JP6431639B2 - Joinery - Google Patents
Joinery Download PDFInfo
- Publication number
- JP6431639B2 JP6431639B2 JP2018147303A JP2018147303A JP6431639B2 JP 6431639 B2 JP6431639 B2 JP 6431639B2 JP 2018147303 A JP2018147303 A JP 2018147303A JP 2018147303 A JP2018147303 A JP 2018147303A JP 6431639 B2 JP6431639 B2 JP 6431639B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- holding groove
- space
- heat
- panel holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Wing Frames And Configurations (AREA)
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
本発明は、断熱性能の優れた建具に関する。 The present invention relates to a joinery having excellent heat insulation performance.
従来、建具の断熱性を向上するために、枠や框等のフレームをアルミと樹脂の複合材にして伝熱を抑えたり、ガラスを複層ガラスにするなどの対策がとられていた(例えば、非特許文献1参照。)。しかし近年、より高い断熱性能が求められている。 Conventionally, in order to improve the heat insulating property of joinery, measures such as suppressing the heat transfer by using a frame such as a frame or a fence with a composite material of aluminum and resin, and making the glass a double-layer glass (for example, Non-patent document 1). However, in recent years, higher heat insulation performance has been demanded.
本発明は以上に述べた実情に鑑み、断熱性能の優れた建具の提供を目的とする。 In view of the circumstances described above, an object of the present invention is to provide a fitting having excellent heat insulation performance.
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による建具は、外周側に位置する一方の部材と、内周側に位置する他方の部材とを備え、一方の部材の樹脂部材より他方の部材の樹脂部材に向けて、又は他方の部材の樹脂部材より一方の部材の樹脂部材に向けて断熱性の仕切り部が設けてあり、一方の部材の樹脂部材と他方の部材の樹脂部材との間に空間が形成され、仕切り部により仕切られた空間のうち室内側に位置する空間が樹脂部材のみから形成されていることを特徴とする。 In order to achieve the above object, a joinery according to the first aspect of the present invention includes one member positioned on the outer peripheral side and the other member positioned on the inner peripheral side, and the other member than the resin member of the one member. A heat insulating partition is provided toward the resin member of the member or from the resin member of the other member toward the resin member of one member, and the resin member of one member and the resin member of the other member A space is formed between them, and a space located on the indoor side among the spaces partitioned by the partitioning portion is formed by only a resin member .
請求項2記載の発明による建具は、外周側に位置する一方の部材と、内周側に位置する他方の部材とを備え、一方の部材の樹脂部材より他方の部材の樹脂部材に向けて、又は他方の部材の樹脂部材より一方の部材の樹脂部材に向けて断熱性の仕切り部が設けてあり、仕切り部は一方の部材の樹脂部材又は他方の部材の樹脂部材と一体成形してあることを特徴とする。
The fitting according to the invention of
請求項1記載の発明による建具は、一方の部材の樹脂部材より他方の部材の樹脂部材に向けて、又は他方の部材の樹脂部材より一方の部材の樹脂部材に向けて断熱性の仕切り部が設けてあり、一方の部材の樹脂部材と他方の部材の樹脂部材との間に空間が形成され、仕切り部により仕切られた空間のうち室内側に位置する空間が樹脂部材のみから形成されていることで、一方の部材と他方の部材との間の空間内の空気の対流による熱移動が阻害されるとともに、仕切られた空間のうち室内側の空間が樹脂等の熱伝導率の小さい部材で囲まれた断熱された空間となっているため、同空間内に閉じ込めた暖かい空気の熱が周りの壁を伝って逃げるのを防ぎ、断熱性能をより一層高めることができる。 In the joinery according to the first aspect of the present invention, the heat insulating partition portion is directed from the resin member of one member toward the resin member of the other member, or from the resin member of the other member toward the resin member of one member. A space is formed between the resin member of one member and the resin member of the other member, and the space located on the indoor side of the space partitioned by the partition portion is formed only from the resin member. As a result, heat transfer due to air convection in the space between one member and the other member is hindered, and the space inside the partitioned space is a member having a low thermal conductivity such as resin. Since it is an enclosed and insulated space, it is possible to prevent the heat of warm air confined in the space from escaping along the surrounding walls, and to further improve the insulation performance.
