JP6473488B2 - 送信利用可能データの量を計算する方法及びそのための装置 - Google Patents

送信利用可能データの量を計算する方法及びそのための装置 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信システムに関し、特に、送信利用可能データ(data available for transmission)の量を計算する方法及びそのための装置に関する。
本発明が適用され得る無線通信システムの一例として、3GPP LTE(3rd Generation Partnership Project Long Term Evolution;以下、「LTE」という)通信システムについて概略的に説明する。
図1は、無線通信システムの一例として、E−UMTS網の構造を概略的に示した図である。E−UMTS(Evolved Universal Mobile Telecommunications System)は、既存のUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)から進化したシステムであって、現在、3GPPで基礎的な標準化作業を進めている。一般に、E−UMTSは、LTE(Long Term Evolution)システムと称することもできる。UMTS及びE−UMTSの技術規格(technical specification)の詳細な内容は、それぞれ「3rd Generation Partnership Project;Technical Specification Group Radio Access Network」のRelease 7とRelease 8を参照することができる。
図1を参照すると、E−UMTSは、端末(User Equipment;UE)、基地局(eNode B;eNB)、及びネットワーク(E−UTRAN)の終端に位置し、外部ネットワークと接続される接続ゲートウェイ(Access Gateway;AG)を含む。基地局は、ブロードキャストサービス、マルチキャストサービス及び/またはユニキャストサービスのために多重データストリームを同時に送信することができる。
一つの基地局には一つ以上のセルが存在する。セルは、1.25Mhz、2.5Mhz、5Mhz、10Mhz、15Mhz、20Mhzなどの帯域幅のうち一つに設定され、多くの端末にダウンリンクまたはアップリンク送信サービスを提供する。互いに異なるセルは、互いに異なる帯域幅を提供するように設定することができる。基地局は、多数の端末に対するデータ送受信を制御する。ダウンリンク(Downlink;DL)データに対して、基地局は、ダウンリンクスケジューリング情報を送信し、該当の端末にデータが送信される時間/周波数領域、符号化、データサイズ、HARQ(Hybrid Automatic Repeat and reQuest)関連情報などを知らせる。また、アップリンク(Uplink;UL)データに対して、基地局は、アップリンクスケジューリング情報を該当の端末に送信し、該当の端末が使用可能な時間/周波数領域、符号化、データサイズ、HARQ関連情報などを知らせる。各基地局間には、ユーザトラフィックまたは制御トラフィックの送信のためのインターフェースを使用することができる。核心網(Core Network;CN)は、AG及び端末のユーザ登録などのためのネットワークノードなどで構成することができる。AGは、複数のセルで構成されるTA(Tracking Area)単位で端末の移動性を管理する。
無線通信技術は、WCDMA(登録商標)に基づいてLTEまで開発されてきたが、ユーザと事業者の要求と期待は持続的に増加している。また、他の無線接続技術が継続して開発されているので、今後、競争力を有するためには新たな技術進化が要求され、ビット当たりの費用減少、サービス可用性増大、融通性のある周波数バンドの使用、単純構造と開放型インターフェース、端末の適切なパワー消耗などが要求される。
本発明の課題は、送信利用可能データ(data available for transmission)の量を計算するための方法及び装置における問題点を解決することにある。本発明で達成しようとする技術的課題は、以上で言及した課題に制限されず、言及していない他の技術的課題は、下記の記載から本発明の属する技術分野で通常の知識を有する者に明確に理解され得るだろう。
本発明の課題を解決するための一実施例として、無線通信システムにおける装置の動作方法は、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)エンティティで送信利用可能データ(Data Available for Transmission、DAT)の量を計算するための比率を受信するステップと、前記PDCPエンティティにデータが到達した時、DATの量を計算するステップと、前記計算されたDATの量が臨界値よりも小さい場合、DATの第1量を前記計算されたDATの量に設定し、DATの第2量を‘0’に設定するステップとを有し、前記DATの第1量は、前記第1基地局のためのものであり、前記DATの第2量は、前記第2基地局のためのものである。
本発明の他の実施例として提供される無線通信システムにおける装置は、無線周波数(Radio Frequency、RF)モジュールと、前記RFモジュールを制御するように構成されたプロセッサとを備え、前記プロセッサは、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)エンティティで送信利用可能データ(Data Available for Transmission、DAT)の量を計算するための比率を受信し、前記PDCPエンティティにデータが到達した時、DATの量を計算し、前記計算されたDATの量が臨界値よりも小さい場合、DATの第1量を前記計算されたDATの量に設定し、DATの第2量を‘0’に設定するように構成され、前記DATの第1量は、前記第1基地局のためのものであり、前記DATの第2量は、前記第2基地局のためのものである。
好適には、前記方法は、前記計算されたDATの量が前記臨界値以上である場合、前記計算されたDATの量を、前記比率に基づいて、DATの第1量と前記DATの第2量とに分割するステップをさらに有する。
好適には、前記方法は、前記DATの第1量を前記第1基地局に報告し、前記DATの第2量を前記第2基地局に報告するステップをさらに有する。
好適には、前記DATの第2量が‘0’に設定された場合、該DATの第2量は前記第2基地局に報告されない。
好適には、前記方法は、マスターeNB(Master eNodeB、MeNB)からRRC(Radio Resource Control)シグナリングを通じて設定情報を受信するステップをさらに有し、前記設定情報は、前記第1基地局がマスターeNBであるか又は付加eNB(Secondary eNB、SeNB)であるかを示す。
好適には、前記方法は、少なくとも前記第1基地局又は前記第2基地局から前記臨界値を受信するステップをさらに有する。
好適には、前記比率は、一方向に対して1つのPDCP(Packet Data Convergence Protocol)エンティティ、2つのRLC(Radio Link Control)エンティティ及び2つのMAC(Medium Access Control)エンティティを含む無線ベアラーごとに設定される。
本発明について前述した一般的な説明と後述する詳細な説明は、例示的なものであり、請求項に記載の発明に関する更なる説明を提供するためのものである。
例えば、本願発明は以下の項目を提供する。
(項目1)
第1基地局(Base Station、BS)及び第2基地局を含む無線通信システムにおいて動作する端末(User Equipment、UE)のための方法であって、
PDCP(Packet Data Convergence Protocol)エンティティで送信利用可能データ(Data Available for Transmission、DAT)の量を計算するための比率を受信するステップと、
前記PDCPエンティティにデータが到達した時、DATの量を計算するステップと、
前記計算されたDATの量が臨界値よりも小さい場合、DATの第1量を前記計算されたDATの量に設定し、DATの第2量を‘0’に設定するステップと、
を有し、
前記DATの第1量は、前記第1基地局のためのものであり、前記DATの第2量は、前記第2基地局のためのものである、方法。
(項目2)
前記計算されたDATの量が前記臨界値以上である場合、前記計算されたDATの量を、前記比率に基づいて、DATの第1量と前記DATの第2量とに分割するステップをさらに有する、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記DATの第1量を前記第1基地局に報告し、前記DATの第2量を前記第2基地局に報告するステップをさらに有する、項目1に記載の方法。
(項目4)
前記DATの第2量が‘0’に設定された場合、該DATの第2量は前記第2基地局に報告されない、項目1に記載の方法。
(項目5)
マスターeNB(Master eNodeB、MeNB)からRRC(Radio Resource Control)シグナリングを通じて設定情報を受信するステップをさらに有し、
前記設定情報は、前記第1基地局がマスターeNBであるか又は付加eNB(Secondary eNB、SeNB)であるかを示す、項目1に記載の方法。
(項目6)
少なくとも前記第1基地局又は前記第2基地局から前記臨界値を受信するステップをさらに有する、項目1に記載の方法。
(項目7)
前記比率は、一方向に対して1つのPDCP(Packet Data Convergence Protocol)エンティティ、2つのRLC(Radio Link Control)エンティティ及び2つのMAC(Medium Access Control)エンティティを含む無線ベアラーごとに設定される、項目1に記載の方法。
(項目8)
第1基地局(Base Station、BS)及び第2基地局を含む無線通信システムにおいて動作する端末(User Equipment、UE)であって、
無線周波数(Radio Frequency、RF)モジュールと、
前記RFモジュールを制御するように構成されたプロセッサと、
を備え、
