JP6527529B2 - デバイス・ツー・デバイス通信に対するリソースプール構成のメカニズム - Google Patents

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Description

1.技術分野
本発明は、デバイス・ツー・デバイス(D2D:device−to−device)通信で使われるリソースプール構成に関し、さらに具体的には、例えば、カバレッジ外およびカバレッジ内のD2D通信など、相異なる展開状況において使用可能な複数のリソースプール構成に関する。また、本発明は、D2D通信のスペクトル効率およびロバスト性を改善する相異なるシグナリング方法を用いる複数のリソースプール構成に関する。
2.関連技術の説明
D2D通信は、第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:3rd Generation Partnership Project)、リリース12の主要特徴の一つである。D2D通信の導入は、スペクトル効率および全体的スループットを改善し、端末の電力消費を低減し、新しいピアツーピアサービスを可能にする。典型的な応用には、以下に限らないが、公共安全、ネットワーク負荷軽減などが含まれる。
基地局装置(eNB:Evolved Node B)のカバレッジ内の端末装置(UE:User Equipment)は、通常のロング・ターム・エボリューション(LTE:Long Term Evolution)/LTEアドバンスト(LTE−A:LTE−Advanced)通信を行うことになり、UEがD2D通信用に構成されていればかかる通信を行い、D2D送信のためアップリンクを使用することになる。D2D送信のためのアップリンクの使用は、従前のLTE/LTE−A設計では対処していない新しい難題を生み出した。この新しい難題とは、D2D送信を受信するために、UEは、その無線周波数(RF:radio frequency)チェーンをダウンリンク周波数からアップリンク周波数に戻す必要があるが、D2D通信のための物理コンポーネントがいつでも利用可能なわけではないことである。とはいえ、UEは、通常のLTE/LTE−Aまたは広域ネットワーク(WAN:wide area network)伝送では、RFチェーンがダウンリンク周波数で作動していることが必要なので、RFチェーンを常にアップリンク周波数に保っておくことができない。このRFチェーンは、アンテナポートからベースバンドプロセッサ/モデムインターフェースへの(仮想路であれ実際路であれ)伝送路と見なすことが可能である。すなわち、一つのRFチェーンは、アンテナとベースバンドモデムインターフェースとを往来接続する、独立して制御可能なRF回路リソース(または他のかかる割り当て可能な物理リソース)の一つの完全なセットである。
例えば、UEが4×マルチ入力、マルチ出力(MIMO:multi−input,multi−out)(マルチアンテナ機能)対応である場合、そのUEはその回路設計中に少なくとも4つのRFチェーンを有する。この場合、UEの通常のLTE/LTE−AまたはWAN(広域ネットワーク)伝送は、ダウンリンク周波数で作動している一つのRFチェーンを必要とするので、UEは、同時のD2D送信/受信と、同時のLTEおよびD2D受信との両方を行うことはできない。
しかして、限られた数のRFチェーンを含んでいるリソースプールは、D2D通信用に構成される必要がある。D2D対応型UEがD2D受信およびWAN通信を同時に実施できるようにするため、リソースプール内でのD2D通信に対する物理層リソース割り当ては、少なくともカバレッジ外のシナリオに対しては制限される。
リソースプール構成が研究され、以下のスキームが各種シナリオに対し明確化されている。
i.カバレッジ外のUEに対し、もっと適するように事前設定または固定されたリソースプール構成、
ii.カバレッジ内のUEに対し、もっと適するように準静的に設定されたリソースプール構成、および
iii.無線リソース管理ヘッド(RRMH:radio resource management head)により制御されるリソース構成。RRMHの典型的な非限定の例には、eNB、リレーノード、遠隔無線ヘッド(RRH:remote radio head)、またはD2D対応型UEがある。
しかしながら、前述のスキームのそれぞれは、異なるシナリオに対し、D2D通信の一部の問題だけを、他のシナリオにおけるフレキシビリティを犠牲にしながら解決するだけである。リソースプール構成についての詳細設計はまだ決まっていない。しかして、D2D通信を実現するためリソースプール構成をどのように使うかは、まだ回答が出されていない。すなわち、前述のスキームは、セルのカバレッジに出入りするD2D対応型UEのためのD2D通信を効率的に実現できる更新可能なリソースプール構成を提供するものでなく、上記のスキームは、UE群が関連付けられた相異なるセルの一つに基づいて、それらUEのグループのリソースプール構成を調整することを考慮してもいない。
