JP6365584B2 - チャネル状態情報の測量方法、ユーザ装置及び基地局 - Google Patents

チャネル状態情報の測量方法、ユーザ装置及び基地局 Download PDF

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Description

本発明は、通信分野に関し、特に、チャネル状態情報の測量方法、ユーザ装置及び基地局に関する。
LTE-A(Long Term Evaluation Advanced)システムでは、従来の同質ネットワークを基に、低パワー送信ノードを導入し、異質ネットワークが構成され、マクロセル(Macro Cell)、フェムトセル(Femto Cell)、ピコセル(Pico Cell)、リモートラジオヘッド(RRH、Remote Radio Head)、及びリレー(Relay)からなっても良い。
LTE-Aシステムにおけるセルのカバレッジ及びユーザ体験を改善し、システムのスループット及びユーザのデータ伝送レートを向上させるために、多地点協調送信(CoMP、Coordinated Multiple Points)技術が既に導入されている。この種の技術は、複数の地理的位置に分散している伝送ポイントを用いて、ユーザにデータを協調して伝送することにより、セル境界におけるユーザのパフォーマンスを強化し、セルのカバレッジを改善し、セル境界におけるスループット及びシステムのスループットを上げ、ユーザのパフォーマンス体験を向上させることができる。
CoMP技術では、同一セルの異なる伝送ポイントは協調送信を行うことできる。図1は、CoMPシステムにおける同一セルの異なる伝送ポイントが協調送信を行う様子を示す図である。図1に示すにように、同一セルのeNB 101及びRRH 102は、協調してユーザ装置104にサービングすることができる。eNB 101及びRRH 103は、協調してユーザ装置105にサービングすることができる。
また、異なるセルの異なる伝送ポイントは協調送信を行うこともできる。図2は、CoMPシステムにおける異なるセルの異なる伝送ポイントが協調送信を行う様子を示す図である。図2に示すように、異なるセルのeNB/RRH 201、eNB/RRH 202は、協調してユーザ装置203にサービスを提供することができる。
最適の協調伝送ポイントを選択するために、基地局側は、各伝送ポイントからユーザへの下りチャネル情報を得る必要があり、通常、チャネル品質情報(CQI、Channel Quality Information)、プリコーディング行列インデックス(PMI、Precoding Matrix Index)、及びランク(Rank)を含み、これによって、一定の最適化基準に基いて、最適の一つ又は複数の伝送ポイントを選択する。後方互換(Backward Compatibility)且つより柔軟のスケジューリングを保証するために、基地局側は、従来のセルの単一ポイント送信へ戻す能力を有する必要があり、これによって、ユーザは、チャネル情報をフィードバックする時に、CoMP送信の下での下りチャネル情報を報告する必要があるのみならず、従来の単一ポイント送信時の下りチャネル情報を報告する必要もある。
異質ネットワーク(Heterogeneous Network)では、従来のセルネットワークとは異なる幾つかの異質ネットワークノードが導入されている。これらの異質のノードは、例えば、HeNB(Home eNodeB)、Pico-cellなどであり、比較的低い送信パワーを用いて特定の領域又はユーザをカバーし、また、ネットワークの構成方式は、相対的に柔軟であり、その構成が合理的であれば、ユーザ体験を大幅に向上させることができる。また、Macro-Picoのシナリオの下では、規格に、ABS(Almost Blank Sub-frame)がセル間の干渉協調(eICIC、enhanced interference coordination and interference cancellation)を強化するために既に導入されている。
