JP6434382B2 - Humidifier - Google Patents
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Description
この発明は、貯水室で発生した加湿空気を室内へ送風する加湿装置において排水タンクの水位を検知する構造に関するものである。 The present invention relates to a structure for detecting a water level of a drainage tank in a humidifier that blows humidified air generated in a water storage chamber into the room.
従来、図11で示すように、器具本体の所定位置に設置された排水タンク101内に支軸102を支点として一端にフロート103、他端に磁石104を備えた回動自在の水位検知手段105を設置し、磁石104と対向する位置に磁力を検知したらON信号を出力する近接センサ106を備え、排水タンク101内の水位が上昇して水位検知手段105のフロート103側が上昇し、磁石104側が下降するように回動することで、磁石104と近接センサ106との間の距離が徐々に大きくなり、近接センサ106が磁力を検知できなくなったらOFF信号を出力することで運転を自動的に停止させ、排水タンク内への排水の流入を停止させることで、排水タンク101からの水漏れを防止するものがあった。(例えば、特許文献1)
Conventionally, as shown in FIG. 11, a rotatable water level detecting means 105 having a
しかし、この従来のものでは、排水タンク内の水位が上昇すると水位検知手段の磁石側が斜め下方に向かって下降することから、水平方向へのストローク距離を考慮して排水タンク内に水位検知手段を設置する必要があったため、排水タンクの側壁近傍に水位検知手段を設置することができず、水位検知手段の設置位置の選択範囲が狭められていた。 However, in this conventional system, when the water level in the drainage tank rises, the magnet side of the water level detection means descends obliquely downward, so that the water level detection means is installed in the drainage tank in consideration of the stroke distance in the horizontal direction. Since it was necessary to install, the water level detection means could not be installed near the side wall of the drainage tank, and the selection range of the installation position of the water level detection means was narrowed.
また、排水タンク内の排水が飛散する等して水位検知手段の各所に排水が滞留したままの状態で運転終了後に水分が乾燥した時、水中に含有しているカルキ成分が水位検知手段の摺動箇所に析出することで、排水タンク内の水位が上昇した時における水位検知手段の回動がスムーズに行われず、水位検知が正確に行われず排水タンク内から排水があふれ出す虞があったため、改善の余地があった。 In addition, when the water is dried after the operation is finished in a state where the wastewater remains in various places of the water level detection means due to the scattering of the wastewater in the drainage tank, the chlorinated components contained in the water are slid by the water level detection means. Because the water level detection means does not rotate smoothly when the water level in the drain tank rises due to precipitation at the moving location, there is a risk that the water level will not be accurately detected and the drainage will overflow from the drain tank. There was room for improvement.
上記課題を解決するために、本発明の請求項1では、器具本体と、該器具本体内にあり水を貯水する貯水室と、該貯水室内の水から加湿空気を発生させる加湿空気発生手段と、該加湿空気発生手段で発生した加湿空気を室内に供給する送風ファンと、前記貯水室に接続され前記貯水室内の水を排水するための排水管と、該排水管の途中に設置され弁を開閉することで管内にある排水の流動有無を切り替える排水弁と、前記器具本体内に設置され前記排水管から流入する排水を溜める排水タンクと、該排水タンク内に設置され水位を検知するための水位検知手段と、該水位検知手段に設置された磁石と、該磁石と対向する位置に設置され磁力の有無によりON/OFF信号を切り替えて出力する近接センサと、該近接センサから出力されたON/OFF信号に基づいて前記排水弁の開閉を切り替える制御部とを備え、
前記水位検知手段は、前記排水タンクの上部に形成された開口に吊着した連結アームと、該連結アームに略中央で軸支され前記排水タンクの水位に応じて一端に嵌め込まれたフロートにより回動するフロートアームと、該フロートアームの他端と連結し前記フロートアームの回動に応じて鉛直上下方向に動作する磁石アームとで構成され、前記磁石アームの上端近傍に前記磁石が設置されたことを特徴とする。
In order to solve the above-mentioned problem, in
The water level detection means is rotated by a connecting arm suspended in an opening formed in the upper part of the drainage tank, and a float that is pivotally supported by the coupling arm at a substantially central position and fitted at one end according to the water level of the drainage tank. A float arm that moves, and a magnet arm that is connected to the other end of the float arm and moves vertically in accordance with the rotation of the float arm, and the magnet is installed near the upper end of the magnet arm. It is characterized by that.
