JP6375592B2 - 情報処理装置及び情報処理方法並びにプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理システムに関する。
<マインドマップ>
独創的な着想を生み出す着想支援法として、様々な手法が既に提案され、知られている。
二次元図式的な着想支援法として、日本で広く用いられている方法として、川喜田二郎氏の紙カード式の「KJ法」があげられる。また、海外では英国のTony Buzan氏による「マインドマップ(MindMap)」も普及している。その他にもさまざまな二次元図式的着想支援法が開発されている。
タスクの記述された電子付箋をデスクトップに表示させる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。入力された複数のタスクを記憶部に格納し、当該記憶部に格納された一のタスクと他のタスクを関連付け、当該関連付けられた複数のタスクを組織化して図表を表示する。各ユーザの作業やスケジュール、アイデア、発言内容などのタスクを他人のタスクと関連付けさせて表示することによって、各タスクの位置づけを容易に把握できるようにし、業務の効率化を図る。
また、マインドマップ等の多項目表現を作成する際に、関連する項目を情報処理装置で自動生成し、着想や文章作成等を支援する技術が知られている(例えば、非特許文献2参照)。
<会議の会話による音声情報処理>
会議の会話による音声情報は、議事録担当者が聞き取り、パーソナルコンピュータ(PC)などの情報処理端末を用いて手入力を行うやり方が一般的である。
会話中の発話に関心または興味のある内容かどうかを分析し可視化する技術が知られている(例えば、特許文献3参照)。
会議の音声情報から議事録を自動生成する技術が知られている(例えば、特許文献4参照)。
遠隔地でのネットワーク会議において、議事録を作成する技術が知られている(例えば、特許文献5参照)。
会議の振り返りの支援として、挙手、起立、板書などの動作解析、話者交代、話者同定から会議の重要部分を重み付けし、会議の重要部分の区間内における発話単語数、言い淀みの感動詞、声量、声量の変化率、音声のピッチ変化、顔の傾きからキーパーソンを推定する技術が知られている(例えば、特許文献6参照)。
会議の参加者間でやり取りされる会話の音声信号を認識し、単語に分解し集計することにより、会議が本論から逸れているか否かを判断する技術が知られている(例えば、特許文献7参照)。
会議中の音声情報やマインドマップなどの着想支援法を使ったシステムでは、会議の目標に対して、現在どの部分を話しているかがわからず会議が効率よく進まない。また、会議で話さなければならないトピックに対してどのトピックは十分に議論ができていて、どのトピックが不十分であるかということもその場で把握することができない。
そこで、本発明は、会議などの目標に対して、どの部分を話しているかをメンバー間で共有させることを目的とする。
開示の一実施例の情報処理装置は、
会議中の音声情報をテキストに変換するテキスト変換手段と、
前記テキスト変換手段により変換されたテキストを単語に分解する単語分解手段と、
前記単語分解手段により分解された単語に基づいて、二次元の図式で表される着想支援図を生成する着想支援図生成手段と、
前記着想支援図生成手段により生成された着想支援図について、前記会議中の議論している部分が判別可能であるようにリアルタイムに可視化表示する着想支援図表示手段と、
を備える。
開示の実施例によれば、会議などの目標に対して、どの部分を話しているかをメンバー間で共有させることができる。
情報処理システムの一実施例を示す図である。 情報処理装置の一実施例を示す模式図である。 情報処理装置の一実施例を示す図である。 情報処理装置の一実施例を示す模式図である。 情報処理装置の一実施例を示す図である。 携帯端末装置の一実施例を示す図である。 情報処理装置の一実施例を示す機能ブロック図である。 携帯端末装置の一実施例を示す機能ブロック図である。 通信システムの動作(その1)の一実施例を示すシーケンスチャートである。 通信システムの動作(その2)の一実施例を示すシーケンスチャートである。 通信システムの動作(その3)の一実施例を示すシーケンスチャートである。 マインドマップの一実施例を示す図である。 マインドマップを生成する処理の一実施例を示すフローチャートである。 マインドマップが操作された際の表示処理の一実施例を示すフローチャートである。 関連語の選択処理の一実施例を示すフローチャートである。 関連語の選択処理の一実施例を示すフローチャートである。 マインドマップを生成する処理の詳細を示すフローチャートである。 重み付け行列の一実施例を示す図である。 マインドマップの一実施例を示す図である。 マインドマップのデータフォーマットの一実施例を示す図である。
次に、本発明を実施するための形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明する。以下で説明する実施例は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施例に限られない。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を用い、繰り返しの説明は省略する。
<実施例>
<情報処理システム>
図1は、情報処理システムの一実施例を示す。
情報処理システムは、会議などにおける会話による音声情報、図式的に項目間を関連づけた表現などの着想支援図を用いて、着想能力、文書能力、コミュニケーション能力の向上などの支援を行う。図式的に項目間を関連づけた表現などの着想支援図には、KJ法や、マインドマップなどあるが、これらに限られない。
