JP6542409B2 - ソフトウェア定義ネットワークにおけるパテントレイテンシの監視 - Google Patents

ソフトウェア定義ネットワークにおけるパテントレイテンシの監視 Download PDF

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Description

この出願は、2013年9月6日に出願された米国仮出願第61/874424号を基礎とし、その開示の全てをここに取り込む。
本発明は、ネットワークに関し、特にソフトウェア定義ネットワーク(Software Defined Network)におけるパスレイテンシの監視に関する。
ネットワークレイテンシは、検索、電子商取引、銀行取引業務等のデータセンタにおける数多くのアプリケーションのパフォーマンスを左右する。それらのアプリケーションでは、ユーザ応答時間を短縮すると共にプロバイダの収益を最大化するため、低レイテンシのネットワークパスを介した通信を必要とする複数の分散コンポーネントを配置する場合が多い。データセンタのネットワークを効果的に管理し、アプリケーションに対して低レイテンシのパスを提供するため、オペレータは全てのパスのレイテンシを常に監視し、遅延の大きいパスを避けてトラフィックのルーティングを迅速に行わなければならない。
ネットワークパスのレイテンシを監視するとき、データセンタのオペレータは、アプリケーションとネットワークの2つの観点から実施する。シンプルかつ一般的なアプローチは、アプリケーションサーバ間でプローブ(例えば、ping)を送信し、その応答時間を測定することである。多くのデータセンタオペレータは、コストのかかるエンドホストからの測定を繰り返し実行することに積極的ではなく、顧客のバーチャルマシン(VM)に資源を配分する方を好む。また、例えばコロケーションセンタのように、顧客のサーバに対するオペレータのアクセスを制限しているデータセンタもある。もう一つの方法は、ネットワークからレイテンシを監視することである。しかしながら、従来の解決法は、いずれもレイテンシを測定するためのキャプチャや処理に高コストの機器やコーディネーションが必要である。
従来技術の上記及び他の欠点、並びに不利益は、ソフトウェア定義ネットワークにおけるパスレイテンシの監視を目的とする本原理によって対処される。
本原理の一態様によれば、最初のスイッチと、最後のスイッチと、これらのスイッチ間にある中間スイッチとを含む複数のスイッチを備え、最初のスイッチと最後のスイッチとの間にデフォルトルーティングパスが存在するソフトウェア定義ネットワークにおいて、デフォルトルーティングパスのパスレイテンシを計算する方法が提供される。本方法では、これらのスイッチの各々に少なくとも1つの個別のフロー監視ルールを挿入し、スイッチの各々に対して、受信したルール合致パケット(rule matching packet)を該パス上の次のスイッチに転送するよう命令し、さらに最初のスイッチ及び最後のスイッチに対し、このソフトウェア定義ネットワークに接続されたコントローラにPacketInメッセージを送信するよう命令する。また、本方法は、これらのスイッチの各々に、これらのスイッチのうち同じスイッチにおける少なくとも1つの個別のフロー監視ルールと合致する、少なくとも1つの個別のフロー監視プローブを挿入し、これらのスイッチのうち同じスイッチにおける少なくとも1つの個別のフロー監視ルールによって指定された命令を、該スイッチで受信するルール合致パケットの到着に応答して開始する。また、本方法は、PacketInメッセージにタイムスタンプを付与してPacketInタイムスタンプを生成する。そして、本方法は、PacketInタイムスタンプの集合を取得することでPacketInタイムスタンプを集める。さらに、本方法は、プロセッサを使用して、PacketInタイムスタンプの集合からパスレイテンシを推定する。
本原理の別の態様によれば、最初のスイッチと、最後のスイッチと、これらのスイッチ間にある中間スイッチとを含む複数のスイッチを備え、最初のスイッチと最後のスイッチとの間にデフォルトルーティングパスが存在するソフトウェア定義ネットワークにおいて、デフォルトルーティングパスのパスレイテンシを計算するシステムが提供される。本システムでは、これらのスイッチの各々に少なくとも1つの個別のフロー監視ルールを挿入し、スイッチの各々に対し、受信したルール合致パケットを該パス上の次のスイッチに転送するよう命令し、さらに最初のスイッチ及び最後のスイッチに対し、このソフトウェア定義ネットワークに接続されたコントローラにPacketInメッセージを送信するよう命令する、ルールジェネレータを含む。また、本システムは、これらのスイッチの各々に、これらのスイッチのうち同じスイッチにおける少なくとも1つの個別のフロー監視ルールと合致する、少なくとも1つの個別のフロー監視プローブを挿入し、これらのスイッチのうち同じスイッチにおける少なくとも1つの個別のフロー監視ルールによって指定された命令を、該スイッチで受信するルール合致パケットの到着に応答して開始する、プローブジェネレータをさらに含む。また、本システムは、PacketInメッセージにタイムスタンプを付与してPacketInタイムスタンプを生成するトラフィックリスナをさらに含む。また、本システムは、PacketInタイムスタンプを集めることでPacketInタイムスタンプの集合を取得し、PacketInタイムスタンプの集合から、プロセッサを使用してパスレイテンシを推定する、レイテンシエスティメータを含む。
