JP6407576B2 - 模型眼モジュール、これを用いた眼内レンズ検査装置及び眼内レンズ検査方法 - Google Patents
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カス形状レンズの凹面側となる。しかし、被検査体である眼内レンズを液体内に配設する際、あるいは、液体を注入する際に気泡が発生することがある。発生した気泡は、こうしたメニスカス形状レンズの凹面部に捕獲されやすく、検査を不正確なものとするおそれがある。従って、気泡が発生しないように時間をかけてゆっくり眼内レンズを設定したり、液体を注入したりする工夫、あるいは、発生した気泡を取り除く処理をする工夫等を要する場合があり、短時間で検査できないおそれがある。
眼内レンズの波面収差を検査するための模型眼モジュールであって、
開口を有し、内部に体液近似透明液体が収容可能なケーシングと、
このケーシングの開口に嵌合する角膜模型レンズと、
上記ケーシング内に眼内レンズを上記角膜模型レンズと光軸を略一致させるよう配設するための着脱部と
を備え、
上記ケーシングが上記光軸の通過位置周辺に透明部を有し、
上記角膜模型レンズが両凸レンズであることを特徴とする。
率が近く、かつ特別な調合ステップや取扱いを必要としない。従って、容易かつ確実な検査を実施することが可能である。そのため、上記模型眼モジュールを用いた検査の精度を維持しつつ、より短時間で検査が実施できる。
上記模型眼モジュールと、
上記模型眼モジュールの角膜模型レンズの外面又は透明部の外面に光線を照射する光源ユニットと、
上記模型眼モジュール内を通過し、角膜模型レンズ又は透明部から出射した光線を撮影し、画像を取得する撮像ユニットと
を備える。
上記眼内レンズ検査装置を用い、眼内レンズの波面収差を検査する眼内レンズ検査方法であって、
上記ケーシング内に体液近似透明液体を充填する工程と、
上記着脱部に眼内レンズを装着する工程と、
上記光源ユニットから角膜模型レンズの外面又は透明部の外面に光線を照射する工程と、
上記撮像ユニットにより、模型眼モジュール内を通過し、角膜模型レンズ又は透明部か
ら出射した光線を撮影し、画像を取得する工程と、
上記撮像工程で取得した画像データに基づいて眼内レンズの波面収差の有無又はその程度を判定する工程と
を有することを特徴とする。
も、現在装着されている角膜模型レンズの保持部を、光学性能の異なる角膜模型レンズを備える別の保持部に交換することで、評価検査に使用する角膜模型レンズを自由に取り替えることができる。また、模型眼モジュールを、角膜模型レンズの外面側又は前記透明部の外面側若しくは内面側に積層される反射板をさらに備える構成とすることもできる。また、当該反射板を備える模型眼モジュールを用い、上記の眼内レンズ検査方法において、光線照射工程において、角膜模型レンズ及び透明部のうち反射板が積層されていない方に照射し、撮像工程において、反射板で反射し、模型眼モジュール内を往復して出射した光線を撮像し、判定工程において、画像データの干渉模様により判定する構成としてもよい。
<模型眼モジュール>
図1の模型眼モジュール1は、眼内レンズXの波面収差を検査するための模型眼モジュールである。当該模型眼モジュール1は、開口を有し、内部に体液近似透明液体が収容可能なケーシング2と、このケーシング2の開口に嵌合する角膜模型レンズ3と、ケーシング内に眼内レンズXを上記角膜模型レンズ3と光軸を略一致させるよう配設するための着脱部4と備えている。また、当該模型眼モジュール1で検査する波面収差の種類としては、特に限定されないが、球面収差、コマ様収差、色収差、非点収差、歪曲収差等があげられる。
眼内レンズXは、当該模型眼モジュール1において人眼の水晶体に相当する。白内障手
