JP6505701B2 - 支払許可ネットワーク内でマーチャント識別を得るための方法およびシステム - Google Patents

支払許可ネットワーク内でマーチャント識別を得るための方法およびシステム Download PDF

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Description

本発明の1つまたは複数の実施形態は、一般に、様々なマーチャントのためのギフト・カード・プログラムを提供することに関する。より詳細には、本発明の1つまたは複数の実施形態は、1または複数のマーチャントのためのギフト・カード・プログラムを可能とするために1または複数のマーチャントについてのマーチャント識別情報を得るシステムおよび方法に関する。
電子通信技術の進歩は、人々を相互接続し、これまでよりも良好な情報の分配を可能にした。例示すると、パーソナル・コンピュータ、ハンドヘルド・デバイス、モバイル電話、および他の電子アクセス・デバイスが、情報を他のユーザと通信し共有するためにますます使用されている。特に、ソーシャルネットワーキング・システムおよびサービスの到来は、ユーザ同士が接続し、通信し、または情報およびコンテンツ(例えば、ビデオ、オーディオ、写真、および/またはマルチメディア)を共有することを可能とする。
電子通信技術のこれらの進歩は、金融トランザクションをも容易にした。具体的には、電子支払ネットワーク(たとえば、電子クレジット・カード・ネットワーク)は、ユーザによって支払カード(たとえば、クレジット・カードおよび/またはギフト・カード)でなされる購買のほぼ瞬間的な許可を容易にすることができる。ギフト・カードは、過去10年の間にますます普及しており、年間のギフト・カード購買は、毎年、トランザクションにおいて数百億ドルを占めている。
ギフト・カードは、従来のクレジット・カードと同様に働くことができる。具体的には、ギフト・カードは、電子クレジット・カード機械によって読み取ることができるバーコードまたは磁気ストリップを有するプラスチック・カードであってもよい。さらに、ギフト・カード購買は、1つまたは複数の確立された銀行またはクレジット・カード・ネットワーク(Visa/Mastercard(商標)ネットワーク、Discover(商標)ネットワーク、American Express(商標)ネットワークなど)を使用して許可を受けてもよい。
従来のギフト・カード・システムに関して、いくつかの欠点がある。たとえば、ギフト・カード管理は、一般に融通が利かず、ユーザの必要またはマーチャントの必要を動的に反映することができない。ユーザ側では、従来のギフト・カードには、ギフト・カード残高を見る、または既存のギフト・カード残高に金銭を追加するための便利かつ効率的な方法を提供することなど、便利なユーザ管理機能がない。さらに、ギフト・カードで他人に金銭を贈ることは、ユーザが物理的に商店の場所を訪問し、ギフト・カードを購入することをしばしば必要とする。
マーチャント側では、従来のギフト・カード・システムは、途方もなく高価なものになり得る。たとえば、ギフト・カード・プログラムを提供するためには、マーチャントは、一般に、互換の販売時点情報管理(POS)システムを有していなければならず、これは追加の管理および機器支出をもたらす。ギフト・カード・システムの支出により、多くのより小規模な事業体は、ギフト・カードを自分達の顧客に提供することの利益を受ける余裕を有することができない。さらに、従来のギフト・カード・システムは、融通が利かない。たとえば、場所をベースとする販売促進努力、製品をベースとする努力、および他の追加の粒度のタイプの機能は、一般に、従来のギフト・カード・システムとともに使用可
能ではない。
したがって、ギフト・カードに関連する利便性、アクセス、およびシステムを改善する際に、なすべきいくつかの検討事項がある。
本発明の実施形態は、ギフト・カード・プログラムを提供するための方法およびシステムで、利益を提供する、および/または当技術分野における前述または他の問題の1つまたは複数を解決する。たとえば、本明細書に記載の原理は、マルチマーチャント・ギフト・カード・プログラムを可能とするためにマーチャントを特定し、識別するための方法およびシステムを提供する。具体的には、クレジット・カード・ネットワーク内のマーチャントについてのマーチャント識別子を得るための方法およびシステムが開示される。マーチャント識別子を得たとき、そのマーチャントをギフト・カード・プログラム内に含めることができる。マーチャント識別子を得ることができる多くのマーチャントが、1つまたは複数のギフト・カード・プログラム内に含まれてもよい。たとえば、ギフト・カード・プログラムは、ユーザによって、複数の異なるマーチャントにおいて、同じギフト・カードおよび/または同じギフト・カード口座番号を使用して開始されるギフト・カード・トランザクションを容易にすることができる。例示的な一実施形態では、ギフト・カード・プログラムは、下記でより詳細に述べる追加の利点を提供するソーシャルネットワーキング・システムによって、またはそれを通じて提供される。
本発明の追加の特徴および利点は、以下の説明で述べられることになり、また一部には、その説明から明らかになり、またはそのような例示的な実施形態を実施することによって学習することができる。そのような実施形態の特徴は、添付の特許請求の範囲において特に指摘されている手段および組合せにより実現され、得ることができる。これら、および他の特徴は、以下の説明および添付の特許請求の範囲からより十分に明らかになり、または以下で述べられるそのような例示的な実施形態を実施することによって学習することができる。
本発明の上記および他の利点および特徴をどのようにして得ることができるかについて述べるために、簡単に上述した本発明のより具体的な説明を、添付の図面に示されているその特定の実施形態を参照して行う。図は原寸に比例して示されていないこと、また同様の構造または機能の要素は、全体的に図を通じて例示のために同様の符号によって表されていることに留意されたい。これらの図面は本発明の典型的な実施形態を示すにすぎず、したがってその範囲を限定するものとみなすべきでないことを理解して、本発明について、添付の図面を使用することにより追加の特殊性および詳細とともに述べ、説明する。
本明細書に記載の原理による例示的なマーチャント識別システムの図。 本明細書に記載の原理による図1のシステムの例示的な実装の図。 本明細書に記載の原理による図1のシステムの別の例示的な実装の図。 本発明の1つまたは複数の実施形態による図3のソーシャルネットワーキング・システムとクレジット・カード・ネットワークとマーチャント・システムとの間の対話を示すシーケンスフロー図。 本発明の1つまたは複数の実施形態による図3のソーシャルネットワーキング・システムとクレジット・カード・ネットワークとマーチャント・システムとの間の対話を示すシーケンスフロー図。 本明細書に記載の原理による、マーチャントに割り当てられている識別子を得る例示的な方法の図。 本明細書に記載の原理による、マーチャントに割り当てられている識別子を得る別の例示的な方法の図。 本明細書に記載の原理による、マーチャントに割り当てられている識別子を得る他の例示的な方法の図。 本明細書に記載の原理による例示的なコンピューティング・デバイスのブロック図。 本明細書に記載の原理によるソーシャルネットワーキング・システムの例示的なネットワーク環境の図。
本発明の実施形態は、ギフト・カード・プログラムを提供するための方法およびシステムで、利益を提供する、および/または当技術分野における前述または他の問題の1つまたは複数を解決する。たとえば、本明細書に記載の原理は、マルチマーチャント・ギフト・カード・プログラムを可能とするためにマーチャントを特定し、識別するための方法およびシステムを提供する。具体的には、クレジット・カード・ネットワーク内のマーチャントについてのマーチャント識別情報を得るための方法およびシステムが開示される。具体的には、本明細書に記載の原理は、特定のマーチャントおよび/または特定のマーチャントの場所についてのマーチャント識別子を得るための方法およびシステムを提供する。特定のマーチャントの場所は、たとえば特定の物理的な場所(たとえば、特定の現実世界の物理的な住所)とすることができる。さらに、特定のマーチャントの場所は、特定のeコマース・ソース(たとえば、マーチャントの製品および/またはサービスを購入することができるウェブサイト)を表すこともできる。マーチャント識別子を得たとき、そのマーチャントをギフト・カード・プログラム内に含めることができる。マーチャント識別子を得ることができる多くのマーチャントが、ギフト・カード・プログラム内に含まれてもよい。たとえば、ギフト・カード・プログラムは、ユーザによって、複数の異なるマーチャントにおいて、同じギフト・カードを使用して開始されるギフト・カード・トランザクションを容易にすることができる。例示的な一実施形態では、ギフト・カード・プログラムは、ソーシャルネットワーキング・システムによって、またはそれを通じて提供される。
本開示は、マルチマーチャント・ギフト・カード・プログラムを可能とすることに関してマーチャント識別情報を得ることについて論じるが、マーチャント識別情報を得るための原理、システム、および方法は、他のタイプのトランザクション・プログラムを可能とするために効果的に使用することもできることを理解されたい。たとえば、記載の原理は、ロイヤルティ・プログラム、事業支出控除、特別提供、または任意の他のトランザクション・プログラムのために使用することができる。特に、特定のマーチャントのためにカスタマイズされたトランザクション上の含意を有することが必要である、または望まれるトランザクション・プログラムは、本明細書に開示されている原理、システム、および方法を効果的に使用し、カスタマイズされたトランザクション・プログラムを作成することができる。
マルチマーチャント・ギフト・カード・プログラムは、ユーザにとってもマーチャントにとっても従来のギフト・カード・システムに優るいくつかの利点を有する。ユーザにとっては、マルチマーチャント・ギフト・カード・プログラムは、単一のギフト・カードを複数の異なるマーチャントで使用するという利便性をユーザに提供する。具体的には、マルチマーチャント・ギフト・カードは、複数のマーチャントに関連付けられている複数の残高を有することができ、これは、ユーザが単一のギフト・カード・プログラム内においていくつかのマーチャントでユーザのギフト・カード残高を管理することを可能とする。換言すれば、各ギフト・カードは、複数の値を記憶することが可能であってもよく、各値
は、複数の異なるマーチャントの1つに関連付けられる。具体的には、各記憶された値は、特定のマーチャントまたはマーチャントのグループ(たとえば、チェーン)でのみ引換え可能とすることができる。例示すると、特定のギフト・カードは、マーチャントAに関連付けられている、マーチャントAにて引換え可能な第1の記憶された値と、マーチャントBに関連付けられている、マーチャントBにて引換え可能な第2の記憶された値と、マーチャントCに関連付けられている、マーチャントCにて引換え可能な第3の記憶された値とを含むことができる。理解されるように、本発明は、任意の好適な数のマーチャントに関連付けられている任意の数の値を記憶するギフト・カードを含むことができる。ギフト贈与および/またはギフト・カード・プログラムの追加の特徴は、米国特許出願第13/615,289号、第13/615,307号、第13/615,321号、第13/615,328号、第13/735,982号、第13/835,541号、第13/835,269号明細書に記載されている。前述の出願のそれぞれの内容全体は、その全体を本願明細書に援用する。
さらに、マルチマーチャント・ギフト・カード・プログラムは、複数のマーチャントにて他者に単一のギフト・カードで容易に金額を贈る能力をユーザに提供する。各ギフト・カードは、ギフト・カードが発行されるユーザの特定のユーザ口座に結びつけられてもよい。具体的には、ユーザは、ギフト・カードの管理を容易にするためにギフト・カードに関連付けられている口座をセットアップしてもよい。たとえば、数人の異なる寄贈者がユーザに、そのユーザのギフト・カード上でギフトを与えてもよい。具体的には、マルチマーチャント・ギフト・カード・プログラムは、ユーザが各特定のマーチャントについて受け取るギフトすべての値をまとめ(consolidate)、それらの値を、対応するマーチャントでユーザによって使用されるように使用可能とすることができる。いくつかの例では、ギフト・カードに記憶されたギフトは、ソーシャルネットワーキング・システムを経由して始まってもよい。具体的には、ユーザのソーシャルネットワーキング・コネクション(たとえば、「友達」)は、ユーザのギフト・カードに記憶されることになるギフトをユーザに与えてもよい。したがって、マルチマーチャント・ギフト・カード・プログラムは、すでに上述したように、ソーシャルネットワーキング・システムにリンクされても、および/またはソーシャルネットワーキング・システム内で実装されてもよい。
ユーザと同様に、マルチマーチャント・ギフト・カードは、従来のギフト・カード・プログラムに比べていくつかの利点をマーチャントに提供する。たとえば、また本開示に基づいて明らかになるように、通常ギフト・カード・プログラムを提供しないはずのマーチャントが、容易にマルチマーチャント・ギフト・カード・プログラムに参加することができる。さらに、マルチマーチャント・ギフト・カード・プログラムは、特定のマーチャントの場所まで小さな粒度を提供することができる。したがって、マーチャントは、ギフト・カード・プログラムに関連付けられている販売促進のための特定の商店の場所、特定の製品もしくはサービス、および/または特定の期間を指定することによって、販売促進を細かく制御することができる。マルチマーチャント・ギフト・カードがソーシャルネットワーキング・システムによって、またはソーシャルネットワーキング・システムを通じて提供されるとき、マーチャントは、ユーザのソーシャルネットワーク挙動(たとえば、「いいね」「チェックイン」など)の報酬をそれらのユーザのギフト・カードに直接結びつけることができる。多くの追加の利益および特徴が可能である。上述のように、本発明についてギフト・カードを特に参照して述べられているが、本明細書に記載の原理は他のタイプのトランザクションを求める許可要求を処理することに等しく適用可能であることは理解されよう。
簡単に上述したように、マルチマーチャント・ギフト・カード・プログラムを提供する1つの方法は、任意のタイプのトランザクション・ネットワーク内でマーチャントに割り当てられている一意のマーチャント識別子を得ることを含む。トランザクション・ネット
ワークは、通信ネットワークを少なくとも部分的に使用してマーチャントと消費者の間のトランザクションを容易にする通信ネットワークである。トランザクション・ネットワークの一例は、クレジット・カード・ネットワークである。たとえば、クレジット・カードを受け入れることが許可されたあらゆるマーチャントには、クレジット・カード・ネットワーク内でマーチャント識別子が割り当てられる。特定のクレジット・カード・ネットワークに応じて、マーチャント識別子は様々なラベルを有することができるが、一般に、マーチャント識別子は、マーチャントIDまたは「MID」として知られる。本願では、MIDという用語を使用し、トランザクション・ネットワーク内でマーチャントを識別するために使用される任意のタイプの一意の識別子を指す。たとえば、各クレジット・カード・ネットワークは、所与のマーチャントに割り当てられている一意のMIDを有する(たとえば、特定のマーチャントは、VISA、MASTERCARD、DISCOVER、およびAMERICAN EXPRESSからの一意のMIDを有することになる)。一般に、MIDは数の組合せであるが、MIDは、クレジット・カード・ネットワーク内でマーチャントを識別するキャラクタ(たとえば、数、文字、および/または他のデータ)の任意の組合せとすることができる。
