JP6379412B2 - Power steering device - Google Patents
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Description
本発明は、パワーステアリング装置に関する。 The present invention relates to a power steering apparatus.
この種の技術としては、下記の特許文献1に記載の技術が開示されている。特許文献1には、電動モータの駆動力を、駆動プーリ、ベルト、従動プーリを介してボールナットに伝達し、ラック軸の軸方向駆動力とするものが開示されている。駆動プーリとベルト、または従動プーリとベルトとの間に異物が進入することを防止するために、ベルトの内側であって駆動プーリと従動プーリとの間にガイドプレートが設けられている。
As this type of technique, a technique described in
特許文献1に記載の技術では、駆動プーリと従動プーリとの間にガイドプレートが設けられているため、従動プーリ側で離脱した異物がラック軸に落下することを抑制することができない。ラック軸に異物が付着した場合、ボールナットとラック軸との間に異物が噛み込み、ボールねじの抵抗が大きくなるおそれがある。
本発明は、上記問題に着目されたもので、その目的とするところは、転舵軸(ラック軸)に異物が付着することを抑制することができるパワーステアリング装置を提供することである。
In the technique described in
The present invention has been focused on the above problems, and an object of the present invention is to provide a power steering device capable of suppressing foreign matter from adhering to the steered shaft (rack shaft).
上記目的を達成するため、本発明の一実施形態に係るパワーステアリング装置では、出力プーリと軸方向に対向するハウジングの側面に、出力プーリの外縁よりも径方向内側であって転舵軸の軸線よりも鉛直方向上側の少なくとも一部に連続して配置される一方、転舵軸の軸線よりも鉛直方向下側に配置されず、軸方向においてナットとオーバラップするように形成された突出部を設けた。 In order to achieve the above object, in the power steering device according to an embodiment of the present invention, the axis of the steered shaft on the side surface of the housing facing the output pulley in the axial direction is radially inward from the outer edge of the output pulley. while being arranged in succession in at least a portion of the vertical way improved side from not disposed vertically lower than the axis of the steering shaft, a projecting portion formed to the nut overlap in the axial direction Provided.
よって、転舵軸に異物が付着することを抑制できるとともに、質量増加の抑制により、装置の軽量化を図ることができる。 Therefore, it is possible to suppress foreign matter from adhering to the steered shaft and to reduce the weight of the device by suppressing the increase in mass .
[参考例1]
参考例1のパワーステアリング装置1について説明する。参考例1のパワーステアリング装置1は、電動モータ40の駆動力をボールねじ機構26を介して転舵軸10に伝達することで運転者の操舵力に対するアシスト力を付与するものである。
〔パワーステアリング装置の構成〕
図1はパワーステアリング装置1の正面図である。図2はパワーステアリング装置1を転舵軸10の軸線上で切断した断面図である。
パワーステアリング装置1は、運転者が操舵したステアリングホイールの回転を、転舵輪を転舵させる転舵軸10に伝達する操舵機構2と、転舵軸10にアシスト力を付与するアシスト機構3とを有している。
パワーステアリング装置1の各構成要素は、第一ハウジング31、第二ハウジング32およびモータハウジング33からなるハウジング30内に収容されている。
操舵機構2は、ステアリングホイールに連結する操舵入力軸80と、操舵入力軸80と一体に回転するピニオン81を有している。ピニオン81は、転舵軸10の外周に形成されたラックと噛み合っている。
[ Reference Example 1 ]
A
[Configuration of power steering system]
FIG. 1 is a front view of the
The
Each component of the
The steering mechanism 2 includes a
アシスト機構3は、電動モータ40と、電動モータ40の出力を転舵軸10に伝達するボールねじ機構26とを有している。電動モータ40は、運転者によりステアリングホイールに入力された操舵トルクおよび操舵量に応じてモータコントローラにより出力が制御されている。