前記プロセッサは、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)エンティティで送信利用可能データ(Data Available for Transmission、DAT)の量を計算するための比率を受信し、前記PDCPエンティティにデータが到達した時、DATの量を計算し、前記計算されたDATの量が臨界値よりも小さい場合、DATの第1量を前記計算されたDATの量に設定し、DATの第2量を‘0’に設定するように構成され、
前記DATの第1量は、前記第1基地局のためのものであり、前記DATの第2量は、前記第2基地局のためのものである、端末。
(項目9)
前記プロセッサはさらに、前記計算されたDATの量が前記臨界値以上である場合、前記計算されたDATの量を、前記比率に基づいて、DATの第1量と前記DATの第2量とに分割するように構成された、項目8に記載の端末。
(項目10)
前記プロセッサはさらに、前記DATの第1量を前記第1基地局に報告し、前記DATの第2量を前記第2基地局に報告するように構成された、項目8に記載の端末。
(項目11)
前記プロセッサはさらに、前記DATの第2量が‘0’に設定された場合、前記DATの第2量を前記第2基地局に報告しないように構成された、項目8に記載の端末。
(項目12)
前記プロセッサはさらに、マスターeNB(Master eNodeB、MeNB)からRRC(Radio Resource Control)シグナリングを通じて設定情報を受信するように構成され、
前記設定情報は、前記第1基地局がマスターeNBであるか又は付加eNB(Secondary eNB、SeNB)であるかを示す、項目8に記載の端末。
(項目13)
前記プロセッサはさらに、少なくとも前記第1基地局又は前記第2基地局から前記臨界値を受信するように構成された、項目8に記載の端末。
(項目14)
前記比率は、一方向に対して1つのPDCP(Packet Data Convergence Protocol)エンティティ、2つのRLC(Radio Link Control)エンティティ及び2つのMAC(Medium Access Control)エンティティを含む無線ベアラーごとに設定される、項目8に記載の端末。
本発明によれば、無線通信システムにおいて送信利用可能データの計算を効果的に行うことができる。特に、端末は、二重接続性システムにおいて送信利用可能データの量をそれぞれを計算し、それぞれの基地局に報告することができる。
本発明から得られる効果は、以上で言及した効果に制限されず、言及していない他の効果は、添付の図面及び以下の記載から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者にとって明らかになるであろう。
本明細書に添付される図面は、本発明に対する理解を提供するためのものであって、本発明の多様な実施形態を示し、明細書の記載と共に本発明の原理を説明するためのものである。
図1は、移動通信システムの一例としてE−UMTS網の構造を概略的に示した図である。 図2Aは、E−UTRAN(Evolved−Universal Terrestrial Radio Access Network)網構造を示すブロック図であり、図2Bは、一般的なE−UTRANとEPCの構造を示すブロック図である。 図2Aは、E−UTRAN(Evolved−Universal Terrestrial Radio Access Network)網構造を示すブロック図であり、図2Bは、一般的なE−UTRANとEPCの構造を示すブロック図である。 図3は、3GPP無線接続網規格を基盤にした端末とE−UTRANとの間の無線インターフェースプロトコル(Radio Interface Protocoal)の制御プレーン(Control Plane)及びユーザプレーン(User plane)の構造を示す図である。 図4は、E−UMTSシステムで用いられる物理チャネル構造の一例を示す図である。 図5は、搬送波集成を示す図である。 図6は、マスターセルグループ(Master Cell Group、MCG)と補助セルグループ(Secondary Cell Group、SCG)間の二重接続性(dual connectivity)を示す概念図である。 図7Aは、二重接続性に関連付いている基地局のコントロールプレーン(Control Plane、C−Plane)接続性を示す概念図であり、図7Bは、二重接続性に関連付いている基地局のユーザプレーン(User Plane、U−Plane)接続性を示す概念図である。 図7Aは、二重接続性に関連付いている基地局のコントロールプレーン(Control Plane、C−Plane)接続性を示す概念図であり、図7Bは、二重接続性に関連付いている基地局のユーザプレーン(User Plane、U−Plane)接続性を示す概念図である。 図8は、二重接続性のための無線プロトコル構造を示す概念図である。 図9は、下りリンクに対するLTEプロトコル構造を示す概略図である。 図10は、3個の異なる上りリンクグラントに対する2個の論理チャネルの優先順位化を示す図である。 図11は、バッファー状態及び残余−電力(power−headroom)報告のシグナリングを示す図である。 図12は、二重接続性のための無線プロトコル構造を例示する概念図である。 図13は、本発明の実施例に係る送信利用可能データの量の報告を示す概念図である。 図14は、本発明の実施例に係るバッファー状態報告のトリガリングを示す概念図である。 図15は、本発明の実施例に係る例示を示す概念図である。 図16は、本発明の実施例に係る通信装置のブロック図である。
UMTS(Universal Mobile Telecommunication System)は、ヨーロッパシステム、GSM(登録商標)(Global system for mobile communication、GSM(登録商標))、及びGPRS(General Packet Radio Service)に基盤したWCDMA(登録商標)(Wideband Code Division Multiple Access)で動作する3世代(3rd Generation、3G)非対称移動通信システムである。UMTSのLTE(Long−Term Evolution)は、UMTSを規格化する3GPPによって論議中にある。
3GPP LTEは、高速パケット通信を可能にする技術である。ユーザ及び提供者の費用を減少させ、サービス品質を改善し、カバレッジ(coverage)及びシステム容量を拡張及び改善することを目的とするLTE課題のための多くの方法が提案された。3G LTEは、上位−レベル要求であって、ビット(bit)当たりの費用減少、増加したサービス可用性、周波数帯域の柔軟性、単純な構造、開放型インターフェース、及び端末の適切な電力消耗を要求する。
以下で、添付の図面を参照して説明した本発明の各実施例により、本発明の構成、作用及び他の特徴が容易に理解され得るだろう。以下で説明する各実施例は、本発明の技術的特徴が3GPPシステムに適用された各例である。
本明細書は、LTEシステム及びLTE−Aシステムを使用して本発明の実施例を説明するが、これは例示であって、本発明の実施例は、前記定義に該当するいずれの通信システムにも適用することができる。また、本明細書は、FDD方式を基準にして本発明の実施例に対して説明するが、これは例示であって、本発明の実施例は、H−FDD方式又はTDD方式にも容易に変形して適用することができる。
図2Aは、E−UTRAN(Evolved−Universal Terrestrial Radio Access Network)網構造を示すブロック図である。E−UMTSは、LTEシステムと称することもできる。通信網は、IMS及びパケットデータを通じたVoIP(Voice over IP)などの多様なサービスを提供するために広く配置される。
図2Aに示したように、E−UMTS網は、E−UTRAN(evolved UMTS terrestrial radio access network)、EPC(Evolved Packet Core)、及び一つ以上の端末を含む。E−UTRANは、一つのセルに位置することもできる一つ以上のeNB(evolved NodeB)20、及び複数の端末10を含むこともできる。一つ以上のE−UTRAN MME(Mobility Management Entity)/SAE(System Architecture Evolution)ゲートウェイ30は、ネットワークの終端に位置し、外部ネットワークに接続することもできる。
本明細書において、「ダウンリンク(downlink)」は、eNB20から端末10への通信を称し、「アップリンク(uplink)」は、端末10からeNB20への通信を称する。端末10は、ユーザによって運搬される通信装備を称し、また、移動局(Mobile Station、MS)、ユーザ端末(User Terminal、UT)、加入者ステーション(Subscriber Station、SS)又は無線デバイスと称することもできる。
図2Bは、一般的なE−UTRANとEPCの構造を示すブロック図である。
図2Bに示したように、eNB20は、ユーザプレーン及び制御プレーンのエンドポイント(end point)をUE10に提供する。MME/SAEゲートウェイ30は、セッション及び移動性管理機能のエンドポイントをUE10に提供する。eNB20及びMME/SAEゲートウェイ30は、S1インターフェースを介して接続することができる。
eNB20は、一般にUE10と通信する固定局であって、基地局(BS)又はアクセスポイントと称することもある。一つのeNB20はセルごとに配置することができる。ユーザトラフィック又は制御トラフィックを送信するためのインターフェースをeNB20間で使用することができる。
MMEは、eNB20に対するNASシグナリング、NASシグナリング保安、AS保安制御、3GPP接続ネットワーク間の移動性のためのインターCNノードシグナリング、(ページング再送信の制御及び実行を含む)遊休モードUE接近性(Reachability)、(遊休及び活性モードのUEのための)トラッキング領域リスト管理、PDN GW及びサービングGW選択、MME変化が伴うハンドオーバーのためのMME選択、2G又は3G 3GPP接続ネットワークへのハンドオーバーのためのSGSN選択、ローミング、認証、専用ベアラー設定を含むベアラー管理、PWS(ETWS及びCMASを含む)メッセージ送信のためのサポートを含む多様な機能を行う。SAEゲートウェイホストは、パー−ユーザ(Per−user)基盤のパケットフィルタリング(例えば、Kパケット検査を使用)、適法なインターセプション(Lawful Interception)、UE IP住所割り当て、ダウンリンクでの送信ポートレベルパケットマーキング、UL及びDLサービスレベル課金、ゲーティング及びレート強化、APN−AMBRに基づいたDLレート強化を含む多様な機能を提供する。MME/SAEゲートウェイ30は、明確性のために、本明細書で単純に「ゲートウェイ」と称する。しかし、MME/SAEゲートウェイ30は、MME及びSAEゲートウェイの両者を全て含む。
