JP6451482B2 - 負荷分散方法、負荷分散プログラム、及び情報処理装置 - Google Patents

負荷分散方法、負荷分散プログラム、及び情報処理装置 Download PDF

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Description

本発明は、負荷分散方法、負荷分散プログラム、及び情報処理装置に関する。
スマートフォンやタブレット等の端末に搭載された複数のセンサによりセンシングされたイベントを、論理積や論理和を組み合わせた論理ツリーによって記述されるルールに基づいて評価し、端末が置かれた周囲の状況を判定する技術が知られている。
また、端末が置かれた周囲の状況は「コンテキスト」とも称され、端末により判定されたコンテキストに応じたアプリケーションをサーバが端末に配信し、端末が配信されたアプリケーションをその場で利用するサービスが提案されている。
特開2006−344017号公報 特開平9−231184号公報
ところで、端末が与えられた論理ツリーを部分論理ツリーに分割して、部分論理ツリーによって記述されるルールの評価を他の端末に行わせることで、端末がコンテキストを判定する処理の負荷を分散させることができる。
しかしながら、分割された部分論理ツリーによって記述されるルールが他の端末で評価できない場合がある。例えば、他の端末に搭載されたセンサ種別等の情報を端末が有していない場合、端末は、他の端末においてセンシングされるイベントで評価可能な部分論理ツリーを分割することができない場合がある。
一つの側面では、本発明は、コンテキストの判定処理の負荷を分散させることで、情報処理装置における判定処理の負荷を軽減することを目的とする。
一態様によれば、情報処理装置による負荷分散方法であって、該情報処理装置が、センシングされたイベントに基づくコンテキストの第1の判定処理において連携可能な他の情報処理装置であって、前記他の情報処理装置がセンシング可能なイベントの種別を特定し、前記第1の判定処理を示す論理ツリーを、前記特定した種別のイベントに基づき判定される部分論理ツリーを含み、前記論理ツリーと条件が等価な他の論理ツリーに変更が可能かを判定し、前記他の論理ツリーに変更が可能であると判定された場合、前記他の論理ツリーに含まれる前記部分論理ツリーにより示される第2の判定処理を前記他の情報処理装置に委譲する、ことを特徴とする負荷分散方法が提供される。
一側面によれば、コンテキストの判定処理の負荷を分散させることで、情報処理装置における判定処理の負荷を軽減することができる。
第1の実施形態に係るアプリ配信システムの全体構成例を示す図。 アプリ配信について説明する図。 第1の実施形態に係る端末装置のハードウェア構成例を示す図。 第1の実施形態に係るアプリ配信システムの機能構成例を示す図。 第1の実施形態に係る条件情報テーブルの構成例を示す図。 第1の実施形態に係るアプリ情報テーブルの構成例を示す図。 第1の実施形態に係るアプリ配信処理における条件情報の取得から部分条件情報の送信までの一連の処理の流れの一例を説明する図。 第1の実施形態に係る等価条件情報の生成の具体例について説明する図。 第1の実施形態に係る構成情報の構成例を示す図。 第1の実施形態に係る合計コストの算出の具体例について説明する図。 第1の実施形態に係るアプリ配信処理におけるイベント情報の取得からアプリケーションの送信までの一連の処理の流れの一例を説明する図。 第2の実施形態に係るアプリ配信システムの機能構成例を示す図。 第2の実施形態に係る性能情報の構成例を示す図。 第2の実施形態に係るアプリ配信処理における条件情報の取得から部分条件情報の送信までの一連の処理の流れの一例を説明する図。 第2の実施形態に係る合計コストの算出の具体例について説明する図。 第2の実施形態に係るアプリ配信処理におけるイベント情報の取得からアプリケーションの送信までの一連の処理の流れの一例を説明する図。
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。
<第1の実施形態>
[システムの全体構成]
まず、第1の実施形態に係るアプリ配信システムの全体構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、第1の実施形態に係るアプリ配信システムの全体構成例を示す図である。本実施形態に係るアプリ配信システム1は、サーバ装置10と、複数の端末装置20とを有する。サーバ装置10と端末装置20とは、インターネット等のネットワークNを介して接続されている。
サーバ装置10は、端末装置20がコンテキストを判定するための条件情報を送信する。また、サーバ装置10は、端末装置20から通知された判定結果に応じたアプリケーションを配信する。
ここで、条件情報とは、端末装置20がコンテキストを判定するための情報であり、例えば温度や湿度、照度、紫外線量等の条件を論理和や論理積で組み合わせた論理ツリーで表される。また、コンテキストとは、端末装置20が置かれた周囲の状況のことであり、例えば温度や湿度、照度、紫外線量等で表される。
端末装置20は、温度センサや湿度センサ等の各種センサが搭載された情報処理装置であり、例えばスマートフォン、タブレット端末、ノート型PC、デスクトップ型PC、ゲーム機器、PDA(Personal Digital Assistant)等である。端末装置20は、各種センサのセンシングにより取得されたイベント情報と、サーバ装置10から受信した条件情報とに基づき、端末装置20のコンテキストを判定し、判定結果をサーバ装置10に通知する。これにより、端末装置20は、コンテキストに応じたアプリケーションをサーバ装置10から取得する。
ここで、イベント情報とは、各種センサのセンシングにより取得された情報のことであり、例えば温度センサで測定された測定値「28℃」等である。ただし、イベント情報は、各種センサで測定された測定値に限られず、例えば、センサで測定された測定値に基づき得られる「暑い」や「寒い」等の概念を表す情報であっても良い。
また、本実施形態に係る端末装置20は、コンテキストを判定する処理の一部を他の端末装置20に委譲することで、端末装置20における処理の負荷を分散及び軽減することができる。
なお、以降では、複数の端末装置20の各々を区別して表す場合は、「端末装置20a」、「端末装置20b」等と表す。
ここで、本実施形態に係るアプリ配信システム1において、サーバ装置10から端末装置20に対してコンテキストに応じたアプリケーションを配信する場合について、図2を参照しながら説明する。図2は、アプリ配信について説明する図である。以降では、コンテキストを判定する処理の一部を委譲する端末装置20(委譲元の端末装置20)を「端末装置20a」とする。また、処理の一部が委譲される端末装置20(委譲先の端末装置20)を「端末装置20b」とする。なお、端末装置20aには、温度センサ、湿度センサ、照度センサ、及び紫外線センサが搭載されているものとする。また、端末装置20bには、照度センサ及び紫外線センサが搭載されているものとする。