本発明の好適な諸実施形態は、例えば、カバレッジ外およびカバレッジ内のD2D通信など相異なるシナリオで使用可能な複数のリソースプール構成を提供する。本発明のこれら好適な諸実施形態は、相異なるシグナリング方法を介する複数のリソースプール構成を提供し、D2D通信のスペクトル効率およびロバスト性を改善する。
前述の、および他の特徴、要素、特性、ステップ、および利点は、添付の図面への参照と併せ、以下の本発明の好適な諸実施形態の詳細な説明からより明らかとなろう。
本発明のある態様は、デバイス・ツー・デバイス(D2D)通信またはディスカバリのため、端末に対し無線リソースを設定して割り当てる方法を提供し、本方法は、
デバイス・ツー・デバイス通信の間に、端末によって使用されるリソースプールを対応するパラメータに従って設定するステップと、
相異なる構成を有する複数のリソースプールをセットアップするステップと、
相異なる方法を使って相異なるリソースプールの構成を設定またはシグナリングするステップと、
デバイス・ツー・デバイス・オペレーションのために適したリソースプール構成を選択するステップと、
を含む。
本発明の別の態様は装置を提供し、本装置は、
プロセッサと、
該プロセッサと電子通信しているメモリとを含み、該メモリ中に格納されている命令は、
デバイス・ツー・デバイス通信の間に、端末によって使用されるリソースプールを対応するパラメータに従って設定し、
相異なる構成を有する複数のリソースプールをセットアップし、
相異なる方法を使って相異なるリソースプールの構成を設定またはシグナリングし、
デバイス・ツー・デバイス・オペレーションのために適したリソースプール構成を選択する、
ため実行可能である。
本発明の好適な実施形態による、時間ドメインパラメータの説明図を示す。 本発明の好適な実施形態による、周波数ドメインパラメータの説明図を示す。 本発明の別の好適な実施形態による、周波数ドメインパラメータの説明図を示す。 本発明の様々な好適な実施形態による、複数のリソースプール構成を設けるためのフローチャートである。 カバレッジ外のUEに対するリソースプール構成の一例を示す。 本発明の好適な諸実施形態による、UEのブロック図を示す。 本発明の好適な諸実施形態による、eNBのブロック図を示す。
カバレッジ内UEに対して対処する必要のある重要な問題は、D2D送信および他のUEからのアップリンク送信を周波数分割多重(FDM:frequency division multiplexed)が可能かどうかということである。FDMモードを使用する利点は、特に、VoIP(Voice over Internet Protocol(ボイス オーバー インターネット プロトコル))など狭帯域のD2D通信が比較的に大きな帯域で使われている場合などに、スペクトル効率を改善することである。FDMが可能でない場合、かなりのスペクトルリソースが利用できない。他方で、FDMモードは、eNBまたはD2D受信器が被る干渉レベルを増加させ得る「遠近効果」をもたらすことになる。以下の本発明の好適な実施形態では、FDMモードを考察する。
リソースプール構成のパラメータを以下にリストする。
(i)時間ドメイン:
:D2D通信のための連続するリソースブロック(RB:resource block)の数、
T:繰り返し周期/サイクル長、および
n(随意):繰り返し周期/サイクル長T内のオフセットRBの数。
すなわち、nは繰り返し周期/サイクル長T内の最初の通常RBと最初のD2DRBとの間のオフセットである。通常はn=0であり、繰り返し周期/サイクル長T中の最初のRBはD2D RBであるが、但し、一部の状況では、nは0より大きい異なる整数であり、最初のn個のRBが通常のRBとなることがある。
(ii)周波数ドメイン:
オプション1(セルカバレッジ外状況に好ましい)
BWD2D:D2D通信に利用可能なリソースプール帯域幅、および
k:通常通信に対するバンド端からのオフセット連続RBの数。kの目的は、D2D RB位置を固定することであり、kは、最初のD2D RBからリソースプール帯域幅BWD2Dのバンド端までの距離である。例えば、20MHZの帯域幅のバンドに対しては、kは、バンド端の開始点から最初のD2D RBまでの距離を示す。
オプション2(セルカバレッジ内状況で好ましい)
BWD2D:D2D通信に利用可能なリソースプール帯域幅、および
N:通常およびD2D通信の両方に対し利用可能な、リソースプール帯域幅BWD2Dのセグメント中のRBの数、
K:各セグメント中のD2D通信のためのRBの数、および
k:通常通信に対するバンド端からのオフセット連続RBの数。前述のように、オフセットkは、リソースプール帯域幅BWD2Dのバンド端に対するD2D RBの位置を固定するためのものである。
上記のリソースプール構成パラメータは、本発明の好適な実施形態により用いられる好適な例として示されただけのものであり、多くの他の型のリソースプール構成パラメータが可能である。例えば、D2D通信のために使用するリソースブロックをランダムに選ぶことも可能である。
