JP6498443B2 - 無線lanシステムにおけるフィルタ処理に基づく走査方法及び装置 - Google Patents

無線lanシステムにおけるフィルタ処理に基づく走査方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6498443B2
JP6498443B2 JP2014557565A JP2014557565A JP6498443B2 JP 6498443 B2 JP6498443 B2 JP 6498443B2 JP 2014557565 A JP2014557565 A JP 2014557565A JP 2014557565 A JP2014557565 A JP 2014557565A JP 6498443 B2 JP6498443 B2 JP 6498443B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
sta
information
probe
probe response
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014557565A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015510733A (ja
JP6498443B6 (ja
Inventor
キウォン パク
キウォン パク
チェヒョン ソン
チェヒョン ソン
チンサム カク
チンサム カク
キソン リュ
キソン リュ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LG Electronics Inc
Original Assignee
LG Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by LG Electronics Inc filed Critical LG Electronics Inc
Publication of JP2015510733A publication Critical patent/JP2015510733A/ja
Publication of JP6498443B2 publication Critical patent/JP6498443B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6498443B6 publication Critical patent/JP6498443B6/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/16Discovering, processing access restriction or access information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/02Access restriction performed under specific conditions
    • H04W48/06Access restriction performed under specific conditions based on traffic conditions
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/08Access restriction or access information delivery, e.g. discovery data delivery
    • H04W48/10Access restriction or access information delivery, e.g. discovery data delivery using broadcasted information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/08Access restriction or access information delivery, e.g. discovery data delivery
    • H04W48/14Access restriction or access information delivery, e.g. discovery data delivery using user query or user detection
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/005Discovery of network devices, e.g. terminals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/24Accounting or billing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/10Small scale networks; Flat hierarchical networks
    • H04W84/12WLAN [Wireless Local Area Networks]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

