JP6497182B2 - Driving posture adjustment device for autonomous driving vehicle - Google Patents
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Description
本発明は、自動運転車両を運転中の、運転者の姿勢を適宜変更可能とする運転姿勢調整装置に関する。 The present invention relates to a driving posture adjusting device that can change the posture of a driver while driving an autonomous driving vehicle.
運転者によるステアリング操作、及びペダル操作を不要として自動走行する自動運転車両では、運転時間が長時間になると着座姿勢を変更したいと感じることがある。運転姿勢を変更可能とした運転姿勢調整装置として、例えば、特許文献1に開示されたものが知られている。 In an automatic driving vehicle that automatically travels without requiring a steering operation and pedal operation by a driver, it may be desired to change the sitting posture when the driving time is long. For example, a device disclosed in Patent Document 1 is known as a driving posture adjusting device that can change the driving posture.
該特許文献1では、運転席シートのシートバックが後方に傾斜し、且つ、シート座面が前方の斜め下方向に傾斜することにより、運転席シートに着座している運転者の疲労を回復させることが記載されている。 In Patent Document 1, the driver seat seated in the driver's seat is recovered from fatigue by the seat back of the driver's seat being inclined backward and the seat seat surface being inclined obliquely downward in the front. It is described.
しかしながら、上述した特許文献1に開示された従来例は、運転席のシート座面が変化する構成であり、自動運転時に使用される足置き部(「フットレスト」とも言う)を変化させることについて開示されていない。従って、長時間の運転により下肢を伸ばしたい場合に、容易に伸ばすことができないという問題があった。 However, the conventional example disclosed in Patent Document 1 described above is a configuration in which the seat seat surface of the driver's seat changes, and discloses that the footrest portion (also referred to as “footrest”) used during automatic driving is changed. It has not been. Therefore, there is a problem that when it is desired to extend the lower limb by driving for a long time, it cannot be easily extended.
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、運転者が容易に下肢を伸ばすことが可能な自動運転車両の運転姿勢調整装置を提供することにある。 The present invention has been made to solve such conventional problems, and an object of the present invention is to provide a driving posture adjusting device for an autonomous driving vehicle in which a driver can easily extend a lower limb. There is to do.
上記目的を達成するため、本願発明は、自動運転の実行時に、自動運転中であることを、運転者に提示する情報提示部と、運転者による姿勢変更の意思を検出する姿勢変更意思判断部と、を備える。更に、運転者の姿勢を変化させる可動部と、運転者による姿勢変更の意思が検出された際に、可動部をアンロックとし、自動運転中ではない、もしくは運転者の姿勢変更の意思が検出されていない場合には前記可動部をアンロックしないように制御する可動制御部と、を備える。 In order to achieve the above object, the present invention provides an information presentation unit for presenting to the driver that automatic driving is being performed at the time of execution of automatic driving, and a posture change intention determining unit for detecting the intention of the driver to change posture. And comprising. Furthermore, when a movable part that changes the driver's posture and the driver's intention to change the posture are detected, the movable part is unlocked, and automatic driving is not being detected or the driver's intention to change the posture is detected. A movable control unit that controls the movable unit not to be unlocked when the movable unit is not unlocked .
本発明に係る運転姿勢調整装置では、車両が自動運転で走行している場合は、運転者による操作が不要であることが情報提示部にて提示される。そして、運転者による運転姿勢の意思が検出された場合には、可動制御部により可動部を可動させる。従って、運転者は運転席に着座している際の姿勢を変更することができるようになり、容易に下肢を伸ばすことが可能となる。 In the driving posture adjusting apparatus according to the present invention, when the vehicle is traveling in an automatic driving, the information presenting unit indicates that no operation by the driver is necessary. When the driver's intention of driving posture is detected, the movable control unit moves the movable unit. Therefore, the driver can change the posture when sitting in the driver's seat, and can easily extend the lower limbs.