時間ドメイン(TD:time domain)および周波数ドメイン(FD:frequency domain)パラメータを図1〜3に示す。
図1において、繰り返し周期/サイクル長Tは、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH:Physical Broadcast Chanel)での検出ミスを回避することを可能にするために、例えば10サブフレーム(すなわち10ms)の倍数として、これを40msごとに繰り返してもよかろうし、あるいは、アップロードハイブリッド自動反復要求(UL HARQ:Upload Hybrid Automatic Repeat Request)との衝突を回避することを可能にするために、8サブフレーム(すなわち8ms)の倍数として、これを8msの倍数の周期で繰り返してもよかろうし、または、不連続受信(DRX:Discontinuous Reception)サイクルの値の再使用を可能にすることもできよう。
好ましくは、次の式が満たされる:
≦T
上式のNは、D2D通信に対する連続するRBの数であり、Tは、繰り返し周期/サイクル長である。Nは、いかなるイントラ/インター周波数および無線アクセス技術(RAT:Radio Access Technology)間のカバレッジをも有さないUEでの繰り返し周期/サイクル長Tだけに等しい。また一方、図1に示された時間ドメインでは、繰り返し周期/サイクル長Tは、固定値であり、各サイクルに対して同じ数のD2D RBだけが利用可能である。例えば、図1では、D2D通信のために各繰り返し周期/サイクル長Tで2つのRBだけが利用可能であり、残りの2つのRBは一般の送信に使用できる。したがって、図1に示された時間ドメインでは、この残りの2つのRBが一般の送信に必要かどうかに関わらず、このシステムでは、常に2つのRBだけがD2D通信のため使用可能である。しかして、この2つの一般送信RBが必要でないとき、この時間ドメイン構成は効率的ではない。
周波数ドメインにおけるパラメータの例が図2および3に示されている。好ましくは、以下の式が満たされる。
BWD2D≦DWtotal
上式のBWD2Dは、D2D通信に対するリソースプール帯域幅であり、DWtotalは、利用可能な帯域幅の合計であり、
K≦N≦BWD2D
上式のKは各セグメント内のRBの数であり、Nは各セグメント中のRBの数であり、BWD2Dはリソースプールの帯域幅である。
図2および図3の周波数ドメイン構成の使用において、どのRBをD2Dリソースプールに割り当てるかを決めるために使用可能であろう多くの方法がある。以下に、どのRBをD2Dリソースプールに割り当てるかを決める好適な方法のうち三例について説明する。第一例では、帯域幅内のD2D RBの位置をeNBにおいて選択し、システム情報ブロック(SIB:system information block)を使って、eNBに接続されたUEにブロードキャストすることができる。第二例では、D2D RBのために使うブロックの位置を、仕様において定めることも可能である。第三例では、帯域幅内のD2D RBの位置を、どのリソースがUEで利用可能かに基づいてeNBが動的に選択することができる。この方法では、相異なるUEは、D2Dに割り当てられる異なるRBを有することが可能である。帯域幅内のD2D RBの位置のこの動的な選択は、好ましくは、eNBによってブロードキャストされる無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)シグナリングで制御される。上記の三つの例は、どのRBがD2Dリソースプールに割り当てられるかを決める単なる好適な方法であって、この決定を行うのにさらなる方法を用いることも可能である。
2つの異なった周波数ドメインオプション、すなわち、図2に示されたカバレッジ外FDオプション1、および図3に示されたカバレッジ内FDオプション2を有することによって、異なったシナリオに対し適応した柔軟なリソースプール構成が可能になる。カバレッジ外のシナリオに対し、カバレッジ外のUEのスペクトル効率は大きな問題とならないので、いかなる高機能のリソースプール構成をも持つ必要がなくてよい。オプション1などの単純でロバストなソリューションは、D2D通信の実装の複雑さを低減することになる。例えば、リソース/リソースプール割り当てに必要なシグナリングの量の低減は、システムのスループット/効率を改善する。また一方、一部の例では、カバレッジ内またはカバレッジ外の如何を問わず、オプション1およびオプション2の両方が同時に使用可能であり得ることに注目すべきである。
さらに、前述のように、図2のオプション1中の周波数ドメインパラメータおよび図1中の時間ドメインパラメータは、同じ周波数層上のシステム情報ブロック(SIB:System Information Block)シグナリングを介して送信することが可能である。一つのUEが、特定のセルのカバレッジ外にあるが、まだ、その現在の周波数層のカバレッジ内にあればD2D通信は容易化される。
