JP6432139B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置に関する。
従来から、撮影の際、陽炎、即ち、大気の屈折率揺らぎによる影響で画像内に生じる像のぼけを抑制する技術が知られている。ここで、「ぼけ」とは、撮影時の露光時間内に陽炎が変化することで、像の残像が撮像されてしまい、像がぼけてしまうことである。なお、陽炎の他の影響としては、大気の屈折率揺らぎにより画像内の像の形状が歪んでしまう変形がある。
例えば、非特許文献1には、天文分野において星などを撮影する際に、露光時間を短時間とすることで、露光時間内に陽炎が変化せず、像のぼけを抑制した画像を得ることが開示されている。
しかしながら、上述したような従来技術では、露光時間については、時間経過に伴う陽炎の変化の影響を受けない時間を設定しているが、フレームレートについては、このような考慮がされていない。
このため、上述したような従来技術では、撮影された各画像における像のぼけは抑制できるが、異なる画像間、特に、動画像や、静止画像であっても連続して撮影するような場合、隣接するフレームで撮影された画像間で像の変形具合が異なってしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、撮影された画像における像のぼけを抑制するとともに、隣接するフレーム画像で撮影された画像間の像の変形具合の差異を抑えることができる画像処理装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様にかかる画像処理装置は、時間経過に伴う陽炎の変化の影響を受けない露光時間かつフレームレートで画像を撮像する撮像部と、前記撮像された複数の画像を用いて、当該画像内の基準点の時間経過に伴う変化を解析する解析部と、前記フレームレートを解析結果に基づくレートに変更する第1変更部と、解析結果に応じて変更された前記フレームレートで前記撮像された画像を出力する出力部と、を備え、前記解析部は、前記基準点の時間経過に伴う変化を解析して、当該時間経過に伴う変化が略静止する周波数を特定し、前記第1変更部は、前記フレームレートを前記周波数のレートに変更する
本発明によれば、撮影された画像における像のぼけを抑制するとともに、隣接するフレームで撮影された画像間の像の変形具合の差異を抑えることができるという効果を奏する。
図1は、第1実施形態の画像処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、陽炎が発生する環境下で、自動車を30fpsで撮像した場合と1000fpsで撮像した場合との比較例を示す図である。 図3は、第1実施形態の画像処理装置で実行される処理の一例を示すフローチャート図である。 図4は、第2実施形態の画像処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図5は、第2実施形態の基準点の位置変化の時系列データの一例を示す図である。 図6は、第2実施形態の基準点の位置の周波数スペクトルの一例を示す図である。 図7は、第2実施形態の画像処理装置で実行される処理の一例を示すフローチャート図である。 図8は、第3実施形態の画像処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図9は、第3実施形態の画像処理装置で実行されるフレームレート変更処理の一例を示すフローチャート図である。 図10は、第3実施形態の画像処理装置で実行される出力処理の一例を示すフローチャート図である。 図11は、第4実施形態の画像処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図12は、第5実施形態の画像処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図13は、第5実施形態の画像処理装置で実行される処理の一例を示すフローチャート図である。 図14は、第6実施形態の画像処理装置の構成の一例を示すブロック図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明にかかる画像処理装置の実施形態を詳細に説明する。以下では、動画像を例に取り説明するが、これに限定されず、例えば、静止画の連続画像などにも同様に適用できる。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の画像処理装置100の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、画像処理装置100は、撮像部110と、記憶部120と、補正部130と、出力部140とを、備える。
撮像部110は、画像を撮像するものであり、例えば、監視カメラなどが挙げられる。具体的には、撮像部110は、時間経過に伴う陽炎の変化の影響を受けない露光時間かつフレームレートで画像を撮像する。