ボールねじ機構26は、ナット20と出力プーリ27とを有している。出力プーリ27の外見は円筒状の部材であって、ナット20に一体回転可能に固定されている。電動モータ40の駆動軸40aには円筒状の入力プーリ35が一体に回転するように固定されている。ナット20の回転軸を第一基準軸線L1とし、入力プーリ35の回転軸を第二基準軸線L2とする。第二基準軸線L2は、第一基準軸線L1に対して径方向にオフセットするように配置される。なお、ナット20に一体に固定されている出力プーリ27も第一基準軸線L1を回転軸としている。
The assist mechanism 3 includes an
The
入力プーリ35と出力プーリ27との間にはベルト28が巻回されている。ベルト28は樹脂によって形成されている。電動モータ40の駆動力は入力プーリ35、ベルト28、出力プーリ27を介してナット20に伝達される。入力プーリ35の外径は出力プーリ27の外径より小さく形成されている。入力プーリ35、出力プーリ27およびベルト28によって減速機が構成されている。
ナット20は、転舵軸10を包囲するように円筒状に形成され、転舵軸10に対し回転自在に設けられている。ナット20の内周には、螺旋状に溝が形成されており、この溝がナット側ボールねじ溝21を構成している。転舵軸10の外周にはラックが形成されている部分とは軸方向に離れた位置に螺旋状の溝が形成されており、この溝が転舵軸側ボールねじ溝11を構成している。
転舵軸10にナット20を挿入した状態で、ナット側ボールねじ溝21と転舵軸側ボールねじ溝11とによってボール循環溝12を形成している。ボール循環溝12内には金属製の複数のボール22が充填されている。ナット20が回転するとボール循環溝12内をボール22が移動することにより、ナット20に対して転舵軸10が長手方向に移動する。
A
The
In a state where the
〔ナットの構成〕
図3はパワーステアリング装置1のアシスト機構3付近の拡大断面図である。
ナット20は軸受24によって第一ハウジング31に回転自在に軸支されている。軸受24は、アウタレース24aとインナレース24bとを有している。アウタレース24aとインナレース24bとの間にはボール24cが設けられている。インナレース24bは、ナット20の軸方向一端側(操舵機構2側)に、ナット20と一体に形成されている。
ナット20のインナレース24bよりも軸方向他端側は、本体部20aを構成している。本体部20aの外周には、ボール循環溝12の端部に連通する接続孔が設けられており、この接続孔にボールチューブ23が挿入されている。ボールチューブ23はボール循環溝12の両端部を繋ぎ、ボール22はボール循環溝12とボールチューブ23内を循環可能とされている。
[Configuration of nut]
FIG. 3 is an enlarged cross-sectional view of the vicinity of the assist mechanism 3 of the
The
The other end side in the axial direction of the
〔出力プーリの構成〕
出力プーリ27は、有底カップ状に形成されている。出力プーリ27の底部には貫通孔27aが形成されている。貫通孔27aを転舵軸10が貫通している。出力プーリ27は、開口部が軸受24側に向いてナット20に装着される。出力プーリ27の内周側にはナット20の一部が挿入されている。
出力プーリ27の底部の軸受24とは反対側の側面には凹部27bが形成されている。凹部27bは、貫通孔27aの外周側に設けられている。凹部27bは、外周側の側面(外周面27c)に対して凹状に形成されている。出力プーリ27は、凹部27bにおいてスクリュ41によってナット20の軸方向端面に対して固定されている。
[Configuration of output pulley]
The
A
〔突出部の構成〕
ハウジング30(第二ハウジング32)の側面であって、出力プーリ27の凹部27bと対向する部分に突出部32aが形成されている。突出部32aは、出力プーリ27の凹部27bに向かって突出している。突出部32aは、突出部32aと出力プーリ27の外周面27cとが第一基準軸線L1方向においてオーバラップするように形成されている。また、突出部32aは、突出部32aとスクリュ41との間には、第一基準軸線L1方向に隙間が生じるように形成されている。この隙間は、スクリュ41の雄ねじ部の長さよりも短くなるように形成されている。
図4は突出部32aの設置範囲を示す模式図である。図4は、パワーステアリング装置1を車両に搭載した際の各部材の配置を示している。図4に示すように、突出部32aは転舵軸10の鉛直方向上側に設けられている。突出部32aは、出力プーリ27の外縁よりも径方向内側に設けられている。より具体的には、突出部32aは出力プーリ27の外周面27cよりも径方向内側に設けられている。突出部32aの両端部は、転舵軸10の鉛直方向上端よりも上側に位置するようになっている。
(Structure of protrusion)
A projecting
FIG. 4 is a schematic diagram showing the installation range of the
〔作用〕
ベルト28は樹脂製であるため、入力プーリ35や出力プーリ27の接触面において摩耗し、摩耗粉が発生する。この摩耗粉が転舵軸側ボールねじ溝11上に飛散すると、ボールねじ機構26のボール循環溝12とボール22との間に摩耗粉が侵入し、ボールねじ機構26の抵抗が大きくなるおそれがある。最悪の場合、ボールねじ機構26がロックし、操舵不能に陥るおそれがある。
