JP6468267B2 - イヤホンおよびこれに用いるバンド部材、並びに、イヤホンの使用方法 - Google Patents

イヤホンおよびこれに用いるバンド部材、並びに、イヤホンの使用方法 Download PDF

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Description

本発明は、ユーザーの耳に装着されて音声再生するイヤホンおよびこれに用いるバンド部材、並びに、イヤホンの使用方法に関して、特に、コードの脱着が可能なイヤホンに関する。
ヘッドホン並びにイヤホンは、ユーザーの耳に当接するように近接配置される、又は、外耳道内に挿入されるスピーカーユニットに音声信号を印加することにより音を再生する。ユーザーの耳に装着されるイヤホンの中には、様々な形態のものがある。
例えば、イヤホンの中には、ヘッドホンのように比較的に大きなスピーカーユニットを備えて、耳介に本体を載せるように装着する耳掛部を備えるものがある。また、本体部を耳介の内側に収めるように装着し、本体部の放音面から外耳道に向け音を放出して使用するインナーイヤー型がある。また、本体部を耳介の内側に収めるように装着し、さらに本体部から突出する音筒部をそれに装着されたイヤピースと共に外耳道内に挿入して使用するカナル型と称されるタイプのイヤホンが普及している。
また、ヘッドホン並びにイヤホンでは、ハウジング内に収容された電気音響変換器であるスピーカーユニットに音声信号を供給する接続コードが、着脱自在に構成されるものがある。イヤホンのコードは、ユーザーの動きに対応した上でコードが何か不測の対象物に引っかかったりする結果、引っ張られて強い力が加わる場合にも断線を防止する必要がある場合があるので、コードの一端側にプラグを設け、ハウジング側にプラグが接続するジャックを設けるといったコード接続端子構造を設ける場合がある。なお、ヘッドホンまたは耳掛け部を備えるイヤホンでは、比較的に大きなハウジングに大きな寸法のプラグ/ジャックを設けることが可能であるが、インナーイヤー型またはカナル型のイヤホンでは、小型のプラグ/ジャックを設けることが必要になり、MMCX端子と呼称される小型の同軸端子が使用される場合がある。
ただし、MMCX端子を採用するイヤホンでは、同軸端子であるが故にプラグ/ジャックの結合部分が回転してしまい、ハウジングとコードの位置関係を固定できず、装着時または装着後の使い勝手が悪くて不都合が生じるという問題がある。例えば、イヤホンを装着後にユーザーの動きに起因してコードが動くと、プラグ/ジャックの結合部分が回転するので、場合によってはハウジングからコードが脱落する、あるいは、装着した耳からイヤホンが脱落する、といった問題を生じる場合がある。特に、最近のイヤホンでは、コードを耳介(耳輪、耳介外縁)の上側、もしくは、耳介の付け根の上側に回して使用することを想定したものがあり、MMCX端子を採用してコードを脱着可能にすると、コードの湾曲のくせ等が影響して、さらに上記の様な問題が顕著に発生しやすくなるという問題がある。
ヘッドホン並びにイヤホンのコードにおいて、例えば従来には、イヤホンオスメスコネクタ固定連接構造であって、挿入端子、および、絶縁座を有し、前記挿入端子は、底部に近い位置に、固定部を形成し、前記固定部辺縁に、少なくともひとつの対位凸部を延伸し、前記挿入端子は、前記絶縁座内部に装着し、且つ、前記絶縁座と前記挿入端子の間に、挿入空間を定義するイヤホンオスコネクタ、および、端子挿入座、および、絶縁本体を有し、前記絶縁本体が、前記挿入空間に挿入できる挿入部を延伸し、前記挿入部が、前記対位凸部が対応して挿入される少なくともひとつの対位口を形成し、前記端子挿入座が、前記絶縁本体内に設置されて、前記挿入端子と電気的に接続されるイヤホンメスコネクタ、を有することを特徴とするイヤホンオスメスコネクタ固定連接構造がある(特許文献1)。
また、例えば従来には、携帯しながら音楽情報を再生する携帯用音楽再生機器であって、音楽情報を再生するための本体側の親ユニットと、前記親ユニットと接続されて前記本体側で再生された音楽情報を聴くための子ユニットとを備え、前記子ユニットは、身体に装着するためのネックストラップと、前記ネックストラップ内に埋設されて、前記ネックストラップの所定の箇所から再生された前記音楽情報を聴くことが可能なイヤホンケーブルと、前記親ユニットと一体型で成型され、前記親ユニットで再生された音楽情報を前記イヤホンケーブルに伝達するために前記親ユニットとの接続に用いられる前記本体側のジャックに挿入するための着脱可能なプラグとを含み、前記プラグは、前記ネックストラップと連結され、前記イヤホンケーブルは、前記プラグを介して前記本体側のジャックと電気的に結合され、前記プラグは、前記本体側のジャックに挿入されるとともに、前記イヤホンケーブルと電気的に結合されるジャックピンと、前記親ユニットと前記子ユニットとの接続のために、前記親ユニットの本体側の差込部分に挿入して連結可能な連結部材とを含む、携帯用音楽再生機器がある(特許文献2)。
ただし、従来のイヤホンにおいてコードを着脱自在に構成する場合に、プラグ/ジャックの結合部分に、例えば上記の様な特殊な係合関係を設けると、他のコードとの互換性がなくなるなどの問題を生じるので、採用が難しいという問題がある。特に、再生する音波の出口がユーザーの外耳道入り口に挿入されるカナル型のイヤホンでは、プラグ/ジャックが相対的に回動するような小型の同軸端子が普及しているので、同じタイプのプラグ/ジャックに対応した上で、ユーザーの動きに起因してコードが動いても、ハウジングからコードが脱落する、あるいは、装着した耳からイヤホンが脱落する、といった問題を抑制する必要がある。