場合によっては、複数の場所を有する単一のマーチャント・エンティティは、その複数の場所のそれぞれが共有する単一のMIDを有することができる。しかし、他の場合には、複数の場所を有する単一のマーチャント・エンティティは、各場所に割り当てられているMIDを有することになる。さらに他の場合には、複数の場所を有する単一のマーチャント・エンティティをいくつかのMIDに関連付けることができ、それらの複数の場所の1つまたは複数を、マーチャント・エンティティに関連付けられているいくつかのMIDの1つずつに割り当てることができる。たとえば、単一のマーチャント・エンティティを3つのMIDに関連付けることができ、そのマーチャントの複数の場所のそれぞれを、それらの3つのMIDの1つに割り当てることができる。
マルチマーチャント・ギフト・カード・プログラムを提供するために、以下、特定のマーチャントおよびマーチャントの場所に割り当てられているMIDを得る、ならびにマーチャントに対してギフト・カード・プログラムを通じてギフト贈与を可能とするための方法およびシステムの例示的な実施形態について詳細に述べる。
図1は、例示的なマーチャント識別システム100(または単に「システム100」)を示す。システム100は、ギフト・カードの発行者に関連付けられてもよく、特定のマーチャントのためのギフト・カード・サービスを可能とするために特定のマーチャントに関連付けられているMIDを得るように構成され得る。1つまたは複数の実施形態では、システム100は、ソーシャルネットワーキング・システム(たとえば、FACEBOOK(商標))にリンクされても、および/またはソーシャルネットワーキング・システムを経由して提供されてもよい。具体的には、ソーシャルネットワーキング・システムは、1つまたは複数のギフト・カード(たとえば、物理的なギフト・カードまたは仮想ギフト・カード)をソーシャルネットワーキング・システムのユーザに発行してもよい。
物理的なギフト・カードは、電子クレジット・カード機械によって読み取ることができるバーコードまたは磁気ストリップを有するプラスチック・カードであってもよい。バーコードまたは磁気ストリップは、口座番号、口座保持者名など、ギフト・カード口座情報を記憶する。一方、仮想ギフト・カードは、記憶され得る電子情報または任意の電子デバイスであってもよい。電子情報は、口座番号、口座保持者名など、仮想ギフト・カード情報を含むことができる。物理的なギフト・カードと仮想ギフト・カードはともに、物理的な(たとえば、現実世界の)場所とeコマース(たとえば、ウェブサイト)ロケーションの両方で使用することができる。たとえば、ユーザは、物理的なカードに関連付けられている口座番号をeコマース・ウェブサイト上で入力してもよく、また物理的な場所で、カ
ードを読み取らせ(swipe)、または物理的なカード上に印刷された口座番号をマーチャントのPOSシステム内に入力させてもよい。さらに、ユーザは、たとえばソーシャルネットワーキング・システムにログインすることによって口座情報をeコマース・ウェブサイトに提供することによって、仮想ギフト・カードをeコマース・ウェブサイト上で使用してもよい。さらに、ユーザは、物理的な場所でマーチャントのPOSシステム内に入力することができる情報(たとえば、バーコードまたは口座番号)を表示することができるポータブル電子デバイス(たとえば、スマートフォン)上に記憶された仮想ギフト・カード情報を有してもよい。一般に、物理的なギフト・カードも仮想ギフト・カードも同様にして使用することができるが、仮想ギフト・カードは、ユーザによって使用されるようにほぼ瞬間的に作成しユーザに送ることができる点で利点を有する。
ギフト・カードを発行することに加えて、ソーシャルネットワーキング・システムは、ソーシャルネットワーキング・システムのユーザ間でのギフト贈与を容易にし、発行されたギフト・カードに記憶された値を管理し、および/またはギフト・カード・サービスに関連付けられている1つまたは複数の工程を実施することができる。しかし、マーチャントのためのギフト・カード・サービスを提供することは、ギフト・カード・サービス・プロバイダがそのマーチャントについての一意の識別情報(具体的には、特定のマーチャントに関連付けられているMID)を得ることによって実施され得る。したがって、システム100は、マーチャントのためのギフト・カード・サービスを可能とするために、マーチャントに関連付けられている情報を得るように構成されてもよい。
具体的には、システム100は、特定のマーチャントのためのギフト・カード・サービスを可能とするために特定のマーチャントに割り当てられているMIDを得ることができる。下記でより詳細に述べるように、システム100は、1つまたは複数の方法のいずれかを使用してMIDを得るように構成されてよく、マーチャントについてのMIDを得る、またマーチャントのためのギフト・カード・サービスを可能とする効率を高めることができる。例として、システム100によって得られたMIDを使用して、ギフト・カード・サービスをそのユーザに提供するソーシャルネットワーキング・システムは、ソーシャルネットワーキング・システムのユーザがマーチャントにて引換え可能なギフトを与え、受け取り、使用することを可能とすることができる。1つまたは複数の実施形態では、システム100は、ギフト・カード・サービスをそのユーザに提供するソーシャルネットワーキング・システムによって実装されても、および/またはその中に統合されてもよい。
図1に示されているように、システム100は、それだけには限らないが、要求モジュール102、検索モジュール104、トークン生成モジュール106、トークン検出モジュール108、パーサ・モジュール110、および記憶モジュール112を含むことができ、それらのそれぞれが、任意の好適な通信技術を使用して互いに通信してもよい。モジュール102〜112は図1において別々であることが示されているが、特定の実施形態を満たし得るように、モジュール102〜112のいずれかが、単一のモジュールになど、より少ないモジュールに組み合わされても、より多くのモジュールに分割されてもよい。
下記でより詳細に述べるように、モジュール102〜112のそれぞれを単独および/または他のモジュールとの組合せで使用し、特定のマーチャントについてのMIDを決定し、または他の方法で得て、特定のマーチャントのためのギフト・カード・サービスを可能とするために、得られたMIDを使用することができる。具体的には、モジュール102〜112は、1つまたは複数のソースからMIDを得るために工程のシーケンスを実行するように構成され得る。工程の順序は、1つの実施形態から次の実施形態にかけて変わることがあるが、一般に、モジュール102〜112は、最も速く最も確実な結果をもたらす順序でMIDを得るように構成される。たとえば、システム100は、以下のソース
のいずれか1つまたは複数から、たとえばマーチャントから直接、クレジット・カード・ネットワーク・データベースから、または支払許可要求から、任意の順序でMIDを得るように構成され得る。代替の実施形態では、MIDを得るための順序、ならびにMIDを得るためのソースは、特定の実施形態に応じて変わることがある。
下記でより詳細に述べるように、要求モジュール102は、マーチャントに直接MIDを要求するように構成され得る。たとえば、システム100は、ギフト・カード・プログラムに参加するための機会をマーチャントに提供することができる。一実施形態では、マーチャントは、ソーシャルネットワーキング・システム上のマーチャントのページを通じてギフト・カード・プログラムに参加するための機会の提供を受けることができる。必須ではないが、ソーシャルネットワーキング・システムは、ギフト・カード・プログラムに参加するための機会をマーチャントに提供する前に、ページが真正であるという最低限の信頼水準をマーチャントのページが満たすか否かを確かめることができる。マーチャントから申出の受入を受け取ったとき、システム100は、マーチャントをギフト・カード・プログラムの参加者として確立するためにマーチャントから必要な情報を得るためのセットアップ・プロセスを実行することができる。たとえば、システム100は、商店の場所および/または他の関連情報のリストを提供するようにマーチャントを促してもよい。
セットアップ・プロセスの一部として、要求モジュール102は、マーチャントに関連付けられているMIDを提供するようにマーチャントを促してもよい。たとえば、セットアップ・プロセスは、マーチャントのソーシャルネットワーキング・プロフィール(たとえば、マーチャントのFACEBOOK(商標))を通じて容易にされ得る。マーチャントのソーシャルネットワーキング・プロフィールがまだ認証されていない場合には、マーチャントのソーシャルネットワーキング・プロフィールを通じてMIDを依頼する前に、ソーシャルネットワーキング・システムは、任意選択でマーチャント認証プロセスを実施し、マーチャントのソーシャルネットワーキング・プロフィールの真正性に関して少なくとも最低限の信頼閾値が満足されていると判定してもよい。最低限の信頼閾値が満足されていると判定したとき、ソーシャルネットワーキング・システムは、マーチャントのソーシャルネットワーキング・プロフィール・ページを通じてMID情報を要求し受け入れることに進むことができる。
マーチャントが複数の場所を有する場合、要求モジュール102は、各商店の場所に関連付けられているMIDを提供するようにマーチャントを促してもよい。たとえば、マーチャントが4つの場所を有する場合、要求モジュール102は、4つの場所のそれぞれについてMIDを入力するようにマーチャントを促してもよい。マーチャントが単一の場所を有する場合、要求モジュール102は、その単一の場所についてMIDを入力するようにマーチャントを促してもよい。マーチャントがMIDを提供したとき、要求モジュール102は、各マーチャントの場所をそのそれぞれのMIDに関連付けることができる。要求モジュール102は、下記でさらに述べるように、システム100によって、および/またはソーシャルネットワーキング・システムによってさらに使用するために、MIDおよび関連のマーチャント情報を記憶モジュール112に送ることができる。
マーチャントは、マーチャントの場所に関連付けられているMIDをしばしば知らないことになる。たとえば、MIDは、典型的には、支払許可要求を処理するためにクレジット・カード・ネットワークによって使用されるだけであり、マーチャントは、それ自体に割り当てられているMIDを得るきっかけ(occasion)も必要もないことがある。MIDがマーチャントにとって不明である場合には、要求モジュール102は、MIDが不明であることをマーチャントが示すために、選択可能なオプションを(たとえば、マーチャントのためのソーシャルネットワーキング・プロフィール・ページ上、またはセットアップ・プロセスを容易にするように構成されたウェブページ上で)提供することがで
きる。マーチャントがMIDを知らないというインジケーションを受け取ったとき、システム100は、MIDを得るために追加の工程を実行することができる。
たとえば、下記でより詳細に述べるように、検索モジュール104は、関連データベースを検索する、または他の方法で、マーチャントの代わりに様々なソースにMIDを要求するように構成され得る。一般に、検索モジュール104は、クレジット・カード・ネットワークと通信し、マーチャントに割り当てられているMIDを得るように構成される。
たとえば、検索モジュール104は、クレジット・カード・ネットワークと直接通信し、マーチャント情報データベースにアクセスすることができる。マーチャント情報データベースには、クレジット・カード・ネットワークのAPIを通じて、またはクレジット・カード・ネットワークからのデータ転送を通じてアクセスすることができる。マーチャント情報データベースは、クレジット・カード・ネットワークのプロバイダによって維持、更新、および制御され得る。さらに、または代替の実施形態では、マーチャント情報データベースは、記憶モジュール112内で、または特定の実装を満たす任意の別の場所において維持され得る。
マーチャント情報データベースは、様々なタイプのマーチャント情報を含むことができる。たとえば、マーチャント情報データベースは、マーチャントを対応するマーチャント情報にマッピングするマーチャント情報テーブルを記憶することができる。具体的には、このテーブルは、複数の列を含むことができ、各列は、特定のカテゴリの情報を記憶する(たとえば、マーチャント名のための列、MIDのための列、マーチャントの場所(たとえば、住所)のための列、マーチャント電話番号のための列、マーチャントの事業のタイプのための列、および/またはマーチャント情報データベース内に含まれる各マーチャントに関連付けられている追加の情報を含む任意の追加の列)。
知られているマーチャント情報(たとえば、マーチャント名、マーチャントの場所)を使用して検索モジュール104は、知られているマーチャント情報のリスティングのためにマーチャント情報データベースの検索を容易にすることができる。たとえば、知られているマーチャント情報は、事業リスティングから、ソーシャルネットワーキング・システム・マーチャント・データベース、または他の同様のデータベースから得ることができる。別の実施形態では、知られているマーチャント情報は、マーチャントから直接得られる。たとえば、上述のように、マーチャントは、システム100を通じて、ギフト・カード・プログラムに参加するための機会の提供を受けることができる。ギフト・カード・プログラムに参加するための機会を受け入れたとき、マーチャントは、マーチャント情報データベースの検索に使用するために検索モジュール104に送られる識別情報について、促された後に提供することができる。
マーチャント情報データベース内で検索されたマーチャントについてのリスティングを見出したとき、検索モジュール104は、マーチャントに関連付けられているMIDをルックアップし抽出するように構成され得る。たとえば、検索モジュール104は、マーチャントに関連付けられているMIDを抽出し、MIDをマーチャントに関連付けることができる。検索モジュール104は、MIDおよび関連のマーチャント情報を、システム100によってさらに使用するために記憶モジュール112に送ることができる。
様々なクレジット・カード・ネットワークがMIDデータを維持し、支払許可要求を処理する一部としてMIDを使用するが、クレジット・カード・ネットワーク・プロバイダは、どのMIDがマーチャントの特定の物理的な場所に関連付けられているかをしばしば知らない。したがって、下記で詳細に論じるように、システム100は、特定のマーチャントについてのMIDを得るために追加の方法およびシステムを使用することができる。
