JP6460456B2 - ゴム成形金型およびその金型で成形した成形ゴム中間製品 - Google Patents
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Description
そして、この成形ゴム中間製品は、金型から外され、打ち抜き工程において、成形シートからの切り離し処理(個別のゴム製品に分離する処理)がされる。(たとえば特許文献1の段落[0003]〜[0004]を参照)
この発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、成形シートからゴム製品を良好に切り離すことのできる成形ゴム中間製品を成形するためのゴム成形金型および当該ゴム成形金型で成形された成形ゴム中間製品を提供することを主たる目的とする。
請求項3記載の発明は、前記円形凹溝の深さは、0.2mm以上で3.0mm以下であることを特徴とする、請求項1または2に記載のゴム成形金型である。
請求項6記載の発明は、前記円形凸壁の高さは、0.2mm以上で3.0mm以下であることを特徴とする、請求項4または5に記載の成形ゴム中間製品である。
図1は、従来のゴム成形金型の構成例を示す断面図であり、(A)は医療用ガスケットを成形するための従来のゴム成形金型の断面図、(B)は平蓋を成形するための従来のゴム成形金型の断面図、(C)は壜の口栓を成形するための従来のゴム成形金型の断面図である。
下金型2aには、その対向面4aから略円柱状に窪まされたキャビティ6aが形成されている。キャビティ6aは、成形する医療用ガスケットの外観形状をしている。
上金型3aの対向面5aには、ねじ状突起7aが突設されている。ねじ状突起7aは、下金型2aに形成された複数個のキャビティ6aに対応して複数個突設されており、図示の下金型2aおよび上金型3aが近接した状態では、ねじ状突起7aはキャビティ6a内に進入し、キャビティ6aの中心軸とねじ状突起7aの中心軸とが一致した状態となる。ねじ状突起7aは、成形される医療用ガスケットに、プランジャ先端を連結するためのねじ孔を形成するためのものである。
図2(A)は、図1(A)のゴム成形金型1aで成形された中間製品から最終製品である医療用ガスケット11aを切り離す打ち抜き工程における課題を説明する図である。図において、10aは、打ち抜き用下刃であり、各下刃10aは平面視円筒形状である。
この発明では、以上説明したような不具合、特に中間製品を打ち抜き装置にセットして、成形シートから個々のゴム製品を切り離す際に、不具合を生じないように成形ができるゴム成形金型およびその金型で成形した成形ゴム中間製品を提供するものである。
図4(A)は、図3の(A)における矢視A−Aに沿って見た下金型2aの対向面4aの形状を示す平面図である。
図4(B)は、図3(B)における矢視B−Bに沿って見た下金型2bの対向面4bの形状を示す平面図である。
金型20cの特徴は、下金型2cにおいて、キャビティ6cの外側を囲むように凹溝21cが形成されていることである。すなわち、下金型2cの対向面4cにおけるキャビティ6cの外縁から一定距離Dを隔てた外側には、キャビティ6cと同心円状にキャビティ6cの周囲を取り囲む平面視円形の凹溝21cが形成されている。
図5は、この発明の実施形態に係る成形ゴム中間製品の形状およびこの発明による効果を説明するための断面図である。
それゆえ、平蓋13bとガイド壁26bとの間に下刃10bの先端が嵌まるように成形シート12bをセットすることによって、適切に中間製品をセットできる。
図6は、この発明の変形例に係る実施形態を説明するための図解的な平面図である。
これまでの実施形態においては、金型で成形するゴム製品が円柱状ゴム製品であることを前提として説明した。しかし、この発明は、円柱状ゴム製品を成形するための金型に限らず、外形(外縁)が任意の形状をしたゴム製品を成形するための金型に対しても適用できる。この点について、以下に説明する。
図6(B)は、平面視四角形のキャビティ6の外縁から一定距離Dを隔てた外側に、キャビティ6を取り囲み、キャビティ6の外縁と相似形状をした平面視四角形の凹溝31が形成されたゴム成形金型の構成図である。