摩耗粉は、転舵軸10に対して鉛直方向上側に配置された入力プーリ35から転舵軸10側に降ってくる。出力プーリ27の鉛直方向上側はベルト28と接触してないものの、出力プーリ27とベルト28の接触部において発生した摩耗粉が、出力プーリ27の回転に伴い転舵軸10の鉛直方向上側に移動し、鉛直方向上側から転舵軸10側に降ってくることがある。
そこで参考例1では、第一基準軸線L1方向において、出力プーリ27の軸受24の反対側端部と対向するハウジング30(第二ハウジング32)に突出部32aを設けた。突出部32aは、出力プーリ27の外縁よりも径方向内側に設けられている。
これにより、出力プーリ27と第二ハウジング32との第一基準軸線L1方向の隙間を突出部32aにより覆うことができる。したがって、入力プーリ35とベルト28との接触面で発生する摩耗粉のみでなく、出力プーリ27とベルト28との接触面で発生する摩耗粉についても転舵軸側ボールねじ溝11上に直接飛散することを抑制することができる。
また参考例1では、突出部32aは、第一基準軸線L1方向において出力プーリ27の外周面27cとオーバラップするように形成されている。
これにより、出力プーリ27と第二ハウジング32との間をラビリンス構造とすることができ、転舵軸側ボールねじ溝11への摩耗粉の侵入を抑制することができる。
[Action]
Since the
The wear powder falls from the
Therefore, in Reference Example 1 , the
Thereby, the clearance in the first reference axis L1 direction between the
In Reference Example 1 , the protruding
As a result, a labyrinth structure can be formed between the
〔効果〕
(1) ステアリングホイールの回転に伴い転舵輪を転舵させる転舵軸10と、転舵軸10の外周側に設けられ、螺旋状の溝形状を有する転舵軸側ボールねじ溝11と、転舵軸10を包囲するように環状に設けられたナット20と、ナット20の内周側に設けられ、螺旋状の溝形状を有し、転舵軸側ボールねじ溝11とともにボール循環溝12を構成するナット側ボールねじ溝21と、ボール循環溝12内に設けられた複数のボール22と、から構成され、転舵軸10に対するナット20の回転に伴いボール循環溝12内を複数のボール22が移動し、ナット20に対して転舵軸10を転舵軸10の長手方向に移動させるボールねじ機構26と、転舵軸10を包囲するように円筒状に形成され、ナット20と一体的に回転する出力プーリ27と、ナット20の回転軸を第一基準軸線L1としたとき、回転軸となる第二基準軸線L2が第一基準軸線L1に対し径方向にオフセットするように配置され、円筒状に形成された入力プーリ35と、出力プーリ27と入力プーリ35とを跨ぐように設けられ、入力プーリ35の回転を出力プーリ27に伝達するベルト28と、入力プーリ35を回転駆動する電動モータ40と、出力プーリ27、入力プーリ35、およびベルト28を収容するハウジング30と、ハウジング30とナット20の間であって、第一基準軸線L1方向において出力プーリ27とオフセットして設けられ、ハウジング30に対しナット20を回転自在に軸支する軸受24と、第一基準軸線L1の放射方向を径方向としたとき、ハウジング30のうち出力プーリ27を収容する部分において第一基準軸線L1方向において互いに対向する1対の内壁面の一方側であって、出力プーリ27の第一基準軸線L1方向両端部のうち軸受24の反対側端部と対向する側に設けられ、出力プーリ27の外縁よりも径方向内側であって第一基準軸線L1よりも鉛直方向上側に配置され、第一基準軸線L1方向において出力プーリ27またはナット20とオーバラップするように形成された突出部32aと、を設けた。
よって、入力プーリ35とベルト28との接触面で発生する摩耗粉のみでなく、出力プーリ27とベルト28との接触面で発生する摩耗粉についても転舵軸側ボールねじ溝11上に直接飛散することを抑制することができる。また、出力プーリ27と第二ハウジング32との間をラビリンス構造とすることができ、転舵軸側ボールねじ溝11への摩耗粉の侵入を抑制することができる。
〔effect〕
(1) and the turning
Therefore, not only the wear powder generated on the contact surface between the
[参考例2]
参考例2では、参考例1に対して突出部32aの設置範囲が異なる。参考例1と同じ構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
〔突出部の構成〕
図5は突出部32aの設置範囲を示す模式図である。図5は、パワーステアリング装置1を車両に搭載した際の各部材の配置を示している。
図5に示すように、突出部32aは転舵軸10の鉛直上方向に設けられている。突出部32aは、出力プーリ27の外縁よりも径方向内側に設けられている。より具体的には、突出部32aは出力プーリ27の外周面27cよりも径方向内側に設けられている。突出部32aの両端部は、転舵軸10の鉛直方向上端よりも鉛直方向下側まで伸びているが、第一基準軸線L1よりも鉛直方向上側に位置するようになっている。
〔作用〕
参考例1の突出部32aに比べて、参考例2の突出部32aは転舵軸10を覆う範囲が広くできる。したがって、転舵軸側ボールねじ溝11上へ摩耗粉が直接飛散することを抑制することができる。
〔効果〕
(2) 突出部32aを、転舵軸10の鉛直方向上端部よりも鉛直方向下側まで延びるように形成した。
よって、転舵軸側ボールねじ溝11上へ摩耗粉が直接飛散することを抑制することができる。
[ Reference Example 2 ]