複数のノードは、eNB20とゲートウェイ30との間でS1インターフェースを介して接続することができる。各eNB20は、X2インターフェースを介して相互接続することができ、各隣接eNBは、X2インターフェースを有するメッシュネットワーク構造を有することができる。
図2Bに示したように、eNB20は、ゲートウェイ30に対する選択、無線リソース制御(RRC)活性化の間、ゲートウェイに向かうルーティング、ページングメッセージのスケジューリング及び送信、ブロードキャストチャネル(BCCH)情報のスケジューリング及び送信、アップリンク及びダウンリンクの全てにおける各UE10のための動的リソース割り当て、eNB測定の構成及び準備、無線ベアラー制御、無線承認制御(RAC)、及びLTE_ACTIVE状態での接続移動性制御などの各機能を行うことができる。EPCにおいて、ゲートウェイ30は、ページング発信、LTE_IDLE状態管理、ユーザプレーン暗号化、システム構造エボリューション(SAE)ベアラー制御、及び非−接続層(NAS)シグナリングの暗号化及び無欠性保護などの各機能を行うことができる。
EPCは、移動性管理エンティティ(Mobility Management Entity、MME)、サービング−ゲートウェイ(serving−gateway、S−GW)、及びパケットデータネットワーク−ゲートウェイ(Packet Data Network−Gateway、PDN−GW)を含む。MMEは、主に各端末の移動性を管理する目的で用いられる接続及び可用性に対する情報を有する。S−GWは、E−TRANを終端点として有するゲートウェイで、PDN−GWは、パケットデータネットワーク(PDN)を終端点として有するゲートウェイである。
図3は、3GPP無線接続網規格を基盤にした端末とE−UTRANとの間の無線インターフェースプロトコルの制御プレーン及びユーザプレーンの構造を示す図である。制御プレーンは、端末(User Equipment;UE)とネットワークがコールを管理するために用いる各制御メッセージが送信される通路を意味する。ユーザプレーンは、アプリケーション層で生成されたデータ、例えば、音声データ又はインターネットパケットデータなどが送信される通路を意味する。
第1の層である物理層は、物理チャネル(Physical Channel)を用いて上位層に情報送信サービス(Information Transfer Service)を提供する。物理層は、上位にある媒体接続制御(Medium Access Control)層とは伝送チャネル(Transport Channel)を介して接続されている。前記伝送チャネルを介して媒体接続制御層と物理層との間にデータが移動する。送信側と受信側の物理層間には、物理チャネルを介してデータが移動する。前記物理チャネルは、時間と周波数を無線リソースとして活用する。具体的に、物理チャネルは、ダウンリンクでOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式で変調され、アップリンクでSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)方式で変調される。
第2の層の媒体接続制御(Medium Access Control;MAC)層は、論理チャネル(Logical Channel)を介して上位層である無線リンク制御(Radio Link Control;RLC)層にサービスを提供する。第2の層のRLC層は、信頼性のあるデータ送信をサポートする。RLC層の機能は、MAC内部の機能ブロックで具現することもできる。第2の層のPDCP(Packet Data Convergence Protocol)層は、帯域幅の狭い無線インターフェースでIPv4やIPv6などのIPパケットを効率的に送信するために不必要な制御情報を減少させるヘッダー圧縮(Header Compression)機能を行う。
第3の層の最下部に位置した無線リソース制御(Radio Resource Control;RRC)層は、制御プレーンのみで定義される。RRC層は、各無線ベアラー(Radio Bearer;RB)の設定(Configuration)、再設定(Re−configuration)及び解除(Release)と関連して論理チャネル、伝送チャネル及び物理チャネルの制御を担当する。RBは、端末とネットワークとの間のデータ伝達のために第2の層によって提供されるサービスを意味する。このために、端末とネットワークのRRC層は、互いにRRCメッセージを交換する。
eNBの一つのセルは、1.25MHz、2.5MHz、5MHz、10MHz、15MHz及び20MHzなどの各帯域のうち一つで動作するように設定することができ、帯域でダウンリンク又はアップリンク送信サービスを提供するように設定することができる。異なる各セルは、異なる各帯域を提供するように設定することもできる。
E−UTRANから端末への送信のためのダウンリンク伝送チャネル(Downlink transport Channel)は、システム情報を送信するBCH(Broadcast Channel)、各ページングメッセージを送信するPCH(Paging Channel)、及びユーザトラフィック又は各制御メッセージを送信するためのダウンリンク共有チャネル(Shared Channel、SCH)を含む。ダウンリンクマルチキャスト又はブロードキャストサービスのトラフィック又は制御メッセージの場合、ダウンリンクSCHを介して送信することもでき、又は別途のダウンリンクMCH(Multicast Channel)を介して送信することもできる。
端末からネットワークにデータを送信するアップリンク伝送チャネルとしては、初期制御メッセージを送信するRACH(Random Access Channel)と、その他にユーザトラフィックや制御メッセージを送信するアップリンクSCH(Shared Channel)とがある。伝送チャネルの上位にあり、伝送チャネルにマッピングされる論理チャネルとしては、BCCH(Broadcast Control Channel)、PCCH(Paging Control Channel)、CCCH(Common Control Channel)、MCCH(Multicast Control Channel)、及びMTCH(Multicast Traffic Channel)などがある。
図4は、E−UMTSシステムで使用する物理チャネル構造の一例を示した図である。物理チャネルは、時間軸上にある多数のサブフレームと、周波数軸上にある多数のサブキャリア(Sub−carrier)とで構成される。ここで、一つのサブフレーム(Sub−frame)は、時間軸上に複数のシンボル(Symbol)で構成される。一つのサブフレームは、複数のリソースブロック(Resource Block)で構成され、一つのリソースブロックは、複数のシンボル及び複数のサブキャリアで構成される。また、各サブフレームは、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)、すなわち、L1/L2制御チャネルのために該当のサブフレームの特定シンボル(例えば、1番目のシンボル)の特定サブキャリアを用いることができる。図4には、L1/L2制御情報伝送領域(ハッチング部分)とデータ伝送領域(ハッチングしていない部分)を示した。現在論議が進行中のE−UMTS(Evolved Universal Mobile Telecommunications System)システムでは、10msの無線フレーム(radio frame)を使用し、一つの無線フレームは10個のサブフレーム(subframe)で構成される。また、一つのサブフレームは二つの連続するスロットで構成される。一つのスロットの長さは、0.5msである。また、一つのサブフレームは多数のOFDMシンボルで構成され、多数のOFDMシンボルのうち一部のシンボル(例えば、1番目のシンボル)は、L1/L2制御情報を送信するために使用することができる。データ送信のための時間単位である伝送時間間隔(Transmission Time Interval、TTI)は1msである。
基地局と端末は、一般に特定制御信号又は特定サービスデータを除いては、伝送チャネルであるDL−SCHを用いるPDSCHを介してデータを送信/受信する。PDSCHのデータがいずれの端末(一つ又は複数の端末)に送信されるもので、前記各端末がどのようにPDSCHデータを受信してデコーディング(decoding)しなければならないのかに対する情報などは、PDCCHに含まれて送信される。
例えば、特定PDCCHが「A」というRNTI(Radio Network Temporary Identity)でCRCマスキング(masking)されており、「B」という無線リソース(例えば、周波数位置)及び「C」という送信形式情報(例えば、伝送ブロックサイズ、変調方式、コーディング情報など)を用いて送信されるデータに関する情報が特定サブフレームを通じて送信されると仮定する。この場合、セル内の端末は、自分が有しているRNTI情報を用いてPDCCHをモニタリングし、「A」RNTIを有している一つ以上の端末があると、前記各端末はPDCCHを受信し、受信したPDCCHの情報を通じて「B」と「C」によって指示されるPDSCHを受信する。
図5は、搬送波集成(carrier aggregation)を示す図である。
