JP6489155B2 - 画像処理装置およびカメラ - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置およびカメラに関する。
複数の異なる領域の映像を一台のカメラで取得し、領域毎に異なる種類の判定に供する車両用撮像装置がある(例えば特許文献1参照)。
[特許文献1] 特開2010−223685号公報
上記撮影装置においては、領域毎に異なる種類の判定を一の画像処理部で処理する。このため、処理回路が複雑になり、処理時間も長くなる。
本発明の第1態様においては、画像を示す原画像データを取得して、画像における予め定められた部分領域に対応する第1画像データを抽出するデータ抽出部と、データ抽出部により抽出された第1画像データを解析して、解析結果を外部に出力するデータ解析部とを備え、データ抽出部は、原画像データのうち、データ解析部へ受け渡した部分領域を含まない画像に対応する第2画像データを外部に出力する画像処理装置が提供される。
本発明の第2態様においては、上記画像処理装置および撮像素子を備える車載カメラユニットが提供される。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
車両100の斜視図である。 撮像領域300の模式図である。 天空撮像光学系210の分解斜視図である。 雨滴撮像光学系230の分解斜視図である。 雨滴撮像光学系230の模式的断面図である。 画像データ400の模式図である。 内部回路240のブロック図である。 外部処理装置270のブロック図である。 前方画像データ430等の模式図である。 内部回路240の動作を示す流れ図である。 前方画像データ430等の模式図である。 内部回路241のブロック図である。 内部回路243のブロック図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明する。下記の実施形態は、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、車両100の前部を示す部分的且つ模式的な斜視図である。車両100は、ウインドシールド110、ワイパ120およびライトユニット130を備える。なお、記載を簡潔にする目的で、図中に矢印で示すように、車両100の車幅方向をX方向、車両100の高さ方向をY方向、車両100の進行方向をZ方向、とそれぞれ記載する場合がある。
ウインドシールド110は、車両100の車室前面に固定された強化ガラスにより形成される。ウインドシールド110の外面下端近傍には、ワイパ120が配される。ワイパ120は、一端を回転軸として往復回転動作し、ウインドシールド110の外表面を払拭する。これにより、ウインドシールド110に付着した雨滴、雪片等が除去され、運転車の前方視界が確保される。
ウインドシールド110内面には、ルームミラー112および車載カメラユニット200を併せて支持する支持部114が固定される。運転席に着座した運転者は、ウインドシールド110を通じた車両100前方の様子と、ルームミラー112を通じた車両100後方の様子とを、それぞれ観察できる。
車載カメラユニット200は、ウインドシールド110を通じて車室外の画像を撮影する。ウインドシールド110の外表面において、ワイパ120は、車載カメラユニット200の前方も払拭する。よって、車載カメラユニット200は、降雨時においてもウインドシールド110を通じて車室外を撮影できる。
ライトユニット130は、車両100の前端近傍に配される。ライトユニット130は、主灯、車幅灯、方向指示器、フォグランプ、デイタイムライト等の発光部を収容する。ライトユニット130において、主灯および車幅灯は夜間に点灯され、フォグランプは降雨、濃霧等、前方視界が劣化した場合に点灯される。デイタイムライトは、昼間に原動機が稼働している場合に点灯される。このように、ライトユニット130は、車両100のおかれた環境条件に応じて様々な点灯状態をとり得る。
図2は、車載カメラユニット200の撮像素子222の撮像領域300を示す。撮像素子222は、画素が二次元的に配されたCCD、CMOS等であり、被写体光に対応したデジタルの画像データを生成する。
撮像領域300は、前方領域330、天空領域310および雨滴領域320を含む。天空領域310は、撮像領域300のうち上辺に沿った横長の領域を占める。雨滴領域320は、撮像領域300から天空領域310を除いた領域において、撮像領域300の側辺に沿った一対の領域を占める。前方領域330は、撮像領域300から天空領域310および雨滴領域320を除いた領域全体を占める。前方領域330は、天空領域310および雨滴領域320に比較すると面積が広い。