ステップS1において、サーバ装置10は、端末装置20aに条件情報を送信する。条件情報は、端末装置20aがコンテキストを判定するための情報であり、論理ツリーで表される。ここでは、サーバ装置10は、図2に示すような論理ツリーで表される条件情報2を端末装置20aに送信したものとする。条件情報2は、「温度>28℃」かつ「照度>80Lx」であり、「湿度>80%」かつ「紫外線量>100nm」である場合に、条件が成立したと判定される条件情報である。
なお、条件情報2には、端末装置20bに搭載されたセンサのセンシングに基づき判定きる部分条件が含まれていない。したがって、条件情報2では、一部の条件を端末装置20bに委譲することはできない。
ステップS2において、端末装置20aは、条件情報2と条件が等価である条件情報3を生成する。すなわち、端末装置20aは、条件情報2において、「照度>80Lx」と「湿度>80%」を入れ替えて、条件情報2と条件が等価である条件情報3を生成する。ここで、条件情報3は、端末装置20bに搭載されたセンサのセンシングに基づき判定できる部分条件を含む。
このように、本実施形態の端末装置20aは、サーバ装置10から取得した条件情報2と条件が等価な条件情報3を生成する。これにより、本実施形態の端末装置20aは、サーバ装置10から取得した条件情報2と条件が等価な条件情報であって、一部の条件を端末装置20bで判定することができる条件情報を生成することができる。
ステップS3において、端末装置20aは、条件情報3のうち、端末装置20aに搭載されたセンサのセンシングに基づき判定することができる条件である第2の部分条件情報5を端末装置20bに送信する。すなわち、端末装置20aは、条件情報3のうちの第2の部分条件情報5に基づく条件を端末装置20bに委譲する。
そして、端末装置20bは、端末装置20aから委譲された第2の部分条件情報5について、端末装置20bに搭載されたセンサのセンシングにより取得されるイベント情報に基づき判定する。また、端末装置20aは、条件情報3のうち、端末装置20bに委譲していない第1の部分条件情報4について、端末装置20aに搭載されたセンサのセンシングにより取得されるイベント情報に基づき判定する。
このように、本実施形態の端末装置20aは、条件情報3のうちの一部の条件の判定を端末装置20bに委譲することで、端末装置20aにおける条件判定の処理の負荷を軽減することができる。
ステップS4において、端末装置20bは、イベント情報に基づき、第2の部分条件情報5が成立したと判定された場合、部分条件が成立したことを端末装置20aに通知する。
ステップS5において、端末装置20aは、部分条件が成立したことを端末装置20bから通知された場合、イベント情報に基づき、第1の部分条件情報4が成立したか否かを判定する。そして、端末装置20aは、第1の部分条件情報4が成立したと判定した場合(すなわち、条件情報3が成立したと判定した場合)、条件が成立したことをサーバ装置10に通知する。
ステップS6において、サーバ装置10は、条件が成立したことを端末装置20aから通知された場合、条件情報2に対応するアプリケーションを端末装置20aに送信する。これにより、端末装置20aには、コンテキストに応じたアプリケーションが配信される。
以上のように、本実施形態に係るアプリ配信システム1では、サーバ装置10は、端末装置20に対して、コンテキストを判定するための条件情報を送信する。そして、サーバ装置10では、端末装置20において条件情報に基づく条件が成立した場合、条件が成立した条件情報に応じたアプリケーションを送信する。これにより、端末装置20には、コンテキストに応じたアプリケーションが配信される。
また、本実施形態の端末装置20では、サーバ装置10から受信した条件情報における一部の条件の判定処理を他の端末装置20に委譲する。このように、条件情報の判定処理を複数の端末装置20に分散させることで、端末装置20における条件情報の判定処理の負荷を軽減させることができる。
なお、図2の例では、端末装置20aが端末装置20bに判定処理の一部を委譲する場合について説明したが、これに限られず、端末装置20aは、複数の他の端末装置20に判定処理の一部を委譲しても良い。例えば、端末装置20aは、判定処理の一部を端末装置20bに委譲し、判定処理の他の一部を端末装置20cに委譲しても良い。
また、委譲元の端末装置20から判定処理の一部を委譲された委譲先の端末装置20は、更に、委譲された判定処理の一部を他の端末装置20に委譲しても良い。
更に、委譲先の端末装置20等は、ネットワークNに接続されている必要はなく、例えばBluetooth(登録商標)やRFID(Radio Frequency Identifier)等の無線通信により、委譲元の端末装置20と接続されていても良い。また、委譲元の端末装置20と委譲先の端末装置20とは、例えばUSB(Universal Serial Bus)ケーブル等により有線で接続されていても良い。
[ハードウェア構成]
次に、本実施形態に係るアプリ配信システム1のハードウェア構成について、説明する。なお、サーバ装置10は、端末装置20と同様のハードウェア構成を有している。このため、以下では、主に、端末装置20のハードウェア構成について、図3を参照しながら説明するものとする。図3は、第1の実施形態に係る端末装置のハードウェア構成例を示す図である。
端末装置20は、入力装置101、表示装置102、外部I/F103、RAM(Random Access Memory)104、ROM(Read Only Memory)105、CPU(Central Processing Unit)106、通信I/F107、記憶装置108、及びセンサ109を備える。これらの各ハードウェア構成は、それぞれがバスBで相互に接続されている。
入力装置101は、キーボードやマウス、タッチパネル等を含み、端末装置20に各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置102は、ディスプレイ等を含み、各種の処理結果を表示する。なお、サーバ装置10では、入力装置101及び/又は表示装置102は、必要なときに接続して利用する形態であってもよい。
外部I/F103は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体110等がある。これにより、端末装置20は、外部I/F103を介して記録媒体110の読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。なお、記録媒体110には、
CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、SDメモリカード(SD memory card)、USBメモリ等がある。
RAM104は、プログラムやデータを一時保存する揮発性の半導体メモリである。ROM105は、電源を切ってもデータ保持することができる不揮発性の半導体メモリである。CPU106は、例えば記憶装置108やROM105等からプログラムやデータをRAM104上に読み出し、各種処理を実行する演算装置である。
通信I/F107は、端末装置20をネットワークNに接続するためのインタフェースである。これにより、端末装置20は、サーバ装置10とデータ通信を行うことができる。
記憶装置108は、プログラムやデータを格納している不揮発性のメモリであり、例えばHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等である。格納されるプログラムやデータには、端末装置20の全体を制御する基本ソフトウェアであるOS(Operating System)やOS上で動作する各種プログラム(例えば、本実施形態を実現するプログラム)等がある。
センサ109は、例えば温度センサ、湿度センサ、照度センサ、振動センサ、紫外線センサ等の各種センサである。端末装置20は、センサ109のセンシングにより取得されるイベント情報に基づきコンテキストを判定する。なお、サーバ装置10は、センサ109を備えていなくても良い。
本実施形態に係る端末装置20は、図3に示すハードウェア構成により、後述する各種処理が実現される。
[機能構成]
次に、本実施形態に係るアプリ配信システム1の機能構成について、図4を参照しながら説明する。図4は、第1の実施形態に係るアプリ配信システムの機能構成例を示す図である。
サーバ装置10は、条件送信部11及びアプリ送信部12を有する。これら各部は、サーバ装置10にインストールされたプログラムが、CPUに実行させる処理により実現される。また、サーバ装置10は、記憶部13を有する。記憶部13は、サーバ装置10が備える記憶装置、又はサーバ装置10にネットワークNを介して接続される記憶装置等を用いて実現可能である。
条件送信部11は、後述する条件情報テーブル131から条件情報を取得し、端末装置20に送信する。
アプリ送信部12は、後述するアプリ情報テーブル132に基づいて、端末装置20のコンテキストに応じたアプリケーションを端末装置20に送信する。すなわち、アプリ送信部12は、条件情報に基づく条件成立の通知を端末装置20から受信した場合、この条件情報に対応するアプリケーションを端末装置20に送信する。
記憶部13は、条件情報テーブル131、アプリ情報テーブル132、及びアプリケーション133を記憶する。アプリケーション133は、条件情報に基づく条件の成立に応じて端末装置20に送信され、端末装置20で実行されるプログラムである。なお、条件情報テーブル131及びアプリ情報テーブル132の詳細については後述する。
端末装置20は、委譲処理部21及び判定処理部22を有する。これら各部は、端末装置20にインストールされたプログラムが、CPU106に実行させる処理により実現される。また、端末装置20は、記憶部23を有する。記憶部23は、記憶装置108を用いて実現可能である。
委譲処理部21は、サーバ装置10から受信した条件情報に含まれる一部の条件の判定処理を他の端末装置20に委譲するための処理を行う。判定処理部22は、条件情報等に基づく条件の判定処理を行う。記憶部23は、構成情報231を記憶する。構成情報231の詳細については後述する。
委譲処理部21は、等価条件生成部211、情報取得部212、委譲判定部213、コスト算出部214、条件分割部215、及び条件委譲部216を有する。
等価条件生成部211は、サーバ装置10から受信した条件情報に基づき、この条件情報と条件が等価な等価条件情報を生成する。
情報取得部212は、他の端末装置20の構成情報231を取得する。ここで、構成情報231とは、端末装置20が備えるセンサ109の種別やセンサ109によりセンシングした場合のコストに関する情報である。なお、コストは、例えば、センサ109によりセンシングした場合における単位時間あたりの消費電力である。
委譲判定部213は、情報取得部212により取得された構成情報231に基づき、等価条件情報に含まれる一部の条件の判定処理を他の端末装置20に委譲することができるか否かを判定する。
コスト算出部214は、情報取得部212により取得された構成情報231に基づき、等価条件情報の合計コストを算出する。ここで、合計コストとは、例えば、コストが単位時間あたりの消費電力である場合、等価条件情報に基づく判定処理において各端末装置20が単位時間あたりに消費する電力の合計である。
条件分割部215は、コスト算出部214により算出された合計コストに基づき、等価条件情報を部分条件情報に分割する。
条件委譲部216は、条件分割部215により分割された部分条件情報を他の端末装置20に送信する。これにより、端末装置20は、サーバ装置10から受信した条件情報に基づく条件の判定処理の一部を他の端末装置20に委譲することができる。
判定処理部22は、イベント情報取得部221、条件判定部222、及び結果通知部223を有する。
イベント情報取得部221は、センサ109からイベント情報を取得する。なお、イベント情報取得部221は、センサ109で測定された測定値に基づく情報をイベント情報として取得しても良い。例えば、イベント情報取得部221は、温度センサで測定された測定値「28℃」に基づく情報「暑い」をイベント情報として取得しても良い。
条件判定部222は、イベント情報取得部221により取得されたイベント情報に基づき、部分条件情報に基づく条件の判定を行う。
結果通知部223は、委譲元の端末装置20において、条件判定部222により部分条件情報に基づく条件が成立すると判定された場合、判定結果をサーバ装置10に送信する。また、結果通知部223は、委譲先の端末装置20において、条件判定部222により部分条件情報に基づく条件が成立すると判定された場合、判定結果を委譲元の端末装置20に送信する。
ここで、条件情報テーブル131の詳細について、図5を参照しながら説明する。図5は、第1の実施形態に係る条件情報テーブルの構成例を示す図である。
図5に示す条件情報テーブル131は、端末装置20がコンテキストを判定するための条件情報が、条件情報を一意に識別する条件IDと対応付けられて記憶されている。ここで、条件情報は、論理和や論理積を組み合わせた論理ツリーで表される。このため、例えば、「温度>28℃」を記号「A」、「湿度>80%」を記号「B」、「振動量>50dB」を記号「C」等と表すことで、論理ツリーは論理式で表すことができる。
例えば、図5に示すように、(「温度>28℃」かつ「湿度>80%」)または「振動量>50dB」を表す論理ツリーは、論理積を「・」、論理和を「+」とすれば、「A・B+C」と表すことができる。したがって、以降では、このように表された論理式を論理ツリーと同一視して、条件情報は、論理式で表されたものとして説明する。
次に、アプリ情報テーブル132の詳細について、図6を参照しながら説明する。図6は、第1の実施形態に係るアプリ情報テーブルの構成例を示す図である。
図6に示すアプリ情報テーブル132は、アプリケーション133に含まれるアプリケーション名が、条件IDと対応付けられて記憶されている。これにより、サーバ装置10は、端末装置20から条件情報に基づく条件成立の通知を受信すると、この条件情報の条件IDに対応するアプリケーション133を端末装置20に配信することができる。
[アプリ配信処理]
次に、第1の実施形態に係るアプリ配信システム1のアプリ配信処理について説明する。まず、アプリ配信処理において、端末装置20がサーバ装置10から条件情報を取得し、この条件情報に基づく条件の判定処理の一部を他の端末装置20に委譲するまでの処理について、図7を参照しながら説明する。図7は、第1の実施形態に係るアプリ配信処理における条件情報の取得から部分条件情報の送信までの一連の処理の流れの一例を説明する図である。なお、以降では、委譲元の端末装置20を「端末装置20a」、委譲先の端末装置20を「端末装置20b」及び「端末装置20c」として説明する。
まず、サーバ装置10は、条件送信部11により、記憶部13の条件情報テーブル131から条件ID及び条件情報を取得し(ステップS701)、端末装置20aに送信する(ステップS702)。
なお、サーバ装置10は、例えば、端末装置20aから取得した位置情報やユーザID等に基づいて条件情報テーブル131から条件ID及び条件情報を取得し、端末装置20aに送信すれば良い。また、サーバ装置10は、例えば、条件情報テーブル131に記憶されているすべての条件ID及び条件情報を端末装置20aに送信しても良い。
次に、端末装置20aは、等価条件生成部211により、受信した条件情報に基づき等価条件情報を生成する(ステップS703)。なお、等価条件情報とは、論理式として条件情報と条件が等価なものを言う。なお、等価条件生成部211は、例えば、条件情報が示す論理式を主加法標準形に展開することで、等価条件情報を生成することができる。ただし、等価条件情報を生成する方法はこれに限られず、等価条件生成部211は、例えば、カルノー図を用いて、等価条件情報を生成しても良い。
ここで、主加法標準形に展開して等価条件情報を生成する具体例について、図8を参照しながら説明する。図8は、第1の実施形態に係る等価条件情報の生成の具体例について説明する図である。
S11)まず、端末装置20aは、サーバ装置10から条件情報「A・B+C」を受信したものとする。このとき、等価条件生成部211は、基本展開式を用いて、条件情報「A・B+C」を図8に示すように主加法標準形に展開する。
S12)次に、等価条件生成部211は、主加法標準形に展開された条件情報「A・B+C」から対称式となっている変数のペア(組)を特定する。図8では、網掛けで示されている変数AとBが対称式となっている。このように、主加法標準形に展開された論理式において対称式となっている変数の組は、元の論理式において変数同士を入れ替えても条件が変わらない。
S13)等価条件生成部211は、特定された変数の組について、変数同士を入れ替えて等価条件情報を生成する。図8では、変数AとBを入れ替えて、条件情報「A・B+C」の等価条件情報「B・A+C」が生成される。なお、図8の例では、S12において対称式となっている変数の組が1つであったが、対称式となっている変数の組が複数ある場合は、一の条件情報に対して複数の等価条件情報が生成される。なお、以降では、元の論理式で示される条件情報と、等価条件生成部211により生成された等価条件情報とを、区別せずに、「等価条件情報」とも表す。
図7の説明に戻る。端末装置20aは、情報取得部212により、端末装置20b及び端末装置20cから構成情報231を取得する(ステップS704)。なお、以降では、端末装置20aの構成情報231を「構成情報231a」、端末装置20bの構成情報231を「構成情報231b」、端末装置20cの構成情報231を「構成情報231c」と表して区別する。したがって、情報取得部212は、端末装置20b及び端末装置20cからそれぞれ構成情報231b及び構成情報231cを取得する。
ここで、端末装置20aの記憶部23に記憶されている構成情報231aと、ステップS704で取得した構成情報231b及び構成情報231cについて、図9を参照しながら説明する。図9は、第1の実施形態に係る構成情報の構成例を示す図である。
図9に示す構成情報231a〜231cは、端末装置20に搭載されたセンサのセンサ種別が、単位時間あたりの消費電力を示すコストと対応付けられて記憶されている。
すなわち、構成情報231aでは、端末装置20aに搭載されたセンサのセンサ種別と、それぞれのセンサのコストとが対応付けられている。同様に、構成情報231b及び構成情報231cでは、それぞれ、端末装置20a及び端末装置20cに搭載されたセンサのセンサ種別と、センサのコストとが対応付けられている。
端末装置20aは、図9に示すような構成情報231b及び231cを端末装置20b及び20cから取得することで、端末装置20b及び20cでセンシング可能なイベント種別及びセンシングにより生じるコストに関する情報を取得することができる。
ここで、図9の例では、コストとして単位時間あたりの消費電力を用いたが、これに限られず、コストとして、例えば、センサ109の精度に関する情報等を用いても良い。この場合には、精度が高いセンサ109のコストを低く、精度が低いセンサ109のコストを高く設定すれば良い。
なお、図7では、端末装置20aは、端末装置20b及び20cからそれぞれ構成情報231b及び231cを取得したが、これに限られず、構成情報231b及び231cは端末装置20aの記憶部23に予め記憶されていても良い。また、端末装置20aは、サーバ装置10から構成情報231b及び231cを取得しても良い。
図7の説明に戻る。端末装置20aは、委譲判定部213により、構成情報231b及び231cに基づき、等価条件情報に基づく条件の判定処理の一部を端末装置20b、端末装置20cに委譲可能であるか否かを判定する(ステップS705)。
具体的には、委譲判定部213は、構成情報231b及び231cのセンサ種別に基づき、等価条件情報に基づく条件の判定処理の一部を端末装置20b及び20cに委譲可能であるか否かを判定する。
例えば、構成情報231bにより、端末装置20bには照度センサ及び紫外線センサが搭載されている。したがって、等価条件情報に「D+E」又は「D・E」が含まれている場合、委譲判定部213は、等価条件情報に基づく条件の判定処理の一部を端末装置20bに委譲可能であると判定する。なお、記号「D」は、例えば「照度>80Lx」を表し、記号「E」は、例えば「紫外線量>100nm」を表す。
同様に、構成情報231cにより、端末装置20cには湿度センサ及び振動センサが搭載されている。したがって、等価条件情報に「B+C」又は「B・C」が含まれている場合、委譲判定部213は、等価条件情報に基づく条件の判定処理の一部を端末装置20cに委譲可能であると判定する。なお、記号「B」及び記号「C」は、上述したように、それぞれ、例えば「湿度>80%」及び「振動量>50dB」を表す。
なお、ステップS705において、委譲判定部213により、端末装置20b及び20cのいずれにも条件の判定処理の一部を委譲することができないと判定された場合、処理を終了させる。この場合、端末装置20aは、条件情報に基づく条件の判定処理を端末装置20a及び20bに委譲させない。
一方、ステップS705において、委譲判定部213により、端末装置20b及び20cのいずれかに条件の判定処理の一部を委譲することができると判定された場合、端末装置20は、以降のステップS706〜S709の処理を実行する。なお、以降では、ステップS705において、委譲判定部213により、端末装置20b及び20cのいずれにも条件の判定処理の一部を委譲することができると判定されたものとして説明する。
端末装置20aは、コスト算出部214により、構成情報231a〜231cに基づき、等価条件情報の合計コストを算出する(ステップS706)。
ここで、等価条件情報の合計コストを算出する具体例について、図10を参照しながら説明する。図10は、第1の実施形態に係る合計コストの算出の具体例について説明する図である。
図10の例では、等価条件情報は「(A・B)・C・(D+(E+F))」、「(A・B)・C・(F+(D+E))」、「(A・B)・C・(E+(D+F))」、・・・、「(B・C)・A・(F+(D+E))」、「(B・C)・A・(E+(D+F))」であるとする。コスト算出部214は、これらの等価条件情報について、構成情報231a〜231cに基づき、合計コストを算出する。
等価条件情報「(A・B)・C・(D+(E+F))」は、端末装置20b及び20cに条件の判定処理の一部を委譲することができない。したがって、コスト算出部214は、構成情報231aのコストに基づき合計コストを算出する。すなわち、コスト算出部214は、端末装置20aにおいて「A」、「B」、「C」、「D」、「E」、及び「F」に対応するイベント情報が取得されるセンサ種別のコストを加算する。これにより、コスト算出部214は、合計コスト0.9+0.8+1.2+0.7+0.7+1.0=5.3を算出する。
また、等価条件情報「(A・B)・C・(F+(D+E))」は、図10において網掛けで示した「(D+E)」の条件の判定処理を端末装置20bに委譲可能である。したがって、コスト算出部214は、構成情報231a及び構成情報231bのコストに基づき合計コストを算出する。すなわち、コスト算出部214は、端末装置20aにおいて「A」、「B」、「C」、及び「F」に対応するイベント情報が取得されるセンサ種別のコストと、端末装置20bにおいて「D」及び「E」に対応するイベント情報が取得されるセンサ種別のコストとを加算する。これにより、コスト算出部214は、合計コスト0.9+0.8+1.2+0.3+0.3+1.0=4.5を算出する。
同様に、等価条件情報「(B・C)・A・(F+(D+E))」は、図10において網掛けで示した「(B・C)」の条件の判定処理は端末装置20cに委譲可能であり、「(D+E)」の条件の判定処理は端末装置20bに委譲可能である。したがって、コスト算出部214は、構成情報231a〜構成情報231cのコストに基づき合計コスト4.4を算出する。他の等価条件情報についても同様に合計コストが算出される。
なお、図10の例では、コスト算出部214は、各等価条件情報の合計コストを算出したが、これに限られない。コスト算出部214は、例えば、ステップS705において委譲判定部213により他の端末装置20に委譲可能であると判定された等価条件情報の合計コストを算出しても良い。
図7に戻る。端末装置20aは、条件分割部215により、合計コストが最小である等価条件情報を特定する(ステップS707)。例えば、図10の例では、条件分割部215は、等価条件情報「(B・C)・A・(F+(D+E))」を合計コストが最小である等価条件情報と特定する。
次に、端末装置20aは、条件分割部215により、特定された等価条件情報を部分条件情報に分割する(ステップS708)。そして、端末装置20aは、条件委譲部216により、分割された部分条件情報を他の端末装置20に送信する(ステップS709)。
具体的には、等価条件情報「(B・C)・A・(F+(D+E))」が特定された場合、条件分割部215は、この等価条件情報を第1の部分条件情報「X=Y・A・(F+Z)」、第2の部分条件情報「Y=D+E」、及び第3の部分条件情報「Z=B・C」に分割する。
そして、条件委譲部216は、第2の部分条件情報及び第3の部分条件情報をそれぞれ端末装置20b及び端末装置20cに送信する。これにより、端末装置20aは、第2の部分条件情報に基づく条件の判定処理を端末装置20bに委譲することができる。また、端末装置20aは、第3の部分条件情報に基づく条件の判定処理を端末装置20cに委譲することができる。
以上により、本実施形態の端末装置20は、サーバ装置10から受信した条件情報に基づく条件の判定処理の一部を他の端末装置20に委譲することができる。しかも、端末装置20は、条件情報に基づき生成された等価条件情報のうち、合計コストが最小となる等価条件情報を用いることで、センサ109の消費電力を抑えることができる。なお、コストとして、センサ109の精度に関する情報が用いられる場合には、複数の端末装置20において、精度が高いセンサ109を用いてコンテキストの判定処理を行うことができるようになる。このため、この場合には、コンテキストの判定処理の精度を向上させることができるようになる。
なお、図7では、端末装置20aが端末装置20b及び20cに判定処理の一部を委譲する場合について説明したが、例えば、委譲元の端末装置20において、委譲先の端末装置20を一覧等からユーザが選択できるようにしても良い。
次に、アプリ配信処理において、端末装置20aにおける条件の判定処理の結果に応じて、サーバ装置10がアプリケーション133を配信する処理について、図11を参照しながら説明する。図11は、第1の実施形態に係るアプリ配信処理におけるイベント情報の取得からアプリケーションの送信までの一連の処理の流れの一例を説明する図である。なお、以降では、端末装置20aは、端末装置20b及び20cに対して、それぞれ第2の部分条件情報に基づく条件の判定処理及び第3の部分条件情報に基づく条件の判定処理を委譲したものとして説明する。したがって、端末装置20aは、第1の部分条件情報に基づく条件の判定処理を行う。
端末装置20b及び20cは、それぞれイベント情報取得部221により、イベント情報を取得する(S1101)。すなわち、端末装置20bは、イベント情報取得部221により、照度センサのセンシングにより取得されたイベント情報と、紫外線センサのセンシングにより取得されたイベント情報とを取得する。同様に、端末装置20bは、イベント情報取得部221により、湿度センサのセンシングにより取得されたイベント情報と、振動センサのセンシングにより取得されたイベント情報とを取得する。
次に、端末装置20b及び20cは、それぞれ条件判定部222により、部分条件情報に基づく条件が成立したか否かを判定する(ステップS1102)。
すなわち、端末装置20bは、条件判定部222により、取得したイベント情報に基づき、第2の部分条件情報に基づく条件が成立したか否かを判定する。例えば、端末装置20bの条件判定部222は、照度センサから取得したイベント情報が「照度>80Lx」を示す情報であるか、又は紫外線センサから取得したイベント情報が「紫外線量>100nm」を示す情報である場合、条件が成立したと判定する。
同様に、端末装置20cは、条件判定部222により、取得したイベント情報に基づき、第3の部分条件情報に基づく条件が成立したか否かを判定する。例えば、端末装置20cの条件判定部222は、湿度センサから取得したイベント情報が「湿度>80%」を示す情報であり、かつ、振動センサから取得したイベント情報が「振動量>50dB」を示す情報である場合、条件が成立したと判定する。
ステップS1102において、部分条件情報に基づく条件が成立しないと判定された場合、端末装置20b及び20cは、ステップS1101に戻る。
ステップS1102において、部分条件情報に基づく条件が成立したと判定された場合、端末装置20b及び20cは、それぞれ結果通知部223により、部分条件情報に基づく条件が成立したことを示す結果を端末装置20aに通知する(ステップS1103)。
すなわち、端末装置20bの結果通知部223は、第2の部分条件情報「Y=D+E」に基づく条件が成立したことを示す通知を端末装置20aに通知する。同様に、端末装置20cの結果通知部223は、第3の部分条件情報「Z=B・C」に基づく条件が成立したことを示す通知を端末装置20aに通知する。このように、端末装置20b及び20cは、委譲元の端末装置20から委譲された条件の判定処理において条件が成立した場合、条件が成立したことを委譲元の端末装置20に通知する。
端末装置20aは、端末装置20b及び20cから結果通知を受信すると、イベント情報取得部221により、イベント情報を取得する(ステップS1104)。すなわち、端末装置20aは、イベント情報取得部221により、温度センサのセンシングにより取得されたイベント情報と、CO2センサのセンシングにより取得されたイベント情報とを取得する。一方で、端末装置20aのイベント情報取得部221は、端末装置20b及び20cに委譲した条件を判定するためのイベント情報は取得しなくても良い。このため、端末装置20aは、例えば、湿度センサ、振動センサ、照度センサ、及び紫外線センサ等には通電しなくても良い。
なお、ステップS1104において、端末装置20aは、端末装置20b又は端末装置20cのいずれか一方から結果通知を受信した場合には、イベント情報を取得しなくても良い。すなわち、委譲元の端末装置20は、すべての委譲先の端末装置20から結果通知を受信した場合に、センサ109からイベント情報を取得するようにしても良い。
次に、端末装置20aは、条件判定部222により、第1の部分条件情報に基づく条件が成立したか否かを判定する(ステップS1105)。
すなわち、端末装置20aは、例えば、取得したイベント情報と、端末装置20b及び20cから受信した結果通知とに基づき、第1の部分条件情報「X=Y・A・(F+Z)」に基づく条件が成立したか否かを判定する。したがって、この場合、条件判定部222は、例えば、温度センサから取得したイベント情報が「温度>28℃」を示す情報であり、かつ、CO2センサから取得したイベント情報が記号「F」で示される「濃度>1000ppm」を示す情報である場合、条件が成立したと判定する。
ステップS1105において、第1の部分条件情報に基づく条件が成立しないと判定された場合、端末装置20aは、ステップS1104に戻る。
ステップS1105において、第1の部分条件情報に基づく条件が成立したと判定された場合、端末装置20aは、結果通知部223により、条件情報に基づく条件が成立したことを示す結果をサーバ装置10に通知する(ステップS1106)。ここで、端末装置20aからサーバ装置10に送信する結果通知には、条件情報の条件IDが含まれる。
サーバ装置10は、端末装置20aから結果通知を受信すると、この結果通知に含まれる条件IDに基づき、アプリ情報テーブル132から条件IDに対応するアプリケーション名を取得する。そして、サーバ装置10は、取得したアプリケーション名に対応するアプリケーション133を記憶部13から取得する(ステップS1107)。なお、記憶部13から複数のアプリケーション133が取得されても良い。
次に、サーバ装置10は、アプリ送信部12により、取得したアプリケーション133を端末装置20aに送信する(ステップS1108)。これにより、端末装置20に対してアプリケーション133が配信される。
以上のように、本実施形態のアプリ配信システム1では、サーバ装置10から端末装置20に対して、端末装置20のコンテキストに応じたアプリケーション133を配信する。これにより、本実施形態のアプリ配信システム1では、端末装置20が置かれている状況(コンテキスト)に応じた適切なアプリケーション133を配信することができる。
また、本実施形態のアプリ配信システム1では、端末装置20がコンテキストを判定する判定処理において、他の端末装置20に判定処理の一部を委譲することができる。これにより、端末装置20は、他の端末装置20にコンテキストの判定処理の負荷を分散させて、コンテキストの判定処理の負荷を軽減させることができる。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態に係るアプリ配信システム1について説明する。第2の実施形態の説明では、第1の実施形態との相違点について説明し、第1の実施形態と同様の機能構成を有するものには第1の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態に係るアプリ配信システム1では、委譲先の端末装置20における判定処理を委譲元の端末装置20で取得されたイベント情報に基づき行うものである。また、本実施形態に係るアプリ配信システム1では、端末装置20の論理演算の性能情報にも基づき合計コストを算出するものである。
[機能構成]
まず、本実施形態に係るアプリ配信システム1の機能構成について、図12を参照しながら説明する。図12は、第2の実施形態に係るアプリ配信システムの機能構成例を示す図である。本実施形態の委譲処理部21Aは、情報取得部212A及びコスト算出部214Aを有する。また、本実施形態の判定処理部22Aは、イベント情報取得部221A及び結果通知部223Aを有する。さらに、本実施形態の記憶部23Aは、性能情報232を有する。
情報取得部212Aは、他の端末装置20の構成情報231及び性能情報232を取得する。ここで、性能情報232とは、条件判定部222による論理演算の性能に関する情報である。
コスト算出部214Aは、情報取得部212Aにより取得された構成情報231及び性能情報232に基づき、等価条件情報の合計コストを算出する。
イベント情報取得部221Aは、センサ109からイベント情報を取得する。また、イベント情報取得部221Aは、取得したイベント情報のうち、委譲先の端末装置20の判定処理に用いるイベント情報を委譲先の端末装置20に送信する。
結果通知部223Aは、委譲先の端末装置20において、条件判定部222による部分条件情報に基づく条件の判定結果を委譲元の端末装置20に送信する。
性能情報232は、端末装置20の条件判定部222による論理演算の性能に関する情報である。以降では、端末装置20aの性能情報232を「性能情報232a」、端末装置20bの性能情報232を「性能情報232b」、端末装置20cの性能情報232を「性能情報232c」と表して区別する。
ここで、性能情報232の詳細について、図13を参照しながら説明する。図13は、第2の実施形態に係る性能情報の構成例を示す図である。
図13に示す性能情報232a〜232cは、条件判定部222による論理演算の演算種別が、処理時間を示すコストと対応付けられて記憶されている。すなわち、性能情報232aでは、端末装置20aの条件判定部222における論理和演算の演算時間及び論理積の演算時間がコストとして記憶されている。性能情報232b及び232cについても同様である。
[アプリ配信処理]
次に、第2の実施形態に係るアプリ配信処理について説明する。まず、アプリ配信処理において、端末装置20がサーバ装置10から条件情報を取得し、この条件情報に基づく条件の判定処理の一部を他の端末装置20に委譲するまでの処理について、図14を参照しながら説明する。図14は、第2の実施形態に係るアプリ配信処理における条件情報の取得から部分条件情報の送信までの一連の処理の流れの一例を説明する図である。なお、図14において、ステップS701〜S703、ステップS705、及びステップS707〜S709の処理は、第1の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
端末装置20aは、情報取得部212により、端末装置20b及び端末装置20cから構成情報231及び性能情報232を取得する(ステップS1401)。
なお、ステップS1401において、端末装置20aは、端末装置20b及び20cからそれぞれ性能情報232b及び232cを取得したが、これに限られず、性能情報232b及び232cは、端末装置20aの記憶部23に予め記憶されていても良い。また、端末装置20aは、サーバ装置10から性能情報232b及び232cを取得しても良い。
端末装置20aは、コスト算出部214Aにより、構成情報231a〜231c及び性能情報232a〜232cに基づき、等価条件情報の合計コストを算出する(ステップS1402)。
ここで、等価条件情報の合計コストを算出する具体例について、図15を参照しながら説明する。図15は、第2の実施形態に係る合計コストの算出の具体例について説明する図である。本実施形態の合計コストは、端末装置20aのセンサ109を用いた場合に第1の実施形態と同様の方法により構成情報231aから算出されるコストに、性能情報232a〜232cに基づくコストを加えたものである。
図15において、等価条件情報「(A・B)・C・(D+(E+F))」は、論理和を2つ、論理積を3つ含む。したがって、本実施形態の合計コストは、構成情報231aから算出されるコスト5.3に対して、端末装置20aにおける論理和のコスト2×0.3、論理積のコスト3×0.4を加えた値「7.1」となる。
また、等価条件情報「(A・B)・C・(F+(D+E))」について説明する。等価条件情報「(A・B)・C・(F+(D+E))」は、図15において網掛けで示した「(D+E)」の条件の判定処理を端末装置20bに委譲可能である。したがって、本実施形態の合計コストは、構成情報231aから算出されるコスト5.3に対して、端末装置20aにおける論理和のコスト1×0.3、論理積のコスト3×0.4、端末装置20bにおける論理和のコスト1×0.1を加えた値「6.9」となる。
同様に、等価条件情報「(B・C)・A・(F+(D+E))」について説明する。等価条件情報「(B・C)・A・(F+(D+E))」は、図15において網掛けで示した「(B・C)」の条件の判定処理を端末装置20cに委譲可能である。また、同様に、「(D+C)」の条件の判定処理を端末装置20bに委譲可能である。したがって、本実施形態の合計コストは、構成情報231aから算出されるコスト5.3に対して、端末装置20aにおける論理和のコスト1×0.3、論理積のコスト2×0.4、端末装置20bにおける論理和のコスト1×0.1、端末装置20cにおける論理積のコスト1×0.3を加えた値「6.8」となる。他の等価条件情報についても同様に、本実施形態の合計コストが算出される。
なお、図15において算出された合計コストに対して、例えば、端末装置20aと、端末装置20bや端末装置20cとの間のネットワーク通信に関するコストを加えても良い。これにより、端末装置20aと、端末装置20bや端末装置20cとの間の通信速度等を考慮した合計コストを算出することができる。
以上により本実施形態の端末装置20は、サーバ装置10から受信した条件情報に基づく条件の判定処理の一部を他の端末装置20に委譲することができる。しかも、本実施形態では、端末装置20の性能情報232に基づく合計コストが最小となる等価条件情報を用いることで、演算処理に要する時間を抑えることができる。
アプリ配信処理において、端末装置20aにおける条件の判定処理の結果に応じて、サーバ装置10がアプリケーション133を配信する処理について、図16を参照しながら説明する。図16は、第2の実施形態に係るアプリ配信処理におけるイベント情報の取得からアプリケーションの送信までの一連の処理の流れの一例を説明する図である。なお、図16において、ステップS1106〜S1108の処理は、第1の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
端末装置20aは、イベント情報取得部221Aにより、イベント情報を取得する(ステップS1601)。すなわち、イベント情報取得部221Aは、端末装置20aに搭載されたセンサ109のセンシングにより取得されたイベント情報を取得する。
次に、端末装置20aは、イベント情報取得部221Aにより、端末装置20b及び20cにおいて部分条件情報に基づく条件の判定処理に用いるイベント情報を送信する(ステップS1602)。例えば、端末装置20aは、端末装置20bに第2の部分条件情報「Y=D+E」に基づく条件の判定処理を委譲した場合、照度センサから取得したイベント情報及び紫外線センサから取得したイベント情報を端末装置20bに送信する。同様に、端末装置20aは、端末装置20cに第3の部分条件情報「Z=B・C」に基づく条件の判定処理を委譲した場合、湿度センサから取得したイベント情報及び振動センサから取得したイベント情報を端末装置20cに送信する。
次に、端末装置20b及び20cは、それぞれ条件判定部222により、端末装置20aから受信したイベント情報に基づき、部分条件情報に基づく条件が成立したか否かを判定する(ステップS1603)。そして、端末装置20b及び20cは、それぞれ結果通知部223Aにより、判定結果を端末装置20aに通知する(ステップS1604)。ここで、本実施形態では、端末装置20b及び20cは、条件が成立したこと示す結果通知又は条件が成立しなかったことを示す結果通知のいずれかを端末装置20aに送信する。
続いて、端末装置20aは、端末装置20b及び20cから結果通知を受信すると、条件判定部222により、取得したイベント情報と、受信した結果通知とに基づき、第1の部分条件情報に基づく条件が成立したか否かを判定する(ステップS1605)。
ステップS1605において、条件が成立しないと判定された場合、端末装置20aは、ステップS1601に戻る。
ステップS1605において、条件が成立したと判定された場合、端末装置20aは、ステップS1106の処理を行う。
以上のように、本実施形態のアプリ配信システム1では、端末装置20が置かれている状況(コンテキスト)の判定処理の一部が他の端末装置20に委譲された場合において、委譲元の端末装置20のセンサ109のイベント情報を用いて判定を行うことができる。これにより、委譲先の端末装置20は、必ずしもセンサ109を有している必要がない。
すなわち、委譲先の端末装置20には、構成情報231にセンサ種別が設定されていれば良く、構成情報231に設定されているセンサ種別に対応するセンサ109を必ずしも有している必要はない。このように、本実施形態の端末装置20は、センサ109を有していない他の端末装置20に対して、コンテキストの判定処理の一部を委譲することができる。したがって、端末装置20は、他の端末装置20にコンテキストの判定処理の負荷を分散させて、コンテキストの判定処理の負荷を軽減させることができる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1)
情報処理装置による負荷分散方法であって、該情報処理装置が、
センシングされたイベントに基づくコンテキストの第1の判定処理において連携可能な他の情報処理装置であって、前記他の情報処理装置がセンシング可能なイベントの種別を特定し、
前記第1の判定処理を示す論理ツリーを、前記特定した種別のイベントに基づき判定される部分論理ツリーを含み、前記論理ツリーと条件が等価な他の論理ツリーに変更が可能かを判定し、