図5を参照して多重搬送波を支援する搬送波集成技術について説明する。前述したように、搬送波集成によって、既存の無線通信システム(例えば、LTEシステム)で定義されている帯域幅単位(例えば、20MHz)の搬送波(構成搬送波、CC)を最大5個まで束ねて最大100MHzまでのシステム帯域幅を支援することができる。搬送波集成に用いられる各構成搬送波の帯域幅のサイズは同一でも異なってもよい。また、それぞれの構成搬送波は異なる周波数帯域(又は、中心周波数)を有する。また、各構成搬送波は連続した周波数帯域上に存在してもよいが、不連続した周波数帯域上に存在する構成搬送波が搬送波集成に用いられてもよい。また、搬送波集成技術において、上りリンクと下りリンクの帯域幅のサイズは対称的に割り当てられてもよく、非対称的に割り当てられてもよい。
搬送波集成に用いられる多重搬送波(構成搬送波)は、主構成搬送波(Primary Component Carrier;PCC)及び補助構成搬送波(Secondary Component Carrier;SCC)とに分類できる。PCCは、Pセル(Pcell;Primary Cell)と呼び、SCCは、Sセル(SCell;Secondary Cell)と呼ぶこともできる。主構成搬送波は、基地局が端末とトラフィック及び制御シグナリングを交換するために用いる搬送波のことを指す。制御シグナリングには、構成搬送波の付加、主構成搬送波に対する設定、上りリンクグラント(UL grant)又は下りリンク割り当て(DL assignment)などを含むことができる。基地局で複数個の構成搬送波を用いることができるが、該基地局に属した端末は1つの主構成搬送波のみを有するものと設定されてもよい。仮に端末が単一搬送波モードで動作する場合には主構成搬送波が用いられる。このため、主構成搬送波は、独立した利用も可能となるように、基地局と端末間のデータ及び制御シグナリングの交換に必要な全ての要求事項を充足するように設定されなければならない。
一方、補助構成搬送波は、送受信されるデータ要求量などによって活性化又は非活性化されてもよい付加的な構成搬送波のことを指す。補助構成搬送波は、基地局から受信される特定命令及び規則にしたがってのみ用いられるように設定されてもよい。また、補助構成搬送波は、付加的な帯域幅を支援するために主構成搬送波とともに用いられるように設定されてもよい。活性化された補助構成搬送波を介して、基地局から端末に上りリンクグラント又は下りリンク割り当てのような制御信号が送信されてもよく、端末から基地局にチャネル品質指示子(Channel Quality Indicator;CQI)、プリコーディング行列指示子(Precoding Matrix Index;PMI)、ランク指示子(Rank Indicator;RI)、サウンディング参照信号(Sounding Reference Signal;SRS)などの上りリンク制御信号が送信されてもよい。
端末へのリソース割り当ては、主構成搬送波及び複数個の補助構成搬送波の範囲を有することができる。多重搬送波集成モードにおいて、システムは、システム負荷(すなわち、静的/動的負荷バランシング)、ピークデータレート、又はサービス品質要求に基づいて、下りリンク及び/又は上りリンクに対して非対称的に補助構成搬送波を端末に割り当てることもできる。搬送波集成技術を用いるとき、構成搬送波に関する設定は、RRC接続手順(RRC connection procedure)の後に基地局から端末に提供される。RRC接続は、SRBを介して端末のRRC層とネットワーク間で交換されるRRCシグナリングに基づいて端末が無線リソース割り当てを受けることを意味する。端末と基地局とのRRC接続手順の後に、端末は基地局から主構成搬送波及び補助構成搬送波に関する設定情報を受け取ることができる。補助構成搬送波に関する設定情報は、補助構成搬送波の付加/削除(又は、活性化/非活性化)を含むことができる。したがって、基地局と端末間に補助構成搬送波を活性化させたり既存の補助構成搬送波を非活性化させたりするためには、RRCシグナリング及びMAC制御要素(MAC Control Element)の交換が行われる必要がある。
補助構成搬送波の活性化又は非活性化は、サービス品質(QoS)、搬送波の負荷条件及び他の要因に基づいて基地局で決定することができる。基地局は、下りリンク/上りリンクに対する指示類型(活性化/非活性化)及び補助構成搬送波リストなどの情報を含む制御メッセージを用いて端末に補助構成搬送波の設定を指示することができる。
図6は、マスターセルグループ(Master Cell Group、MCG)と補助セルグループ(Secondary Cell Group、SCG)間の二重接続性(dual connectivity、DC)を示す概念図である。
二重接続性は、端末がマスターeNB(MeNB)と補助eNB(SeNB)とに同時に接続可能であるということを意味する。MCGは、MeNBと関連付いているサービングセルのグループであり、PCell及び付加的に一つ以上のSCellを含む。また、SCGは、SeNBと関連付いているサービングセルのグループであり、特別(special)SCell及び付加的に一つ以上のSCellを含む。MeNBは、少なくともS1−MME(コントロールプレーンのためのS1)を終結するeNBであり、SeNBは、MeNBではないが、端末のための追加の無線リソースを提供するeNBである。
二重接続性によって、ハンドオーバー(handover)可能性を下げるために、MCG内のスケジューリング無線ベアラー(Scheduling Radio Bearer、SRB)又は他のDRBを維持すると同時に、高い処理量を提供するために、いくつかのデータ無線ベアラー(Data Radio Bearer、DRB)はSCGにオフロード(offload)されてもよい。MCGは、周波数f1でMeNBによって作動し、SCGは、周波数f2でSeNBによって作動する。周波数f1及びf2は同一であってもよい。MeNBとSeNB間のバックホール(backhaul)インターフェースは、バックホールに相当な遅延があることから、1つのノードでの中央化したスケジューリングが不可能であり、非−理想的(non−ideal)である。
図7Aは、二重接続性に関連付いている基地局のコントロールプレーン(Control Plane、C−Plane)接続性を示す概念図であり、図7Bは、二重接続性に関連付いている基地局のユーザプレーン(User Plane、U−Plane)接続性を示す概念図である。
図7Aは、特定端末の二重接続性に関連付いている基地局のコントロールプレーン(C−Plane)を示す図である。MeNBがS1−MMEを介してMMEに接続されたコントロールプレーンであり、MeNBとSeNBは、X2−C(X2−コントロールプレーン)を介して相互接続される。図7Aに示すように、二重接続性のための基地局間(Inter−eNB)コントロールプレーンシグナリングがX2インターフェースシグナリングによって行われる。MMEへのコントロールプレーンシグナリングは、S1インターフェースシグナリングによって行われる。MeNBとMME間に、端末当たり1つのS1−MME接続のみが存在する。各基地局は、例えば、SCGに対するSCell(Secondary Cell)を他の端末に提供する間に、いくつかの端末にはPCell(Primary Cell)を提供することのように、端末を独立的に扱う必要がある。特定端末の二重接続性に関連付いているそれぞれの基地局は、自身の無線リソースを有し、自身のセルの無線リソースを割り当てること、及びX2インターフェースシグナリングによって行われるMeNBとSeNB間のそれぞれの調整を主に担当する。
図7Bは、特定端末の二重接続性に関連付いている基地局のユーザプレーン(User plane、U−Plane)接続性を示す図である。ユーザプレーン接続性は、ベアラーオプション設定に従う:1)MCGベアラーにおいて、MeNBはS1−Uを介してS−GWにユーザプレーン接続され、2)分割ベアラーにおいて、MeNBはS1−Uを介してS−GWにユーザプレーン接続され、さらにMeNBとSeNBはX2−Uを介して相互接続され、3)SCGベアラーにおいて、SeNBはS1−Uを介してS−GWと直接接続される。MCG及び分割ベアラーのみ設定された場合、SeNBにはS1−U終端が存在しない。二重接続性において、マクロセルのグループからスモールセルのグループへのデータオフロードのためにはスモールセルの改善が要求される。スモールセルはマクロセルから離れて配置されてもよいので、端末の観点から、複数のスケジューラが異なるノードに分離して位置し、独立して動作する。これは、異なるスケジューリングノードが異なる無線リソース環境を経ることを意味し、各スケジューリングノードがそれぞれ異なるスケジューリング結果を有し得るということを意味する。
図8は、二重接続性のための無線プロトコル構造を示す概念図である。
本実施例のE−UTRANは、X2インターフェース上の非−理想的バックホール(backhaul)を介して接続された2個の基地局に位置し、2個の別個のスケジューラ(scheduler)によって提供された無線リソースを活用するように構成されたRRC接続(RRC_CONNECTED)状態の複数の受信/送信(Rx/Tx)端末によって二重接続性(Dual Connectivity、DC)動作を支援することができる。特定端末の二重接続性に関連付いている基地局は、2つの異なる役割を仮定することもできる。すなわち、基地局は、MeNB又はSeNBとして動作することができる。二重接続性において、端末は一つのMeNB及び一つのSeNBに接続することができる。
二重接続性(DC)動作において、特定ベアラー(bearer)が用いる無線プロトコル構造は、ベアラーがどのように設定されているかによる。3つの代案として、MCG(Master Cell Group)ベアラー801、分割ベアラー(split bearer)803及びSCG(Secondary Cell Group)ベアラー805が存在する。3つの代案を図8に示す。SRB(Signaling Radio Bearer)はいつもMCGベアラーであり、MeNBによって提供される無線リソースのみを用いる。MCG(Master Cell Group)ベアラー(RB−a)は、二重接続性においてのみMeNBリソースを用いるためにMeNBにのみ位置している無線プロトコルである。また、SCG(Secondary Cell Group)ベアラー(RB−c)は、二重接続性においてSeNBリソースを用いるためにSeNBにのみ位置している無線プロトコルである。