以下の説明は、無線通信システムに関し、特に、無線LANシステムにおいてフィルタ処理に基づく走査のための方法及び装置に関する。
近年、情報通信技術の発展に伴って様々な無線通信技術が開発されている。その中でも無線LAN(WLAN)は、無線周波数技術に基づいて個人携帯用情報端末機(PDA)、ラップトップコンピュータ、携帯用マルチメディアプレーヤ(PMP)などのような携帯用端末機を用いて家庭、企業又は特定サービス提供地域において無線でインターネットに接続できるようにする技術である。
無線LANの欠点とされてきた通信速度の限界を克服するために、最近の技術標準では、ネットワークの速度及び信頼性を増大させると共に、無線ネットワークの運用距離を拡張したシステムを導入している。例えば、IEEE 802.11nでは、データ処理速度が最大540Mbps以上である高処理率(High Throughput、HT)をサポートし、送信エラーを最小化し、データ速度を最適化するために送信端及び受信端の両方に多元アンテナを使用する多入力多出力(MIMO)技術が導入された。
IEEE 802.11系列のシステムにおける媒体接続制御(MAC)層において、IEEE 802.11系列をサポートする無線局(STA)に対して高速初期リンク設定(fast initial link setup)をサポートするための新しい標準が、IEEE 802.11aiとして開発されている。IEEE 802.11aiは、例えば、公共交通手段の乗換えなどのように、非常に多くのユーザが既に接続している無線LANサービス範囲(カバレッジ)から離脱して実質的に同時に新しい無線LANに接続する際の高速リンク設定をサポートするための技術などを提供することを目的とする。また、IEEE 802.11aiの主な特徴は、セキュリティ体制(security framework)、IPアドレス割当、高速ネットワーク検出(fast network discovery)などに要約することができる。
前述のように、非常に多くのユーザが実質的に同時にネットワーク接続を試みる場合、又は非常に多くの端末が実質的に同時に任意(ランダム)接続手順を行う場合などにおいて、高速リンク設定(又は、高速セッション設定)を提供する技術が要求される。しかし、このような高速リンク設定のための具体的な方法は未だ提供されていない。
本発明は、無線局(STA)がアクセスポイント(AP)に接続するための動作を改善することによって、リンク設定の遅延を最小化する方法を提供することを技術的課題とする。
本発明で遂げようとする技術的課題は以上に言及した技術的課題に制限されず、言及していない他の技術的課題は、以降の記載から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者に明確に理解されるであろう。
上記の技術的課題を解決するために、本発明の一実施例による、無線通信システムにおいて無線局(STA)が高速リンク設定を行う方法は、フィルタ処理情報を含む第1フレームを一つ以上のアクセスポイント(AP)に送信するステップと、一つ以上のAPの一部又は全部から第2フレームを受信するステップと、を含み、第2フレームが送信されるか否かはフィルタ処理情報に基づいて決定される。
上記の技術的課題を解決するために、本発明の他の実施例による、無線通信システムにおけるアクセスポイント(AP)が高速リンク設定をサポートする方法は、フィルタ処理情報を含む第1フレームを無線局(STA)から受信するステップと、STAに第2フレームを送信するステップと、を含み、第2フレームを送信されるか否かはフィルタ処理情報に基づいて決定される。
上記の技術的課題を解決するために、本発明の更に他の実施例による、無線通信システムにおける高速リンク設定を行う無線局(STA)装置は、送受信器と、プロセッサと、を備え、プロセッサは、フィルタ処理情報を含む第1フレームを、送受信器を用いて一つ以上のアクセスポイント(AP)に送信し、送受信器を用いて一つ以上のAPの一部又は全部から第2フレームを受信するように構成され、第2フレームが送信されるか否かは、フィルタ処理情報に基づいて決定される。
上記の技術的課題を解決するために、本発明の更に他の実施例による、無線通信システムにおける高速リンク設定をサポートするアクセスポイント(AP)装置は、送受信器と、プロセッサと、を備え、プロセッサは、送受信器を用いてフィルタ処理情報を含む第1フレームを無線局(STA)から受信し、送受信器を用いてSTAに第2フレームを送信するように構成され、第2フレームが送信されるか否かは、フィルタ処理情報に基づいて決定される。
上記の本発明による実施例において以下の事項を共通に適用することができる。
フィルタ処理情報は、受信信号強度制限値を含んでもよい。
一つ以上のAPの一部又は全部は、第1フレームの受信信号強度が受信信号強度制限値以上であるAPを含んでもよい。
フィルタ処理情報は、課金タイプ情報を含んでもよい。
一つ以上のAPの一部又は全部は、課金方針が課金タイプ情報と一致するAPを含んでもよい。
フィルタ処理情報による条件を満たさないAPにおいては、第2フレーム送信を延期してもよい。
第2フレーム送信が延期される時間に関する設定情報は、第1フレームに含めてもよい。
第1フレームは一つ以上のAPにブロードキャストしてもよい。
第1フレームはプローブ要求フレームであり、第2フレームはプローブ応答フレームであってもよい。
本発明について前述した一般の説明と後述する詳細な説明は例示的なものであり、請求項に記載の発明に関する更なる説明のためのものである。
本発明によれば、無線局(STA)がアクセスポイント(AP)に接続するための動作を改善することによって、リンク設定の遅延を最小化する方法及び装置を提供することができる。
本発明で得られる効果は以上に言及した効果に制限されず、言及していない他の効果は、以降の記載から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者に明らかになるであろう。
本明細書に添付される図面は、本発明に関する理解を提供するためのもので、本発明の様々な実施の形態を示し、明細書の記載と共に本発明の原理を説明するためのものである。
本発明を適用できるIEEE 802.11システムの例示的な構造を示す図である。 本発明を適用できるIEEE 802.11システムの他の例示的な構造を示す図である。 本発明を適用できるIEEE 802.11システムの更に他の例示的な構造を示す図である。 WLANシステムの例示的な構造を示す図である。 一般的なリンク設定過程を説明するための図である。 STAの状態遷移を概念的に説明する図である。 本発明の一例によるフィルタ処理に基づくプローブ要求/応答動作を説明するための図である。 本発明によるフィルタ処理情報として利用可能な情報要素の例示を示す図である。 本発明によるフィルタ処理情報として利用可能な情報要素の他の例示を示す図である。 本発明の一実施例によるAP装置及びSTA装置の例示的な構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例によるAP装置又はSTA装置におけるプロセッサの例示的な構造を示す図である。
以下、本発明による好適な実施の形態を添付の図面を参照して詳しく説明する。添付の図面と共に以下に開示される詳細な説明は、本発明の例示的な実施の形態を説明するためのものであり、本発明の唯一の実施の形態を示すためのものではない。以下の詳細な説明は本発明の完全な理解を提供するために具体的な細部事項を含む。しかし、このような具体的な細部事項なしにも本発明が実施され得るということは、当業者には理解されるであろう。
以下の実施例は、本発明の構成要素及び特徴を所定の形態で結合したものである。各構成要素又は特徴は、特別の言及がない限り、選択的なものと考えてよい。各構成要素又は特徴は、他の構成要素又は特徴と結合していない形態で実施してもよいし、一部の構成要素及び/又は特徴を結合して本発明の実施例を構成してもよい。本発明の実施例において説明される動作の順序は変更してもよい。ある実施例の一部の構成又は特徴は、他の実施例に含めてもよいし、他の実施例の対応する構成又は特徴に置き替えてもよい。
以下の説明で使われる特定用語は、本発明の理解を助けるために提供されるものであり、このような特定用語の使用は、本発明の技術的思想から逸脱しない範囲で他の形態に変更してもよい。
場合によって、本発明の概念があいまいになることを避けるために、公知の構造及び装置は省略されたり、各構造及び装置の核心機能を中心にしたブロック図の形式で図示されたりすることもある。また、本明細書全体を通じて同一の構成要素には同一の図面符号を付して説明する。
本発明の実施例は、無線接続システムであるIEEE 802システム、3GPPシステム、3GPP LTE及びLTE−A(LTE−Advanced)システム、並びに3GPP2システムの少なくとも一つに開示された標準文書によって裏付けることができる。すなわち、本発明の実施例において、本発明の技術的思想を明確にするために説明を省いたステップ又は部分は、上記の文書によって裏付けることができる。また、本明細書で開示している用語はいずれも、上記の標準文書によって説明することができる。
以下の技術は、符号分割多元接続(CDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、時分割多元接続(TDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)などのような様々な無線接続システムに用いることができる。CDMAは、はん用地上無線接続(UTRA)又はCDMA2000のような無線技術によって具現することができる。TDMAは、GSM(登録商標)/一般パケット無線サービス(GPRS)/GSM(登録商標)進化用強化データ速度(EDGE)のような無線技術によって具現することができる。OFDMAは、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802−20、進化UTRA(E−UTRA)などのような無線技術によって具現することができる。明確性のために、以下では3GPP LTE及び3GPP LTE−Aシステムを中心に説明するが、本発明の技術的思想がこれに制限されるものではない。
WLANシステムの構造
図1は、本発明を適用できるIEEE 802.11システムの例示的な構造を示す図である。
