JP6402328B1 - 検流器並びに該検流器を用いた検流方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】水撃作用にも充分な耐圧性能を備えつつ安価で嵩張ることのないガラス管を配した検流器並びに該検流器を用いた検流方法を提供する。
【解決手段】流路管の中間箇所に設けられて流体の流れを監視するための検流器であって、流入口と流出口を連通する中空流路と中空流路の長手方向略中央にガラス管の挿嵌部が形成された筒状の本体と、長手方向に貫通する流路が形成された円筒状のガラス管とから成り、本体の外周面長手方向略中央には、挿嵌部まで貫通する覗き孔が対向する正背両側に開口されると共に、覗き孔を挟んで流入口側及び流出口側の所定箇所にOリング状のシール材が配設され、挿嵌部より流出口側の中空流路はガラス管の外径よりも幅狭に形成され、且つ、挿嵌部より流入口側の中空流路には雌ネジが形成されることで挿嵌されたガラス管を押さえる枠体が螺合可能となっており、本体の挿嵌部にガラス管を挿嵌した状態で枠体を螺合する。
【選択図】図1

Description

本発明は、検流器並びに該検流器を用いた検流方法に関し、詳しくは、ガラス管を介して覗き孔から流体を目視可能な検流器と、該検流器の一方の覗き孔から光を当てることで他方の覗き穴から流体を目視する検流方法に関するものである。
検流器は、流体の流れを監視するものであって、覗き窓を備えて流体が流れる流路管の中間箇所に設けられ、該覗き窓から目視により確認することで、流体の流れを監視するものである。
従来の検流器は、図6や特許文献1乃至2に記載の様に、流路管と接続可能な中空流路を備える本体の胴部に全体を貫通する様に正背両側に覗き孔を形成し、その正背両側の各覗き孔を閉塞する様に夫々に平板状のガラス板が嵌め込まれ、その外側からガラス板を押さえる枠体を装着した構造を採用しており、かかるガラス板を介して中空流路を流れる流体が目視可能となっている。
しかしながら、上記の様な従来の検流器によれば、中空流路を流れる流体が覗き孔から漏出しないよう、本体とガラス板の間並びにガラス板と枠体の間に平パッキンなどのシール材を介在させる必要があり、正背両側を併せると少なくとも四つのシール材が絶対的に必要な構造であった。また、一の検流器に覗き孔は正背両側の二つあるため、該覗き孔に嵌め込まれるガラス板も二つ用意する必要があった。さらに、覗き孔に嵌め込まれる平板状のガラス板は、耐圧性能が金属より弱いため割れ易く、流体の止栓時など水撃作用により割れてしまう危険があった。かかる危険を回避すべく、ガラス板の耐圧性能を向上させようとした場合には、必然的にガラス板の厚さを増大させる必要があるため、非常に高価になって装置全体のコストUPを招くと共に、一構成部品として大きさが嵩張ってしまう、といった問題があった。
本出願人は、流体を目視するためのガラスに着目し、水撃作用にも充分な耐圧性能を備えつつ安価で嵩張ることのないガラスによって検流器の覗き孔を閉塞できないものかとの着想のもと、ガラス管を使用することで安価且つ嵩張らずして水撃作用への耐性を備えると共に、正背両側の二つの覗き孔を一のガラス管で閉塞することが可能であり、しかもシール材の使用数を少なく抑えることが可能な検流器を開発し、本発明にかかる「検流器並びに該検流器を用いた検流方法」の提案に至るものである。
特開平11−118540号公報 実開昭62−174275号公報
本発明は、上記問題点に鑑み、水撃作用にも充分な耐圧性能を備えつつ安価で嵩張ることのないガラス管を配した検流器並びに該検流器を用いた検流方法を提供することを課題とする。
上述の課題を解決すため、本発明は、流体が流れる流路管の中間箇所に設けられて該流体の流れを監視するための検流器であって、流入口から流出口まで連通する中空流路と該中空流路の長手方向略中央箇所にガラス管を挿嵌可能な挿嵌部が形成された筒状の本体と、長手方向に貫通する流路が形成された円筒状のガラス管と、から成り、本体の外周面長手方向略中央箇所には、挿嵌部まで貫通する覗き孔が対向する正背両側に夫々開口されると共に、挿嵌部における覗き孔を挟んで流入口側及び流出口側の所定箇所にOリング状のシール材が配設され、挿嵌部より流出口側の中空流路はガラス管の外径よりも幅狭の突き当て部が形成され、且つ、挿嵌部より流入口側の中空流路には雌ネジ部が形成されることで挿嵌されたガラス管を押さえる枠体が螺合可能となっており、本体の挿嵌部にガラス管を挿嵌した状態で枠体を螺合して成る手段を採る。
