JP6546200B2 - 電力線を用いたled照明システム - Google Patents
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Description
現在、殆どの一般家庭や建物などには照明装置が設けられている。
前述したように、LEDモジュールやLED照明装置には、LEDやLEDモジュールを駆動するための駆動手段が備えられる。この駆動手段は、LEDやLEDモジュールに供給される駆動電源を例えばデューティ制御(PWM制御)することで、調光制御を行う。駆動手段は外部から供給される制御データに基づいて調光制御を行う。駆動手段に制御データを供給することは別の通信手段を介して行う。このため、駆動手段は有線または無線を介して制御データを送受信するための手段がさらに必要である。
通常、無線通信のためには多くの高価な部品を必要とする。これはLED照明装置の製造コストや消費電力を増加させ、メンテナンスコストを増加させる問題を招く。また、有線通信のためには別の通信線路が必要であるため、照明装置の設置作業が面倒になり、特に既存に設けられている電灯配線を活用してLED照明装置を設けることにおいては、多くの困難がある。
しかし、前述した特許は制御手段とコンバータ、即ち駆動手段の間の通信を行うものではなく、単にコンバータが外部から供給される駆動電源の電圧に基づいて調光制御を行うようになっている。従って、様々な駆動制御、即ち、様々な調光制御が不可能であり、特にLED照明装置に対する動作の安定性を確保することができないなどの欠点がある。
また、本発明の他の目的は前述した通信装置を用いたLED照明システムを提供することにある。
さらに、前記第1の区間は電源電流がゼロクロス点から上昇し始める0.5ms区間を含むことを特徴とする。
また、前記第1の区間は電源電圧がゼロクロス点から上昇し始める0.5ms区間を含むことを特徴とする。
また、前記第1の区間は電源電圧がゼロクロス点から下降し始める0.5ms区間を含むことを特徴とする。
また、前記第1の区間は電源電流がゼロクロスする直前の0.5ms区間を含むことを特徴とする。
さらに、前記第1の区間は電源電流がゼロクロスした以降の0.5ms区間を含むことを特徴とする。
また、前記第1の制御手段は第1の電圧検出手段による検出電圧に基づいて電源電圧のゼロクロス点を判断し、電源電圧のゼロクロス時点で前記電圧設定手段を駆動して電源電圧の実効電圧を変更設定することを特徴とする。
また、前記負荷制御装置は入力電源を用いて負荷駆動用電源を生成する電源手段を備え、前記電源手段は電力線を介して負荷に供給される電源1周期の第1の区間の間に電力線を介して負荷に供給されている電源電流の流れを遮断し、負荷制御装置は前記第1の区間の間に電流パルスを生成するパルス生成手段をさらに含んで構成され、前記第2の制御手段は前記制御装置に伝送するデータ値に対応して前記パルス生成手段を駆動し、前記制御装置は電源電流を検出するための電流検出手段をさらに含んで構成され、前記第1の制御手段は前記第1の区間の間に前記電流パルスを検出して負荷制御装置からのデータを受信することを特徴とする。
また、前記第1の区間は電源電流がゼロクロスする直前の0.5ms区間を含むことを特徴とする。
また、前記第1の区間は電源電流がゼロクロスした以降の0.5ms区間を含むことを特徴とする。
さらに、前記制御装置は外部との通信を行うための通信手段をさらに含んで構成されることを特徴とする。
また、前記第1の区間は電源電圧がゼロクロス点から上昇し始める0.5ms区間を含むことを特徴とする。
また、前記第1の区間は電源電圧がゼロクロス点から下降し始める0.5ms区間を含むことを特徴とする。
さらに、前記制御装置は電源電圧がゼロクロス点から上昇し始める第1の区間と、電源電圧がゼロクロス点から下降し始める第2の区間の間に前記電圧遮断手段を選択的に駆動することを特徴とする。
また、前記負荷制御装置は入力電源を用いて負荷駆動用電源を生成する電源手段を備え、前記電源手段は電力線を介して負荷に供給される電源1周期の第3のまたは第4の区間の間に電力線を通じて負荷に供給される電源電流の流れを遮断し、負荷制御装置は前記第3のまたは第4の区間の間に電流パルスを生成するパルス生成手段をさらに含んで構成され、前記第2の制御手段は前記制御装置に伝送するデータ値に対応して前記パルス生成手段を駆動し、前記制御装置は電源電流を検出するための電流検出手段をさらに含んで構成され、前記第1の制御手段は前記第3のまたは第4の区間の間に前記電流パルスを検出して負荷制御装置からのデータを受信することを特徴とする。
また、前記第3の区間は電源電流がゼロクロスした以降の0.5ms区間を含むことを特徴とする。
