JP6552957B2 - Toilet bowl cleaning device - Google Patents
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Description
本発明は、便器洗浄装置に関する。 The present invention relates to a toilet bowl cleaning apparatus.
従来、手洗い吐水部を有する洗浄タンクと、洗浄水を洗浄タンクに給水する主流路部と、主流路部から分岐し、洗浄水を補給水として洗浄タンクの外部において吐出する補給水分岐流路部と、主流路部から分岐し、洗浄水を手洗い吐水部へ供給する手洗い側流路部と、を有する便器洗浄装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。 Conventionally, a cleaning tank having a hand-washing water discharge unit, a main flow channel unit for supplying cleaning water to the cleaning tank, and a replenishment water branch flow channel unit that branches from the main flow channel unit and discharges the cleaning water as make-up water outside the cleaning tank. There is known a toilet bowl cleaning apparatus having a hand-washing side flow passage portion branched from a main flow passage portion and supplying wash water to a hand wash and spouting portion (see, for example, Patent Document 1).
一方、便器洗浄装置としては、手洗い吐水部を有していない洗浄タンクを備えるものが存在する。手洗い吐水部を有している洗浄タンクの場合には、洗浄タンクの上部に配置された手洗い吐水部へ洗浄水を供給しなければならないため、洗浄水の通水負荷が高く、このため、洗浄水の流路における通水面積を大きくして、流量を多くする必要がある。そこで、特許文献1に記載の便器洗浄装置においては、手洗い吐水部を有している洗浄タンクの場合と、手洗い吐水部を有していない洗浄タンクの場合と、のそれぞれの場合に対応することができるように、便器洗浄装置における洗浄水の流路の通水面積を切替えることができるように構成されている。 On the other hand, some toilet bowl cleaning devices include a cleaning tank that does not have a hand-washing water discharger. In the case of a washing tank having a hand washing and spouting portion, the washing water must be supplied to the hand washing and spouting portion disposed at the upper portion of the washing tank, so the water flow load of the washing water is high. It is necessary to increase the flow area by increasing the water flow area in the water flow path. Therefore, in the toilet bowl cleaning device described in Patent Document 1, it corresponds to the case of the washing tank having the hand washing and discharging part and the case of the washing tank not having the hand washing and discharging part. It is comprised so that the water flow area of the flow path of the wash water in a toilet bowl washing | cleaning apparatus can be switched.
しかし、特許文献1に記載の便器洗浄装置では、洗浄水の流路の通水面積を切替えるための通水穴は、洗浄水の流路を形成している部材と一体で構成されており、また、流路の通水面積の切替えも、手洗い吐水部を有している洗浄タンクの場合と、手洗い吐水部を有していない洗浄タンクの場合と、の2つの場合にそれぞれ対応した2つの通水面積の切替えを行なうのみであり、他の様々な商品へ対応可能に汎用性を持たせることは困難であった。 However, in the toilet bowl cleaning device described in Patent Document 1, the water flow hole for switching the water flow area of the flow path of the wash water is configured integrally with the member forming the flow path of the wash water, In addition, switching of the water flow area of the flow path includes two cases corresponding to two cases, a case of a washing tank having a hand-washing water discharge unit and a case of a washing tank having no hand-washing water discharge unit, respectively. It was difficult only to switch the water flow area, and to make it versatile for other various products.
本発明は、他の様々な商品へ対応可能に高い汎用性を有する便器洗浄装置を提供することを目的とする。 An object of this invention is to provide the toilet bowl washing | cleaning apparatus which has high versatility so that it can respond to other various goods.
上記目的を達成するため本発明は、手洗い吐水部(例えば、後述の手洗い吐水部18b)を有する洗浄タンク(例えば、後述の洗浄タンク4)と、洗浄水を前記洗浄タンクに給水する主流路部(例えば、後述の主流路部511)と、前記主流路部から分岐し、洗浄水を補給水として吐出する補給水分岐流路部(例えば、後述の補給水分岐流路部512)と、前記主流路部から分岐し、洗浄水を前記手洗い吐水部へ供給する手洗い側流路部(例えば、後述の手洗い側流路部513)と、前記主流路部から前記補給水分岐流路部と前記手洗い側流路部とを分岐させる流路分岐部材(例えば、後述の流路分岐部材55)と、を備え、前記流路分岐部材は、前記主流路部を有する基部側分岐部(例えば、後述の基部側分岐部56)と、前記主流路部に連通する第1開口部(例えば、後述の第1開口部573a)を有し、且つ、前記基部側分岐部に着脱可能に接続される第1下流側分岐部(例えば、後述の第1下流側分岐部57)と、前記主流路部に連通する第2開口部(例えば、後述の第2開口部582a)を有し、且つ、前記第1下流側分岐部に着脱可能に接続される第2下流側分岐部(例えば、後述の第2下流側分岐部58)と、を備え、前記第2下流側分岐部は、前記第1下流側分岐部を介さずに前記基部側分岐部に着脱可能に接続可能である便器洗浄装置を提供する。
In order to achieve the above object, the present invention provides a cleaning tank (for example, a
また、前記第1開口部と前記第2開口部とは、開口部連通流路(例えば、後述の開口部連通流路574)を介して連通し、前記開口部連通流路は、前記開口部連通流路を流れる洗浄水の流量を調整するための流量調整部を有することが好ましい。
Further, the first opening and the second opening communicate with each other via an opening communication channel (for example, an
また、前記流量調整部は、前記開口部連通流路に対して着脱可能であることが好ましい。また、前記基部側分岐部と、前記第1下流側分岐部と、前記第2下流側分岐部とは、上下方向に沿って並んで配置されていることが好ましい。 Moreover, it is preferable that the said flow volume adjustment part is detachable with respect to the said opening part communication flow path. Moreover, it is preferable that the said base side branch part, the said 1st downstream side branch part, and the said 2nd downstream side branch part are arrange | positioned along with an up-down direction.
