JP6555047B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、照明器具に関する。
複数の照明器具をコンピュータ端末等による遠隔操作で調光制御および電力制御を行うことによって、省エネルギーを実現しつつ、最適な照明を提供する照明システムを構築することが求められている。
このような照明システムを構築するためには、照明システムを制御する上位装置は、それぞれの照明器具の状態を認識する必要がある。
特許第4791794号公報
実施形態は、上位装置との間で、照明器具の状態のデータを含む双方向通信を行うことができる照明器具を提供する。
実施形態に係る照明器具は、照明負荷と、上位装置から供給された前記照明負荷に供給する電力を調整する調光度を含む第1信号を受信する調光ユニットと、前記第1信号から取り出された前記第1データにもとづいて前記照明負荷に電力を供給する電源部と、を備える。前記電源部は、前記電源部の状態に関連するデータを格納する第1記憶部と、起動時に、前記記憶部から前記データを読み出す第1制御部と、を含む。前記調光ユニットは、前記第2データを前記電源部から受信する。前記調光ユニットに前記調光度に関するデータテーブルが格納され、前記調光度に関するデータテーブルを前記上位装置が書き換えることができる。

本実施形態では、電源部の状態に関連するデータを格納する不揮発性の第1記憶部と、電源部の起動時に第1記憶部からデータの少なくとも一部を読み出す制御部とを有しているので、起動時に上位装置がこの照明器具を認識することができる。したがって、上位装置との双方向通信を円滑に行うことができる。
第1の実施形態に係る照明器具を例示するブロック図である。 照明システムを例示するブロック図である。 照明器具の一部を例示する概念図である。 第1の実施形態の照明器具の動作の一部を説明するためのフローチャートである。 第1の実施形態の照明器具の動作の一部を説明するためのフローチャートである。 第2の実施形態に係る照明器具を例示するブロック図である。 第2の実施形態の照明器具の動作の一部を説明するためのフローチャートである。 第3の実施形態に係る照明器具を例示するブロック図である。 調光特性を例示するグラフである。 第3の実施形態の照明器具の動作の一部を説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して詳細な説明を適宜省略する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る照明器具を例示するブロック図である。
図2は、照明システムを例示するブロック図である。
図3は、照明器具の一部を例示する概念図である。
図1に示すように、本実施形態の照明器具1は、照明装置6と、調光ユニット30と、を備える。照明装置6は、照明ユニット10と、電源部20と、を含む。照明器具1は、電源部20の電源入力端子29a,29bを介して、交流電源2に接続される。交流電源2は、たとえば商用電源である。照明装置6は、交流電源2に接続して、交流電力を直流電力に変換して照明ユニット10を点灯させる。
照明器具1は、調光ユニット30を介して上位装置4と接続することができる。照明装置6は、調光ユニット30と接続することによって、調光ユニット30を介して上位装置4に接続することができる。
まず、図2を用いて、本実施形態の照明器具1が用いられる照明システム100の構成について説明する。
図2に示すように、照明システム100は、上位装置4と、1つ以上の照明器具1と、を含む。この例のように、照明システム100は、1つ以上のセンサ110をさらに含んでもよい。照明システム100は、上位装置4、照明器具1、およびセンサ110が接続されている通信ネットワーク120を含む。通信ネットワーク120は、たとえばイーサネット(登録商標)等の汎用ネットワークである。この通信ネットワーク120は、無線通信ネットワークでもよく、有線通信ネットワークでもよい。この通信ネットワーク120は、単一のネットワークに限らず、複数の通信ネットワークがゲートウェイサーバ等を介して相互に接続されることによって複合化された通信ネットワークであってもよい。以下の説明では、簡単のため、単一の通信ネットワーク120上に上位装置4、照明器具1およびセンサ110が接続されている場合について説明する。
上位装置4は、通信ネットワーク120に接続されている。上位装置4は、たとえばコンピュータ端末である。上位装置4は、通信ネットワーク120を介して、照明器具1およびセンサ110の状態に関するデータを取得する。上位装置4は、これらのデータを用いて、照明器具1に対して適切な調光度で点灯し、あるいは消灯するように指令する。
センサ110は、たとえば、照度センサである。人感センサ等を含んでもよい。照度センサがセンサ110として通信ネットワーク120に接続された場合には、センサ110は、センサ110が設置されているエリアの照度(明るさ)に関するデータを取得する。センサ110は、たとえば上位装置4からの送信指令にしたがって、照度データを上位装置4に送信する。