図3のオプション2の周波数ドメインパラメータは、オプション1と比べて追加されたフレキシビリティを提供し、FDMを使ってスペクトル効率を向上させる。すなわち、オプション1は、D2D通信に対し、RBのグループを割り当てようと試み、オプション2は、例えば分解度がRBレベルとできるなど、リソース割り当ての分解度が高いのでより大きなフレキシビリティを提供する。例えば、オプション2の使用では、図3に示されるように、同じパターン中のD2D RBおよび他のRBを多重化することによってより複雑なリソースの割り当てを提供することが可能である。
すなわち、オプション2について、帯域幅内の特定のRBが、D2D RBとしての使用に選択される割り当てパターンは、好ましくは、特定の環境に対し最適化されるように設計される。対応するパラメータは準静的にすることが可能であり、ブロードキャスト・パターンの割り当てパターンは、リソースプールの変化する環境に基づいて、時間をかけて、例えば、図1〜3に表されたTDスキームとFDスキームとの間をゆっくりと変化させ、セル毎に無線リソース制御(RRC)シグナリングを介しブロードキャストすることができよう。例えば、UEは、必要なD2D通信の量をレポートすることができ、eNBは、通信の効率を改善するために、D2D通信のためのリソースの量をより多く提供したり、削減したりすることが可能である。さらに、UEは、D2D通信のため割り当てられたリソースのパラメータを変更するかどうかを自分で決めることができる。また一方、図2のオプション1および図3のオプション2は好ましくは一緒に用いられるので、単一のUEが、図2のオプション1および図3のオプション2の両方を使用し、そのUEがカバレッジ内にいるかカバレッジの外にいるかどうかによって、必要に応じこれらの間で切り替えを行うことが可能である。
前述のように、異なったシナリオに対しては異なったリソースプール構成が適しており、D2D通信を実装するためにリソースプール構成をどのように使用するかという問題は、関連技術においてもまだ最終結論が出ていない。本発明の好適な実施形態によれば、様々なリソースプール構成を相異なるシグナリングを介して送信する方法が提供される。D2D対応型UEは、既存の構成をオーバーライドすることによって、最も適したリソースプール構成を選択する。例えば、カバレッジ外のUEが、カバレッジ区域に入るとき、そのUEは、固定のまたは事前設定されたリソースプール構成を有することになり、RRCシグナリングを介し新規の割り当てを得る。次いで、UEは、リソースプール構成方策を最適化するために(例えばD2Dバッファレポートに基づくD2Dデータの量、D2D用途の優先度など)様々なファクタを使用することができるeNBから受信された命令に基づいて、どの構成を使用するかを選択する。あるいは、ネットワークによる指示がない場合、UEは、自動的に決定を行うことも可能である。他方、カバレッジ内のUEは、RRCシグナリングを介して、リソースプール構成を既に有しており、カバレッジ外に出るとき、そのUEは固定のまたは事前設定されたリソースプール構成を再アクティブ化する。
UEが実施することになる好適なプロセスを説明するフローチャートが図4に示されている。なお、複数のリソースプール構成送信に対して同じ組み合わせも可能である。例えば、異なる値を有する、時間ドメインパラメータおよびオプション1の周波数ドメインパラメータの2つのセットが、好ましくは相異なるシグナリング方法を介して同じようにUEに送信される。
一つの例は、システム情報を介して、時間ドメインパラメータおよびオプション1の周波数ドメインパラメータを送信することである。特定のセルのカバレッジ外にあるが、まだ、或る周波数層のカバレッジ内にあるどのD2D対応型UEも、同じリソースプール構成を有することを確実にするため、周波数層レベルで同じ値が使用可能である。これは、一つのセルからD2D通信を行っているUEが、セル間UEの少なくともリソースプールを知っているので、これらが同じセル内にいなくても、セル間、イントラ周波数のD2D通信を助力する。BWD2D、N、およびTなどの対応パラメータは、同じ周波数層内の相異なるeNB間のチャネルであるX2インターフェースを介して、または、D2D対応型UEからのハンドオーバ手順の過程での情報交換を介して、交換が可能である。
例えば、異なる値を有する、時間ドメインパラメータおよびオプション1の周波数ドメインパラメータは、RRCシグナリングを用いて、好ましくは同時に送信される。一般に、RRCシグナリングを介して送信されるリソースプール構成のサイズは、システム情報の当初のリソースプール構成のサブセット、すなわち、NおよびBWD2Dの小さな値とすることができよう。あるいは、時間ドメインパラメータおよびオプション2の周波数ドメインパラメータは、システム情報によって送信されるパラメータと共に、RRCシグナリングを使って、好ましくは同時に送信される。RRC_CONNECTED(RRC接続された)状態のD2D対応型UEは、そのD2D通信に対し、最も適したリソースプール構成を有する。
