JP6474534B2 - Lbtシステムにおけるタイミングアドバンス - Google Patents

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Description

関連出願
本出願は、その開示全体が参照により本明細書に組み込まれる、2015年12月11日に出願された仮特許出願第62/266,386号の利益を主張する。
本開示は、ライセンス支援型アクセス(LAA:License Assisted Access)、リッスンビフォアトーク(LBT)、マルチキャリアLBT、およびMuLTEfireに関する。提案する変更は、L1およびL2に影響を及ぼし得る。
第3世代パートナーシッププログラム(3GPP)リリース(Rel)13の特徴であるライセンス支援型アクセス(LAA)は、Long Term Evolution(LTE)機器が、未ライセンス5ギガヘルツ(GHz)無線スペクトルにおいても動作することを可能にする。未ライセンス5GHzスペクトルは、ライセンス済みスペクトルを補うものとして使用される。将来のRel14の作業項目が、LAAにアップリンク送信を追加する。それに応じて、デバイスは、ライセンス済みスペクトル(1次セル(PCell))において接続し、未ライセンススペクトル(2次セル(SCell))において追加の送信容量から利益を得るためにキャリアアグリゲーション(CA)を使用する。未ライセンススペクトルにおけるLTEのスタンドアロン動作も可能であり、MuLTEfire Allianceによって開発中である。
しかしながら、規制要件は、事前のチャネル検知がなければ未ライセンススペクトルにおける送信を許可しないことがある。未ライセンススペクトルは、類似するまたは類似しないワイヤレス技術の他の無線機と共有されなければならないので、いわゆるリッスンビフォアトーク(LBT)方法が適用される必要がある。LBTは、あらかじめ規定された最小時間量の間媒体を検知することと、チャネルがビジーである場合、バックオフすることとを伴う。今日、未ライセンス5GHzスペクトルは、主に、IEEE802.11ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)規格を実装する機器によって、使用される。この規格は、そのマーケティングブランド「Wi−Fi」の下で知られている。
LTE
LTEは、ダウンリンクにおいて直交周波数分割多重(OFDM)を使用し、アップリンクにおいて(シングルキャリア周波数分割多元接続(FDMA)とも呼ばれる)離散フーリエ変換(DFT)拡散OFDMを使用する。基本LTEダウンリンク物理リソースが、こうして、図1に例示されているように、時間周波数グリッドとして見られ得、各リソースエレメントが、1つのOFDMシンボル間隔中の1つのOFDMサブキャリアに対応する。アップリンクサブフレームは、ダウンリンクと同じサブキャリア離間と、ダウンリンクにおけるOFDMシンボルと同数の時間領域におけるシングルキャリアFDMA(SC−FDMA)シンボルとを有する。
時間領域において、LTEダウンリンク送信は、10ミリ秒(ms)の無線フレームに編成され、各無線フレームは、図2に示されているように、長さTSUBFRAME=1msの10個の等しいサイズのサブフレームからなる。各サブフレームは、各々持続時間0.5msの2つのスロットを備え、フレーム内でのスロット番号付けは、0〜19にわたる。通常サイクリックプレフィックスの場合、1つのサブフレームは、14個のOFDMシンボルからなる。各シンボルの持続時間は、約71.4マイクロ秒(μs)である。
なお、LTEにおけるリソース割り当ては、典型的にリソースブロックの観点から説明され、1つのリソースブロックは、時間領域における1つのスロット(0.5ms)および周波数領域における12個の連続サブキャリアに対応する。時間方向における2つの隣接するリソースブロックのペア(1.0ms)は、リソースブロックペアとして知られている。リソースブロックは、周波数領域において、システム帯域幅の一端から0で開始して番号付けされる。
ダウンリンク送信は動的にスケジュールされ、すなわち、各サブフレーム中で、基地局は、現在のダウンリンクサブフレーム中で、どの端末にデータが送信されるか、およびどのリソースブロック上でデータが送信されるかについての制御情報を送信する。この制御シグナリングは、典型的に、各サブフレーム中の最初の1つ、2つ、3つ、または4つのOFDMシンボル中で送信され、数n=1、2、3、または4は、制御フォーマットインジケータ(CFI)として知られている。ダウンリンクサブフレームは、共通参照シンボルをも含んでおり、共通参照シンボルは、受信機に知られており、たとえば制御情報のコヒーレント復調のために使用される。制御としてのCFI=3つのOFDMシンボルをもつダウンリンクシステムが、図3に例示されている。図3に示されている参照シンボルは、セル固有参照シンボル(CRS)であり、ある送信モードについての細かい時間および周波数同期ならびにチャネル推定を含む複数の機能をサポートするために使用される。
アップリンク送信は動的にスケジュールされ、すなわち、各ダウンリンクサブフレーム中で、基地局は、どの端末が後続のサブフレーム中で拡張またはエボルブドノードB(eNB)にデータを送信すべきであるか、およびどのリソースブロック上でデータが送信されるかについての制御情報を送信する。アップリンクリソースグリッドは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)中のデータおよびアップリンク制御情報、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)中のアップリンク制御情報、ならびに復調用参照信号(DMRS)およびサウンディング参照信号(SRS)など、様々な参照信号から構成される。DMRSは、PUSCHおよびPUCCHデータのコヒーレント復調のために使用されるが、SRSは、いかなるデータまたは制御情報にも関連付けられず、一般的に、周波数選択的スケジューリングの目的でアップリンクチャネル品質を推定するために使用される。例示的なアップリンクサブフレームが図4に示されている。アップリンクDMRSおよびSRSは、アップリンクサブフレームに時間多重化され、SRSは常に通常アップリンクサブフレームの最後のシンボル中で送信されることに留意されたい。PUSCH DMRSは、通常サイクリックプレフィックスをもつサブフレームについてのスロットごとに1回送信され、第4および第11のSC−FDMAシンボルに位置する。
LTE Rel11以降、ダウンリンクまたはアップリンクリソース割り振りは、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)上でもスケジュールされ得る。Rel8〜Rel10の場合、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)のみが利用可能である。リソースグラントは、ユーザ機器(UE)固有であり、UE固有セル無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI)識別器を用いてダウンリンク制御情報(DCI)サイクリック冗長検査(CRC)をスクランブルすることによって指示される。
LTEアップリンクタイミングアドバンス
異なるUEからのアップリンク送信は、伝搬遅延の差により、異なる時間にeNBに到着することになる。アップリンク直交性を維持するために、UE固有アップリンクタイミングアドバンス(TA)が、eNBにおけるUEの送信の受信時間を整合させるためにUEに指示される。アップリンクTAは、UEについてのダウンリンク受信タイミングに対して指定される。初期アクセスの場合、TAは、UEによるプリアンブル送信ステップの後にeNBによって計算される。初期アクセスの後に、eNBは、TAコマンドを用いてアップリンクTAを再調整することができる。TAは、0から最大0.67msまで、0.52μsのグラニュラリティをもつ11ビットコマンドを使用して、eNBによって設定され得る。アップリンクTAの例示が図5に示されており、UE1およびUE2は、両方のアップリンク送信がeNBによって受信されたときに時間的に整合されるように、eNBからの、UE1およびUE2のそれぞれの一方向伝搬遅延の2倍のTAを適用する。
eNBは、各UEについてタイマーを設定し、タイマーは、TA更新コマンドが受信されるたびにUEによって再起動される。タイマーが満了する前にUEが別のTA更新コマンドを受信しない場合、UEは、UEのアップリンクが同期外れを起こしたと考えなければならない。そのような事例では、UEは、アップリンクタイミングを再初期化するために最初にランダムアクセスプリアンブルを送信せずに、いかなる種類の別のアップリンク送信を行うことも許可されない。
CA
LTE Rel10規格は、20メガヘルツ(MHz)よりも大きい帯域幅をサポートする。LTE Rel10に関する1つの重要な要件は、LTE Rel8との後方互換性を保証することである。これは、スペクトル互換性をも含むべきである。このことは、20MHzよりも広いLTE Rel10キャリアが、LTE Rel8端末にとっていくつかのLTEキャリアとして見えるべきであることを暗示するであろう。そのような各キャリアは、コンポーネントキャリア(CC)と呼ばれることがある。具体的には、早期LTE Rel10展開について、多くのLTEレガシー端末と比較して、より少ない数のLTE Rel10対応端末があることが予想され得る。それゆえ、レガシー端末についても広いキャリアの効率的な使用を保証すること、すなわち、レガシー端末が広帯域LTE Rel10キャリアのすべての部分においてスケジュールされ得るキャリアを実装することが可能であることを保証することが必要である。これを得るための簡単なやり方は、CAによるものであろう。CAは、LTE Rel10端末が複数のCCを受信することができることを暗示し、CCは、Rel8キャリアと同じ構造を有するか、または少なくとも、同じ構造を有する可能性を有する。CAは図6に例示されている。CA対応UEが、常にアクティブにされるPCellと、動的にアクティブにされるかまたは非アクティブにされ得る1つまたは複数のSCellとを割り振られる。
アグリゲートされるCCの数ならびに個々のCCの帯域幅は、アップリンクとダウンリンクとについて異なり得る。対称構成は、ダウンリンクにおけるCCの数とアップリンクにおけるCCの数とが同じである事例を指すが、非対称構成は、CCの数が異なる事例を指す。セルにおいて設定されるCCの数は、端末によって見られるCCの数とは異なり得ることに留意することが重要である。セルが同数のアップリンクCCとダウンリンクCCとで設定されるとしても、端末は、たとえば、アップリンクCCよりも多くのダウンリンクCCをサポートし得る。
WLAN
WLANの典型的な展開では、キャリア検知多重アクセス/衝突回避(CSMA/CA:Carrier Sense Multiple Access with Colllision Avoidance)が、媒体アクセスのために使用される。これは、クリアチャネルアセスメント(CCA)を実施するためにチャネルが検知され、チャネルがアイドルとして宣言される場合のみ、送信が起動されることを意味する。チャネルがビジーとして宣言される事例では、送信は、基本的に、チャネルがアイドルであると見なされるまで延期される。
Wi−FiのLBT機構の一般的な例示が、図7に示されている。Wi−Fi局Aが局Bにデータフレームを送信した後に、局Bは、16μsの遅延で局Aに肯定応答(ACK)フレームを送信するものとする。そのようなACKフレームは、LBT動作を実施することなく、局Bによって送信される。別の局がそのようなACKフレーム送信に干渉することを防ぐために、局は、チャネルが占有されたことが観測された後、チャネルが占有されているかどうかを再び評価する前に、(分散フレーム間スペース(DIFS:Distributed Inter−Frame Space)と呼ばれる)34μsの持続時間の間、延期するものとする。それゆえ、送信することを望む局は、最初に、固定持続時間DIFSの間、媒体を検知することによってCCAを実施する。媒体がアイドルである場合、局は、局が媒体の所有権を取り、フレーム交換シーケンスを始め得ると仮定する。媒体がビジーである場合、局は、媒体がアイドルになるのを待ち、DIFSの間延期し、さらなるランダムバックオフ期間の間待つ。
