JP6464315B2 - 人工衛星 - Google Patents

人工衛星 Download PDF

Info

Publication number
JP6464315B2
JP6464315B2 JP2018506564A JP2018506564A JP6464315B2 JP 6464315 B2 JP6464315 B2 JP 6464315B2 JP 2018506564 A JP2018506564 A JP 2018506564A JP 2018506564 A JP2018506564 A JP 2018506564A JP 6464315 B2 JP6464315 B2 JP 6464315B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
east
west
north
south
artificial satellite
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018506564A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018522776A (ja
Inventor
ケエル,フィリープ
ウォーカー,アンドルー
メナ,ファブリース
Original Assignee
エアバス ディフェンス アンド スペース エスアーエス
エアバス ディフェンス アンド スペース エスアーエス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エアバス ディフェンス アンド スペース エスアーエス, エアバス ディフェンス アンド スペース エスアーエス filed Critical エアバス ディフェンス アンド スペース エスアーエス
Publication of JP2018522776A publication Critical patent/JP2018522776A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6464315B2 publication Critical patent/JP6464315B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64GCOSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
    • B64G1/00Cosmonautic vehicles
    • B64G1/10Artificial satellites; Systems of such satellites; Interplanetary vehicles
    • B64G1/1007Communications satellites
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64GCOSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
    • B64G1/00Cosmonautic vehicles
    • B64G1/10Artificial satellites; Systems of such satellites; Interplanetary vehicles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64GCOSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
    • B64G1/00Cosmonautic vehicles
    • B64G1/22Parts of, or equipment specially adapted for fitting in or to, cosmonautic vehicles
    • B64G1/226Special coatings for spacecraft
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64GCOSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
    • B64G1/00Cosmonautic vehicles
    • B64G1/22Parts of, or equipment specially adapted for fitting in or to, cosmonautic vehicles
    • B64G1/46Arrangements or adaptations of devices for control of environment or living conditions
    • B64G1/50Arrangements or adaptations of devices for control of environment or living conditions for temperature control
    • B64G1/503Radiator panels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64GCOSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
    • B64G1/00Cosmonautic vehicles
    • B64G1/22Parts of, or equipment specially adapted for fitting in or to, cosmonautic vehicles
    • B64G1/223Modular spacecraft systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64GCOSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
    • B64G1/00Cosmonautic vehicles
    • B64G1/22Parts of, or equipment specially adapted for fitting in or to, cosmonautic vehicles
    • B64G1/42Arrangements or adaptations of power supply systems
    • B64G1/44Arrangements or adaptations of power supply systems using radiation, e.g. deployable solar arrays

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Astronomy & Astrophysics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Aerials With Secondary Devices (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)