前方領域330は、車両100の運転者が運転席からウインドシールド110を通じてZ方向を観察する外部空間を被写体とする。よって、前方領域330で取得される画像には、道路、車線、先行車両、標識等が含まれる。
天空領域310は、車両100に対してY方向を見上げた場合の天空を被写体とする。天空領域310で取得される画像には、空、雲等の識別可能なオブジェクトも含まれ得るが、主に輝度分布を示す。よって、天空領域310の解像度は、低くてもよい場合がある。
雨滴領域320は、ウインドシールド110の外表面に合焦しており、ウインドシールド110に雨滴、雪片等が付着した場合の当該付着物を含む画像を取得する。単に雨滴の有無を検出する場合は、雨滴領域320に高い解像度は要求されない。
図3は、車載カメラユニット200において天空領域310に天空の被写体光を導く天空撮像光学系210の分解斜視図である。天空撮像光学系210は、撮像部220の前に配されたライトガイドユニット211を含む。
ライトガイドユニット211は、互いに対向する入射端212および射出端214を有する。入射端212は、車両100の前方にあたるZ方向に面して配される。ライトガイドユニット211の入射端212は、射出端214に対して、Y方向について上方にずれた位置に配される。このため、入射端212と射出端214とは、Y方向について徐々に下降する傾斜した光路により結合される。これにより、撮像部220に対してY方向、即ち上方に位置する天空の被写体像が撮像部220に導かれる。
射出端214は、撮像部220の入射端に対面する。ここで、ライトガイドユニット211の射出端214は、撮像部220の撮像範囲の上端近傍に配される。これにより、ライトガイドユニット211から射出された被写体光束は、撮像領域300の天空領域310に入射する。
ライトガイドユニット211における傾斜した光路の上面および下面は、より低い屈折率を有するクラッド層216によりそれぞれ被覆される。よって、ライトガイドユニット211の入射端212から入射した被写体光束は、射出端214まで低損失に伝播される。
上記のようなライトガイドユニット211を設けることにより、車両100に対してZ方向に向かって設置された車載カメラユニット200を用いて、車両100に対してY方向に位置する天空の被写体像を、天空領域310で取得し、画像データを生成することができる。天空領域310の画像データを解析することにより、例えば、昼夜の別あるいは天候に応じた環境の明るさを検出できる。
図4は、車載カメラユニット200において雨滴領域320に被写体光を導く雨滴撮像光学系230の空間的な配置を示す分解斜視図である。雨滴撮像光学系230は、光源231、プリズム232、複数の反射鏡233、234、235を含む。また、雨滴撮像光学系230は、それぞれが光源231、プリズム232および複数の反射鏡233、234、235を含み、撮像部220の光軸に対してX方向に対称に形成された一対の光学系を含む。
一対の光学系の一方に着目すると、プリズム232の一面は、ウインドシールド110の内面に沿った傾きを有する。光源231は、プリズム232において、ウインドシールド110に沿って傾いた面に隣接する面に対向して配される。
光源231は、赤外帯域または近赤外帯域の照射光を発生してプリズム232の内部に向かって照射する。プリズム232内を伝播した照射光は、プリズム232においてウインドシールド110の内面に沿った面に隣接し、且つ、照射光が入射した面に対向する面から射出される。
複数の反射鏡233、234、235のうちのひとつの反射鏡233は、プリズム232から射出された照射光を反射する。更に、他の反射鏡234、235は、当該照射光を順次反射して、撮像部220の入射端に誘導する。雨滴撮像光学系230の射出端となる反射鏡235は、照射光を、撮像部220の撮像領域300の側方縁部近傍に誘導する。これにより、雨滴撮像光学系230から射出された照射光は、撮像領域300の雨滴領域320に導かれる。
図5は、雨滴撮像光学系230の断面図であり、雨滴領域320を撮像する雨滴撮像光学系230を形成する一対の光学系の一方の光学的機能を示す。また、図5には、前方領域330を撮像する場合に用いる前方撮像光学系224も併せて示す。
光源231から放射状に射出された照射光は、プリズム232内を平行光として伝播し、プリズム232の図中上面からウインドシールド110に向かって照射される。ウインドシールド110の内面には、反射防止層116が設けられる。これにより、ウインドシールド110の内面における照射光の反射が抑制され、照射光はウインドシールド110の外表面に照射される。なお、反射防止層116は、シリコン薄膜、誘電体多層膜等により形成できる。
