクティブ表示演出の実行有無の決定処理において実行有と決定された場合には、アクティブ表示演出の実行有無の決定処理に続いて、アクティブ表示演出パターンの決定処理を実行する。
図36(A)によれば、頻度優先設定であるときには、信頼度優先設定であるときに比べ、アクティブ表示演出が実行される頻度が高く、信頼度優先設定であるときには、頻度優先設定であるときに比べ、アクティブ表示演出の信頼度が高くなる。
また例えば、主予告演出の実行態様を、演出設定部83による演出設定値に応じて異ならせてもよい。以下、図37を用いて、主予告演出の実行態様を、演出設定部83による演出設定値に応じて異ならせる態様とする場合の一例を説明する。
図37は、他の例による、主予告演出の実行有無の決定割合、主予告演出パターンの決定割合等を説明する説明図である。図37(A)は、他の例による、主予告演出の実行有無の決定割合の一例である。パチンコ遊技機1は、図33(A)に示した決定割合に代えて、図37(A)に示した決定割合で、主予告演出の実行有無を決定してもよい。
図37(A)の如く、主予告演出の実行有無を決定する場合には、例えば、変動パターン(変動パターン「PA1−1」又は「PB1−1」、「PA2−X」、「PA3−X」、「PB3−X」、「PA4−X」又は「PA5−X」、「PB4−X」又は「PB5−X」の別)と、演出設定フラグの値とに応じた複数種類の主予告演出実行有無決定テーブルをROM121に記憶すればよい。上述の夫々の主予告演出実行有無決定テーブルには、「実行無」と「実行有」の夫々が、図37(A)の割合で決定されるように、「実行無」と「実行有」の夫々に、主予告演出実行有無決定用の乱数値(非図示)と比較される数値(判定値)が割り当てられていればよい。
図37(A)によれば、頻度優先設定であるときには、信頼度優先設定であるときに比べ、主予告演出が実行される頻度が高く、信頼度優先設定であるときには、頻度優先設定であるときに比べ、主予告演出の信頼度が高くなる。
図37(B)は、他の例による、主予告演出パターンの決定割合の一例である。パチンコ遊技機1は、図33(C)に示した決定割合に代えて、図37(B)に示した決定割合で、主予告演出パターンを決定してもよい。
図37(B)の如く、主予告演出パターンを決定する場合には、例えば、変動パターン(変動パターン「PA1−1」又は「PB1−1」、「PA2−X」、「PA3−X」、「PB3−X」、「PA4−X」又は「PA5−X」、「PB4−X」又は「PB5−X」の別)と、演出設定フラグの値とに応じた複数種類の主予告演出パターン決定テーブルをROM121に記憶すればよい。上述の夫々の主予告演出パターン決定テーブルには、主予告演出パターンの夫々が、図37(B)の割合で決定されるように、主予告演出パターン」の夫々に、主予告演出パターン決定用の乱数値(非図示)と比較される数値(判定値)が割り当てられていればよい。
図37(B)によれば、頻度優先設定であるときには、信頼度優先設定であるときに比べ、例えば、変動パターン「PA3−X」であるときに主予告演出パターン「SYP1−3」が決定される割合が高くなる。つまり、頻度優先設定であるときには、信頼度優先設定であるときに比べ、実行される主予告演出に占める、ステップアップ予告演出(SU3)の割合が高くなる。また、信頼度優先設定であるときには、頻度優先設定であるときに比べ、例えば、ステップアップ予告演出(SU3)の信頼度が高くなる。
また、パチンコ遊技機1は、所定時刻以降には所定時刻前よりも多くの再可変表示を実行するようにしてもよい。以下、図38〜図40を用いて、所定時刻以降には所定時刻前よりも多くの再可変表示を実行させる態様とする場合の一例を説明する。なお、図38〜図40の説明において、所定時刻は、21時であるものとする。
図38は、変換パターン(変換後の変動パターン)の一例を説明する説明図である。具体的には、図38は、変動パターンと変換パターンとの対応関係を表している。
図38において、左端の「変動パターン」は、遊技制御用マイクロコンピュータ100から送信される変動パターン示し、「変動パターン」の右隣の「内容」は、夫々の変動パターンの内容を示している(図6と同様)。図38において、中央の「変換パターン」は、所定条件成立後(21時以降)に夫々の変動パターンから変換される変換パターンを示し、「変換パターン」の右隣の「内容」は、夫々の変換パターンの内容を示している。図38において、右端の特図変動時間は、「変動パターン」及び「変換パターン」の特図変動時間を示している(即ち、特図変動時間は変換の前後にて変化しない)。なお、「変換パターン」の「内容」に示したように、変換パターンによって実現される擬似連(変動)を、特殊擬似連(変動)と称する場合がある。
21時以降に変動パターン指定コマンドを受信した場合、当該変動パターン指定コマンドによって指定される変動パターンは、図38の如く、夫々の変動パターンに対応する変換パターンに変換される。例えば、図38によれば、変動パターン「PA1−1」は、変換パターン「PC1−1」に変換され、変動パターン「PA2−1」は変換パターン「PC2−1」に変換される。なお、変動パターンと変換パターンの対応関係を示す情報(変換テーブル)は、例えば、演出制御基板12に設けられたROM121に記憶されている。また、ROM121には、夫々の変動パターンに対応する演出制御パターンと同様、夫々の変換パターンに対応する演出制御パターンも記憶されている。
図38によれば、ノーマルリーチ(ハズレ)変動パターン(PA3−1、PA3−2)は、変換後には、ノーマルリーチが実行されない非リーチ(ハズレ)変換パターン(PC3−1、PC3−2)となる。例えば、擬似連変動1回→ノーマルリーチ(ハズレ)である変動パターン「PA3−2」は、特殊擬似連変動4回→非リーチ(ハズレ)である変換パターン「PC3−2」に変換される。一方、ノーマルリーチ(大当り)変動パターン(PB3−1、PB3−2)は、変換後にも、ノーマルリーチが実行されるノーマルリーチ(大当り)変換パターン(PD3−1、PD3−2)となる。なお、変換パターン「PD3−2」は、特図変動時間に余裕があるため、特殊擬似連を行うが(変換前後で回数も1回→2回と増加するが)、変換パターン「PD3−1」は、特図変動時間に余裕がないため、特殊擬似連を行わない。また、一部の変動パターン(PA1−1、PB1−1、PB3−1)の変換パターン(PC1−1、PD1−1、PD3−1)については、変換前後で内容が変化しない。
図38によれば、変換前後で内容が変化しない変換パターン(PC1−1、PD1−1、PD3−1)以外は、変換前が0回である場合も含め、擬似連の回数が増加している。例えば、擬似連変動0回の変動パターン「PA3−1」は、特殊擬似連変動2回の変換パターン「PC3−1」となり、擬似連変動1回の変動パターン「PA3−2」は、特殊擬似連変動4回の変換パターン「PC3−2」となる。また、擬似連変動2回の「PA4−3」は、特殊擬似連変動6回の「PC4−3」となる。つまり、21時以降には、21時前よりも擬似連の実行頻度が高くなる。
変動パターンから変換パターンへの変換処理は、例えば、コマンド解析処理(ステップS74)において行ってもよい。
図39は、コマンド解析処理(ステップS74)の他の例(一部分)を示すフローチャートである。具体的には、図39に示したフローチャートは、変換パターンによる処理を実行可能な態様において実行されるものである。また、図39に示したフローチャートは、図27に示したフローチャートの一部分(ステップS513〜ステップS518)を示したものであって、当該一部分以外は、図27に示したフローチャートと同様である。換言すれば、図39に示したフローチャートは、図27に示したフローチャートのステップS510にて受信コマンドが第2保留記憶数通知コマンドではないと判定した場合に(ステップS510;NO)、開始される。