また、本発明は、前記本体若しくは枠体の所定箇所に一端が係止されると共に、流体の流れに合わせて前記ガラス管の流路内に挿通される所用長さを有した紐状の流視体が備えられている手段を採り得る
さらに、本発明は、前記覗き孔が、本体外周面に向け拡開したテーパ状に形成されて成る手段を採り得る。
またさらに、本発明は、正背両側に開口された前記覗き孔のうちいずれか一方の覗き孔の周縁に、外方へ延伸する所用長さを有する突起部が形成されると共に、該突起部に引っ掛けられる紐状体を有する懐中電灯が備えられて成る手段を採用する
さらにまた、本発明は、前記懐中電灯の灯光部が、前記覗き孔に嵌合可能な径で形成されて成る手段を採用する
そしてまた、本発明は、前記検流器を用いて流体の流れを目視する検流方法であって、本体における正背両側に開口された覗き孔のうちいずれか一方の覗き孔懐中電灯の灯光部を嵌合した状態で灯光を行うと共に、他方の覗き孔から灯光を介して流体の流れを目視する手段を採用する。
本発明にかかる検流器によれば、従来の検流器に用いられていたガラス板に代えて円筒状のガラス管を採用することで、優れた耐圧性能を発揮し得るため、水撃作用により流体に高圧が負荷された場合であっても破損するおそれはなく、安全・安心な検流器を提供することができる、といった優れた効果を奏するものである。
また、本発明にかかる検流器によれば、上記のとおり耐圧性能に優れていることから、ガラス板の場合に比しガラス管の厚さを肉厚にする必要はなく、嵩張ることなく安価に提供することができると共に、部品点数も従来の二枚のガラス板に対し一つのカラス管で足りるため、装置全体のコストダウンに資すると共に、各構成部品の省スペース化に資する、といった優れた効果を奏するものである。
さらに、従来の検流器では、少なくとも四つのシール材が絶対的に必要であったところ、本発明にかかる検流器によれば、Oリング状のシール材二つで足りるため、部品点数の少数化並びにコストダウンに資する、といった優れた効果を奏するものである。
またさらに、本発明にかかる検流器によれば、流体の流れに合わせてガラス管の流路内に挿通される流視体が備えられることで、流体が無色透明な気体や液体の場合など、流体自体の目視が困難な場合であっても、流視体のなびく動きを目視確認することで、確実な流体の流れの監視が可能である、といった優れた効果を奏するものでる。
さらにまた、本発明にかかる検流方法によれば、周囲が暗い環境下や流体の流速が遅い場合など流体の流れが確認し難い場合に、一方の覗き孔から該懐中電灯による灯光を行うことで、他方の覗き孔から確実な流体の流れを目視することが可能である、といった優れた効果を奏するものである。
そしてまた、本発明にかかる検流器によれば、懐中電灯を付属させることで、検流に際し懐中電灯を持ち歩くことなく、上記した検流方法をいつでも即座に行うことが可能となって、確実な流体の流れの目視に資する、といった優れた効果を奏するものである。
本発明にかかる検流器の本体部分を示す説明図である。(実施例1) 本発明にかかる検流器のガラス管を示す説明図である。(実施例1) 本発明にかかる検流器の実施形態を示す説明図である。(実施例2) 本発明にかかる検流方法の実施態様を示す説明図である。(実施例3) 本発明にかかる検流方法の実施態様を示す説明図である。(実施例3) 従来における検流器の実施形態を示す説明図である。