ここで、照射光は、ウインドシールド110の外表面における領域Aと大気との界面において全反射を生じる角度で、ウインドシールド110外表面に照射される。よって、ウインドシールド110外表面における領域Aにおいて、照射光は効率よく反射され、再びウインドシールド110およびプリズム232内を伝播した後、プリズム232から反射鏡233に向かって射出される。
プリズム232から射出された照射光は、複数の反射鏡233、234、235に順次反射された後、撮像部220に入射される。ひとつの反射鏡234は凹面状の反射面を有するので、撮像部220には、ウインドシールド110における領域A全体の縮小像が入射する。
車両100においてウインドシールド110の外表面に雨滴、雪片等の付着物が付着した場合、ウインドシールド110外表面における屈折率差が変化する。よって、当該外表面における全反射の臨界角度が変化する。その結果、乾燥状態ではウインドシールド110外表面で全反射されていた照射光の一部が、ウインドシールド110の外側に射出される。
このため、ウインドシールド110の表面に雨滴等が付着した場合には、当該付着物が付着した領域において、雨滴撮像光学系230を通じて撮像部220に導かれる照射光の光量が低下する。よって、ウインドシールド110外表面に対する付着物の形状は、撮像部220により暗点として撮像される。このように、雨滴撮像光学系230を通じて撮像部220が生成した画像データを解析することにより、ウインドシールド110に付着した付着物の量を検出できる。
なお、上記の雨滴撮像光学系230は、他の構造にすることもできる。即ち、プリズム232に換えて、反射鏡、レンズ等を用いて照射光を平行光線に変換できる。また、反射鏡233、234、235としてすべて平面鏡を用い、レンズ等の他の光学部品により照射光を合焦させてもよい。また、反射鏡233、234、235の数が三枚に限られないことはいうまでもない。
また、図5に示すように、車載カメラユニット200において、撮像部220は、撮像素子222、前方撮像光学系224および絞り装置226を有する。前方撮像光学系224は、Z方向、即ち、車両100の前方に向かって車両100に設置される。また、前方撮像光学系224の途中には絞り装置226が配される。
前方撮像光学系224は、Z方向、即ち車両100前方の領域を、撮像領域300の前方領域330上に結像させる光学特性を有する。よって、撮像部220は、ウインドシールド110を通じて前方撮像光学系224に対して直接に入射する被写体光束により、前方領域330に入射した被写体像に対応した画像データを生成する。また、絞り装置226を動作させることにより、前方撮像光学系224の被写体深度を変化させることができると共に、撮像する場合に被写界輝度を調節できる。
撮像部220は、単一の撮像素子222を用いて、天空領域310、雨滴領域320および前方領域330の被写体像を併せて撮像する。よって、単一の撮像素子222の出力に基づいて、互いに異なる視野による天空領域310、雨滴領域320および前方領域330を一括して画像データに変換できる。これにより、車載カメラユニット200は、少ないハードウェア資源を用いて多彩な画像情報を取得できる。また、撮像領域300における画素のアドレスが指定されることにより、撮像領域300に入射した被写体光に基づいて生成された画像データから、上記前方領域330、天空領域310および雨滴領域320のそれぞれに対応する画像データが抽出される。
なお、上記の例では、天空撮像光学系210および雨滴撮像光学系230が形成する被写体像が、前方撮像光学系224を通じて撮像素子222に結像する。しかしながら、撮像素子222の直前まで、天空撮像光学系210、雨滴撮像光学系230および前方撮像光学系224が相互に独立した構造にしてもよい。これにより、撮像部220は、天空撮像光学系210、雨滴撮像光学系230および前方撮像光学系224の各々において、互いに異なる撮像条件の下で撮像できる。
図6は、撮像部220が生成する画像データ400を模式的に示す図である。説明の都合上、画像データ400を画像そのものとして示している。
撮像部220は、予め定められたフレームレートに応じた時間間隔毎に、撮像素子222により撮像領域300を電気信号に変換して画像データ400を生成する。よって、撮像部220は、撮像領域300で取得された画像に対応する複数のフレーム1〜nを、順次出力する。すなわち、フレーム1〜nの各々が、撮像領域300の全体の画像に対応する原画像データの一例である。フレーム1〜nの各々は、図3の天空領域310の画像に対応した天空画像データ410、雨滴領域320の画像に対応した雨滴画像データ420、および、前方領域330に対応した画像の前方画像データ430を含む。