実用新案登録第3200118号公報 特開2006―295489号公報
本発明は、上記の従来技術が有する問題を解決するためになされたものであり、その目的は、コードの脱着が可能なイヤホンに関し、ユーザーの動きに起因してコードが動いても、ハウジングからコードが脱落する、あるいは、装着した耳からイヤホンが脱落する、といった問題を抑制するイヤホンを提供することにある。
本発明のイヤホンは、音声信号を音波に電気音響変換するスピーカーユニットと、少なくともその一端側にプラグを取り付けるプラグ部を有してスピーカーユニットに音声信号を供給するコードと、その内部にスピーカーユニットを取り付けて、コードのプラグを挿抜可能に接続するジャックを含むコード接続部を有するハウジングと、所定の長さ寸法及び内径寸法を有する筒状の弾性体であり、弾性変形に伴って生じる弾性力により内径寸法を規定する内壁面がコードのプラグ部とハウジングのコード接続部とに接触して、ハウジングに対するコードの回動および脱落を抑制するバンド部材と、を備える。
好ましくは、本発明のイヤホンは、コードのプラグ部と、ハウジングのコード接続部とが、それぞれバンド部材の内壁面が規定する略円筒状空間に嵌合する略円筒状の外殻を有し、弾性変形前のバンド部材の内径寸法が、外殻の直径寸法以下である。
また、好ましくは、本発明のイヤホンは、弾性変形前のバンド部材の内径寸法が、コードのコード部材の直径寸法以上であり、バンド部材がコードのプラグ部とハウジングのコード接続部とを共に握持しない場合には、バンド部材をコード上で移動させて、コード部材がバンド部材を貫通するように配置可能である。
また、好ましくは、本発明のイヤホンは、バンド部材がコードのプラグ部とハウジングのコード接続部とを共に握持しない場合には、バンド部材をハウジング上で移動させて、コード接続部がバンド部材を貫通するように配置可能である。
また、好ましくは、本発明のイヤホンは、筒状のバンド部材は、その端面と内壁面との角が面取りされている。
また、好ましくは、本発明のイヤホンは、筒状のバンド部材が、外径寸法を規定する外壁面に、ユーザーの指との摩擦を増加させる被表面処理部を備える。
また、本発明のバンド部材は、上記のイヤホンを構成する。
また、本発明のイヤホンの使用方法は、音声信号を音波に電気音響変換するスピーカーユニットと、少なくともその一端側にプラグを取り付けるプラグ部を有してスピーカーユニットに音声信号を供給するコードと、その内部にスピーカーユニットを取り付けて、コードのプラグを挿抜可能に接続するジャックを含むコード接続部を有するハウジングと、所定の長さ寸法及び内径寸法を有する筒状の弾性体であり、弾性変形に伴って生じる弾性力により内径寸法を規定する内壁面がコードのプラグ部とハウジングのコード接続部とに接触して、ハウジングに対するコードの回動および脱落を抑制するバンド部材と、を備えるイヤホンの使用方法であって、コードのコード部材をバンド部材に貫通させてバンド部材をコード上において移動可能に配置するステップ、または、ハウジングのコード接続部をバンド部材に貫通させてバンド部材をハウジング上において移動可能に配置するステップと、コードのプラグをハウジングのジャックに挿入するステップと、イヤホンのハウジングを耳の所定位置に装着するステップと、コードを所望の形状に整形するとともに、挿入されたジャックに対するプラグが回動する角度を所望の角度に設定するステップと、バンド部材をコードのコード部材から移動させて、または、バンド部材をハウジングのコード接続部から移動させて、バンド部材の内壁面をコードのプラグ部とハウジングのコード接続部とに接触させるように取り付けて、ハウジングに対するコードの回動および脱落を抑制するように固定するステップと、を含む。
また、好ましくは、本発明のイヤホンの使用方法は、筒状のバンド部材が、外径寸法を規定する外壁面に、ユーザーの指との摩擦を増加させる被表面処理部を備え、バンド部材をコードのコード部材から移動させる際に、または、バンド部材をハウジングのコード接続部から移動させる際に、ユーザーの指が、外壁面に備わった被表面処理部に当接する。
以下、本発明の作用について説明する。
本発明のイヤホンは、音声信号を音波に電気音響変換するスピーカーユニットと、少なくともその一端側にプラグを取り付けるプラグ部を有してスピーカーユニットに音声信号を供給するコードと、その内部にスピーカーユニットを取り付けて、コードのプラグを挿抜可能に接続するジャックを含むコード接続部を有するハウジングと、ハウジングに対するコードの回動および脱落を抑制するバンド部材と、を備える。したがって、コードの脱着が可能なイヤホンにおいて、ユーザーの動きに起因してコードが動いても、ハウジングからコードが脱落する、あるいは、装着した耳からイヤホンが脱落する、といった問題を抑制するイヤホンを実現できる。