照明器具1は、通信ネットワーク120を介して上位装置4に接続されている。照明器具1は、たとえば上位装置4からの送信指令にしたがって、自己の状態を表すデータを送信する。自己の状態を表すデータとは、後に詳述するが、たとえば照明ユニット10の形式、照明ユニットの故障状態等である。照明器具1は、通信ネットワーク120を介して、上位装置4から調光度に関するデータを受信する。照明器具1は、調光度に関するデータを解釈して、その調光度に対応する電流値の出力電流を照明ユニット10に供給する。照明器具1が上位装置4から受信するデータには、発光光の調色に関するデータを含めてもよい。
照明器具1は、交流電源2から電力の供給を受けて動作する。この例のように、複数の照明器具1が同一の交流電源2から電力の供給を受けるようにしてもよく、それぞれ、あるいは一部の照明器具1やセンサ110が異なる電源から電力の供給を受けるようにしてもよい。
本照明システム100においては、上位装置4が、通信ネットワーク120に接続された照明器具1やセンサ110等からデータを収集し、そのデータにもとづいて最適な明るさや照明の色合いを設定する。上位装置4は、どのデータがどの端末から送信されたかを認識する必要がある。そのため、通信ネットワーク120に接続される照明器具1やセンサ110は、それぞれ固有のアドレスが割り当てられている。照明器具1やセンサ110である各ノードのアドレスは、自動的に割り当てられてもよく、施工時等に個々に割り当てれるようにしてもよい。この例では、3台の照明器具1には、アドレス“001”,“010”,“011”のように割り当てられ、3台のセンサ110には、アドレス“101”,“110”,“111”のように割り当てられている。上位装置4は、各ノードから受信するデータのアドレスによって、そのノードを認識し、特定のアドレスのノードにそのノードのためのデータを送信することができる。
図1に戻って照明器具1の構成について説明する。
まず、照明ユニット10の構成について説明する。
照明ユニット10は、1つ以上の発光モジュールを含む。この例では、照明ユニット10は、3つの発光モジュール11,12,13を含む。3つの発光モジュール11,12,13の発光色は、この例では、それぞれ赤色、緑色、および青色である。発光モジュール11は、赤色を発光する発光素子を含む。発光モジュール12は、緑色を発光する発光素子を含む。発光モジュール13は、青色を発光する発光素子を含む。発光素子は、たとえば半導体発光素子(Light Emitting Diode、LED)等である。たとえば、発光モジュール11,12,13には、それぞれ複数の発光素子が設けられ、直列に接続されている。直列に接続された発光素子の直列接続体が複数個、並列に接続されていてもよい。
この例の照明ユニット10は、電流入力端子11a〜13bを含む。電流入力端子11a,11bは、発光モジュール11に接続されている。電流入力端子11aは、直列に接続された発光素子の最高電位の電極に接続されており、電流入力端子11bは、直列に接続された赤色の発光素子の最低電位の電極に接続されている。電流入力端子12aは、直列に接続された緑色の発光素子の最高電位の電極に接続されており、電流入力端子12bは、直列に接続された青色の発光素子の最低電位の電極に接続されている。電流入力端子13aは、直列に接続された青色の発光素子の最高電位の電極に接続されており、電流入力端子13bは、直列に接続された青色の発光素子の最低電位の電極に接続されている。
赤色の発光モジュール11の電流入力端子11a,11bは、電源部20の電力変換部25の出力に接続されている。緑色の発光モジュール12の電流入力端子12a,12bは、電力変換部26の出力に接続されている。青色の発光モジュール13の電流入力端子13a,13bは、電力変換部27の出力に接続されている。
3つの発光モジュール11,12,13は、それぞれ出力電流値が設定されている電力変換部25,26,27によって設定されている電流値の供給を受ける。発光モジュール11,12,13は、その電流値に応じた明るさでそれぞれ発光する。発光モジュール11,12,13は、たとえば所望の光学設計された同一の筐体内に配置されており、照明ユニット10は、発光モジュール11,12,13のそれぞれの発光色の混色光を放出する。供給される電流値によって、放出光の色(調色)および明るさ(調光)が設定される。
次に電源部20の構成について説明する。
電源部20は、通信部21と、制御部22と、記憶部23と、電力変換部25〜27と、通信バッファ28と、を含む。電源部20は、信号入出力端子29c,29dを含む。信号入出力端子29c,29dは、通信部21の入力に接続されている。信号入出力端子2c,29dは、後述するように、調光ユニット30の信号入出力端子39a,39bに接続されて、電源部20は、調光ユニット30と双方向の通信を行うことができる。
通信部21は、調光ユニット30から入力した電源部20に対する調光度等に関するデータを受信し、たとえば受信したデータがシリアルデータの場合には、パラレルデータに変換して、変換されたデータを制御部22に供給する。
通信部21は、電源部20の記憶部23に格納されている電源部20に関するデータを、調光ユニット30へ送信する。電源部20に関するデータは、調光ユニット30に送信された後、さらに上位装置4に送信される。
制御部22は、通信部21によって受信された調色および調光度に関するデータにもとづいて、出力電流値を設定する参照電圧を生成して電力変換部25〜27にそれぞれ供給する。電力変換部25〜27は、入力されたそれぞれの参照電圧にしたがって出力電流を設定して、照明ユニット10に供給する。
