JP6365157B2 - Electronic equipment - Google Patents
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Description
本発明は、電子装置に関する。 The present invention relates to an electronic device.
昨今、データの大容量化、データのバックアップの必要性から、電子装置から取り外し可能なHDD(Hard Disk Drive)の需要が高まってきている。HDDを電子装置に対して取り外し可能とする場合に、適用できる技術として、スライド動作する2つの部材を有し、一方の部材に孔部を形成し、他方の部材に前記孔部に嵌入可能な嵌入体及び当該嵌入体を付勢する付勢部材を収納する収納部を備えた技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。 In recent years, demand for HDDs (Hard Disk Drives) that can be removed from electronic devices has increased due to the need for large data volumes and data backups. As an applicable technology for making the HDD removable from the electronic device, it has two members that slide and can form a hole in one member and fit in the hole in the other member. A technique is known that includes a storage portion that stores an insertion body and a biasing member that biases the insertion body (see, for example, Patent Document 1).
ところで、HDDを電子装置に取り付けた場合、HDDが備えるインターフェースコネクタを電子装置側のコネクタに接続する。インターフェースコネクタの接続には強い嵌合力が必要である。このため、HDDの適切な着脱動作に困難を伴うことがあった。また、HDDを電子装置に対して取り外し可能とする場合には、盗難防止の観点から鍵付きの機構とすることが望ましい。しかしながら、上述の技術は、HDDの位置決めをすることはできるが、電子装置からのHDDの取り外しを規制することは想定していない。また、HDDを電子装置に対し容易に着脱する点において改良の余地があった。 By the way, when the HDD is attached to the electronic device, the interface connector provided in the HDD is connected to the connector on the electronic device side. A strong fitting force is required to connect the interface connector. For this reason, it may be difficult to properly attach and detach the HDD. When the HDD is removable from the electronic device, it is desirable to use a mechanism with a key from the viewpoint of preventing theft. However, although the above-described technique can position the HDD, it does not assume that the removal of the HDD from the electronic device is restricted. In addition, there is room for improvement in that the HDD can be easily attached to and detached from the electronic device.
1つの側面では、本明細書開示の電子装置は、実装部品の取り外しを規制することができる電子装置において、実装部品の取り付けと取り外しを簡単な操作で行うことを課題とする。 In one aspect, an electronic device disclosed in the present specification has an object to perform mounting and removal of a mounting component with a simple operation in an electronic device capable of regulating the removal of the mounting component.
本明細書開示の電子装置は、電子装置の手前側を開口して形成された収納部に対し着脱することができる実装部品と、前記収納部に設けられ、前記収納部の手前側から奥側に向かって傾斜した領域が形成された係合溝を有する突起受入部と、前記実装部品に設けられ、回転することにより前記係合溝に沿って移動し、回転する方向によって奥側に向かって移動させつつロック実施状態とし、又は、前記実装部品を前記収納部の手前側に向かって移動させつつロック実施状態を解除する突起部を有するキーシリンダと、を備え、前記係合溝は、前記ロック実施状態において前記突起部が収納される領域を備え、前記傾斜した領域は、前記収納部の奥側において前記突起部が収納される領域に対して屈曲した状態で連続している。 An electronic device disclosed in this specification includes a mounting component that can be attached to and detached from a storage unit that is formed by opening a front side of the electronic device, and a storage unit that is provided in the storage unit, from the front side to the back side of the storage unit. A protrusion receiving portion having an engagement groove formed with a region inclined toward the surface, and provided on the mounting component, and moves along the engagement groove by rotating and toward the back side depending on the direction of rotation. while moved to a locked carried state, or, and a key cylinder having a protrusion for unlocking exemplary state while moving toward the mounting part on the front side of the housing portion, the engagement groove, the An area in which the protrusion is stored in the locked state is provided, and the inclined area is continuous in a bent state with respect to the area in which the protrusion is stored on the back side of the storage .