一実施形態では、システム100が要求モジュール102または検索モジュール104を使用してMIDを得ることができない場合、システム100は、MIDを含むマーチャントからのメッセージを受け取るように構成することができる。たとえば、マーチャントから受け取ることができる1つのタイプのメッセージは、システム100がそこからMIDを得ることができる、またはMIDを伴うことができる支払許可要求である。本明細書では、支払許可要求は、マーチャント・システム(たとえば、販売時点情報管理(POS)システム)からクレジット・カード・ネットワークに送られ、支払許可を要求する要求である。次いで、支払許可要求は、トランザクションの承認のために、対応する支払カードのプロバイダ(たとえば、買い手のカード発行銀行)に転送されてもよい。マーチャントは、ユーザのクレジット・カードまたはギフト・カードをカード・リーダに読み取らせることによって支払許可要求を開始することができる。あるいは、支払許可要求は、口座番号(たとえば、6桁番号)および支払額をマーチャントPOSシステムにキー入力することによって開始することができる。支払許可要求を開始する追加の方法が使用されてもよい。
支払許可要求は、様々な情報を備えることができる。たとえば、支払許可要求は、他の情報に加えて、チャージされるべき口座番号、許可されるべき支払額、ソフト・ディスクリプタ(たとえば、マーチャント名、都市、郵便番号)、およびMIDを含むことができる。支払許可要求はMIDを含むということにより、システム100は、知られているマーチャントから送られた支払許可要求を使用し、マーチャントに割り当てられているMIDを得ることができる。
たとえば、概観として、トークン生成モジュール106は、トークンを生成し、マーチャントに関連付けることができる。さらに、トークン生成モジュール106は、マーチャント・システムからシステム100に送られることになるトークンを含む支払許可要求を構成することができる。トークン検出モジュール108が、支払許可要求内でトークンを検出するように構成され得る。トークンを検出したとき、パーサ・モジュール110が、マーチャントのMIDを抽出するために支払許可要求内に含まれる情報をパースすることができる。トークン生成モジュール106、トークン検出モジュール108、およびパーサ・モジュール110の追加の詳細について、下記でさらに詳細に述べる。
簡単に述べたように、また図1に示されているように、システム100は、トークン生成モジュール106を含むことができる。トークン生成モジュール106は、マーチャントに関連付けるために1つまたは複数のトークンを生成するように構成され得る。本明細書では、トークンは、マーチャントに関連付けられている識別子である。例示的な一実施形態では、トークンは、マーチャント・システムから送られる支払許可要求の一部であるように構成されたデータ識別子である。たとえば、支払許可要求内の許可されるべき支払額として入力されることになる指定された値(たとえば、トークン支払額)とすることができる。代替の実施形態では、トークンは、口座番号、名前、または支払許可要求の一部としてマーチャント・システム(たとえば、POS)内に入力され得る任意の他の情報とすることができる。
トークンが許可されるべき支払額である例では、トークン値は任意の値とすることができるが、その値を低い貨幣価値に設定することが有利となり得る。例示すると、たとえば、トークン生成モジュール106は、許可されるべき支払額を0.14ドル(14セント)の額で表すトークンを作成することができる。貨幣価値が低いことによって、トークンがマーチャントからの別の支払許可要求内において自然には重複しない一意の値であるという保証がより大きくなる。典型的には、トークン生成モジュール106は、0.01ドルから5.00ドルに及ぶ値を有するトークンを生成することができる。
トークン生成モジュール106は、システム100がMIDを得ようと試みている各マーチャントについて一意の支払値を生成するように構成され得る。たとえば、トークン生成モジュール106は、重複するトークン値を複数のマーチャントに割り当てないように割り当てられるトークン値のリストを呼び戻す、または他の方法で維持することができる。さらに、トークン検出モジュール108が支払許可要求内で特定のトークン値を検出した後で、または特定のトークンの満了後、トークン生成モジュール106は(下記でさらに述べるように)、トークン値を別のマーチャントで再使用することができる。
あるいは、トークン・ジェネレータ106は、異なるマーチャントのための重複するトークンを、支払許可要求内に含まれることになる1つまたは複数の他のタイプの知られている情報にそのトークン値を関連付けることによって生成することができる。たとえば、トークン・ジェネレータ106は、知られているマーチャント情報(たとえば、マーチャントの場所についての知られている郵便番号、マーチャントの名前、または支払許可要求内に含まれ得る任意の他の好適な情報)またはギフト・カードの知られている口座番号との組合せでトークンを生成することができる。例示すると、トークン生成モジュール106は、11111の郵便番号を有する第1のマーチャントについて0.14ドルの値を有する第1のトークンを生成することができ、22222の郵便番号を有する第2のマーチャントについて0.14ドルの値を有する第2のトークンを生成することができる。トークン検出モジュール108(下記でさらに論じる)は、関連のマーチャントから送られた支払許可要求を識別するために、トークンと郵便番号(たとえば、支払許可要求のソフト・ディスクリプタ部分内)の組合せを検出するように構成され得る。支払許可要求内に含まれる1つまたは複数のタイプの他の知られているデータにトークンを関連付けることは、大量のマーチャントを処理するために追加のトークン値を提供し、一方、各マーチャントについて一意のトークン識別子の組合せを提供することができる。
トークンを生成しマーチャントに関連付けることに加えて、トークン生成モジュール106は、トークンを特定のギフト・カード口座に関連付けることができる。たとえば、トークン生成モジュール106は、ギフト額の受取人に関連付けられている新しいギフト・カードにトークンを関連付けることができる。あるいは、トークン生成モジュール106は、確立されたギフト・カード口座にトークンを関連付けることができる。
上述のように、トークンを生成したとき、トークン生成モジュール106は、トークンをマーチャント情報および/またはギフト・カード口座に関連付けることができる。たとえば、トークン生成モジュール106は、トークン・データベース・テーブルを使用してマーチャント情報および/またはギフト・カード口座にトークンを関連付けることができる。トークン・データベース・テーブルは、トークン列、マーチャント名列、マーチャント住所列、マーチャント郵便番号列、ユーザ・ギフト・カード口座列、および/またはトークン検出モジュール108が支払許可要求内でトークンを検出し、それに応じてトークンを処理することを可能とするようにトークンに関連付けられる追加の情報を含む追加の列を含むことができる。トークン生成モジュール106は、下記で述べるように、トークンおよび関連の情報を、システム100によってさらに使用するために記憶モジュール112に送ることができる。あるいは、トークン生成モジュール106は、トークンおよび関連の情報をトークン検出モジュール108に直接送ることができる。
図1に示されているように、システム100は、トークン検出モジュール108をも含むことができる。トークン検出モジュール108は、マーチャント・システムから送られた支払許可要求を監視するように構成され得る。具体的には、トークン検出モジュール108は、トークン生成モジュール106が生成したトークンを識別するために、支払許可要求を監視する。追加として、または代替として、検出モジュール108は、特定のギフ
ト・カード口座を検出するように構成され得る。たとえば、支払許可要求を受け取ったとき、トークン検出モジュール108は、支払許可要求内に含まれる情報を解析し、そこに含まれる情報がトークンを含むか否かを検出することができる。たとえば、トークン検出モジュール108は、許可されるべき支払額を含む支払許可要求の部分を解析し、割り当てられているトークンに対応する値を検出するように構成され得る。
トークン検出モジュール108による支払額の解析は、支払許可要求内で許可されるべき支払額を識別することを含むことができる。トークン検出モジュール108は、識別された許可されるべき支払額がマーチャントに関連付けられているトークンに一致(マッチ)するか否かを判定することができる。たとえば、トークン検出モジュール108は、記憶モジュール112と通信し、識別された許可されるべき支払額が記憶モジュール112に記憶された関連のトークンにマッチするか否かを判定することができる。あるいは、関連のトークンは、トークン検出モジュール108内で直接維持されることも、他の方法でトークン検出モジュール108にとってアクセス可能とすることも可能である。
支払許可要求がマッチするトークンを含むとトークン検出モジュール108が判定した後で、検出モジュール108は、支払許可要求、または支払許可要求内に含まれる情報をパーサ・モジュール110に送ることができる。上述のように、システム100は、図1に示されているパーサ・モジュール110を含むことができる。一般に、パーサ・モジュール110は、支払許可要求内に含まれる追加の情報(たとえば、トークンに加えての情報)をパースする、または他の方法で解析するように構成される。具体的には、追加の情報を解析するとき、パーサ・モジュール110は、追加の情報内に含まれるMIDを識別および抽出することができる。
支払許可要求内に含まれるMIDを識別および抽出するために、パーサ・モジュール110は、MIDにマッチする特定のキャラクタを有するデータ文字列を識別するように構成され得る。たとえば、パーサ・モジュール110は、定義された数のキャラクタを有するデータ文字列を識別することができる。上述のように、MIDは、クレジット・カード・ネットワーク内でマーチャントを識別するキャラクタ(たとえば、数、文字、および/または他のデータ)の任意の組合せとすることができる。代替として、または定義された数のキャラクタに加えて、パーサ・モジュール110は、MIDに関連付けられるヘッダ情報を識別するように構成され得る。
MIDを識別したとき、パーサ・モジュール110は、MIDを抽出し、識別されたトークンに関連付けられているマーチャントに関連付けるようにさらに構成され得る。たとえば、パーサ・モジュール110は、支払許可要求からMIDを抽出し、識別されたトークンに関連付けられている対応するマーチャントに関連付けることを容易にすることができる。さらに、パーサ・モジュール110は、下記でさらに述べるように、システム100によってさらに使用するために、MIDおよび関連のマーチャントを記憶モジュール112に送ることを容易にすることができる。
記憶モジュール112は、システム100で使用するために様々なデータを維持するように構成されてもよい。たとえば、図1に示されているように、記憶モジュール112は、マーチャント情報を表すデータを含む、MIDを含むなど、マーチャント・データ114を維持することができる。さらに記憶モジュール112は、生成された、および/またはマーチャントに関連付けられているトークンを表すデータを含むなど、トークン・データ116を維持することができる。さらに、記憶モジュール112は、1つまたは複数のギフト・カード、ギフト・カードの記憶された残高、ギフト・カードの関連のマーチャントなどを表すデータを含むギフト・カード・データ118を維持することができる。一例では、記憶モジュール112は、1つまたは複数のマーチャント・データ114列、トー
クン・データ116列、ギフト・カード・データ118列、および/またはトークン・データベース・テーブルに関して上記で論じた他のデータ列を含む単一のデータベース・テーブルを維持することができる。別の例では、記憶モジュール112は、複数のデータベース・テーブルを維持することができ、各データベースは、データのカテゴリに関連付けられている1つまたは複数の列を含み、それに応じてデータ・エントリをマッピングする。
記憶モジュール112は、様々なソースからデータを受け取ることができる。たとえば、マーチャント・データ114は、マーチャントによって直接提供される、および/またはソーシャルネットワーキング・システムのユーザによって提供されるサードパーティ事業リスティング・データベースから収集され得る。データを受け取ったとき、記憶モジュール112は、データを特定の実装に適したように分類し、編成し、構成し、まとめ、かつ関連付けることができる。たとえば、記憶モジュール112は、ギフト贈与のために使用可能であるマーチャントを分類するようにマーチャント・データ114を維持するように構成され得る。使用可能なギフト贈与マーチャントは、MIDに関連付けられており、したがってギフト・カード・プログラムに参加するために使用可能であるマーチャントである。記憶モジュール112は、システム100によって使用するために、使用可能なギフト贈与マーチャントを維持することができる。さらに、記憶モジュール112は、特定の実装を満たし得るように、追加の、または代替のデータを維持するように構成されてもよい。
前述の原理によれば、また下記でより詳細に述べるように、システム100は、1つまたは複数のシステムまたは方法を使用してマーチャントのMIDを得るように構成される。具体的には、システム100は、マーチャントに直接MIDを要求することによって、クレジット・カード・ネットワーク・データベースを検索することによって、または支払許可要求内の情報からMIDを抽出するために支払許可要求を処理することによって、マーチャントのMIDを得ることが可能である。そのようにすることにより、システム100は、たとえば、識別されたMIDを有するマーチャントについてユーザがギフト・カード額を与え、受け取ることを可能とするマルチマーチャント・ギフト・カード・プログラムを可能とすることができる。また、システム100は、本明細書に記載の原理に基づいて、当業者には明らかになるいくつかの他の利点を提供する。
図2は、マーチャント識別システム202(または単に「識別システム202」)がマーチャント・システム204に通信可能に結合される、システム100の例示的な実装200を示す。下記でより詳細に述べるように、要求モジュール102、検索モジュール104、トークン生成モジュール106、トークン検出モジュール108、パーサ・モジュール110、および記憶モジュール112は、それぞれ識別システム202によって実装されてもよい。
識別システム202、およびマーチャント・システム204は、遠隔データ通信をサポートする知られている通信技術、デバイス、媒体、およびプロトコルを含めて、データおよび/または通信信号を移送するのに適した任意の通信プラットフォームおよび技術を使用して通信することができ、それらの例は、それだけには限らないが、データ伝送媒体、通信デバイス、伝送制御プロトコル(TCP)、インターネット・プロトコル(IP)、ファイル転送プロトコル(FTP)、テルネット、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)、ハイパーテキスト転送プロトコル・セキュア(HTTPS)、セッション開始プロトコル(SIP)、シンプル・オブジェクト・アクセス・プロトコル(SOAP)、拡張マークアップ言語(XML)およびその変形形態、簡易メール転送プロトコル(SMTP)、リアルタイムトランスポートプロトコル(RTP)、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)、グローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))技術、符号分割
