JP6478655B2 - Mobile device - Google Patents
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Description
本開示は、携帯端末に関し、特に、ディスプレイと同じ面に操作キーを備える携帯端末の誤動作を防止するための技術に関する。 The present disclosure relates to a mobile terminal, and more particularly, to a technique for preventing a malfunction of a mobile terminal including an operation key on the same surface as a display.
近年、ディスプレイを搭載した携帯端末が広く利用されている。例えば、携帯端末として、スマートフォン、タブレット、ラップトップ型PC(Personal Computer)などがあり、これら携帯端末の軽量化が進むことで、様々な場面で利用されている。ラップトップ型PCの中には、ディスプレイとキーボードとが分離可能となっているものもあり、これらを分離することで、タブレットとして使用することができるものもある。また、近年、スマートフォンのディスプレイサイズが大型化してきており、4インチ〜6インチのディスプレイを有するスマートフォンも利用されている。スマートフォンのディスプレイの大型化とともに、スマートフォンおよびタブレットの機能を併せ持つ端末として、いわゆる「ファブレット(Phablet)」と呼ばれる端末も登場してきている。また、近年、例えば腕時計型のウェアラブルデバイスも登場してきている。 In recent years, portable terminals equipped with a display have been widely used. For example, there are smartphones, tablets, laptop PCs (Personal Computers), and the like as portable terminals, and these portable terminals are being used in various situations as the weight of these portable terminals progresses. In some laptop PCs, the display and the keyboard are separable, and there are some that can be used as a tablet by separating them. In recent years, the display size of smartphones has increased, and smartphones having a display of 4 inches to 6 inches are also used. Along with the increase in the size of smartphone displays, so-called “Phablet” terminals have also emerged as terminals that have both smartphone and tablet functions. In recent years, for example, a watch-type wearable device has also appeared.
このような携帯端末には、ユーザの物理的な入力操作を受け付けるための操作キーを備えるものもある。このような操作キーが誤って押下され、ユーザが意図しない操作がなされることを防止するために、様々な技術が検討されている。例えば、特開2002−199443号公報(特許文献1)は、非折り畳み式携帯電話機において、本体に傾き検出部を設置し、水平面に対する傾きが基準角度よりも小さいことを検出した場合に、キーに対する外部入力操作を無効化する技術を記載している。 Some of such portable terminals include an operation key for accepting a user's physical input operation. Various techniques have been studied in order to prevent such an operation key from being accidentally pressed and an operation unintended by the user. For example, Japanese Patent Laid-Open No. 2002-199443 (Patent Document 1) discloses a non-foldable mobile phone in which a tilt detection unit is installed in a main body, and when it is detected that the tilt with respect to a horizontal plane is smaller than a reference angle, Describes a technique for invalidating external input operations.
特許文献1に記載された技術によると、端末の傾きに応じて、水平面に対する端末の傾きが基準角度よりも小さい場合に、入力部の操作を無効とする。また、端末の着信時には端末の加速度を検出してキー入力を有効にすることができる。これにより、特許文献1に記載された技術では、使用者に特に意識させずに、意図しないキー入力に対して誤動作を防止し、着信に対する応答の際のキー入力回数を減らすことができる。
According to the technique described in
しかし、近年、スマートフォン、タブレット、ファブレットなどの携帯端末は、通話機能の他に、数多くのアプリケーションを実行することができる。例えば、携帯端末は、Webストアなどのアプリケーション配信用プラットフォームに接続してアプリケーションをインストールして実行することにより、ブラウザ、SNS(Social Network Service)、メッセージング、ゲーム、カレンダー、カメラ、アルバム、写真加工、ニュース、電子書籍閲覧、レシピ検索などの多様な機能を発揮することができる。そのため、ユーザは、通話に限らず、携帯端末を横長の状態で使用したり、机に携帯端末を置いて複数人でディスプレイを見たり、ベッドやソファーに横たわりながら携帯端末を操作したりなど様々な態様で携帯端末を使用する機会がますます増加している。特許文献1に記載された技術は、端末の傾きのみで誤動作か否かを判断しているため、特許文献1の技術によると、近年の携帯端末についてはユーザが意図しない誤動作を検出することが困難となっている。
However, in recent years, mobile terminals such as smartphones, tablets, and fablets can execute many applications in addition to the call function. For example, a mobile terminal connects to an application distribution platform such as a Web store and installs and executes an application, thereby allowing a browser, SNS (Social Network Service), messaging, game, calendar, camera, album, photo processing, Various functions such as news, electronic book browsing, and recipe search can be performed. For this reason, the user can use the mobile device in a horizontally long state, not only a phone call, put a mobile device on a desk, look at the display with multiple people, operate the mobile device while lying on a bed or sofa, etc. Opportunities to use mobile devices in various ways are increasing. Since the technique described in
本開示は、ユーザが意図しない誤動作を防止する技術を提供することを目的としている。 An object of the present disclosure is to provide a technique for preventing a malfunction that is not intended by a user.
