JP6526050B2 - 付属くし状部及び毛切断装置 - Google Patents

付属くし状部及び毛切断装置 Download PDF

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    • A45D24/36Combs, stencils, or guides, specially adapted for hair trimming devices

Description

本開示は、毛切断装置の付属くし状部に関する。さらに、本開示は、付属くし状部が取り付けられる毛切断装置に関する。より具体的には、本開示は、ヘアトリミングモード及びシェービングモードで動作可能な毛切断装置に関する。
国際公開第2013/150412号は、毛切断装置及び毛切断装置における対応する刃セットを開示している。その刃セットは、静止刃及び可動刃を有する。可動刃は、ヘア(毛)を切るために静止刃に関して往復駆動され得る。その刃セットは、トリミング動作及びシェービング動作の双方を可能にするのに特に適している。
体毛を切るために、基本的には、かみそりとヘアトリマー又はクリッパーという、習慣的に区別される2つのタイプの電動装置が存在する。概して、かみそりはシェービング(すなわち、そり痕のない滑らかな皮膚を得るために皮膚のレベルで体毛をスライスすること)のために用いられる。ヘアトリマーは、通常、皮膚からある選ばれた距離のところで毛を切るために、すなわち所望の長さに毛を切るために用いられる。用途の違いは、各装置に組み入れられる切断刃構成の異なる構造及びアーキテクチャに反映されている。
電動かみそりは、通常、フォイル(すなわち極薄の有孔スクリーン)と、フォイルの内側に沿って且つフォイルに関して移動可能な切断刃とを含む。使用中、フォイルの外側は皮膚に置かれ且つ皮膚に対して押し付けられ、フォイルを通る全ての毛が、その内側に関して動く切断刃によって切り取られ、且つ、そのかみそりの内側にある凹んだヘア回収部内に入るようにする。
一方、電動ヘアトリマーは、通常、歯付き縁を有する大抵2つの切断刃を含む。2つの切断刃は、歯付き縁のそれぞれが重なるように他方の上に一方が置かれている。動作時に、それらの切断刃は互いに関して往復動し、それらの歯の間に捕捉された全ての毛をはさみ作用で切り取る。毛が切り取られるところである皮膚の上の正確なレベル(高さ)は、通常、(スペーサ)ガード又はくし状部と呼ばれる追加の取付可能な部品を用いて決定される。
更に、基本的にシェービング目的及びトリミング目的の双方に適応する複合装置が知られている。しかしながら、これらの装置は、単に2つの別々の異なる切断セクション、すなわち、上述したような電動かみそりのコンセプトに合致する構成を有するシェービングセクションと、その一方でヘアトリマーのコンセプトに合致する構成を有するトリミングセクションとを含むのみである。
一般的な電動かみそりは、皮膚の上の所望の可変長さで毛を切ること、すなわち正確なトリミング動作に特に適しているというわけではない。これは、少なくとも部分的には、皮膚から距離を空けてフォイル(そしてその結果として切断刃)を位置付けるための機構をそれらが含んでいないという事実によって説明され得る。しかし、例えば間隔形成用くし状部等の付属のスペーサ部品を追加することで、たとえそれらがそのような機構を含むようにしたとしても、通常は多数の小さい孔を含むそのフォイルの構成は、最も短く且つ硬い毛を除く全ての毛の効率的な捕捉を損なってしまう。
同様に、一般的なヘアトリマーは、シェービングに特に適しているというわけではない。主に、個々の切断刃が、変形することなくはさみ作用を実現するために、一定の剛性、ひいては厚みを必要とするという理由による。皮膚の近くにある毛が切り取られるのを妨げるのは、その皮膚に向き合う刃の最低限必要な刃厚である。その結果、自身の体毛をシェービングすること及びトリミングすることの双方を望むユーザは、2つの別々の装置を購入して利用する必要があり得る。
さらに、複合シェービング・トリミング装置はいくつかの欠点を示す。それらは、基本的に、2つの切断刃セットと個別の駆動機構とを必要とするためである。その結果、それらの装置は、標準的なタイプの単一目的の毛切断装置よりも重く且つ摩耗の影響を受け易く、また、費用のかかる製造プロセス及び組立プロセスも必要とする。同様に、それらの複合装置を動作させることは、しばしば、かなりの不快さと複雑さを感じさせる。2つの別々の切断セクションを有する従来の複合シェービング・トリミング装置が利用される場合でさえ、その装置の取り扱い、及び、異なる動作モード間の切り替えは、時間が掛かるもので、且つ、あまりユーザフレンドリではないと見なされ得る。切断セクションは、通常、装置の異なる場所に備えられているため、誘導精度(及びその結果としての切断精度)は低減され得る。ユーザは、動作の際に2つの全く異なる主要な保持位置に慣れる必要があるためである。
上記の国際公開第2013/150412号は、シェービングのために使用されるときに皮膚と向き合う可動刃の側に静止刃の第1部分が配置されるように、且つ、使用の際に皮膚に背を向ける可動刃の側に静止刃の第2部分が配置されるように可動刃を収容する静止刃を有する刃セットを提供することによって、これらの問題のいくつかに取り組んでいる。さらに、歯付きの刃先のところで、静止刃の第1部分と第2部分が接続され、それによって、可動刃の個々の歯をカバーする複数の静止歯を形成している。その結果、可動刃は、静止刃によって保護される。
この配置は、皮膚に背を向ける可動刃の側にも静止刃が存在するため、静止刃が刃セットにより大きな強度及び剛性をもたらす限りにおいて有利である。これは、ほとんどの場合、可動刃の皮膚に向き合う側にある静止刃の第1部分の厚みの低減を可能にし得る。その結果、このようにして動作中に可動刃が皮膚により近づき得るため、上記の刃セットは、ヘアシェービング動作によく適している。それに加えて、刃セットは、ヘアトリミング動作にも特に適している。スロットと交互になっている個々の歯を含め、刃先の構成は、より長い毛がそのスロットに入るのを可能にし、その結果、可動刃と静止刃との間の相対的な切り取り動作によって切断されるのを可能にするためである。
国際公開第2013/150412号
しかしながら、毛切断装置では、それでもなお、改善の必要性が存在する。これは、具体的には、ユーザの快適さに関する側面と、性能に関する側面とを含み得る。特に、ハウジングに旋回可能に取り付けられている刃セットを有する毛切断装置では、様々な全く異なる動作モードでその装置を動作させることは、いくつかの課題をもたらし得る。特に、そのような装置の刃セットをユーザの皮膚から距離を空けて確実に配置することは、困難となり得る。