また、本明細書開示の他の電子装置は、電子装置の手前側を開口して形成された収納部に対し着脱することができる実装部品と、前記収納部に設けられ、前記収納部の手前側から奥側に向かって傾斜した係合溝を有する突起受入部と、前記実装部品に設けられ、前記実装部品を前記収納部の奥側に向かって押し込む動作に伴って出没することにより前記係合溝に係合してロック実施状態とすると共に、回転することにより前記係合溝に沿って移動し、前記実装部品を前記収納部の手前側に向かって移動させつつ、ロック実施状態を解除する突起部を有するキーシリンダと、を備える。 In addition, another electronic device disclosed in the present specification includes a mounting component that can be attached to and detached from a storage unit that is formed by opening the front side of the electronic device, and is provided in the storage unit, in front of the storage unit. A protrusion receiving portion having an engaging groove inclined from the side toward the back side, and the engagement portion provided on the mounting component, and projecting and retracting as the mounting component is pushed toward the back side of the storage portion. Engage with the mating groove to bring it into the locked state, and rotate to move along the engaging groove, releasing the locked state while moving the mounted component toward the front side of the storage part. A key cylinder having a projecting portion.
本明細書開示の電子装置によれば、実装部品の取り外しを規制することができる電子装置において、実装部品の取り付けと取り外しを簡単な操作で行うことができる。 According to the electronic device disclosed in the present specification, in the electronic device that can regulate the removal of the mounting component, the mounting component can be attached and detached with a simple operation.
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。ただし、図面中、各部の寸法、比率等は、実際のものと完全に一致するようには図示されていない場合がある。また、図面によっては、説明の都合上、実際には存在する構成要素が省略されていたり、寸法が実際よりも誇張されて描かれていたりする場合がある。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. However, in the drawings, the dimensions, ratios, and the like of each part may not be shown so as to completely match the actual ones. Further, depending on the drawings, components that are actually present may be omitted for convenience of explanation, or dimensions may be exaggerated from the actual drawing.
(第1実施形態)
図1乃至図11を参照しつつ、第1実施形態のパーソナルコンピュータ(Personal Computer、以下、PCという)1について説明する。PC1は、PCの一例に相当する。図1は第1実施形態のPC1を示す斜視図である。図2は第1実施形態のPC1が備えるHDDベースユニット2の斜視図である。図3(A)は第1実施形態のPC1が備えるHDDベースユニット2の正面図であり、図3(B)は第1実施形態のPC1が備えるHDDベースユニット2の底面図である。図4は突起受入部3に設けられた係合溝4の説明図である。図5は第1実施形態のPC1が備えるHDDユニット12を底面側からみた斜視図である。図6(A)は第1実施形態のPC1が備えるHDDユニット12の正面図であり、図6(B)は第1実施形態のPC1が備えるHDDユニット12の底面図である。図7は第1実施形態のHDDユニット12のフロントパネル110aを示す説明図である。図8は第1実施形態のPC1が備えるキーシリンダ20の斜視図である。図9(A)〜(F)は第1実施形態のPC1が備えるキーシリンダ20の6面図である。図10はキー本体30の斜視図である。図11(A)〜(F)はキー本体30の6面図である。なお、以下の説明において、PC1及びHDDユニット12の手前側及び奥側を図1に示すように設定する。
