JP6452796B1 - 看板 - Google Patents

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Abstract

【課題】 看板において、フレームへの表示板の取り付けを簡単に行えるものとする。【解決手段】 本願発明に係る看板は、樹脂製の表示板5と、表示板5が取り付けられるフレーム4とを備え、表示板5は表示を有する表示面を備え、表示板5は前記表示面を表示板5の正面とし表示板5の裏面から後方へ延設された延設部を備え、フレーム4は、前記延設部の少なくとも後端側を受容する受容部42を正面に備え、前記延設部の受容部42へ受容される部位は、前記延設部の側面へ配置された1つ又は複数の逆鉤部7を備え、逆鉤部7は前記延設部の側面から突出する突出部であると共に前記側面に対し起伏可能な弾力性を有し、受容部42は、逆鉤部7と当接することにて受容部42へ差し込まれた前記延設部の脱落を阻止する当たり部43を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、看板に関する。
店舗などの商業施設や駅などの公共施設において、建物の壁面へ内照式看板を設け、店舗名や案内の表示、或いは商品などの広告の表示を行うことが一般的に行われている。
コンビニエンスストアを例に採ると、店舗の軒などへ設けて広告や店名を表示する内照式看板が普及している。
内照式看板は、上記表示の付されたプラスチック製の表示板を蛍光灯やLED(発光ダイオード)といった光源にて看板内側から照らし、当該表示板を透過する光にて上記表示を目立たせる(特許文献1及び2)。
特許文献1及び2へ示す内照式看板は、前記広告などの表示が設けられた表示板と、建物の壁面へ固定されたベース部材と、ベース部材と共に前記壁面へ配置された上記光源と、前記表示板を嵌められるものであって前記ベース部へ取り付けられるフレームとを備える。
特に、上記フレームへの表示板の取り付けは、特許文献2の図12へ示す通り、前記フレームに沿って左右横方向へ伸びる溝へ、当該溝の端部から、表示板を差し込むのが一般的であった。
特許第4135821号公報 実開平7−8882号公報
このため、表示板のフレームへの取り付けは簡単に行えるというものではなく、フレームの左右一方を開放し、横方向から順次表示板を差し込んで行くという面倒な作業を強いられた。
そこで本発明は、上記フレームへの表示板の取り付けを簡単に行えるものとして上記問題の解決を図る。
本発明は、広告等の表示を有する樹脂製の表示板と、前記表示板が取り付けられるフレームとを備えた看板において次の構成を採るものを提供する。
即ち、前記表示板は、前記表示を有する表示面を備え、前記表示板は、前記表示面を前記表示板の正面とし前記表示板の裏面から後方へ延設された延設部を備えるものであり、前記フレームは、前記延設部の少なくとも後端側を受容する受容部を正面に備え、前記延設部の前記受容部へ受容される部位は、前記延設部の側面へ配置された1つ又は複数の逆鉤部を備え、前記逆鉤部は、前記延設部の側面から突出する突出部であると共に前記側面に対し起伏可能な弾力性を有し、前記受容部は、前記逆鉤部と当接することにて前記受容部へ差し込まれた前記延設部の脱落を阻止する当たり部を備える。
尚、上記広告等の表示には、広告の他、店舗その他の施設名や、各種案内表示を含む。
また本発明では、突出部である前記逆鉤部の突出端側は、前記受容部内にて前記逆鉤部の基端側よりも前記受容部の入口側に位置し、前記逆鉤部は前記受容部の奥側から前記受容部の入口側に向け前記延設部側面との間隔を漸次広げて斜めに突出する傾斜片であり、前記当たり部は、逆鉤部の前記突出端と当接することにて前記延設部の脱落を阻止する看板を提供できた。
更に本発明では、前記表示板は、前記表示面を備える部位を正面部とし前記延設部を前記正面部の周縁から後方へ伸びる側面部とする、箱状のものであり、前記延設部とは別体に形成され且つ前記延設部へ装着される1つ又は複数のクリップを備え、前記クリップは、前記延設部の外側面に配置される外片と、前記延設部の内側面に配置される内片と、連結部とを備え、前記逆鉤部は、前記外片と前記内片の少なくとも何れか一方へ形成されたものであり、前記連結部が前記外片と前記内片とを連結するものである看板を提供できた。
また更に本発明では、前記受容部は、前記フレームの正面に設けられた溝であり、当該溝の縁が当該溝の奥よりも窄まることにて前記当たり部を形成しており、前記延設部の前記受容部へ受容される部位は、前記逆鉤部として、前記外片へ設けられて前記延設部の外側面に配置された外逆鉤部と、前記内片へ設けられて前記延設部の内側面へ配置された内逆鉤部とを備え、前記当たり部は、前記外逆鉤部と内逆鉤部の少なくとも一方の前記突出端と当接することにて前記延設部の脱落を阻止する看板を提供できた。
更にまた本発明では、前記フレームを保持するベース部材を備え、前記ベース部材が前記フレームを保持することにより前記表示板が前記ベース部材の設けられた位置へ固定されるものであり、前記ベース部材の正面側には、光源が設けられ、前記ベース部材の背面側は、建造物の壁面へ固定されるものであり、前記表示板は、前記光源の光を透過するものであり、前記外片と内片の夫々は、互いに別体に形成された板片であり、前記板片は、前記延設部の側面へ沿う基片と、前記基片に連設されて前記延設部の側面から突出する前記逆鉤部とを備え、前記連結部として前記基片には前記延設部の側面を臨む面から突出する突起と受け部とが形成されており、前記受け部は、前記基片を貫通する穴又は基片の前記延設部を臨む面に設けられた凹部であり、前記延設部は、内側面から外側面へ貫通する孔を、前記クリップの装着される各位置へ少なくとも2つづつ備え、前記孔の一方へ外片の前記突起が通されて内片の前記受け部へ強制的に嵌められ、且つ、前記孔の他の一方へ内片の前記突起が通されて外片の前記受け部へ強制的に嵌められることにて、前記外片と前記内片とは連結され且つ前記クリップは前記延設部へ装着されたものである看板を提供できた。
尚、上記建造物には、ビルや家屋に代表される、居住、営業、工場、倉庫、車庫などの目的で利用される土地に定着した所謂建物を含む他、橋脚や堤防などの構造物、モニュメントなどの構造物以外の設置物を含む。
本発明では、看板を設ける位置へ上記フレームを設置した後に、上記表示板をフレームの正面側から上記フレームへ押し込むことにてフレームへ上記表示板を嵌め込むことができる。即ち、本発明は、従来のフレームの左右一方を開放し横方向から順次表示板を際し込んで行くという面倒な作業を不要とし、表示板を簡単にフレームへ取り付けできるものとした。
具体的には、表示板をフレーム正面へ押し付けることにて、フレームの正面側からフレームの受容部へ上記延設部の後端を差し込むことができる。差し込みに際して逆鉤部は弾力性により延設部側面へ伏した状態とされて受容部の上記当たり部を通り抜けることができる。当たり部を通過した逆鉤部は上記弾力性にて上記延設部側面に対し元の起立した状態を復元し、当たり部に邪魔され受容部から抜け出ることができなくなる。従って、上記の通り表示板を簡単に表示板の枠となるフレームへ取り付けることができると共に一旦取り付けた後は表示板を簡単にフレームから外れないものとした。
また、正面側から表示板をフレームへ嵌めるものであるため、表示板が矩形でない場合も簡単にフレームへ表示板を装着することができ、フレームを含めた看板のデザインの自由度を高めた。
特に受容部内へ挿入後逆鉤部の突出端側が受容部の入口側に向けて斜めに突出する即ち受容部に対する延設部の差込方向に向け窄まるように予め逆鉤部を形成しておくことにより、受容部への挿入時当たり部を通り抜ける際に逆鉤部を円滑に撓ませることができ、受容部に対する延設部の差込をスムーズに行うことができる。
また、従来のフレームの左右一方から順次横方向へ表示板を差し込んで行くものについて、例えば特許文献1の図2の表示板5の上下の鍔状部分や特許文献2の図1の広告表示部11の上下の鍔状部分や同図7の広告表示部11の上下の縁付近に対し、当該縁の部分を押さえるフレームの上片(上横部材)と下片(下横部材)は、押さえ代(しろ)として比較的大きな上下幅を看板正面側へ露呈するものであった。
一方本発明において、表示板を正面部の全周から後方へ延設部が伸びる箱とし、当該延設部の後端側をフレーム正面側を入口とする受容部へ差し込むことで、上記箱の内側へフレームの正面の多くを隠すことができ、延設部の厚みや逆鉤部を収容する受容部の上下の幅を考慮しても、上記従来のフレームほど看板の正面側へフレームを露出させずに済む。従って、フレームの看板正面へ現れる部位を目立たせずにおくことができ、看板のデザインをすっきりさせることが可能となった。
また、本発明では、上記延設部と別体に形成されたクリップを装着することによって、延設部へ上記逆鉤部を設けることができ、表示板の抜け止めとなる上記逆鉤部を表示板の成形時に表示板へ賦形する必要がない。従って、本発明は、上記逆鉤部を表示板の成形時に表示板へ賦形するものに比べて表示板の設計の自由度が高い。
特に、樹脂成型される表示板の側面部内面へ逆鉤部を成形するのは型抜き上困難であるが、延設部即ち上記側面部と別体のクリップの装着にて側部の内面側にも容易に逆鉤部を配置しておくことができる。
更に、本発明では、弾力性を備えた外逆鉤部と、延設部を挟んで当該外逆鉤部の反対側へ突出する内逆鉤部の双方により、受容部内側を押さえるものとすることにて延設部の位置を安定させ、フレームに対し表示板のがたつきを抑制した。
更に、本発明では、外片と内片の何れもが結合部を構成する突起と受け部とを備えるものとすることにて、上記クリップを構成する外片と内片とには夫々同じ部材を採用でき、外片と内片夫々専用のものを用意する必要がない。
本発明の一実施の形態に係る看板の全体斜視図。 (A)は図1へ示す看板の正面図、(B)は(A)のX−X断面図。 図1へ示す看板の分解斜視図。 図1へ示す看板のベース部材を除いた斜視図。 図1へ示す看板が備える表示板の要部の1つ(一点鎖線)において、クリップを分解状態にして示す前記表示板の斜視図。 (A)は図5へ示すクリップの平面図、(B)は(A)のクリップの正面図、(C)は(A)のクリップの底面図、(D)は(A)のクリップの斜視図、(E)は(A)のクリップの側面図。 図5の要部(一点鎖線)の拡大斜視図。 ベース部材を除いて図2(B)の上部を拡大した一部切欠断面図。 図3の要部を拡大した一部切欠斜視図。
以下、図面に基づき本願発明の実施の形態について説明する。
特にコンビニエンスストアの軒の壁面mに設けられる内照式看板について、本発明を実施した例を示す。
(基本構成)
この看板1は、上記壁面mへ取り付けられた光源2と、上記壁面mへ取り付けられたベース部材3と、ベース部材3へ保持されるフレーム4と、フレーム4へ取り付けられる表示板5と、複数のクリップ6とを備える(図1、図2(B)及び図3)。
(光源2)
光源2には、LED(発光ダイオード)を用いることができる(図2(B))。この例では、光源2であるLEDのユニットは、LEDへ電気を供給する電源装置(図示しない。)と共に、直接壁面mへ設けられている。
尚、光源2は、上記LEDに限定するものではなく、蛍光灯その他の放電管や電球を採用するものとしてもよい。
(ベース部材3)
ベース部材3は、背面側を建造物の壁面へ固定され、正面側にフレーム4を保持する部材である(図1、図2(B)及び図3)。
この例では、ベース部材3は、夫々左右横方向へ伸びる、上ベース材31と下ベース材32とにて構成されている(図1及び図3)。上記壁面mにおいて、下ベース材32は、上ベース材31の下方へ上ベース材31から間隔を開けて配置されている(図2(B))。
上ベース材31と下ベース材32の夫々は、棒材である。上ベース材31と下ベース材32の夫々には、金属製の角パイプを採用することができる。上ベース材31と下ベース材32の夫々は、ボルトなどの周知の固定手段により上記壁面mへ固定される。
上ベース材31と下ベース材32との間に介在部材として、縦に配された棒材や、板状体を設けて、下ベース材32を上ベース部材31と一体にしてもよい。また、上記介在部材へ光源2を取り付けて、ベース部材3へ光源2を備えるものとしてもよい。
(フレーム4)
フレーム4は、上下2本の棒状の横部材と左右2本の棒状の縦部材とにより構成された、正面視横長の長方形の枠体である(図1、図2(B)及び図3)。詳しくは、フレーム4は、左右横方向へ伸びる上横部材41a及び下横部材41bと、上下縦方向へ伸びる左縦部材41c及び右縦部材41dとを備える。下横部材41bは、上横部材41aから間隔を開けて上横部材41aの下方に配置される。
フレーム4の正面視において、左縦部材41cは上横部材41a及び下横部材41bの左側に位置し上横部材41aの左端と下横部材41bの左端とを繋ぐ。また右縦部材41dは上横部材41a及び下横部材41bの右側に位置し上横部材41aの右端と下横部材41bの右端とを繋ぐ。
詳しくはフレーム4の4つのコーナーの夫々に、コーナー接続部材44が設けられている(図1、図3及び図4)。コーナー接続部材44は、左右の縦部材41c,41dを上下の横部材41a,41bへ連結するジョイントである。
フレーム4の正面視において、左上のコーナーに配置されるコーナー接続部44は上横部材41aの左端と左縦部材41cの上端とを接続し、右上のコーナーに配置されるコーナー接続部44は上横部材41aの右端と右縦部材41dの上端とを接続し、左下のコーナーに配置されるコーナー接続部44は下横部材41bの左端と左縦部材41cの下端とを接続し、右下のコーナーに配置されるコーナー接続部44は下横部材41bの右端と右縦部材41dの下端とを接続する。
フレーム4は、後述する表示板5の延設部(側面部51)の後端側を受容する受容部42を備える。受容部42はフレーム4の正面側に入口を開口する。
この例では受容部42は、上横部材41a、下横部材41b、左縦部材41c及び右縦部材41dの正面側に設けられた溝である。
フレーム4の上記各部の構成についてより具体的に説明する。
上記の、上横部材41a、下横部材41b、左縦部材41c及び右縦部材41dの夫々は、アルミニウムの押出成型にて形成された中空のアルミ製の角材である。
上横部材41aと下横部材41bと左縦部材41cと右縦部材41dの夫々は、骨部45と受容部構成部46とにて構成されている(図2(B)、図8及び図9)。
上横部材41aと下横部材41bにおいて、骨部45は、(左右)両端が開口して開口部をなす中空のパイプ状の部材である。左縦部材41cと右縦部材41dにおいて、骨部45は、(上下)両端と共に前面側が開放されたレール状の部材である。但し、左縦部材41cと右縦部材41dの骨部45も、上横部材41aと下横部材41bと同様のパイプ状の部材とすることができる。
上横部材41a、下横部材41b、左縦部材41c及び右縦部材41dにおいて受容部構成部46は上記受容部42を提供する部材である。受容部構成部46は、骨部45に連設され骨部45の長手方向に沿って伸びる樋状の部分であり、樋状の受容部構成部46の両端は開放された開放部である。言い換えると上記の受容部42は受容部構成部46の備える溝である。
この例では上横部材41aと下横部材41bとにおいて、左右横方向へ伸びる上記溝の上下両縁間の間隔が当該溝の奥側よりも狭まっており、後述する当たり部43を構成する。即ち上記溝の両縁が互いに近接するように隆起し、隆起する両縁の夫々が当たり部43を構成する。当たり部43である上記溝の両縁が後述する逆鉤部7の脱落を防止する。
上横部材41aと下横部材41bの有する上記受容部構成部46の夫々は、フレーム4の背面側へ突出する取付部47を備える。取付部47は上横部材41aと下横部材41bの長手方向に沿って左右に伸びる板状の隆起部分である。また上横部材41aの上縁と下横部材41bの下縁は、看板の正面側へ突出する庇部48を備える(図2(B))。
この例では、上横部材41aと下横部材41bの骨部45は断面略ロ字状の角パイプであり、左縦部材41cと右縦部材41dの骨部45は断面略コ字状のチャンネル材(溝形材)である。
また上横部材41a、下横部材41b、左縦部材41c及び右縦部材41dにおいて受容部構成部46は骨部45から貼り出す断面略L字状の部分であり、受容部構成部46は骨部45の上記ロの字又は上記コの字の一辺を含めて断面視略コの字又はCの字を呈する(図8)。
上記の通り当たり部43を有する上横部材41a及び下横部材41b夫々の受容部構成部46は断面視略C字状を呈する。一方当たり部43を備えない左縦部材41c及び右横部材41d夫々の受容部構成部46は断面視略コ字状を呈する(図9)。
詳しくは、正面視矩形のフレーム4において、上横部材41aと下横部材41bと左縦部材41cと右縦部材41dの各骨部45が上記コーナー接続部44によりフレーム4の正面視において矩形を呈するように接続される。当該矩形の外側に位置するように上記受容部構成部46は配置され、上記C字及びコ字の間欠部分をフレーム4の正面側へ向ける。即ち当該間欠部分が、表示板5の後述する延設部を受け入れる受容部42の入口となる。
またこの例の左縦部材41c及び右縦部材41dにおいては受容部構成部46の上記溝はチャンネル材である骨部45の呈する溝と並行する溝である(図9)。
コーナー接続部44の夫々は、上記フレーム4の四隅の何れかに配置されてフレーム4のコーナーをなすコーナーブロック44aと、コーナーブロック44aの左右一方から横方向へ突出する横挿入部44bと、コーナーブロック44aの上下一方から縦方向へ突出する縦挿入部44cと、角枠構成部44dとにて構成されている(図9)。角枠構成部44dは、コーナーブロック44aと一体に形成されたものである。横挿入部44bと縦挿入部44cの夫々は棒状の突出部である。また角枠構成部44dは、フレーム4の上下の横部材41a,41bの受容部42の上記溝と左右の縦部材41c,41dの受容部42の上記溝とを連絡する、直角に曲がった溝を提供する。即ち角枠構成部44dは、上記横部材41a,41bと上記縦部材41c,41dの交差位置において、樋状の上記横部材41a,41bと樋状の上記縦部材41c,41dとを繋ぐ樋状の部分である。
フレーム4の正面視において図3及び図9へ示す通り、左上のコーナーに配置されるコーナー接続部44に関し、横挿入部44bは上横部材41aの骨部45左端の開口部に挿入されて上横部材41aへ螺子止めされ、縦挿入部44cは左縦部材41cの骨部45上端の開放部へ挿入されて左縦部材41cへ螺子止めされる。
また、右上のコーナーに配置されるコーナー接続部44に関し、横挿入部44bは上横部材41aの骨部45右端の開口部に挿入されて上横部材41aへ螺子止めされ、縦挿入部44cは右縦部材41dの骨部45上端の開放部へ挿入されて右縦部材41dへ螺子止めされる(図9)。
また、左下のコーナーに配置されるコーナー接続部44に関し、横挿入部44bは下横部材41bの骨部45左端の開口部に挿入されて下横部材41b螺子止めされ、縦挿入部44cは左縦部材41cの骨部45下端の開放部へ挿入されて左縦部材41cへ螺子止めされる。
また、右下のコーナーに配置されるコーナー接続部44に関し、横挿入部44bは下横部材41bの骨部45右端の開口部に挿入されて下横部材41bへ螺子止めされ、縦挿入部44cは右縦部材41dの骨部45下端の開放部へ挿入されて右縦部材41dへ螺子止めされる。
尚、確実に固定できることを前提として、コーナー接続部材44をフレーム4の各部材へ力嵌めするものとしてもよく、更には、個々のコーナー接続部44の縦横の挿入部44b,44cの一方を上記螺子止めし挿入部44b,44cの他の一方を上記力嵌めするものとしてもよい。
ベース部材3によるフレーム4の保持に関し、この例では、フレーム4の上横部材41aが蝶番8にて上ベース材31へ取り付けられている。蝶番8は上横部材41aの上記取付部47の上面と上ベース材31の上面と固定される(図2(2)及び図8)。
光源2のメンテナンス時など、ベース部材3に対し図2(B)の白抜き矢印の方向へ表示板5を保持するフレーム4を開くことができる。図2(B)において、図示は省略するが、下ベース部材32に対し下横部材41bは螺子やボルトなどの周知の固定具にて固定されており、フレーム4の上記開放時は、当該固定具を外して上記蝶番8を中心にフレーム4を上方へ開くことができる(図2(B))。詳しくは、下横部材41bの取付部47と下フレーム材32とに上記固定具が通されており、当該固定具を取り外すことによって、下横部材41bを自由端とし上記蝶番8を中心にフレーム4を回転させることができる。
但し、蝶番8を用いずに螺子止めにてフレーム4の上横部材41aを上ベース材31へ取り付けることで、螺子の取外しによりメンテナンス時にフレーム4をベース部材3から完全離脱するものとしてもよい。
また、図示は省略するが、左縦部材44cと右縦部材44dとの間において、上横部材44aと下横部材44dとへ補強部材を渡して、フレーム4を補強してもよい。前記補強部材には、棒材又は板材を採用することができる。補強部材は、上横部材44aと左縦部材44cの間、上横部材44aと右縦部材44dとの間、左縦部材44cと下横部材44bとの間、右縦部材44dと下横部材44bとの間の夫々へ斜めに渡すものとしてもよい。但しフレーム4の補強が不要であれば、上記補強部材を設けずに実施すればよい。
(表示板5)
表示板5は、光源2の光を透過する樹脂製の板である。
ベース部材3がフレーム4を保持することにより、表示板5はベース部材3の設けられた位置へ固定され、光源2の正面側を覆う(図2(B))。
表示板5は、この例では、正面視において横長の略長方形に象られたものである。表示板5は、広告等の表示を備える表示面を正面とする板状の正面部50と、正面部50の背面側から後方へ延設された延設部とを備える。
表示板5は、前記延設部を正面部50の周縁全周から後方へ伸びる側面部51として後方へ開口する、箱状のものである。即ち、側面部51は、正面部50の上辺から後方へ延設された上側面部51aと、正面部50の下辺から後方へ延設された下側面部51bと、正面部50の左辺から後方へ延設された左側面部51cと、正面部50の右辺から後方へ延長された右側面部51dとにて構成されている(図1、図2(B)、図3、図4及び図5)。
表示板5において、前述の通り延設部即ち側面部51の後端側が、フレーム4の受容部42へ差し込まれる。即ち、上側面部51aの後端側はフレーム4の上横部材41aの受容部42である溝へ挿入され、下側面部51bの後端側はフレーム4の下横部材41bの受容部42である溝へ挿入され、左側面部51cの後端側はフレーム4の左横部材41cの受容部42である溝へ挿入され、右側面部51dの後端側はフレーム4の右横部材41dの受容部42である溝へ挿入される。
フレーム4の上横部材41aと左横部材41cと下横部材41bと右横部材41dの各溝は繋がっており、連続する表示板5の上側面部51aと左側面部51cと下側面部51bと右側面部51dの夫々を支障なく受容することができる。
尚左横部材41cと右横部材41dの夫々において縦に伸びる溝(受容部42)の左右の幅は、左右横長の長方形である樹脂製の表示板5の温度変化による長手方向の伸縮を考慮して、表示板5の左側面部51cと右側面部51dの位置の変化に対応できる余裕を備えたものとする。
この例では、上側面部51aと下側面部51bの夫々へクリップ6が装着される(図2(B)、図3、図5、図7及び図8)。
上側面部51aと下側面部51bにおいてクリップ6の装着される各位置に2つの孔52が設けられている(図7)。孔52は、上側面部51aと下側面部51bにおいて内側面から外側面へ貫通する貫通孔である。クリップ6の装着される上側面部51aと下側面部51bの各位置において、2つの孔52の一方は他の一方の孔52に対し、表示板5の左右横方向に間隔を開けて設けられている。
この例では、クリップ6は、上側面部51aの4箇所と、下側面部51bの4箇所に設けられており、上記孔52は、上側面部51aに合計8個、下側面部51bに合計8個設けられている。
尚、孔52は、上側面部51a及び下側面部51bの夫々において、上記8個以上設けてクリップ6の配置位置を選択できるものとしてもよい。
(クリップ6)
クリップ6は、表示板4と別体に形成されたものであり、上記の通り表示板4の延設部(側面部51)へ装着される。具体的には、クリップ6は表示板5の上記延設部即ち上側面部51aと下側面部51bにおいて、上記受容部42へ受容される部位に装着される。
詳しくは、クリップ6の夫々は、外片61と内片62と連結部63とにて構成される。外片61と内片62とは、互いに別体に形成された板片である(図6及び図7)。
図2(B)へ示す通り、表示板5の上側面部51aへ装着されたクリップ6において、上側面部51aの上面へ外片61が配置され上側面部51bの下面へ内片62が配置される。また下側面部51bへ装着されたクリップ6において、下側面部51bの下面へ外片61が配置され下側面部51bの上面へ内片62が配置される。
外片61と内片62の夫々は、板状の基片64と、基片64に設けられた2つの出張部67と、出張部67に延設された逆鉤部7とにて構成されている(図6(A)〜(E))。
上記側面部51の受容部4への差し込む方向を前方Fとすると、出張部67は基片64の左右側辺から基片64の左右へ突出する小片であり、逆鉤部7の夫々は各出張部67の後端から後方へ向けて延設された板片である図6(A)(C)(E))。図6において64aは基片64の前端を示し、64bは基片64の後端を示す。ここでは、側面部51の上記の差し込む方向を前方Fとしたので、基片64の前後は、上記延設部(側面部51)の前後と逆になる。
連結部63は、基片64に設けられた突起65と受け部66とにて構成されている(図6(A)〜(E)及び図7)。
受け部66は、基片64を貫通する穴若しくは基片64の上記側面部51を臨む面に設けられた凹部である。この例では、受け部66は、基片64へ設けられた上記貫通穴である。
側面部51の上記孔52の一方へ外片61の突起65を通して内片62の受け部66へ強制的に嵌めると共に、上記孔52の他の一方へ内片62の突起65を通して外片61の受け部66へ強制的に嵌めることにて、外片61と内片62とを連結して一体とし、尚且つ外片61と内片62とをクリップ6として側面部51へ装着することができる。
上記外片61と内片62の連結により、図2(B)へ示す通り、表示板5の上側面部51aへ装着されるクリップ6において、上側面部51aの上面へ外片61が配置され上側面部51bの下面へ内片62が配置される。また下側面部51bへ装着されるクリップ6において、下側面部51bの下面へ外片61が配置され下側面部51bの上面へ内片62が配置される。
詳しくは、外片61と内片62の連結により、外片61において基片64が側面部51の外面(外側面)に沿うように配置され、内片62において基片64が側面部51の内面(内側面)に沿うように配置される。表示板5の上側面部51aへ装着されたクリップ6において、上側面部51aの上面へ外片61の基片64が沿い、上側面部51bの下面へ内片62の基片64が沿うのである。また下側面部51bへ装着されたクリップ6において、下側面部51bの下面へ外片61の基片64が沿い、下側面部51bの上面へ内片62の基片64が沿う。
外片61の逆鉤部7は外逆鉤部71として側面部51の外側へ配置され、内片62の逆鉤部7は内逆鉤部72として側面部51の内側へ配置される。
この例では、クリップ6は、樹脂にて形成されている。逆鉤部7の夫々は、基片64に対し斜めに起立する傾斜片である。逆鉤部7の夫々は、力を加えることによって側面部51(上側面部51a又は下側面部51b)へ向けて伏し且つ当該力を除くことで元の起立状態を復元することが可能な弾力性を備える(図2(B)、図3、図5〜図8)。
この例では、上記クリップ6の側面部51への装着により、側面部51の受容部42へ受容される部位について、側面部51の外面(外側面)と内面(内側面)の双方に2つの逆鉤部7を設けることができる。また上記クリップ6の側面部51への装着によって、逆鉤部7を当該側面部51の側面から斜めに突出し且つ側面部51に対し起伏可能な弾力性を有する突出部として当該側面部51へ設けることができるのである。
側面部51をフレーム4の受容部42へ挿入しクリップ6を受容部42に配置した状態おいて、突出部である逆鉤部7の突出端(自由端)側は、逆鉤部7の基端側よりも受容部42の入口側に位置し、逆鉤部7は受容部42の奥側から受容部42の入口側に向け側面部51側面との間隔を漸次広げて斜めに突出する上記傾斜片をなすように構成されている。
尚個々のクリップ6は、側面部51の外面と内面の夫々に対し2つの逆鉤部7を配置するものに限定するものではなく、1つ又は3つ以上の逆鉤部7を外片61と内片62の夫々に備えるものとしてもよい。また外片61と内片62の逆鉤部7の数は同数に限定するものではなく、外片61の逆鉤部7の数と内片62の逆鉤部7の数は異なるものであってもよい。
また前述の通り、側面部51は、上記孔52を、クリップ6の装着される各位置へ突起65の数と同数以上備えるものとすればよい。
(フレーム4への表示板5の取り付け)
先ず、店舗等の建物の壁面mに据え付けられた上記ベース部材3へフレーム4を取り付けておく。一方表示板5にはクリップ6を取り付けておく。
そしてベース部材3へ保持されたフレーム4の正面側から表示板5の側面部51をフレーム4の受容部42である前述の溝に差し込み表示板5を壁面mのフレーム4に向けて押し込む。
上記押し込みにより各クリッブ6の上下(内外)の両逆鉤部7は、上横部材41a及び下横部材41bの備える受容部42入口上下の当たり部43の先と当たり伏し状態となる。逆鉤部7は当該伏し状態にて当たり部43を潜り抜け受容部42内へ挿入される。クリップ6の受容部42への挿入後逆鉤部7は元の起立状態を復元し、表示板5が上記押し込みの方向と逆方向へ即ち側面部51が上記の差し込みの方向と逆方向へ戻ろうとすると、起立状態を復元した逆鉤部7の突出端(自由端)が当たり部43と当接して、表示板5の上記逆方向への移動を阻止する。
従って表示板5は、フレーム4への装着により嵌め殺しとなってフレーム4から容易に外れない。
上記構成により、看板1の壁面mへの設置時、壁面mへ固定したベース部材3に対しフレーム4を保持させた後に、フレーム4を分解することなく、簡単に表示板5をフレーム4へ取り付けることができる。
また外片71と内片72の結合方向は逆鉤部7の起伏方向と同じ方向であり、逆鉤部7の弾力の作用方向は、側面部51の厚み方向と一致する。このため、逆鉤部7を受容部42内に収容した後は逆鉤部7の弾力性によって、外片71と内片72とは分離し難いものとなっている。
尚、クリップ6は、樹脂以外に弾力性を有する金属片にて形成してもよい。
(変更例)
図示した実施の形態において、クリップ6には外逆鉤部71と内逆鉤部72とが形成されたものを例示したが、クリップ6には外逆鉤部71と内逆鉤部72の何れか一方のみ形成するものとしてもよい。但し、外逆鉤部71と内逆鉤部72の双方を備えるものとするのが、表示板5のフレーム4に対するがたつきの防止により好ましい。
また、クリップ6の外片61と内片62とは、上記のように同じ形状に限定するものでなく、外片61と内片62とは異なる形状のものとしても実施できる。例えば、外片61と内片62の一方のみが突起65を備え、外片61と内片62の他の一方のみが受け部66を備えるものとしても実施できる。但し、外片61と内片62とを同じ形状とし部品を共通化することによって、製造工程やコストを低減することができる。
図示した実施の形態において受け部66は、クリップ6の基片64を貫通する穴としたが、この他受け部66は上記基片64を貫通しない凹部としても実施できる。
連結部63は、上記突起65及び受け部66に代えて螺子と雌螺子穴としてもよくボルトとナットとしてもよい。連結部63はピンと当該ピンを力嵌めされる穴や凹部とにて構成するものとしてもよい。
但し、上記の螺子やボルト、ピンなどでは、座面を提供する頭部を備えるものであるため、逆鉤部7を伏した状態としても、当該頭部の突出幅分クリップ4を嵩高なものとしてしまう。一方、連結部63を上記突起65と受け部66にてクリップ4の上記嵩を抑えることができ、受容部42内部を狭めることができる結果フレーム4の各部材をスリムなものとすることができる。
クリップ6において各基片64の備える突起66と受け部66の数は夫々1つに限定するものではなく、2つ以上であってもよい。
図3及び図5へ示す例では、クリップ6は、表示板6の上側面部51aと下側面部51bの夫々に、4つづつ設けられているがクリップ6の数は夫々4つに限定するものではなく、3個以下であっても5個以上であってもよい。また、上側面部51aと下側面部51bとで、クリップ6の数は異なるものとしても実施できる。また、図3及び図5へ示す例では、クリップ6は、左側面部51cと右側面部51dには設けられていないが、左側面部51cと右側面部51dにも孔52を設けてクリップ6を装着するものとしても実施できる。
また図示した実施の形態において、看板1は、クリップ6を備え、当該クリップ6が逆鉤部7を有するものとした。この他、看板1はクリップ6を備えず、逆鉤部7は、直接表示板5の側面部に設けられてもよい。但し、逆鉤部7を備えたクリップ6を用いるほうが、表示板5の成形を複雑なものとせず、設計の自由度の面で好ましい。
図示した実施の形態では、看板1の正面視において、表示板5及びフレーム4は矩形としたが、三角形や五角形以上の他の多角形としてもよいし、真円更に楕円形などの長円を含め円形としてもよい。また、表示板5及びフレーム5は他の曲線を輪郭とするものとしても実施できるし、直線と曲線を組み合わせた輪郭としても実施できる。表示板5はフレーム4に対して正面から嵌め込むことができるので、即ち従来のようにフレーム4の左右横方向から表示板5をフレーム4へ差し込む必要がないので、表示板5に矩形以外の形状を採用することができるのである。
横長の長方形である表示板5の長辺に対応するフレーム4の上横部材41aと下横部材41bに合わせて、ベース部材3は、上ベース材31と下ベース材32の2本の棒材にて構成したものを図示したが、例えば表示板5を縦長の長方形とした場合表示板5の長辺に対応するフレーム4の左縦部材41cと右縦部材41dに合わせ、上ベース材31と下ベース材32に代え、ベース部材3を2本の縦に伸びる棒材即ち右ベース材と左ベース材の夫々にて構成してもよい。但し、表示板5を縦長の長方形とする場合も、ベース部材3を上ベース材31と下ベース材32の2本の棒材にて構成してもよい。
上述した表示板5の上側面部51aと左側面部51cと下側面部51bと右側面部51dの夫々の後端は連続しない間欠的なものであってもよい。また、表示板51aの側面部51の後端を間欠的なものとする場合も、フレーム4の上横部材41aと左横部材41cと下横部材41bと右横部材41dの各溝は繋がったものとしてもよいが、当該間欠部分にのみ溝を設けるものとしてもよい。
また、上記の通り各溝を繋がったものとする場合と溝を不連続とする場合の何れにおいても、当たり部43を上記溝に沿って連続的して突出するものとするのに限定するものではなく、当たり部43は溝の伸びる方向について間欠的に形成されたものであってもよい。即ち、逆鉤部7の配置された部位にのみ当たり部43を設けるものとしてもよい。
図示した実施の形態において、表示板5は延設部として上下左右の4つの側面部51を有する箱状のものとした。この他、表示板5は、矩形の正面部50の上辺と下辺のみ後方へ伸びる延設部を備えるものとしても実施でき、また矩形の正面部50の左辺と右辺のみ後方へ伸びる延設部を備えるものとしても実施できる。
また、フレーム4は、アルミニウム以外の金属や樹脂その他の金属以外の材料にて形成するもでもよい。
本発明に係る看板1は、図示した壁面mに沿うものの他、建造物から突き出る突出看板であってもよいし、地上に置かれる自立式看板であってもよい。
前述のベース部材3がフレーム4を保持することにより表示板5がベース部材3の設けられた位置へ固定されるものを例示した(図2(B))。上記自立型看板などにおいては、ベース部材3を設けず、看板の側面や背面を提供する筐体がフレーム3を兼ねるものとしても実施できる。尚自立型の看板は片面にのみ表示板5を設けるものとしてもよいし、表裏両面に表示板5を設けるものとしてもよい。
1 看板
2 光源
3 ベース部材
4 フレーム
5 表示板
6 クリップ
7 逆鉤部
8 蝶番
31 (ベース部材3の)上ベース材
32 (ベース部材3の)下ベース材
41a(フレーム4の)上横部材
41b(フレーム4の)下横部材
41c(フレーム4の)左縦部材
41d(フレーム4の)右縦部材
42 受容部
43 当たり部
44 コーナー接続部材
44a(コーナー接続部材44の)コーナープロック
44b(コーナー接続部材44の)横挿入部
44c(コーナー接続部材44の)縦挿入部
44d(コーナー接続部材44の)角枠構成部
45 (フレーム4の)骨部
46 (フレーム4の)受容部構成部
47 取付部
48 庇部
50 (表示板5の)正面部
51 (表示板5の)側面部(延設部)
51a(表示板5の)上側面部
51b(表示板5の)下側面部
51c(表示板5の)左側面部
51d(表示板5の)右側面部
52 孔
61 (クリップ6の)外片
62 (クリップ6の)内片
63 (クリップ6の)連結部
64 (クリップ6の)基片
65 (結合部63の)突起
66 (結合部63の)受け部
71 外逆鉤部
72 内逆鉤部
m 壁面

Claims (3)

  1. 広告等の表示を有する樹脂製の表示板と、前記表示板が取り付けられるフレームとを備えた看板であって、
    前記表示板は、前記表示を有する表示面を備え、
    前記表示板は、前記表示面を前記表示板の正面とし前記表示板の裏面から後方へ延設された延設部を備えるものであり、
    前記フレームは、前記延設部の少なくとも後端側を受容する受容部を正面に備え、
    前記延設部の前記受容部へ受容される部位は、前記延設部の側面へ配置された1つ又は複数の逆鉤部を備え、
    前記逆鉤部は、前記延設部の側面から突出する突出部であると共に前記側面に対し起伏可能な弾力性を有し、
    前記受容部は、前記逆鉤部と当接することにて前記受容部へ差し込まれた前記延設部の脱落を阻止する当たり部を備え、
    突出部である前記逆鉤部の突出端側は、前記受容部内にて前記逆鉤部の基端側よりも前記受容部の入口側に位置し、前記逆鉤部は前記受容部の奥側から前記受容部の入口側に向け前記延設部側面との間隔を漸次広げて斜めに突出する傾斜片であり、
    前記当たり部は、逆鉤部の前記突出端と当接することにて前記延設部の脱落を阻止し、
    前記表示板は、前記表示面を備える部位を正面部とし前記延設部を前記正面部の周縁全周から後方へ伸びる側面部とする、箱状のものであり、
    前記延設部とは別体に形成され且つ前記延設部へ装着される1つ又は複数のクリップを備え、
    前記クリップは、前記延設部の外側面に配置される外片と、前記延設部の内側面に配置される内片と、連結部とを備え、
    前記逆鉤部は、前記外片と前記内片の少なくとも何れか一方へ形成されたものであり、
    前記連結部が前記外片と前記内片とを連結するものである看板。
  2. 前記受容部は、前記フレームの正面に設けられた溝であり、当該溝の縁が当該溝の奥よりも窄まることにて前記当たり部を形成しており、
    前記延設部の前記受容部へ受容される部位は、前記逆鉤部として、前記外片へ設けられて前記延設部の外側面に配置された外逆鉤部と、前記内片へ設けられて前記延設部の内側面へ配置された内逆鉤部とを備え、
    前記当たり部は、前記外逆鉤部と内逆鉤部の少なくとも一方の前記突出端と当接することにて前記延設部の脱落を阻止する請求項記載の看板。
  3. 前記フレームを保持するベース部材を備え、前記ベース部材が前記フレームを保持することにより前記表示板が前記ベース部材の設けられた位置へ固定されるものであり、
    前記ベース部材の正面側には、光源が設けられ、
    前記ベース部材の背面側は、建造物の壁面へ固定されるものであり、
    前記表示板は、前記光源の光を透過するものであり、
    前記外片と内片の夫々は、互いに別体に形成された板片であり、
    前記板片は、前記延設部の側面へ沿う基片と、前記基片に連設されて前記延設部の側面から突出する前記逆鉤部とを備え、
    前記連結部として前記基片には前記延設部の側面を臨む面から突出する突起と受け部とが形成されており、
    前記受け部は、前記基片を貫通する穴又は基片の前記延設部を臨む面に設けられた凹部であり、
    前記延設部は、内側面から外側面へ貫通する孔を、前記クリップの装着される各位置へ少なくとも2つずつ備え、
    前記孔の一方へ外片の前記突起が通されて内片の前記受け部へ強制的に嵌められ、且つ、前記孔の他の一方へ内片の前記突起が通されて外片の前記受け部へ強制的に嵌められることにて、前記外片と前記内片とは連結され且つ前記クリップは前記延設部へ装着されたものであることを特徴とする請求項記載の看板。



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