術の際に水晶体を摘出した場合、人眼は無水晶体となり強度の遠視となる。その代わりに挿入される人工の水晶体が眼内レンズ(IOL)である。一般に単焦点眼内レンズが使用され、手術後は単焦点となる。また、眼内レンズの度数を様々に変化させることにより、手術後の屈折度数を変化させることができる。それによって近視や遠視の矯正をすることもできるため、屈折矯正手術の側面も持つ。従って、手術前に患者毎に眼内レンズの度数が決定されている。
上記ケーシング2は、不透明な筒状部2aと、この筒状部2aの底面部分を覆うよう配設される板状の透明部2bと、筒状部2aの上面側に着脱可能に嵌合し、中央に上記開口を有する蓋部2cとを有する。
向し、眼内レンズを係止可能に形成されている。上記係止部に眼内レンズXの支持部を装着することで、眼内レンズXが着脱部4に固定できる。
次に、図2を参照しつつ、上記模型眼モジュール1を用いた眼内レンズ検査装置10について説明する。眼内レンズ検査装置10は、模型眼モジュール1、光源ユニット11及び撮像ユニット12を備えている。
次に上記模型眼モジュール1を用いた眼内レンズ検査方法について説明する。当該眼内レンズ検査方法としては、図3に示すように、透明液体充填工程(S1)、眼内レンズ装着工程(S2)、光線照射工程(S3)、撮像工程(S4)及び波面収差判定工程(S5)を有している。
当該模型眼モジュール1は、網膜に相当する透明部2bを有し内部に体液近似透明液体を溜めることができるケーシング2、人眼の角膜に相当する角膜模型レンズ3及び眼内レンズXを装着できる着脱部4を備えている。当該模型眼モジュール1は、上記角膜模型レンズ3と着脱部4に装着された上記眼内レンズXの間及び上記眼内レンズXと上記透明部2bとの間が体液近似透明液体で満たされるので、実際の人眼の構造に極めて近い構成となっており、精度の高い検査ができる。また、当該模型眼モジュール1は、角膜模型レンズ3として、両凸レンズを使用している。両凸レンズは難しい加工が不要であるため、当該模型眼モジュール1を安価に構成できる。さらに、体内近似透明液体に浸る部分も凸形状となり、体内近似透明液体内に発生した気泡や体内近似透明液体内に存在する空気等がレンズ部付近に留まることがなく、短時間で精度の高い検査を実施することができる。
本発明の眼内レンズ検査装置の第二の実施形態として、収差の検査に干渉計を用いる場合について説明する。
本発明の眼内レンズ検査装置の第三の実施形態における模型眼モジュールについて以下説明する。図5に示すように、本実施形態における模型眼モジュール1000は、透明部1001、筒状部1002、蓋部1003、眼内レンズ1007の保持部1004を有する。本実施形態では、透明部1001、筒状部1002、蓋部1003がケーシングを構成する。なお、以下の説明において、図5に示すX軸方向を水平方向、左右方向とし、Y軸方向を垂直方向、上下方向とし、Y軸の正方向を上方、上側とし、Y軸の負方向を下方、下側とする。
一実施形態と同じであるため説明は省略する。
を設けてもよい。これにより、貫通孔1008を設ける場合と同様に、一度凹み内に誘導された気泡が、透明部1001、眼内レンズ1007、絞り1021、平板ガラス1006、角膜模型レンズ1005により形成される光学系の光路に戻る懸念が解消される。このように、模型眼モジュール1000に気泡を逃がすための空間を設けることで、眼内レンズ1007の評価検査時に光学系の光路内に気泡が介在する懸念を解消することができる。
本発明の眼内レンズ検査装置の第四の実施形態における模型眼モジュールについて以下説明する。図7に示すように、本実施形態における模型眼モジュール2000は、透明部2001、筒状部2002、蓋部2003、角膜模型レンズ2005の保持部2012、眼内レンズ2007の保持部2004を有する。本実施形態では、透明部2001、筒状部2002、蓋部2003、角膜模型レンズ2005の保持部2012がケーシングを構成する。なお、以下の説明においても、図7に示すX軸方向を水平方向、左右方向とし、Y軸方向を垂直方向、上下方向とし、Y軸の正方向を上方、上側とし、Y軸の負方向を下方、下側とする。
