JP6370732B2 - 発話意図モデル学習装置、発話意図抽出装置、発話意図モデル学習方法、発話意図抽出方法、プログラム - Google Patents
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発話の一部の区間にのみ発話意図が含まれる音声を分析した結果、韻律の変化は単語よりも長い区間に渡って表出しており、特にアクセント句における声の高さの上昇時・下降時の勾配や上昇・下降が始まるタイミングに差が表れることが見出された。このことから、本発明ではアクセント句単位での韻律変化に着目した。ここで、単に従来技術において韻律特徴を抽出する区間を発話全体からアクセント句ごとに変えただけでは、アクセント句区間全体の平均値や勾配を求めることになり、声の高さの上昇時・下降時の勾配や上昇・下降が始まるタイミングなどの局所的な韻律の変化を特徴量として表現することができない。この問題に対処するため、本発明では発話の単語区間ごとの韻律特徴を求めることで局所的な韻律の変化を表現し、それらをアクセント句区間ごとに連結した特徴を発話意図抽出に用いることでアクセント句における局所的な韻律の変化を表現する。以下では、発話の単語区間ごとの韻律特徴を局所韻律特徴、局所韻律特徴をアクセント句区間ごとに連結した特徴を局所韻律系列特徴と呼ぶ。
入力:発話(発話意図の抽出対象として入力された発話)
出力:短時間ごとの基本周波数、短時間ごとの音圧レベル
韻律抽出部901は、発話から、声の高さと声の大きさの物理量を求める。声の高さを表す物理量として基本周波数を、声の大きさを表す物理量として音圧レベルを用いることができる。韻律抽出部901は、これらの物理量(基本周波数、音圧レベル)を短い周期ごとに求める。すなわち、韻律抽出部901は、発話を所定の短時間(例えば10ms)ごとに分析し、短時間ごとの基本周波数と音圧レベルを抽出する(S901)。本実施例では、韻律抽出部901は基本周波数を自己相関法により、音圧レベルを振幅の二乗平均平方根の対数値により得ることとするが、基本周波数、音圧レベルの抽出方法はこれに限定されるものではなく、従来の何れの基本周波数抽出法、音圧レベル抽出法を用いてもよい。
入力:発話、発話ごとの音声認識結果
出力:単語系列、各単語の開始・終了時刻、音素系列、各音素の開始・終了時刻
認識結果分析部902は、認識結果に含まれる単語、音素とその開始・終了時刻を得る(S902)。例えば、単語系列は発話ごとの音声認識結果を形態素解析することで取得できる。また単語の開始・終了時刻、音素系列、音素の開始・終了時刻は発話ごとの音声認識結果から音声認識結果のみを受理するネットワーク文法を作成し、単語セグメンテーションまたは音素セグメンテーションを行うことで得られる(参考非特許文献1参照)。ただし、入力の発話ごとの音声認識結果の時点で単語系列や単語の開始・終了時刻、音素系列、音素の開始・終了時刻が得られている場合は、音声認識結果の値を用いてもよい。
(参考非特許文献1:鹿野清宏、河原達也、山本幹雄、伊藤克亘、武田一哉、ITText音声認識システム、pp.47-49/169-170、オーム社、2001)
入力:短時間ごとの基本周波数、短時間ごとの音圧レベル、話者ごとの基本周波数の平均値、標準偏差、話者ごとの音圧レベルの平均値、標準偏差
出力:短時間ごとの正規化基本周波数、短時間ごとの正規化音圧レベル
韻律正規化部903は、短時間ごとの基本周波数、短時間ごとの音圧レベルを話者ごとに正規化し、平均0、標準偏差1とする(S903)。これは、声の高さや声の大きさの話者ごとの違いを吸収することに相当する。韻律正規化部903により、発話意図抽出部109において、どんな話者に対しても同一の発話意図抽出基準を適用して発話意図抽出を行うことが可能となる。
入力:短時間ごとの正規化基本周波数、短時間ごとの正規化音圧レベル、単語系列、各単語の開始・終了時刻、音素系列、各音素の開始・終了時刻
出力:局所韻律特徴(図5最右列の全要素)