多元接続(CDMA)技術、時分割多元接続(TDMA)技術、ショートメッセージサービス(SMS)、マルチメディアメッセージサービス(MMS)、無線周波数(RF)シグナリング技術、ワイヤレス通信技術、帯域内および帯域外シグナリング技術、ならびに他の好適な通信ネットワークおよび技術を含む。
いくつかの実施形態では、識別システム202およびマーチャント・システム204は、それだけには限らないが、ワイヤレス・ネットワーク(Wi−Fiネットワーク)、(たとえば、ワイヤレス通信ネットワーク)、モバイル電話ネットワーク(たとえば、セルラ電話ネットワーク)、クローズド通信ネットワーク、オープン通信ネットワーク、衛星ネットワーク、ナビゲーション・ネットワーク、ブロードバンド・ネットワーク、ナローバンド・ネットワーク、インターネット、ローカル・エリア・ネットワーク、ならびに識別システム202とマーチャント・システム204の間でデータおよび/または通信信号を搬送することが可能な任意の他のネットワークを含めて、1つまたは複数のネットワークを含むことができるネットワーク206を介して通信することができる。識別システム202とマーチャント・システム204の間の通信は、上記にリストされているネットワークのいずれか1つ、または上記にリストされているネットワークの任意の組合せもしくはサブコンビネーションを使用して移送されてもよい。図2は、ネットワーク206を介して通信可能に結合された識別システム202およびマーチャント・システム204を示すが、識別システム202およびマーチャント・システム204は、任意の他の好適な形(たとえば、直接接続を介して)互いに通信するように構成されてもよいことを理解されたい。
1つまたは複数の実施形態では、識別システム202は、マーチャントに割り当てられているMIDを得て、次いで得られたMIDを使用し、マーチャントのためのギフト・サービスを可能とするように構成されてもよい。例示すると、識別システム202は、識別されていない複数のマーチャント、または換言すれば識別システム202内で不明のMIDを有するマーチャントのための情報を維持するように構成されてもよい。識別システム202は、マーチャント・システム204から情報を受け取り、MIDを得るために受け取られた情報を処理し、それにより、前もって不明のMIDを有する適切な対応するマーチャントにMIDを関連付けるように構成されてもよい。
1つまたは複数の実施形態では、識別システム202は、マーチャントに関連付けられているMIDを提供するようにマーチャントに対して要求するのを容易にするように構成されてもよい。たとえば、識別システム202は、マーチャントに関連付けられているソーシャルネットワーキング・プロフィールを経由して、マーチャントに関連付けられているMIDを提供するようにマーチャントを促してもよい。同様に、識別システム202は、マーチャントからMIDを受け取るのを容易にし、それにより提供されたMIDにマーチャントを関連付けるように構成されてもよい。
さらに、識別システム202は、識別システム202内で不明のMIDを有するマーチャントに対応するMIDを求めてマーチャント情報データベースを検索するように構成されてもよい。たとえば、識別システム202は、ネットワーク206上に位置するマーチャント情報データベースにアクセスし、知られているマーチャント情報を使用してマーチャントを求めて検索することができる。マーチャントがマーチャント情報データベース内で特定しされる場合、識別システム202は、マーチャントに関連付けられているMIDを抽出し、その後、識別システム202内で前もって不明のMIDを有するマーチャントにMIDを関連付けるように構成されてもよい。得られたMIDを使用して、識別システム202は、マーチャントのためのギフト・カード・サービスを可能とすることができる。たとえば、得られたMIDを使用し、マーチャントにて引換え可能な値のギフト贈与をソーシャルネットワーキング・システムのユーザ間で可能にしてもよい。
さらに、識別システム202は、トークンを生成し、それを不明のMIDを有するマーチャントに関連付けるように構成されてもよい。識別システム202は、マーチャントに関連付けられているトークンを含む支払許可要求をマーチャント・システム204が識別システム202に送るように構成するように構成され得る。たとえば、マーチャント・システム204は、特定のマーチャントに関連付けられてもよく、支払許可要求を識別システム202に送るように構成されてもよい。
例示すると、マーチャント・システム204は、支払許可要求を開始するために販売時点情報管理(POS)システム(たとえば、1つまたは複数のクレジット・カード・ネットワークに関連付けられているカード・リーダを含む)を含むことができる。マーチャント・システム204にてユーザがギフト・カード(たとえば、ソーシャルネットワーキング・システムによって発行されたギフト・カード)を使用したことに応答して、マーチャント・システム204は、処理および/または承認するために、支払許可要求を識別システム202に(たとえば、Discover(商標)ネットワークなどクレジット・カード・ネットワークを経由して)送ることができる。マーチャント・システム204は、支払許可要求とともに、または支払許可要求内で、支払許可要求を処理する際に必要な、または有用な任意の好適な情報を送ることができる。たとえば、支払許可要求は、マーチャント・システム204に関連付けられているマーチャントを識別する情報(たとえば、MID)、許可されるべき支払の額に関する情報、対応する購買に関連付けられている時間および/もしくは日付情報、その購買に関連付けられているカテゴリ情報、マーチャント・システム204の地理的場所、ならびに/またはその購買に関連付けられている任意の他の好適な情報を含む、および/またはそれらを伴うことができる。
さらに、識別システム202は、支払許可要求内でトークンを検出するように構成され得る。支払許可要求内でトークンを検出したとき、識別システム202は、支払許可要求をパースし、MIDを識別および抽出し、トークンに関連付けられている対応するマーチャントにMIDを関連付けることができる。
識別システム202は、1つまたは複数のコンピューティング・デバイスを使用して実装することができる。たとえば、識別システム202は、1つまたは複数のサーバ・デバイスを使用して実装されてもよい。さらに、マーチャント・システム204は、それぞれ1つまたは複数のコンピューティング・デバイスによって実装されてもよく、コンピューティング・デバイスは、それだけには限らないが、サーバ・デバイス、通信デバイス、モバイル・アクセス・デバイス(たとえば、モバイル電話デバイス、ハンドヘルド・デバイス、ラップトップ・コンピュータ、タブレット・コンピュータ、携帯情報端末デバイスなど)、パーソナル・コンピュータ、販売時点情報管理デバイス、あるいは/または本明細書に記載のプロセスおよび/もしくは動作の1つまたは複数を実装するように構成された任意の他のデバイスを含むことができる。
図3は、1つまたは複数の通信リンクを経由して通信するソーシャルネットワーキング・システム302、クレジット・カード・ネットワーク304、およびマーチャント・システム306を含むシステム100の別の例示的な実装300を示す。実装300はまた、ソーシャルネットワーキング・システム302に関連付けられているユーザ310と、ランナ312とを含み、そのそれぞれについて下記で述べる。
1つまたは複数の実施形態では、システム100は、全体的にソーシャルネットワーキング・システム302によって、またはソーシャルネットワーキング・システム302において実装されてもよい。ソーシャルネットワーキング・システム302は、1つまたは複数のサーバを使用することができ、1つまたは複数のサーバのそれぞれが、システム1
00に関連付けられている1つまたは複数の様々なタスクに責任を担う。追加の実施形態では、システム100の構成要素は、ソーシャルネットワーキング・システム302、クレジット・カード・ネットワーク304、および/またはマーチャント・システム306にわたって分散されてもよい。
マーチャント・システム306は、物理的な場所を有するマーチャント、および/またはeコマース・ウェブサイトもしくはネイティブ・アプリケーションを有するeコマース・マーチャントに関連付けられてもよい。ユーザ310は、ギフト・カードを使用し、マーチャント・システム306にて購買を行う(たとえば、ギフト・カード・トランザクションを開始する)ことを選ぶことができる。マーチャント・システム306にてギフト・カード(たとえば、ソーシャルネットワーキング・システム302によって提供された、ソーシャルネットワーキング・システム302によって管理される、および/または他の方法でソーシャルネットワーキング・システム302に関連付けられているギフト・カード)をユーザ310が使用したことに応答して、マーチャント・システム306は、クレジット・カード・ネットワーク304を経由して、支払許可要求を送ることができる。クレジット・カード・ネットワーク304は、任意の好適なクレジット・カード・ネットワークであってよい。いくつかの実施形態では、ギフト・カードは、特にクレジット・カード・ネットワーク304で使用するために指定されてもよい。
クレジット・カード・ネットワーク304は、支払許可プロセス、および/または対応する精算プロセスを容易にするように構成されてもよい。具体的には、クレジット・カード・ネットワーク304は、マーチャント・システム306からソーシャルネットワーキング・システム302への支払許可要求の配信を容易にする、および/またはソーシャルネットワーキング・システム302またはソーシャルネットワーキング・システム302からの支払許可要求に対する応答の受取を容易にすることができる。ソーシャルネットワーキング・システム302によって支払許可要求からMIDを得ることは、システム100および実装200に関して論じたものなど、支払許可要求からMIDを得るための記載の原理または特徴の1つまたは複数を実施することができる。
下記でより詳細に述べるように、要求モジュール102、検索モジュール104、トークン生成モジュール106、トークン検出モジュール108、パーサ・モジュール110、および記憶モジュール112は、それぞれソーシャルネットワーキング・システム302上で実装されてもよい。たとえば、また上記で詳細に述べたように、ソーシャルネットワーキング・システム302は、トークンをマーチャントに割り当て、マーチャント・システム306から、トークンを含む支払許可要求を受け取るように構成することを容易にすることができる。トークンを含む支払許可要求をマーチャント・システム306が送るように構成するためのシステムおよび方法は、1つの実施形態から次の実施形態にかけて変わることがある。
例示的な一実施形態では、ソーシャルネットワーキング・システム302は、マーチャント・システム306でのギフト・カード・トランザクションを容易にすることができ、これは、マーチャント・システム306に支払許可要求を送らせる。ギフト・カード・トランザクションは、様々な方法、たとえば物理的にギフト・カードをカード・リーダに読み取らせることによって、ギフト・カード番号を使用しeコマース・トランザクションを開始して、またはギフト・カード・トランザクションの開始に適した任意の他の方法で、マーチャント・システム306にて開始することができる。
1つまたは複数の実施形態では、トークンを生成し、マーチャントに関連付けた後で、ソーシャルネットワーキング・システム302は、ギフト・カードをマーチャント・システム306上で使用することによってギフト・カード・トランザクションを開始するため
の指示とともにマーチャント・システム306にギフト・カードを発行し送ることを容易にすることができる。ギフト・カードでギフト・カード・トランザクションを開始したとき、マーチャント・システム306は、ソーシャルネットワーキング・システム302に対して、トークンを含む支払許可要求を送ることができる。
様々な追加の、または代替の工程を使用し、マーチャント・システム上でのギフト・カード・トランザクションの開始を容易にすることができる。たとえば、図3に示されているように、ソーシャルネットワーキング・システム302は、ギフト・カードをマーチャントの物理的な場所で使用するための指示とともにランナ312にギフト・カードを発行し送ることを容易にすることができる。さらに、これらの指示は、ギフト・カードで支払われるべき額、たとえば0.14ドル(14セント)を示すことができる。上述のように、承認されるべき額の値をトークンとして使用することができ、したがって、0.14ドルの値がトークンになる。ランナ312は、マーチャントの物理的な場所に到着したとき、ギフト・カードを使用し、指示された額(たとえば0.14ドル)についてマーチャントのPOSにてギフト・カード・トランザクションを開始することができる。
ランナ312がギフト・カードを使用し、ギフト・カード・トランザクションを開始したことに応答して、マーチャント・システム306は、指示された額について支払許可要求をクレジット・カード・ネットワーク304に送ることができる。クレジット・カード・ネットワーク304は、ギフト・カードがソーシャルネットワーキング・システム302によって発行されたこと、または支払許可要求が、ソーシャルネットワーキング・システム302によって提供されるギフト・カード・プログラムに関連付けられており、したがって、クレジット・カード・ネットワーク304は、支払許可要求をソーシャルネットワーキング・システム302に送ってもよいことを認識することができる。上述のように、ソーシャルネットワーキング・システム302は、支払許可要求内でトークンを検出し、支払許可要求内の情報をパースし、支払許可要求内に含まれるMIDを抽出し、抽出されたMIDをトークンに関連付けられているマーチャントに関連付けることができる。
上述のように、ランナ312は、マーチャント・システム306にてギフト・カードを使用してギフト・カード・トランザクションを開始するのを容易にする1つの方法である。例示的な一実施形態では、ランナ312は、ソーシャルネットワーキング・システムを容易にする会社の従業員とすることができる。あるいは、ランナは、サードパーティとすることができる。たとえば、ランナは、TaskRabbit(商標)または同様のタイプのサービスのメンバとすることができる。例示すると、ソーシャルネットワーキング・システム302は、ギフト・カードおよび指示とともに要求をTaskRabbit(商標)システムに送るように構成されてもよい。次いで、TaskRabbit(商標)システムは、上述のようにギフト・カード・トランザクションを開始するために、マーチャントの物理的な場所にランナ312を送ることを調整する。マーチャント・システム306にてギフト・カード・トランザクションの物理的な開始を容易にする様々な他の方法を使用し、上記の目的を達成してもよい。
マーチャント・システム306にて使用されるようにギフト・カードを構成することに加えて、ソーシャルネットワーキング・システム302は、マーチャント・システム306(たとえば、POS)にて仮想トランザクションをキー入力するのを構成することができる。たとえば、ソーシャルネットワーキング・システム302は、マーチャントに、ギフト・カード・プログラムに参加する機会を提供することができる。マーチャントが申出を受け入れたとき、ソーシャルネットワーキング・システム302は、マーチャントとともにギフト・カード・セットアップ・プロセスを容易にすることができる。セットアップ・プロセスは、ソーシャルネットワーキング・システム302上のマーチャントの管理および/またはプロフィール・ページを介して容易にされ得る。