本発明にかかる検流器1は、流入口11から流出口12まで連通する中空流路13と該中空流路13の長手方向略中央箇所にガラス管20を挿嵌可能な挿嵌部14が形成された筒状の本体10と、長手方向に貫通する流路21が形成された円筒状のガラス管20と、から成り、本体10の外周面長手方向略中央箇所には、挿嵌部14まで貫通する覗き孔15が対向する正背両側に夫々開口されると共に、挿嵌部14における覗き孔15を挟んで流入口11側及び流出口12側の所定箇所にOリング状のシール材16が配設され、挿嵌部14より流出口12側の中空流路13はガラス管20の外径よりも幅狭の突き当て部17が形成され、且つ、挿嵌部14より流入口11側の中空流路13には雌ネジ部18が形成されることで挿嵌されたガラス管20を押さえる枠体19が螺合可能となっており、本体10の挿嵌部14にガラス管20を挿嵌した状態で枠体19を螺合して成り、正背両側に開口された覗き孔のうちいずれか一方の覗き孔の周縁に、外方へ延伸する所用長さを有する突起部が形成されると共に、該突起部に引っ掛けられる紐状体を有する懐中電灯が備えられて成り、該懐中電灯の灯光部が、覗き孔に嵌合可能な径で形成されて成ることを最大の特徴とする。
以下、本発明にかかる検流器1並びに該検流器1を用いた検流方法を、図面に基づき詳細に説明する。
なお、本発明にかかる検流器1並びに該検流器1を用いた検流方法は、以下に述べる実施例に限定されるものではなく、本考案の技術的思想の範囲内、すなわち同一の作用効果を発揮できる形状や寸法等の範囲内で適宜変更することができるものであり、また、実施例記載の文言通りに狭義に解釈されるものではなく、同様の作用効果を発揮し得る範囲内で広義に解釈されるものである。
図1及び図2は、本発明にかかる検流器1の本体10を示しており、図1(a)は本体10の全体斜視図、図1(b)は本体10の側断面図、図2はガラス管20の斜視図である。本発明は、流体が流れる流路管の中間箇所に設けられて該流体の流れを監視するための検流器1であって、本体10とガラス管20とで構成される。
本体10は、例えば金属製により筒状に成形されて成り、流体が流入する流入口11と、流入した流体が流出する流出口12を備え、該流入口11から流出口12まで連通する中空流路13が形成されている。該中空流路13における流入口11及び流出口12の近傍内面には、流路管に接続可能な様に接続手段(例えば雌ネジ)が形成されている。
本体10の中空流路13における長手方向略中央箇所には、円筒状のガラス管20を挿嵌可能な挿嵌部14が形成されている。該挿嵌部14は、ガラス管20を隙間なく挿嵌し得るべく、ガラス管20の長さ及び外径と略同一長さ且つ略同径の円筒状に形成されている。
このとき、挿嵌部14より流出口12側の中空流路13は、ガラス管20の外径よりも幅狭に形成されており、これにより挿嵌部14の最奥箇所に突き当て部17が形成され、挿嵌されたガラス管20は該突き当て部17に突き当たって、それ以上先(流出口12側)に進入することはない。また、挿嵌部14より流入口11側の中空流路13には、雌ネジ部18が形成され、該雌ネジ部18には枠体19が螺合される。該枠体19は、挿嵌部14に挿嵌されたガラス管20を押さえて固定するためのものであって、先端外周面に雌ネジ部18と螺合可能な雄ネジ部19aが形成されると共に、流入口11側の中空流路13とガラス管20の流路21とを連通するための貫通した連通孔19bが形成されている。
本体10の外周面における長手方向略中央箇所には、挿嵌部14まで貫通する様に覗き孔15が開口されている。該覗き孔15は、本体10の外周面における対向する正背両側に夫々設けられており、すなわち一の本体10に二つの覗き孔15が開口されている。かかる覗き孔15が形成されることで、挿嵌部14に挿嵌されたガラス管20を介して、流体の流れを該覗き孔15から目視可能となる。
覗き孔15の形状について、本体10の外周面に向けて拡開したテーパ状に形成されることが好ましい。かかるテーパ状に形成することで、覗き孔15から広角的に流体を目視することが可能となる。このとき、覗き孔15全体をテーパ状にすることも考え得るが、本体10の厚幅途中から外周面側をテーパ状に形成する態様であってもよい。
挿嵌部14において、覗き孔15を挟んで流入口11側と流出口12側には、シール材16が配設されている。かかるシール材16は、本体10の中空流路13を流れる流体が、挿嵌部14とガラス管20との間を浸行して覗き孔15から漏出するのを防止すべく、設けられるものである。該シール材16は、ガラス管20の外周をシールすべく、Oリング状のシール材16となっている。