The reference example 2 is different from the reference example 1 in the installation range of the
(Structure of protrusion)
FIG. 5 is a schematic diagram showing the installation range of the
As shown in FIG. 5, the projecting
[Action]
Compared to the protruding
〔effect〕
(2) The protruding
Therefore, it is possible to suppress the abrasion powder from directly scattering onto the steered shaft side ball screw
[参考例3]
参考例3では、参考例1に対して突出部32aの設置範囲が異なる。参考例1と同じ構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
〔突出部の構成〕
図6は突出部32aの設置範囲を示す模式図である。図6は、パワーステアリング装置1を車両に搭載した際の各部材の配置を示している。
図6に示すように、突出部32aは転舵軸10の鉛直上方向に設けられている。突出部32aは、出力プーリ27の外縁よりも径方向内側に設けられている。より具体的には、突出部32aは出力プーリ27の外周面27cよりも径方向内側に設けられている。突出部32aの両端部は、第一基準軸線L1よりも鉛直方向下側に位置するようになっているが、両端部同士は接続しないように形成されている。
〔作用〕
参考例1の突出部32aに比べて、参考例3の突出部32aは転舵軸10を覆う範囲が広くできる。したがって、転舵軸側ボールねじ溝11上へ摩耗粉が直接飛散することを抑制することができる。
〔効果〕
(3) 突出部32aを、第一基準軸線L1よりも鉛直方向下側まで延びるように形成した。
よって、転舵軸側ボールねじ溝11上へ摩耗粉が直接飛散することを抑制することができる。
[ Reference Example 3 ]
In the reference example 3 , the installation range of the protruding
(Structure of protrusion)
FIG. 6 is a schematic diagram showing an installation range of the
As shown in FIG. 6, the
[Action]
Compared with the
〔effect〕
(3) The protruding
Therefore, it is possible to suppress the abrasion powder from directly scattering onto the steered shaft side ball screw
[参考例4]
参考例4では、参考例1に対して突出部32aの設置範囲が異なる。参考例1と同じ構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
〔突出部の構成〕
図7は突出部32aの設置範囲を示す模式図である。図7は、パワーステアリング装置1を車両に搭載した際の各部材の配置を示している。
図7に示すように、突出部32aは、出力プーリ27の外縁よりも径方向内側に設けられている。より具体的には、突出部32aは出力プーリ27の外周面27cよりも径方向内側に設けられている。突出部32aは、転舵軸10の全周を包囲するように形成されている。
〔作用〕
参考例1の突出部32aに比べて、参考例4の突出部32aは転舵軸10を覆う範囲が広くできる。したがって、転舵軸側ボールねじ溝11上へ摩耗粉が直接飛散することを抑制することができる。
突出部32aは転舵軸10の鉛直方向下側も覆っている。したがって、ハウジング30の下部に堆積していた摩耗粉が巻き上げられたときにも、転舵軸側ボールねじ溝11上へ摩耗粉が直接飛散することを抑制することができる。
また突出部32aは、ハウジング30(第二ハウジング32)の側面であって、出力プーリ27の凹部27bと対向する部分に突出部32aが形成されている。さらに凹部27bにはスクリュ41が設けられている。突出部32aは、突出部32aとスクリュ41との隙間がスクリュ41の雄ねじ部の長さよりも短くなるように形成されている。したがって、スクリュ41が緩んだ場合であっても、スクリュ41と突出部32aとが当接するため、当接後はスクリュ41の緩みが抑制される。そのため、ナット20から出力プーリ27が脱落することを抑制することができる。
〔効果〕
(4) 突出部32aを、転舵軸10の全周を包囲するように形成した。
よって、転舵軸側ボールねじ溝11上へ摩耗粉が直接飛散することを抑制することができる。またハウジング30の下部に堆積していた摩耗粉が巻き上げられたときにも、転舵軸側ボールねじ溝11上へ摩耗粉が直接飛散することを抑制することができる。
(5) 出力プーリ27は、ナット20の第一基準軸線L1方向両端部のうち突出部32aと対向する側の端部においてスクリュ41によって固定され、突出部32aを、スクリュ41と第一基準軸線L1方向において対向し、かつスクリュ41との第一基準軸線L1方向の隙間がスクリュ41の雄ねじ部の長さよりも短くなるように設けた。
よって、ナット20から出力プーリ27が脱落することを抑制することができる。
[ Reference Example 4 ]
The reference example 4 is different from the reference example 1 in the installation range of the
