JP6462968B1 - データ管理装置、データ管理方法及びデータ管理プログラム - Google Patents

データ管理装置、データ管理方法及びデータ管理プログラム Download PDF

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Abstract

トラップドア取得部(314)は、識別子毎に異なる写像skのうちの識別子U’に割り当てられた写像sk_U’によって検索ワードsが変換されたトラップドアt(s)を取得する。検索暗号文生成部(315)は、トラップドア取得部(314)によって取得されたトラップドアt(s)を、識別子毎に異なる写像fのうちの識別子U’に割り当てられた写像f_U’によって変換して、検索暗号文c(s)を生成する。同一の識別子に割り当てられた写像skと写像fとは、合成写像が識別子に共通の写像mkになる。

Description

この発明は、暗号化したままデータを検索する秘匿検索技術に関する。
秘匿検索は、暗号化したままデータを検索することができる技術である。クラウドサービスが普及し始めている現在において、安価かつ手間なく利用開始可能なクラウドストレージが一般的になりつつある。一方で、機密情報を含むデータをクラウドで管理する場合、情報漏洩のリスクを回避するため、データを暗号化して保管する必要がある。秘匿検索は、暗号化されているデータに対して、復号することなく検索できるため、安全性と機能性とを両立することが可能な技術である。
秘匿検索では、2つの暗号化されたキーワードを用いて検索を実現する。1つ目は、データに関連付けるキーワードの暗号文で、暗号化タグという。2つ目は、検索するキーワードの暗号文で、トラップドアという。
データを登録するときは、暗号化したデータと暗号化タグとをストレージサーバに登録する。暗号化タグは、関連付けられているデータ又はデータの識別子と紐づけられて、暗号化索引として保管される。秘匿検索は、検索者が送信するトラップドアに対して、復号することなく一致する暗号化タグを暗号化索引から見つけることで、データやキーワードの情報を露出することなく検索を実現する。
秘匿検索は大きく共通鍵型秘匿検索と公開鍵型秘匿検索とに大別できる。共通鍵型秘匿検索と公開鍵型秘匿検索とは、以下のような異なる特徴を持つ。
公開鍵型秘匿検索は、暗号化タグとトラップドアとの生成に異なる鍵が使用されるのに対して、共通鍵型秘匿検索は、暗号化タグとトラップドアとの生成に同一の鍵が使用される。また、共通鍵型秘匿検索は、公開鍵型秘匿検索よりも検索処理を高速に行うことが可能である。
特許文献1には、暗号文を変換してユーザに送信することが記載されている。特許文献1では、同じ鍵によって暗号化索引とトラップドアを生成する共通鍵型秘匿検索が使用されている。
特許文献2には、異なる秘密鍵で暗号化された暗号文であっても比較が可能な技術が記載されている。特許文献2では、比較に使用する暗号文の一部分は秘密鍵に依存しないように暗号化されている。
非特許文献1には、複数の検索者による共通鍵型秘匿検索技術が記載されている。非特許文献1では、全てのユーザが同じ乱数rを用いてキーワードを暗号化して検索を行っている。
特開2016−012897号公報 特開2015−022318号公報
Reza Curtmola, Juan A. Garay, Seny Kamara, Rafail Ostrovsky, "Searchable symmetric encryption: improved definitions and efficient constructions", ACM Conference on Computer and Communications Security 2006, pp.79−88, 2006.
従来の共通鍵型秘匿検索では、暗号化タグとトラップドアとの生成に同じ鍵が使用される。そのため、共通鍵型秘匿検索が複数のユーザによって利用される場合、暗号化タグ及びトラップドアの解読と、鍵の偽造によるなりすましとが可能であるという課題がある。
この発明は、解読及びなりすましを防止可能にすることを目的とする。
この発明に係るデータ管理装置は、
識別子毎に異なる写像skのうちの識別子U’に割り当てられた写像sk_U’によって検索ワードsが変換されたトラップドアt(s)を取得するトラップドア取得部と、
前記トラップドア取得部によって取得された前記トラップドアt(s)を、識別子毎に異なる写像fのうちの識別子U’に割り当てられた写像f_U’によって変換して、検索暗号文c(s)を生成する検索暗号文生成部と
を備える。
この発明では、識別子毎に異なる写像skを用いて変換されたトラップドアt(s)が用いられる。そのため、解読及びなりすましを防止可能である。
実施の形態1に係る秘匿検索システム10の構成図。 実施の形態1に係る鍵生成装置20の構成図。 実施の形態1に係るデータ管理装置30の構成図。 実施の形態1に係る登録装置40の構成図。 実施の形態1に係る検索装置50の構成図。 実施の形態1に係る共通鍵生成処理のフローチャート。 実施の形態1に係る個別鍵生成処理のフローチャート。 実施の形態1に係るデータ登録処理のフローチャート。 実施の形態1に係るデータ検索処理のフローチャート。 実施の形態1に係るデータ削除処理のフローチャート。 変形例4に係る鍵生成装置20の構成図。 変形例4に係るデータ管理装置30の構成図。 変形例4に係る登録装置40の構成図。 変形例4に係る検索装置50の構成図。
実施の形態1.
