JP6511013B2 - Sfcシステム、および、sfc制御方法 - Google Patents
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Description
つまり、SFCシステムは、同じSFを実行する複数のサーバをメンバとするSFG(Service Function Group)として、メンバの順序が互いに異なるサーバの台数分のSFGが定義されており、
受信したパケットをフローに分類し、分類されたフローが経由するSFGを決定するクラシファイヤ装置と、
前記クラシファイヤ装置から転送されたパケットについて、そのパケットが経由するSFGに含まれるサーバからメンバ選択アルゴリズムにより選択したサーバに対してパケットを転送するSFFと、を有することを特徴とする。
このSFCシステムは、発信装置1と、クラシファイヤ装置2と、SFF(Service Function Forwarder)装置(図1のSFF31、32)と、DPI−SF40と、FW−SF50と、着信装置7とがネットワークで接続されて構成される。SFFなどのSFCの構成要素の定義は、非特許文献1に記載されている。
なお、SFCシステムの各装置は、それぞれCPU(Central Processing Unit)と、メモリと、ハードディスクなどの記憶手段(記憶部)と、ネットワークインタフェースとを有するコンピュータとして構成される。
このコンピュータは、CPUが、メモリ上に読み込んだプログラム(アプリケーションや、その略のアプリとも呼ばれる)を実行することにより、各処理部により構成される制御部(制御手段)を動作させる。
SFF31、32は、1つ以上のSFを収容する。SFF31、32は、SFP8,9を流れるパケットのSFCカプセル化された情報をもとに、配下のSFにパケットを転送するか否かを決定する。
つまり、SFP8の経路は「発信元→DPI−SF40→FW−SF50→着信先」である。
つまり、SFP9の経路は「発信元→FW−SF50→着信先」である。
負荷分散構成の既存サーバとして3台のDPIサーバ42〜44を導入するとともに、その既存サーバのいずれかにパケットを負荷分散するLB(Load Balancer)41を導入する。なお、DPIサーバ42〜44などの実際にSFを提供するサーバの台数は3台に限定されず、任意の台数としてもよい。
このように、DPI−SF40の内部が複数の物理計算機によって構成されていても、論理的に1つのSFとしてDPI−SF40を提供する。これにより、図1のSFP8の経路「発信元→DPI−SF40→FW−SF50→着信先」をそのまま図2でも活用することができる。
図3では、図2のLB41を省略する代わりに、LB41の配下であった(同じDPI−SF40として負荷分散先であった)各DPIサーバ42〜44を、DPI−SFb49としている。DPI−SFb49に対してメンバの順序が互いに異なる3つのSFGが以下に示すように定義される(図4のサービスファンクショングループ表102で後記)。
・「DPIサーバ42→DPIサーバ43→DPIサーバ44」の順に構成される「DPI-SFG1」
・「DPIサーバ43→DPIサーバ44→DPIサーバ42」の順に構成される「DPI-SFG2」
・「DPIサーバ44→DPIサーバ42→DPIサーバ43」の順に構成される「DPI-SFG3」
なお、標準化に提案されているSFG選択アルゴリズムは、以下の文書に記載されている。
The OpenDaylight Foundation、"Service Function Scheduler Type"、[online]、[平成28年5月9日検索]、インターネット〈URL:https://github.com/opendaylight/sfc/blob/master/sfc-model/src/main/yang/service-function-scheduler-type.yang〉
メンバ選択アルゴリズム「FAST_FAILURE」は、以下の文書に記載されているように、グループのメンバのノードを先頭から順にチェックし、稼働している最初のサーバを選択するアルゴリズムである。
The OpenDaylight Foundation、"Service Function Group Algorithms"、[online]、2015年4月9日、[平成28年5月9日検索]、インターネット〈URL:https://github.com/opendaylight/sfc/blob/master/sfc-model/src/main/yang/service-function-group-algorithm.yang〉
The OpenDaylight Foundation、"Service Function Group"、[online]、[平成28年5月9日検索]、インターネット〈URL:https://github.com/opendaylight/sfc/blob/master/sfc-model/src/main/yang/service-function-group.yang〉