(Structure of protrusion)
FIG. 7 is a schematic diagram showing the installation range of the
As shown in FIG. 7, the
[Action]
Compared with the
The
Further, the protruding
〔effect〕
(4) The
Therefore, it is possible to suppress the abrasion powder from directly scattering onto the steered shaft side ball screw
(5) The
Therefore, it is possible to prevent the
[参考例5]
参考例1ではハウジング30(第二ハウジング32)に突出部32aを設けたが、参考例5では出力プーリ27に突出部27dを設けた。参考例1と同じ構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
〔ハウジングの構成〕
第二ハウジング32の側面であって、出力プーリ27と第一基準軸線L1方向において対向する側面に凹部32bが穿設されている。凹部32bの内径は、出力プーリ27の突出部27dの外径よりも大きく形成されている。
〔突出部の構成〕
出力プーリ27の第一基準軸線L1方向の両端部のうち軸受24の反対側端部に突出部27dが形成されている。突出部27dは、第二ハウジング32の凹部32bに向かって突出している。突出部27dは、貫通孔27aの外周側に設けられている。突出部27dは、外周側の側面(外周面27c)に対して凸状に形成されている。
突出部27dは、突出部27dと第二ハウジング32の凹部32bとが第一基準軸線L1方向においてオーバラップするように形成されている。突出部27dは転舵軸10の全周を包囲するように形成されている。突出部27dには、スクリュ41が設けられる位置にスクリュ挿入孔27d1が穿設されている。
[ Reference Example 5 ]
In Reference Example 1 , the protruding
[Structure of housing]
A
(Structure of protrusion)
The
〔作用〕
参考例5では、第一基準軸線L1方向において、出力プーリ27の両端部のうち軸受24と反対側端部に突出部27dを設けた。突出部27dは、出力プーリ27の外縁よりも内周側に配置されている。
これにより、出力プーリ27と第二ハウジング32との第一基準軸線L1方向の隙間を突出部27dにより覆うことができる。したがって、入力プーリ35とベルト28との接触面で発生する摩耗粉のみでなく、出力プーリ27とベルト28との接触面で発生する摩耗粉についても転舵軸側ボールねじ溝11上に直接飛散することを抑制することができる。
また参考例5では、第二ハウジング32の出力プーリ27が対向する面に凹部32bを形成した。この凹部32bに突出部27dが入り込み、突出部27dと凹部32bとが第一基準軸線L1方向においてオーバラップするように形成した。
これにより、出力プーリ27と第二ハウジング32との間をラビリンス構造とすることができ、転舵軸側ボールねじ溝11への摩耗粉の侵入を抑制することができる。
[Action]
In Reference Example 5 , in the direction of the first reference axis L1,
Thereby, the gap in the first reference axis L1 direction between the
In Reference Example 5 , the
As a result, a labyrinth structure can be formed between the
〔効果〕
(6) ステアリングホイールの回転に伴い転舵輪を転舵させる転舵軸10と、転舵軸10の外周側に設けられ、螺旋状の溝形状を有する転舵軸側ボールねじ溝11と、転舵軸10を包囲するように環状に設けられたナット20と、ナット20の内周側に設けられ、螺旋状の溝形状を有し、転舵軸側ボールねじ溝11とともにボール循環溝12を構成するナット側ボールねじ溝21と、ボール循環溝12内に設けられた複数のボール22と、から構成され、転舵軸10に対するナット20の回転に伴いボール循環溝12内を複数のボール22が移動し、ナット20に対して転舵軸10を転舵軸10の長手方向に移動させるボールねじ機構26と、転舵軸10を包囲するように円筒状に形成され、ナット20と一体的に回転する出力プーリ27と、ナット20の回転軸を第一基準軸線L1としたとき、回転軸となる第二基準軸線L2が第一基準軸線L1に対し径方向にオフセットするように配置され、円筒状に形成された入力プーリ35と、出力プーリ27と入力プーリ35とを跨ぐように設けられ、入力プーリ35の回転を出力プーリ27に伝達するベルト28と、入力プーリ35を回転駆動する電動モータ40と、出力プーリ27、入力プーリ35、およびベルト28を収容するハウジング30と、ハウジング30とナット20の間であって、第一基準軸線L1において出力プーリ27とオフセットして設けられ、ハウジング30に対しナット20を回転自在に軸支する軸受24と、第一基準軸線L1の放射方向を径方向としたとき、出力プーリ27の第一基準軸線L1方向両端部のうち軸受24の反対側端部に設けられ、出力プーリ27の外縁よりも径方向内側に配置され、転舵軸10の全周を包囲し、かつ第一基準軸線L1方向において出力プーリ27よりも突出するように形成された突出部27dと、を設けた。
よって、入力プーリ35とベルト28との接触面で発生する摩耗粉のみでなく、出力プーリ27とベルト28との接触面で発生する摩耗粉についても転舵軸側ボールねじ溝11上に直接飛散することを抑制することができる。