図39に示したコマンド解析処理(ステップS74)おいて、演出制御用CPU120は、図27のステップS513の処理と同様、受信コマンドが変動パターン指定コマンドであるか否かを判定する(ステップS513)。変動パターン指定コマンドであると判定した場合には(ステップS513;YES)、演出制御用CPU201は、現在の時刻が、21時以降であるか否かを判定する(ステップS514)。
現在の時刻が21時以降でなければ(ステップS514;NO)、演出制御用CPU120は、図27のステップS515の処理と同様、RAMに形成されている変動パターン指定コマンド格納領域に当該変動パターン指定コマンドを格納する(ステップS515)。ステップS515の処理に続いて、図27のステップS501の処理に戻る。
現在の時刻が21時以降であれば(ステップS514;YES)、演出制御用CPU120は、当該変動パターン指定コマンドを変換テーブル(図38に示したように変動パターンと変換パターンの対応関係を示す情報)によって変換する(ステップS516)。なお、説明の便宜上、変換した変動パターン指定コマンド(図38の何れかの変換パターンを指定する情報)を変換パターン指定コマンドと称する場合がある。ステップS516の処理に続いて、演出制御用CPU120は、RAMに形成されている変動パターン指定コマンド格納領域に、変換パターン指定コマンドを格納する(ステップS517)。ステップS517の処理に続いて、図27のステップS501の処理に戻る。
ステップS513にて受信コマンドが変動パターン指定コマンドでないと判定した場合には(ステップS513;NO)、演出制御用CPU120は、図27のステップS518の処理と同様、他の夫々の受信コマンドに応じた設定等を行う(ステップS518)。例えば、演出制御用CPU120は、受信コマンドが遊技状態指定コマンドであった場合には、当該遊技状態指定コマンドを解析して、現在の遊技状態を特定してもよい。ステップS518の処理に続いて、図27のステップS501の処理に戻る。
図39によれば、現在の時刻が21時以降では、変動パターンに代えて変換パターンが格納される(ステップS517)。従って、21時以降には、21時前よりも擬似連の実行頻度が高くなる。
図40は、変換パターンによる可変表示を説明する説明図である。図40(A)は、変動パターン「PA3−2」を指定する変動パターン指定コマンドを受信した場合の可変表示を模式的に示したものである。
21時前に、変動パターン「PA3−2」を指定する変動パターン指定コマンドを受信した場合には、当該変動パターン指定コマンドが格納される(図39のコマンド解析処理のステップS515)。その後、当該変動パターン指定コマンドによって指定される変動パターン「PA3−2」に対応する演出制御パターンが使用パターンとしてセットされる(図29の可変表示開始設定処理のステップS532)。これにより、可変表示中演出処理(ステップS172)において、図40(A)の(a)に示すように、変動パターン「PA3−2」に応じた可変表示が行われる。
図40(A)の(a)に示すように、変動パターン「PA3−2」に応じた可変表示は、5.5秒間の初回変動が実行された後に、0.5秒間の仮停止が実行される。その後、9秒間のノーマルリーチが実行される。その後、確定飾り図柄(ハズレ)が0.5秒間、表示される。
21時以降に、変動パターン「PA3−2」を指定する変動パターン指定コマンドを受信した場合には、当該変動パターン指定コマンドを変換テーブル(図38参照)によって変換した変換パターン指定コマンドが格納される(図39のコマンド解析処理のステップS517)。具体的には、変動パターン「PA3−2」に対応する変換パターン「PC3−2」を指定する変換パターン指定コマンドが格納される。その後、上記変換パターン指定コマンドによって指定される変換パターン「PC3−2」に対応する演出制御パターンが使用パターンとしてセットされる(図29の可変表示開始設定処理のステップS532)。これにより、可変表示中演出処理(ステップS172)において、図40(A)の(b)に示すように、変換パターン「PC3−2」に応じた可変表示が行われる。
図40(A)の(b)に示すように、変換パターン「PC3−2」に応じた可変表示は、2.5秒間の初回変動が実行された後に、0.5秒間の仮停止が実行される。その後、2.5秒間の再変動が実行された後に、0.5秒間の仮停止が実行される特殊擬似連変動が4回繰返される。その後、確定飾り図柄(ハズレ)が0.5秒間、表示される。
図40(B)は、変動パターン「PB3−2」を指定する変動パターン指定コマンドを受信した場合の可変表示を模式的に示したものである。
21時前に、変動パターン「PB3−2」を指定する変動パターン指定コマンドを受信した場合には、図40(B)の(a)に示すように、変動パターン「PB3−2」に応じた可変表示が行われる。
図40(B)の(a)に示すように、変動パターン「PB3−2」に応じた可変表示は、5.5秒間の初回変動が実行された後に、0.5秒間の仮停止が実行される。その後、9秒間のノーマルリーチが実行される。その後、確定飾り図柄(大当り)が0.5秒間、表示される。
21時以降に、変動パターン「PB3−2」を指定する変動パターン指定コマンドを受信した場合には、当該変動パターン指定コマンドを変換テーブル(図38参照)によって変換した変換パターン指定コマンドが格納される(図39のコマンド解析処理のステップS517)。具体的には、変動パターン「PB3−2」に対応する変換パターン「PD3−2」を指定する変換パターン指定コマンドが格納される。その後、上記変換パターン指定コマンドによって指定される変換パターン「PD3−2」に対応する演出制御パターンが使用パターンとしてセットされる(図29の可変表示開始設定処理のステップS532)。これにより、可変表示中演出処理(ステップS172)において、図40(B)の(b)に示すように、変換パターン「PD3−2」に応じた可変表示が行われる。
図40(B)の(b)に示すように、変換パターン「PD3−2」に応じた可変表示は、2.5秒間の初回変動が実行された後に、0.5秒間の仮停止が実行される。その後、2.5秒間の再変動が実行された後に、0.5秒間の仮停止が実行される特殊擬似連変動が実行される。その後、9秒間のノーマルリーチが実行される。その後、確定飾り図柄(大当り)が0.5秒間、表示される。
図40に示すように、21時以降は変換パターンによる可変表示が行われるが、変換パターンの特図変動時間は、21時前の変動パターンによる特図変動時間と同一である。例えば、図40(A)の(b)に示した21時以降の変換パターン「PC3−2」の特図変動時間は、図40(A)の(a)に示した21時前の変換パターン「PA3−2」の特図変動時間と同一(15秒)である。また、図40(B)の(b)に示した21時以降の変換パターン「PD3−2」の特図変動時間は、図40(B)の(a)に示した21時前の変換パターン「PB3−2」の特図変動時間と同一(15秒)である。
また、図40(A)の(a)に示すように、21時前の変動パターン「PA3−2」における擬似連変動回数は1回であるのに対し、図40(A)の(b)に示すように、21時以降の変換パターン「PC3−2」における特殊擬似連変動回数は4回である。つまり、所定時刻(21時)以降は、所定時刻(21時)前に比べて、3回多くの再可変表示が実行される。また、図40(B)の(a)に示すように、21時前の変動パターン「PB3−2」における擬似連変動回数は1回であるのに対し、図40(B)の(b)に示すように、21時以降の変換パターン「PD3−2」における特殊擬似連変動回数は2回である。つまり、所定時刻(21時)以降は、所定時刻(21時)前に比べて、1回多くの再可変表示が実行される。また、図38に示すように、変換後にはハズレとなる場合のノーマルリーチが実行されないようにしている。
