JP6385623B2 - 3電力分配器及びマルチビーム形成回路 - Google Patents

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Description

この発明は、入力信号の電力を3分配する3電力分配器と、3電力分配器を実装しているマルチビーム形成回路とに関するものである。
近年、航空機や船舶が実施する無線通信として、高速通信衛星を利用する無線通信が増えている。
高速通信衛星を利用する無線通信の需要増加に対処するには、アンテナから放射されるビームのカバレッジエリアを小さくして、効率よく狭い領域に電波を放射させる必要がある。また、サービスエリアの全体をカバーするには、多数のスポットビームを用意する必要がある。
多数のスポットビームを用意した上で、効率よく狭い領域に電波を放射させることが可能な方式として、マルチビームアンテナ方式がある。
マルチビームアンテナ方式は、マルチビームアンテナ装置によって複数のビームを形成する方式であり、マルチビームアンテナ装置は、複数の放射素子や反射鏡のほか、複数の放射素子に対して信号を出力するマルチビーム形成回路を備えている。
また、マルチビーム形成回路は、入力された信号の電力を2分配する2電力分配器、入力された信号の電力を3分配する3電力分配器及び移相器を備えている。
2電力分配器及び3電力分配器の実装数は、マルチビーム形成回路の出力信号数によって変わるが、例えば、1ビーム形成回路では2つずつ実装されることがある。
以下の非特許文献1には、信号を入力する1つの入力ポートと、信号を出力する3つの出力ポートとを備えている3電力分配器が開示されている。
この3電力分配器では、1つの入力ポートと3つの出力ポートの設置位置が逆側になっている。
具体的には、X−Y平面上の原点が、例えば、3電力分配器の中心位置であるとすると、1つの入力ポートの設置位置がX−Y平面の(0,−Y)、3つの出力ポートの設置位置がそれぞれX−Y平面の(−X,Y)、(0,Y)、(X,Y)になっている。
また、この3電力分配器には、2つの終端器が接続される。
M. Schneider, et. al., "Branch-line Couplers for Satellite Antenna Systems," Proc. GeMC2011, pp. 1-4, 2011.
複数の3電力分配器と複数の2電力分配器がマルチビーム形成回路に実装される場合、複数の3電力分配器と複数の2電力分配器が、複数の放射素子の並び方向と同じ方向に配列されている方が、複数の放射素子の並び方向と直交する方向の長さを短くすることができる。しかし、複数の放射素子の並び方向と同じ方向に配列される場合、従来の3電力分配器では、1つの入力ポートと3つの出力ポートの設置位置が逆側になっているため、各々の電力分配器の間を接続する信号線の引き回し距離が長くなってしまうことがあるという課題があった。
具体的には、ある3電力分配器の出力ポートから出力された分配後の信号を、他の3電力分配器の入力信号として与えるには、ある3電力分配器の出力ポートと他の3電力分配器の入力ポートとを信号線によって接続する必要があるが、例えば、ある3電力分配器の出力ポートにおけるY座標が−Yであるとすれば、他の3電力分配器の入力ポートにおけるY座標が+Yになるため、当該信号線の引き回し距離が長くなる。
また、従来の3電力分配器では、2つの終端器を接続する必要があるという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、終端器を接続することなく、信号の電力を3分配することができるとともに、マルチビーム形成回路に実装された際の信号線の引き回し距離を短くすることができる3電力分配器を得ることを目的とする。
また、この発明は、信号線の引き回し距離を短くすることができるマルチビーム形成回路を得ることを目的とする。
この発明に係る3電力分配器は、第1のL字型導波路、第1の平板導波路、第2のL字型導波路、第3のL字型導波路、第2の平板導波路及び第4のL字型導波路が環状に配置されている状態の管壁を有する矩形導波管と、一端が第1のL字型導波路と第4のL字型導波路の間に接続され、他端が第1のポートと接続されている入力用導波路と、一端が第1のL字型導波路と第1の平板導波路の間に接続され、他端が第2のポートと接続されている第1の出力用導波路と、一端が第1の平板導波路と第2のL字型導波路の間に接続され、他端が第3のポートと接続されている第2の出力用導波路と、一端が第2のL字型導波路と第3のL字型導波路の間、あるいは、第2の平板導波路と第4のL字型導波路の間に接続され、他端が第4のポートと接続されている第3の出力用導波路と、一端が第1の出力用導波路と接続され、他端が第2の出力用導波路と接続されている複数の分岐導波路とを備えるようにしたものである。
