JP6524400B2 - Deck plate drilling bit and deck plate drilling method - Google Patents
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Description
本発明は、ボイド管の内側に位置するデッキプレート部分を除去して穴を空けるデッキプレート用穴空けビット及びデッキプレートの穴空け方法に関する。 The present invention relates to a deck plate drilling bit and a deck plate drilling method for removing holes by drilling a deck plate portion located inside a void tube.
一般に、ビルディング等のコンクリート建造物におけるフロアを施工する場合、金属製のデッキプレートを設置し、その上にコンクリートを打設している。また、上下に配管や配線等を貫通させる必要があるため、通常、デッキプレートの上に紙製のボイド管を起設し、このボイド管の周りにコンクリートを打設するとともに、コンクリートが固化したなら、ボイド管の内側に位置するデッキプレート部分を除去する穴空けを行い、この後、ボイド管を除去している。ところで、このような穴空け作業は、金属製のデッキプレートに対して現場で直接穴空けを行う大変な作業となる。このため、デッキプレートの穴空けを目的とした専用の装置も提案されている。 Generally, when constructing a floor in a concrete structure such as a building, a metal deck plate is installed and concrete is cast thereon. In addition, since it is necessary to penetrate piping and wiring up and down, a void tube made of paper is usually raised above the deck plate, concrete is cast around this void tube, and concrete is solidified. In this case, drilling is performed to remove the deck plate portion located inside the void tube, and then the void tube is removed. By the way, such a drilling operation is a serious operation for directly drilling a metal deck plate on site. For this reason, a dedicated device for drilling a deck plate has also been proposed.
従来、デッキプレートの穴空けを目的とした専用の装置としては、特許文献1で開示されるデッキプレート切断装置が知られている。このデッキプレート切断装置は、スリーブ(ボイド管)側から貫通孔を開け得る切断装置の提供を目的としたものであり、具体的な構成としては、デッキ受梁上に張設したデッキプレート上の配管用貰通孔設置予定位置に所定径を有するスリーブを配設してコンクリートを打設した後、スリーブ配設部分のデッキプレートを切断するデッキプレート切断装置において、ステムを回転、昇降させる駆動装置と、該駆動装置をスリーブの径方向中央に保持する固定治具と、ステムの下端部に取り付けられ、駆動装置によリスリーブの内面に沿って回転駆動され且つ昇降移動されるカッタとを備えたものである。
DESCRIPTION OF RELATED ART Conventionally, the deck plate cutting device disclosed by
しかし、上述した特許文献1に開示される従来のデッキプレート切断装置は、次のような問題点があった。
However, the conventional deck plate cutting device disclosed in
第一に、専用の装置として構成するため、装置全体構造の複雑化及び大型化を招きやすいとともに、製造に際しては、部品点数の増加及び製造工数の増加を招く。したがって、イニシャルコストが大幅にアップし、装置の高価格化を免れないとともに、切断方式としてカッタを使用するため、摩耗が激しく、頻繁な取替が必要になるなど、ランニングコストも無視できない。しかも、装置の携帯性及び取扱性においても不利になる。 First, since the apparatus is configured as a dedicated apparatus, the entire structure of the apparatus is likely to be complicated and enlarged, and the number of parts is increased and the number of manufacturing processes is increased. Therefore, the initial cost is greatly increased, the cost of the apparatus can not be avoided, and since the cutter is used as a cutting method, the running cost can not be ignored because the wear is severe and frequent replacement is required. In addition, the portability and the handling of the device are disadvantageous.
第二に、カッタを使用した人的操作による切断作業を要するため、切断に時間がかかるとともに、作業には相当な人的労力を伴う。通常、一つのビルディングでは、数十から数百個所の穴空けが必要になるため、一つ穴空けに必要となる時間の短縮と労力の軽減は、この種の穴空け作業にとって重要な課題となるが、従来の装置を前提とした対応策では限界がある。 Second, because it requires a cutting operation by a human operation using a cutter, cutting takes time and the operation involves considerable human labor. Since a single building usually requires dozens to hundreds of holes, shortening the time and labor required to make one hole is an important issue for this kind of hole drilling operation. There is a limit in the countermeasure based on the conventional device.