制御部22は、記憶部23に接続されており、記憶部23に格納されている電源部20に関するデータを取得する。電源部20に関するデータは、たとえば以下のデータである。電源部20に関するデータは、照明ユニット10に関するデータを含む。照明ユニット10に関するデータは、この例では、照明ユニット10が、赤色の発光モジュール11、緑色の発光モジュール12および青色の発光モジュール13からなることを示すデータである。また、電源部20に関するデータは、その照明器具1のアドレスを表すデータである。上述のほか、電源部20に関するデータは、負荷のオープンやショート等の照明ユニット10の接続状態を表すデータを含めてもよい。さらに照明ユニット10の通算動作時間や、負荷短絡等の故障状態に関するデータを含めてもよい。
電源部20に関するデータは、記憶部23のあらかじめ定められた領域50に記憶される。図3に示すように、この領域50は、たとえばアドレスのための領域51a、照明ユニット10に関するデータ(器具形式のデータ)のための領域51b〜51e、および通算動作時間のための領域51fを含んでいる。領域51aには、この照明器具のアドレスが2進数で書き込まれている。たとえば、図2の例では、“010”のように記憶されている。51b〜51eには、フラグビットが書き込まれる。たとえば、領域51bが赤色発光を示し、領域51cが緑色発光を示し、領域51dが青色発光を示す領域の場合に、図1の例では、領域51b〜51dにそれぞれ“1”が書き込まれる。照明システム100には、赤、緑、青の発光モジュールからなる照明ユニットに限らず、いわゆる白色LEDによる照明ユニットが用いられる場合もある。また、白色LEDに演色効果を向上させるために多色の発光モジュールを混在させる場合もある。そこで、白色LEDを含む照明ユニットのための領域51eを設け、照明ユニット10に白色LEDが含まれる場合には、領域51eにフラグビットを立てるようにする。
なお、電源部20では、器具形式のデータに応じて、電力変換部が設けられる。この例では、後述するように、赤色、緑色、および青色の発光モジュール11〜13をそれぞれの明るさで点灯させるために、3つの電力変換部が設けられる。器具形式が、白色LEDの場合には、1つの電力変換部が設けられる。
通算動作時間のための領域51fには、電力変換部25〜27が出力電流を出力した時間を積算して2進数で記憶する。
照明ユニット10に関するデータ(器具形式のデータ)は、電源部20の電力変換部に関する構成に依存するので、初期のデータが固定される。通算動作時間に関するデータは、電源断時の期間を含めず、動作時間を積算する。照明器具1は、消灯時に内部の電源供給を遮断するので、制御部22や記憶部23には消灯時には電力供給されず、動作することができない。したがって、記憶部23は、電力遮断後でも記憶データを保持することができる不揮発性の記憶装置である。この記憶装置は、バッテリ等により主電源断後も電力供給可能な方式であってもよい。
なお、アドレスのデータについては、施工時等の初期状態において、固定のアドレスを書き込んでもよく、電源投入後に毎回割り当てるようにしてもよい。
制御部22は、この例のように操作部24に接続するようにしてもよい。操作部24は、たとえば、リモコン(図示せず)からの通信データを受信する通信モジュール等である。制御部22は、リモコン等からの操作信号を操作部24を介して入力し、リモコン等の操作によって、照明ユニット10を点灯および消灯し、あるいは調光操作を行う。
制御部22は、たとえばマイクロコンピュータである。制御部22は、記憶部23に格納されたプログラムにしたがって動作する。この例では、記憶部23は、制御部22の外部に設けられているが、記憶部23のすべて、または一部を制御部22が内部に有するようにしてもよい。
電源部20は、3つの電力変換部25〜27を含んでいる。電力変換部25は、電流出力端子25a,25bを含んでおり、電流出力端子25a,25cは、発光モジュール11の電流入力端子11a,11bにそれぞれ接続されている。電力変換部26は、電流出力端子26a,26bを含んでおり、電流出力端子26a,26cは、発光モジュール12の電流入力端子12a,12bにそれぞれ接続されている。電力変換部27は、電流出力端子27a,27bを含んでおり、電流出力端子27a,27cは、発光モジュール13の電流入力端子13a,13bにそれぞれ接続されている。照明ユニット10および電源部20は、電流入力端子11a〜13bおよび電流出力端子25a〜27bによって着脱可能に接続されている。
通信バッファ28は、通信部21に接続されている。通信部21が受信したデータは、通信バッファ28に格納される。通信部21が送信しようとするデータも、通信バッファ28に格納される。本実施形態の照明器具1では、電源部20と調光ユニット30との間の通信は、マスタスレーブ通信が用いられ、調光ユニット30がマスタであり、電源部20がスレーブに設定されている。電源部20は、マスタスレーブ通信のスレーブに設定されているので、マスタである調光ユニット30の指令によって送信や受信をすることができる。スレーブである電源部20は、データの受信をする場合には、電源部20の制御部22等の処理状況にかかわらず、データが送信されてくるので、データを一旦通信バッファ28に格納して処理可能となるまで待機する。電源部20は、データの送信をする場合には、マスタからの送信要求があるまでデータの送信をすることができないので、送信するデータを通信バッファ28に格納して待機する。