しかし、本発明の実施例の実現過程では、本発明の発明者は、今のところ、チャネル状態情報のフィードバックについて、二つの測量サブセット(measurement reference resource subsets)のみを採用し、協調に参与する各セル又は伝送ポイントについて、単独のチャネル状態情報(CSI、Channel State Information)のフィードバックの構成を行っていないとのことを発見した。
図3は、従来技術におけるABSサブフレームと測量サブセットとの関係図である。図3に示すように、一つの測量サブセット(Measurement subset 0)がABSに対応し、他の測量サブセット(Measurement subset 1)がノーマルサブフレーム(Normal Subframe)に対応する。
よって、今のところ、各種のCoMP技術では、統一のフィードバック情報構造設計を使用していないので、マルチ伝送ポイント又はマルチセルに対してのチャネルフィードバック情報は、単一セルの伝送とマルチセルの伝送との両方にサービングすることができない。
なお、上述の背景技術についての紹介は、本発明の技術案を明確且つ完全に説明し、また、当業者がそれを容易に理解し得るためだけのものである。これらの案が本発明の背景技術の部分に記載されているため、上述の技術案は当業者に周知であると思われてはいけない。
本発明の実施例は、チャネル状態情報の測量方法、ユーザ装置及び基地局を提供し、その目的は、統一のフィードバック情報構造設計を用いることにより、マルチ伝送ポイント又はマルチセルへのチャネルフィードバック情報は、単一セルの伝送及びマルチセルの伝送の両方にサービングすることができるとのことにある。
本発明の実施例の一側面によれば、CoMPシステムにおける基地局に用いるチャネル状態情報の測量方法が提供され、前記測量方法は、
協調ポイント選択ステップ:前記基地局がユーザ装置のために、CoMP伝送を行うための一つ又は複数の協調伝送ポイントを選択するステップ;及び
測量サブセット構成ステップ:前記基地局及び各前記協調伝送ポイントについて、チャネル状態情報フィードバック用の測量サブセットを構成し、これによって、前記ユーザ装置が前記測量サブセットに基いて測量を行うステップを含む。
また、本発明の実施例の他の側面によれば、CoMPシステムにおけるユーザ装置に用いるチャネル状態情報の測量方法が提供され、前記測量方法は、
情報測量ステップ:前記ユーザ装置が、基地局又は協調伝送ポイントの測量サブセットに基いて、各基地局又は協調伝送ポイントのチャネル状態情報に対して単独測量を行うステップを含む。
また、本発明の実施例の他の側面によれば、基地局が提供され、前記基地局は、
協調ポイント選択ユニット:ユーザ装置のために、CoMP伝送を行うための一つ又は複数の協調伝送ポイントを選択するためのユニット;及び
測量サブセット構成ユニット:前記基地局及び各前記協調伝送ポイントについて、チャネル状態情報フィードバック用の測量サブセットを構成し、これによって、前記ユーザ装置が前記測量サブセットに基いて測量を行うためのユニットを含む。
また、本発明の実施例の他の側面によれば、ユーザ装置が提供され、前記ユーザ装置は、
情報測量ユニット:基地局又は協調伝送ポイントの測量サブセットに基いて、各基地局又は協調伝送ポイントのチャネル状態情報に対して単独測量を行うためのユニットを含む。
また、本発明の実施例の他の側面によれば、コンピュータ可読プログラムが提供され、そのうち、基地局において前記プログラムを実行する時に、前記プログラムは、コンピュータに、前記基地局において前述のチャネル状態情報の測量方法を実行させる。
また、本発明の実施例の他の側面によれば、コンピュータ可読プログラムを記憶した記憶媒体が提供され、そのうち、前記コンピュータ可読プログラムは、コンピュータに、基地局において、前述のチャネル状態情報の測量方法を実行させる。
また、本発明の実施例の他の側面によれば、コンピュータ可読プログラムが提供され、そのうち、ユーザ装置において前記プログラムを実行する時に、前記プログラムは、コンピュータに、前記ユーザ装置において前述のチャネル状態情報の測量方法を実行させる。