典型的なD2D通信の間、カバレッジ内UEおよびカバレッジ外UEの両方がブロードキャスト区域内にあるのが一般的である。D2Dトランスミッタはカバレッジ外UEの状態についてほとんど情報を有することができず、しかして、リソースプール構成は保守的に、すなわち比較的に大きな値のNおよびBWD2Dを有するようにできよう。というのは、UEはカバレッジ外にあり、UEがカバレッジ内のときにのみ必要となる通信のためのRBは不要であるという事実によって、非D2D通信に対するRBを保存する必要がないからである。しかしながら、同じ構成をカバレッジ内UEに対し使用する場合、D2D通信に割り当てられた周波数−時間リソースは相当に大きくなり得、しかして通常のLTE/LTE−A通信にも利用可能なほどの周波数−時間リソースをもたらすことになる。D2D通信に割り当てられるリソースプールは、通常のWAN通信のために使うことはできない。したがって、本発明の好適な実施形態は、複数の構成(NおよびBWD2Dのための妥当な値、もしくはオプション2のさらに高度な周波数ドメインパラメータ)を送信することによって、D2D送信に対するリソース割り当ての最適化およびスペクトル効率の改善を達成する。すなわち、オプション1およびオプション2の周波数ドメインパラメータを用いることによって、RBが他の通信によって必要とされていない場合は、D2D RBとしてより多くのRBを使うことが可能になる。しかして、図1の時間ドメインパラメータを使うのとは違って、D2D通信のために追加の利用可能なリソースを用いることができる。
図5にD2D通信の一例が示されている。UE1は、UE2、UE3、およびUE4に向けブロードキャストしており、UE2、UE3、およびUE4の全てがカバレッジ外UEである。UE1のブロードキャスト送信に適したリソースは、図5の底部のチャートに示されるように、相異なるリソースプールの間のオーバーラップする部分だけである。しかして、UE1、UE2、UE3、およびUE4は、これらの対応リソースプールの、D2D通信に対しオーバーラップする部分だけを使用することになり、これにより、これらUEの対応するリソースプールのうち残りの非オーバーラップ部分は他の機能を遂行するため解放される。すなわち、プール中のリソースを共用するには、割り当てられたセル間D2D通信リソースは、同じ周波数レベルで全てのセルに亘ってオーバーラップして(すなわち同一で)なければならない。リソースプール構成が調整されない場合、特定のリソースプール内にある利用可能なリソースの相当量が利用できない(すなわち、D2D通信はリソースプールのオーバーラップ部分だけを使って動作することになるので、非オーバーラップ部分がD2D通信のために保持される場合、それらは浪費される)ことになる。上記の説明のように、同じ周波数層を介し一つの同一のリソースプール構成が送信される場合、図5中のUE2およびUE3などの、少なくともD2Dリソースプール利用効率は、イントラ周波数のシナリオにおいては改善される。
本発明の好適な実施形態は、好ましくは以下の特徴を含む:
(i)リソースプール構成パラメータが、以下を含む。
a.時間ドメイン:
:D2D通信のための連続するRBの数、
T:繰り返しレート周期/サイクル長T、および
オフセットn:各繰り返し周期/サイクル長T内のオフセットRBの数(随意)。このオフセットnは、繰り返し周期/サイクル長T内の最初の通常RBと最初のD2D RBとの間の距離である。
b.周波数ドメイン、オプション1:
BWD2D:D2D通信に利用可能なリソースプールの帯域幅、および
k:通常通信に対するバンド端からのオフセット連続RBの数。このオフセットkは、リソースプール帯域幅BWD2D内のD2D RBの位置を固定する。
c.このリソースプール構成は、SA(schedule assignment(スケジュール割り当て))リソースプール、レシーバプール、および送信リソースプールなど、他のコンセプトを含む。スケジュール割り当ては、特定の目的のために使用すべき特定のブロックを示す、eNBからUEに送信される情報(通常は、ポインタ)である。
(ii)複数のリソースプール構成を同時に定義し送信する。
(iii)eNB(または制御ノード)が、システム情報を使って第一リソースプール構成を、RRCシグナリングを使って第二リソースプール構成を送信する。本発明の好適な実施形態によれば、リソースプール構成は、好ましくはSIBおよびRRCを使って制御される。なお、リソースプール構成を直接制御するために、物理およびMAC層のシグナリングを使うことも可能である。但し、物理およびMAC層のシグナリングは、相当に詳細にわたり、SIBおよびRRCよりも使用が複雑となる可能性がある。
本発明の好適な実施形態によれば、好ましくは、リソースプール構成の調整が実施される。リソースプール構成の調整の一つの例は、X2インターフェースを介して対応するリソースプール構成パラメータを送信することである。
さらに、本発明の好適な実施形態のD2D対応型UEは、複数のリソースプール構成を受信する。これにより、D2D対応型UEはこれらのリソースプール構成から適した構成を選択するか、あるいは、D2D対応型UEは、利用可能な場合、RRCシグナリングによって送信されるリソースプール構成を常に使用する。