また、請求項2では、前記水位検知手段は、前記連結アームと前記フロートアームの接触面及び/または前記フロートアームと前記磁石アームの接触面にリブ形状の摺動部を形成したことを特徴とする。 According to a second aspect of the present invention, the water level detecting means is characterized in that a rib-shaped sliding portion is formed on the contact surface of the connecting arm and the float arm and / or the contact surface of the float arm and the magnet arm. To do.
この発明によれば、水位検知手段は、排水タンクの上部に形成された開口に吊着した連結アームと、該連結アームに略中央で軸支され排水タンクの水位に応じて一端に嵌め込まれたフロートにより回動するフロートアームと、該フロートアームの他端と連結しフロートアームの回動に応じて鉛直上下方向に動作する磁石アームとで構成され、磁石アームの上端近傍に磁石が設置されたので、排水タンク内の水位変動に応じた水位検知手段の動作方向が鉛直上下方向であることから、水平方向へのストローク距離を考慮せずとも排水タンク内に設置可能なため、水位検知手段の設置位置の選択範囲を広げることができる。 According to the present invention, the water level detection means is connected to the connection arm suspended from the opening formed in the upper part of the drainage tank, and is fitted to one end in accordance with the water level of the drainage tank that is pivotally supported by the connection arm at substantially the center. A float arm that is rotated by a float, and a magnet arm that is connected to the other end of the float arm and moves vertically in accordance with the rotation of the float arm. A magnet is installed near the upper end of the magnet arm. Therefore, since the operation direction of the water level detection means according to the fluctuation of the water level in the drain tank is the vertical vertical direction, it can be installed in the drain tank without considering the horizontal stroke distance. The selection range of the installation position can be expanded.
また、水位検知手段は、連結アームとフロートアームの接触面及び/またはフロートアームと磁石アームの接触面にリブ形状の摺動部を形成したので、水位検知手段に排水が飛散しても各アームの接触面での滞留を防止することができるため、水道水内に含まれるカルキが各アーム間の接触面に固着して動作不良となることを抑制し、排水タンクから排水があふれ出すこを防止できる。 In addition, since the water level detection means has a rib-shaped sliding portion formed on the contact surface of the connecting arm and the float arm and / or the contact surface of the float arm and the magnet arm, each arm can be used even if drainage is scattered on the water level detection means. Stagnation on the contact surface of the water can be prevented, so that it can be prevented that the calcite contained in the tap water sticks to the contact surface between the arms and malfunctions, and the drainage tank overflows. Can be prevented.