時間経過に伴う陽炎の変化の影響を受けないフレームレートは、時間経過に伴う陽炎の変化がフレーム間で略静止されるレートであればよい。時間経過に伴う陽炎の変化がフレーム間で略静止されるとは、例えば、時間経過に伴う陽炎の変化のフレーム間での変化量が閾値以下であると説明することができる。例えば、時間経過に伴う陽炎の変化の影響を受けないフレームレートは、時間経過に伴う陽炎の変化をフレーム毎に記録し、フーリエ変換し、周波数スペクトルの値が閾値以下となる所定の周波数のレートと理解することができる。これについては、後述する。
時間経過に伴う陽炎の変化の影響を受けない露光時間は、露光時間内に陽炎が変化しない短時間であればよい。なお、露光時間は、フレームレートの1フレーム分の時間よりも短い時間であるものとする。
時間経過に伴う陽炎の変化の影響を受けない露光時間及びフレームレートは、陽炎そのものに依存するが、本実施形態では、自然界で生じる多くの陽炎に対応するため、フレームレートが1000fps、露光時間が0.5msとして以下説明する。但し、これらに限定されるものではない。
ここで、本実施形態のように、露光時間を短時間化するとともにフレームレートを高速化することで、陽炎の影響が抑えられる原理について説明する。
本実施形態のように、露光時間を時間経過に伴う陽炎の変化の影響を受けない時間(例えば、0.5ms)とした場合、露光時間内で陽炎はほぼ変化しない。このため、撮像部110によりフレームレート毎に撮像される各画像には、陽炎が変化することに起因する像のぼけはほぼ生じず、像のぼけを抑制した画像を得ることができる。
また本実施形態のように、フレームレートが時間経過に伴う陽炎の変化の影響を受けないレート(例えば、1000fps)である場合、フレーム間では陽炎の変化が静止しているとものとして扱うことができるため、隣接するフレームで撮像された画像間での像の変形具合の差異は無視できるほど小さい。このため、撮像部110により隣接するフレームで撮像された画像間では、陽炎が変化することに起因する像の変形はほぼ生じず、隣接するフレームで撮像された両画像における像の変形具合は、略同一とみなすことができ、両画像における像の変形具合の差異を抑えることができる。
また本実施形態のように、フレームレートが時間経過に伴う陽炎の変化の影響を受けないレート(例えば、1000fps)である場合、陽炎だけでなく動体の動きの影響も受けなくなる。つまり、フレーム間では動体の動きも静止しているとものとして扱うことができる。このため、撮像部110により隣接するフレームで撮像された画像において、陽炎に起因する像の変形具合だけでなく動体の動きに起因する変形具合についても略同一とみなすことができ、両画像における像の変形具合の差異を抑えることができる。
図2は、陽炎が発生する環境下で、自動車を30fpsで撮像した場合と1000fpsで撮像した場合との比較例を示す図である。なお、露光時間は、いずれのフレームレートでも0.5msであるものとする。
図2に示すように、陽炎が発生する環境下で撮像された自動車は、いずれも形状が歪んでいる。但し、画像21、22が示すように、1000fpsでの隣接するフレーム間では、フレーム間隔が時間経過に伴う陽炎の変化の影響を受けないほど短いため、画像21、22における自動車の変形具合は、ほぼ同一である。一方、画像11、12が示すように、30fpsでの隣接するフレーム間では、フレーム間隔が時間経過に伴う陽炎の変化の影響を受けてしまう長さであるため、画像11、12における自動車の変形具合は、異なっている。
記憶部120は、撮像部110によりフレームレート毎に撮像される画像を順次バッファするものであり、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などのメモリにより実現できる。
補正部130は、撮像部110により撮像された画像、即ち、記憶部120にバッファされた画像を用いて、陽炎補正を行うものであり、IC(Integrated Circuit)やGPU(Graphics Processing Unit)などにより実現できる。
陽炎補正としては、例えば、Lucky ImagingやLucky Regionなどが挙げられる。Lucky Imagingは、撮像部110により撮像された画像、即ち、記憶部120にバッファされた画像の中から、変形やぼけの少ない画像を選択して、出力する手法である。Lucky Regionは、撮像部110により撮像された画像、即ち、記憶部120にバッファされた画像から、変形やぼけの少ない領域の部分画像を抽出し、抽出した部分画像を合成した合成画像を出力する手法である。
なお、補正部130は、本実施形態において、必須の構成ではなく、省略してもよい。
出力部140は、撮像部110により撮像された画像を出力するものであり、CPU(Central Processing Unit)などにより実現できる。具体的には、出力部140は、補正部130により陽炎補正が行われた画像を出力する。出力部140は、陽炎補正が行われた画像を、例えば、図示せぬ表示部(例えば、液晶ディスプレイなど)に表示出力したり、図示せぬ通信部(例えば、ネットワークインタフェースカードなど)を介して、図示せぬ外部装置(例えば、サーバ装置など)に送信したりする。
