JP6513634B2 - 注射デバイスとともに使用するための補足デバイス、その動作方法、および方法を実行するように補足デバイスを制御するコンピュータプログラム - Google Patents

注射デバイスとともに使用するための補足デバイス、その動作方法、および方法を実行するように補足デバイスを制御するコンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6513634B2
JP6513634B2 JP2016508160A JP2016508160A JP6513634B2 JP 6513634 B2 JP6513634 B2 JP 6513634B2 JP 2016508160 A JP2016508160 A JP 2016508160A JP 2016508160 A JP2016508160 A JP 2016508160A JP 6513634 B2 JP6513634 B2 JP 6513634B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
values
injection device
surface portion
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016508160A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016515454A (ja
Inventor
ギュンター・ホイマン
ゲルトルート・ブライ
Original Assignee
サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング filed Critical サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
Publication of JP2016515454A publication Critical patent/JP2016515454A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6513634B2 publication Critical patent/JP6513634B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/178Syringes
    • A61M5/31Details
    • A61M5/315Pistons; Piston-rods; Guiding, blocking or restricting the movement of the rod or piston; Appliances on the rod for facilitating dosing ; Dosing mechanisms
    • A61M5/31525Dosing
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/178Syringes
    • A61M5/24Ampoule syringes, i.e. syringes with needle for use in combination with replaceable ampoules or carpules, e.g. automatic
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/178Syringes
    • A61M5/31Details
    • A61M2005/3125Details specific display means, e.g. to indicate dose setting
    • A61M2005/3126Specific display means related to dosing
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M2205/00General characteristics of the apparatus
    • A61M2205/18General characteristics of the apparatus with alarm
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M2205/00General characteristics of the apparatus
    • A61M2205/33Controlling, regulating or measuring
    • A61M2205/3306Optical measuring means
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M2205/00General characteristics of the apparatus
    • A61M2205/33Controlling, regulating or measuring
    • A61M2205/3306Optical measuring means
    • A61M2205/3313Optical measuring means used specific wavelengths
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M2205/00General characteristics of the apparatus
    • A61M2205/50General characteristics of the apparatus with microprocessors or computers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M2205/00General characteristics of the apparatus
    • A61M2205/50General characteristics of the apparatus with microprocessors or computers
    • A61M2205/52General characteristics of the apparatus with microprocessors or computers with memories providing a history of measured variating parameters of apparatus or patient
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M2205/00General characteristics of the apparatus
    • A61M2205/60General characteristics of the apparatus with identification means
    • A61M2205/6063Optical identification systems
    • A61M2205/6081Colour codes

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Spectrometry And Color Measurement (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)