次に調光ユニット30の構成について説明する。
調光ユニット30は、通信部31と、制御部32と、記憶部33と、を含む。調光ユニット30は、信号入出力端子39a,39bを含んでいる。信号入出力端子30a,30bは、通信部31の出力に接続されており、電源部20の信号入出力端子29a,29bに接続される。
通信部31は、たとえば無線通信モジュールである。通信部31は、有線で上位装置4と接続する通信モジュールであってもよい。あるいは、通信部31は、有線および無線による通信を選択的に行う通信モジュールであってもよい。有線通信を行う場合のために、通信部31は、接続端子39c,39dを含む。通信部31は、上位装置4との間で無線または有線によってデータの交換を行う。通信部31は、上位装置4から特定の通信プロトコルにしたがうデータを送受信することができる。この場合の通信プロトコルは、たとえば、DMX512−A、DALI(Digital Addressable Lighting Interface)、あるいはT/Flecs(登録商標)等である。通信部31は、特定の通信プロトコルにしたがうデータを受信して、そのデータをたとえばシリアル−パラレル変換して制御部32に供給する。
通信部31は、電源部20から送信された電源部20に関するデータを受信し、受信したデータを制御部32に供給する。
制御部32は、通信部31から供給された、特定の通信プロトコルにしたがうデータを、電源部20とのデータの通信に用いる共通形式のデータに変換する。共通形式は、たとえばPWM信号の形式である。制御部32は、共通形式に変換したデータを通信部31に供給する。通信部31は、共通形式に変換されたデータを信号入出力端子39a,39bを介して、電源部20に供給する。制御部32は、変換後のデータを通信部31を介さずに直接信号入出力端子39a,39bを介して電源部20に供給してもよい。
制御部32は、通信部31から供給された電源部20に関するデータを特定の通信プロトコルにしたがうデータに変換する。変換されたデータは、通信部31を介して上位装置4に送信される。つまり、制御部32は、上位装置4の下で特定の通信プロトコルにしたがうデータを共通形式のデータに変換し、共通形式のデータを特定の通信プロトコルにしたがうデータに変換する。
本実施形態の照明器具1では、調光ユニット30と電源部20との間の通信は、マスタスレーブ方式を用いており、調光ユニット30がマスタとして動作する。制御部32は、調光ユニット30がマスタとして動作するように、各部を制御する。
制御部32は、たとえばマイクロコンピュータである。制御部32は、記憶部33に格納されたプログラムにしたがって動作する。記憶部33には、接続される上位装置4との間の通信プロトコルを解釈して、所定の出力信号に変換するプログラムが格納されている。また、記憶部33には、電源部20から供給された電源部20に関するデータを特定のプロトコルにしたがうデータに変換するプログラムが格納されている。制御部32は、これらのプログラムを呼び出すことによって、データの変換を行う。また、制御部32は、マスタスレーブ方式の通信において、調光ユニット30がマスタとして動作するためのプログラムを記憶部33から必要に応じて呼び出して実行する。なお、この例では、記憶部33は、制御部32の外部に設けられているが、記憶部33のすべて、または一部を制御部32が内部に有するようにしてもよい。
本実施形態の照明器具1の動作について説明する。
図4は、本実施形態の照明器具の動作の一部を説明するためのフローチャートである。
図5は、本実施形態の照明器具の動作の一部を説明するためのフローチャートである。
電源部20に関するデータは、照明器具の設置時や電源断による消灯時には、制御部22および記憶部23には、電力供給されないので、電源投入時に初期化して、上位装置4との通信を開始できるようにする必要がある。まず、電源投入時の動作について説明する。
図4に示すように、ステップS1において、照明器具1は、交流電源2から電源が供給され、図示しない電源回路によって、通信部21、制御部22、および記憶部23に必要な電圧が印加され、通信部21、制御部22、および記憶部23の動作が開始する。通信部21、制御部22、および記憶部23の動作開始にあたっては、記憶部23に格納されたプログラムによって、必要な初期化動作が実行される。
ステップS2において、制御部22は、記憶部23の電源部20に関するデータのための領域50にアクセスして、必要なデータを読み出す。このとき、領域50に記憶されているすべてのデータを読み出してもよいし、一部のデータを読み出してもよい。読み出すデータ量が大きい場合には、起動のための時間を要する。どのデータを読み出すかについては、たとえばプログラムによって設定される。たとえば、制御部22は、領域51aから照明器具1のアドレスを読み出す。つづいて、制御部22は、領域51b〜51eから照明ユニットに関するデータ(器具形式のデータ)を読み出す。これらのデータは、上位装置4が通信ネットワーク120に接続された照明器具1を識別するために最低限必要なデータである。
ステップS3において、制御部22は、記憶部23から必要なデータの取得を完了する。通信部21は、通信ネットワーク120との接続を確立させる。
