JP6556394B1 - 携帯音響デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】簡便な操作性を維持したまま、携帯中に誤って電源オンされることを防止することが可能な携帯音響デバイスを提供する。【解決手段】携帯音響デバイス100は、音響を発生させる一対のイヤホン部10と、操作部40と、電源回路50と、を備え、一対のイヤホン部10の少なくとも一方に、一対のイヤホン部10を互いに吸着させる吸着部20と、一対のイヤホン部10が近接しているか否かに対応する検出信号を出力するセンサ30と、を有し、電源回路50は、検出信号を参照して一対のイヤホン部10が離間していると判定した場合に操作部40の操作を許可する。【選択図】図1

Description

本発明は、携帯音響デバイスに関する。
従来、無線機能を有する携帯音響デバイスが知られている。
例えば、特許文献1には、イヤホンを受容するように構成されたケースの蓋が開放されたことを検出したらイヤホンの無線通信機をオンにするように構成された携帯音響デバイスに関する技術が提案されている。当該技術によれば、イヤホンをケースから取り出しさえすれば、電源をオンにして使用を開始することができた。
特開2017−108606号公報
しかしながら、特許文献1の携帯音響デバイスでは、携帯中にケースからイヤホンが外れ、知らぬ間にイヤホンの電力が失われてしまう場合があった。 また、ケースに収容しない形態の携帯音響デバイスでも、携帯中に誤ってスイッチが押され、イヤホンの電力が失われてしまうおそれがあった。さらに、誤動作を防ぐためにスイッチの長押しにより電源をオンと設定することも考えられるが、長押しは操作が正しく受け付けられたか判り辛い。
そこで、本発明は、簡便な操作性を維持したまま、携帯中に誤って電源オンされることを防止することが可能な携帯音響デバイスを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る携帯音響デバイスは、無線機能を有する携帯音響デバイスであって、音響を発生させる一対のイヤホン部と、操作部と、電源回路と、を備え、一対のイヤホン部の少なくとも一方に、一対のイヤホン部を互いに吸着させる吸着部と、一対のイヤホン部が近接しているか否かに対応する検出信号を出力するセンサと、を有し、電源回路は、検出信号を参照して一対のイヤホン部が離間している場合に操作部の操作を許可する。
この態様によれば、センサが一対のイヤホン部が近接しているか否かに対応する検出信号を出力する。電源回路は、センサの検出信号を参照して、一対のイヤホン部が離間していると判定した場合に操作部の操作を許可する。即ち、一対のイヤホン部が近接している場合は、電源回路は操作部の操作を許可しない。したがって、簡便な操作性を維持したまま、携帯中に誤って電源オンされることを防止することが可能な携帯音響デバイスを提供することができる。
上記携帯音響デバイスにおいて、センサは、一対のイヤホン部が吸着しているか否かに対応する検出信号を出力し、電源回路は、検出信号を参照して一対のイヤホン部が脱着している場合に操作部の操作を許可する態様であってもよい。
上記携帯音響デバイスにおいて、電源回路は、検出信号を参照して一対のイヤホン部が吸着している場合に操作部の操作を無視することが好ましい。
一方のイヤホン部に設けられた吸着部は磁石を備え、他方のイヤホン部に設けられた吸着部は、磁石に対応するリング状の鉄片と、鉄片の略中央に設けられたホール素子とを備えることが好ましい。
操作部は、連結構造を備えていることが好ましい。
連結構造は、操作部を少なくとも一方に含む一対の吸着部を備えることが好ましい。
操作部は、一対のイヤホン部の少なくとも一方に設けられていればよい。
電源回路は、一対のイヤホン部が近接された場合に、電源オフとすればよい。
電源回路は、検出信号を参照して一対のイヤホン部が離間している場合に、操作部による電源オンの操作を許可するのが好ましい。
本発明によれば、簡便な操作性を維持したまま、携帯中に誤って電源オンされることを防止することが可能な携帯音響デバイスを提供することができる。