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態の構成説明]
図1は、本発明の実施形態に係る運転姿勢調整装置が搭載された自動運転車両の運転席周辺の構成を模式的に示す説明図である。また、図2は、図1に示すコントローラ50の詳細な構成を示すブロック図である。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[Description of Configuration of First Embodiment]
FIG. 1 is an explanatory diagram schematically showing a configuration around a driver's seat of an automatic driving vehicle equipped with a driving posture adjusting apparatus according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a block diagram showing a detailed configuration of the
自動運転車両は、ステアリング操作やペダル操作等の、通常運転者が行う操作を代行して車両を走行させる機能を備えており、運転者は運転席に座った状態で、運転操作することなく車両を走行させることができる。 An autonomous driving vehicle has a function of driving a vehicle on behalf of operations performed by a normal driver such as a steering operation and a pedal operation, and the driver sits in a driver's seat and does not perform a driving operation. Can be run.
図1に示すように、自動運転車両100(以下、「車両100」と略す)の運転席には、運転者用のシート10が設けられており、該シート10は、運転者D1が着座するシート座面11と、運転者D1の背もたれとなるシートバック12から構成されている。また、運転者D1の前方にはステアリング20が設けられ、ステアリング20の下方の床面15には、自動運転制御が実行されているときに運転者D1が足を乗せるための足置き部14(「フットレスト」ともいう)が設けられている。足置き部14は、左足用、右足用の2つが設けられている。図では、一方のみを示している。なお、本発明はこれに限定されず、一方のみの足置き部14としてもよい。
As shown in FIG. 1, a driver's
更に、運転者D1の姿勢変化を総括的に制御するコントローラ50を備えている。コントローラ50は、図2に示すように、姿勢変更意思判断部51と、可動制御部52、及び情報提示制御部53を備えている。更に、姿勢変更意思判断部51には、車両の乗員による入力操作を受け付ける入力部55が接続されている。情報提示制御部53には各種の情報、特に、自動運転の実行時に、自動運転中であることを知らせるための情報を画面に表示する表示部54(情報提示部)が接続されている。コントローラ50の詳細については後述する。なお、コントローラ50は、例えば、中央演算ユニット(CPU)や、RAM、ROM、ハードディスク等の記憶手段からなる一体型のコンピュータとして構成することができる。
Furthermore, the
図1に示すように、足置き部14には、運転者D1の足が載置面に乗せられたときの荷重を検出する荷重センサ25(図では「足置き部荷重センサ」と表記)が設けられている。該足置き部荷重センサ25で検出される荷重データは、コントローラ50の姿勢変更意思判断部51に出力される。
As shown in FIG. 1, the
シート座面11には、該シート座面11に加えられる荷重を検出するシート座面荷重センサ26が設けられている。同様に、シートバック12には、該シートバック12に加えられる荷重を検出するシートバック荷重センサ27が設けられている。シート座面荷重センサ26、及びシートバック荷重センサ27で検出された荷重データは、それぞれコントローラ50の姿勢変更意思判断部51に出力される。
The
そして、姿勢変更意思判断部51は、足置き部14の荷重センサ25で検出される荷重、シート座面荷重センサ26で検出される荷重、及びシートバック荷重センサ27で検出される荷重のうちの少なくとも一つに基づいて、運転者D1に姿勢変更の意思があるか否かを判断する。例えば、足置き部14に加えられる荷重(荷重センサ25にて検出される荷重)が大きく、且つ、シートバックに加えられる荷重(シートバック荷重センサ27で検出される荷重)が大きい場合には、運転者D1は、身体を伸ばそうとしているものと判断し、姿勢変更の意思があるものと判断する。詳細については、後述する。
Then, the posture change
一方、足置き部14には、該足置き部14の傾斜角度、上下位置、及び前後位置を変化させる足置き部可動機構24(可動部)が設けられている。具体的には、足置き部可動機構24は、足置き部14の踵部位(運転者D1の踵が置かれる部位、後述する図4のQ1)を支点として傾斜角度を変更する機能を有する。更に、足置き部14全体を前後方向にスライド移動させる機能、及び足置き部14を上下に昇降させる機能を備えている。
