JP6509444B2 - レンズユニット及び撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レンズユニット及びレンズユニットの製造方法並びに撮像装置に関する。
撮像装置のレンズユニットとして、光軸方向に並ぶ複数のレンズが鏡筒に収納されてなるレンズユニットが用いられている。鏡筒に収納されたレンズは、例えば鏡筒に嵌合されることによって固定され、又は鏡筒に接着されることによって固定されている。また、レンズが鏡筒の内周面に押し付けられることによって固定されるレンズユニットも知られている。
特許文献1に記載されたレンズ保持鏡筒では、軸方向に延びる二つの凸部が鏡筒の内径部に一体的に設けられている。鏡筒に収納された複数のレンズは、二つの凸部によって径方向に弾性的に押圧されており、鏡筒の内周面の押圧方向との交差部位に押し付けられることによって固定されている。
特許文献2に記載されたレンズ取付け装置では、V字状に収斂する二つの壁によって構成されるVブロックがレンズバレルの内部に設けられている。レンズバレルに収納された複数のレンズは、レンズバレルの内部のスプリング要素によって径方向に弾性的に押圧されており、Vブロックの二つの壁に押し付けられることによって固定されている。
特許文献3に記載されたレンズ鏡胴では、レンズ枠の内面から外面に貫通し且つ光軸方向に延びる開口部がレンズ枠に設けられており、開口部に押圧部材が嵌め込まれている。レンズ枠に収納された複数のレンズは、開口部に嵌め込まれた押圧部材によって径方向に押圧されており、レンズ枠の内周面の押圧方向との交差部位に押し付けられることによって固定されている。
実開昭59−90906号公報 特開平5−196849号公報 特開2012−2945号公報
レンズユニットのレンズ及び鏡筒それぞれの熱膨張係数の差に起因し、環境温度の変化に伴ってレンズと鏡筒との間に隙間が生じ得る。レンズが鏡筒に嵌合されることによって固定される場合に、レンズと鏡筒との間に隙間が生じると、レンズに倒れ及び偏芯が生じ、レンズユニットの光学性能が低下する虞がある。とりわけ、車載用の撮像装置に用いられるレンズユニットは例えば−40℃から125℃程度の極めて広範な温度環境に晒されるため、レンズと鏡筒との間に隙間が生じやすく、レンズに倒れ及び偏芯が生じやすい。
レンズが鏡筒に接着されることによって固定される場合に、レンズと鏡筒との間に隙間が生じることに起因するレンズの倒れ及び偏芯は抑制され得るが、例えば接着剤によってレンズが浮いてしまい、レンズに倒れが生じ、またレンズ間隔に設計交差を超える誤差が生じる虞がある。
レンズが、径方向に弾性的に押圧され、鏡筒の内周面に押し付けられることによって固定される場合には、レンズの熱膨張と鏡筒の熱膨張との間に差が生じたとしてもレンズと鏡筒の内周面との接触が維持され、接着剤によるレンズの浮きも解消される。
しかし、特許文献1に記載されたレンズ保持鏡筒では、レンズを弾性的に押圧する凸部が鏡筒の内径部に一体的に設けられている。このため、レンズが鏡筒に挿入される際にもレンズは凸部によって押圧され、この押圧によってレンズの挿入が阻害され、レンズの位置精度が低下する虞がある。
特許文献2には、レンズを弾性的に押圧するスプリング要素の具体的な構成が記載されていないが、このスプリング要素が、特許文献1に記載されたレンズ保持鏡筒の凸部のように、レンズバレルに一体的に設けられたものである場合に、レンズがレンズバレルに挿入される際にもレンズはスプリング要素によって押圧され、この押圧によってレンズの挿入が阻害され、レンズの位置精度が低下する虞がある。
また、特許文献3に記載されたレンズ鏡胴では、レンズがレンズ枠に収納された後に押圧部材がレンズ枠の開口部に嵌め込まれることにより、押圧部材の押圧によってレンズの挿入が阻害される不都合は解消されるが、開口部がレンズ枠を貫通して設けられていることによってレンズ枠の強度が低下し、強度の低下に起因してレンズ枠に歪みが生じ、やはりレンズの位置精度が低下する虞がある。
本発明は、上述した事情に鑑みなされたものであり、レンズの位置精度を高め且つ位置精度を維持できるレンズユニット及びレンズユニットの製造方法並びに撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様のレンズユニットは、光軸方向に並ぶ複数のレンズと、上記複数のレンズを収納する鏡筒と、上記複数のレンズのうち上記鏡筒の開口端側から連続して並ぶ2つ以上のレンズであって各レンズの外径が同一であるか又は上記開口端側から単調に増加している2つ以上のレンズと上記鏡筒との間に介在する押圧部材と、を備え、上記鏡筒は、上記開口端から上記光軸方向に延び、上記開口端側から上記押圧部材が挿し込み可能な挿し込み溝を内周面に有し、上記2つ以上のレンズの各レンズは、上記挿し込み溝に差し込まれている上記押圧部材によって径方向に押圧され、押圧方向に直交し且つ光軸を包含する平面を挟んで上記挿し込み溝が設けられている側とは反対側の上記鏡筒の内周面に押し付けられており、上記押圧部材は、上記挿し込み溝の底面に接する基部と、上記押圧方向に弾性的に変位可能に上記基部に支持されており、上記2つ以上のレンズの各レンズの外周面に接する押圧部と、を有し、上記押圧部は、上記基部に支持されている基端部から、上記基部との間に上記押圧方向の隙間をあけて上記挿し込み溝の上記開口端側に向けて延びている
また、本発明の一態様の上記レンズユニットは、光軸方向に並ぶ複数のレンズと、上記複数のレンズを収納する鏡筒と、上記複数のレンズのうち上記鏡筒の開口端側から連続して並ぶ2つ以上のレンズであって各レンズの外径が同一であるか又は上記開口端側から単調に増加している上記2つ以上のレンズと上記鏡筒との間に介在する押圧部材と、を備え、上記鏡筒は、上記開口端から上記光軸方向に延び、上記開口端側から上記押圧部材が挿し込み可能な挿し込み溝を内周面に有し、上記2つ以上のレンズの各レンズは、上記挿し込み溝に差し込まれている上記押圧部材によって径方向に押圧され、押圧方向に直交し且つ光軸を包含する平面を挟んで上記挿し込み溝が設けられている側とは反対側の上記鏡筒の内周面に押し付けられており、上記押圧部材は、上記2つ以上のレンズの各レンズの外周面に接する基部と、上記押圧方向に弾性的に変位可能に上記基部に支持されており、上記挿し込み溝の底面に接する押圧部と、を有し、上記押圧部は、上記基部に支持されている基端部から、上記基部との間に上記押圧方向の隙間をあけて上記挿し込み溝の上記開口端側に向けて延びている。
また、本発明の一態様の撮像装置は、上記レンズユニットを備える。
本発明によれば、レンズの位置精度を高め且つ位置精度を維持できるレンズユニット及びレンズユニットの製造方法並びに撮像装置を提供することができる。