***構成の説明***
図1を参照して、実施の形態1に係る秘匿検索システム10の構成を説明する。
秘匿検索システム10は、鍵生成装置20と、データ管理装置30と、1台以上の登録装置40と、1台以上の検索装置50とを備える。
鍵生成装置20と、データ管理装置30と、登録装置40と、検索装置50とは、伝送路90を介して接続される。伝送路90は、具体例としては、インターネット又はLAN(Local Area Network)である。
各登録装置40と各検索装置50とには、識別子が割り当てられている。
図2を参照して、実施の形態1に係る鍵生成装置20の構成を説明する。
鍵生成装置20は、プロセッサ21と、メモリ22と、ストレージ23と、通信インタフェース24とのハードウェアを備える。プロセッサ21は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
鍵生成装置20は、機能構成要素として、パラメータ取得部211と、鍵生成部212と、鍵送信部213とを備える。鍵生成装置20の各機能構成要素の機能はソフトウェアにより実現される。
ストレージ23には、鍵生成装置20の各機能構成要素の機能を実現するプログラムが記憶されている。このプログラムは、プロセッサ21によりメモリ22に読み込まれ、プロセッサ21によって実行される。これにより、鍵生成装置20の各機能構成要素の機能が実現される。
また、ストレージ23は、鍵記憶部231の機能を実現する。
図3を参照して、実施の形態1に係るデータ管理装置30の構成を説明する。
データ管理装置30は、プロセッサ31と、メモリ32と、ストレージ33と、通信インタフェース34とのハードウェアを備える。プロセッサ31は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
データ管理装置30は、機能構成要素として、鍵取得部311と、データ取得部312と、保管タグ生成部313と、トラップドア取得部314と、検索暗号文生成部315と、検索部316と、削除部317とを備える。データ管理装置30の各機能構成要素の機能はソフトウェアにより実現される。
ストレージ33には、データ管理装置30の各機能構成要素の機能を実現するプログラムが記憶されている。このプログラムは、プロセッサ31によりメモリ32に読み込まれ、プロセッサ31によって実行される。これにより、データ管理装置30の各機能構成要素の機能が実現される。
また、ストレージ33は、鍵記憶部331と、データ記憶部332との機能を実現する。
図4を参照して、実施の形態1に係る登録装置40の構成を説明する。
登録装置40は、プロセッサ41と、メモリ42と、ストレージ43と、通信インタフェース44とのハードウェアを備える。プロセッサ41は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
登録装置40は、機能構成要素として、鍵取得部411と、データ取得部412と、暗号化タグ生成部413と、暗号化部414と、データ送信部415とを備える。登録装置40の各機能構成要素の機能はソフトウェアにより実現される。
ストレージ43には、登録装置40の各機能構成要素の機能を実現するプログラムが記憶されている。このプログラムは、プロセッサ41によりメモリ42に読み込まれ、プロセッサ41によって実行される。これにより、登録装置40の各機能構成要素の機能が実現される。
また、ストレージ43は、鍵記憶部431の機能を実現する。
図5を参照して、実施の形態1に係る検索装置50の構成を説明する。
検索装置50は、プロセッサ51と、メモリ52と、ストレージ53と、通信インタフェース54とのハードウェアを備える。プロセッサ51は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
検索装置50は、機能構成要素として、鍵取得部511と、検索ワード取得部512と、トラップドア生成部513と、検索依頼部514とを備える。検索装置50の各機能構成要素の機能はソフトウェアにより実現される。
ストレージ53には、検索装置50の各機能構成要素の機能を実現するプログラムが記憶されている。このプログラムは、プロセッサ51によりメモリ52に読み込まれ、プロセッサ51によって実行される。これにより、検索装置50の各機能構成要素の機能が実現される。
また、ストレージ53は、鍵記憶部531の機能を実現する。
プロセッサ21,31,41,51は、演算処理を行うIC(Integrated Circuit)である。プロセッサ21,31,41,51は、具体例としては、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、GPU(Graphics Processing Unit)である。
メモリ22,32,42,52は、データを一時的に記憶する記憶装置である。メモリ22,32,42,52は、具体例としては、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)である。
ストレージ23,33,43,53は、データを保管する記憶装置である。ストレージ23,33,43,53は、具体例としては、HDD(Hard Disk Drive)である。また、ストレージ23,33,43,53は、SD(登録商標,Secure Digital)メモリカード、CF(CompactFlash,登録商標)、NANDフラッシュ、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVD(Digital Versatile Disk)といった可搬記憶媒体であってもよい。