IEEE 802.11システムは複数の構成要素を含むことができ、それら構成要素の相互作用によって上位層に対して透過的なSTA移動性をサポートするWLANを提供することができる。基本サービス集合(Basic Service Set、BSS)はIEEE 802.11 LANにおける基本的な構成ブロックに該当する。図1では、2個のBSS(BSS1及びBSS2)が存在し、それぞれのBSSの要素として2個のSTAが含まれること(STA1及びSTA2はBSS1に含まれ、STA3及びSTA4はBSS2に含まれる)を例示的に示している。図1で、BSSを示す楕円は、当該BSSに含まれるSTAが通信を維持するサービス範囲領域を示すものと理解してもよい。この領域を基本サービス範囲(Basic Service Area、BSA)と呼ぶことができる。STAがBSAの外へ移動すると、当該BSA内の他のSTAと直接通信できなくなる。
IEEE 802.11 LANにおいて最も基本的なタイプのBSSは、独立したBSS(Independent BSS、IBSS)である。例えば、IBSSは、2個のSTAだけで構成された最小の形態を有することができる。また、最も単純な形態であるとともに他の構成要素が省略されている図1のBSS(BSS1又はBSS2)がIBSSの代表的な例示に該当する。このような構成は、STA同士が直接通信できる場合に可能である。また、このような形態のLANは、あらかじめ計画して構成されるものではなく、LANが必要な場合に構成され、これをアドホックネットワークと呼ぶこともできる。
STAの電源オン・オフ、STAのBSS領域への出入などによって、BSSにおいてSTAの構成が動的に変更することがある。BSSの要素になるために、STAは同期化過程を用いてBSSに参加することができる。BSSに基づくすべてのサービスに接続するためには、STAはBSSと連携しなければならない。このような連携は動的に設定され、分散システムサービス(Distribution System Service、DSS)の利用を含んでもよい。
図2は、本発明を適用できるIEEE 802.11システムの他の例示的な構造を示す図である。図2は、図1の構造において、分散システム(Distribution System、DS)、分散システム媒体(Distribution System Medium、DSM)、アクセスポイント(Access Point、AP)などの構成要素が追加された形態である。
LANにおいて直接的な無線局対無線局の距離は、PHY性能によって制限されることがある。このような距離の限界が充分な場合もあるし、より遠い距離の無線局間の通信が必要な場合もある。拡張されたサービス範囲をサポートするためにDSを構成することができる。
DSは、BSS同士が相互接続される構造を意味する。具体的には、BSSは図1のように独立して存在する代わりに、複数のBSSで構成された拡張されたネットワーク形態の構成要素として存在してもよい。
DSは論理的な概念であり、DSMの特性によって特定することができる。これと関連して、IEEE 802.11標準では無線媒体(Wireless Medium、WM)とDSMとを論理的に区別している。各論理的媒体は別個の目的のために使用され、別個の構成要素によって使用される。IEEE 802.11標準の規定では、このような媒体を同一なものとも、異なるものとも制限しない。このように複数の媒体が論理的に互いに異なるという点で、IEEE 802.11 LAN構造(DS構造又は他のネットワーク構造)の柔軟性を説明することができる。すなわち、IEEE 802.11 LAN構造は様々に具現することができ、それぞれの具現例の物理的な特性によって独立に当該LAN構造を特定することができる。
DSは、あて先へのアドレスを扱うために必要な複数のBSS及び論理的サービスの途切れのない(seamless)統合を提供することによって、移動機器をサポートすることができる。
APとは、関連付けられているSTAがWMを通じてDSへ接続することを可能にし、かつSTA機能性を有するエンティティを意味する。APを通じてBSS及びDS間のデータ移動が行われてもよい。例えば、図2に示すSTA2及びSTA3は、STAの機能性を有するとともに、関連付けられているSTA(STA1及びSTA4)をDSに接続させる機能を有する。また、いかなるAPも基本的にSTAに該当するため、APはいずれもアドレス可能なエンティティである。WM上での通信のためにAPによって用いられるアドレスと、DSM上での通信のためにAPによって用いられるアドレスとは必ずしも同一である必要はない。
APに関連付けられているSTAのいずれか一つから当該APのSTAアドレスに送信されるデータは、常に無制御ポート(uncontrolled port)で受信し、IEEE 802.1Xポート接続エンティティによって処理してもよい。また、制御ポート(controlled port)が認証されたとき、送信データ(又は、フレーム)をDSに伝達してもよい。
図3は、本発明を適用できるIEEE 802.11システムの更に他の例示的な構造を示す図である。図3では、図2の構造に更に広いサービス範囲を提供するための拡張サービス集合(Extended Service Set、ESS)を概念的に示す。
任意の大きさ及び複雑度を有する無線ネットワークをDS及びBSSで構成してもよい。IEEE 802.11システムではこのような方式のネットワークをESSネットワークと呼ぶ。ESSは、一つのDSに接続されたBSSの集合に該当し得る。しかし、ESSはDSを含まない。ESSネットワークは論理リンク制御(LLC)層におけるIBSSネットワークとして見える点が特徴である。ESSに含まれるSTAは互いに通信することができ、移動STAはLLCに透過的に一つのBSSから他のBSSに(同一ESS内で)移動することができる。
IEEE 802.11では、図3におけるBSSの相対的な物理的位置について何ら規定しておらず、次のようないずれの形態も可能である。BSSは部分的に重なってもよく、これは、連続したサービス範囲を提供するために一般に利用される形態である。また、BSSは物理的に接続していなくてもよく、論理的にはBSS間の距離に制限はない。また、BSSは物理的に同一位置に位置してもよく、これは冗長性を提供するために用いることができる。また、一つ(又は、一つ以上の)IBSS又はESSネットワークが一つ(又は一つ以上の)ESSネットワークとして同一空間に物理的に存在してもよい。これは、ESSネットワークが存在する位置でアドホックネットワークが動作する場合、別個の機関(organizations)によって物理的に重なるIEEE 802.11ネットワークが構成される場合、又は、同一位置で二つ以上の互いに異なる接続及びセキュリティ方針が必要な場合などにおける、ESSネットワーク形態に該当し得る。
図4は、無線LANシステムの例示的な構造を示す図である。図4では、DSを含む基盤構造BSSの一例が示されている。
図4の例示においては、BSS1及びBSS2がESSを構成する。無線LANシステムにおいて、STAはIEEE 802.11のMAC/PHY規定に従って動作する機器である。STAはAP STA及び非AP(non−AP)STAを含む。Non−AP STAは、ラップトップコンピュータ、携帯電話機のように、一般にユーザが直接扱う機器に該当する。図4の例示で、STA1、STA3、STA4はnon−AP STAに該当し、STA2及びSTA5はAP STAに該当する。
以下の説明で、non−AP STAは、端末(terminal)、無線送受信ユニット(Wireless Transmit/Receive Unit、WTRU)、ユーザ装置(User Equipment、UE)、移動機(Mobile Station、MS)、移動端末(Mobile Terminal)、移動加入者局(Mobile Subscriber Station、MSS)などと呼ぶことができる。また、APは、他の無線通信分野における基地局(Base Station、BS)、ノードB(Node−B)、進化ノードB(evolved Node−B、eNB)、基地局送受信システム(Base Transceiver System、BTS)、フェムト基地局(Femto BS)などに対応する概念である。
リンク設定過程
図5は、一般のリンク設定過程を説明するための図である。
STAがネットワークに対してリンクを設定し、データを送受信するためには、まず、ネットワークを検出(discovery)し、認証を行い、連携を確立し、セキュリティのための認証手順などを行わなければならない。リンク設定過程をセッション開始過程、セッション設定過程と呼ぶこともできる。また、リンク設定過程における検出、認証、連携、セキュリティ設定の過程を総称して連携過程と呼ぶこともできる。
図5を参照して例示的なリンク設定過程について説明する。
ステップS510で、STAはネットワーク検出動作を行うことができる。ネットワーク検出動作はSTAの走査(scanning)動作を含むことができる。すなわち、STAがネットワークに接続するためには、参加可能なネットワークを探さなければならない。STAは無線ネットワークに参加する前に互換可能なネットワークを識別しなければならないが、特定領域に存在するネットワーク識別過程を走査という。
走査方式には、能動的走査及び受動的走査がある。
図5では例示として能動的走査過程を含むネットワーク検出動作を示す。能動的走査において、走査を行うSTAはチャネルを移りながら周辺にどのAPが存在するかを探索するためにプローブ要求フレーム(probe request frame)を送信して、それに対する応答を待つ。応答者(responder)は、プローブ要求フレームを送信したSTAに、プローブ要求フレームに対する応答としてプローブ応答フレーム(probe response frame)を送信する。ここで、応答者は、走査されているチャネルのBSSで最後にビーコンフレームを送信したSTAであってもよい。BSSでは、APがビーコンフレームを送信するためAPが応答者となり、IBSSでは、IBSS内のSTAが交互にビーコンフレームを送信するため応答者が一定でない。例えば、第1チャネルでプローブ要求フレームを送信し、第1チャネルでプローブ応答フレームを受信したSTAは、受信したプローブ応答フレームに含まれるBSS関連情報を記憶し、次のチャネル(例えば、第2チャネル)に移動して同一の方法で走査(すなわち、第2チャネル上でプローブ要求/応答の送受信)を行うことができる。