以上のように、21時以降には21時前よりも多くの再可変表示を実行することにより、閉店が近い時間帯(21時以降)に変動表示の早い消化を望む遊技者に対し、1回の変動が早く消化しているように見せることができ、遊技の興趣を高めることができる。また、21時以降は、ハズレとなる場合のノーマルリーチを実行しないことにより、ハズレとなるノーマルリーチが実行されることによって遊技の興趣が低下することを抑制することができる。
以上、上記実施形態によるパチンコ遊技機1は、計時を行う計時手段(例えば、RTC回路126等)と、演出(例えば、図30に示した保留演出や、図36に示したアクティブ表示演出や、図37に示した主予告演出等)の実行態様(例えば、実行有無の決定割合等)を切り替え可能な演出切り替え手段(例えば、演出設定値を設定可能な演出設定部83や、演出設定フラグを設定するステップS60の演出設定反映処理や、保留演出の実行無等を決定するステップS160やステップS163の保留演出決定処理等)とを備え、前記演出切り替え手段は、少なくとも、前記計時手段の計時にもとづいて第1態様(例えば、図26の演出設定反映処理(ステップS60)にて演出設定フラグに設定される頻度優先設定、若しくは、当該頻度優先設定による演出態様等)から第2態様(例えば、図26の演出設定反映処理(ステップS60)にて演出設定フラグに設定される信頼度優先設定、若しくは、当該信頼度優先設定による演出態様等)に演出の実行態様を切り替える第1設定(例えば、演出設定部83の操作部を左側に位置させる設定1等)と、第2態様により演出を実行する第2設定(例えば、演出設定部83の操作部を右側に位置させる設定3等)と、を切り替え可能に構成(図2参照)される。
このような構成によれば、演出切り替え手段によって、演出の実行態様を切り替えられるので演出効果が向上する。また、所定日時(図26の演出設定反映処理(ステップS60)において参照される所定日時)になる前であっても自由に、第2態様(信頼度優先設定)により演出を実行する第2設定(設定3)に切り替えることができる。また、例えば2015年4月20日に導入予定のパチンコ遊技機1のROM121に上記所定日時として例えば2015年5月4日が記憶されている場合、導入日前日の2015年4月19日に第1設定(設定1)に設定すれば、再設定を行わずに、導入日後所定日時前の一定期間(4月20日〜4月19日)は第1態様(頻度優先設定)とし、所定日時以降は第2態様(信頼度優先設定)とすることができる。
また、上記パチンコ遊技機1において、前記演出切り替え手段は、さらに第1態様により演出を実行する第3設定(例えば、演出設定部83の操作部を中央に位置させる設定2等)にも切り替え可能に構成(図2参照)される。
このような構成によれば、演出効果が向上する。例えば、所定日時(図26の演出設定反映処理(ステップS60)において参照される所定日時)になる前であっても自由に、第1態様(頻度優先設定)により演出を実行する第3設定(設定2)に切り替えることができる。
また、上記パチンコ遊技機1は、第1態様と第2態様のいずれの実行態様により演出が実行されるかを報知する報知手段(例えば、図26の演出設定反映処理(ステップS60)のステップS606、ステップS608の報知等)を更に備える。
このような構成によれば、誤った設定としてしまうことを防止できる。また、全台の設定が意図通り同一となっているか否かや、島内において意図通りの設定割合となっている否かなどを、電源一斉オン時に簡便に確認できる。
また、上記パチンコ遊技機1において、前記演出切り替え手段は、操作部が操作されることにより演出の実行態様を切り替え可能(例えば、図2に示すように、操作部を、左側に位置させると設定1に、中央に位置させると設定2に、右側に位置させると設定3に切り替え可能)であり、前記操作部は、遊技者の操作不能な位置(例えば、図2に示すように演出制御基板12上の位置等)に設けられる。
このような構成によれば、好適な演出の実行態様を設定可能である。例えば、遊技店員
のみが設定できるので状況(稼働状況等)に応じた好適な演出の実行態様を設定可能である。
また、上記パチンコ遊技機1において、第1態様は予告の頻度が高く、第2態様は予告の頻度が低い(例えば、図30(A)、図36(A)、図37(A)参照)。
このような構成によれば、演出効果が向上する。例えば、導入日後所定日時前の一定期間は第1態様(頻度優先設定)とし、所定日時以降は第2態様(信頼度優先設定)とすることができると説明したが、導入日後所定日時前の一定期間は頻度優先設定とし、所定日時以降は信頼度優先設定とすることによって、所定日時前は演出の実行頻度を上げて演出の全体像等を把握し易くするとともに全体像等が把握された所定日時以降は演出の信頼度を上げることができる。
また、上記パチンコ遊技機1は、可変表示を行う可変表示実行手段(例えば、ステップS171の可変表示開始設定処理の設定に基づいて飾り図柄の可変表示を行うステップS172の可変表示中演出処理等)を更に備え、前記可変表示実行手段は、可変表示をさせた後に、一旦仮停止させ、再度可変表示を行う再可変表示を実行可能であり、前記計時手段の計時状況が特定の状況であるときに、当該特定の状況でないときよりも多くの再可変表示を実行可能(例えば、図38〜図39に示すように、21時以降は21時前よりも多くの再可変表示を実行可能等)である。
このような構成によれば、可変表示が複数実行されている様に見せられるので、興趣が向上する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、パチンコ遊技機1の装置構成、データ構成、フローチャートで示した処理、画像表示装置5の表示領域における演出画像の表示動作を含めた各種の演出動作などは、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、任意に変更及び修正が可能である。
例えば、上記実施形態では、保留演出(図30参照)の実行態様や、アクティブ表示演出(図36参照)の実行態様や、主予告演出(図37)の実行態様を、頻度優先設定(第1態様)であるか信頼度優先設定(第2態様)であるかに応じて異ならせる例を、夫々別個(図30、図36、図37等)に説明したが、保留演出、アクティブ表示演出、主予告演出のうちの何れか1つの演出の実行態様を、頻度優先設定であるか信頼度優先設定であるかに応じて異ならせるようにしてもよい。また、保留演出、アクティブ表示演出、主予告演出のうちの何れか2つの演出の実行態様を頻度優先設定であるか信頼度優先設定であるかに応じて異ならせるようにしてもよいし、全部(3つ)の演出の実行態様を頻度優先設定であるか信頼度優先設定であるかに応じて異ならせるようにしてもよい。即ち、頻度優先設定(第1態様)であるか信頼度優先設定(第2態様)に応じて実行態様が切り替わる演出は、保留演出、アクティブ表示演出、主予告演出のうち何れか1つの演出、又は、2つ以上の演出であってもよい。このような構成によっても同様の効果を得ることができる。
また、保留演出、アクティブ表示演出、主予告演出以外の演出の実行態様を、頻度優先設定であるか信頼度優先設定であるかに応じて異ならせてもよい。即ち、頻度優先設定であるか信頼度優先設定に応じて実行態様が切り替わる演出は、保留演出、アクティブ表示演出、主予告演出以外の演出であってもよい。