上述及び他の特徴、並びに利点は、本原理の実施形態の後述する詳細な説明を図面と併せて読めば明らかになるであろう。
本開示では、後述するように、以下の図面を参照しながら好ましい実施形態について詳細に説明する。
図1は、本原理の一実施形態による、本原理が適用可能な処理システム100の一例である。 図2は、本原理の一実施形態による、ソフトウェア定義ネットワークにおいてパスレイテンシを監視するシステム200の一例である。 図3は、本原理の一実施形態による、ソフトウェア定義ネットワークにおいてパスレイテンシを監視する方法300の一例である。 図4は、本原理の一実施形態による、ソフトウェア定義ネットワークにおいてデフォルトルーティングパスのパスレイテンシを計算する他の方法400の一例である。
本原理の様々な実施形態において、本原理は、SDN(Software Defined Network)におけるネットワークパスのレイテンシの推定に用いる。SDNは、ネットワークの制御プレーンとデータプレーンとを分離し、それらの間にオープンな通信インターフェースを提供する。ネットワーク制御機能の大半がスイッチから集中管理型サーバ(コントローラ)に委託、委譲される一方で、スイッチは主としてパケットの転送を担う。コントローラとスイッチとは、例えばOpenFlow等の専用プロトコルを用いて相互に通信を行う。OpenFlowでは、スイッチがネットワークイベント(例えば、新たなフローが到着し、フローテーブルに、そのフローに合致するエントリが存在しないとき、またはマッチアクションによってエントリが特定されたとき)をコントローラへ非同期に通知する機能を有する。
パスレイテンシは、ネットワークパスの両端に位置するスイッチによって送信される各パケットと関連付けられたPacketInメッセージのタイムスタンプを比較することで推定する。スイッチは、現パケットと合致するものが見つからないとき、または特に指示されたとき、ルールにおけるアクションとしてPacketInを送信する。同じパケットによりトリガされたPacketInに関連するタイムスタンプを互いに関連付けることで、ネットワークにおけるそのパケットの経路及びレイテンシを追跡できる。
事前の解決方法として、オペレータが予め転送ルールをインストールしないという、リアクティブなOpenFlowの配備による対処に限定したものが提案された。また、この事前の解決方法を、ルールを予めインストールするというリアクティブではない(すなわちプロアクティブな)配備とし、PacketInメッセージからレイテンシを推定するのは、制御トラフィックがほとんど存在しないため、より困難である。我々は、本原理に従って、レイテンシの監視対象となるパスがある場合、そのパス上の各スイッチに特定の転送ルールをインストールし、これらのルールと合致する一連のプローブメッセージを生成する監視フレームワークを提案する。このパスの最初及び最後のスイッチに設定されるルールは1つではなく2つのアクションを有する。すなわち、これらのルールでは、ルールに合致するパケットをパス上の次のスイッチへ転送すると共に、コントローラにPacketInメッセージを送信する。コントローラは、パス上の最初及び最後のスイッチから送信されたPacketInメッセージにタイムスタンプを設定し、それらタイムスタンプ間の差としてのパスレイテンシを推定する。
ここで、同一または同様の要素に対して同様の符号が付与された図を細部にわたって参照することとし、最初に図1を参照すると、この図には、本原理の一実施形態における、本原理が適用可能な処理システム100の一例を示すブロック図が示されている。処理システム100は、システムバス102を介して他のコンポーネントと動作可能に接続される、少なくとも1つのプロセッサ(CPU)104を含む。システムバス102には、キャッシュ106、ROM(Read Only Memory)108、RAM(Random Access Memory)110、入力/出力(I/O)アダプタ120、サウンドアダプタ130、ネットワークアダプタ140、ユーザインターフェースアダプタ150及びディスプレイアダプタ160が動作可能に接続されている。
第1の記憶装置122及び第2の記憶装置124は、I/Oアダプタ120によってシステムバス102に動作可能に接続されている。記憶装置122及び124は、ディスク記憶装置(例えば、磁気記憶装置または光学ディスク記憶装置)、固体磁気装置等のいずれであってもよい。記憶装置122及び124は、同じタイプの記憶装置であってもよく、異なるタイプの記憶装置であってもよい。
スピーカ132は、サウンドアダプタ130によってシステムバス102に動作可能に接続されている。送受信機142は、ネットワークアダプタ140によってシステムバス102に動作可能に接続されている。ディスプレイ装置162は、ディスプレイアダプタ160によってシステムバス102に動作可能に接続されている。