本開示の目的は、毛切断装置に容易に取り付けられ且つ毛切断装置から容易に取り外され得る、トリミング動作のために配置される付属くし状部を提供することである。より好ましくは、本開示は、例えば、上述のような既知の従来技術に属する毛切断装置につきものの欠点のうちの少なくともいくつかに対処し得る。シェービングモード及びトリミングモードで選択的に作動させられるように構成された毛切断装置を提供することが更に好ましい。付属くし状部が毛切断装置のトリミング性能を高めることが特に好ましい。
本開示の第1の態様では、毛を切るために移動方向において毛を通って動かされるように配置される毛切断装置が提示される。毛切断装置は、刃セット、具体的には旋回可能に取り付けられる刃セットと付属くし状部とを有する。付属くし状部は、
・支持フレーム
・作動の際に作業面から距離を空けて刃セットを位置付けるように、特に、ユーザの皮膚から距離を空けて刃セットの皮膚対向側を位置付けるように配置される少なくとも1つの間隔形成用保護要素
・毛切断装置のハウジング部に取り付けられるように配置される取付部
・毛切断装置に取り付けられたときに刃セットと係合し且つ刃セットのロック姿勢(locking orientation)を定めるように配置される姿勢決定部
を有する。
この態様は、付属くし状部が複数の目的に役立ち得るという見識に基づく。一方では、付属くし状部は、(残る)毛の長さを決めるために皮膚から距離を空けて刃セットを配置し得る。他方では、付属くし状部は、刃セットを所望の姿勢(例えばトリミング姿勢)にすることによって、毛切断装置でトリミングモードを作動させ得る。刃セットがトリミングモードにおいてロックされること、すなわち、毛切断装置のハウジングに関して刃セットが旋回不能であることが好ましい。ロック姿勢においてもなお刃セット自体が動作可能であること、すなわち、刃セットの可動切断刃が、刃セットの静止刃に関して動かされ得ることは言うまでもない。付属くし状部は、毛切断装置に取り付けられたときにロック姿勢を作動させ或いはロック姿勢をもたらし得ることが更に好ましい。
シェービングモードでは、付属くし状部が毛切断装置から取り外されると、刃セットは、ハウジングに関して旋回させられ得る。その結果、輪郭追従能力をもたらす。付属くし状部の取り外しの結果として、刃セットは、ロック姿勢におけるその比較的固定的な姿勢から解放され得る。その結果、刃セットは、シェービングモードにおいてハウジング部に関して再び回動させられ或いは旋回させられ得る。
2つの目的に用いられる(dual-purpose)、或いは、複数の目的に用いられる(multi-purpose)刃セットとして配置される刃セットを有する毛切断装置に付属くし状部が好適に取り付けられ得ることはこの文脈において言及する価値がある。その結果、同じ刃セットがトリミングにもシェービングにも利用され得る。
一実施例では、姿勢決定部は、刃セットと毛切断装置のハウジング部とを結合する旋回機構をブロックするように配置されている。旋回機構をブロックすることは、それに取り付けられている刃セットをブロックすることを含み得る。代替的に或いは追加的に、旋回機構をブロックすることは、刃セットが取り付けられる旋回機構の要素、例えば、4バー・リンク機構(four-bar linkage mechanism)におけるバーをブロックすることを含み得る。
一実施例では、取付部は、少なくとも1つの保持要素、具体的には、少なくとも1つの弾性スナップオン式フックを更に有する。少なくとも1つの保持要素は、ハウジング部のところにある取付用輪郭と係合するように配置されている。また、少なくとも1つの保持要素は、毛切断装置に取り付けられたときに、取付用輪郭に対してバイアスをかける。好ましくは、少なくとも1つの保持要素は、その保持要素を直接作動させる必要なく、すなわち、その保持要素を直接的に押したり或いは引っ張ったりする必要なく、作動させられ得る。その結果、少なくとも1つの保持要素は、仲介作動式(mediately actuable)、或いはむしろ自動作動式の保持要素として配置され得る。
一実施例では、少なくとも1つの保持要素は、予めテンションがかけられた(プレテンション式)取付要素であり、具体的には、可撓性の弾性取付要素又はバネ・プレテンション式取付要素である。その結果、ロック力が生成され得る。その結果、付属くし状部は、毛切断装置及びその刃セットに関する所望の位置に促され或いは付勢され得る。
一実施例では、少なくとも1つの保持要素は、支持フレームに回転可能に取り付けられ、或いは、支持フレームのところで一体的に形成される。支持フレームは、少なくとも1つの保持要素及び姿勢決定部と接触する。それ故に、少なくとも1つの保持要素は、ロック力を支持フレームに加え、その結果として、刃セットと接触し得る姿勢決定部にロック力を加え得る。
一実施例では、少なくとも1つの保持要素は、毛切断装置に搭載されたときに、位置合わせ力をハウジング部に加えるように配置されている。位置合わせ力は、姿勢決定部と刃セットとの係合を促し、刃セットは、ロック姿勢となるように促される。
一実施例では、少なくとも1つの保持要素は、取付用輪郭に関連付けられた摺動傾斜面と協働するように配置される摺動面を有する。摺動面及び摺動傾斜面は、取付用輪郭に関連付けられた係合面とその少なくとも1つの保持要素の保持面が係合するように、付属くし状部の取り付けの際にその少なくとも1つの保持要素をそらす。これは、付属くし状部を取り付ける過程で保持要素が自動的に取付用輪郭と係合し得るという利点を有し得る。
一実施例では、取付用輪郭は、操作タブ、具体的にはユーザが作動可能な係合解除用操作タブを更に有する。少なくとも1つの保持要素は、係合解除力が操作タブに加えられると、取付用輪郭から係合解除される。
保持要素の係合解除は、保持面が係合面から解放されるように保持要素をそらすこと或いは曲げることを含み得る。好ましくは、係合解除は、取付用輪郭における係合面と摺動傾斜面との間の頂点を保持面が乗り越えられるように保持要素を旋回させることを含み得る。
代替的な実施例の1つでは、操作タブが少なくとも1つの保持要素に結合され、ハウジング部からその少なくとも1つの保持要素を解放するために、その操作タブが選択的に作動可能となっている。この実施例に従って、ユーザは、保持要素を係合させ或いは係合解除させるために、保持要素を直接的に作動させ得る。
一実施例では、姿勢決定部は、ハウジング部に関連付けられた旋回リミット停止部材に抗して刃セットを旋回させる。その結果、刃セットは、所望のロック姿勢において比較的高精度で維持され得る。
代替的な実施例では、姿勢決定部は、ハウジング部に関連付けられた付勢要素によって加えられる刃セット姿勢付勢力に抗して刃セットを旋回させる。例として、旋回機構は、付勢要素を備え得る。概して、付勢要素は、旋回機構及びその結果として刃セットを中立位置に促し得る。付属くし状部の取り付けの結果、姿勢決定部は、付勢要素によって加えられた付勢力に抗して刃セットをその所望のロック姿勢に付勢し得る。
一実施例では、付属くし状部は、ヘアトリミング用くし状部として配置される。姿勢決定部は、付属くし状部が毛切断装置に取り付けられたときに、刃セットのトリミング姿勢をもたらすように配置される。トリミング姿勢は、具体的には、ハウジング部に関する刃セットの定められた角度姿勢を含む。付属くし状部は、作動の際に皮膚から距離を空けて刃セットを配置し得る複数のくし歯を有し得る。