UEの選択手順の例は以下を含む:
a.D2D対応型UEが、サービングセルに対する基準信号受信電力(RSR:Reference Signal Received Power)もしくは基準信号受信品質(RSRQ:Reference Signal Received Quality)に基づいていずれかのリソースプール構成を選択する。RSRPおよびRSRQは、通常、異なるeNBへのハンドオーバを行うべきかどうかを判定するためにUEによって使用される。
b.D2D対応型UEが、利用可能な場合、RRCシグナリングによって送信されるリソースプール構成を常に使用する。
下記は、例えば、UEがeNBのカバレッジ内かまたはeNBのカバレッジ外かなど、様々な作動パラメータに基づいて、2つのUEの間のD2D通信に対する第一リソースプールおよび第二リソースプールを設定するために、UEにどのような選択が可能となり得るかの例に該当する:
a.案A−1:UEが、設定されたリソースプール中で、D2D SAを送信する。
b.案A−2:UEが、設定されたリソースプール中で、D2D SAを送信し、モニタする。
c.案B−1:UEが、設定されたリソースプール中で、D2Dデータを送信する。
d.案B−2:UEが、設定されたリソースプール中で、D2Dデータを送信し、モニタする。
e.案C−1:案A−1およびB−1の両方
f.案C−2:案A−2およびB−2の両方
図6は、本発明の好適な実施形態による、UE1104中に含めることが可能な様々なコンポーネントを示す。UE1104は、好ましくは、UE1104のオペレーションを制御するよう構成され、プログラムされたプロセッサ1154を含む。このプロセッサ1154は、CPUまたは他の類似のデバイスであってもよい。メモリ1174は、読み取り専用メモリ(ROM:read−only memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM:random access memory)、または好ましくは情報を格納するために使われる任意の他のデバイスであってよく、プロセッサ1154に命令1156aおよびデータ1158aを提供する。また、メモリ1174は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM:non−volatile random access memory)を含んでもよい。命令1156bおよびデータ1158bは、プロセッサ1154によって使用される。プロセッサ1154中にロードされる命令1156bおよび/またはデータ1158bは、好ましくは、プロセッサ1154による実行および処理のためロードされたメモリ1174からの命令1156aおよび/またはデータ1158aを含む。命令1156bは、本明細書に開示されたシステムおよび方法を実装するために、プロセッサ1154によって実行される。
また、UE1104は、好ましくは、データの送信および受信を可能にするよう構成されたトランスミッタ1172およびレシーバ1173を包含するハウジングも含む。トランスミッタ1172およびレシーバ1173はトランシーバ1171に組み合わせるとよい。一つ以上のアンテナ1199a〜nが、好ましくはハウジングに取り付けられるかその中に封入され、トランシーバ1171に電気的に結合される。
UE1104の様々なコンポーネントは、バスシステム1177によって好ましくは一緒に結合され、該バスは、データバスに加え、例えば、電力バス、制御信号バス、およびステータス信号バスを含むことが可能である。但し、明確化のため、図6ではこれらの様々なバスはバスシステム1177として示されている。また、UE1104には、信号処理に使用するために構成されプログラムされたデジタル信号プロセッサ(DSP:digital signal processor)1175を含めるとよい。さらに、UE1104は、UE1104の機能へのユーザアクセスを提供する通信インターフェース1176を含むこともできる。図6に示されたUE1104は、具体的なコンポーネントの列挙ではなく、機能ブロック図である。
図7は、本発明の好適な実施形態によって、eNB1202において好ましくは利用され得る様々なコンポーネントを示す。eNB1202は、プロセッサ1278、プロセッサ1278に命令1279aおよびデータ1280aを提供するよう構成されプログラムされたメモリ1286、プロセッサ1278中に常駐またはロード可能な命令1279bおよびデータ1280b、トランスミッタ1282およびレシーバ1284(これらはトランシーバ1281に組み合わせることができる)を包含するハウジング、トランシーバ1281に電気的に結合された一つ以上のアンテナ1297a〜n、バスシステム1292、信号処理に使用するためのDSP1288、通信インターフェース1290などを含む、UE1104に関して上記で説明したコンポーネントと類似のコンポーネントを含む。
別途に断り書きがなければ、前述の「/」は語句「および/または」を表す。