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決したデッキプレート用穴空けビット及びデッキプレートの穴空け方法の提供を目的とするものである。 It is an object of the present invention to provide a deck plate drilling bit and a deck plate drilling method which solve the problems existing in such background art.
本発明に係るデッキプレート用穴空けビット1は、上述した課題を解決するため、動力ハンマHのチャック部Hcに保持されるアッパ部位2uを上側に有し、かつ下端に尖形部2dsを形成したロア部位2dを下側に有する一本のシャフト部2と、ロア部位2dに設け、かつこのロア部位2dから突出するとともに、下端部3pd,3qdを尖形に形成し、当該下端部3pd,3qdをロア部位2dにおける尖形部2ds近傍に配することにより、上側へ行くに従って漸次広幅となる三角面状部3ps,3qsを少なくとも一部に有するプレート材Pm,Pmeにより形成したブレード部3p,3qとを一体に設けてなり、ボイド管Bの内側に位置するデッキプレート部分Drを除去して穴Doを空けるビットを構成するに際して、ロア部位2dの左右両側に突出した一対のブレード部3p,3qを備え、当該一対のブレード部3p,3qは、各ブレード部3p,3qにおける前面3pf,3qfの相互間の角度Qfが90〜180゜の範囲になるように配し、上端部に前面3pf,3qf側へ突出したストッパ部5を一体に設け、かつ左右両側に位置する外側端辺の一部又は全部に刃部4p,4qを形成するとともに、シャフト部2は、ブレード部3p,3qの前面3pf,3qf側に配してなることを特徴とする。
In order to solve the above-described problems, the deck
一方、本発明に係るデッキプレートDの穴空け方法は、動力ハンマHのチャック部Hcに保持されるアッパ部位2uを上側に有し、かつ下端に尖形部2dsを形成したロア部位2dを下側に有する一本のシャフト部2と、ロア部位2dに設け、かつこのロア部位2dから突出するとともに、下端部3pd,3qdを尖形に形成し、当該下端部3pd,3qdをロア部位2dにおける尖形部2ds近傍に配することにより、上側へ行くに従って漸次広幅となる三角面状部3ps,3qsを少なくとも一部に有するプレート材Pm,Pmeにより形成したブレード部3p,3qとを一体に設けた穴空けビットを用いて、ボイド管Bの内側に位置するデッキプレート部分Drを除去することにより穴Doを空けるデッキプレートの穴空け方法であって、ロア部位2dの左右両側に突出した一対のブレード部3p,3qを備え、当該一対のブレード部3p,3qは、各ブレード部3p,3qにおける前面3pf,3qfの相互間の角度Qfが90〜180゜の範囲になるように配し、上端部に前面3pf,3qf側へ突出したストッパ部5を一体に設け、かつ左右両側に位置する外側端辺の一部又は全部に刃部4p,4qを形成するとともに、シャフト部2は、ブレード部3p,3qの前面3pf,3qf側に配してなる穴空けビット1における、アッパ部位2uを、動力ハンマHのチャック部Hcに装着し、この動力ハンマHにより昇降変位する穴空けビット1をボイド管Bの内側に位置するデッキプレート部分Drの縁部に当てて順次切断することによりデッキプレートDの穴空けを行うことを特徴とする。
On the other hand, in the method of forming a hole in the deck plate D according to the present invention, the
さらに、本発明では好適な態様により、シャフト部2の断面形状は、多角形に形成することができる。また、デッキプレートDの穴空けを行うに際しては、デッキプレート部分Drの縁部に、予め、穴空けビット1を当接させた際にその位置決めを行う小孔h…を形成することもできる。
Furthermore, according to a preferred embodiment of the present invention, the cross-sectional shape of the
このような本発明に係るデッキプレート用穴空けビット1及びデッキプレートDの穴空け方法によれば、次のような顕著な効果を奏する。
According to the above-described drilling method of the deck
(1) コンクリート破砕機として使用する汎用的な動力ハンマHの本体をそのまま兼用できるため、穴空けを実施するに際しては、デッキプレート用穴空けビット1のみを用意すれば足りる。したがって、新たな本体装置の購入は不要になり、極めて容易かつ低コストに実施できる。しかも、穴空け機能を有するビットとして構成するため、単純構造かつ小型形状(構造)により実施可能になるとともに、携帯性及び取扱性にも優れる。
(1) Since the main body of the general-purpose power hammer H used as a concrete crusher can be used as it is, it is sufficient to prepare only the deck
(2) 切断原理として動力ハンマHを利用し、穴空けビット1の反復的な昇降変位によるハンマ作用により切断を行うため、切断時間の大幅な短縮を図れるとともに、大幅な労力軽減を実現できる。しかも、従来のようなカッタを使用しないため、使用時の摩耗による影響が回避され、耐久性及び長寿命性に優れるとともに、ランニングコストの低減にも寄与できる。
(2) Since the power hammer H is used as the cutting principle and cutting is performed by the hammer action by the repeated lifting and lowering displacement of the
(3) シャフト部2は、ブレード部3p,3qの前面3pf,3qf側に配するようにしたため、ブレード部3p,3qの後面側におけるシャフト部2の突出が無くなる。この結果、デッキプレートDの切断開口部Dsに生じるシャフト部2による凹部を排除でき、空ける穴Doの形状品質を高めることができる。
(3) Since the
(4) 各ブレード部3p,3qにおける前面3pf,3qfの相互間の角度Qfは、90〜180〔゜〕の範囲となるように配したため、空ける穴Doの形状、即ち、円形に対してより近似させることができる。この結果、円形に近い良質な穴Doを空けることができる。
(4) Since the angle Qf between the front faces 3pf and 3qf in each
(5) ブレード部3p,3qの左右両側に位置する外側端辺の一部又は全部に刃部4p,4qを形成したため、ブレード部3p,3qによる切断性能をより高めることができるとともに、スムースな切断作業及び作業時間の更なる短縮を図ることができる。
(5) Since the
(6) ブレード部3p,3qの上端部には、前面3pf,3qf側に突出したストッパ部5を一体に設けたため、デッキプレートDに対する切断時に、ブレード部3p,3qがデッキプレートDにおける反対側の面に抜け出てしまう不具合を回避できる。
(6) Since the
(7) 好適な態様により、シャフト部2の断面形状を多角形に形成すれば、ブレード部3p,3qの前面3pf,3qfに対する面接触が可能になるため、特に、シャフト部2に対して別体のブレード部3p,3qを取付けて構成する際の製作容易化を図れるとともに、シャフト部2とブレード部3p,3qの結合強度を高めることができる。
(7) According to a preferred embodiment, if the cross-sectional shape of the
(8) 好適な態様により、デッキプレートDの穴空けを行うに際し、デッキプレート部分Drの縁部に、予め、穴空けビット1を当接させた際にその位置決めを行う小孔h…を形成するようにすれば、穴空けビット1による切断位置に対する正確な位置決めと切断開始時の安定性を高めることができるため、穴空け作業の更なる容易化と作業能率の向上に寄与できる。
(8) According to a preferred embodiment, when drilling the deck plate D, small holes h are formed in advance at the edge of the deck plate portion Dr for positioning when the
次に、本発明に係る好適実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。 Next, preferred embodiments according to the present invention will be listed and described in detail based on the drawings.