特に、分割ベアラー803は、二重接続性においてMeNB及びSeNBリソースの両方を用いるためにMeNB及びSeNBの両方に位置している無線プロトコルである。分割ベアラー803は、一方向(direction)に対する1つのPDCP(Packet Data Convergence Protocol)エンティティ、2個のRLC(Radio Link Control)及び2個のMAC(Medium Access Control)エンティティを含む無線ベアラーであってもよい。特に、二重接続性動作は、SeNBによって提供された無線リソースを用いるように設定された少なくとも一つのベアラーを有するものとして説明されてもよい。
図9は、下りリンクに対するLTEプロトコル構造の概略図である。
図9に、下りリンクに対するLTEプロトコル構造の一般的な概要を示す。また、伝送(transport)フォーマット選択及び多重−アンテナ送信と関連して相違点があるが、上りリンク送信に関連したLTEプロトコル構造は、図9に示す下りリンクに対するLTEプロトコル構造に類似している。
下りリンクで送信されるデータは、SAEベアラー901の一つ上のIPパケットのフォーマットで進入する。無線インターフェース上の送信に先立ち、インカミング(incoming)IPパケットは、以下に要約されると共に次の部分でより詳しく説明される、多重プロトコルエンティティを通過する。
* PDCP(Packet Data Convergence Protocol)903は、無線インターフェース上での送信に必要なビットの数を減らすためにIPヘッダー圧縮を行う。ヘッダー−圧縮メカニズムは、WCDMA(登録商標)の他、いくつかの移動−通信標準でも用いている標準ヘッダー−圧縮アルゴリズムである、ROHCに基づく。PDCP 903はまた、送信データの暗号化(ciphering)と完全性保護(integrity protection)を担当する。受信側において、PDCPプロトコルは、対応する暗号解読(deciphering)及び圧縮解除(decompression)動作を行う。移動端末に設定された無線ベアラーごとに1つのPDCPエンティティが存在する。
* RLC(Radio Link Control)905は、セグメンテーション(segmentation)/連接(concatenation)、再送信処理、及び上位層への順次伝達(in−sequence delivery)を担当する。WCDMA(登録商標)とは違い、LTE無線−接続−ネットワーク構造ではノードの単一類型しかないので、RLCプロトコルはeNB(eNodeB)に位置する。RLC 905は、無線ベアラーの形態でPDCP 903にサービスを提供する。端末に設定された無線ベアラーごとに一つのRLCエンティティが存在する。
* MAC(Medium Access Control)907は、ハイブリッド−ARQ再送及び上りリンク及び下りリンクスケジューリングを取扱う。スケジューリング機能は、上りリンクと下りリンクの両方に対して、セル当たり一つのMACエンティティを有する、eNB内に位置する。ハイブリッド−ARQプロトコル部は、MACプロトコルの送信端及び受信端の両方に存在する。MAC 907は論理チャネル909の形態でRLC 905にサービスを提供する。
* 物理層(Physical Layer、PHY)911は、符号化/復号化、変調/復調、多重−アンテナマッピング、及び他の通常的物理層機能を取扱う。物理層911は、伝送チャネル913の形態でMAC層907にサービスを提供する。
MAC 907は、論理チャネル909の形態でRLC 905にサービスを提供する。論理チャネル909は、伝送する情報の類型で定義され、一般に、LTEシステムの動作に必須な制御及び設定情報を送信するために用いられる制御チャネルと、ユーザデータのために用いられるトラフィックチャネルとに分類される。
LTEに特定された論理−チャネル類型の集合は、次のものを含む。
− BCCH(Broadcast Control Channel)は、ネットワークからセル内の全移動端末へのシステム制御情報の送信に用いられる。システム接続に先立ち、例えば、システムの帯域幅のように、どのようにシステムが設定されたかを知るために、移動端末はBCCH上で送信された情報を読み取る必要がある。
− PCCH(Paging Control Channel)は、ネットワークにセルレベルでの位置が知らされていない移動端末のページング及びそのために多重セルで送信される必要があるページングメッセージに用いられる。
− DCCH(Dedicated Control Channel)は、移動端末への/移動端末からの制御情報の送信のために用いられる。このチャネルは、互いに異なるハンドオーバーメッセージのような、移動端末の個別設定に用いられる。
− MCCH(Multicast Control Channel)は、MTCHの受信のために要求される制御情報の送信に用いられる。
− DTCH(Dedicated Traffic Channel)は、移動端末への/移動端末からのユーザデータの送信に用いられる。このチャネルは、全ての上りリンクの送信及び非−MBMS下りリンクユーザデータの送信のための論理チャネル類型である。
− MTCH(Multicast Traffic Channel)は、MBMSサービスの下りリンク送信に用いられる。
図10は、3個の異なる上りリンクグラントに対する2個の論理チャネルの優先順位化を示す図である。
下りリンクのように、MAC多重化機能性を用いて、異なる優先順位の多重論理チャネルが同一の伝送ブロックに多重化されてもよい。しかし、優先順位化がスケジューラの制御下にあり、具現に従う下りリンクの場合とは違い、スケジューリンググラントが端末の特定上りリンク搬送波に適用され、端末内の特定無線ベアラーに適用されないことから、上りリンク多重化は端末で具体的に定義された規則の集合にしたがって行われる。無線ベアラー−特定スケジューリンググラントは、下りリンクにおけるシグナリングオーバーヘッドを増加させるはずであり、したがって、LTEでは端末別(per−terminal)スケジューリングが用いられる。
最も簡単な多重化規則は、論理チャネルを厳格な優先順位の順序にしたがって処理するものである。しかし、これは、低い優先順位チャネルの枯渇を招きうる。すなわち、送信バッファーが空になるまで全てのリソースが高い優先順位チャネルに与えられうる。通常、運営者は、その代わりに、低い優先順位サービスに対しても、少なくともいくつかの処理量(throughput)を提供することを希望する。このため、LTE端末におけるそれぞれの論理チャネルに対して、優先順位値に加えて、優先順位化されたデータレート(data rate)が設定される。論理チャネルは各自の優先順位化されたデータレートによって優先順位が減少する順序に処理され、これは、スケジューリングデータレートが少なくとも、優先順位化されたデータレートの和の大きさである間には枯渇を回避することができる。優先順位化されたデータレートの後には、チャネルは、グラントが完全に利用されたりバッファーが空になるまで厳格な優先順位の順序にしたがって処理される。これを図10に示す。
図10を参照すると、論理チャネル1(Logical Channel 1、LCH1)の優先順位が論理チャネル2(LCH2)の優先順位よりも高いと仮定している。(A)の場合、LCH1の全ての優先順位化されたデータを送信することができ、LCH2の優先順位化されたデータの一部を、スケジュールされたデータレートの量まで送信することができる。(B)の場合、LCH1の全ての優先順位化されたデータ及びLCH2の全ての優先順位化されたデータを送信することができる。(C)の場合、LCH1の全ての優先順位化されたデータとLCH2の全ての優先順位化されたデータを送信することができ、LCH1のデータの一部をさらに送信することができる。
図11は、バッファー状態及び残余−電力(power−headroom)報告のシグナリングを示す図である。
適度な量の上りリンクリソースを割り当てるために、スケジューラは、端末からの送信を待機するデータの量に関する情報を必要とする。明らかに、送信するデータを有していない端末には上りリンクリソースを提供する必要がないが、これは単に、端末にとって許容されたリソースを埋めるためにパディングを行うことを招くからである。したがって、少なくとも、スケジューラは、端末が送信するデータを有するか、及びグラント(grant)が与えられるべきかについて知る必要がある。
多重−ビットスケジューリングはより高いコストを必要とするため、スケジューリング要請に対する単一ビットの利用は、上りリンクオーバーヘッドを小さく維持しようとする必要によって動機付けられる。単一ビットスケジューリング要請の結果、このような要請を受信するとき、端末のバッファー状況に対する基地局における情報が制限される。これを、異なるスケジューラの具現は異なるように処理する。一つの可能性は、端末が電力制限無しで効果的にリソースを利用できるようにすることを保障するために、小さい量のリソースを割り当てることである。一旦端末がUL−SCH上で送信を始めると、以下に議論するように、バッファー状態と残余電力に関するさらに詳細な情報は、インバンド(inband)MAC制御メッセージによって搬送することができる。
既に有効なグラントを有する端末は明確に上りリンクリソースを要請する必要がない。しかし、スケジューラが後のサブフレームで各端末に許容するリソースの量を決定できるようにするには、バッファー状況及び電力利用可能性に関する情報が、以上述べたように、有用である。この情報は、MAC制御要素を通じた上りリンク送信の一部としてスケジューラに提供される。MACサブヘッダーの一つにおけるLCIDフィールドは、図11に示すように、バッファー状態報告の存在を示す予約された値に設定される。
スケジューリングの観点で、それぞれの論理チャネルに対するバッファー情報は、それが有意なオーバーヘッドを招きうるとしても、有益である。このため、論理チャネルは論理−チャネルグループにグルーピングされ、報告はグループ単位で行われる。バッファー−状態報告内のバッファー−サイズフィールドは、論理−チャネルグループ内の全ての論理チャネルにわたって送信待機中であるデータの量を示す。バッファー状態報告は、4個の全ての論理−チャネルグループ又はこれらのうちの1つを示し、次の理由によってトリガーされ得る。
1)現在送信バッファーにあるデータよりも高い優先順位を有するデータの到着−すなわち、現在送信されるデータよりも高い優先順位を有する論理−チャネルグループ内のデータ−これは、スケジューリング決定に影響を与えうるためである。