本明細書で説明した諸機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウエアまたはこれらの任意の組み合わせで実装することが可能である。ソフトウェアで実装される場合、これらの機能は、コンピュータ可読媒体上に一つ以上の命令として格納すればよい。用語「コンピュータ可読媒体」とは、コンピュータまたはプロセッサによってアクセスできる任意の利用可能な有形の非一時的媒体を言う。限定ではなく例として、コンピュータ可読またはプロセッサ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、あるいは、所望のプログラムコードを命令またはデータ構造体の形でコンピュータまたはプロセッサによってアクセスが可能なように搬送または格納するため使用可能な任意の他の媒体を含んでよい。本明細書で用いるディスク(diskおよびdisc)は、コンパクトディスク(CD:compact disc)、レーザディスク、光ディスク、デジタルバーサタイルディスク、フロッピーディスク(floppy disk)、およびブルーレイ(登録商標)ディスクを含み、ディスク(disk)は、通常、磁気的にデータを再生するが、一方、ディスク(disc)はレーザを使って光学的にデータを再生する。ハードウェアに実装される場合、本明細書で説明された諸機能は、チップセット、特定用途向け集積回路(ASIC:application−specific integrated circuit)、大規模集積回路(LSI:large−scale integrated circuit)、集積回路、などの中に実装すること、および/またはこれらを使って実現することが可能である。
本明細書で開示した方法のそれぞれは、説明された方法を達成するための一つ以上のステップまたは動作を含む。これらの方法ステップおよび/または動作は、本発明の範囲から逸脱することなく、相互に置き換え、および/または単一のステップに組み合わせることが可能である。言い換えれば、説明されている方法の適切なオペレーションのためステップまたは動作の特定の順序が必要な場合を除き、特定のステップおよび/または動作の順序および/または使用は、特許請求の範囲から逸脱することなく、修改することができる。
用語「プロセッサ」は、汎用プロセッサ、中央処理装置(CPU:central processing unit)、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、コントローラ、マイクロコントローラ、状態マシンなどを包含するよう広義に解釈されるべきである。一部の状況において、「プロセッサ」が、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラム可能論理デバイス(PLD:programmable logic device)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:field programmable gate array)などを指すことがある。用語「プロセッサ」は、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連結された一つ以上のマイクロプロセッサ、または任意の他のかかる組み合わせなど、処理デバイスの組み合わせを称してもよい。
用語「メモリ」は、電子情報を格納する能力のある任意の電子コンポーネントを包含するよう広義に解釈されるべきである。用語「メモリ」は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、プログラム可能読み取り専用メモリ(PROM:programmable read−only memory)、消去可能プログラム可能読み取り専用メモリ(EPROM:erasable programmable read−only memory)、電気的消去可能PROM(EEPROM:electrically erasable PROM)、フラッシュメモリ、磁気または光データストレージ、レジスタなど、様々な種類のプロセッサ可読媒体を称してよい。メモリは、プロセッサが該メモリから情報を読み取り、および/またはそれに情報を書き込むことが可能な場合、プロセッサと電子通信していると言われる。メモリはプロセッサと一体化することも可能で、それでもプロセッサと電子通信していると言ってよい。
用語「命令」および「コード」は、任意の種類のコンピュータ可読ステートメント(群)を含むよう広義に解釈されるべきである。例えば、用語「命令」および「コード」は、一つ以上のプログラム、ルーティン、サブルーティン、関数、プロシージャなどを称してよい。「命令」および「コード」は、単一のコンピュータ可読ステートメントまたは多数のコンピュータ可読ステートメントを含んでよい。
当然のことながら、前述の説明は、本発明の好適な実施形態の単なる例示である。当業者は、本発明から逸脱することなく、様々な代替および修改を考案することができよう。したがって、本発明は、前述の説明の範囲に含まれる全てのかかる代替、修改、および別形を包含するよう意図されている。