情報処理システムの一実施例は、着想支援図としてマインドマップにより支援を行う場合について説明する。マインドマップは、二次元の図式で表されるのが好ましい。情報処理システムの一実施例では、3人の参加者、つまり第1の参加者3100、第2の参加者3200、第3の参加者3300により会議が行われる。会議は、2人の参加者で行われてもよいし、4人以上の参加者で行われてもよい。
会議システムには、情報処理装置2000及び2100と、携帯端末装置5000が含まれる。
第1の参加者3100は情報処理装置2000を有し、第2の参加者3200は情報処理装置2100を有し、第3の参加者3300は携帯端末装置5000を有する。
会議システムには、プロジェクタ3400と、スクリーン3500が含まれる。プロジェクタ3400は、スクリーン3500に投影する。
プロジェクタ3400は、スクリーン3500を分割した各領域に複数の情報をそれぞれ投影する。図1に示される例では、プロジェクタ3400は、スクリーン3500を2つに分割した各領域に2つの情報をそれぞれ投影する。スクリーン3500の右側の領域には、モバイルパソコン3600から入力された画面が投影される。スクリーン3500の左側の領域には、モバイルパソコン3600から入力されたマインドマップ情報の画面情報が投影される。マインドマップ情報は、情報処理装置2000、及び2100、携帯端末装置5000で処理されたものである。
スクリーン3500の複数の領域に、複数の情報をそれぞれ表示することにより、参加者に、現時点の説明のポイントと、今までの会議の内容と現在の話し合いの内容を把握させることができる。また、参加者に、話し合いが不足している部分を把握させることができる。
プロジェクタ3400に赤外線センサが備えられ、スクリーン3500の左側に投影されている画面に手を当てることにより、該左側の画面を操作できるのが好ましい。図1に示される例では、スクリーン3500の左側には、マインドマップが表示される。この場合、マインドマップに手を当てることにより、マインドマップを操作できる。
また、プロジェクタ3400に赤外線センサなどの接触されたことを検出する機能がない場合には、携帯端末装置5000や、モバイルパソコン3600の画面に表示されるマインドマップに触れることにより、マインドマップを操作するようにしてもよい。
<情報処理装置2000>
図2は、情報処理装置2000の一実施例を示す。図2には、情報処理装置2000の模式図を示す。
情報処理装置2000は、腕時計に含まれる。情報処理装置2000は、マイク2001と、ボタン2002と、ディスプレイ2003とを有する。
図3は、情報処理装置2000の一実施例を示す。図2には、情報処理装置2000のハードウェア構成が示される。
情報処理装置2000は、マイク2001と、ボタン2002と、ディスプレイ2003と、ROM(Read Only Memory)2004と、プロセッサ2005と、RAM(Random Access Memory)2006と、ハードウェアアクセラレータ2007と、内蔵メモリ2008とを有する。
マイク2001は、第1の参加者3100が話した音声(アナログ情報)をデジタル情報に変換する。マイク2001は、音声入力があったことを割り込みなどの信号を使ってプロセッサ2005に伝える。音声情報はRAM2006に一旦保存されてもよいし、内部バッファで直接プロセッサ2005に入力してもよい。
プロセッサ2005は、ハードウェアアクセラレータ2007と連携して音声認識、形態素解析、マインドマップ化と順に処理を行う。
ボタン2002は、時計の表示切替や日付、時刻調整、ストップウォッチの開始、停止を行う機能を有する。音声認識の認識精度を高めるために音声認識の開始と終了ボタンを設けてもよい。
ディスプレイ2003は、時計の表示を行う。
ROM2004は、情報処理装置2000を起動する際に必要なブートローダ、ファイルシステム、OS(Operating System)を格納する。情報処理装置2000の起動時にプロセッサ2005はROM2004から起動プログラムを読込み、起動する。
内蔵メモリ2008は、電源をオフする際に一時的にマインドマップ情報、音声認識、形態素解析を行うための辞書、マインドマップ化を行うためのパラメータを保持する。内蔵メモリ2008は、不揮発メモリであるのが好ましい。
<情報処理装置2100>
図4は、情報処理装置2100の一実施例を示す。図4には、情報処理装置2100の模式図を示す。
情報処理装置2100は、ICレコーダに含まれる。情報処理装置2100は、マイク2101と、スピーカ2102と、ディスプレイ2103と、ボタン2104とを有する。
図5は、情報処理装置2100の一実施例を示す。図5には、情報処理装置2100のハードウェア構成が示される。
情報処理装置2100は、マイク2101と、スピーカ2102と、ディスプレイ2103と、ボタン2104と、内蔵メモリ2105と、ROM2106と、プロセッサ2107と、RAM2108と、ハードウェアアクセラレータ2109とを有する。
マイク2101、内蔵メモリ2105、ROM2106、プロセッサ2107、RAM2108、及びハードウェアアクセラレータ2109は、それぞれ情報処理装置2000のマイク2001、内蔵メモリ2008、ROM2004、プロセッサ2005、RAM2006、及びハードウェアアクセラレータ2007と略同一である。
スピーカ2102は、ICレコーダとして音声を記録した後で再生する際に、音声を出力する。
ディスプレイ2103は、記録したどの音声ファイルを再生するかを表示し、ボタン2104と連携して選択して実行するためのユーザインタフェース(UI)の役割を果たす。
<携帯端末装置5000>
図6は、携帯端末装置5000の一実施例を示す。
携帯端末装置5000は、カメラ5001と、ディスプレイ5002と、ボタン5003と、マイク5004とを有する。