2)サービングセルの変更、端末内の状況に関する情報を新しいサービングセルに提供するためにバッファー−状態報告が有用な場合。
3)タイマーによって制御されることから周期的に。
4)パディング(padding)の代わりに。パディングの量がバッファー−状態報告よりも大きいサイズのスケジュールされた伝送ブロックサイズにマッチングされる必要がある場合、バッファー−状態報告が挿入される。明確に、可能であれば、パディングよりは、有用なスケジューリング情報に対する利用可能なペイロードを用いる方が好ましい。
(PDCPエンティティにおける送信利用可能データ(Data available for transmission))
MACバッファー状態報告の目的で、UEは、次のものの他、PDCP制御PDUをPDCPエンティティにおける送信利用可能データとして見なすことができる。
下位層にPDUが提出されていないSDUに対して、1)SDUがPDCPによってまだ処理されていないと、SDU自身、又は2)SDUがPDCPによって処理されていると、PDU
また、RLC AM上にマップされた無線ベアラーに対して、PDCPエンティティが以前に再確立手順を行っていると、UEは、次のものをPDCPエンティティにおける送信利用可能データとして見なすことができる。
対応PDUがPDCP再確立に先立って下位層にのみ提出されたSDUに対して、対応PDUが下位層によって確認されていない最初のSDUから始めて、PDCP状態報告によって成功的に伝達されたものと示されたSDUを除いて、受信された場合に:1)PDCPによってまだ処理されていない場合、SDU、又は2)PDCPによって処理されている場合、PDU
(RLCエンティティにおける送信利用可能データ)
MACバッファー状態報告の目的で、端末は次のものを上記エンティティにおける送信利用可能データとして見なすこともできる:1)RLCデータPDU(Protocol Data Unit)にまだ含まれていないRLC SDU(Service Data Unit)、又はそれらのセグメント;2)再送信(RLC AM)のために保留(pending)中であるRLCデータPDU、又はそれらの部分。
また、STATUS PDUがトリガーされ、t−StatusProhibitが動作中でないか終了した場合、端末は次の送信機会に送信されるSTATUS PDUのサイズを予測することができ、これをRLC層における送信利用可能データと見なすこともできる。
(バッファー状態報告(Buffer Status Reporting、BSR))
バッファー状態報告(BSR)手順は、サービングeNBに端末のUL(Uplink)バッファー内の送信利用可能データ(Data Available for Transmission、DAT)の量に関する情報を提供するために用いられる。periodic BSR−Timer及びretxBSR−Timerの2つのタイマーを設定することによって、そしてそれぞれの論理チャネルに対してLCG(Logical Channel Group)に論理チャネルを割り当てるlogicalChannelGroupを付加的にシグナリングすることによって、RRCはBSR報告を制御することができる。
バッファー状態報告手順に対して、端末はサスペンド(suspend)されていない全ての無線ベアラーを考慮することもでき、サスペンドされている無線ベアラーを考慮することもできる。バッファー状態報告(BSR)は、次のイベントのうち任意のイベントが発生する場合にトリガーされ得る。
− LCGに属した論理チャネルに対するULデータがRLCエンティティ又はPDCPエンティティで送信に利用可能となり、データが既に送信に利用可能なデータに対して任意のLCGに属した論理チャネルの優先順位よりも高い優先順位の論理チャネルに属したり、又はLCGに属した任意の論理チャネルに対する送信利用可能データがない場合。この場合、BSRは以下では“正規(Regular)BSR”と呼ばれる。
− ULリソースが割り当てられ、パディングビットの数がバッファー状態報告MAC制御エレメントにそのサブヘッダー(subheader)を加えたサイズと等しいか大きい場合。この場合、BSRが以下では“パディングBSR”と呼ばれる。
− retxBSR−Timerが満了し、端末がLCGに属した任意の論理チャネルに対する送信利用可能データを有する場合。この場合、BSRが以下では“正規BSR”と呼ばれる。
− periodicBSR−Timerが満了した場合。この場合、BSRが以下では“周期的(Periodic)BSR”と呼ばれる。
BSRの送信が可能な時刻に多重イベントがBSRをトリガーしても、MAC PDUは最大一つのMAC BSR制御エレメントを含むことができ、この場合、正規BSR及び周期的BSRがパディングBSRに優先する。
任意のUL−SCH上の新しいデータの送信に対するグラントの指示(indication)時に、端末はrextBSR−Timerを再起動することもできる。
ULグラントが該当のサブフレームにおいて送信に利用可能な全てのペンディング(pending)データを収容(accommodate)することはできるが、そのサブヘッダーを加えたBSR MAC制御エレメントをさらに収容するには充分でない場合、全てのトリガーされたBSRは取り消されてもよい。BSRが送信のためのMAC PDUに含まれた場合、全てのBSRは取り消されてもよい。
端末は、TTIにおいて最大一つの正規/周期的BSRを送信することができる。端末がTTI内で多重のMAC PDUを送信するように要請された場合、正規/周期的BSRを含まない任意のMAC PDUにパディングBSRを含めることもできる。
TTIで送信された全てのBSRは、常に当該TTIのために構成された全てのMAC PDUによるバッファー状態を反映する。それぞれのLCGは、TTI当たり最大一つのバッファー状態値を報告することができ、この値は、当該LCGに対するバッファー状態を報告する全てのBSRで報告されてもよい。
図12は、二重接続性のための無線プロトコル構造を示す概念図である。
‘送信利用可能データ(Data available for transmission)’は、MAC層内のバッファー状態報告(Buffer Status Reporting、BSR)、論理チャネル優先化(Logical Channel Prioritization、LCP)、及びランダムアクセスプリアンブルグループ(Random Access Preamble Group、RAPG)選択のために用いられるPDCP及びRLC層で定義される。従来の技術では、無線ベアラーにおいて一方向(例えば、上りリンク又は下りリンク)に対して1つのPDCPエンティティと1つのRLCエンティティのみ存在するので、UEが‘送信利用可能データ’を計算する時、単にPDCPとRLCにおける送信利用可能データを合算した。
しかし、LTEリリース−12では、図12に示すように、例えば、UEがMeNB(1201)とSeNB(1203)の両方に接続された、二重接続性に関する研究を進行している。同図で、MeNB(1201)とSeNB(1203)間のインターフェースはXnインターフェース1205と呼ばれる。Xnインターフェース1205は非理想的であると仮定される。例えば、Xnインターフェースにおける遅延は最大60msでよいが、これに制限されるものではない。
二重接続性を支援するために、一つの潜在的解決策は、UE(1207)が二重RLC/MAC方式と呼ばれる新しいRB構造を用いてMeNB(1201)とSeNB(1203)の両方にデータを送信することであり、ここで、図12に示すように、単一RBは、一方向に対して1つのPDCP−2つのRLC−2つのMACを有し、RLC/MAC対がそれぞれのセルに対して設定される。同図で、BE−DRB(1209)は、BE(Best Effort)トラフィックに対するDRBを表す。
この場合、例えば、一つはMeNB(1201)に、他の一つはSeNB(1203)に位置するように、ULスケジューリングノードはネットワーク側の異なるノードに位置するので、例えば、バッファー状態報告のような、上記列挙されたMAC機能がそれぞれのMACで行われる。
問題は、MAC機能において‘PDCPにおける送信利用可能データ’情報をどのように利用するかである。仮にMACが‘PDCPにおける送信利用可能データ’の情報と同じ情報を活用すると、MeNB及びSeNBの両方は、‘PDCPにおける送信利用可能データ’に対処可能なULリソースを割り当てるはずであり、この場合、‘PDCPにおける送信利用可能データ’は2回考慮され、これは、結果として無線リソースの浪費を招く。
図13は、本発明の実施例に係る送信利用可能データの量の報告を示す概念図である。
二重RLC/MAC方式を有するUEにULリソースを第1基地局及び第2基地局が過度に割り当てることを防止するために、UEが‘PDCPにおける送信利用可能データ(Data Available for Transmission in PDCP;以下、DATP)を比率に基づいてMACにそれぞれ分割する方法が提案される。
比率は、“RLC1に送信されるPDCPデータの量”の“RLC2に送信されるPDCPデータの量”に対する比を表すことができ、ここで、RLC1及びRLC2はPDCPエンティティに接続されるが、これに制限されるものではない。RLC1は、第1基地局のためのものであり、RLC2は、第2基地局のためのものである。好ましくは、第1基地局はMeNB、第2基地局はSeNBであってもよく、その逆であってもよい。
無線ベアラーが設定又は再設定される時、RRCシグナリング、PDCPシグナリング、又はMACシグナリングを用いて第1基地局又は第2基地局で比率を設定することができる(S1301)。比率は、PDCPエンティティで送信利用可能データ(Data Available for Transmission、DAT)の量を計算するために用いられる。比率は、“DATP−1(第1基地局のMACに対するDATP):DATP−2(第2基地局のMACに対するDATP)”の比の形態、又は、DATP−1に比べられるDATP−2又はその逆の百分率、又はDATPをDATP−1とDATP−2とに分割するために利用可能なデータの量を示す情報の任意の類型の形態であってもよい。
UEは、PDCPエンティティにデータが到達すると、DATの量を計算することができる(S1303)。
