JP6421421B2 - 注釈情報付与プログラム及び情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、注釈情報付与プログラム及び情報処理装置に関する。
従来の技術として、ヒューマンコンピュテーションの品質を管理する方法が提案されている(例えば、非特許文献1参照)。
非特許文献1に開示された方法は、クラウドソーシングを用いて複数の人間に仕事を依頼して結果を受け取り、それをさらに大きな計算過程において活用するヒューマンコンピュテーションにおいて、仕事を依頼した人間(以下、「ワーカー」という。)から得られる結果は一般的に信頼できる特定のワーカーに仕事を依頼した場合と異なり不確実性が大きくなるが、能力の高いワーカーを抽出する、タスクの難しさも考慮してワーカーを評価する、ワーカーの自分の作業品質を自己申告させる、ゲームを取り入れワーカーにまじめに働いてもらう、ワーカーの作業工程をモニタリングする、多数決をとる、ワーカーの能力で票に重みを付ける等の手法を採用することで、個々の人間の仕事の精度を高めたり、タスク選択を効率化する等の手法を採用することで個々のワーカーが間違ったとしても全体としての精度に影響を与えないようにする。
小山 聡著、「ヒューマンコンピュテーションの品質管理」、人工知能、29巻1号、2014年1月、p.27−33
本発明の目的は、複数の対象となる情報に付与されるアノテーションの信頼性を均一にする注釈情報付与プログラム及び情報処理装置を提供することにある。
本発明の一態様は、上記目的を達成するため、以下の注釈情報付与プログラム及び情報処理装置を提供する。
[1]コンピュータを、
一の入力者の入力に基づき、複数の対象を含む範囲の対象情報に注釈情報を付与する付与手段と、
他の入力者により前記複数の対象の一部に付与済みの注釈情報と、前記一の入力者により付与された注釈情報とを比較し、前記一の入力者及び前記他の入力者間で前記注釈情報が予め定められた人数以上一致した前記範囲の数に応じた信頼度を、前記一の入力者及び前記他の入力者の信頼性を示すものとして算出する評価手段と、
前記一の入力者及び前記他の入力者の信頼性に基づいて、前記一の入力者に注釈情報の付与を依頼する前記対象情報の対象の範囲を決定する手段であって、前記一の入力者及び前記他の入力者の信頼度が予め定めた閾値以上である場合、当該他の入力者が注釈情報を付与した対象以外を、前記一の入力者に注釈情報の付与を依頼する前記対象情報の対象の範囲に決定する決定手段として機能させるための注釈情報付与プログラム。
]前記決定手段は、複数の前記他の入力者の信頼度が予め定めた第1の閾値より低いが予め定めた第2の閾値以上である場合、複数の当該他の入力者が注釈情報を付与した対象以外を、前記一の入力者に注釈情報の付与を依頼する前記対象情報の対象の範囲に決定する前記[1]に記載の注釈情報付与プログラム。
]機械学習用の情報として、少なくとも、前記対象情報の対象と、前記付与手段によって付与された注釈情報と、当該注釈情報を付与した入力者の信頼性とを有する情報を生成する生成手段としてさらに機能させる前記[1]又は[2]に記載の注釈情報付与プログラム。
]前記生成手段の生成する情報を用いて機械学習を行う機械学習手段としてさらに機能させる前記[]に記載の注釈情報付与プログラム。
]一の入力者の入力に基づき、複数の対象を含む範囲の対象情報に注釈情報を付与する付与手段と、
他の入力者により前記複数の対象の一部に付与済みの注釈情報と、前記一の入力者により付与された注釈情報とを比較し、前記一の入力者及び前記他の入力者間で前記注釈情報が一致した人数及び前記範囲の数に応じた信頼度を、前記一の入力者及び前記他の入力者の信頼性を示すものとして算出する評価手段と、
前記一の入力者及び前記他の入力者の信頼性に基づいて、前記一の入力者に注釈情報の付与を依頼する前記対象情報の対象の範囲を決定する手段であって、前記一の入力者及び前記他の入力者の信頼度が予め定めた閾値以上である場合、当該他の入力者が注釈情報を付与した対象以外を、前記一の入力者に注釈情報の付与を依頼する前記対象情報の対象の範囲に決定する決定手段とを有する情報処理装置。