このようにして、照明器具1の電源部20は、電源遮断後の最初の起動時に電源部20に関するデータを取得することができる。
上位装置4と照明器具1との間の通信は、T/Flecs(登録商標)等の特定の通信プロトコルによって行われるので、照明器具1の起動後の上位装置4との通信については、その通信プロトコルにしたがう。電源部20と調光ユニット30との間の通信については、規定の通信プロトコルを用いた場合には、双方の認識手順等のステップが多いため、照明システム100の応答に問題が生ずるおそれがある。そこで、本実施形態の照明器具1では、電源部20と調光ユニット30との間の通信については、マスタスレーブ方式を用いる。本実施形態では、調光ユニット30がマスタとなり、電源部20がスレーブとして動作する。
マスタスレーブの通信方式では、マスタは、スレーブからデータを受信する場合には、スレーブに対してデータの送信要求を送信し、スレーブは、そのデータ送信要求を受信した後、データ送信要求にしたがってマスタにデータを送信する。マスタは、スレーブにデータを送信する場合には、マスタは、スレーブの状態にかかわらずスレーブにデータを送信する。
図5を用いて具体的に説明する。具体例では、調光ユニット30は、電源部20から電源部20に関するデータを取得し、そのデータを上位装置4に送信する。調光ユニット30は、上位装置4から調光度等のデータを受信し、電源部20にそのデータを送信する。電源部20では、調光度等のデータにもとづいて照明ユニット10へ供給する電流値を決定する。以下の説明では、電源部20は、図4を用いて説明したように、制御部22が電源部20に関するデータを取得しており、通信部21が通信ネットワーク120との接続を確立しているものとする。
ステップS10において、マスタである調光ユニット30の通信部31は、スレーブである電源部20に対して、電源部20に関するデータを送信するように送信要求を送信する。
電源部20の制御部22は、記憶部23から取得した電源部20の状態に関するデータ(以下、単に状態データともいう。)を、通信部21を介して通信バッファ28に転送する。ステップS11において、電源部20の通信部21は、送信されてきた送信要求を受信できるか否かを判定する。状態データの通信バッファ28への転送が完了した後に送信要求を受信可能となる。電源部20の通信部21は、送信要求を受信した後、制御部22が取得した電源部20に関するデータを通信バッファ28に転送するようにしてもよい。
ステップS12において、電源部20の通信部21は、送信要求にしたがって電源部20の状態に関するデータを調光ユニット30の通信部31に送信する。
ステップS13において、調光ユニット30の通信部31は、電源部20の状態に関するデータを受信する。調光ユニット30の制御部32は、受信した状態データを上位装置4との通信に用いる通信プロトコルにしたがうデータに変換する。この場合においては、上位装置4の下で用いられる通信プロトコルがたとえばDALIの場合には、上位装置4がマスタとして動作し、照明器具(調光ユニット)1がスレーブとして動作する。DALI等の通信プロトコルについては、周知であるため説明を省略する。
ステップS14において、調光ユニット30の通信部31は、変換された状態データを上位装置4に送信する。
ステップS15において、上位装置4は、調光ユニット30からの状態データを受信し、このデータを送信した照明器具1のアドレスおよび器具形式を認識する。
ステップS16において、上位装置4は、照明器具1の調光度や調色を含むデータを生成し、照明器具1へ生成されたデータを送信する。
ステップS17において、調光ユニット30の通信部31は、上位装置4からのデータを受信する。制御部32は、上位装置4から受信したデータを電源部20に送信する共通形式のデータに変換する。
ステップS18において、調光ユニット30の通信部31は、電源部20の通信部21に共通形式に変換されたデータを送信する。
ステップS19において、電源部20の通信部21は、送信されてきたデータを受信できるか否かを判定する。受信可能となるまで、送信されてきたデータは、通信バッファ28に保持される。
ステップS20において、電源部20の通信部21は、調光ユニット30から送信されてきたデータを受信する。
ステップS21において、電源部20の制御部22は、受信したデータにもとづいて各電力変換部25〜27に対する出力電流値を設定する。電力変換部25〜27は、それぞれ設定された電流値を有する出力電流を照明ユニット10に供給する。その後、電源部20の制御部22は、出力電流を設定して照明ユニット10に対して出力した旨の情報を含むデータを通信バッファ28に保持し、調光ユニット30からの送信要求に応じて、調光ユニット30にデータを送信するようにしてもよい。
このようにして、本実施形態の照明器具1は、上位装置4と双方向の通信を行う。調光ユニット30と電源部20との間では、調光ユニット30をマスタとするマスタスレーブ通信を行う。
本実施形態の照明器具1の作用および効果を説明する。
本実施形態の照明器具1では、電源部20の状態を表すデータを格納する不揮発性の記憶部23を有しているので、電源部20の電源供給が切断された後の起動時や、施工時の最初の起動時等においても上位装置4が照明器具1を認識することができる。そのため、照明器具1は、上位装置4から適切な制御を受けることができる。