上記の基本プロトコルでは、媒体が利用可能になるとき、複数のWi−Fi局が送信する準備ができていることがあり、それにより、衝突が生じることがある。衝突を低減するために、送信しようとする局は、ランダムバックオフカウンタを選択し、その数のスロットチャネルアイドル時間の間延期する。ランダムバックオフカウンタは、[0,CW]の間隔にわたる一様分布から引き出されるランダム整数として選択される。ランダムバックオフ競合ウィンドウのデフォルトサイズ(CWmin)は、IEEE仕様において定められている。チャネルアクセスを求めて競合する多くの局があるとき、衝突は、依然として、このランダムバックオフプロトコルの下でさえ起こり得ることに留意されたい。それゆえに、再発する衝突を回避するために、バックオフ競合ウィンドウサイズ(CW)は、局が局の送信の衝突を検出したときはいつでも、限度(CWmax)までで2倍にされ、限度(CWmax)もIEEE仕様において定められている。局が衝突なしに送信に成功したとき、局は、局のランダムバックオフ競合ウィンドウサイズをデフォルト値(CWmin)にリセットする。
LTEを使用する未ライセンススペクトルへのLAA
今まで、LTEによって使用されるスペクトルは、LTEに専用である。これは、LTEシステムが共存問題を気にかける必要がなく、スペクトル効率が最大にされ得るという利点を有する。しかしながら、LTEに割り当てられるスペクトルは限られており、このことは、アプリケーション/サービスからのより大きいスループットに対する常に増加する需要を満たすことができない。それゆえ、ライセンス済みスペクトルに加えて、未ライセンススペクトルを活用するために、LTEを拡張することに対して、3GPPにおいて新しい研究項目が始動されている。未ライセンススペクトルは、規定によれば、複数の異なる技術によって同時に使用され得る。それゆえ、LTEは、IEEE802.11(Wi−Fi)など、他のシステムとの共存問題を考慮する必要がある。ライセンス済みスペクトルの場合のように未ライセンススペクトルにおいて同様の様式でLTEを動作させることは、Wi−Fiが、チャネルが占有されていることを検出すると送信しないので、Wi−Fiの性能を深刻に劣化させることがある。
なお、未ライセンススペクトルを確実に利用する1つのやり方は、必須の制御信号およびチャネルをライセンス済みキャリア上で送信することである。すなわち、図8に示されているように、UEは、ライセンス済み帯域における1つのPCellと、未ライセンス帯域における1つまたは複数のSCellとに接続される。本出願では、未ライセンススペクトルにおけるSCellは、LAA SCellとして表示される。
3GPP Rel13 LAAにおけるLBT
Rel13 LAAにおいて、ダウンリンクデータ送信のためのLBTは、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)否定応答(NACK)フィードバックに基づく競合ウィンドウ(CW)調整を用いる、Wi−Fiのランダムバックオフプロシージャと同様のランダムバックオフプロシージャに続く。アップリンクLBTのいくつかの態様が、Rel13中に論じられた。アップリンクLBTのフレームワークに関しては、議論は、セルフスケジューリングおよびクロスキャリアスケジューリングシナリオに焦点を当てた。アップリンクグラント自体が、eNBによるダウンリンクLBTを要求するので、アップリンクLBTは、セルフスケジューリングを用いるアップリンク送信について追加のLBTステップを課する。ランダムバックオフが採用される場合、アップリンクLBT最大CWサイズは、この欠点を克服するために極めて低い値に限定されるべきである。それゆえ、Rel13 LAAは、セルフスケジューリングのためのアップリンクLBTが、(ダウンリンク専用参照信号(DRS)と同様の)少なくとも25μsの単一のCCA持続時間、または16μsの延期持続時間および後続の1つのCCAスロットを含む25μsの延期期間と、X={3,4,5,6,7}から選定される最大競合ウィンドウサイズとを用いるランダムバックオフ方式のいずれかを使用すべきであることを推奨した。これらのオプションは、別の未ライセンスSCellによるアップリンクのクロスキャリアスケジューリングにも適用可能である。
ライセンス済みPCellによるクロスキャリアスケジューリングを伴う事例についての短いアップリンクLBTプロシージャが、さらなる研究の余地を残している。検討中の他のオプションは、Wi−Fi局によって使用されるランダムバックオフプロシージャと同様の本格的なランダムバックオフプロシージャである。
最終的に、(2つのバーストの間に高々16μsのギャップを伴って)そのそれぞれのキャリア上で、アップリンク送信バーストがダウンリンク送信バーストに続くときの、LBTを用いないアップリンク送信の事例は、Rel14におけるさらなる研究を求めて未決のままとされた。
未ライセンスキャリア上でアップリンクグラントが送られるときのアップリンクLBTおよびアップリンク送信を例示するための例が、図9で提供されている。
リッスンビフォアトーク(LBT)セルにおけるタイミングアドバンスに関するシステムおよび方法が開示される。いくつかの実施形態では、セルラー通信ネットワークにおける無線アクセスノードの動作の方法が、ワイヤレスデバイスによって使用されるべきLBTセルのためのアップリンクLBTのためのタイミングアドバンス(TA)の指示を送信することを備える。このようにして、LBTセル上のダウンリンク送信がLBTプロシージャに干渉しない時間期間中に、LBT持続時間の少なくとも一部分が発生するように、アップリンクLBTプロシージャのタイミングが制御され得る。
いくつかの実施形態では、LBTセルのためのアップリンクLBTのためのTAは、LBTセルのためのアップリンクLBTとアップリンク送信の両方のためのTAである。
いくつかの実施形態では、本方法は、ワイヤレスデバイスに、LBTセル上のアップリンク送信のためのTAの指示を送ることをさらに備える。
いくつかの実施形態では、本方法は、LBTセルを提供する無線アクセスノードとワイヤレスデバイスとの間の一方向伝搬遅延(T)に基づいて、LBTセルのためのアップリンクLBTのためのTAを決定することをさらに備え、アップリンクLBTのためのTAは、2Tよりも大きく、ワイヤレスデバイスのダウンリンクタイミングに関係する。
いくつかの実施形態では、アップリンクLBTのためのTAを決定することは、一方向伝搬遅延(T)と、LBTセル上のアップリンクLBTプロシージャを実施するために必要とされる時間量とに基づいて、アップリンクLBTのためのTAを決定することを備え、アップリンクLBTのためのTAは、2T+LBTセル上のアップリンクLBTプロシージャを実施するために必要とされる時間量よりも大きいかまたはそれに等しい。
いくつかの実施形態では、LBTセル上のダウンリンクバーストの最後のダウンリンクサブフレームが、部分ダウンリンクサブフレームに対応する、持続時間の使用される部分Dusedと、部分ダウンリンクサブフレームの後に発生する、持続時間の使用されない部分Dunusedとからなり、アップリンクLBTのためのTAを決定することは、(a)一方向伝搬遅延(T)と、(b)LBTセル上のアップリンクLBTプロシージャを実施するために必要とされる時間量と、(c)Dunusedとに基づいて、アップリンクLBTのためのTAを決定することを備え、アップリンクLBTのためのTAは、2T+アップリンクLBTプロシージャを実施するために必要とされる時間量よりも大きいかまたはそれに等しく、Dunusedよりも小さいかまたはそれに等しい。
いくつかの実施形態では、アップリンクLBTのためのTAは、ワイヤレスデバイスによって実施されるアップリンクLBTプロシージャについてのアップリンクLBT持続時間が、LBTセル上のダウンリンクバースト中の最後の部分ダウンリンクサブフレームの終端の、ワイヤレスデバイスにおける受信の後に開始する時間期間内に入るようなものである。
いくつかの実施形態では、アップリンクLBTのためのTAは、ワイヤレスデバイスによって実施されるアップリンクLBTプロシージャについてのアップリンクLBT持続時間が、(a)LBTセル上のダウンリンクバースト中の最後の部分ダウンリンクサブフレームの終端の、ワイヤレスデバイスにおける受信の後に開始し、(b)アップリンクLBTプロシージャの結果が、LBTセルのためのアップリンクチャネルがクリアであることである場合、ワイヤレスデバイスによる所望のアップリンク送信が始まるべき時間に終了する、時間期間内に入るようなものである。さらに、いくつかの実施形態では、ワイヤレスデバイスによる所望のアップリンク送信が始まるべき時間は、LBTセル上のアップリンク送信のための別個のTAによって規定される。
いくつかの実施形態では、アップリンクLBTのためのTAは、LBTセルを提供する無線アクセスノードとワイヤレスデバイスとの間の一方向伝搬遅延(T)+LBTセル上のダウンリンクバースト中の最後のダウンリンクサブフレームの持続時間Dに等しく、アップリンクLBTのためのTAは、ワイヤレスデバイスのダウンリンク受信タイミングに関係する。
いくつかの実施形態では、アップリンクLBTのためのTAは、ワイヤレスデバイスによって実施されるアップリンクLBTプロシージャについてのアップリンクLBT持続時間の少なくとも一部が、LBTセルを提供する無線アクセスノードとワイヤレスデバイスとの間の一方向伝搬遅延(T)内に入るようなものである。
いくつかの実施形態では、アップリンクLBTのためのTAは、ワイヤレスデバイスによって実施されるアップリンクLBTプロシージャについてのアップリンクLBT持続時間の少なくとも一部が、LBTセルを提供する無線アクセスノードとワイヤレスデバイスとの間の一方向伝搬遅延(T)に等しい持続時間を有する時間期間内に入るようなものであり、時間期間は、LBTセルを提供する無線アクセスノードにおけるLBTセル上のダウンリンクバースト中の最後のダウンリンクサブフレームの送信の時間に開始し、ワイヤレスデバイスにおけるLBTセル上のダウンリンクバースト中の最後のダウンリンクサブフレームの受信の時間に終了する。さらに、いくつかの実施形態では、アップリンクLBTのためのTAは、D+Tに等しく、Dは、LBTセル上のダウンリンクバースト中の最後のダウンリンクサブフレームの持続時間である。さらに、いくつかの実施形態では、ダウンリンクバースト中の最後のダウンリンクサブフレームは、ワイヤレスデバイスによる所望のアップリンク送信の直前の最後のダウンリンクサブフレームであり、ワイヤレスデバイスは、最後のダウンリンクサブフレームにおけるデータ受信についてスケジュールされない。他の実施形態では、ダウンリンクバースト中の最後のダウンリンクサブフレームは、ワイヤレスデバイスによる所望のアップリンク送信の直前の最後のダウンリンクサブフレームであり、ワイヤレスデバイスは、最後のダウンリンクサブフレームにおけるデータ受信についてスケジュールされ、ワイヤレスデバイスは、ワイヤレスデバイスにおけるダウンリンクバーストの受信が完了するまで、成功したアップリンクLBTを前提とする、アップリンク送信を始めない。
いくつかの実施形態では、LBTセルのためのアップリンクLBTのためのTAの指示を送ることが、第1のキャリア上のLBTセルのためのアップリンクLBTのためのTAの指示を送ることを備え、LBTセルは、第1のキャリアとは異なる第2のキャリア上にある。いくつかの実施形態では、アップリンクLBTのためのTAは、D+Tに等しく、Dは、LBTセル上のダウンリンクバースト中の最後のダウンリンクサブフレームの持続時間である。
いくつかの実施形態では、アップリンクLBTのためのTAは、ワイヤレスデバイスによって実施されるアップリンクLBTプロシージャについてのアップリンクLBT持続時間が、LBTセル上のダウンリンクバースト中の最後から2番目のダウンリンクサブフレーム中の時間ギャップに対応する時間期間内に入るようなものである。