また、前記第4の区間は電源電流がゼロクロスする直前の0.5ms区間を含むことを特徴とする。
さらに、前記制御装置は外部との通信を行うための通信手段をさらに含んで構成されることを特徴とする。
また、本発明によれば、管理者が管理装置を用いてビルなどの屋内に設けられた複数のLED照明装置を統合して制御することができるので、管理者の作業が非常に便利である。
図1に示すように商用電源1には電力線3を介して負荷2が電気的に結合される。電力線3には複数の負荷2を結合することができ、この場合、負荷2は電力線3に対して直列または並列に結合される。商用電源1側には制御装置10が備えられる。この制御装置10は負荷2の動作を制御するためのものである。そして、負荷2にはこの負荷2の動作を制御するための負荷制御部20が備えられる。この負荷制御部20は制御装置10と電力線3を介して互いに結合される。
また、負荷制御部20は受信確認データ(acknowledge)などを含む適切な応答データを生成し、電力線3を介して生成したデータを制御装置10に伝送する。負荷制御部20から制御装置10にデータを伝送するアップリンクは本質的に必要せず、選択的に備えることができる。
1.負荷2に伝送するデータが「0」であるか、または「1」であるかに応じて、負荷2に供給される電源1周期の電圧最大値または電圧実効値を異なるように設定する(第1の方法)。
2.負荷2に供給する電源1周期の一定区間をデータ区間に設定し、負荷2に伝送するデータが「0」であるか、または「1」であるかに応じて、データ区間の電源電圧を選択的にローレベル、例えば「0」レベルに設定する(第2の方法)。
第1の電源電圧D1と第2の電源電圧D2の場合、経時による周期及び位相は同一である反面、その最大値または電圧実効値が異なるように設定される。第1の電源電圧D1の最大値は例えば、220Vに設定され、第2の電源電圧D2の最大値は例えば、200Vに設定される。これによって、第1の電源電圧D1の最大値と第2の電源電圧D2最大値との差の値V0は20V、即ち第1の電源電圧D1の最大値の約10%程度に設定される。もちろん、ここで、第1の及び第2の電源電圧D1、D2の最大値は特定の値に限定されない。
また、電圧実効値の側面で考える時、第1の電源電圧D1は交流220Vであり、第2の電源電圧D2は交流200Vであるので、第1の電源電圧D1の電圧実効値は約311Vになり、第2の電源電圧D2の電圧実効値は約283Vになる。
また、前述した方法は電源1周期に1ビットのデータを伝送するようになる。電源1周期のデータの最大値または電圧実効値を複数種類に設定すると、電源1周期の間に複数のデータを伝送することも可能である。
前記データ区間T1は負荷2に伝送するデータが「0」であるか、または「1」であるかに応じて、その電圧レベルが選択的に「0」レベルに設定される。言い換えれば、図1の制御装置10はアイドル状態、即ち、データを伝送していない状態では例えば、第3の電源電圧D3を負荷2に供給し、データを伝送する状態では例えば、第4の電源電圧D4をデータ「1」、第3の電源電圧D3をデータ「0」として負荷2に供給する。
図3Dは図3AからB区間、即ち電源電圧がゼロクロス点から下降する区間を用いて1ビットのデータ、即ちデータ「0」または「1」を伝送する場合に、負荷2に供給される電源の電圧波形を示す図である。図3Dには第5の電源電圧D5と第6の電源電圧D6が示されている。前記第5の電源電圧D5は通常の電源電圧と同一である。これに対して、第6の電源電圧D6は第5の電源電圧D5と経時による周期及び位相は同一である反面、電源1周期で電源電圧がゼロクロス点から下降する一定区間、データ区間T2がローレベル、例えば「0」レベルに設定される。この場合にも、データ区間T2は好ましくは、ゼロクロス点から0.5ms程度の時間区間に設定され、データ区間T2の長さは適宜変更設定することができる。
本例においても、前記データ区間T2は負荷2に伝送するデータが「0」であるか、または「1」であるかに応じて、その電圧レベルが選択的に「0」レベルに設定される。即ち、図1の制御装置10はアイドル状態、即ち、データを伝送していない状態では例えば、第5の電源電圧D5を負荷2に供給し、データを伝送する状態では例えば、第6の電源電圧D6をデータ「1」、第5の電源電圧D5をデータ「0」として負荷2に供給する。
また、本方法の他の具体例として、図3AのA区間とB区間を共に用いてデータ「1」とデータ「0」をそれぞれ伝送するように実現することができる。例えば、制御装置10はデータを伝送していないアイドル状態では通常の電源電圧を負荷2に供給し、データ「1」を伝送する場合にはA区間が「0」レベルに設定された電源電圧、データ「0」を伝送する場合にはB区間が「0」レベルに設定された電源電圧を負荷2に伝送する。
もちろん、この場合、データ「1」を伝送する場合にはB区間を「0」レベル、データ「0」を伝送する場合にはA区間を「0」レベルに設定する方法も同様に採用することができる。
また、前述した図3の方式においては、電源電圧1周期当たり1ビットのデータを伝送する場合を例に挙げて説明したが、図3AのA区間とB区間にそれぞれ1ビットのデータを伝送して電源電圧1周期に合計2ビットのデータを伝送するように実現することも可能である。
図1において負荷2のための駆動電力は商用電源1から負荷2側に供給される。この時、負荷2に駆動電流を供給するためには商用電源1と負荷2とを電気的に結合しなければならない。もし、負荷2で商用電源1から駆動電流が供給される電力線を開放すると、商用電源1と負荷2との間の電気的な結合が解除されることにより、商用電源1から負荷2に流れる駆動電流は遮断される。
本発明においては負荷制御部20が商用電源1と負荷2との間の駆動電流の流れを断続する方法で制御装置10にデータを伝送する。この時、駆動電流を断続する区間は制御装置10と負荷制御部20との間に予め約定される。以下の実施形態においては、負荷制御部20から制御装置10にデータを伝送するアップリンクデータ区間は電源電流の1周期のうち、特定の区間、好ましくは電源電流がゼロクロス点に下降する例えば0.5ms区間に設定される。
また、ダウンリンクデータ伝送とアップリンクデータ伝送とが相異なる電源周期で行うように設定した場合にも、図3のデータ区間T1、T2をアップリンクデータ区間として活用することができる。
前記アップリンクデータ区間を用いてデータを伝送する方法としては優先的に前述したダウンリンクデータ伝送と同様に、負荷制御部20から制御装置10に伝送するデータが「0」であるか、または「1」であるかに応じてアップリンクデータ区間の電流値を選択的にローレベル、例えば「0」レベルに設定する方法を考えることができる。
図4Cはアップリンクデータ区間T3にパルスPが挿入されている場合をデータ「1」に定義する時、負荷制御部20から制御装置10に応答データ「10110」を伝送する場合に、商用電源1から負荷2に流れる駆動電流の波形を示す波形図である。
また、本発明の他の具体例において、前記アップリンクデータ区間は図4DにT4で示すように、電源電流が第1の方向にゼロクロス点に降下する0.5msの区間と第2の方向への電源電流が再びゼロクロス点から上昇する初期0.5msを含む合計1ms区間に設定する。これは制御装置10が負荷制御部20から伝送されてくるデータをより安定的に認識できるようにするためである。
制御装置10は選択的に通信部11を備える。通信部11としては管理者のためのユーザーインターフェイスや、別の管理装置との通信を行うための有無線通信手段を採用することができる。制御部12は例えば、マイクロプロセッサで構成される。
制御部12は通信部11を介して制御コマンドが入力されると、これに基いて負荷2、より具体的には負荷制御部20とデータを送受信することで、負荷2の駆動を制御する。
図5に示した電力線3には電圧検出部13、電流検出部14、及び電圧設定部15が結合される。前記電圧検出部13は負荷2に供給される電源電圧を検出して制御部12に提供する。負荷2に供給される電源電圧は例えば、その最大値が220Vであるため、制御部12は電源電圧の変動を直接確認することができない。
電流検出部14は負荷制御部20から制御装置10に伝送されるアップリンクデータを受信するためのものである。電流検出部14は電力線3に設けられる変流機、この変流機の出力電流を整流するための、例えばブリッジ整流回路、及びこの整流回路の出力端に結合される抵抗分圧回路を備えて構成される。つまり、電流検出部14は電力線3を介して負荷2に供給される電流値に対応するレベルの電圧を制御部12に入力する。前記電流検出部14としては特定の構成のものが要求されないため、具体的な構成の図示は省略する。
電圧設定部15は負荷制御部20にデータを伝送するためのものである。この電圧設定部15は制御部12から印加されるゲート信号に応じて負荷2に供給される電源電圧を変化させるようになる。
ここで、前記スイッチング手段153は好ましくは、トライアックで構成される。
図6の構成においてはトライアック153がオフされると、電力線3に対して2次コイル152が開放状態に設定されるので、V1とV2は同じ値に設定される。反面、トライアック153がオンされると、2次コイル152が電力線3に電気的に結合される。従って、この場合には1次コイル151の巻回数をN1、二次コイル152の巻回数をN2とした時、下記の数式1により決まる。
V2=V1*N1/N2