また、前記第1開口部は、前記補給水分岐流路部を構成可能であり、前記第2開口部は、前記手洗い側流路部を構成可能であり、前記第1開口部は、洗浄水の流れにおいて、前記第2開口部の上流側に位置していることが好ましい。 The first opening may constitute the makeup water branch flow path, the second opening may constitute the hand-washing flow path, and the first opening may comprise cleaning water. It is preferable to be located upstream of the said 2nd opening part in the flow of this.
また、前記第1下流側分岐部及び前記第2下流側分岐部は、前記洗浄タンクを覆うタンク蓋部(例えば、後述のタンク蓋部42)の上方に配置されていることが好ましい。 Moreover, it is preferable that the said 1st downstream branch part and the said 2nd downstream branch part are arrange | positioned above the tank cover part (for example, below-mentioned tank cover part 42) which covers the said washing tank.
本発明は、他の様々な商品へ対応可能に高い汎用性を有する便器洗浄装置を提供することを目的とする。 An object of this invention is to provide the toilet bowl washing | cleaning apparatus which has high versatility so that it can respond to other various goods.
以下、本発明の便器洗浄装置1の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。以下の説明においては、便器洗浄装置1の便座(図示せず)に座った人から視た場合の前後の向きを前後方向とする。また、便器洗浄装置1の便座(図示せず)に座った人から視た場合の左右の向きを左右方向とする。また、鉛直方向に沿った上下の向きを上下方向とする。 Hereinafter, an embodiment of the toilet bowl cleaning device 1 of the present invention will be described with reference to the drawings. In the following description, the front-rear direction when viewed from a person sitting on a toilet seat (not shown) of the toilet bowl cleaning device 1 is a front-rear direction. Moreover, let the direction of the right and left when it sees from the person who sat on the toilet seat (not shown) of the toilet bowl washing | cleaning apparatus 1 be the left-right direction. Also, the vertical direction along the vertical direction is defined as the vertical direction.
本実施形態の便器洗浄装置1は便器装置を構成しており、便器装置は、図1及び図2に示すように、便器洗浄装置1と、便器2と、ベースプレート3と、洗浄タンク4と、給水部5と、補給水吐水機構6と、洗浄駆動ユニット7と、タンクカバー20と、手洗い部18と、を備える。
The toilet bowl cleaning apparatus 1 of this embodiment constitutes a toilet bowl apparatus, and the toilet bowl apparatus includes a toilet bowl cleaning apparatus 1, a
便器2は、便器本体2aと、この便器本体2aの上部に便器本体2aに対して回動可能に取り付けられる便座(図示せず)及び便蓋2bと、を含んで構成される。
The
ベースプレート3は、便器本体2aの後方の上面に取り付けられる。ベースプレート3の上方には、洗浄タンク4が配置される。ベースプレート3には、補給水吐水機構6が取り付けられている。
The
補給水吐水機構6は、給水流路部51(後述)の補給水分岐流路部512に接続され、補給水分岐流路部512を流通する水を補給水として、ベースプレート3に吐出する。補給水吐水機構6は、補給水吐水部61と、水量調整操作ダイヤル62と、を有する。
The makeup
補給水吐水部61は、ベースプレート3の中央側に補給水を吐出する。水量調整操作ダイヤル62は、給水流路部51(後述)の補給水分岐流路部512を流通する水の流れを調整可能である。水量調整操作ダイヤル62は、ベースプレート3の下方に突出するように配置される。
The makeup
ベースプレート3には、ガイド壁31が形成される。ガイド壁31は、ベースプレート3の上面から上方に立ち上がるように形成される。ガイド壁31は、補給水吐水部61から吐出される補給水の流れをガイドする。ガイド壁31の詳細については後述する。
A
タンクカバー20は、図1に示すように、洗浄タンク4を覆うように、洗浄タンク4に被せられる。タンクカバー20は、上部カバー部21と、下部カバー部22と、を有する。上部カバー部21及び下部カバー部22は、例えば、樹脂材料により形成される。
As shown in FIG. 1, the