図5には示していないが、走査動作は受動的走査方式で行ってもよい。受動的走査において、走査を行うSTAはチャネルを移りながらビーコンフレームを待つ。ビーコンフレームは、IEEE 802.11における管理フレームの一つであり、無線ネットワークの存在を知らせ、走査を行うSTAが無線ネットワークを探して無線ネットワークに参加できるように、周期的に送信される。BSSでは、APがビーコンフレームを周期的に送信する役割を担い、IBSSでは、IBSS内のSTAが交互にビーコンフレームを送信する。走査を行うSTAはビーコンフレームを受信すると、ビーコンフレームに含まれるBSSに関する情報を記憶し、他のチャネルに移動しながら各チャネルのビーコンフレーム情報を記録する。ビーコンフレームを受信したSTAは、受信したビーコンフレームに含まれるBSS関連情報を記憶し、次のチャネルに移動して同一の方法で次のチャネルで走査を行うことができる。
能動的走査と受動的走査とを比較すると、能動的走査が受動的走査に比べて遅延及び電力消費が小さいという利点がある。
STAがネットワークを検出した後に、ステップS520で認証過程を行うことができる。このような認証過程は、後述するステップS540のセキュリティ設定動作と明確に区別するために、第1認証過程と呼ぶことができる。
認証過程は、STAが認証要求フレーム(authentication request frame)をAPに送信し、これに応答してAPが認証応答フレーム(authentication response frame)をSTAに送信する過程を含む。認証要求/応答に用いられる認証フレーム(authentication frame)は管理フレームに該当し、下記の表1のような情報を含むことができる。
Figure 0006498443
上記の表1において、認証アルゴリズム番号(authentication algorithm number)フィールドは単一認証アルゴリズムを示し、2オクテットの長さを有する。例えば、認証アルゴリズム番号フィールドの値0は開放型システムを、1は共有鍵を、2は高速BSS遷移(fast BSS transition)を、3は対等者同時認証(simultaneous authentication of equals、SAE)を示す。
認証トランザクションシーケンス番号(authentication transaction sequence number)フィールドは、複数ステップのトランザクション(又は、処理)のうち現在の状態を示し、2オクテットの長さを有する。
状態コード(status code)フィールドは応答フレームで用いられ、要求された動作(例えば、認証要求)の成功又は失敗を示し、2オクテットの長さを有する。
誰何文(challenge text)フィールドは認証交換における誰何文を含み、その長さは認証アルゴリズム及びトランザクションシーケンス番号によって決定される。
強固セキュリティネットワーク(Robust Security Network、RSN)フィールドは暗号(cipher)関連情報を含み、最大255オクテット長を有する。このようなRSN要素(RSNE)は、高速BSS遷移(Fast BSS Transition、FT)認証フレームに含まれる。移動性ドメイン(mobility domain)フィールドは、移動性ドメイン識別子(MD ID)と、FT能力(capability)フィールド及び方針(policy)フィールドとを含み、APが、自身が存在するAPグループ(すなわち、移動性ドメインを構成するAPの集合)に含まれていることを広告(advertise)するために用いることができる。高速BSS遷移フィールドは、RSNにおいて高速BSS遷移中にFT認証シーケンスを行うために必要な情報を含む。タイムアウト間隔(timeout interval)フィールドは、再連携期限(reassociation deadline)間隔を含む。リソース情報コンテナ(RIC)フィールドはリソース要求/応答に関連する一つ以上の要素の集合を意味し、RICフィールドは可変する個数の要素(すなわち、リソースを表す要素)を含むことができる。
有限巡回群(Finite Cyclic Group)フィールドはSAE交換で用いられる暗号グループを示し、有限巡回群を示す符号無し整数値を有する。対妨害トークン(Anti−Clogging Token)フィールドは、サービス拒否(denial−of−service)を保護するためのSAE認証に用いられ、ランダムビット列で構成される。送信確認(Send−Confirm)フィールドはSAE認証において応答防止の目的に用いられ、2進符号化された整数値を有する。スカラ(Scalar)フィールドは、SAE認証において暗号関連情報を交換するために用いられ、符号化された符号無し整数値を有する。要素(element)フィールドは、SAE認証において有限巡回群フィールドの要素を交換するために用いられる。確認(Confirm)フィールドは、SAE認証において暗号鍵を保有していることを証明するために用いられ、符号化された符号無し整数値を有する。
ベンダ特定(Vendor Specific)フィールドは、IEEE 802.11標準で規定しないベンダ特定情報のために用いることができる。
上記の表1は、認証要求/応答フレームに含み得る情報の一例を示すもので、他の情報が更に含まれてもよい。
STAは、例えば、上記の表1における一つ以上のフィールドで構成された認証要求フレームをAPに送信することができる。APは、受信した認証要求フレームに含まれる情報に基づいて、当該STAに対する認証を許容するか否かを決定することができる。APは認証処理の結果を、例えば、上記の表1における一つ以上のフィールドで構成された認証応答フレームを通じてSTAに提供することができる。
STAが成功裏に認証された後、ステップS530で連携過程を行うことができる。連携過程は、STAが連携要求フレーム(association request frame)をAPに送信し、それに応答してAPが連携応答フレーム(association response frame)をSTAに送信する過程を含む。
例えば、連携要求フレームは、様々な能力に関する情報、ビーコン監視間隔(listen interval)、サービス集合識別子(service set identifier、SSID)、サポート速度(supported rates)、サポートチャネル、RSN、移動性ドメイン、サポート運用クラス(supported operating classes)、トラヒック指示マップ(TIM)ブロードキャスト要求(Traffic Indication Map Broadcast request)、連携動作(Interwork)サービス能力などに関する情報を含むことができる。
例えば、連携応答フレームは、様々な能力に関する情報、状態コード、連携ID(Association ID、AID)、サポート速度、強化分散チャネル接続(Enhanced Distributed Channel Access、EDCA)パラメータセット、受信チャネル電力指示子(Received Channel Power Indicator、RCPI)、受信信号対雑音指示子(Received Signal to Noise Indicator、RSNI)、移動性ドメイン、タイムアウト間隔(連携復帰時間(association comeback time))、重複BSS走査パラメータ、TIMブロードキャスト応答、QoSマップなどの情報を含むことができる。
上記例示は連携要求/応答フレームに含み得る情報の一例を示すもので、他の情報が更に含まれてもよい。
STAがネットワークに成功裏に連携された後に、ステップS540でセキュリティ設定過程を行うことができる。ステップS540のセキュリティ設定過程は、RSNA要求/応答を通じた認証過程ということもでき、上記のステップS520の認証過程を第1認証過程と呼び、ステップS540のセキュリティ設定過程を単に認証過程と呼ぶこともできる。
ステップS540のセキュリティ設定過程は、例えば、LAN上拡張可能認証プロトコル(Extensible Authentication Protocol over LAN、EAPOL)フレームを用いた4方向(4way)ハンドシェークを通じて秘密鍵設定(private key setup)をする過程を含むことができる。また、セキュリティ設定過程は、IEEE 802.11標準で規定しないセキュリティ方式によって行われてもよい。
図6は、STAの状態遷移を概念的に説明する図である。図6では、明瞭性のために、状態変更を生じさせるイベントだけを示す。
状態1は、STAが未認証及び未連携状態である。この状態のSTAはクラス1フレームだけを他のSTAと送受信することができる。クラス1フレームは、例えば、プローブ応答/要求フレーム、ビーコンフレーム、認証フレーム、認証解除(deauthentication)フレームなどの管理フレームを含む。
状態1のSTAが成功裏に認証(例えば、図5のS520に該当する認証)されると、状態2に変更される。すなわち、状態2は、認証されたが未だ連携はされていない状態である。この状態のSTAはクラス1及び2フレームだけを他のSTAと送受信することができる。クラス2フレームは、例えば、連携要求/応答フレーム、再連携要求/応答フレーム、連携解除(Diassociation)フレームなどの管理フレームを含む。
状態2のSTAが認証解除される場合には再び状態1に戻る。状態2のSTAが成功裏に連携されるとともに、RSNAが要求されない場合又は高速BSS遷移である場合には、状態2から状態4に直接変更される。
一方、状態2のSTAが成功裏に連携(又は、再連携)される場合に状態3に変更される。すなわち、状態3は、認証及び連携された状態であるが、依然としてRSNA認証(例えば、図5のステップS540に該当するセキュリティ設定)が完了していない状態である。この状態のSTAはクラス1、2及び3フレームを他のSTAと送受信することができるが、IEEE 802.1x制御ポートは閉そくされた(blocked)状態である。クラス3フレームは、基盤設備(インフラストラクチャ)BSS内のSTA間で送受信される、データフレーム、アクションフレームなどの管理フレームと、ACK閉そく(block ACK)フレームなどの制御フレームとを含む。
状態3のSTAが連携解除される場合、又は連携に成功しない場合などには状態2に戻る。状態3のSTAが認証解除される場合には状態1に戻る。