一実施例では、付属くし状部は、姿勢決定部に隣接する挿入部を更に有する。挿入部は、取り付け方向において、付属くし状部を刃セットに押し付けること又は載せることを促進するように構成されている。その結果、組立ミスが回避され得る。取り付けプロセスは更に簡素化され得る。
一実施例では、取り付け方向は、ハウジング部に関する刃セットの標準的な姿勢に合わせられる。上述のように、刃セットは、外部荷重がそれに加えられていない場合、標準的姿勢すなわち中立姿勢をとり得る。それ故に、挿入部を刃セットの標準的な姿勢に適合させることが特に有益である。
付属くし状部を取り付けることは、取り付け方向において刃セットに近づくこと、刃セットを姿勢決定部に接触させること、刃セットのピボット軸又は仮想ピボット軸に基本的に平行となり得る横に延びる軸の回りで付属くし状部を旋回させることを含み得る。
一実施例では、取付部は、少なくとも1つのサイドクリップ要素、具体的には、第1サイドクリップ要素と、その第1サイドクリップ要素の反対側にある第2サイドクリップ要素を更に有する。その少なくとも1つのサイドクリップ要素は、付属くし状部を取り付け姿勢に旋回させると、ハウジング部と係合するように構成されている。したがって、刃セットがロック姿勢になるように促す。
関連する実施例では、取付部は、第1サイドクリップ要素及び第2サイドクリップ要素を有する。第1サイドクリップ要素及び第2サイドクリップ要素は、付属くし状部が毛切断装置に取り付けられたときに、ハウジング部を抱くように配置されている。第1サイドクリップ要素及び第2サイドクリップ要素は、対向する保持力を及ぼす。好適に対向する保持力は、望ましくは、保持要素によって加えられ得る位置合わせ力に垂直である。しかしながら、サイドクリップ要素無しで実現される複数の実施例が想定され得る。
毛切断装置の一実施例では、その装置は、シェービングモードで毛をそるように動作可能である。刃セットは、シェービングモードで旋回するように構成されている。刃セットの実際の姿勢は、作業面、具体的にはユーザの皮膚に適応できる。付属くし状部を備えた毛切断装置は、トリミングモードで毛をトリミングするように動作可能である。刃セットは、トリミングモードにおいて、付属くし状部によってロック姿勢となるように促される。
本開示の更なる態様では、毛切断装置の刃セットのための、具体的には旋回可能に支持された刃セットのための取り外し可能な付属くし状部が提示される。
本開示のこれらの及び他の態様は、以下で説明される実施例から明らかとなり、且つ、それらの実施例を参照して明らかにされる。
本開示に従った付属くし状部の典型的な実施例が取り付けられ得る典型的な電動毛切断装置の概略的な斜視図を示す。 毛切断装置のための刃セットを含む切断ヘッドの上面斜視図を示す。 本開示に従った付属くし状部の典型的な実施例が取り付けられた毛切断装置の横部分断面図である。 図3に従った付属くし状部が取り付けられた毛切断装置の切断ヘッドの部分斜視図である。 姿勢決定部が毛切断装置の刃セットに提供されるところである、付属くし状部の取り付けプロセスを示す毛切断装置の部分側面図である。 付属くし状部の取付部が毛切断装置のハウジング部に近づいているところである、図5に示された構成の更なる部分側面図である。 取付部がハウジング部と係合するところである、図5及び図6に従った構成の更に別の部分側面図である。 付属くし状部がハウジング部に取り付けられ且つ刃セットと係合している、付属くし状部の更に別の典型的な実施例の上面斜視図である。 説明のために付属くし状部の間隔形成用保護要素を見えなくしている、図8に示される付属くし状部の断面図である。 図8に示される構成の背面図である。 図10のXI−XI線に沿った、図10に示される構成の横断面図である。 説明のために間隔形成用保護要素を図12では見えなくしている、毛切断装置のための付属くし状部の背面断面斜視図である。 図12の姿勢に合わせられた姿勢にある毛切断装置の部分背面斜視図である。 毛切断装置の切断ヘッドの刃セットに近づく付属くし状部の横部分断面図である。 付属くし状部の姿勢決定部が刃セットと係合し、且つ、付属くし状部の保持要素が毛切断装置のハウジング部の取付用輪郭に近づくところの、図14に従った付属くし状部及び毛切断装置の別の図である。 付属くし状部が取り付けられた毛切断装置の単純化された上面部分断面斜視図である。 付属くし状部が取り付けられた毛切断装置の更なる部分側面図である。
図1は、毛切断装置10、具体的には電動毛切断装置10の典型的な実施例を単純化された斜視図で概略的に示す。毛切断装置10は、ハウジング、より具体的にはハウジング部12と、ハウジング部12内において破線ブロック14で示されるモータと、ハウジング部12内において破線ブロック16で示される駆動機構すなわちドライブトレインとを有し得る。モータ14に電力を供給するために、少なくとも毛切断装置10のいくつかの実施例では、ハウジング部12内の破線ブロック17で示される、例えば再充電可能バッテリ、交換式バッテリ等のような電気バッテリが提供され得る。しかしながら、いくつかの実施例では、毛切断装置10は、電源を接続するための電力ケーブルを更に備えていてもよい。電源コネクタが、(内部)電気バッテリ17に加えて或いはその代わりに提供されてもよい。
毛切断装置10は、切断ヘッド18を更に有していてもよい。切断ヘッド18では、刃セット20が毛切断装置10に取り付けられ得る。刃セット20は、切断動作を可能にするため、駆動機構すなわちドライブトレイン16を介し、モータ14によって駆動され得る。切断動作は、一般的に、以下で更に説明され且つ検討される、静止刃と可動刃との間の相対運動と見なされ得る。概して、ユーザは、毛を切るために、毛切断装置10を把持し、保持し、且つ、移動方向28に毛を通って毛切断装置10を手動でガイドし得る。毛切断装置10は、一般的に、ハンドガイド式及びハンド操作式の電動装置と見なされ得る。さらに、切断ヘッド18、或いはより具体的には、刃セット20は、図1の参照数字26で示される湾曲した双方向矢印を参照し、旋回可能な態様で毛切断装置10のハウジング部12に接続され得る。いくつかの実施例では、毛切断装置10、或いはより具体的には、刃セット20を含む切断ヘッド18は、皮膚に生えている毛を切るために、皮膚に沿って動かされ得る。皮膚に近いところで毛を切るときには、基本的には、皮膚のレベルで毛を切り或いは切断(chop)することを目的としてシェービング動作が実行され得る。しかしながら、刈り取り(clip)動作(又はトリミング動作)も想定され得る。刃セット20を有する切断ヘッド18は、皮膚に関して所望の距離のところで、ある経路に沿って通過させられ得る。