図3は、第1実施形態の画像処理装置100で実行される処理の一例を示すフローチャート図である。
まず、撮像部110は、時間経過に伴う陽炎の変化の影響を受けない露光時間かつフレームレートで画像を順次撮像し、記憶部120にバッファする(ステップS101)。
続いて、補正部130は、記憶部120にバッファされた画像を用いて、陽炎補正を行う(ステップS103)。
続いて、出力部140は、補正部130により陽炎補正が行われた画像を出力する(ステップS105)。
以上のように第1実施形態によれば、時間経過に伴う陽炎の変化の影響を受けない露光時間かつフレームレートで画像を撮像するため、撮像された画像における像のぼけを抑制するとともに、隣接するフレームで撮像された画像間の像の変形具合の差異を抑えることができる。
特に本実施形態の画像処理装置は、隣接するフレームで撮像された画像間の陽炎に起因する像の変形具合だけでなく動体の動きに起因する変形具合についても差異が抑えられるため、監視装置など未知なる動体を追跡する装置に好適である。
これは、画像における像のぼけが抑制され、隣接するフレームで撮像された画像間の像の変形具合の差異が抑えられるため、当該像を隣接するフレームの画像間で同一物の像と認識することが容易にでき、陽炎が発生するような環境下で撮像された画像であっても、未知なる動体を容易に追跡できるためである。
(第2実施形態)
第2実施形態では、フレームレートを適応的に変更する例について説明する。以下では、第1実施形態との相違点の説明を主に行い、第1実施形態と同様の機能を有する構成要素については、第1実施形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
図4は、第2実施形態の画像処理装置200の構成の一例を示すブロック図である。図4に示すように、第2実施形態の画像処理装置200は、解析部250及び変更部260(第1変更部の一例)を更に備える点、並びに撮像部210が第1実施形態と相違する。
解析部250は、撮像部210により撮像された画像、即ち、記憶部120にバッファされた画像を用いて、画像内の基準点の時間経過に伴う変化を解析するものであり、CPUなどにより実現できる。なお、画像内の基準点は、撮像部210の撮像エリアに予め基準物を配置することで、当該基準物の像を基準点とすればよい。具体的には、解析部250は、基準点の時間経過に伴う変化を解析して、当該時間経過に伴う変化が略静止する周波数を特定する。
例えば、解析部250は、記憶部120にバッファされた画像を順次解析し、図5に示すように、基準点の時間経過に伴う変化をフレーム毎に記録する。そして解析部250は、図5に示す基準点の位置変化の時系列データをフーリエ変換し、図6に示す基準点の位置の周波数スペクトルのエンベロープを得る。解析部250は、図6に示す周波数スペクトルのエンベロープの値を周波数0から順に確認し、変化率か所定値以下となる点の周波数291に基づいて、基準点の時間経過に伴う変化が略静止する周波数を特定する。例えば、図6中、A、B点では、変化率(図中に点線で示したように、エンベロープの接線の傾きとして把握できる)が所定値を超えており、C点では、変化率が所定値以下と判断できるので、C点における周波数を周波数291に特定できる。解析部250は、例えば、所定値となった周波数291の2倍以上の周波数292を、基準点の時間経過に伴う変化が略静止する周波数に特定する。
変更部260は、撮像部210のフレームレートを解析部250の解析結果に基づくレートに変更するものであり、例えば、CPUなどにより実現できる。具体的には、変更部260は、撮像部210のフレームレートを、解析部250により特定された周波数のレートに変更する。
これにより、撮像部210は、変更後のフレームレートで撮像を行う。
図7は、第2実施形態の画像処理装置200で実行される処理の一例を示すフローチャート図である。
まず、撮像部210は、時間経過に伴う陽炎の変化の影響を受けない露光時間かつフレームレートで画像を順次撮像し、記憶部120にバッファする(ステップS201)。
続いて、解析部250は、記憶部120にバッファされた画像を用いて、画像内の基準点の時間経過に伴う変化を周波数解析し(ステップS203)、解析結果から当該時間経過に伴う変化が略静止する周波数を特定する(ステップS205)。
続いて、変更部260は、撮像部210のフレームレートを解析部250により特定された周波数のレートに変更する(ステップS207)。
以上のように第2実施形態によれば、陽炎の揺らぎ具合に合わせて撮像部210のフレームレートを適応的に変更することができる。
(第3実施形態)
第3実施形態では、動体の有無に応じてフレームレートを変更する例について説明する。以下では、第1実施形態との相違点の説明を主に行い、第1実施形態と同様の機能を有する構成要素については、第1実施形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