このイヤホンのバンド部材は、所定の長さ寸法及び内径寸法を有する筒状の弾性体で形成される。バンド部材は、弾性変形に伴って生じる弾性力により内径寸法を規定する内壁面がコードのプラグ部とハウジングのコード接続部とに接触して、これらを共に拘束する。つまり、バンド部材が、その長さ寸法の方向において近接配置されたコードのプラグ部とハウジングのコード接続部とを共に内部に握持するようにして、ほぼ固定することになる。その結果、バンド部材は、イヤホンのハウジングのコード接続部とコードのプラグ部とを、弾性力並びに摩擦力により相対的に動かないようにするので、イヤホンのハウジングに対するコードの回動および脱落を抑制することができる。イヤホンは、筒状の弾性体で形成されるバンド部材を設けるだけでよく、プラグ/ジャックの結合部分に特殊な係合関係を設ける必要が無いので、他のコードとの互換性も保つことができる。
本発明のイヤホンは、コードのプラグ部と、ハウジングのコード接続部とが、それぞれバンド部材の内壁面が規定する略円筒状空間に嵌合する略円筒状の外殻を有しているのが好ましい。弾性変形前のバンド部材の内径寸法が、外殻の直径寸法以下であるように適切に設計すれば、バンド部材の内壁面が規定する略円筒状空間に、コードのプラグ部とハウジングのコード接続部とが収まり、バンド部材の弾性変形に伴って生じる弾性力、並びに、バンド部材の内壁面のハウジングおよびコードに対する摩擦力がバンド部材から作用するので、ハウジングとコードとを相対的にほぼ動かないように固定することができる。
好ましくは、本発明のイヤホンでは、弾性変形前のバンド部材の内径寸法を、コードのコード部材の直径寸法以上であり、コードのプラグ部およびハウジングのコード接続部の外殻の直径寸法以下であるように設定する。そのようにすれば、バンド部材がコードのプラグ部とハウジングのコード接続部とを共に握持しない装着前の場合には、バンド部材をコード上で移動させて、コード部材がバンド部材を貫通するように配置することが可能である。同様に、バンド部材をハウジング上で移動させて、コード接続部がバンド部材を貫通するように配置可能としてもよい。また、筒状のバンド部材は、その端面と内壁面との角が面取りされている、または、外径寸法を規定する外壁面に、ユーザーの指との摩擦を増加させる被表面処理部を備えている、ようにしてもよい。バンド部材を上記の様にすれば、後述するイヤホンの使用方法が便利になる。
すなわち、本発明のイヤホンの使用方法は、以下の手順・ステップを含む。最初に、コードのコード部材をバンド部材に貫通させてバンド部材をコード上において移動可能に配置し、または、ハウジングのコード接続部をバンド部材に貫通させてバンド部材をハウジング上において移動可能に配置し、その後にコードのプラグをハウジングのジャックに挿入する。つまり、最初にバンド部材をコードまたはハウジングに仮固定するように準備して、イヤホンのハウジングにコードを接続する。そして、イヤホンのハウジングを耳の所定位置に装着し、コードを所望の形状に整形するとともに、挿入されたジャックに対するプラグが回動する角度を所望の角度に設定する。したがって、ユーザーは、イヤホンを使用する装着状態において、コードの湾曲のくせ等があったとしてもハウジングに対するコードの相対的な位置を所望の状態に設定できる。
そして、バンド部材をコードのコード部材から移動させて、または、バンド部材をハウジングのコード接続部から移動させて、バンド部材の内壁面をコードのプラグ部とハウジングのコード接続部とに接触させるように取り付ければ、バンド部材がこれらを共に拘束するので、ハウジングに対するコードの相対的な位置を所望の状態に保ったまま、ハウジングに対するコードの回動および脱落を抑制するように固定することができる。筒状のバンド部材が、外径寸法を規定する外壁面に、ユーザーの指との摩擦を増加させる被表面処理部を備えていれば、バンド部材をコードのコード部材から移動させる際に、または、バンド部材をハウジングのコード接続部から移動させる際に、ユーザーの指が、外壁面に備わった被表面処理部に当接するので、ユーザーはバンド部材を移動させやすくなるという利点がある。
バンド部材を上記のように使用すれば、コードの湾曲のくせを含めてハウジングに対するコードの相対的な位置を所望の状態に設定できる。もし、ユーザーがイヤホンを耳に装着する前に、バンド部材を移動させてバンド部材の内壁面をコードのプラグ部とハウジングのコード接続部とに接触させるように取り付けた場合には、挿入されたジャックに対するプラグの回動が予め抑制されるので、コードの湾曲のくせなどによりハウジングに対するコードの相対的な位置を所望の状態に設定しにくくなるからである。したがって、イヤホンを耳に装着した直後にバンド部材でハウジングに対するコードの回動および脱落を抑制するように固定すれば、装着後にユーザーの動きに起因してコードが動いたとしても、ハウジングからコードが脱落する、あるいは、装着した耳からイヤホンが脱落する、といった不都合を抑制することができる。
本発明のイヤホンは、ユーザーの動きに起因してコードが動いても、ハウジングからコードが脱落する、あるいは、装着した耳からイヤホンが脱落する、といった問題を抑制することができる。
本発明の好ましい実施形態によるイヤホンについて説明する図である。(実施例1) 本発明の好ましい実施形態によるバンド部材について説明する図である。(実施例1) 本発明の好ましい実施形態によるイヤホンについて説明する図である。(実施例1) 本発明の好ましい実施形態による他のバンド部材について説明する図である。(実施例2) 本発明の他の好ましい実施形態によるイヤホンについて説明する図である。(実施例3)