ガイドされて毛を通って動かされるとき、刃セット20を含む毛切断装置10は、通常、図1の参照数字28で示される一般的な移動方向に沿って動かされる。毛切断装置10が、通常、手動でガイドされ且つ動かされることを考慮すると、移動方向28は、必ずしも、毛切断装置10の姿勢、及び、刃セット20が取り付けられているその切断ヘッド18の姿勢に関して固定的な定義及び関係を有する正確な幾何学的基準として解釈される必要はない点はこの文脈で言及する価値がある。すなわち、皮膚のところにある切断対象の毛に関する毛切断装置10の全体的な姿勢は、多少不安定なものと解釈され得る。しかしながら、説明目的のため、毛切断装置10の構造的特徴を説明するための手段として以下で役立ち得る座標系の主中心平面に対して(仮想)移動方向28が平行(或いはほぼ平行)であることがかなり想定され得る。
参照し易くするために、本書では、座標系が複数の図で示されている。例として、デカルト座標系X−Y−Zが図1に示されている。本開示のために、各座標系の軸Xは、大抵は長さに関連付けられてほぼ縦の方向に延びる。本開示のために、その座標系の軸Yは、幅に関連付けられて横(横断)方向に延びる。その座標系の軸Zは、少なくともいくつかの実施例では、説明のためにほぼ鉛直な方向として参照され得る高さ(鉛直)方向に延びる。座標系X−Y−Zと、毛切断装置10の特有の特徴及び/又は実施例との関連づけが主として説明のために提供され、且つ、限定的な方法で解釈されてはならないことは言うまでもない。代替の実施例、及び、別の姿勢を含む図及びイラストのそれぞれと向き合うときに、本書で提供される座標系を当業者が容易に変換し且つ/或いは移動させ得ることが理解されるべきである。さらに、本開示のために、その座標系X−Y−Zが、刃セット20を含む切断ヘッド18の主方向及び幾何学的配置とほぼ一致している点は言及する価値がある。
図2は、図1に示されている切断ヘッド18に組み入れられ得る刃セット20の上面斜視図を示す。刃セット20の静止刃22は、複数の歯を有する、少なくとも1つの歯付き前縁30a、30bを定め得る。また、可動切断刃24は、個別の歯を備えた個別の歯付き前縁を有していてもよい。可動切断刃24は、破線表現で図2に示されている。可動刃24は、往復動の方法で駆動シャフト48によって駆動され得る。その結果、可動刃24及び静止刃22は、互いに対して往復動の方法で動かされ得る。そして、毛切断装置10が移動方向28において毛を通って動かされるときに、その少なくとも1つの歯付き前縁30a、30bのところにある歯の間のスロットに入る毛を切るように協働する。既に示されたように、刃セット20は、シェービング動作及びトリミング動作に特に適し得る。シェービング性能は、刃セット20が実際の皮膚の輪郭に追従できる場合に更に改善され得る。その結果、毛切断装置10のハウジング又はハウジング部12に対して刃セット20が旋回可能に取り付け可能であることがより好ましいものとなり得る。
静止刃22は、可動刃24のための保護具として配置され得る。静止刃22は第1壁部と第2壁部を有することが特に好ましい。第1壁部と第2壁部は、可動刃24のためのガイドスロットがそれらの間に定められるように、少なくとも部分的に互いに間隔を空けられている。それ故に、静止刃22は、少なくとも1つの歯付き前縁30a、30bのところで可動刃24をカバーしてもよい。刃セット20は、旋回(swiveling)機構40に取り付けられてもよい。旋回機構40は、刃セット20とハウジング部12との間に入るように置かれる切断ヘッド18の一部を形成してもよい。旋回機構40は、図1及び図2の湾曲した双方向矢印26を参照し、ピボット、より厳密に言えば、刃セット20のための仮想ピボットを定めてもよい。
旋回機構40は、ハウジング部12に関する刃セット20の最大旋回角度を定めるためのリミット停止部42を更に有し得る。少なくとも1つの接触面44は、刃セット20に関連付けられ得る。その結果、刃セット20がピボット軸又は仮想ピボット軸の回りを旋回させられると、接触面44はリミット停止部42と接触し得る。そして、旋回動作を制限する。切断ヘッド18は、交換式の切断ヘッドと見なされ得る。切断ヘッド18は、毛切断装置10のハウジング部12のところにある個別の受け入れインタフェースと係合するように配置されている取り付けインタフェース46を有し得る。具体的には、切断ヘッド18は、プラグイン(差し込み)式の切断ヘッド18として配置され得る。既に示されたように、刃セット20、具体的にはその可動切断刃24は、駆動シャフト48に結合され得る。駆動シャフト48は、駆動シャフト48の長手軸の回りを回転(revolve)し得る偏心部を有し得る。その結果、往復動の方法で静止刃22に関して可動切断刃24を駆動するための偏心切断機構が提供され得る。
図2に示されている旋回機構40、又は、旋回機構40の別の典型的な実施例に取り付けられることで、切断ヘッド18は、シェービング動作に特に適したものとなり得る。しかしながら、切断ヘッド18がヘアトリミング動作にも適していることが好ましい。ヘアトリミングは、所望の長さで毛を切ることを含み得る。その毛の所望の残り長さは、いわゆる付属くし状部で決められてもよい。付属くし状部は、概して、皮膚表面から距離を空けて刃セット20を位置付け得る。付属くし状部を毛切断装置10に取り付ける場合、刃セット20が基本的にハウジング部12のところで旋回可能に取り付けられていることが検討される必要がある。旋回可能な取り付けは、毛切断装置10のシェービング性能を改善し得る。しかしながら、その一方で、トリミングモードでは、刃セット20の姿勢をロック或いはブロックで固定することが好ましいかもしれない。刃セット20をロックすることは、刃セット20を所望のトリミング姿勢に維持することを含み得る。
図3〜図17を参照し、付属くし状部50の典型的な実施例が示され且つ更に説明される。特に図3〜図7を参照し、付属くし状部50の第1の典型的な実施例が解明される。図3及び図4で最も良く見られるように、付属くし状部50は、支持フレーム52を有し得る。支持フレーム52は、毛切断装置10のハウジング部12と係合するように配置され得る支持梁54を有し得る。この目的のため、ロック係合要素56が支持梁54に取り付けられていてもよい。付属くし状部50は、通常、ハウジング部12に関する付属くし状部50の所定の姿勢を定めるように配置される取付部60を有し得る。取付部60は、例えば、ロック係合要素56を備え得る。ロック係合要素56は、取付用輪郭90、具体的にはハウジング部12のところにある取付用凹部と係合するように配置され得る。図3の毛切断装置10の切断ヘッド18の断面表現から最も良く見て取れるように、切断ヘッド18は、ハウジング部12に旋回可能に接続される刃セット20を有し得る。しかしながら、付属くし状部50が毛切断装置10に取り付けられている場合、トリミングモードでは、刃セット20が、ロック姿勢とも呼ばれる好ましいトリミング姿勢にされ且つ維持されることが好ましい。刃セットのロック姿勢は、好ましい角度姿勢を含んでいてもよい。言い換えれば、刃セット20は、付属くし状部50、それ故にハウジング部12に関して角度αで配置され得る。