局所韻律特徴抽出部104は、認識結果に含まれる単語ごとに局所韻律特徴を求める(S104)。局所韻律特徴は、発話意図の表出に伴う局所的な韻律変化を表現するための特徴であり、発話の単語区間ごとの声の高さ、単語区間ごとの声の大きさ、(次の単語あるいは前の単語との)間の取り方、単語区間ごとの話速、単語区間ごとの音の伸ばし方に関する特徴を表現する。局所韻律特徴は、これらの特徴のうち、少なくとも何れか一つ以上の特徴を表現するものであればよい。本実施例では局所韻律特徴として、図5最右列の全要素を含むものとする。以下、図8、図9を参照して局所韻律特徴抽出部104の詳細な構成、および動作について説明する。図8は、本実施例の局所韻律特徴抽出部104の詳細な構成を示すブロック図である。図9は、本実施例の局所韻律特徴抽出部104の詳細な動作を示すフローチャートである。図8に示すように、本実施例の局所韻律特徴抽出部104は、F0局所韻律特徴抽出部1041と、パワー局所韻律特徴抽出部1042と、ポーズ局所韻律特徴抽出部1043と、スピーチレート局所韻律特徴抽出部1044と、デュレーション局所韻律特徴抽出部1045を含む。
入力:短時間ごとの正規化基本周波数、各単語の開始・終了時刻
出力:単語前半・単語後半それぞれの基本周波数の平均値、標準偏差、最大値、最小値、勾配
F0局所韻律特徴抽出部1041は、声の高さに関する局所韻律特徴を抽出する(S1041)。声の高さに関する局所韻律特徴として、単語前半・単語後半それぞれの基本周波数の平均値、標準偏差、最大値、最小値、勾配が含まれる。
入力:短時間ごとの正規化音圧レベル、各単語の開始・終了時刻
出力:単語前半・単語後半それぞれの音圧レベルの平均値、標準偏差、最大値、最小値、勾配
パワー所韻律特徴抽出部1042は、声の大きさに関する局所韻律特徴を抽出する(S1042)。声の大きさに関する局所韻律特徴として、単語前半・単語後半それぞれの音圧レベルの平均値、標準偏差、最大値、最小値、勾配が含まれる。
入力:単語系列、各単語の開始・終了時刻
出力:次の単語までの間の長さ
ポーズ局所韻律特徴抽出部1043は、単語間の間の取り方に関する局所韻律特徴を抽出する(S1043)。単語間の間の取り方に関する局所韻律特徴として次の単語までの(あるいは前の単語からの)間の長さが含まれる。本実施例では、以下の2つの区間を間と定義する。<1>ある単語の終了時刻から次の単語の開始時刻までの区間。<2>音声認識結果に含まれる句読点またはポーズの区間。単語ごとの次の単語までの間の長さは、(次の単語の開始時刻−単語の終了時刻)として得られる。このとき、単語が続けて発声される場合、次の単語までの間の長さは0秒となる。ただし、句読点またはポーズは間とみなすため単語に含めない。また、発話末尾の単語においては、次の単語までの間の長さは0秒であるものとする。
入力:音素系列、各単語の開始・終了時刻
出力:単語ごとの話速
スピーチレート局所韻律特徴抽出部1044は、話速に関する局所韻律特徴を抽出する(S1044)。話速に関する局所韻律特徴として、単語ごとの話速が含まれる。話速は単位時間あたりに発話した音素数であるものとし、音素数/(単語の終了時刻−単語の開始時刻)を単語ごとに計算することで得られる。音素数は単語ごとの音素系列に含まれる音素の数である。
入力:各音素の開始・終了時刻、各単語の開始・終了時刻
出力:単語ごとの音素継続長の平均値、標準偏差、最大値、最小値、単語末尾の音素の音素継続長
デュレーション局所韻律特徴抽出部1045は、音の伸ばし方に関する局所韻律特徴を抽出する(S1045)。音の伸ばし方に関する局所韻律特徴として、単語ごとの音素継続長の平均値、標準偏差、最大値、最小値、単語末尾の音素の音素継続長が含まれる。音素継続長は、音素の終了時刻−音素の開始時刻を音素ごとに計算することで得られる。デュレーション局所韻律特徴抽出部1045は、単語に含まれる全音素に対し音素継続長を求め、それらの値から単語ごとの音素継続長の平均値、標準偏差、最大値、最小値、単語末尾の音素の音素継続長を取得できる。
入力:単語系列
出力:アクセント句境界
アクセント句境界推定部105は、単語系列からアクセント句境界を推定する(S105)。ここで、アクセント句境界とは、あるアクセント句と別のアクセント句との境界地点を指し、アクセント句境界に挟まれた区間を一つのアクセント句区間とする。本実施例ではアクセント句境界推定手法に、参考非特許文献2の手法を用いるが、本発明はこれに限定されず、他のどのアクセント句境界推定手法を用いてもよい。
(参考非特許文献2:浅野、松岡、市井、大山、“テキスト音声変換における読み・韻律付与処理の評価:ニュース文を対象として、”第51回情報処理学会全国大会講演論文集、pp.109-100、1995)
入力:局所韻律特徴、アクセント句境界
出力:局所韻律系列特徴