Description

本発明の態様は、注射デバイスとともに使用するための補足デバイス(supplemental device)に関し、詳細には、それだけに限らないが、インスリンなどの薬剤を注射するために使用される注射デバイスとともに使用するための補足デバイスに関する。本発明の別の態様は、そのような補足デバイスの動作方法に関する。本発明のさらなる態様は、上記方法を実行するように補足デバイスを制御するコンピュータプログラムに関する。
薬剤の注射による定期的な治療を必要とする様々な疾病が存在する。そのような注射は、医療従事者または患者自身によって実行することができる。一例として、1型および2型の糖尿病は、1日1回または数回のインスリン用量の注射によって、患者自身によって治療することができる。投与された用量に関する情報を記録するために、インスリン注射デバイスに補足デバイスを連結することが知られている。補足デバイスを使用して、インスリン用量が投与された様々な時間および各用量で投与されたインスリンの量に関する情報を記録することができる。
WO2011/117212 米国特許出願第2011/0238017号
しかし、患者が使用しているインスリンのタイプの記録を取っていないとき、またより深刻な場合には、患者が誤ったタイプのインスリンを使用したときは、問題が生じることがある。本発明の態様は、上記に対処する。
従来技術では、たとえば特許文献1および特許文献2に、色検出が開示されている。
本発明の態様によれば、注射デバイスとともに使用するための補足デバイスが提供され、この補足デバイスは:
使用時に注射デバイスの表面部分を異なる波長の光で照明するように各々が構成された複数の光源と;
表面部分から反射された異なる波長の光のそれぞれの強度を示すセンサ出力を生成する少なくとも1つのセンサと;
プロセッサと
を含み、プロセッサは:
表面部分を第1〜第3の異なる波長の光で照明するように複数の光源を制御し;
それぞれ第1〜第3の異なる波長に対応するセンサ出力に対する第1〜第3の値を取得し;
少なくとも第1および第2の値を使用して1つまたはそれ以上の計算を実行し、1つまたはそれ以上のさらなる値を提供し;
第1および第2の値ではなく第3の値および当該またはさらなる値を使用して注射デバイスの特性を決定する。
これにより、そのような注射デバイス上に設けられた表面部分またはその一部の反射特徴を分析することによって、注射デバイスの特性を決定することが有効になる。
補足デバイスは、使用時に補足デバイスを注射デバイスに取り付けるように構成されたコネクタを含むことができる;
補足デバイスは、使用時に補足デバイスから注射デバイスの表面部分上へ向けることができる異なる波長の光を生成するように各々が構成された光源を含むことができる;
各計算は、AおよびBの一方が分子内にあり、AおよびBの少なくとも一方が分母内にある除算を含むことができ、Aは第1の値に一致し、Bは第2の値に一致する。
除算は、A/Bを含むことができる。
除算は、A/(A+B)を含むことができる。有利には、これにより、第1の波長の光を放出して第1の値を生成する光源によって与えられる温度ドリフトの影響が最小になる。これは、その光源が赤色LEDであるとき、赤色LEDは概して青色および緑色などの色のLEDより温度ドリフトの影響を受けやすいため、特に有用となることができる。
各計算は、Cが分母内にある除算を含むことができ、Cは第3の値に一致する。
1つの計算は、A/(A+B+C)を含むことができ、別の計算は、B/(A+B+C)を含むことができる。
第1の波長の光は、赤色、青色、または緑色とすることができ、第2の波長の光は、赤色、青色、または緑色の別の色とすることができる。
第1の波長の光は赤色とすることができ、第2の波長の光は青色とすることができ、第3の波長の光は緑色とすることができる。
プロセッサは、表面部分の色が中間色であるときに第1〜第3の取得される値が実質的に所定の量を有するように、表面部分をそれぞれ第1〜第3の波長の光で第1〜第3の露出時間の間照明するように、複数の光源を制御するように構成することができる。たとえば、プロセッサは、表面部分の色が灰色であるときに第1〜第3の取得される値が実質的に所定の量を有するように、表面部分をそれぞれ第1〜第3の波長の光で第1〜第3の露出時間の間照明するように、複数の光源を制御するように構成することができる。
これにより、使用時に光源が起動される総時間量が最小になり、それによって電力消費が低減される。
第3の値および当該またはさらなる値を使用して注射デバイスの特性を決定することは、第3の値またはそこから決定された追加の値、および当該またはさらなる値を、注射デバイスの特性をそのような値のそれぞれの範囲に関連付ける記録と比較することを伴うことができる。
注射デバイスの特性は、注射デバイスのタイプまたは注射デバイス内に収容される物質のタイプとすることができる。
本発明の別の態様によれば、プロセッサが:
注射デバイスの表面部分を第1〜第3の波長の光で照明するように複数の光源を制御する工程であって、各光源が異なる波長の光を放出するように構成される、制御する工程と;
それぞれ表面部分から反射された第1〜第3の波長の光の強度を示す少なくとも1つのセンサによって生成されるセンサ出力に対する第1〜第3の値を取得する工程と;
少なくとも第1および第2の値を使用して1つまたはそれ以上の計算を実行し、1つまたはそれ以上のさらなる値を提供する工程と;
第1および第2の値ではなく第3の値および当該またはさらなる値を使用して注射デバイスの特性を決定する工程と
を実行することを含む方法が提供される。
本発明のさらなる態様によれば、複数の光源、少なくとも1つのセンサ、および少なくとも1つのプロセッサを含む補足デバイスによって実行されたとき、上記の方法を実行するように補足デバイスを制御する機械可読命令を含むコンピュータプログラムが提供される。
例示的な注射デバイスの概略図である。 図1の注射デバイスの端部の拡大図である。 本発明の一実施形態による補足デバイスの概略図である。 図3の補足デバイスの概略内部図である。 2次光センサユニットの概略横断面図である。 図5の2次光センサユニットの下面の概略図である。 図3および図4の補足デバイスによって決定することができる第4および第5の値のグラフである。
以下、本発明の実施形態について、注射デバイスによってダイヤル設定された用量の量または投薬された用量の量を決定する補足デバイスの点から説明する。そのような補足デバイスは、そのような決定を行う光学式文字認識(OCR)機能を備えることができる。しかし本発明は、そのような用途に限定されるものではなく、他の種類の補足デバイス、たとえば注射デバイスの数字スリーブ(number sleeve)上に示されるより大きい形式でダイヤル設定された用量の量を表示するだけの補足デバイスでも、等しく導入することができる。
図1は、注射デバイス10の分解図であり、注射デバイス10は、たとえばSanofiによって販売されているSolostar(商標)という注射ペンとすることができる。
図1の注射デバイス10は、充填済み使い捨て注射ペンであり、ハウジング12を含み、インスリン容器14を収容し、インスリン容器14に針16を取り付けることができる。針16は、内側ニードルキャップ18および外側ニードルキャップ20によって保護され、外側ニードルキャップ20は、キャップ22によって覆うことができる。注射デバイス10から排出すべきインスリン用量は、投薬量ノブ24を回すことによって選択することができる(この動作を、インスリン用量のダイヤル設定と呼ぶことができる)。選択用量(ダイヤル設定用量)を示す数字26を含むマーカが、投薬量窓28を介して、たとえば国際単位(IU)の倍数で表示される。投薬量窓28内に表示されるダイヤル設定用量の一例は、図1に示すように、30IUとすることができる。