そして、SFF31は、サービスファンクショングループ表102の「DPI-SFG2」に対応する「FAST_FAILURE」に従って、「DPI-SFG2」の第1メンバである「DPIサーバ43」へのサーバヘルスチェック(稼働チェック)を行う。しかし、「DPIサーバ43」は前記したとおり、故障中である。
これにより、LB41をわざわざ別装置として用意することなくロードバランサ機能が実現され、システム構成がスリムになる。
しかし、図5のシステムでは、図2と同様に、LB41が1つの外付け装置として追加されるので、システム構成が複雑化してしまう。
・「DS61→DS62→DS63」の順に構成される「DPI-SFG1」
・「DS62→DS63→DS61」の順に構成される「DPI-SFG2」
・「DS63→DS61→DS62」の順に構成される「DPI-SFG3」
SFG表111は、図4のSFG表101と同様に、サービスファンクショングループ表103のメンバ(DS61〜63)ごとに別々のSFG(DPI-SFG1〜DPI-SFG3)が用意される。
サービスファンクショングループ表112は、図4のサービスファンクショングループ表102と同様に、具体的に選択候補のメンバから転送先のメンバを選択するための情報がSFGごとに対応付けられている。つまり、図4のサービスファンクショングループ表102と図7のサービスファンクショングループ表112との違いは、メンバ構成(第1メンバ〜第3メンバ)である。
そして、SFF31は、サービスファンクショングループ表112を参照し、受信したパケットのSFGに対応する「メンバ選択アルゴリズム(FAST_FAILURE)」に従って、最終的に1台のメンバを選択する。SFF31は、選択したメンバ(DS63など)へフローのパケットを転送する。
そして、クラシファイヤ装置2は受信したパケットのフローをSFG選択アルゴリズムに従ってSFGに分類する。SFF31は、グループ化されたサーバ群から最終的に選択したサーバに対してパケットを転送する。
これにより、LB41をわざわざ別装置として用意することなくロードバランサ機能が実現され、システム構成がスリムになる。
2 クラシファイヤ装置
7 着信装置
8,9 SFP
31,32 SFF
40 DPI−SF
41 LB
42〜44 DPIサーバ
49 DPI−SFb
50 FW−SF
101,111 SFG表
102,112 サービスファンクショングループ表
Claims (4)
- 同じSF(Service Function)を実行する複数のサーバをメンバとするSFG(Service Function Group)として、メンバの順序が互いに異なるサーバの台数分のSFGが定義されており、
受信したパケットをフローに分類し、分類されたフローが経由するSFGを決定するクラシファイヤ装置と、
前記クラシファイヤ装置から転送されたパケットについて、そのパケットが経由するSFGに含まれるサーバからメンバ選択アルゴリズムにより選択したサーバに対してパケットを転送するSFFと、を有することを特徴とする
SFCシステム。 - 前記SFFは、前記メンバの順序をもとにしたメンバ選択アルゴリズムとして、稼働チェックにより稼働が確認されたサーバのうちの最も順序が先であるサーバを、パケットの転送先として決定することを特徴とする
請求項1に記載のSFCシステム。 - SFCシステムは、クラシファイヤ装置と、SFFとを含めて構成され、
同じSF(Service Function)を実行する複数のサーバをメンバとするSFG(Service Function Group)として、メンバの順序が互いに異なるサーバの台数分のSFGが定義されており、
前記クラシファイヤ装置は、受信したパケットをフローに分類し、分類されたフローが経由するSFGを決定し、
前記SFFは、前記クラシファイヤ装置から転送されたパケットについて、そのパケットが経由するSFGに含まれるサーバからメンバ選択アルゴリズムにより選択したサーバに対してパケットを転送することを特徴とする
SFC制御方法。 - 前記SFFは、前記メンバの順序をもとにしたメンバ選択アルゴリズムとして、稼働チェックにより稼働が確認されたサーバのうちの最も順序が先であるサーバを、パケットの転送先として決定することを特徴とする
請求項3に記載のSFC制御方法。
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JP2016100723A JP6511013B2 (ja) | 2016-05-19 | 2016-05-19 | Sfcシステム、および、sfc制御方法 |
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Family Applications (1)
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