Description

発明の詳細な説明
本発明は、人工衛星の分野に関し、特に静止通信衛星の構造に関する。
人工衛星は、現在の空輸手段および/または当該空輸手段よりかなり低速の船舶輸送によって輸送できるように、また、直径が小さいフェアリングを有するランチャーによって打ち上げ可能であるように、寸法が小さいことが望ましい。実際、静止衛星は、打ち上げ時には、ランチャーのフェアリングの下に配置される。特に、重量物を打ち上げることができるプロトンロケットは、3.90メートルという小さい直径のフェアリングの下に円形の空間を有する。
さらに、人工衛星の製造者は、(i)絶えず数が増加している多くの電子機器を冷却するために人工衛星の北面および南面に寸法が大きいラジエータを搭載すると同時に、(ii)送受信の品質を向上させるために東面および西面に直径が大きいリフレクタを搭載することを望んでいる。
これらの相反する要件を満たすために、文献US5.833.175は、図1に示された静止衛星2を提案している。当該静止衛星は、北面12および南面14よりも長い東面16および西面18を有している。これにより、直径が大きい複数のリフレクタ20を、東面16および西面18上に取り付けできる。当該文献は、ラジエータの排熱(heat rejection)能力を向上させるために、北面および南面に展開可能な複数のラジエータを搭載することを提案している。しかしながら、複数の展開型ラジエータを用いることは、展開メカニズムの使用、および、可撓性のある流体接続部を有する複数の液体ループの使用を伴う。これは、複数の固定ラジエータを用いることに比べてより複雑であり、より高価であり、かつ、よりリスクの高い解決策である。さらに、当該衛星の展開型ラジエータは、かなりの長さにわたって突出するため、横方向のリフレクタに向けての信号の送信を妨げる。その結果、これらの展開型ラジエータのせいで、東面および西面の各々に2つ以上のリフレクタを取り付けることがより難しくなる。決定的なことであるが、当該文献US5.833.175の静止衛星は、リフト容量が乏しく、大型のチャンバを収容できない。
文献US6,478,258は、メインラジエータを支持する北面を有する人工衛星を開示する。当該北面の少なくとも一部は、東面および西面のうちの少なくとも一方から突出している。文献US2014/0299714は、メインラジエータに平行であり、かつ、当該メインラジエータからある距離を置いて取り付けられた熱調節パネル212を備えた人工衛星を開示する。
本発明は、良好な通信品質を有しつつ、大積載量をサポートでき、高い排熱能力を有し、かつサイズが大きいチャンバと3つ以上のリフレクタとを収容できる人工衛星を提案することを目的としている。
この目的を達成するために、本発明は、以下の人工衛星を提案する。当該人工衛星は、北面と、上記北面と反対側に位置する南面と、東面と、上記東面と反対側に位置する西面とを有する人工衛星であって、上記人工衛星は、打ち上げ方向に延伸する長手方向と、上記長手方向に対して垂直な第1方向と、上記長手方向および上記第1方向に対して垂直な第2方向とを含み、上記北面および上記南面は、上記第1方向に対して垂直であり、上記東面および上記西面は、上記第2方向に対して垂直であり、上記第2方向に沿って測定された、上記東面と上記西面との間の距離は、上記第1方向に沿って測定された、上記北面と上記南面との距離よりも短く、上記北面および上記南面のうちの一方は、少なくとも1つのメインラジエータを支持し、上記少なくとも1つのメインラジエータは、宇宙空間と向き合う外面と、上記外面と反対側に位置する内面とを有し、上記少なくとも1つのメインラジエータの少なくとも1つの部分は、上記東面および上記西面のうちの少なくとも一方に対して突出し、上記人工衛星は、上記北面と上記南面と上記東面と上記西面とを担持する支持構造を有し上記少なくとも1つの突出部分の上記内面は、0.7よりも高い赤外線放射率を有する材料によって覆われており、上記方向に沿って測定された、上記少なくとも1つの突出部分の寸法の値は、上記第2方向に沿って測定された、上記東面と上記西面との間の上記距離の19%から50%までの値である。
好ましいことに、上記人工衛星は、大きい放射面を有し、かつ、複数のリフレクタを搭載できる。
そのため、好ましいことに、突出部分の内面は、宇宙空間に向けてさらに多くの熱を放出できる。
このように、突出部分は、適当な寸法を有することができ、かつ、人工衛星の複数のリフレクタによる信号の送受信を妨げない。また、延伸部分が大きすぎると、剛性の問題が生じうる。さらに、当該延伸部分の内側部分の、宇宙空間に対する形態係数(view factor)は、当該延伸部分のサイズとともに減少する。