請求項1又はに係る発明によれば、複数の対象となる情報に付与される注釈情報の信頼性を均一にすることができ、複数人に注釈情報の付与を依頼する場合に、信頼性の高い注釈情報が重複して付与されることを抑制することができる。
請求項に係る発明によれば、複数人に注釈情報の付与を依頼する場合に、複数の注釈情報を処理することによって信頼性の高い注釈情報が得られるとき、対象に信頼性の高い注釈情報が重複して付与されることを抑制することができる。
請求項に係る発明によれば、機械学習に用いる情報に注釈情報の信頼性を含む情報を生成することができる。
請求項に係る発明によれば、注釈情報の信頼性を考慮して機械学習を実行することができる。
図1は、第1の実施の形態に係る情報処理装置の構成例を示すブロック図である。 図2は、アノテーション対象情報及びアノテーション情報の構成の一例を示す概略図である。 図3は、アノテーター情報の構成の一例を示す概略図である。 図4は、アノテーション対象情報とアノテーション情報の構成の一例を示す概略図である。 図5は、情報処理装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図6は、アノテーター情報に付加されるアノテーターメタ情報の構成の一例を示す概略図である。 図7は、アノテーション対象情報とアノテーション情報の構成の一例を示す概略図である。 図8は、第2の実施の形態に係る情報処理装置の構成例を示すブロック図である。 図9は、学習用情報の構成の一例を示す概略図である。
[第1の実施の形態]
(情報処理装置の構成)
図1は、第1の実施の形態に係る情報処理装置の構成例を示すブロック図である。
情報処理装置1は、通信部12を介して外部ネットワークに接続されており、クラウドソーシングにより、外部ネットワーク上に接続された端末等の利用者に、文書情報、画像情報、音声情報等のアノテーション対象情報111に当該情報の特徴等を示す注釈情報であるアノテーションの付与を依頼するものである(以下、アノテーションを付与する利用者を入力者としての「アノテーター」と呼ぶ。)。また、情報処理装置1は、アノテーターからアノテーションの入力を受け付けてアノテーション対象情報111にアノテーションを付与するものである。なお、アノテーションは、「ポジティブ」と「ネガティブ」のように二値のものでもよいし、複数のカテゴリを用意して多値に分類されるものであってもよい。
情報処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)等から構成され、各部を制御するとともに、各種のプログラムを実行する制御部10と、フラッシュメモリ等の記憶媒体から構成され情報を記憶する記憶部11と、ネットワークを介して外部と通信する通信部12とを備える。
制御部10は、後述するアノテーション付与プログラム110を実行することで、アノテーション付与手段100、アノテーター評価手段101及びアノテーション範囲決定手段102等として機能する。
アノテーション付与手段100は、アノテーターからアノテーションの入力を受け付けて、複数のアノテーション対象を有するアノテーション対象情報111のうち、いくつかのアノテーション対象にアノテーションを付与する。付与されたアノテーションはアノテーション対象と関連付けられてアノテーション情報112として記憶部11に格納される。
アノテーター評価手段101は、同一のアノテーション対象に対し、現在アノテーターが付与しているアノテーションと、他のアノテーターが過去に付与したアノテーションとを比較してアノテーション付与中のアノテーター及び過去にアノテーションを付与したアノテーターの信頼性の評価を行う。評価方法の詳細は後述する。評価結果はアノテーター情報113として記憶部11に格納される。
アノテーション範囲決定手段102は、アノテーター評価手段101の評価結果であるアノテーター情報113に基づいてアノテーション付与中のアノテーターに依頼するアノテーション対象情報111中のアノテーション対象の範囲、つまりいずれのアノテーション対象に対してアノテーションの付与を依頼するのかを決定する。範囲の決定方法については後述する。