本発明の実施形態を説明するための、撮像装置の一例を示す模式図である。 図1の撮像装置のレンズユニットの斜視図である。 図2のレンズユニットの縦断面図である。 図2のレンズユニットの横断面図である。 図2のレンズユニットの鏡筒の斜視図である。 図2のレンズユニットの製造方法を示す模式図である。 図2のレンズユニットの製造方法を示す模式図である。 図2のレンズユニットの鏡筒の変形例の斜視図である。 図2のレンズユニットの押圧部材の他の例の斜視図である。 図9の押圧部材が用いられたレンズユニットの断面図である。 図9の押圧部材の変形例の斜視図である。 図2のレンズユニットの押圧部材の他の例を示す斜視図である。 図12の押圧部材が用いられたレンズユニットの断面図である。 図12の押圧部材の変形例の斜視図である。 図1の撮像装置のレンズユニットの他の例の断面図である。 本発明の実施形態を説明するための、撮像装置が搭載された電子機器の一例の模式図である。 図16の電子機器の機能ブロック図である。
図1は、本発明の実施形態を説明するための、撮像装置の一例を示す。
図1に示す撮像装置2は、自動車1に搭載された車載用の撮像装置である。撮像装置2は、車内ルーフに設置されており、自動車1のフロントガラスを通して前方を撮像する。撮像装置2によって撮像された画像は、例えば映像記録型ドライブレコーダでは、事故発生時に記録装置に記録され、また、自動ブレーキ等の運転支援システムでは、進行方向前方の障害物を検出する画像認識に用いられる。
なお、撮像装置2の設置箇所、撮像領域、及び撮像画像の用途は、上記の例に限定されない。例えば、撮像装置2は、車外後部に設置され、後方を撮像するものであってもよく、撮像装置2によって撮像された画像は、車内に設置されるモニタに表示され、後方の状況確認及び駐車の際の後進ガイドに用いられる。また、撮像装置2は、車外前席ドアに設置され、車側後方を撮像するものであってもよく、撮像装置2によって撮像された画像は、車内に設置されるモニタに表示され、ドアミラーの代替として車側後方の状況確認に用いられる。
図2から図4は撮像装置2のレンズユニットを示し、図5は図2から図4のレンズユニットの鏡筒を示す。
撮像装置2のレンズユニット10は、レンズユニット10の光軸Aの軸方向に並ぶ複数のレンズと、複数のレンズを収納する鏡筒11とを備える。本例では、鏡筒11の像側の開口端11a側から順に第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3の三つのレンズが連続して並べられている。
第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3は、例えばポリメタクリル酸メチレン樹脂(Polymethyl Methacrylate:PMMA)、シクロオレフィンポリマー樹脂(Cyclo Olefin Polymer:COP)等の樹脂、又は石英ガラス、ホウケイ酸ガラス等の光学ガラスからなり、いずれも円形状に形成されている。
第2レンズL2の外径は第1レンズL1の外径よりも大きく、第3レンズL3の外径は第2レンズL2の外径よりも大きくなっており、すなわち、第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3それぞれの外径は、鏡筒11の像側の開口端11a側から単調に増加している。
鏡筒11は、例えばポリカーボネート樹脂(Polycarbonate:PC)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合樹脂(Acrylonitrile Butadiene Styrene:ABS)等の樹脂、又はアルミナ(Al)、ジルコニア(ZrO)等のセラミックスからなり、円筒状に形成されている。鏡筒11の材料の熱膨張係数は、第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3の材料の熱膨張係数と異なる。
鏡筒11の内周面には、第1レンズL1が嵌合する第1嵌合部21、第2レンズL2が嵌合する第2嵌合部22、及び第3レンズL3が嵌合する第3嵌合部23が設けられている。
第1嵌合部21の内径は、鏡筒11の像側の開口端11a側の端部の内径よりも大きくなっており、第1嵌合部21と開口端11a側の端部との間には段差面21aが形成されている。第1レンズL1は、段差面21aに当接することによって光軸方向に位置決めされている。
第2嵌合部22の内径は、第1嵌合部21の内径よりも大きくなっており、第2レンズL2は、第2嵌合部22と第1嵌合部21との間に形成されている段差面22aに当接することによって光軸方向に位置決めされている。
第3嵌合部23の内径は、第2嵌合部22の内径よりも大きくなっており、第3レンズL3は、第3嵌合部23と第2嵌合部22との間に形成されている段差面23aに当接することによって光軸方向に位置決めされている。
鏡筒11の内周面には、さらに挿し込み溝24が設けられている。挿し込み溝24は、鏡筒11の像側の開口端11aから光軸方向に延び、図示の例では鏡筒11の被写体側の開口端11bまで達しており、第1嵌合部21、第2嵌合部22、及び第3嵌合部23に及んでいる。
レンズユニット10は、挿し込み溝24に挿し込まれる押圧部材12をさらに備える。押圧部材12は、挿し込み溝24に挿し込まれた状態で、第1嵌合部21に嵌合した第1レンズL1、第2嵌合部22に嵌合した第2レンズL2、及び第3嵌合部23に嵌合した第3レンズL3と鏡筒11との間に介在する。
押圧部材12は、例えば天然ゴム、合成ゴム等の加硫ゴム、又はシリコーンゴム、フッ素ゴム等の熱硬化性樹脂系エラストマー、若しくは熱可塑性樹脂系エラストマーといったゴム弾性を有する弾性材料からなる。なお、車載用の撮像装置2が例えば−40℃から125℃程度の極めて広範な温度環境に晒されることを考慮すれば、押圧部材12の材料としては、比較的耐熱性に優れる加硫ゴム又は熱硬化性樹脂系エラストマーが好適である。
押圧部材12には、第1接触部31、第2接触部32、及び第3接触部33が設けられている。押圧部材12が挿し込み溝24に挿し込まれた状態で、第1接触部31は第1嵌合部21と同一円周上に配置され、第2接触部32は第2嵌合部22と同一円周上に配置され、第3接触部33は第3嵌合部23と同一円周上に配置される。
そして、図4に示すように、第1接触部31の一部は、第1嵌合部21の内径円周C1よりも内径側に配置されている。第1接触部31は、第1嵌合部21に嵌合した第1レンズL1の外周面に接し、第1レンズL1によって径方向に圧縮される。そして、径方向に圧縮された第1接触部31は第1レンズL1を径方向に押圧する。これにより、第1レンズL1は、押圧方向に直交し且つ光軸Aを包含する平面Sを挟んで挿し込み溝24が設けられている側とは反対側の鏡筒11の内周面に押し付けられる。