(7) ハウジング30のうち、突出部27dと対向する側に設けられ、第一基準軸線L1方向において突出部27dが入り込むように形成された凹部32bを形成した。
よって、出力プーリ27と第二ハウジング32との間をラビリンス構造とすることができ、転舵軸側ボールねじ溝11への摩耗粉の侵入を抑制することができる。
〔effect〕
(6) A steered
Therefore, not only the wear powder generated on the contact surface between the
(7) A
Therefore, a labyrinth structure can be formed between the
[参考例6]
参考例1ではハウジング30(第二ハウジング32)に突出部32aを設けたが、参考例6ではナット20に突出部20bを設けた。参考例1と同じ構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
〔ハウジングの構成〕
第二ハウジング32の側面であって、出力プーリ27と第一基準軸線L1方向において対向する側面に凹部32bが穿設されている。凹部32bの内径は、ナット20の突出部20bの外径よりも大きく形成されている。
〔突出部の構成〕
ナット20の第一基準軸線L1方向の両端部のうち軸受24の反対側端部に突出部20bが形成されている。突出部20bは、出力プーリ27の貫通孔27aを貫通し、第二ハウジング32の凹部32bに向かって突出している。
突出部20bは、突出部20bと第二ハウジング32の凹部32bとが第一基準軸線L1方向においてオーバラップするように形成されている。突出部20bは転舵軸10の全周を包囲するように形成されている。
[ Reference Example 6 ]
In Reference Example 1 , the protruding
[Structure of housing]
A
(Structure of protrusion)
Projections 20b are formed at opposite ends of the
The protrusion 20b is formed so that the protrusion 20b and the
〔作用〕
参考例6では、第一基準軸線L1方向において、ナット20の軸受24と反対側端部に突出部20bを設けた。突出部20bは、出力プーリ27の貫通孔27aを貫通し、第二ハウジング32の凹部32bに向かって突出している。つまり、突出部20bは出力プーリ27の外縁よりも内周側に配置されている。
これにより、出力プーリ27と第二ハウジング32との第一基準軸線L1方向の隙間を突出部27dにより覆うことができる。したがって、入力プーリ35とベルト28との接触面で発生する摩耗粉のみでなく、出力プーリ27とベルト28との接触面で発生する摩耗粉についても転舵軸側ボールねじ溝11上に直接飛散することを抑制することができる。
また参考例6では、第二ハウジング32の出力プーリ27が対向する面に凹部32bを形成した。この凹部32bに突出部20bが入り込み、突出部20bと凹部32bとが第一基準軸線L1方向においてオーバラップするように形成した。
これにより、出力プーリ27と第二ハウジング32との間をラビリンス構造とすることができ、転舵軸側ボールねじ溝11への摩耗粉の侵入を抑制することができる。
[Action]
In Reference Example 6 , the protruding portion 20b is provided at the end of the
Thereby, the gap in the first reference axis L1 direction between the
In Reference Example 6 , the
As a result, a labyrinth structure can be formed between the
〔効果〕
(8) ステアリングホイールの回転に伴い転舵輪を転舵させる転舵軸10と、転舵軸10の外周側に設けられ、螺旋状の溝形状を有する転舵軸側ボールねじ溝11と、転舵軸10を包囲するように環状に設けられたナット20と、ナット20の内周側に設けられ、螺旋状の溝形状を有し、転舵軸側ボールねじ溝11とともにボール循環溝12を構成するナット側ボールねじ溝21と、ボール循環溝12内に設けられた複数のボール22と、から構成され、転舵軸10に対するナット20の回転に伴いボール循環溝12内を複数のボール22が移動し、ナット20に対して転舵軸10を転舵軸10の長手方向に移動させるボールねじ機構26と、転舵軸10を包囲するように円筒状に形成され、ナット20と一体的に回転する出力プーリ27と、ナット20の回転軸を第一基準軸線L1としたとき、回転軸となる第二基準軸線L2が第一基準軸線L1に対し径方向にオフセットするように配置され、円筒状に形成された入力プーリ35と、出力プーリ27と入力プーリ35とを跨ぐように設けられ、入力プーリ35の回転を出力プーリ27に伝達するベルト28と、入力プーリ35を回転駆動する電動モータ40と、出力プーリ27、入力プーリ35、およびベルト28を収容するハウジング30と、ハウジング30とナット20の間であって、第一基準軸線L1において出力プーリ27とオフセットして設けられ、ハウジング30に対しナット20を回転自在に軸支する軸受24と、
第一基準軸線L1の放射方向を径方向としたとき、ナット20の第一基準軸線L1方向両端部のうち第一基準軸線L1方向において軸受24に対し出力プーリ27側の端部に設けられ、出力プーリ27の外縁よりも径方向内側に配置され、転舵軸10の全周を包囲し、かつ第一基準軸線L1方向において出力プーリ27よりも突出するように形成された突出部20bと、を設けた。