好ましいことに、上記人工衛星の構成は、単純であり、信頼性が高く、かつ安価である。また、直径が大きい複数のリフレクタの使用が可能になる。
特定の実施形態によれば、接続装置は、以下の構成のうちの1つ以上を有する。
上記方向に沿って測定された、上記少なくとも1つの突出部分の上記寸法の値は、上記第2方向に沿って測定された、上記東面と上記西面との間の上記距離の23%から33%までの値である。
上記少なくとも1つのメインラジエータのある部分は、上記東面に対して突出し、上記少なくとも1つのメインラジエータの別の部分は、上記西面に対して突出する。
上記メインラジエータの上記少なくとも1つの突出部分の上記内面は、反射材によって覆われており、好ましくは、オプティカルソーラーリフレクタ型材料によって覆われている。好ましいことに、当該コーティングは、より効果的である。
上記メインラジエータの上記少なくとも1つの突出部分の上記内面は、白色塗料によって覆われている。好ましいことに、当該コーティングは、より安価である。そして、当該コーティングによれば、アンテナ、東面、および西面に対する多重鏡面反射を避けることができる。
上記メインラジエータの上記少なくとも1つの突出部分の上記内面は、黒色塗料によって覆われている。好ましいことに、当該コーティングは、より安価である。黒色塗料は、太陽放射線が入射する場合、白色塗料コーティングまたはオプティカルソーラーリフレクタ(Optical Solar Reflector)(OSR)型コーティングより効力は低い。しかしながら、この効力の低下は、対応する外面が太陽放射線を浴びないことにより補償される。
互いに対蹠的に位置している上記北面の端部と上記南面の端部との間の寸法は、3.9メートルよりも短い。好ましいことに、このような人工衛星は、プロトンランチャーによって打ち上げ可能である。また、当該人工衛星は、より多くの現在の輸送機に適合する。
上記支持構造は、1.666メートルにほぼ等しい直径を有する円筒状の構造物であり、上記第2方向に沿って測定された、上記東面と上記西面との間の上記距離は、1.7メートルよりも長い。
上記直径の内部支持構造によれば、人工衛星の大積載量リフト容量を増加できる。また、上記直径の内部支持構造によれば、大型のチャンバを内部に収容できる。1.666メートルという直径は、ランチャーとの標準的なインターフェース直径であり、通信衛星に好適に適合している。標準的なインターフェース直径が上記支持構造の直径に近いので、積載から打ち上げまでの移行をより効果的に行うことができる。
好ましいことに、東面と西面との間の距離が短いため、フェアリングの下の空間には、東面および西面上に複数のアンテナを搭載するための十分なスペースが存在する。
好ましいことに、北面および南面における積載経路が正常化される(recovered)。
上記人工衛星は、少なくとも1つのアンテナリフレクタを備え、上記少なくとも1つの突出部分は、上記少なくとも1つのアンテナリフレクタの一部と交差する横方向のノッチを有する。
上記人工衛星は、上記北面および上記南面に取り付けられたソーラーパネルを備え、上記第2方向に沿った、上記ソーラーパネルの寸法は、上記第2方向に沿った、上記北面の寸法および上記南面の寸法にほぼ等しい。
本発明は、一例として提供され、図面を参照しつつ記載された以下の説明を読むことで、最もよく理解されるであろう。なお、
・図1は、最新式の静止衛星の概略的な斜視図であり;
・図2は、本発明に係る人工衛星の概略的な斜視図であり;
・図3は、図2に示された人工衛星の切断面III−IIIにおける概略的な断面図であり、フェアリングの下の空間は点線で示されており;
・図4は、複数のリフレクタおよび複数のソーラーパネルが展開された場合における、図2および図3に示された人工衛星の概略図であり;
・図5は、本発明に係る人工衛星の一実施形態の変形例の概略的な斜視図である。
本発明は、図2に表された直交標識(orthogonal marker)R(x,y,z)に関して定義される。従来通り、以下の記載において、標識R(x、y、z)のz方向は、「長手方向(縦方向)(longitudinal direction)」と称され、打ち上げ方向(launch direction)を指す。当該標識のx方向は、「第1方向」と称され、当該標識のy方向は、「第2方向」と称される。