(First embodiment)
A personal computer (hereinafter referred to as a PC) 1 according to the first embodiment will be described with reference to FIGS. PC1 corresponds to an example of a PC. FIG. 1 is a perspective view showing a
PC1は、電子装置の一例に相当し、図5、図6に示すHDDユニット12を着脱することができるようになっている。PC1は、手前側を開口して形成された収納部2aを備える。具体的に、PC1には、図2、図3に示すような手前側が開口したHDDベースユニット2が設けられている。本実施形態では、2台のHDDベースユニット2が設けられており、2台のHDDユニット12が着脱できるようになっている。図1は、一台のHDDユニット12をPC1から取り外し、他の一台のHDDユニット12をPC1に装着した状態を示している。HDDユニット12は、実装部品の一例である。PC1は、装着したHDDユニット12をロックする機構を備える。第1実施形態のPC1では、HDDユニット12のロックの実施及び解除の双方に後に詳述するキー本体30を用いる形態となっている。
The
図2、図3を参照すると、収納部2aは、手前側が開口した筐体により形成されている。収納部2aは、底板2a1の手前側端部に突起受入部3を備えている。突起受入部3には、後に詳説するキーシリンダ20が備える突起部21aが係合する。突起部21aが突起部受入部3に係合することにより、HDDユニット12がPC1に装着され、ロックが実施された状態となる。突起部受入部3には、底板2a1に近い位置に配置された底部3aと底部3aから底上げされた形状となっているブリッジ部3bとが含まれている。そして、突起受入部3には、突起部21aが係合することとなる係合溝4が設けられている。係合溝4は、収納部2a、すなわち、HDDベースユニット2の手前側から奥側に向かって傾斜している。この係合溝4の形状について、図4を参照しつつ説明する。図4は、HDDベースユニット2の底面図に現れる状態の係合溝4を示している。係合溝4は、第1辺4a〜第6辺4fまでを備えた形状を有する。第1辺4aと第3辺4cとはともに手前側から奥側に向かって傾斜している。第1辺4aと第3辺4cとは平行になっている。第1辺4aに連続する第2辺4bが位置する側が、回転する突起部21aを迎え入れる側となる。第2辺4bは、ブリッジ部3b上に位置している。第2辺4bは、手前側から奥側に向かう方向に沿って延びている。一方、第2辺4bに対して平行に配置された第5辺4eが位置する側が、ロック実施状態のときに突起部21aが位置する側となる。具体的には、第5辺4eと連続する第4辺4dと第6辺4fとの囲まれた領域に突起部21aが収容されることにより、HDDユニット12が収納部2a内にロックされた状態となる。第4辺4d、第5辺4e及び第6辺4fは、底部3aに位置している。係合溝4内の突起部21aの動きと、HDDユニット12の動作との関係については、後に詳述する。
Referring to FIGS. 2 and 3, the
収納部2aの最奥部には、板バネ状の押出部5が設けられている。押出部5には、収納されたHDDユニット12に後端部が当接する。HDDユニット12は、押出部5により、手前側に付勢される。押出部5は、収納されたHDDユニットを手前側に付勢する付勢部材の一例である。なお、HDDベースユニット2の奥側には、HDDユニット12が備えるインターフェースコネクタの受け入れ側が設けられている。
A leaf spring-like push-out
図5、図6を参照すると、HDDユニット12は、HDD本体10がHDDトレイ11に載置され、両者が一体となった形態となっている。HDDトレイ11の手前側には、キーシリンダ収納部110が形成されている。キーシリンダ収納部110は、フロントパネル110aと仕切り板110bとによって囲まれた空間として形成されている。このようなキーシリンダ収納部110内には、後に詳述するキーシリンダ20が収納され、設置されている。図7を参照すると、フロントパネル110aには、後に詳述するキー本体30が備える頭部32及び首部33が差し込まれる差込孔110a1が設けられている。差込孔110a1の縦寸法L及び幅寸法Wは、頭部32及び首部33が通過できるように設定されている。
Referring to FIGS. 5 and 6, the
図8、図9(A)〜(F)を参照すると、キーシリンダ20は、円盤状の本体部21の下端部に突起部21aを備える。また、本体部21の一面側に軸部22を備える。軸部22には、周状に取付溝22aが設けられている。取付溝22aは、キーシリンダ収納部110を形成する仕切り板110bに回転可能に支持される。本体部21の他面側には、差込溝23aが設けられた差込部23が形成されている。差込溝23aにはキー本体30が備える頭部32が差し込まれる。軸部22を仕切り板110bによって支持されたキーシリンダ20は、差込溝23aにキー本体30の頭部32を差し込み、キー本体30を回転させることにより、回転することができる。キーシリンダ20が回転すると、これに伴って突起部21aが回転し、突起部21aは、係合溝4に対して出没する。ここで、キーシリンダ20の回転動作に伴う突起部21aの動きについて説明する。キーシリンダ20は、フロントパネル110aを手前側からみたときに、時計回りに回転することによりロック実施状態となり、反時計回りに回転することによりロック解除状態となる。
Referring to FIGS. 8 and 9A to 9F, the