一実施形態に従う携帯端末は、ディスプレイを有し、携帯端末の筐体をユーザが把持していることを検出するための第1のセンサと、携帯端末の傾きを検出するための第2のセンサと、筐体のディスプレイと同じ面に設置される操作キーと、携帯端末の動作を制御するための制御部とを備える。制御部は、操作キーが押下されたことを検出する入力検出部と、第1のセンサおよび第2のセンサの出力値に基づいて、携帯端末がユーザによって把持されておらず、かつ、携帯端末の筐体のディスプレイ面が重力方向に向いていると検出される場合に、操作キーによる入力操作を無効化するキー操作ロック切替部とを含む。 A mobile terminal according to an embodiment has a display, a first sensor for detecting that a user is holding the casing of the mobile terminal, and a second sensor for detecting the tilt of the mobile terminal And an operation key installed on the same surface as the display of the housing, and a control unit for controlling the operation of the mobile terminal. The control unit is configured to detect that the operation key is pressed, and based on the output values of the first sensor and the second sensor, the mobile terminal is not gripped by the user, and the mobile terminal And a key operation lock switching unit that invalidates the input operation by the operation key when it is detected that the display surface of the casing is directed in the direction of gravity.
一実施形態に従う携帯端末は、各センサの出力に基づいて、表示画面が下向きで机上などに置かれている状態を検出することができ、ユーザが操作を意図しない状態でディスプレイと同面にあるキーが押下されたとしても、誤動作を防止することができる。 The mobile terminal according to the embodiment can detect a state where the display screen is placed on a desk or the like with the display screen facing downward based on the output of each sensor, and is in the same plane as the display in a state where the user does not intend to perform an operation. Even if the key is pressed, malfunction can be prevented.
この発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解されるこの発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。 The above and other objects, features, aspects and advantages of the present invention will become apparent from the following detailed description of the present invention taken in conjunction with the accompanying drawings.
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In the following description, the same parts are denoted by the same reference numerals. Their names and functions are also the same. Therefore, detailed description thereof will not be repeated.
<実施の形態1>
図1は、実施の形態1の携帯端末10の外観および構成を概略的に示す図である。図1(A)は、携帯端末10の外観を示し、携帯端末10の筐体のディスプレイ142が配置される面を示す図である。図1(B)は、携帯端末10の筐体の背面(ディスプレイ142が配置される面の反対側)を示す図である。図1(C)は、携帯端末10の構成を示すブロック図である。携帯端末10は、例えば、スマートフォン、タブレットその他の携帯端末である。
<
FIG. 1 is a diagram schematically illustrating an appearance and a configuration of a
図1(A)に示すように、携帯端末10は、筐体のディスプレイ142が配置される面(正面とする)と同じ面に、物理操作キー131と、近接センサ135とを備える。携帯端末10は、正面にタッチパネル141と、ディスプレイ142とを備える。携帯端末10の筐体に、ディスプレイ142と、タッチパネル141と、カバーガラスとが積層されてはめ込まれているが、これに限らず、タッチパネル機能を内蔵するディスプレイを使用してもよいし、タッチパネルとカバーガラスとが一体となったもの(カバーガラス一体型タッチパネル)を使用してもよい。タッチパネル141は、ユーザの指やスタイラスペンなどの接触を検出する。ディスプレイ142は、描画のための信号に基づき、文字入力のための仮想キーボード、アイコン、静止画、動画、および映像などを表示する。
As shown in FIG. 1A, the