ディスプレイ5002は、タッチパネルを有する。タッチパネルに接触することにより、種々の操作が可能である。例えば、ディスプレイ5002に表示されたマインドマップに接触することにより、プロジェクタ3400によりスクリーン3500に投影されたマインドマップと同期して、マインドマップを操作することができる。具体的には、ディスプレイ5002に表示されたマインドマップに接触することにより、ノードの挿入、削除、名前変更、切り取り、貼り付け、移動、展開又は省略などの操作を行うことができる。さらに、ディスプレイ5002に表示されたマインドマップに接触することにより、表示全体の拡大、縮小も行うことができる。
また、ディスプレイ5002に表示されたノードをタッチすることにより、タッチしたノードの関連語をWeb検索して表示することや、ノードの単語が含まれる一文を表示することもできる。
<情報処理装置2000の機能>
図7は、情報処理装置2000の機能の一実施例を示す。情報処理装置2100の機能は、情報処理装置2000の機能と略同一である。
情報処理装置2000は、マイク2001と、時計部2050と、通信部2054と、マインドマップデータベース2061と、辞書データベース2062とを有する。
プロセッサ2005がROM2004に格納されたプログラムに従って、OS2051と、ミドルウェア2052と、エンジン部2053として機能する。
マイク2001は、音声を入力してアナログ信号からデジタル信号に変換する。
時計部2050は通常の腕時計の機能を提供するユニットである。
OS(Operating System)2051は、Linux(登録商標)やAndroid(登録商標)などのマルチタスクをスケジューリングして実行することを可能とする基本ソフトウェアである。
ミドルウェア2052は、基本ソフトウェア上で動作しエンジン部2053や通信部2054から利用されるライブラリ群である。
通信部2054は、情報処理装置2000とモバイルパソコン3600との間で通信するための通信プロトコルなどの制御を実行する。通信プロトコルの例は、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)などである。
マインドマップデータベース2061は、情報処理装置2000が生成した会議の内容をマインドマップ化した情報を格納するデータベースである。
辞書データベース2062は、音声認識や形態素解析、マインドマップ生成などの一連の処理の中で利用する音響モデル、単語モデル、単語間の関連モデルを格納するデータベースである。
エンジン部2053には、テキスト変換手段としての音声認識部2055と、学習手段としての単語学習部2056と、検索手段としての検索部2057と、単語分解手段、フィルタ手段としての形態素解析部2058と、着想支援図生成手段としてのマインドマップ生成部2059と、操作処理手段としてのマインドマップ操作部2060とが含まれる。
音声認識部2055は、マイク2001から入力された音声信号の音声認識処理を行い、テキストへ変換する。音声認識部2055は、音声信号の音声認識処理の際に、辞書データベース2062に格納された音響モデル、単語モデル、単語間の関連モデルを利用するのが好ましい。音声認識部2055は、音声信号の音声認識処理の際に、内蔵メモリ2008に格納された情報を利用してもよい。
単語学習部2056は、マインドマップの操作で検索ボタンが押し下げ(タッチ)され、関連語が選択された際に、辞書データベース2062に格納された音響モデル、単語モデル、単語間の関連モデルを検索しても該当する単語が存在しない場合に新規単語として登録する。また、単語学習部2056は、マインドマップの操作で検索ボタンが押し下げ(タッチ)され、関連語が選択された際に、内蔵メモリ2008に格納された情報を検索しても該当する単語が存在しない場合に新規単語として登録する。該当する単語が存在しない場合に新規単語として登録することにより、辞書を学習させることができる。
検索部2057は、マインドマップの操作で検索ボタンが押し下げ(タッチ)され、関連語をWeb検索する処理のロジック部分である。
形態素解析部2058は、音声認識部2055により音声認識することにより変換したテキストを品詞レベルの単語に分解する処理を行う。
マインドマップ生成部2059には、形態素解析部2058で品詞レベルに分解した単語が入力される。マインドマップ生成部2059は、形態素解析部2058からの単語に基づいてマインドマップを構築する。
マインドマップ操作部2060は、マインドマップへの操作に基づいて、該操作に応じた処理を実行する。マインドマップへの操作の例は、ノードの挿入、削除、名前変更、切り取り、貼り付け、移動、展開又は省略などの処理である。
<携帯端末装置5000の機能>
図8は、携帯端末装置5000の機能の一実施例を示す。
携帯端末装置5000は、ハードウェア部5050を有する。ハードウェア部5050は、カメラ5001、ディスプレイ5002、ボタン5003、マイク5004、タッチパネル部5005、バッテリ5006、アンテナ5007、センサ5008、スピーカ5009、外部メモリスロット5010、マインドマップデータベース5057、辞書データベース5058を有する。
カメラ5001は、画像の撮影を行うユニットである。
ディスプレイ5002は、マインドマップの表示やその他のアプリケーション5056の情報を表示する。
ボタン5003にはホームボタンが含まれる。ホームボタンが押し下げされることによりホーム画面に遷移する処理が実行される。
マイク5004は、音声信号をアナログ信号からデジタル信号に変換する。
タッチパネル部5005は、タッチ(接触)によりユーザインタフェースを提供するユニットである。
バッテリ5006は、携帯端末装置5000に電源を供給するユニットである。
アンテナ5007は、無線通信を行うための電波受信に利用される。