また、本発明の実施例の他の側面によれば、コンピュータ可読プログラムを記憶した記憶媒体が提供され、そのうち、前記コンピュータ可読プログラムは、コンピュータに、ユーザ装置において前述のチャネル状態情報の測量方法を実行させる。
本発明の実施例の有益な効果は、協調に参与する各セル又は伝送ポイントに対して単独でチャネル状態情報のフィードバックの構成を行い、統一のフィードバック情報構造設計を用いることができ、これによって、マルチ伝送ポイント又はマルチセルに対してのチャネルフィードバック情報は、単一セルの伝送及びマルチセルの伝送の両方にサービングすることができるとのことにある。
後述の説明及び図面により、本発明の特定の実施形態を詳細に開示し、本発明の原理を採用し得る方式を明確にする。なお、本発明の実施形態は、範囲上ではそれに限定されない。添付した特許請求の範囲の精神及び技術的範囲内では、本発明の実施形態は、あらゆる変更、変形及び代替によるものを含む。
実施形態について説明した及び/又は示した特徴は、同じ又は類似した方式で、一つ又は複数の他の実施形態に使用し、他の実施形態における特徴と組み合わせ、又は、他の実施形態における特徴を置換することができる。
なお、"包括/含む"のような用語は、本文に使用する時に、特徴、装置全体、ステップ又はアセンブリの存在を指すが、一つ又は複数の他の特徴、装置全体、ステップ又はアセンブリの存在又は付加を排除しないことをも指す。
以下の図面を参照して、本発明の多くの側面をよりよく理解することができる。図面における部品は、比例して描かれたのもではなく、本発明の原理を示すためだけのものである。また、本発明の一部を便利に説明する又は示すために、図面に対応する部分は、拡大又は縮小することがある。
本発明の一つの図面又は実施形態に記載の要素及び特徴は、一つ又は複数の他の図面又は実施形態に示す要素及び特徴と組み合わせてもよい。また、図面では、類似する符号は、幾つかの図面に対応する部品を示し、また、他の実施形態に用いる対応する部品を示すために用いられてもよい。
CoMPシステムにおける同一セルの異なる伝送ポイントが協調送信を行う様子を示す図である。 CoMPシステムにおける異なるセルの異なる伝送ポイントが協調送信を行う様子を示す図である。 従来技術におけるABSサブフレームと測量サブセットとの関係図である。 本発明の実施例における測量方法のフローチャートである。 本発明の実施例における測量方法の他のフローチャートである。 本発明の実施例における基地局の構成図である。 本発明の実施例における基地局の他の構成図である。 本発明の実施例における測量方法の他のフローチャートである。 本発明の実施例におけるユーザ装置の構成図である。
添付した図面に基づく次の説明を参照することにより、本発明の前述及び他の特徴は、より明らかになる。また、明細書及び図面では、本発明の特定の実施形態が具体的に開示されているが、それらは、本発明の原理を採用し得る一部の実施形態のみである。理解すべきは、本発明は、記載されている実施形態に限定されず、添付した特許請求の範囲における変更、変形及び代替によるものをすべて含むとのことである。
今のところ、CoMP伝送案は、ジョイント処理(JP、Joint Processing)及び協調スケジューリング/ビーム形成(CS/CB、Coordination Scheduling/Beamforming)を含む。前者は、同時に、複数の伝送ポイントが同時にユーザ装置にデータを送信することができることを表し、即ち、同時に、複数のポイントから動的に一つ又は複数の伝送ポイントを選択してユーザ装置にデータを送信させることを表し;後者は、同時に、一つのみの伝送ポイントがユーザ装置にデータを送信することを表す。そのうち、伝送ポイントのタイプは、従来のマクロセル基地局又はRRHであっても良く、又は、Pico基地局などの異質ノードであっても良く;高パワーノードであってもよく、又は、低パワーノードであっても良い。
CoMP技術が異なることにより、ユーザがフィードバックする情報も異なる。しかしながら、すべては、従来の単一ポイント送信(Non-CoMP)の下でのCSI、及び、CoMP送信の下でのCSIをフィードバックする必要がある。JP送信については、受信信号が次の式で表されても良い。