上部カバー部21は、タンクカバー20の上部を構成し、便器洗浄装置1の上部を塞ぐように形成される。上部カバー部21は、手洗い部18の手洗いボウル部18aを含んで構成される。上部カバー部21は、下部カバー部22に対して着脱可能に構成される。
下部カバー部22は、タンクカバー20の下部を構成する。下部カバー部22は、筒状に形成され、洗浄タンク4の周囲を囲むように形成される。下部カバー部22は、図1に示すように、上部側が狭くなるように形成され、図3に示すように、上部に上部開口22aが形成される。
The
The
手洗い部18は、図1に示すように、洗浄タンク4の上方に配置される。手洗い部18は、手洗いボウル部18aと、手洗い吐水部18bと、を備える。
The hand-
手洗いボウル部18aは、タンクカバー20における上部カバー部21(後述)の一部により構成される。手洗いボウル部18aは、手洗い吐水部18bから吐出される手洗い水を受ける。この手洗いボウル部18aの底部には、排水口(図示せず)が形成されている。
The hand-
手洗い吐水部18bは、手洗いボウル部18aの背部側の前面から前方に突出するように配置される。この手洗い吐水部18bの先端部は、下方に開口している。
The hand-washing
以上の手洗い部18には、洗浄タンク4に供給される洗浄水の一部が、手洗い側流路部513(後述)を介して手洗い吐水部18bに供給される。これにより、給水部5の動作により洗浄タンク4に洗浄水が貯留される場合に、この貯留される洗浄水の一部が手洗い吐水部18bから吐出される。
また、手洗い部18から排出される排水は、手洗い側排水管(図示せず)を介して洗浄タンク4に排出される。
A part of the washing water supplied to the
Moreover, the waste_water | drain discharged | emitted from the hand-
洗浄タンク4は、ベースプレート3の上方において、便器2の後方かつ上方に配置され、便器本体2aを洗浄する洗浄水を貯留する。洗浄タンク4は、便器洗浄装置1に内装される。洗浄タンク4は、図2等に示すように、タンク本体41と、タンク蓋部42と、を備える。
The
タンク本体41は、洗浄水を貯留する。タンク本体41は、図2等に示すように、便器洗浄装置1の左右方向に長く形成される。タンク本体41は、上面が開口して形成され、底部(図示せず)と、底部(図示せず)の周縁から立ち上がり周囲を囲むように形成される周壁412と、を備える。周壁412は、洗浄タンク4のタンク本体41の外壁を構成する。
The
タンク本体41の底部(図示せず)には、フロート弁(図示せず)により開閉される排水口(図示せず)が形成されている。フロート弁を引き上げて排水口を開放することにより、タンク本体41の内部に貯留された洗浄水が排水口から流出して便器本体2aに供給され、便器本体2aが洗浄される。フロート弁には、玉鎖(図示せず)を介して洗浄駆動ユニット7に接続されており、例えば、操作ボタンの操作により、洗浄駆動ユニット7が駆動されて、フロート弁は、開閉される。
A drain port (not shown) that is opened and closed by a float valve (not shown) is formed at the bottom (not shown) of the
洗浄駆動ユニット7は、便器2の洗浄時に駆動する。洗浄駆動ユニット7は、モータ回転軸部材7bを有するモータ7a(電子部品)を備える。モータ7aは、モータ収容部414(電子部品収容部)に収容される。
The
タンク本体41は、図2等に示すように、タンク本体41の後端部から前方側に窪むタンク凹部413を有する。タンク凹部413は、タンク本体41の後部において、タンク本体41の外側から内側に窪んで形成され、洗浄タンク4の上下方向の全域に亘って連通しており、下方に開口410が設けられている。つまり、タンク凹部413は、洗浄タンク4の外壁の外側において、洗浄タンク4を上下方向に貫通して形成される。
As shown in FIG. 2 and the like, the
タンク凹部413は、洗浄タンク4における便器洗浄装置1の左右方向の中央から一方側(図2における左側)にずれた位置に形成される。タンク凹部413は、第1壁部413aと、第2壁部413bと、第3壁部413cと、により構成される。第1壁部413aと、第2壁部413bと、第3壁部413cは、周壁412の一部を構成する。
The
第1壁部413aは、タンク凹部413における洗浄タンク4の左右方向の他方側(図2における右側)に形成され、洗浄タンク4の前後方向及び上下方向に沿う方向に延びる。第1壁部413aは、洗浄タンク4の左右方向の一方側(図2における左側)を向く面である。
The
第2壁部413bは、タンク凹部413における洗浄タンク4の左右方向の一方側(図2における左側)に形成され、洗浄タンク4の前後方向及び上下方向に沿う方向に延びる。第2壁部413bは、第1壁部413aよりも洗浄タンク4の左右方向の一方側(図2における左側)において、第1壁部413aに略平行に、第1壁部413aに対向して配置される。第2壁部413bは、洗浄タンク4の左右方向の他方側(図2における右側)を向く面である。
The
第3壁部413cは、タンク凹部413における洗浄タンク4の前方側に形成され、第1壁部413a及び第2壁部413bの前方側の端辺を左右方向につないで形成される。第3壁部413cは、洗浄タンク4の前後方向の後方側(図2における手前側)を向く面であり、洗浄タンク4の左右方向及び上下方向に沿う方向に延びる。
The
第1壁部413a及び第2壁部413bは、対向して配置され、洗浄タンク4の外壁における対向する一対の対向壁部を構成する。第1壁部413a及び第2壁部413bは、上方から下方に向かうに従って徐々に離れるように僅かに傾斜して形成される。
The
モータ収容部414(洗浄タンク4のタンク凹部413)の下方に形成された開口410の下方には、図2に示すように、ベースプレート3が配置されている。ベースプレート3には、前述の通り、ガイド壁31が形成されている。
As shown in FIG. 2, the