付属くし状部50は、姿勢決定部62を更に有し得る。姿勢決定部62は、予め定められた方法で付属くし状部50がハウジング部12及び刃セット20に取り付けられたときに、刃セット20のロック姿勢又はトリミング姿勢を定めるように配置され得る。例として、姿勢決定部62は、刃セット20の頂面32(図5参照。)と少なくとも部分的に接触するように配置され得る受け座部64を有し得る。その予め定められた姿勢を取ることで、付属くし状部50は、基本的に、刃セット20をロック姿勢に促し得る。
図4の斜視図から最も良く見て取れるように、付属くし状部50は、複数のくし歯66を含み得る間隔形成用保護要素(spacing guard element)58を更に有し得る。くし歯66は、毛切断装置10がヘアトリミング動作のために使用されるときに、ユーザの皮膚と接触するように配置され得る。間隔形成用保護要素58、具体的にはそのくし歯66は、刃セット20の歯付き前縁30を皮膚からオフセットし得る。その結果、毛の実際の(残り)長さを決定し得る。図4から更に見て取れるように、刃セット20は、4バー・リンク機構として配置され得る旋回機構40に取り付けられ得る。図4を参照すると、旋回機構40は、付勢要素69、具体的にはバネ要素69を有し得る。付勢要素69は、刃セットを予め定められた中立位置に促すように配置され得る。その中立位置は、外部荷重が刃セット20に加えられていないときの刃セット20の位置と見なされ得る。その結果、姿勢決定部62は、トリミングの目的にとって望ましいロック姿勢となるように刃セット20を促すように、バネ要素69に抗して作用し得る。
図4から更に見て取れるように、付属くし状部50は、基本的に、シャベル状の形状を有し得る。支持フレーム52及び間隔形成用保護要素58は、刃セット20の頂面32を保護し得る。図5から最も良く見て取れるように、取付部60は、取り付け方向74において刃セット20の上に置かれるように配置され得る。図2も参照すると、付属くし状部50は、刃セットの横延長部(Y寸法)に合わせられたスロットを基本的に有し得る、定められた挿入部70を更に有し得る。姿勢決定部62が刃セット20の上に置かれると、刃セット20は、挿入部70に入り得る。刃セット20は、受け座部64と接触させられ得る。その前端では、具体的にはその歯付き前縁30では、刃セット20は、前部接触面67と接触させられ得る。
図5、図6及び図7は、付属くし状部50の典型的な取り付け手順を示す。図5を参照すると、初期状態では、付属くし状部50は、刃セット20が姿勢決定部62と接触するように、取り付け方向74において刃セット20に接近し得る。これは、具体的には、前部接触面67と刃セット20の前端とを接触させることを含み得る。各取り付け動作は、実質的に直線運動として参照され得る。図6で示される次の段階では、既に刃セット20と接触している場合がある付属くし状部50は、旋回取り付け方向76に、刃セット20と一緒に旋回させられ得る。その結果、取付部60は、毛切断装置10のハウジング部12に接近し得る。
取付部60をハウジング部12に取り付けることは、取付部60のスナップオン式の取り付けを含み得る。この目的のため、少なくともいくつかの実施例では、取付部60は、少なくとも1つのサイドクリップ72、具体的には、互いに対して反対側となる方法で配置される一対のサイドクリップを有し得る。サイドクリップ72は、ハウジング部12の向かい合った2つの側面と係合し得る。サイドクリップ72は、ハウジング部12のところで取付用輪郭90と接触しているロック係合要素56を引っ張り得る。その結果、付属くし状部50は、予め定められたスナップオン式の方法で、取り外し可能にハウジング部12に取り付けられ得る。予め定められた姿勢での付属くし状部50の取り付けは、刃セット20をそのロック姿勢に至らせることを含み得る。
図8〜図15を更に参照すると、毛切断装置10のための付属くし状部50の更なる典型的な実施例が更に詳説され且つ説明される。図8、図12及び図13から最も良く見て取れるように、付属くし状部50は、毛切断装置10のハウジング又はハウジング部12に取り付けられ得る。それは、毛切断装置10の刃セット20と係合することも含み得る。説明のために図8〜図15では刃セット20のための旋回機構を見えなくしている点に更に留意すべきである。概して、刃セット20及び旋回機構は、図2に示された旋回機構40の典型的な実施例に従って配置され得る。図8及び図9から最も良く見て取れるように、付属くし状部50は、支持フレーム52、具体的には、ループ状に形作られた支持フレーム52を有し得る。図8及び図10から最も良く見て取れるように、付属くし状部50は、複数のくし歯66を有し得る間隔形成用保護要素58を有し得る。間隔形成用保護要素58は、予め定められた長さで毛をトリミングできるよう、予め定められた方法で、ユーザの皮膚から距離を空けて刃セット20の頂面32を位置付け或いはユーザの皮膚から頂面32をオフセットさせ得る。説明のため、図9及び図11〜図15では、間隔形成用保護要素58を見えなくしている。いくつかの実施例では、間隔形成用保護要素は、調整可能な間隔形成用保護要素58として参照され得る。それ故に、刃セット20とユーザの皮膚との間隔を変更するために間隔形成用保護要素58が調整され得ることが好ましいこととなり得る。
付属くし状部50は、保持要素80(具体的には保持フック)を有する取付部60を更に有し得る。保持要素80は、少なくともいくつかの実施例では、弾性保持要素80とも称され得る。保持要素80は、支持フレーム52と共に一体的に形成されてもよく、或いは、支持フレーム52に取り付けられてもよい。保持要素80が、付属くし状部50を選択的にロックし或いは係合解除するために動作させられ或いは作動させられ得る湾曲可能な保持要素であることが特に好ましい。保持要素80の湾曲動作運動は、図12において、参照数字82で表された湾曲した双方向矢印で示されている。保持要素80は、ハウジング部12のところで取付用輪郭90と協働するように配置され得る。
図9、図11及び図12から最も良く見て取れるように、付属くし状部50は、付属くし状部50の取り付けられた状態において刃セット20の頂面32と接触し得る少なくとも1つの受け座部64を有し得る姿勢決定部62を更に備え得る。例として、図10も参照すると、姿勢決定部62は、第1受け座部64及び第2受け座部64を有し得る。少なくとも1つの受け座部64は、支持梁54の頂部65から延び得る。姿勢決定部62は、少なくとも1つの横ガイド要素71を更に有し得る。望ましくは、刃セット20の横位置(Y位置)を定めるために刃セット20の両側端をガイドするように配置される第1ガイド要素71及び第2横ガイド要素71が提供される。その結果、付属くし状部50及び刃セット20は、取り付けられた状態において完全に位置合わせされ得る。