局所韻律系列特徴抽出部106は、アクセント句区間に含まれる単語区間ごとの局所韻律特徴を連結し、アクセント句単位での局所韻律系列特徴を抽出する(S106)。局所韻律系列特徴はアクセント句区間にわたる韻律の局所的な変化を表現する。連結とは、単語ごとの局所韻律特徴ベクトル(局所韻律特徴のベクトル表現)を、アクセント句に含まれる単語数nだけ連結し、局所韻律系列特徴ベクトルを作成することを指す。このとき、nを連結数と呼ぶ。局所韻律系列特徴の抽出の例を図10に示す。図10の例では、アクセント句「そうですね」に含まれる3つの局所韻律特徴ベクトルが連結されて単語連結数3の局所韻律系列特徴ベクトルが生成される。これに対し、アクセント句「うーん」には1つの局所韻律特徴ベクトルのみが含まれるため、この局所韻律特徴ベクトルがそのまま単語連結数1の局所韻律系列特徴ベクトルとされる。一方、アクセント句「わたしですか」に含まれる3つの局所韻律特徴ベクトルは連結されて単語連結数3の局所韻律系列特徴ベクトルが生成される。
入力:アクセント句境界、発話意図ラベル
出力:アクセント句ごと発話意図ラベル
アクセント句毎発話意図ラベル作成部107は、アクセント句ごとの発話意図ラベルを作成する(S107)。このステップでは、アクセント句境界と、発話意図ラベルが用いられる。発話意図ラベルは、人間が音声を聴取し、発話意図を感じた音声区間にラベルを付与することで得られる。本実施例では、人間が音声を聴取し、「肯定的」「否定的」の二つのラベルのうちの何れかのラベルをアクセント句ごとに付与する。あるアクセント句に対し、各ラベルは高々一つしか付与されないものとし、どのラベルも付与されなかったアクセント句は「どちらでもない」ラベルが付与されたものとする。
入力:局所韻律系列特徴、アクセント句ごと発話意図ラベル
出力:発話意図モデル
発話意図モデル学習部108は、アクセント句ごとの局所韻律系列特徴と、これに対応するアクセント句ごとの発話意図ラベルとを学習データとし、発話意図抽出を行うための発話意図モデルを予め学習する(S108)。発話意図モデルは、連結数nごとに学習する。すなわち、アクセント句ごとの局所韻律系列特徴とそれに対応する発話意図ラベルの集合から、同一の連結数を持つ局所韻律系列特徴とそれに対応する発話意図ラベルを選び、発話意図モデルを学習する。発話意図モデルは、例えば決定木であってもよい。図12に発話意図モデルを決定木として学習した例(連結数2の例)を示す。
入力:局所韻律系列特徴、発話意図モデル
出力:発話ごとの発話意図
発話意図抽出部109は、局所韻律系列特徴と、ステップS108で学習した発話意図モデルに基づいて、アクセント句ごとの発話意図を抽出し、抽出されたアクセント句ごとの発話意図に基づいて、発話ごとの発話意図を抽出する(S109)。
入力:短時間ごとの正規化基本周波数、短時間ごとの正規化音圧レベル
出力:発話ごとの韻律特徴
発話毎韻律特徴抽出部201は、従来手法(上述のステップS904)と同様の方法で、発話ごとの韻律特徴を抽出する(S201)。発話ごとの韻律特徴には、発話の全区間の基本周波数の平均値、最大値などが含まれる。
発話ごとの韻律特徴が追加される部分以外はステップS108、S109と同様である。すなわち、発話意図モデル学習部202は、前述の局所韻律系列特徴と、発話ごとの韻律特徴の双方を用いて発話意図抽出を行うための発話意図モデルを予め学習する(S202)。発話意図抽出部203は、局所韻律系列特徴と発話ごとの韻律特徴とを結合した特徴を用いて、発話に含まれるアクセント句ごとの発話意図を求める。この後、ステップS109と同様に発話ごとの発話意図を求める。
入力:単語系列、各単語の開始・終了時刻、音素系列、各音素の開始・終了時刻
出力:発話ごとの言語特徴
発話毎言語特徴抽出部301は、従来手法(上述のステップS905)と同様の方法で、発話ごとの言語特徴を求める(S301)。発話ごとの言語特徴には、発話に含まれる発話意図に対応したキーワードの数や発話に含まれる単語数などが含まれる。
発話ごとの言語特徴が追加される部分以外は実施例1のステップS108、S109と同様である。すなわち、発話意図モデル学習部302は、前述の局所韻律系列特徴と、発話ごとの韻律特徴と、発話ごとの言語特徴の全てを用いて発話意図抽出を行うための発話意図モデルを予め学習する(S302)。発話意図抽出部303は、局所韻律系列特徴と発話ごとの韻律特徴と発話ごとの言語特徴とを結合した特徴を用いて、発話に含まれるアクセント句ごとの発話意図を求める。この後、ステップS109と同様に発話ごとの発話意図を求める。