まず、本実施形態に係るデッキプレート用穴空けビット1の製造方法を含む構成について、図1〜図4(図6)を参照して説明する。
First, the configuration including the method for manufacturing the deck
穴空けビット1は、基本構成として、図1及び図2に示すように、一本のシャフト部2と、このシャフト部2に対して一体に設けた左右一対のブレード部3p,3qとを備える。シャフト部2は、上側に位置するアッパ部位2uと下側に位置するロア部位2dを有し、鋼等の硬質金属により直線棒状に一体形成する。例示の場合、アッパ部位2uとロア部位2dは共に断面形状を六角形に形成するとともに、シャフト部2の全長は概ね38〔cm〕に選定した。
As shown in FIGS. 1 and 2, as a basic configuration, the
アッパ部位2uは、動力ハンマH、具体的には、図6に示す電動ハンマHeのチャック部Hcに対して着脱可能となるように形成する。これにより、アッパ部位2uをチャック部Hcに装着した際にはチャック部Hcにより保持される。この場合、電動ハンマHeは、穴空けビット1の専用機ではなく、一般に市販されている汎用的なコンクリート粉砕機の本体をそのまま利用(兼用)可能である。図6に例示した電動ハンマHeは、チャック部Hcに対してその反対側に作業者が手で持つことができるグリップ部Hhを備えるとともに、このグリップ部Hhには電源スイッチ(ON−OFFスイッチ)Hsが付設されている。このような電動ハンマHeは、種類が特定されるものではなく、穴空けビット1を機能させることができる様々な機種を利用できる。したがって、シャフト部2に備えるアッパ部位2uの形状や長さ等のディメンションも、装着する電動ハンマHeの種類に応じた様々な形状や長さ等を選定可能である。なお、例示の場合、アッパ部位2uの長さは概ね22〔cm〕、ロア部位2dの長さは概ね16〔cm〕である。また、ロア部位2dの下端(先端)には尖形部2dsを形成する。
The
一方、各ブレード部3p,3qは、ロア部位2dに対して一体に設け、それぞれロア部位2dの左右両側に突出させる。一方のブレード部3pは、図2に示すように、鋼等の硬質金属を用いた平坦なプレート材Pmにより全体形状が台形となるように一体形成する。この場合、下端部3pdが尖形となり上端が水平辺となる。なお、例示の場合、プレート材Pmの厚さは概ね3〔mm〕程度である。
On the other hand, the
また、最も長い辺(右側に位置する内側端辺)がロア部位2dへの固定部分となり、ロア部位2dに固定する際には、下端部3pdをロア部位2dの尖形部2ds近傍に配する。これにより、ブレード部3pには、上側へ行くに従って漸次広幅となる三角面状部3psを少なくとも一部に有する形状が含まれる。さらに、ブレード部3pの左側に位置する外側端辺の一部又は全部には刃部4pを形成する。この場合、ブレード部3pの外側端辺には、上側に位置する鉛直辺部と下側に位置する傾斜辺部が含まれる。具体的には、図4に示すX−X断面拡大図のように、傾斜辺部における中央位置の断面角度が90〔゜〕程度となるように形成し、刃部4pとしての機能を持たせている。例示の場合、刃部4pは傾斜辺部にのみ形成するが、更に鉛直辺部にも同様の刃部4pを形成できる。したがって、このような刃部4pを形成すれば、ブレード部3pによる切断性能をより高めることができるとともに、スムースな切断作業及び作業時間の更なる短縮を図ることができる利点がある。
Further, the longest side (the inner side located on the right side) is a fixed portion to the
他方のブレード部3qも上述した一方のブレード部3pに対して左右対称となる形状を有する点を除いて同一に形成(構成)する。なお、ブレード部3qにおいて、3qdはブレード部3qの下端部、3qsはブレード部3qの三角面状部、4qはブレード部3qの刃部となる。
The
そして、各ブレード部3p,3qは最も長い辺同士が接触するように配し、溶接部j…によりロア部位2dに固定する。この場合、上述したように、各ブレード部3p,3qの下端部3pd,3qdをシャフト部2のロア部位2dにおける尖形部2dsの近傍に位置させるとともに、最も長い辺をロア部位2dの軸方向に沿わせる。この際、ロア部位2dは断面を六角形に形成するため、図4に示すように、ロア部位2dの後側(図4では下側)に位置する相隣る二面にそれぞれ固定できる。
The
これにより、各ブレード部3pと3qにおける最も長い辺同士が線接触するため、シャフト部2は、ブレード部3p,3qの前面3pf,3qf側に配される。このように、シャフト部2を、ブレード部3p,3qの前面3pf,3qf側に配するようにすれば、ブレード部3p,3qの後面側におけるシャフト部2の突出が無くなるため、デッキプレートDの切断開口部Dsに生じるシャフト部2による凹部を排除でき、空ける穴Doの形状品質を高めることができる利点がある。
As a result, since the longest sides of the
また、シャフト部2(ロア部位2d)の断面形状は六角形となるため、ブレード部3p,3qの前面3pf,3qfに対する面接触が可能になる。これにより、特に、シャフト部2に対して別体のブレード部3p,3qを取付けて構成する際の製作容易化を図れるとともに、シャフト部2とブレード部3p,3qの結合強度を高めることができる。しかも、例示の場合、シャフト部2の断面形状が六角形となり、図4に示すように、各ブレード部3p,3qにおける前面3pf,3qfの相互間の角度Qfが120〔゜〕となるため、空ける穴Doの形状、即ち、円形に対してより近似させることができ、円形に近い良質な穴Doを空けることができる(図9(b)参照)。なお、ブレード部3p,3qを配するに際し、各ブレード部3p,3qにおける前面3pf,3qfの相互間の角度Qfが90〜180〔゜〕の範囲となるように配すれば、同様の効果を得ることができる。