通信インタフェース24,34,44,54は、外部の装置と通信するためのインタフェースである。通信インタフェース24,34,44,54は、具体例としては、Ethernet(登録商標)、USB(Universal Serial Bus)、HDMI(登録商標,High−Definition Multimedia Interface)のポートである。
図2では、プロセッサ21は、1つだけ示されている。しかし、鍵生成装置20は、プロセッサ21を代替する複数のプロセッサを備えていてもよい。同様に、データ管理装置30は、プロセッサ31を代替する複数のプロセッサを備えていてもよい。登録装置40は、プロセッサ41を代替する複数のプロセッサを備えていてもよい。検索装置50は、プロセッサ51を代替する複数のプロセッサを備えていてもよい。
これら複数のプロセッサは、各機能構成要素の機能を実現するプログラムの実行を分担する。それぞれのプロセッサは、プロセッサ21,31,41,51と同じように、演算処理を行うICである。
***動作の説明***
図6から図10を参照して、実施の形態1に係る秘匿検索システム10の動作を説明する。
実施の形態1に係る秘匿検索システム10の動作における鍵生成装置20の動作は、実施の形態1に係る鍵生成方法に相当する。また、鍵生成装置20の動作は、実施の形態1に係る鍵生成プログラムの処理に相当する。
実施の形態1に係る秘匿検索システム10の動作におけるデータ管理装置30の動作は、実施の形態1に係るデータ管理方法に相当する。また、データ管理装置30の動作は、実施の形態1に係るデータ管理プログラムの処理に相当する。
実施の形態1に係る秘匿検索システム10の動作における登録装置40の動作は、実施の形態1に係る登録方法に相当する。また、登録装置40の動作は、実施の形態1に係る登録プログラムの処理に相当する。
実施の形態1に係る秘匿検索システム10の動作における検索装置50の動作は、実施の形態1に係る検索方法に相当する。また、検索装置50の動作は、実施の形態1に係る検索プログラムの処理に相当する。
図6を参照して、実施の形態1に係る共通鍵生成処理を説明する。
共通鍵生成処理は、鍵生成装置20によって実行される。
(ステップS11:パラメータ取得処理)
パラメータ取得部211は、パラメータλを取得する。
具体的には、パラメータ取得部211は、通信インタフェース24を介して、外部の装置から送信されたパラメータλを取得する。あるいは、パラメータ取得部211は、通信インタフェース24を介して接続された入力装置によって入力されたパラメータλを取得する。パラメータ取得部211は、パラメータλをメモリ22に書き込む。
(ステップS12:共通鍵生成処理)
鍵生成部212は、鍵K2と、写像mkとを生成する。
具体的には、鍵生成部212は、メモリ22からパラメータλを読み出す。鍵生成部212は、パラメータλを入力として、乱数生成器により、ランダムな鍵K2を生成する。鍵生成部212は、任意に写像mkを生成する。鍵生成部212は、鍵K2及び写像mkをメモリ22に書き込む。
鍵K2は、全ての登録装置40及び検索装置50に共通の鍵である。つまり、鍵K2は、登録装置40及び検索装置50に割り当てられた全ての識別子に共通の鍵である。
写像mkは、全ての登録装置40及び検索装置50に共通の写像である。つまり、写像mkは、登録装置40及び検索装置50に割り当てられた全ての識別子に共通の写像である。
(ステップS13:鍵記憶処理)
鍵生成部212は、ステップS11で取得されたパラメータλと、ステップS12で生成された鍵K2及び写像mkとを、メモリ22から読み出す。鍵生成部212は、パラメータλと鍵K2と写像mkとを鍵記憶部231に書き込む。鍵K2と写像mkとは、秘密情報であるため、外部に漏えいしないように厳重に保管される。
図7を参照して、実施の形態1に係る個別鍵生成処理を説明する。
個別鍵生成処理は、鍵生成装置20とデータ管理装置30と登録装置40又は検索装置50とによって実行される。具体的には、ステップS21からステップS23の処理は、鍵生成装置20によって実行される。ステップS24の処理は、データ管理装置30によって実行される。ステップS25の処理は、登録装置40又は検索装置50によって実行される。
個別鍵生成処理は、登録装置40又は検索装置50から鍵生成装置20に個別鍵の生成要求が送信された場合に実行されてもよい。あるいは、個別鍵生成処理は、任意のタイミングで実行されてもよい。
(ステップS21:識別子取得処理)
鍵生成装置20のパラメータ取得部211は、処理対象とする装置の識別子を取得する。
具体的には、パラメータ取得部211は、通信インタフェース24を介して、外部の装置から送信された識別子を取得する。あるいは、パラメータ取得部211は、通信インタフェース24を介して接続された入力装置によって入力された識別子を取得する。パラメータ取得部211は、識別子をメモリ22に書き込む。
ここでは、識別子として“U”が取得されたものとする。
(ステップS22:個別鍵生成処理)
鍵生成部212は、鍵K1と、写像skと、写像fとを生成する。ここでは、鍵生成部212は、ステップS21で取得された識別子Uに対応する、鍵K1_Uと、写像sk_Uと、写像f_Uとを生成する。