Figure 0006365584
そのうち、Wk (b)は、JP送信において協調送信ポイントbが使用するプリコーディング行列であり、Hk (b)は、協調送信ポイントbからユーザへのチャネルであり、xkは、送信データであり、nkは、ノイズである。
ユーザは、それぞれ、各送信ポイントのプリコーディング行列Wk (b)をフィードバックする必要があり、また、報告に基くプリコーディング行列、式(1)に対応する量化の信号対ノイズ比、即ち、CQIをフィードバックする必要がある。その同時に、ユーザは、単一ポイント送信時のみのCSI、即ち、式(2)に対応するプリコーディング行列及び量化の信号対ノイズ比をフィードバックする必要もある。
Figure 0006365584
CoMPが異質ネットワークに応用される場合、一種の可能なシナリオは、eICIC及びCoMPが同時に稼働するのである。この時に、一部のマクロ局は、ABSを構成する可能性があり、この時に、次のような状況が出現する可能性があり、即ち、ABSにおいてCoMPを実施し、即ち、複数の伝送ポイント又はセルが協調伝送を行う時に、そのうち、少なくとも一つセル又は伝送ポイントがABSを構成しており;又は、non-ABSにおいてCoMPを実施し、即ち、複数の伝送ポイント又はセルが協調伝送を行う時に、そのうち、ABSを構成しているセル又は伝送ポイントがない。今のところ、上述のような状況に対して、CoMPシステムには、マルチセルの測量参照リソース(measurement reference resource)の処理案がない。
本発明の実施例は、チャネル状態情報の測量方法を提供する。図4は、本発明の実施例における測量方法のフローチャートである。図4に示すように、CoMPシステムにおける基地局側では、該測量方法は、
ステップ401:基地局がユーザ装置のために、CoMP伝送を行うための一つ又は複数の協調伝送ポイントを選び;及び
ステップ402:各基地局及び各協調伝送ポイントについて、チャネル状態情報フィードバック用の測量サブセットを独立で構成し、これによって、該ユーザ装置が測量サブセットに基いて測量を行う。
本実施例では、基地局とは、広義上でのネットワーク側の基地局を指し、マクロセルの(Macro Cell)基地局であってよく、ピコセルセル(Pico Cell)の基地局であってもよく、又は、RRHであっても良い。協調伝送ポイントは、単独のセル、基地局、RRH、又は、アンテナポートなどを含んでも良い。しかし、これに限定されず、実際の状況に応じて、具体的なタイプを確定しても良い。
本実施例では、該基地局及び各協調伝送ポイントについては、すべて、測量サブセットを構成しても良い。該測量サブセットは、ユーザ装置が、どのリソース(時間領域及び周波数領域を含む)中の参照シンボルを用いてチャネルの推定及び信号対ノイズ比の測量を行うかを示してもよい。
そのうち、基地局の測量サブセットは、一つ又は複数の協調伝送ポイントに対応するABSのリソース情報を含んでもよく;協調伝送ポイントの測量サブセットは、他の協調伝送ポイント及び該基地局に対応するABSのリソース情報を含んでもよい。
よって、協調に参与する各セル又は伝送ポイントに対して単独でチャネル状態情報フィードバック構成を行い、統一のフィードバック情報構造設計を使用することができる。また、干渉ができるだけ小さいリソース上でCSI測量を行うことができ、これによって、フィードバックの精度及び柔軟性を向上させ、下りオーバーヘッドを低減することができる。
図5は、本発明の実施例における測量方法の他のフローチャートである。図5に示すように、該測量方法は、具体的に、次のようなステップを含む。
ステップ501:基地局がユーザ装置のために、CoMP伝送を行うための一つ又は複数の協調伝送ポイントを選択する。
ステップ502:基地局が、ABSを構成しているスケジューリングモードを協調伝送ポイントに送信し、また、協調伝送ポイントから送信した、ABSを構成しているスケジューリングモードを受信する。