請求項2記載の発明による建具は、一方の部材の樹脂部材より他方の部材の樹脂部材に向けて、又は他方の部材の樹脂部材より一方の部材の樹脂部材に向けて断熱性の仕切り部が設けてあり、仕切り部は一方の部材の樹脂部材又は他方の部材の樹脂部材と一体成形してあることで、一方の部材と他方の部材との間の空間内の空気の対流による熱移動が阻害され、且つ仕切り部が樹脂部材に設けられることになるため、断熱性能が向上するとともに、仕切り部を後付けする必要がないので施工性が向上する。 In the fitting according to the second aspect of the present invention, the heat insulating partition portion is directed from the resin member of one member toward the resin member of the other member, or from the resin member of the other member toward the resin member of one member. The partition part is formed integrally with the resin member of one member or the resin member of the other member, so that heat transfer due to convection of air in the space between the one member and the other member can be performed. In addition , since the partition portion is provided on the resin member , the heat insulation performance is improved and the workability is improved because it is not necessary to retrofit the partition portion .
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜3は、本発明の建具の第1実施形態を示している。本建具は、勝手口等に設置される採風ドアであって、躯体開口部に取付けられる枠8に、蝶番9で室外側に開くように支持してあり、上框10と下框11と吊元框12と戸先框13とを四周框組みして矩形の框体が構成され、框体の開口部に外障子14と内障子15とからなる上げ下げ窓16を設けてある。外障子14と内障子15は、ワイヤーと滑車を用いた連動機構(図示省略)により連結され、内障子15を上げるとこれに連動して外障子14が下降し、外障子14の上方と内障子15の下方に形成される開口部を通じて採風が行える。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. 1-3 has shown 1st Embodiment of the fitting of this invention. This joinery is a wind-collecting door installed at a door, etc., and is supported by a
枠8は、図1,2に示すように、室内側の見えがかりの部分が樹脂形材17で構成され、樹脂形材17の室外側面にドアとの隙間を塞ぐタイト材18を取付けている。
框体を構成する上框10と下框11と吊元框12と戸先框13は、図1,2に示すように、室外側がアルミ形材19a,19b,19c,19dで形成され、室内側が樹脂形材20a,20b,20c,20dで形成してある。各樹脂形材20a,20b,20c,20dは、内部に仕切り壁21を多数設け、内部空間を細かく仕切ってある。また各框10,11,12,13は、内周側に開口して外・内障子14,15の周縁部を呑み込む溝7を有している。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
As shown in FIGS. 1 and 2, the
外障子14と内障子15は、図1,2に示すように、上框2と下框3と左右の竪框4,4とを矩形に框組みし、その枠内に複層ガラス1を装着して構成されている。障子14,15の各框2,3,4は、外障子14の下框3を除いて、室外側がアルミ形材22a,22b,22cで形成され、室内側が樹脂形材23a,23b,23cで形成されている。樹脂形材23a,23b,23cは、内部に仕切り壁24を設け、内部空間を細かく仕切ってある。外障子14の下框3は、内障子15の上框2の室外側に重なるため、全体がアルミ形材で形成してある。
各框2,3,4は、内周側が開口したパネル保持溝5を有しており、パネル保持溝5の室外側壁5aと室内側壁5bとの間に、ビード27を介して複層パネル1を保持している。パネル保持溝5の室内側壁5b及び底部5cは樹脂で形成されており(外障子14の下框3を除く)、そのうち上框2と竪框4のパネル保持溝5の室内側壁5bは、着脱自在な押縁になっている。
外障子14及び内障子15は、複層ガラス1を入れない状態で上框2と下框3と左右の竪框4,4を框組みしてから、上框2と竪框4,4の押縁5bを外した状態で、室内側から複層ガラス1をパネル保持溝5内に下側から室外側に回動させるようにして入れるようになっている。そのため、複層ガラス1を入れるときに複層ガラス1の縁が框と当って破損するのを防ぐために、グレイジングチャンネルを介して複層ガラスを嵌め込むような一般的なサッシの障子と比べて、各框2,3,4のガラス保持溝5内の空間が広くなっている。上框2と竪框4のガラス保持溝5内の空間は、下框3のガラス保持溝5内の空間よりも広くなっている。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