On the other hand, the
また、該足置き部可動機構24には、可動をロックするためのロック機能が設けられている。そして、足置き部可動機構24は、図2に示すコントローラ50の可動制御部52と接続され、該可動制御部52の制御下で可動のロック、アンロックが切り替えられる。即ち、足置き部可動機構24がアンロックされた場合には、運転者D1は足置き部14の傾斜角度、前後位置、及び上下位置を任意に変更できるので、下肢やつま先を伸縮させることが可能となる。また、足置き部可動機構24がロックされた場合には、足置き部14の傾斜角度、前後位置、上下位置は運転操作に適した基準位置に固定され、下肢やつま先の伸縮運動はできなくなる。
Further, the
なお、足置き部可動機構24は、足置き部14の傾斜角度、前後位置、上下位置を能動的に可動させることや、運転者の操作により変更可能な状態のいずれかとすることができる。能動的に可動させる場合には、足置き部14の傾斜角度を予め設定した傾斜角度に変更し、前後位置、及び上下位置を予め設定した位置に変更する。一方、変更可能な状態とした場合には、運転者の操作により、適宜、足置き部14の傾斜角度、前後位置、上下位置を変更可能な状態にすることが可能になる。
In addition, the
シート座面11には、該シート座面11を変化させるためのシート座面可動機構28(可動部)が設けられている。該シート座面可動機構28は、シート座面11の傾斜角度を変更する。また、シート座面11が前後方向に2分割されており、このうち前側シート座面11bが後側シート座面11aに対して傾斜、或いは平行移動が可能な構成とされている(後述する図9(d)参照)。
The
図9は、シート座面11が変化する状況を模式的に示す説明図である。図9(a)に示すように、シート座面11は、支点P1を中心として上方向に傾斜し、また、図9(b)に示すように、下方向に傾斜する。更に、後側シート座面11aと前側シート座面11bに分割されている場合には、図9(c)に示すように、支点P2を中心として前側シート座面11bが後側シート座面11aに対して傾斜する。また、図9(d)に示すように、スライド部R1にて前側シート座面11bが後側シート座面11aに対して平行移動する。そして、これらの変化は、シート座面可動機構28により制御される。本実施形態に係るシート座面11は、図9(a)及び(b)、(c)、(d)のうちの少なくとも一つの機能を備えている。
FIG. 9 is an explanatory diagram schematically showing a situation in which the
なお、シート座面可動機構28についても、前述した足置き部可動機構24と同様に、傾斜角度を能動的に可動させることや、運転者D1の操作により変動可能な状態のいずれかとすることができる。能動的に可動させる場合には、シート座面11の傾斜角度を予め設定した傾斜角度、例えば、リクライニングに適した角度となるように変更する。一方、変更可能な状態とした場合には、運転者の操作により、適宜、シート座面11の傾斜角度を変更可能な状態にする。図9(c)、(d)に示すように、2つのシート座面11a、11bに分割されている場合についても同様に、能動的に変化させる場合と、運転者D1により変更可能な状態にすることができる。
Note that the seat seat surface
以下の説明では、足置き部14の傾斜角度、及びシート座面11の傾斜角度が、運転者D1の操作により変更可能な状態となる例について説明する。
[第1実施形態の作用の説明]
以下、本実施形態に係る運転姿勢調整装置の作用について説明する。本実施形態では、車両が自動運転されており、且つ、運転者D1に姿勢変更の意思があると判断された場合には、足置き部可動機構24、及びシート座面可動機構28をアンロックして、運転者が下肢を伸ばすことが可能な状態にする。
In the following description, an example in which the inclination angle of the
[Description of Operation of First Embodiment]
Hereinafter, the operation of the driving posture adjusting apparatus according to the present embodiment will be described. In the present embodiment, when it is determined that the vehicle is automatically driven and the driver D1 intends to change the posture, the footrest
図3は、第1実施形態に係る運転姿勢調整装置による処理手順を示すフローチャートである。この処理は、図2に示すコントローラ50によって実行される。
FIG. 3 is a flowchart illustrating a processing procedure performed by the driving posture adjusting apparatus according to the first embodiment. This process is executed by the