図11から最も良く見て取れるように、受け座部64は、刃セット20の縦寸法lの少なくともかなりの部分をカバーし得る縦延長部lを有し得る。これは、基本的には、刃セットの(頂面32ではなく)底側と係合してしまうことを含み得る付属くし状部50の不完全な取り付けを防止し得る。それ故に、その少なくとも1つの受け座部64による刃セットの縦方向の被覆率が、刃セット20の縦延長部の長さlの少なくとも半分を超えることが好ましい。
概して、少なくとも1つの受け座部64は、支持フレーム52から延びるタブ又は歯として配置され得る。図8から最も良く見て取れるように、少なくとも1つの受け座部64は、間隔形成用保護要素58のくし歯66の間のスロット内に配置され得る。その結果、少なくとも1つの間隔形成用保護要素58は、通常、くし歯66と干渉しない。いくつかの実施例では、間隔形成用保護要素58と姿勢決定部62は、少なくとも部分的には一体的に形成され得る。これは、特に、間隔形成用保護要素58が無調整式の間隔形成用保護要素58であるときに当てはまる。この文脈において、少なくとも1つの受け座部64は、少なくとも複数のくし歯66の後側すなわち底側に配置されてもよい。
付属くし状部50は、操作タブ84(具体的には係合解除用操作タブ84)を更に有し得る。概して、操作タブは、ハンドルとも称され得る。操作タブ84は、支持フレーム52の底部83に配置され得る。操作タブ84は、付属くし状部50を毛切断装置10から係合解除するため或いは解放するためにユーザによって作動され或いは操作され得る。
図10及び図11を更に参照すると、本開示に従った典型的な実施例における保持要素80及び取付用輪郭90が更に詳説されている。図11は、毛切断装置10のハウジング部12に取り付けられている付属くし状部50の断面図を示す(図10のXI−XI線も参照。)。保持要素80は、湾曲可能な保持フックとして配置され得る。保持要素80は、支持フレーム52に旋回可能に取り付けられ得る。この目的のため、ピボット、すなわち取り付けピボット88が提供され得る。図12の参照数字82で示されている湾曲した双方向矢印を参照すると、保持要素80は、ピボット88の回りを旋回し得る。概して、付属くし状部50、具体的にはその支持フレーム52は、図13で典型例として示されているハウジング部12の外面形状に適合され得る。保持要素80は、ハウジング部12のところで取付用輪郭90と係合するように構成され得る先端86を有し得る。取付用輪郭90は、摺動傾斜面92及び係合面94を有し得る。
図13から最も良く見て取れるように、摺動傾斜面92は、基本的に、外向きに方向付けられ得る。係合面94は、基本的に、(ハウジング部12に関して)内向きに方向付けられ得る。また、係合面94は、取付用輪郭90のロック要素と見なされ得る。係合面94のところで、保持要素80の先端86はロックされ得る。その結果、付属くし状部50は、ハウジング部12のところでロックされ得る。付属くし状部50は、付勢要素100、具体的には、保持要素80のためのバネ要素100を更に有し得る。付勢要素100は、概して、保持要素80を取付用輪郭90と係合させるように促す。図11に示されている付属くし状部50の典型的な姿勢を考慮すると、付勢要素100は、保持要素80の時計回り回転を促す傾向を有する回転力を保持要素80に加え得る。この文脈において、上記の用語“時計回り”が限定的な方法で解釈されてはならず、むしろ、付勢要素100と保持要素80の例示的な構成と見なされる点に留意すべきである。
図13及び図15から最も良く見て取れるように、保持要素80は、先端86のところに、保持面96及び摺動面98を更に有し得る。基本的に、摺動面98は、保持要素80の先端86の取付用輪郭90への挿入の際に、取付用輪郭90の摺動傾斜面92と協働するように配置され得る。摺動面98は、保持要素80が付勢要素100のバイアス力に対してそらされるように、摺動傾斜面92のところで摺動し得る。その結果、先端86は、取付用輪郭90に入ることができる。そして、保持面96は、保持要素80をロックするようにそしてその結果として付属くし状部50をロックするように係合面94と係合し或いは接触し得る。
更なる参照が図11に対して行われる。図11は、取り付けられた状態にある付属くし状部50を示す。その取り付けられた状態では、付属くし状部50、具体的にはその姿勢決定部62は、刃セット20をトリミングに適した所定の姿勢に至らせ得る。概して、刃セット20は、ハウジング部12に取り付けられ得る或いは関連付けられ得る付勢要素すなわちバネ要素69に結合され得る。バネ要素69は、例示を目的として図11に概略的に示されている。この点についての更なる参照は、図4に示されているバネ要素69に対して行われる。概して、バネ要素69は、例えば、刃セット20を予め定められた中立旋回姿勢(図14参照。)に至らせるように構成され得る。その結果、図11に示されるように、姿勢決定部62は、バネ要素69に逆らって作動し得る。それ故に、刃セット20は、基本的には考慮すべき遊び無しで、バイアスが掛けられたプレロード状態でのトリミングに適したロック姿勢で維持され得る。
図11で更に見て取れるように、付勢要素100は、基本的に、刃セット20との規定の係合をもたらすように姿勢決定部62を引っ張る。付勢要素100に起因し且つ保持要素80によって加えられるロック力の方向は、図11のFで示されている。その取り付けられた状態における刃セット20の実際の姿勢を考慮すると(図11に示されている(刃セットの)座標系を参照。)、ロック力Fは、刃セット20に隣接する頂端のところで、結果として生じる保持力Fをもたらす。保持力Fは、基本的に、縦方向Xにおける付属くし状部50の解放動作を防止する。その結果、付属くし状部50は、自動位置合わせ式(self-aligning)付属くし状部と見なされ得る。刃セット20の所望のロック姿勢は、付属くし状部50のはめ合い適合を更に改善し得る。付属くし状部50は、自己保持式(self-retaining)付属くし状部50又は自動ロック式(self-locking)付属くし状部50とも称され得る。
上述のように、付属くし状部50は、支持フレーム52と共に一体的に形成され且つ支持フレーム52から延び得るハンドルすなわち操作タブ84を更に備え得る。ユーザは、付属くし状部50を係合解除するために操作タブ84を作動させ得る。各作動方向は図11の参照数字112で表される矢印で示されている。係合解除方向112に操作タブ84を押すことは、保持要素80を回転させ或いは旋回させ得る。図11に示されている典型的な構成を考慮すると、操作タブ84を係合解除方向112に押すと、保持要素80は反時計回りに回転させられ得る。その結果、保持要素80の先端86(具体的には保持面96(図15参照。))は、係合面94から係合解除され得る。このように、保持要素80は、取付用輪郭90との係合から解放され得る。それ故に、付属くし状部50は、毛切断装置10から解放され得る。言い換えれば、少なくともいくつかの実施例では、付属くし状部50は、単一ステップの解放式の付属くし状部50と見なされ得る。保持要素80の係合解除は、概して、保持要素80の旋回運動をもたらし得る、摺動傾斜面92の上での保持要素80の転動又は摺動を含み得る。その結果、先端86は、取付用輪郭90における摺動傾斜面92と係合面94との間の頂点を乗り越え得る。