Each of the
The
上框2と竪框4のパネル保持溝5の底部5cには、室内外方向の中間部より内周側に向けて突出する軟質樹脂製のヒレ片6を有しており、ヒレ片6の先端部が複層ガラス1の小口1aに当接している。このヒレ片6は、框2,4を構成する樹脂形材23a,23cと一体成形したものである。またヒレ片6は、室内側に向けて若干傾斜しており、そのため複層ガラス1の小口1aに当接するヒレ片6の先端部は、常に室内側に曲がるようになっている。ヒレ片6は、框の室外側に配置されたアルミ形材22a,22cよりも室内側に設けてある。このようにパネル保持溝5内にヒレ片6を設けることで、パネル保持溝5内の空間が室内外方向に2つに仕切られている。ヒレ片6によって仕切られた室内側空間33は、樹脂製のヒレ片6、樹脂形材23a,23c、樹脂押縁5b及び複層ガラス1の、熱伝導率の小さい部材で囲まれた断熱された空間となっている。
The
本建具は、枠8や框2,3,4,10,11,12,13等のフレームの室内側部を樹脂形材20a,20b,20c,23a,23b,23cで形成したことで、フレームを伝っての熱移動が抑えられること、複層ガラス1にしたことによる断熱効果に加え、上述のようにパネル保持溝5の底部5cより複層ガラス1の小口1aにわたって軟質樹脂製のヒレ片6を設け、パネル保持溝5内の空間を室内外方向に仕切ったことで、パネル保持溝5内の空気の対流による熱移動が阻害されるため、断熱性能をより一層向上することができる。特に本実施形態の建具のように、框2,3,4のパネル保持溝5内の空間が広い場合に、このようにヒレ片6を設けることは断熱性能を向上させるのに効果的である。
ヒレ片6が、アルミ形材22a,22cよりも室内側に設けてあることで、暖かい空気を室内側に閉じ込めることができ、断熱性能を高めるのに効果的である。後述するように、ヒレ片6を室内外方向に複数設ける場合には、少なくとも一つのヒレ片6がアルミ形材22a,22cよりも室内側にあればよい。
さらに、ヒレ片6によって分けられた室内側空間33が樹脂等の熱伝導率の小さい部材で囲まれた断熱された空間となっているので、同空間内に閉じ込めた暖かい空気の熱が周りの壁を伝って逃げるのを防ぎ、断熱性能を高めるのに効果的である。
This joinery is formed by forming the indoor side portions of the
Since the
Furthermore, since the
図13は、第1実施形態の建具ついて行った熱移動のシミュレーションの結果を示す熱流線図である。シミュレーションは、外部0℃、内部20℃の条件で行った。図中に表された細い線は熱流線を示し、一本あたりの間隔は0.1W/mである。熱流線が密集していると、移動している熱の量が多いことを意味し、熱流線が離れていると、移動している熱の量が少ないことになる。比較のために、パネル保持溝5内にヒレ片6を設けないものについても、同じようにシミュレーションを行った。その結果を図14に示す。
図13と図14を見比べると、パネル保持溝5内にヒレ片6を設けた図13のものは、ヒレ片6を設けない図14のものと比較して、パネル保持溝5内に表れた熱流線の間隔が広く、熱流線の本数も少なくなっており、このことから図13のものの方が移動している熱の量が少ないこと、すなわち断熱性能が高いことが分かる。図13,14において、框の室外側に配置されたアルミ形材22cに熱流線が密集しており、パネル保持溝5内の熱は熱流線が密集したアルミ形材22cに逃げているので、図13に示すように、その室内側でヒレ片6で仕切ることに意味がある。
FIG. 13 is a heat stream diagram showing the result of the simulation of heat transfer performed for the joinery of the first embodiment. The simulation was performed under conditions of external 0 ° C. and internal 20 ° C. The thin lines shown in the figure indicate heat flow lines, and the interval per line is 0.1 W / m. If the heat stream lines are dense, it means that the amount of heat moving is large, and if the heat stream lines are separated, the amount of heat moving is small. For comparison, the same simulation was performed for the
Comparing FIG. 13 and FIG. 14, the one in FIG. 13 in which the
以上に述べたように、パネル保持溝5の底部5cと複層パネル1の小口1aとにわたってヒレ片6を設け、パネル保持溝5内の空間を室内外に仕切ることで、パネル保持溝5内の空気の対流による熱移動が阻害されるため、断熱性能を高めることができる。ヒレ片6は軟質樹脂で形成され、柔軟に変形するため、複層ガラス1を取付けるのに何ら支障がなく、ガラス1の小口が破損するおそれもない。また、ヒレ片6は框2,4を構成する樹脂形材23a,23cと一体成形することで、あとからヒレ片6を別途装着する手間が要らず、低コストである。またこのようにパネル保持溝5内にヒレ片6を設けることで、雨水が室内に流れ込むことも防止できるため、水密性能も向上できる。障子14,15の下框3のパネル保持溝5内には、パネル保持溝5内に浸入した雨水等の排水を考慮してヒレ片6を設けていないが、下框3のパネル保持溝5内にもヒレ片6を設けることで、断熱性能をさらに向上することができる。この場合、下框3のパネル保持溝5内のヒレ片6に、排水のための孔や切欠き等を設けておけば、排水に支障がない。
