JP6387146B1 - Small jar - Google Patents
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Abstract
【課題】 刃渡りが短い小型鋏において、毛や糸などの切断対象を切りやすくすること。
【解決手段】
作用部とハンドル部をそれぞれ備える第一部材および第二部材を回動可能に連結した小型鋏であって、第一部材及び第二部材の少なくも一方の作用部の先端付近の刃に、切断対象の滑りを防止する滑り防止部を備える。
【選択図】 図1PROBLEM TO BE SOLVED: To easily cut a cutting target such as hair and thread in a small ridge having a short blade span.
[Solution]
A small scissors in which a first member and a second member each provided with an action part and a handle part are connected so as to be able to rotate, and the blade is cut near the tip of at least one action part of the first member and the second member. An anti-slip part for preventing the object from slipping is provided.
[Selection] Figure 1
Description
本発明は小型鋏に関する。 The present invention relates to a small bag.
特許文献1のように、鼻毛や眉毛を切断するための小型鋏が知られている。
As in
小型鋏で鼻毛などの短い毛を切ろうとすると、刃渡りが短いため、毛が刃から逃げやすく、切りづらい。本願発発明は、刃渡りが短い小型鋏において、毛や糸などの切断対象を切りやすくすることを目的とする。 When trying to cut short hairs such as nose hair with a small scissors, the hair span is short and the hair is easy to escape from the blade, making it difficult to cut. An object of the present invention is to make it easier to cut objects to be cut such as hairs and threads in a small scissors with a short blade span.
本発明は、上記課題の少なくとも1つを解決するものであるが、その例を挙げるならば、次の通りである。すなわち、本発明の小型鋏は、作用部とハンドル部をそれぞれ備える第一部材および第二部材を回動可能に連結した小型鋏であって、前記第一部材及び前記第二部材の少なくも一方の作用部の先端付近の刃に、切断対象の滑りを防止する滑り防止部を備える。 The present invention solves at least one of the above-mentioned problems, and examples thereof are as follows. That is, the small scissors of the present invention are small scissors in which a first member and a second member each having an action part and a handle part are rotatably connected, and at least one of the first member and the second member An anti-slip portion for preventing the object to be cut from slipping is provided on the blade near the tip of the working portion.
前記滑り防止部は、V字状の複数の凹部を有していてもよい。 The anti-slip portion may have a plurality of V-shaped recesses.
前記滑り防止部は、底が丸い複数の凹部を有していてもよい。 The anti-slip portion may have a plurality of recesses with rounded bottoms.
前記滑り防止部は、底が角のある複数の凹部を有していてもよい。 The anti-slip portion may have a plurality of concave portions with corners at the bottom.
前記滑り防止部は、横長の複数の凹部を有してもよい。 The anti-slip portion may have a plurality of horizontally long recesses.
前記滑り防止部は、当該滑り防止部が形成された前記第一部材または前記第二部材の連結部付近から先端方向に至る内側の輪郭線の延長線よりも突出する複数の凸刃を有してもよい。 The anti-slip portion has a plurality of convex blades that protrude from an extension of an inner contour line extending from the vicinity of the connecting portion of the first member or the second member formed with the anti-slip portion to the distal direction. May be.
前記第一部材の刃に前記滑り防止部が形成されており、前記第二部材の刃は、背側に近づく方向に湾曲していてもよい。 The anti-slip portion may be formed on the blade of the first member, and the blade of the second member may be curved in a direction approaching the back side.
前記第一部材と前記第二部材の両方の刃に、前記滑り防止部が形成されていてもよい。 The anti-slip portion may be formed on both blades of the first member and the second member.
前記第一部材の刃の滑り防止部と、前記第二部材の滑り防止部とは、位置がずれていてもよい。 The positions of the anti-slip portion of the blade of the first member and the anti-slip portion of the second member may be shifted.
前記第一部材の刃の滑り防止部と、前記第二部材の滑り防止部とは、形状が異なっていてもよい。 The anti-slip portion of the blade of the first member and the anti-slip portion of the second member may have different shapes.
前記作用部の先端には刃が形成されていなくてもよい。
前記作用部の先端は、丸く膨張した形状を有していてもよい。
A blade may not be formed at the tip of the action portion.
The tip of the action part may have a round and expanded shape.
前記作用部は、切断面を潰すための切断面潰し部を有していてもよい。
前記切断面潰し部では、前記第一部材または前記第二部材の断面の刃側の角度が45〜90度とすることができる。また、前記切断面潰し部では、前記第一部材または前記第二部材の断面の刃側の角度が90〜110度とすることができる。
The said action part may have a cut surface crushing part for crushing a cut surface.
In the cut surface crushing portion, the angle on the blade side of the cross section of the first member or the second member can be 45 to 90 degrees. Moreover, in the said cut surface crushing part, the angle of the blade side of the cross section of said 1st member or said 2nd member can be 90-110 degree | times.
前記第一部材及び第二部材の前記作用部の先端付近がともに同一方向に反っていてもよい。 Both of the first member and the second member may be warped in the same direction near the tip of the action portion.
以下、図面を参照して本願に係る小型鋏の実施形態の例を説明する。なお、下記のいくつかの実施形態の説明では、同一の構成要素については、説明を省略することがある。 Hereinafter, an example of an embodiment of a small bag according to the present application will be described with reference to the drawings. In the following description of some embodiments, description of the same components may be omitted.
<実施形態1>
図1は、実施形態1に係る小型鋏1を説明するための正面図である。図2(A)は、刃先部分の正面拡大図、図2(B)は、刃先部分の拡大背面図である。図2(C)は、小型鋏1の先端付近の断面図である。図2(D)は、小型鋏1の変形例に係る先端付近の断面図である。
<
FIG. 1 is a front view for explaining the
小型鋏1は、鼻毛、眉毛や、テグスなどの短い毛、滑りやすい糸を切るための道具である。なお、下記では、切断対象が毛であるとして説明する。
The
小型鋏1は、全長7〜10cmである。ただし、使用目的に応じて、これより短いものであってもよいし、長いものであってもよい。
The
小型鋏み1は、作用部10と、ハンドル部30と、作用部10とハンドル部30とを連結する連結部20とを有する。小型鋏1は、2つの部材(第一部材M1,第二部材M2)を有し、それぞれの部材M1,M2に、作用部10、連結部20、及びハンドル部30を備える。2つの部材M1,M2は、連結部20において、互いに回動可能にネジ40で留められており、ハンドル部30の開閉に応じて、作用部10が開閉する。
The
なおここでは、第一部材M1と第二部材M2を回動可能にネジ40で留められているが、カシメ留されていてもよく、取り外し可能としても良い。
In addition, although the 1st member M1 and the 2nd member M2 are fastened here with the screw |
ハンドル部30は、第一部材M1および第二部材M2のそれぞれに、リング状の指輪31が形成されている。使用時には、一方の指輪31には、親指が入れられ、他方の指輪31には、人差し指(または、中指、薬指)が入れられ、操作される。指輪31が互いに衝突する部分には、互いに向き合って、凸状の接点突起32が形成されている。
In the
作用部10は、対となる第一部材M1と第二部材M2とが互いに向かい合う部分に、刃12、17を備える。刃12、17の刃渡り(刃先の長さ)は、通常、1cm〜3.5cmである。刃先は最も肉薄になっている部分であり、断面視において頂点部分である。
The
第一部材M1の作用部10は、刃元131から先端132付近にかけて、図3(A)に示すように、断面が鋭角である刃12が形成されている。また、先端132の付近に滑り防止部11が設けられている。刃元131から滑り防止部11までは直線状の刃である。
As shown in FIG. 3A, the
滑り防止部11は、直線の刃12に対して所定間隔で切欠いた(落ち込み、陥没した)、V字状の複数の凹部111を備える。
The
凹部111の深さは、切断対象の毛が引っ掛かり易い深さである。凹部111の深さは、例えば0.2〜1mmである。隣り合う凹部111の間隔は、好ましくは0.3mm〜1.5mmであり、より好ましくは、0.5mm〜1.0mmである。凹部111の数は、2〜10個であり、例えば、5個である。 The depth of the recess 111 is a depth at which the hair to be cut is easily caught. The depth of the recess 111 is, for example, 0.2 to 1 mm. The space | interval of the adjacent recessed part 111 becomes like this. Preferably it is 0.3 mm-1.5 mm, More preferably, it is 0.5 mm-1.0 mm. The number of the concave portions 111 is 2 to 10, for example, five.
切断しようとする毛は、凹部111に引っかかる。したがって、切断しようとしたときに毛が刃先から滑って逃げてしまうのを防止し、容易に切断できるようになる。 The hair to be cut is caught in the recess 111. Therefore, the hair is prevented from slipping away from the blade edge when trying to cut, and can be easily cut.
第二部材M2の作用部10には、刃元から先端132の付近に至るまで、図2(B)に示すように、直線状の刃17が形成されている。
As shown in FIG. 2B, a
第一部材M1および第二部材M2の作用部10側の先端132には刃が設けられていない。また、先端付近は、背側14が丸く膨張した形状(半円形状)である。すなわち、先端132は鋭利ではなく丸い形状である。この形状により、小型鋏1の作用部10の先端が仮に皮膚に当たった場合でも皮膚が傷ついてしまうのを防止することができる。
A blade is not provided at the
以上、実施形態1の小型鋏1について説明した。小型鋏1によれば、刃に滑り防止部11を備えているので、短く滑りやすい毛や糸であっても容易に切断することができる。
The
実施形態1の変形例として、小型鋏1は、切断した毛や糸の断面が尖らないような構造を備えることができる。例えば、図2(D)に示すように、小型鋏1の作用部10の第二部材M2の断面の刃17の側の角度は、90度に近く、切断面潰し部18として機能する。刃17の断面の角度は、例えば、45〜90度、好ましくは50〜85度、より好ましくは70〜85度である。
As a modification of the first embodiment, the
なおここでは、第二部材M2に切断面潰し部18を設けたが、第一部材M1に切断面潰し部18を設けても良く、さらには第一部材M1と第二部材M2の両方に切断面潰し部18を設けても良い。また、第一部材M1と第二部材M2の厚さを、例えば、1mmから2mmと厚くすることで、切断時に隙間が開かずに切断潰しや潰し切断が可能となる。また、各刃の断面形状は、90度以上(例えば、90度を超え110度以下)にしても良い。
Here, the cut
このような刃の形状とすることで、切断対象の切断面が鋭角にならず、砕いて切断したようになる。すなわち、小型鋏1で毛や糸を切断したときの切断面を潰れた状態とすることができ、毛先が尖ることを防止することができる。
By setting it as the shape of such a blade, the cut surface of the cutting object does not become an acute angle, but seems to be crushed and cut. That is, the cut surface when hair or thread is cut with the
例えば、鼻毛を切断した後に徐々に伸びてきて毛先が皮膚へ接触すると、尖った形状により「ちくちく感」を生じることがある。上記、切断面潰し部18を備える小型鋏1によれば、切断した後の毛先が尖るのを避けることができるため「ちくちく感」を緩和することができる。
For example, when the nose hairs are gradually stretched after cutting and the hair tips come into contact with the skin, a sharp sensation may occur due to the sharp shape. According to the
また、テグスなどを切断した場合は、切断部分が潰れることで白く濁るので、先端が見えやすくなる。 In addition, when cutting a teg or the like, the cut portion is crushed and becomes cloudy white, so that the tip can be easily seen.
実施形態1のさらなる変形例として、図3(A)は、刃先の先端132の背側を略半球状の半球状体141としたものである。図3(B)は、その半球状体141の断面を示す。ここでは略半球状体を示すが略球状に近いものでも良い。さらに図3(C)は、複数の略半円形状の複数半円球状体141、142を設けたものを示す。また、ここでは、略半円形状を示すが、略半円球状との組み合わせでも良い。
As a further modification of the first embodiment, FIG. 3 (A) shows a substantially hemispherical
また、これらの皮膚に接触する接触面のバリはもちろん、角をバレル研磨や、サンドブラスト加工、バフ掛けで表面を滑らかにすることが有効である。また、これらの面は鏡面加工などとしても良いが、人によって皮膚感触の違いから、表面をサテン加工(つや消しやヘアライン仕上げなど)としても良い。 It is also effective to smooth the surface by barrel polishing, sand blasting, and buffing as well as burrs on the contact surface that contacts the skin. These surfaces may be mirror-finished or the like, but the surface may be satin-finished (matte, hairline finish, etc.) due to differences in skin feel depending on the person.
これらにより、皮膚への損傷を防止するばかりでなく皮膚や、粘膜に対する接触時の安心、安堵感を得ることができる。 As a result, not only can damage to the skin be prevented, but also a sense of security and relief can be obtained when contacting the skin and mucous membranes.
<実施形態2>
図4(A)は、実施形態2にかかる小型鋏1aの作用部10aの拡大正面図であり、図4(B)は、その拡大背面図である。なお、連結部、ハンドル部は、実施形態1と同様なので説明を省略する。図5(A)は、先端付近の拡大正面図、図5(B)はその断面図である。
<
FIG. 4A is an enlarged front view of the
小型鋏1aの第一部材M1には、先端132付近に滑り防止部11aが形成されている。滑り防止部11aは、第一部材M1の作用部10aの付け根131pから先端132に向かう内側の輪郭線12pの延長線上より僅かに突出した複数の凸刃部112aを備え、隣り合う凸刃部112aの間には溝(凹部)111aが形成されている。なお、内側の輪郭線には刃が形成されていてもよく、形成されていなくともよい。さらに、対峙する第二部材M2側の対応部についても、刃が形成されていてもいなくともよい。
An
凸刃部112aの幅L1は、0.2mm〜1mm、好ましくは0.3mm〜0.5mmである。溝111aの幅L2は、0.2mm〜1mm、好ましくは0.3mm〜0.5mmである。溝111aの深さは、0.3mm〜1.5mm、好ましくは0.5mm〜1mmである。
The width L1 of the
凸刃部112aの内側(第二部材M2側)には、斜めカット刃(内側斜め刃113a)が設けてある。この理由について説明する。小型鋏1aのハンドル部の閉動作に伴い、第一部材M1の刃先と第二部材M2の刃先とが、刃元から先端に向けて順次接触していく。このとき二つの刃先が確実に接触するように、第一部材M1と第二部材M2は、やや交差するようにひねりが加えられて構成されている。凸刃部112aは、刃元の刃の延長線よりも突出しているため、滑り防止部11a付近まで閉じると、第二部材M2の刃が凸刃部112aにぶつかり、それ以上の閉動作がしにくくなる。そこで、内側(第二部材M2側)に、斜めカット刃(内側斜め刃113a)が設け、閉動作が円滑に行われるようにしている。同時に、切断時に112aの先端に切断物が支えられる形で切り込まれ後、内側斜め刃113aの角と17の角で切断することで、切断を助けると共に、先端尖りを防止することができる。
An oblique cut blade (
第二部材M2の刃先は、実施形態1の小型鋏1の変形例と同様に、切断面潰し部18を設けることができる。
The cutting
かかる小型鋏1aによれば、切断時に滑って逃げやすい毛(糸)であっても、溝111aに毛(糸)が嵌るため、逃がすことなく切断することができる。また、第二部材M2の刃は、90度に近いため、切断面が潰れ、切断後の「ちくちく感」を抑制できる。また、テグスを切断した場合は、白く濁ることで、先端が見えやすくなる。
According to the
図6(A)は、実施形態2の変形例に係る小型鋏1bの作用部10bの拡大正面図である。小型鋏1bに示すように、滑り防止部11bを有し、刃12に、所定間隔で溝111bが形成されている。溝111bは、底をUの字状に丸くすることができる。図6(B)に示すように、底をコの字状に角のある溝111b’としてもよい。凸刃部112bの刃先は、刃元131から滑り防止部11bまでの刃12の刃先の延長線から突出することなく、延長線上である。
FIG. 6A is an enlarged front view of the action portion 10b of the small rod 1b according to the modification of the second embodiment. As shown in the small ridge 1b, it has an anti-slip portion 11b and grooves 111b are formed in the
溝111bの深さは、例えば0.2〜1mmである。溝111bの間隔は、0.2mm〜1mm、好ましくは0.3mm〜0.5mmである。溝幅L2は、0.2mm〜1mm、好ましくは0.3mm〜0.5mmである。 The depth of the groove 111b is, for example, 0.2 to 1 mm. The interval between the grooves 111b is 0.2 mm to 1 mm, preferably 0.3 mm to 0.5 mm. The groove width L2 is 0.2 mm to 1 mm, preferably 0.3 mm to 0.5 mm.
図5で示したものと同様に、凸刃部112bの内側(第二部材M2側)には、斜めカット刃(内側斜め刃)が設けてある。
Similarly to the one shown in FIG. 5, an oblique cut blade (inner oblique blade) is provided on the inner side (second member M2 side) of the
本実施形態の小型鋏1bによれば、溝111bに切断対象が嵌まり込むため、滑って逃がすとなく切断することができる。 According to the small scissors 1b of the present embodiment, the object to be cut fits into the groove 111b, so that it can be cut without slipping out.
<実施形態3>
図7は、実施形態3に係る小型鋏1cの作用部10cの拡大正面図である。
<Embodiment 3>
FIG. 7 is an enlarged front view of the action portion 10c of the small heel 1c according to the third embodiment.
小型鋏1cは、実施形態1の小型鋏1に対して、さらに、第二部材M2にも、先端付近に、滑り防止部11cを備える。滑り防止部11cの形状は、実施形態1の滑り防止部11と同様である。
The small kite 1c is further provided with a slip prevention portion 11c near the tip of the second member M2 as compared with the
かかる形状により、ハンドル部30の閉じる動作に伴って、作用部10の刃が互いに近づく際に、滑り防止部11、11cに、毛(糸)が滑ることなくとどまり、容易に切断することができる。
With such a shape, when the blades of the
図8は、実施形態3の変形例にかかる小型鋏1dを示す。 FIG. 8 shows a small bag 1d according to a modification of the third embodiment.
小型鋏1dの第二部材M2には、第一部材M1の滑り防止部11の位置よりも刃元131側に、滑り防止部11dが形成されている。
An anti-slip portion 11d is formed on the second member M2 of the small rod 1d on the
かかる小型鋏1dによれば、位置が異なる二か所で、切断対象(毛や糸)の滑りを防止することが可能である。したがって、より確実に、切断対象を逃がさずに切断することが可能となる。 According to the small ridge 1d, it is possible to prevent the object to be cut (hair or thread) from slipping at two different positions. Therefore, it becomes possible to cut more reliably without escaping the object to be cut.
なお、第一部材M1と第二部材の両方に滑り防止部を形成する場合、同様の形状の滑り防止部を設けてもよいし、互いに異なる形状の滑り防止部を設けてもよい。また、片方の部材の刃に複数個所に間隔をあけて滑り防止部を設けてもよい。 In addition, when forming a slip prevention part in both the 1st member M1 and the 2nd member, you may provide the slip prevention part of the same shape, and may provide the slip prevention part of a mutually different shape. Moreover, you may provide a slip prevention part in the blade of one member at intervals in several places.
<実施形態4>
図9(A)は、実施形態4に係る小型鋏1eの作用部10eの拡大正面図である。
<Embodiment 4>
FIG. 9A is an enlarged front view of the
小型鋏1eの第二部材M2の刃は、刃元から先端の間に、背側に湾曲した湾曲刃17eを備える。
The blade of the second member M2 of the small scissors 1e includes a
湾曲刃17eにより、切断対象(毛や糸)が湾曲部分に留まり易くなり、滑り防止部として機能する。そして、二つの刃の間から切断対象が逃げるのを防止することができる。
The
図9(B)は、変形例として、第一部材M1と第二部材M2の両側に湾曲刃17e、12eを設けたものを示す。
FIG. 9B shows a modification in which curved
さらに図9(C)は、変形例として、第一部材M1の湾曲刃12eに、複数の溝からなる滑り防止部11eを設けたものである。
Furthermore, FIG.9 (C) provides the
<実施形態5>
図10は、実施形態5に係る小型鋏1fの作用部10fの拡大正面図である。
<Embodiment 5>
FIG. 10 is an enlarged front view of the action part 10f of the small rod 1f according to the fifth embodiment.
第一部材M1の作用部10fの刃12fは、刃元から先端付近まで直線状である。一方、第二部材M2の作用部10fの刃17fは、先端付近に複数の凹部111fを備える滑り防止部11fが設けられており、刃元から滑り防止部11fまでは直線状の刃である。凹部111fは、横長の溝であり、深さが、0.2mm〜0.8mm、好ましくは、0.3mm〜0.6mmである。また、溝幅は、0.2mm〜1.5mm、好ましくは、0.3mm〜1.0mmである。
The
図11(A)は、滑り防止部11fを含む先端付近の断面拡大図である。 FIG. 11A is an enlarged cross-sectional view of the vicinity of the tip including the anti-slip portion 11f.
第一部材M1の刃12fは、断面鋭角である。一方、第二部材M2の刃17f(滑り防止部11f(凹部111fの部分も含む)を含む)は、断面の刃側の角度が90度に近く、切断面潰し部18fを備える。刃17fの断面形状は、例えば、45〜90度、好ましくは50〜85度、より好ましくは70〜85度である。
The
なお、図11(B)に示すように、刃17fの断面形状は、例えば、90度以上または90度を超える角度とすることができる。具体的には、例えば、90〜110度、好ましくは90〜100度、より好ましくは90〜95度としてもよい。 As shown in FIG. 11B, the cross-sectional shape of the blade 17f can be, for example, an angle of 90 degrees or more or more than 90 degrees. Specifically, for example, it may be 90 to 110 degrees, preferably 90 to 100 degrees, and more preferably 90 to 95 degrees.