同様に、第2接触部32の一部は、第2嵌合部22の内径円周よりも内径側に配置されており、第2接触部32は、第2嵌合部22に嵌合した第2レンズL2の外周面に接し、第2レンズL2によって径方向に圧縮される。径方向に圧縮された第2接触部32は第2レンズL2を径方向に押圧し、第2レンズL2は、平面Sを挟んで挿し込み溝24が設けられている側とは反対側の鏡筒11の内周面に押し付けられる。
第3接触部33の一部もまた、第3嵌合部23の内径円周よりも内径側に配置されており、第3接触部33は、第3嵌合部23に嵌合した第3レンズL3の外周面に接し、第3レンズL3によって径方向に圧縮される。径方向に圧縮された第3接触部33は第3レンズL3を径方向に押圧し、第3レンズL3は、平面Sを挟んで挿し込み溝24が設けられている側とは反対側の鏡筒11の内周面に押し付けられる。
このように、第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3は、押圧部材12によって径方向に押圧されることにより、鏡筒11の内周面に押し付けられた状態で固定されている。環境温度の変化に伴って第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3の熱膨張と鏡筒11の熱膨張との間に差が生じたとしても、第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3と鏡筒11の内周面との接触が維持され、各レンズの倒れ及び偏芯が抑制される。
図6及び図7は、レンズユニット10の製造方法を示す。
まず、図6に示すように、第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3が、鏡筒11の被写体側の開口端11b側から、第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3の順に鏡筒11に挿入される。
鏡筒11に挿入された第1レンズL1は、鏡筒11の第1嵌合部21(図3参照)に嵌合し、且つ段差面21aに当接することによって光軸方向に位置決めされた状態で鏡筒11の内部に配置される。同様に、第2レンズL2は、鏡筒11の第2嵌合部22(図3参照)に嵌合し、且つ段差面22aに当接することによって光軸方向に位置決めされた状態で鏡筒11の内部に配置され、第3レンズL3は、鏡筒11の第3嵌合部23(図3参照)に嵌合し、且つ段差面23aに当接することによって光軸方向に位置決めされた状態で鏡筒11の内部に配置される。
続いて、図7に示すように、押圧部材12が、鏡筒11の像側の開口端11a側から挿し込み溝24に挿し込まれる。これにより、押圧部材12が第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3と鏡筒11との間に介在し、第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3は、押圧部材12によって径方向に押圧され、鏡筒11の内周面に押し付けられる。
このように、第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3が鏡筒11に挿入された後に押圧部材12が鏡筒11の挿し込み溝24に挿し込まれることにより、第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3の挿入が押圧部材12によって阻害されることがない。これにより、第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3の位置精度を高めることができる。
また、押圧部材12が挿し込まれる鏡筒11の挿し込み溝24は鏡筒11を径方向に貫通しておらず、挿し込み溝24が設けられることに起因した鏡筒11の強度の低下が抑制される。これにより、鏡筒11の歪みを抑制して第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3の位置精度を高めることができる。
以上により、第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3の位置精度を高め且つ位置精度を維持することが可能となり、撮像装置2によって撮像される画像の画質を長期に亘って良好に維持することができる。
図8は、鏡筒11の変形例を示す。
図8に示す例では、押圧部材12によって径方向に押圧された第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3が押し付けられる鏡筒11の内周面に、複数の凸部25が設けられている。凸部25は、二つ一組として、第1嵌合部21、第2嵌合部22、及び第3嵌合部23に一組ずつ設けられており、一組の凸部25は、円周方向に間隔をあけて配置されており、光軸方向に並行して延びている。
押圧部材12によって径方向に押圧された第1レンズL1は、第1嵌合部21に設けられた一組の凸部25に押し付けられ、一組の凸部25及び押圧部材12の三点にて支持される。同様に、第2レンズL2は、第2嵌合部22に設けられた一組の凸部25及び押圧部材12の三点にて支持され、第3レンズL3もまた、第3嵌合部23に設けられた一組の凸部25及び押圧部材12の三点にて支持される。これにより、各レンズの支持が安定し、各レンズの倒れ及び偏芯を一層抑制することができる。
図9及び図10は、上述した押圧部材12の他の例を示す。
図9に示す押圧部材13は、鏡筒11の挿し込み溝24の底面に接する基部44と、第1レンズL1の外周面に接する第1押圧部45と、第2レンズL2の外周面に接する第2押圧部46と、第3レンズL3の外周面に接する第3押圧部47とを有する。第1押圧部45、第2押圧部46、及び第3押圧部47は、いずれも基部44に支持されている。押圧部材13は、本例では樹脂からなり、基部44と、第1押圧部45、第2押圧部46、及び第3押圧部47とは一体に形成されている。
第1押圧部45は、基部44に支持されている基端部45aから、基部44との間に押圧方向の隙間をあけて鏡筒11の像側の開口端11a側に向けて延びている。そして、第1押圧部45は、第1レンズL1の外周面と挿し込み溝24の底面に支持された基部44との間に挟み込まれることにより、基部44との間にあけられた隙間を狭める向きに弾性的に撓められ、撓められた第1押圧部45は第1レンズL1を径方向に押圧する。なお、第1押圧部45は、弾性的に撓められた状態で、光軸Aと平行に配置されている。