例えば、頻度優先設定であるか信頼度優先設定に応じて飾り図柄による演出の実行態様が切り替わるようにしてもよい。例えば、頻度優先設定であるときには信頼度優先設定であるときよりもスーパーリーチの実行頻度を多くし(信頼度を低くし)、信頼度優先設定であるときには頻度優先設定であるときよりもスーパーリーチの実行頻度を少なくし(信頼度を高くし)てもよい。また例えば、頻度優先設定であるときには信頼度優先設定であるときよりも擬似連の実行頻度を多くし(信頼度を低くし)、信頼度優先設定であるときには頻度優先設定であるときよりも擬似連の実行頻度を少なくし(信頼度を高くし)てもよい。なお、演出制御基板12の側にて変換する方法(例えば図38〜図39に示したような方法)により、頻度優先設定であるか信頼度優先設定であるかに応じて、擬似連の実行頻度やスーパーリーチの実行頻度を調整してもよい。
また例えば、頻度優先設定であるか信頼度優先設定に応じて背景演出の実行態様が切り替わるようにしてもよい。例えば、頻度優先設定であるときには信頼度優先設定であるときよりも特殊背景(先読み結果に応じて移行可能な特殊ゾーン、特殊モード)に移行する演出の実行頻度を多くし(信頼度を低くし)、信頼度優先設定であるときには頻度優先設定であるときよりも特殊背景に移行する演出の実行頻度を少なくし(信頼度を高くし)てもよい。このような構成によっても同様の効果を得ることができる。
また、頻度優先設定であるか信頼度優先設定に応じて実行態様が切り替わるのは、予告に関係しないものであってもよい。例えば、設定2による高頻度設定(上記実施形態の頻度優先設定に相当するもの)であるときには設定3による低頻度設定(上記実施形態の信頼度優先設定に相当するもの)であるときよりもキャラクタ(大当り期待度やスーパーリーチ期待度とは無関係のキャラクタ)の出現頻度を高くし、低頻度設定であるときには高頻度設定であるときよりも上記キャラクタの出現頻度を低くしてもよい。また例えば、高頻度設定であるときには低頻度設定であるときよりも演出モード(大当り期待度やスーパーリーチ期待度とは無関係の背景モード。例えば、キャラAの背景モードA、キャラBの背景モードB等)の移行頻度を高くし、低頻度設定であるときには高頻度設定であるときよりも上記演出モードの移行頻度を低くしてもよい。
なお、頻度優先設定であるか信頼度優先設定であるかに応じて保留演出の実行態様を異ならせる場合の態様は、図30に示した例に限定されない。例えば、頻度優先設定であるか信頼度優先設定であるかに応じて、保留演出の実行有無の決定割合も保留演出パターンの決定割合も両方とも異ならせてもよい。また、頻度優先設定であるか信頼度優先設定であるかに応じて、保留演出の実行有無の決定割合を異ならせない一方、保留演出パターンの決定割合を異ならせてもよい。このような構成によっても同様の効果を得ることができる。なお、頻度優先設定であるか信頼度優先設定であるかに応じて保留演出パターンの決定割合を異ならせる場合の態様として、例えば、頻度優先設定であるときには保留演出パターン「HP1」側の決定割合を高くし、信頼度優先設定であるときには保留演出パターン「HP9」側の決定割合を高くしてもよい。また、逆でもよい。
また、頻度優先設定であるか信頼度優先設定であるかに応じてアクティブ表示演出の実行態様を異ならせる場合の態様は、図36に示した例に限定されない。例えば、頻度優先設定であるか信頼度優先設定であるかに応じて、アクティブ表示演出の実行有無の決定割合もアクティブ表示演出パターンの決定割合も両方とも異ならせてもよい。また、頻度優先設定であるか信頼度優先設定であるかに応じて、アクティブ表示演出の実行有無の決定割合を異ならせない一方、アクティブ表示演出パターンの決定割合を異ならせてもよい。このような構成によっても同様の効果を得ることができる。なお、頻度優先設定であるか信頼度優先設定であるかに応じてアクティブ表示演出パターンの決定割合を異ならせる場合の態様として、例えば、頻度優先設定であるときにはアクティブ表示演出パターン「AP1」側の決定割合を高くし、信頼度優先設定であるときにはアクティブ表示演出パターン「AP3」側の決定割合を高くしてもよい。また、逆でもよい。
また、頻度優先設定であるか信頼度優先設定であるかに応じて主予告演出の実行態様を異ならせる場合の態様は、図37に示した例に限定されない。例えば、頻度優先設定であるか信頼度優先設定であるかに応じて、主予告演出の実行有無の決定割合か主予告演出パターンの決定割合の何れか一方の異ならせてもよい。このような構成によっても同様の効果を得ることができる。
また、上記実施形態では、保留表示の表示態様は、白色、青色、黄色、赤色の4色としているが(図30参照)、保留表示の表示態様はこれに限定されない。例えば、上記4色(白色、青色、黄色、赤色)と少なくとも1色が異なる他の4色(例えば、白色、青色、緑色、赤色の4色や、灰色、水色、紫色、金色の4色)であってもよいし、2色又は3色又は5色以上であってもよい。また、模様、形状、サイズが異なるものであってもよい。アクティブ表示についても同様である。このような構成によっても同様の効果を得ることができる。また、保留表示としては表示しないアクティブ表示専用の表示態様があってもよい。これにより、興趣が向上する。
また、上記実施形態では、シフト時に保留表示の表示態様を変化させているが、シフト時に代えて又は加えて、他のタイミングに保留表示の表示態様を変化させてもよい。例えば、飾り図柄の可変表示中に変化させるようにしてもよい。アクティブ表示についても同様である。このような構成によっても同様の効果を得ることができる。また、興趣が向上する。
また、上記実施形態では、入賞時に保留演出の実行有無も保留演出パターンも決定しているが、決定タイミングはこれに限定されない。例えば、入賞時に保留演出の実行有無と追加時の保留表示の表示態様とを決定し、夫々のシフト時に夫々のシフト後の保留表示の表示態様を決定するようにしてもよい。このような構成によっても同様の効果を得ることができる。
また、上記実施形態では、入賞時にアクティブ表示演出の実行有無もアクティブ表示演出パターンも決定しているが、決定タイミングはこれに限定されない。例えば、入賞時にアクティブ表示演出の実行有無を決定し、シフト時(アクティブ表示エリアAHAへの表示時)に、アクティブ表示の表示態様を決定するようにしてもよい。このような構成によっても同様の効果を得ることができる。
また、上記実施形態では、保留演出を実行するかアクティブ表示演出を実行するかを別個に決定しているが(図30、図36)、纏めて決定してもよい。例えば、保留演出パターンとアクティブ表示演出パターンを含む表示態様パターン(追加時の保留表示の表示態様からアクティブ表示の表示態様迄の表示態様を示したもの)を用意し、入賞時に何れかの表示態様パターンを決定するようにしてもよい。このような構成によっても同様の効果を得ることができる。
また、上記実施形態では、スーパーリーチ(ハズレ)であるか(変動パターン「PA4−X」又は「PA5−X」であるか)、スーパーリーチ(大当り)であるか(変動パターン「PB4−X」又は「PB5−X」であるか)で、主予告演出の実行有無の決定割合を異ならせているが(図33、図37参照)、スーパーリーチαであるか(変動パターン「PA4−X」又は「PB4−X」であるか)、スーパーリーチβであるか(変動パターン「PA5−X」又は「PB5−X」であるか)で、主予告演出の実行有無の決定割合を異ならせてもよい。主予告演出パターンの決定割合についても同様である。なお、スーパーリーチ(大当り)であるかであるかで主予告演出の実行有無の決定割合等を異ならせることにより、大当りとなるかをより強く示唆することができる。一方、スーパーリーチαであるかスーパーリーチβであるかで実行有無等を異ならせることにより、何れのスーパーリーチになるかをより強く示唆することができる。
