JP6439106B2 - 身体歪みチェッカー、身体歪みチェック方法およびプログラム - Google Patents

身体歪みチェッカー、身体歪みチェック方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、簡易な方法で身体の歪みを測定し、未来体型の予測及び適切な運動プログラムの作成を自動的に行う技術に関するものである。
従来から、身体の歪みが様々な身体の不調を引き起こすことが知られている。そのため、身体の歪みを矯正し、正しい姿勢を保つことは、健康維持及び増進のためには非常に重要である。また、健康だけではなく美容目的でも、美しい姿勢を保つことに対するニーズは強く存在する。そして、正しい姿勢を維持するためには、身体の歪みを正確に把握することが必要である。
しかしながら、身体の歪みを目視等で正確に把握することは難しく、整体治療を行う専門家によって歪み度合いを判断する場合でも、その判断はまちまちである。
一方で、身体の姿勢を的確に分析し,診断するための身体の姿勢診断支援システムが知られている(特許文献1を参照)。特許文献1に開示された身体の姿勢診断支援システムは、端末に接続されたカメラを用いて被験者の姿勢を撮影し、通信ネットワークを介して姿勢診断サーバに備えられたデータベースにより、姿勢診断を行うものである。これによれば、姿勢診断サーバが身体の歪み状態を判断することから判断がまちまちになるという事態を防止することができる。
しかしながら、特許文献1に開示された身体の姿勢診断支援システムでは、どのような身体の歪みがあるのか、さらには、歪みを矯正するためにはどのような運動をすれば良いかといったアドバイスは、オペレータが行わなければならず、専門家の手を借りずに、一般人が簡易に身体の歪みを測定するということはできなかった。
そこで、生体の歪みを正確、簡便、且つ客観的に評価することができる生体の歪み検出装置、検出方法および検出プログラムが知られている(特許文献2を参照)。特許文献2に開示された歪み検出装置は、例えば、人が両腕を用いた所定動作を終えた状態において、測定によって得られるデータから、人の左右の腕の姿勢を決定し、左右の腕の姿勢の差違に応じて、上半身の筋肉の強い部位を判定するものである。これによると、専門家の手を借りずに、自身の身体の歪みを3次元的に測定し、多数のパターンに分類されたデータベースと自身の身体の歪みの状態を照合することができ、自身の筋肉の強い部位を把握することが可能である。
特開2005−301号公報 特開2010−207399号公報
しかしながら、身体の歪みを測定するためには、頭部から足部に至る身体の中心軸の歪みを計測することが重要であるところ、上記特許文献2の歪み検出装置では、被験者の左右の上腕にセンサを取り付けて測定するため、身体の中心軸の身体の歪みが必ずしも正確には測定できないという問題があった。
しかも、測定の度に、被験者にセンサを取り付けて測定を行わなければならないため、煩雑であるという問題もあった。
また、上記特許文献2の歪み検出装置では、解析された身体の歪みを改善するための運動処方や、現状を放置した場合に将来どのような体型になるかといった予測に関しては、自動的に生成及び提供されるものではなかった。
かかる状況に鑑みて、本発明は、身体の歪みを簡便かつ正確に測定し、未来体型の予測及び運動処方を行うことのできる装置、方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決すべく、本発明の身体歪みチェッカーは、被験者が身体の特定部位を動かす動作と静止状態を正面から撮影するカメラ手段と、カメラ手段と距離センサを用いて、動作中で特定部位が所定位置に達した動作状態および静止状態の被験者の身体の中心軸上の少なくとも2つの部位の3次元位置座標を計測する手段と、3次元位置座標から2つの部位の静止状態から動作状態の変位情報を取得する手段と、変位情報から被験者の身体の歪み度合いを解析する手段を備える。
3次元位置座標の計測は、身体の特定部位を動かす動作中で特定部位が所定位置に達した時に行うため、カメラ手段としては、画像を撮影できるものであればよいが、動画を撮影するものであってもよい。身体の特定部位とは、足、腕、膝、肘、頭、手首、足首などの部位である。1つでも複数でも構わない。所定位置とは、高さが最も高い(ピーク)位置、或は、最も低い位置、動作において動作方向が逆転する位置などである。