初めに、図3のステップS11において、コントローラ50は、車両100が現在自動運転で走行しているか否かを判断する。自動運転中であれば(ステップS11でYES)、ステップS12に処理を進め、自動運転中でなければ(ステップS11でNO)、ステップS16に処理を進める。
First, in step S11 of FIG. 3, the
ステップS12において、情報提示制御部53は、運転者D1による運転操作が不要であることを、表示部54に表示して、この内容を運転者D1に知らせる。
In step S12, the information
ステップS13において、姿勢変更意思判断部51は、運転者に姿勢変更の意思があるか否かを判断する。以下、姿勢変更意思の有無を判断する例を、図10(a)〜(c)、図11(a)〜(c)に示す模式図を参照して説明する。
In step S13, the posture change
図10(a)は、足置き部14の荷重センサ25で所定値を上回る荷重が検出され、且つ、シート座面荷重センサ26で検出される荷重の増加量、或いは減少量が所定値を上回る場合に、姿勢変更の意思有りと判断する。例えば、運転時間が長時間に亘る場合には、運転者D1は下肢、或いはつま先を伸ばしたくなるものであり、このような場合には、必然的に足置き部14に加えらえる荷重が増加し、且つシート座面11に加わる荷重が変化する。よって、このような場合には、姿勢変更の意思ありと判断する。
In FIG. 10A, a load exceeding a predetermined value is detected by the
図10(b)は、足置き部14の荷重センサ25で所定値を上回る荷重が検出され、且つ、シートバック荷重センサ27で検出される荷重の増加量、或いは減少量が所定値を上回る場合に、姿勢変更の意思有りと判断する。つまり、運転者D1は背筋を伸ばし、且つ、つま先を伸ばそうとすると、必然的に足置き部14に加えらえる荷重が増加し、且つシートバック12に加わる荷重が変化する。よって、このような場合には、姿勢変更の意思ありと判断する。
FIG. 10B shows a case where a load exceeding a predetermined value is detected by the
図10(c)は、足置き部14が左足用と右足用の2つ設けられている場合であり、左右の足置き部14に同時に所定値を上回る荷重が加えられた場合に、姿勢変更の意思有りと判断する。つまり、左右同時に大きな荷重が加えられるということは、運転者D1が下肢を伸ばしたいという欲求があるものと判断できるので、このような場合には、姿勢変更の意思ありと判断する。
FIG. 10C shows the case where two
図11(a)は、シート座面11の左右に2つのセンサ(左側のシート座面荷重センサ、右側のシート座面荷重センサ)が設けられている場合であり、双方のセンサで検出される荷重のバランスが変化した場合に、姿勢変更の意思有りと判断する。例えば、シート座面11上に着座している運転者D1が左右のいずれか一方に重心を移動させると、一方の座面荷重センサの荷重は増大し、他方の座面荷重センサの荷重は減少する。このような場合は、運転者D1が身体を動かそうとしているものと判断して、姿勢変更の意思有りと判断する。
FIG. 11A shows a case where two sensors (left seat seat load sensor, right seat seat load sensor) are provided on the left and right sides of the
図11(b)は、シート座面11の前後に2つのセンサ(前側のシート座面荷重センサ、後側のシート座面荷重センサ)が設けられている場合であり、双方のセンサで検出される荷重のバランスが変化した場合に、姿勢変更の意思有りと判断する。
FIG. 11B shows a case where two sensors (front seat seat load sensor, rear seat seat load sensor) are provided before and after the
図11(c)は、シートバック12の上下に2つのセンサ(上側のシートバック荷重センサ、下側のシートバック荷重センサ)が設けられている場合であり、双方のセンサで検出される荷重のバランスが変化した場合に、姿勢変更の意思有りと判断する。具体的には、上側の荷重と下側の荷重の差分がプラスの数値である場合には、姿勢変更の意思有りと判断する。 FIG. 11C shows a case where two sensors (upper seat back load sensor and lower seat back load sensor) are provided above and below the seat back 12, and the load detected by both sensors is shown. When the balance changes, it is determined that there is an intention to change the posture. Specifically, when the difference between the upper load and the lower load is a positive value, it is determined that there is an intention to change the posture.