よって、入力プーリ35とベルト28との接触面で発生する摩耗粉のみでなく、出力プーリ27とベルト28との接触面で発生する摩耗粉についても転舵軸側ボールねじ溝11上に直接飛散することを抑制することができる。
(9) ハウジング30のうち、突出部27dと対向する側に設けられ、第一基準軸線L1方向において突出部20bが入り込むように形成された凹部32bを形成した。
よって、出力プーリ27と第二ハウジング32との間をラビリンス構造とすることができ、転舵軸側ボールねじ溝11への摩耗粉の侵入を抑制することができる。
〔effect〕
(8) A steered
When the radial direction of the first reference axis L1 is the radial direction, the
Therefore, not only the wear powder generated on the contact surface between the
(9) A
Therefore, a labyrinth structure can be formed between the
[実施例]
以上、参考例1ないし参考例6では、第二ハウジング32と出力プーリ27との第一基準軸線L1方向の隙間をラビリンス構造としたが、各突出部が転舵軸10の外周を覆うようになっていればラビリンス構造をしなくとも良い。
参考例1ないし参考例4では、第二ハウジング32に設けられた突出部32aを、出力プーリ27と軸方向にオーバラップするように設けた。突出部32aをナット20と軸方向にオーバラップするように設けても良い。
[ Example ]
As described above , in Reference Example 1 to Reference Example 6 , the gap in the first reference axis L1 direction between the
In Reference Examples 1 to 4 , the
10 転舵軸
11 転舵軸側ボールねじ溝
12 ボール循環溝
20 ナット
20b 突出部
21 ナット側ボールねじ溝
22 ボール
23 ボールチューブ(封止部材)
24 軸受
26 ボールねじ機構
27 出力プーリ
27d 突出部
28 ベルト
30 ハウジング
32a 突出部
32b 凹部
35 入力プーリ
40 電動モータ
41 スクリュ
10 Steering shaft
11 Steering shaft side ball screw groove
12 Ball circulation groove
20 nuts
20b Protrusion
21 Nut side ball screw groove
22 balls
23 Ball tube (sealing material)
24 Bearing
26 Ball screw mechanism
27 Output pulley
27d Protrusion
28 belts
30 Housing
32a Protrusion
32b recess
35 Input pulley
40 Electric motor
41 screw
Claims (1)
前記転舵軸の外周側に設けられ、螺旋状の溝形状を有する転舵軸側ボールねじ溝と、
前記転舵軸を包囲するように環状に設けられたナットと、
前記ナットの内周側に設けられ、螺旋状の溝形状を有し、前記転舵軸側ボールねじ溝とともにボール循環溝を構成するナット側ボールねじ溝と、
前記ボール循環溝内に設けられた複数のボールと、
から構成され、前記転舵軸に対する前記ナットの回転に伴い前記ボール循環溝内を前記複数のボールが移動し、前記ナットに対して前記転舵軸を前記転舵軸の長手方向に移動させるボールねじ機構と、
前記転舵軸を包囲するように円筒状に形成され、前記ナットと一体的に回転する出力プーリと、
前記ナットの回転軸を第一基準軸線としたとき、回転軸となる第二基準軸線が前記第一基準軸線に対し径方向にオフセットするように配置され、円筒状に形成された入力プーリと、
前記出力プーリと前記入力プーリとを跨ぐように設けられ、前記入力プーリの回転を前記出力プーリに伝達するベルトと、
前記入力プーリを回転駆動する電動モータと、
前記出力プーリ、前記入力プーリ、および前記ベルトを収容するハウジングと、
前記ハウジングと前記ナットの間であって、前記第一基準軸線方向において前記出力プーリとオフセットして設けられ、前記ハウジングに対し前記ナットを回転自在に軸支する軸受と、
前記第一基準軸線の放射方向を径方向としたとき、前記ハウジングのうち前記出力プーリを収容する部分において前記第一基準軸線方向において互いに対向する1対の内壁面の一方側であって、
前記出力プーリの前記第一基準軸線方向両端部のうち前記軸受の反対側端部と対向する側に設けられ、前記出力プーリの外縁よりも前記径方向内側であって前記第一基準軸線よりも鉛直方向上側の少なくとも一部に連続して配置される一方、前記第一基準軸線よりも鉛直方向下側に配置されず、前記第一基準軸線方向において前記ナットとオーバラップするように形成された突出部と、
を有し、
前記径方向で前記突出部と前記ナットの間に隙間があり、前記出力プーリと前記ベルトの接触部と、前記転舵軸側ボールねじ溝とが、前記隙間を介して連通することを特徴とするパワーステアリング装置。 A steered shaft that steers steered wheels as the steering wheel rotates,
A steered shaft side ball screw groove provided on the outer peripheral side of the steered shaft and having a spiral groove shape;