本実施例では、基地局及び協調伝送ポイントは、すべて、ABSを構成しているスケジューリングモード(ABS pattern)を有しても良く、基地局及び各協調伝送ポイントの間は、ABSを構成している各自のモードを交換することができる。これは、従来技術により実現することができるので、ここでは、その詳しい説明を省略する。
ステップ503:基地局が、ABSを構成しているスケジューリングモードに基いて、測量サブセットを構成する。
本実施例では、ABSを構成しているスケジューリングモードに基いて、基地局及び各協調伝送ポイントのために、測量サブセットを構成しても良い。そのうち、基地局の測量サブセットは、一つ又は複数の協調伝送ポイントに対応するABSのリソース情報を含んでも良く;協調伝送ポイントの測量サブセットは、他の協調伝送ポイント及び該基地局に対応するABSのリソース情報を含んでも良い。
以下、Cell#lが基地局に対応し、Cell#2及びCell#3が協調伝送ポイントに対応するものを例として、測量サブセットの構成について詳細に説明する。そのうち、ユーザUE#1がセルCell#lに属し、Cell#2及びCell#3は、同時に、Cell#lとは、UE#1のために、協調伝送を行う。Cell#lは、ABS pattern P#lを構成しており、Cell#2は、ABS pattern P#2を構成しており、Cell#3は、ABS pattern P#3を構成している。
すると、Cell#lがUE#1のために構成したCell#lの測量サブセットは、(P#2∩P#3)でであってよく;Cell#lがUE#1のために構成したCell#2の測量サブセットは、(P#1∩P#3)であっても良く;Cell#lがUE#1のために構成したCell#3の測量サブセットは、(P#1∩P#2)であってもよい。
例えば、P#1は、具体的に、
「1010101010101010101010101010101010101010」であっても良い。
P#2は、具体的に、
「1000100010001000100010001000100010001000」であっても良い。
P#3は、具体的に、
「1000000010000000100000001000000010000000」であっても良い。
そのうち、0は、ノーマルサブフレームに対応するリソース情報を表し、1は、ABSに対応するリソースを表する。この場合、UE#1のために構成したCell#lの測量サブセット(P#2∩P#3)は、
「1000000010000000100000001000000010000000」
であり、UE#1のために構成したCell#2の測量サブセット(P#1∩P#3)は、
「1000000010000000100000001000000010000000」
であり、UE#1のために構成したCell#3の測量サブセット(P#1∩P#2)は、
「1000100010001000100010001000100010001000」
である。
本発明の実施例は、この種の方法を採用することで、三つのセルの間の干渉を、UEがチャネル測量を行う時に、できるだけ小さくすることができ、これによって、チャネル測量の誤差を小さくすることができる。また、各cellのために単独でpatternを構成することは、より多くのセルのABS patternを考慮することができ、これによって、最適な測量参照リソースを選択することができる。
また、この種の方法を採用することで、干渉(例えば、CSI-RSへの干渉)を避けるために行う下りミューティング(muting、例えば、PDSCH muting)を減少させることができ、これによって、下りオーバーヘッドを減少させることができる。
なお、以上の実例では、測量サブセットを構成するための好適な実施形態について例示的に説明したが、本発明は、これに限定されず、例えば、UE#1のために構成したCell#lの測量サブセットは、P#2と構成しても良く、即ち、Cell#2に対応するABSのリソース情報のみを含み、Cell#3に対応するABSのリソース情報を含まない。
また、具体的に実施する時に、基地局又は協調伝送ポイントにより各自の対応する測量サブセットを構成しても良い。例えば、Cell#lは、UE#1のために、Cell#lの測量サブセットを構成し、Cell#2は、UE#1のために、Cell#2の測量サブセットを構成し、Cell#3は、UE#1のために、Cell#3の測量サブセットを構成してもよい。