調光ユニット30は、着脱して電源部20に接続することができる。そのため、たとえばすでに設置されている上位装置4を含む照明システム100に適応する通信プロトコルを解釈できる調光ユニット30を接続することによって、照明器具1を後から照明システム100に参加させることができる。
照明器具1では、調光ユニット30を介して電源部20と上位装置4を接続し、調光ユニット30と電源部20との間をマスタスレーブ通信を行うので、接続手順が簡略化され、照明器具1の構成を単純化することができる。
照明器具1では、調光ユニット30をマスタとし、電源部20をスレーブとしているので、上位装置4のデータ送受信のタイミングに応じて、照明器具1を動作させることができる。そのため、上位装置4の調光度等のデータ送信に対して、大きな時間遅れなく照明器具1の制御を行うことができる。
(第2の実施形態)
上述の実施形態の場合では、調光ユニット30と電源部20との間のマスタスレーブ通信において、調光ユニット30をマスタとし、電源部20をスレーブとした。マスタとスレーブとの関係を入れ替えて、電源部20をマスタとし、調光ユニット30をスレーブとすることができる。
図6は、本実施形態に係る照明器具を例示するブロック図である。
本実施形態の照明器具1aでは、電源部20aの通信部21a、制御部22aおよび記憶部23aの構成ならびに調光ユニットの通信部31a、制御部32aおよび記憶部33aの構成が第1の実施形態の場合と相違する。具体的には、記憶部23aに格納される電源部20aに関するデータが相違する。また、調光ユニット30aは、通信バッファ38を含んでいる。その他、第1の実施形態の照明器具1と同一の構成要素については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図6に示すように、本実施形態の照明器具1aは、調光ユニット30と、照明装置6aと、を備える。照明装置6aは、照明ユニット10と、電源部20aと、を含む。照明ユニット10は、上述の実施形態の場合と同一である。電源部20aは、通信部21aと、制御部22aと、記憶部23aと、を含む。電源部20aの制御部22aは、マスタスレーブ通信のマスタとして動作する。記憶部23aには、制御部22aがマスタとして動作するためのプログラムが格納されている。記憶部23aは、電源部20aに関するデータを記憶する領域50aを含む。この領域50aは、電源部20aがマスタスレーブ通信のマスタとして動作することを示すフラグビットを書き込む領域51gを含む。このフラグビットによって、上位装置4は、電源部20aがマスタスレーブ通信のマスタとして動作することを認識することができる。なお、この領域51gは、第1の実施形態の場合の電源部20の記憶部23の領域に含んでいてもよい。つまり、マスタスレーブ通信において、調光ユニット30がマスタであり、電源部20がスレーブである場合については、領域51gに“0”を記憶させるようにすることもできる。これによって、上位装置4は、調光ユニット30がマスタとして動作することを認識することができる。
本実施形態の照明器具1aの動作について説明する。
図7は、本実施形態の照明器具の動作の一部を説明するためのフローチャートである。
図7を用いて、照明器具1aの一連の動作を説明する。電源部20aでは、図4で説明したように、制御部22aが電源部20aに関するデータの取得を完了しており、通信部21aが通信ネットワーク120との接続を確立しているものとする。
ステップS30において、電源部20aの通信部21aは、調光ユニット30aに対して、電源部20aに関するデータを送信する。
ステップS31において、調光ユニット30aの通信部31aは、送られてきた電源部20aの状態に関するデータを受信できるか否かを判定する。受信可能となるまで、送られてきた状態データは、たとえば通信バッファに保持される。
ステップS32において、調光ユニット30aの通信部31aは、状態データを受信する。調光ユニット30aの制御部32aは、受信した状態データを上位装置4との通信に用いる通信プロトコルに適応するデータの形式に変換する。
ステップS33において、調光ユニット30aの通信部31は、上位装置4との通信プロトコルにしたがって、上位装置4の下で適用される通信プロトコルにしたがうデータに変換し、変換されたデータを送信する。
ステップS34において、上位装置4は、照明器具1aからのデータを受信する。上位装置4は、受信したデータから照明器具1aのアドレスおよび器具形式を認識することができる。なお、電源部20aに関するデータには、電源部20aがマスタスレーブ通信のマスタとして動作する旨のフラグビットを含めることができる。上位装置4は、このフラグビットを受信することによって、対象とする照明器具1aでは、電源部20aがマスタとして動作することを認識することができる。
ステップS35において、上位装置4は、調光度や調色を含むデータを生成し、照明器具1aへ生成したデータを送信する。
ステップS36において、調光ユニット30aの通信部31は、上位装置4からデータを受信する。制御部32aは、受信したデータを共通形式のデータに変換して、変換したデータを通信部31に供給する。
ステップS37において、電源部20aの通信部21aは、調光ユニット30aに対して上位装置4から送られてきたデータの送信要求を送信する。この送信要求は、たとえば、照明器具1aの利用者が、その照明器具1aが設置されているフロアにおいて、リモコンや壁スイッチ等によって点灯指令を発したことによって生成される。