具体的には、鍵生成部212は、ステップS21で取得された識別子Uをメモリ22から読み出す。鍵生成部212は、共通鍵生成処理で記憶されたパラメータλと写像mkとを鍵記憶部231から読み出す。鍵生成部212は、識別子Uと、パラメータλとを入力として、乱数生成器により、ランダムな鍵K1_Uを生成する。鍵生成部212は、写像mkを入力として、写像sk_Uと、写像f_Uとを生成する。この際、鍵生成部212は、写像sk_Uと、写像f_Uとを合成した合成写像が写像mkになるように、写像sk_Uと、写像f_Uとを生成する。つまり、mk=f_U・sk_Uである。鍵生成部212は、鍵K1_Uと、写像sk_Uと、写像f_Uとをメモリ22に書き込む。
写像sk_U及び写像f_Uの生成方法の一例を説明する。
鍵生成部212は、位数がnである群の元xに対して、写像mkをmk(x)=xとする。鍵生成部212は、ab=c(mod n)を満たす整数a,bをランダムに選択する。鍵生成部212は、写像sk_U=xとし、写像f_U=xとする。
鍵K1は、登録装置40毎、検索装置50毎に異なる鍵である。つまり、鍵K1は、登録装置40及び検索装置50に割り当てられた識別子毎に異なる鍵である。
写像sk及び写像fは、登録装置40毎、検索装置50毎に異なる写像である。つまり、写像sk及び写像fは、登録装置40及び検索装置50に割り当てられた識別子毎に異なる写像である。また、同じ識別子に割り当てられた写像skと写像fとは、合成写像が識別子に共通の写像mkになる。
(ステップS23:鍵送信処理)
鍵送信部213は、共通鍵生成処理で記憶された鍵K2をメモリ22から読み出す。ステップS22で生成された鍵K1_Uと写像sk_Uと写像f_Uとメモリ22から読み出す。
鍵送信部213は、通信インタフェース24を介して、写像f_Uを、データ管理装置30に送信する。また、鍵送信部213は、通信インタフェース24を介して、鍵K1_Uと鍵K2と写像sk_Uとを識別子Uに対応する登録装置40又は検索装置50に送信する。
(ステップS24:第1鍵取得処理)
データ管理装置30の鍵取得部311は、通信インタフェース34を介して、ステップS23で送信された鍵f_Uを受信する。データ取得部311は、受信された鍵f_Uを鍵記憶部331に書き込む。鍵f_Uは、秘密情報であるため、外部に漏えいしないように厳重に保管される。
(ステップS25:第2鍵取得処理)
識別子Uに対応する登録装置40又は検索装置50が動作する。
登録装置40が識別子Uに対応する場合には、鍵取得部411は、通信インタフェース44を介して、ステップS23で送信された鍵K1_Uと鍵K2と写像sk_Uとを受信する。鍵取得部411は、受信された鍵K1_Uと鍵K2と写像sk_Uとを鍵記憶部431に書き込む。
検索装置50が識別子Uに対応する場合には、鍵取得部511は、通信インタフェース54を介して、ステップS23で送信された鍵K1_Uと鍵K2と写像sk_Uとを受信する。鍵取得部511は、受信された鍵K1_Uと鍵K2と写像sk_Uとを鍵記憶部531に書き込む。
鍵K1_Uと鍵K2と写像sk_Uとは、秘密情報であるため、外部に漏えいしないように厳重に保管される。なお、検索装置50が識別子Uに対応する場合には、鍵K1_Uは送信されなくてもよい。
図8を参照して、実施の形態1に係るデータ登録処理を説明する。
データ登録処理は、データ管理装置30と登録装置40とによって実行される。具体的には、ステップS31からステップS34の処理は、登録装置40によって実行される。ステップS35からステップS37の処理は、データ管理装置30によって実行される。
ここでは、識別子Uの登録装置40によってデータ登録処理が実行されるとする。
(ステップS31:データ取得処理)
登録装置40のデータ取得部412は、登録対象のデータDと、データDを識別可能な名称であるデータ名ID(D)と、データDを検索するためのキーワードwの集合W(D)とを取得する。
具体的には、データ取得部412は、通信インタフェース44を介して、外部の装置から送信されたデータDとデータ名ID(D)と集合W(D)とを取得する。あるいは、データ取得部412は、通信インタフェース24を介して接続された入力装置によって入力されたデータDとデータ名ID(D)と集合W(D)とを取得する。データ取得部412は、データDとデータ名ID(D)と集合W(D)とをメモリ42に書き込む。
(ステップS32:暗号化タグ生成処理)
暗号化タグ生成部413は、ステップS31で取得された集合W(D)に含まれる各キーワードwについての暗号化タグcを生成する。
具体的には、暗号化タグ生成部413は、データ名ID(D)と集合W(D)とをメモリ42から読み出す。また、暗号化タグ生成部413は、鍵K2と写像sk_Uとを鍵記憶部431から読み出す。暗号化タグ生成部413は、集合W(D)に含まれる各キーワードwを対象として、対象のキーワードwを暗号化して、暗号化タグcを生成する。ここでは、暗号化タグ生成部413は、c=sk_U(E(K2,w))を計算して、暗号化タグcを生成する。ここで、Eは、暗号化関数である。暗号化関数としては、AES(Advanced Encryption Standard)といった共通鍵暗号方式の暗号化関数と、HMAC(Hash−based Message Authentication Code)といったメッセージ認証関数と、SHA−256(Secure Hash Algorithm−256)といったハッシュ関数といった関数を用いることが可能である。つまり、暗号化タグ生成部413は、暗号化関数Eを用いて、鍵K2により対象のキーワードwを暗号化し、写像sk_Uで変換して、暗号化タグcを生成する。