ギフト・カード・セットアップ・プロセスの一部として、ソーシャルネットワーキング・システム302は、上記で詳細に述べたように、トークンを生成し、マーチャントに関連付けることができる。さらに、ソーシャルネットワーキング・システム302は、ギフト・カード番号および指示を生成し、マーチャントに(たとえば、ソーシャルネットワーキング・システム302上のマーチャントの管理および/またはプロフィール・ページを経由して)送り、トークンにマッチする値をギフト・カードにチャージしてもよい。たとえば、マーチャントは、ギフト・カード番号および指示を受け取り、ギフト・カード番号に0.14ドルをチャージすることができる。マーチャントが複数の場所を有する場合、ソーシャルネットワーキング・システム302は、各場所についてギフト・カード番号およびトークンを生成してもよい。あるいは、ソーシャルネットワーキング・システム302は、ギフト・カード番号を1つだけ生成してもよいが、各マーチャントの場所について一意のトークンを生成してもよい。
マーチャントは、ギフト・カード番号、およびチャージするための指示された額を使用し、支払許可要求をマーチャント・システム306から直接開始することができる。たとえば、ギフト・カード番号およびチャージするための額を受け取ったとき、マーチャントは、マーチャント・システム306を使用し、口座番号およびチャージするための額を入力し、支払許可要求を開始してもよい。このようにして、MIDがそこから得られる支払許可要求が、ソーシャルネットワーキング・システム302上でマーチャントのギフト・カード・プログラムのセットアップ中にマーチャント・システム306から送られる。
ギフト・カード・プログラムをセットアップするためにマーチャントと直接作業することに加えて、本発明の例示的な実施形態は、ソーシャルネットワーキング・システムのユーザがギフト・カード・プログラムに参加したいと望むマーチャントをそれらのユーザが識別することをも可能とする。したがって、本発明は、クラウド・ソーシングを利用し、マーチャント情報のデータベースを構築し、および/またはギフト・カード・サービスを提供してもよい。図3に示されているように、ソーシャルネットワーキング・システム302は、複数のユーザ310−N(Nは、1以上の任意のユーザ数を表す)に1つまたは複数のソーシャルネットワーキング・サービスを提供するように構成されてもよい。具体的には、ソーシャルネットワーキング・システム302は、ユーザ310が複数のユーザ310−Nのうちの1または複数と対話することを可能とするように構成されてもよい。たとえば、複数のユーザ310−Nのうちの1または複数は、ユーザ310の連絡先(たとえば、「友達」)とすることができる。
1つまたは複数の実施形態では、ソーシャルネットワーキング・システム302は、ユーザ310およびソーシャルネットワーキング・システム302の他のユーザのソーシャルネットワーキング活動に関する情報を使用し、マーチャントからMIDを得てもよい。たとえば、ソーシャルネットワーキング・システム302は、ギフト・カードをユーザ310に発行するように構成されてもよい。ギフト・カードは、ユーザ310に関連付けられる一意の口座番号を有する。上述のように、ユーザ310は、ユーザ310がギフト・カード・プログラムに参加したいと望むマーチャントを識別することができる。ユーザは、たとえばマーチャントに対して「いいね」を表明すること、マーチャントにて「チェックインする」こと、または他の方法でマーチャントがギフト・カード・プログラムのメンバであることを望むことを示すことによって、ソーシャルネットワーキング・システム302上でマーチャントを識別することができる。たとえば、マーチャントに対して「いいね」を表明したことに応答して、ソーシャルネットワーキング・システム302は、マーチャントがギフト・カード・プログラムの一部であることをユーザが望むか否かを尋ねるプロンプトをユーザ310に送ってもよい。
マーチャントがギフト・カード・プログラムに追加されることをユーザが望むという情報を受け取ったとき、ソーシャルネットワーキング・システム302は、マーチャントのためにトークンを生成することができる。上述のように、ソーシャルネットワーキング・システム302は、トークンを生成し、マーチャントに関連付ける(および/またはトークンをユーザのギフト・カード番号に関連付ける)ことができ、次いで、生成されたトークンに対応する特定の額についてマーチャント・システム306にてユーザのギフト・カードでギフト・カード・トランザクションを開始するための指示をユーザ310に送ることを容易にすることができる。たとえば、ソーシャルネットワーキング・システム302は、特定の額(たとえば、トークン値)についてマーチャント・システム306上でユーザのギフト・カードを読み取らせるように指示とともにユーザ310にメッセージを送ることができる。
上記で詳細に述べたように、ユーザ310がマーチャント・システム306上で、ユーザのギフト・カードでギフト・カード・トランザクションを開始したとき、マーチャント・システム306は、マーチャントについてのMIDを含む支払許可要求を送ることができる。ソーシャルネットワーキング・システム302は、支払許可要求を受け取り、支払許可要求内に含まれるトークンを識別し、支払許可要求をパースし、MIDを抽出し、MIDをマーチャントに関連付けることができる。次いで、マーチャントをギフト・カード・プログラムに追加することができ、ユーザ310は、ギフト額を、マーチャントにて使用するためにユーザ310−Nのうちの1または複数に送ることができる。
このようにして、ソーシャルネットワーキング・システム302のユーザベースは、各ユーザの特定のマーチャント嗜好がマッチするギフト・カード・プログラムを構築することができる。さらに、ソーシャルネットワーキング・システム302はモバイル・デバイスを通じてユーザ310と通信することができるので、ユーザは、ユーザの通常の1日の中でユーザが様々なマーチャントの場所を訪問するとき、ギフト・カード・プログラムを作成することができる。
例示的な一実施形態では、ユーザ310がロケーション対応のモバイル・デバイス(たとえば、GPS機能を有するスマートフォン)を使用しているとき、ソーシャルネットワーキング・システム302は、支払許可要求に対応する場所情報をユーザのロケーション対応のモバイル・デバイスから受け取ることができる。たとえば、ユーザ310のモバイル・デバイスは、ユーザ310のソーシャルネットワーキング・システム302の場所情報(したがって、マーチャントの場所)を、ユーザ310がマーチャント・システム306にて支払許可要求を開始する時間に実質的に対応するタイムスタンプとともに送ることができる。支払許可要求は、支払許可要求が開始された時間を示す情報を含むことができる。場所情報のタイムスタンプ、および支払許可要求内の時間情報は、支払許可要求を場所情報に関連付けられているマーチャントにマッチするように相関させることができる。したがって、支払許可要求内に含まれる時間は、MIDを抽出し正しいマーチャントおよびマーチャントの場所と関連付けることができるように支払許可要求を区別するために、トークンまたは別のインジケータとして使用することができる。
例示すると、ソーシャルネットワーキング・システム302は、ユーザ310のギフト・カードと関連付けられている口座番号を維持することができる。また、ソーシャルネットワーキング・システム302は、ユーザのロケーション対応のモバイル・デバイスから送られたユーザ310についての場所情報を維持することができる。たとえば、ソーシャルネットワーキング・システム302は、ロケーション対応のモバイル・デバイスの位置を監視することによって、場所情報を非明示的に収集することができる。あるいは、ソーシャルネットワーキング・システム302は、「チェックイン」または同様のプロセスを通じて、場所情報を明示的に収集することができる。
ソーシャルネットワーキング・システム302は、ユーザ310のギフト・カード口座活動を監視し、支払許可要求内に含まれる時間情報とユーザ310の維持されている場所情報とのマッチングを行うことができる。たとえば、ソーシャルネットワーキング・システム302は、ユーザ310のギフト・カードによって開始された支払許可要求を監視することができる。ユーザ310のギフト・カードによって開始された支払許可要求を受け取ったとき、ソーシャルネットワーキング・システム302は、支払許可要求内に含まれる情報に基づいて、支払許可要求が開始された時間を決定することができる。次いで、ソーシャルネットワーキング・システムは、ユーザ310のタイムスタンプ場所情報を検索し、支払許可要求が受け取られた時間にマッチする、またはほぼマッチするタイムスタンプを有する場所があるか否かを判定することができる。マッチするタイムスタンプがある場合、ソーシャルネットワーキング・システム302は、上記の原理、方法、およびシステムを使用して、支払許可要求からMIDを抽出し、マーチャント、および場所情報に関連付けられているマーチャントの場所とMIDを関連付けることに進むことができる。
上記のユーザ310の方法は、ユーザ310のギフト・カードとともに使用されることになるトークンを生成する工程を含むものとして述べられているが、代替の実施形態では、ユーザ310は、(ソーシャルネットワーキング・システム302に対する事前通知あり、またはなしで)マーチャント・システム306にてユーザ310のギフト・カードを単に読み取らせてもよい。読み取らせたことに応答して、マーチャント・システム306は、ギフト・カード・ネットワーク304を通じてソーシャルネットワーキング・システム302に支払許可要求(たとえば、支払許可要求はトークンを含まない)を送る。支払許可要求を受け取ったとき、ソーシャルネットワーキング・システム302は、ユーザ310からのユーザ情報を使用し、支払許可要求を識別し、マーチャントに関連付けるように構成され得る。それに加えて、または代替として、ソーシャルネットワーキング・システム302は、支払許可要求内のソフト・ディスクリプタに対してファジー論理ルーチンを実行し、マーチャントおよびMIDを決定することができる。
例示的な一実施形態では、ソーシャルネットワーキング・システム302は、支払許可要求内に含まれるソフト・ディスクリプタ情報をパースし、ファジー論理ルーチンを使用し、マーチャント名および場所を決定する。たとえば、ソーシャルネットワーキング・システム302は、ソフト・ディスクリプタ内のマーチャント名および郵便番号を求めて検索するように構成されてもよい。ソーシャルネットワーキング・システム302は、支払許可要求内で見出された、識別されたマーチャント名および郵便番号を、ソーシャルネットワーキング・システム302上で1つまたは複数の事業リスティング・データベースまたは1つまたは複数の事業プロフィール(たとえば、Facebook Pages)に対してクロスマッチングを行い、マーチャント、および支払許可要求が送られたマーチャントの場所を決定することができる。代替として、または上記に加えて、ファジー論理ルーチンの結果を、ユーザがギフトを受け取ったマーチャントに比較し、それらの結果が有効なマーチャントおよびマーチャントの場所にマッチすることを検証することができる。マーチャントおよびマーチャントの場所を検証したとき、ソーシャルネットワーキング・システム302は、次いで、上記で詳細に述べたように、MIDを抽出し、マーチャントに関連付けることができる。
ソーシャルネットワーキング・システム302は、支払許可要求に関連付けられているマーチャントおよびMIDを決定するために、いくつかの、またはすべての支払許可要求に対してファジー論理ルーチンを使用するように構成され得る。たとえば、トークンを含まない支払許可要求は、ファジー論理ルーチンで処理するためにターゲットされてもよい。さらに、ソーシャルネットワーキング・システム302は、支払許可要求のバッチを得るために、クレジット・カード・ネットワーク304と通信するように構成され得る。ソ
ーシャルネットワーキング・システム302は、ファジー論理ルーチンを使用し、識別されたマーチャントおよび関連のMIDのデータベースをもたらす支払許可要求のバッチを処理することができる。
上述のように、MIDに関連付けられている識別されたマーチャントのデータベース内に含まれるマーチャントを、ギフト贈与のためにソーシャルネットワーキング・システム302のユーザにとって使用可能なものにすることができる。具体的には、マーチャントのMIDを、本明細書に記載の方法およびシステムの1つまたは複数を使用して識別することができる。MIDが識別された後で、マーチャントのためのギフト贈与サービスが、ソーシャルネットワーキング・システム302のユーザにとって使用可能なものにされる。例示すると、第1のユーザは、ギフト額を、マーチャントにて使用されるように第2のユーザに贈ることができる。そのギフト額は、マーチャントにて使用するために第2のユーザのマルチマーチャント・ギフト・カード上に記憶させることができる。次いで、第2のユーザは、マーチャントにてギフト・カード・トランザクションを開始する(たとえば、ギフト・カードを読み取らせる)ことによってマーチャントにてギフト額を使用することができる。ギフト・カード・トランザクションを開始したとき、マーチャント・システム306は、支払許可要求をソーシャルネットワーキング・システム302に送ることができる。ソーシャルネットワーキング・システム302が支払を求める要求を許可した後で、当技術分野で知られている方法を使用して、支払を精算することができる。
図4A〜図4Bを参照すると、特定のマーチャントに関連付けられているMIDを決定する、または他の方法で得るソーシャルネットワーキング・システム302の一実施形態を示すシーケンスフロー図が示されている。図4A〜図4Bの図は、本発明の一実施形態によるソーシャルネットワーキング・システム302、クレジット・カード・ネットワーク304、およびマーチャント・システム306の対話を示すタイムラインの一実施形態を示す。
図4Aに示されているように、ソーシャルネットワーキング・システム302は、マーチャントがギフト贈与プログラム402に参加するためのインジケーションを受け取ることができる。たとえば、また上記で詳細に述べたように、マーチャントは、ソーシャルネットワーキング・システム302上でマーチャントのソーシャルネットワーキング・プロフィールを通じてギフト・カード・プログラムに参加するための申出を受け入れることができる。あるいは、ソーシャルネットワーキング・システム302のユーザは、マーチャントを通じてギフト贈与に関心があることを示すことができる。代替の実施形態では、ソーシャルネットワーキング・システム302は、ソーシャルネットワーキング・システム302の外部のソースからギフト贈与プログラムに参加するためのインジケーションを受け取らなくてもよく、むしろ、ソーシャルネットワーキング・システム302は、ソーシャルネットワーキング・システム302内部のインジケーションに基づいてマーチャントに関連付けられているMIDを決定すること、または他の方法で得ることを試みることができる。たとえば、ソーシャルネットワーキング・システム302は、ソーシャルネットワーキング・システム302の閾値数のユーザがマーチャントから購買を行うという、ソーシャルネットワーク・システム302から集められた情報に基づいてマーチャントに関連付けられているMIDを得ようと試みることに進むことができる。