ガイド壁31は、図2に示すように、ベースプレート3の左右方向の中央から一方側(図2における左側)にずれた位置において、洗浄タンク4のタンク凹部413の下方側に配置される。ガイド壁31は、ベースプレート3の上面から上方に立ち上がるように形成される。ガイド壁31は、補給水吐水機構6の補給水吐水部61から吐出される補給水をガイドするように、補給水吐水部61側の面が凹となるように湾曲して、ベースプレート3の後方側から前方側に向かって、補給水吐水部61の吐出口の側方の近傍から補給水吐水部61から離れる側に、円弧状に延びる。
As shown in FIG. 2, the
補給水吐水部61は、モータ収容部414を構成する第1壁部413a(外壁)側に向けて補給水を吐水する。本実施形態においては、補給水吐水部61から吐出される補給水は、モータ収容部414を構成する第1壁部413a(外壁)側に配置されるガイド壁31に向けて吐出されて、ガイド壁31に沿ってガイドされる。
The replenishing
給水部5は、図2に示すように、洗浄タンク4に備えられる。給水部5は、給水流路部51を備える。給水部5には、外部の給水源(図示せず)に接続される給水管501が接続されている。
As shown in FIG. 2, the
給水流路部51は、主流路部511と、補給水分岐流路部512と、手洗い側流路部513と、を有する。
主流路部511は、洗浄タンク4の内部を通る。主流路部511は、給水部5から給水された洗浄水を、洗浄タンク4に供給する。主流路部511の下流側端部には、洗浄水吐水部を構成する散水板565が設けられている。散水板565は、洗浄タンク4の内部に洗浄水を吐出する。
The water
The main
補給水分岐流路部512は、主流路部511から分岐して、洗浄タンク4の外部を通る。補給水分岐流路部512は、給水部5から給水された洗浄水を、便器本体2aに補給する補給水として、洗浄タンク4の外部において、ベースプレート3に吐出する。補給水分岐流路部512には、下流側の端部において、前述の通り、補給水をベースプレート3に吐出する補給水吐水部61(吐水部)が設けられている。
The makeup water branch
手洗い側流路部513は、主流路部511から分岐して、より具体的には、主流路部511から分岐した補給水分岐流路部512から分岐して、手洗い部18に向けて延びる。手洗い側流路部513は、下流側の端部において、手洗い吐水部18bに接続される。
The hand-washing-
補給水分岐流路部512、手洗い側流路部513は、流路分岐部材55によって主流路部から分岐されている。流路分岐部材55は、基部側分岐部56と、第1下流側分岐部57と、第2下流側分岐部58と、を備えており、これらはこの順で、鉛直方向に沿って鉛直方向上方へ向って並んで配置されている。
The makeup water
基部側分岐部56は、筒状分岐部561と、タンク側開口部562と、分岐側開口筒部563とを有する。
筒状分岐部561は、略水平に延びる円筒形状を有しており、その軸方向における一端において開口部を有しており、軸方向における他端部は閉塞されている。筒状分岐部561の一端部の開口部は、洗浄水を流通する管部材を接続する接続部561aを有している。
The base-
The cylindrical branched
図4に示すように、筒状分岐部561の他端部の内部には、筒状分岐部561の内部空間を上下方向に区画する分岐板561bが設けられている。筒状分岐部561の内周面は、後述のように分岐側開口筒部563の内部空間に接続され連通している筒状分岐部561の内部空間の位置よりも、筒状分岐部561の一端部寄りの位置において、一部の内径が変わっている。具体的には、筒状分岐部561の一端部寄りの位置から、筒状分岐部561の他端部に至るまでの部分においては、水平方向における筒状分岐部561の内部の空間の幅は、筒状分岐部561の一端部と同一であるが、上下方向において筒状分岐部561の内部の空間は狭く構成されている。分岐板561bは、筒状分岐部561の他端部を閉塞する壁部から、筒状分岐部561の一端部へ向って、このように筒状分岐部561の内部の空間が狭く構成されている部分の全体に亘って、延びている。
As shown in FIG. 4, a branching
タンク側開口部562は、中空の略円盤形状を有している。タンク側開口部562は、上端面において、筒状分岐部561の他端部寄りの側面(周面)の下部に接続されている。また、タンク側開口部562の上端面の中央部には、上下方向へタンク側開口部562の上端面を貫通する貫通孔が形成されており、貫通孔から円筒状部562aが下方へ延びている。円筒状部562aの内周面によって囲まれる空間と、分岐板561bによって区画され分岐板561bよりも下側に位置する、筒状分岐部561の内部空間の部分と、は連通している。この連通している空間は、主流路部511を構成しており、図4において矢印Aで示すように、洗浄水は流通する。
The
タンク側開口部562の下端部には、散水板565が固定されている。散水板565は、タンク側開口部562と同一の外径を有する、中空の略円盤形状を有しており、また、散水板565の内部空間を上下に仕切る隔壁565aを有している。隔壁565aには、隔壁565aの中央部から放射状に延び、上下方向に貫通する多数の貫通孔565bが形成されている。隔壁565aの中央部には貫通孔565bは形成されておらず、閉塞されている。従って、タンク側開口部562の上端面の中央部の円筒状部を流通する洗浄水は、この閉塞されている部分に衝突した後に、多数の貫通孔565bから下方へシャワー状に散水されるように構成されている。また、散水板565は、上端部に上方へ延出するフック部565cを有している。フック部565cがタンク側開口部562の側面に形成された穴562bに係合することにより、散水板565はタンク側開口部562に固定されている。
A