そして、本実施形態では、上記した図10(a)〜(c)、図11(a)〜(c)のいずれかの状況となった場合に、運転者D1による姿勢変更の意思が有るものと判断する。また、入力部55による操作入力により、運転者が直接姿勢変更の意思が有ることを入力してもよい。その結果、図3のステップS13の処理でYESとなり、ステップS14に処理を進める。
And in this embodiment, when it will be in any one of above-mentioned FIG. 10 (a)-(c) and FIG. 11 (a)-(c), there exists an intention of the attitude | position change by driver | operator D1. Judge. Further, it may be input by the operation input by the
ステップS14において、可動制御部52は、足置き部可動機構24をアンロックする。その結果、足置き部14は、踵位置を支点として傾斜角度を変更することが可能となる。また、足置き部14を前後方向にスライド移動させることが可能になる。更に、足置き部14を上下方向に昇降させることが可能になる。
In step S <b> 14, the
ステップS15において、可動制御部52は、シート座面可動機構28をアンロックする。その結果、シート座面11は、傾斜角度を変更することが可能となる。そして、足置き部14の変化に加え、シート座面11の傾斜角度を変化させることにより、図4に示すように、運転者D1は、符号Q1を支点として足置き部14を傾斜させることができ、且つ、シート座面11を下方に傾斜させることができるので、下肢、及び足のつま先部分を伸ばすことができる。その結果、全身を伸ばしてストレッチすることが可能となる。即ち、図5に示すように、自動運転時において、運転者D1は、下肢、及びつま先を伸ばしてストレッチすることが可能となる。
In step S15, the
更に、図6に示すように、足置き部14を図6(a)に示す位置から図6(b)に示すように上方にスライドさせ、且つ、シート座面11を上方に傾斜させることにより、膝の屈伸運動を行えるようになる。
Further, as shown in FIG. 6, the
また、図7に示すように、足置き部14を図7(a)に示す位置から図7(b)に示すように前方にスライドさせ、且つ、前後に分割されたシート座面11の前側シート座面11bを下方に移動させることにより、膝の屈伸運動を行えるようになる。
Further, as shown in FIG. 7, the
その後、ステップS11において、自動運転が終了した場合には(ステップS11でNO)、ステップS16において、コントローラ50は、足置き部可動機構24、及びシート座面可動機構28がアンロック中であるか否かを判断する。
Thereafter, when the automatic operation is finished in step S11 (NO in step S11), in step S16, the
アンロック中である場合には(ステップS16でYES)、ステップS17において、コントローラ50は、足置き部可動機構24、及びシート座面可動機構28をロックして、運転操作に適した状態に戻す。こうすることにより、運転者D1は即時に車両の運転姿勢をとって運転操作を行うことが可能となる。
If unlocked (YES in step S16), in step S17, the
[第1実施形態の効果の説明]
このようにして、本実施形態に係る運転姿勢調整装置では、車両100が自動運転中である場合に、現在自動運転中であり運転者D1による操作が不要であることを表示部54に表示する。運転者D1は、この表示を見ることにより、運転操作が不要であることを認識できる。運転者D1は、長時間の運転で疲れている場合等で、下肢を伸ばしてストレッチしたい場合には、足置き部14に荷重を加えたり、入力部55を操作する等の、姿勢変更の意思を示す動作を行う。姿勢変更意思判断部51は、運転者D1による姿勢変更の意思があるものと判断し、足置き部可動機構24、及びシート座面可動機構28をアンロックする。
[Description of Effects of First Embodiment]
Thus, in the driving posture adjusting apparatus according to the present embodiment, when the
従って、運転者D1は図5に示すように、下肢、及びつま先を伸ばして下半身をストレッチすることができ、例えば、長時間の運転時で筋肉が硬直したり、むくみがある場合等に、ストレッチ運動をすることができ、前方監視や運転操作への集中度を高めることが可能となる。 Accordingly, as shown in FIG. 5, the driver D1 can stretch the lower body by stretching the lower limbs and toes, for example, when the muscles are stiff or swollen during prolonged driving. It is possible to exercise and to increase the degree of concentration in forward monitoring and driving operations.