暗号化タグ生成部413は、データ名ID(D)と、暗号化タグcの集合C(D)との組を登録暗号化データR(D)としてメモリ42に書き込む。
なお、E(K2,w)が写像sk_Uに対する入力可能な値でない場合には、何らかのエンコードを行い写像sk_Uに対する入力可能な値に変換する。
(ステップS33:暗号化処理)
暗号化部414は、ステップS31で取得されたデータDを暗号化して暗号化データB(D)を生成する。
具体的には、暗号化部414は、データDとデータ名ID(D)とをメモリ42から読み出す。また、暗号化部414は、鍵K1_Uを鍵記憶部431から読み出す。暗号化部414は、データDを暗号化して、暗号化データB(D)を生成する。ここでは、暗号化部414は、B(D)=E(K1_U,D)を計算して、暗号化データB(D)を生成する。ここで、Eは、暗号化関数である。暗号化関数としては、ステップS32と同様に、AESといった共通鍵暗号方式の暗号化関数と、HMACといったメッセージ認証関数と、SHA−256といったハッシュ関数といった関数を用いることが可能である。また、暗号化関数としては、IDベース暗号と属性ベース暗号といった暗号化関数であってもよい。つまり、暗号化部414は、暗号化関数Eを用いて、鍵K1_UによりデータDを暗号化して、暗号化データB(D)を生成する。暗号化部414は、暗号化データB(D)をメモリ42に書き込む。
(ステップS34:データ送信処理)
データ送信部415は、ステップS32で生成された登録暗号化データR(D)と、ステップS33で生成された暗号化データB(D)とをメモリ42から読み出す。データ送信部415は、通信インタフェース44を介して、登録暗号化データR(D)と暗号化データB(D)とをデータ管理装置30に送信する。
(ステップS35:データ受信処理)
データ管理装置30のデータ取得部312は、通信インタフェース34を介して、ステップS34で送信された登録暗号化データR(D)と暗号化データB(D)とを受信する。データ取得部312は、登録暗号化データR(D)と暗号化データB(D)とをメモリ32に書き込む。
(ステップS36:保管タグ生成処理)
保管タグ生成部313は、ステップS35で受信された登録暗号化データR(D)の集合C(D)に含まれる各暗号化タグcについての保管タグc’を生成する。
具体的には、保管タグ生成部313は、登録暗号化データR(D)をメモリ32から読み出す。また、保管タグ生成部313は、写像f_Uを鍵記憶部331から読み出す。保管タグ生成部313は、登録暗号化データR(D)の集合C(D)に含まれる各暗号化タグcを対象として、対象の暗号化タグcを写像f_Uで変換して、保管タグc’を生成する。つまり、保管タグ生成部313は、c’=f_U(c)を計算して、保管タグc’を生成する。
保管タグ生成部313は、データ名ID(D)と、保管タグc’の集合C’(D)との組を保管暗号化データI(D)としてメモリ32に書き込む。
保管タグc’は、暗号化されたキーワードwが写像sk_Uで変換され、さらに写像f_Uで変換されて生成される。同一の識別子に割り当てられた写像skと写像fとは、合成写像が識別子に共通の写像mkになる。したがって、どの登録装置40によってデータ登録処理が実行された場合であっても、保管タグc’は、暗号化されたキーワードwが写像mkで変換されて生成されることになる。
(ステップS37:索引追加処理)
保管タグ生成部313は、ステップS36で生成された保管暗号化データI(D)を暗号化索引Iに追加する。暗号化索引Iは、データ記憶部332に記憶されている。また、保管タグ生成部313は、ステップS35で受信された暗号化データB(D)をデータ記憶部332に書き込む。
図9を参照して、実施の形態1に係るデータ検索処理を説明する。
データ検索処理は、データ管理装置30と検索装置50とによって実行される。具体的には、ステップS41からステップS43と、ステップS48との処理は、検索装置50によって実行される。ステップS44からステップS47の処理は、データ管理装置30によって実行される。
ここでは、識別子U’の検索装置50によってデータ検索処理が実行されるとする。
(ステップS41:検索ワード取得処理)
検索装置50の検索ワード取得部512は、データDを検索するためのキーワードである検索ワードsを取得する。
具体的には、検索ワード取得部512は、通信インタフェース44を介して、外部の装置から送信された検索ワードsを取得する。あるいは、検索ワード取得部512は、通信インタフェース24を介して接続された入力装置によって入力された検索ワードsを取得する。検索ワード取得部512は、検索ワードsをメモリ52に書き込む。
(ステップS42:トラップドア生成処理)
トラップドア生成部513は、ステップS41で取得された検索ワードsのトラップドアt(s)を生成する。
具体的には、トラップドア生成部513は、検索ワードsをメモリ52から読み出す。また、トラップドア生成部513は、鍵K2と写像sk_U’とを鍵記憶部531から読み出す。トラップドア生成部513は、検索ワードsを暗号化して、トラップドアt(s)を生成する。ここでは、トラップドア生成部513は、t(s)=sk_U’(E(K2,s))を計算して、トラップドアt(s)を生成する。ここで、Eは、ステップS32で使用された暗号化関数と同一の暗号化関数である。つまり、トラップドア生成部513は、暗号化関数Eを用いて、鍵K2により検索ワードsを暗号化し、写像sk_Uで変換して、トラップドアt(s)を生成する。トラップドア生成部513は、トラップドアt(s)をメモリ52に書き込む。