センサ5008の例は、加速度センサ、ジャイロセンサ、赤外線センサ、GPS(Global Positioning System)などである。
スピーカ5009は、音声出力に使われYoutube(登録商標)などの動画の再生の際に、音を出力する。
外部メモリスロット5010は、microSDカードやSDHCカードなどのメモリカードを挿入し、補助記憶として利用するためのインタフェースである。
マインドマップデータベース5057は、情報処理装置2000及び情報処理装置2100が生成した会議の内容をマインドマップ化した情報を格納するデータベースである。
辞書データベース5058は、音声認識や形態素解析、マインドマップ生成などの一連の処理の中で利用する音響モデル、単語モデル、単語間の関連モデルを格納するデータベースである。
CPU(図示なし)が記憶部(図示なし)に格納されたプログラムに従って、OS5051、ミドルウェア5052、アプリケーションラッパ部5053、その他のアプリケーション5056として機能する。
OS5051は、Linux(登録商標)やAndroid(登録商標)などのマルチタスクをスケジューリングして実行することを可能とする基本ソフトウェアである。
ミドルウェア5052は、基本ソフトウェア上で動作しエンジン部5054や通信部5055、その他のアプリケーション5056から利用されるライブラリ群である。
アプリケーションラッパ部5053は、携帯端末装置5000上で動作するようエンジン部5054とミドルウェア5052との間のインタフェースを接続する役割を担うユニットである。アプリケーションラッパ部5053は、エンジン部5054と、通信部5055とを有する。
エンジン部5054は、図7を参照して説明したエンジン部2053と略同一であるため、説明を省略する。
通信部5055は、モバイルパソコン3600との間で通信するための通信プロトコルなどを制御する。通信プロトコルの例は、HTTPなどである。
その他のアプリケーション5056の例は、Twitter(登録商標)、Facebook(登録商標)などの一般的なアプリケーションである。
<通信システムの動作(その1)>
図9は、通信システムの動作(その1)の一実施例を示すシーケンスチャートである。
図9には、主に、情報処理装置2000のプロセッサ2005がROM2004に格納されたプログラムに従って通信部2054としての機能を実行する処理が示される。また、図9には、主に、情報処理装置2100のプロセッサ2107がROM2106に格納されたプログラムに従って通信部としての機能を実行する処理が示される。また、図9には、主に、携帯端末装置5000のCPU(図示なし)が記憶部(図示なし)に格納されたプログラムに従って通信部5055としての機能を実行する処理が示される。
ステップS1では、情報処理装置2000は、モバイルパソコン3600に対して会議開始を要求する。このとき、接続するユーザ情報と再開するデータベース名を指定する。新規のデータベースとする場合には特に指定する必要は無い。
ステップS2では、会議開始要求を受けたモバイルパソコン3600は、ユーザ認証、データベースオープン等の前処理を実施する。
ステップS3では、モバイルパソコン3600は、前処理を実施した後、接続結果のOKあるいはNGとセッションIDを情報処理装置2000に返信する。ここで、セッションIDとは会議参加者の間でのみ共有することが可能な識別子である。通信システムの動作(その1)の一実施例では、モバイルパソコン3600は、接続結果のOKとセッションIDを情報処理装置2000に返信する。
ステップS4では、情報処理装置2100は、モバイルパソコン3600に対して、会議IDとユーザ情報を引数として接続要求を行う。
ステップS5では、接続要求を受けたモバイルパソコン3600はメンバー追加の処理を行う。
ステップS6では、メンバーの追加処理が完了したら、モバイルパソコン3600は情報処理装置2100に対して接続OK(あるいはNG)を返信する。
ステップS7では、携帯端末装置5000は、モバイルパソコン3600に対して、会議IDとユーザ情報を引数として接続要求を行う。
ステップS8では、接続要求を受けたモバイルパソコン3600はメンバー追加の処理を行う。
ステップS9では、メンバーの追加処理が完了したら、モバイルパソコン3600は携帯端末装置5000に対して接続OK(あるいはNG)を返信する。
ステップS10では、会議参加者の全てのデバイスがモバイルパソコン3600に接続できたら、情報処理装置2000から表示設定の要求を行う。ここで、IPアドレスとは、表示先のIPアドレスであり、この例ではプロジェクタ3400のIPアドレスである。この表示先設定要求は、情報処理装置2100、携帯端末装置5000が実施してもよい。
ステップS11では、表示先設定要求を受信すると、モバイルパソコン3600は、表示先登録を行う。
ステップS12では、モバイルパソコン3600は、プロジェクタ3400に画面投影要求を送信する。ここで、引数のマインドマップとは、画面に投影するマインドマップ情報を指している。また、ステップS11で表示先登録を行うのは、会議終了時に表示終了や表示トラブル時の再表示を行うためである。
ステップS13では、プロジェクタ3400は、画面投影要求を受信すると、画面投影処理を実行する。
ステップS14以降は、プロジェクタ3400で投影している画面を操作するために、携帯端末装置5000でも同じ画面を表示するためのシーケンスである。
ステップS14では、携帯端末装置5000のIPアドレスとともに表示先設定要求をモバイルパソコン3600に送信する。
ステップS15では、モバイルパソコン3600は表示先追加登録を行う。
ステップS16では、モバイルパソコン3600は、マインドマップ情報を携帯端末装置5000に返信する。