UEがDATPを計算し、DATPをDATP−1とDATP−2とに分割するに当たり、DATPが臨界値よりも小さいと、UEはDATPをDATP−1とDATP−2とに分割しない。臨界値は“PDCPにおけるデータの最小量”と呼ぶこともできる。
段階S1301の結果が“X”である場合、結果的に、DATPが臨界値よりも小さい場合、UEは、DATの第1量(DATP−1)を計算されたDATの量(X)に設定し、DATの第2量(DATP−2)を0に設定したり、又はDATの第1量(DATP−1)を0に設定し、DATの第2量(DATP−2)を計算されたDATの量(X)に設定することができる(S1305)。この方法は、UEに割り当てられるULリソースの最小量を考慮することによって、ULリソースの浪費を減少させることを目的とする。
UEは、第1基地局又は第2基地局から臨界値に関連した情報を受信することもできる。臨界値に関連した情報は、バイト単位のPDCPにおけるデータの最小量を示すこともできる。
UEは、第1基地局又は第2基地局からRRCシグナリングによって設定情報を受信することもできる。UEがDATPを計算する時(S1301)、DATPが臨界値よりも小さい場合、UEは、第1基地局/第2基地局から受信した優先順位にしたがってDATP−又はDATP−2のいずれかを選択してもよく、任意にDATP−1又はDATP−2のいずれかを選択してもよい。
優先順位は、他の基地局に対してどの基地局が優先順位化されたかを示す。その後、UEは、選択されたDATP−1又はDATP−2をDATPと同一に設定する。例えば、DATPが臨界値よりも小さい場合、第1基地局又は第2基地局によってDATP−1がDATP−2に対して優先順位化されていると、UEは、“DATP− 1=Xバイト”、“DATP−2=0バイト”となるようにDATPを分割する。
段階S1305の後に、UEはBSにDATの量を報告することができる(S1307)。この場合、UEは第1基地局にDATP−1の量を報告し、第2基地局にDATP−2の量を報告することができる。DATP−2の量が‘0’である場合、UEは第1基地局にDATP−1の量を報告することができるが、UEは第2基地局にはDATP−2の量を報告しなくてもよい。
一方、UEがDATPを計算し、これをDATP−1とDATP−2とに分割した場合、DATPが臨界値と等しい又は大きいと、UEは、比率に基づいて、DATPをDATP−1とDATP−2とに分割することができる(S1309)。この場合、DATPが臨界値と等しい又は大きいと、UEは、DATの第1量(DATP−1)を‘Y’に設定し、DATの第2量(DATP−2)を‘Z’に設定することができる。
UEがDATPを計算し、比率に基づいてDATPをDATP−1とDATP−2とに分割した場合、DATP−1とDATP−2がバイトの倍数でないこともある。ULリソースが常にバイトで割り当てられるため、UEは、次のようにバイトの倍数でDATP−1とDATP−2を整列する。
DATP−1とDATP−2がバイトの倍数でない場合、
UEは、DATP−1及びDATP−2を最も近い整数にラウンドオフ(round off)する。例えば、DATP=101バイトの場合、UEが比率3:7を用いてDATPを分割すると、DATP−1=30.3バイト、DATP−2は70.7バイトとなる。この場合、UEは、DATP−1が30バイト、DATP−2は71バイトとなるように、DATP−1とDATP−2をラウンドオフする。UEはまた、DATP−1及びDATP−2のいずれか一方又は両方をラウンドオフ/ラウンドアップ(round up)/ラウンドダウン(round down)することができる。
UEは、DATP−1又はDATP−2に残余データの量を追加する。例えば、DATP=101バイトの場合、DATP−1は30.3バイトで、DATP−2は70.7バイトである。この場合、UEは、DATP−1の残余0.3バイトをDATP−2に加えて、DATP−1が30バイト、DATP−2が71バイトとなるようにする。
段階S1311の後に、UEはBSにDATの量を報告することができる(S1313)。この場合、UEは、第1基地局にDATP−1の量を報告し、第2基地局にDATP−2の量を報告することができる。
図14は、本発明の実施例に係るバッファー状態報告のトリガリングを示す概念図である。
バッファー状態報告(BSR)手順は、UEのULバッファー内の送信利用可能データ(DAT)の量に関する情報をサービングBSに提供するために用いられる。バッファー状態報告手順に対して、UEはサスペンドされていない全ての無線ベアラーを考慮することもでき、サスペンドされている全ての無線ベアラーを考慮することもできる。
従来技術において、LCGに属した論理チャネルに対するULデータがRLCエンティティ又はPDCPエンティティで送信利用可能となり、データが既に送信利用可能なデータに対して任意のLCGに属した論理チャネルの優先順位よりも高い優先順位を有する論理チャネルに属したり、又はLCGに属した任意の論理チャネルに対する利用可能データがない場合に、バッファー状態報告(BSR)はトリガーされ、この場合にBSRは“正規(regular)BSR”と呼ばれる。これは、データが任意のLCGに属した論理チャネルの優先順位と同じ優先順位を有する論理チャネルに属し、既に送信利用可能な場合に、BSRがトリガーされないことを意味する。
しかし、二重接続性システムにおいて、データが任意のLCGに属した論理チャネルの優先順位と同じ優先順位を有する論理チャネルに属し、既に送信利用可能な場合であるとしても、UEはBSRをトリガーするように要求される。
図14を参照すると、プロトコルエンティティに第1データが到達した時、UEは第1DATの量を計算することができる(S1401)。好ましくは、プロトコルエンティティはPDCPエンティティであるが、これに制限されるものではない。
段階S1401の結果が“X”である場合、Xが臨界値より小さいと、UEは、第1論理チャネルに対するDATの量(DATP−1)を計算されたDATの量(X)に設定し、第2論理チャネルに対するDATの量(DATP−2)を‘0’に設定することができる。第1論理チャネルは第1基地局のためのものであり、第2論理チャネルは第2基地局のためのものである。一方、Xが臨界値と等しいか又は臨界値よりも大きいと、UEは、BSRをトリガーすることができる(S1403)。
段階S1401の後に、プロトコルエンティティに第2データが到達した場合、UEは、第2DATの量を計算することができる(S1405)。段階S1405の結果が“Y”である場合、Yが臨界値と等しいか又は臨界値よりも大きいと、データが任意のLCGに属した論理チャネルの優先順位と同じ優先順位を有する論理チャネルに属し、既に送信利用可能であるとしても、UEはBSRをトリガーすることができる(S1407)。Yが臨界値より小さいと、UEはBSRをトリガーしなくて済む(S1409)。
結論的に、第2論理チャネルの観点で、第2論理チャネルは第1論理チャネルに比べて低い優先順位を有する。したがって、段階S1401で、Xが臨界値より小さいと、第2論理チャネルに対するDATの量は‘0’に設定される。第2論理チャネルのBSRは、データを有するにもかかわらず、トリガーされない。段階S1405で、Yが臨界値と等しいか又は臨界値よりも大きいと、第2論理チャネルに対するDATの量は特定比率に基づいていくらかのバイトに設定される。この場合、データが任意のLCGに属した論理チャネルの優先順位と同じ優先順位を有する論理チャネルに属し、既に送信利用可能であるとしても、第2論理チャネルのBSRは、BSRをトリガーするように要求される。したがって、UEは、第1DATの量が臨界値よりも小さく、第2DATの量が臨界値よりも大きい場合に、BSRをトリガーすることができる。
図15は、本発明の実施例に係る例示を示す概念図である。
図15には本発明の例示的手順を示すが、これは、本発明の実施例に係る例示の一つであり、これに制限されるものではない。
UEはMeNB又はSeNBからRB IDによって識別されたRBの比率情報を受信する。この例示で、比率は3:7に設定される。また、UEは臨界値情報を受信する。この例示で、臨界値は20バイトに設定され、DATP−MがDATP−Sに対して優先順位化される(S1501)。‘DATP−M’は、MeNBに対するPDCPにおける送信利用可能データであり、‘DATP−S’はSeNBに対するPDCPにおける送信利用可能データである。
指示されたRBに対する第1データが到達する(S1503)。UEはDATPを計算する。DATPは10バイトであって、20バイトよりも少ないので、UEはこのDATPをDATP−MとDATP−Sとに分割せず、DATP−Mは10バイト、DATP−Sは0バイトとなる(S1501)。
指示されたRBに対して、UEは、DATR−M(MeNBに対するRLCにおける送信利用可能データ)及びDATR−S(SeNBに対するRLCにおける送信利用可能データ)を計算する。この例示で、DATR−M=0バイトであり、DATR−S=0バイトである(S1507)。指示されたRBに対して、UEは、DAT−M(MeNBに対する送信利用可能データ)=DATP−M+DATR−Mとなり、DAT−S(SeNBに対する送信利用可能データ)がDATP−S+DATR−Sとなるように、DAT−M及びDAT−Sを計算する。この例示で、DAT−M=0+10=10バイトであり、DAT−S=0+0バイトである(S1509)。これは、初期送信であり、DATPが臨界値よりも小さいことから、UEはMeNBらのみBSRを送信する(S1511)。
指示されたRBに対して、同一論理チャネルに属したデータが到達する(S1513)。指示されたRBに対して、UEはDATPを計算する。このDATPは20バイトを超える30バイトであり、以前DATPが臨界値よりも小さいので、UEはBSRをトリガーし、比率に基づいてDATPをDATP−MとDATP−Sとに分割する(S1515)。その結果、DATP−M=9バイト、DATP−S=21バイトとなる。
指示されたRBに対して、UEはDATR−MとDATR−Sを計算する。この例示で、DATR−M=2バイトであり、DATR−S=0バイトである(S1517)。
指示されたRBに対して、UEはDAT−M及びDAT−Sを計算する。この例示で、DAT−M=2+9=11バイトであり、DAT−S=0+21=21バイトである(S1519)。BSRが段階S1515でトリガーされたため、UEはMeNB及びSeNBの両方に、計算されたバッファーサイズを送信する(S1521)。