図2および図3を参照する。本発明に係る人工衛星22は、地球側面(地球に対向する面)(Earth face)26と、反地球側面(地球側面と反対の面)(anti-Earth face)28と、北面30と、当該北面と反対側に位置する南面32と、東面34と、当該東面と反対側に位置する西面36と、支持構造48とを備える。当該支持構造48は、地球側面26、反地球側面28、北面30、南面32、東面34、および西面36を担持する。
好ましくは、支持構造48は、円筒状である。また、好ましくは、支持構造48の直径は、約1.666メートルである。
地球側面26、反地球側面28、北面30、南面32、東面34、および西面36は、矩形の箱24を形成する。特に、北面30および南面32は、互いに平行であり、かつ、第1方向xに対して垂直である。同様に、東面34および西面36は、互いに平行であり、かつ、第2方向yに対して垂直である。地球側面26、反地球側面28、北面30、南面32、東面34、および西面36は、矩形の箱24を形成する。複数のソーラ―パネル38が、北面30および南面32に取り付けられる。複数のリフレクタ40と1つのRF源46とから成る、有益な電気通信負荷の3つのアンテナが、東面34および西面36に取り付けられる。
北面30および南面32はそれぞれ、メインラジエータ42および44を担持する。
メインラジエータ42および44は、箱24内に含まれる電子機器を冷却することを目的としている。当該電子機器は、図示されていないが、例えば、不図示の熱パイプを媒介として、メインラジエータ42および44に熱的に接続されている。メインラジエータ42および44はそれぞれ、内面50と外面52とを有する。内面50は、上記箱の面と向合い、かつ当該面に取り付けられている。外面52は、宇宙空間と向き合う。これらのラジエータの外面52は、赤外線放射率が高い太陽光低吸収材(例:オプティカルソーラーリフレクタ(一般的にOSRと称される)型のコーティング)によって覆われている。
本発明によれば、高い放射率は、0.7よりも高い放射率として定義される。本発明によれば、太陽光低吸収率は、0.3よりも低い吸収率として定義される。
北面30および南面32は、地球側面26および反地球側面28を超えて延伸する。
北面30および南面32は、東面34および西面34をも超えて延伸する。北面30および南面32はいずれも、メインラジエータ42および44を担持する。このため、各メインラジエータのある部分54は、東面34に対して突出する。また、各メインラジエータの別の部分56は、西面36に対して突出する。これらの突出ラジエータ部分54および56の内面50は、赤外線放射率の高い太陽光低吸収材によって覆われている。このため、メインラジエータの外面52からだけでなく、突出ラジエータ部分54および56の内面50からも、熱を放散できる。オプティカルソーラーリフレクタ(OSR)を用いることができるが、これは、最も効力のあるコーティングであると同時に、最も高価なコーティングでもある。また、OSRは、太陽から東面または西面へ向かう望ましくない鏡面反射、または、太陽からアンテナへ向かう望ましくない鏡面反射を、引き起こすというデメリットを有する。従って、このデメリットを有さない、より安価な白色塗料を用いるのが好都合である。
赤外線放射率の高い黒色塗料を用いることも好都合である。黒色塗料は、内面50が太陽に照らされた場合には、白色塗料よりも効力は低い。但し、黒色塗料は、白色塗料よりも安価である。また、効力の低下は、太陽に照らされない外面52が、白色塗料を用いた場合よりも高い効力を有することによって、部分的に補償される。
このように、突出ラジエータ部分54および56の内面50を覆うことによって、突出ラジエータ部分54および56の各寸法L54,56の値が、第2方向yに沿って測定された、東面34と西面36との間の距離Lの19%から50%までの値である場合に、メインラジエータによって放散可能な熱量が大量の電子機器を搭載するために十分であるということを、発明者らは経験的に知ることができた。従って、本発明に係る人工衛星は、以下の関係、すなわち、
19%<L54,56/L<50%;
を実証する。
本発明によれば、好ましくは、突出ラジエータ部分54および56の各寸法L54,56の値は、第2方向yに沿って測定された、東面34と西面36との間の距離Lの19%から33%までの値である。
本発明によれば、好ましくは、突出ラジエータ部分54および56の各寸法L54,56の値は、第2方向yに沿って測定された、東面34と西面36との間の距離Lの23%から33%までの値である。