同様に、第2押圧部46は、基部44に支持されている基端部46aから、基部44との間に押圧方向の隙間をあけて鏡筒11の像側の開口端11a側に向けて延びている。そして、第2押圧部46は、第2レンズL2の外周面と挿し込み溝24の底面に支持された基部44との間に挟み込まれることにより、基部44との間にあけられた隙間を狭める向きに弾性的に撓められ、弾性的に撓められた第2押圧部46は第2レンズL2を径方向に押圧する。なお、第2押圧部46は、弾性的に撓められた状態で、光軸Aと平行に配置されている。
第3押圧部47もまた、基部44に支持されている基端部47aから、基部44との間に押圧方向の隙間をあけて鏡筒11の像側の開口端11a側に向けて延びている。そして、第3押圧部47は、第3レンズL3の外周面と挿し込み溝24の底面に支持された基部44との間に挟み込まれることにより、基部44との間にあけられた隙間を狭める向きに弾性的に撓められ、弾性的に撓められた第3押圧部47は第3レンズL3を径方向に押圧する。なお、第3押圧部47は、弾性的に撓められた状態で、光軸Aと平行に配置されている。
押圧部材13は、上述した押圧部材12と同様に、第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3が鏡筒11に挿入された後、鏡筒11の像側の開口端11a側から挿し込み溝24に挿し込まれる。これにより、押圧部材13が第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3と鏡筒11との間に介在し、第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3は、押圧部材13によって径方向に押圧され、鏡筒11の内周面に押し付けられる。
なお、第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3が挿入された鏡筒11の挿し込み溝24に押圧部材13が円滑に挿し込まれるよう、第1押圧部45、第2押圧部46、及び第3押圧部47それぞれの少なくとも基端部は、鏡筒11の像側の開口端11a側に向けて基部44から次第に離間する傾斜状に形成されていることが好ましい。
この押圧部材13によっても、上述した押圧部材12と同様、環境温度の変化に伴って第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3の熱膨張と鏡筒11の熱膨張との間に差が生じたとしても、第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3と鏡筒11の内周面との接触を維持し、各レンズの倒れ及び偏芯を抑制することができる。
また、第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3が鏡筒11に挿入された後に押圧部材13が鏡筒11の挿し込み溝24に挿し込まれるので、第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3の鏡筒11への挿入を押圧部材13によって阻害せず、第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3の位置精度を高めることができる。
なお、図9に示した押圧部材13では、基部44と、第1押圧部45、第2押圧部46、及び第3押圧部47とが一体に形成されているが、図11に示すように、第1押圧部45、第2押圧部46、及び第3押圧部47の材料に金属板を用い、基部44の材料に樹脂を用い、基部44と、第1押圧部45、第2押圧部46、及び第3押圧部47とをインサート成形によって一体化してもよい。
図12及び図13は、上述した押圧部材12の他の例を示す。
図12に示す押圧部材14は、第1レンズL1の外周面に接する第1接触部51、第2レンズL2の外周面に接する第2接触部52、及び第3レンズL3の外周面に接する第3接触部53からなる基部54と、基部54に支持されており且つ鏡筒11の挿し込み溝24の底面に接する押圧部とを有する。押圧部は接触部毎に個別に設けられており、第1接触部51の背後に配置された第1押圧部55と、第2接触部52の背後に配置された第2押圧部56と、第3接触部53の背後に配置された第3押圧部57とを含み、第1押圧部55、第2押圧部56、及び第3押圧部57は、いずれも基部54に支持されている。押圧部材14は、本例では樹脂からなり、基部54と、第1押圧部55、第2押圧部56、及び第3押圧部57とは一体に形成されている。
第1押圧部55は、基部54に支持されている基端部55aから、基部54との間に押圧方向の隙間をあけて鏡筒11の像側の開口端11a側に向けて延びている。そして、第1押圧部55は、第1レンズL1の外周面に接する基部54と挿し込み溝24の底面との間に挟み込まれることにより、基部54との間にあけられた隙間を狭める向きに弾性的に撓められ、撓められた第1押圧部55は基部54を介して第1レンズL1を径方向に押圧する。なお、第1押圧部55は、弾性的に撓められた状態で、光軸Aと平行に配置されている。
同様に、第2押圧部56は、基部54に支持されている基端部56aから、基部54との間に押圧方向の隙間をあけて鏡筒11の像側の開口端11a側に向けて延びている。そして、第2押圧部56は、第2レンズL2の外周面に接する基部54と挿し込み溝24の底面との間に挟み込まれることにより、基部54との間にあけられた隙間を狭める向きに弾性的に撓められ、弾性的に撓められた第2押圧部56は基部54を介して第2レンズL2を径方向に押圧する。なお、第2押圧部56は、弾性的に撓められた状態で、光軸Aと平行に配置されている。
第3押圧部57もまた、基部54に支持されている基端部57aから、基部54との間に押圧方向の隙間をあけて鏡筒11の像側の開口端11a側に向けて延びている。そして、第3押圧部57は、第3レンズL3の外周面に接する基部54と挿し込み溝24の底面との間に挟み込まれることにより、基部54との間にあけられた隙間を狭める向きに弾性的に撓められ、弾性的に撓められた第3押圧部57は基部54を介して第3レンズL3を径方向に押圧する。なお、第3押圧部57は、弾性的に撓められた状態で、光軸Aと平行に配置されている。
押圧部材14は、上述した押圧部材12と同様に、第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3が鏡筒11に挿入された後、鏡筒11の像側の開口端11a側から挿し込み溝24に挿し込まれる。これにより、押圧部材14が第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3と鏡筒11との間に介在し、第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3は、押圧部材14によって径方向に押圧され、鏡筒11の内周面に押し付けられる。
なお、第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3が挿入された鏡筒11の挿し込み溝24に押圧部材14が円滑に挿し込まれるよう、第1押圧部55、第2押圧部56、及び第3押圧部57それぞれの少なくとも基端部は、鏡筒11の像側の開口端11a側に向けて基部54から次第に離間する傾斜状に形成されていることが好ましい。
この押圧部材14によっても、上述した押圧部材12と同様、環境温度の変化に伴って第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3の熱膨張と鏡筒11の熱膨張との間に差が生じたとしても、第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3と鏡筒11の内周面との接触を維持し、各レンズの倒れ及び偏芯を抑制することができる。
また、第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3が鏡筒11に挿入された後に押圧部材14が鏡筒11の挿し込み溝24に挿し込まれるので、第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3の鏡筒11への挿入を押圧部材14によって阻害せず、第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3の位置精度を高めることができる。
なお、図12に示した押圧部材14では、押圧部として、基部54の第1接触部51の背後に配置された第1押圧部55と、第2接触部52の背後に配置された第2押圧部56と、第3接触部53の背後に配置された第3押圧部57とを含み、押圧部が接触部毎に個別に設けられているが、図14に示すように、基部54の第1接触部51、第2接触部52、及び第3接触部53の全てに跨って一つの押圧部58が設けられていてもよい。
また、図12に示した第1押圧部55、第2押圧部56、及び第3押圧部57、並びに図14に示した押圧部58の材料に金属板を用い、基部54の材料に樹脂を用い、基部54と、第1押圧部55、第2押圧部56、及び第3押圧部57とをインサート成形によって一体化し、また、基部54と押圧部58とをインサート成形によって一体化してもよい。
ここまで、レンズユニット10が第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3を備え、これら三つのレンズが一つの押圧部材(押圧部材12、押圧部材13、又は押圧部材14)によって固定されるものとして説明したが、押圧部材は一つに限定されない。
図15に示すレンズユニット110では、第3レンズL3よりも被写体側に第4レンズL4及び第5レンズL5が配置されている。第4レンズL4の外径及び第5レンズL5の外径は同一であり、且つ第3レンズL3の外径よりも小さくなっている。
第1レンズL1は、鏡筒111の内周面に設けられた第1嵌合部121に嵌合しており、第2レンズL2は、鏡筒111の内周面に設けられた第2嵌合部122に嵌合しており、第3レンズL3は、鏡筒111の内周面に設けられた第3嵌合部123に嵌合している。また、第3レンズL3より小径な第4レンズL4及び第5レンズL5は、適宜なスペーサ126を介して、第3嵌合部123に嵌合している。
第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3それぞれの外径は、鏡筒111の像側の開口端111a側から単調に増加しており、第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3と鏡筒111との間には、鏡筒111の像側の開口端111a側から光軸方向に延びる挿し込み溝124に挿し込まれた押圧部材112が介在している。
また、第4レンズL4及び第5レンズL5それぞれの外径は同一であり、第4レンズL4及び第5レンズL5と鏡筒111との間には、鏡筒111の被写体側の開口端111b側から光軸方向に延びる挿し込み溝127に挿し込まれた押圧部材118が介在している。なお、図示の例では、挿し込み溝124と挿し込み溝127とは同一直線状に設けられており、互いに接続されているが、挿し込み溝124と挿し込み溝127とは円周方向にずれて設けられていてもよい。
押圧部材112及び押圧部材118は、上述した押圧部材12、押圧部材13、又は押圧部材14と同様に構成でき、押圧部材112は、第1レンズL1から第5レンズL5が鏡筒111に挿入された後、鏡筒111の像側の開口端111a側から挿し込み溝124に挿し込まれ、押圧部材118は、第1レンズL1から第5レンズL5が鏡筒111に挿入された後、鏡筒111の被写体側の開口端111b側から挿し込み溝127に挿し込まれる。第1レンズL1、第2レンズL2、及び第3レンズL3は、挿し込み溝124に挿し込まれた押圧部材112によって径方向に押圧され、第4レンズL4及び第5レンズL5は、挿し込み溝127に挿し込まれた押圧部材118によって径方向に押圧される。これにより、第1レンズL1から第5レンズL5は鏡筒111の内周面に押し付けられる。
ここまで車載用の撮像装置2を例にして本発明を説明したが、本発明は、スマートフォン等の電子機器に搭載される撮像装置にも適用可能である。
図16は、本発明の撮影装置の一実施形態であるスマートフォン200の外観を示す。
図16に示すスマートフォン200は、平板状の筐体201を有し、筐体201の一方の面に表示部としての表示パネル202と、入力部としての操作パネル203とが一体となった表示入力部204を備えている。また、この様な筐体201は、スピーカ205と、マイクロホン206と、操作部207と、撮像装置としてのカメラ部208とを備えている。なお、筐体201の構成はこれに限定されず、例えば、表示部と入力部とが独立した構成を採用したり、折り畳み構造やスライド機構を有する構成を採用したりすることもできる。
図17は、図16に示すスマートフォン200の構成を示す。
図17に示すように、スマートフォンの主たる構成要素として、無線通信部210と、表示入力部204と、通話部211と、操作部207と、カメラ部208と、記憶部212と、外部入出力部213と、GPS(Global Positioning System)受信部214と、モーションセンサ部215と、電源部216と、主制御部220とを備える。また、スマートフォン200の主たる機能として、図示省略の基地局装置BSと図示省略の移動通信網NWとを介した移動無線通信を行う無線通信機能を備える。