セルラー通信ネットワークのための無線アクセスノードの実施形態も開示される。いくつかの実施形態では、無線アクセスノードは、本明細書で開示される実施形態のいずれかに従って無線アクセスノードの動作の方法を実施するように適応される。
いくつかの実施形態では、セルラー通信ネットワークのための無線アクセスノードは、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を備えるメモリとを備え、命令により、無線アクセスノードは、ワイヤレスデバイスによって使用されるべきLBTセルのためのアップリンクLBTのためのTAの指示を送信することを遂行するように動作可能である。
いくつかの実施形態では、セルラー通信ネットワークのための無線アクセスノードは、ワイヤレスデバイスによって使用されるべきLBTセルのためのアップリンクLBTのためのTAの指示を送信することを遂行するように動作可能な送信モジュールを備える。
セルラー通信ネットワークにおけるワイヤレスデバイスの動作の方法の実施形態も開示される。いくつかの実施形態では、セルラー通信ネットワークにおけるワイヤレスデバイスの動作の方法は、無線アクセスノードから、LBTセルのためのアップリンクLBTのためのTAの指示を受信することと、アップリンクLBTのためのTAに従ってLBTセルのためのアップリンクLBTプロシージャを実施することとを備える。
いくつかの実施形態では、本方法は、無線アクセスノードから、LBTセル上のアップリンク送信のための別個のTAの指示を受信することをさらに備える。
いくつかの実施形態では、アップリンクLBTのためのTAは、ワイヤレスデバイスによって実施されるアップリンクLBTプロシージャについてのアップリンクLBT持続時間が、LBTセル上のダウンリンクバースト中の最後の部分ダウンリンクサブフレームの終端の、ワイヤレスデバイスにおける受信の後に開始する時間期間内に入るようなものである。
いくつかの実施形態では、アップリンクLBTのためのTAは、ワイヤレスデバイスによって実施されるアップリンクLBTプロシージャについてのアップリンクLBT持続時間が、(a)LBTセル上のダウンリンクバースト中の最後の部分ダウンリンクサブフレームの終端の、ワイヤレスデバイスにおける受信の後に開始し、(b)アップリンクLBTプロシージャの結果が、LBTセルのためのアップリンクチャネルがクリアであることである場合、ワイヤレスデバイスによる所望のアップリンク送信が始まるべき時間に終了する、時間期間内に入るようなものである。
いくつかの実施形態では、ワイヤレスデバイスによる所望のアップリンク送信が始まるべき時間は、LBTセル上のアップリンク送信のための別個のTAによって規定される。
いくつかの実施形態では、アップリンクLBTのためのTAは、ワイヤレスデバイスによって実施されるアップリンクLBTプロシージャについてのアップリンクLBT持続時間の少なくとも一部が、LBTセルを提供する無線アクセスノードとワイヤレスデバイスとの間の一方向伝搬遅延(T)内に入るようなものである。
いくつかの実施形態では、アップリンクLBTのためのTAは、ワイヤレスデバイスによって実施されるアップリンクLBTプロシージャについてのアップリンクLBT持続時間の少なくとも一部が、LBTセルを提供する無線アクセスノードとワイヤレスデバイスとの間の一方向伝搬遅延(T)に等しい持続時間を有する時間期間内に入るようなものであり、時間期間は、LBTセルを提供する無線アクセスノードにおけるLBTセル上のダウンリンクバースト中の最後のダウンリンクサブフレームの送信の時間に開始し、ワイヤレスデバイスにおけるLBTセル上のダウンリンクバースト中の最後のダウンリンクサブフレームの受信の時間に終了する。いくつかの実施形態では、アップリンクLBTのためのTAは、D+Tに等しく、Dは、LBTセル上のダウンリンクバースト中の最後のダウンリンクサブフレームの持続時間である。いくつかの実施形態では、ダウンリンクバースト中の最後のダウンリンクサブフレームは、ワイヤレスデバイスによる所望のアップリンク送信の直前の最後のダウンリンクサブフレームであり、ワイヤレスデバイスは、最後のダウンリンクサブフレームにおけるデータ受信についてスケジュールされない。いくつかの他の実施形態では、ダウンリンクバースト中の最後のダウンリンクサブフレームは、ワイヤレスデバイスによる所望のアップリンク送信の直前の最後のダウンリンクサブフレームであり、ワイヤレスデバイスは、最後のダウンリンクサブフレームにおけるデータ受信についてスケジュールされ、ワイヤレスデバイスは、ワイヤレスデバイスにおけるダウンリンクバーストの受信が完了するまで、成功したアップリンクLBTを前提とする、アップリンク送信を始めない。
いくつかの実施形態では、LBTセルのためのアップリンクLBTのためのTAの指示を受信することが、第1のキャリア上のLBTセルのためのアップリンクLBTのためのTAの指示を受信することを備え、LBTセルは、第1のキャリアとは異なる第2のキャリア上にある。さらに、いくつかの実施形態では、アップリンクLBTのためのTAは、D+Tに等しく、Dは、LBTセル上のダウンリンクバースト中の最後のダウンリンクサブフレームの持続時間である。
いくつかの実施形態では、アップリンクLBTのためのTAは、ワイヤレスデバイスによって実施されるアップリンクLBTプロシージャについてのアップリンクLBT持続時間が、LBTセル上のダウンリンクバースト中の最後から2番目のダウンリンクサブフレーム中の時間ギャップに対応する時間期間内に入るようなものである。
セルラー通信ネットワークにおける動作のためのワイヤレスデバイスの実施形態も開示される。いくつかの実施形態では、セルラー通信ネットワークにおける動作のためのワイヤレスデバイスは、本明細書で開示されるワイヤレスデバイスの動作の方法の実施形態のいずれか1つに従って動作するように適応される。
いくつかの実施形態では、セルラー通信ネットワークにおける動作のためのワイヤレスデバイスは、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を備えるメモリとを備え、命令により、ワイヤレスデバイスは、無線アクセスノードから、LBTセルのためのアップリンクLBTのためのTAの指示を受信することと、アップリンクLBTのためのTAに従ってLBTセルのためのアップリンクLBTプロシージャを実施することとを行うように動作可能である。
いくつかの実施形態では、セルラー通信ネットワークにおける動作のためのワイヤレスデバイスは、受信モジュールと実施モジュールとを備える。受信モジュールは、無線アクセスノードから、LBTセルのためのアップリンクLBTのためのTAの指示を受信するように動作可能である。実施モジュールは、アップリンクLBTのためのTAに従ってLBTセルのためのアップリンクLBTプロシージャを実施するように動作可能である。
当業者は、添付の図面に関連して実施形態の以下の詳細な説明を読めば、本開示の範囲を諒解し、その追加の態様を了解されよう。
本明細書に組み込まれ、本明細書の一部をなす添付の図面は、本開示のいくつかの態様を例示し、説明とともに本開示の原理について解説するように働く。
Long Term Evolution(LTE)ダウンリンク物理リソースを時間周波数グリッドとして例示する図である。 LTE時間領域構造を例示する図である。 ダウンリンクサブフレームを例示する図である。 LTEリリース(Rel)12アップリンクサブフレームを例示する図である。 周波数分割複信(FDD)LTEにおけるアップリンクタイミングアドバンス(TA)を例示する図である。 キャリアアグリゲーション(CA)を例示する図である。 Wi−Fiにおけるリッスンビフォアトーク(LBT)を例示する図である。 LTE CAを使用する未ライセンススペクトルへのライセンス支援型アクセス(LAA)を例示する図である。 アップリンクLAA LBTを例示する図である。 ダウンリンクバーストの終端より前にアップリンクLBT機会を提供するためのダウンリンクサブフレームパンクチャリングを例示する図である。 ユーザ機器(UE)が、持続時間(D)の最後のダウンリンクサブフレームにおけるデータについてスケジュールされず、LBTの後に初期信号を送信するときの、アップリンクLBT TAと一緒のアップリンク送信TAを例示する図である。 UEが、持続時間(D)の最後のダウンリンクサブフレームにおけるデータについてスケジュールされず、LBTの後に初期信号を送信しないときの、アップリンクLBT TAと一緒のアップリンク送信TAを例示する図である。 UEが、最後のダウンリンクサブフレームにおけるデータについてスケジュールされるときの、アップリンクLBT TAを例示する図である。 マルチキャリア事例における、アップリンクLBTおよびアップリンク送信のためのTAを例示する図である。 ダウンリンクバーストの受信の後のアップリンクLBTと、アップリンク送信TAとを例示する図である。 ダウンリンクバーストの受信の後のアップリンクLBTと、アップリンク送信TAとを例示する図である。 本開示のいくつかの実施形態による、セルラー通信ネットワークを例示する図である。 本開示のいくつかの実施形態による、セルラー通信ネットワークを例示する図である。 本開示のいくつかの実施形態による、セルラー通信ネットワークを例示する図である。 本開示のいくつかの実施形態による、セルラー通信ネットワークの基地局およびワイヤレスデバイスの動作を例示する図である。 本開示のいくつかの実施形態による、より詳細に図17のプロセスを例示する図である。 本開示のいくつかの実施形態による、より詳細に図17のプロセスを例示する図である。 本開示のいくつかの実施形態による、より詳細に図17のプロセスを例示する図である。 本開示のいくつかの実施形態による、基地局の実施形態を例示する図である。 本開示のいくつかの実施形態による、基地局の実施形態を例示する図である。 本開示のいくつかの実施形態による、ワイヤレスデバイスの実施形態を例示する図である。 本開示のいくつかの実施形態による、ワイヤレスデバイスの実施形態を例示する図である。
以下に記載される実施形態は、当業者が本実施形態を実践することができるようにするための情報を表し、本実施形態を実践する最良のモードを例示する。添付の図面に照らして以下の説明を読むと、当業者は、本開示の概念を理解し、本明細書では特に扱われないこれらの概念の適用例を認識されよう。これらの概念および適用例は、本開示の範囲内に入ることを理解されたい。
無線ノード:本明細書で使用される「無線ノード」は、無線アクセスノードまたはワイヤレスデバイスのいずれかである。
無線アクセスノード:本明細書で使用される「無線アクセスノード」は、信号をワイヤレスに送信および/または受信するように動作する、セルラー通信ネットワークの無線アクセスネットワークにおける何らかのノードである。無線アクセスノードのいくつかの例は、限定はしないが、基地局(たとえば、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)Long Term Evolution(LTE)ネットワークにおける拡張またはエボルブドノードB(eNB))と、高電力またはマクロ基地局と、低電力基地局(たとえば、マイクロ基地局、ピコ基地局、ホームeNBなど)と、リレーノードとを含む。
ワイヤレスデバイス:本明細書で使用される「ワイヤレスデバイス」は、(1つまたは複数の)無線アクセスノードに対して信号をワイヤレスに送信および/または受信することによって、セルラー通信ネットワークへのアクセスを有する(すなわち、セルラー通信ネットワークによってサーブされる)何らかのタイプのデバイスである。ワイヤレスデバイスのいくつかの例は、限定はしないが、3GPP LTEネットワークにおけるユーザ機器デバイス(UE)と、マシンタイプ通信(MTC)デバイスとを含む。
ネットワークノード:本明細書で使用される「ネットワークノード」は、セルラー通信ネットワーク/システムの無線アクセスネットワークまたはコアネットワークのいずれかの一部である何らかのノードである。