図7は、車載カメラユニット200の内部回路240を含む車両100の制御系のブロック図である。車載カメラユニット200の内部回路240は、抽出部242、撮像制御部244および内蔵処理装置250を有する。また、内蔵処理装置250は、天空画像データ解析部252、雨滴画像データ解析部254および送信部256を有する。
撮像制御部244は、撮影制御信号を撮像部220に向かって出力する。撮影制御信号は、撮像部220が撮像領域300を撮像する場合の撮像条件を指示する。即ち、撮像制御部244は、例えば、撮像部220に入射した被写体光束の輝度に応じて、撮像素子222の感度、絞り装置226の開度等を変化させる。これにより、撮像部220は、撮像領域300を鮮明な画像データ400に変換できる。
また、撮像制御部244は、画像データ400のフレーム毎に撮像部220の撮像条件を変化させてもよいし、撮像制御部244は、複数のフレーム毎に撮像条件を変化させてもよい。更に、撮像制御部244は、不等なフレーム間隔で撮像条件を変化させてもよい。
抽出部242は、撮像部220が撮像領域300を撮像して出力した画像データ400を原画像データとして取得し、前方画像データ430、天空画像データ410および雨滴画像データ420をそれぞれ抽出する。前方画像データ430は、画像データ通信路262を通じて外部に出力される。画像データ通信路262としては、例えばMOST(Media Oriented Systems Transport)バスを用いることができる。
抽出部242において抽出された天空画像データ410および雨滴画像データ420は、それぞれ、内蔵処理装置250へ出力される。内蔵処理装置250において、天空画像データ解析部252は、天空画像データ410を解析し、解析結果を、例えば車両100がおかれた環境の明るさを数値化した明るさデータ251として出力する。また、内蔵処理装置250において、雨滴画像データ解析部254は、雨滴画像データ420を解析して、解析結果を、例えば、降雨の有無および降雨量を数値化した降雨データ253として出力する。
送信部256は、天空画像データ解析部252が出力した明るさデータ251と、雨滴画像データ解析部254が出力した降雨データ253とを、それぞれ、予め定められた通信手順に応じた信号形式に変換して、非画像データ通信路264に出力する。
数値化された明るさデータ251は、天空画像データ410に比較するとデータ容量が小さい。また、降雨データ253も、雨滴画像データ420に比較するとデータ容量が小さい。よって、明るさデータ251および降雨データ253を転送することにより、データ転送量を抑制して車両100における情報通信負荷を軽減できる。
なお、非画像データ通信路264としては、CAN(Controller Area Network)バスまたはLIN(Local Interconnect Network)バスを用いることができる。また、ゲートウェイにより結合された複数チャネルのCANバスおよびLINバスとそれらの混成ネットワークを用いてもよい。
図8は、外部処理装置270のブロック図である。外部処理装置270は、内部回路240とは別のチップ、モジュール等として形成され、画像データ通信路262および非画像データ通信路264を通じて内部回路240に結合される。
外部処理装置270は、前方画像データ解析部272、灯火制御部274、ワイパ制御部276等を有する。なお、前方画像データ解析部272、灯火制御部274、ワイパ制御部276は、一体のモジュールとは限らず、画像データ通信路262または非画像データ通信路264を通じて、内部回路240に個別に結合されている場合もある。
前方画像データ解析部272は、画像データ通信路262を通じて抽出部242から受けた前方画像データ430に対する解析を実行する。前方画像データ解析部272は、例えば、走行車線、先行車、路上障害物等を前方画像データ430から検出する画像処理を実行する。また、前方画像データ解析部272は、画像処理により前方画像データ430の赤外帯域を画像解析して、車両100前方の路面温度等を検出してもよい。
更に、前方画像データ解析部272は、前方画像データ430に対する画像処理を実行する場合に、内蔵処理装置250の天空画像データ解析部252および雨滴画像データ解析部254が出力する明るさデータ251および降雨データ253を参照してもよい。これにより、前方画像データ解析部272による前方画像データ430の解析精度を向上させることができる。