次に、この発明の一実施形態における加湿装置を図に基づいて説明する。
1は器具本体、2は器具本体1上部に形成されルーバー3が設置された送風口、4は複数のスイッチが備えられ各種操作指令を行う操作部、5は器具本体1正面中央部に形成され器具本体1内に空気を取り込む吸い込み口、6は器具本体1下部に設置され取っ手を引くことで内部に設置された排水タンク7の取り出しを可能とする排水タンク収納扉、8は該排水タンク収納扉6の横にあり内部に設置された給水タンク9の給水口を収納する給水口扉、10は該給水口扉8の下部に形成され給水タンク9内に残存する水量を目視可能な水位窓、11は器具本体1底部に設置され器具本体1の移動を可能とするタイヤ部である。
Next, a humidifier according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
DESCRIPTION OF
12は器具本体1内に設置され所定量の水を貯水する貯水室であり、この貯水室12内には水に下端を水没させ駆動軸に軸支された筒状の回転体13が備えられている。
前記回転体13は、中空逆円錐形で上方に向かって径が徐々に拡大するものであり、駆動軸に接続され回転体13を回転駆動させるミストモータ14を駆動させ、回転体13が回転することによる回転の遠心力で貯水室12内の水を汲み上げ、回転体13の外壁および内壁を伝わせて水を押し上げて、回転体13の外壁を伝わせて押し上げた水を周囲に飛散させると共に、回転体13の内壁を伝わせて押し上げた水を回転体13の上端に形成された複数の図示しない飛散口から周囲に飛散させる。
The rotating
15は回転体13の上部外周に所定間隔を離間させて位置し、回転体13と共に回転する円筒状の多孔体で、該多孔体15には、その全周壁に多数のスリットや金網やパンチングメタル等から成る多孔部16が設置されており、前記回転体13、ミストモータ14、多孔体15、多孔部16で加湿空気発生手段が構成されている。
また、前記回転体13の回転による遠心力で貯水室12内の水を汲み上げると共に空気を飛散させ、多孔部16を通過した水滴が破砕されることで、水の粒子を微細化してナノメートル(nm)サイズのミストが生成すると共に、水の粒子の微細化によるレナード効果でマイナスイオンを多量に発生させるものである。
Further, the centrifugal force generated by the rotation of the rotating
17は所定の回転数で駆動することで空気を流動させる送風ファンであり、器具本体1の正面に形成された吸い込み口5から吸い込んだ室内空気を吹き出して、貯水室12と送風通路18とを通過させて送風口2から送風することで、貯水室12内で発生したナノミストとマイナスイオンとを含んだ加湿空気を室内へ供給する。
18は貯水室12内に設置され貯水を加熱する加熱ヒータであり、貯水室12の外壁に設置され貯水温度を検知する貯水温度センサ19で検知される温度が所定温度となるよう、ON/OFF状態を適宜切り替える。
A
20は貯水室12内に設置されフロートの上下により水位を検知する水位センサであり、貯水室12内の水位が低下して所定水位以下になったらOFF信号を出力し、水位が上昇して所定水位以上になったらON信号を出力し、更に水位が上昇して貯水室12内が満水となったら満水信号を出力する。
A
21は一端が貯水室12に接続し他端が給水タンク9の底部に所定のクリアランスを設けて設置された給水管であり、該給水管21の配管途中には、給水タンク9内の水を貯水室12内まで流動させる給水ポンプ22と、給水管21内を流動する水の流量を検知する流量センサ23とが設置されている。
A
24は一端が貯水室12の底部に接続し他端が排水タンク7の排水流入口25上部に設置された排水管であり、該排水管24の配管途中には、電磁弁を開閉して貯水室12内の水の排水を制御する排水弁26が備えれている。
27は送風口2の壁面に設置され室内へ向けて送風される加湿空気の温度を検知する送風温度センサ、28は送風ファン17の近傍に設置され吸い込み口5から吸い込まれた室内空気の温度を検知する吸気温度センサ、29は前記吸気温度センサ28の近傍に設置され器具本体1が設置された室内の湿度を検知する湿度センサであり、各センサで検知された温度や湿度に基づいてミストモータ14や送風ファン17の回転数を変化させ、加熱ヒータ18のON/OFF状態を切り替える。
27 is a blower temperature sensor that is installed on the wall surface of the
30は送風通路18内に設置されたフィルターであり、貯水室12内で発生したナノミストとマイナスイオンとを含む加湿空気中の大粒の水滴を補水し、送風口2まで到達させないようにすることで、送風口2付近や器具本体1の設置面が濡れることを防止する。