投薬量窓28内に表示される数字26は、ハウジング12内に収容されたスリーブ(数字スリーブ17と呼ぶ)上に印刷されており、スリーブは、インスリン容器14の内側のピストンと機械的に相互作用する。患者の皮膚の中へ針16が挿入され、注射ボタン30が押されると、表示窓28内に表示されたダイヤル設定量に対応するインスリンの量が、注射デバイス10から排出される。注射中、インスリンが注射デバイス10を離れるにつれて、数字スリーブ17が回転する。これにより、まだ投薬されていないインスリンのダイヤル設定量に従って、投薬量窓28内に表示される数字26が変化する。言い換えれば、注射中、投薬量窓28と連続して位置合わせする数字26はカウントダウンされる。
図2は、前段落の注射中に17IUのインスリンが注射デバイス10から送達された後の投薬量窓28を示す。
図3は、図1に示すような注射デバイスに解放可能に取り付けることができる補足デバイス34の概略図である。補足デバイス34は、注射デバイス10のハウジング12を取り囲む嵌合ユニット、連結ユニット、またはコネクタ37を備えるハウジング36を含む。具体的には、コネクタ37は、注射デバイス10のハウジング12上へ、デバイス34をハウジング12から後に取り外すことができるように、スナップ嵌めされるように構成することができる。しかし、コネクタ37はスナップ嵌めの種類である必要はなく、別法として、他の配置が、補足デバイス34を注射デバイスに連結するのに適していることもある。
注射デバイス10に連結されたとき、補足デバイス34は、投薬量窓28を塞ぐ(図4に示す)。補足デバイス34は、注射デバイス10から情報を集める少なくとも1つの光センサを収容する。具体的には、光センサは、投薬量窓28内に表示されたものを示す情報を集めさせられる。次いで、この集められた情報を処理して、用量履歴データベース(dose history database)を生成することが可能である。そのような用量履歴データベースは、インスリン用量が投与された様々な時間および各用量で投与されたインスリンの量に関する情報を収容する記録を含むことができる。集められた情報はまた、投薬量窓28と位置合わせされた数字26をより大きい形式で表示する目的で、たとえば数字スリーブ17上に設けられた数字より大きい数字を表示ユニット上に表示することによって、処理することができる。これにより、ダイヤル設定された用量の量、または注射の場合、まだ送達されていないダイヤル設定用量の量の可読性が改善される。
図4は、注射デバイス10に連結された状態の補足デバイス34の内部概略図である。
補足デバイス34のハウジング36内には、様々な構成要素が位置し、システムバス35によってともに連結される。1つのそのような構成要素は、プロセッサ40を含む。プログラムメモリ42および主メモリ44も、システムバス35に連結される。プロセッサ40は、プログラムメモリ42内に記憶されたプログラムコード(たとえば、ソフトウェアまたはファームウェア)を実行し、主メモリ44を使用して、中間結果を記憶する。補足デバイス34はまた、前述の用量履歴データベースを記憶する補足メモリ43を含む。プログラムメモリ42は、たとえば、読取り専用メモリなどの不揮発性メモリとすることができる。主メモリ44は、たとえば、ランダムアクセスメモリ、DRAM、またはSDRAMなどの揮発性メモリとすることができ、補足メモリ43は、たとえば、フラッシュメモリもしくはEEPROMとすることができ、またはUSB型接続などのインターフェースを介してシステムバス35に連結されたメモリカードを含むことができる。
やはりシステムバス35に連結された1次光センサユニット46を使用して、投薬量窓28内に表示されたものを示す情報を収容する信号を生成する。プロセッサ40は、これらの信号を使用して、送達用量を決定し、用量履歴データベースを生成することができる。プロセッサ40は、光学式文字認識アプリケーションを実行し、1次光センサユニット46によって送られた信号から、どの数字26が投薬量窓28と位置合わせされているかを決定することによって、これを実現することができる。そのような情報に基づいて、プロセッサ40は次いで、どれだけのインスリンがダイヤル設定されたか、または注射の場合、まだ送達されていない(もしくは注射中にすでに送達された)インスリンのダイヤル設定量を決定する。
システムバス35に連結することができる他の構成要素は、照明ユニット47、表示ユニット38、および入力デバイス48を含む。そのような照明ユニット47は、1つまたはそれ以上のLEDを含むことができ、投薬量窓28内に表示される情報を照明するように、プロセッサ40によって制御することができる。入力デバイス48(たとえば、キーパッド)は、補足デバイス34と対話するために、使用者によって利用される。たとえば、そのような入力デバイス48を使用して、表示ユニット38上に表示された1つまたはそれ以上の選択肢を選択することができる。いくつかの実施形態では、表示ユニット38は、タッチスクリーン機能を備えることができ、したがって出力デバイスと入力デバイス48の両方として機能することが有効になる。
電源50(たとえば、電池)は、補足デバイス34の様々な構成要素に電力供給するためのものである。
いくつかの実施形態では、1次光センサユニット46は、カメラを含むことができ、プロセッサ40は、表示ユニット38に、カメラの視野内に見られる数字スリーブ17を表す情報、たとえば画像を示させることができる。
提供される特徴の特定の組合せにかかわらず、本発明による補足デバイス34は、システムバス35に連結された2次光センサユニット56をさらに含む。プロセッサ40は、2次光センサユニット56を使用して、注射デバイス10上に位置する表面部分57の特徴を決定する。表面部分57は、たとえば、ラベルの一部または注射デバイス10の外側ケーシングの一部を構成することができる。したがって表面部分57は、注射デバイス10上へ固定、接着、もしくは印刷することができ、または注射デバイス10の外側ケーシングの一体部材を含むことができる。これは、異なる特性を有する注射デバイス10が異なる種類の表面部分57を備えることができるため、有用である。たとえば、異なるタイプの薬剤(たとえば、異なるタイプのインスリン)を収容する注射デバイス10は、異なる色の付いた表面部分57を有することができる。したがって、本発明による補足デバイス34は、その表面部分57または表面部分57の一部、たとえばラベルのうちブランド情報などの注射デバイス10の詳細を含む部分の特徴を分析することによって、注射デバイス10が収容する薬剤のタイプを決定することが可能である。
以下により詳細に説明するように、プロセッサ40は、2次光センサユニット56に表面部分57を異なる波長の光で照明させる。2次光センサユニット56は、表面部分57によって反射される光の強度を示すそれぞれの各波長の信号を生成する。次いで、これらの信号は、プロセッサ40によって、注射デバイス10の特性を決定するために使用される。これは、プロセッサ40が表面部分57の反射特徴を1つまたはそれ以上の記録と比較することによって有効になり、各記録は、注射デバイスの異なる特性をそれぞれの反射応答と関連付ける。異なる色の付いた表面部分57は、異なる波長のスペクトルにおいて異なる量の光を反射する。したがって、特定の色を有する表面部分57の反射特徴を決定することによって、前述の記録の1つにおいてその色に関連付けられた特性を決定することができる。1つのそのような特性の一例は、注射デバイスのタイプまたは薬剤のタイプとすることができる。
前述のように、本発明の一実装形態は、たとえば医療デバイスが収容する医薬品の種類に応じて、異なる色の付いた表面部分57を有する医療デバイスを区別することである。別法として、表面部分57は、それぞれのデバイスが収容するインスリンのタイプに応じて異なる色を付けることもできる。