As described above, the
上述の実施形態では、ヒレ片6の先端を複層ガラス1の小口1aに当接しているが、ヒレ片6の先端と複層ガラス1の小口1aとの間に若干隙間があってもよい。隙間の大きさは2mm以下であることが好ましい。隙間の大きさが2mm以下であれば、当接している場合と同様に空気の対流を防ぐことができ、断熱性能を向上できる。
In the above-described embodiment, the tip of the
さらに本建具は、図1に示すように、内障子15の下框3の外周側面(下面)の室内外方向の中間位置に軟質樹脂製のヒレ片28が垂下して設けてあり、ヒレ片28は先端がドア本体の下框11の溝7の底面に当接しており、溝7内の空間がヒレ片28により室内外に仕切られている。これにより、パネル保持溝5内にヒレ片6を設けた場合と同様に、溝7内の空気の対流による熱移動が阻害されるため、断熱性能が向上する。また、ヒレ片28により雨水が室内側に流れるのを防ぐことで、水密性能も向上する。ヒレ片28は、障子15の下框3を構成する樹脂形材23bと一体成形してあり、そのため後からヒレ片28を別途装着する手間が要らず、低コストである。ヒレ片28は柔軟に変形するため、障子15の開閉を妨げることがない。ヒレ片28は、框の室外側に配置されたアルミ形材22bよりも室内側に配置されているので、暖かい空気を室内側に閉じ込めることができ、断熱性を高める効果がある。また、ヒレ片28により分けられた室内側空間34は、樹脂等の熱伝導率の小さい部材で囲まれた断熱された空間となっているため、同空間34内に閉じ込めた暖かい空気の熱が周りの壁を伝って逃げるのを防ぎ、断熱性能を高めるのに効果的である。
Further, as shown in FIG. 1, this joinery has a
図4,5は、本発明の建具の第2実施形態を示している。この実施形態では、パネル保持溝5の底部5cより複層パネル1の小口1aに向けて、ヒレ片6a,6bを室内外方向に間隔をおいて2つ設け、さらにパネル保持溝5の室内側壁5bを構成する押縁にもヒレ片6cを設け、当該ヒレ片6cを複層パネル1の室内側に当接している。すなわち、本実施形態ではパネル保持溝5内にヒレ片6a,6b,6cが計3つ設けられ、パネル保持溝5内の空間が室内外方向に4つに仕切られている。各ヒレ片6a,6b,6cは、樹脂形材23a、23c及び押縁5bと一体に形成したものである。
本実施形態によれば、パネル保持溝5内の空間が室内外方向により細かく仕切られるため、断熱性能をより一層向上することができる。
4 and 5 show a second embodiment of the joinery of the present invention. In this embodiment, two fin pieces 6 a, 6 b are provided in the interior and exterior direction at intervals from the bottom 5 c of the
According to this embodiment, since the space in the
図6,7は、本発明の建具の第3実施形態を示している。この実施形態では、パネル保持溝5の底部5cに略半円形断面の軟質突部29を設け、軟質突部29の頂部を複層パネル1の小口1aに当接している。軟質突部29は、框2,4を構成する樹脂形材23a,23cと一体成形している。
本実施形態によれば、軟質突部29によりパネル保持溝5内の空間が仕切られることに加え、軟質突部29の内部の空気が密閉されるため、断熱性能が一層向上する。
6 and 7 show a third embodiment of the joinery of the present invention. In this embodiment, a
According to the present embodiment, in addition to partitioning the space in the
図8,9は、本発明の建具の第4実施形態を示している。この実施形態では、パネル保持溝5の底部5cにタイト材ホルダー30を設け、タイト材ホルダー30に通しこんだタイト材31に3つのヒレ片6a,6b,6cを室内外方向に離間して設け、各ヒレ片6a,6b,6cを複層ガラス1の小口1aに当接している。
本実施形態によれば、第2実施形態と同様にパネル保持溝5内の空間が室内外方向に細かく仕切られるので、断熱性能が一層向上する。また、パネル保持溝5の全体がアルミで構成されている場合でも、パネル保持溝5内にヒレ片6a,6b,6cを容易に設置できる。
8 and 9 show a fourth embodiment of the joinery of the present invention. In this embodiment, a
According to the present embodiment, the space in the
図10〜12は、本発明の建具の第5実施形態を示している。本建具は、勝手口等に設置される框ドアであって、躯体開口部に取付けられる枠8に、蝶番9で室外側に開くように支持してあり、上框10と下框11と吊元框12と戸先框13とを四周框組みして矩形の框体が構成され、各框10,11,12,13の内周側に開口して形成されたパネル保持溝5に、グレイジングチャンネル32を介して複層ガラス1を嵌め込んで構成したものである。