以下、本発明の好ましい実施形態によるイヤホンについて説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。
図1および図3は、本発明の好ましい実施形態によるイヤホン1について説明する図である。具体的には、図1は、ユーザーの片耳に装着するイヤホン1の斜視図を示し、バンド部材10を備える場合を図示している。また、図3は、バンド部材10をコード7に移動させて、コード7のプラグ部8とコード接続部5とを分離した場合を図示している。また、図2は、本発明の好ましい実施形態によるバンド部材10について説明する斜視図である。なお、本発明の説明に不要な他のイヤホン1の構成については、図示及び説明を省略する。
本実施例のイヤホン1は、再生する音波の出口がユーザーの耳介の外耳道孔に挿入されるカナル型のイヤホンであり、コード7の脱着が可能である。イヤホン1は、ユーザーの左右耳にそれぞれ装着する略左右対称形状のイヤホンを備えて、ステレオ再生に対応することができる。以下では、イヤホン1の片方の耳に対応する構成を説明する。もちろん、イヤホン1の形態は、本実施例の場合に限定されない。
イヤホン1は、そのハウジング2に、コード7を介して音声信号を供給することで音を再生する(図示しない)スピーカーユニット3が内部に取り付けられている。スピーカーユニット3は、磁気空隙を有する磁気回路を備え、磁気空隙に挿入されて音声信号が供給されるボイスコイルに連結した振動板を振動させる動電型の電気音響変換器である。スピーカーユニット3は、(図示しない)振動板の前面側および背面側に、逆位相の関係となる音波を放射する。したがって、ハウジング2は、スピーカーユニット3の振動板の一方側と他方側とを分離するように、スピーカーユニット3を取り付ける必要がある。
本実施例のハウジング2は、ユーザーの耳介の外耳道孔の大きさに相当するような口径のスピーカーユニット3を取り付けることができる。ハウジング2は、ユーザーの外耳道孔側に配置されるノズル部、並びに、スピーカーユニット3の後方側にキャビティを構成するベース部材4と、コード7のプラグ部8のプラグ8bを挿抜可能に接続するジャック5bを含むコード接続部5と、を含む。ハウジング2のベース部材4は、スピーカーユニット3の振動板の前方側に音響空間を規定し、スピーカーユニット3の磁気回路が存在する後方側に、前方側の音響空間とは分離した音響空間を形成する。なお、コード接続部5は、ベース部材4とともにスピーカーユニット3の後方側にキャビティを構成してもよい。
ベース部材4およびコード接続部5は、金属材料又は樹脂材料から構成され、スピーカーユニット3を内壁部に取り付けるスピーカーユニット取付部を備える。ベース部材4は、ユーザーの耳介の外耳道孔に挿入されるように、スピーカーユニット取付部よりも先端側が細く形成されるノズル部を含む。ノズル部は、スピーカーユニット3から放射される音波をユーザーの外耳道に導く音響通路を、その内部側に形成する。
ベース部材4のノズル部には、イヤピース6を取り付けるイヤピース取付部が、外周面に形成されている。弾性を有する笠形状のイヤピース6を取り付ければ、イヤピース6が外耳道孔に密着するカナル型のイヤホンを実現できる。イヤピース6により、ユーザーは耳介にイヤホン1を安定して装着することができる。なお、ノズル部の開口端部には、通気性を有する保護部材としての保護ネットが取り付けられていてもよい。保護ネットは、ノズル部の開口端部から内部に異物が混入して音響通路が閉じてしまう、などの不具合を防止する。また、ベース部材4は、キャビティに連通して音波を外部空間に導く(図示しない)リーク穴もしくはポートを備えていてもよい。
一方で、コード接続部5は、スピーカーユニット3に音声信号を供給するコード7を接続できる。コード接続部5は、略円筒状の外殻5aの内部にコード7のプラグ8bを挿抜可能に接続するジャック5bを有し、ジャック5bは内部配線によりスピーカーユニット3に接続している。本実施例のコード接続部5の略円筒状の外殻5aの寸法は、直径が約7.5mmである。
また、コード7は、コード接続部5のジャック5bに接続するプラグ8bを略円筒状のプラグ部8の外殻8aの先端部分に備える。本実施例のコード7のプラグ部8において、略円筒状の外殻8aの寸法は、直径が約7.5mmである。コード7は、音声信号を伝送するコード部材9がその一端側に設けられるプラグ8bに接続している。なお、コード7のコード部材9の他端側には、他のオーディオ機器等の音声信号の出力端子に接続する(図示しない)プラグを備えていればよい。コード部材9の直径寸法は、プラグ部8の直径寸法よりも小さく、約3.0mmである。
本実施例のジャック5bおよびプラグ8bは、MMCX端子と呼称される小型の同軸端子の構造であるので、イヤホン1は、図3に示すようにハウジング2のコード接続部5と、コード7のプラグ部8とを容易に接続/分離することができる。ただし、MMCX端子は、接続時にジャック5bとプラグ8bとが相対的に回動可能な構造であるので、コード接続部5およびプラグ部8は、接続しても相対的に回動することになる。つまり、コード接続部5とプラグ部8とを接続しても、ハウジング2に対するコード7の回動は固定できないことになる。