本発明の装置は、例えば単一のハードウェアエンティティとして、キーボードなどが接続可能な入力部、液晶ディスプレイなどが接続可能な出力部、ハードウェアエンティティの外部に通信可能な通信装置(例えば通信ケーブル)が接続可能な通信部、CPU(Central Processing Unit、キャッシュメモリやレジスタなどを備えていてもよい)、メモリであるRAMやROM、ハードディスクである外部記憶装置並びにこれらの入力部、出力部、通信部、CPU、RAM、ROM、外部記憶装置の間のデータのやり取りが可能なように接続するバスを有している。また必要に応じて、ハードウェアエンティティに、CD−ROMなどの記録媒体を読み書きできる装置(ドライブ)などを設けることとしてもよい。このようなハードウェア資源を備えた物理的実体としては、汎用コンピュータなどがある。
Claims (8)
- 少なくとも一単語を含み、単語と単語の間が一定時間以下の時間間隔で連続している区間を発話区間とし、前記発話区間の音声を発話とし、
前記発話の単語区間ごとの韻律特徴である局所韻律特徴を、アクセント句区間ごとに連結した特徴である局所韻律系列特徴と、前記アクセント句区間ごとに付与された発話意図ラベルとを学習データとして、前記アクセント句区間ごとの発話意図の抽出に用いるモデルであって、前記アクセント句区間に含まれる単語数に応じたモデルである発話意図モデルを学習する発話意図モデル学習装置。 - 請求項1に記載の発話意図モデル学習装置であって、
前記アクセント句区間ごとに付与された発話意図ラベルは、前記アクセント句区間の発話意図に対応する音声区間に付与されたラベルに基づく
発話意図モデル学習装置。 - 少なくとも一単語を含み、単語と単語の間が一定時間以下の時間間隔で連続している区間を発話区間とし、前記発話区間の音声を発話とし、
前記発話の単語区間ごとの韻律特徴である局所韻律特徴を、アクセント句区間ごとに連結した特徴である局所韻律系列特徴と、前記アクセント句区間ごとに付与された発話意図ラベルとを学習データとして、前記アクセント句区間ごとの発話意図の抽出に用いるモデルであって、前記アクセント句区間に含まれる単語数に応じたモデルである発話意図モデルを学習する発話意図モデル学習部と、
発話意図の抽出対象として入力された発話から、前記局所韻律系列特徴を抽出する局所韻律系列特徴抽出部と、
前記局所韻律系列特徴と、前記アクセント句区間に含まれる単語数に対応する前記発話意図モデルに基づいて、前記発話に含まれる全てのアクセント句ごとの発話意図を抽出し、抽出されたアクセント句ごとの発話意図に基づいて、発話ごとの発話意図を抽出する発話意図抽出部と
を含む発話意図抽出装置。 - 請求項3に記載の発話意図抽出装置であって、
前記アクセント句区間ごとに付与された発話意図ラベルは、前記アクセント句区間の発話意図に対応する音声区間に付与されたラベルに基づく
発話意図抽出装置。 - 少なくとも一単語を含み、単語と単語の間が一定時間以下の時間間隔で連続している区間を発話区間とし、前記発話区間の音声を発話とし、
前記発話の単語区間ごとの韻律特徴である局所韻律特徴を、アクセント句区間ごとに連結した特徴である局所韻律系列特徴と、前記アクセント句区間ごとに付与された発話意図ラベルとを学習データとして、前記アクセント句区間ごとの発話意図の抽出に用いるモデルであって、前記アクセント句区間に含まれる単語数に応じたモデルである発話意図モデルを学習する発話意図モデル学習方法。 - 少なくとも一単語を含み、単語と単語の間が一定時間以下の時間間隔で連続している区間を発話区間とし、前記発話区間の音声を発話とし、
前記発話の単語区間ごとの韻律特徴である局所韻律特徴を、アクセント句区間ごとに連結した特徴である局所韻律系列特徴と、前記アクセント句区間ごとに付与された発話意図ラベルとを学習データとして、前記アクセント句区間ごとの発話意図の抽出に用いるモデルであって、前記アクセント句区間に含まれる単語数に応じたモデルである発話意図モデルを学習するステップと、
発話意図の抽出対象として入力された発話から、前記局所韻律系列特徴を抽出するステップと、
前記局所韻律系列特徴と、前記アクセント句区間に含まれる単語数に対応する前記発話意図モデルに基づいて、前記発話に含まれる全てのアクセント句ごとの発話意図を抽出し、抽出されたアクセント句ごとの発話意図に基づいて、発話ごとの発話意図を抽出するステップと
を含む発話意図抽出方法。 - コンピュータを請求項1または2に記載の発話意図モデル学習装置として機能させるためのプログラム。
- コンピュータを請求項3または4に記載の発話意図抽出装置として機能させるためのプログラム。
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