31は一端が貯水室12の壁面に接続され他端が給水タンク9の給水流入口32上部に設置されたオーバーフロー管であり、万一水位センサ20が故障して満水検知ができなかった時、給水ポンプ22が駆動し続けて貯水室12内への給水が停止せずとも、オーバーフロー管31を通じて給水タンク9内へ水を戻すことができるため、貯水室12から水が溢れ出すことを確実に防止することができる。
31 is an overflow pipe having one end connected to the wall surface of the
33は排水タンク7内に設置され排水タンク7内の水位によって状態が変化する水位検知手段であり、該水位検知手段33は、フロートアーム34、磁石アーム35、及び連結アーム36で構成されている。
前記フロートアーム34は、全体が横長状に形成され、一端側に形成され水に浮くフロート37が嵌め込まれる嵌め込み部38と、水平方向に対して平行に複数形成された平行長穴39と、略中央に形成され前記連結アーム36と回動可能に連結され支点として作用する穴状の第1小孔40と、該第1小孔40の周囲を囲う円弧リブ形状の円弧摺動部41と、横長状に形成された横長穴42と、他端側に形成され前記磁石アーム35と回動可能に連結され作用点として作用する穴状の第2小孔43と、該第2小孔43の周囲を囲う円リブ形状の円摺動部44とで構成されている。
The
また、前記磁石アーム35は、全体が縦長状に形成され、下端付近に設けられ前記フロートアーム34の第2小孔43と回動可能に連結される略円柱状に形成された下部突起45と、鉛直方向に対して長穴形状に形成され前記連結アーム36に係合される上部縦長穴46と、上端に設けられ磁石47が設置される磁石設置部48とで構成されており、磁石アーム35の下端に切り欠きを設けたことで、磁石アーム35の表面に付着した水滴を磁石アーム35の下端から排水タンク7へスムーズに滴下させることができる。
Further, the
また、前記連結アーム36は、全体が略逆L字状に形成され、L字の水平側の端部付近に設けられ前記フロートアーム34の前記第1小孔40の周縁に引っかかる爪部49aと前記フロートアーム34を回動可能に連結する支点として作用させる軸部49bとで構成された爪突起49と、下端付近で鉛直方向に対して長穴形状に形成され前記磁石アーム35の下部突起45が貫通することで前記フロートアーム34と前記磁石アーム35とが長穴の範囲内で摺動可能となる下部縦長穴50と、該下部縦長穴50の両脇に形成された縦長リブ形状の縦長摺動部51と、L字の鉛直側の略中間位置に設けられ前記磁石アーム35を支持するアーム支持部52と、L字の鉛直側の上方に形成され前記磁石アーム35の上部縦長穴46に嵌り込む上部突起53と、上端付近に形成され排水タンク7上部に形成された開口54の周縁に引っかかる鍔部55とで構成されており、前記鍔部55が開口54の周縁に引っかかることで、水位検知手段33を開口54に吊着することができる。
The connecting
ここで、フロートアーム34、磁石アーム35及び連結アーム36の接続箇所と作用について説明すると、第1小孔40に爪突起49の軸部49bが挿入されることでフロートアーム34が連結アーム36に軸着された状態となり、排水タンク7の水位が高くなってフロート37が浮力によって上昇すると、第1小孔40を支点にしてフロートアーム34の嵌め込み部38側が上昇することで第2小孔43側が下降するようにして回動する。また、磁石アーム35に形成された下部突起45がフロートアーム34に形成された第2小孔43と連結アーム36に形成された下部縦長穴50とを貫通していることで、フロートアーム34の回動に合わせて磁石アーム35が下部縦長穴50の範囲内で鉛直上下方向に摺動する。
Here, the connection location and operation of the
また、前記フロートアーム34は第1小孔40と横長穴42との間に所定角度で曲げられた折り曲げ部が形成された略への字状であり、かつ前記折り曲げ部よりフロート37側の方が第2小孔43側よりも長いことから、排水タンク7内が満水近くになった時、フロートアーム34のフロート37の下端の方が連結アーム36の下端よりも低い状態で磁石アーム35を鉛直下方向へ十分に低下させ満水検知可能としたので、排水タンク7が満水時であっても連結アーム36の下端が浸水しないため、フロートアーム34の回動や磁石アーム35の鉛直上下方向の動作が水の浮力によって阻害されることがなく、常時スムーズに動作することが可能となる。
The