たとえば、短時間作用型のインスリンを収容する注射デバイス10は、第1の色の付いた、たとえば赤色の付いた表面部分57を備えることができ、長時間作用型のインスリンを収容する注射デバイス10は、第2の色の付いた、たとえば青色の付いた表面部分57を備えることができる。特定の注射デバイス10内に収容されたインスリンのタイプを決定するために、短時間作用型のインスリンを第1の色、この例では赤色の反射特徴に関連付ける第1の記録、および長時間作用型のインスリンを第2の色、この例では青色の反射特徴に関連付ける第2の記録に、プロセッサ40によってアクセスすることができる。より具体的には、特定の注射デバイス10の表面部分57の反射特徴が、上記の記録内の反射特徴と比較される。これにより、プロセッサ40は、表面部分57の色に関連付けられたインスリンタイプを決定することが有効になる。たとえば、表面部分57が青色である場合、プロセッサ40は、注射デバイス10が長時間作用型のインスリンを収容すると決定する。
他のタイプのインスリンまたは他のタイプの薬剤を収容する注射デバイスは、異なる色の付いた表面部分を備えることができることが理解されよう。続いて前段落の例から、そのような色は、赤色または青色以外にするべきである。様々な表面部分の色の反射特徴をそれぞれのタイプのインスリンまたは他の薬剤に関連付ける対応する記録を提供して、プロセッサが、その表面部分(またはその一部)の反射特徴を分析する際に、注射デバイスによって収容される物質を決定することを有効にすることができる。
2次光センサユニット56の詳細について、図5を参照しながらより詳細に次に説明する。
2次光センサユニット56は、使用時に注射デバイスの表面部分57を照明するLEDなどの複数の光源58を含む。各光源58は、異なる波長の光を放出するように構成することができる。たとえば、図5の第1、第2、および第3の光源58a、58b、58cは、それぞれ第1、第2、および第3の波長λ、λ、λの光を放出するように構成される。しかし、代わりに複数の光源群を設けることもでき、各群内の光源は、同じ波長の光を放出するように構成される。
第1の光源58aによって放出される第1の波長λの光は、赤色、青色、または緑色とすることができる。第2の光源58bによって放出される第2の波長λの光は、赤色、青色、または緑色のうちの別の色とすることができる。第3の光源58cによって放出される第3の波長λの光は、赤色、青色、または緑色のうちの残りの色とすることができる。いくつかの実施形態では、第1の波長λの光は赤色であり、第2の波長λの光は青色であり、第3の波長λの光は緑色である。本明細書全体にわたって、赤色光は約620nm〜740nmの波長を有し、青色光は約450nm〜495nmの波長を有し、緑色光は約520nm〜570nmの波長を有する。
前段落に略述した第1〜第3の波長λ、λ、λの例は、単なる例示である。そのような波長は、互いに異なる限り、任意の値の波長とすることができる。加えて、光源58の放出は、1つの個別の周波数とすることができるだけでなく、代わりに比較的狭い周波数帯域にわたって分散させることもでき、この帯域は、別の光源58の帯域とある程度重複することができる。また、第1〜第3の波長λ、λ、λの1つまたはそれ以上は、可視スペクトル外とすることができ、たとえば赤外線または紫外線とすることもできる。
図5を再び参照すると、2次光センサユニット56は、センサ出力を生成するセンサ60をさらに含む。そのようなセンサ出力は、表面部分57から反射される異なる波長の光のそれぞれの強度を示す。たとえば、特定の波長の反射光がセンサ60に入射する露出時間に続いて、センサ60は、その特定の露出時間中にセンサ60に当たるその特定の波長の反射光の強度を示す信号を生成する。使用時に、異なる波長の光が、それぞれの露出時間にわたってセンサ60に入射させられる。センサ60は、それぞれの露出時間中にセンサ60に当たる特定の各波長の反射光の強度を示す信号を生成する。
図5の例では、プロセッサ40は、第1〜第3の光源58a〜58cに、それぞれの露出時間t〜tにわたって第1〜第3の波長λ〜λの光をそれぞれ放出させる。光源58a〜58cは、第1〜第3の波長λ〜λの光を順次放出するように制御される。したがって、第1の波長λの反射光がセンサ60に入射する第1の露出時間tに続いて、センサ60は、第1の信号S1(次段落に記載)を生成する。第2の波長λの反射光がセンサ60に入射する第2の露出時間tに続いて、センサ60は、第2の信号S2を生成する。さらに、第3の波長λの光がセンサ60に入射する第3の露出時間tに続いて、センサ60は、第3の信号S3を生成する。
前段落に記載の第1の信号S1は、第1の露出時間t中にセンサ60に入射する第1の波長λの反射光の強度を示す。同様に、第2の信号S2は、第2の露出時間t中にセンサ60に入射する第2の波長λの反射光の強度を示す。第3の信号S3は、第3の露出時間t中にセンサ60に入射する第3の波長λの反射光の強度を示す。
本発明の補足デバイス34は、表面部分57(または少なくとも表面部分57のうち光がそこからセンサ60上へ反射する部分)が中間色(たとえば、灰色)である場合、異なる波長の光を検出したことに応答してセンサ60によって生成されるそれぞれの信号が実質的に類似するように較正される。より具体的には、そのような状況で、センサ60によって生成されるそれぞれの信号は実質的に類似しており、これらの信号は、それぞれの露出時間中にセンサ60に当たる特定の各波長の反射光の強度を示す。
図5の例では、補足デバイス34は、表面部分57(または少なくとも表面部分57のうち光がそこからセンサ60上へ反射する部分)が中間色(たとえば、灰色)である場合、使用の際にセンサ60によって生成される第1〜第3の信号S1〜S3が実質的に類似するように構成される。そのような信号S1〜S3は、第1〜第3の露出時間t〜t中にセンサ60に当たる第1〜第3のそれぞれの波長λ〜λの反射光の強度が実質的に類似していることを示す場合、実質的に類似していると見なされる。
このように実行するように補足デバイス34を較正することは、それぞれの波長の光の露出時間(図5の例では、露出時間t〜t)の1つまたはそれ以上の持続時間を変更することを伴う。較正された露出時間のそれぞれの持続時間は、補足デバイス34によって、たとえばプログラムメモリ42内に記憶される。補足デバイス34は、異なる波長の光のそれぞれの露出時間にわたって使用されるとき、これらの較正された露出時間の持続時間を利用する。有利には、補足デバイス34をこのように較正することで、使用の際に光源58が起動される総時間量が最小になる。これにより、補足デバイス34の電力消費が低減され、それによって電池寿命が長くなる。
図5を再び参照すると、本発明の補足デバイス34内の2次光センサユニット56は、遮蔽版62(または遮光性カバー)をさらに備える。この遮蔽版は、光源58によって放出される波長の光を通さない。たとえば、図5では、遮蔽版62は、少なくとも第1、第2、および第3の波長λ、λ、λの光を通さない。遮蔽版62は、光源58によっ
て放出される光がセンサ60に直接入射するのを防止する。遮蔽版62によって、センサ60の視野内に開口部64が画成される。使用時に、注射デバイス10の表面部分57は、図4および図5に示すように、開口部64とセンサ60の両方と位置合わせされる。これは、コネクタ37(図3参照)が注射デバイス10に連結されるときに行われる。そのような位置合わせは、表面部分57(または少なくとも表面部分の一区域)が、使用時にセンサ60の視野内に位置するようにする。光源58は、センサ60および開口部64と位置合わせされない。これにより、光源58がセンサ60の視野内に位置しないことが提供される。したがって、プロセッサ40が光源58に光を放出させるとき、光源58によって放出される光のうち、表面部分57のうちセンサ60の視野内に位置する区域から反射された光のみが検出される。
図6は、それぞれの光源(たとえば、58a、58b、および58cで示すもの)を、互いに隣接してたとえば一列に配置することができることを示す。しかし、それぞれの光源は、シールド62の周りに分散させることができる。たとえば、1つまたはそれ以上の光源は、図6でシールド62の左側に位置することができ、1つまたはそれ以上の他の光源は、図6でシールド62の右側に位置することができる。また、いくつかの実施形態では、光源は、シールド62の周りで輪、正方形、長方形、または三角形に配置することができる。