図1(A)に示すように、筐体の正面に配置されるスピーカ148は、例えば携帯端末10が通常通話をする時に、通話音声を出力する。図1(B)に示すように、筐体の背面に配置されるスピーカ148は、例えば携帯端末10がハンズフリー通話をする時に、通話音声を出力する。なお、通常通話とは、ユーザが携帯端末10を把持して通話を行うことをいい、携帯端末10は、主として携帯端末10のディスプレイ142が配置された面に配置されるスピーカ148(正面に配置されるスピーカ148)から通話音声を出力する。また、ハンズフリー通話とは、ユーザが携帯端末10を机などに置いて、携帯端末10から手を離しても通話を行うことができる状態をいい、携帯端末10は、主として背面に配置されたスピーカ148から通話音声を出力するが、これに限らず、正面に配置されるスピーカ148から、通常通話時と比べて大音量で音声を出力すること等としてもよい。
As shown in FIG. 1A, the
物理操作キー131は、物理的な入力部材であり、ユーザが入力部材を押下する操作を検出して入力操作として受け付ける。携帯端末10は、筐体の側面に、筐体への人体の接触を検知するグリップセンサ134を備える。図1(A)および図1(B)の例では、携帯端末10の筐体の両側面にグリップセンサ134が配置される。グリップセンサ134は、例えば静電容量方式のタッチセンサ、圧力の変化を検出するセンサ、温度の変化を検出するセンサその他のセンサであり、電気抵抗の変化、または温度の変化を検知すること等により、グリップセンサ134に対する人体の接触を検知する。近接センサ135は、検出対象物(例えば、人体)に接触することなく、検出対象物が近づいていることを検出するためのセンサである。近接センサ135は、例えば高周波電化転送方式を用いて、電極間の静電容量変化を測定することで、人体が例えば20cm程度(近接を検出する距離の一例であり、これに限られない)の距離まで近接したときに信号を出力する。
The
図1(C)に示すように、携帯端末10は、アンテナ101と、無線通信部111と、物理操作キー131と、加速度センサ132と、グリップセンサ134と、近接センサ135と、入力受付部(タッチパネル)141と、ディスプレイ142と、電源制御部144と、バッテリ145と、音声処理部146と、マイク147と、スピーカ148と、記憶部150と、制御部160とを含む。
As shown in FIG. 1C, the
アンテナ101は、携帯端末10が発する信号を電波として放射する。また、アンテナ101は、空間から電波を受信して受信信号を無線通信部111へ与える。本実施形態では、携帯端末10は、複数の無線通信規格に対応している。通信方式として、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、LTE(Long Term Evolution)、その他の通信方式がある。また、携帯端末10は、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11などの無線LAN規格にも対応する。
The
無線通信部111は、携帯端末10が他の無線機器と通信するため、アンテナ101等を介して信号を送受信するための変復調処理などを行う。無線通信部111は、チューナー、RSSI(Received Signal Strength Indicator)算出回路、CRC(Cyclic Redundancy Check)算出回路、高周波回路などを含む通信モジュールである。無線通信部111は、携帯端末10が送受信する無線信号の変復調や周波数変換を行い、受信信号を制御部160へ与える。
The
物理操作キー131は、物理的な入力装置であり、ユーザによる押下操作を受け付ける。物理操作キー131は、ユーザの押下操作に応じて、操作内容を示す信号を制御部160へ出力する。
The
加速度センサ132は、携帯端末10の傾きを、重力方向の加速度として検出するためのセンサであり、例えば3軸加速度センサである。加速度センサ132は、検出した3軸の加速度を制御部160へ出力する。
The
タッチパネル141は、ユーザの入力操作を受け付ける。タッチパネル141は、例えば静電容量方式のものを用いることによって、ユーザの接触位置を検出する。タッチパネル141は、検出したユーザの接触位置を示す信号を入力操作として制御部160へ出力する。
The
ディスプレイ142は、制御部160の制御に応じて、画像、動画、テキストなどのデータを表示する。ディスプレイ142は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイによって実現される。
The
電源制御部144は、携帯端末10の各回路に対する電力の供給を制御する。電源制御部144は、例えば電源制御用IC(Integrated Circuit)である。バッテリ145は、携帯端末10の各回路を動作させるための電力を供給する供給源である。バッテリ145からの電力は、電源制御部144の制御に従って各回路へ供給される。音声処理部146は、音声信号の変復調を行う。音声処理部146は、マイク147から与えられる信号を変調して、変調後の信号を制御部160へ与える。また、音声処理部146は、音声信号をスピーカ148へ与える。音声処理部146は、例えば音声処理用のプロセッサによって実現される。マイク147は、音声入力を受け付けて、当該音声入力に対応する音声信号を音声処理部146へ与える。スピーカ148は、音声処理部146から与えられる音声信号を音声に変換して当該音声を携帯端末10の外部へ出力する。
The
記憶部150は、例えばフラッシュメモリ等により構成され、携帯端末10が使用するデータおよびプログラムを記憶する。
The
制御部160は、記憶部150に記憶される制御プログラムを読み込んで、当該制御プログラムに含まれる命令を実行することにより、携帯端末10の動作を制御する。制御部160は、例えばアプリケーションプロセッサである。制御部160は、プログラムに従って動作することにより、物理操作キー入力検出部161と、把持検出部162と、端末方向検出部163と、キー操作ロック切替部164と、通話開始制御部165と、通話態様切替部166と、近接検出部167としての機能を発揮する。
The
物理操作キー入力検出部161は、物理操作キー131から出力される信号に基づいて、物理操作キー131が押下されたことを検出し、押下されたキーに応じてユーザの入力操作(例えば、図1(A)に示すように物理操作キー131が複数のキーにより構成される場合、いずれのキーが押下されたか等)を識別する。