前方画像データ解析部272の解析結果は、更に他の外部処理装置270、例えば、ABS(Antilock Brake System)、ESC(Electronic Stability Control)等から参照されてもよい。これにより、前方画像データ430の利用範囲を更に拡大できる。
なお、前方画像データ解析部272における画像処理を、車載カメラユニット200の内部回路240で実行した場合は、処理装置の負荷が高くなり、処理速度が低下する場合がある。しかしながら、画像処理の少なくとも一部を外部処理装置270に委ねることにより、高速且つ高精度な処理ができ、車両100全体として前方画像データ430をより有効に利用できる。
灯火制御部274は、非画像データ通信路264を通じて明るさデータ251を参照した場合に、例えば、ライトユニット130における主灯、車幅灯、デイタイムライト等を適宜点灯または消灯させる。また、灯火制御部274は、降雨データ253を参照して、ライトユニット130におけるフォグランプ点灯または消灯させる。これにより、車両100を運転する運転者の灯火操作を軽減できる。
また、ワイパ制御部276は、非画像データ通信路264を通じて降雨データ253を参照した場合に、例えば、ワイパ120を動作または停止させる。更に、ワイパ制御部276は、降雨量が増加した場合にワイパ120の動作速度を高くする等、ワイパの動作速度を変化させてもよい。これにより、車両100を運転する運転者のワイパ操作を軽減できる。
更に、ワイパ制御部276は、非画像データ通信路264を通じて明るさデータ251を参照し、例えば昼間であるにもかかわらず天空が暗い場合に、曇天または雨天と判断して、降雨データ253の検出間隔を短くする等の制御を実行してもよい。これにより、曇天から降雨が始まった場合に、ワイパ120を即座に動作させることができる。
図9は、内部回路240の抽出部242における処理を説明する模式図である。抽出部242は、画像データ400から、天空画像データ410、雨滴画像データ420および前方画像データ430を抽出する。
図示の例では、画像データ400の複数のフレーム1〜nのうちの、互いに異なるフレームから、天空画像データ410、雨滴画像データ420および前方画像データ430が抽出される。例えば、抽出部242は、画像データ400を形成する複数のフレーム1〜nのうち、7フレームおきのフレーム8、16から天空画像データ410を抽出する。また、抽出部242は、他の7フレームおきのフレーム4、12から雨滴画像データ420を抽出する。抽出部242は、残るフレームから前方画像データ430を抽出する。
ここで、前方画像データ430のひとつに着目すると、抽出部242は、原画像データのうち、前方領域330に対応する画素のアドレスを指定することにより、前方画像データ430が切り出される。よって、当該前方画像データ430には、内蔵処理装置250の天空画像データ解析部252および雨滴画像データ解析部254に出力される天空画像データ410および雨滴画像データ420は含まれない。
同様に、天空画像データ410は、天空領域310に対応する画素のアドレスが指定されることにより抽出され、前方画像データ430および雨滴画像データ420を含まない。また、雨滴画像データ420は、雨滴領域320に対応する画素のアドレスが指定されることにより抽出され、前方画像データ430および天空画像データ410を含まない。
このように、画像データ400における各フレームは、フレーム単位で抽出先が決められる。よって、撮像制御部244は、撮像部220の撮像条件を、フレーム単位で最適化できる。従って、例えば、前方画像データ430として抽出されるフレームは、撮像領域300における前方領域330に適した撮像条件で撮像できる。
また、抽出部242により抽出された当該フレームにおいては、撮像条件が適していたとは限らない天空画像データ410および雨滴画像データ420は、外部処理装置270に出力することなく破棄されている。これにより、前方画像データ解析部272が抽出された前方画像データ430を解析する場合に、天空画像データ410および雨滴画像データ420が混在しないので、解析速度を向上させることができる。また、不要な天空画像データ410および雨滴画像データ420を含まないので、画像データ通信路262の容量に対する負荷も軽減される。