そこで、本実施例のイヤホン1は、ハウジング2に対するコード7の回動および脱落を抑制するバンド部材10を備える。図2に示すように、バンド部材10は、イヤホン1のハウジング2およびコード7に対応する所定の長さ寸法L(=約10mm)及び内径寸法φa(=約6.0mm)を有する筒状の弾性体である。筒状のバンド部材10は、略円筒形状の内壁面10aが内径寸法φaを規定する。
本実施例のバンド部材10は、柔軟性を有するシリコン樹脂を材料とする中空の筒状材であって、弾性変形により外周方向に伸ばすことができるので、内径寸法φaが最大12.0mmまでの範囲で変形可能である。したがって、弾性変形前のバンド部材10の内径寸法φaは、コード接続部5およびプラグ部8の外殻5a並びに8aの直径寸法以下に小さく、かつ、コード部材9の直径寸法以上に大きい寸法である。
ハウジング2のコード接続部5と、コード7のプラグ部8とは、それぞれバンド部材10の内壁面10aが規定する略円筒状空間に嵌合する形状である。したがって、バンド部材10のチューブの長さ寸法L及び内径寸法φaは、ハウジング2のコード接続部5とコード7のプラグ部8の外殻部5a並びに8aの寸法に合わせて適切に調整するのが好ましい。また、バンド部材10は必要な内径寸法を得られる柔軟性を有する中空の筒状材であればよく、その材料はシリコン樹脂に限らない。バンド部材10は、シリコン樹脂以外であってもよく、例えば、ゴム系材料、エラストマー樹脂材料、PVC(ポリ塩化ビニル)樹脂材料、等であってもよい。
図1に示すように、バンド部材10をイヤホン1に用いると、ハウジング2に対するコード7の回動および脱落を抑制することができる。バンド部材10は、コード7のプラグ部8の外殻8aの一部とハウジング2のコード接続部5の外殻5aの一部とを覆うように取り付けられる。バンド部材10は、筒状の弾性体であるので、弾性変形前の内径寸法φaよりも大きいコード接続部5およびプラグ部8の外殻5a並びに8aの直径寸法まで大きく弾性変形させると、内径側に小さくなろうとする弾性力が働く。したがって、バンド部材10は、弾性変形に伴って生じる弾性力により内径寸法φaを規定する内壁面10aが、コード7のプラグ部8の外殻8aとハウジング2のコード接続部5の外殻5aとに接触して、接続時の相対的な回動を抑制するとともに、脱落を防止する。
つまり、弾性変形するバンド部材10は、その長さ寸法の方向において近接配置されたコード7のプラグ部8とハウジング2のコード接続部5とを共に内部に握持するようにほぼ固定する。バンド部材10は、コード7のプラグ部8とハウジング2のコード接続部5とを拘束する。バンド部材10は、イヤホン1のハウジング2のコード接続部5とコード7のプラグ部8とを、弾性力並びに摩擦力により相対的に動かないようにするので、イヤホン1のハウジング2に対するコード7の回動を抑制することができる。その結果、ハウジング2とコード7の位置関係を固定できるので、イヤホン1を装着したユーザーの動きに起因してコード7が動いたとしても、ハウジング2からコード7が脱落する、あるいは、装着した耳からイヤホン1が脱落する、といった不具合を抑制することができる。
バンド部材10は、比較的に安価に構成することができるので、再生する音波の出口がユーザーの外耳道入り口に挿入されるカナル型のイヤホンにおいて普及しているMMCX端子のようなプラグ/ジャックが相対的に回動するような小型の同軸端子について容易に適用が可能であり、互換性を保ったままイヤホン1のハウジング2に対するコード7の回動および脱落を抑制することができる。
なお、バンド部材10が発揮するハウジング2に対するコード7の回動および脱落を抑制する力は、弾性変形に伴って生じる弾性力および摩擦力であって比較的に弱い力であるので、ユーザーの動きに対応した上でコードが何か不測の対象物に引っかかったりする結果、引っ張られて比較的に強い力が加わる場合には、バンド部材10を備えていてもハウジング2からコード7が脱落することで、イヤホン1のコード7の断線を防止することができる。
図3を参照して、バンド部材10によりイヤホン1のハウジング2とコード7の位置関係を固定する方法を説明する。最初に、図示するように、コード7のコード部材9をバンド部材10に貫通させて、バンド部材10をコード7上において移動可能に配置する。バンド部材10の内径寸法φaは、弾性変形前にはコード部材9の直径寸法以上に大きい寸法であるので、ユーザーは、バンド部材10をコード部材9上において移動可能に仮固定することができる。
ユーザーは、その後にコード7のプラグ部8のプラグ8bを、ハウジング2のコード接続部5のジャック5bに挿入する。つまり、最初にバンド部材10をコード部材9に仮固定するように準備した上で、イヤホン1のハウジング2にコード7を接続する。そして、ユーザーは、イヤホン1のハウジング2を耳の所定位置に装着して、その後にコード7のコード部材9を所望の形状に整形するとともに、挿入されたプラグ8bがジャック5bに対して回動する角度を所望の角度に設定する。したがって、ユーザーは、イヤホン1を使用する装着状態において、コード7の湾曲のくせ等があったとしてもハウジング2に対するコード7の相対的な位置を所望の状態に設定できる。
そして、ユーザーは、バンド部材10をコード7のコード部材9からハウジング2の側へ移動させて、バンド部材10の内壁面10aをコード7のプラグ部8並びにハウジング2のコード接続部5に接触させるように取り付ければ、ハウジング2に対するコード7の相対的な位置を所望の状態に保ったまま、ハウジング2に対するコード7の回動および脱落を抑制するように固定することができる。