The physical operation key input detection unit 161 detects that the
把持検出部162は、グリップセンサ134が出力する出力値に基づいて、ユーザが携帯端末10を手で把持しているか否かを判定する。
The
端末方向検出部163は、加速度センサ132が出力する出力値に基づいて、携帯端末10の正面(携帯端末10の筐体の、ディスプレイ142が配置される面)が、重力方向に向いているか、または、重力方向に向いていないかを判定する。具体的には図2を用いた説明の際に後述する。
Based on the output value output from the
キー操作ロック切替部164は、把持検出部162および端末方向検出部163による処理、すなわち、グリップセンサ134の出力値および加速度センサ132の出力値に基づいて、物理操作キー131による入力操作を無効化または有効化する。キー操作ロック切替部164は、携帯端末10が着信を待機している状態において、携帯端末10がユーザによって把持されていないと把持検出部162によって判定され、かつ、携帯端末10の筐体のディスプレイ142が配置される面が重力方向に向いていると端末方向検出部163によって判定される(携帯端末10の筐体のディスプレイ142が配置される面が重力方向に向いていると検出される)場合に、物理操作キー131による入力操作を無効化する。実施の形態1では、キー操作ロック切替部164は、携帯端末10がユーザによって把持されている場合は、物理操作キー131に対する入力操作を有効化する。
The key operation
通話開始制御部165は、携帯端末10が他の端末から着信した場合に、加速度センサ132の出力値およびグリップセンサ134の出力値に基づいて、ハンズフリー通話を開始するか、または通常通話を開始するかを制御する。通話開始制御部165は、着信時に、携帯端末10がユーザによって把持されていないと把持検出部162によって判定され、かつ、携帯端末10の筐体のディスプレイ142が配置される面が重力方向に向いていると端末方向検出部163によって判定される場合(携帯端末10がディスプレイ142を下側にしたうつ伏せの状態)において、物理操作キー131に対する入力操作がなされたことを物理操作キー入力検出部161によって検出すると、ハンズフリー通話を開始する。ハンズフリー通話の状態では、携帯端末10は、通話音声を、スピーカ148から出力する。通話開始制御部165は、着信時に、グリップセンサ134により携帯端末10がユーザによって把持されていると判定すると、物理操作キー131に対する入力操作として通話開始ボタンが押下されたことに応じて通常通話を開始する。
The call
通話態様切替部166は、携帯端末10が通常通話またはハンズフリー通話の状態において、グリップセンサ134の出力値(把持検出部162による判定結果)と、加速度センサ132の出力値(端末方向検出部163による判定結果)とに基づいて、通常通話の状態をハンズフリー通話の状態へと切り替える処理、または、ハンズフリー通話の状態を通常通話の状態へと切り替える処理を行う。
The call
近接検出部167は、近接センサ135が出力する出力値に基づいて、携帯端末10に検出対象物(例えば、人体)が近接していることを検出する。
The
図2を参照して、携帯端末10がディスプレイ142を重力方向に向けているか(うつ伏せの状態)、または重力方向に向いていないか(うつ伏せ以外の状態、例えば、携帯端末10が垂直に立てられた状態、あお向けの状態その他の状態)を加速度センサ132の出力によって判定する処理、および、携帯端末10がユーザによって把持される態様を説明する。
Referring to FIG. 2, whether the
図2は、加速度センサ132が出力する出力値と携帯端末10の筐体のディスプレイ面が向いている方向との関係、および、ユーザが携帯端末10を把持している様子を示す図である。図2(A)と図2(B)とは、図1(A)におけるII−II’線の断面を示す図である。
FIG. 2 is a diagram illustrating the relationship between the output value output from the
図2(A)は、携帯端末10が、ディスプレイ面を上側にして机などに置かれている状態における加速度センサ132の出力を示す図である。図2(A)に示すように、加速度センサ132は、携帯端末10の基板Bに設置されている。携帯端末10の筐体のディスプレイ面(正面)が上側の状態(あお向けの状態)で机などに置かれている場合、加速度センサ132は、携帯端末10の筐体のディスプレイ面が重力方向を向いていないことを示す値(重力の方向をZ軸とした場合に、例えば、Z軸(+)、すなわちZ軸上向きの値など)を出力する。図2(B)に示すように、加速度センサ132は、携帯端末10の筐体のディスプレイ面(正面)が下側の状態(うつ伏せの状態)で机などに置かれている場合、携帯端末10の筐体のディスプレイ面が重力方向を向いていることを示す値(Z軸(−)、すなわちZ軸下向きの値)を出力する。
FIG. 2A is a diagram showing an output of the
図2(C)は、ユーザが左手で携帯端末10の正面において筐体の左側を把持している状態を示す図である。把持検出部162は、例えば、図2(C)に示すように、携帯端末10の正面において、左側に配置されるグリップセンサ134が広範囲でユーザの接触を検知する場合に、ユーザが携帯端末10の正面において筐体の左側面を左手で把持していると判定する。
FIG. 2C is a diagram illustrating a state where the user is holding the left side of the housing in front of the
<動作>
図3を参照して、携帯端末10の動作について説明する。
<Operation>
With reference to FIG. 3, the operation of the
図3は、携帯端末10がグリップセンサ134の出力値と加速度センサ132の出力値とに基づいて、物理操作キー131による入力操作を無効化する処理を示すフローチャートである。携帯端末10は、図3に示す処理を、携帯端末10が着信の待ち受け状態において物理操作キー131による入力操作があるまで待機し、物理操作キー131への入力操作を物理操作キー入力検出部161によって検知することにより、ステップS2以降の処理を行う(ステップS1)。
FIG. 3 is a flowchart illustrating processing in which the
ステップS2において、制御部160は、グリップセンサ134の出力値に基づいて、携帯端末10がユーザによって把持されていることをグリップセンサ134により検知しているか否かを判定する。携帯端末10がユーザによって把持されていると判定される場合(ステップS2において「検知」)、制御部160は、ステップS5の処理を行い、そうでない場合(ステップS2において「非検知」)、ステップS3の処理を行う。
In step S <b> 2, the
ステップS3において、制御部160は、加速度センサ132の出力値に基づいて、携帯端末10の筐体の、ディスプレイ142が配置されている面が重力方向に向いているか(図2の例におけるZ軸(−)方向)、または、重力方向を向いていないか(例えば、Z軸(+)方向)を判定する。携帯端末10の筐体の、ディスプレイ142が配置されている面が重力方向を向いていると判定される場合(ステップS3において「Z軸(−)方向(下方向)」)、制御部160は、ステップS4の処理を行い、重力方向を向いていないと判定される場合(ステップS3において「Z軸(+)方向(上方向)」)、ステップS5の処理を行う。
In step S <b> 3, based on the output value of the
ステップS4において、制御部160は、物理操作キー131による入力操作を無効化する処理を行い、ステップS1の処理へ戻る。
In step S4, the
ステップS5において、制御部160は、物理操作キー131による入力操作を有効とし、ユーザの押下操作の内容に応じた処理を行う。
In step S <b> 5, the
<実施の形態1のまとめ>
例えば机上等に、ディスプレイ142を下にして(携帯端末10の正面を下にして)携帯端末10が置かれた場合、携帯端末10の筐体の背面側から押下圧力がかけられると、物理操作キー131が机上面から押されるため、誤動作を引き起こす可能性がある。これに対し、実施の形態1の携帯端末10によると、(a)携帯端末10の筐体をユーザが把持していること、および、(b)携帯端末10の向きを携帯端末10が認識することにより、「携帯端末10が机上などに表示画面を下向き(うつ伏せ)に置かれている」ことを携帯端末10が特定することができる。この場合に、表示画面と同じ面に配置される物理操作キー131を無効化することで、誤動作を防止することができる。
<Summary of
For example, when the
<実施の形態2>
図4から図6を参照して、実施の形態2における携帯端末10の動作について説明する。
<
With reference to FIG. 4 to FIG. 6, the operation of the
実施の形態2の携帯端末10は、携帯端末10の筐体の背面にスピーカ148を配置している端末(図1(B))において、他の端末からの着信があった場合に、携帯端末10の背面から押下して物理操作キー131への入力操作が検出されたときにハンズフリー通話を行う。また、携帯端末10の状態(携帯端末10が把持されている状態と、携帯端末10の傾き)が変化すると、携帯端末10は、ハンズフリー通話から通常通話へと切り替える。これにより、机上等において表示画面を下にして携帯端末10が置かれた場合に、ユーザが携帯端末10を把持しなくとも、着信時にハンズフリー通話をすることができる。
The
図4は、実施の形態2の携帯端末10が、着信時にハンズフリー通話とするか通常通話とするかを切り替える処理を示すフローチャートである。携帯端末10は、図4に示す処理を、携帯端末10が着信を検知することにより開始する(ステップS21)。
FIG. 4 is a flowchart illustrating processing in which the
ステップS22において、制御部160は、グリップセンサ134の出力値に基づいて、携帯端末10がユーザによって把持されていることをグリップセンサ134により検知しているか否かを判定する。携帯端末10がユーザによって把持されていると判定される場合(ステップS22において「検知」)、制御部160は、ステップS26の処理を行い、そうでない場合(ステップS22において「非検知」)、ステップS23の処理を行う。
In step S <b> 22, the
ステップS23において、制御部160は、加速度センサ132の出力値に基づいて、携帯端末10の筐体の、ディスプレイ142が配置されている面が重力方向に向いているか、または、重力方向を向いていないかを判定する。携帯端末10の筐体の、ディスプレイ142が配置されている面が重力方向を向いていると判定される場合(ステップS23において「Z軸(−)方向(下方向)」)、制御部160は、ステップS24の処理を行い、重力方向を向いていないと判定される場合(ステップS23において「Z軸(+)方向(上方向)」)、ステップS26の処理を行う。
In step S <b> 23, based on the output value of the
ステップS24において、制御部160は、物理操作キー131に対する入力操作を検知したか否かを判定する。物理操作キー131に対する入力操作を検知したと判定される場合(ステップS24において「あり」)、制御部160は、ステップS25の処理を行い、そうでない場合(ステップS24において「なし」)、着信の検知を維持したままステップS22の処理へ戻る。
In step S <b> 24, the
ステップS25において、制御部160は、着信に対して応答する処理を行い、ハンズフリー通話を開始して、通話音声を、携帯端末10の筐体の背面に設置されるスピーカ148から出力する。
In step S <b> 25, the
ステップS26において、制御部160は、物理操作キー131に対する入力操作を有効化する。
In step S <b> 26, the
ステップS27において、制御部160は、物理操作キー131の通話開始ボタンへの入力操作を検知することにより、通常通話を開始する。
In step S <b> 27, the
図5は、実施の形態2の携帯端末10が、携帯端末10のディスプレイ面が下向き(うつ伏せ)で、かつ、ハンズフリー通話を実行している場合に、通常通話へ切り替える処理を示すフローチャートである。携帯端末10は、加速度センサ132の出力に基づいて、携帯端末10の筐体のディスプレイ面が重力方向(下向き)を向いており、かつ、ハンズフリー通話を実行している状態で、図5に示す処理を行う(ステップS221)。