グレイジングチャンネル32は、図10,11に示すように、外周側面に2つのヒレ片6a,6bが室内外方向に離間して突設され、各ヒレ片6a,6bがパネル保持溝5の底部5cに当接している。
本実施形態の建具も、グレイジングチャンネル32から突設したヒレ片6a,6bによりパネル保持溝5内の空間が室内外方向に複数に仕切られることで、断熱性能を向上する効果がある。ヒレ片6a,6bをグレイジングチャンネル32と一体に設けたことで、本グレイジングチャンネル32をガラス1に巻き付けるだけで、全ての窓種の断熱性能を向上できる。
10-12 has shown 5th Embodiment of the fitting of this invention. This joinery is a coffin door installed at a door, etc., and is supported on a
As shown in FIGS. 10 and 11, the
The joinery of the present embodiment also has an effect of improving the heat insulation performance by partitioning the space in the
以上に説明した採風ドアの第1〜第4実施形態、框ドアの第5実施形態について、熱貫流率を計算によって求めた。また、比較例1として、採風ドアでパネル保持溝5内のヒレ片6がないもの、比較例2として、框ドアでパネル保持溝5内のヒレ片6がないものについても熱貫流率を求め、各実施形態と比較例との熱貫流率の差を求めた。その結果を以下の表1に示す。
About the 1st-4th embodiment of the wind door demonstrated above, and the 5th embodiment of the coffin door, the heat transmissivity was calculated | required by calculation. Further, as Comparative Example 1, the heat transmissivity is also obtained for the wind door without the
表1より明らかなように、採風ドアの第1実施形態は、ヒレ片6のない比較例1よりも熱貫流率が小さく、断熱性能が優れている。ヒレ片6を複数設けた第2,4実施形態、半円形の軟質突部29を設けた第3実施形態は、第1実施形態よりもさらに熱貫流率が小さく、断熱性能がより優れている。框ドアの第5実施形態は、ヒレ片6のない比較例2よりも熱貫流率が小さく、断熱性能が優れている。
As is clear from Table 1, the first embodiment of the wind-collecting door has a smaller heat transmissivity than the comparative example 1 without the
さらに、ヒレ片6の位置による影響を調べるために、図15(a)〜(c)に示すように、ヒレ片6を室外側寄りに設けた場合、ヒレ片6を室内外方向のほぼ中央に設けた場合、ヒレ片6を室内側寄りに設けた場合(何れも採風ドア)について、熱貫流率を計算によって求めた。比較のために、ヒレ片6がないものについても熱貫流率を求めた。その結果を以下の表2に示す。
Further, in order to investigate the influence of the position of the
表2より明らかなように、ヒレ片6を室外側寄り、室内外方向のほぼ中央、室内側寄りの何れの位置に設けた場合でも、ヒレ片6がないものと比べて熱貫流率が小さく、断熱性能が向上することが分かる。特に、ヒレ片6を室内外方向のほぼ中央に配置したものは、ヒレ片6を室外側寄りや室内側寄りに配置したものと比べて、その効果が顕著である。このように、空間をヒレ片6によりほぼ半分に仕切ることで、断熱性能をより一層向上することができる。
As is clear from Table 2, the heat transmissivity is smaller when the
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。フレームは、室外側及び室内側がアルミで中間に樹脂製のブリッジ材を設けたもの、全体が樹脂又はアルミで形成されたものであってもよい。パネルは、必ずしも複層ガラスでなくてもよい。本発明は、採風ドアや框ドアに限らず、あらゆる建具に適用することができる。 The present invention is not limited to the embodiments described above. The frame may be one in which the outdoor side and the indoor side are made of aluminum and a resin bridge member is provided in the middle, or the whole is made of resin or aluminum. The panel does not necessarily need to be a double-glazed glass. The present invention can be applied to any joinery, not limited to a wind door and a coffin door.