ステップS17では、携帯端末装置5000は、モバイルパソコン3600から受信したマインドマップ情報を画面に表示する。
<通信システムの動作(その2)>
図10は、通信システムの動作(その2)の一実施例を示すシーケンスチャートである。
図10には、主に、情報処理装置2000のプロセッサ2005がROM2004に格納されたプログラムに従ってエンジン部2053としての機能を実行する処理が示される。また、図9には、主に、情報処理装置2100のプロセッサ2107がROM2106に格納されたプログラムに従ってエンジン部としての機能を実行する処理が示される。また、図9には、主に、携帯端末装置5000のCPU(図示なし)が記憶部(図示なし)に格納されたプログラムに従ってエンジン部5054としての機能を実行する処理が示される。
ステップS20では、参加者3100が発言した音声情報を情報処理装置2000が音声信号として入力し、音声認識、形態素解析、マインドマップ化、データベースへ保存する。
ステップS21では、情報処理装置2000はマインドマップ画面情報をモバイルパソコン3600に送信する。
ステップS22では、モバイルパソコン3600は、自身の画面表示を更新する。
ステップS23では、同じ画面を表示しているプロジェクタ3400に表示更新を要求する。
ステップS24では、同じ画面を表示している携帯端末装置5000に表示更新を要求する。
続いて、携帯端末装置5000でマインドマップ操作があった場合の処理について説明する。
ステップS25では、携帯端末装置5000が操作に応じて画面の表示を更新する。
ステップS26では、携帯端末装置5000からモバイルパソコン3600へ表示更新を要求する。
ステップS27では、モバイルパソコン3600は、携帯端末装置5000の要求を受けてプロジェクタ3400に対して表示の更新を要求する。
ステップS28では、携帯端末装置5000は、マインドマップの表示情報をデータベースに保存するために、情報処理装置2000へマインドマップ表示情報を送信する。
ステップS29では、情報処理装置2000はデータベースへの保存を行う。
その後、参加者3300が発言した場合の処理について説明する。
ステップS30では、参加者3300が発言した音声情報を携帯端末装置5000が音声信号として入力し、音声認識し、形態素解析し、マインドマップ化し、データベースへ保存する。
ステップS31では、携帯端末装置5000はマインドマップ画面情報をモバイルパソコン3600に送信する。
ステップS32では、モバイルパソコン3600は、同じ画面を表示しているプロジェクタ3400にも表示画面の更新を要求する。ここで、表示画面の更新を要求する際に、モバイルパソコン3600を経由するのは、モバイルパソコン3600がサーバとして振舞うためである。
<通信システムの動作(その3)>
図11は、通信システムの動作(その3)の一実施例を示すシーケンスチャートである。
図11には、会議を終了する際の動作が示される。図11には、主に、情報処理装置2000のプロセッサ2005がROM2004に格納されたプログラムに従って通信部2054としての機能を実行する処理が示される。
ステップS40では、情報処理装置2000が接続終了要求を行う。図11では、情報処理装置2000により接続終了要求が実行される場合について示すが、情報処理装置2100により接続終了要求が実行されてもよいし、携帯端末装置5000により接続終了要求が実行されてもよい。
ステップS41では、モバイルパソコン3600は会議終了処理を行う。具体的には、モバイルパソコン3600は、データベースを保存して閉じ、セッションをクリアし、表示をクリアするのが好ましい。また、モバイルパソコン3600は。表示をクリアする要求を携帯端末装置5000、プロジェクタ3400に送信するのが好ましい。
ステップS42では、会議終了処理が完了したら、情報処理装置2000に対して接続終了結果を返信する。ここで、仮に結果がNGである場合には、ユーザに終了するために必要な作業を伝えるのが好ましい。
<マインドマップを操作する際の動作>
図12は、マインドマップの一実施例を示す。
"XXXXX"と表示された単語のノード1201をタッチすると、詳細ボタン1202、挿入ボタン1203、展開ボタン1204、検索ボタン1205が表示される。展開ボタン1204の代わりに省略ボタン1206が表示されることもある。
ノード1201自体を再度タッチすると、"XXXXX"という文字列を編集するモードになる。例えば、"XXXXY"などと名前を変更してEnterボタンを押すと名前の変更が確定される。
新規ノードを追加する場合には、挿入ボタン1203をタッチして作成したい位置まで枝を伸ばし離す。そうすると、新規ノードが生成される。新規ノードの名前については、空にして名前の変更をユーザに促すようにしてもよいし、適当な名前を付けて表示するようにしてもよい。
展開ボタン1204をタッチした場合には、該タッチしたノードの子ノード以下のノードのうち、表示対象となっているノードが表示される。仮に、子ノード以下で省略状態となっているノードがあればそのノードは省略されたままとなる。省略ボタン1206の場合には展開ボタンと逆の操作となる。展開ボタン1204を押すと省略ボタン1206になり、省略ボタン1206を押すと展開ボタン1204になるのが好ましい。子ノード以下をもたないノードについてはこの展開(あるいは省略)ボタンは表示されない。
検索ボタン1205をタッチした際には、"XXXXX"という単語に関連する単語を設定された数、表示する。"XXXXX"という単語に関連する単語は、リング上に表示されてもよい。関連する単語に関しては、ウィキペディアなどの単語の意味を説明するサイトの関連語の部分を利用してもよい。例えば、「関連語2」を選択したとすると、"XXXXX"の子ノードとして「関連語2」が新規に追加される。このとき、辞書データベース2062あるいは5058を検索して、仮に辞書に「関連語2」がない場合には追加する学習処理も同時に行うのが好ましい。