図16は、本発明の実施例に係る通信装置のブロック図である。
図16に示した装置は、上述したメカニズムを行うように適応されたユーザ装置(User Equipment、UE)及び/又はeNBであってもよいが、同一の作業を行う任意の装置であってもよい。
図16に示したように、装置は、DSP(Digital Signal Processor)/マイクロプロセッサ110及びRF(Radio Frequency)モジュール(送受信器)135を含むこともできる。DSP/マイクロプロセッサ110は、送受信器135に電気的に接続され、送受信器135を制御する。装置は、設計者の選択によって、電力管理モジュール105、バッテリ155、ディスプレイ115、キーパッド120、メモリデバイス130、スピーカー145及び入力デバイス150をさらに含むこともできる。
特に、図16は、ネットワークから要請メッセージを受信するように構成された受信器135、及びネットワークに送/受信タイミング情報を送信するように構成された送信器135を含む端末を示すこともできる。このような送信器と受信器は、送受信器135を構成することができる。端末は、送受信器(受信器及び送信器)135に接続されたプロセッサ110をさらに含むことができる。
また、図16は、端末に要請メッセージを送信するように構成された送信器135、及び端末から送受信タイミング情報を受信するように構成された受信器135を含むネットワーク装置を示すこともできる。送信器及び受信器は送受信器135を構成することもできる。ネットワークは、送信器及び受信器に接続されたプロセッサ110をさらに含む。このプロセッサ110は、送受信タイミング情報に基づいて遅延を計算することもできる。
本発明は、本発明の特徴から逸脱しない範囲で他の特定の形態に具体化できることは当業者にとって自明である。したがって、前記の詳細な説明は、全ての面で制限的に解釈してはならなく、例示的なものとして考慮しなければならない。本発明の範囲は、添付された請求項の合理的解釈によって決定しなければならなく、本発明の等価的範囲内での全ての変更は本発明の範囲に含まれる。
以上説明した各実施例は、本発明の各構成要素と各特徴が所定形態で結合されたものである。各構成要素又は特徴は、別途の明示的な言及がない限り、選択的なものとして考慮しなければならない。各構成要素又は特徴は、他の構成要素や特徴と結合されない形態で実施することができる。また、一部の構成要素及び/又は特徴を結合して本発明の実施例を構成することも可能である。本発明の各実施例で説明する各動作の順序は変更可能である。いずれかの実施例の一部の構成や特徴は他の実施例に含ませることができ、又は、他の実施例の対応する構成又は特徴に取り替えることができる。特許請求の範囲で明示的な引用関係のない各請求項を結合して実施例を構成したり、出願後の補正によって新たな請求項として含ませ得ることは自明である。
本発明の実施例において、基地局(BS)によって行われると説明した特定動作は、上位ノードのBSによって行うこともできる。BSを含む複数のネットワークノードにおいて、MSとの通信のために行われる多様な動作が基地局によって行われたり、基地局以外の他のネットワークノードによって行われ得ることは明らかである。「eNB」という用語は、「固定局(fixed station)」、「NodeB」、「基地局(BS)」、アクセスポイントなどに取り替えることもできる。
上述した各実施例は、例えば、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア又はこれらの組み合わせなどの多様な手段によって具現することもできる。
ハードウェア設定において、本発明の実施例に係る方法は、一つ以上のASICs(application specific integrated circuits)、DSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサなどによって具現することができる。
ファームウェアやソフトウェアによる具現の場合、本発明の一実施例は、以上で説明した機能又は動作を行うモジュール、手順、関数などの形態で具現することができる。ソフトウェアコードは、メモリユニットに格納してプロセッサによって駆動することができる。前記メモリユニットは、前記プロセッサの内部又は外部に位置し、既に公知となった多様な手段によって前記プロセッサとデータをやり取りすることができる。
本発明は、本発明の特徴から逸脱しない範囲で他の特定の形態に具体化できることは当業者にとって自明である。したがって、前記の詳細な説明は、全ての面で制限的に解釈してはならなく、例示的なものとして考慮しなければならない。本発明の範囲は、添付の請求項の合理的解釈によって決定しなければならなく、本発明の等価的範囲内での全ての変更は本発明の範囲に含まれる。
上述した方法は、3GPP LTEシステムに適用される例を中心に説明したが、3GPP LTEシステムの他、様々な無線通信システムにも適用可能である。

Claims (12)

  1. 第1の基地局(BS)と第2のBSとを備える無線通信システムにおいて動作する端末(UE)のための方法であって、前記方法は、
    前記UEによって、アップリンクデータ分割動作のための臨界値を受信することと、
    前記UEによって、送信のために利用可能なアップリンクデータの量に基づいて前記アップリンクデータ分割動作のためのバッファー状態情報を報告することと
    を含み、
    送信のために利用可能な前記アップリンクデータの量は、送信のために利用可能なPDCP(Packet Data Convergence Protocol)データまたは送信のために利用可能なRLC(Radio Link Control)データのうちの少なくとも一つを含み、
    前記受信された臨界値に基づいて、送信のために利用可能な前記PDCPデータは、前記第1のBSに対する第1のMAC(Medium Access Control)エンティティのみに指示され、または前記第1のBSに対する前記第1のMACエンティティと前記第2のBSに対する第2のMACエンティティとに指示される、方法。
  2. 送信のために利用可能な前記アップリンクデータの量が前記臨界値よりも小さい場合に、前記第1のBSに対する前記第1のMACエンティティのみに、送信のために利用可能な前記PDCPデータを指示することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記UEによって、送信のために利用可能な前記PDCPデータが前記第1のBSに対する前記第1のMACエンティティに指示されたことを指示する指示を受信することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記臨界値および前記指示は、RRC(radio resource control)シグナリングを介して受信される、請求項3に記載の方法。
  5. 送信のために利用可能な前記アップリンクデータの量が前記臨界値以上である場合に、前記第1のBSに対する前記第1のMACエンティティと前記第2のBSに対する前記第2のMACエンティティとに、送信のために利用可能な前記PDCPデータを指示することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記UEのPDCPエンティティは、前記第1のBSに対する第1のRLCエンティティを通して前記第1のMACエンティティと関連付けられ、前記第2のBSに対する第2のRLCエンティティを通して前記第2のMACエンティティと関連付けられる、請求項1に記載の方法。
  7. 無線通信システムにおいて動作するための端末(UE)であって、前記UEは、
    送信器および受信器と、
    プロセッサと
    を備え、
    前記プロセッサは、
    アップリンクデータ分割動作のための臨界値を受信するように前記受信器を制御することと、
    送信のために利用可能なアップリンクデータの量に基づいて前記アップリンクデータ分割動作のためのバッファー状態情報を報告するように前記送信器を制御することと
    を行うように構成されており、
    送信のために利用可能な前記アップリンクデータの量は、送信のために利用可能なPDCP(Packet Data Convergence Protocol)データまたは送信のために利用可能なRLC(Radio Link Control)データのうちの少なくとも一つを含み、
    前記受信された臨界値に基づいて、送信のために利用可能な前記PDCPデータは、第1のBSに対する第1のMAC(Medium Access Control)エンティティのみに指示され、または前記第1のBSに対する前記第1のMACエンティティと第2のBSに対する第2のMACエンティティとに指示される、UE。
  8. 前記プロセッサは、送信のために利用可能な前記アップリンクデータの量が前記臨界値よりも小さい場合に、前記第1のBSに対する前記第1のMACエンティティのみに、送信のために利用可能な前記PDCPデータを指示するようにさらに構成されている、請求項7に記載のUE。
  9. 前記プロセッサは、送信のために利用可能な前記PDCPデータが前記第1のBSに対する前記第1のMACエンティティに指示されたことを指示する指示を受信するために前記受信器を制御するようにさらに構成されている、請求項7に記載のUE。
  10. 前記臨界値および前記指示は、RRC(radio resource control)シグナリングを介して受信される、請求項9に記載のUE。
  11. 前記プロセッサは、送信のために利用可能な前記アップリンクデータの量が前記臨界値以上である場合に、前記第1のBSに対する前記第1のMACエンティティと前記第2のBSに対する前記第2のMACエンティティとに、送信のために利用可能な前記PDCPデータを指示するようにさらに構成されている、請求項7に記載のUE。
  12. 前記UEのPDCPエンティティは、前記第1のBSに対する第1のRLCエンティティを通して前記第1のMACエンティティと関連付けられ、前記第2のBSに対する第2のRLCエンティティを通して前記第2のMACエンティティと関連付けられる、請求項7に記載のUE。
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