JP6478403B2 - Vibration isolator - Google Patents
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Description
本発明は防振装置に関する。 The present invention relates to a vibration isolator.
特許文献1には、水平に固定配置された下板と、この下板に対して上方に所定間隔で水平に配置され且つ構造物等の被支持物を支持する上板と、これらの下板及び上板の間に水平に配置され中心に貫通孔を備えた中間板と、この中間板の貫通孔を通って上記下板と上板を互いに連結する一つの第一の粘弾性体と、上記下板と中間板との間にて鉛直方向に延びるように粘弾性体の周りに配置される少なくとも三つ以上の第一の圧縮コイルバネと、上記中間板と上板との間にて水平方向に関して第一の圧縮コイルバネと同じ位置にて鉛直方向に延びるように少なくとも三つ以上の第二の圧縮コイルバネと、を含んでおり、対応する第一及び第二の圧縮コイルバネが、それぞれ第一の粘弾性体の中心線の周りに点対称または等角度間隔に配置されている防振装置であって、上記下板と中間板との間で、水平方向に関して第一の圧縮コイルバネと干渉しない位置にて、下板と中間板とを互いに連結するように鉛直方向に延びる複数個の第二の粘弾性体が配置されていることを特徴とする、防振装置が記載されている。
特許文献2には、形板状の機器搭載用ベンチ、当該機器搭載用ベンチを下面の四隅で支持する制振器、上記機器搭載用ベンチの振動を測定する振動センサ、上記機器搭載用ベンチを動かすアクチュエータ、上記振動センサからの振動情報によりアクチュエータに対して制御出力を演算するコントローラから成るアクティブ型防振台において、上記各制振器としてコイルばねを鉛直方向に設け、当該コイルばねの近傍に上記アクチュエータ及び上記振動センサを夫々設けたことを特徴とする、アクティブ型防振台が記載されている。
従来の技術においては、防振対象物の重量の変化に応じて弾性体を交換することを要し、防振対象物に振動が伝達する際の固有振動数を十分に小さくすることができなかった。 In the prior art, it is necessary to replace the elastic body according to the change in the weight of the vibration isolating object, and the natural frequency when vibration is transmitted to the vibration isolating object cannot be sufficiently reduced. It was.
本発明は、重量が一定の範囲内にある防振対象物に対して同じ弾性体を用いることができ、防振対象物に振動が伝達する際の固有振動数を小さくすることができる防振装置を提供することを目的とする。 In the present invention, the same elastic body can be used for a vibration isolating object whose weight is within a certain range, and the natural frequency when vibration is transmitted to the vibration isolating object can be reduced. An object is to provide an apparatus.
請求項1に係る本発明は、防振対象物が載置される載置部と、前記載置部を支持する支持部と、前記載置部と前記支持部とを連結する連結機構と、を有し、前記連結機構は、一端部側が前記載置部に装着されていて、他端部側が前記支持部に装着されている少なくとも2つの弾性体を有し、前記少なくとも2つの弾性体は、少なくとも2つの変曲点を持つようにそれぞれに湾曲している防振装置である。
The present invention according to
請求項2に係る本発明は、前記少なくとも2つの弾性体が前記支持部に対して装着される位置をそれぞれに変更する位置変更機構をさらに有する請求項1記載の防振装置である。
The present invention according to
請求項3に係る本発明は、前記少なくとも2つの弾性体が前記支持部に対して装着される角度をそれぞれに変更する角度変更機構をさらに有する請求項1又は2記載の防振装置である。
The present invention according to
請求項4に係る本発明は、前記少なくとも2つの弾性体は、前記少なくとも2つの変曲点のうち前記一端部に最も近い変曲点よりも前記一端部側の部分が、前記弾性体の厚さ方向と交わる方向に前記載置部を押し上げるように前記載置部を支持する請求項1乃至3いずれか記載の防振装置である。
According to a fourth aspect of the present invention, in the at least two elastic bodies, a portion of the at least one inflection point that is closer to the one end than the one end is the thickness of the elastic body. The vibration isolator according to any one of
請求項5に係る本発明は、前記少なくとも2つの弾性体が前記載置部に対して装着される位置をそれぞれに変更する位置変更機構をさらに有する請求項1記載の防振装置である。
The present invention according to claim 5 is the vibration isolator according to
請求項6に係る本発明は、前記少なくとも2つの弾性体が前記載置部に対して装着される角度をそれぞれに変更する角度変更機構をさらに有する請求項1又は5記載の防振装置である。
The present invention according to claim 6 is the vibration isolator according to
請求項7に係る本発明は、前記少なくとも2つの弾性体は、前記少なくとも2つの変曲点のうち前記他端部に最も近い変曲点よりも前記他端部側の部分が、前記弾性体の厚さ方向と交わる方向へと前記載置部を押し上げるように前記載置部を支持する請求項1、5又は6記載の防振装置である。