詳細ボタン1202をタッチした際には、会議の発言の中で"XXXXX"が含まれる一文をマインドマップデータベース2061あるいは5057より検索してポップアップ形式で表示するのが好ましい。
<マインドマップを生成する処理>
図13は、マインドマップを生成する処理を示す。
図13には、主に、情報処理装置2000のプロセッサ2005がROM2004に格納されたプログラムに従ってエンジン部2053としての機能を実行する処理が示される。また、図13には、主に、情報処理装置2100のプロセッサ2107がROM2106に格納されたプログラムに従ってエンジン部としての機能を実行する処理が示される。また、図13には、主に、携帯端末装置5000のCPU(図示なし)が記憶部(図示なし)に格納されたプログラムに従ってエンジン部5054としての機能を実行する処理が示される。
ステップS1302では、会議参加者の音声情報をマイク2001、2101、5004で拾いアナログ信号からデジタル信号へ変換する。
ステップS1304では、ステップS1302により変換したデジタル音声信号を音声認識することによりテキストに変換する。
ステップS1306では、ステップS1304による音声認識の結果得られたテキストを、形態素解析し品詞レベルの単語に分解する。
ステップS1308では、ステップS1306で品詞レベルに分解された単語から、単語毎の重要度と関連度の重み付けを計算し、マインドマップ形式(木構造)のデータを生成する。この時のデータの表現方法の例は、XML(eXtensible Markup Language)やJSON(JavaScript Object Notation)などの記法であるのが好ましい。
ステップS1310では、ステップS1308で生成されたマインドマップ形式のデータはマインドマップデータベース2061、5057に保存される。
<マインドマップが操作された際の表示処理>
図14は、マインドマップが操作された際の表示処理の一実施例を示す。
図13には、主に、情報処理装置2000のプロセッサ2005がROM2004に格納されたプログラムに従ってエンジン部2053としての機能を実行する処理が示される。また、図13には、主に、情報処理装置2100のプロセッサ2107がROM2106に格納されたプログラムに従ってエンジン部としての機能を実行する処理が示される。また、図13には、主に、携帯端末装置5000のCPU(図示なし)が記憶部(図示なし)に格納されたプログラムに従ってエンジン部5054としての機能を実行する処理が示される。
ステップS1402では、ノードが選択されることにより、図12に示されるように、検索ボタン1205と、詳細ボタン1202と、挿入ボタン1203と、展開ボタン1204又は省略ボタン1206の4つのボタンが表示される。
ステップS1404では、検索ボタン1205が押下げられたか否かを判定する。
ステップS1406では、ステップS1404で検索ボタン1205が押下(タッチ)された場合、関連語をWeb検索する。関連語については、ウィキペディアなどの辞書サイトにある関連語を検索する方式が利用されるのが好ましい。
ステップS1408では、ステップS1404で検索ボタンの押下(タッチ)がされない場合、詳細ボタンが押下げられたか否かを判定する。
ステップS1410では、ステップS1408で詳細ボタンの押下(タッチ)がされた場合、マインドマップデータベース2061、及び5057からノードの単語が含まれる文書を取得する。
ステップS1412では、ステップS1408で詳細ボタンの押下(タッチ)がされない場合、再度ノードが押下げられたか否かを判定する。
ステップS1414では、ステップS1412で再度ノードの押下(タッチ)がされた場合、そのノードの単語を編集できるモードに遷移する。
ステップS1416では、ステップS1412で再度ノードの押下(タッチ)がない場合、挿入ボタンが押下げられたか否かを判定する。
ステップS1418では、ステップS1416で挿入ボタンが押下げされた場合、子ノードを追加するモードに遷移し、枝が伸された後にタッチが離された場合にノードが追加される。
ステップS1420では、ステップS1416で挿入ボタンが押下げられない場合、展開ボタン又は省略ボタンが押下げられたか否かを判定する。
ステップS1422では、ステップS1420で、展開ボタン又は省略ボタンが押下げされた場合、展開ボタンの場合には非表示にされている子ノード以下を表示し、省略ボタンの場合には表示されている子ノード以下を非表示にする。
ステップS1420で、展開ボタン、省略ボタンのいずれも押下げられない場合には終了する。
ステップS1424では、ステップS1406により検索された関連語を、選択しているノードを囲むように設定された数だけ候補として表示する。または、ステップS1424では、ステップS1410により取得された文書をノードに対する吹き出しとしてポップアップ形式で表示する。または、ステップS1424では、ステップS1414により遷移した編集モードに従って、テキストフィールド及びカーソルを表示する。または、ステップS1424では、ステップS1418により追加した子ノードを表示する。または、ステップS1424では、ステップS1422による表示に従って表示する。
なお、スクリーン3500(キャンバス)をタッチしたまま上下左右に動かした場合に、その動きに従ってマインドマップ全体が平行移動するのが好ましい。ノードをタッチしたまま上下左右に動かした場合には、その動きに従ってタッチしたノードとそのノードの子ノード以下全体が平行移動するのが好ましい。
<関連語の選択処理>
図15は、関連語の選択処理の一実施例を示す。