また、上記実施形態では、主予告演出を実行すると決定した場合には、ステップアップ予告演出か群予告演出のうちの何れかが実行されるが(図33、図37参照)、ステップアップ予告演出と群予告演出の両方が実行される場合があってもよい。例えば、ステップアップ予告演出(SU1)と群予告演出(ショート)とが実行される主予告演出パターンや、ステップアップ予告演出(SU2)と群予告演出(ロング)とが実行される主予告演出パターンを設けるようにしてもよい。このような構成によれば、興趣を向上させることができる。
また、上記実施形態では、ステップアップ予告演出を実行するか群予告演出を実行するかを同時に決定しているが(図33、図37参照)、夫々を別個に決定してもよい。例えば、ステップアップ予告演出を実行するか否かを決定し実行すると決定した場合にSU1〜SU3の何れかを決定するとともに、ステップアップ予告演出の実行有無とは独立して群予告演出を実行するか否かを決定し実行すると決定した場合にショート、ロングの何れかを決定してもよい。このような構成によれば、主予告演出パターン数を削減することができる。
また、上記実施形態では、主予告演出として、ステップアップ予告演出、群予告演出を例示したが(図33、図37参照)、他の演出(例えば、全画面表示演出、カットイン演出、役物落下演出等)であってもよい。このような構成によれば、演出効果を向上させることができる。
なお、上記実施形態では、設定2は頻度優先設定であり、設定3は信頼度優先設定であるが、設定2が信頼度優先設定であり、設定3が頻度優先設定であってもよい。換言すれば、上記実施形態では、設定1は、所定日時前は頻度優先設定となり所定日時以降は信頼度優先設定となる設定であるが、所定日時前は信頼度優先設定となり所定日時以降は頻度優先設定となる設定であってもよい。このような構成によっても同様の効果を得ることができる。また、所定日時以降に演出の実行頻度が高くなるため、所定日時以降に、パチンコ遊技機1に再度、注目させることができる。
また、設定2で頻度優先設定となる演出と、設定3で頻度優先設定となる演出とがあってもよい(又は、設定2で信頼度優先設定となる演出と、設定3で信頼度優先設定となる演出とがあってもよい)。換言すれば、設定2は、ある演出A(例えば、保留演出)を頻度優先設定とし、他の演出B(例えば、主予告演出)を信頼度優先設定とするものであり、設定3は、上記演出Aを信頼度優先設定とし、上記演出Bを頻度優先設定とするものであってもよい。
また、上記実施形態では、頻度優先設定に設定した場合には頻度優先設定に設定した旨を報知し(ステップS606)、信頼度優先設定に設定した場合には信頼度優先設定に設定した旨を報知するが(ステップS608)、何れか一方の場合に報知するようにしてもよい。例えば、頻度優先設定に設定した場合には頻度優先設定に設定した旨を報知する一方、信頼度優先設定に設定した場合には信頼度優先設定に設定した旨を報知しなくてもよい。また例えば、信頼度優先設定に設定した場合には信頼度優先設定に設定した旨を報知する一方、頻度優先設定に設定した場合には頻度優先設定に設定した旨を報知しなくてもよい。これによっても、何れに設定したかを区別できる。
また、上記実施形態では、設定2に基づいて頻度優先設定に設定された場合と設定1に基づいて頻度優先設定に設定された場合とを区別せずに報知しているが(ステップS606)、設定2に基づいて頻度優先設定に設定された場合と設定1に基づいて頻度優先設定に設定された場合とを区別して報知してもよい。例えば、設定2に基づいて頻度優先設定に設定されている旨を青色の発光にて報知し、設定1に基づいて頻度優先設定に設定されている旨を緑色の発光にて報知してもよい。このような構成によれば、より詳しく区別することができる。また、上記実施形態では、設定3に基づいて信頼度優先設定に設定された場合と設定1に基づいて信頼度優先設定に設定された場合とを区別せずに報知しているが(ステップS608)、設定3に基づいて信頼度優先設定に設定された場合と設定1に基づいて信頼度優先設定に設定された場合とを区別して報知してもよい。例えば、設定3に基づいて信頼度優先設定に設定されている旨を赤色の発光にて報知し、設定1に基づいて信頼度優先設定に設定されている旨を黄色の発光にて報知してもよい。このような構成によれば、より詳しく区別することができる。
上述の報知は、スティックコントローラ31Aの発光部による発光によるものであると説明したが、これに限定されない。例えば、スティックコントローラ31Aに代えて、発光可能な球形部分を有するコントローラを設け、当該球形部分を発光させるようにしてもよい。また、コントローラの発光に代えて又は加えて、ランプ9の発光や、画像表示装置5の表示領域上の表示によって報知してもよい。このような構成によっても同様の効果を得ることができる。なお、発光によって報知する場合には、発光色に代えて又は加えて、発光の態様(点滅のパターン等)によって設定を報知してもよい。
また、遊技店員に加えて遊技者に対しても、頻度優先設定であるか信頼度優先設定であるかを報知してもよい。例えば、所定期間内(例えば、デモ画面表示の表示中)の所定操作(例えば、プッシュボタン31Bの押下等)に応じて、頻度優先設定であるか信頼度優先設定であるかを報知してもよい。このような構成によれば、遊技者の興趣を向上させることができる。
また、上記実施形態では、電源投入時(ステップS71の初期化処理)において、RTC設定(ステップS59)を行っているが、電源投入時に限定されない。例えば、タイマ割込み処理内(例えば、コマンド解析処理(ステップS74)を実行する直前、コマンド解析処理内、コマンド解析処理と演出制御プロセス処理(ステップS75)の間、演出制御プロセス処理内等)において、RTC設定を行ってもよい。これにより、例えば、導入30日後から設定1の内容が変化するときに、29日目〜30日目に電源がオンのままであっても、確実に、設定の内容を変化させることができる。あるいは、営業時間内(例えば、5月4日の15時等)に、確実に、設定の内容を変化させることができる。
また、上記実施形態では、電源投入時(ステップS71の初期化処理)において、演出設定部83による演出設定値(設定1、設定2、設定3)等に基づいて頻度優先設定か信頼度優先設定に設定しているが、電源投入時に限定されない。例えば、タイマ割込み処理内において、演出設定値が設定1である場合に、日時情報に応じて頻度優先設定か信頼度優先設定に設定してもよい。これにより、電源投入時でなくても、設定1である場合に頻度優先設定か信頼度優先設定に設定することができる。同様に、演出制御メイン処理のステップS73〜ステップS76の何れかの処理時において、演出設定値が設定2である場合には頻度優先設定に設定し、演出設定値が設定3である場合には信頼度優先設定に設定してもよい。
また、頻度優先設定にするか信頼度優先設定にするかを遊技者が選択できるようにしてもよい。例えば、所定期間(例えば、デモ画面表示の表示中)内の所定操作(例えば、プッシュボタン31Bの押下等)により、頻度優先設定にするか信頼度優先設定にするかを選択できるようにしてもよい。なお、演出設定部83による演出設定値(設定1、設定2、設定3)による設定と、遊技者による選択による設定とが異なる場合には、遊技者による選択による設定を優先させてもよい。例えば、演出設定部83による演出設定値では頻度優先設定となるが、遊技者による選択では信頼度優先設定になる場合には、信頼度優先設定を設定してもよい。これにより、遊技者の満足度を高めることができる。また、演出設定部83による演出設定値による設定と、遊技者による選択による設定とが異なる場合には、演出設定部83による演出設定値による設定を優先させてもよい。例えば、常に、演出設定部83による演出設定値による設定を優先させてもよいし、演出設定部83による演出設定値による設定を優先させる旨を設定した場合(例えば、強制的に頻度優先設定になる設定、強制的に信頼度優先設定になる設定、遊技者の選択がない場合に頻度優先設定になる設定、遊技者の選択がない場合に信頼度優先設定になる設定などを用意し、強制的に頻度優先設定(信頼度優先設定)になる設定を設定した場合に)、演出設定部83による演出設定値による設定を優先させてもよい。これにより、演出の実行態様を島内にて統一させることができる。