また、図11(C)に示すように、第一部材M1の刃12fが、断面90度に近い切断面潰し部19fを備えてもよい。刃12eの断面形状は、例えば、45〜90度、好ましくは50〜85度、より好ましくは70〜85度である。
Moreover, as shown to FIG. 11 (C), the
これらの、切断面潰し部18f、19fにより、切断面が鋭くなるのを防止することができる。また、テグスを切断する場合は、切断部分を白く濁らせ、見つけやすくすることができる。
These cut
本発明の小型鋏は、図12の閉じた状態の上面図に示すように、第一部材M1および第二部材M2の作用部11gの先端付近12gが同一方向に反って湾曲した小型鋏(剪刃)1gであってもよい。
As shown in the top view of the closed state of FIG. 12, the small scissors of the present invention are small scissors (pruned) in which the vicinity 12g of the distal end of the
さらに、本発明の小型鋏は、図13に示すように、和ばさみ形状の小型鋏1hであってもよい。小型鋏1hにおいて、第一部材M1と第二部材とは、それぞれの連結部20hが軸40hでネジやカシメ留めで留められている。作用部10hを金属で構成し、ハンドル部30hをプラスチックで形成することができる。作用部10hの外側に覆いかぶさるようにハンドル部30hが形成されている。第一部材M1と第二部材M2とが開く方向に付勢するバネ41hが軸40hに取り付けられている。作用部10hは、上記実施形態のいずれかの態様のように、第一部材M1の刃の先端に滑り防止部11hが形成されている。このような小型鋏1hにおいても、上記実施形態のように、さまざまな形状の滑り防止部や切断面潰し部を備えることができる。また、先端の背側の形状も、上記実施形態のように、半球状とすることもできる。
和ばさみ形状の小型鋏1hは、釣り糸の切断に利用することができる。
Furthermore, as shown in FIG. 13, the small scissors of the present invention may be a small scissors-shaped
The
以上、本発明に係る小型鋏の実施形態について説明したが、これらは本発明の実施形態の一例に過ぎず、本発明はこれらに限定されるものではない。
本発明の小型鋏は、毛や糸の切断に限らず、細かい形状に切る場合にも利用できる。例えば、海苔を人や動物の形状に切って弁当のご飯の上に載せることがあるが、海苔を細かい形状(人の顔の眉毛や口などの部品)に切ったり、ごぼうなどの繊維質の食材を小さく切る場合にも利用できる。
また、掃除機のローラ部に絡んだ糸くずを除去するために切断する場合などに利用することができる。
The embodiments of the small bag according to the present invention have been described above, but these are only examples of the embodiments of the present invention, and the present invention is not limited to these.
The small scissors of the present invention can be used not only for cutting hair and yarn but also for cutting into fine shapes. For example, the seaweed may be cut into the shape of a person or animal and placed on the lunch box rice, but the seaweed may be cut into fine shapes (parts such as eyebrows or mouth of a person's face) or made of fiber such as burdock. It can also be used when cutting small ingredients.
Moreover, it can utilize, when cut | disconnecting in order to remove the lint entangled with the roller part of a cleaner.
1、1a、1b、1c、1d、1e、1f、1g、1h・・・小型鋏
10、10a、10b、10c、10d、10e、10f、10g、10h・・・作用部
11、11a、11b、11c、11d、11e、11f、11g、11h・・・滑り防止部
12、17・・・刃
131・・・刃元、132・・・先端
20、20h・・・連結部
30、30h・・・ハンドル部
31・・・指輪
32・・・接点突起
40・・・ネジ
40h・・・軸、41h・・・バネ
M1・・・第一部材
M2・・・第二部材
1, 1 a, 1 b, 1 d, 1 e, 1 f, 1 g, 1 h...
Claims (1)
前記第一部材及び前記第二部材の両方の作用部の先端付近の刃に、切断対象の滑りを防止する2〜10個の凹部の滑り防止部を備え、
前記滑り防止部は、前記第一部材の先端付近と、前記第二部材の先端から離れた位置、に形成され、位置がずれている
ことを特徴とする小型鋏。 A small scissor that rotatably connects a first member and a second member each having an action part and a handle part,
The blade near the tip of the working part of both the first member and the second member is provided with a slip prevention part of 2 to 10 recesses for preventing slipping of the cutting object,
The anti-slip portion is formed near the tip of the first member and at a position away from the tip of the second member, and the position is shifted.
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