リッスンビフォアトーク(LBT):本明細書で使用される「LBT」または「LBT方式」は、無線アクセスノードまたはワイヤレスデバイスが、チャネル上で送信する前にチャネルがクリアであるかどうかを決定する(たとえば、クリアチャネルアセスメント(CCA)を実施する)ために、周波数スペクトル(たとえば、未ライセンス周波数スペクトル)におけるチャネルを監視する何らかの方式である。
LBTセル:本明細書で使用される「LBTセル」は、送信する前にLBT方式が実施されなければならない周波数スペクトル(たとえば、未ライセンス周波数スペクトル)におけるチャネル上で動作するセルである。
LBTプロシージャ:本明細書で使用される「LBTプロシージャ」は、ワイヤレスチャネルが送信のためにクリアであるかどうかを検知するために送信ノードによって実施される何らかのプロシージャであり、随意に、ワイヤレスチャネルがクリアとして検知された場合、ワイヤレスチャネル上で送信することを備えることもある。LBTプロシージャは、本明細書では「LBT持続時間」と呼ばれる、時間期間にわたって実施される。LBT持続時間は、送信ノードがワイヤレスチャネルを検知する時間期間を少なくとも含む。
ライセンス支援型アクセス(LAA)2次セル(SCell):本明細書で使用される「LAA SCell」は、LBTセルの1つのタイプである。具体的には、「LAA SCell」は、LTEネットワークにおけるSCellであり、SCellは、ライセンス済み周波数スペクトルにおいて動作する別のセル(すなわち、1次セル(PCell))からの支援を用いて、LBTを要求する周波数スペクトル(たとえば、未ライセンス周波数スペクトル)において動作する。
スタンドアロンLBTセル:本明細書で使用される「スタンドアロンLBTセル」は、別のセル(たとえば、ライセンス済み周波数スペクトルにおいて動作する別のセル)からの支援なしに単独で動作する、LBTセル(たとえば、LTEネットワークにおけるセル)の1つのタイプである。
本明細書で与えられる説明は3GPP LTEに焦点を当て、したがって、3GPP LTE用語がしばしば使用されることに留意されたい。しかしながら、本明細書で開示される概念は、3GPP LTEに限定されない。
なお、本明細書の説明では、「セル」という用語に対して、参照が行われることに留意されたい。しかしながら、特に第5世代(5G)概念に関して、ビームがセルの代わりに使用されることがあり、したがって、本明細書で説明される概念は、セルとビームの両方に等しく適用可能であることに留意することが重要である。こうして、いくつかの実施形態では、本明細書で説明される送信は、セル上ではなく、ビーム上で実施されることがある(たとえば、未ライセンス周波数スペクトルにおけるビーム)。
アップリンクタイミングアドバンス(TA)は、eNBによるLBTのためのギャップを提供すること、または屋外展開において伝搬遅延を相殺することのいずれかのために、アップリンクLAAまたはMuLTEfireシステムにおいて必要とされる。一般に複数のユーザからの多重化されたアップリンク送信がある場合、3GPPリリース(Rel)13 LAAにおけるアップリンクTAについての、またはLBTシステムについてのソリューションは今のところない。eNBにおけるダウンリンク送信バーストの終端とアップリンクバーストの受信との間に大きい時間的ギャップがある場合、このことは、Wi−Fiなど、同じまたは他の技術の他のLBTノードへのチャネルアクセスを失う見込みを増加させる。
本開示は、LBTを用いる未ライセンスキャリア上のアップリンク送信におけるTAを実装するための様々な実施形態を提案する。これらのソリューションは、eNBにおけるダウンリンク送信バーストの終端とアップリンクバーストの受信との間のギャップを最小限に抑え、これは、同じまたは他の技術の他のLBTノードへのチャネルアクセスを失う見込みを最小限に抑える。
以下の利点が確認されている。
・アップリンクTAは、eNBによるダウンリンクLBTのためのギャップを提供することができ、
・アップリンクTAは、屋外未ライセンスキャリア展開においてアップリンク直交性を維持することができる。
以下の実施形態は、未ライセンス帯域上のアップリンク送信におけるTAをどのように実装すべきかを説明する。これらの手法は、シングルキャリアシナリオとマルチキャリアシナリオの両方について成り立つ。提案する方法は、LAA、未ライセンススペクトルにおけるLTE(LTE−U)、およびスタンドアロンLTE−U/MuLTEfireなど、未ライセンススペクトルにおいて動作するLTEの異なる変形形態にも適用されることを理解されたい。
第1の実施形態では、アップリンクTAは、eNBが、アップリンク送信自体のための別個のTAを潜在的に指示するとともに、アップリンクLBTの開始のためのTAを指示することによって実装される。LBT TAは、アップリンクLBT持続時間の一部または全部が、eNBとUEとの間の一方向伝搬遅延T内に入るように設定される。言い換えれば、LBT TAは、アップリンクLBT持続時間の一部または全部が、一方向伝搬遅延Tに等しい時間期間内に入るように設定され、この時間期間は、eNBにおける、ダウンリンクサブフレームの送信の始めに開始し、UEにおける、時間量Tの後で発生する、送信の受信の始めに終了する。このようにして、アップリンクLBT持続時間は、少なくとも部分的に、しかし潜在的には完全に、UEにおけるダウンリンクサブフレームの受信がアップリンクLBTプロシージャに干渉しない時間期間内にある(たとえば、ダウンリンクサブフレームによりアップリンクLBTプロシージャがチャネルをビジーとして検出することがないことになる)。
本明細書で使用されるアップリンクLBT持続時間は、アップリンクLBTプロシージャが実施される持続時間であることに留意されたい。アップリンクLBT持続時間は、たとえば、いくつかのCCAスロットであり得、各CCAスロットは、たとえば、あらかじめ規定された持続時間を有する。たとえば、10キロメートル(km)のeNB−UE間分離の場合、各々9マイクロ秒(μs)持続時間の3つの完全なCCAスロットは、33.3μsの伝搬遅延内に入ることができる。
アップリンクLBT TAは、0.52μsの既存のグラニュラリティ、またはより少数のビットを使用するより粗いグラニュラリティを使用して、UEのダウンリンク受信タイミングに対して設定され得る。非限定的な例として、LBT TAは、アップリンクグラントおよびLBTカウンタを搬送するダウンリンク制御情報(DCI)メッセージ中で指示される。
ダウンリンクバーストが複数のサブフレームを含んでいるとき、アップリンクLBTのための時間ギャップが、図10に示されているように、バーストの最後から2番目のダウンリンクサブフレーム中の、1つまたは複数の直交周波数分割多重(OFDM)シンボル、または1つのOFDMシンボルの一部分をパンクチャすることによって提供され得る。本明細書で使用される場合、ダウンリンク「バースト」がLBTに関連するとき、ダウンリンク「バースト」は、送信ノードによるいくつかの(たとえば、1つまたは複数の)連続する送信を指すことに留意されたい。たとえば、送信バーストの最大持続時間は、典型的に、LBTが要求される未ライセンス周波数スペクトルにおいて制限される(たとえば、5GHz周波数スペクトルの場合、最大送信バースト持続時間は、たとえば、日本における4msおよび欧州における13msについて、国および領域固有の規制によって指定される)。そのため、送信ノードはLBTを実施し、チャネルがクリアであることが分かると、送信ノードは送信し始め、最大送信バースト持続時間までの間、送信し続けることができる。この送信は送信バーストと呼ばれる。
厳密なTAプロシージャは、UEが、アップリンク送信の直前の最後のダウンリンクサブフレームにおけるダウンリンクデータについてスケジュールされるかどうかに依存する。この最後のダウンリンクサブフレームは、持続時間(D)のものであり、14個のOFDMシンボルをもつフルサブフレーム、またはより少数のOFDMシンボルをもつ部分サブフレームであり得る。持続時間(D)は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)/拡張PDCCH(EPDCCH)、またはL1シグナリングのいずれかを使用して、少なくとも、ダウンリンクバーストの最後の2つのダウンリンクサブフレーム中で明示的にUEに指示される。
UEが、アップリンク送信の直前の最後のダウンリンクサブフレームにおけるデータ受信についてスケジュールされない事例についての例示が、図11に示されている。このコンテキストでは、アップリンク送信がLBTプロシージャの成果に依存して実施されることも実施されないこともあるので、アップリンク送信は、「所望の」アップリンク送信と呼ばれることもある。この例では、UEは、アップリンクLBTを実施するために(D+T)のTAを使用する。アップリンクLBTが成功した後、UEは、2Tの別個のTAを用いてアップリンク送信(データ、制御、またはその2つの組合せ)を実施する。アップリンクLBTとアップリンク送信との間に時間ギャップがあり、その間、UEはチャネルを占有するために初期信号を送信することができる。
図12に示されているように、UEが初期信号を送信しない場合、名目上、この時間ギャップは、未ライセンスチャネル上のeNBからのダウンリンクエネルギーによって占有される。チャネルアクセスを失うことからの追加の保護が、アップリンクLBTを完了した直後の、UEによるWi−Fiプリアンブルの送信によって得られ得、プリアンブル中で指示される送信持続時間は、アップリンクLBTとアップリンク送信との間の時間ギャップと、アップリンク送信自体の持続時間の両方をカバーする。アップリンク送信は、次いで、eNBのダウンリンク送信の終結の直後にeNBによって受信される。
UEが、最後のダウンリンクサブフレームにおけるダウンリンクデータ受信についてスケジュールされる事例では、アップリンクLBTは、やはり、前の例の場合のように早められ得る。しかしながら、一般的に、アップリンク送信を開始しながら、ダウンリンクサブフレームにおいて同時にデータを受信することは実現可能ではない。このシナリオは図13に描かれている。
なお、高度無線周波数(RF)または干渉消去能力を用いるUEは、依然として、無認可チャネルの1つの部分においてダウンリンクデータを受信しながら、TAを用いて未ライセンスキャリア上の別の周波数割り当て上で同時に送信することが可能であり得る。この事例では、タイミングシーケンスは、図10または図11中のタイミングシーケンスと同じであることになる。
第2の実施形態では、UEが1つのキャリア上でダウンリンクを受信し、別のキャリア上でTAを用いて送信する、マルチキャリア事例が考慮される。異なる持続時間のLTE−Uダウンリンク送信が、キャリアCC1およびCC2上で発生し、CC1は、1つまたは複数の隣接するWi−Fiアクセスポイントによって1次チャネルとしても使用され得る。TAを用いたアップリンクLBTおよびアップリンク送信が、CC2上で発生する。Wi−Fi 1次チャネルが占有されているので、CC2上のアップリンクLBTとアップリンク送信との間のギャップは、マルチチャネルWi−Fiアクセスポイントによって占有され得ない。一例が図14に示されている。この例では、図14に基づいて、Wi−Fiアクセスポイントはチャネルボンディングプロシージャに従い、ここで、この事例ではCC1であるWi−Fi 1次チャネルは、Wi−Fiアクセスポイントが、利用可能なチャネルのいずれかを使用することができるようになる前に、占有されていないことを必要とする。ここでは、LTE−U eNBは、ダウンリンク送信でCC1を占有しており、したがって、Wi−Fiアクセスポイントは、CC2が占有されていない場合でも、CC2にアクセスすることができない。