図7の制御装置10においては図5の電圧設定部15の代わりに、電源遮断部71を備える。この電源遮断部71は電力線3に結合されて制御部72から印加されるゲート信号G2、G3によって負荷2に供給される電源電圧を断続する。そして、制御部72は負荷2に制御データを伝送する場合に、図3に示したダウンリンクデータ区間T1に対応して電源遮断部71にゲート信号G2、G3を供給する。
前記構成において、負荷2側のデータを伝送していないアイドル状態で制御部72はリレースイッチ712をオン状態に設定すると共に、トライアック711はオフ状態に設定する。従って、この場合には商用電源1からの駆動電力がリレースイッチ712を介して負荷2に供給される。
続いて、制御部72は図3のダウンリンクデータ区間T1に対応して前記トライアック711をオン/オフ駆動することで、電力線3を介して負荷2に制御データを伝送する。データ伝送が終了すると、制御部72は再びリレースイッチ712をオンさせると共に、トライアック711をオフさせることで、電源遮断部71をアイドル状態に設定する。そして、その他の動作、即ち負荷2からのデータ受信動作などは図5と実質的に同様である。
また、図9において電力線3、好ましく整流部211の前端には電圧検出部23が備えられる。この電圧検出部23は電力線3との間に結合される抵抗器R1、R2と、これらの抵抗R1、R2の結合ノードと信号接地との間に結合される抵抗R3を備えて構成される。そして、前記抵抗器R1、R2の結合ノードは例えば、制御部25のアナログ信号入力端に結合される。前記電圧検出部23は前述した図5における電圧検出部13と同様に、電力線3を介して入力される電源電圧1を例えば5V以下の電圧に分圧して制御部25に入力する。ここで、電圧検出部23を整流部21の前端に設けた理由は負荷2の駆動状態に応じて電圧検出部23による検出電圧が変動することを最小化するためである。
制御部25は例えば、マイクロプロセッサで構成される。この制御部25は電圧検出部23による検出電圧の変動に基づいて商用電源のゼロクロス点、ダウンリンクデータ区間、及びアップリンクデータ区間を判定する。特に制御部25は電圧検出部23から入力される電圧に基づいて制御装置10から伝送されてくる制御データを認識する。
前記制御部25はプログラムにより動作する。制御部25は制御装置10の構成によって適切にプログラミングされる。図5に示した制御装置10と連携して動作する場合に、制御部25は電力線3を介して入力される電源電圧が図2Aに示した第1の電源電圧D1であるか、または第2の電源電圧D2であるかを判定する。この場合、制御部25は電源電圧の1周期の最大値を検出するか、または電源電圧の1周期実効値を算出する方法を通じて電源電圧を判定する。前述したように、第1の電源電圧D1が交流220Vであり、第2の電源電圧D2が交流200Vである場合、第1の電源電圧D1の実効値は約311Vになり、第2の電源電圧D2の実効値は約283Vになる。
また、制御装置10にデータを伝送しようとする場合に、制御部25は図4に示したアップリンクデータ区間T3でパルス生成部24のMOSトランジスタ241を例えば0.2msの間にオンさせることで、電流パルスPを生成する。そして、このような電流パルスPは図5及び図7で説明したように、電流検出部14によって検出されて制御装置10内の制御部12に入力されるようになる。
図10においてはSMPS22の電圧出力端VoutにLEDモジュール26の一端が結合され、LEDモジュール26の他端はLEDモジュール26を通じて流れる駆動電流を断続するためのトランジスタ28と、LEDモジュール26を流れる駆動電流を検出するための抵抗R5を介して信号接地と結合される。
図10には前記LEDモジュール26を駆動するためのLEDドライバ29が示されている。このLEDドライバ29の場合、そのGD端子が前記トランジスタ28のゲートに 結合され、CS端子は前記トランジスタ28と抵抗R5の接続ノードに結合される。
また、前記制御部25はパルス生成部24を駆動して制御装置10に受信応答信号などを送出する。
前記制御装置200は前述した図5または図7に示した制御装置10と実質的に同一の構成を有する。また、前記LED照明装置300は図10に示した構成と実質的に同一の構成を有する。
前記LED照明装置300は固有IDとグループIDを有する。グループIDは複数とすることができる。LED照明装置300の調光制御はグループIDを用いて行うようになる。LED照明装置300に与えるグループIDを複数にする場合には、多様な照明効果を実現することができる。