同様に、撮像制御部244は、天空画像データ410として抽出されるフレームを生成する場合に、天空領域310を撮像する場合に最適な撮像条件で撮像を実行する。これにより、天空画像データ解析部252は、高品質な天空画像データ410から、明るさデータ251等を高精度に解析できる。
更に、撮像制御部244は、雨滴画像データ420として抽出されるフレームを生成する場合に、雨滴領域320を撮像する場合に最適な撮像条件で撮像を実行する。例えば、光源231の照射光により形成された雨滴領域320を鮮明に撮像する目的で、光源231の発光波長に対して撮像部220の感度を高くしてもよい。これにより、雨滴画像データ解析部254は、高品質な雨滴画像データ420から、明るさデータ251等を高精度に解析できる。
図10は、図7に示した内部回路240の動作手順を示す流れ図である。車両100が起動されて車載カメラユニット200が動作を開始した場合、内部回路240は、まず、撮像制御部244において、撮像部220による撮像の撮像条件を撮像部220に設定する(ステップS101)。このステップで設定される撮像条件は、撮像部220が次に撮像するフレームの用途に応じて設定される。
前方画像データ430用のフレームを撮像する場合に、撮像制御部244は、前方領域330の撮像に適した撮像条件を撮像部220に設定する。例えば、撮像制御部244は、撮像部220の撮像素子222の感度を高く設定すると共に前方撮像光学系224の絞り226の開度を小さくし、撮像部220の被写界深度を深くしてもよい。これにより、前方領域330の広い領域において、合焦した鮮明な像が撮像される。
同様に、天空画像データ410用のフレームを撮像する場合に、撮像制御部244は、天空領域310の撮像に適した撮像条件を撮像部220に設定する。例えば、昼間であれば、天空領域310は、前方領域330よりも著しく明るい場合が多い。よって、撮像制御部244は、撮像素子222の撮像感度を低下させると共に、絞りを閉じてもよい。また、撮像制御部244は、撮像素子222の電荷蓄積時間を変化させて、撮影画像データ400の明るさを調節することもできる。
また、雨滴画像データ420用のフレームを撮像する場合に、撮像制御部244は、雨滴領域320の撮像に適した撮像条件を撮像部220に設定する。例えば、雨滴領域320を撮像する場合に、光源231の照射光の帯域以外については撮像部220の感度を低下させてもよい。これにより、雨滴領域320に対するコントラストを強調して、雨滴画像データ420における背景の影響を抑制できる。
なお、撮像制御部244が設定する撮像条件を決定する場合に、直前に撮像した他のフレームの画像データ400を参照してもよい。即ち、直前に撮像したフレームにおいて、白とびが生じている場合には、これから撮像するフレームについては露出を抑制してもよい。
内部回路240において撮像条件が撮像部220に設定されると、撮像制御部244は、撮像部220に撮像領域300の撮像を実行させて、当該フレームを生成させる(ステップS102)。また、撮像制御部244は、当該フレームが、天空領域310、雨滴領域320および前方領域330のいずれに用いられるかを抽出部242に通知する。撮像部220により生成されたフレームを、抽出部242が取得する(ステップS103)。
抽出部242は、撮像制御部244からの通知を参照して、今回取得したフレームが前方画像データ430用であるか否かを判断する(ステップS104)。当該フレームが前方画像データ430用である場合(ステップS104:YES)、抽出部242は、画像データ400から、前方画像データ430を抽出する(ステップS105)。
抽出部242は、前方画像データ430を、画像データ通信路262を通じて、内部回路240の外部に出力する(ステップS106)。なお、抽出された前方画像データ430を含むフレームにおける天空画像データ410および雨滴画像データ420は、車載カメラユニット200では使用されない。
先のステップS104において、今回取得したフレームが前方画像データ430用でない場合に(ステップS104:NO)、抽出部242は更に、当該フレームが天空画像データ410用であるか否かを判断する(ステップS108)。当該フレームが天空画像データ410用である場合(ステップS108:YES)、抽出部242は、画像データ400から、天空画像データ410を抽出する(ステップS109)。
抽出部242は、抽出された天空画像データ410を内蔵処理装置250に出力し、天空画像データ解析部252は当該天空画像データ410を解析する(ステップS110)。送信部256は、解析の結果得られた明るさデータ251を非画像データ通信路264から外部に出力する(ステップS111)。