第1のユーザ入力装置152、第2のユーザ入力装置154及び第3のユーザ入力装置156は、ユーザインターフェースアダプタ150よってシステムバス102に動作可能に接続されている。ユーザ入力装置152、154及び156は、キーボード、マウス、キーパッド、イメージキャプチャ装置、モーションセンシング装置、マイクロフォン、あるいはこれらの装置のうちの少なくとも2つの装置の機能が組み込まれた装置等のいずれであってもよい。本原理の主旨を維持する限りにおいて、他のタイプの入力装置を使用してもよい。ユーザ入力装置152、154及び156は、同じタイプのユーザ入力装置であってもよく、異なるタイプのユーザ入力装置であってもよい。ユーザ入力装置152、154及び156は、システム100との間で情報を入力及び出力するために用いられる。
処理システム100は、当業者であれば容易に思いつくような他の要素(図示せず)を含んでいてもよく、特定の要素を除いてもよい。例えば、当業者であれば容易に理解できるが、処理システム100には、その詳細な実装に応じて他の様々な入力装置及び/または出力装置を含むことができる。例えば、無線及び/または有線による種々の入力装置及び/または出力装置を使用できる。さらに、当業者であれば容易に理解できるが、様々な構成において追加のプロセッサ、コントローラ、メモリ等も利用できる。処理システム100の上記及び他の変形例は、本明細書で提供される本原理の教示によって当業者であれば容易に考えられるであろう。
想定されるある種の処理システム100は、本原理が適用可能なネットワークにおけるいくつかの要素を表すと考えられる。
さらに、後述する図2を用いて説明するシステム200は、本原理の各実施形態を実現するシステムであることが理解されよう。処理システム100の一部または全部はシステム200の1つまたは複数の要素で実現されてもよい。
さらに、処理システム100は、例えば図3の方法300の少なくとも一部等、本明細書において説明する方法の少なくとも一部を実行してもよいと理解されるべきである。同様に、システム200の一部または全部を用いて、図3の方法300の少なくとも一部を実行してもよい。
図2は、本原理の一実施形態による、ソフトウェア定義ネットワークにおいて、パスレイテンシを監視するシステム200の一例を示す。システム200のアーキテクチャには、(1)ルールジェネレータ210、(2)トラフィックジェネレータ(本明細書では、同じ意味で「プローブジェネレータ」とも称す)220、(3)トラフィックリスナ230及び(4)レイテンシエスティメータ240の4つの主要な要素が含まれる。システム200はソフトウェア定義ネットワーク299内に実現される。ネットワーク299は一組のスイッチ288を含む。スイッチ288は、最初のスイッチ271と、最後のスイッチ275と、最初のスイッチと最後のスイッチとの間にある中間スイッチ272、273及び274とを含む。パス266は、最初のスイッチ271と最後のスイッチ275との間に形成される。システム200は、スイッチ271及びスイッチ275の組を入力として受信し、スイッチ271と275との間のデフォルトルーティングパス266における予め決められた期間のレイテンシの分布を計算する。
集中管理型のコントローラ(以降、短縮して「コントローラ」と称す)285もまた用いられる。図2の実施形態において、コントローラ285は、ルールジェネレータ210、トラフィックジェネレータ220、トラフィックリスナ230及びレイテンシエスティメータ240を含む。他の実施形態として、コントローラ285は、これらの要素とは別に設けられていてもよく、これらの要素の1つまたはいくつかの中に含まれていてもよい。コントローラ285は、本明細書で提供される本原理の教示によって当業者であれば容易に考えられる、集中管理型の構成または何らかの他の構成で実現できる。図2の実施形態において、コントローラは(図1に示す)プロセッサ及びメモリを含む。他の実施形態として、コントローラ285は、その1つまたは複数の要素が個別のプロセッサ及びメモリを含んでいてもよく、1つまたは複数のプロセッサ及びメモリ、並びに/またはその他を共有してもよい。図2のシステム200の上記及びその他の変形例は、本明細書で提供される原理の教示により、当業者であれば、本原理の主旨を維持しつつ容易に考えられるであろう。以下、各システムコンポーネントについてさらに説明する。
ルールジェネレータ210は、ネットワーク内のスイッチ271から275までの各々から転送ルールを読み込み、入力によって指定された2つのスイッチ271と275との間のルーティングパスを決定する。このルーティングパスは、システム200によってレイテンシが計算されるパス266である。次に、ルールジェネレータ210は、このパス上のスイッチ271から275までの各々に対して、既存のトラフィックと合致しない非常に特異な転送ルールをインストールする。
トラフィックジェネレータ220は、ルールジェネレータ210によって、インストールされた個別のルールに合致するプローブ221を生成する。
トラフィックリスナ230は、PacketIn制御メッセージ及びそれらのタイムスタンプをキャプチャする。