なお、E(K2,s)が写像sk_Uに対する入力可能な値でない場合には、図8のステップS32と同じエンコードを行い写像sk_Uに対する入力可能な値に変換する。
(ステップS43:検索依頼処理)
検索依頼部514は、ステップS42で生成されたトラップドアt(s)をメモリ52から読み出す。検索依頼部514は、通信インタフェース54を介して、トラップドアt(s)をデータ管理装置30に送信する。
(ステップS44:検索依頼受信処理)
データ管理装置30のトラップドア取得部314は、通信インタフェース34を介して、ステップS43で送信されたトラップドアt(s)を受信する。トラップドア取得部314は、トラップドアt(s)をメモリ32に書き込む。
(ステップS45:検索暗号文生成処理)
検索暗号文生成部315は、ステップS44で取得されたトラップドアt(s)から検索暗号文c(s)を生成する。
具体的には、検索暗号文生成部315は、トラップドアt(s)をメモリ32から読み出す。また、検索暗号文生成部315は、写像f_U’を鍵記憶部331から読み出す。検索暗号文生成部315は、トラップドアt(s)を写像f_U’ 変換して、検索暗号文c(s)を生成する。つまり、検索暗号文生成部315は、c(s)=f_U(t(s))を計算して、検索暗号文c(s)を生成する。検索暗号文生成部315は、検索暗号文c(s)をメモリ32に書き込む。
検索暗号文c(s)は、暗号化された検索ワードsが写像sk_Uで変換され、さらに写像f_Uで変換されて生成される。同一の識別子に割り当てられた写像skと写像fとは、合成写像が識別子に共通の写像mkになる。したがって、どの検索装置50によってデータ検索処理が実行された場合であっても、検索暗号文c(s)は、暗号化された検索ワードsが写像mkで変換されて生成されることになる。
(ステップS46:検索処理)
検索部316は、ステップS45で生成された検索暗号文c(s)を保管タグc’として含む保管暗号化データI(D)を暗号化索引Iから抽出する。
具体的には、検索部316は、検索暗号文c(s)をメモリ32から読み出す。検索部316は、データ記憶部332に記憶された保管暗号化データI(D)のうち、二分探索とハッシュテーブルといった技術を用いて、検索暗号文c(s)を保管タグc’として含む保管暗号化データI(D)を抽出する。検索部316は、抽出された保管暗号化データI(D)に含まれるデータ名ID(D)が示す暗号化データB(D)を特定する。検索部316は、特定された暗号化データB(D)の集合を検索結果S(s)としてメモリ32に書き込む。
なお、抽出された保管暗号化データI(D)に含まれるデータ名ID(D)の集合を検索結果S(s)としてもよい。
上述した通り、どの登録装置40によってデータ登録処理が実行された場合であっても、保管タグc’は、暗号化されたキーワードwが写像mkで変換されて生成される。どの検索装置50によってデータ検索処理が実行された場合であっても、検索暗号文c(s)は、暗号化された検索ワードsが写像mkで変換されて生成される。そのため、どの検索装置50によって実行されたデータ検索処理においても、全ての登録装置40によって登録されたデータを対象として検索を行うことが可能である。
(ステップS47:結果送信処理)
検索部316は、ステップS46で書き込まれた検索結果S(s)をメモリ32から読み出す。検索部316は、通信インタフェース34を介して、検索結果S(s)を検索装置50に送信する。
(ステップS48:結果受信処理)
検索装置50の検索依頼部514は、通信インタフェース54を介して、ステップS47で送信された検索結果S(s)を受信する。検索依頼部514は、通信インタフェース54を介して、検索結果S(s)を表示装置等に出力する。
図10を参照して、実施の形態1に係るデータ削除処理を説明する。
データ削除処理は、データ管理装置30と登録装置40とによって実行される。具体的には、ステップS51及びステップS52の処理は、登録装置40によって実行される。ステップS53及びステップS54の処理は、データ管理装置30によって実行される。
(ステップS51:削除名称取得処理)
データ取得部412は、削除対象のデータ名ID(D)を取得する。
具体的には、データ取得部412は、通信インタフェース44を介して、外部の装置から送信されたデータ名ID(D)を取得する。あるいは、データ取得部412は、通信インタフェース24を介して接続された入力装置によって入力されたデータ名ID(D)を取得する。データ取得部412は、データ名ID(D)をメモリ42に書き込む。
(ステップS52:削除依頼処理)
データ送信部415は、ステップS51で書き込まれたデータ名ID(D)をメモリ42から読み出す。データ送信部415は、通信インタフェース44を介して、データ名ID(D)をデータ管理装置30に送信する。
(ステップS53:削除依頼受信処理)
データ管理装置30の削除部317は、通信インタフェース34を介して、ステップS52で送信されたデータ名ID(D)を受信する。削除部317は、データ名ID(D)をメモリ32に書き込む。
(ステップS54:削除処理)
削除部317は、ステップS53で書き込まれたデータ名ID(D)をメモリ32から読み出す。削除部317は、データ名ID(D)が示す暗号化データB(D)をデータ記憶部332から削除する。また、削除部317は、データ名ID(D)を含む保管暗号化データI(D)を暗号化索引Iから削除する。