ユーザーは、イヤホン1を耳に装着する前にバンド部材10を移動させてバンド部材10の内壁面をコード7のプラグ部8とハウジング2のコード接続部5とに接触させるように取り付けてもよいが、その場合には、挿入されたジャック5bに対するプラグ8bの回動が予め抑制されるので、コード部材9の湾曲のくせなどによりハウジング2に対するコード7の相対的な位置を所望の状態に設定しにくくなってしまう。
一方で、上記の様にイヤホン1を耳に装着した直後にバンド部材10でハウジング2に対するコード7の回動および脱落を抑制するように固定すれば、装着後にユーザーの動きに起因してコード7が動いたとしても、ハウジング2からコード7が脱落する、あるいは、装着した耳からイヤホン1が脱落する、といった不都合を抑制することができる。つまり、バンド部材10を上記のように使用すれば、コード部材9の湾曲のくせを含めてハウジング2に対するコード7の相対的な位置を所望の状態に設定できる。上記の様にバンド部材10でハウジング2に対するコード7の相対的な位置を所望の状態に設定すれば、バンド部材10を動かさなければ、ユーザーは所望の状態でイヤホン1を使い続けることができる。
図3の場合には、最初にバンド部材10をコード部材9に仮固定するように準備しているが、バンド部材10をハウジング2のコード接続部5上でさらにベース部材4に近い上側へ移動させて、コード接続部5がバンド部材10を貫通するように仮固定してもよい。バンド部材10の内径寸法φaは、弾性変形してハウジング2のコード接続部5の直径寸法以上に大きくなるので、ユーザーは、バンド部材10をハウジング2のコード接続部5上において移動可能に仮固定することができる。
このように準備できれば、その後に、ユーザーがイヤホン1のハウジング2を耳の所定位置に装着して、コード7のコード部材9を所望の形状に整形するとともに、挿入されたプラグ8bがジャック5bに対して回動する角度を所望の角度に設定することができる。その後に、ユーザーがバンド部材10をハウジング2からコード7の側へ移動させて、バンド部材10の内壁面10aをコード7のプラグ部8並びにハウジング2のコード接続部5に接触させるように取り付ければ、ハウジング2に対するコード7の相対的な位置を所望の状態に保ったまま、ハウジング2に対するコード7の回動および脱落を抑制するように固定することができるのは、上記と同様である。
図4は、本発明の他の好ましい実施形態によるバンド部材10について説明する図である。具体的には、図4(a)、図4(b)、図4(c)および図4(d)、は、上記実施例におけるイヤホン1のバンド部材10に代えて使用可能なバリエーションであって、同様にハウジング2に対するコード7の回動および脱落を抑制することができる。したがって、共通する構成については、共通の符号を付して説明を省略する。
筒状のバンド部材10は、図4に図示するように、その端面と内壁面10aとの角が面取りされた斜面10bを有していてもよい。斜面10bをバンド部材10の内壁面10aの側に設けることで、略円筒状の外殻5aを有するハウジング2のコード接続部5と、略円筒状の外殻8aを有するコード7のプラグ部8と、にバンド部材10が嵌合しやすくなる。その結果、仮固定したバンド部材10をコード7の接続部に移動させるユーザーは、容易にハウジング2に対するコード7の回動および脱落を抑制するように固定することができる。
また、筒状のバンド部材10は、外径寸法を規定する外壁面10cに、ユーザーの指との摩擦を増加させる被表面処理部を備えるようにしてもよい。被表面処理部は、外壁面10cに、具体的には、突起、溝、凹または凸、を設ける、あるいは、表面を粗くする化学的な表面処理を施す、等により形成される部分である。図4(a)に図示する場合には、外壁面10cの外周側に隆起する環状の突起が、複数設けられている。また、図4(b)に図示する場合には、外壁面10cに断面がV字状の溝が、複数設けられている。また、図4(c)に図示する場合には、外壁面10cにディンプル状の凹部が、複数設けられている。また、図4(d)に図示する場合には、外壁面10cに長さ寸法Lを規定する方向に沿って隆起した凸部が、1つ設けられている。
これらのバンド部材10を用いる場合には、ユーザーが仮固定したバンド部材10をコード7のコード部材9から移動させる際に、または、バンド部材10をハウジング2のコード接続部5から移動させる際に、ユーザーの指が、外壁面10cに備わった突起、溝、凹または凸からなる被表面処理部に当接することになる。したがって、これらの突起、溝、凹または凸が、ユーザーの指との摩擦を増加させるので、ユーザーはバンド部材10を移動させやすくなるという利点がある。その結果、ユーザーは、イヤホン1を耳に装着した直後にバンド部材10でハウジング2に対するコード7の回動および脱落を抑制するように固定すれば、ハウジング2からコード7が脱落する、あるいは、装着した耳からイヤホン1が脱落する、といった不都合を抑制することができる。
もちろん、バンド部材10の外壁面10cが備える被表面処理部は、図4(a)〜(d)に図示する場合に限定されない。突起、溝、凹または凸、化学的な表面処理を組み合わせて、外壁面10cに設けてもよい。バンド部材10は、外壁面10cとユーザーの指との間に作用する摩擦力を上げて滑りにくくなるようにする何らかの表面処理が、外壁面10cに施されていればよい。