According to a seventh aspect of the present invention, in the at least two elastic bodies, a portion of the at least two inflection points closer to the other end portion than the inflection point closest to the other end portion is the elastic body. The anti-vibration device according to
請求項8に係る本発明は、前記少なくとも2つの弾性体は、それぞれの弾性体が前記載置部に対して加える力が水平面方向において釣り合うように配置されている請求項1乃至7いずれか記載の防振装置である。
The present invention according to claim 8 is the invention according to any one of
請求項9に係る本発明は、防振対象物が載置される載置部と、前記載置部を支持する支持部と、前記載置部と前記支持部とを連結する連結機構と、を有し、前記連結機構は、前記載置部を吊架する吊架部と、一端部側が前記吊架部に装着されていて、他端部側が前記支持部に装着されている少なくとも2つの第1の弾性体と、一端部側が前記吊架部に装着されていて、他端部側が前記載置部に装着されている少なくとも2つの第2の弾性体と、を有し、前記少なくとも2つの第1の弾性体及び前記少なくとも2つの第2の弾性体は、少なくとも2つの変曲点を持つようにそれぞれに湾曲している防振装置である。
The present invention according to
請求項10に係る本発明は、防振対象物が載置される載置部と、前記載置部を支持する第1の支持部と、前記第1の支持部を支持する第2の支持部と、前記載置部と前記第1の支持部とを連結する第1の連結機構と、前記第1の支持部と前記第2の支持部とを連結する第2の連結機構と、を有し、前記第1の連結機構は、一端部側が前記載置部に装着されていて、他端部側が前記第1の支持部に装着されている少なくとも2つの第1の弾性体を有し、前記第2の連結機構は、一端部側が前記第1の支持部に支持されていて、他端部が前記第2の支持部に支持されている少なくとも2つの第2の弾性体を有し、前記少なくとも2つの第1の弾性体及び前記少なくとも2つの第2の弾性体は、少なくとも2つの変曲点を持つようにそれぞれに湾曲している防振装置である。 According to a tenth aspect of the present invention, there is provided a mounting portion on which a vibration-proof object is mounted, a first support portion that supports the mounting portion, and a second support that supports the first support portion. A first connecting mechanism that connects the mounting portion and the first supporting portion, and a second connecting mechanism that connects the first supporting portion and the second supporting portion. And the first connecting mechanism has at least two first elastic bodies having one end portion attached to the mounting portion and the other end portion attached to the first support portion. The second coupling mechanism has at least two second elastic bodies whose one end is supported by the first support and whose other end is supported by the second support. The at least two first elastic bodies and the at least two second elastic bodies are each curved so as to have at least two inflection points. And it has a vibration-damping device.
請求項11に係る本発明は、前記少なくとも2つの第1の弾性体が前記載置部に対して加える力と前記少なくとも2つの第2の弾性体が前記第1の支持部に対して加える力とは、水平面方向において互いに向きが異なる請求項10記載の防振装置である。
According to the eleventh aspect of the present invention, the force applied by the at least two first elastic bodies to the mounting portion and the force applied by the at least two second elastic bodies to the first support portion are described. Is the vibration isolator according to
本発明によれば、重量が一定の範囲内にある防振対象物に対して同じ弾性体を用いることができ、防振対象物に振動が伝達する際の固有振動数を小さくすることができる防振装置を提供することができる。 According to the present invention, the same elastic body can be used for a vibration isolation object whose weight is within a certain range, and the natural frequency when vibration is transmitted to the vibration isolation object can be reduced. A vibration isolator can be provided.
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1には、本発明の第1の実施形態に係る防振装置10が示されている。防振装置10は、防振対象物900の振動を抑制し、好ましくは防止するための装置であり、図1に示されているように、支持部100と、載置部200と、連結機構300と、脚部材402とを有する。