ステップS38において、調光ユニット30aの通信部31aは、上位装置4から送られてきた調光度等に関するデータを通信バッファ38に転送する。また、電源部20aからの送信要求も通信バッファ38に保持する。通信部31は、通信バッファ38へのデータの転送が完了した後、電源部20aへデータ送信可能と判定する。
なお、ステップS37においては、電源部20aは、調光ユニット30aが調光等のデータを受信しているか否かを認識することができないので、ステップS36において、調光ユニット30aの通信部31aおよび制御部32aは、調光度等のデータを上位装置4から受信した旨のデータを電源部20aに送信するようにしてもよい。その場合には、電源部20aでは、通信部21aによって、調光ユニット30aが調光度等のデータを受信した旨のデータを受信することを条件にして、データの送信要求を送信する。
ステップS39において、調光ユニット30aの通信部31は、変換したデータを、電源部20aへ送信する。
ステップS40において、電源部20aの通信部21は、共通形式のデータを受信する。
ステップS41において、電源部20aの制御部22aは、受信したデータにもとづいて各電力変換部25〜27に対する出力電流値を設定する。電力変換部25〜27は、それぞれ設定された電流値を有する出力電流を照明ユニット10に供給する。
このようにして、本実施形態の照明器具1aでは、上位装置4と双方向で通信を行う。調光ユニット30aと電源部20aとの間では、電源部20aをマスタとするマスタスレーブ通信を行う。
本実施形態の照明器具1aの作用および効果について説明する。
本実施形態の照明器具1aでは、調光ユニット30aと電源部20aとの間のマスタスレーブ通信において、電源部20aをマスタとし、調光ユニット30aをスレーブとしているので、電源部20aのデータの送受信のタイミングに応じて、照明器具1aを動作させることができる。そのため電源部20aの応答特性等に応じて調光度等のデータの送受信を行うことができるので、より円滑な調光設定等の動作を実現することができる。
(第3の実施形態)
上述した実施形態のいずれの場合においても、電源部は、電源部の状態に関するデータを格納する記憶部を有している。そこで、電源部に関するデータに調光度と照明ユニットの明るさとの関係のデータつまり調光特性のデータを含ませるようにすることもできる。
図8は、本実施形態に係る照明器具を例示するブロック図である。
図9は、調光特性を例示するグラフである。
本実施形態の照明器具1bは、記憶部23bに調光特性のデータを含むテーブル60を含む点で上述の実施形態の場合と相違する。
図8に示すように、本実施形態の照明器具1bは、照明装置6bと、調光ユニット30と、を備える。照明装置6bは、照明ユニット10と、電源部20bと、を含む。電源部20bは、記憶部23bを含み、記憶部23bは、調光特性を表すテーブル60を含む。調光特性を表すテーブル60は、調光度のデータが入力されている領域61aと、明るさ(電流値)のデータが入力されている領域61bとを含む。電流値のデータは、調光度のデータにあらかじめ関連付けられている。つまり、テーブル60から調光度のデータを検索することによって、そのデータに関連付けられた電流値のデータを取得することができる。
図9に示すグラフは、調光特性のデータを模式的に表したものである。図9に示すように、調光特性のデータは、たとえば横軸にとった調光度[%]、縦軸にとった照明ユニット10の明るさ[相対値]との関係で表される。調光度が0%の場合には、照明ユニット10は消灯状態であり、調光度が100%の場合には、照明ユニット10は、全灯(最大出力)状態である。図9の実線のグラフ62では、調光度と明るさとの関係が線形関係であり、図9の破線のグラフ63では、調光度と明るさとの関係が非線形である。明るさと電源部20の出力電流との関係は、たとえば線形関係であり、その場合には、図9のグラフ62,63は、調光度と電源部20の出力電流値との関係となる。明るさと電源部20の出力電流値との関係が非線形である場合には、その関係に応じて調光度と出力電流値との間の関係が補正される。なお、調光度と明るさとの関係は、人の視感度に応じて設定されることが好ましい。
本実施形態の照明器具1bでは、調光特性のデータが、電源部20bの記憶部23bのあらかじめ定められた領域に格納されている。調光度に関するデータは、調光度と明るさ(出力電流値)との組からなるテーブル60の形式で記憶部23bに格納されている。また、調光度に関するデータとして受信した調光データをその都度演算するためのデータであってもよい。たとえば、受信した調光データを2.3乗または2.7乗へ乗算する演算方式を実現するためのデータを格納してもよい。
本実施形態の照明器具1bの動作について説明する。
図10は、本実施形態の照明器具の動作の一部を説明するためのフローチャートである。
図10に示すように、ステップS50において、電源部20の通信部21は、上位装置4から調光ユニット30を介して調光度を含むデータを受信する。
ステップS51において、制御部22は、受信したデータから調光度のデータを抽出する。制御部22は、抽出された調光度のデータを、調光特性のデータのテーブル60から検索し、そのデータに対応する明るさ(出力電流値)のデータを抽出する。