また、図4及び図5で示すように、連結アーム36の爪突起49の爪部49aと対向するフロートアーム34の円弧摺動部41が前記爪部49aと線接触し、連結アーム36の爪突起49の周囲に複数設けられた円柱リブ形状の円柱摺動部56と対向するフロートアーム34の第1小孔40近傍の面が前記円柱摺動部56と点接触し、磁石アーム35の下部突起45の近傍の面と対向する前記フロートアーム34の円摺動部44が前記磁石アーム35の下部突起45の近傍の面と線接触し、フロートアーム34の第2小孔43近傍の面と対向する連結アーム36の縦長摺動部51が前記フロートアーム34の第2小孔43近傍の面と線接触していることで、各アーム間の摺動部における接触面積が面接触と比較して小さくなっているため、排水弁26が開放され排水タンク7内に排水が流入する時に排水が水位検知手段33の方向へ飛散しても、円弧摺動部41、円摺動部44、縦長摺動部51及び円柱摺動部56の各部と接触する面との間に排水が溜まらずカルキの析出を防止できるため、フロートアーム34の回動や磁石アーム35の鉛直上下方向への摺動を常時スムーズに実施することが可能となる。
4 and 5, the
57は磁石47の磁力の有無でON/OFF状態を判定する近接センサであり、排水タンク7内の水が増えるとフロートアーム34の一端側が徐々に上昇することで磁石アーム35が徐々に低下し、磁石47が近接センサ57から徐々に離れることで近接センサ57で検知可能な磁力が弱まり、排水タンク7が満水近くになると近接センサ57が磁力を検知できなくなりOFF信号を出力して排水弁26を閉止することで、排水タンク7から水が漏れ出す事態を確実に防止する。
57 is a proximity sensor that determines the ON / OFF state based on the presence or absence of the magnetic force of the
58はルーバー3の図示しない支軸と接続してルーバー3を所定角度まで回動させるルーバーモータであり、ミスト運転の開始時や停止時にルーバー3を所定の角度まで回動させる。
A
前記操作部4には、運転開始及び停止を指示する運転スイッチ59と、ミストモータ14の回転数を所定値だけ低下させて運転音の低下を図る静音運転を実行するひかえめスイッチ60と、加湿空気を室内に供給するミスト運転の開始あるいは停止のタイマー運転の実施有無を設定するタイマー入/切スイッチ61と、現在時刻の設定を行う時計合せスイッチ62と、加湿空気を室内に供給するミスト運転の開始時刻や停止時刻を設定するタイマー合せスイッチ63と、室内へ供給する加湿空気量を3段階の加湿レベルから選択する加湿スイッチ64と、室内へ供給する加湿空気の風量を3段階の風量レベルから選択する風量スイッチ65と、前記加湿スイッチ64や前記風量スイッチ65で設定された加湿レベルや風量レベルを表示する表示部66と、該表示部66での表示項目を加湿、風量レベルから湿度、現在時刻等に変化させる表示切り替えスイッチ67と、スイッチを3秒押しすると排水弁26を開放して貯水室12内の水を強制的に排水する排水スイッチ68と、運転停止以外の操作を禁止するチャイルドロックスイッチ69とが備えられている。
The
また、前記操作部4には各スイッチに対応したランプが備えられており、前記運転スイッチ59が操作されたら点灯する運転ランプ70と、前記タイマー入/切スイッチ61が操作されタイマー入り制御かタイマー切り制御かのいずれかで設定されたモードのランプを点灯させるタイマーランプ71と、前記表示部66で表示する検知湿度や現在時刻の午前、午後の項目に応じて該当する所定のランプが点灯する表示項目ランプ72と、前記排水スイッチ68が操作され排水弁26が開放されたら点灯する排水ランプ73と、前記チャイルドロックスイッチ69が操作されチャイルドロックが設定された時に点灯するチャイルドロックランプ74とが備えられている。
The
75は各センサで検知された検知値や操作部4上に備えられた各スイッチでの設定内容に基づき運転内容や弁の開閉を制御するマイコンで構成された制御部であり、ミストモータ14を所定の回転数で駆動させるミストモータ制御手段76と、送風ファン17を所定の回転数で駆動させる送風ファン制御手段77と、加熱ヒータ18のON/OFF状態を変化させて貯水室12内の水温を制御する加熱ヒータ制御手段78と、特定の動作開始時から経過した時間をカウントする計時手段79とが備えられている。
75 is a control unit composed of a microcomputer that controls the operation content and the opening / closing of the valve based on the detection value detected by each sensor and the setting content of each switch provided on the
次に、一実施形態での運転開始から終了までの動作について図6のフローチャートに基づいて説明する。
まず、操作部4の運転スイッチ59が操作されたか、もしくはタイマー入/切スイッチ61で設定された運転開始時刻になったら、制御部75は、排水弁26を開放して貯水室12内の水を排水し、水位センサ20でOFF信号が検知されたら給水ポンプ22の駆動を開始して給水管21内にある水を排水して、所定時間経過したら排水弁26を閉止する水入替モードを行う(ステップS101)。