この発明によれば、第1のL字型導波路、第1の平板導波路、第2のL字型導波路、第3のL字型導波路、第2の平板導波路及び第4のL字型導波路が環状に配置されている状態の管壁を有する矩形導波管と、一端が第1のL字型導波路と第4のL字型導波路の間に接続され、他端が第1のポートと接続されている入力用導波路と、一端が第1のL字型導波路と第1の平板導波路の間に接続され、他端が第2のポートと接続されている第1の出力用導波路と、一端が第1の平板導波路と第2のL字型導波路の間に接続され、他端が第3のポートと接続されている第2の出力用導波路と、一端が第2のL字型導波路と第3のL字型導波路の間、あるいは、第2の平板導波路と第4のL字型導波路の間に接続され、他端が第4のポートと接続されている第3の出力用導波路と、一端が第1の出力用導波路と接続され、他端が第2の出力用導波路と接続されている複数の分岐導波路とを備えるように構成したので、終端器を接続することなく、信号の電力を3分配することができるとともに、マルチビーム形成回路に実装された際の信号線の引き回し距離を短くすることができる効果がある。
この発明の実施の形態1による3電力分配器を示す等価回路図である。 この発明の実施の形態1による3電力分配器を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1による3電力分配器を示す上面図である。 PORT(1)から入力された信号の伝搬方向を示す説明図である。 図5Aは信号が入力されるPORT(1)での反射特性を示す説明図、図5BはPORT(2)〜(4)から出力される信号の結合度を示す説明図である。 この発明の実施の形態1による他の3電力分配器を示す等価回路図である。 この発明の実施の形態1による他の3電力分配器を示す上面図である。 この発明の実施の形態1による他の3電力分配器を示す上面図である。 この発明の実施の形態2による3電力分配器を示す等価回路図である。 この発明の実施の形態3による3電力分配器を示す上面図である。 実施の形態1〜3のうち、いずれかの3電力分配器と、2電力分配器が2つずつ実装されているマルチビーム形成回路を示す構成図である。 実施の形態1〜3のうち、いずれかの3電力分配器と、非特許文献1に開示されている3電力分配器と、2つの2電力分配器とが実装されているマルチビーム形成回路を示す構成図である。 非特許文献1に開示されている3電力分配器と2電力分配器が2つずつ実装されているマルチビーム形成回路を示す構成図である。 4つの2電力分配器と、1つの3電力分配器が実装されているマルチビーム形成回路を示す構成図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面にしたがって説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による3電力分配器を示す等価回路図である。
図2はこの発明の実施の形態1による3電力分配器を示す斜視図であり、図3はこの発明の実施の形態1による3電力分配器を示す上面図である。
図1、図2及び図3において、PORT(1)は第1のポート、PORT(2)は第2のポート、PORT(3)は第3のポート、PORT(4)は第4のポートである。
矩形導波管1はL字型導波路1a、平板導波路1b、L字型導波路1c、L字型導波路1d、平板導波路1e及びL字型導波路1fが環状に配置されている状態の管壁を有している導波管である。
L字型導波路1aは伝搬する信号の基本波の周波数で4分の1波長の電気長λ/4を有する第1のL字型導波路である。
平板導波路1bは伝搬する信号の基本波の周波数で4分の1波長の電気長λ/4を有する第1の平板導波路である。
L字型導波路1cは伝搬する信号の基本波の周波数で4分の1波長の電気長λ/4を有する第2のL字型導波路である。
L字型導波路1dは伝搬する信号の基本波の周波数で4分の1波長の電気長λ/4を有する第3のL字型導波路である。
平板導波路1eは伝搬する信号の基本波の周波数で4分の1波長の電気長λ/4を有する第2の平板導波路である。
L字型導波路1fは伝搬する信号の基本波の周波数で4分の1波長の電気長λ/4を有する第4のL字型導波路である。
L字型導波路1aとL字型導波路1fの間にはポート2が設けられている。
L字型導波路1aと平板導波路1bの間にはポート3が設けられている。