***実施の形態1の効果***
以上のように、実施の形態1に係る秘匿検索システム10は、各登録装置40及び各検索装置50が異なる鍵K1及び異なる写像skを用いる。そのため、暗号化タグとトラップドアとの解読と、なりすましとを防止することが可能である。
また、実施の形態1に係る秘匿検索システム10は、データ登録処理及びデータ検索処理において、写像fを用いて変換を行う。そのため、データ管理装置30が鍵記憶部331から対象とする識別子Uについての写像f_Uを削除することにより、対象とする識別子Uが割り当てられた登録装置40又は検索装置50の権限を失効させることができる。
また、実施の形態1に係る秘匿検索システム10は、図9のステップS46の検索処理は、従来の共通鍵型秘匿検索と同様に高速に実行可能である。トラップドアt(s)の変換に処理時間が必要ではあるが、トラップドアt(s)の変換は1回あるいは定数回の計算量である。そのため、従来の公開鍵型秘匿検索よりも高速にデータの検索が可能である。
また、実施の形態1に係る秘匿検索システム10は、どの検索装置50によって実行されたデータ検索処理においても、全ての登録装置40によって登録されたデータを対象として検索を行うことが可能である。つまり、登録装置40及び検索装置50によらず、暗号化索引Iを共通化できる。そのため、暗号化索引Iを記憶するストレージ33の容量が少なくて済む。
***他の構成***
<変形例1>
実施の形態1では、鍵生成装置20が鍵K2と写像mkと鍵K1と写像skと写像fとを生成した。しかし、鍵K2と写像mkと鍵K1と写像skと写像fとを生成する装置を複数の装置に分けてもよい。
<変形例2>
実施の形態1では、鍵生成装置20は、登録装置40及び検索装置50に写像sk_Uを送信した。これに代えて、鍵生成装置20は、登録装置40及び検索装置50のいずれか一方に、写像sk_Uに代えて写像mkを送信してもよい。
鍵生成装置20が登録装置40に写像mkを送信する場合には、図8のステップS32において、暗号化タグ生成部413は、写像sk_Uに代えて写像mkを用いて暗号化タグcを生成する。そして、図8のステップS36の処理は省略される。
鍵生成装置20が検索装置50に写像mkを送信する場合には、図9のステップS42において、トラップドア生成部513は、写像sk_Uに代えて写像mkを用いてトラップドアt(s)を生成する。そして、図9のステップS45は省略される。
<変形例3>
実施の形態1では、暗号化データB(D)及び暗号化索引Iは、データ管理装置30のストレージ33によって実現されるデータ記憶部332に記憶された。しかし、暗号化データB(D)及び暗号化索引Iは、データ管理装置30の外部の記憶装置に記憶されてもよい。言い換えると、データ記憶部332は、データ管理装置30の外部の記憶装置に設けられてもよい。
<変形例4>
実施の形態1では、各機能構成要素がソフトウェアで実現された。しかし、変形例4として、各機能構成要素はハードウェアで実現されてもよい。この変形例4について、実施の形態1と異なる点を説明する。
図11を参照して、変形例4に係る鍵生成装置20の構成を説明する。
機能がハードウェアで実現される場合、鍵生成装置20は、プロセッサ21とメモリ22とストレージ23とに代えて、電子回路25を備える。電子回路25は、共通パラメータ生成装置20の機能構成要素と、メモリ22とストレージ23との機能とを実現する専用の回路である。
図12を参照して、変形例4に係るデータ管理装置30の構成を説明する。
機能がハードウェアで実現される場合、データ管理装置30は、プロセッサ31とメモリ32とストレージ33とに代えて、電子回路35を備える。電子回路35は、鍵生成装置30の機能構成要素と、メモリ32とストレージ33との機能とを実現する専用の回路である。
図13を参照して、変形例4に係る登録装置40の構成を説明する。
機能がハードウェアで実現される場合、登録装置40は、プロセッサ41とメモリ42とストレージ43とに代えて、電子回路45を備える。電子回路45は、変換鍵生成装置40の機能構成要素と、メモリ42とストレージ43との機能とを実現する専用の回路である。
図14を参照して、変形例4に係る検索装置50の構成を説明する。
機能がハードウェアで実現される場合、検索装置50は、プロセッサ51とメモリ52とストレージ53とに代えて、電子回路55を備える。電子回路55は、暗号化装置50の機能構成要素と、メモリ52とストレージ53との機能とを実現する専用の回路である。
電子回路25,35,45,55は、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ロジックIC、GA(Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)が想定される。
鍵生成装置20の各機能構成要素の機能を1つの電子回路25で実現してもよいし、各機能構成要素の機能を複数の電子回路25に分散させて実現してもよい。同様に、データ管理装置30と登録装置40と検索装置50とのそれぞれについて、各機能構成要素の機能を1つの電子回路35,45,55で実現してもよいし、各機能構成要素の機能を複数の電子回路35,45,55に分散させて実現してもよい。
<変形例5>
変形例5として、一部の機能がハードウェアで実現され、他の機能がソフトウェアで実現されてもよい。つまり、各機能構成要素のうち、一部の機能がハードウェアで実現され、他の機能がソフトウェアで実現されてもよい。