図8は、第3実施形態の画像処理装置300の構成の一例を示すブロック図である。図8に示すように、第3実施形態の画像処理装置300は、検出部370及び変更部360(第2変更部の一例)を更に備える点、並びに撮像部310及び補正部330が第1実施形態と相違する。
検出部370は、撮像部310により撮像された画像、即ち、記憶部120にバッファされた画像から、動体を検出するものであり、CPUなどにより実現できる。例えば、検出部370は、記憶部120にバッファされた最新の画像と過去数フレーム分の画像それぞれとの画素値(例えば、輝度値)を比較し、輝度値が一定以上変化した場合、画像内に動体が出現したと判定する。動体判定する場合、高レートでは動体の移動が把握しにくいため、高レートで撮像したフレーム中、一定周期で抜き出したフレームを用いて、動体が引き続き画像内に存在するかどうか判定し続ける。ある画像の輝度値が、動体が出現したと判定する以前の水準に戻った場合、画像内から動体がフレームアウトしたと判定する。
変更部360は、検出部370により動体が存在すると判定された場合、撮像部310のフレームレートを時間経過に伴う陽炎の変化の影響を受けないレートである第1レートに変更し、検出部370により動体が存在しないと判定された場合、撮像部310のフレームレートを第1レートよりも遅い第2レートに変更する。例えば、第1レートを1000fps、第2レートを30fpsとすることができるが、これに限定されるものではない。
これにより、撮像部310は、変更後のフレームレートで撮像を行う。
補正部330は、変更部360により撮像部310のフレームレートが第1レートに変更された場合、撮像部310により撮像された画像、即ち、記憶部120にバッファされた画像を用いて、陽炎補正を行う。
図9は、第3実施形態の画像処理装置300で実行されるフレームレート変更処理の一例を示すフローチャート図である。
まず、撮像部310は、時間経過に伴う陽炎の変化の影響を受けない露光時間かつ動体検出時のレートである第1レート又は通常時のレートである第2レートのフレームレートで画像を順次撮像し、記憶部120にバッファする(ステップS301)。
続いて、検出部370は、記憶部120にバッファされた画像から、動体の有無を検出する(ステップS303)。
続いて、変更部360は、検出部370により動体が検出され(ステップS303でYes)、撮像部310のフレームレートが通常時のレートである第2レートの場合(ステップS305でYes)、撮像部310のフレームレートを動体検出時のレートである第1レートに変更する(ステップS307)。
なお、検出部370により動体が検出されても(ステップS303でYes)、撮像部310のフレームレートが通常時のレートである第2レートでない場合(ステップS305でNo)、ステップS307の処理は行われない。
一方、変更部360は、検出部370により動体が検出されず(ステップS303でNo)、撮像部310のフレームレートが動体検出時のレートである第1レートの場合(ステップS309でYes)、撮像部310のフレームレートを通常時のレートである第2レートに変更する(ステップS311)。
なお、検出部370により動体が検出されなくても(ステップS303でNo)、撮像部310のフレームレートが動体検出時のレートである第1レートでない場合(ステップS309でNo)、ステップS311の処理は行われない。
図10は、第3実施形態の画像処理装置300で実行される出力処理の一例を示すフローチャート図である。
まず、撮像部310は、時間経過に伴う陽炎の変化の影響を受けない露光時間かつ動体検出時のレートである第1レート又は通常時のレートである第2レートのフレームレートで画像を順次撮像し、記憶部120にバッファする(ステップS401)。
続いて、補正部330は、撮像部310のフレームレートが動体検出時のレートである第1レートであれば(ステップS403でYes)、記憶部120にバッファされた画像を用いて、陽炎補正を行う(ステップS405)。
なお、撮像部310のフレームレートが動体検出時のレートである第1レートでなければ(ステップS403でNo)、ステップS405の処理は行われない。
続いて、出力部140は、補正部330により陽炎補正が行われれば、当該陽炎補正が行われた画像を出力し、補正部330により陽炎補正が行われなければ、記憶部120にバッファされた画像をそのまま出力する(ステップS407)。
以上のように第3実施形態によれば、動体が検出されると、フレームレートが時間経過に伴う陽炎の変化の影響を受けないレートとなり、動体が検出されなければ、フレームレートが通常時のレートとなる。このため第3実施形態によれば、通常時の各種コストを抑えられ、監視装置など未知なる動体を追跡する装置により好適である。
(第4実施形態)
第4実施形態では、ユーザ操作に応じてフレームレートを変更する例について説明する。以下では、第3実施形態との相違点の説明を主に行い、第3実施形態と同様の機能を有する構成要素については、第3実施形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
図11は、第4実施形態の画像処理装置400の構成の一例を示すブロック図である。図11に示すように、第4実施形態の画像処理装置400は、操作部480を更に備える点、並びに変更部460(第2変更部の一例)が第3実施形態と相違する。
操作部480は、各種操作入力を行うものであり、例えば、マウスやキーボードなどにより実現できる。
変更部460は、操作部480により第1操作入力が行われた場合、撮像部310のフレームレートを時間経過に伴う陽炎の変化の影響を受けないレートである第1レートに変更し、操作部480により第2操作入力が行われた場合、撮像部310のフレームレートを第1レートよりも遅い第2レートに変更する。例えば、第1レートを1000fps、第2レートを30fpsとすることができるが、これに限定されるものではない。
これにより、撮像部310は、変更後のフレームレートで撮像を行う。
補正部330は、変更部460により撮像部310のフレームレートが第1レートに変更された場合、撮像部310により撮像された画像、即ち、記憶部120にバッファされた画像を用いて、陽炎補正を行う。
以上のように第4実施形態によれば、ユーザ操作でフレームレートを時間経過に伴う陽炎の変化の影響を受けないレートとするか通常時のレートとするかを変更できる。このため第4実施形態によれば、通常時の各種コストを抑えられ、監視装置など未知なる動体を追跡する装置により好適である。
(第5実施形態)
第5実施形態では、動体の有無に応じて陽炎補正を行うか画像を間引く例について説明する。以下では、第1実施形態との相違点の説明を主に行い、第1実施形態と同様の機能を有する構成要素については、第1実施形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
図12は、第5実施形態の画像処理装置500の構成の一例を示すブロック図である。図12に示すように、第5実施形態の画像処理装置500は、検出部370及び間引き部590を更に備える点、並びに補正部530が第1実施形態と相違する。
検出部370は、撮像部110により撮像された画像、即ち、記憶部120にバッファされた画像から、動体を検出するものであり、CPUなどにより実現できる。例えば、検出部370は、記憶部120にバッファされた最新の画像と過去数フレーム分の画像それぞれとの画素値(例えば、輝度値)を比較し、輝度値が一定以上変化した場合、画像内に動体が出現したと判定する。動体判定する場合、高レートでは動体の移動が把握しにくいため、高レートで撮像したフレーム中、一定周期で抜き出したフレームを用いて、動体が引き続き画像内に存在するかどうか判定し続ける。ある画像の輝度値が、動体が出現したと判定する以前の水準に戻った場合、画像内から動体がフレームアウトしたと判定する。
間引き部590は、検出部370により動体が存在すると判定された場合、撮像部110により撮像された複数の画像、即ち、記憶部120にバッファされた複数の画像から、少なくとも一部を間引く。例えば、間引き部590は、1000fpsで入力される画像を30fpsで出力するように画像を間引く。
補正部530は、検出部370により動体が存在しないと判定された場合、撮像部110により撮像された画像、即ち、記憶部120にバッファされた画像を用いて、陽炎補正を行う。
出力部140は、補正部530により陽炎補正が行われれば、当該陽炎補正が行われた画像を出力し、間引き部590により間引き処理が行われれば、間引きされた画像を出力する。
図13は、第5実施形態の画像処理装置500で実行される処理の一例を示すフローチャート図である。
まず、撮像部110は、時間経過に伴う陽炎の変化の影響を受けない露光時間かつフレームレートで画像を順次撮像し、記憶部120にバッファする(ステップS501)。
続いて、検出部370は、記憶部120にバッファされた画像から、動体の有無を検出する(ステップS503)。
続いて、補正部530は、検出部370により動体が検出されれば(ステップS503でYes)、記憶部120にバッファされた画像を用いて、陽炎補正を行う(ステップS505)。
一方、間引き部590は、検出部370により動体が検出されなければ(ステップS503でNo)、記憶部120にバッファされた複数の画像から、少なくとも一部を間引く間引き処理を行う(ステップS507)。
続いて、出力部140は、補正部130により陽炎補正が行われれば、当該陽炎補正が行われた画像を出力し、間引き部590により間引き処理が行われれば、間引きされた画像を出力する(ステップS509)。
以上のように第5実施形態によれば、動体が検出されない場合、画像の間引き処理が行われるため、画像表示に適したフレームレートで画像を出力でき、動体非検出時の画像の視認性を高めることができる。なお、動体検出時には、陽炎補正に伴い、自動的に画像は間引かれる。このため第5実施形態によれば、通常時の画像の視認性を向上でき、監視装置など未知なる動体を追跡する装置により好適である。
(第6実施形態)
第6実施形態では、ユーザ操作に応じて陽炎補正を行うか画像を間引く例について説明する。以下では、第5実施形態との相違点の説明を主に行い、第5実施形態と同様の機能を有する構成要素については、第5実施形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
図14は、第6実施形態の画像処理装置600の構成の一例を示すブロック図である。図14に示すように、第6実施形態の画像処理装置600は、操作部680を更に備える点、並びに間引き部690及び補正部630が第5実施形態と相違する。
操作部680は、各種操作入力を行うものであり、例えば、マウスやキーボードなどにより実現できる。
間引き部690は、操作部680により第3操作入力が行われた場合、撮像部110により撮像された複数の画像、即ち、記憶部120にバッファされた複数の画像から、少なくとも一部を間引く。例えば、間引き部690は、1000fpsで入力される画像を30fpsで出力するように画像を間引く。
補正部630は、操作部680により第4操作入力が行われた場合、撮像部110により撮像された画像、即ち、記憶部120にバッファされた画像を用いて、陽炎補正を行う。
出力部140は、補正部630により陽炎補正が行われれば、当該陽炎補正が行われた画像を出力し、間引き部690により間引き処理が行われれば、間引きされた画像を出力する。
以上のように第6実施形態によれば、ユーザ操作で間引き処理が選択された場合、画像の間引き処理が行われるため、画像表示に適したフレームレートで画像を出力でき、画像の視認性を高めることができる。なお、ユーザ操作で陽炎補正が選択された場合、陽炎補正に伴い、自動的に画像は間引かれる。このため第6実施形態によれば、通常時の画像の視認性を向上でき、監視装置など未知なる動体を追跡する装置により好適である。
(変形例)
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上記各実施形態を適宜組み合わせてもよい。
(ハードウェア構成)
上記各実施形態の画像処理装置は、CPUなどの制御装置と、ROMやRAMなどの記憶装置と、HDDなどの外部記憶装置と、ディスプレイなどの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置と、通信I/F(インタフェース)と、監視カメラなどの撮像装置と、を備えており、通常のコンピュータを利用できる。
上記各実施形態の画像処理装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、CD−R、メモリカード、DVD(Digital Versatile Disk)、フレキシブルディスク(FD)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供される。また、特定の製品に回路として組み込まれていてもよい。あるいは、ASIC(特定用途向けIC)として提供されてもよい。
また、上記各実施形態の画像処理装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしてもよい。また、上記各実施形態の画像処理装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するようにしてもよい。また、上記各実施形態の画像処理装置で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するようにしてもよい。
上記各実施形態の画像処理装置で実行されるプログラムは、上述した各部をコンピュータ上で実現させるためのモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしては、CPUがHDDからプログラムをRAM上に読み出して実行することにより、上記各部がコンピュータ上で実現されるようになっている。
100、200、300、400、500、600 画像処理装置
110、210、310 撮像部
120 記憶部
130、330、530、630 補正部
140 出力部
250 解析部
260、360、460 変更部
370 検出部
480、680 操作部
590、690 間引き部
Alejandro Oscoz, Rafael Rebolo, Roberto Lopez, Antonio Perez-Garrido, Jorge Andres Perez, Sergi Hildebrandt, Luis Fernando Rodriguez, Juan Jose Piqueras, Isidro Villo, Jose Miguel Gonzalez, Rafael Barrena, Gabriel Gomez, Anibal Garcia, Pilar Montanes, Alfred Rosenberg, Emilio Cadavid, Ariadna Calcines, Anastasio Diaz-Sanchez, Ralf Kohley, Yolanda Martin, Jose Penate, Vicente Sanchez, "FastCam: a new lucky imaging instrument for medium-sized telescopes" Proc. SPIE 7014, Ground-based and Airborne Instrumentation for Astronomy II, 701447 (July 11, 2008); doi:10.1117/12.788834

Claims (8)

  1. 時間経過に伴う陽炎の変化の影響を受けない露光時間かつフレームレートで画像を撮像する撮像部と、
    前記撮像された複数の画像を用いて、当該画像内の基準点の時間経過に伴う変化を解析する解析部と、
    前記フレームレートを解析結果に基づくレートに変更する第1変更部と、
    解析結果に応じて変更された前記フレームレートで前記撮像された画像を出力する出力部と、
    を備え
    前記解析部は、前記基準点の時間経過に伴う変化を解析して、当該時間経過に伴う変化が略静止する周波数を特定し、
    前記第1変更部は、前記フレームレートを前記周波数のレートに変更する、
    画像処理装置。
  2. 時間経過に伴う陽炎の変化の影響を受けない露光時間かつフレームレートで画像を撮像する撮像部と、
    前記撮像された複数の画像を用いて、当該画像内の基準点の時間経過に伴う変化を解析する解析部と、
    前記撮像された画像を用いて、陽炎補正を行う補正部と、
    前記撮像された画像から動体を検出する検出部と、
    前記動体が検出された場合、前記フレームレートを前記時間経過に伴う陽炎の変化の影響を受けないレートである第1レートに変更し、前記動体が検出されなかった場合、前記フレームレートを前記第1レートよりも遅い第2レートに変更する第2変更部と、
    解析結果に応じて変更された前記フレームレートで前記陽炎補正が行われた画像を出力する出力部と、
    を備え、
    前記補正部は、前記フレームレートが前記第1レートの場合、前記撮像された画像を用いて、陽炎補正を行う、
    画像処理装置。
  3. 時間経過に伴う陽炎の変化の影響を受けない露光時間かつフレームレートで画像を撮像する撮像部と、
    前記撮像された複数の画像を用いて、当該画像内の基準点の時間経過に伴う変化を解析する解析部と、
    前記撮像された画像を用いて、陽炎補正を行う補正部と、
    操作部からの第1操作入力に基づいて、前記フレームレートを前記時間経過に伴う陽炎の変化の影響を受けないレートである第1レートに変更し、前記操作部からの第2操作入力に基づいて、前記フレームレートを前記第1レートよりも遅い第2レートに変更する第2変更部と、
    解析結果に応じて変更された前記フレームレートで前記陽炎補正が行われた画像を出力する出力部と、
    を備え、
    前記補正部は、前記フレームレートが前記第1レートの場合、前記撮像された画像を用いて、陽炎補正を行う、
    画像処理装置。
  4. 時間経過に伴う陽炎の変化の影響を受けない露光時間かつフレームレートで画像を撮像する撮像部と、
    前記撮像された複数の画像を用いて、当該画像内の基準点の時間経過に伴う変化を解析する解析部と、
    前記撮像された画像から動体を検出する検出部と、
    前記動体が検出されなかった場合、前記撮像された複数の画像の少なくとも一部を間引く間引き部と、
    前記撮像された画像を用いて、陽炎補正を行う補正部と、
    解析結果に応じて変更された前記フレームレートで前記陽炎補正が行われた画像を出力する出力部と、
    を備え、
    前記補正部は、前記動体が検出された場合、前記撮像された画像を用いて、陽炎補正を行う、
    画像処理装置。
  5. 前記フレームレートは、前記時間経過に伴う陽炎の変化がフレーム間で略静止されるレートであり、
    前記露光時間は、前記フレームレートの1フレーム分の時間よりも短い時間である請求項1ないし4のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  6. 前記フレームレートは、前記時間経過に伴う陽炎の変化のフレーム間での変化量が閾値以下である請求項1ないし5のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  7. 操作部からの第3操作入力に基づいて、前記撮像された画像の少なくとも一部を間引く間引き部を更に備え、
    前記補正部は、前記操作部からの第4操作入力に基づいて、前記撮像された画像を用いて、陽炎補正を行う請求項2または3に記載の画像処理装置。
  8. 前記陽炎補正は、Lucky Imaging又はLucky Regionである請求項2ないし4のいずれか1つに記載の画像処理装置。
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