本発明に係る携帯音響デバイスの第1実施形態の全体構成図である。 第1実施形態の携帯音響デバイスのイヤホン部の内部構造図である。 第1実施形態の携帯音響デバイスの操作部の拡大図である。 第1実施形態において、一対のイヤホン部の脱着状態の説明図である。 第1実施形態において、操作部の操作が有効な場合の電気系ブロック図である。 第1実施形態において、一対のイヤホン部の接続状態の説明図である。 第1実施形態において、操作部の操作が無効な場合の電気系ブロック図である。 第1実施形態の携帯音響デバイスの電源オンの機能説明図である。 第1実施形態の携帯音響デバイスの電源オフの機能説明図である。 第1実施形態の携帯音響デバイスのペアリング動作の説明図である。 第1実施形態の携帯音響デバイスのコンパクト収納状態の説明図である。 第2実施形態の携帯音響デバイスのスタンバイ状態の説明図である。 第2実施形態の携帯音響デバイスの電源オフの機能説明図である。 第2実施形態の携帯音響デバイスの電源オンの機能説明図である。 その他の実施形態の携帯音響デバイスの全体構成図である。
添付図面を参照して、本発明の第1及び第2実施形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは同一又は同様の構成を有する。
〔第1実施形態〕
〔携帯音響デバイスの構成〕
図1から図5Bを参照して、本発明に係る携帯音響デバイスの第1実施形態について説明する。図1は、本発明に係る携帯音響デバイスの第1実施形態の全体構成図である。図1に示すように、第1実施形態に係る携帯音響デバイス100は、携帯可能で無線機能を有する音響デバイスである。携帯音響デバイス100は、イヤホン部10と、操作部40と、電源回路50と、を備えている。
イヤホン部10は、例えば、イヤホンによって構成され、音響信号を音響に変換する機能を有する。イヤホン部10は、一対の左イヤホン部10L及び右イヤホン部10Rを備える。イヤホン部10と操作部40とは、イヤホンケーブル11L、11Rによって接続されている。また、操作部40は、一対のイヤホン部10L、10Rの少なくとも一方に設けられていればよい。本実施形態の操作部40は、左イヤホン部10Lと右イヤホン部10Rに対応して、左操作部40Lと右操作部40Rとの一対を備える。左操作部40Lと右操作部40Rとは、操作ケーブル46によって接続されている。
イヤホン部10は、ドライバユニット、音響回路やスピーカ(いずれも図示略)などを含んで構成される。音響回路やドライバユニットは、操作部40の無線受信部(図示略)から出力される音響信号に基づき楽音を生成し、スピーカを介して外部に出力する。
図2は、第1実施形態の携帯音響デバイスのイヤホン部の内部構造図である。図2に示すように、一対のイヤホン部10L、10Rの少なくとも一方には、吸着部20と、センサ30とを備える。吸着部20は、一対のイヤホン部10L、10Rを互いに吸着させる機能を有する。
本実施形態の吸着部20は、一方のイヤホン部10L(または10R)に内蔵された円板状の磁石21と、他方のイヤホン部10R(または10L)に内蔵されたリング状の鉄片22とから構成される。磁石21及び鉄片の形状は、限定されない。一対のイヤホン部10L、10Rを近づけると、鉄片22が磁石21に磁着されて、接続状態となる。一対のイヤホン部10L、10Rを離すと、鉄片22に磁石21の磁力が及ばなくなり、脱着状態となる。
センサ30は、一対のイヤホン部10L、10Rが吸着しているか否かに対応する検出信号を出力する機能を有する。本実施形態のセンサ30は、ホール素子から構成されている。ホール素子30は、リング状の鉄片22の中央部に設けられている。ホール素子30の動作特性については、後述する。
図3は、第1実施形態の携帯音響デバイスの操作部の拡大図である。図3に示すように、操作部40の表面には、電源スイッチ等として機能する多機能ボタン41と、音量+ボタン42と、音量−ボタン43と、LEDインジケータ44とが設けられている。操作部40の末端部には、開閉可能な充電ポート45が設けられている。
また、操作部40には、無線受信部(図示略)が内蔵されている。無線受信部は、所定の通信方式による音響無線信号を受信して音響信号を出力する機能を有する。無線受信部は、通信インタフェースであり、例えば、ブルートゥース(登録商標)チップや各種無線通信インタフェースなどを備えて構成される。無線受信部は、通信端末との間で各種データを授受する。
再び図1を参照して、前述したように、本実施形態の操作部40は、左操作部40Lと右操作部40Rとの一対を備える。操作部40L、40Rは、連結構造(図示略)を備えている。操作部40L、40Rの連結構造は、操作部40L、40Rを少なくとも一方に含む一対の吸着部(図示略)を備える。吸着部は、操作部40L、40Rを互いに吸着させる機能を有する。
本実施形態の吸着部は、一方の操作部40L(または40R)の裏面側に内蔵された磁石(図示略)と、他方の操作部40R(または40L)の裏面側に内蔵された鉄片(図示略)とから構成される。一対の操作部40L、40Rを近づけると、鉄片が磁石に磁着されて、連結状態となる。
図4Aは、第1実施形態において、一対のイヤホン部の脱着状態の説明図である。図4Aに示すように、一対のイヤホン部が離れている脱着状態のときには、磁石21とホール素子30とは離れている。したがって、磁石21の磁界は、ホール素子30に及ばない。
図4Bは、第1実施形態において、操作部の操作が有効な場合の電気系ブロック図である。図4Bに示すように、操作部40の多機能ボタン41と、電源回路50と、メイン回路60と、コンデンサ70とは、閉回路を構成している。ホール素子30の一端は、操作部40に接続され、ホール素子30の他端は接地されている。電源回路50は、検出信号を参照して一対のイヤホン部10L、10Rが脱着していると判定した場合に、操作部40の操作を許可する機能を有する。即ち、磁石21とホール素子30とが離れているとき、ホール素子30の出力は高電圧となる。この状態で操作部40の多機能ボタン41を押下すると、電源回路50に電圧が加わるので、電源がオンとなり、操作部40の各種操作の受け付けが可能となる。
図5Aは、第1実施形態において、一対のイヤホン部の接続状態の説明図である。図5Aに示すように、一対のイヤホン部が接続状態のときには、磁石21とホール素子30とが近接している。したがって、磁石21の磁界は、ホール素子30に及ぶ。
図5Bは、第1実施形態において、操作部の操作が無効な場合の電気系ブロック図である。図5Bに示すように、電源回路50は、検出信号を参照して一対のイヤホン部10L、10Rが磁着していると判定した場合に、操作部40の操作を無視する機能を有する。即ち、磁石21とホール素子30とが近接しているとき、ホール素子30の出力は低電圧となる。操作部40の多機能ボタン41を押下しても電源回路50に電圧が加わらないので、多機能ボタン41の操作が無効となる。具体的には、一対のイヤホン部10L、10Rが接続された瞬間にホール素子30から出力されるパルスにより電源オフとなる。
〔携帯音響デバイスの動作〕
次に、図6から図10を参照して、携帯音響デバイス100の動作について説明する。
<電源オン操作>
まず、図6は、第1実施形態の携帯音響デバイスの電源オンの機能説明図である。図6に示すように、本実施形態の携帯音響デバイス100の電源を入れる際には、一対のイヤホン部10L、10Rを離して脱着状態とし、操作部40の多機能ボタン41を1回押下する。電源が入ると、LEDインジケータ44が白色で1回点滅する。一対のイヤホン部10L、10Rが接続状態であると、操作部40の多機能ボタン41を押下しても、電源は入らない。
<電源オフ操作>
図7は、第1実施形態の携帯音響デバイスの電源オフの機能説明図である。図7に示すように、本実施形態の携帯音響デバイス100の電源を切る際には、一対のイヤホン部10L、10Rを近接させて接続状態にする。または、一対のイヤホン部10L、10Rが脱着状態のままで、操作部40の多機能ボタン41を10秒以上長押しする。電源が切れる際には、LEDインジケータ44が白色で1回点滅後、ゆっくり消灯する。
<ペアリング動作>
図8は、第1実施形態の携帯音響デバイスのペアリング動作の説明図である。図8に示すように、本実施形態の携帯音響デバイス100をスマートフォン等の携帯端末とペアリング(登録)する際には、一対のイヤホン部10L、10Rが離れている脱着状態で、かつLEDインジケータ44が消灯している状態で、操作部40の多機能ボタン41を長押しする。すると、携帯音響デバイス100が登録モードに入り、LEDインジケータ44が赤色と白色で交互にゆっくりと点滅する。
<コンパクト収納>
図9は、第1実施形態の携帯音響デバイスのコンパクト収納状態の説明図である。図9に示すように、第1実施形態の携帯音響デバイス100をコンパクトに収納する際には、一対のイヤホン部10L、10Rを近接させて接続状態にすると共に、操作部40L、40Rの裏面同士を接続する。イヤホン部10L、10R同士及び操作部40L、40R同士の接続は、磁石と鉄片との磁着で可能となる。
以上、説明したように、第1実施形態の携帯音響デバイス100は、音響を発生させる一対のイヤホン部10L、10Rと、操作部40L、40Rと、電源回路50と、を備えている。一対のイヤホン部10L、10Rの少なくとも一方には、一対のイヤホン部10L、10Rを互いに吸着させる吸着部20と、一対のイヤホン部10L、10Rが吸着しているか否かに対応する検出信号を出力するセンサ30と、を有する。電源回路50は、センサ30の検出信号を参照して、一対のイヤホン部10L、10Rが脱着していると判定した場合に操作部の操作を許可する。したがって、第1実施形態の携帯音響デバイス100によれば、簡便な操作性を維持したまま、携帯中に誤って電源オンされることを防止することが可能な携帯音響デバイスを提供することができる。
また、電源回路50は、センサ30の検出信号を参照して、一対のイヤホン部10L、10Rが吸着していると判定した場合に、操作部40の操作を無視する。即ち、一対のイヤホン部10L、10Rが吸着している場合は、電源回路は操作部40の操作を許可しない。したがって、第1実施形態の携帯音響デバイス100によれば、簡便な操作性を維持したまま、携帯中に誤って電源オンされることを確実に防止することができる。
さらに、吸着部20は、磁石21を備える。したがって、第1実施形態の携帯音響デバイス100によれば、一方のイヤホン部10L(または10R)に磁石21を内蔵し、他方のイヤホン部10R(または10L)に鉄片22を内蔵すれば、一対のイヤホン部10L、10Rを磁着させて容易に接続することができる。一対のイヤホン部10L、10Rを接続することにより、コンパクトに収納することができる。
また、センサ30として、ホール素子を備える。本実施形態では、ホール素子30のスイッチタイプの単極検出(ユニポーラ)特性を採用している。したがって、第1実施形態の携帯音響デバイス100によれば、吸着部20に備えた磁石21によりホール素子30の単極検出特性を作用させることができ、操作部40の制御を容易に行うことができる。
さらに、操作部40L、40Rは、連結構造を備えている。したがって、第1実施形態の携帯音響デバイス100によれば、一対のイヤホン部10L、10Rのみならず、操作部40L、40Rをコンパクトに収納することができる。
そして、操作部40L、40Rの連結構造は、操作部40L、40Rを少なくとも一方に含む一対の吸着部を備える。したがって、第1実施形態の携帯音響デバイス100によれば、一対のイヤホン部10L、10Rと同様に、一方の操作部40L(または40R)に磁石を内蔵し、他方の操作部40R(または40L)に鉄片を内蔵すれば、操作部40L、40Rを磁着させて容易に接続することができる。
〔第2実施形態〕
図10から図12を参照して、本発明に係る携帯音響デバイスの第2実施形態について説明する。図10は、第2実施形態の携帯音響デバイスのスタンバイ状態の説明図である。図11は、第2実施形態の携帯音響デバイスの電源オフの機能説明図である。図12は、第2実施形態の携帯音響デバイスの電源オンの機能説明図である。
図10から図12に示すように、第2実施形態の携帯音響デバイス200は、ワイヤレスイヤホンとして構成されている点が、第1実施形態の携帯音響デバイス100と異なる。即ち、第2実施形態では、一対のイヤホン部210L、210Rの少なくとも一方に操作部240及び電源回路(図示略)が内蔵されている。一対のイヤホン部210L、210Rの内部における磁石21と鉄片22、ホール素子30の構造については、第1実施形態と同様に構成されている。
図10に示すように、第2実施形態の携帯音響デバイス200は、充電ボックス220を備えている。充電ボックス220は、一対のイヤホン部210L、210Rをキャビティ230に収容することが可能となっている。また、充電ボックス220には、イヤホン部210L、210Rの接続端子と充電ボックス220を電気的に接続する電源ピン(図示略)と、二次電池(図示略)とを含む充電ユニット(図示略)が内蔵されている。
イヤホン部210L、210Rがキャビティ230に収容されると、イヤホン部210L、210Rの接続端子と充電ボックス220の電源ピンとが接触し、電気的に接続されることで、イヤホン部210L、210Rの自動充電が開始される。
図10の例では、充電ボックス220の蓋221が開かれており、イヤホン部210L、210Rがキャビティ230から取り出された状態を示している。本実施形態では、イヤホン部210L、210Rを充電ボックス220に収容すると、イヤホン部210L、210Rの電源は自動でオフ(オフ状態)となり、自動充電が開始される。イヤホン部210L、210Rを充電ボックス220から取り出すと、イヤホン部210L、210Rはスタンバイ状態になる。
イヤホン部210L、210Rのスタンバイ状態においては、磁石21とホール素子30とは離れている(図4A参照)。したがって、この脱着状態で操作部240を押下すると、ホール素子30の出力が高電圧となるため、電源回路に電圧が加わるので、イヤホン部210L、210Rが電源オン状態になる(図4B参照)。