FIG. 5 is a flowchart illustrating a process of switching to a normal call when the
ステップS223において、制御部160は、加速度センサ132の出力値に基づいて、携帯端末10の姿勢に変化がないか(ディスプレイ面が重力方向に向いているままか)、または、変化があるか(ディスプレイ面が重力方向ではなくその他の方向へと向いているか)を判定する。携帯端末10の筐体の、ディスプレイ142が配置されている面の方向に変化がないと判定される場合(ステップS223において「変化なし」、すなわち「Z軸(−)方向(下方向)」)、制御部160は、ステップS223の処理を繰り返し行い、変化があると判定される場合(ステップS223において「変化あり」、すなわち「その他の方向」)、ステップS224の処理を行う。
In step S223, based on the output value of the
ステップS224において、制御部160は、グリップセンサ134の出力値に基づいて、携帯端末10がユーザによって把持されていることをグリップセンサ134により検知しているか否かを判定する。携帯端末10がユーザによって把持されていると判定される場合(ステップS224において「検知」)、制御部160は、ステップS225の処理を行い、そうでない場合(ステップS24において「非検知」)、ステップS223の処理を行う。
In step S224, the
ステップS225において、制御部160は、ハンズフリー通話の状態から通常通話の状態へと移行する。
In step S225, the
図6は、実施の形態2の携帯端末10が、通常通話の状態において、携帯端末10のディスプレイ面が下向き(うつ伏せ)で、かつユーザが携帯端末10を把持していないことを検出することによりハンズフリー通話へ移行する処理を示すフローチャートである。携帯端末10は、通常通話の状態において、図6に示す処理を行う(ステップS231)。
FIG. 6 shows that the
ステップS233において、制御部160は、グリップセンサ134の出力値に基づいて、携帯端末10がユーザによって把持されていることをグリップセンサ134により検知しているか否かを判定する。携帯端末10がユーザによって把持されていると判定される場合(ステップS233において「検知」)、制御部160は、ステップS233の処理を繰り返し行い、そうでない場合(ステップS233において「非検知」)、ステップS234の処理を行う。
In step S233, the
ステップS234において、制御部160は、加速度センサ132の出力値に基づいて、携帯端末10の筐体の、ディスプレイ142が配置されている面が重力方向に向いているか、または、その他の方向に向いているかを判定する。携帯端末10の筐体の、ディスプレイ142が配置されている面が重力方向に向いていると判定される場合(ステップS234において「−方向(下方向)」)、制御部160は、ステップS235の処理を行い、重力方向ではなくその他の方向に向いていると判定される場合(ステップS234において「その他」)、ステップS233の処理を行う。
In step S234, based on the output value of the
ステップS235において、制御部160は、通常通話の状態からハンズフリー通話の状態へと移行する。
In step S235, the
<実施の形態2のまとめ>
実施の形態2の携帯端末10は、表示画面が下向きで机上に置かれた状態を検出することでユーザが意図しない誤動作を防止する。さらに、携帯端末10の筐体の背面にスピーカ148を配置している端末において、他の端末からの着信があった場合に、携帯端末10の背面から押下して物理操作キー131への入力操作があったときに、ハンズフリー通話を行う。また、携帯端末10の状態(携帯端末10が把持されている状態と、携帯端末10の傾き)が変化すると、携帯端末10は、ハンズフリー通話から通常通話へと切り替わる。これにより、机上等において表示画面を下にして携帯端末10がおかれた場合に、ユーザが携帯端末10を把持しなくとも、着信時にハンズフリー通話をすることができる。また、通常通話の状態で、ユーザが携帯端末10のディスプレイ面を下向きにして机上等へ置くことで、通常通話からハンズフリー通話へと移行することができる。例えばユーザが通常通話によって会話をしている状態から、ユーザの周囲にいる複数の人と一緒に通話をするため、ハンズフリー通話へと容易に移行することができる。
<Summary of
The
<実施の形態3>
図7を参照して、実施の形態3の携帯端末10について説明する。実施の形態3の携帯端末10は、実施の形態1の動作に加えて、近接センサ135による検出結果を組み合わせることにより、誤動作防止を実現する。例えば、机上等に携帯端末10が置かれた状態で、ユーザによって携帯端末10が把持されている場合、携帯端末10の筐体の、ディスプレイ142が配置される面に設置される近接センサ135によりユーザが近接しているか否かを判定する。ユーザが携帯端末10を把持しており、近接センサ135によってユーザの近接が検出されない場合は、携帯端末10は、物理操作キー131の無効化を維持して誤動作の防止を図り、ユーザが携帯端末10を把持しており近接センサ135によってユーザの近接が検出される場合に、加速度センサ132の出力結果に応じて物理操作キー131を有効化する。これにより、携帯端末10が机上に置いたままでユーザが携帯端末10を把持したとしても、近接センサ135によってユーザの近接を検出するまでは物理操作キー131の無効化を維持するため、ユーザが携帯端末10を把持した時に誤って物理操作キー131が押下されることによる誤動作を回避することができる。
<
With reference to FIG. 7, the
図7は、実施の形態3の携帯端末10が、グリップセンサ134、物理操作キー131および近接センサ135の出力値に基づいて、物理操作キー131による入力操作を有効化するか無効化するかを制御する処理を示すフローチャートである。携帯端末10は、図7に示す処理を、着信の待ち受け状態において、物理操作キー131への入力操作があるまで待機しており、物理操作キー131への入力操作を物理操作キー入力検出部161によって検知することにより、ステップS32以降の処理を開始する(ステップS31)。