分岐側開口筒部563は、略円筒形状を有している。分岐側開口筒部563の下端部は、筒状分岐部561の他端部寄りの側面(周面)の上部に一体成形されて接続されている。分岐側開口筒部563の内部空間と、分岐板561bによって区画され分岐板561bよりも上側に位置する、筒状分岐部561の内部空間の部分と、は連通している。分岐側開口筒部563の上端部は、上方へ向けて開口している。分岐側開口筒部563の上部の外周面には、後述するクリップ576の先端部576aを挿入可能なクリップ挿入溝563aが、全周に渡って形成されている。クリップ挿入溝563aよりも上方であって、分岐側開口筒部563の上端よりも下方の分岐側開口筒部563の部分には、分岐側開口筒部563の周囲を一周するように形成された溝に嵌められたOリング568が設けられている。Oリング568は、分岐側開口筒部563の外周面と第1下流側分岐部57の第1本体部571の内周面との間をシールする。
The branch side
第1下流側分岐部57は、略円筒形状を有する第1本体部571を有している。第1本体部571の下端部の開口部には、分岐側開口筒部563が挿入され、第1本体部571の内部空間は、分岐側開口筒部563の内部空間に連通している。第1本体部571の下端部には、先端部576aが二股に分岐したクリップ576を水平方向から挿入可能なクリップ挿入部572が設けられている。クリップ挿入部572に挿入されたクリップ576は、二股に分岐したクリップ576の先端部576aが、第1本体部571の下端部の開口部に挿入された分岐側開口筒部563の周面のクリップ挿入溝563aに挿入される。これにより、第1下流側分岐部57は、基部側分岐部56の分岐側開口筒部563に接続される。クリップ576がクリップ挿入溝563aに挿入された状態で、第1下流側分岐部57が基部側分岐部56に接続されているため、第1下流側分岐部57は、基部側分岐部56の分岐側開口筒部563の軸心と、第1下流側分岐部57の第1本体部571の軸心と、が一致した位置関係で、基部側分岐部56に対して回転可能である。クリップ576を取外すことにより、第1下流側分岐部57は、分岐側開口筒部563から取外される。即ち、第1下流側分岐部57は、基部側分岐部56に着脱可能に接続される。
The first
第1本体部571の下部であってクリップ挿入部572よりも上側の部分は、第1開口筒部573を有している。第1開口筒部573は、第1本体部571の側面(周面)から水平方向へ突出する略円筒状を有しており、突出端は水平方向へ向けて開口する第1開口部573aを有する。第1開口筒部573の内部空間は、第1本体部571の内部空間に連通している。従って、第1開口部573aは、主流路部511に連通する。即ち、この連通している空間は、補給水分岐流路部512を構成しており、図4において矢印Bで示すように、洗浄水は流通する。第1開口筒部573の一端部は、補給水分岐流路部512を構成して洗浄水が流通する管部材が接続される接続部573cを有しており、管部材を抜けにくくするための複数の溝が形成されている。接続部573cには、補給水分岐流路部512の端部が接続されている。第1本体部571の上部であって第1開口筒部573よりも上側の部分の側面は、後述するクリップ586の先端部586aを挿入可能なクリップ挿入溝571cが形成されている。
A lower portion of the first
図4に示すように、第1本体部571の下部と上部との間の中間部は、下部から上部に向かって2段階に内径が小さくなる中径部を有している。即ち、第1本体部571の下部の内径は大径であり、第1本体部571の中間部の内径は中径であり、第1本体部571の上部の内径は小径である。中径部には、流量調整部を構成する定流量弁575が設けられている。定流量弁575は水ガバナにより構成されており、水ガバナに設けられたOリングが、第1本体部571の中径部を流通する洗浄水の圧力により変形して、洗浄水の通水面積が変化して、第1本体部571の中径部を流通する洗浄水の流量が所定の量に維持されるように構成されている。定流量弁575は、開口部連通流路574に対して着脱可能であり、必要に応じて、水ガバナは、第1下流側分岐部57の第1本体部571から取外された状態とされる。
As shown in FIG. 4, an intermediate portion between the lower and upper portions of the first
クリップ挿入溝571aよりも上方であって、第1本体部571の上端よりも下方の第1本体部571の部分には、第1本体部571の周囲を一周するように形成された溝に嵌められたOリング578が設けられている。Oリング578は、第1本体部571の外周面と第2下流側分岐部58の第2本体部581の内周面との間をシールする。
The portion of the first
第2下流側分岐部58は、略円筒形状を有する第2本体部581と、第2開口筒部582と、を有している。第2本体部581の下端部の開口部には、第1下流側分岐部57の第1本体部571の上部が挿入されている。第2本体部581の下端部には、先端部が二股に分岐したクリップ586を水平方向から挿入可能なクリップ挿入部583が設けられている。クリップ挿入部583に挿入されたクリップ586は、二股に分岐したクリップ586の先端部586aが、第2本体部581の下端部の開口部に挿入された第1本体部571の上部の周面のクリップ挿入溝571cに挿入される。これにより、第2下流側分岐部58は、第1本体部571の上部に接続される。クリップ586がクリップ挿入溝571cに挿入された状態で、第2下流側分岐部58が第1下流側分岐部57に接続されているため、第2下流側分岐部58は、第1下流側分岐部57の第1本体部571の軸心と、第2下流側分岐部58の第2本体部581の軸心と、が一致した位置関係で、第1下流側分岐部57に対して回転可能である。クリップ586を取外すことにより、第2下流側分岐部58は、第1下流側分岐部57から取外される。即ち、第2下流側分岐部58は、第1下流側分岐部57に着脱可能に接続される。
The second
前述のように、第2本体部581の下端部の開口部には、第1下流側分岐部57の第1本体部571の上部が挿入されているが、第1本体部571の上部と、基部側分岐部56の分岐側開口筒部563とは、同一の外形で構成されている。また、クリップ567とクリップ586とは同一形状である。このため、第2本体部581の下端部の開口部に、基部側分岐部56の分岐側開口筒部563を挿入して、第1下流側分岐部57を介さずに、基部側分岐部56の分岐側開口筒部563に、第2下流側分岐部58の第2本体部581を接続することもできるように構成されている。