マーチャントがギフト贈与プログラム402に参加するためのインジケーションを受け取った後で、ソーシャルネットワーキング・システム302は、マーチャントに関連付けられているMIDを決定すること、または他の方法で得ることを試みるための一連のプロセスを始めることができる。図のように、また上述のように、MIDを得るための1つのプロセスは、ソーシャルネットワーキング・システム302がマーチャントに直接MIDを要求する(404)ことである。たとえば、マーチャントがマーチャントのソーシャル
ネットワーキング・プロフィールを通じてギフト贈与プログラムに参加することに関心があることを示した後のある時点で、ソーシャルネットワーキング・システム302は、マーチャントのソーシャルネットワーキング・プロフィールを通じてマーチャントに関連付けられているMIDを提供するようにマーチャントを促すことができる。マーチャントにMIDを要求するプロセス(404)は任意選択であり、プロセスの使用は、マーチャントがギフト贈与プログラム402に参加することを要求したか否かによって決まってもよい。
MIDがマーチャントに要求された(404)場合には、ソーシャルネットワーキング・システム302は、MIDが受け取られたか否かを判定する(406)ことができる。MIDが受け取られたか場合には、ソーシャルネットワーキング・システム302は、図4Bに示されているようにマーチャントのためにギフト・カード・プログラムを可能とする(426)ことに進むことができる。あるいは、シーケンスフローズ内の残りのプロセスは、マーチャントによって提供されたMIDが有効なMIDであることを検証するためになおも実施されてよい。
MIDがマーチャントによって提供されなかった場合、またはマーチャントによって提供されたMIDが有効であることを検証するために、ソーシャルネットワーキング・システム302は、マーチャント情報データベース内でMIDを求めて検索を開始することができる。たとえば、図4Aに示されているように、ソーシャルネットワーキング・システム302は、マーチャント情報(たとえば、マーチャント名、場所など)をクレジット・カード・ネットワーク304に提供する(408)ことができる。マーチャント情報を受け取ったとき、クレジット・カード・ネットワーク304は、次いでマーチャント情報を使用し、図のようにマーチャント情報データベース内でMIDを求めて検索を実行する(410)ことができる。たとえば、クレジット・カード・ネットワーク304は、上述のように、ソーシャルネットワーキング・システム302から受け取られたマーチャント情報と同じまたは同様の情報を有するマーチャントを求めてマーチャント情報データベースを検索することができる。
マッチするマーチャントがマーチャント情報データベース内で見出された場合、クレジット・カード・ネットワーク304は、次いで、マッチするマーチャントに関連付けられているMIDを抽出し、図4Aに示されているように検索の結果をソーシャルネットワーキング・システム302に提供する(412)ことができる。検索の結果を受け取ったとき、ソーシャルネットワーキング・システム302は、MIDが検索結果内で受け取られたか否かを判定する(414)ことができる。MIDが検索結果内で受け取られたか場合には、ソーシャルネットワーキング・システム302は、図4Bに示されているようにマーチャントのためにギフト・カード・プログラムを可能とする(426)ことに進むことができる。代替として、または追加として、シーケンスフローズ内の残りのプロセスは、MIDが有効なMIDであることを検証するためになおも実施されてよい。
MIDが検索結果内で受け取られなかった場合、または検索結果から受け取られたMIDが有効であることを検証するために、ソーシャルネットワーキング・システム302は、次いで、トークンをマーチャントに関連付ける(416)ことができる。たとえば、また上記で詳細に述べたように、トークン生成モジュールは、トークンを生成し、マーチャントに関連付けることができる。一実施形態では、トークンは貨幣価値、またはマーチャント・システム306内に入力することができ、クレジット・カード・ネットワーク304を通じてソーシャルネットワーキング・システム302に伝搬させることができる任意の他の値とすることができる。
マーチャントをトークンに関連付けた後で、ソーシャルネットワーキング・システム3
02は、マーチャント・システム306から送られることになるトークンを含む支払許可要求を構成する(418)ことができる。たとえば、また上記でさらに詳細に論じたように、ソーシャルネットワーキング・システムは、マーチャントのPOSシステムを通じてトークンを含む支払許可要求を開始するようにマーチャントに直接指示することができる。あるいは、ソーシャルネットワーキング・システムは、マーチャントのPOSシステムにて支払許可要求を開始するようにソーシャルネットワーキング・システムのユーザに指示することができる。トークンを含む支払許可要求を構成する追加の方法は、本願を通して述べられている。
次いで、マーチャント・システム306は、クレジット・カード・ネットワーク304を通じてトークンを有する支払許可要求を送る(420)。上述のように、マーチャントは、マーチャントに関連付けられているMIDによってクレジット・カード・ネットワーク304上で識別されるので、支払許可要求は、マーチャントに関連付けられるMIDを含む。したがって、ソーシャルネットワーキング・システム302が支払許可要求を受け取ったとき、支払許可要求は、マーチャントならびにMIDに関連付けたトークンを含む。
ソーシャルネットワーキング・システム302は、図4Bに示されているように、支払許可要求内に含まれるトークンを識別することができる(422)。たとえば、また前述のように、トークンは、許可されるべき支払の額とすることができる。したがって、ソーシャルネットワーキング・システム302は、マーチャントに関連付けられているトークン値にマッチする許可されるべき支払の額を識別することができる。支払許可要求内でトークンを識別した後で、ソーシャルネットワーキング・システム302は、支払許可要求からMIDを抽出し、識別されたトークンに関連付けられているマーチャントにMIDを関連付けることができる(424)。
この時点で、ソーシャルネットワーキング・システム302は、本明細書に記載の、または参照されている原理に従ってマーチャントのためにギフト・カード・プログラムを可能とすることができる(426)。図4A〜図4Bに示されている図は、ソーシャルネットワーキング・システム302が、マーチャントのためにギフト・カード・プログラムを可能とするために1つまたは複数のソースを通じてMIDを決定する、または他の方法で得る一実施形態を示す。しかし、本発明は、そのように限定されない。代替の実施形態では、図4A〜図4Bに示されている図の一部分だけを使用し、マーチャントについてのMIDを得てもよい。たとえば、ソーシャルネットワーキング・システム302は、トークンに関する図の部分(たとえば、図4Bに示されている部分)を使用するだけでもよい。代替として、または追加として、本明細書に記載の、または参照されている原理に従ってMIDを得るために、シーケンスフローに手順が追加されてもよい。
図5は、マーチャントに割り当てられている識別子を得る例示的な方法500を示す。図5は、一実施形態による例示的な工程を示すが、他の実施形態が図5に示されている工程のいずれかを省略し、増やし、順序を変え、および/または修正してもよい。図5に示されている工程の1つまたは複数は、システム100の任意の構成要素または構成要素の組合せによって実装されてもよい。
工程502は、トークンをマーチャントに関連付けることを含むことができる。具体的には、工程502は、マーチャントについてのトークンを生成すること、およびトークンをマーチャントに関連付けることを含んでもよい。たとえば、トークン生成モジュール106は、本明細書に記載のものなど任意の好適な方法でマーチャントについてのトークンを生成し、トークンをマーチャントに関連付けるように構成されてもよい。例示すると、トークン生成モジュール106は、識別されていないマーチャントに関連付けられている
情報を識別し、識別されていないマーチャントについてのトークンを生成し、生成されたトークンを識別されていないマーチャントに関連付けるように構成されてもよい。
工程504は、マーチャントから支払許可要求を受け取ることを含むことができる。具体的には、工程504は、マーチャントから支払許可要求を受け取ることを含むことができ、支払許可要求は、マーチャントに関連付けられているトークンを含む。たとえば、支払許可要求は、マーチャントでのギフト・カードの使用に応答して、または本明細書に記載のものなど任意の好適な方法でマーチャントから受け取られてもよい。
工程506は、受け取られた支払許可要求内でトークンを識別することを含むことができる。たとえば、トークン検出モジュール108は、本明細書に記載のものなど任意の好適な方法でトークンを検証するように構成されてもよい。いくつかの例では、トークンは、許可されるべき支払の額であってよい。トークンを識別することは、許可されるべき支払の額がトークン・ジェネレータ・モジュール106によって生成された値にマッチするか否かを判定することを含むことができる。
工程508は、マーチャントに関連付けられているマーチャント識別子を得るために、受け取られた支払許可要求内で追加の情報をパースすることを含むことができる。たとえば、トークン検出モジュールがトークンを識別したとき、受け取られた支払要求内で追加の情報をパースするように構成され得る。例示すると、パーサ・モジュール110は、支払許可要求を送ったマーチャントに関連付けられているMIDを求めて支払許可要求をパースすることができる。さらに、パーサ・モジュール110は、特定の数のキャラクタに基づいて、および/または支払許可要求内に含まれるヘッダ情報に基づいて、支払許可要求内でMIDを特定することができる。
工程510は、マーチャント識別子を使用してギフト・カード・サービスを可能とすることを含むことができる。具体的には、識別子は、マーチャントに割り当てられているMIDであってよく、工程510は、MIDをソーシャルネットワーキング・システム内でマーチャントに関連付けることを含むことができる。MIDがマーチャントに関連付けられた後で、ソーシャルネットワーキング・システムは、マーチャントのためにギフト贈与をオンにすることができる。
図6は、マーチャントに割り当てられている識別子を得る別の例示的な方法600を示す。図6は、一実施形態による例示的な工程を示すが、他の実施形態が図6に示されている工程のいずれかを省略し、増やし、順序を変え、および/または修正してもよい。図6に示されている工程の1つまたは複数は、システム100の任意の構成要素または構成要素の組合せによって実装されてもよい。
工程602は、ギフト贈与のための複数の使用可能なマーチャントを維持することを含むことができる。具体的には、工程602は、ギフト贈与のための複数の使用可能なマーチャントを識別するデータベースを維持することを含むことができる。たとえば、ソーシャルネットワーキング・システムは、ソーシャルネットワーキング・システムのユーザが使用可能なマーチャントにて互いに贈ることを可能とする使用可能なマーチャントに関連付けられている情報を維持することができる。たとえば、記憶モジュール112は、本明細書に記載のものなど、ギフト贈与のために使用可能なマーチャントに関連付けられている任意の情報を維持するように構成されてもよい。
工程604は、トークンをマーチャントに関連付けることを含むことができる。具体的には、工程604は、ギフト贈与のための複数の使用可能なマーチャントに含まれないマーチャントについてのトークンを割り振ることを含むことができる。たとえば、トークン
生成モジュール106は、本明細書に記載のものなど任意の好適な方法でトークンを生成し、マーチャントに関連付けるように構成されてもよい。例示すると、トークン生成モジュール106は、識別されていないマーチャントを受け取り、識別されていないマーチャントについてのトークンを生成し、生成されたトークンを識別されていないマーチャントに関連付けるように構成されてもよい。
工程606は、支払許可要求を受け取ることを含むことができる。具体的には、工程606は、トークンに関連付けられていたマーチャントから支払許可要求を受け取ることを含むことができ、支払許可要求は、トークンを含む。たとえば、支払許可要求は、ソーシャルネットワーキング・システムまたは本明細書に記載のものなど任意の好適な方法を介して、マーチャントに提供される支払のためにギフト・カード番号および許可されるべき額をマーチャントが入力したことに応答して、マーチャントから受け取られてもよい。
工程608は、受け取られた支払許可要求内でトークンを識別することを含むことができる。たとえば、トークン検出モジュール108は、本明細書に記載のものなど任意の好適な方法でトークンを検証するように構成されてもよい。いくつかの例では、トークンは、許可されるべき支払の額であってよい。トークンを識別することは、許可されるべき支払の額がトークン・ジェネレータ・モジュール106によって生成されたトークンにマッチするか否かを判定することを含むことができる。
工程610は、受け取られた支払許可要求を解析することを含むことができる。具体的には、工程610は、マーチャントの識別子を得るために、受け取られた支払許可要求を解析することを含むことができる。たとえば、パーサ・モジュール110は、特定の数のキャラクタに基づいて、または支払許可要求内に含まれるヘッダ情報に基づいて、識別子を特定することができる。例示すると、パーサ・モジュール110は、支払許可要求内に含まれるMIDを識別することができる。
工程612は、ギフト贈与のための複数の使用可能なマーチャントにマーチャントを追加することを含むことができる。具体的には、パーサ・モジュール100は、記憶モジュール110上で維持されている、ギフト贈与のために維持された複数の使用可能なマーチャントにマーチャントを追加することができる。
図7は、マーチャントに割り当てられている識別子を得る他の例示的な方法700を示す。図7は、一実施形態による例示的な工程を示すが、他の実施形態が図7に示されている工程のいずれかを省略し、増やし、順序を変え、および/または修正してもよい。図7に示されている工程の1つまたは複数は、システム100の任意の構成要素または構成要素の組合せによって実装されてもよい。
工程702は、マーチャントに割り当てられている識別子がデータベース検索において見出されたか否かを判定することを含むことができる。たとえば、検索モジュール104は、検索モジュール104によって提供されるマーチャント情報に基づいてクレジット・カード・ネットワークがマーチャント情報データベース検索の結果を返したときマーチャントに割り当てられているMIDが見出されたことを確認することができる。さらに、識別子が見出された場合、検索モジュール104は、本明細書に記載のものなど任意の好適な方法でマーチャントを識別子に関連付けることができる。
工程704は、識別子がデータベース検索において見出されなかった場合、マーチャントに識別子を要求することを含むことができる。たとえば、要求モジュール104は、マーチャントに割り当てられているMIDを要求するためにマーチャントに要求を送ることを容易にすることができる。例示すると、要求モジュール104は、ソーシャルネットワ
ーキング・システムを介してマーチャントに要求を送ることができる。