FIG. 7 shows whether the
ステップS32において、制御部160は、グリップセンサ134の出力値に基づいて、携帯端末10がユーザによって把持されていることをグリップセンサ134により検知しているか否かを判定する。携帯端末10がユーザによって把持されていると判定される場合(ステップS32において「検知」)、制御部160は、ステップS35の処理を行い、そうでない場合(ステップS32において「非検知」)、ステップS33の処理を行う。
In step S <b> 32, the
ステップS35において、制御部160は、近接センサ135の出力値に基づいて、携帯端末10の筐体の、ディスプレイ142が配置されている面に設置される近接センサ135が、携帯端末10の正面の近接物(例えば、ユーザ)を検知したか否かを判定する。近接センサ135が近接物を検知した場合(ステップS35において「検知」)、制御部160は、ステップS33の処理を行い、そうでない場合(ステップS35において「非検知」)、ステップS36の処理を行う。
In step S <b> 35, based on the output value of the
ステップS33において、制御部160は、加速度センサ132の出力値に基づいて、携帯端末10の筐体の、ディスプレイ142が配置されている面が重力方向に向いているか、または、重力方向を向いていないか(例えば、Z軸(+)方向)を判定する。携帯端末10の筐体の、ディスプレイ142が配置されている面が重力方向を向いていると判定される場合(ステップS33において「−方向(下方向)」)、制御部160は、ステップS34の処理を行い、重力方向を向いていないと判定される場合(ステップS3において「+方向(上方向)」)、ステップS36の処理を行う。
In step S <b> 33, based on the output value of the
ステップS34において、制御部160は、物理操作キー131による入力操作を無効化する処理を行い、ステップS31の処理へ戻る。
In step S34, the
ステップS36において、制御部160は、物理操作キー131による入力操作を有効とし、ユーザの押下操作の内容に応じた処理を行う。
In step S <b> 36, the
<実施の形態3のまとめ>
実施の形態3の携帯端末10によると、実施の形態1の構成に加えて、近接センサ135によってディスプレイ面に対するユーザの近接を検知することで、机上に携帯端末10を置いたままで携帯端末10をユーザに握られたとしても、誤動作防止を有効にしたままとすることができる。
<Summary of
According to the
本実施の形態に係る電子機器は、プロセッサと、その上で実行されるプログラムにより実現される。本実施の形態を実現するプログラムは、通信インタフェースを介してネットワークを利用した送受信等により提供される。 The electronic device according to the present embodiment is realized by a processor and a program executed on the processor. The program for realizing the present embodiment is provided by transmission / reception using a network via a communication interface.
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものでないと考えられるべきである。この発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。 The embodiment disclosed this time must be considered as illustrative in all points and not restrictive. The scope of the present invention is defined by the terms of the claims, rather than the description above, and is intended to include any modifications within the scope and meaning equivalent to the terms of the claims.
10 携帯端末、101 アンテナ、111 無線通信部、131 物理操作キー、132 加速度センサ、134 グリップセンサ、135 近接センサ、141 入力受付部、142 ディスプレイ、144 電源制御部、145 バッテリ、146 音声処理部、147 マイク、148 スピーカ、150 記憶部、160 制御部、161 物理操作キー入力検出部、162 把持検出部、163 端末方向検出部、164 キー操作ロック切替部、165 通話開始制御部、166 通話態様切替部、167 近接検出部。 10 mobile terminal, 101 antenna, 111 wireless communication unit, 131 physical operation key, 132 acceleration sensor, 134 grip sensor, 135 proximity sensor, 141 input reception unit, 142 display, 144 power supply control unit, 145 battery, 146 sound processing unit, 147 Microphone, 148 speaker, 150 storage unit, 160 control unit, 161 physical operation key input detection unit, 162 grip detection unit, 163 terminal direction detection unit, 164 key operation lock switching unit, 165 call start control unit, 166 call mode switching Part, 167 Proximity detection part.