記憶部11は、制御部10を上述した各手段101−102として動作させるアノテーション付与プログラム110、アノテーション対象情報111、アノテーション情報112及びアノテーター情報113等を記憶する。
図2は、アノテーション対象情報111及びアノテーション情報112の構成の一例を示す概略図である。
アノテーション対象情報111aは、アノテーション対象情報111の一例であり、言語情報に対してアノテーションを行うことを想定した例であり、アノテーション対象として「今日は晴れ。いい天気だ。」といったようなテキストを複数含む文書情報である。
アノテーション情報112aは、アノテーション情報112の一例であり、アノテーション対象情報111aのそれぞれのアノテーション対象に対して付与されたアノテーションである。
図2に示す例では、アノテーション対象情報111aの各テキストにアノテーションの付与を依頼するアノテーターの数は3人であって、各アノテーターがアノテーションを付与するアノテーション対象の数は3つである。また、付与するアノテーションはポジティブを表す「ポジ」かネガティブを表す「ネガ」のいずれかである。
図3は、アノテーター情報113の構成の一例を示す概略図である。
アノテーター情報113aは、アノテーター情報113の一例であり、アノテーターを識別するアノテーター欄と、アノテーターの信頼性を示す信頼性欄と、アノテーターがアノテーションを付与したアノテーション対象情報111中のアノテーション対象の範囲を示すアノテーション付与範囲欄とを有する。
(情報処理装置の動作)
次に、第1の実施の形態の作用を、図1−図5を参照しつつ、説明する。
図4は、アノテーション対象情報111とアノテーション情報112の構成の一例を示す概略図である。また、図5は、情報処理装置の動作の一例を示すフローチャートである。
以下に説明する例では、「アノテーターA」及び「アノテーターC」によるアノテーションが既に付与されており、「アノテーターB」にアノテーションの付与を依頼する場合について説明する。また、アノテーション対象情報111bの各アノテーション対象にアノテーションの付与を依頼するアノテーターの数は3人であるものとし、各アノテーターは7つのアノテーション対象にアノテーションを付与するものとする。
まず、アノテーション範囲決定手段102は、図4に示すアノテーション対象情報111bのうち「教師データ1」〜「教師データ4」及び「教師データT+1」〜「教師データT+3」の7つのアノテーション対象を、アノテーションを付与する範囲100b及び100bに決定する(S1)。
次に、アノテーション付与手段100は、当該範囲100b及び100bの一部について、例えば、範囲100bの「教師データ1」〜「教師データ4」について「アノテーターB」にアノテーションの付与を依頼し、「アノテーターB」からアノテーションの入力を受け付けると「教師データ1」〜「教師データ4」にアノテーションの付与を行う(S2)。この時点でアノテーション情報112bは図4に示す状態となる。
次に、アノテーター評価手段101は、「アノテーターB」が付与している範囲100bのアノテーションと、「アノテーターA」が過去に付与した範囲100aのアノテーション及び「アノテーターC」が過去に付与した範囲100cのアノテーションとを比較して、「アノテーターA」、「アノテーターB」及び「アノテーターC」の信頼性の評価を行う(S3)。
図4に示す例では、範囲100aのアノテーションと範囲100bのアノテーションとが一致し、範囲100cのアノテーションが「教師データ3」以外で一致しないため、アノテーター評価手段101はアノテーター情報113aの「アノテーターA」及び「アノテーターB」の信頼性を上げ、「アノテーターC」の信頼性を下げる。この時点で図3のアノテーター情報113aに示すように「アノテーターA」及び「アノテーターB」の信頼性が「80%」、「アノテーターC」の信頼性が「50%」になったものとする。
次に、アノテーション範囲決定手段102は、アノテーター情報113aを参照し、「アノテーターA」及び「アノテーターB」の信頼性が予め定めた閾値以上である場合、例えば70%以上である場合(S4;Yes)、「アノテーターB」に依頼するアノテーション対象情報111bの範囲を、信頼性の高い「アノテーターA」がアノテーションを付与している範囲100aと重なる範囲100bを避け、アノテーションを付与していない範囲100bに設定する(S5)。
これは、信頼性の高い「アノテーターA」と同じ範囲に、同様に信頼性の高い「アノテーターB」にアノテーションの付与を依頼しても重複した信頼性の高いアノテーションの付与になる可能性が高いためである。また、同時に信頼性の低い「アノテーターC」と同じ範囲に、信頼性の高い「アノテーターB」にアノテーションの付与を依頼することで信頼性の低いアノテーションの付与が重複することを避けることができるためである。
なお、アノテーション付与手段100は、「アノテーターA」と「アノテーターB」のように2人のアノテーションが一致した場合に信頼性が高いと評価したが、n人(n≧3)のアノテーションが一致した場合に信頼性が高いと評価してもよい。
次に、アノテーション付与手段100は、当該範囲100b、つまり、「教師データU+1」〜「教師データU+3」について「アノテーターB」にアノテーションの付与を依頼し、「アノテーターB」からアノテーションの入力を受け付けると範囲100bにアノテーションの付与を行う(S6)。
また、ステップS4において、アノテーション範囲決定手段102は、アノテーター情報113aを参照し、他のアノテーターの信頼性が予め定めた閾値より小さい場合、例えば70%より小さい場合(S4;No)、当初に決定した「教師データ1」〜「教師データ4」及び「教師データT+1」〜「教師データT+3」の7つのテキストを、アノテーションを付与する範囲のままとする(S7)。
(第1の実施の形態の効果)
上記した第1の実施の形態によると、現在入力中のアノテーションと過去に入力されたアノテーションとに基づきアノテーターの信頼性を評価し、信頼性の高いアノテーターが過去にアノテーションを付与している場合、アノテーション対象情報111の当該範囲を現在アノテーションを付与中のアノテーターのアノテーション付与範囲から外すようにしたため、複数人にアノテーションの付与を依頼する場合に、信頼性の高いアノテーションが重複して付与されることを抑制することができる。
[変形例1]
上記した第1の実施の形態のアノテーター情報113に、以下に示すメタ情報を追加し、当該情報に基づいてアノテーター評価手段101がアノテーターの評価を行うようにしてもよい。
図6は、アノテーター情報113に付加されるアノテーターメタ情報の構成の一例を示す概略図である。
アノテーターメタ情報113Aは、アノテーターを識別するアノテーター欄と、アノテーターの性別を示す性別欄と、アノテーターの年齢を示す年齢欄と、アノテーターの国籍を示す国籍欄と、アノテーターの居住地を示す居住地欄とを有する。
アノテーター評価手段101は、例えば、アノテーション対象情報111の内容が日本の流行に関する内容であれば、居住地欄が「日本」である「アノテーターA」及び「アノテーターB」が信頼性の高いアノテーションを付与することを前提に、第1の実施の形態で説明したようにアノテーションを比較して、その一致又は不一致に基づいて「アノテーターA」及び「アノテーターB」の評価を行うようにしてもよい。
[変形例2]
上記した第1の実施の形態のように、アノテーションの一致又は不一致によりアノテーターを比較する他に、アノテーター評価手段101は、以下に示すように単一のアノテーターについて評価を行ってもよい。この方法は、第1の実施の形態の評価方法と組み合わせてもよいし、独立して行うものであってもよい。
アノテーター評価手段101は、例えば、あるアノテーターが付与したアノテーション情報112のエントロピーを計算する。これは、不真面目なアノテーターは単一のアノテーションを全てのデータに付与することがあると考えられるためであり、計算されたエントロピーが小さい場合、信頼性が低いと評価することができる。
また、上記した変形例1、2の他にも、「アノテーターに自分の作業品質を自己申告させる」、「アノテーターの作業工程をモニタリングする」、「過去の別のアノテーション作業において評価したアノテーターの信頼性を利用する」といったような従来技術を組み合わせて信頼性の評価をしてもよく、これにより評価精度を向上することができるのはもちろんである。
[変形例3]
上記した第1の実施の形態において説明したアノテーション範囲決定手段102の動作に加え、以下に説明するようにアノテーション範囲決定手段102を動作させてもよい。
図7は、アノテーション対象情報111とアノテーション情報112の構成の一例を示す概略図である。
アノテーション対象情報111cに対しアノテーション情報112cが付与されている場合において、範囲100e、100f及び100fのアノテーションがそれぞれ「教師データ3」、「教師データ4」及び「教師データT+3」のアノテーションとしては誤りであるものとする。
また、「アノテーターD」、「アノテーターE」、「アノテーターF」の信頼性は、予め定めた閾値(70%)より小さく、予め定めた第2の閾値(60%)以上の信頼性であるとする。
以上の条件において、信頼性の高いアノテーター(70%以上)に比べて信頼性が劣るが、ある程度信頼性が保障されているアノテーター(60%以上)の場合であって、アノテーションが所定の数、例えば、3つ付与されている場合、アノテーション範囲決定手段102は、アノテーション情報112cの「教師データ1」〜「教師データT+3」の範囲には、さらなるアノテーションが不要と判断し、現在アノテーションを付与中のアノテーターに対し他の範囲のアノテーション付与を依頼するようにしてもよい。
[第2の実施の形態]
以下に第2の実施の形態に係る情報処理装置1Aについて説明する。第2の実施の形態は、第1の実施の形態と比べて、アノテーション対象情報111、アノテーション情報112及びアノテーター情報113に基づき機械学習に用いる情報を生成し、当該情報を用いて機械学習を行う点で異なる。なお、第1の実施の形態と共通の構成については同一の符号を付している。
図8は、第2の実施の形態に係る情報処理装置の構成例を示すブロック図である。
情報処理装置1Aは、第1の実施の形態の情報処理装置1と比べて、学習用情報生成手段103、機械学習手段104及び学習用情報114をさらに有する。
学習用情報生成手段103は、アノテーション対象情報111、アノテーション情報112及びアノテーター情報113に基づいて学習用情報114を生成する。
機械学習手段104は、学習用情報114を用いて機械学習を実行する。
図9は、学習用情報114の構成の一例を示す概略図である。
学習用情報114aは、学習用情報114の一例であり、アノテーション欄と、アノテーター欄と、信頼性欄と、アノテーション対象情報欄とを有する。
(情報処理装置の動作)
次に、第2の実施の形態の作用を説明する。
情報処理装置1Aは、各手段100〜102によりアノテーション対象情報111にアノテーション情報112を付与するとともに、アノテーター情報113を生成する。
次に、学習用情報生成手段103は、アノテーション対象情報111とアノテーション情報112とから構成される一般的な機械学習用の情報に、アノテーター情報113に含まれる項目をさらに追加して学習用情報114とする。図9に示す例では、学習用情報114dは、一般的な機械学習用の情報としてアノテーション対象情報111に対応するアノテーション対象情報欄と、アノテーション情報112に対応するアノテーション欄とを有し、さらにアノテーター情報113に含まれるアノテーター欄と、信頼性欄とを有する。
次に、機械学習手段104は、学習用情報114aを用いて機械学習を行う。この際に信頼性欄の値を考慮して学習用情報114aのそれぞれについて重み付けを行ってもよい。また、さらにアノテーターメタ情報113Aを用いて重み付けを行ってもよい。
(第2の実施の形態の効果)
上記した第2の実施の形態によれば、機械学習用の情報として用いられる情報は通常アノテーション対象とアノテーションのみであるが、当該機械学習用の情報にアノテーターの信頼性を追加したものとしたため、アノテーションの信頼性を考慮した機械学習用の情報を生成することができ、アノテーションの信頼性を考慮した機械学習を実行することができる。
[他の実施の形態]
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々な変形が可能である。
上記実施の形態では制御部10の各手段100〜104の機能をプログラムで実現したが、各手段の全て又は一部をASIC等のハードウエアによって実現してもよい。また、上記実施の形態で用いたプログラムをCD−ROM等の記録媒体に記憶して提供することもできる。また、上記実施の形態で説明した上記ステップの入れ替え、削除、追加等は本発明の要旨を変更しない範囲内で可能である。
1、1A 情報処理装置
10 制御部
11 記憶部
12 通信部
100 アノテーション付与手段
101 アノテーター評価手段
102 アノテーション範囲決定手段
103 学習用情報生成手段
104 機械学習手段
110 アノテーション付与プログラム
111 アノテーション対象情報
112 アノテーション情報
113 アノテーター情報
113A アノテーターメタ情報
114 学習用情報

Claims (5)

  1. コンピュータを、
    一の入力者の入力に基づき、複数の対象を含む範囲の対象情報に注釈情報を付与する付与手段と、
    他の入力者により前記複数の対象の一部に付与済みの注釈情報と、前記一の入力者により付与された注釈情報とを比較し、前記一の入力者及び前記他の入力者間で前記注釈情報が予め定められた人数以上一致した前記範囲の数に応じた信頼度を、前記一の入力者及び前記他の入力者の信頼性を示すものとして算出する評価手段と、
    前記一の入力者及び前記他の入力者の信頼性に基づいて、前記一の入力者に注釈情報の付与を依頼する前記対象情報の対象の範囲を決定する手段であって、前記一の入力者及び前記他の入力者の信頼度が予め定めた閾値以上である場合、当該他の入力者が注釈情報を付与した対象以外を、前記一の入力者に注釈情報の付与を依頼する前記対象情報の対象の範囲に決定する決定手段として機能させるための注釈情報付与プログラム。
  2. 前記決定手段は、複数の前記他の入力者の信頼度が予め定めた第1の閾値より低いが予め定めた第2の閾値以上である場合、複数の当該他の入力者が注釈情報を付与した対象以外を、前記一の入力者に注釈情報の付与を依頼する前記対象情報の対象の範囲に決定する請求項1に記載の注釈情報付与プログラム。
  3. 機械学習用の情報として、少なくとも、前記対象情報の対象と、前記付与手段によって付与された注釈情報と、当該注釈情報を付与した入力者の信頼性とを有する情報を生成する生成手段としてさらに機能させる請求項1又は2に記載の注釈情報付与プログラム。
  4. 前記生成手段の生成する情報を用いて機械学習を行う機械学習手段としてさらに機能させる請求項に記載の注釈情報付与プログラム。
  5. 一の入力者の入力に基づき、複数の対象を含む範囲の対象情報に注釈情報を付与する付与手段と、
    他の入力者により前記複数の対象の一部に付与済みの注釈情報と、前記一の入力者により付与された注釈情報とを比較し、前記一の入力者及び前記他の入力者間で前記注釈情報が予め定められた人数以上一致した前記範囲の数に応じた信頼度を、前記一の入力者及び前記他の入力者の信頼性を示すものとして算出する評価手段と、
    前記一の入力者及び前記他の入力者の信頼性に基づいて、前記一の入力者に注釈情報の付与を依頼する前記対象情報の対象の範囲を決定する手段であって、前記一の入力者及び前記他の入力者の信頼度が予め定めた閾値以上である場合、当該他の入力者が注釈情報を付与した対象以外を、前記一の入力者に注釈情報の付与を依頼する前記対象情報の対象の範囲に決定する決定手段とを有する情報処理装置。
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