これら変形例(実施形態)で示すように、この発明が対象とするゴム成形金型およびそのゴム成形金型により成形される成形ゴム中間製品は、ゴム製品が円柱状のものに限らず、任意の形状をしていてもよい。
この発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
2a、2b、2c 下金型
3a、3b、3c 上金型
4a、4b、4c、5a、5b、5c 対向面
6a、6b、6c キャビティ
10a、10b 下刃
11a ガスケット
12a、12b、12c 成形シート
21a、22b、22c 凹溝
25a、26b ガイド壁(凸壁)
Claims (8)
- 成形シートにより繋がった複数個のゴム製品を成形し、その後、各ゴム製品は、前記成形シートから打ち抜き用切断刃を用いて切り離される成形ゴム中間製品をコンプレッション成形法により成形するための金型であって、
前記金型は、対向面を有する一対の金型を含み、
前記一対の金型のうちの一方金型には、円柱状ゴム製品を成形するために、前記対向面から円柱状に窪んだキャビティが形成されており、
前記対向面における前記キャビティの外縁から一定距離を隔てた外側には、前記キャビティと同心円状にキャビティの周囲を取り囲む、前記ゴム製品を前記打ち抜き用切断刃にセットする際に、前記切断刃の外側に係合する切断刃ガイド用の円形凸壁を形成するための、リング状に窪んだ円形凹溝が形成されていることを特徴とする、ゴム成形金型。 - 前記対向面における前記キャビティの外縁と前記円形凹溝の内縁との距離は、0.1mm以上で5.0mm以下であることを特徴とする、請求項1に記載のゴム成形金型。
- 前記円形凹溝の深さは、0.2mm以上で3.0mm以下であることを特徴とする、請求項1または2に記載のゴム成形金型。
- 成形シートにより繋がった複数個のゴム製品を成形し、その後、各ゴム製品は、前記成形シートから打ち抜き用切断刃を用いて切り離される成形ゴム中間製品であって、
ゴムシートと、
前記ゴムシートの上面にゴムシートに一体的に突設成形された円柱状ゴム製品と、
前記ゴムシートの上面における前記ゴム製品の外縁から一定距離を隔てた外側に、前記円柱状ゴム製品の周囲を取り囲むように、前記ゴムシートに一体的に突設成形され、前記ゴム製品を前記打ち抜き用切断刃にセットする際に、前記切断刃の外側に係合する切断刃ガイド用の円形凸壁と、
を含むことを特徴とする、成形ゴム中間製品。 - 前記ゴムシート上面における前記ゴム製品の外縁と前記円形凸壁の内縁との距離は、0.1mm以上で5.0mm以下であることを特徴とする、請求項4に記載の成形ゴム中間製品。
- 前記円形凸壁の高さは、0.2mm以上で3.0mm以下であることを特徴とする、請求項4または5に記載の成形ゴム中間製品。
- 成形シートにより繋がった複数個のゴム製品を成形し、その後、各ゴム製品は、前記成形シートから打ち抜き用切断刃を用いて切り離される成形ゴム中間製品をコンプレッション成形法により成形するための金型であって、
前記金型は、対向面を有する一対の金型を含み、
前記一対の金型のうちの一方金型には、前記ゴム製品を成形するために、前記対向面から窪んだキャビティが形成されており、
前記対向面における前記キャビティの外縁から一定距離を隔てた外側には、前記キャビティの外縁と相似形をし、キャビティの周囲を無端状に取り囲む、前記ゴム製品を前記打ち抜き用切断刃にセットする際に、前記切断刃の外側に係合する切断刃ガイド用の凸部を形成するための凹溝が形成されていることを特徴とする、ゴム成形金型。 - 成形シートにより繋がった複数個のゴム製品を成形し、その後、各ゴム製品は、前記成形シートから打ち抜き用切断刃を用いて切り離される成形ゴム中間製品であって、
ゴムシートと、
前記ゴムシートの上面に前記ゴムシートに一体的に突設成形されたゴム製品と、
前記ゴムシートの上面における前記ゴム製品の外縁から一定距離を隔てた外側に、前記ゴム製品の外縁と相似形をし、前記ゴム製品の周囲を取り囲む、前記ゴムシートに一体的に突設成形され、前記ゴム製品を前記打ち抜き用切断刃にセットする際に、前記切断刃の外側に係合する切断刃ガイド用の凸壁と、
を含むことを特徴とする成形ゴム中間製品。
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