特に図14及び図15を参照すると、付属くし状部50の取り付けプロセスが更に説明されている。図14から見て取れるように、切断ヘッド18の刃セット20は、外部荷重又は外力がそれに加えられていないとき、基本的な中立姿勢(座標軸X、Zを参照。)をとり得る。付属くし状部50は、取り付け方向114で、毛切断装置10に提供され得る。具体的には、姿勢決定部62が刃セット20に接近し得る。図15で最も良く見て取れるように、姿勢決定部62、具体的にはその少なくとも1つの受け座部64は、姿勢決定部62が刃セット20の頂面32と接触すると、刃セット20をロック姿勢に向けて促し得る(図15の傾斜した座標軸X、Zを参照。)。刃セット20の各旋回運動は、図15の参照数字116で表される湾曲矢印で示されている。
基本的に、刃セット20及び少なくとも1つの受け座部64は、付属くし状部50の取り付けの際に、位置合わせされ得る。図11で示されている実施例との関連で既に言及されたように、刃セット20は、バネ要素69に逆らうように促され得る。しかしながら、図15で見て取れるように、更に別の実施例では、刃セット20は、リミット停止部材68に逆らうように促されてもよい。しかしながら、この実施例は、それでもなお、刃セットのところに備えられるバネ要素69を含んでいてもよい。リミット停止部材68は、ハウジング部12に取り付けられ或いは関連付けられ得る。刃セット20が所望の姿勢に至ると、付属くし状部50、具体的にはその支持フレーム52は、ハウジング部12と接触し得る。これは、基本的に、付属くし状部50とハウジング部12の位置合わせのための付属くし状部50の回転又は旋回を含み得る(図15の参照数字118で表される湾曲矢印を参照。)。
このように、保持要素80は、ハウジング部12のところで取付用輪郭90と接触し得る。これは、摺動面98と摺動傾斜面92の滑り接触(また、滑り接触と転がり接触の組み合わせ)を含み得る(図11も参照。)。その結果、保持要素80は、摺動面98が摺動傾斜面92を乗り越えるように、そらされ得る(例えばピボット88の回りを旋回させられ得る)(参照数字120で示される図15の湾曲矢印を参照。)。この過程で、保持面96は、取付用輪郭90のところで係合面94と係合し得る。その結果、付属くし状部50は、ハウジング部12と位置合わせされ且つハウジング部12にロックされ得る。これは、取付用輪郭90との係合のために装置のユーザが保持要素80を直接作動させる必要がないという利点を有し得る。基本的に、付属くし状部50が毛切断装置10から係合解除されるときにも同じことが当てはまる。それ故に、保持要素80は、仲介作動式(mediately actuable)保持要素80と見なされ得る。
図16及び図17を更に参照すると、毛切断装置10のための典型的な付属くし状部50の代替の取り付け構成が図示され且つ更に説明されている。図16に示される実施例は、基本的に、バックパック式付属くし状部50と呼ばれ得る。バックパック式付属くし状部50は、概して、図8〜図15に示された実施例に対応し得る。バックパック式付属くし状部50は、毛切断装置10のハウジング部12の裏側つまり後側に取り付け可能な付属くし状部50と見なされ得る。バックパック式付属くし状部50の付属ハウジング132は、図16の参照数字132で示されている。
図17は、付属くし状部50の代替の実施例を示す。付属くし状部50は、フロントパック式付属くし状部50と見なされ得る。言い換えれば、図17の付属くし状部50は、図16に示されている裏側とは反対側の、毛切断装置10の前側に取り付け可能であり得る。毛切断装置10のハウジング部12の前側に適合されている各付属ハウジング134は、図17の参照数字134で示されている。また、フロントパック式付属くし状部50は、刃セット20がトリミングに適した所定のロック姿勢となるよう、毛切断装置10に取り付けられ得る。
図16及び図17を更に参照すると、姿勢決定部62の少なくとも1つの受け座部64が、概して、間隔形成用保護要素58のくし歯66と共に一体的に形成されていることが更に観察される。そのような配置は、基本的にその間隔長さに関して調整可能でない間隔形成用保護要素58が利用される場合に想定され得る。その結果、刃セット20に関するくし歯66の位置は、基本的に、その取り付けられた状態において固定されている。それ故に、くし歯66は、刃セット20の頂面32のための受け座部64を形成し得る。しかしながら、長さが調整可能な間隔形成用保護要素58が利用される場合、姿勢決定部62を形成し得る別の受け座部64を提供することが好ましい場合がある(図8及び図9も参照。)。
概して、毛切断装置10のハウジングの裏側は、付属くし状部50の取り付けられた状態で刃セット20の頂面32が背を向ける側と見なされ得る。概して、毛切断装置10のハウジングの前側は、付属くし状部50の取り付けられた状態で刃セット20の頂面32が向けられる側と見なされ得る。
本発明は図に示され且つ前述の説明で詳細に説明されたが、そのような図及び説明は、例示的或いは典型的なものとされ制限的なものとはされない。本発明は、開示された実施例に限定されない。開示された実施例に対する他の変形例は、クレームされた発明を実施するときの、図、開示内容、及び添付の請求項の検討から、当業者に理解され且つ実現され得る。
請求項では、“有する”という語は、他の要素又はステップを排除しない。不定冠詞“a”又は“an”は複数を排除しない。単一の要素又は他のユニットは、請求項に記載された複数のアイテムの機能を果たし得る。複数の手段が互いに別々の従属項に記載されているという単なる事実は、それらの手段の組み合わせが利益を得るために利用できないということを意味することはない。
請求項における何れの参照符号もその範囲を限定するものとして解釈されることはない。

Claims (18)

  1. 毛を切るために移動方向に毛を通って動かされるように構成される毛切断装置であって:
    ハウジング部;
    皮膚に対向する頂面を有し、且つ、シェービングモードの間は前記ハウジング部に対して旋回可能に動き、ヘアトリミングモードの間はロック姿勢で固定されるよう構成される刃セット;及び
    前記ヘアトリミングモードで前記ハウジング部に結合されるよう構成される、取り外し可能な付属くし状部;を有し、
    取り外し可能な前記付属くし状部は:
    支持フレーム;
    動作中にユーザの皮膚から距離を空けて前記刃セットの前記皮膚に対向する頂面を位置付けるように構成される少なくとも1つの間隔形成用保護要素;
    当該毛切断装置の前記ハウジング部に取り付けられるように構成される取付部;及び
    取り外し可能な前記付属くし状部が当該毛切断装置に取り付けられたときに、前記刃セットと係合するように、且つ、前記刃セットの前記ロック姿勢を定めるように構成される姿勢決定部;を有する、
    毛切断装置。
  2. 取り外し可能な前記付属くし状部の前記姿勢決定部は、当該毛切断装置における前記刃セットと前記ハウジング部とを結合する旋回機構をブロックするように構成されている、
    請求項1の毛切断装置。
  3. 取り外し可能な前記付属くし状部の前記取付部は、少なくとも1つの弾性のあるスナップオン式のフックを含む少なくとも1つの保持要素を更に有し、
    少なくとも1つの前記保持要素は、前記ハウジング部のところで取付用輪郭と係合するように構成され、且つ、当該毛切断装置に取り付けられたときに、前記取付用輪郭に対してバイアスをかける、
    請求項1又は2の毛切断装置。
  4. 取り外し可能な前記付属くし状部の少なくとも1つの前記保持要素は、プレテンション式の取付要素であ
    請求項3の毛切断装置。
  5. 取り外し可能な前記付属くし状部の少なくとも1つの前記保持要素は、回転可能に前記支持フレームに取り付けられ、或いは、前記支持フレームのところで一体的に形成されており、
    前記支持フレームは、少なくとも1つの前記保持要素及び前記姿勢決定部と接している、
    請求項3又は4の毛切断装置。
  6. 取り外し可能な前記付属くし状部の少なくとも1つの前記保持要素は、当該毛切断装置に取り付けられたときに、前記ハウジング部に位置合わせ力を加えるように構成されており、
    前記位置合わせ力は、前記姿勢決定部が前記刃セットと係合するように促し、且つ、
    前記刃セットは、前記ロック姿勢となるように促される
    請求項3乃至5の何れかの毛切断装置。
  7. 取り外し可能な前記付属くし状部の少なくとも1つの前記保持要素は、前記取付用輪郭に関連付けられた摺動傾斜面と協働するように配置された摺動面を有し、
    前記摺動面及び前記摺動傾斜面は、前記付属くし状部を取り付けると、前記保持要素の保持面が前記取付用輪郭に関連付けられた係合面と係合するように、少なくとも1つの前記保持要素をそらす、
    請求項3乃至6の何れかの毛切断装置。
  8. 取り外し可能な前記付属くし状部は、操作タブを更に有し、
    少なくとも1つの前記保持要素は、係合解除力を前記操作タブに加えると、前記取付用輪郭から解放される、
    請求項3乃至7の何れかの毛切断装置。
  9. 取り外し可能な前記付属くし状部の前記姿勢決定部は、取り外し可能な前記付属くし状部の取り付けの際に、前記ハウジング部に関連付けられた旋回リミット停止部材に抗して前記刃セットを旋回させるように構成されている、
    請求項1乃至8の何れかの毛切断装置。
  10. 取り外し可能な前記付属くし状部の前記姿勢決定部は、前記ハウジング部に関連付けられた付勢要素によって加えられる刃セット姿勢付勢力に抗して前記刃セットを旋回させるように構成されている、
    請求項1乃至9の何れかの毛切断装置。
  11. 前記付属くし状部は、ヘアトリミングくし状部であり、
    前記姿勢決定部は、前記のくし状部が当該毛切断装置に取り付けられたときに、前記刃セットのトリミング姿勢をもたらすように構成されており、
    前記トリミング姿勢は、前記ハウジング部に関する前記刃セットの定められた角度姿勢を含む、
    請求項1乃至10の何れかの毛切断装置。
  12. 前記付属くし状部は、前記姿勢決定部に隣接する挿入部を更に有し、
    前記挿入部は、取り付け方向において前記付属くし状部を前記刃セットに押し付けるのを促進するように構成されている、
    請求項1乃至11の何れかの毛切断装置。
  13. 前記付属くし状部の取り付け方向は、前記ハウジング部に関する前記刃セットの標準的な姿勢に合わせられている、
    請求項12の毛切断装置。
  14. 当該毛切断装置は、前記シェービングモードで毛をそるように動作可能であり、
    前記刃セットは、前記シェービングモードで旋回するように構成されており、
    前記刃セットの実際の姿勢は、前記ユーザの皮膚に適応可能であり、
    前記付属くし状部を備えた当該毛切断装置は、前記ヘアトリミングモードで毛をトリミングするように動作可能であり、
    前記刃セットは、前記ヘアトリミングモードにおいて、前記付属くし状部によって、前記ロック姿勢となるように促される
    請求項1乃至13の何れかの毛切断装置。
  15. 少なくとも1つの前記保持要素は、可撓性の弾性のある取付要素又はバネ・プレテンション式取付要素である、
    請求項3乃至8の何れかの毛切断装置。
  16. 取り外し可能な前記付属くし状部は、ユーザが作動可能な係合解除用操作タブを更に有し、
    少なくとも1つの前記保持要素は、係合解除力を前記係合解除用操作タブへ加えると、前記取付用輪郭から解放される、
    請求項3乃至8の何れかの毛切断装置。
  17. 切断装置と共に使用するための取り外し可能な付属くし状部であって、前記毛切断装置は
    ハウジング部;及び
    皮膚に対向する頂面を有し、且つ、シェービングモードの間は前記ハウジング部に対して旋回可能に動き、ヘアトリミングモードの間はロック姿勢で固定されるよう構成される刃セット;
    を有し、
    当該取り外し可能な付属くし状部は、前記ヘアトリミングモードでは前記ハウジング部に結合されるよう構成され;
    当該取り外し可能な付属くし状部は:
    支持フレーム;
    動作中に作業面から距離を空けて前記刃セットを位置付けるように構成される少なくとも1つの間隔形成用保護要素;
    前記毛切断装置の前記ハウジング部に取り付けられるように構成される取付部;及び
    前記毛切断装置に取り付けられるときに、前記刃セットと係合するように、且つ、前記刃セットの前記ロック姿勢を定めるように構成される姿勢決定部;を有する
    取り外し可能な付属くし状部。
  18. 当該取り外し可能な付属くし状部の前記取付部は、少なくとも1つの弾性のあるスナップオン式のフックを含む少なくとも1つの保持要素を更に有し、
    少なくとも1つの前記保持要素は、前記ハウジング部のところで取付用輪郭と係合するように配置され、
    少なくとも1つの前記保持要素は、前記毛切断装置に取り付けられたときに、前記取付用輪郭に対してバイアスをかけ、
    当該取り外し可能な付属くし状部の少なくとも1つの前記保持要素は、前記毛切断装置に取り付けられたときに、前記ハウジング部に位置合わせ力を加えるように構成され、
    前記位置合わせ力は、前記姿勢決定部が前記刃セットと係合するように促し、且つ、
    前記刃セットは、ロック姿勢となるように促される、
    請求項17の取り外し可能な付属くし状部。
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