非画像データ通信路264に出力された明るさデータ251は、既に説明した通り、例えば、外部処理装置270の灯火制御部274、ワイパ制御部276等から参照される。抽出された天空画像データ410を含むフレームにおける前方画像データ430および雨滴画像データ420は、車載カメラユニット200では使用されない。
先のステップS108において、今回取得したフレームが天空画像データ410用でない場合(ステップS108:NO)、抽出部242は、当該フレームが雨滴画像データ420用であるとして、雨滴画像データ420を抽出する(ステップS112)。更に、抽出部242は、雨滴画像データ420を内蔵処理装置250に出力し、雨滴画像データ解析部254は、当該雨滴画像データ420を解析する(ステップS113)。
送信部256は、解析の結果得られた降雨データ253を非画像データ通信路264から外部に出力される(ステップS114)。非画像データ通信路264に出力された降雨データ253は、既に説明した通り、例えば、外部処理装置270の灯火制御部274、ワイパ制御部276等から参照される。なお、当該フレームに含まれる前方画像データ430および天空画像データ410は、車載カメラユニット200では使用されない。
上記ステップS106、S111およびS114に続いて、次に、抽出部242は、車載カメラユニット200の動作を終了すべき旨の指示があるか否かを判断する(ステップS107)。原動機を停止させる等の車両100に対する操作から、車載カメラユニット200の動作を終了すべき旨の指示を検出した場合(ステップS107:YES)、抽出部242は車載カメラユニット200全体の動作を停止させる。また、動作を終了すべき旨の指示がない場合(ステップS107:NO)、抽出部242は、動作手順をステップS101に戻し、上記動作を繰り返す。
上記のような一連の手順を繰り返すことにより、内部回路240は、前方画像データ430、天空画像データ410および雨滴画像データ420を継続的に抽出して、前方画像データ430、明るさデータ251および降雨データ253を、順次出力する。
図11は、抽出部242における他の処理を説明する模式図である。図示の例では、画像データ400を形成する複数のフレーム1〜nの各々から前方画像データ430、天空画像データ410および雨滴画像データ420が抽出される。
すなわち1のフレーム1等から、前方画像データ430、天空画像データ410および雨滴画像データ420の3つが抽出される。よって、前方画像データ430、天空画像データ410および雨滴画像データ420が同く高いフレームレートで取得され、前方画像データ解析部272、天空画像データ解析部252および雨滴画像データ解析部254の各々において、時間的精度が高い解析ができる。
この場合に、撮像制御部244は、前方領域330、天空領域310および雨滴領域320を一括して共通の撮像条件で撮像する。このため、撮像条件が、前方領域330、天空領域310および雨滴領域320のすべてに対して最適になるとは限らない。
しかしながら、前方画像データ解析部272、天空画像データ解析部252および雨滴画像データ解析部254は、撮像条件を考慮した画像処理を実行することにより、最適条件からずれた撮像条件を補償できる。例えば、前方画像データ430のコントラストを天空画像データ410のコントラストよりも強調してもよい。また、雨滴画像データ420の彩度を、前方画像データ430の彩度よりも意図的に低下させてもよい。
なお、内部回路240において抽出部242は、図9に示した処理と、図11に示した処理とを状況に応じて切り換えてもよい。即ち、時間的に昼間であることが判っており、晴天の場合は、図9に示したように、天空画像データ410および雨滴画像データ420を抽出する間隔を大きくしてもよい。これにより、前方画像データ430の時間的精度を向上させることができる。
また、雨天であることが既に判明している場合は、図11に示したように、雨滴画像データ420の抽出間隔を狭くしてもよい。これにより、ワイパ制御部276における制御精度を向上させることができる。
このように、内部回路240における抽出部242は、撮像部220から取得した原画像データである画像データ400のうち、内蔵処理装置250の天空画像データ解析部252および雨滴画像データ解析部254に出力した部分を含まない前方画像データ430を、外部処理装置270に出力する。これにより、外部処理装置270に前方画像データ430を出力する場合の通信負荷を軽減できると共に、外部処理装置270の前方画像データ解析部272における解析処理の精度を向上させることができる。