Further, since the cross-sectional shape of the shaft portion 2 (
さらに、ブレード部3p,3qの上端部には、前面3pf,3qf側に突出したストッパ部5を一体に設ける。例示の場合、一枚の平坦なプレート材により形成したストッパ部5を、ブレード部3p,3qの上端部及びシャフト部2に跨がるように、溶接部j…により一体に固定した。したがって、このようなストッパ部5を設ければ、デッキプレートDに対する切断時に、ブレード部3p,3qがデッキプレートDにおける反対側の面に抜け出てしまう不具合を回避できる利点がある。以上により、本実施形態に係るデッキプレート用穴空けビット1を得ることができる。
Further,
よって、このような本実施形態に係るデッキプレート用穴空けビット1によれば、電動ハンマHeのチャック部Hcに保持されるアッパ部位2uを上側に有し、かつ下端に尖形部2dsを形成したロア部位2dを下側に有する一本のシャフト部2と、ロア部位2dに設け、かつこのロア部位2dの左右両側に突出するとともに、下端部3pd,3qdを尖形に形成し、当該下端部3pd,3qdをロア部位2dにおける尖形部2ds近傍に配することにより、上側へ行くに従って漸次広幅となる三角面状部3ps,3qsを少なくとも一部に有するプレート材Pmにより形成した左右一対のブレード部3p,3qとを一体に設けた基本的構成を備えるため、コンクリート破砕機として使用する汎用的な動力ハンマHの本体をそのまま兼用できる。したがって、穴空けを実施するに際しては、デッキプレート用穴空けビット1のみを用意すれば足り、新たな本体装置の購入はは不要になるなど、極めて容易かつ低コストに実施できる。しかも、穴空け機能を有するビットとして構成するため、単純構造かつ小型形状(構造)により実施可能になるとともに、携帯性及び取扱性にも優れる。
Therefore, according to the deck
次に、このような穴空けビット1を用いた本実施形態に係るデッキプレートDの穴空け方法について、主に図6〜図9を参照しつつ、図5に示すフローチャート(工程図)にしたがって説明する。
Next, the method for forming a hole in the deck plate D according to the present embodiment using such a
なお、デッキプレートDの穴空け方法の理解を助けるため、デッキプレートDの施工方法も含めて説明する。今、ビルディング等のコンクリート建造物、特に、コンクリート建造物における図8に示すフロア部分を施工する場合を想定する。 In addition, in order to help understanding of the drilling method of the deck plate D, it demonstrates including the construction method of the deck plate D. FIG. Now, it is assumed that a concrete structure such as a building, in particular, the floor portion shown in FIG. 8 in the concrete structure is to be constructed.
このフロア部分を施工するに際しては、まず、一定の厚さを有する金属製のデッキプレートDを設置する(ステップS1)。デッキプレートDは、通常、上からの荷重強度を確保するため、波形に折曲形成している。次いで、デッキプレートDの上面における所定位置(通常、壁面の近傍)には、紙製のボイド管Bを取付けて起設する(ステップS2)。この場合、ボイド管Bの長さは、後述するコンクリートCの層厚よりも長く選定する。ボイド管Bは、鉛直方向に軸芯を配し、一方の開口端をデッキプレートDの上面に対面させて載置するとともに、ビス等を含む所定の取付具によりデッキプレートDに固定する。また、ボイド管Bにおける開口端とデッキプレートD間の隙間は所定のシール部材により閉塞する。 When installing this floor portion, first, a metal deck plate D having a certain thickness is installed (step S1). The deck plate D is usually formed into a corrugated shape in order to secure load strength from above. Next, a paper void tube B is attached and raised at a predetermined position (usually near the wall surface) on the upper surface of the deck plate D (step S2). In this case, the length of the void tube B is selected to be longer than the layer thickness of concrete C described later. The void tube B has an axial center in the vertical direction, one open end is placed facing the upper surface of the deck plate D, and is fixed to the deck plate D by a predetermined fixture including a screw or the like. Further, the gap between the open end of the void tube B and the deck plate D is closed by a predetermined seal member.