As described above, although the upper portion of the first
第2開口筒部582は、略水平に延びる円筒形状を有しており、その軸方向における一端において開口する第2開口部582aを有しており、軸方向における他端部は閉塞されている。第2開口筒部582の一端部は、手洗い側流路部513を構成し洗浄水が流通する管部材が接続される接続部582cを有しており、管部材を抜けにくくするための複数の溝が形成されている。接続部582cには、手洗い側流路部513の端部が接続されている。接続部582cの基部には、フランジ582dが設けられている。第2本体部581は、上端面において、第2開口筒部582の他端部寄りの部分の下部に接続されている。
The second opening
第2本体部581の上端面に接続されている第2開口筒部582の他端部寄りの部分の内部空間は、第2本体部581の内部空間に向けて開口する開口部を有している。この開口部は、第1本体部571の上端部の開口部に接続されている。これにより、第2開口部582aと、第1開口部573aとは、第1本体部571の内部空間及び第2開口筒部582の内部空間を介して連通している。第1本体部571の内部空間及び第2開口筒部582の内部空間は、開口部連通流路574を構成する。従って、開口部連通流路574は、定流量弁575を有している。また、第2開口部582aは、開口部連通流路574及び基部側分岐部56の分岐側開口筒部563の内部空間を介して主流路部511に流通している。即ち、この連通している空間は、手洗い側流路部513を構成しており、図4において矢印Cで示すように、洗浄水は流通する。従って、第1開口筒部573は、洗浄水の流れにおいて、第2開口部582aの上流側に位置している。
An internal space of a portion near the other end of the second opening
タンク蓋部42は、図2に示すように、タンク本体41の上面に配置され、タンク本体41の上面を覆う。タンク蓋部42は、第1蓋部43と、第2蓋部44と、を有する。第1蓋部43及び第2蓋部44は、タンク蓋部42が複数に分割されて形成される。第1蓋部43及び第2蓋部44は、板状に形成され、タンク本体41の上面を覆う。但し、流路分岐部材55の第1下流側分岐部57及び第2下流側分岐部58は、タンク蓋部42よりも上方に配置されている。
As shown in FIG. 2, the
第1蓋部43及び第2蓋部44は、第1蓋部43及び第2蓋部44が便器洗浄装置1の左右方向に並べられて配置される。第1蓋部43及び第2蓋部44を合わせた大きさは、下部カバー部22から上部カバー部21を取り外した場合において、図3に示すように、平面視で、下部カバー部22の上端部に形成される上部開口22aと略同じ大きさ又は僅かに大きく形成される。
The
第1蓋部43は、便器洗浄装置1の左右方向の一方側(図3における左側)において、タンク本体41の上面に配置される。第1蓋部43には、洗浄駆動ユニット7のモータ7aが取り付けられている。また、操作レバー(図示せず)とモータ回転軸部材7bとを接続する操作紐(図示せず)が設けられている。
The
第2蓋部44は、便器洗浄装置1の左右方向の一方側(図3における右側)において、タンク本体41の上面に配置される。第2蓋部44は、複数に分割された蓋部のうちの第1蓋部43とは異なる蓋部である。
The
以上のように構成される本実施形態の便器洗浄装置1は、手洗い吐水部18bを有する洗浄タンク4を有しているが、手洗い吐水部を有していない洗浄タンクを備える便器洗浄装置においても、流路分岐部材55を使用することは可能である。以下、手洗い吐水部を有していない洗浄タンクを備える便器洗浄装置において、流路分岐部材55を使用する場合について、図6〜図7を参照して説明する。
Although the toilet bowl cleaning device 1 of the present embodiment configured as described above has the
先ず、流路分岐部材55において、第1下流側分岐部57のクリップ挿入部572に挿入されているクリップ576を取外して、基部側分岐部56から第1下流側分岐部57を取外す。また、第2下流側分岐部58のクリップ挿入部583に挿入されているクリップ586を取外して、第1下流側分岐部57から第2下流側分岐部58を取外す。次に、基部側分岐部56の分岐側開口筒部563(図5等参照)の上部を、第2下流側分岐部58の第2本体部581の下端部の開口部に挿入する。次に、第2下流側分岐部58のクリップ挿入部583にクリップ586を挿入して基部側分岐部56に第2下流側分岐部58を接続する。
First, in the flow
これにより、第2開口筒部582の内部空間と、分岐側開口筒部563の内部空間と、が接続されて連通し、この結果、第2開口部582aは、主流路部511に連通する。そして、第2下流側分岐部58の第2開口筒部582に、手洗い側流路部513ではなく、補給水分岐流路部512を構成する管部材の端部を接続する。従って、手洗い吐水部を有していない洗浄タンクを備える便器洗浄装置においては、第1下流側分岐部57は不要であり、使用されない。この場合には、手洗い側流路部513を介して洗浄タンクに流入する洗浄水はない。この分の量の洗浄水を、タンク側開口部から流出させるめに、本実施形態のように手洗い吐水部18bを有する構成におけるタンク側開口部562と比較して、タンク側開口部は、大きく構成される。
Thereby, the internal space of the second
以上説明した本実施形態の便器洗浄装置1によれば、以下のような効果を奏する。
本実施形態の便器洗浄装置1は、手洗い吐水部18bを有する洗浄タンク4と、洗浄水を洗浄タンク4に給水する主流路部511と、主流路部511から分岐し、洗浄水を補給水として吐出する補給水分岐流路部512と、主流路部511から分岐し、洗浄水を手洗い吐水部18bへ供給する手洗い側流路部513と、主流路部511から補給水分岐流路部512と手洗い側流路部513とを分岐させる流路分岐部材55と、を備える。