Claims (8)

  1. デバイス・ツー・デバイス(D2D)通信またはディスカバリのため、端末に対し無線リソースを設定する方法であって、基地局によって実行される前記方法は、
    デバイス・ツー・デバイス通信の間に前記端末によって使用されるリソースプールを、対応するパラメータに従って設定し、
    相異なる構成を有する複数のリソースプールをセットアップし、
    相異なるリソースプールの前記構成を、相異なる方法を使って設定またはシグナリングすることを含み、
    デバイス・ツー・デバイス・オペレーションのために適したリソースプール構成が前記端末によって選択され
    前記パラメータに基づいて前記リソースプールを設定することをさらに含み、前記パラメータが、
    連続するリソースブロック(RB)の数と、
    繰り返し周期と、
    各繰り返し周期内のオフセットRBの数と、
    を示す、方法。
  2. 前記リソースプール構成は、前記端末がRRC_CONNECTED状態であるか否かに少なくとも基づいて選択される、請求項1に記載の方法。
  3. デバイス・ツー・デバイス(D2D)通信またはディスカバリのため、端末に対し無線リソースを設定する方法であって、前記端末によって実行される前記方法は、
    デバイス・ツー・デバイス通信の間に前記端末によって使用されるリソースプールの、対応するパラメータに従う構成を受信し、
    デバイス・ツー・デバイス・オペレーションのために適したリソースプール構成を選択することを含み、
    相異なる構成を有する複数のリソースプールがセットアップされ、
    相異なるリソースプールの前記構成が、相異なる方法を使って設定またはシグナリングされ
    前記パラメータに基づいて前記リソースプールを設定することをさらに含み、前記パラメータが、
    連続するリソースブロック(RB)の数と、
    繰り返し周期と、
    各繰り返し周期内のオフセットRBの数と、
    を示す、方法。
  4. 前記リソースプール構成は、前記端末がRRC_CONNECTED状態であるか否かに少なくとも基づいて選択される、請求項3に記載の方法。
  5. デバイス・ツー・デバイス(D2D)通信またはディスカバリのため、端末に対し無線リソースを設定する基地局であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと電子通信しているメモリと、
    を含み、前記メモリ中に格納された命令が、
    デバイス・ツー・デバイス通信の間に前記端末によって使用されるリソースプールを、対応するパラメータに従って設定し、
    相異なる構成を有する複数のリソースプールをセットアップし、
    相異なるリソースプールの前記構成を、相異なる方法を使って設定またはシグナリングする、
    ため実行可能であり、
    前記端末は、デバイス・ツー・デバイス・オペレーションのために適したリソースプール構成を選択するものであり、
    前記メモリ中に格納された前記命令が、
    前記パラメータに基づいて前記リソースプールを設定するためさらに実行可能であり、前記パラメータは、
    連続するリソースブロック(RB)の数と、
    繰り返し周期と、
    各繰り返し周期内のオフセットRBの数と、
    を示す、基地局。
  6. 前記リソースプール構成は、前記端末がRRC_CONNECTED状態であるか否かに少なくとも基づいて選択される、請求項5に記載の基地局。
  7. デバイス・ツー・デバイス(D2D)通信またはディスカバリのため、無線リソースが設定される端末であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと電子通信しているメモリと、
    を含み、前記メモリ中に格納された命令が、
    デバイス・ツー・デバイス通信の間に前記端末によって使用されるリソースプールの、対応するパラメータに従う構成を受信し、
    デバイス・ツー・デバイス・オペレーションのために適したリソースプール構成を選択する、
    ため実行可能であり、
    相異なる構成を有する複数のリソースプールがセットアップされ、
    相異なるリソースプールの前記構成が、相異なる方法を使って設定またはシグナリングされ
    前記メモリ中に格納された前記命令が、
    前記パラメータに基づいて前記リソースプールを設定するためさらに実行可能であり、前記パラメータは、
    連続するリソースブロック(RB)の数と、
    繰り返し周期と、
    各繰り返し周期内のオフセットRBの数と、
    を示す、端末。
  8. 前記リソースプール構成は、前記端末がRRC_CONNECTED状態であるか否かに少なくとも基づいて選択される、請求項7に記載の端末。
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