なお、表面張力は単位長さ当たりの力なので、孔の円周に比例することが知られている。また、ρ、g、σ、πは固有値であり、その値は、一般的な資料における記載に従う。
72.75×10−3[N/m]×d≧1000[kg/m3]×9.8[m/s2]
×30×10−3[m]×d2/4
よって、
d≦9.9×10−4[m]≒1[mm]
すなわち、本実施形態において貫通孔2019の直径は1mm以下であればよい。ただし、実際の水の接触角は0°より大きい点や、貫通孔の内周面の表面が粗面である場合等も考慮すると、水の自然流出をより確実に防止するため、設計値よりも小さい貫通孔の孔径を設定することが望ましい。
モジュール2000の外部に排出される。以上の通り、本実施形態においても、模型眼モジュール2000の組み立てを水中で行う必要がない。また、模型眼モジュール2000の組み立て中に光学系の光路内に気泡が生じても、気泡を溝2018に逃がすことができる。さらに、透明部2001と筒状部2002とで囲まれる領域に注入した水は、組み立て中に余分な分だけ貫通孔2019から排出することができる。
202とを嵌め合わせることができる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではない。たとえば、円形状開口部4aの係止部を開放状態にある眼内レンズXの支持部よりわずかに狭い幅とすることで、眼内レンズXのレンズ支持部の弾性力により眼内レンズXが着脱部4の円形状開口部4aに固定されてもよい。
31は、模型眼モジュール101の透明部2b側に配設される。光源ユニット11から出射された光線が、模型眼モジュール101の透明部2bの外面に入射する経路を利用することで、このような配設としても当該眼内レンズ検査装置は、眼内レンズ検査装置30と同様の効果を奏する。
2 ケーシング
2a 筒状部
2b 透明部
2c 蓋部
3 角膜模型レンズ
4 着脱部
4a 円形状開口部
5 反射板
10 眼内レンズ検査装置
11 光源ユニット
12 撮像ユニット
12a 受光部
12b 電子計算機
30 眼内レンズ検査装置
31 干渉計ユニット
32 電子計算機
1000、2000、101 模型眼モジュール
1001、2001 透明部
1002、2002 筒状部
1003、2003 蓋部
1004、2004 眼内レンズの保持部
1005、2005 角膜模型レンズ
1006、2006 平板ガラス
1007、2007 眼内レンズ
1008、1009、2019 貫通孔
1013 円筒部
1021 絞り
1022、2017 リング
1023、2016 眼内レンズの支持部
1024、2018 溝
2012 角膜模型レンズの保持部
2023、2024 指標
Claims (20)
- 眼内レンズの波面収差を検査するための模型眼モジュールであって、
開口を有し、内部に体液近似透明液体が収容可能なケーシングと、
前記ケーシングの開口に嵌合する角膜模型レンズと、
前記ケーシング内に前記眼内レンズを前記角膜模型レンズと光軸を略一致させるよう配設するための着脱部と
を備え、
前記ケーシングが前記光軸の通過位置周辺に透明部を有し、
前記角膜模型レンズが両凸レンズであり、
前記ケーシングが、不透明な筒状部と、前記筒状部の底面部分を覆うよう配設される板状の前記透明部とを備える
ことを特徴とする模型眼モジュール。 - 前記体液近似透明液体が水である請求項1に記載の模型眼モジュール。
- 前記角膜模型レンズの一方側の媒質を空気、他方側の媒質を水とした場合の水側開口数が0.04以上0.20以下である請求項2に記載の模型眼モジュール。
- 前記ケーシングが、前記筒状部の上面側に着脱可能に嵌合し、中央に前記開口を有する蓋部を備え、