キーシリンダ20が時計回りに回転するとき、突起部21aは、概ね3時の位置から6時の位置に移動する。ロック実施状態とする際、突起部21aは、突起受入部3のブリッジ部3bから係合溝4に係合し始める。そして、さらに時計方向に回転する突起部21aは、第1辺4aに接触しつつ、第5辺4e側に向かって移動する。これにより、突起部21aを備えるキーシリンダ20が設けられているHDDユニット12は、相対的に収納部2aの奥側に向かって進み、最終的に第4辺4d、第5辺4e及び第6辺4fに囲まれた領域に収容されてロック実施状態となる。
When the
これとは逆に、キーシリンダ20が反時計回りに回転するとき、突起部21aは、概ね6時の位置から3時の位置に移動する。ロック解除状態とする際、突起部21aは、第4辺4d、第5辺4e及び第6辺4fに囲まれた領域か出発し、第3辺4cに接触しつつ、第1辺4a側に向かって移動する。そして、最終的に、突起部21aと係合溝4との係合が解かれ、ロックが解除された状態となる。この際、突起部21aが第3辺4cに接触しながら移動することにより、突起部21aを備えるキーシリンダ20が設けられているHDDユニット12は、相対的に収納部2aの手前側に向かって進み、収納部2aが飛び出た状態となる。HDDユニット12は、押出部5によって手前側に付勢されているため、スムーズに手前側に押し出され、PC1から取り外すことができる。
On the contrary, when the
つぎに、図10、図11を参照しつつ、キー本体30について説明する。キー本体30は、キーシリンダ20を回転させ、HDDユニット12のPC1へのロックの実施及び解除を行う。すなわち、HDDユニット12をPCから取り外すときは、キー本体30が必要となる。このように、HDDユニット12の取り外しを規制することができるため、HDDユニット12の盗難防止対策となる。キー本体30は、首部33を介して設けられた頭部32を備える。頭部32は、差込孔110aを通じてキーシリンダ収納部110内に差し込まれ、さらに、キーシリンダ20の差込部23に形成された差込溝23aに差し込まれる。キー本体30は、キーシリンダ20を回転させないときは、取り外し、別途管理される。
Next, the
つぎに、このようなPC1におけるHDDユニット12の装着及び取り外しの様子について説明する。まず、図12(A−1)〜(C−2)を参照してHDDユニット12をPC1に装着する様子について説明する。HDDユニット12をPC1に装着するときは、まず、HDDユニット12の後端部が押出部5に接触する位置までHDDユニット12をHDDベースユニット2内に差し込む。そして、図12(A−1)、(A−2)に示すようにキー本体30の頭部32を差込孔23aに差し込み、キー本体30を回転させる。すると、突起部21aが突起受入部3のブリッジ部3b側から係合溝4に入り込む。回転開始当初の突起部21aは、底板2a1から離れた位置にあるが、底上げされたブリッジ部3bが設けられていることにより、係合溝4との係合を開始することができる。なお、キー本体30は、フロントパネル110aを手前側からみたときに、時計回りに回転させる。
Next, how the
図12(B−1)、(B−2)に示すように、キー本体30をさらに時計回りに回転させると、突起部21aは、図4に示す係合溝4の第1辺4aに沿って移動する。この第1辺4aは、手前側から奥側に向かって傾斜しているため、突起部21aが第1辺4aに沿って移動することにより、HDDユニット12は、HDDベースユニット2の奥側に向かって移動する。
As shown in FIGS. 12 (B-1) and 12 (B-2), when the
そして、図12(C−1)、(C−2)に示すように、最終的に、突起部21aが第4辺4d、第5辺4e及び第6辺4fに囲まれた領域に到達すると、HDDユニット12も奥まで押し込まれた状態となり、ロック実施状態となる。このとき、HDDベースユニット2の奥まで押し込まれたHDDユニット12が備えるインターフェースコネクタは結合状態となる。
Then, as shown in FIGS. 12C-1 and 12C-2, when the protruding
つぎに、図13(A−1)〜(C−2)を参照してHDDユニット12をPC1から取り外す様子について説明する。HDDユニット12をPC1から取り外すときは、まず、図13(A−1)、(A−2)に示すように、キー本体30を、フロントパネル110aを手前側からみて反時計回りに回転する。すると、図13(B−1)、(B−2)に示すように、突起部21aが係合溝4に沿って移動する。このとき、突起部21aは、図4に示す係合溝4の第3辺4cに沿って移動する。この第3辺4cは、手前側から奥側に向かって傾斜しているため、突起部21aが第3辺4cに沿って移動することにより、HDDユニット12は、HDDベースユニット2の手前側に向かって移動する。
Next, how the
そして、最終的に、HDDユニット12は、図13(C−1)、(C−2)に示すように、HDDベースユニット2から飛び出した状態となり、引き抜き可能な状態となる。なお、係合溝4は、底上げされたブリッジ部3bまで連続して設けられていることにより、回転しながら上方に移動する突起部21aを案内し、HDDユニット12を手前側に移動させることができる。
Finally, as shown in FIGS. 13C-1 and 13C-2, the
以上説明したように、第1実施形態のPC1によれば、キー本体30を回転させるだけで、HDDユニット12の取り付けと取り外しを行うことができる。しかも、キー本体30の操作により、HDDユニット12のPC1からの取り外しを規制するロック状態とすることができる。