カメラ手段としては、KINECT(登録商標)が予め距離センサを備えたものとして好適に用いられる。
ここで、具体的には、身体の特定部位を動かす動作は、膝を上げて脚踏みする動作であり、特定部位が所定位置に達した動作状態は、膝の高さがピークに達した動作状態である。膝を上げて脚踏みする動作は、左右の脚について交互に行うため、3次元位置座標の計測は、左右の膝の高さがそれぞれピークに達した時に行う。膝を上げて脚踏みする動作以外は、例えば、足を前後あるいは左右に踏み出す動作、肘を曲げて腕を前後に動かす動作、ジャンプする動作、足を屈伸する動作などが挙げられる。
本発明の身体歪みチェッカーにおける変位情報は、身体の右側の特定部位を動かした際、例えば右膝を上げた際の第1の変位情報と、身体の左側の特定部位を動かした際、例えば左膝を上げた際の第2の変位情報とから成り、第1および第2の変位情報は、それぞれ、カメラ手段の軸方向、その軸方向に直交する水平方向および垂直方向の3方向成分を有し、カメラ手段の軸方向の方向成分は前傾度合いまたは後傾度合いを表し、水平方向の方向成分は左傾度合いまたは右傾度合いを表し、垂直方向の方向成分は屈み度合いを表すことが好ましい。
身体の歪みは、前後だけ或は左右だけというように一方向にのみ起こるものではなく、3次元的に生じるものであるから、2つの部位の3次元的な位置関係を測定することで正確な歪みの測定を可能とするものである。
本発明の身体歪みチェッカーにおいて3次元位置座標を取得する2つの部位は、肩中央部とおしり中心部であることが好ましい。
これは、身体の歪みを計測するために最も重要な部位が、身体の中心軸であり、中心軸の位置関係を計測するために最も適した部位が、肩中央部とおしり中心部であるからである。
本発明の身体歪みチェッカーは、解析した歪み度合いから、痛める可能性のある部位を予測する手段を更に備えたことが好ましい。
具体的には、解析した歪み度合いから、筋肉の硬い部位を特定し、筋肉の硬い部位に関するデータ基づいて今後痛める可能性のある部位の予測を行う。
本発明の身体歪みチェッカーは、解析した歪み度合いから、被験者の未来体型を予測する手段を更に備えたことが好ましい。
筋肉の硬い部位には、脂肪がつきやすいと考えられているため、特定した筋肉の硬い部位に関するデータ基づいて被験者の未来体型の予測を行う。

本発明の身体歪みチェッカーは、解析した歪み度合いから、歪み改善を目的とする運動プログラムを自動で生成する手段を更に備えたことが好ましい。
解析した歪み度合いを幾つかのパターンに分類し、歪みのパターンに応じて、歪みを改善するための最適な運動プログラムをデータベースとして予め設定しておく。これにより、歪み改善を目的とする運動プログラムを運動処方として自動で生成し、被験者に提示することができる。
本発明の身体歪みチェッカーにおいて、解析した歪み度合いはデータとして保存され、過去に解析した歪み度合いデータと比較することにより、歪みの改善効果を計測し、運動プログラムを再生成する手段を更に備えたことが好ましい。
現在の身体の歪み度合いが、多数のパターンの内のどのパターンに該当するかを判定するだけでなく、被験者の過去の計測データとの照合を行うことで、前回の計測後の運動による改善状況等を判定することができ、きめ細やかな運動処方を行うことができる。
本発明の身体歪みチェック方法は、被験者が身体の特定部位を動かす動作と静止状態をカメラ手段で正面から撮影し、カメラ手段と距離センサを用いて、動作中で特定部位が所定位置に達した動作状態および静止状態の被験者の身体の中心軸上の少なくとも2つの部位の3次元位置座標を取得し、取得した3次元位置座標から2つの部位の静止状態から動作状態の変位情報を計測し、変位情報から被験者の身体の歪み度合いを解析する。
具体的には、身体の特定部位を動かす動作は、膝を上げて脚踏みする動作であり、特定部位が所定位置に達した動作状態は、膝の高さがピークに達した動作状態である。
本発明の身体歪みチェック方法において3次元位置座標を取得する2つの部位は、肩中央部とおしり中心部である。身体の歪みを計測するために最も重要な部位が、身体の中心軸であり、中心軸の位置関係を計測するために最も適した部位が、肩中央部とおしり中心部である。