ステップS52において、制御部22は、テーブルから抽出した明るさ(出力電流値)となるように、参照電圧を設定する。
ステップS53において、電力変換部25〜27は、設定された参照電圧に応じた出力電流を照明ユニット10に供給する。
上述においては、電源部20と調光ユニット30との間のマスタスレーブ通信において、調光ユニットがマスタとして動作する場合の実施形態について説明したが、電源部20aがマスタとして動作する場合の実施形態についても同様にして適応させることができる。
本実施形態の照明器具1bの作用および効果について説明する。
本実施形態の照明器具1bでは、電源部20bに調光度に関するデータを有しているので、電源部20bの出力特性に適応した調光特性を実現することができる。電源部20bの特性に最適な調光特性のデータをテーブルとして記憶部23bに格納することができるので、使用時にデータを書き換える必要がなく、記憶部23には低価格のマスクROM等を用いることができる。
(第3の実施形態の変形例)
調光ユニット30は、制御部32のためのプログラム等を格納する記憶部33を有している。この記憶部33に調光特性のデータを書き込むようにしてもよい。
調光ユニット30は、上述したように、信号入出力端子39a,39bを含み、電源部20も信号入出力端子29a,29bを含んでいる。調光ユニット30は、これらの端子を接続することによって着脱可能に電源部20に取り付けることができるので、記憶部に書き換えのできないマスクROMを用いて調光度に関するデータテーブルを書き込んだ場合でも、調光ユニット30を交換することによってデータテーブルをより適切なものに変更することができる。
調光度に関するデータテーブルは、電源部20および調光ユニット30の両方に格納されていてもよく、上位装置4によっていずれかを選択して用いるようにすることもできる。
調光度に関するデータテーブルは、書き換え可能な不揮発性の記憶装置からなる記憶部23に書き込んで、照明器具の利用に応じて、手動で書き換えてもよく、上位装置4がセンサ110等を用いて収集した照明データにもとづいてより適切な特性のものに書き換えるようにすることもできる。
以上説明した実施形態によれば、上位装置との間で、照明器具の状態のデータを含む双方向通信を行うことができる照明器具を実現することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他のさまざまな形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明およびその等価物の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
1,1a〜1c 照明器具、2 交流電源、4 上位装置、 6,6a,6b 照明装置、10 照明ユニット、11〜13 発光モジュール、20,20a,20b 電源部、21,21a 通信部、22,22a 制御部、23,23a,23b 記憶部、24 操作部、25〜27 電力変換部、30,30a 調光ユニット、31,31a 通信部、32,32a 制御部、33,33a 記憶部、38 通信バッファ、50 領域、100 照明システム、110 センサ、120 通信ネットワーク

Claims (7)

  1. 照明負荷と、
    上位装置から供給された前記照明負荷に供給する電力を調整する調光度を表す第1データを含む第1信号を受信する調光ユニットと、
    前記第1信号から取り出された前記第1データにもとづいて前記照明負荷に電力を供給する電源部と、
    を備え、
    前記電源部は、自己の状態に関連するデータである第2データを格納する第1記憶部と、起動時に前記第1記憶部から前記第2データを読み出す第1制御部と、を含み、
    前記調光ユニットは、前記第2データを前記電源部から受信し、
    前記調光ユニットに前記調光度に関するデータテーブルが格納され、
    前記調光度に関するデータテーブルを前記上位装置が書き換えることができる照明器具。
  2. 前記調光ユニットは、前記第1制御部に、前記第2データの送信を要求し、
    前記第1制御部は、前記送信要求にしたがって、前記第2データを前記調光ユニットに送信する請求項1記載の照明器具。
  3. 前記調光ユニットは、前記第1制御部に、前記第1データを送信し、
    前記第1制御部は、前記第1データにしたがって、前記照明負荷に供給する電流を設定する請求項2記載の照明器具。
  4. 前記第1制御部は、前記調光ユニットに前記第1データの送信要求を送信し、
    前記調光ユニットは、前記第1データを前記上位装置から受信した後に、前記送信要求にしたがって、前記第1制御部に前記第1データを送信する請求項1記載の照明器具。
  5. 前記第1制御部は、前記調光ユニットに、前記第2データを送信する請求項4記載の照明器具。
  6. 前記調光ユニットは、前記調光度と前記調光度に関連付けられた前記電源部の出力電流値に関するデータとを含むテーブルを格納する第2記憶部を含む請求項1〜5のいずれか1つに記載の照明器具。
  7. 前記第1記憶部は、前記調光度と前記調光度に関連付けられた前記電源部の出力電流値に関するデータとを含むテーブルを格納する請求項1〜5のいずれか1つに記載の照明器具。
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