状態3のSTAが成功裏に4方向ハンドシェークを行った場合に状態4に変更される。状態4のSTAは、認証及び連携された状態であり、クラス1、2及び3フレームを送信でき、かつIEEE 802.1x制御ポートが閉そくされていない状態である。
状態4のSTAが連携解除される場合、又は関連に成功しない場合は、状態2に戻る。状態4のSTAが認証解除される場合には状態1に戻る。
改善されたリンク設定過程
前述したような現在の無線通信システム(例えば、WLANシステム)で規定しているリンク設定方式では、ビーコン又はプローブ要求/応答(すなわち、ネットワーク検出動作)、認証要求/応答(すなわち、第1認証動作)、連携要求/応答(すなわち、連携動作)及びRSNA要求/応答(すなわち、認証動作)を通じてメッセージ交換を行わなければならない。
このような既存のリンク設定過程は、メッセージ交換において大きなオーバヘッド(又は、情報量)及び長い遅延(latency)を伴うことになる。また、APに対して走査(又は、ネットワーク検出過程)を行うSTAの個数が多い環境では、走査のためのメッセージ交換があふれる(flood)という問題も発生しうる。例えば、従来規定されている能動的走査動作によれば、STAがプローブ要求メッセージを送信するとき、実際には連携不可能なAPもプローブ応答を送信することがあり、これは不必要なメッセージ交換に相当する。特に、競合(contention)ベースチャネル接続をサポートするWLANシステムにおける不必要なトラフィック又は過負荷の発生は、データ送信速度の低下、初期リンク設定速度の低下などの問題を招く。
本発明では、STAがAPを検出するための過程の中でもプローブ要求/応答過程を改善することによって、上記のような問題を解消する方法を提供する。
実施例1
本実施例では、選択的フィルタ処理情報に基づくプローブ要求/応答動作を提案する。そのために、プローブ要求フレームにフィルタ処理情報を含めることができる。具体的には、AP検出(又は、チャネル走査)のためにSTAが送信するプローブ要求メッセージ(又は、プローブ要求フレーム)に、プローブ要求に対する応答が要求されるAPと、応答が要求されないAPとを区別する情報を含めることができる。これによって、応答の要求されないAPからのプローブ応答メッセージ(又は、プローブ応答フレーム)の送信が防止されるため、トラフィック過負荷の発生を防止できると共に、不必要なメッセージ送信の動作に必要な時間を他の動作のために用いることができ、結果としてリンク設定速度を改善することができる。
図7は、本発明の一例によるフィルタ処理に基づくプローブ要求/応答動作を説明するための図である。
ステップS700でSTAはAP1、AP2及びAP3にプローブ要求フレームを生成及び送信することができる。該プローブ要求フレームにはフィルタ処理情報を含めることができる。フィルタ処理情報は、応答の要求されるAPを特定する情報であってもよいし、応答の要求されないAPを特定する情報であってもよい。
ステップS710、S720及びS730でプローブ要求フレームを送信することができる。このとき、プローブ要求フレームのブロードキャストであってもよいし、それぞれのAPに対するユニキャストであってもよい。
ステップS710、S720及びS730でそれぞれプローブ要求フレームを受信したAP1、AP2及びAP3は、上記のプローブ要求フレームに含まれるフィルタ処理情報を認識することができる。このフィルタ処理情報に基づいてプローブ応答フレームを送信するか否かを決定することができる。例えば、APはそれぞれ、自身が応答の要求される(又は、応答の要求されない)APであるか否かを判断又は確認し、プローブ応答フレームを送信するか否かを決定することができる。すなわち、上記フィルタ処理情報に基づいて、自身が応答の要求されるAPであると確認したAPは、プローブ応答フレームを上記STAに送信することを決定することができる。
図7の例示では、AP1及びAP2が応答の要求されるAPであり、AP3は応答の要求されないAPである場合を仮定する。これによって、ステップS740でAP1がSTAにプローブ応答フレームを送信し、ステップS750でAP2がSTAにプローブ応答フレームを送信することができる。一方、ステップS760ではAP3がプローブ応答フレームを送信しないことを決定することができる。
このようにプローブ要求フレームにフィルタ処理情報を含めることによって、STAは、不必要なプローブ応答フレームがAPから送信されないようにすることができる。したがって、不必要なトラフィックの発生が防止され、ネットワーク全般の送信速度及びSTAの初期リンク設定速度を向上させることができる。
実施例2
本実施例は、上記の実施例1の選択的フィルタ処理に基づくプローブ要求/応答方式の具体的な例示として、チャネル条件情報をフィルタ処理情報として用いる方法に関する。
チャネル条件は、受信信号強度制限の値で表現することができ、例えば、受信信号強度指示子(RSSI)、搬送波対干渉及び雑音比(CINR)、信号対雑音比(SNR)などを用いることができる。例えば、STAがAPを検出するためにプローブ要求/応答を行うとき、所定の基準以上のチャネル条件を期待できるAPだけからプローブ応答フレームが送信されるようにすることができる。すなわち、所定の基準以上のチャネル条件は信号強度の大きさで表現することができ、信号強度が強いほど高い送信速度を期待することができる。このように、APは、受信したプローブ要求フレームの受信信号強度が所定の制限値以上である場合にだけ、プローブ応答フレームを送信するように動作することによって、前述したフィルタ処理に基づくプローブ要求/応答動作を行うことができる。
STAがプローブ要求フレームを送信するとき、信号強度に関する情報要素(IE)を含めることによって、APがプローブ応答フレームを送信するか否かを決定するための上記の所定の基準を提供することができる。
図8は、本発明によるフィルタ処理情報として利用可能な情報要素の例示を示す図である。図8に例示する情報要素はプローブ要求フレーム内に含めることができる。
図8(a)乃至図8(c)は、フィルタ処理情報として受信信号強度制限値を用いる例示であり、それぞれ受信信号強度を、プローブ要求フレームRSSI、推奨CINR、推奨SNRで表現する場合を示す。
図8の各例示で、要素ID(Element ID)フィールドは、1オクテット長で規定でき、当該IEがフィルタ処理情報(又は、受信信号強度制限)に対するものであることを示す値に設定することができる。長さ(Length)フィールドは、1オクテット長で規定でき、続くフィールドの長さを示す値に設定することができる。
STAはAPを検出するために送信(例えば、ブロードキャスト)するプローブ要求フレーム内に所定の受信信号強度制限値を設定して送信することができる。図8(a)の例示において、プローブ要求フレームのRSSIフィールドは、例えば、−100dBm乃至40dBmの範囲のいずれか一つの値に設定することができる。このRSSIフィールドを含むプローブ要求フレームを受信したAPは、プローブ要求フレームの受信信号強度がRSSIフィールドで設定された値以上の場合にはプローブ応答フレームを送信するが、そうでない場合にはプローブ応答フレームを送信しない。
図8(b)及び図8(c)の例においては、受信信号強度制限値をCINRの形態又はSNRの形態で表現する。APは、当該受信信号強度制限値以上でプローブ要求フレームが受信される場合にだけ、プローブ応答フレームを送信する。
そのため、プローブ要求フレームの受信信号強度が所定の制限値未満である場合は、STAとAPとの間のチャネル条件が不良であるということを意味するため、APからプローブ応答フレームがSTAに送信されても、STAが当該APと連携しないことがあり、このようなプローブ応答フレームは不必要なトラフィックを誘発する可能性が高い。本発明の提案によれば、不必要なトラフィックの発生が未然に防止できるため、ネットワーク全般の性能が向上し、初期リンク設定速度を向上させることができる。
本実施例2の他の例示として、受信信号強度制限値を直接的に設定するフィルタ処理情報を用いる代わりに、単に受信信号強度制限によるフィルタ処理適用の有無だけを示す情報でフィルタ処理情報を構成してもよい。例えば、図8(a)乃至図8(c)の情報要素は、RSSI/CINR/SNR値を含むのではなく、RSSI/CINR/SNRに基づくフィルタ処理が適用されるか否かをオン/オフ方式で示す情報を含んでもよい。この場合、STAが送信したプローブ要求メッセージのRSSI又はSTAが送信した信号に対するCINR/SNR値が、APにあらかじめ設定されている基準値よりも小さいときはプローブ応答フレームを送信せず、上記基準値以上である場合にだけ、プローブ応答フレームを送信することができる。APにあらかじめ設定されている基準値はAPの設定によって変更してもよい。
実施例3
本実施例は、上記の実施例1の選択的フィルタ処理に基づくプローブ要求/応答方式の具体的な例示として、課金(charging)タイプ情報をフィルタ処理情報として用いる方法に関する。
図9は、本発明によるフィルタ処理情報として利用可能な情報要素の他の例示を示す図である。
課金タイプ情報を、APの属するネットワークが課金をするか否かに関する情報とすることができる。また、課金タイプ情報は特定条件でだけ無料(例えば、時間制無料)を示す情報であってもよい。このような場合、STAがAPを検出するとき、所望の課金タイプ(例えば、有料、無料、時間制無料など)に該当するAPだけを選別的に検出することができる。そのために、STAがプローブ要求フレームを送信する際、図9のような情報要素を含めることができる。このようなプローブ要求フレームを受信したAPは、自身の属したネットワークの課金方針(例えば、有料、無料、時間制無料など)と上記プローブ要求フレームに含まれる課金タイプ情報とを比較し、両者が一致する場合にはプローブ応答フレームを送信し、そうでない場合にはプローブ応答フレームを送信しない。これによって、STAが連携を結ばないネットワークからプローブ応答フレームが送信されることを防止し、不必要なトラフィックの発生を未然に防止するため、ネットワーク全般の性能を向上させ、初期リンク設定速度を向上させることができる。
上記の実施例2及び3のフィルタ処理情報(すなわち、受信信号強度制限情報及び課金特性情報)を併用してもよい。例えば、無料ネットワークのAPのうち、受信信号強度が所定の基準値以上であるAPだけからプローブ応答フレームが送信されるようにフィルタ処理情報を設定してもよい。