流路分岐部材55は、主流路部511を有する基部側分岐部56と、主流路部511に連通する第1開口部573aを有し、且つ、基部側分岐部56に着脱可能に接続される第1下流側分岐部57と、主流路部511に連通する第2開口部582aを有し、且つ、第1下流側分岐部57に着脱可能に接続される第2下流側分岐部58と、を備える。
第2下流側分岐部58は、第1下流側分岐部57を介さずに基部側分岐部56に着脱可能に接続可能である。
According to the toilet bowl cleaning device 1 of the present embodiment described above, the following effects can be obtained.
The toilet bowl cleaning device 1 according to the present embodiment includes a
The flow
The second
そのため、便器洗浄装置1の洗浄タンク4が手洗い吐水部18bを有している場合には、第1下流側分岐部57を介して第2下流側分岐部58が基部側分岐部56に接続されて使用される。また、便器洗浄装置の洗浄タンクが手洗い吐水部を有していない場合には、第1下流側分岐部57を介さずに、第2下流側分岐部58が基部側分岐部56に直接接続された状態で流路分岐部材55を使用することができる。また、主流路部511、補給水分岐流路部512が配置されている位置を変えずに、便器洗浄装置1の洗浄タンク4が手洗い吐水部18bを有している場合と、手洗い吐水部を有していない場合とに、それぞれ対応することができる。従って、他の様々な商品へ対応可能に高い汎用性を有する便器洗浄装置1とすることができる。
Therefore, when the
また、本実施形態においては、第1開口部573aと第2開口部582aとは、開口部連通流路574を介して連通する。開口部連通流路574は、開口部連通流路574を流れる洗浄水の流量を調整するための流量調整部を構成する定流量弁575を有する。そのため、第1開口部573a、第2開口部582aへ流通する洗浄水を、適切な流量に、それぞれ容易に調整することができる。この結果、商品によっては、例えば、比較的多くの量の補給水を使用するものがあるが、このような商品にも容易に対応することができる。また、例えば、便器洗浄装置1を使用する使用者から、手洗い吐水部18bから吐出される洗浄水の量を多くして欲しい旨の要求があった場合にも、定流量弁575を取り外したり、流量の多い定流量弁に定流量弁575を交換することにより、容易に対応することができる。また、第1開口部573aへ流通する洗浄水の流量を多くした場合であっても、第2開口部582aへ流通する洗浄水の流量に影響を与えずに、一定量の洗浄水が第2開口部582aへ流通する構成とすることができる。
In the present embodiment, the
また、本実施形態においては、流量調整部を構成する定流量弁575は、開口部連通流路574に対して着脱可能である。そのため、開口部連通流路574における洗浄水の流量を、所定の一定量とする必要がない場合や、制限する必要がない場合には、定流量弁575を取り外すことができる。従って、開口部連通流路574における洗浄水の流量を、任意の量に調整して設定することができる。
Further, in the present embodiment, the constant
また、本実施形態においては、基部側分岐部56と、第1下流側分岐部57と、第2下流側分岐部58とは、上下方向に沿って並んで配置されている。そのため、水平方向における流路分岐部材55の寸法L(図4参照)を、小さく抑えることができ、例えば、特許文献1に記載されている従来の便器洗浄装置の分岐部の水平方向における寸法と比較して、略半分の寸法とすることができる。
Moreover, in this embodiment, the base
また、本実施形態においては、第1開口部573aは、補給水分岐流路部512を構成可能であり、第2開口部582aは、手洗い側流路部513を構成可能であり、第1開口部573aは、洗浄水の流れにおいて、第2開口部582aの上流側に位置している。そのため、例えば、補給水分岐流路部512を介して第1開口部573aへ流通する補給水の量を、一時的に、通常の2〜3倍の量とした場合であっても、第2開口部582aへ流通する洗浄水の量を一定に保つ構成とすることができる。
Further, in the present embodiment, the
また、本実施形態においては、流路分岐部材55は、洗浄タンク4を覆うタンク蓋部42の上方に配置されている部分である第1下流側分岐部57、第2下流側分岐部58を有する。そのため、流路分岐部材55において、第1下流側分岐部57、第2下流側分岐部58の着脱の作業を容易とすることができる。
Further, in the present embodiment, the flow
以上、本発明の便器洗浄装置1の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、本実施形態では、流量調整部は、定流量弁575としての水ガバナを有していたが、この構成に限定されない。例えば、流量調整部は、オリフィスや、穴が形成された筒状の部材により構成されてもよい。
As mentioned above, although the preferable embodiment of the toilet bowl washing | cleaning apparatus 1 of this invention was described, this invention is not restrict | limited to embodiment mentioned above, It can change suitably.
For example, in the present embodiment, the flow rate adjusting unit includes the water governor as the constant