As described above, according to the
(第2実施形態)
つぎに、図14乃至図16(C)を参照しつつ、第2実施形態について説明する。図14は第2実施形態のPC1が備えるキーシリンダ120の斜視図である。図15(A)〜(F)は第2実施形態のPC1が備えるキーシリンダ120の6面図である。図16(A)〜(C)は第2実施形態のHDDユニット12をPC1に装着する様子を示す説明図である。第2実施形態は、第1実施形態と以下の点で異なる。すなわち、第2実施形態は、第1実施形態のキーシリンダ20に代えて、キーシリンダ120を備える。他の構成要素は、第1実施形態と異なるところがないので、共通する構成要素については、図面中、共通の参照番号を付して、その詳細な説明は省略する。
(Second Embodiment)
Next, a second embodiment will be described with reference to FIGS. 14 to 16C. FIG. 14 is a perspective view of the
図14、図15(A)〜(F)を参照すると、キーシリンダ120は、本体部121を備える。本体部121には、空洞が設けられており。この空洞内にバネ部材121bが収納されると共に、このバネ部材121bによって出没可能とされた突起部121aが設けられている。突起部121aは、HDDユニット12を収納部2aの奥側に向かって押し込む動作に伴って本体部121に対して出没する。すなわち、本体部121から飛び出た状態となることにより係合溝4に係合してロック実施状態となることができる。また、突起部121aは、バネ部材121bを押し縮めながら本体部121内に入り込むことにより、係合溝4の手前側に位置する前縁部2a11を乗り越えることができる。このように、第2実施形態では、HDDユニット12をPC1に取り付け、ロック状態とするときに、キー本体30は不要である。すなわち、HDDユニット12を押し込むだけで、HDDユニット12をロック状態とすることができる。
14 and 15A to 15F, the
一方、HDDユニット12のロック状態を解除するときは、第1実施形態と同様にキー本体30を用いてキーシリンダ120を回転させる。キーシリンダ120は、取付溝122aが形成された軸部122を備える。キーシリンダ120は、取付溝122aを仕切り板110bに係合することにより、シリンダ収納部110に取り付けられる。キーシリンダ120は、軸部122と反対側に差込部123を備えている。差込部123には、キー本体30が備える頭部32が差し込まれる差込溝123aが形成されている。差込溝123aに頭部32を差し込み、キーシリンダ120を回転させることにより突起部121aを係合溝4に沿って移動させ、HDDユニット12を収納部2aの手前側に向かって移動させつつ、ロック実施状態を解除する。このように、ロック状態を解除するためには、キー本体30が必要であるので、第1実施形態と同様に盗難防止効果を有する。
On the other hand, when releasing the locked state of the
突起部121aは、上述のように、キーシリンダ120の本体部121内に出没自在に設けられている。そして、HDDユニット12を収納部2aの奥側に向かって押し込む際に、突起部121aは、係合溝4の手前側に位置する前縁部2a11に接触することで、キーシリンダ120の本体部121の内側に移動する。その後、突起部121aは、前縁部2a11を乗り越えた後に係合溝4内に飛び出して係合溝4と係合する。このように、突起部121aは、前縁部2a11に接触することで、押し上げられる。そこで、突起部121aは、この押し上げ動作がスムーズに行われるように、HDDユニット12を収納部2aの奥側に向かって押し込む際に、前縁部2a11に当接するテーパ面121a1を有している。これにより、HDDユニット12が奥側に進むにつれて、突起部121aが徐々に押し上げられ、前縁部2a11に乗り上げることができる。なお、突起部121aは、突起受入部3の底部3bを通過するようになっている。
As described above, the
このような第2実施形態のHDDユニット12がPC1の収納部に取り付けられる様子につき、図16(A)〜(C)を参照しつつ説明する。まず、図16(A)に示すように、HDDユニット12を収納部2a内へ押し込む。この時、突起部121aは、バネ部材121bに付勢されてキーシリンダ120の本体部121から飛び出した状態となっている。本体部121から飛び出した状態の突起部121aのテーパ面121a1が前縁部2a11に当接した状態でHDDユニット12が収納部2aの奥側に押し込められると、突起部121aは上方に退避する。退避した突起部121は、図16(B)に示すように、そのまま前縁部2a11に乗り上げる。そして、図16(C)に示すように突起部121aの先端部が係合溝4に到達すると、バネ部材121bに付勢された突起部121aは、係合溝4内へ向かって飛び出し、ロック状態となる。なお、ロック状態を解除するときの操作は、第1実施形態の場合と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
The manner in which the
このように、第2実施形態によれば、キー本体30を用いることなく、HDDユニット12を押し込む動作だけで、HDDユニット12をPC1に取り付け、ロック状態とすることができる。
As described above, according to the second embodiment, the
(第3実施形態)