平板導波路1bとL字型導波路1cの間にはポート4が設けられている。
L字型導波路1cとL字型導波路1dの間にはポート5が設けられている。
入力用導波路6は一端が矩形導波管1のポート2と接続され、他端がPORT(1)と接続されている。
出力用導波路7は導波路7aと導波路7bを備えている第1の出力用導波路である。
導波路7aは一端が矩形導波管1のポート3と接続され、導波路7bは一端が導波路7aの他端と接続され、他端がPORT(2)と接続されている。
出力用導波路7は、ポート3付近における一部の路幅が、ポート3からPORT(2)に向かってステップ状に広がっている。出力用導波路7の路幅は、図3では、出力用導波路7における左右方向の幅である。
出力用導波路8は導波路8aと導波路8bを備えている第2の出力用導波路である。
導波路8aは一端が矩形導波管1のポート4と接続され、導波路8bは一端が導波路8aの他端と接続され、他端がPORT(3)と接続されている。
出力用導波路8は、ポート4付近における一部の路幅が、ポート4からPORT(3)に向かってステップ状に広がっている。出力用導波路8の路幅は、図3では、出力用導波路8における左右方向の幅である。
出力用導波路9は一端が矩形導波管1のポート5と接続され、他端がPORT(4)と接続されている第3の出力用導波路である。
分岐導波路10は一端が導波路7aと導波路7bの間に接続され、他端が導波路8aと導波路8bの間に接続されている。
図2及び図3の例では、分岐導波路10の数が5つである例を示しているが、5つに限るものではなく、PORT(2)とPORT(3)に分配する信号の電力比に応じて増減されてもよい。
次に動作について説明する。
図4はPORT(1)から入力された信号の伝搬方向を示す説明図である。図中、矢印は信号の伝搬方向を示している。
PORT(1)から入力された信号の電力は、矩形導波管1のポート2で分配され、分配された一方の信号の電力は、L字型導波路1aの方向に伝搬され、他方の信号の電力は、L字型導波路1fの方向に伝搬される。
矩形導波管1のポート2で分配される信号の電力分配比は、各導波路のインピーダンス等によって決定される。
L字型導波路1aの方向に伝搬された信号の電力は、出力用導波路7の方向に伝搬され、平板導波路1bの方向には伝搬されない。
L字型導波路1aの方向に伝搬された信号の電力が、平板導波路1bの方向に伝搬されない理由は、下記の通りである。
L字型導波路1c、L字型導波路1d、平板導波路1e及びL字型導波路1fにおける電気長λ/4の合計λと、L字型導波路1a及び平板導波路1bにおける電気長λ/4の合計λ/2との差が、2分の1波長の長さλ/2である。
このため、矩形導波管1のポート4において、ポート2からL字型導波路1aの方向に伝搬される信号の位相と、ポート5からポート4の方向に伝搬される信号の位相とが逆相になり、双方の信号が互いに打ち消し合うためである。
出力用導波路7の方向に伝搬された信号の電力は、導波路7aと導波路7bの間で分配され、分配された一方の信号の電力は、導波路7bの方向に伝搬されてPORT(2)に出力される。
分配された他方の信号の電力は、複数の分岐導波路10を介して、出力用導波路8の方向に伝搬される。出力用導波路8の方向に伝搬された信号の電力は、導波路8bの方向に伝搬されてPORT(3)に出力される。
矩形導波管1のポート2で分配され、L字型導波路1fの方向に伝搬された信号の電力は、出力用導波路9の方向に伝搬されてPORT(4)に出力される。
ここで、この実施の形態1における3電力分配器の反射結合度特性を説明する。
図5はこの実施の形態1における3電力分配器の反射結合度特性を示す説明図である。
図5Aは信号が入力されるPORT(1)での反射特性を示し、図5BはPORT(2)〜(4)から出力される信号の結合度を示している。S21はPORT(2)での結合度、S31はPORT(3)での結合度、S41はPORT(4)での結合度である。
図5A及び図5Bの横軸は、設計中心周波数f0で規格化された規格化周波数(f/f0)である。
信号が入力されるPORT(1)では、図5Aに示すように、約0.88〜1.09の範囲で反射が−25dB以下となっており、信号が出力されるPORT(2)〜(4)では、図5Bに示すように、結合度が同程度になっている。したがって、PORT(1)から入力された信号の電力は、概ね等分配されてPORT(2)〜(4)から出力されることが確認される。
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、一端がL字型導波路1aとL字型導波路1fの間に接続され、他端がPORT(1)と接続されている入力用導波路6と、一端がL字型導波路1aと平板導波路1bの間に接続され、他端がPORT(2)と接続されている出力用導波路7と、一端が平板導波路1bとL字型導波路1cの間に接続され、他端がPORT(3)と接続されている出力用導波路8と、一端がL字型導波路1cとL字型導波路1dの間に接続され、他端がPORT(4)と接続されている出力用導波路9と、一端が出力用導波路7と接続され、他端が出力用導波路8と接続されている複数の分岐導波路10とを備えるように構成したので、終端器を接続することなく、信号の電力を3分配することができる効果を奏する。また、詳細は後述するが、マルチビーム形成回路に実装された際の信号線の引き回し距離を短くすることができる効果を奏する。
この実施の形態1では、L字型導波路1a、平板導波路1b、L字型導波路1c、L字型導波路1d、平板導波路1e及びL字型導波路1fの電気長がλ/4であり、L字型導波路1c、L字型導波路1d、平板導波路1e及びL字型導波路1fにおける電気長λ/4の合計λと、L字型導波路1a及び平板導波路1bにおける電気長λ/4の合計λ/2との差がλ/2であるものを示している。
しかし、この差が電気長λ/2のN(Nは奇数)倍であればよく、L字型導波路1a、平板導波路1b、L字型導波路1c、L字型導波路1d、平板導波路1e及びL字型導波路1fの電気長がλ/4に限るものではない。
この実施の形態1では、L字型導波路1cとL字型導波路1dの間にポート5が設けられ、出力用導波路9の一端がポート5に接続されているものを示したが、ポート2とポート5が電気長λ/4の奇数倍だけ離れていればよい。
このため、図6に示すように、平板導波路1eとL字型導波路1fの間にポート5が設けられ、出力用導波路9の一端がポート5に接続されているものであってもよい。
図6はこの発明の実施の形態1による他の3電力分配器を示す等価回路図である。
この実施の形態1では、出力用導波路7,8の一部の路幅がステップ状に広がっている例を示したが、図7に示すように、出力用導波路7,8の一部の路幅がテーパ状に広がっているものであってもよい。
図7はこの発明の実施の形態1による他の3電力分配器を示す上面図である。
出力用導波路7は、ポート3付近における一部の路幅が、ポート3からPORT(2)に向かってテーパ状に広がっている。
また、出力用導波路8は、ポート4付近における一部の路幅が、ポート4からPORT(3)に向かってテーパ状に広がっている。
この実施の形態1では、矩形導波管1におけるPORT(1)とPORT(4)を結ぶ方向の長さが短いために、ポート3,4において、出力用導波路7,8を接続するための十分な長さを確保できないので、出力用導波路7,8の一部の路幅がステップ状又はテーパ状に広がっているようにしている。
ポート3,4において、出力用導波路7,8を接続するための十分な長さを確保できる場合には、図8に示すように、出力用導波路7,8の一部の路幅がステップ状又はテーパ状に広がらず、一定であってもよい。
図8はこの発明の実施の形態1による他の3電力分配器を示す上面図である。
この実施の形態1では、PORT(1)から信号が入力される例を示したが、これに限るものではなく、PORT(4)から信号が入力されて、PORT(1)〜PORT(3)から信号が出力されるものであってもよい。
この場合、入力用導波路6は出力用導波路として扱われ、出力用導波路9は入力用導波路として扱われる。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、出力用導波路8が、導波路8aと導波路8bを備えているものを示したが、この実施の形態2では、導波路8aの代わりに、電力を吸収する抵抗を用いる例を説明する。
図9はこの発明の実施の形態2による3電力分配器を示す等価回路図であり、図9において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
抵抗8cは一端が矩形導波管1のポート4と接続され、他端が導波路8bの一端と接続されており、電力を吸収する吸収体である。
上記実施の形態1の場合、出力用導波路8の導波路8aを流れる信号の電力はほとんどないが、例えば、製造誤差等の影響で、若干の電力が流れる可能性がある。
この実施の形態2では、電力を吸収する抵抗8cを導波路8aの代わりに設けているので、製造誤差等の影響で、若干の電力が流れる場合でも、その電力が抵抗8cで吸収することができる。
その結果、上記実施の形態1よりも、結合度特性を高めることができる。
実施の形態3.