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 shows a
支持部100は、載置部200を支持する構造物であり、底板102と、天板104とを有し、底板102と天板104とが例えば4個(図1においては2個を図示)の柱部材110によって連結されることで枠体を形成している。天板104の例えば中央部には、貫通孔106が形成されている。
The
脚部材402は、防振対象物900の水平方向の振動を抑制し、好ましくは防止するための水平方向防振部として用いられていて、載置部200を重力方向における下側から支えている。脚部材402は、上端部が底板102の下向きの面に装着されていて、防振装置10が設置面920に設置された状態において、下端部が設置面920に接触する。脚部材402は、例えば4個等(図1においては3個を図示)、例えば複数個が設けられている。
The
また、脚部材402は、設置面920に対する支持部100の円周方向の運動を許容する部材であり、例えば、円柱形状のゴム塊やコイルスプリングを用いることができる。脚部材402は、水平方向に弾性変形する粘弾性体あればよく、ゴム塊やコイルスプリングに替えて他の部材を用いてもよい。脚部材402は、4個であることを要せず少なくとも1つがあればよい。
Further, the
載置部200は、防振対象物900が載置される構造体である。防振対象物900としては、例えばコンピュータや通信機器に用いられる電子デバイスの回路パターンを形成する露光機、青色レーザを用いた光学測定に使われる光学素子の高精度な形状を読み取る三次元形状測定装置、遺伝子解析などに用いられる電子顕微鏡のようにナノメートルの精度が問題となる機器等を挙げることができる。載置部200は、底板202と、天板204とを有し、天板204と底板202とが例えば4個の柱部材210(図1には2個を図示)によって連結されることで枠体を形成している。図1に示すように、防振対象物900は、底板202の重力方向における上向きの面に載置される。
The
また、載置部200は、後述する板バネ部材310の端部310c側が装着される装着部材220と、装着部材220を天板204に対して固定するための固定部材230とを有する。装着部材220は、例えば板状の部材であり、天板104の重力方向における上方であって、貫通孔106の重力方向における上方に配置されている。固定部材230は、例えば棒状の部材であって、貫通孔106を貫通するように配置されていて、下端部側が天板204に対して固定されていて、上端部側が装着部材220に対して固定されている。
The mounting
連結機構300は、支持部100と載置部200とを連結する機構であり、少なくとも2つの弾性体として用いられている例えば2つの板バネ部材310を有する。2つの板バネ部材310は、それぞれが、端部310c側が載置部200に装着されていて、端部310e側が支持部100に装着されている弾性体として用いられている。より具体的には、2つの板バネ部材310は、端部310c側が載置部200の装着部材220にそれぞれに装着されていて、端部310e側が後述する変更機構500を介して支持部100の天板104にそれぞれに装着されている。この実施形態においては、連結機構300は、2つの板バネ部材310を有するものの、連結機構300は少なくとも2つの板バネ部材310を有すればよく、連結機構300は、3個以上の板バネ部材310を有するものであってもよい(図12を参照)。
The
図1に示すように、防振装置10は、変更機構500をさらに有する。変更機構500は、板バネ部材310が支持部100に対して装着される位置を変更する位置変更機構として用いられているとともに、板バネ部材310が支持部100に対して装着される角度θ(図2を参照)を変更する角度変更機構として用いられている。変更機構500は、板バネ部材310と同じ数だけ設けられていて、この実施形態においては2個が設けられている。変更機構500の詳細は後述する。
As shown in FIG. 1, the
図2には、変更機構500が示されている。図2に示すように、変更機構500は、装着板504と、移動部材510と、レール部材520とを有する。装着板504は、板バネ部材310の装着部材220(図1を参照)が装着される側と逆側の端部310e側が装着される部材であり、ヒンジ512を用いてヒンジ512を中止に回転することができるように移動部材510に対して取り付けられている。装着板504に対する板バネ部材310の装着には、例えば複数の螺子部材(不図示)が用いられている。
FIG. 2 shows a
また、装着板504には貫通孔506が形成されていて、貫通孔506には、後述する螺子部材530が噛み合うように雌螺子508が形成されている。図2に示す矢印a1と矢印a2とは、装着板504がヒンジ512を中心に回転する方向を示している。
Further, a through
レール部材520は、移動部材510の移動を案内する案内手段として用いられていて、支持部100の天板104に対して固定されている。
The
移動部材510は、レール部材520に案内されるようにして、装着部材220及び固定部材230(それぞれ図1を参照)へと近づく方向と、装着部材220及び固定部材230から遠ざかる方向へと移動することができるようになっている。また、移動部材510には、移動部材510をレール部材520に対して固定する螺子部材(不図示)が設けられていて、この螺子部材を用いて所望の位置への移動が完了した移動部材510がレール部材520に対して固定される。図2に示す矢印bは、移動部材510が移動する方向を示している。
The moving
変更機構500は、雄螺子532が形成された螺子部材530をさらに有する。螺子部材530は、雄螺子532が雌螺子508に対して噛み合うようにして装着板504に対して取り付けられている。また、螺子部材530は、先端部534が移動部材510に接触することにより、重力の作用による装着板504と板バネ部材310との矢印a1方向への回転を制限している。また、螺子部材530は、回転させるように操作することにより、装着板504に対して図2に示す矢印c1の方向とc2の方向とに移動するようになっている。
The changing
図3には、板バネ部材310が拡大して示されている。図3に示すように、板バネ部材310は、2つの変曲点310a、変曲点310bを持つようにそれぞれが湾曲している。この実施形態においては、板バネ部材310は、2つの変曲点有するように湾曲しているものの、板バネ部材310は、少なくとも2つの変曲点を有するように湾曲していればよく、例えば3個の変曲点を有するように湾曲していてもよい。