本実施例では、図5に示すように、ステップ503の後に、前記測量方法は、さらに、次のステップを含んでもよい。
ステップ504:基地局がユーザ装置に、構成後の測量サブセットを送信する。
具体的に実施する時に、基地局は、上位層シグナリングにより、ユーザ装置に、測量サブセットを送信することができ、これによって、ユーザ装置は、測量サブセットに基いて測量を行い、周期的な(定期的な)報告を行うことができる。
或いは、具体的に実施する時に、基地局は、下り制御情報(DCI、Downlink Control Information)により、ユーザ装置に、測量サブセットを送信してもよく、これによって、ユーザ装置が測量サブセットに基いて測量を行い、非周期的な(非定期的な)報告を行うようにトリガーすることができる。
また、具体的に実施する時に、ステップ503において測量サブセットが基地局又は協調伝送ポイントにより各自に構成される場合、基地局又は協調伝送ポイントは、各自に、ユーザ装置に、対応する測量サブセットを送信し、これによって、ユーザ装置が測量を行い、周期的な報告又は非周期的な報告を行うようにトリガーすることができる。
本発明の実施例は、基地局をも提供し、また、上述のチャネル状態情報の測量方法と同じ内容については、ここでは省略する。なお、該基地局とは、広義上でのネットワーク側の基地局を指し、マクロセル(Macro Cell)の基地局であってよく、ピコセルセル(Pico Cell)の基地局であっても良く、RRHなどであっても良い。
図6は、本発明の実施例における基地局の構成図である。図6に示すように、前記基地局は、協調ポイント選択ユニット601及び測量サブセット構成ユニット602を含む。
そのうち、協調ポイント選択ユニット601は、ユーザ装置のために、CoMP伝送を行うための一つ又は複数の協調伝送ポイントを選択し、測量サブセット構成ユニット602は、該基地局及び各協調伝送ポイントについて、チャネル状態情報フィードバック用の測量サブセットを構成し、これによって、ユーザ装置が測量サブセットに基いて測量を行う。
そのうち、基地局の測量サブセットは、協調伝送ポイントに対応するABSのリソース情報を含んでも良く、協調伝送ポイントの測量サブセットは、他の協調伝送ポイント及び基地局に対応するABSのリソース情報を含んでもよい。
図7は、本発明の実施例における基地局の他の構成図である。図7に示すように、前記基地局は、協調ポイント選択ユニット701及び測量サブセット構成ユニット702を含む。
図7に示すように、該基地局は、さらに、モードやり取りユニット703を含んでも良い。そのうち、モードやり取りユニット703は、ABSを構成しているスケジューリングモードを協調伝送ポイントに送信し、また、協調伝送ポイントから送信した、ABSを構成しているスケジューリングモードを受信する。
また、測量サブセット構成ユニット702は、さらに、具体的に、ABSが構成されているスケジューリングモードに基いて、測量サブセットを構成するために用いられる。
図7に示すように、該基地局は、さらに、構成送信ユニット704を含んでも良い。そのうち、構成送信ユニット704は、上位層シグナリングにより、ユーザ装置に、測量サブセットを送信し、これによって、ユーザ装置が、測量サブセットに基いて測量を行い、周期的な報告を行う。
或いは、構成送信ユニット704は、下り制御情報により、ユーザ装置に、測量サブセットを送信し、これによって、ユーザ装置が測量サブセットに基いて測量を行い、非周期的な報告を行うようにする。
上述の実施例から分かるように、基地局側では、協調に参与する各セル又は伝送ポイントに対して、単独のチャネル状態情報のフィードバックの構成を行うことにより、統一のフィードバック情報構造設計を使用することができ、これによって、マルチ伝送ポイント又はマルチセルに対してのチャネルフィードバック情報は、単一セルの伝送及びマルチセルの伝送の両方にサービングすることができる。また、干渉ができるだけ小さいリソース上でCSI測量を行うことにより、フィードバックの精度及び柔軟性を向上させ、下りオーバーヘッドを低減することができる。