図12は、他の内部回路241のブロック図である。図7に示した内部回路240と共通の要素には同じ参照番号を付して重複する説明を省く。
内部回路241は、天空画像データ解析部252、雨滴画像データ解析部254および送信部256が、抽出部242等と共に実装されている。このような内部回路241は、例えばSoC(System on Chip)として一体のモジュールとして製造できる。よって、内部回路241を一体化することにより、車載カメラユニット200を小型化できると共に、内部配線を短縮して、処理を高速化し、更に、内部回路241の信頼性を向上できる。
図13は、また他の内部回路243のブロック図である。図7に示した内部回路240と共通の要素には同じ参照番号を付して重複する説明を省く。
内部回路243は、抽出部242および撮像制御部244を備える。また、内部回路243は、外部に配された付属処理装置258を備える。
付属処理装置258は、天空画像データ解析部252、雨滴画像データ解析部254および送信部256を有する。付属処理装置258は、専用線を通じて内部回路243に結合されてもよい。また、付属処理装置258は、MOSTバス等を通じて内部回路243に結合されてもよい。いずれの場合も、付属処理装置258は、内部回路243から天空画像データ410および雨滴画像データ420を取得して解析する。
このような構造により、内部回路243の構造を簡素化して、車載カメラユニット200を小型化、廉価化できる。また、付属処理装置258を交換して、天空画像データ解析部252および雨滴画像データ解析部254の機能および性能を簡単に変更できる。
なお、上記図9の形態において、抽出部242は、前方画像データ430を画像データ通信路262から外部に出力しているが、これに代えて、前方画像データ430を含むフレーム全体を外部に出力してもよい。同様に、図11の形態においても、抽出部242は、前方画像データ430を含むフレーム全体を外部に出力してもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明した。しかしながら、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加え得ることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
100 車両、110 ウインドシールド、112 ルームミラー、114 支持部、116 反射防止層、120 ワイパ、130 ライトユニット、200 車載カメラユニット、210 天空撮像光学系、211 ライトガイドユニット、212 入射端、214 射出端、216 クラッド層、220 撮像部、222 撮像素子、224 前方撮像光学系、226 絞り装置、230 雨滴撮像光学系、231 光源、232 プリズム、233、234、235 反射鏡、240、241、243 内部回路、242 抽出部、244 撮像制御部、250 内蔵処理装置、251 明るさデータ、252 天空画像データ解析部、253 降雨データ、254 雨滴画像データ解析部、256 送信部、258 付属処理装置、262 画像データ通信路、264 非画像データ通信路、270 外部処理装置、272 画像データ解析部、274 灯火制御部、276 ワイパ制御部、300 撮像領域、310 天空領域、320 雨滴領域、330 前方領域、400 画像データ、410 天空画像データ、420 雨滴画像データ、430 前方画像データ

Claims (5)

  1. 撮像素子で生成された画像データを取得する取得部と、
    前記取得部で取得された前記画像データのうち一部の領域の画像データを解析する解析部と、
    前記解析部で解析する前記一部の領域の画像データを生成するために用いられる撮像条件と、前記一部の領域以外の画像データを生成するために用いられる撮像条件とが異な画像処理装置。
  2. 前記画像データのうち前記一部の領域以外の画像データ出力する請求項に記載の画像処理装置。
  3. 前記撮像条件は、前記撮像素子に入射する光の量を調節する絞りの設定を含む請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記解析部は、前記画像データのうち一部の領域の画像データを解析して、明るさを示すデータ、または降雨量を示すデータを出力する請求項1から3の何れか一項に記載の画像処理装置。
  5. 請求項1からのいずれか1項に記載の画像処理装置と、撮像素子とを備えるカメラ。
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