前記他の論理ツリーに変更が可能であると判定された場合、前記他の論理ツリーに含まれる前記部分論理ツリーにより示される第2の判定処理を前記他の情報処理装置に委譲する、
ことを特徴とする負荷分散方法。
(付記2)
前記委譲する処理は、
前記情報処理装置に搭載されるセンサに関する情報と、前記他の情報処理装置に搭載されるセンサに関する情報とに基づいて、前記他の論理ツリーのコストを算出し、
前記算出されたコストが最小となる前記他の論理ツリーに含まれる前記部分論理ツリーにより示される前記第2の判定処理を前記他の情報処理装置に委譲する、
ことを特徴とする付記1記載の負荷分散方法。
(付記3)
前記コストは、前記他の論理ツリーにより示される判定処理が実行された場合における前記情報処理装置に搭載されるセンサ及び前記他の情報処理装置に搭載されるセンサの消費電力の合計を示す値である、
ことを特徴とする付記2記載の負荷分散方法。
(付記4)
情報処理装置に
センシングされたイベントに基づくコンテキストの第1の判定処理において連携可能な他の情報処理装置であって、前記他の情報処理装置がセンシング可能なイベントの種別を特定し、
前記第1の判定処理を示す論理ツリーを、前記特定した種別のイベントに基づき判定される部分論理ツリーを含み、前記論理ツリーと条件が等価な他の論理ツリーに変更が可能かを判定し、
前記他の論理ツリーに変更が可能であると判定された場合、前記他の論理ツリーに含まれる前記部分論理ツリーにより示される第2の判定処理を前記他の情報処理装置に委譲する、
処理を実行させることを特徴とする負荷分散プログラム。
(付記5)
前記委譲する処理は、
前記情報処理装置に搭載されるセンサに関する情報と、前記他の情報処理装置に搭載されるセンサに関する情報とに基づいて、前記他の論理ツリーのコストを算出し、
前記算出されたコストが最小となる前記他の論理ツリーに含まれる前記部分論理ツリーにより示される前記第2の判定処理を前記他の情報処理装置に委譲する、
ことを特徴とする付記4記載の負荷分散プログラム。
(付記6)
前記コストは、前記他の論理ツリーにより示される判定処理が実行された場合における前記情報処理装置に搭載されるセンサ及び前記他の情報処理装置に搭載されるセンサの消費電力の合計を示す値である、
ことを特徴とする付記5記載の負荷分散プログラム。
(付記7)
センシングされたイベントに基づくコンテキストの第1の判定処理において連携可能な他の情報処理装置であって、前記他の情報処理装置がセンシング可能なイベントの種別を特定する特定部と、
前記第1の判定処理を示す論理ツリーを、前記特定した種別のイベントに基づき判定される部分論理ツリーを含み、前記論理ツリーと条件が等価な他の論理ツリーに変更が可能かを判定する判定部と、
前記他の論理ツリーに変更が可能であると判定された場合、前記他の論理ツリーに含まれる前記部分論理ツリーにより示される第2の判定処理を前記他の情報処理装置に委譲する委譲部と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
(付記8)
前記委譲部は、
前記情報処理装置に搭載されるセンサに関する情報と、前記他の情報処理装置に搭載されるセンサに関する情報とに基づいて、前記他の論理ツリーのコストを算出し、
前記算出されたコストが最小となる前記他の論理ツリーに含まれる前記部分論理ツリーにより示される前記第2の判定処理を前記他の情報処理装置に委譲する、
ことを特徴とする付記7記載の情報処理装置。
(付記9)
前記コストは、前記他の論理ツリーにより示される判定処理が実行された場合における前記情報処理装置に搭載されるセンサ及び前記他の情報処理装置に搭載されるセンサの消費電力の合計を示す値である、
ことを特徴とする付記8記載の情報処理装置。
1 アプリ配信システム
10 サーバ装置
11 条件送信部
12 アプリ送信部
13 記憶部
20 端末装置
21 委譲処理部
22 判定処理部
23 記憶部
211 等価条件生成部
212 情報取得部
213 委譲判定部
214 コスト算出部
215 条件分割部
216 条件委譲部
221 イベント情報取得部
222 条件判定部
223 結果通知部

Claims (5)

  1. 情報処理装置による負荷分散方法であって、該情報処理装置が、
    センシングされたイベントに基づくコンテキストの第1の判定処理において連携可能な他の情報処理装置であって、前記他の情報処理装置がセンシング可能なイベントの種別を特定し、
    前記第1の判定処理を示す論理ツリーを、前記特定した種別のイベントに基づき判定される部分論理ツリーを含み、前記論理ツリーと条件が等価な他の論理ツリーに変更が可能かを判定し、
    前記他の論理ツリーに変更が可能であると判定された場合、前記他の論理ツリーに含まれる前記部分論理ツリーにより示される第2の判定処理を前記他の情報処理装置に委譲する、
    ことを特徴とする負荷分散方法。
  2. 前記委譲する処理は、
    前記情報処理装置に搭載されるセンサに関する情報と、前記他の情報処理装置に搭載されるセンサに関する情報とに基づいて、前記他の論理ツリーのコストを算出し、
    前記算出されたコストが最小となる前記他の論理ツリーに含まれる前記部分論理ツリーにより示される前記第2の判定処理を前記他の情報処理装置に委譲する、
    ことを特徴とする請求項1記載の負荷分散方法。
  3. 前記コストは、前記他の論理ツリーにより示される判定処理が実行された場合における前記情報処理装置に搭載されるセンサ及び前記他の情報処理装置に搭載されるセンサの消費電力の合計を示す値である、
    ことを特徴とする請求項2記載の負荷分散方法。
  4. 情報処理装置に
    センシングされたイベントに基づくコンテキストの第1の判定処理において連携可能な他の情報処理装置であって、前記他の情報処理装置がセンシング可能なイベントの種別を特定し、
    前記第1の判定処理を示す論理ツリーを、前記特定した種別のイベントに基づき判定される部分論理ツリーを含み、前記論理ツリーと条件が等価な他の論理ツリーに変更が可能かを判定し、
    前記他の論理ツリーに変更が可能であると判定された場合、前記他の論理ツリーに含まれる前記部分論理ツリーにより示される第2の判定処理を前記他の情報処理装置に委譲する、
    処理を実行させることを特徴とする負荷分散プログラム。
  5. センシングされたイベントに基づくコンテキストの第1の判定処理において連携可能な他の情報処理装置であって、前記他の情報処理装置がセンシング可能なイベントの種別を特定する特定部と、
    前記第1の判定処理を示す論理ツリーを、前記特定した種別のイベントに基づき判定される部分論理ツリーを含み、前記論理ツリーと条件が等価な他の論理ツリーに変更が可能かを判定する判定部と、
    前記他の論理ツリーに変更が可能であると判定された場合、前記他の論理ツリーに含まれる前記部分論理ツリーにより示される第2の判定処理を前記他の情報処理装置に委譲する委譲部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
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