つぎに、図17乃至図20を参照しつつ、第3実施形態について説明する。図17は第3実施形態のPC1が備えるキーシリンダ220の斜視図である。図18(A)〜(F)は第2実施形態のPC1が備えるキーシリンダ220の6面図である。図19(A)〜(D)は第3実施形態のHDDユニット12をPC1に装着する様子を示す説明図である。第3実施形態は、第1実施形態と以下の点で異なる。すなわち、第3実施形態は、第1実施形態のキーシリンダ20に代えて、キーシリンダ220を備える。他の構成要素は、第1実施形態と異なるところがないので、共通する構成要素については、図面中、共通の参照番号を付して、その詳細な説明は省略する。
(Third embodiment)
Next, a third embodiment will be described with reference to FIGS. 17 to 20. FIG. 17 is a perspective view of the
図17、図18(A)〜(F)を参照すると、キーシリンダ220は、軸部222に軸部材AXによって揺動可能に取り付けられた揺動部221を備える。揺動部221の下端には、突起部221aが設けられている。突起部221aには、テーパ面221a1が形成されている。突起部221aが形成された揺動部221は、HDDユニット12を収納部2aの奥側に向かって押し込む動作に伴って、軸部材AXを支点として揺動する。突起部221aが鉛直方向下向きに位置することにより係合溝4に係合してロック実施状態となることができる。また、突起部221aは、揺動部221が軸部材AXを支点として跳ね上げられることにより、係合溝4の手前側に位置する前縁部2a11を乗り越えることができる。このように、第3実施形態では、HDDユニット12をPC1に取り付け、ロック状態とするときに、キー本体30は不要である。すなわち、HDDユニット12を押し込むだけで、HDDユニット12をロック状態とすることができる。
Referring to FIGS. 17 and 18A to 18F, the
一方、HDDユニット12のロック状態を解除するときは、第1実施形態と同様にキー本体30を用いてキーシリンダ220を回転させる。キーシリンダ220は、軸部222を仕切り板110bに係合することにより、シリンダ収納部110に取り付けられる。キーシリンダ220は、揺動部221に差込部223を備えている。差込部223には、キー本体30が備える頭部32が差し込まれる差込溝223aが形成されている。差込溝223aに頭部32を差し込み、キーシリンダ220を回転させることにより突起部221aを係合溝4に沿って移動させ、HDDユニット12を収納部2aの手前側に向かって移動させつつ、ロック実施状態を解除する。このように、ロック状態を解除するためには、キー本体30が必要であるので、第1実施形態と同様に盗難防止効果を有する。
On the other hand, when releasing the locked state of the
このような第3実施形態のHDDユニット12がPC1の収納部に取り付けられる様子につき、図19(A)〜(D)を参照しつつ説明する。まず、図19(A)に示すように、HDDユニット12を収納部2a内へ押し込む。この押し込み動作の初期において、揺動部221には、何らの力も作用しておらず、突起部221aは鉛直方向下向きに延び状態となっている。そして、図19(B)に示すようにHDDユニット12をさらに収納部2aの奥側に押し込むと、突起部221aが前縁部2a11に当接する。これにより、揺動部221は、軸部材AXを支点として跳ね上げられる。揺動部221が跳ね上げられると、図19(C)に示すように突起部221aは、前縁部2a11を乗り越えることができる。そして、図19(D)に示すように、突起部221の先端部が係合溝4に到達すると、揺動部221が図19(D)中、反時計回りに回転し、元の位置に復帰する。これにより、突起部221が係合溝4と係合してロック状態となる。ロック状態を解除するときの操作は、第1実施形態の場合と同様であるので、その詳細な説明は省略する。なお、突起部221aは、突起受入部3の底部3bを通過するようになっている。
The manner in which the
このように、第3実施形態によれば、第2実施形態と同様に、キー本体30を用いることなく、HDDユニット12を押し込む動作だけで、HDDユニット12をPC1に取り付け、ロック状態とすることができる。
As described above, according to the third embodiment, similarly to the second embodiment, the
なお、上述の第3実施形態では、揺動部221は、その重心位置によって自然に元の位置に復帰するようになっているが、図20に示すバネ部材240を組み込んでもよい。バネ部材240は、突起部221aが前縁部2a11を乗り越えるときに圧縮状態となり、突起部221aの先端部が係合溝4に到達すると、圧縮状態が解放されて揺動部221を元の位置に復帰させる。
In the third embodiment described above, the swinging
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。 Although the preferred embodiment of the present invention has been described in detail above, the present invention is not limited to the specific embodiment, and various modifications, within the scope of the gist of the present invention described in the claims, It can be changed.