図3から理解できるように、本発明によれば、北面30および南面32は、第2方向yに沿った同じ寸法LNSを有する。東面34および西面36は、第1方向xに沿った同じ寸法LEWを有する。
このように、本発明に係る人工衛星の構成は、直径が大きい複数のリフレクタを搭載することを可能とする。
また、本発明によれば、箱24の横寸法(lateral dimension)Lは、1.7メートルよりも長い。横寸法Lは、例えば、1.8メートルである。当該横寸法Lは、第2方向yに沿って測定された、東面34と西面36との間の距離Lである。この構成によれば、複数のラジエータは、支持構造48の外側において−Z方向に延伸できる。それにより、北面および南面に加えられる打ち上げ力が支持構造によって正常化される(recovered)。その一方で、人工衛星内部において、内部構造48と反対側に位置する東面34および西面36上に、サイズの大きい機器を収容するための空間を残すことができる。
上記構成によれば、好都合なことに、東面34および西面36に3つのリフレクタ40を搭載しつつ、当該リフレクタ40をフェアリング58の下の空間に留めることができる。
また、対蹠的に位置している(直径方向において対向している)(diametrically opposite)、北面30の端部と南面32の端部との間の寸法Lは、4メートルよりも短く、好ましくは3.9メートルよりも短い。
突出ラジエータ部分54および56の寸法L54,56は、顕著ではない(not important)。このため、図4に示すように、送受信信号60は、これらのラジエータ部分によって妨げられない。東面34と西面36との間の距離Lの減少に関連する、北面30および南面32に機器を取り付けるための表面の減少は、人工衛星内において、例えば、中央支持構造48に接続された機器担持水平板上に、または、東面34および西面36上に、所定の電子機器を取り付けることによって補償される。
図3に示された実施形態では、ソーラーパネル38の幅は、箱24の横寸法Lよりも長い。このため、ランチャーのフェアリングの制限内において、当該寸法をより長くできる。幅広のソーラ―パネル38を用いることにより、ソーラージェネレータ(ソーラー発電機)におけるソーラーパネルの数を低減できる。
図5に示された変形例によれば、好都合なことに、突出部分は、横方向のノッチ51を有する。当該ノッチによれば、第1方向xに沿って測定された、北面30と南面32との間の距離LE,Wよりも長い直径を有するリフレクタ40を収容できる。当該横方向のノッチは、北面または南面を超えて延伸するリフレクタの一部の長さよりもわずかに長い長さに亘って、メインラジエータから横方向のストリップを切り取ることによって設けられる。当該ノッチ50は、アンテナリフレクタ40の一部と交差する。
この場合、ソーラーパネル38は、箱24の横寸法Lとほぼ等しい幅を有する。これにより、リフレクタ40に対する任意の機械的干渉を避けることができる。人工衛星の製造を工業化する観点からは、切り込み部(cut)51は、顧客の仕様書に従って、設けられてもよいし、あるいは設けられなくてもよい。
本発明の代替例によれば、突出ラジエータ部分54および56の各寸法L54,56の値は、第2方向yに沿って測定された、東面34と西面36との間の距離Lの23%から50%までの値である。
不図示の変形例によれば、人工衛星22は、主要な突出ラジエータ部分を1つのみ有する。これにより、当該突出ラジエータ部分の反対面に、直径が大きい1つまたは複数のリフレクタを収容できる。この場合、突出ラジエータ部分は、東面または西面に対して突出して延伸する。当該変形例によれば、突出部54の寸法L54または突出部56の寸法L56の値の範囲は、2つの突出ラジエータ部分が設けられている場合に、それらの突出ラジエータ部分の各々に対して上述した値の範囲に等しい。
変形例として、メインラジエータの一方または両方は、互いに隣接する複数のラジエータに置き換えられる。このため、(−Z方向に向かう)下部は、プラットホーム機器に接続可能である。また、上部は、有効積載量(useful load)を備えた機器に接続可能である。
最新式の静止衛星の概略的な斜視図である。 本発明に係る人工衛星の概略的な斜視図である。 図2に示された人工衛星の切断面III−IIIにおける概略的な断面図であり、フェアリングの下の空間は点線で示されている。 複数のリフレクタおよび複数のソーラーパネルが展開された場合における、図2および図3に示された人工衛星の概略図である。 本発明に係る人工衛星の一実施形態の変形例の概略的な斜視図である。