実施例4
前述の例示ではフィルタ処理情報(例えば、チャネル条件(又は、受信信号強度制限)及び/又は課金タイプ)に基づいて、プローブ応答フレームを送信し、又は送信しない動作について提案した。本実施例では、フィルタ処理情報に基づいて、プローブ応答フレームの送信時点を延期する方法について提案する。
代表的な例示として、フィルタ処理情報が受信信号強度制限である場合を挙げて本実施例について説明する。しかし、本発明の範囲がこれに制限されるものではなく、他の属性のフィルタ処理情報を用いる場合にも、以下に説明する原理を同様に適用することができる。
APは、STAが送信したプローブ要求フレームを受信し、このプローブ要求フレームの受信信号強度がプローブ要求フレームに含まれる受信信号強度制限値(又は、推奨RSSI)よりも小さい場合に、プローブ応答フレームの送信を延期することができる。
具体的には、プローブ応答フレームの送信時点は次のように決定することができる。
プローブ要求フレームの受信信号強度が、プローブ要求メッセージに含まれる受信信号強度制限値以上である場合には、プローブ応答フレームを直ちに送信するように規定することができる。
プローブ要求フレームの受信信号強度が、プローブ要求メッセージに含まれる受信信号強度制限値未満である場合は、所定の時間区間の間に待機した後にプローブ応答フレームを送信するように規定することができる。ここで、所定の時間区間は、例えば、Tmax/nと定めることができる。ここで、Tmaxは、最大チャネル監視時間を意味し、これは、STAがプローブ要求フレームを送信した後にプローブ応答フレームを監視する時間に該当する。すなわち、特定チャネル上でプローブ要求フレームを送信してからTmaxの間にプローブ応答フレームを受信できないときは、STAは他のチャネル上でプローブ要求/応答動作を行ってもよい。Tmax及び/又はn値はプローブ要求フレームに含めて送信してもよいし、APであらかじめ設定された値を適用してもよい。上記nの値はプローブ応答メッセージ送信の延期時間を決定するためのパラメータとして用いることができ、n値を調節することによってAPのプローブ応答フレーム送信延期時間を制御することができる。例えば、Tmaxを固定した値と仮定すると、選択的フィルタ処理情報を満たせない場合、APが短い時間だけ待機した後にプローブ応答フレームを送信するようにするために、n値を大きく設定してもよい。ただし、プローブ応答フレーム延期時間が上記の例示に制限される訳ではなく、様々な方式で延期時間を設定してもよい。
さらに、あるSTAが送信したプローブ要求フレームに含まれるフィルタ処理条件を満たさないため、第1APがプローブ応答フレームの送信を延期した状態で、上記STAが第2APと連携を結んだことを第1APが認知した場合に、該第1APはSTAへのプローブ応答フレーム送信を取り消してもよい。
上記のような本発明の提案による選択的フィルタ処理情報を含む第1フレーム(例えば、プローブ要求フレーム)及びフィルタ処理情報によって送信されるか否かが決定される第2フレーム(例えば、プローブ応答フレーム)を用いる高速リンク設定方法において、前述した本発明の様々な実施例で説明した事項を独立して適用してもよいし、又は、二つ以上の実施例が同時に適用されるように具現してもよい。ここで、重複する内容は明確性のために説明を省略する。
図10は、本発明の一実施例によるAP装置(又は、基地局装置)及びSTA装置(又は、端末装置)の例示的な構成を示すブロック図である。
AP 10は、プロセッサ11、メモリ12、送受信器13を備えることができる。STA 20は、プロセッサ21、メモリ22、送受信器23を備えることができる。
送受信器13及び23は無線信号を送信/受信することができ、例えば、IEEE 802システムに基づく物理層を具現することができる。
プロセッサ11及び21は、送受信器13及び21に接続して、IEEE 802システムに基づく物理層及び/又はMAC層を具現することができる。プロセッサ11及び21は、前述した本発明の様々な実施例の一つ又は二つ以上の組合せによる動作を実行するように構成してもよい。
また、前述した本発明の様々な実施例によるAP及びSTAの動作を具現するモジュールは、メモリ12及び22に記憶され、プロセッサ11及び21によって実行されてもよい。メモリ12及び77は、プロセッサ11及び21の内部に組み込まれ、又はプロセッサ11及び21の外部に設けられて、プロセッサ11及び21並びに公知の手段によって接続されてもよい。
前述したAP装置10及びSTA装置20に関する説明は、他の無線通信システム(例えば、LTE/LTE−Aシステム)における基地局装置及び端末装置にそれぞれ適用してもよい。
このようなAP及びSTA装置の具体的な構成は、前述した本発明の様々な実施例で説明した事項が独立して適用され、又は二つ以上の実施例が同時に適用されるように具現してもよく、重複する内容は明確性のために説明を省略する。
上述した本発明の実施例は様々な手段によって具現することができる。例えば、本発明の実施例をハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア又はそれらの結合などによって具現することができる。
ハードウェアによる具現の場合、本発明の実施例は、一つ又はそれ以上の特定用途集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラム可能論理デバイス(PLD)、フィールドプログラム可能ゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサなどによって具現することができる。
ファームウェア又はソフトウェアによる具現の場合、本発明の実施例は、以上で説明された機能又は動作を実行するモジュール、手順又は関数などの形態で具現することができる。ソフトウェアコードは、メモリに記憶されて、プロセッサによって駆動されてよい。メモリは、プロセッサの内部又は外部に設けられ、公知の様々な手段によってプロセッサとデータを交換することができる。
このようなAP/STAのための装置の要素のうち、プロセッサ11及び21の構造についてより詳しく説明する。
図11に、本発明の一実施例によるAP装置又はSTA装置のプロセッサの例示的な構造を示す。
図10のAP又はSTAのプロセッサ11又は21は、複数の階層構造を有することができ、図11は、複数の階層の中でも特にデータリンク層(DLL)上のMAC副層(sublayer)1410及び物理層1420を重点的に示している。図11に示すように、物理層1420は、物理層融合手続(Physical Layer Convergence Procedure、PLCP)エンティティ1421、及び物理媒体依存(Physical Medium Dependent、PMD)エンティティ1422を含むことができる。MAC副層1410及び物理層1420は概念的にMAC副層管理エンティティ(MAC sublayer Management Entity、MLME)1411と呼ばれる管理エンティティをそれぞれ含む。これらのエンティティ1411,14121は、階層管理機能が作動する階層管理サービスインタフェースを提供する。
正確なMAC動作を提供するために、無線局管理エンティティ(Station Management Entity、SME)1430がそれぞれのSTA内に存在する。SME 1430は、別々の管理プレーン内に存在したり、又は離れている(off to the side)ように見えたりする、階層独立的なエンティティである。SME 1430の正確な機能を本明細書では具体的に説明しないが、一般に、このようなエンティティ 1430は、様々な階層管理エンティティ(LME)から階層従属的な状態を収集し、階層特定パラメータの値を類似するように設定するなどの機能を担当するものと見なすことができる。SME 1430は通常、一般システム管理エンティティの代わりに(on behalf of)このような機能を果たし、標準管理プロトコルを具現することができる。
図11に示すエンティティは様々な方式で相互作用する。図11では、GET/SETプリミティブを交換するいくつかの例示を示す。XX−GET.requestプリミティブは、与えられたMIB attribute(管理情報ベース属性情報)の値を要求するために用いられる。XX−GET.confirmプリミティブは、Statusが「成功」である場合は適切なMIB属性情報値を返却し、そうでない場合はStatusフィールドでエラー表示を返却するために用いられる。XX−SET.requestプリミティブは、指定されたMIB属性が、与えられた値に設定されるように要求するために用いられる。このMIB属性が特定動作を意味する場合、これは、当該動作が行われることを要求する。そして、XX−SET.confirmプリミティブは、statusが「成功」である場合は指定されたMIB属性が要求された値に設定されたことを確かめ、そうでない場合はstatusフィールドでエラー条件を返却するために用いられる。MIB属性が特定動作を意味する場合、これは、当該動作が行われたことを確かめさせる。
図11に示すように、MLME1411及びSME 1430は、様々なMLME_GET/SETプリミティブをMLME_SAP 1450を介して交換することができる。また、図11に示すように、様々なPLME_GET/SETプリミティブを、PLME_SAP 1460を介してPLME 1421とSME 1430との間で交換してもよいし、MLME−PLME_SAP 1470を介してMLME 1411とPLME1470との間で交換してもよい。
上述したように開示された本発明の好適な実施例に関する詳細な説明は、当業者が本発明を具現して実施し得るように提供された。以上、本発明の好適な実施例を参照して説明したが、当該技術の分野における熟練した者には、添付の特許請求の範囲に記載された本発明を様々に修正及び変更できるということが理解できるであろう。したがって、本発明はここに示した実施の形態に制限されるものではなく、ここに開示された原理及び新規な特徴と一致する最も広い範囲を付与するためのものである。
上述したような本発明の様々な実施の形態は、IEEE 802.11システムを中心に説明したが、様々な移動通信システムに同一の方法で適用することができる。

Claims (6)

  1. 無線通信システムにおいて無線局(STA)が高速リンク設定を行う方法であって、
    フィルタ処理情報を含むプローブ要求フレームを一つ以上のアクセスポイント(AP)に送信するステップであって、前記フィルタ処理情報を含む前記プローブ要求フレームは前記一つ以上のAPにブロードキャストされる、ステップと、
    前記APの一部または全てからプローブ応答フレームを受信するステップと、を有し、
    前記プローブ応答フレームが送信されるか否かは、前記フィルタ処理情報に基づいて決定され、
    前記フィルタ処理情報は、受信信号強度制限値を含み、
    前記APの一部または全てが前記プローブ応答フレームを送信するか否かは、前記プローブ要求フレームの受信信号強度の値に基づいて特定され、
    前記APの一部または全てが前記プローブ応答フレームを送信するか否かは、さらに、前記フィルタ処理情報に含まれる前記受信信号強度制限値と前記プローブ要求フレームの受信信号強度の値を比較することにより特定される、方法。
  2. 前記フィルタ処理情報は課金タイプ情報を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記プローブ応答フレームを送信するAPは、課金方針が前記課金タイプ情報と一致するAPである、請求項2に記載の方法。
  4. 前記フィルタ処理情報により前記プローブ応答フレームを送信しないAPは、前記プローブ応答フレームを送信しないことに代えて、前記プローブ応答フレームの送信を延期する、請求項1に記載の方法。
  5. 前記プローブ応答フレームの送信が延期される時間に関する設定情報は前記プローブ要求フレームに含まれる、請求項4に記載の方法。
  6. 無線通信システムにおける高速リンク設定を行う無線局(STA)であって、
    送受信器と、
    プロセッサと、を備え、
    前記プロセッサは、
    フィルタ処理情報を含むプローブ要求フレームを、前記送受信器を用いて一つ以上のアクセスポイント(AP)に送信し、前記APの一部または全てからプローブ応答フレームを、前記送受信器を用いて受信するように構成され、
    前記フィルタ処理情報を含む前記プローブ要求フレームは前記一つ以上のAPへブロードキャストされ、
    前記プローブ応答フレームが送信されるか否かは、前記フィルタ処理情報に基づいて決定され、
    前記フィルタ処理情報は、受信信号強度制限値を含み、
    前記APの一部または全てが前記プローブ応答フレームを送信するか否かは、前記プローブ要求フレームの受信信号強度の値に基づいて特定され、
    前記APの一部または全てが前記プローブ応答フレームを送信するか否かは、さらに、前記フィルタ処理情報に含まれる前記受信信号強度制限値と前記プローブ要求フレームの受信信号強度の値を比較することにより特定される、STA。
JP2014557565A 2012-02-14 2013-02-14 無線lanシステムにおけるフィルタ処理に基づく走査方法及び装置 Active JP6498443B6 (ja)

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201261598354P 2012-02-14 2012-02-14
US201261598355P 2012-02-14 2012-02-14
US61/598,354 2012-02-14
US61/598,355 2012-02-14
US201261602564P 2012-02-23 2012-02-23
US61/602,564 2012-02-23
PCT/KR2013/001156 WO2013122398A1 (ko) 2012-02-14 2013-02-14 무선랜 시스템에서 필터링 기반 스캐닝 방법 및 장치

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2015510733A JP2015510733A (ja) 2015-04-09
JP6498443B2 true JP6498443B2 (ja) 2019-04-10
JP6498443B6 JP6498443B6 (ja) 2019-05-08

Family

ID=48984459

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014557565A Active JP6498443B6 (ja) 2012-02-14 2013-02-14 無線lanシステムにおけるフィルタ処理に基づく走査方法及び装置

Country Status (6)

Country Link
US (2) US9433022B2 (ja)
EP (1) EP2830362B1 (ja)
JP (1) JP6498443B6 (ja)
KR (1) KR20140129005A (ja)
CN (1) CN104221438B (ja)
WO (1) WO2013122398A1 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102055865B1 (ko) * 2012-06-28 2019-12-13 주식회사 케이티 무선랜 시스템에서 액세스 포인트의 검색 방법
US9380602B2 (en) * 2012-10-16 2016-06-28 Lg Electronics Inc. Method and station for accessing channel in wireless LAN
US9288273B2 (en) * 2013-01-23 2016-03-15 Qualcomm Incorporated Systems and methods for pre-association discovery of services on a network
JP6211888B2 (ja) * 2013-10-18 2017-10-11 日本電信電話株式会社 無線通信システムおよび無線通信方法
US10051581B2 (en) 2014-03-14 2018-08-14 Interdigital Patent Holdings, Inc. Wifi efficient network transition
KR102167933B1 (ko) * 2014-07-31 2020-10-20 삼성전자주식회사 무선랜 시스템에서 액세스 포인트 탐색 방법 및 장치
CN105940720B (zh) * 2014-10-16 2019-11-29 华为技术有限公司 一种触发注册机协议交互的方法、接入点、站点
US10194375B2 (en) * 2015-03-30 2019-01-29 Futurewei Technologies, Inc. System and method for controlling network signaling loads in a wireless network
CN107241763B (zh) * 2016-03-29 2020-07-07 华为技术有限公司 探测响应方法及装置
CN106385695B (zh) * 2016-09-23 2020-03-06 新华三技术有限公司 一种探测响应帧的发送方法及装置
CN107979877B (zh) 2016-10-25 2021-01-01 华为技术有限公司 关联无线局域网的方法、设备和中心接入点
CN111213407B (zh) 2017-09-16 2022-04-05 艾锐势有限责任公司 基于探测历史的选择性探测响应抑制的设备和方法
WO2019068106A1 (en) 2017-09-30 2019-04-04 Arris Enterprises Llc ACCESS POINT DISCOVERY OF WIRELESS NETWORK TOPOLOGY
US10772002B2 (en) * 2018-03-13 2020-09-08 Arris Enterprises Llc Selective probe-response suppression based on SNR
CN109246798A (zh) * 2018-10-16 2019-01-18 杭州迪普科技股份有限公司 一种无线局域网中终端接入的处理方法及装置
US11240661B2 (en) 2019-09-03 2022-02-01 Cisco Technology, Inc. Secure simultaneous authentication of equals anti-clogging mechanism
JP7244093B2 (ja) * 2020-04-23 2023-03-22 Necプラットフォームズ株式会社 無線通信システム、無線通信装置、無線接続方法及びプログラム
US11540199B2 (en) * 2020-06-30 2022-12-27 Arris Enterprises Llc Discovery of a network topology from a client perspective
US20230105571A1 (en) * 2021-09-17 2023-04-06 Qualcomm Incorporated Roaming candidate selection with overlapping basic service set (obss) detection

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006186449A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Hitachi Ltd 移動無線端末装置および無線通信システム
US7580393B2 (en) * 2006-10-02 2009-08-25 Tropos Networks, Inc. Probe response determination
EP2158731B1 (en) * 2007-06-01 2013-07-10 LG Electronics Inc. Scanning procedure in wireless lan, station supporting the same, and frame format therefor
EP2374334B1 (en) * 2008-12-04 2018-08-22 Philips Lighting Holding B.V. Methods for selecting and controlling devices
JP5257273B2 (ja) * 2009-06-30 2013-08-07 富士通株式会社 移動端末の認証方法およびその方法に用いられる装置
JP5397114B2 (ja) * 2009-09-15 2014-01-22 富士通株式会社 無線端末、無線基地局及び無線通信システムにおける通信方法
US8885621B2 (en) 2010-04-26 2014-11-11 Intel Corporation Method, apparatus and system for switching traffic streams among multiple bands
US9161293B2 (en) * 2011-09-28 2015-10-13 Avaya Inc. Method and apparatus for using received signal strength indicator (RSSI) filtering to provide air-time optimization in wireless networks
US20130109314A1 (en) * 2011-10-27 2013-05-02 Nokia Corporation Method, apparatus, and computer program product for stopping reception of discovery responses in wireless networks
US9185725B2 (en) * 2011-12-15 2015-11-10 Nokia Technologies Oy Request-response procedure for wireless network

Also Published As

Publication number Publication date
CN104221438B (zh) 2018-11-30
JP2015510733A (ja) 2015-04-09
US20160007386A1 (en) 2016-01-07
EP2830362B1 (en) 2018-07-18
US20160353492A1 (en) 2016-12-01
CN104221438A (zh) 2014-12-17
JP6498443B6 (ja) 2019-05-08
US9433022B2 (en) 2016-08-30
EP2830362A4 (en) 2015-11-04
KR20140129005A (ko) 2014-11-06
EP2830362A1 (en) 2015-01-28
WO2013122398A1 (ko) 2013-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6498443B2 (ja) 無線lanシステムにおけるフィルタ処理に基づく走査方法及び装置
US10542440B2 (en) Integrated wireless local area network for spectrum sharing
US11576112B2 (en) Discovery and security in LWA communication
JP6259102B2 (ja) 無線lanシステムにおいてセクター化された送信機会を用いた動作方法及び装置
US9596645B2 (en) Method and apparatus for maintaining association in wireless LAN system
RU2639296C1 (ru) Способ и устройство для приема и передачи кадра, содержащего идентификатор частичной ассоциации в системе беспроводной локальной сети (lan)
KR101632222B1 (ko) 무선랜 시스템에서 고속 링크 동기화 방법 및 장치
KR20160132456A (ko) 와이파이 효율적 네트워크 전이
KR101606811B1 (ko) 무선랜 시스템에서 고속 링크 셋업 방법 및 이를 위한 장치
WO2013085366A1 (ko) 무선 통신 시스템에서 고속 링크 셋업 방법 및 장치
KR101629339B1 (ko) 무선랜 시스템에서 고속 링크 동기화 방법 및 장치
KR20140129006A (ko) 무선랜 시스템에서 고속 링크 셋업 방법 및 장치
US20150078358A1 (en) Method and apparatus for setting up high-speed link in wlan system
KR20220020947A (ko) 다중 액세스포인트 보조 전송 방법, 장치, 저장 매체 및 전자 장치
WO2024102398A1 (en) Improving wireless performance using auxiliary radios

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170328

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170525

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170912

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171218

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20171226

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20180202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190313

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6498443

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250