上記実施の形態1,2では、平板導波路1eにおける路幅が、L字型導波路1d,1fにおける路幅と同じである例を示したが、この実施の形態3では、平板導波路1eにおける路幅が、L字型導波路1d,1fにおける路幅と異なる例を説明する。
図10はこの発明の実施の形態3による3電力分配器を示す上面図であり、図10において、図3、図7及び図8と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
図10の例では、平板導波路1eにおける路幅が、L字型導波路1d,1fにおける路幅より太くなっている。平板導波路1e及びL字型導波路1d,1fにおける路幅は、矩形導波管1におけるPORT(1)とPORT(4)を結ぶ方向と直交する方向、即ち、図中、上下方向の幅である。
平板導波路1eにおける路幅と、L字型導波路1d,1fにおける路幅とを適宜設定することで、例えば、PORT(1)とPORT(4)間のインピーダンスを所望のインピーダンスに調整することができる。この結果、広帯域化を実現することができる。
この実施の形態3の場合でも、上記実施の形態2と同様に、導波路8aの代わりに、抵抗8cを用いるようにしてもよい。
実施の形態4.
この実施の形態4では、上記実施の形態1〜3のうち、いずれかの3電力分配器を実装しているマルチビーム形成回路について説明する。
この実施の形態4では、入力された信号の電力を分配して、7つの出力端子から分配後の信号を出力するマルチビーム形成回路について説明する。
図11は上記実施の形態1〜3のうち、いずれかの3電力分配器と、2電力分配器が2つずつ実装されているマルチビーム形成回路を示す構成図である。
図12は上記実施の形態1〜3のうち、いずれかの3電力分配器と、非特許文献1に開示されている3電力分配器と、2つの2電力分配器とが実装されているマルチビーム形成回路を示す構成図である。
図13は非特許文献1に開示されている3電力分配器と2電力分配器が2つずつ実装されているマルチビーム形成回路を示す構成図である。
図11〜図13において、入力端子30は信号を入力する端子、出力端子31〜37は信号を出力する端子であり、例えば、アンテナ装置の放射素子などと接続されている。ここでは、出力端子31〜37の数が7つである例を説明するが、複数であればいくつでもよい。
2電力分配器41,42は入力された信号の電力を2分配し、2つの分配後の信号を出力する。
この実施の形態4では、図中、2電力分配器41,42における1つの入力ポートは下側に設けられており、2電力分配器41,42における2つの出力ポートは上側に設けられている。
3電力分配器51,52は上記実施の形態1〜3のうち、いずれかの3電力分配器である。図中、P(1)は上記実施の形態1〜3で示しているPORT(1)に対応し、P(2)は上記実施の形態1〜3で示しているPORT(2)に対応し、P(3)は上記実施の形態1〜3で示しているPORT(3)に対応し、P(4)は上記実施の形態1〜3で示しているPORT(4)に対応している。
3電力分配器61,62は非特許文献1に開示されている3電力分配器であり、2つの終端器70が接続されている。
この実施の形態4では、図中、3電力分配器61,62における1つの入力ポートは下側に設けられており、3電力分配器61,62における3つの出力ポートは上側に設けられている。
移相器81〜87は信号の位相を変える装置である。
次に動作について説明する。
図11〜図13のマルチビーム形成回路は、複数の放射素子の並び方向と直交する方向である管軸方向の長さを短くするために、2つの2電力分配器41,42と、2つの3電力分配器を図中左右方向に配置されている。管軸方向は、図中、上下方向である。
図11〜図13のマルチビーム形成回路は、下記に示すように、入力端子30から入力された信号の電力を分配して、分配後の信号を出力端子31〜37に出力するものであり、動作自体は同じである。
図13のマルチビーム形成回路は、入力端子30から入力された信号が3電力分配器61に入力され、3電力分配器61により3分配された3つの信号は、2電力分配器41、3電力分配器62、移相器83にそれぞれ出力される。
3電力分配器61から2電力分配器41に出力された信号は、2電力分配器41により2分配され、分配された2つの信号は、移相器81,82にそれぞれ出力される。
3電力分配器61から3電力分配器62に出力された信号は、3電力分配器62により3分配され、分配された3つの信号は、移相器84,85,86にそれぞれ出力される。