光源58によって放出された光を、表面部分57(または表面部分57のうちセンサ60の視野内に位置する区域)上へ集束させるために、1つまたはそれ以上のレンズ66を設けることができるが、これは必須ではない。さらに、表面部分57によって反射される光をセンサ60上へ集束させるために、1つまたはそれ以上のレンズ(図示せず)を設けることができるが、これも必須ではない。有利には、これにより、表面部分57から反射されなかった光は、センサ60によって生成される信号に影響することができないため、本発明の補足デバイス34によって実行することが可能な反射応答分析の信頼性が改善される。具体的には、本発明の補足デバイス34は、使用時に、光源58から放出されて表面部分57によって反射される光のみがセンサ60に入射することができるように構成される。
注射デバイス10の特性を決定するために2次光センサユニット56がプロセッサ40によってどのように使用されるかについて、図5の例を特に参照して次に説明する。プロセッサ40は、それぞれの較正された露出時間t、t、tにわたって、それぞれ第1、第2、および第3の波長λ、λ、λの光で表面部分57を照明するように、第1、第2、および第3の光源58a、58b、58cを順次制御する。そのような照明の際、センサ60は、それぞれ第1、第2、および第3の信号S1、S2、およびS3を生成する。これらの第1〜第3の信号S1〜S3は、それぞれの露出時間中にセンサ60に入射する反射光の強度を示す(前述)。
プロセッサ40は、第1〜第3の信号S1〜S3を使用して、第1〜第3のそれぞれの値A〜Cを取得する。言い換えれば、プロセッサ40は、第1〜第3の信号S1〜S3の各々に数値を割り当てる。第1〜第3の値A〜Cのそれぞれの大きさは、特定の露出時間中にセンサ60に入射する反射光の強度に応じて変化する第1〜第3のそれぞれの信号S1〜S3の特性に比例する。
たとえばセンサ60がフォトダイオードである例では、フォトダイオードによって生成される出力電圧信号の大きさは、特定の露出時間中の入射光の強度に依存する。したがって、たとえば第1の波長λの光が露出時間tにわたってフォトダイオードに入射するとき、出力電圧信号S1の大きさが小さい場合、プロセッサ40によって取得される対応する第1の値Aも小さくなる。しかし、露出時間t中に第1の波長λの光の強度が増
大されたために生成される出力電圧信号S1の大きさがより大きい場合、プロセッサ40によって取得される第1の値Aもより大きくなる。同じことが、フォトダイオードがそれぞれ第2および第3の波長λおよびλの光で照明されたときに生成される第2および第3の出力電圧信号S2およびS3を使用して取得される第2および第3の値BおよびCにも当てはまる。
第1〜第3の値A〜Cは、単位面積当たりのパワー(W/m)を示すことができる。第1の値Aは、第1の露出時間t中にセンサ60に当たる第1の波長λの光の単位面積当たりのパワーを示すことができる。同様に、第2および第3の値BおよびCは、第2および第3のそれぞれの露出時間tおよびt中にセンサ60に当たる第2および第3のそれぞれの波長λおよびλの光の単位面積当たりのパワーを示すことができる。しかし、第1〜第3の値A〜Cが同じ数量を示すという条件で、第1〜第3の値A〜Cは単位面積当たりのパワーを示さなくてもよく、代わりに別の数量を示すことができる。たとえば、第1〜第3の値A〜Cは、それぞれの露出時間t〜t中にセンサ60に入射する電磁エネルギー(ジュール)の総量を示すことができる。
プロセッサ40は、第1および第2の値AおよびBを使用して第4の値Dを提供する計算を実行する。プロセッサ40は、この計算を実行するとき、第3の値Cを使用しない。Dの値を計算することは、関数f(A,B)の出力を決定することを含む。したがって、数学的にf(A,B)=Dであり、f(A,B)は、少なくとも、Aが分子内にあり、Bが分母内にある除算を含むことができる。たとえば、Dの値を計算することは、少なくともA/BまたはA/(A+B)の値を決定することを伴うことができる。
プロセッサ40はまた、第3の値Cを使用して第5の値Eを提供する別の計算を実行する。Eの値を計算することは、関数f(C)の出力を決定することを含む。したがって、数学的にf(C)=Eであり、f(C)は、後に論じる1つまたはそれ以上の較正係数を含む。
第4および第5の値DおよびEを決定した後、プロセッサ40は、プロセッサ40が分析している注射デバイス10の特性を決定する。これは、プロセッサ40が決定された第4および第5の値DおよびEを記録リストと比較することによって有効にされる。これらの記録は、それぞれ、所定の第4および第5の値DおよびEの異なる組合せと異なる情報を関連付ける。
特定の記録内の所定の第4および第5の値DおよびEは、注射デバイス10の表面部分57(または少なくとも表面部分57のうちセンサ60の視野内に位置する部分)が特定の色である場合にプロセッサ40が決定する値である。これが、注射デバイス10に特定の色の表面部分57を設けることで、補足デバイス34が注射デバイス10の特性を決定することをどのように有効にするかである。より具体的には、表面部分57に特定の色を提供する結果、プロセッサ40は、分析された表面部分57がその特定の色であるときのみ決定される第4および第5の値DおよびEの特定の組合せを決定する。プロセッサ40によってアクセス可能な1つまたはそれ以上の記録とこれらの値を比較することで、プロセッサは、どの特定の特性がそれらの特定の第4および第5の値DおよびEに関連付けられているかを決定することが有効になる。
実際には、注射デバイスの表面部分57に特定の色を提供する結果、プロセッサ40が特定の第4および第5の値DおよびEを正確に決定することはできない。代わりに、そのような値は、補足デバイスアセンブリプロセスの製造公差、またその様々な構成要素、たとえばセンサ60および光源58の効率によって影響される精度範囲内でのみ決定することができる。したがって、前述の記録は、所定の範囲の第4および第5の値DおよびEを特定の注射デバイス特性に関連付けることができる(正確な値を注射デバイス特性に関連付けるのではない)。
それぞれの記録内には、異なる注射デバイスタイプを示す情報を含むことができることが理解されよう。言い換えれば、異なる注射デバイスタイプを、所定の第4および第5の値DおよびE(またはそれらの範囲)の異なる組合せに関連付けることができる。この実装形態では、補足デバイス34が注射デバイス10のタイプを決定することを有効にするために、異なるタイプの注射デバイス10は、異なる色の付いた表面部分57を備えることができる。
また、それぞれの記録内には、異なる薬剤のタイプ(たとえば、異なるインスリンのタイプ)を示す情報を含むことができることが理解されよう。言い換えれば、異なる薬剤のタイプを、所定の第4および第5の値DおよびE(またはそれらの範囲)の異なる組合せに関連付けることができる。この実装形態では、補足デバイス34が注射デバイス10内に収容された薬剤のタイプを決定することを有効にするために、注射デバイス10は、異なる色の付いた表面部分57を備えることができる。
自身に注射する薬剤のタイプに関する情報は、前述の用量履歴データベース内に記憶することができる。また、補足デバイス34は、注射デバイス10が処方されたタイプの薬剤以外の薬剤を収容すると決定されたとき、使用者に警報するように構成することができる。そのような警報は、警報音を鳴らすことまたは表示ユニット上に視覚的に示すものを提示することを含むことができる。
図7は、上記のグラフである。垂直軸は、関数f(A,B)の出力である第4の値Dの可能な大きさを表す。水平軸は、関数f(C)の出力である第5の値Eの可能な大きさを表す。異なる色の付いた表面部分57が、異なる第4および第5の値DおよびEに関連付けられるため、異なる色の付いた表面部分57は、図7に示す空間内の異なる位置に関連付けられる。