図15には、主に、情報処理装置2000のプロセッサ2005がROM2004に格納されたプログラムに従ってエンジン部2053としての機能を実行する処理が示される。また、図15には、主に、情報処理装置2100のプロセッサ2107がROM2106に格納されたプログラムに従ってエンジン部としての機能を実行する処理が示される。また、図15には、主に、携帯端末装置5000のCPU(図示なし)が記憶部(図示なし)に格納されたプログラムに従ってエンジン部5054としての機能を実行する処理が示される。
ステップS1502では、関連語を選択したイベントを受け付けると、図12に示されるように、選択した関連語を子ノードとして追加する。
ステップS1504では、追加した関連語が、辞書データベース2062あるいは5058に登録済であるか否かを確認する。
追加した関連語が辞書データベース2062もしくは5058に登録済みである場合、終了する。
ステップS1506では、追加した関連語が辞書データベース2062もしくは5058に登録済みでない場合、新規単語として追加処理を行う。
追加した関連語が辞書データベース2062もしくは5058に登録済みでない場合に、新規単語として追加処理を行うことにより、ユーザは学習させていることを意識することなく、単語を追加することができる。
<関連語の選択処理>
図16は、関連語の選択処理の一実施例を示す。
図16には、主に、情報処理装置2000のプロセッサ2005がROM2004に格納されたプログラムに従ってエンジン部2053としての機能を実行する処理が示される。また、図16には、主に、情報処理装置2100のプロセッサ2107がROM2106に格納されたプログラムに従ってエンジン部としての機能を実行する処理が示される。また、図16には、主に、携帯端末装置5000のCPU(図示なし)が記憶部(図示なし)に格納されたプログラムに従ってエンジン部5054としての機能を実行する処理が示される。
ステップS1602では、情報処理装置2000のボタン2002、情報処理装置2100のボタン2104が操作されることにより、設定メニューから音声学習モードに切り替えて、音声学習に必要な定型テキストを朗読させる。また、携帯端末装置5000では設定メニューから音声学習モードに切り替えて、音声学習に必要な定型テキストを朗読させる。朗読するテキストは、ディスプレイ2003、2103、5002に表示される。
ステップS1602では、入力された音声情報(アナログ信号)は、マイク2001、2101、5004でデジタル信号に変換される。音声認識部2055は、音響モデルを生成する。
ステップS1604では、ステップS1602で生成した音響モデルを、情報処理装置2000の内蔵メモリ2008、情報処理装置2100の内蔵メモリ2105あるいは辞書データベース5058に保存する。以上の処理により、個人個人の指向性をもたせることができるため、認識精度を上げることができる。
<マインドマップを生成する処理の詳細>
図17は、マインドマップを生成する処理の詳細を示す。
図17には、主に、情報処理装置2000のプロセッサ2005がROM2004に格納されたプログラムに従ってエンジン部2053としての機能を実行する処理が示される。また、図17には、主に、情報処理装置2100のプロセッサ2107がROM2106に格納されたプログラムに従ってエンジン部としての機能を実行する処理が示される。また、図17には、主に、携帯端末装置5000のCPU(図示なし)が記憶部(図示なし)に格納されたプログラムに従ってエンジン部5054としての機能を実行する処理が示される。
ステップS1702では、品詞、種別でフィルタ処理を行う。例えば、品詞レベルに分解された単語を入力として、形態素解析で、品詞・種別でマインドマップ化において不要な品詞である単語を除外する。単語を除外することによりその後の処理を高速化することができる。
ステップS1704では、ステップS1702によるフィルタ処理後、単語連結・重み付け処理を行う。具体的には、「マインド」と「マップ」といった品詞レベルでは意味が違ってしまう単語について、連続する名詞は連結する処理を行う。また、単語(名詞)に接続する助詞から、その単語が文の中で主語として扱われているか、目的語として扱われているかを判定し、重要度の重み付けを行う。なお、この重要度は単語の出現頻度も考慮に入れるのが好ましい。文の終わりについては、意味の切れ目と判定し、マイナスの重み付けを行うのが好ましい。さらに、ユーザが事前に重要と位置付けてある単語に関してはさらに重み付けを行うものとする。
ステップS1706では、ステップS1704により個々の単語の重み付けが完了したら、重み付け行列を作成する。
図18は、重み付け行列の一実施例を示す。
重み付け行列は、対角成分はステップS1704で求めた重要度の値が入る。対角成分以外は、単語間の関連度を数値化したものが入る。単語間の出現位置や意味的な関連から重み付けの値を決定する。
ステップS1708では、ステップS1706で重み付け行列が完成したら、マインドマップを構築する。
図19は、マインドマップの一実施例を示す。
重要度が一番高いものがルートとなり、重要度が一番小さいものがリーフとなる。図19に示される例では、重要度が一番高い「単語4」がルートとなり、重要度が一番小さい「単語2」がリーフとなる。
<マインドマップのデータフォーマット>
図20は、マインドマップのデータフォーマットの一実施例を示す。
マインドマップは、マインドマップデータベース2061、5057に格納される。
マインドマップのデータ形式の例は、ユーザ情報、会議(イベント)情報、単語情報の3つであるのが好ましい。
ユーザ情報は、所属、名前、保有するマインドマップをセットにしたものである。ユーザ情報は、保有するマインドマップより、個々の会議のマインドマップ情報を検索して取得することができる。