1 パーソナルコンピュータ(PC)
2 HDDベースユニット
2a 収納部
2a1 底板
2a11 前縁部
3 突起受入部
4 係合溝
5 押出部
12 HDDユニット
110 シリンダ収納部
110a フロントパネル
110a1 差込孔
110b 仕切り板
20、120、220 キーシリンダ
21a、121a、221a 突起部
30 キー本体
121a1 テーパ面
121b バネ部材
AX 支持軸材
1 Personal computer (PC)
2
Claims (6)
前記収納部に設けられ、前記収納部の手前側から奥側に向かって傾斜した領域が形成された係合溝を有する突起受入部と、
前記実装部品に設けられ、回転することにより前記係合溝に沿って移動し、回転する方向によって奥側に向かって移動させつつロック実施状態とし、又は、前記実装部品を前記収納部の手前側に向かって移動させつつロック実施状態を解除する突起部を有するキーシリンダと、
を備え、
前記係合溝は、前記ロック実施状態において前記突起部が収納される領域を備え、前記傾斜した領域は、前記収納部の奥側において前記突起部が収納される領域に対して屈曲した状態で連続している電子装置。 A mounting component that can be attached to and detached from the storage portion formed by opening the front side of the electronic device;
A protrusion receiving portion having an engaging groove provided in the storage portion and formed with a region inclined from the near side to the back side of the storage portion;
It is provided on the mounting component and moves along the engagement groove by rotating, and it is in a locked state while moving toward the back side depending on the direction of rotation, or the mounting component is placed on the near side of the storage unit. A key cylinder having a protrusion that releases the locked state while being moved toward
Equipped with a,
The engagement groove includes a region in which the protrusion is stored in the locked state, and the inclined region is bent with respect to a region in which the protrusion is stored on the back side of the storage portion. Continuous electronic device.
前記収納部に設けられ、前記収納部の手前側から奥側に向かって傾斜した係合溝を有する突起受入部と、
前記実装部品に設けられ、前記実装部品を前記収納部の奥側に向かって押し込む動作に伴って出没することにより前記係合溝に係合してロック実施状態とすると共に、回転することにより前記係合溝に沿って移動し、前記実装部品を前記収納部の手前側に向かって移動させつつ、ロック実施状態を解除する突起部を有するキーシリンダと、
を備える電子装置。 A mounting component that can be attached to and detached from the storage portion formed by opening the front side of the electronic device;
A protrusion receiving portion provided in the storage portion and having an engagement groove inclined from the near side to the back side of the storage portion;
It is provided in the mounting component, engages and engages with the engagement groove by moving in and out with the operation of pushing the mounting component toward the back side of the storage portion, and rotates to A key cylinder that has a projection that moves along an engagement groove and releases the locked state while moving the mounting component toward the front side of the storage unit;
An electronic device comprising:
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