A nut provided in an annular shape so as to surround the steered shaft;
A nut-side ball screw groove that is provided on the inner peripheral side of the nut, has a spiral groove shape, and forms a ball circulation groove together with the steered shaft-side ball screw groove;
A plurality of balls provided in the ball circulation groove;
The ball is configured to move in the ball circulation groove with the rotation of the nut relative to the steered shaft, and move the steered shaft in the longitudinal direction of the steered shaft with respect to the nut. A screw mechanism;
An output pulley that is formed in a cylindrical shape so as to surround the steered shaft, and rotates integrally with the nut;
When the rotation axis of the nut is the first reference axis, the second reference axis serving as the rotation axis is arranged so as to be offset in the radial direction with respect to the first reference axis, and an input pulley formed in a cylindrical shape,
A belt provided to straddle the output pulley and the input pulley, and transmitting the rotation of the input pulley to the output pulley;
An electric motor for rotationally driving the input pulley;
A housing that houses the output pulley, the input pulley, and the belt;
A bearing which is provided between the housing and the nut and is offset from the output pulley in the first reference axis direction, and rotatably supports the nut with respect to the housing;
When the radial direction of the first reference axis is the radial direction, one side of the pair of inner wall surfaces facing each other in the first reference axis direction in the portion of the housing that houses the output pulley,
Of the both ends of the first pulley in the first reference axial direction of the output pulley, provided on the side facing the opposite end of the bearing, the inner side in the radial direction from the outer edge of the output pulley, more than the first reference axis While arranged continuously at least partly on the upper side in the vertical direction , it is not arranged on the lower side in the vertical direction than the first reference axis, and is formed so as to overlap the nut in the first reference axis direction. A protrusion,
Have
There is a gap between the protruding portion and the nut in the radial direction, and the output pulley, the contact portion of the belt, and the steered shaft side ball screw groove communicate with each other through the gap. Power steering device.
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