さらに、デッキプレートDには吊下棒Ns…の上端を固定する。この吊下棒Ns…の下端には不図示の天井パネルを固定する。この後、デッキプレートDの上にコンクリートCを打設する(ステップS3)。これにより、デッキプレートDの上面にコンクリートCによる層が設けられる。この際、ボイド管Bの内側へのコンクリートCの侵入は、当該ボイド管Bにより阻止される。なお、コンクリートCの上面には、所定の床パネルを敷設する。以上により、コンクリート建造物における基本的なフロア部分の構造体を施工することができる。 Further, the upper ends of the suspension rods Ns are fixed to the deck plate D. A ceiling panel (not shown) is fixed to the lower end of the suspension rod Ns. Thereafter, concrete C is cast on the deck plate D (step S3). Thereby, a layer of concrete C is provided on the upper surface of the deck plate D. At this time, the penetration of concrete C into the inside of the void tube B is prevented by the void tube B. In addition, a predetermined floor panel is laid on the upper surface of the concrete C. By the above, the structure of the basic floor part in a concrete structure can be constructed.
次いで、ボイド管Bの内側に位置するデッキプレート部分Drを除去する穴空け作業を行う。穴空け作業を行うに際しては、図6に示すように、電動ハンマHeの本体を用意し、チャク部Hcに、穴空けビット1におけるアッパ部位2uを挿入して装着する(ステップS4)。図6が装着した状態を示す。
Next, a drilling operation is performed to remove the deck plate portion Dr located inside the void tube B. When the drilling operation is performed, as shown in FIG. 6, the main body of the electric hammer He is prepared, and the
そして、作業者は、図8に示すように、電動ハンマHeのグリップ部Hhを手Mhで持ち、穴空けビット1における尖形部2dsをデッキプレートDの切断位置、即ち、ボイド管Bの内側に位置するデッキプレート部分Drの縁部における所定の切断位置に押し当てる(ステップS5)。この後、電源スイッチHsをONにする(ステップS6)。これにより、電動ハンマHeが作動し、穴空けビット1は反復的(振動的)に昇降変位することによりハンマ作用を呈する(ステップS7)。この結果、穴空け開始直後には、穴空けビット1の尖形部2dsによりデッキプレートDに孔が空き、この後、ブレード部3p,3qによるデッキプレートDに対する切り込み、即ち、デッキプレートDに対する切断が行われる(ステップS8)。この状態を図7に示す。図7中、矢印Fmは穴空けビット1の変位方向を示すとともに、Dsは切断開口部を示している。そして、目標位置まで切断、即ち、穴空けビット1のブレード部3p,3qにおける三角形状部3ps,3qsがデッキプレートDを通過した位置に達したなら、この位置における切断を終了させる(ステップS9,S10)。具体的には、電源スイッチHsをOFFにし、穴空けビット1をデッキプレートDから引き抜く。
Then, as shown in FIG. 8, the operator holds the grip Hh of the electric hammer He with the hand Mh, and cuts the pointed
図9(a)に、最初の切断位置における切断作業が終了した後の切断開口部Dsを示す。次いで、二回目の切断作業を行う(ステップS10,S5…)。この場合、穴空けビット1の尖形部2dsをデッキプレートDにおける次の切断位置、即ち、ボイド管Bの内側に位置するデッキプレート部分Drの縁部における次の切断位置に押し当てる。この場合、次の切断位置としては、一回目の切断位置に対して隣接した位置であってもよいし、離間した位置(例えば、180〔゜〕反対側となる位置)であってもよい。いずれの場合であっても、最終的に、図9(b)に示すように、各切断開口部Ds…が相互に連続する切断位置の選定を行う。そして、デッキプレート部分Drの縁部に沿って順次切断を行い、各切断開口部Ds…がリング状に繋がれば、デッキプレート部分Drを除去することができ、目的の穴Doを空けることができる(ステップS11)。なお、デッキプレート部分Drを除去したなら、ボイド管BをコンクリートCから除去する(ステップS12)。これにより、この場所での穴空け作業が終了する。
FIG. 9A shows the cutting opening Ds after the cutting operation at the first cutting position is completed. Next, a second cutting operation is performed (steps S10, S5...). In this case, the pointed
よって、このような本実施形態に係るデッキプレートDの穴空け方法によれば、アッパ部位2uを上側に有し、かつ下端に尖形部2dsを形成したロア部位2dを下側に有する一本のシャフト部2と、ロア部位2dに設け、かつこのロア部位2dの左右両側に突出するとともに、下端部3pd,3qdを尖形に形成し、当該下端部3pd,3qdをロア部位2dにおける尖形部2ds近傍に配することにより、上側へ行くに従って漸次広幅となる三角面状部3ps,3qsを少なくとも一部に有するプレート材Pmにより形成した左右一対のブレード部3p,3qとを一体に形成してなる穴空けビット1における、アッパ部位2uを、電動ハンマHeのチャック部Hcに装着し、この電動ハンマHeにより昇降変位する穴空けビット1をボイド管Bの内側に位置するデッキプレート部分Drの縁部に当てて順次切断することによりデッキプレートDの穴空けを行うようにしたため、切断原理として電動ハンマHeを利用し、穴空けビット1の反復的な昇降変位によるハンマ作用により切断を行うことができる。これにより、切断時間の大幅な短縮を図れるとともに、大幅な労力軽減を実現できる。しかも、従来のようなカッタを使用しないため、使用時の摩耗による影響が回避され、耐久性及び長寿命性に優れるとともに、ランニングコストの低減にも寄与できる。なお、切断原理上、デッキプレートDには下方への若干の撓みを生じることも考えられるが、デッキプレートDは、外部からは見えない隠れた構造体となるため、施工上、問題となることはない。
Therefore, according to the method for forming a hole in the deck plate D according to the present embodiment, one having the
次に、本実施形態に係るデッキプレート用穴空けビット1及びデッキプレートDの穴空け方法の変更例について、図10〜図12を参照して説明する。
Next, a modification of the hole drilling method for the deck
図10は、デッキプレート用穴空けビット1における細部の形状をより最適化する方向に変更した変更例を示す。具体的には、シャフト部2のアッパ部位2uにおける段差部2ucを緩やかな曲面で形成することにより、より折れにくく形成した点、シャフト部2のロア部位2dにおける中間部位から下端(先端)までのロア部位下部2ddの径をより細く形成し、かつ断面円形の丸棒状に形成するとともに、ロア部位2dの先端における尖形部2dsを形成するに際して、より鋭い角度に形成し、かつ尖形部2dsを断面四角形となる四角錐状に形成することにより、デッキプレートDに対する最初からの穴空けがより容易かつ円滑にできるようにした点、などが異なる。
FIG. 10 shows a modification in which the details of the details in the deck
また、図11は、デッキプレート用穴空けビット1における主にブレード部3p,3qの形状及び角度を変更した変更例を示す。図1〜図4に示した穴空けビット1は、平坦なプレート材Pmを使用して各ブレード部3p,3qを形成したが、図11(a)に示すブレード部3p,3qは、円弧状に湾曲させたプレート材Pmeを使用し、このプレート材Pmeの中央位置にシャフト部2のロア部位2dを固定したものである。この場合、一対のブレード部3pと3qは一体であり、ロア部位2dに対して一方側が一方のブレード部3pとなり、ロア部位2dに対して他方側が他方のブレード部3qとなる。このような変更例であっても、各ブレード部3p,3qにおける前面3pf,3qfの相互間の角度Qfは90〜180〔゜〕の範囲に収まることになる。この変更例では、切断開口部Dsの形状が円弧形状となるため、理論上、空ける穴Doも円形にすることができる。なお、例示するロア部位2dの断面形状は円形である。
Further, FIG. 11 shows a modified example in which the shapes and angles of the
さらに、図11(b)は、各ブレード部3p,3qを配するに際し、各ブレード部3p,3qにおける前面3pf,3qfの相互間の角度Qfが180゜となるように選定したものである。したがって、図1〜図4の実施形態と同じ平坦なプレート材Pmを使用し、このプレート材Pmの中央位置にシャフト部2のロア部位2dを固定したものである。この変更例も、一対のブレード部3pと3qは一体であり、ロア部位2dに対して一方側が一方のブレード部3pとなり、ロア部位2dに対して他方側が他方のブレード部3qとなる。この変更例は、最もシンプルな形状となるため、製造する観点からは最も有利な実施形態となる。
Further, FIG. 11 (b) is selected so that the angle Qf between the front surfaces 3pf and 3qf in the
一方、図12は、デッキプレートDの穴空けを行うに際し、デッキプレート部分Drの縁部に、予め、穴空けビット1を当接させた際にその位置決めを行う小孔h…を形成するようにした穴空け方法の変更例を示す。この小孔h…は電動ドリル等を用いて容易に設けることができる。したがって、このような小孔h…を形成すれば、穴空けビット1による切断位置に対する正確な位置決めと切断開始時の安定性を高めることができるため、穴空け作業の更なる容易化と作業能率の向上に寄与できる利点がある。
On the other hand, in FIG. 12, when drilling the deck plate D, small holes h are formed in advance at the edge of the deck plate portion Dr for positioning when the
以上、好適実施形態及び変更例について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,素材,数量,数値等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。 As mentioned above, although a preferred embodiment and a modification were explained in detail, the present invention is not limited to such an embodiment, The composition of a detail, shape, material, quantity, a numerical value etc. It is possible to change, add, or delete arbitrarily without departing from the above.
例えば、三角面状部3ps,3qsは、正確な三角面に形成することを要せず、一部に曲線による辺を含むような変形三角面であってもよい。また、各ブレード部3pと3qは、二つの別部材として形成してもよいし、図11に示した変更例のように一体形成してもよい。さらに、各ブレード部3p,3qとシャフト部2は、それぞれ別体に形成し、溶接部j…により一体化した場合を示したが、各ブレード部3p,3qとシャフト部2、更にはストッパ部5を鋳造等により一体成形、即ち、穴空けビット1の全体を一体成形してもよい。一方、シャフト部2の断面形状として、六角形を例示したが、四角形や八角形等の各種多角形を適用できるし、必ずしも多角形であることを要せず、図11に示した変更例のように、円形であってもよい、また、アッパ部位2uとロア部位2dの断面形状や太さは同一であってもよいし異ならせてもよい。
For example, the
本発明に係るデッキプレート用穴空けビット1及びデッキプレートDの穴空け方法は、各種デッキプレートDに対する穴空けに利用することができる。
The drilling method of the deck
1:デッキプレート用穴空けビット,2:シャフト部,2u:アッパ部位,2d:ロア部位,2ds:尖形部,3p:ブレード部,3q:ブレード部,3pd:下端部,3qd:下端部,3ps:三角面状部,3qs:三角面状部,3pf:ブレード部の前面,3qf:ブレード部の前面,4p:刃部,4q:刃部,5:ストッパ部,B:ボイド管,D:デッキプレート,Do:穴,Dr:デッキプレート部分,H:動力ハンマ,Hc:チャック部,Pm,Pme:プレート材,Qf:ブレード部における前面の相互間の角度,h…:位置決め用の小孔 1: Deck plate drilling bit, 2: shaft portion, 2u: upper portion, 2d: lower portion, 2ds: pointed portion, 3p: blade portion, 3q: blade portion, 3pd: lower end portion, 3qd: lower end portion, 3 ps: triangular surface, 3 qs: triangular surface, 3 pf: front of blade, 3 qf: front of blade, 4 p: blade, 4 q: blade, 5: stopper, B: void tube, D: Deck plate, Do: hole, Dr: deck plate portion, H: power hammer, Hc: chuck portion, Pm, Pme: plate material, Qf: angle between front surfaces of blade portions, h: small hole for positioning
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