工程706は、マーチャントが識別子を提供したか否かを判定することを含むことができる。たとえば、要求モジュール104は、マーチャントが要求に対する応答を提供したか否かを検証することができる。例示すると、要求モジュール104は、マーチャントがマーチャントに割り当てられているMIDを提供したか否かを検証するように構成され得る。さらに、マーチャントがマーチャントに割り当てられているMIDを提供した場合、要求モジュール104は、本明細書に開示されているものなど任意の好適な方法でMIDをマーチャントに関連付けるように構成され得る。
工程708は、マーチャントが識別子を提供しなかった場合、マーチャント識別子を得るためにファジー論理ルーチンを使用して、識別されていない支払許可要求を解析することを含むことができる。たとえば、マーチャントが識別子を提供しなかった場合、工程708は、マーチャント名情報およびマーチャント場所情報を識別するために、ファジー論理ルーチンを使用して、識別されていない支払許可要求を解析することを含むことができる。マーチャントからの支払許可要求が識別された場合、MIDを、支払許可要求から抽出し、本明細書に開示されているものなど任意の好適な方法でマーチャントに関連付けることができる。
図8は、上述のプロセスのうちの1つまたは複数を実行するように構成できる例示的なコンピューティング・デバイス800をブロック図の形態で示している。システム100、識別システム202、マーチャント・システム204、ソーシャルネットワーキング・システム302、ソーシャルネットワーキング・システム302、クレジット・カード・ネットワーク304、および/またはマーチャント・システム306は、コンピューティング・デバイス800の実施態様を各々含み得ることが理解される。図8に示すように、コンピューティング・デバイスは、プロセッサ802、メモリ804、ストレージデバイス806、I/Oインターフェース808、および通信インターフェース810を備えることができ、それらは通信インフラストラクチャ812によって通信可能に結合されることができる。図8には例示的なコンピューティング・デバイス800を示しているが、図8に示す構成要素は、何ら限定を意図したものではない。他の実施形態においては、付加的または代替的な構成要素を使用するようにしてもよい。さらにまた、特定の実施形態では、コンピューティング・デバイス800は、図8よりも少ない構成要素を備える。以下、図8に示すコンピューティング・デバイス800の構成要素について、さらに詳しく説明する。
特定の実施形態において、プロセッサ802は、コンピュータプログラムを構成する命令等を実行するハードウェアを備えてもよい。非限定的な一例として、プロセッサ802は、命令を実行するため、内部レジスタ、内部キャッシュ、メモリ804、またはストレージデバイス806から命令を取り出す(または、フェッチする)とともに、上記命令を復号化して実行するようにしてもよい。特定の実施形態において、プロセッサ802は、データ、命令、またはアドレス用の1つまたは複数の内部キャッシュを備えてもよい。非限定的な一例として、プロセッサ802は、1つまたは複数の命令キャッシュ、1つまたは複数のデータキャッシュ、および1つまたは複数のトランスレーション・ルックアサイド・バッファ(TLB)を備えてもよい。命令キャッシュ中の命令は、メモリ804またはストレージデバイス806中の命令のコピーであってもよい。
メモリ804は、データ、メタデータ、およびプロセッサが実行するプログラムの記憶に使用してもよい。メモリ804は、ランダムアクセスメモリ(「RAM」)、リードオンリーメモリ(「ROM」)、固体ディスク(「SSD」)、フラッシュ、相変化メモリ(「PCM」)、または他の種類のデータストレージ等、揮発性および不揮発性メモリの
うちの1つまたは複数を備えていてもよい。また、メモリ804は、内部メモリであってもよいし、分散メモリであってもよい。
ストレージデバイス806は、データまたは命令を記憶するストレージを備える。非限定的な一例として、ストレージデバイス806は、上述の非一時的記憶媒体を備えることができる。ストレージデバイス806としては、ハードディスクドライブ(HDD)、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、フラッシュメモリ、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ、ユニバーサルシリアルバス(USB)ドライブ、またはこれらのうちの2つ以上の組み合わせが挙げられる。ストレージデバイス806は、必要に応じて、取り外し可能媒体を備えていてもよいし、取り外し可能できない(すなわち、固定)媒体を備えていてもよい。また、ストレージデバイス806は、コンピューティング・デバイス800の内部であってもよいし、外部であってもよい。特定の実施形態において、ストレージデバイス806は、不揮発性の固体メモリである。他の実施形態では、ストレージデバイス806は、リードオンリーメモリ(ROM)を含む。必要に応じて、このROMは、マスクプログラムROM、プログラム可能ROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、電気的書き換え可能ROM(EAROM)、フラッシュメモリ、またはこれらのうちの2つ以上の組み合わせであってもよい。
I/Oインターフェース808は、上記コンピューティング・デバイス800に対するユーザの入力付与、出力受容、別の場合にはデータ転送、データ受信を可能にする。これらのI/Oインターフェース808としては、マウス、キーパッドもしくはキーボード、タッチスクリーン、カメラ、光学スキャナ、ネットワークインターフェース、モデル、その他既知のI/Oデバイス、またはこのようなI/Oインターフェース808の組み合わせが挙げられる。I/Oインターフェース808は、出力をユーザに提示する1つまたは複数の機器を備えていてもよく、グラフィックスエンジン、ディスプレイ(たとえば、表示画面)、1つまたは複数の出力ドライバ(たとえば、ディスプレイドライバ)、1つまたは複数の音声スピーカ、および1つまたは複数の音声ドライバが挙げられるが、これらに限定されない。特定の実施形態において、インターフェース808は、グラフィックデータをディスプレイに提供して、ユーザに提示するように構成されている。グラフィックデータは、特定の実施態様に役立ち得る1つもしくは複数のグラフィカルユーザインターフェースおよび/またはその他任意のグラフィックコンテンツを表したものであってもよい。
通信インターフェース810は、ハードウェア、ソフトウェア、または両者を含み得る。いずれに場合でも、通信インターフェース810は、コンピューティング・デバイスと1つもしくは複数の他のコンピューティング・デバイスまたは1つもしくは複数のネットワークとの間の通信(たとえば、パケットベースの通信等)のための1つまたは複数のインターフェースを提供可能である。非限定的な一例として、通信インターフェース810としては、イーサネット(登録商標)等の有線ネットワークと通信するネットワークインターフェースコントローラ(NIC)もしくはネットワークアダプタまたはWi−Fi等の無線ネットワークと通信する無線NIC(WNIC)もしくは無線アダプタが挙げられる。
これに加えて、またはこれに代えて、通信インターフェース810は、アドホックネットワーク、パーソナルエリアネットワーク(PAN)、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、インターネットの1つもしくは複数の部分、またはこれらのうちの2つ以上の組み合わせと通信することが可能であってもよい。これらネットワークのうちの1つまたは複数の1つまたは複数の部分は、有線であってもよいし、無線であってもよい。一例
として、通信インターフェース810は、無線PAN(WPAN)(たとえば、Bluetooth(登録商標)WPAN等)、Wi−Fiネットワーク、Wi−MAXネットワーク、携帯電話ネットワーク(たとえば、汎欧州デジタル移動電話通信(GSM(登録商標))ネットワーク等)、他の適当な無線ネットワーク、またはこれらの組み合わせと通信することが可能であってもよい。
通信インフラストラクチャ812は、コンピューティング・デバイス800の構成要素を互いに結合するハードウェア、ソフトウェア、または両者を備えることができる。非限定的な一例として、通信インフラストラクチャ812は、アクセラレイテッドグラフィックスポート(AGP)等のグラフィックスバス、拡張業界標準アーキテクチャ(EISA)バス、フロントサイドバス(FSB)、ハイパートランスポート(HT)相互接続、業界標準アーキテクチャ(ISA)バス、インフィニバンド相互接続、ロウピンカウント(LPC)バス、メモリバス、マイクロチャネルアーキテクチャ(MCA)バス、周辺機器相互接続(PCI)バス、PCIエクスプレス(PCIe)バス、シリアルアドバンストテクノロジーアタッチメント(SATA)バス、ビデオエレクトロニクス標準協会ローカル(VLB)バス、その他適当なバス、またはこれらの組み合わせを含んでいてもよい。
上述の通り、システム100は、ソーシャルネットワーキング・システムにリンクされてもよいし、ソーシャルネットワーキング・システムによって実装されてもよいし、その両方であってもよい。ソーシャルネットワーキング・システムによれば、そのユーザ(人または組織等)は、システムと、および互いに対話が可能である。ソーシャルネットワーキング・システムは、ユーザからの入力により、ユーザに関連付けられているユーザプロフィールを作成して上記ソーシャルネットワーキング・システムに記憶するようにしてもよい。ユーザプロフィールには、人口統計学的情報、通信チャンネル情報、およびユーザの個人的関心に関する情報を含んでいてもよい。また、ソーシャルネットワーキング・システムは、ユーザからの入力により、上記ユーザのソーシャルネットワーキング・システムの他ユーザとの関係の記録を作成して記憶するとともに、ユーザ間の社会的対話を容易に行わせるサービス(たとえば、ウォール投稿、写真共有、イベント統合、メッセージング、ゲーム、または広告)を提供するようにしてもよい。
ソーシャルネットワーキング・システムは、複数のノードおよび上記ノードをつなげる複数のエッジを含むソーシャルグラフにおいて、ユーザおよびユーザ間の関係の記録を記憶するようにしてもよい。ノードは、複数のユーザノードおよび複数のコンセプトノードを含んでいてもよい。ソーシャルグラフのユーザノードは、ソーシャルネットワーキング・システムのユーザに対応していてもよい。ユーザは、個人(人間のユーザ)であってもよいし、団体(たとえば、企業、事業所、またはサードパーティアプリケーション)であってもよいし、グループ(たとえば、個人または団体のグループ)であってもよい。ユーザに対応するユーザノードには、ユーザが提供した情報およびソーシャルネットワーキング・システム等のさまざまなシステムが収集した情報を含んでいてもよい。
たとえば、ユーザは、自身の氏名、プロフィール写真、居住市、連作先情報、誕生日、性別、婚姻歴、家族状態、職業、学歴、好み、関心、およびユーザノードに含める他の人口統計学的情報を提供するようにしてもよい。ソーシャルグラフの各ユーザノードは、対応するウェブページ(通常、プロフィール・ページとして知られている)を有していてもよい。ユーザ名を含む要求に応答して、ソーシャルネットワーキング・システムは、上記ユーザ名に対応したユーザノードにアクセスするとともに、氏名、プロフィール写真、およびユーザに関連付けられている他の情報を含むプロフィール・ページを構築することができる。第1のユーザのプロフィール・ページは、第1のユーザによる1つまたは複数のプライバシー設定および第1のユーザと第2のユーザとの間の関係に基づいて、第1のユーザの情報の全部または一部が第2のユーザに表示されるようになっていてもよい。
コンセプトノードは、ソーシャルネットワーキング・システムのコンセプトに対応していてもよい。たとえば、コンセプトは、映画、歌曲、スポーツチーム、有名人、グループ、レストラン、または場所もしくは位置等、現実世界に存在する人や物を表すことができる。コンセプトに対応するコンセプトノードを管理するユーザは、(たとえば、オンラインフォームの記入によって)コンセプトの情報を提供し、上記情報とコンセプトノードとの関連付けをソーシャルネットワーキング・システムに行わせることによって、コンセプトノードの作成または更新を行うようにしてもよい。非限定的な一例として、コンセプトに関連付けられている情報としては、名称またはタイトル、1つまたは複数の画像(たとえば、書籍の表紙の画像)、ウェブサイト(たとえば、URLアドレス)、または連絡先情報(たとえば、電話番号、電子メールアドレス)が挙げられる。ソーシャルグラフの各コンセプトノードは、ウェブページに対応していてもよい。たとえば、名称を含む要求に応答して、ソーシャルネットワーキング・システムは、上記名称に対応したコンセプトノードにアクセスするとともに、上記名称およびコンセプトに関連付けられている他の情報を含むウェブページを構築することができる。
一対のノード間のエッジは、上記ノード対間の関係を表していてもよい。たとえば、2つのユーザノード間のエッジは、2人のユーザ間の友達関係を表すことができる。別の例として、ソーシャルネットワーキング・システムは、1つまたは複数の選択可能なボタン(たとえば、「いいね」、「登録」)を組み込んだコンセプトノード(たとえば、レストラン、有名人)のウェブページ(または、構造化文書)を構築するようにしてもよい。ユーザは、ユーザのクライアントデバイスがホスティングするウェブブラウザを用いて上記ページにアクセスし、選択可能なボタンを選択することによって、ユーザのユーザノードとコンセプトのコンセプトノードとの間に、ユーザとコンセプトとの関係を示すエッジを作成する要求のソーシャルネットワーキング・システムへの送信をクライアントデバイスに行わせることができる(たとえば、ユーザは、レストランを登録するか、または有名人について「いいね」と表明する)。
一例として、ユーザは、自身の居住市を提供(または変更)することによって、ユーザに対応するユーザノードとユーザが自身の居住市として宣言した市に対応するコンセプトノードとの間のエッジの作成をソーシャルネットワーキング・システムに行わせるようにしてもよい。また、任意の2つのノード間の分離度は、一方のノードから他方へとソーシャルグラフを横切るのに必要な最小ホップ数として規定される。2つのノード間の分離度は、ユーザ間またはソーシャルグラフにおいて上記2つのノードが表すコンセプト間の関連性の尺度と考えられる。たとえば、エッジによって直接つながった(すなわち、第1の程度のノードである)ユーザノードを有する2人のユーザは、「つながったユーザ」または「友達」として表すことができる。同様に、別のユーザノードを通じてのみつながった(すなわち、第2の程度のノードである)ユーザノードを有する2人のユーザは、「友達の友達」と表すことができる。
ソーシャルネットワーキング・システムは、写真共有、オンラインカレンダおよびイベント、ゲーム、インスタントメッセージング、ならびに広告等、多様なアプリケーションに対応していてもよい。たとえば、ソーシャルネットワーキング・システムは、メディア共有機能を備えていてもよい。また、ソーシャルネットワーキング・システムによって、ユーザは、自身のプロフィール・ページへの写真および他のマルチメディアファイルの投稿(通常、「ウォール投稿」または「タイムライン投稿」として知られている)またはフォトアルバムへの投稿が可能であってもよく、いずれもユーザのプライバシー設定に応じて、上記ソーシャルネットワーキング・システムの他のユーザがアクセス可能であってもよい。また、ソーシャルネットワーキング・システムによって、ユーザは、イベントを設定可能であってもよい。たとえば、第1のユーザは、イベントに対して、上記イベントの