また、上記実施形態では、演出設定処理(ステップS60)において設定1であるときに現在日時と比較する所定日時は、1つであるが、2以上であってもよい。例えば、第1所定日時として2015年5月4日、第2所定日時として2015年6月4日の2つを設けるようにしてもよい。なお、2以上の所定日時と設定1との関係は、ROM121内に記憶しておけばよい。一例として、設定1とした場合、第1所定日時前は頻度優先設定(設定2による設定)とし、第1所定日時以降であって第2所定日時前は信頼度優先設定(設3による設定)とし、第2所定日時以降は頻度優先設定とする旨の情報を、ROM121内に記憶しておけばよい。これにより、より細かく、演出の実行態様を設定することができる。
また、所定日時を多数(例えば、第1所定日時、第2所定日時、第3所定日時、…、第24所定日時の合計24個)設けることにより、設定1とした場合に、RTCに基づいて(次回所定日時に至る毎に)、頻度優先設定(設定2による設定)と信頼度優先設定(設定3による設定)とを繰り返し、切り替えるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、演出設定処理(ステップS60)において設定1であるときに比較する現在日時や所定日時として、現在年月日と所定年月日(例えば、2015年5月4日)とを比較しているが、現在年月日時と所定年月日時(例えば2015年5月4日午前6時)とを比較してもよいし、現在年月日時分と所定年月日時分(例えば2015年5月4日午前6時30分)とを比較してもよいし、現在年月日時分秒と所定年月日時分秒(例えば2015年5月4日午前6時30分15秒)とを比較してもよい。これにより、より細かく、演出の実行態様を設定することができる。
また、演出設定処理(ステップS60)において設定1であるときに、現在の日にちと所定日とを比較してもよいし、現在の時刻と所定時刻とを比較してもよいし、現在の曜日と所定曜日とを比較してもよい。これにより、毎月の所定日(例えば、25日以降)や、毎日の所定時間(例えば、19時〜閉店等)や、毎週の所定曜日(例えば、水曜日と日曜日)を対象に、設定1を設定することができる。
また、上記実施形態では、演出設定処理(ステップS60)において設定1であるときに所定日時になったか否かを判断しているが、所定の切替期間(例えば、タイマー値と比較される値としてROM121に記憶した時間)が経過したか否かを判断してもよい。所定の切替期間が経過する毎に、例えば、頻度優先設定(設定2による設定)と信頼度優先設定(設定3による設定)とを繰り返し、切り替えるようにしてもよい。このような構成によっても同様の効果を得ることができる。
また、上記実施形態では、演出設定部83による演出設定値(設定1、設定2、設定3)等に基づく設定は2種類(頻度優先設定、信頼度優先設定)であるが、3種類以上であってもよい。例えば、頻度優先設定、信頼度優先設定、一発告知設定の3種類であってもよい。一発告知設定とは、ある演出の実行頻度が信頼度優先設定よりも低く、ある演出の信頼度が信頼度優先設定よりも高い設定である。なお、一発告知設定における、ある演出の信頼度は100%であってもよい。
また、上記実施形態では、設定1は、所定日時において演出の実行態様が切り替える設定であるが、所定日時において演出が切り替わるときと切り替わらないときとがあってもよい。例えば、設定1である場合に所定日時となったときに抽選を実行し、抽選結果に基づいて演出が切り替わるようにしてもよい。なお、当該抽選は、一方(例えば、信頼度優先設定)を100%の割合で決定する態様も含む。また、切り替わる可能性が0%でなければ、所定日時以降、切り替わる迄、抽選を何度も繰り返すようにしてもよい。
また、上記実施形態では、演出設定部83による演出設定値は、演出の実行頻度や演出の信頼度に関係するものであるが、これに限定されない。例えば、演出設定部83による演出設定値は、出現する演出(例えば、キャラクタ、背景)の種類に関係するものであってもよい。例えば、演出設定値が設定2であるときにはキャラAの背景モードAとし、演出設定値が設定3であるときにはキャラBの背景モードBとし、演出設定値が設定1であるときには所定日時前は背景モードA、所定日時以降は背景モードBとなるようにしてもよい。演出設定値が設定1であるときには所定日時以降は、背景モードAと背景モードBの何れかを抽選によって決定してもよい。なお、当該抽選は、一方(例えば、背景モードB)を100%の割合で決定する態様も含む。また、切り替わる可能性が0%でなければ、所定日時以降、切り替わる迄、抽選を何度も繰り返すようにしてもよい。
また、上記実施形態では、演出設定部83による演出設定値は3種類(設定1、設定2、設定3)であるが、演出設定部83による演出設定値は4種類以上であってもよい。これにより、より細かく、演出の実行態様を設定することができる。また、上記実施形態では、RTC(日時等)を参照して頻度優先設定か信頼度優先設定かを判定する演出設定値は1種類(設定1)であるが、演出設定値を4種類以上とする場合には、1種類でなくてもよい。例えば、演出設定値を4種類とする場合には、RTCを参照して頻度優先設定か信頼度優先設定かを判定する演出設定値を2種類としてもよいし、演出設定値を5種類とする場合には、RTCを参照して頻度優先設定か信頼度優先設定かを判定する演出設定値を2種類又は3種類としてもよいし、演出設定値を6種類とする場合には、RTCを参照して頻度優先設定か信頼度優先設定かを判定する演出設定値を2種類、3種類、又は4種類としてもよい。演出設定値を7種類以上とする場合も同様である。
また、上記実施形態では、演出設定部83の操作とRTC(日時等)とに基づく設定は演出設定部83の操作のみに基づいて設定可能(例えば、演出設定値を設定1とし所定日時前に設定される頻度優先設定は演出設定値を設定2とすることにより設定可能、演出設定値を設定1とし所定日時以降に設定される信頼度優先設定は演出設定値を設定3とすることにより設定可能)であるが、これに限定されない。例えば、演出設定部83の操作とRTCとに基づく設定の中には、演出設定部83の操作のみでは設定できないものがあってもよい。一例として、設定2は頻度優先設定、設定3は信頼度優先設定となるときに、設定1は頻度優先設定か信頼度優先設定か一発告知設定のうちRTCに応じた何れかの設定となるようにしてもよい。また、上記実施形態では、演出設定部83の操作のみに基づく設定は演出設定部83の操作とRTC(日時等)とに基づいて設定可能(例えば、演出設定値を設定2とし設定される頻度優先設定は所定日時前に演出設定値を設定1とすることにより設定可能、演出設定値を設定3とし設定される信頼度優先設定は所定日時以降に演出設定値を設定1とすることにより設定可能)であるが、これに限定されない。例えば、演出設定部83の操作のみに基づく設定の中には、演出設定部83の操作とRTCとに基づいては設定できないものがあってもよい。一例として、設定1は頻度優先設定か信頼度優先設定のうちRTCに応じた一方の設定となるときに、設定2は頻度優先設定、設定3は信頼度優先設定、設定4は一発告知設定となるようにしてもよい。これにより、興趣が向上する。
また、上記実施形態では、演出設定部83は、左側(設定1)、中央(設定2)、右側(設定3)の何れかに位置を変更可能な操作部を備えるが(図2参照)、操作部の構成はこれに限定されない。例えば、演出設定部83は、上側(設定1)、中央(設定2)、下側(設定3)の何れかに位置を変更可能な操作部を備えてもよい。また、演出設定部83は、ダイアル式(回転式)の操作部を備えてもよい。このような構成によっても同様の効果を得ることができる。