第3の実施形態では、最後から2番目のダウンリンクサブフレームをパンクチャする代わりに、アップリンクLBTは最後の部分サブフレームがUEにおいて受信された後に行われ、この後に、アップリンク送信がサブフレーム境界タイミングに関係する所望の時点にeNBに到着するような、TAがアップリンク送信に適用される。一例が図15Aに示されている。例示されているように、ダウンリンクバースト中の最後のダウンリンクサブフレームは、部分ダウンリンクサブフレーム(すなわち、ダウンリンク送信がフル無線サブフレームを占有しないダウンリンクサブフレーム)である。たとえば、無線サブフレームが13個のシンボル期間を含む場合、部分ダウンリンクサブフレームは最初のN個のシンボル期間のみを使用し、ここで、N<13である。アップリンクLBT持続時間は、部分ダウンリンクサブフレームの終端において(すなわち、対応する無線サブフレームの使用されない部分において)発生する。言い換えれば、アップリンクLBT持続時間は、UEにおける部分ダウンリンクサブフレームの終端の受信のときに開始する時間期間内に入る。図15Aの例では、LBTプロシージャが成功した場合(すなわち、LBTプロシージャの結果が、アップリンクチャネルがクリアであることである場合)、この時間期間は、UEによる所望のアップリンク送信がUEにおいて開始すべき時間に終了する。図15Aの例では、UEによる所望のアップリンク送信が開始すべき時間は、アップリンク送信のためのTAによって規定され、これは、例示されている例では2Tである。
図15Bは、図15Aの例を例示するが、さらに、図15Aの例によるアップリンクLBTのためのTAのための値の可能な範囲を例示する。図15Bに例示されているように、および図15Aから理解されるであろうように、フルダウンリンクサブフレームは、持続時間Dを有する。ダウンリンクサブフレームの使用される部分は、持続時間Dusedを有し、ダウンリンクサブフレームの使用されない部分は、持続時間Dunusedを有する。ダウンリンクサブフレームの使用される部分は、部分ダウンリンクサブフレームである。この例示からわかるように、アップリンクLBT持続時間が、UEにおいて受信されるダウンリンクサブフレームの使用されない部分内に入るために、アップリンクLBTのためのTAは、Dunusedよりも大きいかまたはそれに等しく、2T+アップリンクLBT持続時間(DUL_LBT)よりも小さいかまたはそれに等しいことを必要とする。再び、アップリンクLBTのためのTAは、UEのダウンリンクタイミングに関係する。言い換えれば、アップリンクLBTのためのTAは、UEにおけるダウンリンクサブフレームの受信の時間に関係する。こうして、アップリンクLBTのためのTAは、UEにおけるダウンリンクサブフレーム境界に対する負のオフセットとして見られ得る。
本開示の実施形態は、(本明細書では通信システムとも呼ぶ)セルラー通信ネットワーク10において実装され、その例が図16A〜図16Cに例示されている。図16Aの例では、セルラー通信ネットワーク10は、ライセンス済み周波数スペクトルにおけるキャリアf上で動作するセル14と、未ライセンス周波数スペクトル(たとえば、5ギガヘルツ(GHz)周波数スペクトル)におけるキャリアf上で動作するセル16とをサーブする基地局12(たとえば、LTE用語におけるeNB)を含む。1つの例示的なLAA方式に従って、LAAのためのキャリアアグリゲーション(CA)方式に従って、セル14は、ワイヤレスデバイス18(たとえば、LTE UE)のPCellとして設定され、セル16は、ワイヤレスデバイス18のSCellとして設定される。したがって、ワイヤレスデバイス18に関して、セル14は、ワイヤレスデバイス18のPCell14と呼ばれ、セル16は、ワイヤレスデバイス18のSCell16、または、より正確には、LAA SCell16と呼ばれる。
図16Bでは、セル14および16は、それぞれ、別個の基地局12−1および12−2によってサーブされる。この点について、セル16は、たとえば、(基地局12−1と基地局12−2とが、理想的でないバックホールリンクを介して接続される)デュアルコネクティビティ方式に従ってワイヤレスデバイス18に関して利用されるLAAセルであり得る。基地局12−1および12−2は、コアネットワーク20(たとえば、エボルブドパケットコア(EPC))に通信可能に接続され、いくつかの実施形態では、基地局間インターフェース(たとえば、LTEにおけるX2インターフェース)を介して、またはコアネットワーク20を介してのいずれかで、互いと通信し得る。
図16Cは、基地局12によってサーブされるセル14が、スタンドアロンLBTセルである例を例示する。
図17は、本開示のいくつかの実施形態による、基地局12(あるいは基地局12−1または基地局12−2)およびワイヤレスデバイス18の動作を例示する。例示されているように、基地局12(またはより一般的には無線アクセスノード)は、ワイヤレスデバイス18(UE)のためのアップリンクLBTのためのTAと、(実施形態に依存して)随意に、アップリンク送信のためのTAとを決定するか、またはさもなければ取得する(ステップ100)。いくつかの実施形態では、基地局12は、LBTセルを提供する基地局12(あるいは基地局12−1または12−2)とワイヤレスデバイス18との間の一方向伝搬遅延(T)を取得し、Tに基づいてアップリンクLBTのためのTAを決定する。例示的な一実施形態では、基地局12は、アップリンクLBTのためのTAが2Tよりも大きくなるように、Tに基づいてアップリンクLBTのためのTAを決定する(たとえば、図11〜図15B参照)。別の例示的な実施形態では、基地局12は、アップリンクLBTのためのTAが、2T+LBTセル上のアップリンクLBTを実施するために必要とされる時間量よりも大きいかまたはそれに等しくなるように、Tと、LBTセル上のアップリンクLBTを実施するために必要とされる時間量(たとえば、アップリンクLBT持続時間)とに基づいて、アップリンクLBTのためのTAを決定する(たとえば、図11〜図15B参照)。アップリンクLBTを実施するために必要とされる時間量は、(たとえば、規格によって)あらかじめ規定されているか、またはさもなければ基地局12に知られていることがある。また別の例示的な実施形態では、LBTセル上のダウンリンクバースト中の最後のダウンリンクサブフレームが、部分ダウンリンクサブフレームに対応する、持続時間の使用される部分Dusedと、持続時間の使用されない部分Dunusedとを含み、基地局12は、アップリンクLBTのためのTAが、2T+アップリンクLBTプロシージャを実施するために必要とされる時間量よりも大きいかまたはそれに等しく、Dunusedよりも小さいかまたはそれに等しくなるように、Tと、LBTセル上のアップリンクLBTを実施するために必要とされる時間量(たとえば、アップリンクLBT持続時間)と、Dunusedとに基づいて、アップリンクLBTのためのTAを決定する。また別の例では、基地局12は、ワイヤレスデバイス18においてアップリンクLBT持続時間がギャップ内に入るように、LBTセル上のダウンリンクバースト中の最後から2番目のダウンリンクサブフレーム中の既知のギャップに基づいて、アップリンクLBTのためのTAを決定する。
基地局12(あるいは基地局12−1または12−2)は、ワイヤレスデバイス18(たとえば、UE)に、アップリンクLBTのためのTAの指示と、(実施形態に依存して)随意に、アップリンク送信のための別個のTAの指示とを送る(ステップ102)。こうして、基地局12は、ワイヤレスデバイス18によって使用されるべきアップリンクLBTのためのTAの指示を送信する。とりわけ、アップリンク送信のための別個のTAは随意であるので、いくつかの実施形態では、基地局12はアップリンクLBTのためのTAのみを送る。こうして、この事例では、アップリンクLBTのためのTAは、より詳細には、LBTセル上のアップリンクLBTとアップリンク送信の両方のためのTAである。言い換えれば、アップリンクLBTのためのTAは、LBTプロシージャがいつ開始されるべきであるかと、LBTプロシージャがチャネルがクリアであると決定した場合、後続のアップリンク送信とを指示するTAである。
上記で論じられたように、アップリンクLBTのためのTAは、ワイヤレスデバイス18によって実施されるLBTプロシージャについてのアップリンクLBT持続時間の少なくとも一部が、
(a)LBTセルをサーブする/提供するそれぞれの基地局12または12−2によるLBTセル上のダウンリンクバースト中の最後のダウンリンクサブフレームの始めに開始する、持続時間T(すなわち、基地局12(または12−2)とワイヤレスデバイス18との間の一方向伝搬遅延)の時間期間(たとえば、図11〜図14参照)、または
(b)LBTセル上のダウンリンクバースト中の最後の部分ダウンリンクサブフレームの終端の、ワイヤレスデバイス18における受信の後に開始する時間期間(たとえば、図15Aまたは図15B参照)、または
(c)LBTセル上のダウンリンクバースト中の(最後から2番目の)ダウンリンクサブフレーム中のギャップ(たとえば、図10参照)
のいずれか内に入るように設定される。
いくつかの実施形態では、アップリンクLBTのためのTAの指示を送信する基地局12は、LBTセルをサーブする/提供する基地局12と同じでないことがあることに留意されたい。たとえば、アップリンクLBTセルのためのTAの指示は、基地局12−1によって送信され得、LBTセルは、基地局12−2によってサーブされ得る。しかしながら、他の実施形態では、アップリンクLBTのためのTAの指示を送信する基地局12は、LBTセルをサーブする/提供する基地局12と同じである。たとえば、いくつかの実施形態では、基地局12は、ワイヤレスデバイス18のPCell14上でアップリンクLBTのためのTAのための指示を送信し、アップリンクLBTプロシージャは、LAA SCell16に関してワイヤレスデバイス18によって実施される。別の例として、いくつかの実施形態では、基地局12は、ワイヤレスデバイス18のLAA SCell16上でアップリンクLBTのためのTAのための指示を送信し、アップリンクLBTプロシージャは、同じ(または場合によっては異なる)LAA SCell16に関してワイヤレスデバイス18によって実施される。
ワイヤレスデバイス18は、アップリンクLBTのためのTAの指示と、随意に、アップリンク送信のための別個のTAの指示とを受信し(ステップ104)、アップリンクLBTのための指示されたTAに従って今度のアップリンク送信のためのアップリンクLBTを実施する(ステップ108)。とりわけ、いくつかの実施形態では、LBTセルをサーブする基地局12(または基地局12−2)は、上記で説明されたように、対応するダウンリンクバーストの終端より前にアップリンクLBTを実施するための機会をワイヤレスデバイス18に提供するために、ダウンリンクサブフレームをパンクチャし得る(ステップ106)。ステップ106は、特定の実施形態に依存して随意である。アップリンクLBTが成功した(すなわち、チャネルがクリアである)と仮定すると、ワイヤレスデバイス18は、潜在的にアップリンク送信のための別個のTAに従って、アップリンク送信を実施する(ステップ110)。
図18A〜図18Cは、本開示のいくつかの実施形態に従って、図17のプロセスをより詳細に例示する。具体的には、図18Aは、アップリンクLBTのためのTAが、上記で説明されたように、ワイヤレスデバイス18によって実施されるLBTプロシージャについてのアップリンクLBT持続時間の少なくとも一部が、LBTセルをサーブする/提供するそれぞれの基地局12または12−2によるLBTセル上のダウンリンクバースト中の最後のダウンリンクサブフレームの始めに開始する、持続時間T(すなわち、基地局12(または12−2)とワイヤレスデバイス18との間の一方向伝搬遅延)の時間期間内に入るように設定される実施形態に従って、図17のプロセスをより詳細に例示する。