本発明の身体歪みチェックプログラムは、コンピュータを、カメラ手段と距離センサを用いて、被験者が身体の特定部位を動かす動作において特定部位が所定位置に達した動作状態および静止状態の被験者の身体の中心軸上の少なくとも2つの部位の3次元位置座標を取得する手段と、取得した3次元位置座標から2つの部位の静止状態から動作状態の変位情報を計測する手段と、変位情報から被験者の身体の歪み度合いを解析する手段として機能させるものである。
具体的には、身体の特定部位を動かす動作は、膝を上げて脚踏みする動作であり、特定部位が所定位置に達した動作状態は、膝の高さがピークに達した動作状態である。
本発明の身体歪みチェッカー、身体歪みチェック方法およびプログラムによれば、身体の歪みを簡便かつ正確に測定し、未来体型の予測及び運動処方を行うことができるといった効果がある。
実施例1の身体歪みチェッカーのシステム構成図 実施例1の身体歪みチェッカーのフロー図 3次元位置座標取得に関する説明図 実施例1の身体歪みチェッカーの3次元位置座標取得イメージ図 実施例1のクライアント端末におけるモード選択画面イメージ図 実施例1のクライアント端末における登録情報画面イメージ図 実施例1のクライアント端末における測定画面イメージ図 実施例1のクライアント端末における結果表示画面イメージ図 実施例1のクライアント端末における詳細結果表示画面イメージ図 実施例1のクライアント端末における運動処方画面イメージ図 実施例1の身体歪みチェッカーの機能ブロック図 実施例2の身体歪みチェッカーの機能ブロック図
以下、本発明の実施形態の一例を、図面を参照しながら詳細に説明していく。なお、本発明の範囲は、以下の実施例や図示例に限定されるものではなく、幾多の変更及び変形が可能である。
本実施例では、膝を上げて脚踏みする動作により計測を行う例について説明する。膝を上げて脚踏みする動作の計測及び解析は、約1分間で完了する。
図1は、実施例1の身体歪みチェッカーのシステム構成図である。図1に示すように、身体歪みチェッカー1は、クライアント端末2、計測用カメラ3、サーバ4から成り、クライアント端末2と計測用カメラ3はケーブル5によって接続され、クライアント端末2とサーバ4はインターネット6によって接続されている。計測用カメラ3は被験者であるユーザ7の身体を撮影するためのものである。計測用カメラ3によって撮影され、取得された情報は、ケーブル5によってクライアント端末2へと送られ、さらに、インターネット6によって、サーバ4へと送られる構造である。サーバ4によって解析された結果は、インターネット6によって、クライアント端末2へと送られ、クライアント端末2の画面上に表示される。
図2は、実施例1の身体歪みチェッカーのフロー図である。まず、計測用カメラ3を用いて被験者であるユーザ7の身体を撮影する(S01)。計測用カメラ3に備えられた距離センサの作動により3次元位置座標を取得する(S02)。取得されたデータは、サーバ4へと送信される(S03)。サーバ4においてデータが受信され(S04)、歪み度合いの解析が行われる(S05)。解析された歪み度合いや筋肉の硬い部位の計測結果を基に、今後痛める可能性のある部位の予測(S06)や、未来体型の予測を行う(S07)。さらに、身体の歪みを改善するための運動プログラムを自動生成する(S08)。解析結果及び生成された運動プログラムは、サーバからクライアント端末へと送信される(S09)。クライアント端末2は解析結果及び運動プログラムを受信し(S10)、解析結果及び運動プログラムを端末画面上に表示する(S11)。
図3は、3次元位置座標取得に関する説明図を示している。図3に示すように、計測用カメラ3は、ユーザ7を正面から撮影し、距離センサを用いて3次元位置座標を取得する。具体的には、計測用カメラ3の軸方向、その軸方向に直交する水平方向および垂直方向の3方向成分を有する情報として取得する。図3に示すように、z軸は計測用カメラ3の軸方向を示している。また、x軸はz軸に直交する水平方向を示し、y軸はz軸に直交する垂直方向を示している。
図4は、実施例1の身体歪みチェッカーの3次元位置座標取得のイメージ図を示している。図4に示すように、身体の歪み計測時には、被験者の身体の各部位が距離センサによって読み取られ、クライアント端末2の画面上に表示される。本実施例で用いた計測用カメラ3では、頭部、肩中央部、右肩部、左肩部、右肘部、左肘部、右手のひら、左手のひら、おしり中心部、右膝部、左膝部、右足部及び左足部につき3次元位置座標を取得している。解析のためには、これらの部位の内、肩中央部、おしり中心部、右膝部及び左膝部につき3次元位置座標の取得が行えればよい。