レイテンシエスティメータ240は、トラフィックリスナ230からPacketInタイムスタンプを収集し、タイムスタンプを、それらでトリガされたデータパケットと関連付けようとする。
図3は、本原理の一実施形態による、ソフトウェア定義ネットワークにおいてパスレイテンシを監視する方法300の一例を示す。この方法は、第1の手順(すなわち測定)及び第2の手順(すなわち推定)を含んでいる。したがって、図の符号310は、第1の手順とそのエイリアスである測定の両方を表している。また、図の符号320は、第2の手順とそのエイリアスである推定の両方を表している。
測定310に関し、この手順は、副手順であるパス計算311、ルール挿入312及びプローブ生成313を含む。推定320に関し、この手順は、副手順であるトラフィックリスニング321及びレイテンシ計算322を含む。
次に、本原理の一実施形態による測定310について説明する。
測定手順310は、監視対象パスに監視プローブ221を挿入する。監視プローブ221の目的は、パス266上のスイッチにおいてPacketInメッセージをトリガすることである。コントローラ285は、PacketInメッセージにタイムスタンプを設定し、それらのタイムスタンプを集めることで任意のスイッチ(例えば、スイッチ271及び275)間のレイテンシを推定する。測定手順310は、以下でさらに詳述するように、上述の3つの副手順を含む。すなわち、ネットワーク内の任意の2つのポイント(例えばスイッチ271とスイッチ272)間のネットワークパスを計算すること(副手順311、パス計算)、このパスに沿ったスイッチ273、274及び275に監視ルールを挿入すること(副手順312、ルール挿入)、並びにこれらの監視ルールを生成するプローブパケットを生成すること(副手順313、プローブ生成)である。
次に、本原理の一実施形態によるパス計算311について説明する。
パス計算311は、ネットワーク299内の任意の2つの「ポイント」(例えば、スイッチ271と275)間のネットワークスイッチ272、273及び274の順序を推定する。これらのネットワーク「ポイント」は、エンドポイント(例えば、サーバ)でもよく、ネットワークスイッチでもよい。エンドポイントの場合、パス計算311は、まずエンドポイントとネットワーク299とを接続するスイッチを推定し、これらのエッジスイッチ271と275間のパス266を計算する。
2つのスイッチ271と275との間のパスを計算するには、ネットワークトポロジ及びルーティングに関する情報が必要である。
次に、本原理の一実施形態によるネットワークトポロジを計算する手順について説明する。
ネットワークトポロジの推定は、各スイッチから(IEEE 802.1ABの規格文書で定める)LLDP(Link Layer Discovery Protocol)パケットを送信し(スイッチ間のリンクを推定するため)、各スイッチにインストールされたOpenFlowルールを調べることにより(エンドポイントがどのスイッチに接続されているか推定するため)行う。この手順における主要ステップは、エンドポイントが集まる(collected)ネットワーク上の場所を検出することである。(宛先としての)エンドポイントIPに合致するルールを有するスイッチから開始し、幾通りかの方法で処理する。
(A)ルールのアクションが出力ポートに対する転送である場合、対応するリンクをたどる。このリンクがトポロジ内に存在する場合、このリンクの宛先スイッチを選択し、本プロセスを繰り返す。このリンクがトポロジ内に存在しない場合、このリンクがエンドポイントにつながるものと判断し、エンドポイントが現在のスイッチに接続されていると推定する。
(B)ルールのアクションが出力ポート(outport)に対する転送ではない場合、宛先としてのエンドポイントIPに合致するルールを有する、トポロジ内の別のスイッチを選択する。
次に、本原理の一実施形態によるネットワークルーティングの計算について説明する。
任意の2つのスイッチである271と275間で想定されるパスを特定するため、各ネットワークスイッチに対し、ポーリングを行ってフローテーブルにインストールされた転送ルールを要求する。このとき任意の2つの「ネットワーク」ポイントからトラフィックが通過する可能性がある全てのパスを考慮する。アプリケーション情報がある場合(例えば、特定のアプリケーションで使用するパスを監視したい場合)、送信元及び送信先IPアドレス、並びにポート番号を考慮することで、可能性のある一連のパスから対象を絞り込むことができる。
次に、本原理の一実施形態によるルール挿入312について説明する。
ルール挿入312は、監視対象となるパス266に監視ルールを挿入する。監視ルールは2つの重要な特徴を備えるべきである。すなわち、特異であり(specific)非侵入型(non−intrusive)であることである。第1に、監視ルールは、フローテーブル内の既存のルール群でカバーされない、フロースペースの特定パーツをカバーすべきである。これが不可能な場合(すなわち、フローテーブル内のルールが想定される全てのフローをカバーしている場合)、監視ルールは、そのスイッチ上に存在する他のどのルールよりも特異性が高くなるべきであり、同じパーツをカバーすることになる。ルールの特異性を確実に、かつ可能な限り高める1つの方法は、マッチフィールドにワイルドカードを含めないことである。第2に、各監視ルールは、パス上の次のスイッチにトラフィックを転送すべきである(すなわち、ネットワークのルーティングを変更してはならない)。唯一の例外は、パス266上の最初のスイッチ271と最後のスイッチ275にインストールされたルールであり、これらのルールでは、さらにルールに合致するパケットのコピーをPacketInメッセージ内にカプセル化して、コントローラ285に送信すべきである。この動作はルールに2つのアクション(例えば「出力ポートに送信」及び「コントローラに送信」)を追加することで可能になる。
次に、本原理の一実施形態によるプローブ生成313について説明する。
この手順は、ルール挿入312によって挿入された個別の監視ルールと合致するプローブ221を生成する。各プローブは、パス上の最初のスイッチ271及び最後のスイッチ275において、PacketInメッセージをトリガする。オペレータは、ネットワークにまたがる分散協調を必要とすることなく、PacketInメッセージのタイムスタンプを用いて、両スイッチ間のレイテンシをコントローラ285で推定する。オペレータは、プローブ221の到着分布、速度及びサイズを変えることができる。データパス上にプローブ221を挿入する際には、2つの同等な選択肢がある。
次に、本原理の一実施形態による、プローブ生成313に含まれる手順、すなわちデータプレーンアクセス313Aについて説明する。
コントローラ285がデータパスに接続されている場合、単にデータプレーンに接続されているインターフェースを用いてプローブ221を送信すればよい。この方法は、データプレーンに直接アクセスするため、プローブ221の送信に要するスイッチ処理が少なくて済むという利点があるが、監視対象となるパス上の最初のスイッチ271がデータプレーン上のコントローラ285に接続されていない場合、プローブ221がネットワークの追加パーツを横断することがある。
次に、本原理の一実施形態による、プローブ生成313に含まれるもう1つの手順、すなわちPacketOutカプセル化313Bについて説明する。
コントローラ285がデータプレーンに接続されていない場合、コントローラは、各プローブをPacketOut OpenFlowメッセージ内にカプセル化し、監視対象パス内の最初のスイッチ271に対し、このメッセージを送信するよう依頼する。PacketOutカプセル化313Bは、パケットをスイッチの制御プレーンからデータプレーンに変換する際に追加のスイッチ処理を発生させるが、監視対象パス上に無いスイッチを通過してトラフィックを送る必要がないため、追加的なネットワーク利用を発生させない。
次に、本原理の一実施形態による推定320について説明する。
推定320は、2つのネットワークスイッチ271と275の間のレイテンシを、これらのスイッチ271及び275が同じデータパケットでトリガするPacketInメッセージのタイムスタンプに基づいて推定する。推定は、制御パケットをキャプチャし(すなわち、トラフィックリスニング321)、これらのパケットのタイムスタンプを集めてパスのレイテンシ分布を生成する(すなわち、レイテンシ計算322)方法を含む。
次に、本原理の一実施形態によるトラフィックリスニング321について説明する。
トラフィックリスニング321は、スイッチによってコントローラ285に送信された制御トラフィックをキャプチャする。各制御パケットはキャプチャ時のタイムスタンプを受信する。トラフィックリスニング321は、PacketIn以外の全てのメッセージをフィルタリングにより除去する。次に、トラフィックリスニング321は、各PacketInメッセージをそのメッセージをトリガしたデータパケットと関連付ける。PacketInメッセージは、通常、少なくとも、そのメッセージを生成したデータパケットのヘッダをカプセル化しているため、この動作は容易である。
次に、本原理の一実施形態によるレイテンシ計算322について説明する。
レイテンシ計算322は、一連のタプル(packetID、switchID、タイムスタンプ)を受信する。packetIDは、各データパケットを一意に識別するためのものである(packetIDは、例えばインターネットプロトコルID(IPID)、インターネットコントロールメッセージプロトコル(ICMP)ID、またはパケットコンテンツのハッシュでもよい)。switchIDは、PacketInを送信したスイッチを識別するためのIDである。トラフィックリスニングモジュールから受信した一連のタプル内で、単一のパケットidは、そのパケットが通過したパス上でPacketInをトリガするスイッチと同じ数だけ現れるはずである。2つのスイッチ間のレイテンシを計算するには、これらスイッチID及び固有のパケットIDと関連付けられた2つのタイムスタンプを単に減算すればよい。最後のスイッチからのPacketInのタイムスタンプが、最初のスイッチからのPacketInのタイムスタンプより前である場合は、該測定値を廃棄する。
上述のレイテンシ計算手順322は、コントローラ285とパス上の最初のスイッチとの間のレイテンシが、コントローラ285とパス上の最後のスイッチとの間のレイテンシと同じであると仮定している。実際にはそうとは限らず、異なるスイッチからのPacketInメッセージがコントローラ285に到達するまでに要する時間は、それぞれ異なる可能性がある。そこで、EchoRequest OpenFlowメッセージを定期的に送信し、EchoReplyが返ってくるまでの時間を測定することで、各スイッチまでの制御チャネルのレイテンシを継続的に監視する。制御チャネルから最初のスイッチまでと、制御チャネルから最後のスイッチまでとの間で、レイテンシに差異が認められる場合、推定されたレイテンシを制御チャネルのレイテンシにおける差異に応じて調整する。
方法300は、その全体が従来技術と本質的に異なるが、ルール挿入312、プローブ生成313及びレイテンシ計算322は、特に多くの理由で従来技術と異なっている。注目すべきは、これらの手順312、313及び332が、OpenFlowネットワークにおける任意の2つのネットワーク「ポイント」(サーバまたはスイッチ)間のレイテンシ分布を測定するという点である。既存の方法は、サーバからのレイテンシは監視できるが(例えば、ICMPリクエスト)、サーバへのアクセスがオペレータに限られるか(例えば、コロケーションセンタ)、あるいは制約を受ける(例えば、ほとんどのサーバリソースがバーチャルマシン(VM)に割り当てられている)場合に限定される。ネットワークベースの技術(例えば、エンドホストへのアクセスが不要な技術)も存在するが、(別々のスイッチでキャプチャされたNetFlow情報をオペレータが関連付けなければならないという点において)ネットワーク全体にまたがる協調動作が必要になり、困難が伴う上、Reference Latency Interpolation(RLI)またはLossy Difference Aggregator(LDA)を採用する場合は、スイッチアーキテクチャを変更する必要がある。本原理で提供される解決方法は、(コントローラ285における)局所的な協調動作を必要とするが、ネットワーク装置の変更は必要ない。
図4は、本原理の一実施形態による、ソフトウェア定義ネットワークにおいてデフォルトルーティングパスのパスレイテンシを計算する別の方法400の一例を示す。ソフトウェア定義ネットワーク299は、最初のスイッチ271と、最後のスイッチ275と、これらのスイッチ間にある中間スイッチ272、273及び274とを含む、スイッチ271〜275を備えている。デフォルトルーティングパス266は、最初のスイッチ271と最後のスイッチ275との間に存在する。方法400は、方法300に基づくが、フローチャートでさらに詳細に示す。
ステップ410において、ルールジェネレータ210は、各スイッチに格納されたパケット転送ルールからデフォルトルーティングパスを決定する。
ステップ420において、ルールジェネレータ210は、各スイッチに少なくとも1つの個別のフロー監視ルールを挿入し、各スイッチに対し、受信したルール合致パケットを該パス上の次のスイッチへ転送するよう命令し、さらに最初のスイッチ及び最後のスイッチに対し、コントローラにPacketInメッセージを送信するよう命令する。
ステップ430において、プローブジェネレータは、各スイッチに、これらのスイッチのうち同じスイッチにおける少なくとも1つの個別のフロー監視ルールと合致する、少なくとも1つの個別のフロー監視プローブを挿入し、この同じスイッチにおける少なくとも1つの個別のフロー監視ルールで指定された命令を、該スイッチで受信するルール合致パケットの該スイッチへの到着に応答して開始する。
ステップ440において、トラフィックリスナ230は、PacketInメッセージにタイムスタンプを付与してPacketInタイムスタンプを生成する。
ステップ450において、レイテンシエスティメータ240は、PacketInタイムスタンプを集めてPacketInタイムスタンプの集合を取得する。
ステップ460において、レイテンシエスティメータ240は、PacketInタイムスタンプの集合からパスレイテンシを推定する。
本明細書に記載した実施形態は、ハードウェアで実現してもよく、ソフトウェアで実現してもよく、ハードウェアとソフトウェアの両方の要素を含んでいてもよい。好ましい実施形態では、本発明は、ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコード等を含むが、これらに限定されないソフトウェアにおいても実現可能である。
実施形態には、コンピュータもしくは任意の命令実行システムによって使用される、または関連して使用されるプログラムコードを提供する、コンピュータで利用可能な、またはコンピュータで読み取り可能な媒体からアクセスできる、コンピュータプログラム製品が含まれてもよい。コンピュータで利用可能な、またはコンピュータで読み取り可能な媒体には、命令実行システム、装置、もしくはデバイスによって使用されるか、または関連して使用されるプログラムを格納、伝達、伝搬または転送する任意の装置が含まれてもよい。該媒体は、磁気、光学、電子、電磁気、赤外線、または半導体システム(または装置もしくはデバイス)、あるいは伝搬媒体であってよい。該媒体には、半導体または固体メモリ、磁気テープ、取り外し可能なコンピュータディスケット、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、リジッド磁気ディスク及び光ディスク等のコンピュータで読み取り可能な媒体を含むことができる。
例えば、「A/B」、「A及び/またはB」、並びに「A及びBのうちの少なくとも1つ」の場合における「/」、「及び/または」、並びに「うちの少なくとも1つ」のうちのいずれかの使用は、1番目に挙げた選択肢(A)のみの選択、2番目に挙げた選択肢(B)のみの選択、または両方の選択肢(A及びB)の選択を含むことを意図したものと理解すべきである。さらに例を挙げれば、「A、B及び/またはC」、並びに「A、B及びCのうちの少なくとも1つ」の場合、このような表現法は、1番目に挙げた選択肢(A)のみの選択、2番目に挙げた選択肢(B)のみの選択、3番目に挙げた選択肢(C)のみの選択、1番目及び2番目に挙げた選択肢(A及びB)のみの選択、1番目及び3番目に挙げた選択肢(A及びC)のみの選択、2番目及び3番目に挙げた選択肢(B及びC)のみの選択、または3つの選択肢全て(A及びB及びC)の選択を含むことを意図したものである。上述の例は、当業者に容易に明らかとなるように、列挙される多数の項目に応じて拡大適用される。
以上、システム及び方法の(限定ではなく例示として意図された)好ましい実施形態について説明したが、当業者であれば上述の教示を踏まえて修正及び変更を行えるという点に着目すべきである。したがって、開示された特定の実施形態において、添付の特許請求の範囲に示された本発明の範囲及び精神の範囲内で変更することが可能と理解すべきである。
以上、特許法によって要求される詳細と特異性を示しながら本発明の態様について説明したが、特許証によって権利を主張し保護されることを要望する範囲は、添付の特許請求の範囲に記載のとおりである。

Claims (14)

  1. 最初のスイッチと、最後のスイッチと、これらのスイッチ間にある中間スイッチとを含む複数のスイッチを備え、前記最初のスイッチと前記最後のスイッチとの間にデフォルトルーティングパスが存在するソフトウェア定義ネットワークにおける、前記デフォルトルーティングパスのパスレイテンシを計算する方法であって、
    前記スイッチの各々に少なくとも1つの個別のフロー監視ルールを挿入し、前記スイッチの各々に対し、受信したルール合致パケットを前記パス上の次のスイッチに転送するよう命令し、さらに前記最初のスイッチ及び前記最後のスイッチに対し、前記ソフトウェア定義ネットワークに接続されたコントローラにPacketInメッセージを送信するよう命令し、
    前記スイッチの各々に、前記スイッチのうち同じスイッチにおける前記少なくとも1つの個別のフロー監視ルールと合致する、少なくとも1つの個別のフロー監視プローブを挿入し、前記スイッチのうち前記同じスイッチにおける前記少なくとも1つの個別のフロー監視ルールによって指定された命令を、前記受信するルール合致パケットの該スイッチへの到着に応答して開始し、
    前記PacketInメッセージにタイムスタンプを付与してPacketInタイムスタンプを生成し、
    前記PacketInタイムスタンプを集めることで前記PacketInタイムスタンプの集合を取得し、
    前記PacketInタイムスタンプの集合から、プロセッサを使用して前記パスレイテンシを推定し、
    前記コントローラが、前記ソフトウェア定義ネットワークのスイッチ制御プレーンに接続され、データプレーンに接続されていないとき、
    前記少なくとも1つの個別のフロー監視プローブが、PacketOut OpenFlowメッセージへのカプセル化により、個々の前記スイッチにそれぞれ挿入され
    前記少なくとも1つの個別のフロー監視プローブは、前記ソフトウェア定義ネットワークのデータプレーンに挿入される方法。
  2. 前記デフォルトルーティングパスは、前記スイッチ各々に格納されたパケット転送ルールから決定される請求項1に記載の方法。
  3. 前記少なくとも1つの個別のフロー監視ルールの各々は、前記スイッチに格納されたどのパケット転送ルールでもカバーされないフロースペースをカバーするか、どの前記パケット転送ルールよりも特異性が高いか、のうちの少なくとも1つである請求項1に記載の方法。
  4. 前記ソフトウェア定義ネットワークが集中管理型サーバを備え、前記少なくとも1つの個別のフロー監視プローブは、前記スイッチのうち個々のスイッチに挿入される、前記データプレーンに接続された集中管理型サーバのインターフェースから配信される請求項に記載の方法。
  5. 前記スイッチそれぞれにおける前記少なくとも1つの個別の監視プローブは、全ての前記スイッチのための複数の監視プローブをまとめて備え、前記複数の監視プローブの到着分布、速度及びサイズのうちの少なくとも1つが、前記複数の監視プローブのうちの、他の1つのスイッチにおける他の1つの監視プローブと異なる請求項1に記載の方法。
  6. 前記PacketInタイムスタンプがタプルに含まれ、
    前記タプルは、PacketIDとswitchIDとをさらに含み、