本発明の実施例は、チャネル状態情報の測量方法を提供し、該方法は、CoMPシステムにおけるユーザ装置側で応用される。そのうち、基地局側と同じ内容については、ここでは、省略する。
図8は、本発明の実施例における測量方法の他のフローチャートである。図8に示すように、CoMPシステムにおけるユーザ装置側では、該測量方法は、次のようなステップを含む。
ステップ801:ユーザ装置が、基地局又は協調伝送ポイントの測量サブセットに基いて、各基地局又は協調伝送ポイントのチャネル状態情報に対して単独測量を行う。
そのうち、基地局の測量サブセットは、協調伝送ポイントに対応するABSのリソース情報を含んでも良く、協調伝送ポイントの測量サブセットは、他の協調伝送ポイント及び基地局に対応するABSのリソース情報を含んでもよい。
さらに、図8に示すように、ステップ801において情報測量を行う前に、該測量方法は、さらに、次のステップを含んでも良い。
ステップ802:基地局が送信した測量サブセットを受信する。
さらに、図8に示すように、ステップ801において情報測量を行った後に、該測量方法は、さらに、次のステップを含んでもよい。
ステップ803:ユーザ装置が、その測量したチャネル状態情報を報告する。
具体的に実施する時に、ステップ802では、ユーザ装置が、基地局から上位層シグナリングにより送信された測量サブセットを受信してもよい。これによって、ステップ803では、ユーザ装置が、その測量したチャネル状態情報に対して周期的な報告を行う。
或いは、具体的に実施する時に、ステップ802では、ユーザ装置が、基地局から下り制御情報により送信された測量サブセットを受信してもよい。これによって、ステップ803では、ユーザ装置が、その測量したチャネル状態情報に対して非周期的な報告を行う。
本実施例では、周期的な報告又は非周期的な報告を行うことは、従来の規格に規定の時間シーケンスを採用して行ってもよいので、ここでは、その詳しい説明を省略する。
本発明の実施例は、ユーザ装置をも提供し、また、上述のチャネル状態情報の測量方法と同じ内容については、ここでは省略する。
図9は、本発明の実施例におけるユーザ装置の構成図である。図9に示すように、該ユーザ装置は、情報測量ユニット901を含み、そのうち、情報測量ユニット901は、基地局又は協調伝送ポイントの測量サブセットに基いて、各基地局又は協調伝送ポイントのチャネル状態情報に対して単独測量を行う。
そのうち、基地局の測量サブセットは、協調伝送ポイントに対応するABSのリソース情報を含んでも良く、協調伝送ポイントの測量サブセットは、他の協調伝送ポイント及び基地局に対応するABSのリソース情報を含んでも良い。
さらに、図9に示すように、該ユーザ装置は、さらに、構成受信ユニット902を含んでもよく、そのうち、構成受信ユニット902は、基地局から上位層シグナリングにより送信された測量サブセットを受信し、又は、基地局から下り制御情報により送信された測量サブセットを受信する。
さらに、図9に示すように、該ユーザ装置は、さらに、情報報告ユニット903を含んでも良く、そのうち、情報報告ユニット903は、測量したチャネル状態情報に対して周期的な報告又は非周期的な報告を行う。
上述の実施例から分かるように、ユーザ装置側では、協調に参与する各セル又は伝送ポイントが構成した測量サブセットに基いて、単独でチャネル状態情報測量を行い、統一のフィードバック情報構造設計を使用することができる。これによって、マルチ伝送ポイント又はマルチセルに対してのチャネルフィードバック情報は、単一セルの伝送及びマルチセルの伝送の両方にサービングすることができる。また、干渉ができれば小さいリソース上でCSI測量を行うことによって、フィードバックの精度及び柔軟性を向上させ、下りオーバーヘッドを小さくすることができる。
本発明の実施例は、さらに、コンピュータ可読プログラムを提供し、そのうち、基地局において前記プログラムを実行する時に、前記プログラムは、コンピュータに、前記基地局において前述のチャネル状態情報の測量方法を実行させる。