また、図11に示すように、イヤホン部210L、210R同士を近接させて接続状態にすると、磁石21とホール素子30とは近接している(図5A参照)。したがって、この接続状態で操作部240を押下しても、ホール素子30の出力が低電圧となるため、電源回路に電圧が加わらないので、イヤホン部210L、210Rが電源オフ状態になる(図5B参照)。
図12に示すように、イヤホン部210L、210Rが電源オフ状態において、イヤホン部210L、210R同士を離すと、再びスタンバイ状態になる。
第2実施形態の携帯音響デバイス200は、ワイヤレスイヤホンとして構成されている以外の機能は第1実施形態とほぼ同様に作用する。したがって、第2実施形態の携帯音響デバイス200よれば、基本的に第1実施形態の携帯音響デバイス100と同様の作用効果を奏する。特に、第2実施形態の携帯音響デバイス200によれば、ワイヤレスイヤホンとして構成されているので、よりコンパクトに携帯することができ、ケーブルの煩わしさから解放されるという有利な効果を奏する。
〔その他の実施形態〕
図13は、その他の実施形態の携帯音響デバイスの全体構成図である。第1実施形態と同一の構成要素については、同一の符号を付して説明する。図13に示すように、その他の実施形態の携帯音響デバイス300は、単一の操作部40に一対のイヤホン部10L、10Rが接続されている点が、第1実施形態の携帯音響デバイス100と異なっている。本実施形態のイヤホン部10L、10Rは第1実施形態と同様に構成されているので、操作部40が単一であっても、一対のイヤホン部10L、10Rは接続可能であり、コンパクトに収納することができる。
〔その他の応用〕
本発明は、上述した本実施形態及び変形例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、他の様々な形で実施することができる。例えば、上述した各処理ステップは処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更し、または並列に実行することができる。
たとえば、イヤホン部10L、10Rが吸着しているか否かを判断する代わりに、イヤホン部10L、10Rが近接しているか否かを判断してもよい。センサ30は、近接センサ(例えば、誘導型、静電容量型、超音波型、電磁波型、赤外線型など)を有しており、イヤホン部10L、10Rの間の距離に応じた検出信号を出力する。電源回路50は、センサ30から出力される検出信号を参照して、両イヤホン部10L、10Rが設定距離に近づいたこと(すなわち近接)を検知すると、電源をオフとする一方、両イヤホン部10L、10Rが設定距離だけ離れたこと(すなわち離間)を検知すると、操作部40の操作(例えば、電源オンの操作)を許可する。かかる態様によれば、吸着タイプのイヤホンに限らず、近接センサを備えたイヤホンに適用可能である。
100,200,300…携帯音響デバイス、10,10L,10R…イヤホン部、20…吸着部、21…磁石、30…センサ(ホール素子)、40,40L,40R…操作部、50…電源回路。

Claims (5)

  1. 無線機能を有する携帯音響デバイスであって、
    音響を発生させる一対のイヤホン部と、前記一対のイヤホン部にケーブルを介して接続された一対の操作部と、電源回路と、を備え、
    前記一対のイヤホン部の少なくとも一方に、
    前記一対のイヤホン部を互いに吸着させる吸着部と、
    前記一対のイヤホン部が吸着しているか否かに対応する検出信号を出力するセンサと、を有し、
    前記電源回路は、前記検出信号を参照して前記一対のイヤホン部が脱着している場合に前記操作部の操作を許可し、
    前記一対の操作部は、連結構造を備え、
    前記連結構造は、前記一対の操作部の少なくとも一方に、
    前記一対の操作部を互いに吸着させる吸着部を備える、携帯音響デバイス。
  2. 前記電源回路は、前記検出信号を参照して前記一対のイヤホン部が磁着している場合に前記操作部の操作を無視する、請求項に記載の携帯音響デバイス。
  3. 一方のイヤホン部に設けられた前記吸着部は磁石を備え、他方のイヤホン部に設けられた前記吸着部は、前記磁石に対応するリング状の鉄片と、前記鉄片の略中央に設けられたホール素子とを備える、請求項または請求項に記載の携帯音響デバイス。
  4. 前記電源回路は、前記一対のイヤホン部が吸着された場合に、電源オフとする請求項1に記載の携帯音響デバイス。
  5. 前記電源回路は、前記検出信号を参照して前記一対のイヤホン部が脱着している場合に、前記操作部による電源オンの操作を許可する、請求項に記載の携帯音響デバイス。
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