記録に関する前述の議論では、それぞれの記録が、第4および第5の値DおよびEの所定の範囲を特定の注射デバイス特性に関連付けることができることを述べた。これを、図7にグラフを表す。たとえば、特定の色の付いた表面部分57に関連付けられた位置が、領域70内にあると決定された場合、その表面部分57を有する注射デバイス10は、特定の特性を有すると決定される。しかし、特定の色の付いた表面部分57に関連付けられた位置が、領域72内にあると決定された場合、その表面部分57を有する注射デバイス10は、別の特性を有すると決定される。
図7に70および72と示す領域など、特定の特性に関連付けられた領域の形状は、任意の形状を画成することができる。たとえば、図7の領域70、72の1つまたはそれ以上は、たとえば正方形、長方形、多角形、円、または楕円形を画成することができる。図7の垂直軸と水平軸状の両方で0.9と1.0との間に延びる正方形を領域が画成する例を考慮されたい。この例では、D=0.9〜1.0およびE=0.9〜1.0の組合せが、短時間作用型のインスリンに関連付けられる。特定の表面部分57のそれぞれの第4および第5の値DおよびEが各々、0.9〜1.0の範囲内にあると決定された場合、その表面部分を有する注射デバイス10は、短時間作用型のインスリンを収容すると決定される。
異なる補足デバイス34が、同じ色の表面部分57に対して実質的に類似の第4および第5の値DおよびEを決定するように、本発明による補足デバイス34のさらなる構成が必要とされる。グラフでは、これは、異なる補足デバイス34が、同じ色の表面部分57を図7内の実質的に類似の位置に関連付けられると決定するように、さらなる構成が必要とされることを意味する。
そのような構成がどのように実現されるかについて、次に説明する。本発明の補足デバイス34は、表面部分57が中間色(たとえば、灰色)である場合、プロセッサ40が、第4および第5の値DおよびEが所定の大きさを有すると決定するように構成される。少なくとも表面部分57のうち光がそこからセンサ60上へ反射する部分が中間色であるという条件で、同じことが行われる。
第4の値Dを決定するために使用される関数f(A,B)は、Dの可能な値が0〜1の範囲になるようにすることができる。この関数f(A,B)はまた、表面部分57(具体的には、表面部分57のうち光がそこからセンサ60上へ反射する部分)が中間色(たとえば、灰色)である場合、Dの値が実質的に0.5であると決定されるようにすることができる。
中間色の付いた表面部分、たとえば特定の灰色の陰は、すべてのスペクトル範囲にわたって約40%の反射率を有することができる。関数f(A,B)がA/(A+B)を含む上記の例では、表面部分57がこの色である場合、AおよびBの値は実質的に同じである。これは、第1〜第3の値A〜Cのそれぞれの大きさが、特定の露出時間中にセンサ60に入射する反射光の強度に応じて変化する第1〜第3のそれぞれの信号S1〜S3の特性に比例するためである(前述)。したがって、表面部分57の反射率が第1〜第3の波長λ〜λの光に対して約40%である場合、A〜Cのそれぞれの値は実質的に類似する。これは、A/(A+B)を計算することによって決定される第4の値Dが実質的に0.5になるようにする。有利には、関数f(A,B)がA/(A+B)を含む場合、これにより、第1の波長λの光を放出して第1の値Aを生成する第1の光源58aによって与えられる温度ドリフトの影響が最小になる。これは、第1の光源58aが赤色LEDである場合、赤色LEDは概して青色および緑色などの色のLEDより温度ドリフトの影響を受けやすいため、特に有用となることができる。
第5の値Eを決定するために使用される関数f(C)は、Eの可能な値も0〜1の範囲となるようにすることができる。すべてのスペクトル範囲にわたって約40%の反射率を有する中間色の付いた表面の場合、第3の値Cを取得するために使用される第3の波長λの光の反射率は、表面部分57(または少なくとも表面部分57のうち光がそこからセンサ60上へ反射する部分)がこの色である場合、40%である。そのような色は、前段落に記載の特定の灰色の陰とすることができる。関数f(C)内の較正係数は、この状況で関数f(C)から出力されるEの値が実質的に0.4になるように設定することができる。これらの較正係数は、補足デバイス34によって、たとえばプログラムメモリ42内に記憶される。
前の2つの段落に従って補足デバイス34が較正されるシナリオを考慮されたい。そのような較正された補足デバイス34は、すべてのスペクトル範囲にわたって反射率が約40%の灰色の陰である表面部分57を有する注射デバイス10に連結されたとき、第4および第5の値DおよびEが図7に68で示す較正位置に関連付けられた値であると決定する。
上記の点から、表面部分57の反射特徴に基づいて注射デバイス10の特性を決定する際、本発明による補足デバイス34はまた、2つの色パラメータD1およびD2と1つの輝度パラメータEとを含む3次元システムを利用することもできることが理解されよう。2つの色パラメータD1およびD2は、(A、B、C)の関数として計算される。たとえば、D1=A/(A+B+C)およびD2=B/(A+B+C)である。輝度パラメータEは、Cの関数として上記と同様に計算され、E=f(C)である。
2次光センサユニット56の前述の動作は、プログラムメモリ42内に記憶された動作アプリケーション内に収容された命令に従ってプロセッサ40が動作することによって実現される。較正された露出時間(たとえば、t〜t)および前述の較正係数などの関連する較正情報は、動作アプリケーション内に収容された命令に従ってプロセッサ40が動作することによってアクセスすることができる。
前述の実施形態は、単なる例示であり、本発明の範囲を限定するものではないことが理解されよう。他の変形形態および修正形態は、本出願を読めば当業者には明らかになるであろう。
たとえば、いくつかの実施形態では、2次光センサユニット56は、複数の異なるセンサ60(たとえば、複数のフォトダイオード)を含む。しかし、そのような各センサは、特定の波長(または波長範囲)の光のみがセンサによって検出されるように入射光を濾波するように構成されたフィルタをさらに備える。そのような実施形態では、2次光センサユニット56は、第1の波長λの反射光を検出するように構成された1つまたはそれ以上のセンサを含む。2次光センサユニット56はまた、第2の波長λの反射光を検出するように構成された1つまたはそれ以上のセンサを含む。2次光センサユニット56は、第3の波長λの光を検出するように構成された1つまたはそれ以上のセンサをさらに含む。この実施形態では、プロセッサ40は、使用の際、第1〜第3の光源58a〜58c(またはこれらの群)に、第1〜第3の波長λ〜λの光を表面部分57上へ同時に放出させる。これは、前述の信号(すなわち、第1〜第3の信号S1〜S3)に類似の第1〜第3の信号が同時に生成されるようにする。
前段落に略述した実施形態では、異なる波長の光に対するそれぞれの露出時間が同時に経過するが、そのような露出時間は、持続時間の異なるものとすることができる。これは、較正目的のためである。具体的には、これは、表面部分57(または少なくとも表面部分57のうち光がそこからセンサ上へ反射する部分)が中間色(たとえば、灰色)である場合、異なる波長の光を検出したことに応答してそれぞれのセンサによって生成される信号が実質的に類似するようにすることである。より具体的には、この状況で、それぞれの露出時間中のそれぞれの波長の反射光の強度を示すそれぞれのセンサによって生成される信号は、実質的に類似している。
最後に、本出願の開示は、本明細書に明示的もしくは暗示的に開示されるあらゆる新規な特徴もしくはあらゆる新規な特徴の組合せ、またはそのあらゆる一般化を含むことを理解されたい。本出願または本出願から導出されるあらゆる出願の手続中、あらゆるそのような特徴および/またはそのような特徴の組合せを包含するために、新しい請求項を構築することができる。