また、運転者D1による操作が不要であることが表示部54に表示されるので、運転者D1に対して姿勢を変更できる状況であるか否かを認識させることができる。従って、運転者D1は、足置き部14に荷重を加えたり、入力部55を操作する等の操作を行うことで、姿勢変更が可能な状態とすることができる。
Moreover, since it is displayed on the
また、足置き部可動機構24(可動部)は、運転席の床面15近傍に設けられる足置き部14の、傾斜角度、上下位置、及び前後位置の少なくとも一つを変化させることができ、且つ、可動制御部52は、足置き部可動機構24を制御して、足置き部14の、傾斜角度、上下位置、及び前後位置の少なくとも一つを可動させるので、運転者D1の要望に合った位置に足置き部14を移動、或いは傾斜させることができ、融通性に富んだ運転姿勢の調整が可能となる。
Further, the footrest moving mechanism 24 (movable portion) can change at least one of the inclination angle, the vertical position, and the front and rear position of the
更に、足置き部可動機構24は、図4に示したように、足置き部14の踵部位を支点にして上下方向に傾斜角度が変化するように、足置き部14を可動させるので、運転者D1はつま先を伸ばす運動を行うことができ、長時間運転時等でつま先が硬直している場合に、容易につま先を伸ばしてストレッチすることができる。
Furthermore, as shown in FIG. 4, the
また、足置き部可動機構24は、図6に示したように、足置き部14が上下方向に昇降するように可動させるので、運転者D1は足先を上方に上げて膝の屈伸運動を行うことができ、長時間運転時等で下肢が硬直している場合に、容易に膝の屈伸運動を行ってストレッチすることができる。
Further, as shown in FIG. 6, the
更に、足置き部可動機構24は、図7に示したように、足置き部14を前後方向にスライド移動するように可動させるので、運転者D1は足先を前方へ移動させて膝を伸ばすことができ、長時間運転時等で下肢が硬直している場合に、容易に膝を伸ばしてストレッチすることができる。
Further, as shown in FIG. 7, the
また、シート座面可動機構28(可動部)は、運転席のシート座面11の一部或いは全体の傾斜角度、及びシート座面11の一部の分割動作、の少なくとも一つを可動させる機能を備えている。そして、可動制御部52は、シート座面可動機構28を制御して、シート座面11の一部或いは全体の傾斜角度、及びシート座面11の分割動作のうちの少なくとも一つを可動させる。従って、運転者D1の要望に応じたシート座面11の位置を設定することができ、融通性に富んだ運転姿勢の調整が可能となる。
Further, the seat seat surface movable mechanism 28 (movable part) has a function of moving at least one of a part or the entire inclination angle of the
更に、シート座面可動機構28は、図4、図6に示したように、シート座面11の傾斜角度を上方、或いは下方に変化させることができるので、長時間運転時等で下肢が硬直している場合に容易に下肢をストレッチすることができる。
Further, as shown in FIGS. 4 and 6, the seat seat surface
また、シート座面可動機構28は、図7に示したように、シート座面11が後側シート座面11aと前側シート座面11bの2つに分割され(シート座面の一部が分割され)、前側シート座面11bが上方、或いは下方に移動するので、長時間運転時等で下肢が硬直している場合に容易にストレッチすることができる。
Further, as shown in FIG. 7, in the seat seat surface
なお、上述した第1実施形態では、自動運転中であることを提示する情報提示部として、表示部54を用いる例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ランプの点灯や音により知らせる(提示する)ことも可能である。
In the first embodiment described above, the example in which the
[変形例の説明]
次に、第1実施形態の変形例について説明する。前述した第1実施形態では、図4に示したように、足置き部14を踵部位である符号Q1を支点として傾斜させ、且つ、シート座面11を傾斜させることにより、運転者D1の下肢及びつま先を伸ばせるようにした。
[Description of modification]
Next, a modification of the first embodiment will be described. In the first embodiment described above, as shown in FIG. 4, the
変形例では、足置き部14のつま先部位、即ち、図8に示す符号Q2を支点として、足置き部14を傾斜させる構成とする。そして、足置き部可動機構24がアンロックされた場合には、図8に示すように、足置き部14を図8(a)に示す状態から図8(b)に示すように符号Q2の示す支点を軸として回転させる。更に、前後に2分割されたシート座面11のうち、前側シート座面11bを、後側シート座面11aに対して傾斜させることにより、膝の屈伸運動、及びふくらはぎの筋肉のストレッチを行えるようになる。
In the modification, the
従って、前述した第1実施形態と同様に、簡便な方法で足置き部可動機構24、及びシート座面可動機構28をアンロックし、下肢及びつま先を伸ばせられる状態とすることできる。
Accordingly, similarly to the first embodiment described above, the footrest
また、足置き部可動機構24は、図8に示したように、足置き部14のつま先部位を支点にして上下方向に傾斜角度が変化するように、足置き部14を可動させるので、運転者D1は踵を突き出す運動を行うことができ、長時間運転時等においては、下肢をリフレッシュすることができる。
Further, as shown in FIG. 8, the
また、シート座面可動機構28は、図8に示したように、シート座面11が後側シート座面11aと前側シート座面11bの2つに分割され、前側シート座面11bの傾斜角度(シート座面の一部の傾斜角度)を上方、或いは下方に変化させることができるので、長時間運転時等で下肢が硬直している場合に容易にストレッチすることができる。