会議情報は、ID、最終更新日時、作成者、マインドマップ情報をセットにしたものであり、イベント毎にデータが追加される。
単語情報は、単語とその単語を含む文書をマッピングした情報であり、この単語情報により、マインドマップの各ノードの詳細情報を取得する際に高速に処理することができる。
情報処理システムの一実施例によれば、会議中の音声情報を認識し、認識した単語の重要度を重み付けできる。さらに、情報処理システムの一実施例によれば、単語間の関連度についても重み付けしてマインドマップ形式でリアルタイムに会議中の議論している部分を全体に対してどの部分であるかを表示することができる。このようにすることにより、会議の目標に対して現在どの部分を話しているかをメンバー間で共有でき、会議の方向性をメンバー間で一致させながら効率よく会議を進行することができる。
本発明は特定の実施例、変形例を参照しながら説明されてきたが、各実施例、変形例は単なる例示に過ぎず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。説明の便宜上、本発明の実施例に従った装置は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウエアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明は上記実施例に限定されず、本発明の精神から逸脱することなく、様々な変形例、修正例、代替例、置換例等が包含される。
2000 情報処理装置
2100 情報処理装置
3400 プロジェクタ
3500 スクリーン
3600 モバイルパソコン
5000 携帯端末装置
特開2008−197765公報 特開2008−282228公報 特開2007−218933公報 特開2000−352995公報 特開2007−180828公報 特開2006−279111公報 特開2011−55160公報

Claims (10)

  1. 会議中の音声情報をテキストに変換するテキスト変換手段と、
    前記テキスト変換手段により変換されたテキストを単語に分解する単語分解手段と、
    前記単語分解手段により分解された単語に基づいて、二次元の図式で表される着想支援図を生成する着想支援図生成手段と、
    前記着想支援図生成手段により生成された着想支援図について、前記会議中の議論している部分が判別可能であるようにリアルタイムに可視化表示する着想支援図表示手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記着想支援図生成手段により生成された着想支援図への操作に基づいて、該操作に応じた処理を実行する操作処理手段と、
    前記着想支援図を生成する際に利用する単語を格納する辞書データベースと、
    前記着想支援図に含まれる単語に関連する関連語をウェブ検索する検索手段と、
    該検索手段により検索された関連語が前記辞書データベースに含まれない場合に、該辞書データベースに登録する学習手段と
    を有する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記単語分解手段により分解された単語から、所定の属性の単語を除外するフィルタ手段
    を有し、
    前記着想支援図生成手段は、前記単語分解手段により分解された単語のうち、前記フィルタ手段により除外された単語以外の単語に基づいて、前記着想支援図を生成する、請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記着想支援図生成手段は、前記着想支援図を生成する際に、前記単語分解手段により分解された単語のうち、連続する名詞を連結する、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記単語分解手段により分解された単語の重み付けを行う重み付け手段
    を有し、
    前記着想支援図生成手段は、前記着想支援図を生成する際に、前記重み付け手段により重み付けされた単語に基づいて、前記着想支援図を生成する、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記重み付け手段は、句点、予め指定された単語、及び名詞に後続する助詞の少なくとも1つに基づいて、単語の重み付けを行う、請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記着想支援図生成手段は、前記着想支援図を生成する際に、単語の重要度と単語間の関連度を表す行列を生成する、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記着想支援図には、マインドマップが含まれる、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 会議中の音声情報をテキストに変換し、
    前記変換されたテキストを単語に分解し、
    前記分解された単語に基づいて、二次元の図式で表される着想支援図を生成し、
    前記生成された着想支援図について、前記会議中の議論している部分が判別可能であるようにリアルタイムに可視化表示する、
    情報処理装置における情報処理方法。
  10. 情報処理装置に、
    会議中の音声情報をテキストに変換し、
    前記変換されたテキストを単語に分解し、
    前記分解された単語に基づいて、二次元の図式で表される着想支援図を生成し、
    前記生成された着想支援図について、前記会議中の議論している部分が判別可能であるようにリアルタイムに可視化表示する、
    処理を実行させるプログラム。
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