Next, the operation from the start to the end of operation in one embodiment will be described based on the flowchart of FIG.
First, when the
ステップS101の水入替モードが終了したら、制御部75は、給水タンク9内の水を給水管21を介して貯水室12内へ供給し、水位センサ20でON信号が検知されたら所定量の水が貯水室12内に供給されたとして給水ポンプ22の駆動を停止した後、送風ファン17を所定時間だけ駆動させ回転体13に付着した大粒の水滴を落とす立ち上げモードを行う(ステップS102)。
When the water replacement mode in step S101 is completed, the
ステップS102の立ち上げモードが終了したら、制御部75は、ルーバーモータ58を駆動させてルーバー3を器具本体1の上面に対して垂直となる位置で停止させ、加湿スイッチ64及び風量スイッチ65で設定された加湿レベルと風量レベルに基づいて、ミストモータ14と送風ファン17とが所定の回転数で駆動するようミストモータ制御手段76と送風ファン制御手段77とでそれぞれの回転数を制御し、貯水温度センサ19の検知値に基づいて加熱ヒータ18のON/OFF状態を加熱ヒータ制御手段78で切り替えて制御することで、貯水室12内の貯水温度を加湿レベルと風量レベルとに合わせた所定の温度範囲内にするミスト運転を実行する通常運転モードを行う(ステップS103)。
When the start-up mode in step S102 is completed, the
ここで通常運転モードを詳述すると、ミストモータ制御手段76によりミストモータ14を800〜1400rpmの範囲内で回転数を変化させ、また、送風ファン制御手段77で送風ファン17を400〜800rpmの範囲内で回転数を変化させることで、風量レベルに合った回転数にしたミスト運転を行い、更に、送風温度センサ27で検知される温度が加湿レベルに合った値となるよう貯水室12内の貯水温度を変化させ、貯水温度センサ19で検知される温度が約30〜40℃の範囲内で推移するように加熱ヒータ18のON/OFF状態を加熱ヒータ制御手段78で切り替えて制御する。
The normal operation mode will now be described in detail. The mist motor control means 76 changes the rotational speed of the
ステップS103の通常運転モードを開始した後に通常運転モードの途中で運転スイッチ59がOFF操作されたか、あるいはタイマー入/切スイッチ61で設定されたミスト運転の停止時刻になったら、制御部75は、ルーバーモータ58を駆動させてルーバー3を器具本体1の上面に対して約20°だけ開放した状態で静止させ、加熱ヒータ18をON状態にして水を加熱し、貯水温度センサ19での検知値が63℃から65℃の間で推移するよう加熱ヒータ18のON/OFF状態を切り替えて貯水室12内にある水の除菌を行う除菌運転を所定時間である10分間実行し、10分経過後に貯水室12内を冷却する冷却運転を実行した後に排水弁26を開放して貯水室12内の水を排水するクリーニングモードを行う(ステップS104)。
When the
ステップS104のクリーニングモードが終了したら、制御部75は、ミストモータ制御手段76及び送風ファン制御手段77によりミストモータ14と送風ファン17とを所定の回転数で所定時間だけ駆動させ、貯水室12内を乾燥させる乾燥モードを実施し(ステップS105)、所定時間経過したらミストモータ14と送風ファン17とを停止させて乾燥モードが終了し、ルーバーモータ58を駆動させてルーバー3を閉止することで運転終了となる。
When the cleaning mode in step S104 is completed, the
次に、排水タンク7内の水位変化に伴う水位検知手段33の動作について詳述する。
まず、排水タンク7内の水位が低くフロート37より下部に水面の上端がある場合、図9で示すようにフロート37自体の重みによりフロートアーム34の嵌め込み部38側が鉛直下方向へ下降した状態で静止することから、フロートアーム34の第2小孔43を貫通する磁石アーム35の下部突起45が連結アーム36の下部縦長穴50の上端に当接し、フロートアーム34により磁石アーム35が最上部へ押し上げられた状態で静止するため、磁石47と近接センサ57との間の距離が狭まり、磁石47の磁力を近接センサ57が検知してON信号を出力する。
Next, the operation of the water level detection means 33 accompanying the change in the water level in the
First, when the water level in the