日時、上記イベントの場所、および上記イベントに招待された他のユーザを含む属性を設定するようにしてもよい。招待されたユーザは、上記イベントへの招待を受信し、(招待の受諾または辞退等によって)応答するようにしてもよい。さらに、ソーシャルネットワーキング・システムによって、ユーザは、個人用カレンダを維持可能であってもよい。イベントと同様に、カレンダエントリには、時間、日付、場所、および他のユーザの同一性を含んでいてもよい。
図9は、ソーシャルネットワーキング・システムの例示的なネットワーク環境を示している。特定の実施形態において、ソーシャルネットワーキング・システム902は、1つまたは複数のデータストアを備えていてもよい。特定の実施形態において、ソーシャルネットワーキング・システム902は、上述の通り、ユーザノード、コンセプトノード、およびノード間のエッジを含むソーシャルグラフを記憶していてもよい。各ユーザノードには、ユーザに関連付けられている情報またはユーザを記述した情報に対応する1つまたは複数のデータオブジェクトを含んでいてもよい。各コンセプトノードには、コンセプトに関連付けられている情報に対応する1つまたは複数のデータオブジェクトを含んでいてもよい。一対のノード間の各エッジには、上記ノード対に対応するユーザ間(または、ユーザとコンセプト間もしくはコンセプト間)の関係に関連付けられている情報に対応する1つまたは複数のデータオブジェクトを含んでいてもよい。
特定の実施形態において、ソーシャルネットワーキング・システム902は、上記ソーシャルネットワーキング・システムの動作を対象とした機能をホスティングする1つまたは複数のコンピューティング・デバイス(たとえば、サーバ)を備えていてもよい。ソーシャルネットワーキング・システム902のユーザは、クライアントデバイス906等のクライアントデバイスを用いて、上記ソーシャルネットワーキング・システム902にアクセスするようにしてもよい。特定の実施形態において、クライアントデバイス906は、ネットワーク904を通じて、ソーシャルネットワーキング・システム902と対話してもよい。
クライアントデバイス906は、デスクトップコンピュータ、ラップトップ・コンピュータ、タブレット・コンピュータ、個人用デジタル補助デバイス(PDA)、車載もしくは車外ナビゲーションシステム、スマートフォン等の携帯電話、モバイルゲーム機、他のモバイル・デバイス、または他の適当なコンピューティング・デバイスであってもよい。クライアントデバイス906は、ウェブブラウザ(たとえば、Microsoft Windows(登録商標)Internet Explorer、Mozilla Firefox、Apple Safari、Google Chrome、Opera等)またはネイティブもしくは専用クライアントアプリケーション(たとえば、iPhone(登録商標)またはiPad(登録商標)用Facebook(登録商標)、Android(登録商標)用Facebook(登録商標)等)といった1つまたは複数のクライアントアプリケーションを実行することにより、ネットワーク904を通じてコンテンツにアクセスし、閲覧するようにしてもよい。
ネットワーク904は、クライアントデバイス906がソーシャルネットワーキング・システム902にアクセス可能なネットワークまたはネットワークのセット(インターネット、企業イントラネット、仮想プライベートネットワーク(VPN)、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)、セルラーネットワーク、ワイドエリアネットワーク(WAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、または2つ以上のこのようなネットワークの組み合わせ等)を表していてもよい。
これらの方法、システム、およびユーザインターフェースでは、公的に入手可能な情報
およびソーシャルネットワーキング・システムのユーザが提供する情報の両者を利用するが、このような情報の使用はすべて、関ったユーザのすべてのプライバシー設定およびソーシャルネットワーキング・システム全体の個人情報保護方針の影響を明示的に受けるものとする。
上記明細においては、特定の例示的な実施形態を参照して本発明を説明した。本発明の種々の実施形態および態様についても、本明細書に記載の詳細を参照して記述され、添付の図面は、これら種々の実施形態を示している。上記説明および図面は、本発明の一例に過ぎず、本発明を制限するものと解釈されるべきではない。多くの具体的詳細の記述によって、本発明の種々の実施形態の十分な理解が得られる。
本発明は、その主旨または本質的特性から逸脱することなく、他の特定の形態で具現化されるようになっていてもよい。上記実施形態は、あらゆる点において一例に過ぎず、何ら限定的なものではないと解釈されるべきである。たとえば、本明細書に記載の方法は、より少数または多数のステップ/行為で実行されるようになっていてもよいし、これらのステップ/行為は、異なる順序で実行されるようになっていてもよい。また、本明細書に記載のステップ/行為は、反復されるようになっていてもよいし、互いに並列に実行されるようになっていてもよいし、同一または類似ステップ/行為の異なるインスタンスと並列に実行されるようになっていてもよい。したがって、本発明の範囲は、上記説明ではなく、添付の特許請求の範囲によって指定される。特許請求の範囲と同等の意味および範囲に含まれるすべての変更は、上記請求の範囲に包含されるものとする。

Claims (20)

  1. 通信システムの1つまたは複数のサーバ・デバイスが、マーチャントに関連付けられているクライアントデバイスに対し、ギフト・カード・サービスに関係している情報を、前記通信システムに関連付けられているマーチャントのソーシャルネットワーキング・プロフィールを通じて前記情報を送信することによって提供する工程と、
    前記1つまたは複数のサーバ・デバイスが、前記マーチャントから、消費者からの支払の形態として前記ギフト・カード・サービス内で用いられるギフト・カードを受け入れることによって前記ギフト・カード・サービスに参加するとの要求を、前記ソーシャルネットワーキング・プロフィールを通じて受け取る工程と、
    前記ギフト・カード・サービスに参加するとの受け取られた前記要求に基づき、前記1つまたは複数のサーバ・デバイスが、トークンをマーチャントに関連付ける工程と、
    前記1つまたは複数のサーバ・デバイスが、前記トークンを含む前記マーチャントに関連付けられている支払許可要求を開始する命令を、前記ソーシャルネットワーキング・プロフィールを通じて前記マーチャントに送信する工程と、
    前記1つまたは複数のサーバ・デバイスが、サードパーティの支払ネットワークから前記マーチャントに関連付けられている前記支払許可要求を受け取る工程と、
    前記1つまたは複数のサーバ・デバイスが、受け取られた前記支払許可要求内において前記トークンを識別するトークン識別工程と、
    前記1つまたは複数のサーバ・デバイスが、前記マーチャントに関連付けられているマーチャント識別子を得るために、前記支払許可要求内の追加の情報をパースするパース工程と、
    前記1つまたは複数のサーバ・デバイスが、前記マーチャント識別子を使用してギフト・カード・サービスを可能とする工程と、
    を備える方法。
  2. 前記1つまたは複数のサーバ・デバイスが、前記ソーシャルネットワーキング・プロフィールを通じて前記マーチャントに前記トークンを送る工程をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記1つまたは複数のサーバ・デバイスが、前記マーチャントに関連付けられる前記トークンを生成する工程をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記トークンは、貨幣価値を備える、請求項3に記載の方法。
  5. 前記トークン識別工程は、前記1つまたは複数のサーバ・デバイスが、前記支払許可要求によって許可されることを要求される前記貨幣価値を識別する工程を備える、請求項4に記載の方法。
  6. 前記1つまたは複数のサーバ・デバイスが、許可される支払額としてマーチャント・システムに入力するために前記貨幣価値を提供する工程をさらに備える、請求項4に記載の方法。
  7. ギフト・カードを発行する工程と、
    前記1つまたは複数のサーバ・デバイスが、前記ギフト・カードが、前記貨幣価値の額について前記マーチャント・システムにおいて物理的に読み取られたことを検出する工程と、
    をさらに備える、請求項6に記載の方法。
  8. 前記1つまたは複数のサーバ・デバイスが、前記マーチャント・システムにおける、前記貨幣価値を使用する、前記ギフト・カードによるギフト・カード・トランザクションを開始するための指示とともに要求をサードパーティに送る工程をさらに備える、請求項7に記載の方法。
  9. 前記1つまたは複数のサーバ・デバイスが、前記貨幣価値についてギフト・カード・トランザクションを開始するために、前記マーチャントにギフト・カード番号を送る工程をさらに備える、請求項6に記載の方法。
  10. 前記パース工程は、前記1つまたは複数のサーバ・デバイスが、前記マーチャントに関連付けられているマーチャント識別子番号(MID)を識別する工程を含む、請求項1に記載の方法。
  11. 前記1つまたは複数のサーバ・デバイスが、前記トークンを一意のカード番号を有するギフト・カードにリンクさせる工程をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  12. ギフト贈与のための複数の使用可能なマーチャントを識別するデータベースを維持する工程と、
    通信システムの1つまたは複数のサーバ・デバイスが、ギフト贈与のための複数の使用可能なマーチャントに含まれないマーチャントに関連付けられているクライアントデバイスに対し、前記通信システムに関連付けられているマーチャントのソーシャルネットワーキング・プロフィールによって、ギフト・カード・サービスに関係している情報を提供する情報提供工程と、
    前記1つまたは複数のサーバ・デバイスが、前記マーチャントから、消費者からの支払の形態として前記ギフト・カード・サービス内で用いられるギフト・カードを受け入れることによって前記ギフト・カード・サービスに参加するとの要求を、前記ソーシャルネットワーキング・プロフィールを通じて受け取る工程と、
    前記ギフト・カード・サービスに参加するとの受け取られた前記要求に基づき、前記1つまたは複数のサーバ・デバイスが、ギフト贈与のための前記複数の使用可能なマーチャントに含まれない1つのマーチャントにトークンを関連付ける工程と、
    前記1つまたは複数のサーバ・デバイスが、前記トークンを含む前記マーチャントに関連付けられている支払許可要求を開始する命令を、前記ソーシャルネットワーキング・プロフィールを通じて前記マーチャントに送信する工程と、
    前記1つまたは複数のサーバ・デバイスが、サードパーティの支払ネットワークから前記マーチャントに関連付けられている前記支払許可要求を受け取る工程と、
    前記1つまたは複数のサーバ・デバイスが、受け取られた前記支払許可要求内において前記トークンを識別する工程と、
    前記1つまたは複数のサーバ・デバイスが、前記マーチャントの識別子を得るために前記支払許可要求内の追加の情報を解析する工程と、
    前記1つまたは複数のサーバ・デバイスが、前記マーチャントおよび得られた前記識別子を、ギフト贈与のための前記複数の使用可能なマーチャントを識別する前記データベースに追加する工程と、
    を備える方法。
  13. 前記1つまたは複数のサーバ・デバイスが、前記マーチャントに関連付けられている前記トークンに対応する貨幣価値について前記マーチャントにてトランザクションを開始するための指示を前記通信システムのユーザに送る程、をさらに備える、請求項12に記載の方法。
  14. 前記1つまたは複数のサーバ・デバイスが、前記トークンを貨幣価値として生成する工程をさらに備える、請求項12に記載の方法。
  15. 前記支払許可要求は、前記貨幣価値について前記通信システムのユーザによって開始された前マーチャントとのトランザクションに対応する、請求項14に記載の方法。
  16. 前記1つまたは複数のサーバ・デバイスが、前記ソーシャルネットワーキング・プロフィールが真正であるという最低限の信頼水準を前記ソーシャルネットワーキング・プロフィールが満たすことを判定するために前記ソーシャルネットワーキング・プロフィールを解析する工程をさらに備え、
    前記情報提供工程は、前記ソーシャルネットワーキング・プロフィールが前記最低限の信頼水準を満たすという判定に基づく、請求項12に記載の方法。
  17. 通信システムであって、
    1以上のプロセッサと、
    命令を記憶する1以上の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体と、を備え、前記命令は前記1以上のプロセッサによる実行時、前記通信システムに、
    マーチャントに関連付けられているクライアントデバイスに対し、ギフト・カード・サービスに関係している情報を、前記通信システムに関連付けられているマーチャントのソーシャルネットワーキング・プロフィールを通じて前記情報を送信することによって提供する工程と、
    前記マーチャントから、消費者からの支払の形態として前記ギフト・カード・サービス内で用いられるギフト・カードを受け入れることによって前記ギフト・カード・サービスに参加するとの要求を、前記ソーシャルネットワーキング・プロフィールを通じて受け取る工程と、
    前記ギフト・カード・サービスに参加するとの受け取られた前記要求に基づき、トークンを前記マーチャントに関連付ける工程と、
    前記トークンを含む前記マーチャントに関連付けられている支払許可要求を開始する命令を、前記ソーシャルネットワーキング・プロフィールを通じて前記マーチャントに送信する工程と、
    サードパーティの支払ネットワークから前記マーチャントに関連付けられている支払許可要求を受け取る工程と、
    受け取られた前記支払許可要求内において前記トークンを識別するトークン識別工程と、
    前記マーチャントに関連付けられているマーチャント識別子を得るために、前記支払許可要求内の追加の情報をパースするパース工程と、
    前記マーチャント識別子を使用して前記マーチャントのギフト・カード・サービスを可能とする工程と、を行わせる、通信システム。
  18. 前記1以上のプロセッサによる実行時、前記通信システムに、前記トークンを一意のカード番号を有するギフト・カードにリンクさせる工程を行わせる命令をさらに含む、請求項17に記載の通信システム。
  19. 前記1以上のプロセッサによる実行時、前記通信システムに、一意な識別番号を有する仮想ギフト・カードを前記通信システムのユーザに対し発行する工程を行わせる命令をさらに含む、請求項18に記載の通信システム。
  20. 前記トークン識別工程は、前記一意な識別番号と前記トークンとの組み合わせを検出する工程を含む、請求項19に記載の通信システム。
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