前記着脱部が、前記筒状部の内面側に挿脱可能に構成され、中央部に眼内レンズを係止可能な円形状開口部を有している請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の模型眼モジュール。 - 前記角膜模型レンズの外面側又は前記透明部の外面側若しくは内面側に積層される反射板をさらに備える請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の模型眼モジュール。
- 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の模型眼モジュールと、
前記模型眼モジュールの角膜模型レンズの外面又は透明部の外面に光線を照射する光源ユニットと、
前記模型眼モジュール内を通過し、角膜模型レンズ又は透明部から出射した光線を撮影
し、画像を取得する撮像ユニットと
を備える眼内レンズ検査装置。 - 前記模型眼モジュールの角膜模型レンズの外面を通過する光線の直径が3mm以上6.6mm以下である請求項6に記載の眼内レンズ検査装置。
- 請求項6又は請求項7に記載の眼内レンズ検査装置を用い、眼内レンズの波面収差を検査する眼内レンズ検査方法であって、
前記ケーシング内に体液近似透明液体を充填する工程と、
前記着脱部に眼内レンズを装着する工程と、
前記光源ユニットから角膜模型レンズの外面又は透明部の外面に光線を照射する工程と、
前記撮像ユニットにより、模型眼モジュール内を通過し、角膜模型レンズ又は透明部から出射した光線を撮影し、画像を取得する工程と、
前記撮像工程で取得した画像データに基づいて眼内レンズの波面収差の有無又はその程度を判定する工程と
を有することを特徴とする眼内レンズ検査方法。 - 前記判定工程において、撮像工程で取得した画像データを眼内レンズ未装着状態で取得した画像データと対比するシャック・ハルトマン法を用いる請求項8に記載の眼内レンズ検査方法。
- 請求項5に記載の模型眼モジュールと、前記模型眼モジュールの角膜模型レンズの外面又は透明部の外面に光線を照射する光源ユニットと、前記模型眼モジュール内を通過し、角膜模型レンズ又は透明部から出射した光線を撮影し、画像を取得する撮像ユニットと、を備える眼内レンズ検査装置を用い、眼内レンズの波面収差を検査する眼内レンズ検査方法であって、
前記ケーシング内に体液近似透明液体を充填する工程と、
前記着脱部に眼内レンズを装着する工程と、
前記光源ユニットから角膜模型レンズ及び透明部のうち前記反射板が積層されていない方の外面に光線を照射する工程と、
前記撮像ユニットにより、模型眼モジュール内を通過し、前記反射板で反射し、模型眼モジュール内を往復して角膜模型レンズ又は透明部から出射した光線を撮影し、画像を取得する工程と、
前記撮像工程で取得した画像データの干渉模様により眼内レンズの波面収差の有無又はその程度を判定する工程と
を有することを特徴とする眼内レンズ検査方法。 - 眼内レンズの波面収差を検査するための模型眼モジュールであって、
開口を有し、内部に体液近似透明液体が収容可能なケーシングと、
前記ケーシングの開口に嵌合する角膜模型レンズと、
前記ケーシング内に前記眼内レンズを前記角膜模型レンズと光軸を略一致させるよう配設する前記眼内レンズの保持部と
を備え、
前記ケーシングが前記光軸の通過位置周辺に透明部を有し、
前記ケーシングが前記角膜模型レンズと前記眼内レンズとの間に平板状の透明部を有し、
前記ケーシングに、前記体液近似透明液体に生じた気泡を、前記模型眼モジュールの光学系の光路から逃がすための空間が設けられている
ことを特徴とする模型眼モジュール。 - 前記模型眼モジュールの上下方向において、前記空間の前記気泡が進入する開口が、前記平板状の透明部の前記眼内レンズと対向する面よりも上側に位置することを特徴とする請求項11に記載の模型眼モジュール。