また、本実施形態では、基部側分岐部56、第1下流側分岐部57、第2下流側分岐部58は、この順で、鉛直方向に沿って鉛直方向上方へ向って並んで配置されていたが、この構成に限定されない。例えば、基部側分岐部56、第1下流側分岐部57、第2下流側分岐部58は、この順で、上下方向に沿って並んで配置されてもよく、また、洗浄タンク4の内部において、水平方向に沿って並んで配置されてもよい。
Further, in the present embodiment, the base-
1 便器洗浄装置
4 洗浄タンク(便器洗浄タンク)
18b 手洗い吐水部
42 タンク蓋部
55 流路分岐部材
56 基部側分岐部
57 第1下流側分岐部
58 第2下流側分岐部
511 主流路部
512 補給水分岐流路部
513 手洗い側流路部
573a 第1開口部
574 開口部連通流路
575 定流量弁(流量調整部)
582a 第2開口部
1 Toilet
18b Hand wash
582a second opening
Claims (6)
洗浄水を前記洗浄タンクに給水する主流路部と、前記主流路部から分岐し、洗浄水を補給水として吐出する補給水分岐流路部と、前記主流路部から分岐し、洗浄水を前記手洗い吐水部へ供給する手洗い側流路部と、
前記主流路部から前記補給水分岐流路部と前記手洗い側流路部とを分岐させる流路分岐部材と、を備え、
前記流路分岐部材は、前記主流路部を有する基部側分岐部と、前記主流路部に連通する第1開口部を有し、且つ、前記基部側分岐部に着脱可能に接続される第1下流側分岐部と、前記主流路部に連通する第2開口部を有し、且つ、前記第1下流側分岐部に着脱可能に接続される第2下流側分岐部と、を備え、
前記第2下流側分岐部は、前記第1下流側分岐部を介さずに前記基部側分岐部に着脱可能に接続可能である便器洗浄装置。 A wash tank having a hand wash and spout unit,
A main flow path section for supplying cleaning water to the cleaning tank, a supply water branch flow path section that branches from the main flow path section and discharges the wash water as makeup water, a branch from the main flow path section, and A hand-washing-side flow channel section that supplies water to the hand-washing water discharge section;
A flow path branching member for branching the makeup water branch flow path portion and the hand wash side flow path portion from the main flow path portion;
The flow path branch member has a base side branch portion having the main flow path portion, and a first opening communicating with the main flow path portion, and is detachably connected to the base side branch portion. A downstream branch portion; and a second downstream branch portion having a second opening communicating with the main flow path portion and detachably connected to the first downstream branch portion;
The second downstream side branch portion is detachably connectable to the base side branch portion without interposing the first downstream side branch portion.
前記開口部連通流路は、前記開口部連通流路を流れる洗浄水の流量を調整するための流量調整部を有する請求項1に記載の便器洗浄装置。 The first opening and the second opening communicate with each other through an opening communication channel,
The toilet bowl cleaning apparatus according to claim 1, wherein the opening communication passage has a flow rate adjustment unit for adjusting a flow rate of washing water flowing through the opening communication passage.
前記第1開口部は、洗浄水の流れにおいて、前記第2開口部の上流側に位置している請求項1〜請求項4のいずれかに記載の便器洗浄装置。 The first opening can constitute the makeup water branch flow channel, and the second opening can constitute the hand wash flow channel.
The toilet bowl cleaning apparatus according to any one of claims 1 to 4, wherein the first opening is located upstream of the second opening in the flow of washing water.
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