FIG. 3 shows the
また、板バネ部材310は、2つの変曲点である変曲点310a、変曲点310bのうちの載置部200に対して装着されている側の端部310cに最も近い変曲点である変曲点310aよりも端部310cに近い部分である先端部分310dが、板バネ部材310の厚さ方向と交わる方向である矢印d方向へと載置部200を押し上げるように載置部200を支持している。即ち、先端部分310dは、載置部200に対して固定部材230の方向の力を加えつつ、載置部200に対して重力方向における上方に向かう力を加えるように載置部200を支持している。
Further, the
また、板バネ部材310は、2つの変曲点である変曲点310a、変曲点310bのうちの載置部200に対して装着されている側の端部310cに最も近い変曲点である変曲点310aよりも変更機構500に対して装着されている側の端部310eに近い部分である後端部分310fが通常のバネとして、すなわち変形に応じて反力を発生させる部材として用いられている。
Further, the
以上のように構成された防振装置10においては、操作者が変更機構500を操作することにより、矢印b方向へと移動部材510を移動させることができ、移動部材510を移動させることで板バネ部材310が支持部100に対して装着される位置を変更することができる。
In the
また、以上のように構成された変更機構500においては、操作者が螺子部材530を操作することにより、板バネ部材310が支持部100に対して装着される角度θを変更することができる。すなわち、螺子部材530を操作することにより螺子部材530を装着板504に対してc1方向(図2を参照)に移動させることで、装着板504と板バネ部材310とを矢印a1方向(図2を参照)に回転させることができ、角度θを小さくすることができる。一方、螺子部材530を装着板504に対してc2方向(図2を参照)に移動させることで、装着板504と板バネ部材310とを矢印a2(図2を参照)方向に回転させることができ、角度θを大きくすることができる。
Further, in the changing
防振装置10においては、板バネ部材310が支持部100に対して装着される位置及び板バネ部材310が支持部100に対して装着される角度θの少なくともいずれか一方を変更することで、板バネ部材310に変曲点310a、310bが生じる位置を変更することができる。そして、板バネ部材310の変曲点310aの位置を変更することで板バネ部材310の先端部分310dの長さと後端部分310fの長さとを変更することができる。そして、板バネ部材310の先端部分310dの長さと後端部分310fの長さとを変更することにより、板バネ部材310が矢印d方向へと載置部200を押し上げる力を調整することができる。
In the
以上のように、防振装置10においては、板バネ部材310が支持部100に対して装着される位置及び板バネ部材310が支持部100に対して装着される角度θの少なくともいずれか一方を変更することで板バネ部材310が矢印d方向へと載置部200を押し上げる力を調整することができるため、重量が一定の範囲内にある防振対象物900に対して、板バネ部材310を強さが異なる他の板バネ部材に交換することなく同じ板バネ部材310を用いることができる。
As described above, in the
また、防振装置10においては、板バネ部材310が支持部100に対して装着される位置及び板バネ部材310が支持部100に対して装着される角度θの少なくともいずれか一方を変更することで、防振対象物900に振動が伝達される際の振動伝達率を変更することができる。
In the
図4は、防振装置10の効果を示し、図4(a)は、板バネ部材310が支持部100に対して装着される角度θをθ1と定めた場合の振動伝達率の測定結果を示すグラフであり、図4(b)は、θをθ1とは異なる角度であるθ2に定めた場合の振動伝達率の測定結果を示すグラブである。図4(a)及び図4(b)において、横軸は設置面920の垂直方向における振動の周波数を示していて、縦軸は、設置面920の垂直方向における振動に対する防振対象物900の垂直方向における振動の比を示している。より具体的には、縦軸は、
振動伝達率(dB)=20×Log10(防振対象物900の振動/設置面920の振動)
を示している。
FIG. 4 shows the effect of the
Vibration transmissibility (dB) = 20 × Log 10 (vibration of vibration-
Is shown.
図4(a)と図4(b)とを比較すると、防振装置10においては、板バネ部材310が支持部100に対して装着される角度θを変更することで、防振対象物900への振動伝達率を変更することができることが分かる。
Comparing FIG. 4A and FIG. 4B, in the
測定の結果、振動伝達率が最大となる設置面920の周波数である固有振動数f0は、θがθ1である場合、2.375(Hz)であり、θがθ2である場合、0.25(Hz)であった。ここで、固有振動数f0は、数値が小さいほど低い周波数の振動の伝達を抑制していること意味し、数値が小さいほど振動を抑制する効果が大きいことを意味する。
As a result of the measurement, the natural frequency f0 that is the frequency of the
図5には、板バネ部材310が支持部100に対して装着される角度θを変化させ、それぞれのθにおける固有振動数f0を測定した測定結果が示されている。
FIG. 5 shows measurement results obtained by changing the angle θ at which the
図6は、防振装置10の効果を示し、図6(a)は、板バネ部材310を基準とする位置から距離d1移動させた場合の振動伝達率の測定結果を示すグラフであり、図6(b)は、板バネ部材310を基準とする位置から距離d2移動させた場合の振動伝達率の測定結果を示すグラフである。図6(a)及び図6(b)において、横軸は設置面920の垂直方向における振動の周波数を示していて、縦軸は、設置面920の垂直方向における振動に対する防振対象物900の垂直方向における振動の比を示している。より具体的には、縦軸は、
振動伝達率(dB)=20×Log10(防振対象物900の振動/設置面920の振動)
を示している。
FIG. 6 shows the effect of the
Vibration transmissibility (dB) = 20 × Log 10 (vibration of vibration-
Is shown.
図6(a)と図6(b)とを比較すると、防振装置10においては、板バネ部材310が支持部100に対して装着される位置を変更することで、防振対象物900への振動伝達率を変更することができることが分かる。
Comparing FIG. 6A and FIG. 6B, in the
測定の結果、固有振動数f0は、板バネ部材310を基準とする位置から距離d1移動させた場合、1.375(Hz)であり、板バネ部材310を基準とする位置から距離d2移動させた場合、0.25(Hz)であった。
As a result of the measurement, the natural frequency f0 is 1.375 (Hz) when the distance d1 is moved from the position based on the
図7には、板バネ部材310の基準となる位置からの距離dを変化させ、それぞれの距離dにおける固有振動数f0を測定した測定結果が示されている。
FIG. 7 shows measurement results obtained by changing the distance d from the reference position of the
次に本発明の第2の実施形態に係る防振装置10を説明する。図8には、本発明の第2の実施形態に係る防振装置が示されている。本発明の第2の実施形態に係る防振装置10は、先述の第1の実施形態に係る防振装置10と同様に、支持部100と、載置部200と、連結機構300と、脚部材402と、変更機構500とを有する。
Next, a
第2の実施形態に係る防振装置10においては、支持部100は、先述の第1の実施形態に係る防振装置10と同様に、底板102と、天板104と、例えば4個の柱部材110とを有するものの、第1の実施形態に係る防振装置10において形成されていた貫通孔106(図1を参照)は、天板104に形成されていない。一方、第2の実施形態に係る防振装置10は、板バネ部材310の一端部側が装着される装着部材120と、装着部材120を天板104に対して固定するための固定部材130とを有する。
In the
装着部材120は、例えば板状の部材であり、天板104の重力方向における下側に配置されている。固定部材130は、例えば棒状の部材であって、後述する貫通孔206を貫通するように配置されていて、上端部側が天板104の下側の面に対して固定されていて、下端部側が装着部材120に対して固定されている。
The mounting
脚部材402は、先述の第1の実施形態に係る防振装置10と同等であるため説明を省略する。
Since the
載置部200は、先述の第1の実施形態に係る防振装置10と同様に、底板202と、天板204と、例えば4個の柱部材210とを有するものの、先述の第1の実施形態に係る防振装置10が有していた装着部材220及び固定部材230(それぞれ図1を参照)を有しない。一方、この第2の実施形態に係る防振装置10においては、天板204に貫通孔206が形成されている。
The mounting
連結機構300は、先述の第1の実施形態に係る防振装置10と同様に、例えば2つの板バネ部材310を有する。2つの板バネ部材310は、それぞれが、端部310c側が支持部100の装着部材120にそれぞれに装着されていて、端部310e側が変更機構500を介して載置部200の天板204にそれぞれに装着されている。この実施形態第2の実施形態においても、連結機構300は少なくとも2つの板バネ部材310を有すればよく、連結機構300は、3個以上の板バネ部材310を有するものであってもよい。
The
変更機構500は、この第2の実施形態においては、板バネ部材310が載置部200の天板204の下向きの面装着される位置を変更する位置変更機構として用いられているとともに、板バネ部材310が載置部200の天板204の下向きの面装着される角度θ(図9を参照)を変更する角度変更機構として用いられている。
In the second embodiment, the
変更機構500の部品構成は、先述の第1の実施形態に係る防振装置10が有する変更機構500と同等である。すなわち、変更機構500は、先述の第1の実施形態に係る防振装置10と同様に、装着板504、ヒンジ512、移動部材510、レール部材520及び螺子部材530(それぞれ図2を参照)を有する。レール部材520は、先述の第1の実施形態に係る防振装置10においては、天板104の上向きの面に固定されていたものの、この第2の実施形態に係る防振装置10においては、天板204の下側の面に固定されている。
The component configuration of the
図9には、板バネ部材310が拡大して示されている。板バネ部材310は、先述の第1の実施形態に係る防振装置10と同様に、2つの変曲点310a、変曲点310bを持つようにそれぞれが湾曲している。また、板バネ部材310は、2つの変曲点である変曲点310a、変曲点310bのうちの支持部100に対して装着されている側の端部310cに最も近い変曲点である変曲点310aよりも端部310cに近い部分である先端部分310dが、板バネ部材310の厚さ方向と交わる方向である矢印e方向へと載置部200を押し上げるように載置部200を支持している。即ち、先端部分310dは、載置部200に対して固定部材130の方向の力を加えつつ、載置部200に対して重力方向における上方に向かう力を加えるように載置部200を支持している。
FIG. 9 shows the
また、板バネ部材310は、2つの変曲点である変曲点310a、変曲点310bのうちの支持部100に対して装着されている側の端部310cに最も近い変曲点である変曲点310aよりも変更機構500に対して装着されている側の端部310eに近い部分である後端部分310fが通常のバネとして、すなわち変形に応じて反力を発生させる部材として用いられている。
The
以上のように構成された第2の実施形態に係る防振装置10においては、操作者が変更機構500を操作することにより、板バネ部材310が載置部200に対して装着される位置を変更することができ、板バネ部材310が載置部200装着される角度θを変更することができる。そして、この第2の実施形態に係る防振装置10においては、板バネ部材310が載置部200に対して装着される位置及び板バネ部材310が載置部200に対して装着される角度θの少なくともいずれか一方を変更することで、板バネ部材310に変曲点310a、310bが生じる位置を変更することができる。
In the
そして、板バネ部材310の変曲点310aの位置を変更することで板バネ部材310の先端部分310dの長さと後端部分310fの長さとを変更することができ、板バネ部材310の先端部分310dの長さと後端部分310fの長さとを変更することにより、板バネ部材310が矢印e方向へと載置部200を上方へ押し上げる力を調整することができる。
Then, by changing the position of the
次に、本発明の第3の実施形態に係る防振装置10を説明する。図10には、本発明の第3の実施形態に係る防振装置10が示されている。本発明の第3の実施形態に係る防振装置10は、先述の第1の実施形態に係る防振装置10と同様に、支持部100と、載置部200と、連結機構300と、脚部材402と、変更機構500とを有する。
Next, a
支持部100は、先述の第1の実施形態に係る防振装置10と同等であるため、支持部100の説明を省略する。
Since the
脚部材402は、先述の第1の実施形態に係る防振装置10と同等であるため、脚部材402の説明を省略する。
Since the
載置部200は、先述の第1の実施形態に係る防振装置10と同様に、底板202と、天板204と、例えば4個の柱部材210とを有するものの、先述の第1の実施形態に係る防振装置10が有していた装着部材220及び固定部材230(それぞれ図1を参照)を有しない。一方、この第3の実施形態に係る防振装置10においては、天板204に貫通孔206が形成されている。
The mounting
連結機構300は、載置部200を吊架する吊架部380と、第1の弾性体として用いられている例えば2つの第1板バネ部材320と、第2の弾性体として用いられている例えば2つの第2板バネ部材330とを有する。
The
吊架部380は、第1板バネ部材310が装着される第1装着部材382と、第2板バネ部材330が装着される第2装着部材384と、第1装着部材382と第2装着部材384とを連結する連結部材386とを有する。第1装着部材382は、例えば板状の部材であって、天板104の上方であって、貫通孔106の上方に配置されている。第2装着部材384は、例えば板状の部材であって、天板204の下方であって、貫通孔206の下方に配置されている。連結部材386は、例えば棒状の部材であって、貫通孔106及び貫通孔206を貫通するように配置されていて、端部側が第1の装着部材382に対して固定されていて、他端部側が第2の装着部材384に対して装着されている。
The
第1板バネ部材320は、先述の第1の実施形態に係る防振装置10が有する板バネ部材310と略同等の構成である。即ち、先述の第1の実施形態に係る防振装置10が有する板バネ部材310は端部310cが装着部材220に装着されていた(図3を参照)のに対して、第1板バネ部材320は、端部320cが装着部材382に装着されているとの違いがあるものの、他の部分は、第1板バネ部材320は、先述の第1の実施形態に係る防振装置10が有する板バネ部材310と同等である。
The first
より具体的には、第1板バネ部材320は、第1の実施形態に係る防振装置10が有する板バネ部材310と同様に、他端部320e側が変更機構500を介して支持部100に装着されていて、例えば2つ等の少なくとも2つの変曲点を持つように湾曲していて、変更機構500が操作されることによって支持部100に対して装着される位置が変更され、変更機構500が操作されることによって支持部100に対して装着される角度が変更される。
More specifically, the first
第2板バネ部材330は、先述の第2の実施形態に係る防振装置10が有する板バネ部材310と略同等の構成である。即ち、先述の第2の実施形態に係る防振装置10が有する板バネ部材310は端部310cが装着部材120に装着されていた(図9を参照)のに対して、第2板バネ部材330は、端部330cが装着部材384に装着されているとの違いがあるものの、他の部分は、第2の板バネ部材330は、先述の第2の実施形態に係る防振装置10が有する板バネ部材310と同等である。
The 2nd leaf |
より具体的には、第2板バネ部材330は、第2の実施形態に係る防振装置10が有する板バネ部材310と同様に、他端部320e側が変更機構500を介して載置部200の天板204に装着されていて、例えば2つ等の少なくとも2つの変曲点を持つように湾曲していて、変更機構500が操作されることによって載置部200に対して装着される位置が変更され、変更機構500が操作されることによって載置部200に対して装着される角度が変更される。
More specifically, the second
次に、本発明の第4の実施形態に係る防振装置10を説明する。図11には、本発明の第4の実施形態に係る防振装置10が示されている。先述の第1の実施形態に係る防振装置10においては、載置部200を支持する支持部100は、脚部材402を介して設置面920に設置されていた(図1を参照)。これに対し、この第4の実施形態においては、載置部200を支持する第1支持部100が、さらに第2支持部600により支持されていて、第2支持部600が脚部材402を介して設置面920に設置されている。
Next, a
また、先述の第1の実施形態に係る防振装置10においては、連結機構300によって載置部200と支持部100とが連結されていた(図1を参照)。これに対し、この第4の実施形態においては、第1連結機構300によって載置部200と第1支持部100とが連結されているとともに、第2連結機構700によって、第1支持部100と第2支持部600とが連結されている。
Further, in the
載置部200は、先述の第1の実施形態における載置部200と同等である。このため、載置部200の説明を省略する。
The
第1支持部100は、載置部200を支持する第1の支持部として用いられていて、底板102と、天板104とを有し、底板102と天板104とが例えば4個(図11においては2個を図示)の柱部材110によって連結されることで枠体が形成されている。また、底板102の例えば中央部には、貫通孔106が形成されている。
The
また、第1支持部100は、後述する第2板バネ部材710の端部710cが装着される装着部材120と、装着部材120を天板104に対して固定するための固定部材130とを有する。装着部材120は、例えば板状の部材であり、後述する天板604の重力方向における上方であって、後述する貫通孔606の重力方向における上方に配置されている。固定部材130は、例えば棒状の部材であって、貫通孔606を貫通するように配置されていて、下端部側が天板104に対して固定されていて、上端部側が装着部材120に対して固定されている。
Further, the
第2支持部600は、第1支持部100を支持する構造物であり、底板602と、天板604とを有し、底板602と天板604とが例えば4個(図11においては2個を図示)の柱部材610によって連結されることで枠体を形成している。天板604の例えば中央部には、貫通孔606が形成されている。
The
脚部材402は、先述の第1の実施形態に係る脚部材402と同等である。このため、脚部材402の説明を省略する。
The
第1連結機構300の構成は、先述の第1の実施形態における連結機構300と略同等である。すなわち、第1連結機構300は、少なくとも2つの第1の弾性体として用いられている例えば2つの第1板バネ部材310を有し、2つの第1板バネ部材310は、それぞれが、端部310c側が載置部200に装着されていて、端部310e側が第1支持部100に装着されている。より具体的には、2つの第1板バネ部材310は、端部310c側が載置部200の装着部材220にそれぞれに装着されていて、端部310e側が変更機構500を介して第1支持部100の底板102の上向きの面にそれぞれに装着されている。変更機構500は、第1の実施形態における変更機構500と同等であるため説明を省略する。
The configuration of the
第1板バネ部材310は、第1の実施形態における板バネ部材310と同様に、例えば2つ等の少なくとも2つの変曲点を持つように湾曲している。
Similar to the
第2連結機構700は、第1支持部100と第2支持部600とを連結する機構であり、少なくとも2つの第2の弾性体として用いられている例えば2つの第2板バネ部材710を有する。2つの第2板バネ部材710は、それぞれが、端部710c側が第1支持部100に装着されていて、端部710e側が第2支持部600に装着されている。より具体的には、2つの第2板バネ部材710は、端部710c側が第1支持部100の装着部材120にそれぞれに装着されていて、端部710e側が変更機構500を介して第2支持部600の天板604の上向きの面にそれぞれに装着されている。変更機構500は、第1の実施形態における変更機構500と同等であるため説明を省略する。
The
第2板バネ部材710は、第1の実施形態における板バネ部材310と同様に、例えば2つ等の少なくとも2つの変曲点を持つように湾曲している。
Similar to the
図12には、先述の第4の実施形態に係る防振装置10の変形例が示されている。先述の第4の実施形態に係る防振装置10は、第1板バネ部材310が載置部200に対して加える力と、第2板バネ部材710が第1支持部100に対して加える力とは、水平方向において同じ方向であった。これに対して、この変形例においては、第1板バネ部材310が載置部200に対して加える力F1と、第2板バネ部材710が第1支持部100に対して加える力F2とは、図12に示すように、水平面方向において互いに向きが異なっている。
FIG. 12 shows a modification of the
図13には、板バネ部材310に替えて、弾性体として用いることができる弾性構造体340が示されている。弾性構造体340は、例えば5個等の複数の棒状の弾性体342を有し、これらの棒状の弾性体342は、一端部が支持部材344に固定されることにより支持され、他端部が支持部材346に固定されることにより支持されている。
FIG. 13 shows an
板バネ部材310に替えて弾性構造体340を用いることができることと同様に、第1板バネ部材320(図10を参照)に替えて弾性構造体340を用いることができ、第2板バネ部材330(図10を参照)に替えて弾性構造体340を用いることができる。また、第1板バネ部材310(図11を参照)に替えて弾性構造体340を用いることができ、第2板バネ部材710(図11を参照)に替えて弾性構造体340を用いることができる。
Similarly to the fact that the
図14には、先述の第1の実施形態に係る防振装置10の変形例が示されている。先述の第1の実施形態に係る防振装置10は、弾性体として用いられている板バネ部材310を2つ有していた。これに対し、この変形例は、板バネ部材310を5つ有している。5つの板バネ部材310は、載置部200に対して加える力が水平面方向で釣り合うように配置されている。例えば、5つの板バネ部材310の強さが全て同じ場合、互いに隣り合う2つの板バネ部材310の間の角度が全て同じとなるように5つの板バネ部材310が配置されている。
FIG. 14 shows a modification of the
第1の実施形態に係る防振装置10の変形例として防振装置10に板バネ部材310を5つ設けることと同様に、第2の実施形態に係る防振装置10の変形例として、防振装置10に板バネ部材310を5つ設けるようにすることもできる。また、第3の実施形態に係る防振装置10の変形例として、防振装置10に第1板バネ部材320を5つ設けることができ、防振装置10に第2板バネ部材330を5つ設けることができる。また、第4の実施形態に係る防振装置10の変形例として、防振装置10に第1板バネ部材310を5つ設けることができ、第2板バネ部材710を5つ設けることができる。
As a modification of the
以上で述べたように、本発明は、防振装置に適用することができる。 As described above, the present invention can be applied to a vibration isolator.
10・・・防振装置
100・・・支持部、第1支持部
200・・・載置部
300・・・連結機構、第1連結機構
310・・・板バネ部材、第1板バネ部材
310a、310b・・・変曲点
320・・・第1板バネ部材
330・・・第2板バネ部材
380・・・吊架部
500・・・変更機構
600・・・第2支持部
700・・・第2連結機構
710・・・第2板バネ部材
900・・・防振対象物
DESCRIPTION OF
Claims (10)
前記載置部を支持する支持部と、
前記載置部と前記支持部とを連結する連結機構と、
を有し、
前記連結機構は、一端部側が前記載置部に装着されていて、他端部側が前記支持部に装着されている少なくとも2つの弾性体を有し、
前記少なくとも2つの弾性体は、少なくとも2つの変曲点を持つようにそれぞれに湾曲し、
前記少なくとも2つの弾性体が前記支持部に対して装着される位置をそれぞれに変更する位置変更機構をさらに有する防振装置。 A placement unit on which the object of vibration isolation is placed;
A support part for supporting the mounting part,
A connecting mechanism for connecting the mounting portion and the support portion;
Have
The connection mechanism has at least two elastic bodies having one end portion mounted on the mounting portion and the other end portion mounted on the support portion,
The at least two elastic bodies each bend to have at least two inflection points ;
An anti-vibration device further comprising a position changing mechanism for changing a position at which the at least two elastic bodies are attached to the support portion .
前記載置部を支持する支持部と、
前記載置部と前記支持部とを連結する連結機構と、
を有し、
前記連結機構は、一端部側が前記載置部に装着されていて、他端部側が前記支持部に装着されている少なくとも2つの弾性体を有し、
前記少なくとも2つの弾性体は、少なくとも2つの変曲点を持つようにそれぞれに湾曲し、
前記少なくとも2つの弾性体が前記載置部に対して装着される位置をそれぞれに変更する位置変更機構をさらに有する防振装置。 A placement unit on which the object of vibration isolation is placed;
A support part for supporting the mounting part,
A connecting mechanism for connecting the mounting portion and the support portion;
Have
The connection mechanism has at least two elastic bodies having one end portion mounted on the mounting portion and the other end portion mounted on the support portion,
The at least two elastic bodies each bend to have at least two inflection points ;
The vibration isolator which further has a position change mechanism which changes the position where the said at least 2 elastic body is mounted | worn with respect to the said mounting part to each .
前記載置部を支持する支持部と、
前記載置部と前記支持部とを連結する連結機構と、
を有し、
前記連結機構は、
前記載置部を吊架する吊架部と、
一端部側が前記吊架部に装着されていて、他端部側が前記支持部に装着されている少なくとも2つの第1の弾性体と、
一端部側が前記吊架部に装着されていて、他端部側が前記載置部に装着されている少なくとも2つの第2の弾性体と、
を有し、
前記少なくとも2つの第1の弾性体及び前記少なくとも2つの第2の弾性体は、少なくとも2つの変曲点を持つようにそれぞれに湾曲している防振装置。 A placement unit on which the object of vibration isolation is placed;
A support part for supporting the mounting part,
A connecting mechanism for connecting the mounting portion and the support portion;
Have
The coupling mechanism is
A suspension part for suspending the mounting part;
At least two first elastic bodies whose one end is attached to the suspension and whose other end is attached to the support;
At least two second elastic bodies, one end of which is attached to the suspension part and the other end of which is attached to the mounting part;
Have
The vibration-proof device in which the at least two first elastic bodies and the at least two second elastic bodies are respectively curved so as to have at least two inflection points.
前記載置部を支持する第1の支持部と、
前記第1の支持部を支持する第2の支持部と、
前記載置部と前記第1の支持部とを連結する第1の連結機構と、
前記第1の支持部と前記第2の支持部とを連結する第2の連結機構と、
を有し、
前記第1の連結機構は、一端部側が前記載置部に装着されていて、他端部側が前記第1の支持部に装着されている少なくとも2つの第1の弾性体を有し、
前記第2の連結機構は、一端部側が前記第1の支持部に支持されていて、他端部が前記第2の支持部に支持されている少なくとも2つの第2の弾性体を有し、
前記少なくとも2つの第1の弾性体及び前記少なくとも2つの第2の弾性体は、少なくとも2つの変曲点を持つようにそれぞれに湾曲している防振装置。 A placement unit on which the object of vibration isolation is placed;
A first support portion for supporting the placement portion;
A second support part for supporting the first support part;
A first coupling mechanism that couples the placement unit and the first support unit;
A second coupling mechanism that couples the first support part and the second support part;
Have
The first coupling mechanism has at least two first elastic bodies whose one end is attached to the mounting portion and whose other end is attached to the first support portion,
The second coupling mechanism has at least two second elastic bodies whose one end is supported by the first support and whose other end is supported by the second support.
The vibration-proof device in which the at least two first elastic bodies and the at least two second elastic bodies are respectively curved so as to have at least two inflection points.
The force applied by the at least two first elastic bodies to the mounting portion and the force applied by the at least two second elastic bodies to the first support portion are mutually oriented in the horizontal plane direction. The vibration isolator according to claim 9 which is different.
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