移相器86を通過した信号は、2電力分配器42により2分配され、分配された2つの信号は、出力端子36、移相器87にそれぞれ出力される。
図12のマルチビーム形成回路は、入力端子30から入力された信号が3電力分配器61に入力され、3電力分配器61により3分配された3つの信号は、2電力分配器41、3電力分配器52、移相器83にそれぞれ出力される。
3電力分配器61から2電力分配器41に出力された信号は、2電力分配器41により2分配され、分配された2つの信号は、移相器81,82にそれぞれ出力される。
3電力分配器61から3電力分配器52に出力された信号は、3電力分配器52により3分配され、分配された3つの信号は、移相器84,85,86にそれぞれ出力される。
移相器86を通過した信号は、2電力分配器42により2分配され、分配された2つの信号は、出力端子36、移相器87にそれぞれ出力される。
図11のマルチビーム形成回路は、入力端子30から入力された信号が3電力分配器51に入力され、3電力分配器51により3分配された3つの信号は、2電力分配器41、3電力分配器52、移相器83にそれぞれ出力される。
3電力分配器51から2電力分配器41に出力された信号は、2電力分配器41により2分配され、分配された2つの信号は、移相器81,82にそれぞれ出力される。
3電力分配器51から3電力分配器52に出力された信号は、3電力分配器52により3分配され、分配された3つの信号は、移相器84,85,86にそれぞれ出力される。
移相器86を通過した信号は、2電力分配器42により2分配され、分配された2つの信号は、出力端子36、移相器87にそれぞれ出力される。
図13のマルチビーム形成回路では、3電力分配器61の出力ポートが上側で、3電力分配器62の入力ポートが下側であるため、3電力分配器61と3電力分配器62の間を接続する信号線の引き回し距離が長くなっている。
また、3電力分配器62の出力ポートが上側で、2電力分配器42の入力ポートが下側であるため、3電力分配器62と2電力分配器42の間を接続する信号線の引き回し距離が長くなっている。
図12のマルチビーム形成回路では、3電力分配器61の出力ポートが上側で、3電力分配器52の入力ポートが左側であるため、図13における3電力分配器61と3電力分配器62の間を接続する信号線と比べて、3電力分配器61と3電力分配器52の間を接続する信号線の引き回し距離が短くなっている。
また、3電力分配器52の出力ポートが右側で、2電力分配器42の入力ポートが下側であるため、図13における3電力分配器62と2電力分配器42の間を接続する信号線と比べて、3電力分配器52と2電力分配器42の間を接続する信号線の引き回し距離が短くなっている。
図11のマルチビーム形成回路では、3電力分配器51の出力ポートが右側で、3電力分配器52の入力ポートが左側であるため、図13における3電力分配器61と3電力分配器62の間を接続する信号線と比べて、3電力分配器51と3電力分配器52の間を接続する信号線の引き回し距離が短くなっている。
また、3電力分配器52の出力ポートが右側で、2電力分配器42の入力ポートが下側であるため、図13における3電力分配器62と2電力分配器42の間を接続する信号線と比べて、3電力分配器52と2電力分配器42の間を接続する信号線の引き回し距離が短くなっている。
以上で明らかなように、この実施の形態4によれば、マルチビーム形成回路が上記実施の形態1〜3のうち、いずれかの3電力分配器を実装しているので、信号線の引き回し距離を短くすることができる。
この実施の形態4では、2つの2電力分配器41,42と、2つの3電力分配器が左右方向に配置されているマルチビーム形成回路を示しているが、これに限るものではなく、例えば、図14に示すように、4つの2電力分配器41,42,43,44と、1つの3電力分配器52が左右方向に配置されているマルチビーム形成回路であってもよい。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
この発明は、入力信号の電力を3分配する3電力分配器に適している。また、この発明は、3電力分配器を実装しているマルチビーム形成回路に適している。