Claims (4)
前記携帯端末の筐体をユーザが把持していることを検出するための第1のセンサと、
前記携帯端末の傾きを検出するための第2のセンサと、
前記筐体の前記ディスプレイと同じ面に設置される操作キーと、
通話機能と、
前記携帯端末の動作を制御するための制御部とを備え、
前記制御部は、
着信時に、前記第1および第2のセンサの出力値に基づいて、前記携帯端末が前記ユーザによって把持されておらず、かつ、前記携帯端末の筐体のディスプレイ面が重力方向に向いていると検出される場合に、前記操作キーの押下の検出によりハンズフリー通話を開始する通話開始制御部を含む、携帯端末。 A portable terminal having a display,
A first sensor for detecting that a user is holding the casing of the mobile terminal ;
A second sensor for detecting the tilt of the mobile terminal;
Operation keys installed on the same surface as the display of the housing;
Call function ,
A control unit for controlling the operation of the mobile terminal,
The controller is
When an incoming call is received, based on the output values of the first and second sensors, the portable terminal is not gripped by the user, and the display surface of the casing of the portable terminal is directed in the direction of gravity. If it is detected, including call start control unit for starting hands-free conversation by detecting the depression of the operation key, the mobile terminal.
前記通話開始制御部によって前記ハンズフリー通話を開始した状態において、前記携帯端末が前記ユーザによって把持され、かつ、前記携帯端末の筐体のディスプレイ面が重力方向に向いていないと検出される場合に、前記ハンズフリー通話から通常通話へと移行するよう構成されている、請求項1に記載の携帯端末。 The controller is
When it is detected that the mobile terminal is gripped by the user and the display surface of the casing of the mobile terminal is not oriented in the direction of gravity in the state where the hands-free call is started by the call start control unit the is configured to transition to the normal call from the hands-free call, the mobile terminal according to claim 1.
通常通話の状態において、前記第1および第2のセンサの出力値に基づいて、前記携帯端末が前記ユーザによって把持されておらず、かつ、前記携帯端末の筐体のディスプレイ面が重力方向に向いていると検出される場合に、前記通常通話から前記ハンズフリー通話へと移行するよう構成されている、請求項1または2に記載の携帯端末。 The controller is
In a normal call state, based on the output values of the first and second sensors, the portable terminal is not gripped by the user, and the display surface of the casing of the portable terminal faces in the direction of gravity. The mobile terminal according to claim 1, wherein the mobile terminal is configured to shift from the normal call to the hands-free call when it is detected.
前記携帯端末の筐体をユーザが把持していることを検出するための第1のセンサと、
前記携帯端末の傾きを検出するための第2のセンサと、
前記筐体の前記ディスプレイと同じ面に設置され、近接物を検知するための第3のセンサと、
前記筐体の前記ディスプレイと同じ面に設置される操作キーと、
前記携帯端末の動作を制御するための制御部とを備え、
前記制御部は、
前記操作キーが押下されたことを検出する入力検出部と、
前記操作キーによる入力操作を無効化するキー操作ロック切替部とを含み、
前記制御部の前記キー操作ロック切替部は、前記第1のセンサ、前記第2のセンサおよび前記第3のセンサの出力値に基づいて、
前記携帯端末が前記ユーザによって把持されておらず、かつ、前記携帯端末の筐体のディスプレイ面が重力方向に向いていると検出される場合に、前記操作キーによる入力操作を無効化し、
前記携帯端末が前記ユーザによって把持されており、前記近接物が検知されない場合は前記操作キーによる入力操作を有効化し、
前記携帯端末が前記ユーザによって把持されており、前記近接物が検知され、かつ、前記携帯端末の筐体のディスプレイ面が重力方向に向いていないと検出される場合には前記操作キーによる入力操作を有効化するよう構成されている携帯端末。 A portable terminal having a display,
A first sensor for detecting that a user is holding the casing of the mobile terminal ;
A second sensor for detecting the tilt of the mobile terminal;
A third sensor installed on the same surface as the display of the housing for detecting a proximity object ;
Operation keys installed on the same surface as the display of the housing;
A control unit for controlling the operation of the mobile terminal,
The controller is
An input detection unit for detecting that the operation key is pressed;
A key operation lock switching unit that invalidates the input operation by the operation keys,
The key operation lock switching unit of the control unit is based on output values of the first sensor, the second sensor, and the third sensor,
When it is detected that the mobile terminal is not gripped by the user and the display surface of the casing of the mobile terminal faces the direction of gravity, the input operation by the operation key is invalidated,
When the portable terminal is gripped by the user and the proximity object is not detected, the input operation by the operation key is enabled,
When the portable terminal is gripped by the user, the proximity object is detected , and when it is detected that the display surface of the casing of the portable terminal is not oriented in the direction of gravity, input by the operation key A mobile device that is configured to enable operations.
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