Claims (14)

  1. 補足デバイスであって:
    使用時に補足デバイスを注射デバイスに取り付けるように構成されたコネクタと;
    それぞれの露出時間、使用時に補足デバイスから注射デバイスの表面部分上へ向けることができる異なる波長の光を生成するように各々が構成された複数の光源と;
    それぞれの露出時間中、使用時に表面部分から反射された異なる波長の光のそれぞれの強度を示すセンサ出力を生成する少なくとも1つのセンサと;
    プロセッサと
    を含み、該プロセッサは:
    表面部分を第1〜第3の異なる波長の光で第1〜第3の露出時間照明するように複数の光源を制御し;
    第1〜第3のそれぞれの露出時間中に少なくとも1つのセンサに入射する第1〜第3の異なる波長の光の強度に対応するセンサ出力に対する第1〜第3の値を取得し;
    第3の値ではなく、少なくとも第1および第2の値を使用して1つまたはそれ以上の計算を実行し、1つまたはそれ以上のさらなる値を提供し;
    第1および第2の値ではなく、第3の値および前記1つまたはそれ以上のさらなる値を使用して注射デバイスの特性を決定するように構成される、前記補足デバイス。
  2. 各計算は、AおよびBの一方が分子内にあり、AおよびBの少なくとも一方が分母内にある除算を含み、Aは第1の値に一致し、Bは第2の値に一致する、請求項1に記載の補足デバイス。
  3. 除算はA/Bを含む、請求項2に記載の補足デバイス。
  4. 除算はA/(A+B)を含む、請求項2に記載の補足デバイス。
  5. 第1の波長の光は、赤色、青色、または緑色であり、第2の波長の光は、赤色、青色、または緑色の別の色である、請求項1〜のいずれか1項に記載の補足デバイス。
  6. 第1の波長の光は赤色である、請求項に記載の補足デバイス。
  7. 第2の波長の光は青色であり、第3の波長の光は緑色である、請求項または請求項に記載の補足デバイス。
  8. プロセッサは、表面部分の色が中間色であるときに第1〜第3の取得される値が実質的に所定の量を有するように、表面部分をそれぞれ第1〜第3の波長の光で第1〜第3の露出時間の間照明するように、複数の光源を制御するように構成される、請求項1〜のいずれか1項に記載の補足デバイス。
  9. プロセッサは、表面部分の色が灰色であるときに第1〜第3の取得される値が実質的に所定の量を有するように、表面部分をそれぞれ第1〜第3の波長の光で第1〜第3の露出時間の間照明するように、複数の光源を制御するように構成される、請求項1〜のいずれか1項に記載の補足デバイス。
  10. 第3の値および1つまたはそれ以上のさらなる値を使用して注射デバイスの特性を決定することは、第3の値またはそこから決定された追加の値、および前記1つまたはそれ以上のさらなる値を、注射デバイスの特性をそのような値のそれぞれの範囲に関連付ける記録と比較することを伴う、請求項1〜のいずれか1項に記載の補足デバイス。
  11. 注射デバイスの特性は、注射デバイスのタイプまたは注射デバイス内に収容される物質のタイプである、請求項1〜10のいずれか1項に記載の補足デバイス。
  12. プロセッサは:
    特定の色を有する注射デバイスに取り付けられたときに注射デバイスの表面部分の反射特徴を決定し;
    表面部分の反射特徴を1つまたはそれ以上の記録と比較するように構成され、記録の各々は、注射デバイスの異なる特性をそれぞれの反射応答に関連付ける、請求項1〜11のいずれか1項に記載の補足デバイス。
  13. プロセッサが:
    第1〜第3のそれぞれの露出時間、それぞれ第1〜第3の波長の光を生成するように複数の光源を制御し、補足デバイスから補足デバイスに取り付けられた注射デバイスの表面部分上へ前記光を向ける工程と;
    第1〜第3のそれぞれの露出時間中に少なくとも1つのセンサに入射する表面部分から反射された第1〜第3の波長の光の強度を示す少なくとも1つのセンサによって生成されるセンサ出力に対する第1〜第3の値を取得する工程と;
    第3の値ではなく少なくとも第1および第2の値を使用して1つまたはそれ以上の計算を実行し、1つまたはそれ以上のさらなる値を提供する工程と;
    第1および第2の値ではなく第3の値および前記1つまたはそれ以上のさらなる値を使用して注射デバイスの特性を決定する工程と
    を実行することを含む方法。
  14. 複数の光源、少なくとも1つのセンサ、および少なくとも1つのプロセッサを含む補足デバイスによって実行されたとき、請求項13に記載の方法を実行するように補足デバイスを制御する機械可読命令を含むコンピュータプログラム。
JP2016508160A 2013-04-22 2014-04-16 注射デバイスとともに使用するための補足デバイス、その動作方法、および方法を実行するように補足デバイスを制御するコンピュータプログラム Active JP6513634B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP13164760.4 2013-04-22
EP13164760 2013-04-22
PCT/EP2014/057790 WO2014173775A1 (en) 2013-04-22 2014-04-16 Supplemental device for use with an injection device, a method of operation thereof, and a computer program for controlling a supplemental device to perform the method