Further, as shown in FIG. 8, the seat seat surface
以上、本発明の運転姿勢調整装置を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。 As mentioned above, although the driving posture adjusting apparatus of the present invention has been described based on the illustrated embodiment, the present invention is not limited to this, and the configuration of each part is replaced with an arbitrary configuration having the same function. be able to.
10 シート
11 シート座面
11a 後側シート座面
11b 前側シート座面
12 シートバック
15 床面
20 ステアリング
24 足置き部可動機構
25 荷重センサ
26 シート座面荷重センサ
27 シートバック荷重センサ
28 シート座面可動機構
50 コントローラ
51 姿勢変更意思判断部
52 可動制御部
53 情報提示制御部
54 表示部
55 入力部
100 自動運転車両
D1 運転者
DESCRIPTION OF
Claims (10)
自動運転の実行時に、自動運転中であることを、前記運転者に提示する情報提示部と、
前記運転者による姿勢変更の意思を検出する姿勢変更意思判断部と、
前記運転者の姿勢を変化させる可動部と、
自動運転中であり、且つ、前記運転者による姿勢変更の意思が検出された際に、前記可動部をアンロックとし、自動運転中ではない、もしくは運転者の姿勢変更の意思が検出されていない場合には前記可動部をアンロックしないように制御する可動制御部と、
を備えたことを特徴とする運転姿勢調整装置。
A driving posture adjusting device that is mounted on a vehicle capable of automatic driving to perform steering operation and pedal operation and adjusts the posture of the driver,
An information presenting unit for presenting the driver with the fact that the vehicle is in an automatic driving mode when the automatic driving is performed;
A posture change intention determination unit for detecting the intention of the posture change by the driver;
A movable part that changes the posture of the driver;
When the driver's intention to change the posture is detected during the automatic driving, the movable part is unlocked, and the driver is not in the automatic driving or the driver's intention to change the posture is not detected. In some cases, a movable control unit that controls the movable unit not to be unlocked ;
A driving posture adjusting device comprising:
前記可動制御部は、前記足置き部可動機構を制御して、前記足置き部の傾斜角度、前後位置、及び上下位置の少なくとも一つを可動させること
を特徴とする請求項1に記載の運転姿勢調整装置。 The movable part is a footrest part movable mechanism capable of changing at least one of an inclination angle, a vertical position, and a front and rear position of a footrest part provided in a driver's seat,
The driving according to claim 1, wherein the movable control unit controls the footrest moving mechanism to move at least one of an inclination angle, a front-rear position, and a vertical position of the footrest. Attitude adjustment device.
前記可動制御部は、前記シート座面可動機構を制御して、前記シート座面の一部或いは全体の傾斜角度、及び前記シート座面の分割動作のうちの少なくとも一つを可動させること
を特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載の運転姿勢調整装置。 The movable part further includes a seat seat surface movable mechanism that moves at least one of a part or the whole inclination angle of the seat seat surface of the driver's seat and a division operation of a part of the seat seat surface,
The movable control unit controls the seat seat surface movable mechanism to move at least one of a part or the whole inclination angle of the seat seat surface and a dividing operation of the seat seat surface. The driving posture adjusting apparatus according to any one of claims 2 to 6.
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