    前記PacketIDは、所与のパケットを一意に識別するものであり、
    前記switchIDは、前記スイッチのうち、前記所与のパケットを送信した、対応するスイッチを一意に識別するものである請求項1に記載の方法。
  7. 前記コントローラが、前記スイッチのうちの少なくともいくつかに接続され、該コントローラからEchoRequest OpenFlowメッセージを送信し、
    前記EchoRequest OpenFlowメッセージのそれぞれのリターンタイムを測定し、
    測定された前記それぞれのリターンタイムから決定された個々の制御チャネルレイテンシに応じて、推定された前記パスレイテンシを調整する請求項1に記載の方法。
  8. 最初のスイッチと、最後のスイッチと、これらのスイッチ間にある中間スイッチとを含む複数のスイッチを備え、前記最初のスイッチと前記最後のスイッチとの間にデフォルトルーティングパスが存在するソフトウェア定義ネットワークにおいて、前記デフォルトルーティングパスのパスレイテンシを計算するシステムであって、
    前記スイッチの各々に少なくとも1つの個別のフロー監視ルールを挿入し、前記スイッチの各々に対し、受信したルール合致パケットを前記パス上の次のスイッチに転送するよう命令し、さらに前記最初のスイッチ及び前記最後のスイッチに対し、前記ソフトウェア定義ネットワークに接続されたコントローラにPacketInメッセージを送信するよう命令するルールジェネレータと、
    前記スイッチの各々に、前記スイッチのうち同じスイッチにおける前記少なくとも1つの個別のフロー監視ルールと合致する、少なくとも1つの個別のフロー監視プローブを挿入し、前記スイッチのうち前記同じスイッチにおける前記少なくとも1つの個別のフロー監視ルールによって指定された命令を、前記受信したルール合致パケットの該スイッチへの到着に応答して開始するプローブジェネレータと、
    前記PacketInメッセージにタイムスタンプを付与してPacketInタイムスタンプを生成するトラフィックリスナと、
    前記PacketInタイムスタンプを集めることで前記PacketInタイムスタンプの集合を取得し、前記PacketInタイムスタンプの集合から、プロセッサを使用して前記パスレイテンシを推定するレイテンシエスティメータと、
    を有し、
    前記コントローラが、
    前記ソフトウェア定義ネットワークのスイッチ制御プレーンに接続され、データプレーンに接続されていないとき、
    前記少なくとも1つの個別のフロー監視プローブが、
    PacketOut OpenFlowメッセージへのカプセル化により、個々の前記スイッチにそれぞれ挿入され
    前記プローブジェネレータは、
    前記少なくとも1つの個別のフロー監視プローブを前記ソフトウェア定義ネットワークのデータプレーンに挿入するシステム。
  9. 前記ルールジェネレータは、
    前記スイッチの各々に格納されたパケット転送ルールから前記デフォルトルーティングパスを決定する請求項に記載のシステム。
  10. 前記少なくとも1つの個別のフロー監視ルールの各々は、
    前記スイッチに格納されたどのパケット転送ルールでもカバーされないフロースペースをカバーするか、どの前記パケット転送ルールよりも特異性が高いか、のうちの少なくとも1つである請求項に記載のシステム。
  11. 前記ソフトウェア定義ネットワークが集中管理型サーバを備え、
    前記少なくとも1つの個別のフロー監視プローブは、
    前記スイッチのうち対応するスイッチに挿入される、前記データプレーンに接続された集中管理型サーバのインターフェースから配信される請求項に記載のシステム。
  12. 前記スイッチそれぞれにおける前記少なくとも1つの個別の監視プローブは、全ての前記スイッチのための複数の監視プローブをまとめて備え、前記複数の監視プローブの到着分布、速度及びサイズのうちの少なくとも1つが、前記複数の監視プローブのうちの、他の1つのスイッチにおける他の1つの監視プローブと異なる請求項に記載のシステム。
  13. 前記PacketInタイムスタンプがタプルに含まれ、
    前記タプルは、PacketIDとswitchIDとをさらに含み、
    前記PacketIDは、所与のパケットを一意に識別するものであり、
    前記switchIDは、前記スイッチのうち、前記所与のパケットを送信した、対応するスイッチを一意に識別するものである請求項に記載のシステム。
  14. 前記レイテンシエスティメータは、前記コントローラからEchoRequest OpenFlowメッセージを送信し、
    前記EchoRequest OpenFlowメッセージのそれぞれのリターンタイムを測定し、
    測定された前記それぞれのリターンタイムから決定された個々の制御チャネルレイテンシに応じて、推定された前記パスレイテンシを調整し、
    前記コントローラは、前記スイッチのうちの少なくともいくつかに接続されている、請求項に記載のシステム。
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