Claims (10)

  1. 北面(30)と、上記北面(30)と反対側に位置する南面(32)と、東面(34)と、上記東面(34)と反対側に位置する西面(36)とを有する人工衛星(22)であって、
    上記人工衛星(22)は、打ち上げ方向に延伸する長手方向(z)と、上記長手方向(z)に対して垂直な第1方向(x)と、上記長手方向(z)および上記第1方向(x)に対して垂直な第2方向(y)とを含み、
    上記北面(30)および上記南面(32)は、上記第1方向(x)に対して垂直であり、
    上記東面(34)および上記西面(36)は、上記第2方向(y)に対して垂直であり、
    上記第2方向(y)に沿って測定された、上記東面(34)と上記西面(36)との間の距離(L)は、上記第1方向(x)に沿って測定された、上記北面(30)と上記南面(32)との間の距離(LE,W)よりも短く、
    上記北面(30)および上記南面(32)のうちの一方は、少なくとも1つのメインラジエータ(42,44)を支持し、
    上記少なくとも1つのメインラジエータ(42,44)は、宇宙空間と向き合う外面(52)と、上記外面(52)と反対側に位置する内面(50)とを有し、
    上記少なくとも1つのメインラジエータ(42,44)の少なくとも1つの部分(54,56)は、上記東面(34)および上記西面(36)のうちの少なくとも一方に対して突出し、
    上記人工衛星は、上記北面(30)と上記南面(32)と上記東面(34)と上記西面(36)とを担持する支持構造(48)を有し、
    上記少なくとも1つの突出部分(54,56)の上記内面(50)は、0.7よりも高い赤外線放射率を有する材料によって覆われており、
    上記第2方向(y)に沿って測定された、上記少なくとも1つの突出部分(54,56)の寸法(L54,56)の値は、上記第2方向(y)に沿って測定された、上記東面(34)と上記西面(36)との間の上記距離(L)の19%から50%までの値である、人工衛星(22)。
  2. 上記第2方向(y)に沿って測定された、上記少なくとも1つの突出部分(54,56)の上記寸法(L54,56)の値は、上記第2方向(y)に沿って測定された、上記東面(34)と上記西面(36)との間の上記距離(L)の23%から33%までの値である、請求項1に記載の人工衛星(22)。
  3. 上記少なくとも1つのメインラジエータ(42,44)のある部分(54)は、上記東面(34)に対して突出し、
    上記少なくとも1つのメインラジエータ(42,44)の別の部分(56)は、上記西面(36)に対して突出する、請求項1に記載の人工衛星(22)。
  4. 上記メインラジエータ(42,44)の上記少なくとも1つの突出部分の上記内面(50)は、
    反射材によって覆われており、
    好ましくは、オプティカルソーラーリフレクタ型材料によって覆われている、請求項1から3のいずれか1項に記載の人工衛星(22)。
  5. 上記メインラジエータ(42,44)の上記少なくとも1つの突出部分の上記内面(50)は、白色塗料によって覆われている、請求項1から3のいずれか1項に記載の人工衛星(22)。
  6. 上記メインラジエータ(42,44)の上記少なくとも1つの突出部分の上記内面(50)は、黒色塗料によって覆われている、請求項1から3のいずれか1項に記載の人工衛星(22)。
  7. 対蹠的に位置している上記北面(30)の端部と上記南面(32)の端部との間の寸法(L)は、3.9メートルよりも短い、請求項1から6のいずれか1項に記載の人工衛星(22)。
  8. 上記支持構造(48)は、1.666メートルに等しい直径を有する円筒状の構造物(X)であり、
    上記第2方向(y)に沿って測定された、上記東面(34)と上記西面(36)との間の上記距離(L)は、1.7メートルよりも長い、請求項1から7のいずれか1項に記載の人工衛星(22)。
  9. 少なくとも1つのアンテナリフレクタ(40)を備え、
    上記少なくとも1つの突出部分(54,56)は、上記少なくとも1つのアンテナリフレクタ(40)の一部と交差する横方向のノッチ(51)を有する、請求項1から8のいずれか1項に記載の人工衛星(22)。
  10. 上記北面(30)および上記南面(32)に取り付けられたソーラーパネル(38)を備え、
    上記第2方向(y)に沿った、上記ソーラーパネル(38)の寸法は、上記第2方向(y)に沿った、上記北面(30)の寸法および上記南面(32)の寸法にほぼ等しい、請求項1から9のいずれか1項に記載の人工衛星(22)。
JP2018506564A 2015-08-10 2016-08-10 人工衛星 Active JP6464315B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR1501701A FR3040045B1 (fr) 2015-08-10 2015-08-10 Satellite artificiel
FR1501701 2015-08-10
PCT/FR2016/052062 WO2017025691A1 (fr) 2015-08-10 2016-08-10 Satellite artificiel