そして、ミスト運転終了後のクリーニングモード時に排水弁26が開放され排水流入口25から排水が流入すると、フロート37が浮力によって上昇し第2小孔43側が下降する方向へフロートアーム34が回動することでフロートアーム34の第2小孔43側が下降して、磁石アーム35の下部突起45により磁石アーム35が鉛直下方向へ動作する。
When the
更に、排水タンク7内に排水が流入し続けると、図10で示すように磁石アーム35が連結アーム36の下部縦長穴50の中間位置より下方まで下降し、近接センサ57での磁力検知が可能な範囲を超えた時点でOFF信号を出力するため、制御部75は、排水弁26の閉止指示を出力して弁を閉止することで排水タンク7内への排水の流入を停止させ、排水タンク7から水が漏れ出す事態を防止する。
Furthermore, if the drainage continues to flow into the
以上のように、フロートアーム34、磁石アーム35及び連結アーム36で構成された水位検知手段33を排水タンク7内に設置したことで、ミスト運転終了後のクリーニングモード時に排水弁26が開放され排水流入口25から排水が流入すると、水位の上昇に応じて磁石アーム35が鉛直下方向へ動作し、排水タンク7の水位上昇に応じて確実に磁石47が近接センサ57から離れ、近接センサ57での磁力検知が可能な範囲を超えたらOFF信号を出力して排水弁26を閉止することから、水位変化に応じた水位検知手段33の動作中に磁石アーム35が鉛直上下方向の動作のみで近接センサ57のON/OFF信号の切り替えを可能とし、排水タンク7内の満水有無を検知可能としたことで、水平方向のストローク距離を気にすることなく排水タンク7内に水位検知手段33を設置可能としたため、排水タンク7内における水位検知手段33の設置位置の選択範囲を広げることができ、開口54のような水平方向の断面積が小さな空間でも水位検知手段33を設置可能とした。
As described above, by installing the water level detection means 33 including the
また、各アーム同士が接触しながら摺動する面にリブ状の円弧摺動部41、円摺動部44、縦長摺動部51及び円柱摺動部56を設けたことで、排水弁26が開放され排水タンク7内に排水が流入した時に水位検知手段33の摺動部に排水が付着しても、各摺動部と各アームの接触面積が面接触と比較して小さくなることから排水の滞留を防止できるため、排水に含まれるカルキが析出してフロートアーム34の回動や磁石アーム35の鉛直上下方向への動作に影響を与えることがなく、水位検知手段33による水位検知に支障を来す虞がない。
In addition, the rib-shaped
なお、本実施形態ではフロートアーム34、磁石アーム35及び連結アーム36で構成された水位検知手段33によって排水タンク7内の水位を検知しているが、これに限らず、排水タンク7の水位上昇に応じて磁石47と近接センサ57との間が確実に離れる構成であればよいものであり、磁石47と近接センサ57の設置場所に応じた動作を水位検知手段33がするものである。
In this embodiment, the water level in the
また、本実施形態における構成や制御内容は一例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図しておらず、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。 Further, the configuration and control contents in the present embodiment are presented as examples, and are not intended to limit the scope of the invention, and can be implemented in various other forms. Various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the scope of the invention. These embodiments and modifications thereof are included in the scope and gist of the invention, and are included in the invention described in the claims and the equivalents thereof.
1 器具本体
7 排水タンク
12 貯水室
13 回転体(加湿空気発生手段)
14 ミストモータ(加湿空気発生手段)
15 多孔体(加湿空気発生手段)
16 多孔部(加湿空気発生手段)
17 送風ファン
24 排水管
26 排水弁
33 水位検知手段
34 フロートアーム
35 磁石アーム
36 連結アーム