図18Aに例示されているように、この実施形態では、基地局12(またはより一般的には無線アクセスノード)は、ワイヤレスデバイス18のためのアップリンクLBTのためのTAと、(実施形態に依存して)随意に、アップリンク送信のためのTAとを決定する(ステップ100)。この例では、基地局12は、上記で説明されたように、Tと、随意に、ワイヤレスデバイス18においてアップリンクLBTを実施するために必要とされる時間量(たとえば、アップリンクLBT持続時間)とに基づいて、アップリンクLBTのためのTAを決定する。基地局12(あるいは基地局12−1または12−2)は、ワイヤレスデバイス18(たとえば、UE)に、アップリンクLBTのためのTAの指示と、(実施形態に依存して)随意に、アップリンク送信のための別個のTAの指示とを送る(ステップ102A)。こうして、基地局12は、ワイヤレスデバイス18によって使用されるべきアップリンクLBTのためのTAの指示を送信する。この実施形態では、アップリンクLBTのためのTAは、上記で説明されたように、アップリンクLBTプロシージャが、LBTセルをサーブする/提供するそれぞれの基地局12または12−2によるLBTセル上のダウンリンクバースト中の最後のダウンリンクサブフレームの始めに開始する、持続時間T(すなわち、基地局12(または12−2)とワイヤレスデバイス18との間の一方向伝搬遅延)の時間期間内に入るようなものである。この時点から、プロシージャは、図17に関して上記で説明されたように進む。したがって、詳細は繰り返されない。
図18Bは、アップリンクLBTのためのTAが、上記で説明されたように、ワイヤレスデバイス18によって実施されるLBTプロシージャについてのアップリンクLBT持続時間の少なくとも一部(またはすべて)が、LBTセル上のダウンリンクバースト中の最後の部分ダウンリンクサブフレームの終端の、ワイヤレスデバイス18における受信の後に開始する、時間期間内に入るように設定される実施形態に従って、図17のプロセスをより詳細に例示する。例示されているように、この実施形態では、基地局12(またはより一般的には無線アクセスノード)は、ワイヤレスデバイス18のためのアップリンクLBTのためのTAと、(実施形態に依存して)随意に、アップリンク送信のためのTAとを決定する(ステップ100)。この例では、基地局12は、上記で説明されたように、Tと、LBTセル上のダウンリンクバースト中の最後の部分サブフレームに関する知識とに基づいて、アップリンクLBTのためのTAを決定する。より詳細には、一例では、基地局12は、アップリンクLBTのためのTAが、2T+アップリンクLBTプロシージャを実施するために必要とされる時間量よりも大きいかまたはそれに等しく、Dunusedよりも小さいかまたはそれに等しくなるように、Tと、LBTセル上のアップリンクLBTを実施するために必要とされる時間量(たとえば、アップリンクLBT持続時間)と、Dunusedとに基づいて、アップリンクLBTのためのTAを決定する。基地局12(またはより一般的には無線アクセスノード)は、ワイヤレスデバイス18(たとえば、UE)に、アップリンクLBTのためのTAの指示と、(実施形態に依存して)随意に、アップリンク送信のための別個のTAの指示とを送る(ステップ102B)。こうして、基地局12は、ワイヤレスデバイス18によって使用されるべきアップリンクLBTのためのTAの指示を送信する。この実施形態では、アップリンクLBTのためのTAは、上記で説明されたように、ワイヤレスデバイス18によって実施されるLBTプロシージャについてのアップリンクLBT持続時間の少なくとも一部(またはすべて)が、LBTセル上のダウンリンクバースト中の最後の部分ダウンリンクサブフレームの終端の、ワイヤレスデバイス18における受信の後に開始する、時間期間内に入るように設定される。この時点から、プロシージャは、図17に関して上記で説明されたように進む。したがって、詳細は繰り返されない。しかしながら、この例では、パンクチャすること(ステップ106)は実施されないことに留意されたい。
図18Cは、アップリンクLBTのためのTAが、上記で説明されたように、ワイヤレスデバイス18によって実施されるLBTプロシージャについてのアップリンクLBT持続時間の少なくとも一部(またはすべて)が、ダウンリンクバースト中の(たとえば、ダウンリンクバースト中の最後から2番目のダウンリンクサブフレーム中の)ギャップ内に入るように設定される実施形態に従って、図17のプロセスをより詳細に例示する。例示されているように、この実施形態では、基地局12(またはより一般的には無線アクセスノード)は、ワイヤレスデバイス18のためのアップリンクLBTのためのTAと、(実施形態に依存して)随意に、アップリンク送信のためのTAとを決定する(ステップ100)。この例では、基地局12は、上記で説明されたように、ワイヤレスデバイス18においてアップリンクLBTプロシージャがギャップ中に実施されるように、Tと、LBTセル上のダウンリンクバースト中の最後から2番目のダウンリンクサブフレーム中のギャップに関する知識とに基づいて、アップリンクLBTのためのTAを決定する。基地局12(またはより一般的には無線アクセスノード)は、ワイヤレスデバイス18(たとえば、UE)に、アップリンクLBTのためのTAの指示と、(実施形態に依存して)随意に、アップリンク送信のための別個のTAの指示とを送る(ステップ102C)。こうして、基地局12は、ワイヤレスデバイス18によって使用されるべきアップリンクLBTのためのTAの指示を送信する。この実施形態では、アップリンクLBTのためのTAは、上記で説明されたように、ワイヤレスデバイス18によって実施されるLBTプロシージャについてのアップリンクLBT持続時間の少なくとも一部(またはすべて)が、ダウンリンクバースト中の(たとえば、ダウンリンクバースト中の最後から2番目のダウンリンクサブフレーム中の)ギャップ内に入るように設定される。この時点から、プロシージャは、図17に関して上記で説明されたように進む。したがって、詳細は繰り返されない。しかしながら、この例では、パンクチャすること(ステップ106)は実施されることに留意されたい。
図19は、本開示のいくつかの実施形態による、基地局12の概略図である。この議論は、基地局12−1と基地局12−2とに等しく適用可能であることに留意されたい。基地局12は、LTE基地局(たとえば、eNBまたはPCell基地局)、または(LTEにおいてUEであり得る)ワイヤレスデバイス18とワイヤレスに通信することができる別のタイプの基地局(たとえば、未ライセンススペクトルにおいて動作するSCell無線局、またはスタンドアロンLBTセルのための基地局)であり得る。基地局12は、トランシーバ22と、1つまたは複数のプロセッサ24(たとえば、1つまたは複数の中央処理ユニット(CPU)、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、1つまたは複数のフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)など)と、メモリ26と、ネットワークインターフェース28とを含む。1つまたは複数の送信機と1つまたは複数の受信機とを含み得るトランシーバ22は、基地局12がワイヤレス信号を送信および受信することを可能にする。(1つまたは複数の)プロセッサ24は、たとえば、トランシーバ22を介してワイヤレスに受信された信号に基づいて、メモリ26に記憶された命令を実行することができる。具体的には、いくつかの実施形態では、本明細書で説明される基地局12の機能は、メモリ26に記憶され(1つまたは複数の)プロセッサ24によって実行されるソフトウェアで実装される。ネットワークインターフェース28は、基地局12が、ワイヤードリンクから信号を送信および受信することなど、コアネットワークと対話することを可能にする。基地局12は、1つまたは複数のワイヤレスデバイス18とワイヤレスに通信することができる。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つのプロセッサによって実行されるとき、本明細書で説明される実施形態のうちのいずれか1つに従って、少なくとも1つのプロセッサに基地局12(あるいは基地局12−1または12−2)の機能を行わせる命令を含むコンピュータプログラムが提供される。いくつかの実施形態では、上述のコンピュータプログラム製品を含んでいるキャリアが提供される。キャリアは、電子信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体(たとえば、メモリ26など、非一時的コンピュータ可読媒体)のうちの1つである。
図20は、本開示のいくつかの他の実施形態による、基地局12を例示する。この議論は、基地局12−1と基地局12−2とに等しく適用可能であることに留意されたい。基地局12は、1つまたは複数のモジュール30を含み、その各々はソフトウェアで実装される。(1つまたは複数の)モジュール30は、本明細書で説明される実施形態のいずれかによる、基地局12の機能を提供するように動作する。たとえば、(1つまたは複数の)モジュール30は、いくつかの実施形態では、上記で説明されたように、ワイヤレスデバイス18に、(たとえば、示されていない、基地局12の関連付けられたトランシーバを介して)アップリンクLBTのためのTAの指示を送るように動作可能である、TA指示モジュールを含む。加えて、いくつかの実施形態では、TA指示モジュールは、上記で説明されたように、ワイヤレスデバイス18にアップリンク送信のための別個のTAの指示を送るようにさらに動作可能である。いくつかの実施形態では、(1つまたは複数の)モジュール30は、アップリンクLBTのためのTAに従ってワイヤレスデバイス18のためのアップリンクLBT機会を提供するために、ダウンリンクサブフレームをパンクチャするように動作可能である、パンクチャリングモジュールをも含む。
図21は、本開示のいくつかの実施形態による、ワイヤレスデバイス18の概略図である。ワイヤレスデバイス18は、ライセンス済みスペクトル(たとえば、本明細書で説明される例示的な実施形態におけるライセンス済みLTEスペクトル)、未ライセンススペクトル、またはその両方からのリソースを使用してワイヤレス信号を送信および受信するように設定される。ワイヤレスデバイス18は、1つまたは複数の送信機および1つまたは複数の受信機を含むトランシーバ32と、1つまたは複数のプロセッサ34(たとえば、1つまたは複数のCPU、1つまたは複数のASIC、1つまたは複数のFPGAなど)と、メモリ36とを含む。トランシーバ32は、ワイヤレスデバイス18がワイヤレス信号を送信および受信することを可能にする。(1つまたは複数の)プロセッサ34は、たとえば、トランシーバ32を介してワイヤレスに受信された信号に基づいて、メモリ36に記憶された命令を実行することができる。具体的には、いくつかの実施形態では、本明細書で説明されるワイヤレスデバイス18の機能は、メモリ36に記憶され(1つまたは複数の)プロセッサ34によって実行されるソフトウェアで実装される。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つのプロセッサによって実行されるとき、本明細書で説明される実施形態のうちのいずれか1つによる、少なくとも1つのプロセッサにワイヤレスデバイス18の機能を行わせる命令を含むコンピュータプログラムが提供される。いくつかの実施形態では、上述のコンピュータプログラム製品を含んでいるキャリアが提供される。キャリアは、電子信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体(たとえば、メモリ36など、非一時的コンピュータ可読媒体)のうちの1つである。
図22は、本開示のいくつかの他の実施形態による、ワイヤレスデバイス18を例示する。ワイヤレスデバイス18は、1つまたは複数のモジュール38を含み、その各々はソフトウェアで実装される。(1つまたは複数の)モジュール38は、本明細書で説明される実施形態のいずれかによる、ワイヤレスデバイス18の機能を提供するように動作する。たとえば、いくつかの実施形態では、(1つまたは複数の)モジュール38は、基地局12(あるいは基地局12−1または12−2)から(1つまたは複数の)TA指示を受信するように動作可能な受信モジュールと、アップリンクLBTのための指示されたTAに従ってLBTセル上のアップリンクLBTを実施するように動作可能なアップリンクLBTモジュールと、ワイヤレスデバイス18の関連付けられたトランシーバ(図示せず)を介した、成功したLBTを前提とする、LBTセル上のアップリンク送信を実施するように動作可能なアップリンク送信モジュールとを含む。
様々な実施形態が本明細書で説明されるが、いくつかの例示的な実施形態は以下の通りである。
実施形態1:セルラー通信ネットワークにおける無線アクセスノードの動作の方法であって、
・ワイヤレスデバイスに、LBTセルのためのアップリンクLBTのためのTAの指示を送ること(100)
を備える、方法。
実施形態2:アップリンクLBTのためのTAは、ワイヤレスデバイスによって実施されるアップリンクLBTプロシージャについてのアップリンクLBT持続時間の少なくとも一部が、LBTセルを提供する無線アクセスノードとワイヤレスデバイスとの間の一方向伝搬遅延内に入るように設定される、実施形態1に記載の方法。
実施形態3:アップリンクLBTのためのTAは、ワイヤレスデバイスによって実施されるアップリンクLBTプロシージャについてのアップリンクLBT持続時間の少なくとも一部が、LBTセル上のダウンリンクバースト中の最後のダウンリンクサブフレームの始めに開始する、LBTセルを提供する無線アクセスノードとワイヤレスデバイスとの間の一方向伝搬遅延(T)に等しい持続時間を有する時間期間内に入るように設定される、実施形態1または2に記載の方法。
実施形態4:アップリンクLBTのためのTAは、D+Tに等しく、Dは、LBTセル上のダウンリンクバースト中の最後のダウンリンクサブフレームの持続時間である、実施形態3に記載の方法。
実施形態5:ダウンリンクバースト中の最後のダウンリンクサブフレームは、ワイヤレスデバイスによる所望のアップリンク送信の直前の最後のダウンリンクサブフレームであり、ワイヤレスデバイスは、最後のダウンリンクサブフレームにおけるデータ受信についてスケジュールされない、実施形態4に記載の方法。
実施形態6:ダウンリンクバースト中の最後のダウンリンクサブフレームは、ワイヤレスデバイスによる所望のアップリンク送信の直前の最後のダウンリンクサブフレームであり、ワイヤレスデバイスは、最後のダウンリンクサブフレームにおけるデータ受信についてスケジュールされ、UL LBTのためのTAは、ワイヤレスデバイスが、ワイヤレスデバイスにおけるダウンリンクバーストの受信が完了するまで、成功したアップリンクLBTを前提とする、アップリンク送信を始めないようなものである、実施形態4に記載の方法。
実施形態7:
・LBTセルのためのアップリンクLBTのためのTAの指示を送ること(100)は、第1のキャリア上のLBTセルのためのアップリンクLBTのためのTAの指示を送ることを備え、
・LBTセルは、第1のキャリアとは異なる第2のキャリア上にある、
実施形態3に記載の方法。
実施形態8:アップリンクLBTのためのTAは、D+Tに等しく、Dは、LBTセル上のダウンリンクバースト中の最後のダウンリンクサブフレームの持続時間である、実施形態7に記載の方法。
実施形態9:アップリンクLBTのためのTAは、ワイヤレスデバイスによって実施されるアップリンクLBTプロシージャについてのアップリンクLBT持続時間の少なくとも一部が、LBTセル上のダウンリンクバースト中の最後の部分ダウンリンクサブフレームのワイヤレスデバイスにおける受信の後に開始する、持続時間T(すなわち、LBTセルを提供する無線アクセスノードとワイヤレスデバイスとの間の一方向伝搬遅延)の時間期間内に入るように設定される、実施形態1または2に記載の方法。
実施形態10:ワイヤレスデバイスに、LBTセル上のアップリンク送信のための別個のTAの指示を送ること(100)をさらに備える、実施形態1〜9のいずれかに記載の方法。
実施形態11:セルラー通信ネットワークのための無線アクセスノードであって、実施形態1〜10に記載の方法のいずれかに従って動作するように適応された、無線アクセスノード。
実施形態12:セルラー通信ネットワークにおけるワイヤレスデバイスの動作の方法であって、
・無線アクセスノードから、LBTセルのためのアップリンクLBTのためのTAの指示を受信すること(104)と、
・アップリンクLBTのためのTAに従ってLBTセルのためのアップリンクLBTプロシージャを実施すること(108)と
を備える、方法。
実施形態13:アップリンクLBTのためのTAは、ワイヤレスデバイスによって実施されるアップリンクLBTプロシージャについてのアップリンクLBT持続時間の少なくとも一部が、LBTセルを提供する無線アクセスノードとワイヤレスデバイスとの間の一方向伝搬遅延内に入るように設定される、実施形態12に記載の方法。
実施形態14:アップリンクLBTのためのTAは、ワイヤレスデバイスによって実施されるアップリンクLBTプロシージャについてのアップリンクLBT持続時間の少なくとも一部が、LBTセル上のダウンリンクバースト中の最後のダウンリンクサブフレームの始めに開始する、LBTセルを提供する無線アクセスノードとワイヤレスデバイスとの間の一方向伝搬遅延(T)に等しい持続時間を有する時間期間内に入るようなものである、実施形態12または13に記載の方法。
実施形態15:アップリンクLBTのためのTAは、D+Tに等しく、Dは、LBTセル上のダウンリンクバースト中の最後のダウンリンクサブフレームの持続時間である、実施形態14に記載の方法。
実施形態16:ダウンリンクバースト中の最後のダウンリンクサブフレームは、ワイヤレスデバイスによる所望のアップリンク送信の直前の最後のダウンリンクサブフレームであり、ワイヤレスデバイスは、最後のダウンリンクサブフレームにおけるデータ受信についてスケジュールされない、実施形態15に記載の方法。
実施形態17:ダウンリンクバースト中の最後のダウンリンクサブフレームは、ワイヤレスデバイスによる所望のアップリンク送信の直前の最後のダウンリンクサブフレームであり、ワイヤレスデバイスは、最後のダウンリンクサブフレームにおけるデータ受信についてスケジュールされ、アップリンクLBTのためのTAは、ワイヤレスデバイスが、ワイヤレスデバイスにおけるダウンリンクバーストの受信が完了するまで、成功したUL LBTを前提とする、アップリンク送信を始めないようなものである、実施形態15に記載の方法。
実施形態18:
・LBTセルのためのアップリンクLBTのためのTAの指示を受信すること(104)は、第1のキャリア上のLBTセルのためのアップリンクLBTのためのTAの指示を受信することを備え、
・LBTセルは、第1のキャリアとは異なる第2のキャリア上にある、
実施形態14に記載の方法。
実施形態19:アップリンクLBTのためのTAは、D+Tに等しく、Dは、LBTセル上のダウンリンクバースト中の最後のダウンリンクサブフレームの持続時間である、実施形態18に記載の方法。
実施形態20:アップリンクLBTのためのTAは、ワイヤレスデバイスによって実施されるアップリンクLBTプロシージャについてのアップリンクLBT持続時間の少なくとも一部が、LBTセル上のダウンリンクバースト中の最後の部分ダウンリンクサブフレームのワイヤレスデバイスにおける受信の後に開始する、持続時間T(すなわち、LBTセルを提供する無線アクセスノードとワイヤレスデバイスとの間の一方向伝搬遅延)の時間期間内に入るように設定される、実施形態12または13に記載の方法。
実施形態21:無線アクセスノードから、LBTセル上のアップリンク送信のための別個のTAの指示を受信すること(104)をさらに備える、実施形態12〜20のいずれかに記載の方法。
実施形態22:セルラー通信ネットワークにおいて動作するように有効にされたワイヤレスデバイスであって、実施形態12〜21に記載の方法のいずれかに従って動作するように適応された、ワイヤレスデバイス。
本開示全体にわたって以下の頭字語が使用される。
・μs マイクロ秒
・3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト
・5G 第5世代
・ACK 肯定応答
・ASIC 特定用途向け集積回路
・CA キャリアアグリゲーション
・CC コンポーネントキャリア
・CCA クリアチャネルアセスメント
・CFI 制御フォーマットインジケータ
・CPU 中央処理ユニット
・CRC サイクリック冗長検査
・C−RNTI セル無線ネットワーク一時識別子
・CRS セル固有参照シンボル
・CSMA/CA キャリア検知多重アクセス/衝突回避
・CW 競合ウィンドウ
・DCI ダウンリンク制御情報
・DFT 離散フーリエ変換
・DIFS 分散フレーム間スペース
・DMRS 復調用参照信号
・DRS 専用参照信号
・eNB 拡張またはエボルブドノードB
・EPC エボルブドパケットコア
・EPDCCH 拡張物理ダウンリンク制御チャネル
・FDD 周波数分割複信
・FDMA 周波数分割多元接続
・FPGA フィールドプログラマブルゲートアレイ
・GHz ギガヘルツ
・HARQ ハイブリッド自動再送要求
・km キロメートル
・LAA ライセンス支援型アクセス
・LBT リッスンビフォアトーク
・LTE Long Term Evolution
・LTE−U 未ライセンススペクトルにおけるLong Term Evolution
・MHz メガヘルツ
・ms ミリ秒
・MTC マシンタイプ通信
・NACK 否定応答
・OFDM 直交周波数分割多重
・PCell 1次セル
・PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
・PUCCH 物理アップリンク制御チャネル
・PUSCH 物理アップリンク共有チャネル
・Rel リリース
・RF 無線周波数
・SCell 2次セル
・SC−FDMA シングルキャリア周波数分割多元接続
・SRS サウンディング参照信号
・TA タイミングアドバンス
・UE ユーザ機器
・WLAN ワイヤレスローカルエリアネットワーク
当業者は、本開示の実施形態に対する改善および変更を認識されよう。すべてのそのような改善および変更は、本明細書で開示される概念の範囲内で考慮される。

Claims (31)

  1. セルラー通信ネットワーク(10)における無線アクセスノード(12)の動作の方法であって、
    ワイヤレスデバイス(18)によって使用されるべきリッスンビフォアトーク(LBT)セルのためのアップリンクLBTのためのタイミングアドバンス(TA)の指示を送信すること(102、102A、102B、102C)
    を備え、
    アップリンクLBTのための前記TAは、前記ワイヤレスデバイス(18)によって実施されるアップリンクLBTプロシージャについてのアップリンクLBT持続時間の少なくとも一部が、前記LBTセルを提供する無線アクセスノード(12)と前記ワイヤレスデバイス(18)との間の一方向伝搬遅延(T1)内に入るようなものである、方法。
  2. 前記LBTセルのためのアップリンクLBTのための前記TAが、前記LBTセルのためのアップリンクLBTとアップリンク送信の両方のためのTAである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ワイヤレスデバイス(18)に、前記LBTセル上のアップリンク送信のためのTAの指示を送ること(102、102A、102B、102C)をさらに備える、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記LBTセルを提供する無線アクセスノード(12)と前記ワイヤレスデバイス(18)との間の一方向伝搬遅延(T1)に基づいて、前記LBTセルのためのアップリンクLBTのための前記TAを決定すること(100)をさらに備え、アップリンクLBTのための前記TAが、(a)2T1よりも大きく、(b)前記ワイヤレスデバイス(18)のダウンリンクタイミングに関係する、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. アップリンクLBTのための前記TAを決定すること(100)が、前記一方向伝搬遅延(T1)と、前記LBTセル上のアップリンクLBTプロシージャを実施するために必要とされる時間量とに基づいて、アップリンクLBTのための前記TAを決定すること(100)を備え、アップリンクLBTのための前記TAが、2T1+前記LBTセル上のアップリンクLBTプロシージャを実施するために必要とされる前記時間量よりも大きいかまたはそれに等しい、請求項4に記載の方法。
  6. 前記LBTセル上のダウンリンクバーストの最後のダウンリンクサブフレームが、部分ダウンリンクサブフレームに対応する、持続時間の使用される部分Dusedと、前記部分ダウンリンクサブフレームの後に発生する、持続時間の使用されない部分Dunusedとからなり、
    アップリンクLBTのための前記TAを決定すること(100)が、(a)前記一方向伝搬遅延(T1)と、(b)前記LBTセル上のアップリンクLBTプロシージャを実施するために必要とされる時間量と、(c)Dunusedとに基づいて、アップリンクLBTのための前記TAを決定すること(100)を備え、アップリンクLBTのための前記TAが、2T1+アップリンクLBTプロシージャを実施するために必要とされる前記時間量よりも大きいかまたはそれに等しく、Dunusedよりも小さいかまたはそれに等しい、
    請求項4に記載の方法。
  7. アップリンクLBTのための前記TAは、前記ワイヤレスデバイス(18)によって実施されるアップリンクLBTプロシージャについてのアップリンクLBT持続時間が、前記LBTセル上のダウンリンクバースト中の最後の部分ダウンリンクサブフレームの終端の、前記ワイヤレスデバイス(18)における受信の後に開始する時間期間内に入るようなものである、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  8. アップリンクLBTのための前記TAは、前記ワイヤレスデバイス(18)によって実施されるアップリンクLBTプロシージャについてのアップリンクLBT持続時間が、
    前記LBTセル上のダウンリンクバースト中の最後の部分ダウンリンクサブフレームの終端の、前記ワイヤレスデバイス(18)における受信の後に開始し、
    前記アップリンクLBTプロシージャの結果が、前記LBTセルのためのアップリンクチャネルがクリアであることである場合、前記ワイヤレスデバイス(18)による所望のアップリンク送信が始まるべき時間に終了する、
    時間期間内に入るようなものである、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記ワイヤレスデバイス(18)による前記所望のアップリンク送信が始まるべき前記時間が、前記LBTセル上のアップリンク送信のための別個のTAによって規定される、請求項8に記載の方法。
  10. アップリンクLBTのための前記TAが、前記LBTセルを提供する無線アクセスノード(12)と前記ワイヤレスデバイス(18)との間の一方向伝搬遅延(T1)+前記LBTセル上のダウンリンクバースト中の最後のダウンリンクサブフレームの持続時間Dに等しく、アップリンクLBTのための前記TAが、前記ワイヤレスデバイス(18)のダウンリンク受信タイミングに関係する、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  11. アップリンクLBTのための前記TAは、前記ワイヤレスデバイス(18)によって実施される前記アップリンクLBTプロシージャについての前記アップリンクLBT持続時間の前記少なくとも一部が、前記LBTセルを提供する無線アクセスノード(12)と前記ワイヤレスデバイス(18)との間の一方向伝搬遅延(T1)に等しい持続時間を有する時間期間内に入るようなものであり、前記時間期間が、前記LBTセルを提供する前記無線アクセスノード(12)における前記LBTセル上のダウンリンクバースト中の最後のダウンリンクサブフレームの送信の時間に開始し、前記ワイヤレスデバイス(18)における前記LBTセル上の前記ダウンリンクバースト中の前記最後のダウンリンクサブフレームの受信の時間に終了する、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  12. アップリンクLBTのための前記TAが、D+T1に等しく、Dが、前記LBTセル上の前記ダウンリンクバースト中の前記最後のダウンリンクサブフレームの持続時間である、請求項11に記載の方法。
  13. 前記ダウンリンクバースト中の前記最後のダウンリンクサブフレームが、前記ワイヤレスデバイス(18)による所望のアップリンク送信の直前の最後のダウンリンクサブフレームであり、前記ワイヤレスデバイス(18)が、前記最後のダウンリンクサブフレームにおけるデータ受信についてスケジュールされない、請求項12に記載の方法。
  14. 前記ダウンリンクバースト中の前記最後のダウンリンクサブフレームが、前記ワイヤレスデバイス(18)による所望のアップリンク送信の直前の最後のダウンリンクサブフレームであり、
    前記ワイヤレスデバイス(18)が、前記最後のダウンリンクサブフレームにおけるデータ受信についてスケジュールされ、
    前記ワイヤレスデバイス(18)は、前記ワイヤレスデバイス(18)における前記ダウンリンクバーストの受信が完了するまで、成功したアップリンクLBTを前提とする、アップリンク送信を始めない、
    請求項12に記載の方法。
  15. 前記LBTセルのためのアップリンクLBTのための前記TAの前記指示を送ること(102)が、第1のキャリア上の前記LBTセルのためのアップリンクLBTのための前記TAの前記指示を送ること(102)を備え、
    前記LBTセルが、前記第1のキャリアとは異なる第2のキャリア上にある、
    請求項11に記載の方法。
  16. アップリンクLBTのための前記TAが、D+T1に等しく、Dが、前記LBTセル上の前記ダウンリンクバースト中の前記最後のダウンリンクサブフレームの持続時間である、請求項15に記載の方法。
  17. アップリンクLBTのための前記TAは、前記ワイヤレスデバイス(18)によって実施されるアップリンクLBTプロシージャについてのアップリンクLBT持続時間が、前記LBTセル上のダウンリンクバースト中の最後から2番目のダウンリンクサブフレーム中の時間ギャップに対応する時間期間内に入るようなものである、請求項1に記載の方法。
  18. セルラー通信ネットワーク(10)のための無線アクセスノード(12)であって、請求項1から17に記載の方法のうちのいずれか1つに従って動作するように適応された、無線アクセスノード(12)。
  19. セルラー通信ネットワーク(10)におけるワイヤレスデバイス(18)の動作の方法であって、
    無線アクセスノード(12)から、リッスンビフォアトーク(LBT)セルのためのアップリンクLBTのためのタイミングアドバンス(TA)の指示を受信すること(104)と、
    アップリンクLBTのための前記TAに従って前記LBTセルのためのアップリンクLBTプロシージャを実施すること(108)と
    を備え、
    アップリンクLBTのための前記TAは、前記ワイヤレスデバイス(18)によって実施される前記アップリンクLBTプロシージャについてのアップリンクLBT持続時間の少なくとも一部が、前記LBTセルを提供する無線アクセスノード(12)と前記ワイヤレスデバイス(18)との間の一方向伝搬遅延(T1)内に入るようなものである、方法。
  20. 前記無線アクセスノード(12)から、前記LBTセル上のアップリンク送信のための別個のTAの指示を受信すること(104)をさらに備える、請求項19に記載の方法。
  21. アップリンクLBTのための前記TAは、前記ワイヤレスデバイス(18)によって実施される前記アップリンクLBTプロシージャについてのアップリンクLBT持続時間が、前記LBTセル上のダウンリンクバースト中の最後の部分ダウンリンクサブフレームの終端の、前記ワイヤレスデバイス(18)における受信の後に開始する時間期間内に入るようなものである、請求項19または20に記載の方法。
  22. アップリンクLBTのための前記TAは、前記ワイヤレスデバイス(18)によって実施される前記アップリンクLBTプロシージャについてのアップリンクLBT持続時間が、
    前記LBTセル上のダウンリンクバースト中の最後の部分ダウンリンクサブフレームの終端の、前記ワイヤレスデバイス(18)における受信の後に開始し、
    前記アップリンクLBTプロシージャの結果が、前記LBTセルのためのアップリンクチャネルがクリアであることである場合、前記ワイヤレスデバイス(18)による所望のアップリンク送信が始まるべき時間に終了する、
    時間期間内に入るようなものである、請求項20に記載の方法。
  23. 前記ワイヤレスデバイス(18)による前記所望のアップリンク送信が始まるべき前記時間が、前記LBTセル上のアップリンク送信のための前記別個のTAによって規定される、請求項22に記載の方法。
  24. アップリンクLBTのための前記TAは、前記ワイヤレスデバイス(18)によって実施される前記アップリンクLBTプロシージャについての前記アップリンクLBT持続時間の少なくとも一部が、前記LBTセルを提供する前記無線アクセスノード(12)と前記ワイヤレスデバイス(18)との間の前記一方向伝搬遅延(T1)に等しい持続時間を有する時間期間内に入るようなものであり、前記時間期間が、前記LBTセルを提供する前記無線アクセスノード(12)における前記LBTセル上のダウンリンクバースト中の最後のダウンリンクサブフレームの送信の時間に開始し、前記ワイヤレスデバイス(18)における前記LBTセル上の前記ダウンリンクバースト中の前記最後のダウンリンクサブフレームの受信の時間に終了する、請求項19または20に記載の方法。
  25. アップリンクLBTのための前記TAが、D+T1に等しく、Dが、前記LBTセル上の前記ダウンリンクバースト中の前記最後のダウンリンクサブフレームの持続時間である、請求項24に記載の方法。
  26. 前記ダウンリンクバースト中の前記最後のダウンリンクサブフレームが、前記ワイヤレスデバイス(18)による所望のアップリンク送信の直前の最後のダウンリンクサブフレームであり、前記ワイヤレスデバイス(18)が、前記最後のダウンリンクサブフレームにおけるデータ受信についてスケジュールされない、請求項25に記載の方法。
  27. 前記ダウンリンクバースト中の前記最後のダウンリンクサブフレームが、前記ワイヤレスデバイス(18)による所望のアップリンク送信の直前の最後のダウンリンクサブフレームであり、
    前記ワイヤレスデバイス(18)が、前記最後のダウンリンクサブフレームにおけるデータ受信についてスケジュールされ、
    前記ワイヤレスデバイス(18)は、前記ワイヤレスデバイス(18)における前記ダウンリンクバーストの受信が完了するまで、成功したアップリンクLBTを前提とする、アップリンク送信を始めない、
    請求項25に記載の方法。
  28. 前記LBTセルのためのアップリンクLBTのための前記TAの前記指示を受信すること(104)が、第1のキャリア上の前記LBTセルのためのアップリンクLBTのための前記TAの前記指示を受信することを備え、
    前記LBTセルが、前記第1のキャリアとは異なる第2のキャリア上にある、
    請求項24に記載の方法。
  29. アップリンクLBTのための前記TAが、D+T1に等しく、Dが、前記LBTセル上の前記ダウンリンクバースト中の前記最後のダウンリンクサブフレームの持続時間である、請求項28に記載の方法。
  30. アップリンクLBTのための前記TAは、前記ワイヤレスデバイス(18)によって実施される前記アップリンクLBTプロシージャについてのアップリンクLBT持続時間が、前記LBTセル上のダウンリンクバースト中の最後から2番目のダウンリンクサブフレーム中の時間ギャップに対応する時間期間内に入るようなものである、請求項19に記載の方法。
  31. セルラー通信ネットワーク(10)において動作するように有効にされたワイヤレスデバイス(18)であって、請求項19から30に記載の方法のいずれかに従って動作するように適応された、ワイヤレスデバイス(18)。
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