1 矩形導波管、1a L字型導波路(第1のL字型導波路)、1b 平板導波路(第1の平板導波路)、1c L字型導波路(第2のL字型導波路)、1d L字型導波路(第3のL字型導波路)、1e 平板導波路(第2の平板導波路)、1f L字型導波路(第4のL字型導波路)、2 ポート、3 ポート、4 ポート、5 ポート、6 入力用導波路、7 出力用導波路(第1の出力用導波路)、7a,7b 導波路、8 出力用導波路(第2の出力用導波路)、8a,8b 導波路、8c 抵抗、9 出力用導波路(第3の出力用導波路)、10 分岐導波路、30 入力端子、31〜37 出力端子、41,42,43,44 2電力分配器、51,52 3電力分配器 61,62 3電力分配器、70 終端器、81〜87 移相器。

Claims (8)

  1. 第1のL字型導波路、第1の平板導波路、第2のL字型導波路、第3のL字型導波路、第2の平板導波路及び第4のL字型導波路が環状に配置されている状態の管壁を有する矩形導波管と、
    一端が前記第1のL字型導波路と前記第4のL字型導波路の間に接続され、他端が第1のポートと接続されている入力用導波路と、
    一端が前記第1のL字型導波路と前記第1の平板導波路の間に接続され、他端が第2のポートと接続されている第1の出力用導波路と、
    一端が前記第1の平板導波路と前記第2のL字型導波路の間に接続され、他端が第3のポートと接続されている第2の出力用導波路と、
    一端が前記第2のL字型導波路と前記第3のL字型導波路の間、あるいは、前記第2の平板導波路と前記第4のL字型導波路の間に接続され、他端が第4のポートと接続されている第3の出力用導波路と、
    一端が前記第1の出力用導波路と接続され、他端が前記第2の出力用導波路と接続されている複数の分岐導波路と
    を備えた3電力分配器。
  2. 前記第2のL字型導波路、前記第3のL字型導波路、前記第2の平板導波路及び前記第4のL字型導波路における電気長の合計と、前記第1のL字型導波路及び前記第1の平板導波路における電気長の合計との差が、伝搬する信号の基本波の周波数で2分の1波長の長さのN(Nは奇数)倍であることを特徴とする請求項1記載の3電力分配器。
  3. 前記第3のL字型導波路、前記第2の平板導波路及び前記第4のL字型導波路における電気長の合計と、前記第1の平板導波路及び前記第2のL字型導波路における電気長の合計との差が、前記信号の基本波の周波数で4分の1波長の長さのM(Mは奇数)倍であることを特徴とする請求項2記載の3電力分配器。
  4. 前記第1の出力用導波路における一部の路幅が、一端から他端に向かってステップ状に広がっており、
    前記第2の出力用導波路における一部の路幅が、一端から他端に向かってステップ状に広がっていることを特徴とする請求項1記載の3電力分配器。
  5. 前記第1の出力用導波路における一部の路幅が、一端から他端に向かってテーパ状に広がっており、
    前記第2の出力用導波路における一部の路幅が、一端から他端に向かってテーパ状に広がっていることを特徴とする請求項1記載の3電力分配器。
  6. 前記第2の出力用導波路の一部に、電力を吸収する抵抗が設けられていることを特徴とする請求項1記載の3電力分配器。
  7. 前記第2の平板導波路における路幅が、前記第3のL字型導波路及び前記第4のL字型導波路における路幅と異なっていることを特徴とする請求項1記載の3電力分配器。
  8. 第1のL字型導波路、第1の平板導波路、第2のL字型導波路、第3のL字型導波路、第2の平板導波路及び第4のL字型導波路が環状に配置されている状態の管壁を有する矩形導波管と、
    一端が前記第1のL字型導波路と前記第4のL字型導波路の間に接続され、他端が第1のポートと接続されている入力用導波路と、
    一端が前記第1のL字型導波路と前記第1の平板導波路の間に接続され、他端が第2のポートと接続されている第1の出力用導波路と、
    一端が前記第1の平板導波路と前記第2のL字型導波路の間に接続され、他端が第3のポートと接続されている第2の出力用導波路と、
    一端が前記第2のL字型導波路と前記第3のL字型導波路の間、あるいは、前記第2の平板導波路と前記第4のL字型導波路の間に接続され、他端が第4のポートと接続されている第3の出力用導波路と、
    一端が前記第1の出力用導波路と接続され、他端が前記第2の出力用導波路と接続されている複数の分岐導波路とを備えた3電力分配器を実装しているマルチビーム形成回路。
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