また、演出設定部83は、上側(オン)と下側(オフ)の2値の何れかを設定可能な操作部(操作部A、操作部B)を2つ備えてもよい。例えば、操作部Aを上側とし操作部Bを下側とした場合に設定2、操作部Aを下側とし操作部Bを上側とした場合に設定3、操作部Aも操作部Bを上側とした場合に設定1としてもよい。なお、操作部Aも操作部Bも下側とした場合にも設定1(又は設定2、又は設定3)としてもよい。このような構成によっても同様の効果を得ることができる。
また、上記実施形態では、演出制御基板12側に演出設定部83に設けたが(図2、図3参照)、主基板11側に演出設定部を設けてもよい。主基板11側に演出設定部を設ける態様では、例えば、電源投入時等に、主基板11側からコマンド等を送信することにより、演出制御基板12側に演出設定部の設定内容を通知するようにしてもよい。このような構成によっても同様の効果を得ることができる。また、主基板11側に演出設定部を設ける態様では、演出設定部の設定内容を示した情報を、ホール管理用コンピュータに出力してもよい。
また、上記実施形態では、大当り時用の変動カテゴリ決定テーブル(図20(C)(D)参照)は、保留記憶数「0」〜「4」共通であるが、ハズレ時用の変動カテゴリ決定テーブル(図20(A)(B)参照)等と同様、保留記憶数で分けてもよい。
また、上記実施形態では、第1特図保留記憶部151Aおよび第2特図保留記憶部151Bに保留データ(保留情報)が記憶されている場合、第2特図保留記憶部151Bに記憶された保留データを優先して消化しているが(図18参照)、第1特図保留記憶部151Sおよび第2特図保留記憶部151Bに記憶された保留データのうち、入賞順が早いものから保留データを消化するようにしてもよい。例えば、振り分け装置を設け、第1始動入賞口および第2始動入賞口に交互に入賞させて入賞順に保留データを消化するようにしてもよい。
なお、低確低ベース状態に遷移した旨を演出制御基板12側において把握する方法は特に限定しない。例えば、演出制御基板12側において、主基板11側と同様、ST回数(確変回数)や時短回数を管理(計数)してもよい。また、主基板11側から演出制御基板12側にST回数や時短回数を演出制御コマンドとして伝送してもよい。また、主基板11側から演出制御基板12側に遊技状態指定コマンド(低確低ベース状態に遷移する旨の指定)を伝送してもよい。
また、上記実施形態では、「割合」とは、A:B=70%:30%や、A:B:C=70%:20%:10のような関係となるものにかぎらず、図33(C)や図37(A)等にも示したが、A:B=100%:0%や、A:B:C=70%:30%:0のような関係となるもの(即ち、100%や0%の割り振りが存在するもの)も含む概念である。
また、上記実施形態では、ラウンド数は、8ラウンド、16ラウンドの2種類としているが、ラウンド数は3種類以上であってもよい。例えば、4R確変大当り、8R確変大当り、16R確変大当りの3種類であってもよい。また、上記実施形態では、大当り種別として確変大当りのみを設ける遊技機を示したが、大当り種別として非確変大当り(通常大当り)を含む遊技機であってもよい。
また、上記実施形態では、「0」〜「9」を示す数字や「−」を示す記号等の複数種類の特別図柄を可変表示させ表示結果を導出表示させる態様を示したが、当該可変表示は、そのような態様に限定されない。例えば、可変表示させる特別図柄と、可変表示結果として導出表示される特別図柄とが異なっていてもよい。換言すれば、変動する複数種類の特別図柄に含まれない特別図柄が可変表示結果として導出表示されてもよいし、変動する複数種類の特別図柄の中には可変表示結果として特別導出表示されないものが含まれていてもよい。また、必ずしも複数種類の特別図柄を可変表示させる必要はなく、1種類の特別図柄のみを用いて可変表示を実行する態様であってもよい。1種類の特別図柄を用いた可変表示として、例えば、当該1種類の特別図柄を点滅させてもよい(交互に点灯/消灯を繰返してもよい)。即ち、点灯、消灯の繰返しを可変表示としてもよい。そして、この場合であっても、当該1種類の特別図柄が最後に導出表示(点灯)されるものであってもよいし、当該1種類の図柄とは異なる図柄が最後に導出表示されるものであってもよい。また、他の図柄(例えば、普通図柄、飾り図柄等)の可変表示についても同様である。
また、上記実施形態では、第1特別図柄表示器4Aや第2特別図柄表示器4Bにおいて大当り図柄が表示されたことに基づいて大当り遊技状態に制御するようにしているが、大当り遊技状態に制御する態様はこれに限定されない。例えば、第2始動入賞口の近傍に、又は、第2始動入賞口の内部に、特定領域を設け、該特定領域に遊技球が進入(通過)したことに基づいて大当り遊技状態に制御するようにいてもよい。
また、上記実施形態では、大当り種別決定用の乱数値MR2の値に基づいて大当りの種類を確定させる態様としているが、大当りの種類を確定させる条件はこれに限定されない。例えば、大入賞口の近傍に、又は、大入賞口の内部に、特定領域を設け、該特定領域に遊技球が進入(通過)することに基づいて、大当りの種類が確定する態様としてもよい。
また、上記実施形態では、変動時間およびリーチ演出の種類や擬似連の有無等の変動態様を示す変動パターンを演出制御基板12に通知するために、変動を開始するときに1つの変動パターン指定コマンドを送信する例を示したが、2つ乃至それ以上のコマンドにより変動パターンを演出制御基板12に通知するようにしてもよい。具体的には、2つのコマンドにより通知する場合、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、1つ目のコマンドでは擬似連の有無、滑り演出の有無など、リーチとなる以前(リーチとならない場合には所謂第2停止の前)の変動時間や変動態様を示すコマンドを送信し、2つ目のコマンドではリーチの種類や再抽選演出の有無など、リーチとなった以降(リーチとならない場合には所謂第2停止の後)の変動時間や変動態様を示すコマンドを送信するようにしてもよい。この場合、演出制御基板12側では2つのコマンドの組合せから導かれる変動時間に基づいて変動表示における演出制御を行うようにすればよい。なお、遊技制御用マイクロコンピュータ560の方では2つのコマンドのそれぞれにより変動時間を通知し、それぞれのタイミングで実行される具体的な変動態様については演出制御基板12の方で選択を行うようにしてもよい。2つのコマンドを送る場合、同一のタイマ割込内で2つのコマンドを送信する様にしてもよく、1つ目のコマンドを送信した後、所定期間が経過してから(例えば次のタイマ割込において)2つ目のコマンドを送信するようにしてもよい。なお、それぞれのコマンドで示される変動態様はこの例に限定されるわけではなく、送信する順序についても適宜変更可能である。このように2つ乃至それ以上のコマンドにより変動パターンを通知するようにすることで、変動パターン指定コマンドとして記憶しておかなければならないデータ量を削減することができる。
また、上記実施形態では、主基板11に乱数値の判定用テーブル(表示結果決定テーブル、大当り種別決定テーブル、及び変動カテゴリ決定テーブル)を記憶させておき、始動入賞時に主基板11において抽出された乱数値(MR1〜MR3)に基づき、主基板11が乱数値の判定用テーブルを参照し、乱数値の判定処理(大当りとなるか否かの判定、及び変動カテゴリの判定、並びに大当りである場合は大当りの種別の判定)を実行し、演出制御基板12は、主基板11において判定された判定結果を受信して、受信した判定結果に基づき先読予告演出を実行する例を示したが、先読予告演出の実行態様はこれに限定されない。例えば、演出制御基板12に上記乱数値の判定用テーブルを記憶させておき、主基板11から乱数値そのものを演出制御基板12に送信(例えば、主基板11から乱数値を特定可能な演出制御コマンドを演出制御基板12に送信)することにより、演出制御基板12は、主基板11において抽出された乱数値そのものを受信し、受信した乱数値に基づき乱数値の判定用テーブルを参照して乱数値の判定処理を実行し、判定処理の判定結果に基づき先読予告演出を実行するようにしてもよい。即ち、乱数値の判定処理を演出制御基板12において行ってもよい。また、乱数値の判定処理を主基板11と演出制御基板12の両方で行ってもよい。例えば、演出制御基板12は、一部の乱数値を受信して乱数値の判定処理を実行するとともに、主基板11において判定された判定結果を受信してもよい。具体的には、例えば、演出制御基板12は、乱数値(MR1及びMR2)を受信して大当りとなるか否かの判定及び大当りである場合は大当りの種別の判定を実行するとともに、乱数値(MR3)に基づき主基板11で判定された変動カテゴリの判定結果を受信するようにしてもよい。即ち、演出制御基板12は、自ら判定した判定結果と主基板11で判定された判定結果に基づき先読予告演出を実行することができる。
また、各乱数の更新タイミングを異ならせたり、各乱数の更新範囲を異ならせたりすることによって、各乱数が同期しないようにしてもよい。
また、例えば、プリペイドカードや会員カード等の遊技用記録媒体の記録情報より特定される大きさの遊技価値である度数を使用して、遊技に使用するための遊技得点を付与する遊技機にも本発明を適用することができる。また、遊技機内に封入された遊技球を遊技領域に打ち込んで遊技者が遊技を行う遊技機にも本発明を適用することができる。
また、上記説明では、ROM101には、CPU103が各種の判定や決定、設定を行うために用意された複数の判定テーブルなどを構成するデータが記憶されている、と説明したが、上記データは、必ずしもテーブル形式(例えば、構造体、配列なども含む)で記憶されている必要はない。即ち、抽出された乱数値と比較される判定値(決定値)を、ROM101内に纏めて記憶してもよいが、ROM101の複数個所に分散(点在)させて記憶してもよい。あるいは、抽出された乱数値を入力した場合に結果(例えば、図7の例では大当り又はハズレ)が出力される数式やプログラムをROM101に格納してもよい。ROM121に記憶された判定テーブル等についても同様である。
また、上記実施形態では、遊技機としてパチンコ機を示したが、メダルが投入されて所定の賭け数が設定され、遊技者による操作レバーの操作に応じて複数種類の図柄を回転させ、遊技者によるストップボタンの操作に応じて図柄を停止させたときに停止図柄の組合せが特定の図柄の組み合わせになると、所定数のメダルが遊技者に払い出されるゲームを実行可能なスロット機(例えば、ビッグボーナス、レギュラーボーナス、RT、AT、ART、CZ(以下、ボーナス等)のうち1以上を搭載するスロット機)にも本発明を適用可能である。
例えば、本発明に係る遊技機は、上述のようなスロット機であって、計時を行う計時手段と、演出(例えば、特定の小役(最強チェリー、最強スイカ、特殊リプレイ等。レア役と称される小役も含む)の成立、ボーナス等の成立、ボーナス等の昇格、ボーナス等の継続、ボーナス等の上乗せ等に関する演出等)の実行態様を切り替え可能な演出切り替え手段とを備え、前記演出切り替え手段は、少なくとも、前記計時手段の計時にもとづいて第1態様から第2態様に演出の実行態様を切り替える第1設定と、第2態様により演出を実行する第2設定と、を切り替え可能に構成されるものであればよい。
例えば、信頼度優先演出であるときには頻度優先演出であるときに比べ、ボーナス等が解除されない場合には連続演出に発展し難いようにしてもよい。例えば、レア役(チェリー等)を引いた後等に発展する連続演出であって最終的にボーナス等の成立を報知する成功連続演出と、レア役(チェリー等)を引いた後等に発展する連続演出であって最終的にボーナス等の不成立を報知する失敗連続演出と、が用意されている場合に、信頼度優先演出であるときには頻度優先演出であるときに比べ、失敗連続演出を実行する割合を低くしてもよい。
また例えば、信頼度優先演出であるときには頻度優先演出であるときに比べ、ボーナス等が解除されない場合には高確ステージに移行し難いようにしてもよい。例えば、高確ステージが、天井ゲーム数に到達する前(又は天井ゲーム数に到した後)等に移行するステージであって最終的にボーナス等の成立を報知する前兆ステージと、表示が前兆ステージと同一又は酷似するステージであって最終的にボーナス等の不成立を報知するガセ前兆ステージとから構成されている場合に、信頼度優先演出であるときには頻度優先演出であるときに比べ、ガセ前兆ステージに移行する割合を低くしてもよい。
本発明を実現するためのプログラム及びデータは、パチンコ遊技機1に含まれるコンピュータ装置などに対して、着脱自在の記録媒体により配布・提供される形態に限定されるものではなく、予めコンピュータ装置などの有する記憶装置にプリインストールしておくことで配布される形態を採っても構わない。さらに、本発明を実現するためのプログラム及びデータは、通信処理部を設けておくことにより、通信回線等を介して接続されたネットワーク上の、他の機器からダウンロードすることによって配布する形態を採っても構わない。
そして、ゲームの実行形態も、着脱自在の記録媒体を装着することにより実行するものだけではなく、通信回線等を介してダウンロードしたプログラム及びデータを、内部メモリ等に一旦格納することにより実行可能とする形態、通信回線等を介して接続されたネットワーク上における、他の機器側のハードウェア資源を用いて直接実行する形態としてもよい。さらには、他のコンピュータ装置等とネットワークを介してデータの交換を行うことによりゲームを実行するような形態とすることもできる。
1 … パチンコ遊技機
2 … 遊技盤
3 … 遊技機用枠
4A、4B … 特別図柄表示装置
5 … 画像表示装置
5HL … 第1始動入賞記憶表示エリア
5HR … 第2始動入賞記憶表示エリア
5H … 始動入賞記憶表示エリア
6A … 普通入賞球装置
6B … 普通可変入賞球装置
7 … 特別可変入賞球装置
8 … スピーカ
9 … ランプ
11 … 主基板
12 … 演出制御基板
13 … 音声制御基板
14 … ランプ制御基板
15 … 中継基板
20 … 普通図柄表示器
21 … ゲートスイッチ
22A … 第1始動口スイッチ
22B … 第2始動口スイッチ
23 … カウントスイッチ
31A … スティックコントローラ
31B … プッシュボタン
83 … 演出設定部
100 … 遊技制御用マイクロコンピュータ
101、121 … ROM
102、122 … RAM
103 … CPU
104、124 … 乱数回路
105、125 … I/O
120 … 演出制御用CPU
123 … 表示制御部
126 … RTC回路

Claims (1)

  1. 遊技を行う遊技機であって、
    計時を行う計時手段と、
    所定操作に応じて演出の実行頻度に関する設定を切り替え可能な設定切り替え手段と
    を備え、
    前記設定切り替え手段は
    第1実行頻度で演出を実行する第1設定と、
    第2実行頻度で演出を実行する第2設定と、
    前記計時手段の計時にもとづいて、前記第1設定から前記第2設定に切り替える計時切り替え設定と、
    を切り替え可能に構成され
    前記第2設定では、第1演出の実行頻度が前記第1設定と異なり、第2演出の実行頻度が前記第1設定と同じである
    ことを特徴とする遊技機。
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