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018522776A JP2018522776A (ja) 2018-08-16
JP6464315B2 true JP6464315B2 (ja) 2019-02-06

Family

ID=54783660

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018506564A Active JP6464315B2 (ja) 2015-08-10 2016-08-10 人工衛星

Country Status (7)

Country Link
US (1) US10155597B2 (ja)
EP (1) EP3259188B1 (ja)
JP (1) JP6464315B2 (ja)
CN (1) CN107922058B (ja)
CA (1) CA2994641C (ja)
FR (1) FR3040045B1 (ja)
WO (1) WO2017025691A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108674692B (zh) * 2018-04-04 2020-08-11 南京理工大学 一种遥感微小卫星
CN113665853B (zh) * 2020-06-03 2023-05-12 中国科学院微小卫星创新研究院 卫星系统的真空热试验方法
CN112278324A (zh) * 2020-09-14 2021-01-29 航天科工空间工程发展有限公司 一种圆柱形飞行器结构舱体的散热面扩大装置

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5833175A (en) * 1995-12-22 1998-11-10 Hughes Electronics Corporation Spacecraft with large east-west dimensions
CN1205960A (zh) * 1997-06-26 1999-01-27 国家航空工业公司 具有改进的散热装置的卫星
US6478258B1 (en) * 2000-11-21 2002-11-12 Space Systems/Loral, Inc. Spacecraft multiple loop heat pipe thermal system for internal equipment panel applications
US20030057328A1 (en) * 2001-09-24 2003-03-27 Arthur Maruno Spacecraft having a nonuniform body shape
JP3949500B2 (ja) * 2002-04-18 2007-07-25 三菱電機株式会社 展開型ラジエータ及びそれを備えた人工衛星本体
US7874520B2 (en) * 2006-03-21 2011-01-25 Lockheed Martin Corporation Satellite with deployable, articulatable thermal radiators
FR2912995B1 (fr) 2007-02-26 2009-05-22 Alcatel Lucent Sas Dispositif de controle thermique embarque a bord d'un engin spatial
JP2008265522A (ja) 2007-04-20 2008-11-06 Japan Aerospace Exploration Agency 熱制御装置
WO2010111364A1 (en) * 2009-03-24 2010-09-30 Lockheed Martin Corporation Spacecraft heat dissipation system
FR2945515B1 (fr) 2009-05-12 2012-06-01 Astrium Sas Systeme comportant une sonde spatiale mere formant vehicule spatial porteur et une pluralite de sondes spatiales filles
US8448902B2 (en) * 2011-02-11 2013-05-28 Space Systems/Loral LLC Satellite having multiple aspect ratios
FR2996526B1 (fr) * 2012-10-05 2015-05-15 Thales Sa Satellite a modules de charge utile deployables
US9296493B2 (en) * 2013-02-28 2016-03-29 The Boeing Company Spacecraft with open sides
US9352855B2 (en) * 2013-04-09 2016-05-31 Lockheed Martin Corporation Heat generating transfer orbit shield
FR3030457B1 (fr) * 2014-12-17 2018-06-01 Airbus Defence And Space Sas Engin spatial
FR3030458B1 (fr) * 2014-12-18 2017-01-27 Airbus Defence & Space Sas Engin spatial

Also Published As

Publication number Publication date
US20180237168A1 (en) 2018-08-23
CN107922058A (zh) 2018-04-17
JP2018522776A (ja) 2018-08-16
EP3259188B1 (fr) 2019-04-17
EP3259188A1 (fr) 2017-12-27
CN107922058B (zh) 2020-10-16
US10155597B2 (en) 2018-12-18
WO2017025691A1 (fr) 2017-02-16
CA2994641C (fr) 2019-01-08
FR3040045B1 (fr) 2017-09-08
CA2994641A1 (fr) 2017-02-16
FR3040045A1 (fr) 2017-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6464315B2 (ja) 人工衛星
US11072441B2 (en) Stackable spacecraft
US8448902B2 (en) Satellite having multiple aspect ratios
US8550407B2 (en) Large rigid deployable structures and method of deploying and locking such structures
CA2829697C (en) Satellite with deployable payload modules
US7762499B1 (en) Independent East/West thermal management system
JP2016529165A (ja) 被搭載機器の放熱システム
JPH1191699A (ja) 宇宙船全表面を利用した高電力宇宙船
US20170093483A1 (en) Hybrid communications assembly for spacecraft
US20110018758A1 (en) Antenna feed assembly
US11319092B2 (en) Space vehicle, launcher and stack of space vehicles
US9038960B2 (en) Absorbent dome for a radiating collector tube
WO2013065722A1 (ja) アンテナ内蔵型人工衛星
US11299296B2 (en) Spacecraft
JP2007038929A (ja) 無人ヘリコプタの自律制御ボックス構造
ES2640584T3 (es) Estructura para blindar una antena contra radiointerferencia
US20240174386A1 (en) Aircraft

Legal Events

Date Code Title Description
A529 Written submission of copy of amendment under article 34 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A529

Effective date: 20180405

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180405

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20180405

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20180615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180731

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181009

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181211

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6464315

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250