ガラス管20は、文字通りガラス製の管体であって、図2に示す様に、円筒状となっている。該ガラス管20は、流体が流れる管体として機能すべく、長手方向に貫通する流路21が形成されて成る。
以上の各構成要素から成る検流器1の本体10は、本体10の挿嵌部14に流入口11側からガラス管20を挿嵌し、その状態で枠体19を螺合してガラス管20を固定することで構成されている。該検流器1は、流体が流れる流路管の中間箇所に取付設置され、該流体の流れを目視により監視可能にするものである。具体的には、流路管を流れてきた流体は、検流器1における本体10の流入口11から中空流路13に流入し、枠体19の連通孔19bを介してガラス管20の流路21を通過し、中空流路13を経て流出口12から流路管へ流出される。その際、ガラス管20の流路21を通過中の流体の流れを、覗き孔15を介して目視により確認することで、検流が為されることとなる。
ところで、上記構成から成る検流器1において、流視体22を備える態様が考え得る。該流視体22は、所用長さを有した紐状物であって、例えば紐や糸、帯状体などから成る。該流視体22は、その一端が挿嵌部14より上流側(流入口11側)の本体10若しくは枠体19の所定箇所に係止され、流体の流れに合わせてガラス管20の流路21内に挿通される。尚、図面では、該流視体22の一端が枠体19に設けられた突部19cに係止された場合について示している。該流視体22の長さについては、特に限定はないが、少なくとも係止箇所から覗き孔15を介して視認可能な長さを要する。
前記流視体22の材質については、特に限定はないが、流体が液体の場合を考慮し、ナイロンなどといった撥水素材により成形されることが好ましい。このとき、該流視体22の色彩を蛍光色にしたり、あるいは、蓄光素材を含有させることも可能であり、それにより周囲が暗い環境下であっても、流視体22の動きの視認性向上に資することとなる。
このように、流視体22を備える態様を採用することで、ガラス管20を介して覗き孔15から該流視体22のなびく動きを目視確認することが可能であって、流体が無色透明な気体や液体の場合など、流体自体の目視が困難な場合であっても、該流視体22の動きを通して確実な流体の流れの監視が可能となる。
次に、本発明にかかる検流器1の実施形態について説明する。上記実施例1と同様の部分は、説明を省略する。
図3は、本発明にかかる検流器1の実施形態を示す全体斜視図である。当該本発明にかかる検流器1は、上記実施例1で説明した検流器1に付属して、覗き孔15の周縁に突起部30が形成されると共に、懐中電灯40を装備した構成となっている。
突起部30は、懐中電灯40に備えられる紐状体41を引っ掛け得るべく設けられるもので、本体10における正背両側に開口された覗き孔15のうちいずれか一方の覗き孔15の周縁に、外方へ延伸する所用長さを有して形成される。突起部30を本体10に形成する際の具体的態様については、例えば本体10に所要深さのネジ穴を切って、該ネジ穴にネジ体をねじ込み固定する態様や、穿孔した穴に棒状体を差し込み固定する態様などが考え得る。
懐中電灯40については、電池等の電源部と、該電源部からの送電を受けて灯光する灯光部42と、送電のON・OFFを切り替えるスイッチとを備える常法のものを使用すれば足り、特に限定するものではない。該懐中電灯40は環状の紐状体41を有しており、該紐状体41を介して前記突起部30に引っ掛け可能となっている。該紐状体41について、懐中電灯40の何処の箇所に備えられるかは限定するものでなく、例えば図示の様に懐中電灯40の後端部であったり、あるいは胴部所定箇所に備えられる態様であってもよい。該紐状体41の材質や構造についても限定はなく、図示の様な鎖状物であったり、あるいはゴム紐や布紐などが考え得る。
ところで、懐中電灯40の灯光部42について、本体10に開口された覗き孔15に嵌合可能とする形態を採用する。すなわち、灯光部42の外径が、覗き孔15の内径よりも小径に形成される態様である。これにより、一方の覗き孔15を懐中電灯40により灯光しつつ他方の覗き孔15から流体の流れを目視しようとした場合に、灯光部42を覗き孔15に嵌合させた状態で行うことで、灯光部42からの灯光が全て覗き孔15内に収まり外部に漏れることがないため、反対側から目視している目が灯光に照らされて眩しくなることがなく、確実な流体目視が可能となる。