管理者が管理装置400を介して調光制御を行う場合は、それに対応する制御コマンドが制御装置200に伝送され、制御装置200は入力された制御コマンドに対応する制御データを生成して電力線500を介して送出する。制御データの送出はブロードキャスト方式で行い、必要な場合はそのデータの伝送先を定義するための個別またはグループIDが与える。
LED照明装置300は制御装置100に対する応答が必要である場合、電力線500を介して応答データを送出する。前述したように、応答データの制御は制御装置200からLED照明装置300に流れる電源電流を断続する方法で行うので、もし複数のLED照明装置300が同時に応答データを伝送する場合にはデータの衝突が発生する。従って、LED照明装置300から制御装置200へのアップリンクデータ伝送はポーリング方式で行う。
そして、制御装置100は制御データを送出したLED照明装置300からの応答データが全て受信されると、管理装置400からの制御コマンドに対する処理を終了する。また、必要な場合に制御装置200は制御コマンドの処理が完了したことを報告するための応答データを管理装置400に伝送する。
以上、好ましい実施形態を通じて本発明を説明したが、前述した実施形態は本発明の一つの好ましい具体例を示すものであり、本発明はこれらによって限定されず、当業者によって本発明の技術思想と特許請求の範囲の均等範囲内で多様な修正及び変形が可能である。
200 制御装置
300 LED照明装置
400 管理装置
500 電力線
Claims (8)
- 電力線に結合される制御装置と、負荷に設けられる負荷制御装置と、を備え、
前記制御装置と負荷制御装置は電力線を用いてデータの送受信を行い、
前記制御装置は電力線に結合されて電源電圧の変動を検出する第1の電圧検出手段と、電力線に結合されて負荷に供給される電源電圧を遮断する電圧遮断手段と、前記電圧遮断手段の動作を制御する第1の制御手段と、を含んで構成され、
前記第1の制御手段は負荷制御装置に伝送するデータ値に基づいて前記電圧遮断手段を選択的に駆動し、
前記負荷制御装置は電力線に結合されて電源電圧の変動を検出する第2の電圧検出手段と、前記第2の電圧検出手段の検出電圧に基づいて前記制御装置から伝送されてくるデータを受信する第2の制御手段と、を含んで構成され、
前記負荷制御装置は入力電源を用いて負荷駆動用電源を生成する電源手段を備え、
前記電源手段は電力線を介して負荷に供給される電源1周期の第3のまたは第4の区間の間に電力線を介して負荷に供給される電源電流の流れを遮断し、
負荷制御装置は前記第3のまたは第4の区間の間に電流パルスを生成するパルス生成手段を含んで構成され、
前記第2の制御手段は前記制御装置に伝送するデータ値に対応して前記パルス生成手段を駆動し、
前記制御装置は電源電流を検出するための電流検出手段を含んで構成され、
前記第1の制御手段は前記第3のまたは第4の区間の間に前記電流パルスを検出して負荷制御装置からのデータを受信する、通信制御装置を有するLED照明システムにおいて、
前記通信制御装置は、電力線を介して商用電源に結合され、
前記電力線を介して前記各通信制御装置に結合される1つ以上のLED照明装置と、
前記通信制御装置と通信を行う管理装置と、を含んで構成され、
前記通信制御装置と前記LED照明装置は前記電力線を用いてデータを送受信し、
前記通信制御装置から前記LED照明装置へのデータ伝送はブロードキャスト方式で行い、
前記LED照明装置から前記通信制御装置へのデータ伝送はポーリング方式で行い、
前記LED照明装置は1つ以上のグループIDを備え、前記通信制御装置はグループIDを用いて前記LED照明装置に調光制御データを伝送する
ことを特徴とするLED照明システム。 - 前記通信制御装置は電源電圧1周期の第1の区間の間に前記電圧遮断手段を選択的に駆動する
請求項1に記載のLED照明システム。 - 前記第1の区間は電源電圧がゼロクロス点から上昇し始める0.5ms区間を含む
請求項2に記載のLED照明システム。 - 前記第1の区間は電源電圧がゼロクロス点から下降し始める0.5ms区間を含む
請求項2に記載のLED照明システム。 - 前記通信制御装置は電源電圧がゼロクロス点から上昇し始める第1の区間と、電源電圧がゼロクロス点から下降し始める第2の区間の間に前記電圧遮断手段を選択的に駆動する
請求項1に記載のLED照明システム。 - 前記第3の区間は電源電流がゼロクロスした以降の0.5ms区間を含む
請求項1に記載のLED照明システム。 - 前記第4の区間は電源電流がゼロクロスする直前の0.5ms区間を含む
請求項1に記載のLED照明システム。 - 前記通信制御装置は外部との通信を行うための通信手段を含む
請求項1に記載のLED照明システム。
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