1 複層ガラス(パネル、他方の部材)
2 上框(フレーム、一方の部材)
3 下框(他方の部材)
4 竪框(フレーム、一方の部材)
5 パネル保持溝(空間)
6,6a,6b,6c ヒレ片(仕切り部)
7 溝(空間)
11 下框(一方の部材)
28 ヒレ片(仕切り部)
29 軟質突部(仕切り部)
1 Double-layer glass (panel, other member)
2 Upper arm (frame, one member)
3 Lower arm (other member)
4 竪 框 (frame, one member)
5 Panel holding groove (space)
6, 6a, 6b, 6c Fin piece (partition part)
7 groove (space)
11 Lower arm (one member)
28 Fins (partition)
29 Soft protrusion (partition)
Claims (2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018147303A JP6431639B2 (en) | 2018-08-06 | 2018-08-06 | Joinery |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018147303A JP6431639B2 (en) | 2018-08-06 | 2018-08-06 | Joinery |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014197696A Division JP6431327B2 (en) | 2014-09-29 | 2014-09-29 | Joinery |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018201355A Division JP6580235B2 (en) | 2018-10-26 | 2018-10-26 | Joinery |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6431639B2 true JP6431639B2 (en) | 2018-11-28 |
JP2018188956A JP2018188956A (en) | 2018-11-29 |
Family
ID=64479277
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018147303A Active JP6431639B2 (en) | 2018-08-06 | 2018-08-06 | Joinery |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6431639B2 (en) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS608379U (en) * | 1983-06-28 | 1985-01-21 | 立山アルミニウム工業株式会社 | Insulation device for inner and outer frames |
JPH0328147Y2 (en) * | 1985-07-05 | 1991-06-18 | ||
JP2014020153A (en) * | 2012-07-20 | 2014-02-03 | Lixil Corp | Opening device |
-
2018
- 2018-08-06 JP JP2018147303A patent/JP6431639B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018188956A (en) | 2018-11-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2015196965A (en) | Heat insulation structure of composite fitting | |
JP6431327B2 (en) | Joinery | |
JP6431639B2 (en) | Joinery | |
JP6580235B2 (en) | Joinery | |
JP6424292B2 (en) | Joinery | |
JP6424291B2 (en) | Joinery | |
JP6462178B1 (en) | Joinery | |
JP2016070030A (en) | Insulation sash | |
JP2019194434A (en) | Fitting | |
JP2019143470A (en) | Fixture | |
JP2019196702A (en) | Thermal-insulating sash | |
JP6472630B2 (en) | Thermal insulation sash | |
JP6895419B2 (en) | sash | |
CN205713839U (en) | A kind of aluminum window drainage hole structure | |
JP6895420B2 (en) | sash | |
JP2015224433A (en) | window | |
JP6968555B2 (en) | Joinery | |
JP6836578B2 (en) | sash | |
JP6858212B2 (en) | Insulated sash | |
JP7299013B2 (en) | Fittings | |
JP7038768B2 (en) | sash | |
JP6535372B2 (en) | sash | |
JP6542310B2 (en) | sash | |
JP2021101094A (en) | sash | |
JP7558022B2 (en) | Fittings |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180905 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180905 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20180910 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20181001 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181009 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181102 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6431639 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |