JP6408065B1 - 工程情報収集システムおよび工程情報収集方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ネットワーク環境が十分に整っていない場所において円滑に工程情報を収集できる工程情報収集システムおよび工程情報収集方法を提供する。【解決手段】工程情報収集システムは、物品に対応付けられたタグ2と、物品に対して行われる工程に対応づけられ、タグ2を検出しているときに工程に関連する工程実績情報をタグ2に記憶させる工程端末装置3と、タグ2が記憶する工程実績情報をタグ2から取得する管理用端末装置1と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、工程情報収集システムおよび工程情報収集方法に関する。
ICタグを用いて工程管理を行う工程管理システムが提案されている(例えば特許文献1参照)。この工程管理システムでは、複数の作業工程およびその作業工程の順序と、各作業工程が作業済か否かを示す作業状態フラグと、を含む情報を記憶するICタグを用いる。そして、各工程に設置される端末装置は、リーダライタで読みとったICタグの情報をそのまま管理装置へ送信する。そして、管理装置では、端末装置から受信した情報に基づいて、工程を流れる物品に対する作業進捗を管理することができる。
特開2007−213132号公報
しかしながら、特許文献1に記載された工程管理システムでは、ICタグには作業工程の順序を示す情報や作業状態フラグしか記録されておらず、ICタグに記録された情報を収集するだけでは、各工程におけるより詳細な工程実績情報を収集することができない。従って、各工程における工程実績情報を収集するためには、管理装置と端末装置とをネットワークを介して接続し、端末装置からネットワークを介して管理装置へ工程情報を収集する必要がある。それ故、ネットワーク環境が十分に整っていない場所では工程実績情報の収集が困難である。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、ネットワーク環境が十分に整っていない場所において円滑に工程情報を収集できる工程情報収集システムおよび工程情報収集方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る工程情報収集システムは、
物品に対応付けられたタグと、
物品に対して行われる工程に対応づけられ、前記工程に関連する集計用情報を生成し、前記タグを検出しているときに前記集計用情報を前記タグに記憶させる工程端末装置と、
前記工程端末装置とネットワークを介して接続され、前記タグが記憶する前記集計用情報を前記タグから取得する管理用端末装置と、を備え、
前記管理用端末装置は、前記工程に関連する工程実績情報に基づいて、前記集計用情報のみを生成するよう指示するコマンド情報を、前記ネットワークを介して前記工程端末装置へ送信し、
前記工程端末装置は、前記コマンド情報に従って、前記工程実績情報から前記集計用情報を生成する。
他の観点から見た本発明に係る工程情報収集方法は、
物品に対応付けられたタグと、物品に対して行われる工程に対応づけられた工程端末装置と、前記工程端末装置とネットワークを介して接続された管理用端末装置と、を用いて工程に関する集計用情報を収集する工程情報収集方法であって、
前記管理用端末装置が、前記工程に関連する工程実績情報に基づいて、前記集計用情報のみを生成するよう指示するコマンド情報を、前記ネットワークを介して前記工程端末装置へ送信するステップと、
前記工程端末装置が、前記コマンド情報に従って、前記工程実績情報から前記集計用情報を生成し、前記タグを検出しているときに、生成した前記集計用情報を前記タグに記憶させるステップと、
前記管理用端末装置が、前記タグが記憶する前記集計用情報を前記タグから取得するステップと、を含む。
発明によれば、管理用端末装置が、工程に関連する工程実績情報に基づいて、集計用情報のみを生成するよう指示するコマンド情報を、ネットワークを介して工程端末装置へ送信する。そして、工程端末装置が、コマンド情報に従って、工程実績情報から集計用情報を生成し、生成した集計用情報をタグに記憶させ、管理用端末装置が、タグが記憶する集計用情報をタグから取得する。これにより、管理用端末装置と工程端末装置とを接続するネットワークの通信負荷を低減しつつ、各工程の集計用情報を管理用端末装置に集めることができるので、ネットワークのユーサビリティを向上させることができる。また、集計用情報の大きさが工程実績情報の大きさに比べて小さいので、タグに要求される記憶容量を低減できる。
本発明の実施の形態1に係る工程情報収集システムを示す概略図である。 (A)は実施の形態1に係る工程端末装置の構成を示すブロック図であり、(B)は実施の形態1に係る管理端末装置の構成を示すブロック図である。 (A)は実施の形態1に係る工程実績情報データベースの内容を示す図であり、(B)はタグが記憶するレコードを示す図であり、(C)は集計用情報データベースの内容を示す図である。 実施の形態1に係る工程端末装置が実行する情報書き込み処理の流れの一例を示すフローチャートである。 (A)は実施の形態1に係る工程端末装置の表示部に表示される表示画面の一例を示す図であり、(B)は実施の形態1に係る工程端末装置の表示部に表示される表示画面の一例を示す図であり、(C)は実施の形態1に係る管理用端末装置の表示部に表示される表示画面の一例を示す図である。 実施の形態1に係る管理用端末装置が実行する集計用情報生成処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る工程情報収集システムを示す概略図である。 実施の形態2に係る工程端末装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る工程情報収集システムの動作を示すシーケンス図である。 実施の形態2に係る工程端末装置が実行する集計用情報生成書き込み処理の流れの一例を示すフローチャートである。
(実施の形態1)
以下、本発明の一実施の形態に係る工程情報収集システムについて図面を参照して詳細に説明する。本実施の形態に係る工程情報収集システムは、製造ラインで使用される作業伝票に貼り付けられたタグを利用して製造ラインの各工程の工程情報を収集するものである。工程情報は、例えば各工程における工程名や作業開始時刻、作業終了時刻等の実績を示す工程実績情報から構成される。
この工程情報収集システムは、図1に示すように、タグの読み込み書き込みを行うためのリーダライタ5が接続された管理用端末装置1と、タグ2と、複数の工程端末装置3と、を備える。管理用端末装置1は、有線LAN(Local Area Network)または無線LANを介して集計用サーバ(図示せず)に接続されている。工程端末装置3と管理用端末装置1とは、例えば製造部門が管理する製造現場に設置されている。集計用サーバは、例えば品質保証部門のような製造部門を間接的に支援する管理部門が保有している。管理部門は、例えば集計用サーバで集計して得られる各工程の性能評価の結果を製造部門にフィードバックすることにより製造部門を支援する。
タグ2は、例えばパッシブタグであり、物品を製造するための各工程における作業指示を記載した作業伝票Pに貼り付けられている。これにより、タグ2は、各工程において作業伝票Pに記載された指示に従って作業がなされることにより製造される物品に対応付けられている。なお、タグ2は、パッシブタグに限定されるものではなく、アクティブタグであってもよい。
複数の工程端末装置3は、物品に対して行われる各工程(例えば図1の「工程1」、「工程2」、・・・「工程N」)に対応づけられている。例えば、複数の工程端末装置3は、各工程が実施される場所に配置されている。工程端末装置3は、例えばタブレット型端末装置であり、作業者が工程端末装置3に対して行った操作に応じて、工程に関連する工程実績情報(第1工程情報)をタグ2に記憶させる。この工程端末装置3は、図2(A)に示すように、CPU(Central Processing Unit)31と主記憶部32と補助記憶部33と入力部34と表示部35とリーダライタ36と各部を接続するバス37とを備える。主記憶部32は、RAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリから構成される。このメモリはCPU31の作業領域として用いられる。補助記憶部33は、磁気ディスク、半導体メモリ等の不揮発性メモリを有している。補助記憶部33は、CPU31が実行するプログラムおよび各種パラメータ等を記憶している。また、補助記憶部33は、工程端末装置3に対応する工程実績情報が記録された工程実績情報データベース(以下、「DB」と称する。)331を有する。
入力部34は、例えばタッチパネルである。入力部34は、製造ラインの作業者が入力する各種操作情報を受け付けて、受け付けた操作情報をCPU31へ出力する。表示部35は、例えば液晶ディスプレイである。表示部35は、CPU31から入力された各種情報を表示する。リーダライタ36は、例えばNFC(Near Field Communication)の通信規格に適合した通信方式により、タグ2への情報の書き込みまたはタグ2からの情報の取得を実行する。
CPU31は、補助記憶部33が記憶するプログラムを主記憶部32に読み込んで実行することにより、表示制御部311、タグ検出部312、工程実績情報取得部313および記録部314として機能する。表示制御部311は、初期画面または作業者が工程実績情報を入力するための情報入力画面を生成して表示部35に表示させる。
タグ検出部312は、リーダライタ36から通知されるタグ検出情報に基づいて、リーダライタ36にタグ2が翳されたことを検出する。
工程実績情報取得部313は、作業者が入力部34を操作して入力した工程実績情報を取得して工程実績情報DB331に記憶させる。工程実績情報DB331は、例えば図3(A)に示すように、工程名、作業者名、工程回数、開始時刻、終了時刻、完了数量を示す各種工程実績情報を、これらを記録するタグ2のタグ識別情報に対応づけた形で記憶している。ここで、工程名は、工程端末装置3に対応付けられた工程名であり、工程回数は、繰り返し行った回数を示す。例えば「××工程」を過去に繰り返し2回行い今回が3回目である場合は、「3」に設定される。開始時刻は、工程端末装置3に対応付けられた工程の作業開始時刻を示し、終了時刻は、同工程の作業終了時刻を示す。完了数量は、対象となる作業工程を行うことにより工程を完了させた製品の数量を示す。例えば6つの製品について「××工程」を完了させた場合、「6」に設定される。ここにおいて、タグ検出部312によりタグ2がリーダライタ36に翳されたことが検出されると、そのタグ2のタグ識別情報を取得して工程実績情報DB331に記憶させる。そして、そのタグ2がリーダライタ36に翳された状態で、工程実績情報取得部313が、取得した各種工程実績情報をタグ識別情報に対応づけて工程実績情報DB331に記憶させる。
図2(A)に戻って、記録部314は、タグ2がリーダライタ36に翳された状態で、工程実績情報DB331から工程実績情報を取得してタグ2へ記録する。記録部314は、例えば図3(B)に示すように、ステータス、工程名、作業者名、工程回数、開始時刻、終了時刻、完了数量を示す各種工程実績情報と誤り検出情報とをメンバとする構造体(以下、「レコード」と称する。)を順番に記録していく。ここで、記録部314は、NFCフォーラムが定めたフォーマットNDEF(NFC Data Exchange Format)に則ってレコードを記録する。即ち、記録部314は、工程実績情報を、誤り検出情報と対応付けてタグ2に記憶させる。誤り検出情報としては、例えばチェックサム、パリティ符号、巡回符号等を採用することができる。
管理用端末装置1は、例えば汎用のパーソナルコンピュータであり、製造ラインにおける作業伝票を発行したり作業伝票を回収したりする場所に設置されている。管理用端末装置1は、作業伝票発行時にタグ2に初期情報を記憶させるとともに、物品の製造が完了し作業伝票を回収する際、タグ2が記憶する工程実績情報をタグ2から取得する。管理用端末装置1は、図2(B)に示すように、CPU11と主記憶部12と補助記憶部13と入力部14と表示部15とリーダライタインタフェース(以下、「R/Wインタフェース」と称する。)16とLANインタフェース17と各部を接続するバス18とを備える。補助記憶部13は、ユーザが集計用に使用する集計用情報を記憶する集計用情報DB131を有する。ここで、集計用情報は、タグ2から読み取った工程実績情報を加工することにより生成される。R/Wインタフェース16は、例えばシリアルインタフェースであり、リーダライタ5に接続されている。LANインタフェース17は、有線LAN(Local Area Network)または無線LANに接続されている。LANインタフェース17は、例えば無線LANに接続される場合、無線モジュールを備える。
CPU11は、補助記憶部13が記憶するプログラムを主記憶部12に読み込んで実行することにより、タグ検出部111、読み取り部112、誤り検出部113、集計用情報生成部114、送信部115および表示制御部116として機能する。タグ検出部111は、リーダライタ5からR/Wインタフェース16を介して通知されるタグ検出情報に基づいて、リーダライタ5にタグ2が翳されたことを検出する。リーダライタ5は、例えばNFCの通信規格に適合した通信方式により、タグ2への情報の書き込みまたはタグ2からの情報の取得を実行する。
読み取り部112は、タグ2からタグ2が記憶する各種工程実績情報と誤り検出情報並びにタグ識別情報とを読み取って主記憶部12に記憶させる。誤り検出部113は、レコード毎に、誤り検出情報に基づいて、タグ2が記憶する各種工程実績情報の誤りを検出する。誤り検出部113は、工程実績情報の誤りを検出すると、誤りを検出した工程実績情報に対応する工程名を示す工程名情報(工程識別情報)を表示制御部116へ通知する。
集計用情報生成部114は、主記憶部12が記憶する、タグ2から取得した各種工程実績情報から集計用情報(第2工程情報)を生成して集計用情報DB131に記憶させる。ここで、集計用情報DB131は、例えば図3(C)に示すように、処理時間、単位数量当たりの処理時間を示す各種集計用情報を、工程名、作業者名、工程回数、完了数量を示す工程実績情報に対応づけた形で記憶している。ここで、集計用情報生成部114は、工程実績情報が示す開始時刻から終了時刻までの間の時間を処理時間として算出し、算出した処理時間を完了数量で除して得られる時間を単位数量当たりの処理時間として算出する。また、集計用情報生成部114は、タグ2から取得した工程実績情報の誤りの検出結果に応じて、工程実績情報から集計用情報を生成する。具体的には、集計用情報生成部114は、タグ2から取得した工程実績情報のうち、誤りが検出された工程実績情報以外の工程実績情報から集計用情報を生成する。
図2(B)に戻って、送信部115は、集計用情報DB131が記憶する集計用情報を、LANインタフェース17を介してLANに接続された集計用サーバへ送信する。表示制御部116は、操作画面またはタグ2からの工程実績情報の読み取りが不可能であることを示すアラーム通知情報を生成して表示部15に表示させる。
表示制御部116は、表示画像を生成して表示部15に表示させる。表示制御部116は、誤り検出部113から誤りを検出した工程実績情報に対応する工程名情報が通知されると、通知された工程名情報が示す工程名を表示部15に表示させる。
次に、工程端末装置3が実行する情報書き込み処理について図4を参照しながら説明する。この情報書き込み処理は、例えば作業者が工程端末装置3へ電源を投入した後、情報書き込み処理を実行するアプリケーションを起動させたことを契機として開始される。また、アプリケーション起動時において、表示制御部311が初期画面を表示部35に表示させる。
まず、タグ検出部312は、リーダライタ36に翳されたタグ2を検出したか否かを判定する(ステップS101)。タグ検出部312が、タグ2を検出していないと判定すると(ステップS101:No)、表示制御部311が、引き続き初期画面を表示部35に表示させて(ステップS102)、再びステップS101の処理を実行する。一方、タグ検出部312が、タグ2を検出したと判定すると(ステップS101:Yes)、表示制御部311は、作業者が各種工程実績情報を入力するための情報入力画面を表示部35に表示させる(ステップS103)。情報入力画面は、例えば図5(A)に示すように、工程名や作業者名等の各種工程実績情報を入力するための入力欄Bと、入力欄Bへの入力が完了した際にタッチされる釦アイコンEK1とを、表示部35の表示画面35aに表示させる。
図4に戻って、次に、工程実績情報取得部313は、作業者による情報入力画面への工程実績情報の入力が完了したか否かを判定する(ステップS104)。ここにおいて、作業者が、情報入力画面への工程実績情報の入力が完了した後、入力部34における完了釦アイコンの表示位置に対応する部分をタッチすると、工程実績情報取得部313は、工程実績情報の入力が完了したと判定する。工程実績情報取得部313が、工程実績情報の入力が完了していないと判定すると(ステップS104:No)、再びステップS101の処理が実行される。ここで、タグ検出部312によりタグ2が検出されている場合(ステップS101:Yes)、引き続き情報入力画面を表示する(ステップS103)。一方、作業者がタグ2をリーダライタ36から離すことによりタグ検出部312がタグ2を検出しなくなると(ステップS101:No)、表示制御部311は、再び初期画面を表示部35に表示させる(ステップS102)。そして、タグ検出部312がタグ2を検出しない限り、ステップS101、S102の処理が繰り返し実行される。
また、工程実績情報取得部313が、工程実績情報の入力が完了したと判定すると(ステップS104:Yes)、記録部314は、タグ2への工程実績情報の書き込みが可能であるか否かを判定する(ステップS105)。記録部314は、タグ2への工程実績情報の書き込みが不可能であると判定すると(ステップS105:No)、タグ2とのペアリングに不具合があることを通知するアラームを発行する(ステップS106)。ここで、表示制御部311は、アラームの発行を受けて、表示部35にタグ2との通信エラーを作業者に通知するエラー画面を一定期間表示させる。続いて、後述のステップS108の処理が実行される。ここで、表示制御部311は、例えば図5(B)の一点鎖線で囲んだ表示部分I1に示すように、「タグ通信エラー!!」の文字を表示部35の表示画面35aに表示させる。
図4に戻って、一方、記録部314が、タグ2への工程実績情報の書き込みが可能であると判定すると(ステップS105:Yes)、工程実績情報DB331が記憶する工程実績情報をタグ2へ書き込む(ステップS107)。その後、タグ検出部312は、終了指示が有るか否かを判定する(ステップS108)。終了指示は、作業者が入力部34に対して情報書き込み処理を行うアプリケーションを終了させるための操作を行うことにより発行される。終了指示有りと判定されると(ステップS108:Yes)、情報書き込み処理が終了する。一方、タグ検出部312は、終了指示が無いと判定すると(ステップS108:No)、再びステップS101の処理を実行する。
次に、管理用端末装置1が実行する集計用情報生成処理について図6を参照しながら説明する。この集計用情報生成処理は、例えば製造ラインの管理者が管理用端末装置1へ電源を投入した後、集計用情報生成処理を実行するアプリケーションを起動させたことを契機として開始される。
まず、タグ検出部111は、リーダライタ5に翳されたタグ2を検出したか否かを判定する(ステップS201)。タグ検出部111が、タグ2を検出しない限り(ステップS201:No)、待機状態を維持する。一方、タグ検出部111が、タグ2を検出したと判定すると(ステップS201:Yes)、読み取り部112は、タグ2からの工程実績情報の読み取りが可能であるか否かを判定する(ステップS202)。読み取り部112は、タグ2からの工程実績情報の読み取りが不可能であると判定すると(ステップS202:No)、タグ2とのペアリングに不具合があることを通知するアラームを発行する(ステップS203)。ここで、表示制御部116は、アラームの発行を受けて、タグ2との通信エラーを管理者に通知するエラー情報を表示部15に一定期間表示させる。次に、後述のステップS210の処理が実行される。
一方、読み取り部112は、タグ2からの工程実績情報の読み取りが可能であると判定すると(ステップS202:Yes)、タグ2からタグ識別情報、工程実績情報および誤り検出情報を含むレコードを読み取る(ステップS204)。読み取り部112は、タグ2から読み取ったレコードを主記憶部12に順番に記憶させる。続いて、誤り検出部113は、主記憶部12が記憶する各レコードについて、誤り検出情報を利用してレコードに含まれる情報の誤りを検出する誤り検出処理を実行する(ステップS205)。その後、誤り検出部113は、誤りが検出されたか否かを判定する(ステップS206)。誤り検出部113が誤りを検出しなかったと判定すると(ステップ206:No)、後述のステップS209の処理が実行される。一方、誤り検出部113が誤りを検出したと判定すると(ステップ206:Yes)、誤りが検出されたレコードと、そのレコードに対応するタグ識別情報と、に基づいて、誤りが検出されたレコードに対応する工程を推定する(ステップS207)。誤り検出部113は、推定した工程の工程名と誤りが検出されたレコードに対応するタグ識別情報とを表示制御部116に通知する。次に、表示制御部116は、誤り検出部113から通知された工程名とタグ識別情報とを表示部15に表示させる(ステップS208)。表示制御部116は、例えば図5(C)の破線で囲んだ表示部分P1に示すように、誤りが検出された工程名を表示部15の表示画面15aに表示させる。
図6に戻って、続いて、集計用情報生成部114は、誤り検出部113により情報の誤りが検出されたレコードを除くレコードに含まれる工程実績情報を加工して集計用情報を生成する(ステップS209)。集計用情報生成部114は、例えば作業の開始時刻、終了時刻、完了数量を示す工程実績情報から、処理時間、単位数量当たりの処理時間を示す集計用情報を生成する。集計用情報生成部114は、生成した集計用情報を集計用情報DB131に記憶させる。また、表示制御部116は、集計用情報生成部114が集計用情報の生成を完了すると、図5(C)の一点鎖線で囲んだ表示部分I2に示すように、集計用情報の生成が完了した旨を管理者に通知する情報を表示画面15aに追加する。
図6に戻って、その後、タグ検出部111は、終了指示が有るか否かを判定する(ステップS210)。終了指示は、管理者が入力部14に対して集計用情報生成処理を行うアプリケーションを終了させるための操作を行うことにより発行される。終了指示有りと判定されると(ステップS210:Yes)、集計用情報生成処理が終了する。一方、タグ検出部111は、終了指示が無いと判定すると(ステップS210:No)、別の新たなタグ2の読み取り指示があるか否かを判定する(ステップS211)。この読み取り指示は、入力部14に対して、新たに別のタグ2から工程実績情報を読み取るための操作を行うことにより発行される。例えば管理者が、図5(C)に示す表示画面15aの釦アイコンEK2をタッチすると読み取り指示が発行される。タグ検出部111は、新たなタグの読み取り指示が無いと判定すると(ステップS211:No)、ステップS210の処理を実行する。一方、タグ検出部111は、新たなタグの読み取り指示有りと判定すると(ステップS211:Yes)、再びステップS201の処理を実行する。
以上説明したように、本実施の形態に係る工程情報収集システムでは、工程端末装置3が、物品に対して行われる工程に対応づけられ工程に関連する工程実績情報をタグ2に記憶させ、管理用端末装置1が、タグ2が記憶する工程実績情報をタグ2から取得する。これにより、工程端末装置3と管理用端末装置1とがネットワークを介して接続されていない環境であっても、各工程の工程実績情報を管理用端末装置1に集めることができる。従って、ネットワーク環境が十分に整っていない製造現場において円滑に各工程の工程実績情報を収集できる。
また、本実施の形態に係る工程情報収集システムでは、工程端末装置3が、工程実績情報を、誤り検出情報と対応付けてタグ2に記憶させる。そして、管理用端末装置1が、誤り検出情報に基づいて、タグ2から取得した工程実績情報の誤りを検出すると、誤りを検出した工程実績情報に対応する工程名を表示する。これにより、管理者は、例えば表示された工程名が示す工程の工程端末装置3の工程実績情報DB331が記憶する工程実績情報を参照することにより、誤りが検出された工程実績情報を確認することができる。
更に、本実施の形態に係る管理用端末装置1は、タグ2から取得した工程実績情報の誤りの検出結果に応じて、工程実績情報から集計用情報を生成する。具体的には、管理用端末装置1は、タグ2から取得した工程実績情報のうち、誤りが検出された工程実績情報以外の工程実績情報から集計用情報を生成する。これにより、生成された集計用情報の精度が向上するので、集計用情報を集計することによる各工程の性能評価の精度が向上する。
(実施の形態2)
本実施の形態に係る工程情報収集システムは、管理用端末装置が広域ネットワークを介して集計用サーバに接続されており、各工程端末装置が、集計用サーバから管理用端末装置を介して指定された集計用情報を生成してタグに記憶させる点が実施の形態1と相違する。本実施の形態に係る工程情報収集システムでは、各工程における工程実績情報の全てをタグに書き込むのではなく、集計用サーバから指定された集計用情報のみを書き込むようにする。これにより、タグに必要とされる記憶容量が低減される。
本実施の形態に係る工程情報収集システムは、例えば図7に示すように、タグ2の読み込み書き込みを行うための管理用端末装置201と、作業伝票に貼り付けられたタグ2と、複数の工程端末装置203と、を備える。管理用端末装置201および工程端末装置203は、例えばタブレット型端末装置である。管理用端末装置201は、広域ネットワークNTを介して管理部門に設置された集計用サーバ204に接続されている。管理用端末装置201と複数の工程端末装置203とは、無線LANまたは有線LANを介して接続されている。集計用サーバ204は、工程の性能評価に必要な集計対象を示す集計対象情報を生成して広域ネットワークNTを通じて管理用端末装置201へ送信する。
管理用端末装置201は、実施の形態1で説明した管理用端末装置1と略同様の構成であり、集計用情報生成部を有しない点で管理用端末装置1と相違する。管理用端末装置201は、タグ2から取得した集計用情報をそのまま集計用情報DB131に記憶させる。また、管理用端末装置201は、集計用サーバ204から受信した集計対象情報に基づいて、工程端末装置203に対して集計用情報の生成を指示する集計用情報生成コマンド(コマンド情報)を生成し、それを各工程端末装置203へ送信する。
工程端末装置203は、図8に示すように、CPU31と主記憶部32と補助記憶部33と入力部34と表示部35とリーダライタ36とLANインタフェース237と各部を接続するバス38とを備える。なお、図8において実施の形態1と同様の構成については図2(A)と同一の符号を付している。補助記憶部33は、工程実績情報DB331の他に、集計用情報生成コマンドを記憶するコマンドDB2332と、集計用情報を記憶する集計用情報DB2333と、を有する。
LANインタフェース237は、LANを介して管理用端末装置201と通信する。
CPU31は、補助記憶部33が記憶するプログラムを主記憶部32に読み込んで実行することにより、表示制御部311、タグ検出部312、工程実績情報取得部313、記録部314および集計用情報生成部2315として機能する。集計用情報生成部2315は、コマンドDB2332が記憶する集計用情報生成コマンドに従って、工程実績情報DB331が記憶する各種工程実績情報から集計用情報を生成する。そして、集計用情報生成部2315は、生成した集計用情報を集計用情報DB131に記憶させる。
次に、本実施の形態に係る工程情報収集システム全体の動作について図9を参照しながら説明する。ここでは、管理用端末装置201と3つの工程端末装置203A、203B、203Cとの動作について説明する。まず、管理部門が所望する製造ラインに関する集計対象を示す集計対象情報が、集計用サーバ204から管理用端末装置201へ送信される(ステップS1)。本実施の形態では、集計対象情報が、各工程における処理時間と、各工程における製品の単位数量当たりの処理時間と、を示しているものとして説明する。
管理用端末装置201は、集計対象情報を受信すると、各工程における工程実績情報から集計対象情報に含まれる集計対象を算出する方法を示す集計用情報生成コマンドを生成する(ステップS2)。次に、集計用情報生成コマンドが、管理用端末装置201から工程端末装置203A、203B、203Cへブロードキャスト送信される(ステップS3、S4、S5)。続いて、工程端末装置203A、203B、203Cは、それぞれ、受信した集計用情報生成コマンドを後述のコマンドDB2332に記憶させる。
その後、工程端末装置203Aは、タグ2を検出した後(ステップS6)、工程実績情報が入力されると(ステップS7)、コマンドDB2332が記憶する集計用情報生成コマンドに従って集計用情報を生成する(ステップS8)。次に、工程端末装置203Aは、生成した集計用情報をタグ2へ書き込む(ステップS9)。また、工程端末装置203Bも工程端末装置203Cと同様に、タグ2を検出した後(ステップS10)、工程実績情報が入力されると(ステップS11)、集計用情報の生成(ステップS12)、タグ2への集計用情報の書き込み(ステップS13)を実行する。工程端末装置203Cも工程端末装置203A、203Bと同様に、ステップS14乃至S17の処理を実行する。なお、ステップS14乃至S17の処理の内容は、ステップS6乃至S9の処理の内容と同様である。このようにして、タグ2には、工程実績情報に基づいて生成された集計用情報のみが書き込まれる。
次に、工程端末装置203が実行する集計用情報生成書き込み処理について図10を参照しながら説明する。この集計用情報生成書き込み処理は、例えば作業者が工程端末装置203へ電源を投入した後、集計用情報生成書き込み処理を実行するアプリケーションを起動させたことを契機として開始される。また、アプリケーション起動時において、表示制御部311が初期画面を表示部35に表示させる。
まず、ステップS301乃至S303の処理が実行される。ステップS301乃至S303の処理の内容は、実施の形態1で説明したステップS101乃至S103の処理の内容と同様である。次に、工程実績情報取得部313は、作業者による情報入力画面への工程実績情報の入力が完了したか否かを判定する(ステップS304)。工程実績情報取得部313が、工程実績情報の入力が完了していないと判定すると(ステップS304:No)、再びステップS301の処理が実行される。
一方、工程実績情報取得部313が、工程実績情報の入力が完了したと判定すると(ステップS304:Yes)、集計用情報生成部2315が、工程実績情報DB331が記憶する工程実績情報に基づいて集計用情報を生成する(ステップS305)。
続いて、記録部314は、タグ2への集計用情報の書き込みが可能であるか否かを判定する(ステップS306)。記録部314は、タグ2への集計用情報の書き込みが不可能であると判定すると(ステップS306:No)、アラームを発行する(ステップS307)。続いて、ステップS309以降の処理が実行される。一方、記録部314が、タグ2への集計用情報の書き込みが可能であると判定すると(ステップS306:Yes)、集計用情報DB2333が記録する集計用情報をタグ2へ書き込む(ステップS308)。その後、ステップS309以降の処理が実行される。なお、ステップS309の処理は、実施の形態1で説明したステップS108の処理と同様である。
以上説明したように、本実施の形態に係る工程情報集計システムでは、管理用端末装置201が、工程実績情報から集計用情報を生成するよう指示する集計用情報生成コマンドを、LANを介して工程端末装置203へ送信する。そして、工程端末装置203が、集計用情報生成コマンドに従って、工程実績情報から集計用情報を生成し、生成した集計用情報をタグ2に記憶させ、管理用端末装置201が、タグ2が記憶する集計用情報をタグ2から取得する。これにより、管理用端末装置201と工程端末装置203とを接続するLANの通信負荷を低減しつつ、各工程の集計用情報を管理用端末装置201に集めることができるので、LANのユーサビリティを向上させることができる。また、集計用情報の大きさを工程実績情報の大きさに比べて小さくすることにより、タグ2に要求される記憶容量を低減できる。
また、本実施の形態に係る工程情報収集システムでは、各工程端末装置203において集計用情報を生成し、管理用端末装置201は、タグ2から取得した集計用情報をそのまま集計用サーバ204へ送信する。これにより、管理用端末装置201に要求される情報処理能力を低くすることができるので、管理用端末装置201として例えばタブレット端末装置のような比較的情報処理能力の低い端末装置を採用することができる。
また、本実施の形態に係る工程情報収集システムでは、工程端末装置203が、集計用情報を、誤り検出情報と対応付けてタグ2に記憶させる。そして、管理用端末装置201が、誤り検出情報に基づいて、タグ2から取得した集計用情報の誤りを検出すると、誤りを検出した集計用情報に対応する工程名を表示する。これにより、管理者は、例えば表示された工程名が示す工程の工程端末装置203の集計用情報DB2333が記憶する集計用情報を参照することにより、誤りが検出された集計用情報を確認することができる。
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明は前述の各実施の形態の構成に限定されるものではない。例えば、管理用端末装置が、作業伝票に貼り付けられているタグ2についてその作業伝票に記載された全ての工程が完了したと判定すると、タグ2に記憶されている情報を消去してタグ2を再利用できるようにする構成であってもよい。この場合、管理用端末装置は、例えばタグ2が記憶する工程実績情報に基づいてタグ2が貼り付けられた作業伝票に記載された全ての工程が完了したか否かを判定する完了判定部と、完了判定部により全ての工程が完了したと判定されるとタグ2が記憶する工程実績情報を全て消去する情報消去部と、を備える構成とすればよい。
本構成によれば、作業伝票に記載された全ての工程が完了したタグ2について、そのタグ2が記憶する情報を全て消去する。これにより、タグ2の再利用が円滑に行われるようになる。
実施の形態に係る管理用端末装置1が、例えばタグ2に工程実績情報が記憶されているか否かを判定する記憶判定部と、記憶判定部による判定結果に応じてタグ2に初期情報を記憶させる初期情報設定部と、を備える構成であってもよい。ここにおいて、初期情報設定部は、タグ2に工程実績情報が記憶されていないと判定すると、工程に投入する製品に関する初期情報をタグ2に記憶させ、記憶判定部によりタグに工程実績情報が記憶されていると判定すると、アラームを通知するものであってもよい。
本構成によれば、例えば新しいタグ2と使用済のタグ2とが混在している場合に、新しいタグ2を選別することが可能となる。
また、本発明に係る工程端末装置3および管理用端末装置1の各種機能は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、ネットワークに接続されているコンピュータに、上記動作を実行するためのプログラムを、コンピュータシステムが読み取り可能な非一時的な記録媒体(CD−ROM等)に格納して配布し、当該プログラムをコンピュータシステムにインストールすることにより、上述の処理を実行する工程端末装置3および管理用端末装置1を構成してもよい。
また、コンピュータにプログラムを提供する方法は任意である。例えば、プログラムは、通信回線の掲示版(BBS)にアップロードされ、通信回線を介してコンピュータに配信されてもよい。そして、コンピュータは、このプログラムを起動して、OSの制御の下、他のアプリケーションと同様に実行する。これにより、コンピュータは、上述の処理を実行する工程端末装置3または管理用端末装置1として機能する。
以上、本発明の各実施の形態および変形例(なお書きに記載したものを含む。以下、同様。)について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。本発明は、実施の形態及び変形例が適宜組み合わされたもの、それに適宜変更が加えられたものを含む。
本発明は、ネットワーク環境が十分に整備されていない製造現場において各工程に関する工程情報を収集するのに好適である。
1,201:管理用端末装置、2:タグ、3,203,203A,203B,203C:工程端末装置、5:リーダライタ、11,31:CPU、12,32:主記憶部、13,33:補助記憶部、14,34:入力部、15,35:表示部、16:R/Wインタフェース、17,237:LANインタフェース、18,37,38:バス、15a,35a:表示画面、36:リーダライタ、111,312:タグ検出部、112:読み取り部、113:誤り検出部、114,2315:集計用情報生成部、115:送信部、116,311:表示制御部、131,2333:集計用情報DB、204:集計用サーバ、313:工程実績情報取得部、314:記録部、331:工程実績情報DB、2332:コマンドDB、B:入力欄、EK1、EK2:釦アイコン、I1,I2,P1:表示部分、NT:広域ネットワーク、P:作業伝票

Claims (3)

  1. 物品に対応付けられたタグと、
    物品に対して行われる工程に対応づけられ、前記工程に関連する集計用情報を生成し、前記タグを検出しているときに前記集計用情報を前記タグに記憶させる工程端末装置と、
    前記工程端末装置とネットワークを介して接続され、前記タグが記憶する前記集計用情報を前記タグから取得する管理用端末装置と、を備え、
    前記管理用端末装置は、前記工程に関連する工程実績情報に基づいて、前記集計用情報のみを生成するよう指示するコマンド情報を、前記ネットワークを介して前記工程端末装置へ送信し、
    前記工程端末装置は、前記コマンド情報に従って、前記工程実績情報から前記集計用情報を生成する、
    工程情報収集システム。
  2. 前記工程端末装置は、前記集計用情報を、誤り検出情報と対応付けて前記タグに記憶させ、
    前記管理用端末装置は、前記誤り検出情報に基づいて、前記タグから取得した前記集計用情報の誤りを検出すると、誤りを検出した集計用情報に対応する工程識別情報を表示する、
    請求項に記載の工程情報収集システム。
  3. 物品に対応付けられたタグと、物品に対して行われる工程に対応づけられた工程端末装置と、前記工程端末装置とネットワークを介して接続された管理用端末装置と、を用いて工程に関する集計用情報を収集する工程情報収集方法であって、
    前記管理用端末装置が、前記工程に関連する工程実績情報に基づいて、前記集計用情報のみを生成するよう指示するコマンド情報を、前記ネットワークを介して前記工程端末装置へ送信するステップと、
    前記工程端末装置が、前記コマンド情報に従って、前記工程実績情報から前記集計用情報を生成し、前記タグを検出しているときに、生成した前記集計用情報を前記タグに記憶させるステップと、
    前記管理用端末装置が、前記タグが記憶する前記集計用情報を前記タグから取得するステップと、を含む、
    工程情報収集方法。
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