計測用カメラは、KINECT(登録商標)を用いる。このカメラでは、頭部、肩中央部、左肩部、右肩部、鳩尾部、左肘部、右肘部、左手首部、右手首部、左手のひら、右手のひら、おしり中心部、左臀部、右臀部、左膝部、右膝部、左足首部、右足首部、左足部、右足部の20点の人体の部位の3次元位置座標を計測できる。本実施例では、これらの内、肩中央部、おしり中心部、右膝部及び左膝部の3次元位置座標についてのみ計測を行っている。
また、取得は動画映像で行うが、計測に必要なタイミングでの画像が取得できていれば、解析のためのデータとしては十分であるので、かかる場合は必要なタイミングで画像を取得してもよい。
計測に必要なタイミングについては、1つは、静止状態である。もう1つは、膝上げ運動により計測を行う場合、膝を上げて脚踏みする動作の内、最も高く膝が上がったタイミングである。膝上げは約40秒間継続して行い、部位(8c,8d)がそれぞれ最も高く上がったタイミングにおける部位(8a,8b)の3次元位置座標をその都度計測する。
したがって、片膝を上げた際、肩中央部及びおしり中心部につきそれぞれ8パターンに分類され、肩中央部とおしり中心部の位置座標の分類を掛け合わせると64パターンとなる。さらに、上記運動は両ひざにつき行うので、合計128パターンに分類される。この128パターン全てにつき、各別にコメントや適切な運動処方が設定されている。
次に、クライアント端末上の画面表示に沿って説明する。図5は、実施例1のクライアント端末におけるモード選択画面イメージ図を示している。図5に示すように、画面上には、「開始」「履歴」「設定」のボタンが表示され、必要な項目を選択する。初回起動時に「開始」を選択した場合及び設定を選択した場合は、設定画面へと遷移する。以前に測定を行ったことがある場合、「開始」を選択すると測定画面へと遷移する。また、「履歴」を選択すると過去の測定履歴を閲覧することができる。
図6は、実施例1のクライアント端末における設定画面イメージ図を示している。図6に示すように、設定画面では、氏名、性別、生年月日、身長、体重及びパスワードの登録或は削除を行うことができる。ここで登録した情報は、サーバに送信、保存され、次回の測定時に前回の測定結果との比較を行うために利用される。
図7は、実施例1のクライアント端末における測定画面イメージ図を示している。図7に示すように、画面左には人形が表示されており、実際の画面ではアニメーションになっている。ユーザ7は、このアニメーションに合わせて、身体を動かして測定を行う。このとき、画面右下には、計測用カメラ3により読み取られクライアント端末2へと送られたユーザ7の3次元位置座標データが表示される。
図8は、実施例1のクライアント端末における結果表示画面イメージ図を示している。図8に示すように、画面上部には、左に解析されたユーザ7の現在の身体の歪み状態が人形の形で表示されており、右には現在の状態がこのまま継続した場合の予測される未来体型が表示されている。それぞれ、左が正面、右が背面を示している。本実施例では表示しないが、ユーザ7の理想体型を解析し画像で表示してもよい。
画面下部には、左に現在体型及び未来体型についてのコメントがなされており、画像と合わせて被験者の状態を把握することができる。また、右には得点が表示される。この得点は、身体の歪み度合いが少なければ少ないほど、高い得点が表示される。本実施例では表示しないが、この得点の基となる身体の中心軸のブレを画像で表示してもよい。
図9は、実施例1のクライアント端末における詳細結果表示画面イメージ図を示している。図9に示すように、筋肉の硬い部位10が強調して表示されている。筋肉の硬い部位10は、現在の身体の歪みの原因となっているばかりではなく、今後、痛める可能性の高い部位ともいえる。また、筋肉の硬い部位には、脂肪がつきやすいため、これを基にユーザの未来体型を予測することができる。さらに、筋肉の硬い部位をかばうことにより、その他の部位に負担がかかってしまう恐れもある。
このような筋肉の硬い部位に関するデータを基に、各部位につきコメントが表示される。具体的には、コメント9aは大胸筋、コメント9bは腰部、コメント9cは僧帽筋、コメント9dは広背筋、コメント9eは中臀筋についてのものである。本実施例とは異なり、各部位毎に得点を表示するものであってもよい。