以上の構成からなる検流器1は、本体10に形成された突起部30に紐状体41を介して引っ掛けられた懐中電灯40が付属品として装備されていることから、該懐中電灯40を使って一方の覗き孔15を灯光することで、他方の覗き孔15における流体の流れの目視が確実に可能となるもので、懐中電灯40の灯光部42を覗き孔15に嵌合可能な形態とすることで、より確実な流体目視に資することとなる。
次に、本発明にかかる検流方法の実施態様について説明する。図4乃至図5は、本発明にかかる検流方法の実施態様を示しており、図4は全体斜視図、図5は部分断面図である。本発明にかかる検流方法は、前記検流器1を用いて流体の流れを目視する検流方法であり、以下のプロセスから成る。
すなわち、本発明にかかる検流方法は、先ず検流器1の本体10に開口された覗き孔15懐中電灯40の灯光部42を嵌合した状態で灯光を行う。このとき、本体10の正背両側に開口された覗き孔15のうち、いずれか一方の覗き孔15から灯光を行う。灯光に使用する懐中電灯40については、上記実施例2の様に、検流器1に装備された懐中電灯40が使用される。
次に、他方の覗き孔15すなわち懐中電灯40による灯光が為された覗き孔15と反対側の覗き孔15から、流体の流れを目視する。目視する覗き孔15の反対側が灯光されていることで、ガラス管20内を流れる流体が灯光に照らされ、流体の流れが確実に目視可能になる。
以上のプロセスからなる検流方法によれば、灯光に照らされた状態の流体を目視確認できることから、周囲が暗い環境下や流体の流速が遅い場合などであっても、確実な流体の流れを目視することが可能である。
本発明にかかる「検流器並びに該検流器を用いた検流方法」は、〔発明の効果〕に記載のとおり、多くの優れた効果を奏するものであって、流体が流れるあらゆる流路管の中間箇所に設けることができ、そこを流れる流体を監視するものとして、多くの場面で利用可能である。したがって、本発明の産業上の利用可能性は大であると思料する。
1 検流器
10 本体
11 流入口
12 流出口
13 中空流路
14 挿嵌部
15 覗き孔
16 シール材
17 突き当て部
18 雌ネジ部
19 枠体
19a 雄ネジ部
19b 連通孔
19c 突部
20 ガラス管
21 流路
22 流視体
30 突起部
40 懐中電灯
41 紐状体
42 灯光部

Claims (2)

  1. 流体が流れる流路管の中間箇所に設けられて該流体の流れを監視するための検流器であって、
    流入口から流出口まで連通する中空流路と該中空流路の長手方向略中央箇所にガラス管を挿嵌可能な挿嵌部が形成された筒状の本体と、長手方向に貫通する流路が形成された円筒状のガラス管と、から成り、
    本体の外周面長手方向略中央箇所には、挿嵌部まで貫通する覗き孔が対向する正背両側に夫々開口されると共に、挿嵌部における覗き孔を挟んで流入口側及び流出口側の所定箇所にOリング状のシール材が配設され、挿嵌部より流出口側の中空流路はガラス管の外径よりも幅狭の突き当て部が形成され、且つ、挿嵌部より流入口側の中空流路には雌ネジ部が形成されることで挿嵌されたガラス管を押さえる枠体が螺合可能となっており、
    本体の挿嵌部にガラス管を挿嵌した状態で枠体を螺合して成り、
    正背両側に開口された覗き孔のうちいずれか一方の覗き孔の周縁に、外方へ延伸する所用長さを有する突起部が形成されると共に、該突起部に引っ掛けられる紐状体を有する懐中電灯が備えられて成り、
    該懐中電灯の灯光部が、覗き孔に嵌合可能な径で形成されて成ることを特徴とする検流器。
  2. 前記請求項1に記載の検流器を用いて流体の流れを目視する検流方法であって、
    本体における正背両側に開口された覗き孔のうちいずれか一方の覗き孔懐中電灯の灯光部を嵌合した状態で灯光を行うと共に、他方の覗き孔から灯光を介して流体の流れを目視することを特徴とする検流方法。
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