- 前記空間は、前記ケーシング内の前記体液近似透明液体が収容される領域と前記模型眼モジュールの外部の領域とを接続する第1の貫通孔であることを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の模型眼モジュール。
- 前記空間は、前記気泡を収容可能な凹部であることを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の模型眼モジュール。
- 眼内レンズの波面収差を検査するための模型眼モジュールであって、
開口を有し、内部に体液近似透明液体が収容可能なケーシングと、
前記ケーシングの開口に嵌合する角膜模型レンズと、
前記ケーシング内に前記眼内レンズを前記角膜模型レンズと光軸を略一致させるよう配設するための着脱部と
を備え、
前記ケーシングが前記光軸の通過位置周辺に透明部を有し、
前記角膜模型レンズが両凸レンズであり、
前記ケーシングが前記角膜模型レンズを前記光軸周りに回転させる回転部を有する
ことを特徴とする模型眼モジュール。 - 眼内レンズの波面収差を検査するための模型眼モジュールであって、
開口を有し、内部に体液近似透明液体が収容可能なケーシングと、
前記ケーシングの開口に嵌合する角膜模型レンズと、
前記ケーシング内に前記眼内レンズを前記角膜模型レンズと光軸を略一致させるよう配設するための着脱部と
を備え、
前記ケーシングが前記光軸の通過位置周辺に透明部を有し、
前記角膜模型レンズが両凸レンズであり、
前記ケーシングは、前記体液近似透明液体が収容される領域と前記ケーシングの外部の領域とを接続する第2の貫通孔を有する、
ことを特徴とする模型眼モジュール。 - 眼内レンズの波面収差を検査するための模型眼モジュールであって、
開口を有し、内部に体液近似透明液体が収容可能なケーシングと、
前記ケーシングの開口に嵌合する角膜模型レンズと、
前記ケーシング内に前記眼内レンズを前記角膜模型レンズと光軸を略一致させるよう配設するための着脱部と
を備え、
前記ケーシングが前記光軸の通過位置周辺に透明部を有し、
前記角膜模型レンズが両凸レンズであり、
前記ケーシングは、前記ケーシングに着脱可能に装着され前記角膜模型レンズを保持する保持部を有する
ことを特徴とする模型眼モジュール。 - 前記角膜模型レンズの外面側又は前記透明部の外面側若しくは内面側に積層される反射板をさらに備える請求項11から請求項17のいずれか1項に記載の模型眼モジュール。
- 請求項11から請求項18のいずれか1項に記載の模型眼モジュールと、
前記模型眼モジュールの角膜模型レンズの外面又は透明部の外面に光線を照射する光源ユニットと、
前記模型眼モジュール内を通過し、角膜模型レンズ又は透明部から出射した光線を撮影し、画像を取得する撮像ユニットと
を備える眼内レンズ検査装置。 - 請求項18に記載の模型眼モジュールと、前記模型眼モジュールの角膜模型レンズの外面又は透明部の外面に光線を照射する光源ユニットと、前記模型眼モジュール内を通過し、角膜模型レンズ又は透明部から出射した光線を撮影し、画像を取得する撮像ユニットと、を備える眼内レンズ検査装置を用い、眼内レンズの波面収差を検査する眼内レンズ検査方法であって、
前記ケーシング内に体液近似透明液体を充填する工程と、
前記着脱部に眼内レンズを装着する工程と、
前記光源ユニットから角膜模型レンズ及び透明部のうち前記反射板が積層されていない方の外面に光線を照射する工程と、
前記撮像ユニットにより、模型眼モジュール内を通過し、前記反射板で反射し、模型眼モジュール内を往復して角膜模型レンズ又は透明部から出射した光線を撮影し、画像を取得する工程と、
前記撮像工程で取得した画像データの干渉模様により眼内レンズの波面収差の有無又はその程度を判定する工程と
を有することを特徴とする眼内レンズ検査方法。
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