37 フロート
40 第1小孔
41 円弧摺動部
43 第2小孔
44 円摺動部
45 下部突起
47 磁石
49 爪突起
51 縦長摺動部
54 開口
56 円柱摺動部
57 近接センサ
75 制御部
1
14 Mist motor (humidified air generating means)
15 Porous body (humidified air generating means)
16 Porous part (humidified air generating means)
17
Claims (2)
前記水位検知手段は、前記排水タンクの上部に形成された開口に吊着した連結アームと、該連結アームに略中央で軸支され前記排水タンクの水位に応じて一端に嵌め込まれたフロートにより回動するフロートアームと、該フロートアームの他端と連結し前記フロートアームの回動に応じて鉛直上下方向に動作する磁石アームとで構成され、前記磁石アームの上端近傍に前記磁石が設置されたことを特徴とする加湿装置。 A device main body, a water storage chamber in the device main body for storing water, humidified air generating means for generating humid air from the water in the water storage chamber, and humidified air generated by the humidified air generating means are supplied to the room A blower fan, a drain pipe connected to the water storage chamber for draining water in the water storage chamber, and a drain valve installed in the middle of the drain pipe to switch the flow of drainage in the pipe by opening and closing the valve; A drainage tank that is installed in the appliance body and collects drainage flowing in from the drainage pipe, a water level detection unit that is installed in the drainage tank and detects a water level, and a magnet that is installed in the water level detection unit, A proximity sensor that is installed at a position facing the magnet and switches and outputs an ON / OFF signal according to the presence or absence of magnetic force, and switches the opening and closing of the drain valve based on the ON / OFF signal output from the proximity sensor And a control unit,
The water level detection means is rotated by a connecting arm suspended in an opening formed in the upper part of the drainage tank, and a float that is pivotally supported by the coupling arm at a substantially central position and fitted at one end according to the water level of the drainage tank. A float arm that moves, and a magnet arm that is connected to the other end of the float arm and moves vertically in accordance with the rotation of the float arm, and the magnet is installed near the upper end of the magnet arm. A humidifier characterized by that.
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