図5は、本発明の他の好ましい実施形態によるイヤホン1aについて説明する図である。具体的には、図5(a)は、イヤホン1aの斜視図であり、図5(b)は、イヤホン1aの側面図である。イヤホン1aは、先の実施例のイヤホン1と
同様にコード7の脱着が可能なイヤホンである。したがって、先の実施例と共通する構成については、共通の符号を付して説明を省略する。
イヤホン1aは、コード7をユーザーの耳介(耳輪、耳介外縁)の上側、もしくは、耳介の付け根の上側に回して使用することを想定したカナル型のイヤホンである。したがって、ハウジング2のコード接続部5は、ベース部材4の上側に設けられ、その斜め上方向にコード7のプラグ部8並びにコード部材9が突出するように、脱着可能なコード7が接続する構造になっている。本実施例においても、(図示しない)ジャック5bおよびプラグ8bは、MMCX端子と呼称される小型の同軸端子の構造であるので、イヤホン1は、ハウジング2のコード接続部5と、コード7のプラグ部8とを容易に接続/分離することができる。ただし、コード接続部5およびプラグ部8は、接続しても相対的に回動することになる。
そこで、本実施例のイヤホン1aは、ハウジング2に対するコード7の回動および脱落を抑制するバンド部材10を備える。本実施例のバンド部材10は、柔軟性を有するシリコン樹脂を材料とする中空の筒状材であって、ハウジング2のコード接続部5とコード7のプラグ部8との形状に即して、円筒の一部を切り欠いたような基本形状を有している。中空の筒状材であるバンド部材10は、円筒形のみならず、円錐形であってもよい。バンド部材10は、弾性変形前のバンド部材10の内径寸法φaは、コード接続部5およびプラグ部8の外殻5a並びに8aの直径寸法以下に小さく、かつ、コード部材9の直径寸法以上に大きい寸法であればよい。弾性変形するバンド部材10は、コード7のプラグ部8とハウジング2のコード接続部5とを共に内部に握持するようにほぼ固定するので、ハウジング2からコード7が脱落する、あるいは、装着した耳からイヤホン1aが脱落する、といった不具合を抑制することができる。
特に、イヤホン1aは、コード7をユーザーの耳介(耳輪、耳介外縁)の上側、もしくは、耳介の付け根の上側に回して使用することを想定したカナル型のイヤホンであるので、イヤホン1aを耳に装着した直後にバンド部材10でハウジング2に対するコード7の回動および脱落を抑制するように固定するという使用方法を採用するのがより好ましい。コード7をユーザーがその耳介の上側に回して使用するような場合には、コード7を耳介の上側に回そうとすると、ハウジング2に対してコード7が同軸構造のプラグ/ジャックの接続部分で回動してしまうという現象が発生しやすいからである。
したがって、先の実施例における図3での場合と同様に、以下のようなバンド部材10の使用方法が特に望ましい。ユーザーは、バンド部材10をコード7上において移動可能に仮固定する。次に、ユーザーは、イヤホン1aのハウジング2にコード7を接続する。そして、ユーザーは、イヤホン1のハウジング2を耳の所定位置に装着して、その後にコード7のコード部材9を所望の形状に整形するとともに、挿入されたプラグ8bがジャック5bに対して回動する角度を所望の角度に設定する。そして、ユーザーは、バンド部材10をコード7のコード部材9からハウジング2の側へ移動させて、バンド部材10の内壁面10aをコード7のプラグ部8並びにハウジング2のコード接続部5に接触させるように取り付けて、ハウジング2に対するコード7の相対的な位置を所望の状態に保ったまま、ハウジング2に対するコード7の回動および脱落を抑制するように固定する。
つまり、コード7をユーザーの耳介(耳輪、耳介外縁)の上側、もしくは、耳介の付け根の上側に回して使用することを想定したイヤホン1aの場合には、イヤホン1aを耳に装着した直後にハウジング2に対するコード7の回動および脱落を抑制するように固定することができるように、バンド部材10を構成することが重要になる。
バンド部材10は、柔軟性を有するシリコン樹脂を材料とする中空の筒状材であって、弾性変形により外周方向に伸ばすことができるので、イヤホン1aを耳に装着した直後に、コード7のプラグ部8とハウジング2のコード接続部5の接続部分に移動させることができる。したがって、耳への装着時において、最初に耳に装着したイヤホン1aのハウジング2が、コード7の操作で脱落するような不具合を防止することができる。
また、バンド部材10は、先の実施例と同様に、筒状の外径寸法を規定する外壁面10cに、ユーザーの指との摩擦を増加させる被表面処理部を備えるようにしてもよい。ユーザーが仮固定したバンド部材10をコード7のコード部材9から移動させる際に、ユーザーの指が、外壁面10cに備わった突起、溝、凹または凸からなる被表面処理部に当接することになるので、ユーザーの指との摩擦が増加して、ユーザーはバンド部材10を移動させやすくなるという利点がある。
そして、その結果、ユーザーは、イヤホン1aを耳に装着した直後にバンド部材10でハウジング2に対するコード7の回動および脱落を抑制するように固定すれば、ハウジング2からコード7が脱落する、あるいは、装着した耳からイヤホン1が脱落する、といった不都合を抑制することができる。もちろん、イヤホン1のハウジング2に対して脱着可能なコード7に採用されるジャック5bおよびプラグ8bは、上述様なMMCX端子に限らず、ミニプラグとそれに対応するジャックでもよく、他の同軸端子を含む接続端子構造を採用しうる。