図10は、実施例1のクライアント端末における運動処方画面イメージ図を示している。図10に示すように、端末画面上には、解析結果を基に自動生成された運動プログラムが表示される。運動プログラムは、画像及び説明文で提案される。例えば、筋肉の硬い部位を柔軟にするエクササイズを行うことによって、身体の歪みを改善することができる。
本実施例では、2つのエクササイズを提案しているが、1つ或は3つ以上であってもよい。
図11は、実施例1の身体歪みチェッカーの機能ブロック図を示している。図11に示すように、計測用カメラ3は、カメラ31と距離センサ32から成り、クライアント端末2へ3次元位置座標データを送信する。クライアント端末2は、変位情報取得手段21、表示手段23及びデータ送受信手段24を備え、サーバ4は、歪み度合い解析手段42及びデータ送受信手段44を備える。
計測用カメラ3から送信された3次元位置座標データは、クライアント端末2内の変位情報取得手段21へと送られる。変位情報データは、クライアント端末2からデータ送受信手段(24,44)を介してサーバ4へと送られる。サーバ4へと送られた変位情報データは、歪み度合い解析手段42により解析がなされ、解析結果データは、データ送受信手段(24,44)を介してクライアント端末2へと送られる。クライアント端末2に送られた解析結果データは、クライアント端末2内の表示手段23へと送られ、画面表示がなされる。
図12は、実施例2の身体歪みチェッカーの機能ブロック図を示している。図12に示すように、実施例2の身体歪みチェッカーは、実施例1で説明した身体歪みチェッカーとは異なり、インターネット6を介さず、計測用カメラ3とコンピュータ200のみで構成されている。
図12の機能ブロック図に示すように、計測用カメラ3は、カメラ31と距離センサ32から成り、コンピュータ200へ3次元位置座標データを送信する。コンピュータ200は、変位情報取得手段21、歪み度合い解析手段22及び表示手段23を備え、計測用カメラ3から送信された3次元位置座標データは、コンピュータ200内の変位情報取得手段21へと送られる。変位情報取得手段21から歪み度合い解析手段22へは変位情報データが送られ、歪み度合い解析手段22から表示手段23へは、解析結果データが送られる。
(その他の実施例)
(1)実施例1では膝を上げて脚踏みする動作により計測を行ったが、その他の動作、例えば、腕振り運動を行い、計測を行ってもよい。
(2)実施例1では肩中央部とおしり中心部を捉えて計測を行ったが、肩中央部とおしり中心部だけではなく、頭部などを含め、3次元位置座標を取得するものであってもよい。
本発明は、簡易な設備で、かつ短時間で測定を行うことが可能であるので、国民の健康寿命の延伸や美容目的、或は、医療費削減を実現するシステムとして有用である。
1 身体歪みチェッカー
2 クライアント端末
3 計測用カメラ
4 サーバ
5 ケーブル
6 インターネット
7 ユーザ
8a〜8d,10 部位
9a〜9e コメント
21 変位情報取得手段
22,42 歪み度合い解析手段
23 表示手段
24,44 データ送受信手段
31 カメラ
32 距離センサ
200 コンピュータ


Claims (10)

  1. 被験者が膝を上げて脚踏みする動作と静止状態を正面から撮影するカメラ手段と、
    前記カメラ手段と距離センサを用いて、動作中でが所定位置に達した動作状態および前記静止状態の被験者の肩中央部とおしり中心部の2つの部位の3次元位置座標を計測する手段と、
    前記3次元位置座標から前記2つの部位の前記静止状態から前記動作状態の変位情報を取得する手段と、
    前記変位情報から被験者の身体の歪み度合いを解析する手段、
    を備え
    前記変位情報は、右膝を上げた際の第1の変位情報と、左膝を上げた際の第2の変位情報とから成り、第1および第2の変位情報は、それぞれ前記カメラ手段の軸方向、その軸方向に直交する水平方向および垂直方向の3方向成分を有し、前記カメラ手段の軸方向の方向成分による前傾度合いまたは後傾度合いと、前記水平方向の方向成分による左傾度合いまたは右傾度合いと、前記垂直方向の方向成分による屈み度合いとから、片膝を上げた際に、肩中央部とおしり中心部につきそれぞれ8パターンに分類され、肩中央部とおしり中心部の位置座標の分類を掛け合わせ64パターンに分類され、両膝の脚踏み動作で128パターンに分類され、各パターンにコメント又は運動処方が設定されている、
    ことを特徴とする身体歪みチェッカー。
  2. 上記のが所定位置に達した動作状態が、膝の高さがピークに達した動作状態であることを特徴とする請求項1に記載の身体歪みチェッカー。
  3. 解析した前記歪み度合いから、筋肉の硬い部位を特定し、筋肉の硬い部位に関するデータに基づいて、痛める可能性のある部位を予測する手段を更に備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の身体歪みチェッカー。
  4. 解析した前記歪み度合いから、筋肉の硬い部位を特定し、筋肉の硬い部位に関するデータに基づいて、被験者の未来体型を予測する手段を更に備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の身体歪みチェッカー。
  5. 解析した前記歪み度合いから、歪み改善を目的とする運動プログラムを生成する手段を更に備えたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の身体歪みチェッカー。
  6. 解析した前記歪み度合いはデータとして保存され、
    過去に解析した歪み度合いデータと比較することにより、歪みの改善効果を計測し、
    前記運動プログラムを再生成する手段を更に備えたことを特徴とする請求項に記載の身体歪みチェッカー。
  7. 被験者が膝を上げて脚踏みする動作と静止状態をカメラ手段で正面から撮影し、
    前記カメラ手段と距離センサを用いて、動作中でが所定位置に達した動作状態および前記静止状態の被験者の肩中央部とおしり中心部の2つの部位の3次元位置座標を計測し、
    前記3次元位置座標から前記2つの部位の前記静止状態から前記動作状態の変位情報を取得し、
    前記変位情報は、右膝を上げた際の第1の変位情報と、左膝を上げた際の第2の変位情報とから成り、第1および第2の変位情報は、それぞれ前記カメラ手段の軸方向、その軸方向に直交する水平方向および垂直方向の3方向成分を有し、前記カメラ手段の軸方向の方向成分による前傾度合いまたは後傾度合いと、前記水平方向の方向成分による左傾度合いまたは右傾度合いと、前記垂直方向の方向成分による屈み度合いとから、片膝を上げた際に、肩中央部とおしり中心部につきそれぞれ8パターンに分類され、肩中央部とおしり中心部の位置座標の分類を掛け合わせ64パターンに分類され、両膝の脚踏み動作で128パターンに分類され、各パターンにコメント又は運動処方が設定されており、
    前記変位情報から被験者の身体の歪み度合いを解析する、
    ことを特徴とする身体歪みチェック方法。
  8. 上記のが所定位置に達した動作状態が、膝の高さがピークに達した動作状態であることを特徴とする請求項に記載の身体歪みチェック方法。
  9. コンピュータを、下記1)〜3)の手段として機能させる身体歪みチェックプログラム:
    1)カメラ手段と距離センサを用いて、被験者が膝を上げて脚踏みする動作においてが所定位置に達した動作状態および静止状態の被験者の肩中央部とおしり中心部の2つの部位の3次元位置座標を計測する手段と、
    2)前記3次元位置座標から前記2つの部位の前記静止状態から前記動作状態の変位情報を取得する手段と、
    3)前記変位情報から被験者の身体の歪み度合いを解析する手段、
    前記変位情報は、右膝を上げた際の第1の変位情報と、左膝を上げた際の第2の変位情報とから成り、第1および第2の変位情報は、それぞれ前記カメラ手段の軸方向、その軸方向に直交する水平方向および垂直方向の3方向成分を有し、前記カメラ手段の軸方向の方向成分による前傾度合いまたは後傾度合いと、前記水平方向の方向成分による左傾度合いまたは右傾度合いと、前記垂直方向の方向成分による屈み度合いとから、片膝を上げた際に、肩中央部とおしり中心部につきそれぞれ8パターンに分類され、肩中央部とおしり中心部の位置座標の分類を掛け合わせ64パターンに分類され、両膝の脚踏み動作で128パターンに分類され、各パターンにコメント又は運動処方が設定されている
  10. 上記のが所定位置に達した動作状態が、膝の高さがピークに達した動作状態であることを特徴とする請求項に記載の身体歪みチェックプログラム。
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