プロセッサ21,31,41,51とメモリ22,32,42,52とストレージ23,33,43,53と電子回路25,35,45,55とを処理回路という。つまり、各機能構成要素の機能は、処理回路により実現される。
10 秘匿検索システム、20 鍵生成装置、21 プロセッサ、22 メモリ、23 ストレージ、24 通信インタフェース、25 電子回路、211 パラメータ取得部、212 鍵生成部、213 鍵送信部、231 鍵記憶部、30 データ管理装置、31 プロセッサ、32 メモリ、33 ストレージ、34 通信インタフェース、35 電子回路、311 鍵取得部、312 データ取得部、313 保管タグ生成部、314 トラップドア取得部、315 検索暗号文生成部、316 検索部、317 削除部、331 鍵記憶部、332 データ記憶部、40 登録装置、41 プロセッサ、42 メモリ、43 ストレージ、44 通信インタフェース、45 電子回路、411 鍵取得部、412 データ取得部、413 暗号化タグ生成部、414 暗号化部、415 データ送信部、431 鍵記憶部、50 検索装置、51 プロセッサ、52 メモリ、53 ストレージ、54 通信インタフェース、55 電子回路、511 鍵取得部、512 検索ワード取得部、513 トラップドア生成部、514 検索依頼部、531 鍵記憶部、90 伝送路。

Claims (4)

  1. 識別子毎に異なる写像skのうちの識別子U’に割り当てられた写像sk_U’によって検索ワードsが変換されたトラップドアt(s)を取得するトラップドア取得部と、
    前記トラップドア取得部によって取得された前記トラップドアt(s)を、識別子毎に異なる写像fのうちの識別子U’に割り当てられた写像f_U’によって変換して、検索暗号文c(s)を生成する検索暗号文生成部と
    識別子毎に異なる写像skのうちの識別子Uに割り当てられた写像sk_Uによってキーワードwが変換された暗号化タグcを取得するデータ取得部と、
    前記データ取得部によって取得された前記暗号化タグcを、識別子毎に異なる写像fのうちの識別子Uに割り当てられた写像f_Uによって変換して、保管タグc’を生成する保管タグ生成部と、
    前記検索暗号文c(s)と一致する前記保管タグc’を特定する検索部と
    を備え、
    同一の識別子に割り当てられた前記写像skと前記写像fとは、合成写像が識別子に共通の写像mkになるデータ管理装置。
  2. 前記保管タグc’は、データ記憶部に書き込まれ、
    前記検索部は、前記データ記憶部に記憶された保管タグc’から、前記検索暗号文生成部によって生成された前記検索暗号文c(s)に対応する保管タグc’を検索す
    求項に記載のデータ管理装置。
  3. データ管理装置のトラップドア取得部が、識別子毎に異なる写像skのうちの識別子U’に割り当てられた写像sk_U’によって検索ワードsが変換されたトラップドアt(s)を取得し、
    前記データ管理装置の検索暗号文生成部が、前記トラップドアt(s)を、識別子毎に異なる写像fのうちの識別子U’に割り当てられた写像f_U’によって変換して、検索暗号文c(s)を生成し、
    前記データ管理装置のデータ取得部が、識別子毎に異なる写像skのうちの識別子Uに割り当てられた写像sk_Uによってキーワードwが変換された暗号化タグcを取得し、
    前記データ管理装置の保管タグ生成部が、前記暗号化タグcを、識別子毎に異なる写像fのうちの識別子Uに割り当てられた写像f_Uによって変換して、保管タグc’を生成し、
    前記データ管理装置の検索部が、前記検索暗号文c(s)と一致する前記保管タグc’を特定し、
    同一の識別子に割り当てられた前記写像skと前記写像fとは、合成写像が識別子に共通の写像mkになるデータ管理方法。
  4. 識別子毎に異なる写像skのうちの識別子U’に割り当てられた写像sk_U’によって検索ワードsが変換されたトラップドアt(s)を取得するトラップドア取得処理と、
    前記トラップドア取得処理によって取得された前記トラップドアt(s)を、識別子毎に異なる写像fのうちの識別子U’に割り当てられた写像f_U’によって変換して、検索暗号文c(s)を生成する検索暗号文生成処理と、
    識別子毎に異なる写像skのうちの識別子Uに割り当てられた写像sk_Uによってキーワードwが変換された暗号化タグcを取得するデータ取得処理と、
    前記データ取得処理によって取得された前記暗号化タグcを、識別子毎に異なる写像fのうちの識別子Uに割り当てられた写像f_Uによって変換して、保管タグc’を生成する保管タグ生成処理と、
    前記検索暗号文c(s)と一致する前記保管タグc’を特定する検索処理と
    実行するデータ管理装置としてコンピュータを機能させ、
    同一の識別子に割り当てられた前記写像skと前記写像fとは、合成写像が識別子に共通の写像mkになるデータ管理プログラム。
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早坂 健一郎 ほか: "マルチユーザで利用可能な共通鍵型秘匿検索に向けて", 2018年 暗号と情報セキュリティシンポジウム, vol. 3C2−1, JPN7018001031, 23 January 2018 (2018-01-23), JP, pages 1 - 7, ISSN: 0003930419 *

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