本発明の実施例は、さらに、コンピュータ可読プログラムを記憶した記憶媒体を提供し、そのうち、前記コンピュータ可読プログラムは、コンピュータに、基地局において、前述のチャネル状態情報の測量方法を実行させる。
本発明の実施例は、さらに、コンピュータ可読プログラムを提供し、そのうち、ユーザ装置において前記プログラムを実行する時に、前記プログラムは、コンピュータに、前記ユーザ装置において、前述のチャネル状態情報の測量方法を実行させる。
本発明の実施例は、さらに、コンピュータ可読プログラムを記憶した記憶媒体を提供し、そのうち、前記コンピュータ可読プログラムは、コンピュータに、ユーザ装置において前述のチャネル状態情報の測量方法を実行させる。
本発明の上述の装置及び方法は、ハードウェアにより実現されてもよく、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせにより実現されてもよい。また、本発明は、このようなコンピュータ可読なプログラムにも関し、即ち、該プログラムは、ロジック部により実行されている時に、該ロジック部に、上述の装置又は構成部品を実現させることができ、又は、該ロジック部に、上述の各種方法又はステップを実現させることができる。ロジック部品は、例えば、FPGA部品、マイクロプロセッサー、コンピュータに用いる処理器等であっても良い。本発明は、さらに、上述のプログラムを記録している記憶媒体、例えば、ハードディスク、磁気ディスク、光ディスク、DVD、flashメモリなどにも関する。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこの実施形態に限定されず、本発明の趣旨を離脱しない限り、本発明に対するあらゆる変更は本発明の技術的範囲に属する。

Claims (2)

  1. ユーザ装置であって、
    複数の伝送ポイントについて、チャネル品質情報、プリコーディング行列インデックス及びランク情報を含むチャネル状態情報をフィードバックするよう構成される場合に、基地局又は協調伝送ポイントのメジャーメントサブセットに基づいて、各基地局又は協調伝送ポイントのチャネル状態情報に対して単独メジャーメントを行うメジャーメントユニットと、
    前記メジャーメントサブセットが上位層シグナリングにより示される場合、前記チャネル状態情報を周期的に報告し、又は、前記メジャーメントサブセットが下り制御情報により示される場合、前記チャネル状態情報を非周期的に報告する報告ユニットと、を備え、
    前記メジャーメントサブセットは、前記ユーザ装置がどのリソース中の参照シンボルを用いて前記メジャーメントを行うかを示し、
    前記ユーザ装置は、さらに、
    前記基地局が上位層シグナリングにより前記メジャーメントサブセットを受信し、又は、前記基地局が下り制御情報により前記メジャーメントサブセットを受信する受信ユニットを含む、ユーザ装置。
  2. 基地局であって、
    ユーザ装置のために、CoMP伝送を行う一つ又は複数の協調伝送ポイントを選択する選択ユニット;及び
    各基地局及び各協調伝送ポイントについて、チャネル品質情報、プリコーディング行列インデックス及びランク情報を含むチャネル状態情報をフィードバックするためのメジャーメントサブセットを構成し、前記ユーザ装置に、前記メジャーメントサブセットに基づいて、各基地局又は協調伝送ポイントのチャネル状態情報に対して単独メジャーメントを行わせるメジャーメントユニットを含み、
    前記メジャーメントサブセットは、前記ユーザ装置がどのリソース中の参照シンボルを用いて前記メジャーメントを行うかを示し、
    前記基地局は、さらに、
    上位層シグナリングにより前記ユーザ装置に前記メジャーメントサブセットを送信し、前記ユーザ装置に、前記メジャーメントサブセットに基づいてメジャーメントを行わせ、周期的な報告を行わせ、又は、下り制御情報により前記ユーザ装置に前記メジャーメントサブセットを送信し、前記ユーザ装置に、前記メジャーメントサブセットに基づいてメジャーメントを行わせ、周期的な報告を行わせる送信ユニットを含む、基地局。
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