無線通信部210は、主制御部220の指示にしたがって、移動通信網NWに収容された基地局装置BSに対し無線通信を行うものである。この無線通信を使用して、音声データ、画像データ等の各種ファイルデータ、電子メールデータなどの送受信や、Webデータやストリーミングデータなどの受信を行う。
表示入力部204は、主制御部220の制御により、画像(静止画像および動画像)や文字情報などを表示して視覚的にユーザに情報を伝達するとともに、表示した情報に対するユーザ操作を検出する、いわゆるタッチパネルであって、表示パネル202と、操作パネル203とを備える。
表示パネル202は、LCD(Liquid Crystal Display)、OELD(Organic Electro−Luminescence Display)などを表示デバイスとして用いたものである。
操作パネル203は、表示パネル202の表示面上に表示される画像を視認可能に載置され、ユーザの指や尖筆によって操作される一又は複数の座標を検出するデバイスである。このデバイスをユーザの指や尖筆によって操作すると、操作に起因して発生する検出信号を主制御部220に出力する。次いで、主制御部220は、受信した検出信号に基づいて、表示パネル202上の操作位置(座標)を検出する。
図16に示すように、本発明の撮影装置の一実施形態として例示しているスマートフォン200の表示パネル202と操作パネル203とは一体となって表示入力部204を構成しているが、操作パネル203が表示パネル202を完全に覆うような配置となっている。
係る配置を採用した場合、操作パネル203は、表示パネル202外の領域についても、ユーザ操作を検出する機能を備えてもよい。換言すると、操作パネル203は、表示パネル202に重なる重畳部分についての検出領域(以下、表示領域と称する)と、それ以外の表示パネル202に重ならない外縁部分についての検出領域(以下、非表示領域と称する)とを備えていてもよい。
なお、表示領域の大きさと表示パネル202の大きさとを完全に一致させても良いが、両者を必ずしも一致させる必要は無い。また、操作パネル203が、外縁部分と、それ以外の内側部分の2つの感応領域を備えていてもよい。更に、外縁部分の幅は、筐体201の大きさなどに応じて適宜設計されるものである。更にまた、操作パネル203で採用される位置検出方式としては、マトリクススイッチ方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、静電容量方式などが挙げられ、いずれの方式を採用することもできる。
通話部211は、スピーカ205やマイクロホン206を備え、マイクロホン206を通じて入力されたユーザの音声を主制御部220にて処理可能な音声データに変換して主制御部220に出力したり、無線通信部210あるいは外部入出力部213により受信された音声データを復号してスピーカ205から出力させたりするものである。また、図9に示すように、例えば、スピーカ205を表示入力部204が設けられた面と同じ面に搭載し、マイクロホン206を筐体201の側面に搭載することができる。
操作部207は、キースイッチなどを用いたハードウェアキーであって、ユーザからの指示を受け付けるものである。例えば、図9に示すように、操作部207は、スマートフォン200の筐体201の側面に搭載され、指などで押下されるとオンとなり、指を離すとバネなどの復元力によってオフ状態となる押しボタン式のスイッチである。
記憶部212は、主制御部220の制御プログラムや制御データ、アプリケーションソフトウェア、通信相手の名称や電話番号などを対応づけたアドレスデータ、送受信した電子メールのデータ、WebブラウジングによりダウンロードしたWebデータや、ダウンロードしたコンテンツデータを記憶し、またストリーミングデータなどを一時的に記憶するものである。また、記憶部212は、スマートフォン内蔵の内部記憶部217と着脱自在な外部メモリスロットを有する外部記憶部218により構成される。なお、記憶部212を構成するそれぞれの内部記憶部217と外部記憶部218は、フラッシュメモリタイプ(flash memory type)、ハードディスクタイプ(hard disk type)、マルチメディアカードマイクロタイプ(multimedia card micro type)、カードタイプのメモリ(例えば、MicroSD(登録商標)メモリ等)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などの格納媒体を用いて実現される。
外部入出力部213は、スマートフォン200に連結される全ての外部機器とのインターフェースの役割を果たすものであり、他の外部機器に通信等(例えば、ユニバーサルシリアルバス(USB)、IEEE1394など)又はネットワーク(例えば、インターネット、無線LAN、ブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)、RFID(Radio Frequency Identification)、赤外線通信(Infrared Data Association:IrDA)(登録商標)、UWB(Ultra Wideband)(登録商標)、ジグビー(ZigBee)(登録商標)など)により直接的又は間接的に接続するためのものである。
スマートフォン200に連結される外部機器としては、例えば、有/無線ヘッドセット、有/無線外部充電器、有/無線データポート、カードソケットを介して接続されるメモリカード(Memory card)やSIM(Subscriber Identity Module)カード/UIM(User Identity Module)カード、オーディオ・ビデオI/O(Input/Output)端子を介して接続される外部オーディオ・ビデオ機器、無線接続される外部オーディオ・ビデオ機器、有/無線接続されるスマートフォン、有/無線接続されるパーソナルコンピュータ、有/無線接続されるPDA、イヤホンなどがある。外部入出力部213は、このような外部機器から伝送を受けたデータをスマートフォン200の内部の各構成要素に伝達することや、スマートフォン200の内部のデータが外部機器に伝送されるようにすることができる。
GPS受信部214は、主制御部220の指示にしたがって、GPS衛星ST1〜STnから送信されるGPS信号を受信し、受信した複数のGPS信号に基づく測位演算処理を実行し、スマートフォン200の緯度、経度、高度からなる位置を検出する。GPS受信部214は、無線通信部210や外部入出力部213(例えば、無線LAN)から位置情報を取得できる時には、その位置情報を用いて位置を検出することもできる。
モーションセンサ部215は、例えば、3軸の加速度センサなどを備え、主制御部220の指示にしたがって、スマートフォン200の物理的な動きを検出する。スマートフォン200の物理的な動きを検出することにより、スマートフォン200の動く方向や加速度が検出される。係る検出結果は、主制御部220に出力されるものである。
電源部216は、主制御部220の指示にしたがって、スマートフォン200の各部に、バッテリ(図示しない)に蓄えられる電力を供給するものである。
主制御部220は、マイクロプロセッサを備え、記憶部212が記憶する制御プログラムや制御データにしたがって動作し、スマートフォン200の各部を統括して制御するものである。また、主制御部220は、無線通信部210を通じて、音声通信やデータ通信を行うために、通信系の各部を制御する移動通信制御機能と、アプリケーション処理機能を備える。
アプリケーション処理機能は、記憶部212が記憶するアプリケーションソフトウェアにしたがって主制御部220が動作することにより実現するものである。アプリケーション処理機能としては、例えば、外部入出力部213を制御して対向機器とデータ通信を行う赤外線通信機能や、電子メールの送受信を行う電子メール機能、Webページを閲覧するWebブラウジング機能などがある。
また、主制御部220は、受信データやダウンロードしたストリーミングデータなどの画像データ(静止画像や動画像のデータ)に基づいて、映像を表示入力部204に表示する等の画像処理機能を備える。画像処理機能とは、主制御部220が、上記画像データを復号し、この復号結果に画像処理を施して、画像を表示入力部204に表示する機能のことをいう。
更に、主制御部220は、表示パネル202に対する表示制御と、操作部207、操作パネル203を通じたユーザ操作を検出する操作検出制御を実行する。表示制御の実行により、主制御部220は、アプリケーションソフトウェアを起動するためのアイコンや、スクロールバーなどのソフトウェアキーを表示したり、あるいは電子メールを作成したりするためのウィンドウを表示する。なお、スクロールバーとは、表示パネル202の表示領域に収まりきれない大きな画像などについて、画像の表示部分を移動する指示を受け付けるためのソフトウェアキーのことをいう。
また、操作検出制御の実行により、主制御部220は、操作部207を通じたユーザ操作を検出したり、操作パネル203を通じて、上記アイコンに対する操作や、上記ウィンドウの入力欄に対する文字列の入力を受け付けたり、あるいは、スクロールバーを通じた表示画像のスクロール要求を受け付ける。
更に、操作検出制御の実行により主制御部220は、操作パネル203に対する操作位置が、表示パネル202に重なる重畳部分(表示領域)か、それ以外の表示パネル202に重ならない外縁部分(非表示領域)かを判定し、操作パネル203の感応領域や、ソフトウェアキーの表示位置を制御するタッチパネル制御機能を備える。
また、主制御部220は、操作パネル203に対するジェスチャ操作を検出し、検出したジェスチャ操作に応じて、予め設定された機能を実行することもできる。ジェスチャ操作とは、従来の単純なタッチ操作ではなく、指などによって軌跡を描いたり、複数の位置を同時に指定したり、あるいはこれらを組み合わせて、複数の位置から少なくとも1つについて軌跡を描く操作を意味する。
カメラ部208は、上述したレンズユニット10又はレンズユニット110を含んで構成され、カメラ部208によって生成された画像データは、記憶部212に記録したり、外部入出力部213や無線通信部210を通じて出力したりすることができる。
図16に示すスマートフォン200において、カメラ部208は表示入力部204と同じ面に搭載されているが、カメラ部208の搭載位置はこれに限らず、表示入力部204の背面に搭載されてもよい。
また、カメラ部208はスマートフォン200の各種機能に利用することができる。例えば、表示パネル202にカメラ部208で取得した画像を表示することや、操作パネル203の操作入力のひとつとして、カメラ部208の画像を利用することができる。
また、GPS受信部214が位置を検出する際に、カメラ部208からの画像を参照して位置を検出することもできる。更には、カメラ部208からの画像を参照して、3軸の加速度センサを用いずに、或いは、3軸の加速度センサと併用して、スマートフォン200のカメラ部208の光軸方向を判断することや、現在の使用環境を判断することもできる。勿論、カメラ部208からの画像をアプリケーションソフトウェア内で利用することもできる。
その他、静止画又は動画の画像データにGPS受信部214により取得した位置情報、マイクロホン206により取得した音声情報(主制御部等により、音声テキスト変換を行ってテキスト情報となっていてもよい)、モーションセンサ部215により取得した姿勢情報等などを付加して記憶部212に記録したり、外部入出力部213や無線通信部210を通じて出力したりすることもできる。
以上説明したように、本明細書に開示されたレンズユニットは、光軸方向に並ぶ複数のレンズと、上記複数のレンズを収納する鏡筒と、上記複数のレンズのうち上記鏡筒の開口端側から連続して並ぶ2つ以上のレンズであって各レンズの外径が同一であるか又は上記開口端側から単調に増加している2つ以上のレンズと上記鏡筒との間に介在する押圧部材と、を備え、上記鏡筒は、上記開口端から上記光軸方向に延び、上記開口端側から上記押圧部材が挿し込み可能な挿し込み溝を内周面に有し、上記2つ以上のレンズの各レンズは、上記挿し込み溝に差し込まれている上記押圧部材によって径方向に押圧され、押圧方向に直交し且つ光軸を包含する平面を挟んで上記挿し込み溝が設けられている側とは反対側の上記鏡筒の内周面に押し付けられている。
また、本明細書に開示されたレンズユニットは、上記押圧部材が、弾性材料からなる。
また、本明細書に開示されたレンズユニットは、上記押圧部材が、上記挿し込み溝の底面に接する基部と、上記押圧方向に弾性的に変位可能に上記基部に支持されており、上記2つ以上のレンズの各レンズの外周面に接する押圧部と、を有する。
また、本明細書に開示されたレンズユニットは、上記押圧部が、上記2つ以上のレンズのレンズ毎に個別に設けられている。
また、本明細書に開示されたレンズユニットは、上記押圧部材が、上記2つ以上のレンズの各レンズの外周面に接する基部と、上記押圧方向に弾性的に変位可能に上記基部に支持されており、上記挿し込み溝の底面に接する押圧部と、を有する。
また、本明細書に開示されたレンズユニットは、上記押圧部が、上記2つ以上のレンズの各レンズと接する上記基部の接触部毎に個別に設けられている。
また、本明細書に開示されたレンズユニットは、上記押圧部が、上記2つ以上のレンズの各レンズと接する上記基部の接触部の全てに跨って設けられている。
また、本明細書に開示されたレンズユニットは、上記押圧部が、上記基部に支持されている基端部から、上記基部との間に上記押圧方向の隙間をあけて上記挿し込み溝の上記開口端側に向けて延びている。
また、本明細書に開示されたレンズユニットは、上記押圧部の少なくとも上記基端部が、上記挿し込み溝の上記開口端側に向けて上記基部から次第に離間する傾斜状に形成されている。
また、本明細書に開示されたレンズユニットは、上記鏡筒が、上記2つ以上のレンズの各レンズが押し付けられている内周面に、上記光軸方向に並行して延びる複数の凸部を有する。
また、本明細書に開示された上記レンズユニットの製造方法は、上記複数のレンズのうち少なくとも上記2つ以上のレンズの各レンズを上記鏡筒に収納し、上記2つ以上のレンズの各レンズが上記鏡筒に収納された状態で、上記押圧部材を上記開口端側から上記挿し込み溝に挿し込み、上記2つ以上のレンズの各レンズを上記押圧部材によって径方向に押圧して、上記押圧方向に直交し且つ光軸を包含する平面を挟んで上記挿し込み溝が設けられている側とは反対側の上記鏡筒の内周面に上記2つ以上のレンズの各レンズを押し付ける。
また、本明細書に開示された撮像装置は、上記レンズユニットを備える。
また、本明細書に開示された撮像装置は、車載用の撮像装置である。
1 自動車
2 撮像装置
10 レンズユニット
11 鏡筒
11a 開口端
11b 開口端
12 押圧部材
13 押圧部材
14 押圧部材
21 第1嵌合部
21a 段差面
22 第2嵌合部
22a 段差面
23 第3嵌合部
23a 段差面
24 挿し込み溝
25 凸部
31 第1接触部
32 第2接触部
33 第3接触部
44 基部
45 第1押圧部
45a 基端部
46 第2押圧部
46a 基端部
47 第3押圧部
47a 基端部
51 第1接触部
52 第2接触部
53 第3接触部
54 基部
55 第1押圧部
55a 基端部
56 第2押圧部
56a 基端部
57 第3押圧部
57a 基端部
58 押圧部
110 レンズユニット
111 鏡筒
111a 開口端
111b 開口端
112 押圧部材
118 押圧部材
121 第1嵌合部
122 第2嵌合部
123 第3嵌合部
124 挿し込み溝
126 スペーサ
127 挿し込み溝
200 スマートフォン
201 筐体
202 表示パネル
203 操作パネル
204 表示入力部
205 スピーカ
206 マイクロホン
207 操作部
208 カメラ部(撮像装置)
210 無線通信部
211 通話部
212 記憶部
213 外部入出力部
214 GPS受信部
215 モーションセンサ部
216 電源部
217 内部記憶部
218 外部記憶部
220 主制御部A 光軸
C1 内径円周
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ
L4 第4レンズ
L5 第5レンズ
S 平面
ST1 衛星
STn 衛星

Claims (9)

  1. 光軸方向に並ぶ複数のレンズと、
    前記複数のレンズを収納する鏡筒と、
    前記複数のレンズのうち前記鏡筒の開口端側から連続して並ぶ2つ以上のレンズであって各レンズの外径が同一であるか又は前記開口端側から単調に増加している前記2つ以上のレンズと前記鏡筒との間に介在する押圧部材と、
    を備え、
    前記鏡筒は、前記開口端から前記光軸方向に延び、前記開口端側から前記押圧部材が挿し込み可能な挿し込み溝を内周面に有し、
    前記2つ以上のレンズの各レンズは、前記挿し込み溝に差し込まれている前記押圧部材によって径方向に押圧され、押圧方向に直交し且つ光軸を包含する平面を挟んで前記挿し込み溝が設けられている側とは反対側の前記鏡筒の内周面に押し付けられており、
    前記押圧部材は、
    前記挿し込み溝の底面に接する基部と、
    前記押圧方向に弾性的に変位可能に前記基部に支持されており、前記2つ以上のレンズの各レンズの外周面に接する押圧部と、
    を有し、
    前記押圧部は、前記基部に支持されている基端部から、前記基部との間に前記押圧方向の隙間をあけて前記挿し込み溝の前記開口端側に向けて延びているレンズユニット。
  2. 請求項1記載のレンズユニットであって、
    前記押圧部は、前記2つ以上のレンズのレンズ毎に個別に設けられているレンズユニット。
  3. 光軸方向に並ぶ複数のレンズと、
    前記複数のレンズを収納する鏡筒と、
    前記複数のレンズのうち前記鏡筒の開口端側から連続して並ぶ2つ以上のレンズであって各レンズの外径が同一であるか又は前記開口端側から単調に増加している前記2つ以上のレンズと前記鏡筒との間に介在する押圧部材と、
    を備え、
    前記鏡筒は、前記開口端から前記光軸方向に延び、前記開口端側から前記押圧部材が挿し込み可能な挿し込み溝を内周面に有し、
    前記2つ以上のレンズの各レンズは、前記挿し込み溝に差し込まれている前記押圧部材によって径方向に押圧され、押圧方向に直交し且つ光軸を包含する平面を挟んで前記挿し込み溝が設けられている側とは反対側の前記鏡筒の内周面に押し付けられており、
    前記押圧部材は、
    前記2つ以上のレンズの各レンズの外周面に接する基部と、
    前記押圧方向に弾性的に変位可能に前記基部に支持されており、前記挿し込み溝の底面に接する押圧部と、
    を有し、
    前記押圧部は、前記基部に支持されている基端部から、前記基部との間に前記押圧方向の隙間をあけて前記挿し込み溝の前記開口端側に向けて延びているレンズユニット。
  4. 請求項3記載のレンズユニットであって、
    前記押圧部は、前記2つ以上のレンズの各レンズと接する前記基部の接触部毎に個別に設けられているレンズユニット。
  5. 請求項3記載のレンズユニットであって、
    前記押圧部は、前記2つ以上のレンズの各レンズと接する前記基部の接触部の全てに跨って設けられているレンズユニット。
  6. 請求項3から5のいずれか一項記載のレンズユニットであって、
    前記押圧部の少なくとも前記基端部は、前記挿し込み溝の前記開口端側に向けて前記基部から次第に離間する傾斜状に形成されているレンズユニット。
  7. 請求項1から6のいずれか一項記載のレンズユニットであって、
    前記鏡筒は、前記2つ以上のレンズの各レンズが押し付けられている内周面に、前記光軸方向に並行して延びる複数の凸部を有するレンズユニット。
  8. 請求項1から7のいずれか一項記載のレンズユニットを備える撮像装置。
  9. 請求項8記載の車載用の撮像装置。
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