本発明のイヤホンは、図示するようなカナル型のイヤホンに限らず、さらに別の耳掛け部を備えるイヤホンであってもよい。また、イヤホンに限らず、ヘッドバンドにより左右両耳に対応するイヤホンを連結して、オーバーヘッドタイプのイヤホンを構成してもよい。また、イヤホンに限らずコードの脱着が可能なヘッドホンにも適用が可能である。また、本発明のヘッドホン並びにイヤホンは、家庭用のステレオ再生、もしくはマルチチャンネルサラウンド再生に限られず、車載用のオーディオ機器や、映画館等の音響再生設備にも適用が可能である。
1、1a イヤホン
2 ハウジング
3 スピーカーユニット
4 ベース部材
5 コード接続部
6 イヤピース
7 コード
8 プラグ部
9 コード部材
10 バンド部材

Claims (9)

  1. 音声信号を音波に電気音響変換するスピーカーユニットと、
    少なくともその一端側にプラグを取り付けるプラグ部を有して該スピーカーユニットに該音声信号を供給するコードと、
    その内部に該スピーカーユニットを取り付けて、該コードの該プラグを挿抜可能に接続するジャックを含むコード接続部を有するハウジングと、
    所定の長さ寸法及び内径寸法を有する筒状の弾性体であり、弾性変形に伴って生じる弾性力により該内径寸法を規定する内壁面が該コードの該プラグ部と該ハウジングの該コード接続部とに接触して、該ハウジングに対する該コードの回動および脱落を抑制するバンド部材と、
    を備えるイヤホン。
  2. 前記コードの前記プラグ部と、前記ハウジングの前記コード接続部とが、それぞれ前記バンド部材の前記内壁面が規定する略円筒状空間に嵌合する略円筒状の外殻を有し、弾性変形前の該バンド部材の前記内径寸法が、該外殻の直径寸法以下である、
    請求項1に記載のイヤホン。
  3. 弾性変形前の前記バンド部材の前記内径寸法が、前記コードのコード部材の直径寸法以上であり、該バンド部材が前記コードの前記プラグ部と前記ハウジングの前記コード接続部とを共に握持しない場合には、該バンド部材を該コード上で移動させて、該コード部材が該バンド部材を貫通するように配置可能である、
    請求項2に記載のイヤホン。
  4. 前記バンド部材が前記コードの前記プラグ部と前記ハウジングの前記コード接続部とを共に握持しない場合には、該バンド部材を該ハウジング上で移動させて、該コード接続部が該バンド部材を貫通するように配置可能である、
    請求項2に記載のイヤホン。
  5. 筒状の前記バンド部材は、その端面と前記内壁面との角が面取りされている、
    請求項1から4のいずれかに記載のイヤホン。
  6. 筒状の前記バンド部材が、外径寸法を規定する外壁面に、ユーザーの指との摩擦を増加させる被表面処理部を備える、
    請求項1から5のいずれかに記載のイヤホン。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載のイヤホンを構成する前記バンド部材。
  8. 音声信号を音波に電気音響変換するスピーカーユニットと、少なくともその一端側にプラグを取り付けるプラグ部を有して該スピーカーユニットに該音声信号を供給するコードと、その内部に該スピーカーユニットを取り付けて、該コードの該プラグを挿抜可能に接続するジャックを含むコード接続部を有するハウジングと、所定の長さ寸法及び内径寸法を有する筒状の弾性体であり、弾性変形に伴って生じる弾性力により該内径寸法を規定する内壁面が該コードの該プラグ部と該ハウジングの該コード接続部とに接触して、該ハウジングに対する該コードの回動および脱落を抑制するバンド部材と、を備えるイヤホンの使用方法であって、
    該コードのコード部材を該バンド部材に貫通させて該バンド部材を該コード上において移動可能に配置するステップ、または、該ハウジングの該コード接続部を該バンド部材に貫通させて該バンド部材を該ハウジング上において移動可能に配置するステップと、
    該コードの該プラグを該ハウジングの該ジャックに挿入するステップと、
    該イヤホンの該ハウジングを耳の所定位置に装着するステップと、
    該コードを所望の形状に整形するとともに、挿入された該ジャックに対するプラグが回動する角度を所望の角度に設定するステップと、
    該バンド部材を該コードの該コード部材から移動させて、または、該バンド部材を該ハウジングの該コード接続部から移動させて、該バンド部材の該内壁面を該コードの該プラグ部と該ハウジングの該コード接続部とに接触させるように取り付けて、該ハウジングに対する該コードの回動および脱落を抑制するように固定するステップと、
    を含む、イヤホンの使用方法。
  9. 筒状の前記バンド部材が、外径寸法を規定する外壁面に、ユーザーの指との摩擦を増加させる被表面処理部を備え、該バンド部材を該コードの該コード部材から移動させる際に、または、該バンド部材を該ハウジングの該コード接続部から移動させる際に、該ユーザーの該指が、該外壁面に備わった該被表面処理部に当接する、
    請求項8に記載のイヤホンの使用方法。
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