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016515454A JP2016515454A (ja) 2016-05-30
JP6513634B2 true JP6513634B2 (ja) 2019-05-15

Family

ID=48184077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016508160A Active JP6513634B2 (ja) 2013-04-22 2014-04-16 注射デバイスとともに使用するための補足デバイス、その動作方法、および方法を実行するように補足デバイスを制御するコンピュータプログラム

Country Status (15)

Country Link
US (1) US9737665B2 (ja)
EP (2) EP4043050A1 (ja)
JP (1) JP6513634B2 (ja)
KR (1) KR20160002865A (ja)
CN (1) CN105163779B (ja)
AR (1) AR096057A1 (ja)
AU (1) AU2014257761B2 (ja)
BR (1) BR112015026031A2 (ja)
DK (1) DK2988805T3 (ja)
HK (1) HK1214998A1 (ja)
IL (1) IL241725A0 (ja)
MX (1) MX2015014812A (ja)
RU (1) RU2015149802A (ja)
TW (1) TW201507748A (ja)
WO (1) WO2014173775A1 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW201731543A (zh) * 2015-12-10 2017-09-16 賽諾菲阿凡提斯德意志有限公司 可移除地附接於藥物輸送裝置之感測裝置
EP3386569A1 (en) 2015-12-10 2018-10-17 Sanofi-Aventis Deutschland GmbH Drug delivery device with removably attachable sensor device
WO2017132577A1 (en) 2016-01-29 2017-08-03 Companion Medical, Inc. Automatic medication delivery tracking
JP6780035B2 (ja) * 2016-06-30 2020-11-04 ノボ・ノルデイスク・エー/エス グルコース測定値およびインスリンペンデータに基づくインスリン治療のための計画アドヒアランス測定
US11077243B2 (en) 2017-12-12 2021-08-03 Bigfoot Biomedical, Inc. Devices, systems, and methods for estimating active medication from injections
US10987464B2 (en) 2017-12-12 2021-04-27 Bigfoot Biomedical, Inc. Pen cap for insulin injection pens and associated methods and systems
US11464459B2 (en) 2017-12-12 2022-10-11 Bigfoot Biomedical, Inc. User interface for diabetes management systems including flash glucose monitor
US11083852B2 (en) 2017-12-12 2021-08-10 Bigfoot Biomedical, Inc. Insulin injection assistance systems, methods, and devices
US11116899B2 (en) 2017-12-12 2021-09-14 Bigfoot Biomedical, Inc. User interface for diabetes management systems and devices
US11154660B2 (en) 2017-12-12 2021-10-26 Bigfoot Biomedical, Inc. Diabetes therapy management systems, methods, and devices
EP3729054A4 (en) * 2017-12-18 2021-07-21 Patients Pending Ltd COVER FOR LIQUID DISPENSING SYSTEM WITH INTEGRATED PISTON POSITION DETECTION USING FOCUSED OPTICAL BEAM AND LINEAR POTENTIOMETER
US11948671B2 (en) 2019-04-11 2024-04-02 Medtronic Minimed, Inc. Intelligent accessories for medicine dispensing device
WO2024180203A1 (en) 2023-03-01 2024-09-06 Novo Nordisk A/S Sensor assembly with identifier determination

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5963333A (en) * 1996-09-12 1999-10-05 Color Savvy Systems Limited Color sensor
ES2191920T3 (es) * 1998-04-10 2003-09-16 Datasensor Spa Procedimiento para discriminar el color de una superficie y aparato para llevar a cabo el procedimiento.
DE602006019712D1 (ja) * 2005-05-10 2011-03-03 Novo Nordisk As
IL185737A0 (en) * 2007-09-05 2008-01-06 Sindolor Medical Ltd A device and method for piercing a patient's skin with an injector whilst reducing pain caused by the piercing
ES2673294T3 (es) * 2008-11-06 2018-06-21 Novo Nordisk A/S Dispositivo de administración de fármacos asistido electrónicamente
CN102256642B (zh) * 2008-12-16 2014-09-17 松下健康医疗器械株式会社 药剂投予装置
US20100286612A1 (en) * 2009-05-06 2010-11-11 William Cirillo Medication injection supervisor device
DK2525850T3 (en) * 2010-01-22 2018-04-16 Sanofi Aventis Deutschland PROCEDURE AND SYSTEM FOR DETERMINING INFORMATION RELATED TO A PHARMACEUTICAL RESERVE
TW201808357A (zh) * 2010-03-22 2018-03-16 賽諾菲阿凡提斯德意志有限公司 用於判定與醫療裝置有關的資訊之裝置、方法、系統及電腦程式
JP2012196167A (ja) * 2011-03-20 2012-10-18 Fujitsu Ltd 植物種識別方法
EP2729202B2 (en) * 2011-07-07 2024-11-06 Novo Nordisk A/S Drug delivery injection pen with add-on dose capturing and display module

Also Published As

Publication number Publication date
TW201507748A (zh) 2015-03-01
CN105163779A (zh) 2015-12-16
AU2014257761B2 (en) 2018-07-26
EP2988805A1 (en) 2016-03-02
US9737665B2 (en) 2017-08-22
EP4043050A1 (en) 2022-08-17
DK2988805T3 (da) 2022-03-28
AR096057A1 (es) 2015-12-02
RU2015149802A (ru) 2017-05-26
EP2988805B1 (en) 2022-01-05
MX2015014812A (es) 2016-06-21
BR112015026031A2 (pt) 2017-07-25
KR20160002865A (ko) 2016-01-08
WO2014173775A1 (en) 2014-10-30
US20160144124A1 (en) 2016-05-26
IL241725A0 (en) 2015-11-30
CN105163779B (zh) 2019-05-07
HK1214998A1 (zh) 2016-08-12
AU2014257761A1 (en) 2015-11-12
JP2016515454A (ja) 2016-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6513634B2 (ja) 注射デバイスとともに使用するための補足デバイス、その動作方法、および方法を実行するように補足デバイスを制御するコンピュータプログラム
JP6368354B2 (ja) 注射デバイスとともに使用するための補足デバイス
CN106535962B (zh) 用于确定与表面反射特征相关的信息的设备
CN106574897B (zh) 用于确定与表面反射特征相关的信息的设备
US11179519B2 (en) Injection device and a supplemental device configured for attachment thereto
US11964133B2 (en) Supplemental device for attachment to a pen injector and determination of a set dose amount using optical incremental encoder
TWI633902B (zh) 用於判定與醫療裝置有關的資訊之裝置、方法、系統及電腦程式
EP3204082A1 (en) A supplementary device for attachment to a drug injection device for monitoring injection doses having ocr imaging system with glare reduction

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170405

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180403

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180702

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190319

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190410

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6513634

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250